季節は秋本番だが、すでにクリスマス商戦に向けた動きは各業界で始まっている。特に毎年大きな注目を集めるのは、クリスマスケーキだろう。三越伊勢丹では、10月14日から今年のクリスマスケーキの予約を、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の基幹3店舗でスタートする。これに先駆けて10月1日、三越日本橋本店がクリスマスケーキの試写会を開催した。今年、基幹3店舗では共通のテーマ「ファンタスティック テーブル」のもと、各店が独自性の高いクリスマスケーキを企画。五感に訴える独創性の高いものから、家族三世代で集う特別な日にふさわしいゴージャスなもの、ボリュームたっぷりのビッグサイズのものなど、各店の顧客層の嗜好に合わせたケーキが展開される。三越日本橋本店には、ファミリー層に向けたクリスマスケーキが登場。「妖精たちのクリスマス」をテーマに、ウェディングケーキと記念日スイーツを展開する「アニバーサリー(Anniversary)」による、北欧に伝わる妖精・ニッセをモチーフにしたケーキ「House at little Christmas」(50点限定 7,560円)や、フランス菓子専門店「オクシタニアル(Occitanial)」が手掛けた、雪だるまをモチーフにした可愛らしいケーキ「ホーリーナイト」(50点限定 5,400円)、ウィーン王宮御用達の老舗洋菓子ブランド「デメル(DEMEL)」による、チョコレートをたっぷり使った「ハーゼルショコラーデントルテ」(70点限定 5,184円)など計55型のケーキがラインナップとして並ぶ。今年の特徴について、三越日本橋の担当者は「昨年の売上げは前年比118%だったので伸びてはいるのですが、1日に物理的にお客様にケーキをお渡しできる最大値は決まってしまっているので、売上げ面よりもイメージに重点を置いて企画しました。百貨店ではなくてはできないことを、基幹3店舗それぞれのストアコンセプトを表現できれば、というのが今年の特徴です」と語る。さらに、三越日本橋店での展開については「『妖精たちのクリスマス』というがテーマなので、ご家族でクリスマスを楽しまれる層に向けた、モチーフもののケーキが多いです。例えば、妖精だったり、プレゼントの箱の形だったり、ティアラだったり。男の子や女の子が喜んでくれるようなものを、とパティシエの方々にお願いしましたので、シンプルなショートケーキのようなものも取揃えてはいるのですが、比較的デコラティブなものが今年は多くなりましたね」とのこと。また、“カルチャーリゾート百貨店”を店舗テーマとして掲げている三越日本橋店だが、今回の企画ではケーキ以外にもその心は息づいている。「ケーキを食べる時に、美味しいだったり、楽しいというのはもう当たり前になっているので、選んでいる時、カタログを眺めている時にもその楽しいさが生まれればと思い、“日本一遊べるケーキカタログ”を目指しました。実際にどうしたかというと、『脱・カタログ化』です。カタログから“絵本”を作ってしまいました。北欧に伝わる妖精・ニッセがクリスマスの準備をしている、というお話を全ページにストーリーとして入れて、二世代、三世代でクリスマスケーキを選ぶところから楽しめるものを目指しました」と明かしていた。また、伊勢丹新宿本店では「セレンディピティ(幸運をつかむ)」をテーマに、“運命を変えるほどの出会い”を表現した計42型のケーキが、三越銀座店では「ohako(おはこ)」をテーマに、シェフやブランドが十八番とするレシピや得意な技が光るものなど計50型のケーキが展開される。
2015年10月02日歌舞伎座をモチーフとしたストールが、銀座三越からデビューした。東京・葛飾柴又に本社を構える丸枡染色と松竹、銀座三越の創業100年を超える老舗の3社コラボによる、まさしく“メイド・イン・TOKYO”で、銀座の新しいお土産として注目を集めている。販売されているのは、第1期の歌舞伎座の写真と現在の第5期歌舞伎座の建築図面をモチーフにした2型各3色。薄手の素材のため、旅行などにも汎用性が広く、海外の顧客のニーズにも対応したデザインとなっている。また、同売り場ではデザイナー・コラボレーション企画として、中山路子と銀座三越限定アイテムを開発。ミュベール(MUVEIL)のアーカイブの中から、バタフライ柄とチェリー柄のストール、さらに今シーズンのトレンドアイテムの広つばの中折れ帽が提案された。さらに“レース”をテーマにしたアイテムでは、原田美砂の「ミサハラダ」、谷口真理子の「モディスト」、2人の日本人帽子デザイナーが今回のリモデルのためにデザインした帽子を展開。フィルダニエレ、MMコレクションのストールも提案されている。
