前回、読者500人の方に、あなたの出身地で流れているローカルCMを教えてください、とアンケートをとったところ、たくさんのCMを紹介いただきました。(東日本編はこちら)今回は陽気な西日本のCMを紹介したいと思います!!※登場する都道府県は、CMを行うメーカーの本社や本部がある場所で、周辺各県でも放送されている場合があります。【中京・東海編】■美宝堂(愛知)が気になる方は検索して動画を探してね)中京三県在住の人間では知らない者は居ない、という美宝堂のCM。企業のオフィシャルサイトもなんだかすごいことになっております。■愛知小型エレベーター(愛知)が気になる方は検索して動画を探してね)妙に印象に残る愛知小型エレベーターのCM。不思議なキャラクター(に仮装した中年男性数人)が室内エレベーターに乗るというCM。面白いのでぜひ全国展開していただきたいです。(気になる方は検索してね)■コンコルド(静岡)「娯楽仮面コンケルド」という近所の公園を舞台に世の中に娯楽を広めるべく活動している謎のヒーローです。ヒーローものはやっぱり見ているだけでテンションがあがりますよね。ちなみに、わがコブスオンラインでも「通販戦隊コブレンジャー」という謎のヒーローが活躍中です。■セキスイハイム東海(静岡)セキスイハイム東海のCM。投稿者によるとさまざまなシリーズが存在するらしいですが、共通点はなぜだか必ず最後に神様が登場するらしいです。「神様オチ」って面白いですね。何というか、往年のドリフターズのコントみたいな安定感があります。■焼き肉一升びん(三重)が気になる方は検索して動画を探してね)なぜ焼肉屋のCMで設定が江戸時代なのか。なぜ殿様は急に俳句を詠み出したのか。なぜ家老役の人はずっこけたのか。なぜ焼肉で一升びんが関係あるのか。それらが全く説明されないままCMは終わります。地方CMとはこうあるべきというお手本のようです。【関西編】■タケモトピアノ(大阪府)が気になる方は検索して動画を探してね)猫とか謎の全身タイツを来たダンサーたちが俳優の財津一郎さんの横で踊りまくる、というよくよく考えれば意味不明なCM。タケモトピアノのテーマは関西人の心の中にずっしりと染み込まれています。関西では赤ちゃんにタケモトピアノのCMを聴かせると泣きやむという迷信もまことしやかに語られているとか。■オウミ住宅(滋賀県)上のリンク先からCMを確認できます!なぜか黒沢年雄さんが出演していることで有名なCM。パンチみつおさんという関西のローカルタレントと共演しております。いろんなバージョンがありますが、なぜ黒沢さんが滋賀の住宅会社のCMに?という疑問は関西人の胸に焼き付いております。■やぐら茶屋(大阪府)が気になる方は検索して動画を探してね)僕は関西出身ですが、なぜかこの「やぐら茶屋」のCMはずーっと何十年も変わらずに同じ内容で放送されていて、「はー、どんとこい!」という最後の決めゼリフとともに何年も僕の青春の隣にありました。なぜやぐら茶屋のCMは新しくならないのか。それは関西三大不思議の一つともささやかれております。(気になる方は検索してね)【中国・四国編】■万代書店松江店(島根県)が気になる方は検索して動画を探してね)よく分からないスキンヘッドの男性がお店の名前を連呼しながら踊り狂うというCM。ちなみに別バージョンで、江頭2:50さんが武富士のCMソングに合わせて踊っているバージョンもあります。何というか、放送というメディアを使った暴走だと思います。(もちろん良い意味の暴走です)■倉敷化工(岡山県)が気になる方は検索して動画を探してね)上半身裸の男性数人がさまざまな場所を走っているだけというアバンギャルドなCM。その後2009年に世界的な企業の「ナイキ」がアスリートが全裸で走るCMを放映しましたが、20年早いナイキだと言えなくもないかも。■徳川(広島)が気になる方は検索して動画を探してね)広島人なら必ず口ずさめるという広島のソウルミュージック。町中でCMソングを歌って、振り返った人が居たらきっとその人は広島出身です。■金ちゃんヌードル(徳島)が気になる方は検索して動画を探してね)徳島県にある徳島製粉が作っている商品ですが、実は西日本では知らない者は居ないといわれているカップラーメン。西日本とあって横山やすしさん、今いくよくるよさんといった関西系のタレントが数々出演されています。中でも実際の徳島製粉の社長が出てくるCMは秀逸です。(気になる方は検索してね)【九州・沖縄編】■ゆめタウン(福岡)が気になる方は検索して動画を探してね)「火曜日は食料品がやすかよー」(福岡弁で安いよ~)と連呼する主婦。次第に「やすかよ~」と「安火曜」のダジャレだと分かります。視聴者をほっこりさせるローカルCMですね。(気になる方は検索してね)■ブラックモンブラン(佐賀)が気になる方は検索して動画を探してね)佐賀県からは九州地区ではおなじみのアイスキャンディー「ブラックモンブラン」。九州版ガリガリ君といったところ。棒に当たりがあると特賞で1,000円がもらえるそうですが、CMで放送する賞金としてはすごく庶民的な価格で温かい気持ちになります。■天国社(福岡)上のリンク先からCMを確認できます!