パテント・リザルトは11日、「全業種特許資産規模ランキング」の結果を発表した。対象は2014年4月1日~2015年3月までに登録された特許。○「三菱電機」がトップに同社によると「特許資産規模」は、各出願人が保有する特許(特許庁に登録、失効・権利放棄のない特許)を「特許資産」とし、総合力を判断するための指標だという。同調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いて評価を行い、企業ごとの総合得点を集計している。「特許資産規模ランキング」の結果、1位は「三菱電機」(特許資産規模14万5,340.5pt、特許件数4,025件)となり、昨年2位からランクアップした。次いで、2位は「トヨタ自動車」(特許資産規模11万9,687.9pt、特許件数4,024件)、3位は「パナソニック」(特許資産規模11万9,005.8pt、特許件数3,079件)。以降、4位は「キヤノン」(特許資産規模10万6066.1pt、特許件数4,113件)、5位は「東芝」(特許資産規模10万356.3pt、特許件数3,222件)と続いた。それぞれの特許分野をみると、1位の「三菱電機」では、「空調制御装置」、「加熱調理器」、「インバータ装置」、「ナビゲーション」。2位の「トヨタ自動車」は、「ハイブリッド・電気自動車」「運転支援システム」。3位「パナソニック」は、「LED照明」「充電システム」「過熱調理器」などの分野で注目度の高い特許が多く見られた。
2015年11月12日三菱鉛筆は11月9日、アディダス ジャパンの監修の下で「アディダス」ステーショナリーを2015年11月に発売すると発表した。シリーズのうち、シャープペンシルの「アディダス クルトガ」を数量限定で11月13日に先行発売し、鉛筆やペンケース、ノート、下敷きなどの学童文具全68アイテムを11月26日に発売する。同社は、知名度・人気が高いというアディダスのブランドを冠したステーショナリーを展開することで、児童から中高生を中心とした若年層への商品訴求を目指しているという。一方アディダスは、スポーツおよびスポーツ用品事業における長期的なブランディング活動の一環として、日常的に使用する文房具を通じ、主なターゲットとなる児童や中高生に向けて、さらなるブランド・イメージの浸透を目指しているとのこと。両社はターゲット層において一致し、三菱鉛筆の製品力とアディダスのブランド力を強みとして、アディダス・ステーショナリーの展開を決定したとしている。
2015年11月10日三菱東京UFJ銀行(以下BTMU)と三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下MURC)は2日、CEO人材育成プログラム「M-EIR(MUFG Entrepreneurship in Residence)」を開設し、募集を開始した。○グローバルな次世代産業をリードする人材を支援することを目的としたプログラム「M-EIR」は、国内の先端技術シーズをもとに、グローバルな次世代産業をリードする人材を支援することを目的としたプログラム。選考された人材は、MURCで2年間有期雇用し、BTMU・MURCでのベンチャー支援業務への従事などを通じて、CEOに必要な経験や、先端の技術シーズ、グローバルマーケティングの知見をより深めてもらうという。また、Draper Venture Network(※1)が運営する起業家養成機関「Draper University(※2)(シリコンバレー)」にも派遣し、世界中の起業を志向する人々とともに、グローバルな起業家として必要な精神を養い、ネットワークを広げてもらうとしている。(※1)米国大手ベンチャーキャピタルDFJ の創業者Tim Draperが設立した、世界各国に跨がるベンチャーキャピタルネットワーク。Skype、Hotmail、Baidu、Tesla Motorsなど、数々の投資実績を誇る。(※2)本拠地の米国に加え、世界50ヵ国以上から企業を志向する人材が集まる起業家養成機関。現在、卒業者は約300名にまで達しており、約200社のベンチャー企業を輩出。○主な募集内容雇用期間:2年間募集人数:最大3名応募資格:大卒以上。前提条件(1) 以下のうち、原則、2つ以上を充足することが必要「理系修士」「テクノロジー分野での破壊的起業アイデアの保有」「起業経験」。前提条件(2) Draper University への合格BTMUでは2月、中長期的な次世代基幹産業支援を目的に「産業デザインオフィス」を立ち上げたという。同オフィスでは、日本の基幹産業となることが期待されるロボティクスやバイオテクノロジーなどの分野を主なターゲットに、技術系ベンチャーキャピタルなどへのファンド出資や、本邦金融機関最大級のネットワークを活かした金融・事業両面での各種支援を展開してきたとしている。それらの活動を通じ、日本はグローバル産業化が期待できる技術シーズは相応にある一方、CEO人材が不足しているといった点を本邦の課題と捉え、MURCとともにM-EIRの開設にいたったという。三菱東京UFJ銀行によると「このたび募集するのは、20代前半から30代前半の人材を想定している。三菱UFJフィナンシャル・グループでは、今後もさまざまな支援を通じて、新産業に挑戦する企業の成長促進、日本経済の活性化に努めていく」としている。
2015年11月04日大平技研は10月27日、プラネタリウム「MEGASTAR」シリーズの新たな機種を開発し、初号機を三菱自動車工業の名古屋製作所岡崎工場にある工場見学施設に納入したと発表した。今回納入された施設は、同社が同工場の生産能力を拡大させたのに伴いリニューアルされたもので、新型MEGASTARは、直径6mの遊牧民の移動式住居であるゲルを模したドーム内に小型プラネタリウム投影機とデジタル投影システムが設置された。上映作品も大平技研が新規に制作を行い、100万個以上の恒星による星空と、岡崎で見上げる四季の風景が再現されたものとなっている。なお大平技研では、今回納入を行った新型プラネタリウムについての詳細は、改めて紹介を行う場を設ける予定としている。