2015年10月01日銀座三越のリモデルーー4階婦人服フロアでは、コムデギャルソン(COMME des GARCONS)、メゾンマルジェラ(Maison Margiela)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、サカイ(sacai)、バーバリー(BURBERRY)、といった錚々たるインターナショナルブランドが仲間入りする。今回のリモデルで、メゾンマルジェラやアレキサンダー・マックィーンなど、これまでの三越銀座店では、想像しなかったようなモード感の強いブランドも登場しているのは注目だ。また銀座四丁目に由来する「4th of GINZA」(そして4階にあるの意)は、編集型のショップ。アクネストゥーディオズ、ヌメロヴェントゥーノ(N°21)、アキラナカ(Akira Naka)、マメ(mame)など世界志向のブランドも扱う。こちらも確かに最旬のブランドが揃っている。4階の婦人服フロアを担当する渡辺恒氏は、「最旬というコンセプトの根底は3階の婦人服フロアと変わらないものの、4階フロアは富裕層に向けてグレードの高いサービスを提供していきたいと思います」と話す。銀座に路面店は数々あるものの、それらをひとつひとつ巡って欲しいものを探しているような時間はない、という顧客の「マイフロア」となりたいと渡辺氏は言う。確かに、もちろん顧客はショッピングを目的に銀座を訪れるだろう。しかし銀座には劇場もあれば、世界に名だたるグルメもある。経済的な余裕もあり、かつ社会的地位もあり、という目の肥えた顧客が集まる世界有数の場所だ。大人が過ごすには最適な場所だ。中でも、この銀座三越4階の婦人服フロアを訪れる顧客には、忙しく世界を回るというビジネスウーマンも少なくないだろう。「ですから、そうした目利きができるお客様がしっかりワンフロアでお買い物を完結することができるような品揃えを心がけました」(渡辺氏)。言ってみれば、多彩な世界の旬の洋服が一度に楽しめるストレスフリーなショッピングゾーンが誕生したのだ。当然、顧客は国内外を問わない。そうした多様な顧客からは、インターナショナルブランドへの要望も多かったという。「ぜひ一緒にやりたいと思っていたブランドさんは今回、すべて入ってもらいました」とリモデルの完成度について自信をのぞかせる。「この5年間の実績が評価されたのだろうと思います」。実は増床リモデル前、銀座三越の課題は、お客様の滞在時間が短いことだった。しかし前回の増床リモデル時に行った取り組みが奏を効して、今回のリモデルにおいては「幅広い層の集客が望める銀座三越」として認知されるようになったのだろう。また4階におけるおもてなしという側面では、百貨店らしい姿勢を打ち出している。「銀座のお客様に限らず、今の時代に“ファッションフリーク”という方はあまりおられません。服はやはり服であり、衣食住というライフスタイルの中のひとつのカテゴリーに溶け込む存在でいいのです。服によって劇的に暮らしを変えたいという発想もお持ちではないでしょう。だからこそ、我々はお客様のライフスタイルをきちんと勉強して、接客に生かすことが大切だと考えています」。例えば、4階を訪れる顧客には、ジョー マローン ロンドン(Jo MALONE LONDON)のフレグランスが人気だ。しかも今、上級者の気分は“フレグランスコンバイニング”と称した重ね付けだ。そこでブランドの販売スタッフを率いて、地下1階にあるジョーマローンのショップに赴き、この手法を勉強する。「速攻性はありませんが、そんな地道な取り組みによって銀座三越らしい接客ができるはずだと考えています。結果として、フロアがひとつのブランドとして認知いただれば幸いです」と、渡辺氏は意気込む。銀座は今、開発ラッシュと言っていいだろう。海外からの訪問客を迎えるべく、多くの商業施設がリニューアルオープンする。その中でも銀座三越は、本質的に良いものを求める上質な顧客に向けて更なる進化を遂げていくようだ。