ラストを飾るのは福岡より葬祭をつかさどる天国社さんのCM。オフィシャルサイトの右の画面をクリックするとCMを見られます。葬儀屋さんで「天国社」というのも、残のないネーミングですてきですが、葬儀屋さんのCMに元気な老婦人がたくさん登場して“最年長はみっちゃん91歳”などと説明しながらバックに「まだまだ逝かない!」と叫んでいるところ。いろんな意味でまっすぐさが伝わってきます。まだまだ紹介したりないローカルCMの数々。これから地方に出張に行くときは、観光と一緒にテレビ視聴も欠かさず行いたいですね。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】旅行・出張の際は要チェック!地域限定コンビニおにぎりCMと一緒にチェックしたいのが地域限定のコンビニ商品ですそろそろ東京進出してほしい、地元の有名店は!?こちらは地元の有名店を取り上げております。出張の前に要チェック
2009年07月21日出張などで地方に行きますと、その地方でしかやっていないようなローカル番組やローカルCMなどが気になったりしませんか?かくいう僕も大阪出身(東京在住)なので大阪のローカルCMを見ると「ああ、地元に帰ってきたなー」と思うわけです。そんなある人にとっては郷愁を誘う、ある人にとっては新しいローカルCMたちを集めてみました。北から順番に行きます!!※登場する都道府県は、CMを行うメーカーの本社や本部がある場所で、周辺各県でも放送されている場合があります。【北海道編】■洞爺湖サンパレス(北海道)が気になる方は検索して動画を探してね)北海道民の郷愁を誘うCMだそうです。「♪なんてったって宇宙一~」というフレーズが印象的。何を持ってして宇宙一だと言っているのかは謎のままです。【東北編】■八木山ベニーランド(宮城県)が気になる方は検索して動画を探してね)宮城県から複数の投稿のほか、隣県からも投稿がありました。「♪デュテュンデュテュン」という謎の呪文から始まるCMフレーズが印象的な八木山ベニーランドのCM。何度も聞いているといい歌だと思えるから不思議です。東北地方のソウルミュージックだというご意見も。【関東編】■十万石饅頭(埼玉県)が気になる方は検索して動画を探してね)埼玉県出身者の実に17人が推した地元のCMがこれ。いい声で語りかける「うまいうますぎる」の声が妙に印象に残ります。何度も再生してしまいました。■石丸電気(東京都)が気になる方は検索して動画を探してね)「でっかいわ!」と何度もシャウトするCM、もはやローカル枠と呼べないかもしれませんが、一応東京代表のローカルCMということで。電気屋のCMにはほかにも印象的なCMソングが数々ありますよね。■レモンガス(神奈川県)が気になる方は検索して動画を探してね)小さな女の子がラップ口調でラップを披露するレモンガスのCM。僕もこのCM大好きでした。ちなみにこの女の子はローカルCM業界では売れっ子で、アクアクララのCMにも出ております。■君津住宅(千葉県)上のリンク先からCMを確認できます!千葉ローカルのCM。千葉ロッテマリーンズやJEFユナイテッド市川の選手を起用したCMが話題です。特におすすめなのが『2008年の叙情編』。「私たち君津住宅はお客さまとバッテリーのような関係でいたい」とうまいのかうまくないのかよく分からないたとえのナレーションが入りますが、住宅への愛はびしびし伝わってくる内容です。【北陸・信越編】■高野不動産(新潟県)上のリンク先からCMを確認できます!二匹のアヒルがミニ漫才を繰り広げる高野不動産のCM。新潟弁なので何を言っているのか地元民じゃないとちょっと分からないところはありますが、すごく味が出ています。ほかにも新潟には『長命堂飴舗』、『角上魚類』などさまざまなローカルCMの話題が寄せられました。■高州園(石川県)が気になる方は検索して動画を探してね)石川県は能登半島、輪島にある『高州園』のCM。ブラウン管から水や魚があふれて部屋が水浸しになる、というアイデア抜群の全国区でも話題になりそうな面白いCMが放送されておりました。面白いCMを作るのは予算の問題じゃないんだ、と思わせてくれます。オフィシャルサイトの落ち着きっぷりとCMの元気な感じのギャップもまたすごい。■信州ポーク(長野)が気になる方は検索して動画を探してね)なんだかかっこいいダンスミュージックに乗せて豚のキャラクターが信州ポークを宣伝するCM。長野県民の間では知らない者はいないのだとか。歌の完成度がすごく高いです。字数に限りがあるのですべてを紹介しきれないのが残念ですが、さまざまなローカルCMを見つけました。一気に見ていくと面白いですね。この次の記事はローカルCM西日本編でお楽しみください!(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】「ねるねるねるねは、へっへっへ…」CMの魔女が行方不明「ねるねるねるね」のCMをしっている人はover25!ご当地CM(CHAKUWIKI)ローカルな話題を提供するCAKUWIKI。見てると仕事中なのを忘れそうになりますよ
2009年07月17日