2015年10月28日三菱自動車は21日、「三菱自動車 電動車両サポート」会員専用の充電スポット検索用スマートフォンアプリを改良し、充電スポットの満空情報の提供を同日より開始するとともに、ガイドブック型ロードマップ「三菱自動車 電動車両サポート おでかけBOOK 2015-2016」を発行すると発表した。今回のスマートフォンアプリの改良により、充電スポットが「利用中」/「休止中」の情報(満空情報)をリアルタイムに確認することが可能となり、事前に空き状況を確認した上で充電スポットを選ぶなど、充電待ちの回避に役立つようになった。充電スポット検索後は、「アウトランダーPHEV」標準装備カーナビゲーション「MMCS」の目的地設定をスマートフォンから行うことも可能となる。同スマートフォンアプリは、「三菱自動車 電動車両サポート」会員であれば無料で利用可能。あわせて、全国4,000件以上の充電スポット情報を掲載した全国道路地図、急速充電器のあるサービスエリア・パーキングエリアが一目で分かる高速道路案内図、充電スポットを活用しながらのドライブコース紹介など、電動車両ライフを充実させるための各種情報を収録したガイドブック型ロードマップ「三菱自動車 電動車両サポート おでかけBOOK 2015-2016」を発行し、同日より会員に向け発送を開始した。「三菱自動車 電動車両サポート」は、電気自動車「MiEV(ミーブ)」シリーズとプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」のオーナーに向けた、充電サービスをはじめとする各種サービスをパッケージにしたサポートプログラム。2015年4月1日に本格サービスを開始し、現在までに1万2,000人以上が入会している。
2015年10月21日三菱電機は20日、高音質カーナビ「DIATONE SOUND. NAVI」シリーズの新製品発売を記念し、「Wチャンスプレゼントキャンペーン」を開始した。抽選で116名に、4K対応レーザーテレビなどをプレゼントする。キャンペーン実施期間は1月5日まで。キャンペーンには、専用Webサイトでクイズに回答し、必要事項を入力することで応募できる。賞品は、三菱電機の4K対応レーザー液晶テレビ「REAL4K LCD-58LS1」(1名)、Nikonのミラーレスカメラ「Nikon 1 J5」標準パワーズームレンズキット(5名)、10,000円相当のプレゼントを選べるギフトカタログ(10名)、オリジナルQUOカード1,000円分(100名)。また、DIATONE SOUND. NAVI「NR-MZ100PREMI」もしくは「NR-MZ100」の購入者全員に、16GBのオリジナルUSBメモリを贈呈する。対象購入期間は10月20日から12月31日まで。応募方法の詳細は、三菱電機のキャンペーン専用Webサイトを参照いただきたい。
2015年10月21日日産自動車、三菱自動車工業、並びに両社の合弁会社であるNMKVは、このたび、現行軽自動車の次期型モデルについても、これまでと同様に三社共同でプロジェクトを進めていくことに合意したと発表した。近く、三社間でMOU(覚書)を締結する予定。今後更に競争力ある商品を開発していくため、三社は、最適なリソース配分・役割分担を構築していくとのこと。具体的には、設計開発、実験など実際の開発業務については、今後、日産自動車もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、従来担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新たに設ける。生産については、引き続き、三菱自動車の水島製作所で行う予定となっている。日産自動車、三菱自動車両社の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立し、2013年6月には「デイズ」「eKワゴン」、2014年2月には 「デイズルークス」「eKスペース」を市場に送り出してきた。両ブランドを合わせた販売台数は9月末までに累計50万台を達成するなど、非常に順調な道のりを歩んでいる。そして今回の基本合意を経て、協業事業は新たなステップに入るとしている。この協業プロジェクトでは、軽自動車EVの企画開発にも取り組んでおり、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については然るべきタイミングで公表する予定。
2015年10月16日三菱電機はこのほど、安全で快適な車社会を実現する次世代の運転支援技術を搭載したコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)」を開発し、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)に出展すると発表した。同社は、前回の2013年東京モーターショーで「クルマが人に調和する」をコンセプトに開発した運転支援系コンセプトカー「EMIRAI 2 xDAS」を公開。今回は、「Feelings come true(想いを叶える)」のテーマのもと、新開発のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)技術・ドライバーセンシング技術・テレマティクス技術・灯火制御技術などさらに進化した運転支援機能を集約した次世代の運転支援系コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」を開発した。EMIRAI3 xDASは、速度メーター部およびセンターディスプレイ部に、複数の液晶パネルを貼り合わせた新開発の「マルチボンディングディスプレイ」搭載し、高い視認性・操作性を実現。手元を見ない操作と重ね書き可能な手書き入力で操作中の視線移動を低減した「視線移動低減HMI」が安全運転に寄与している。10m以上離れた位置を立体的に表示できる新開発の「3D-HUD(スリーディーヘッドアップディスプレイ)」により、運転の快適性や安全性も向上した。ドライバーセンシング技術では、車内カメラや非接触の心拍検出装置によってドライバーの運転状況を把握するほか、ドライバーの挙動から要望を予測して安全運転支援や先読み支援を実現。また、クラウドを活用するアプリケーション搭載によって、収集データを利用し運転の状態に合わせた先読み提案、ヒヤリハット地点の収集・情報共有、クルマの中から家電の電源オン・オフが可能となっている。灯火制御技術を用いた路面ライティングが、他車・歩行者に運転意図を通知することで事故防止に寄与する機能も搭載する。