2015年09月22日サンクトガーレンはこのほど、三越伊勢丹限定ビール「Hop Relax(ホップリラックス)」(330ml / 税込540円)を三越伊勢丹各店にて発売した。同商品は、「IPA(インディア・ペールエール)」と呼ばれるイギリスを発祥とするスタイルのビール。9月2日~7日に伊勢丹新宿店で実施したクラフトビールフェア「Feel The Craft Beer」では先行発売を実施し、6日間で約550本を販売したという。「IPA」はビールの"苦味の基"となるホップを大量に使用するのが特徴で、同商品も通常のビールの2倍以上の苦味をもつビールとしている(数値上のもので、実際の感じ方はさまざまな条件によって異なる)。また、ホップは品種によって異なる香りをもち、ビールに華やかな香りをもたらすという。同商品には「アマリロ」と「ガーゴイル」といったホップを使用。甘いシトラスを思わせる香りが楽しめるとのこと。販売店舗(9月14日現在販売決定店舗)は、「伊勢丹新宿店」「伊勢丹立川店」「伊勢丹府中店」「伊勢丹松戸店」「伊勢丹浦和店」「JR京都伊勢丹」「日本橋三越本店」「銀座三越」「千葉三越」。なお「日本橋三越本店」では、9月27日にサンクトガーレン代表取締役・岩本伸久氏によるワークショップ「クラフトビールを学ぶ」(税込1,620円)を実施する。
2015年09月17日三越伊勢丹が今、フード業界で大きな注目を集めている「ロカボ」を堪能できる食イベントを開催する。「ロカボ」とは、「ローカーボ(low carb)」の愛称で、糖質の摂取を抑えた食生活のこと。昨今、美容や健康への関心が高い人を中心に巷の注目を集めているキーワードだ。そんなロカボをいち早く推奨してきたのは、食・楽・健康協会代表理事で医学博士の山田悟。同氏によると、ロカボは健康を維持するための食の新しい方法となりうるばかりか、「無理なく取り組みやすい」という点でも注目度が高いのだという。糖質の量だけをしっかりとコントロールすれば、それ以外は気にせず、揚げ物や肉類等を適度に楽しみながら、食制限によるストレスを感じにくいのが利点だ。では、糖質の量はどのくらいに制限すればいいかというと、同氏によれば、一般的に1食あたり20gから40g以内が目安だという。20gの目安は、ごはんなら半膳、トーストなら半切れだ。慣れないうちは物足りなさを感じるかもしれないが、同氏も「まずはできる範囲でOK」という通り、大切なのは楽しみながら続けること。ロカボの考え方を知ることで、おいしく楽しく健康的な食生活を送れるようになるのが理想だ。そのために役立つのが、今回開催される2つの食イベント。まず、銀座三越11階「セストセンソ」で9月20日に開催されるロカボ体験セミナー。推奨者である山田悟による、ロカボに関する講演に加えて、実際に1食40g以下に抑えられたコースを楽しめる。参加費用は1人あたり5,400円。パスタ&アンティパストレストランのメニューでありながら、糖質を40g以下に抑えられるというのは非常に興味深いところだ。さらに10月11日には、伊勢丹新宿店本館4階のレストラン「ル サロン ジャック・ボリー」 でもロカボ体験セミナーが開催される。こちらは1人あたり1万2,000円(サービス料10%、飲み物代別途)。大塚浩介料理長が腕を振るったフルコースをいただきながら、「おいしく健康」をしっかりと実感できるのがポイントだ。併せて、9月16日から22日には、伊勢丹新宿店本館地下1階「カフェ エ シュクレ/マ・パティスリー」に期間限定出店する「パティスリー ラ・ノブティック」からは山田悟監修のロカボスイーツ “ふすまロール”(454円)が登場。生地にふすま粉を使用し、糖質カットだけでなく口当たりや香りなどにもこだわった一品で、一度食べるとやみつきになること必至だ。さらに、砂糖の一部を代替甘味料に、小麦粉を粉末状小麦たんぱく(グルテン粉)に置き換えたロリオリ 365 by アニバーサリーの「癒シフォン プレーン」(レモン/648円)や、低糖質粉や代替甘味料を使用して作った資生堂パーラーの「ティラミス」(562円)なども、9月16日から9月29日の期間中、お目見えする。美容や健康を気遣う人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。【イベント詳細】「セストセンソ」ロカボ体験セミナー■場所:銀座三越11階■日時:9月20日午後5時から2時間程度(午後4時30分開場)■参加費:5,400円■定員:20組■予約方法:9月9日午前11時から店頭、または電話(03-5524-6315)にて受付「ル サロン ジャック・ボリー」ロカボ体験セミナー■場所:伊勢丹新宿店本館4階■日時:10月11日午後5時30分から2時間程度(午後5時開場)■参加費:12,000円(サービス料10%、飲み物代別)■定員:20名■予約方法:9月16日午前10時30分から店頭、または電話(03-5363-5688)にて受付