2015年10月14日三菱地所は10月13日、同社が千代田区大手町で開発を進めている大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業のうち、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」(2016年4月竣工予定)に入居するフィットネス施設の運営概要を発表した。運営事業者は大泉スイミングスクールで、施設名称は「SPA OTEMACHIfitness club」。同施設では、開発計画地内で掘削し、湧き出した「大手町温泉」を施設内の大浴場で利用する。定期会員や法人会員に加え、丸の内エリアの就業者や来街者の方のビジター利用も可能で、2016年5月に開業予定。同社は、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ北側で深度約1500メートルの掘削を実施。2014年6月6日に湯をくみ上げサンプルを採取する「揚湯試験」を実施のうえ、中央温泉研究所で温泉分析を行った結果、温泉と認定された。「大手町温泉」は「療養泉」に分類され、泉質は「含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・温泉)」となる。
2015年10月13日三菱自動車はこのほど、現在岡崎工場で生産している新型「アウトランダー」の一部を、11月より、同社子会社であるパジェロ製造で補完生産することが決定したと発表した。今回の補完生産は、岡崎工場で生産している新型「アウトランダー」及び「アウトランダーPHEV」が、今後の仕向け地拡大に伴い台数増加することに加え、11月末で生産を終了する米国工場から、「アウトランダー・スポーツ(日本名 RVR)」も移管されることから、岡崎工場の生産能力をオーバーする見込みとなったことに対応するもの。パジェロ製造は現在、「パジェロ」「デリカD:5」の生産を行っている三菱自動車工業の子会社で、本社所在地は岐阜県加茂郡坂祝町、従業員数は約930名。新型「アウトランダー」は、フロントデザインを一新したほか、パワートレイン、ボディ、シャシーなどを大幅改良することで、静粛性、加速性、操縦安定性、乗り心地、燃費などの向上を図って、6月に販売が開始されたSUVだ。
2015年09月14日三菱UFJニコスは10日、サンリオの人気キャラクター「ぐでたま」を券面デザインにしたクレジットカード「VIASOカード(ぐでたま デザイン)」の会員募集を開始した。初年度5,000人の会員獲得を目指す。○人気の脱力キャラがカードに!「ぐでたま」は、卵をモチーフに「ぐでっ」と脱力した雰囲気、癒し系の佇まいが人気のキャラクター。2013年の誕生以来、20~30代の女性を中心に幅広い層から支持を獲得し、民放テレビの早朝の情報番組内ではショートアニメにも採用され、関連本も出版されている。また、キャラクター人気投票企画「2015年サンリオキャラクター大賞」では4位にランクインしている。新カードの券面は、小銭で満たされた卵の殻の中で所狭しと脱力する「ぐでたま」が、カードを片手に「小銭は持たない主義」とつぶやくイラストを採用。新規入会特典として、オリジナルデザインを含むステッカーを用意する。カードブランドはMasterCardのみ。年会費は無料(家族会員も無料)。「VIASOカード」は、専用のネット通販ポータルサイト(約420店が出店)経由での支払いで、ポイント還元が最大で10%上乗せになるほか、所定の携帯電話やPHSの通信・通話料金、プロバイダー料金等の支払いでポイントが2倍になる独自のポイント制度が特長。貯まったポイントでキャッシュバックを受けられる点が好評という。
2015年09月11日三菱自動車は3日、軽商用車「ミニキャブ トラック」の燃費や快適性を向上させるなどの一部改良を施して発売した。燃費の向上では、エンジン制御の変更によって5MT車の燃費(JC08モード燃料消費率)を1.2km/L向上させ、2WD車は19.8km/L、4WD車は19.6km/Lとした。また、3AT車は同じく0.4km/L向上させ、2WD車は17.2km/L、4WD車は17.0km/Lとしている。快適性の向上も行われ、運転席と助手席のシート座面を大型化することで座り心地を向上させたほか、全車にエアコンフィルターの追加し、「G」グレードにはシート下の板金部分を覆うシートライザーカーペットを新たに採用した。機能装備では、荷台のサイド左右1カ所ずつに荷台平シート用フックを採用したほか、リヤゲート中央部にゲートフックを追加して作業性・積載性を向上させている。ルーフパネルに防錆鋼板を新たに採用してボディ表面積の100%を防錆鋼板としたことで、防錆性能も強化した。ミニキャブ トラックの価格は、81万2,160円~121万680円(いずれも税込)。
2015年09月03日三菱自動車は31日、ドイツ・フランクフルト市で9月15日~27日(一般公開は17日から)の期間に開催される『第66回IAA 2015(通称 : フランクフルトモーターショー)』に、9月より欧州で販売予定の新型『アウトランダーPHEV』を欧州初披露するほか、『アウトランダーPHEV』の「バハ・ポルタレグレ500」参戦車やその他市販車を含め、合計15台(プレスデー13台)を出品すると発表した。新型アウトランダーPHEVは、同社の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」のもとにフロントデザインを一新したほか、インテリアの質感向上や、ボディ・シャシー・パワートレインなどの改良によって、静粛性・加速性・操縦安定性・乗り心地・環境性能の大幅なレベルアップも図っている。前後に独立したツインモーターと、ガソリン消費やCO2排出がゼロになるEV走行を可能とする大容量バッテリーを床下に配置した、先進の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載。ツインモーターによる滑らかな加速、EV走行による優れた経済性や静粛性の高さなど、これまでのSUVにはない優れた特長を併せ持つ。また、停まっていても価値のある車の新しい使い方として、住宅へ電力を供給する機能を有している。また、同モーターショーでは、新型アウトランダーPHEVから住宅への電力供給をイメージした展示を行うほか、8月から欧州仕様の「パジェロ」に搭載している「Android Auto」「Apple CarPlay」に対応したスマートフォン連携ディスプレイオーディオを展示する。
2015年08月31日三菱地所・サイモンは8月25日、「あみプレミアム・アウトレット(茨城県稲敷郡阿見町)」において、ユーティックスと共同で「iBeacon」活用したクーポンサービスを9月1日より開始すると発表した。同社によると、この取り組みはアウトレットモールでは初とのこと。クーポンサービスでは、プレミアム・アウトレットのスマートフォンアプリを利用しているメルマガ会員の顧客が、「iBeacon」を設置したあみプレミアム・アウトレット内のショップに入店すると、直接スマートフォンに、レジに提示すると割引などの特典が受けられるWebクーポンを表示させる。プレミアム・アウトレットでは、セールや商品情報、フロアマップなどがシームレスに確認できるスマートフォンアプリ「プレミアム・アウトレット ショッピングナビ」を提供しており、60万ダウンロードを超えている。将来的にはサービス利用状況の分析・加工を行い、販売促進サービスを拡充していくとしている。
2015年08月27日三菱重工冷熱は8月25日、加湿器「roomisut(ルーミスト)」の2015年モデルを発表した。ラインナップは、ハイブリッド式が3モデル、スチームファン蒸発式が3モデル。9月1日から順次発売する。希望小売価格(税別)はハイブリッド式が30,000円~40,000円、スチームファン蒸発式が19,000円~60,000円だ。ハイブリッド加湿式は、水を含んだフィルターにファンで風を送って加湿する「気化式」と、ヒーターからの温風を当てて加湿する「加熱気化式」を組み合わせた方式。部屋の湿度に合わせて運転方法を自動で切り替え、電力消費を抑える。ヒーターをオフにしたエコ運転も可能だ。また、同社製のルームエアコン「SRK-SS」シリーズとの連動機能を搭載した。エアコンのセンサーで湿度を検知して、加湿器の運転をコントロールできる。スチームファン蒸発式は、水受け皿の上に蒸発布を配置して、蒸発布が吸い上げた水だけを加熱して蒸発させる方式、転倒時の安全性が高く、運転開始からスチーム発生までの立ち上がり時間が短いのが特徴だ。
2015年08月25日三菱自動車は20日、先行予約の受付を4月10日より開始していた特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が限定台数1,000台を完売し、同日より納車を開始したと発表した。納車は、全国の系列販売会社を通じて開始し、2016年3月までに順次納車する予定。本モデルをもって「ランサーエボリューション」は生産終了となる。ランサーエボリューション ファイナルエディションは、高性能4WDセダン「ランサーエボリューションX」の特別仕様車であり、1992年10月の初代「ランサーエボリューション」誕生から約23年にわたる歴史の最後を飾るモデル。「ランサーエボリューションX GSR」の5MT車をベースとして、精悍さをいっそう引き立てながらプレミアム感を高めた内外観としている。また、エンジンの改良により最高出力・最大トルクを向上させ、歴代のランサーエボリューション最高の動力性能を実現。中高速域で伸びのある出力特性とするとともに、この動力性能を余すことなく路面に伝える高性能仕様のサスペンション、ブレーキ、タイヤを採用することにより、誰もが気持ちよく安心して高い次元の走りを楽しめる、シリーズ集大成モデルにふさわしい特別仕様車として仕上げている。
2015年08月20日三菱東京UFJ銀行は9日、銀行になりすました「パスワード等の入力を促す偽Eメール」や「コンピュータウィルス」などによる、インターネットバンキングを悪用した不正送金事件が断続的に発生していることから、更なるセキュリティ強化策として、三菱東京UFJダイレクトのサービス内容を改定した。○ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用が必須8月9日以降、新たに三菱東京UFJダイレクトを契約した顧客は、振込などの取引でワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用が必須。ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)を利用しない場合、振込などの資金移動の取引は利用できない。また、ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)を利用中で同日以降にワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用を解除した顧客も振込などの資金移動の取引は利用できない(確認番号表(乱数表)で取引することはできない)。ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)が必要となる取引インターネットバンキング:振込、外国送金、税金・各種料金払込(Pay-easy:ペイジー)、振込等の利用限度額の変更、ネット決済サービス(eペイメント、ネット振込(EDI))、Suicaチャージ(スマートフォンのみ)○スマートフォンアプリの統合について8月8日をもって、「ワンタイムパスワードアプリ」は各種アプリストアへの提供、および利用登録の新規受付を終了。