2015年09月11日三越伊勢丹グループは、東京・新宿の伊勢丹新宿本店をはじめとするグループ各店において、ファッションとデジタルが融合した新しいライフスタイルを提案するイベント「彩り祭2015」を開催している。会期は2015年8月26日~9月8日まで。今回開催されている「彩り祭」では、テクノロジーとアナログが共存する"フューチャーライフスタイル"をテーマに、さまざまな企画を展開。その1企画として、伊勢丹新宿本店 本館2Fのザ・ステージ2では、米・ニューヨーク発の世界的イベント「DECODED FASHION」をアジアで初めて開催する。同イベントでは、ファッション×テクノロジーの分野で優れたサービス・商品を持つ企業を世界から募集し、優勝者を決めるコンペティション「THE ISETAN CHALLENGE」も併催され、優勝したデジタル技術を活用したミラー「memomi」や準優勝した縫い目のない服を作る3Dプリンターの「ELECTROLOOM」の展示も行われる。さらに同店では、クラウドファンディングで出資を募る製品や企画を店頭に展示し、実際に見られる、触れる、試せるという新しい試みも実施。「ISETAN×MakuakeクラウドファンディングPROGRAMプロダクト展示」と題した本企画では、クラウドファンディングサイト「Makuake」のリアル店舗が登場し、ユーザーは商品や企画を実際に見てから、出資について判断することができるという。展示されるのは、自然素材の「木」で造られたサスティナビリティーウォッチをはじめ、伝統とデジタルの融合により生まれたオシャレな酒器「光舛(ひかります)」、人気家電ブランド『amadana』と『UNIVERSAL MUSIC』がコラボした「オールインワンタイプのレコードプレイヤー」、部屋にいながら世界の風景を美しい映像と音で楽しめるデジタル窓「Atmoph Window」など。また、バンタンデザイン研究所高等部の学生とエンジニアらによる産学協同プロジェクト「スペシャルハッカソン」も開催。8月22日に開催された同イベントでは、「ISETAN meets Pepper」をテーマに、学生やエンジニアが即興でソフトバンクのパーソナルロボット「Pepper」のアプリ開発を行うハッカソンのほか、Pepperを主人公としたスチール作品のプレゼンテーションが行われ、審査で選ばれた作品は特設スペースにて展示されているとのこと。なお、同スペースでは、Pepperと触れ合えるコーナーも用意される。このほか、「DECODED FASHION」に関するトークショーや、働く女性のためのガジェットアクセサリー展示、メガネ型デバイスやウェアラブル端末向けのアプリケーションの体験スペースなども実施される。なお、期間中はファッションフロアを中心に、各ショップのマネキンがデジタルマスクアートで彩られるほか、三越日本橋本店のシンボルであるライオン像も、未来を夢見るマスクアートで登場するとのこと。
2015年08月27日銀座三越(東京都中央区)は9月1日まで、「宇野亞喜良展@銀座三越~おしゃべりな猫たち~」を開催している。○人気の猫モチーフ作品、約50点を展示販売同展は、イラストレーター 宇野亞喜良氏の、「猫」にちなんだ作品を中心とした作品展。宇野氏は、寺山修司の劇団「天井桟敷」の舞台美術や衣装などを手掛けたことでも知られる。会場では、同氏が1960年代に手掛けた企業のポスターや書籍の挿絵など、特に人気の高い「猫」にまつわる絵柄を中心に約50点が展示販売される。開催期間は、8月25日~9月1日。会場は、東京都中央区・銀座三越 7階 リビング。また8月30日 14時~16時には、宇野氏のサイン会を開催。整理券は、会場での額装品の購入者先着100人を対象に配布する。
2015年08月26日日本橋三越本店では、5月20日~26日まで「ヨウジヤマモト」のクリエーションと三越伊勢丹エクスクルーシブの大麻布「麻世妙 majotae(まよたえ)」が融合してスタイリングを提案する“YOHJI YAMAMOTO ×「麻世妙」”が同店本館1階中央ホールで開催されている。麻世妙は、日本に古来からあった大麻布を、現代に甦らせた新素材のことで、エイベックス・グループと近世麻布研究所所長の吉田真一郎氏、京都帯匠誉田屋の十代目であり日本の布の魅力を知り尽くす山口源兵衛氏によって開発された。綿と比較して速乾性があり、保温性が高く、強靭さがありながらも使用を重ねると柔らかくなじむのが特徴だ。