すでに「ワンタイムパスワードアプリ」の利用登録が完了している顧客は引き続き利用できるが、その後、機種変更などを行った場合、「三菱東京UFJ銀行」アプリで再度利用登録を行ってほしいとしている。「三菱東京UFJ銀行」アプリからの振込アプリからの振込ではワンタイムパスワードの入力が不要になった。PC、スマートフォンブラウザからの振込「三菱東京UFJ銀行」アプリでワンタイムパスワードを表示できるようになった。○ワンタイムパスワード設定用番号の自動音声案内の提供開始について8月9日以降、ワンタイムパスワードの利用登録に必要な「設定用番号」の案内方法を、電話による自動音声案内に変更した。今後は設定用ハガキの到着を待つことなく、ワンタイムパスワードの利用登録ができる。顧客にとって、より見やすく使いやすいインターネットバンキング、スマートフォンアプリとなるよう引き続き改善を行っていくとしている。
2015年08月11日三菱電機は8月6日、キャニスター型サイクロン掃除機「風神」の新モデルとして「TC-ZXE30P」を発表した。排気を利用してゴミを吹き飛ばすエアブロー機能を持つ。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後だ。TC-ZXE30Pは、本体上部の吸込口から、ゴミを直接サイクロンボックスに吸い込む新構造を採用したキャニスター型サイクロン掃除機。本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路を短縮したことで、本体がよりコンパクトになった。また、新アルミフレームモーターを採用したことによって、本体重量約2.9kgと、従来モデルの「TC-ZXD30P」に比べて約21%の軽量化を実現している。排気にもこだわっており、本体内部にHEPAフィルターとULPAフィルターを搭載。0.3μm以上の微細なゴミを99.999%捕らえる。また、ゴミをためる集じん部とゴミを遠心分離するサイクロン部を別にした独自構造によって、たまったゴミが風の旋回でかく拌・粉砕されるのを抑制し、排気のニオイを低減。従来モデルと比較して、約66%低減できたという。排気のきれいさを活かした「エアブロー機能」を新たに搭載。本体背面に専用のエアブローノズルを装着し、強い勢いの排気を吹き出すことで、玄関に入ってしまった砂や落ち葉、サッシレールに入り込んだ砂などを吹き飛ばす。回転ブラシを引き抜くだけで、絡みついた髪の毛などを除去できる「毛がらみ除去機能」や、メインとサブの2つのグリップを採用した「フィジ軽グリップ」、スマートフォンと連動して消費カロリーなどを確認できる「カロナビ」などの機能を引き続き備える。サイズはW223×D333×H270mm、重量は2.9kg、総重量は4.5kg。ダストカップ容量は0.7L。吸込仕事率は200W~約120W。2WAYロングノズル、ふとんブラシ、エアブローノズル、お手入れブラシが付属する。カラーはシャインホワイト、カッパーオレンジ。三菱電機は同日、エアブロー機能を省略した「TC-ZXE20P」も発表した。発売は9月1日。推定市場価格は税別60,000円前後だ。カラーはビオラレッド。
2015年08月06日三菱航空機は8月3日、米国ワシントン州シアトル市に子会社である米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設し、本格的に業務を開始したと発表した。世界的な航空機産業の一大集積地であるシアトルに開発拠点を設けることで、航空機開発におけるエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速するとしている。同日、SECの開所式典が行われ、式典には、ワシントン州のジェイ・インスリー知事、在シアトル日本国総領事館の大村昌弘総領事、パートナーである米AeroTECのリー・ヒューマン社長、三菱航空機から森本浩通社長、SECから本田健一郎所長などが出席したという。SECでは、米AeroTEC社との協働の下、適合性証明活動の加速、来年第2四半期から実施予定の同ワシントン州モーゼスレイク市に所在するグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験の支援に取り組む。また、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名のメンバーで運営していく。
2015年08月04日三菱自動車はこのほど、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)のラムチャバン工場で生産しているミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、8月1日に同国にて世界初披露したと発表した。今秋からタイで販売を開始し、その後、豪州、アセアン、中東、アフリカ、中南米、ロシアなどに順次展開を拡大し、先代モデルと同様に約90カ国での販売が計画されている。新型パジェロスポーツは、「パジェロ」ブランドを継承した本格オフロードSUVでありながら、洗練された上質なデザイン、上質な走りと快適な居住空間、クラストップレベルの環境性能、先進の予防安全装備などを持ち合せた新世代のミッドサイズSUV。外観は歴代パジェロで培ったデザインを継承・進化させた新しいフロントフェイスデザインコンセプト「ダイナミック・シールド」を採用し、従来のクロスカントリー系SUVと一線を画す、スポーティさとダイナミックさを併せ持つ上質でスタイリッシュなデザインとした。内装は上級SUVに相応しいハイコンソールプロポーションを採用し、ダイナミックなシルバー加飾や立体的な造形のシートなどにより高級感を演出している。サスペンションの見直しやボディマウントの改良により、操縦安定性、乗り心地、静粛性を同時に向上させるとともに、新ディーゼルエンジンの採用やボディの遮音性能強化によって静粛性も高めた。エンジンは、2.4L MIVECディーゼルターボエンジンを新たに採用し、パジェロスポーツ用に新開発された8速AT(三菱車初)と組み合わせることで、先代モデルに対して燃費を約17%向上。また、衝突安全強化ボディRISEと合計7つのSRSエアバッグによる優れたパッシブセーフティに加え、衝突被害軽減ブレーキシステム、後側方死角警報システム(三菱車初)、誤発進抑制制御システムなど先進の予防安全装備のほか、電動パーキングブレーキ(三菱車初)、マルチアラウンドモニター、前席左右の温度調整オートエアコンなど、従来の枠を超えた先進装備を多数採用している。4WDシステムは三菱自動車独自の「スーパーセレクト4WD-II」を搭載し、路面状況に応じて走破性と安定性を高めるオフロードモード制御(三菱車初)やヒルディセントコントロール(三菱車初)を採用。さらに渡渉性能の向上により、パジェロブランドならではの悪路や冠水路の走破性を実現した。
2015年08月03日三菱化学とパイオニアは7月30日、ブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールを開発し、8月1日よりサンプル出荷を開始すると発表した。ブルーライトは波長380~495nmの光で、可視光線の中で最もエネルギーが強く、ほぼ減衰すること無く網膜に達するため、目の疲れなどの原因になる。また、就寝前に大量のブルーライトを浴びる睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下すると考えられている。近年、パソコンやスマートフォンなど、ブルーライト成分を多く含む光源を採用した機器の使用時間が増えていることから、長時間浴びることへの注意喚起がなされている。両社が開発したブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールは、有機ELパネルに青色素子を使用しておらず、光の中にごくわずかなブルーライト成分しか含んでいない。また、色温度1900K、ろうそく色タイプの同モジュールは、寝室などの照明や、医療現場での照明のほか、光による損傷が懸念される文化財や絵画などの保管用照明にも適しているとしている。
2015年07月30日三菱自動車は29日、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV VAN(ミニキャブ・ミーブ バン)」及び「MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)」を一部改良するとともに、電気自動車の普及促進のため、車両本体価格を値下げして販売を開始した。今回の一部改良では、普通充電に比べて充電時間が短い「急速充電機能」を、MINICAB-MiEV VAN及びMINICAB-MiEV TRUCKの全車に標準装備。高速道路のサービスエリア、コンビニ、道の駅、宿泊施設などへ急速充電器の設置が進んでいるため、同機能装備よって外出先での短時間充電が可能となる。また、電気自動車の普及促進のため、MINICAB-MiEV VANで最大約24万円、MINICAB-MiEV TRUCKで約12万円の車両本体価格を値下げを実施。これにより価格は、MINICAB-MiEV VANが179万9,280円~245万520円、MINICAB-MiEV TRUCKは158万2,200円(いずれも税込)とした。MINICAB-MiEV TRUCKに関しては、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限11万円)を適用することで、実質負担額が150万円を下回る購入しやすい価格となっている。
2015年07月29日三菱UFJニコスは22日、MasterCardグループのアクセスプリペイドジャパン(以下アクセスプリペイド)と提携し、海外でのショッピングやATMからの現地通貨の引き出しに使える海外専用プリペイドカード「トラベラーズカレンシーカード」の会員募集(カード発行はトラベレックスジャパン)を30日にスタートすると発表した。○予め入金通貨を選択しておけば現地で為替レート変動の心配なく利用できる「トラベラーズカレンシーカード」は、渡航前に入金(チャージ)しておけば世界210ヶ国以上のMasterCard加盟店での支払いやMasterCard対応ATMでの現地通貨の引き出しに利用でき、入金時の利便性と安心なサービスが特長だという。具体的には1枚のカードに最大7通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、日本円)の入金が可能で、予め入金通貨を選択しておけば、現地で為替レート変動の心配なく利用できるという。また渡航先での万一のカード盗難・紛失に備え、入会時に「スペアカード」も提供するとしている。なお、「トラベラーズカレンシーカード」はアクセスプリペイド社が入会受付業務及びサービス提供を担い、トラベレックスジャパンが資金移動業者としてプリペイドカード発行業務に当たるもので、三菱UFJニコスはクレジットカード会員などに向けた海外渡航関連サービスの一環として、ホームページなどで利用者を募るという。また、アクセスプリペイド社のトラベルプリペイドカード「キャッシュパスポート」の仕様やスペック(機能・特典など)を採用、券面は新デザインとしている。三菱UFJニコスは「トラベラーズカレンシーカード」デビューを記念し、7月30日から12月25日までに入会のうえ10,000円以上チャージ(入金)した人にもれなく、1,000円分のボーナスチャージをプレゼントするキャンペーンを実施する。なお、会員獲得は初年度5,000名を目指している。○「トラベラーズカレンシーカード」の概要国際ブランド:MasterCard年会費・発行手数料:無料諸手数料:入金時手数料は入金額の1%、帰国後の払い戻し手数料は500円(税別)発行対象年齢:年齢制限なし(本人確認あり)入金対応通貨:7通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、日本円)