会場では“夏の麻世妙”としては初めて披露されるレディスライン合計6型が披露された。襟元には華やかなレースがたっぷりとあしらわれたエレガントなジャケット(10万6,000円)のほか、麻世妙の柔らかな手触り感が特徴のシンプルなロングジャケット(11万2,000円)などが紹介されている。このほか、マニッシュなシルエットながらフロントタックに麻世妙が使用され、そのやさしい素材感が印象的なブラウス(5万6,000円)やスカート(11万2,000円)など。これらはいずれも三越伊勢丹限定アイテムだ。また通常、同店で取扱いのない「ヨウジヤマモト」のメンズラインも3型が登場。1987年のコレクションで好評を得たパネルデザインのモノトーンジャケット(12万円)が麻世妙素材を使用し復活したほか、数シーズン前から人気の高いサルエルパンツ(6万円)、シャツ(5万8,000円)も展開。会場中央には15SSコレクションで紹介されたものと同じデザインのウェディングドレス(400万円)が麻世妙を赤く染めた形で展示販売されている。このイベントについて、同店婦人子供服担当部長の亀田真理氏は、「ヨウジヤマモトの美しいフォルムと三越伊勢丹の麻世妙の素材が掛け合わさることで、これからの日本の夏の気候にも合う清涼感があり、見た目も美しい“新しい価値”を生み出すことができた」とコメントを寄せている。
2015年05月21日三越伊勢丹ホールディングスは5月20日~9月23日、ビアガーデン「日本橋」を東京都・「日本橋三越本店」本館屋上にオープンする。休業日は5月・6月・9月の日曜日、8月18日・25日。同店でのビアガーデン開設は、今年で11年目。今年は、何度でも足を運んでもらえるような工夫をしているとのこと。提供するメニューは、例年の「食べ放題・飲み放題」(2時間制)に加え、催事に合わせた常時20種類の期間限定フードや、氷点下抽出技術によって生まれた2種類のアルコールを用意(追加料金有)。そのほか飲み放題メニューには、生ビールやウイスキーなど、常時20種類以上をそろえる。座席数は700席を用意する。営業時間は17時半から21時半まで(オーダーストップは21時)。なお天候や諸般の都合により、営業の中止や営業時間が変更になる場合もあり。食べ放題・飲み放題(2時間制)の料金は、男性3,901円、女性3,401円、高校生3,401円、中学生以下1,601円。乳児は、席が不要の場合は無料。2時間を超えた場合は、延長料金が発生する。価格はすべて税込。
2015年05月14日三越伊勢丹HDは今冬パリの日本文化会館1階(101bis,quai Branly-75015 Paris)にクールジャパン事業の一環として、小型店舗を出店する。店舗面積は87平米で、同社が2015年から新たな企業メッセージとして発信している「this is Japan」を基軸とした「ジャパンプレミアム」のコンテンツのマーケティング、及び今後の検討材料としている欧米の成熟市場に向けた小型店舗出店への情報収集のためのアンテナショップという位置付けで、年内にオープンする予定。2013年に設立された「クールジャパン機構の第一出資社として参画している同社は、2013年2月に若手女性社員チームにより企画されたニューヨークでのポップアップストア「NIPPONISTA」を期間限定でオープン。今冬にはマレーシアのLOT10店のリモデルに際し、同社が展開する「JAPAN SENSES」を軸に全館で日本の優れたモノ・サービスを提案するなど、「クールジャパンによる海外における新たな価値創造」を中期計画の海外事業戦略のひとつとして事業拡大を図って行く方針。なお、国内のインバウンド対応に関しては、今秋に三越銀座店8階のワンフロア3300平米でラグジュアリーブランド、化粧品、ジャパンプレミアムを中心とした市中免税店をオープン。これは、同店のインバウンドの売り上げが全体の15%に達したためで、「百貨店の大分類のなかで15%を超えたということは、そのお客さまに向けた対応が店として必要と判断したため。全社的なインバウンドの売り上げ目標は現段階では未設定」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長執行役員。市中免税店のオープンに合わせ三越銀座店では、グローバルストアに向けた全館再編を行い、長期的に前期(2015年3月期)の売上高744億円から1000億円を目指す店舗として、ジャパンプレミアムの全館展開、販売サービスのグローバル対応、外国人顧客の固定化に向けて再編を図る。