2015年07月23日三菱自動車は16日、オールラウンドSUV「パジェロ」に、三菱車として初めて「オートマチックハイビーム」を採用するなどの一部改良を施して発売した。今回の一部改良では、ロングボディの「SUPER EXCEED」「EXCEED」グレードと、ショートボディの「VR-II」グレードに、ヘッドライトシステム「オートマチックハイビーム」を標準装備。同システムは、夜間走行時に周辺状況や先行車・対向車の有無によって、ハイビームからロービームへの切り替えやハイビームへの復帰を自動的に行い、自動切り替えによる利便性と夜間走行時の視認性を向上させ、安全性を高めている。エクステリアでは、上記3グレードのボディカラーに「ディープレッドマイカ」を新たに追加し、ロングボディで全7色(「GR」は3色)、ショートボディで全4色(「VR-I」は3色)の展開とした。また、ガソリン車ロングボディの「GR」グレードとショートボディの「VR-I」グレードのアルミホイールを7本スポークの17インチアルミホイールに変更し、より高級感のある外観としている。インテリアにおいては、インストルメントパネル素材にソフトな触感の新表皮素材を採用して質感を向上させた。なお、パジェロのクリーンディーゼル車は、エコカー減税及び自動車税のグリーン化特例の対象となり、自動車取得税や自動車重量税が免税となるほか、新規登録された翌年度の自動車税が概ね75%軽減される。また、CEV補助金の対象となり、制度を利用した場合は最大14万円の交付が受けられる。パジェロの価格は、292万6,800円~495万1,800円(いずれも税込)。
2015年07月16日三菱電機は7月14日、同社の冷凍冷蔵庫フラッグシップモデルとなる「WXシリーズ」を発表した。8月26日から順次発売する。価格はオープンで、推定市場価格は定格内容積が705Lの「MR-WX71Z」が430,000円前後、605Lの「MR-WX61Z」が380,000円前後、525Lの「MR-WX53Z」が340,000円前後、475Lの「MR-WX48Z」が330,000円前後(いずれも税別)。WXシリーズは、新たに「氷点下ストッカーD」機能を搭載した冷凍冷蔵庫。氷点下ストッカーDは、2014年度モデルに搭載された「氷点下ストッカー」をさらに進化させたもの。食品の内側と外側の温度差を抑えることで過冷却状態を作り出し、氷点下(-3℃~0℃)で食材を凍らせずに保存する氷点下ストッカー機能を継承しながら、このたび、細かく温度制御しながら、冷凍した食材を解凍する機能を追加した。温度を制御しながら低温で解凍することによって、解凍時のドリップの流出を抑制。食材のうまみを逃さず解凍できる。解凍してから約90分で、包丁で切れる硬さに解凍可能だ。断熱材にはさらに薄型化した「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用。これにより、設置幅や高さを抑えながらも、容量アップを実現した。MR-WX48Zは幅65cm×奥行き65cmに設置でき、コンパクトさと定格内容積475Lの大容量を両立したとする。瞬冷凍室では「切れちゃう瞬冷凍」を引き続き搭載。食品全体に一気に氷核を形成して均一に凍結する冷凍技術で、食品の細胞破壊を抑えるというものだ。野菜室は、3℃~4℃の低温を維持して乾燥を抑える「うるおう野菜」モードも継承している。また、三菱電機は同日、氷点下ストッカーDを搭載し、ドア材に鋼板を採用した「JXシリーズ」も発表した。推定市場価格は定格内容積605Lの「MR-JX61Z」が340,000円前後、525Lの「MR-JX53Z」が320,000円前後、475Lの「MR-JX48LZ」が300,000円前後(いずれも税別)。発売はWXシリーズのMR-WX71ZとMR-WX61Z、MR-WX53Zが8月26日、MR-WX48Zが8月30日、JXシリーズのMR-JX61ZとMR-JX53Zが9月15日、MR-JX48LZが9月30日となっている。カラーはWXシリーズがクリスタルホワイト、クリスタルロゼ、クリスタルブラウンの3色、JXシリーズがローズゴールドとロイヤルウッドの2色。
2015年07月14日三菱東京UFJ銀行の全額出資子会社である三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司は、このたび中国銀行業監督管理委員会より福州支店開設準備申請に対する認可を取得。今後、現地当局の諸手続きを経て、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司福州支店として開業すべく準備を行っていると発表した。○福州市には台湾系や香港系を初めとした外資系企業が数多く進出福州市は、中国東南部に位置する福建省の省都で、地理的に台湾や香港に近いことから、台湾系や香港系を初めとした外資系企業が数多く進出しているという。中国の国家戦略である「一帯一路」(中国が提唱している、「シルクロード経済ベルト(一帯)」と「21 世紀海上シルクロード(一路)」の構築を目指す新経済圏戦略。新興国中心にインフラ投資を行ないつつ、貿易・投資の自由化を促進)の重点地域に指定されている福建省には、4月には自由貿易試験区(貿易・金融の規制緩和等を試験的に実施しているパイロット区。6月現在、中国の上海、天津、 広東、福建に設置されている)が設置されており、福州市は、その省都として更なる発展が期待されているとしている。三菱東京UFJ銀行は、2007年7月に中国現地法人を開設して以来、中国各地に所在する顧客へのサービス強化を進めてきた。このたび認可を取得した福州支店の開設により、中国大陸内拠点網(香港地区を除く)は、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司の13支店、6出張所の19拠点体制となる予定だという。今後も邦銀最大というネットワークを活用し、これまで以上に顧客のニーズに応えていくとしている。○三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司の支店と出張所支 店:深圳、上海、大連、北京、天津、無錫、広州、成都、青島、武漢、 瀋陽、蘇州、福州(計13ヵ所)出張所:天津濱海、大連経済技術開発区、広州南沙、 上海虹橋、北京経済技術開発区、上海自貿試験区(計6ヵ所)
2015年07月13日三菱自動車工業と三菱商事は10日、フランス電力公社(以下 EDF)、EDFが出資する蓄電システム製造会社Forsee Power(以下 Forsee)、PSAプジョー・シトロエン(以下 PSA)と、電動車両の使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの実証プロジェクトを5社共同で開始することに合意したと発表した。2015年9月をめどに、パリ郊外にあるForsee新社屋に実証プラントを設置する。同実証プロジェクトは、電力需要に応じて蓄電・発電・系統電力の運用を最適化することにより、効率的なエネルギーマネジメントと経済性の検証を目的とする。電動車両の導入が進む日本やフランスにおいて、使用済みリチウムイオンバッテリーの再利用は、資源の有効活用と持続可能な社会の構築に向けた重要な取組みとなっている。電動車両分野において協業する三菱自動車とPSAの販売実績、蓄電システムの構築で実績のあるForseeの技術力、そして電力事業をグローバルに展開するEDFと三菱商事の知見を合わせ、規模感のある事業モデルの確立を狙うとしている。まずはフランスを中心とした欧州において、使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの事業化を検討していく。各社の役割及び担当業務は、EDFが事業モデルの検討、Forseeがプロジェクトマネジメント / システムの構築及び運用 / 事業モデルの検討、三菱自動車とPSAが使用済みリチウムイオンバッテリーの提供 / 電動車両(EV、PHEV)の提供、三菱商事がプロジェクトマネジメント / 新品リチウムイオンバッテリーの提供 / 事業モデルの検討となっている。
2015年07月10日三菱東京UFJ銀行はこのたび、8日付でアラブ首長国連邦ドバイ首長国の金融当局(theDubaiFinancialServicesAuthority)より、外国銀行によるイスラム金融兼業認可を取得したと発表した。○利子の禁止などのイスラム金融サービスの提供が可能4月の本邦金融監督指針変更に伴う銀行本体によるイスラム金融業務取り扱い解禁以降、銀行本体での海外当局の認可取得は、邦銀では初となるという。これにより、ドバイ支店は、従来の金融サービスに加え、イスラム金融サービスを提供することが可能となるとしている。イスラム金融は、利子の禁止や豚肉・酒類などへの出融資の禁止などを特徴とするイスラム教の教義に準拠した金融取引であり、金融商品やサービスの発展とともに、イスラム教国にとどまらず、世界の多極において急速に拡大しているという。三菱東京UFJ銀行は、2008年の銀行法施行規則改正による銀行子会社でのイスラム金融業務取り扱い解禁に伴い、いち早く現地法人であるマレーシア三菱東京UFJ銀行にて貸出・預金を中心とするイスラム金融サービスの提供を開始し、ノウハウを蓄積してきた。三菱東京UFJ銀行は、2007年にドバイ出張所(現ドバイ支店)を開業して以来、中東地域を中心とする顧客に対して貸出やプロジェクトファイナンス、その他付随する各種金融サービスを顧客に提供してきたという。ドバイ支店は、今後これらの従来の金融サービスに加え、マレーシア三菱東京UFJ銀行で培ったノウハウを最大限に活かしながら、欧州・中東・アフリカ地域における弊行のイスラム金融のハブ拠点として金融商品・サービスを充実させ、より多様できめ細かい金融サービスの提供により、顧客の事業展開をサポートしていくとしている。
2015年07月10日三菱東京UFJ銀行は、ビジネスコンテスト「三菱東京UFJ銀行 Fintech Challenge 2015」の最終審査会である"DEMO DAY"を19日に開催し、受賞者を決定したと発表した。同コンテストは、主にベンチャー企業や個人の人から技術・ビジネスモデル・サービスアイデアを広く募集し、ICTを活用した「お客さまに選ばれる新しい金融サービス」を創造することを目的として、2月より実施してきたという。"DEMO DAY"では、選考に勝ち残った計11組の参加者が、それぞれのアイデアについてプレゼンテーションを行い、審査員による最終審査を経て大賞および優秀賞を決定した。なお、"DEMO DAY"当日の様子は、「Fintech Challenge 2015」のWebサイトにて後日公開する予定だという。三菱東京UFJ銀行は、顧客により価値のあるICTサービスを提供すべく、引き続きオープンイノベーションへの取り組みを推進していくとしている。
2015年06月25日三菱電機(三菱電)は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。MMSは車両にGPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されているが、従来法では取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要となり、計測結果がすぐに確認できないという課題があった。同社が開発した新技術では、車で走行しながらリアルタイムに3次元空間位置データを作成することができるため、測量現場での確認が可能となり、測量業務の効率化を図ることができる。また、短時間のデータの差分を抽出することができ、イベント会場などでの不審物の早期発見に活用することもできるという。今後、同技術を従来のMMSが活用されてきた測量分野に加え、災害対策、警備・監視、社会インフラ管理、ITSなどの新たな分野に展開し、顧客ニーズに合わせて今年度から順次製品化する予定だ。
2015年06月24日