2015年05月13日三越伊勢丹ホールディングスは、同社が運営するECサイト「伊勢丹オンラインストア」と、「三越オンラインストア」のリニューアルオープン1周年を記念し、期間限定で送料無料サービスを実施するキャンペーンを実施している。このほか、三越伊勢丹バイヤーが推奨する夏物商材なども両サイトで展開している。5月20日午前10時まで。今回、実施される送料無料サービスは、同サイトにおいて、1回の購入金額合計が税込1万円以上の場合に限り、送料が無料になるというサービスだ。また、会期中、同社発行のエムアイカードで、税込1万円以上を購入した先着1,000名には保冷保温バッグがプレゼントされる。両サイトではリニューアルを記念し、同社担当バイヤーが推奨するアイテムを特別にECで販売。伊勢丹オンラインストアでは、「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」のスニーカー(ZX 700 KTC/1万4,000円)をはじめ、テディベアで有名なドイツの「シュタイフ(steiff)」社と「ドレストリップ(drestrip)」、「ロアー(roar)」がトリプルコラボレーションしたベアのぬいぐるみ(3万8,000円)、「資生堂」のルームリネンスプレー(5,000円)、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の限定プリザーブドフラワーアレンジメント(1万7,000円)など、ファションからライフスタイルアイテムまで多岐にわたる。三越オンラインストアの“三越バイヤーおすすめベスト10”では、バイヤーが同社プライベートブランドを中心に紹介。山形のニットファクトリーから誕生したブランド「バトナー(BATONER)」と三越伊勢丹オリジナルブランド「ワンフォーイレブン(1411)」がコラボレーションした、天竺ベーシッククルーネックカーディガン(2万円)や、ベビーキッズブランド「キセット(KISETTE)」の肌着(1,300円)、「ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)」)」のリボン付きラウンドシューズ(1万6,000円)などを販売する。このほか、両ストアでは“酒”の取り扱いも充実。三越オンラインストアの「銀座三越 食のフランスフェア ワインオンラインストア」(5月20日午前10時まで)では、ダブル金賞赤ワイン6本セット(6,000円)、フレンチスパークリング5本セット(7,000円)、フランス品種別飲みくらべ 赤・白8本セット(1万円)などを取り扱う。一方、伊勢丹オンラインストアでは、6月15日午前10時まで「伊勢丹の父の日」ショップを開設、ペールエールや湘南ゴールドなど合計6種類のクラフトビールが入った、サンクトガーレン“金賞クラフトビール6種飲み比べセット”(3,200円)ほか、「白竹堂」からは毘沙門亀甲紋の扇子(8,000円)、「菊太屋米穀店」の“一升の感謝”と称された山形県庄内産つや姫の米(1.5kg/2,000円)など、ユニークな父の日アイテムも販売している。
2015年05月13日パワーストーンブランドハワイ発のパワーストーンブランド「マルラニハワイ」は、日本橋三越本店に期間限定でショップ&サロンをオープンする。美しい天然石アクセサリーは、母の日の贈り物にも最適。パワーストーンアクセサリーで健康や幸せを呼び込もう。5月19日まで。日本橋三越限定ブレスレットも期間限定ショップでは、「日本橋三越限定」ブレスレットも販売。本物志向の女性向けの「お守りブレスレット」だ。他にも「開運ブレスレットRevolution」や、「Aloaloシリーズ」、「誕生石ブレスレット」も販売。5月の誕生石は「エメラルド」。幸運と富の象徴。ハワイが大好きな人にオススメなのは、「WeLoveHawaii~聖なるハワイ諸島シリーズ~」。ハワイの7つの島をイメージしたものだ。オーダーメイドもまた、予約にて「バースデイオーダーブレスレット」も受け付けている。「バースデイオーダーブレスレット」はマルラニハワイの人気商品で、生年月日から「守護石」を選定し、ブレスレットを作成するもの。自分自身のお守りとしても、大切な人へのプレゼントとしても、喜ばれること間違いなしだ。もちろん、自分自身で天然石とデザインを選択しながらブレスレットを作ることもできる。デザイン経験が無くても、ストーンアドバイザーと相談できるので安心。(画像はプレスリリースより)【参考】・日本橋三越本店に、ハワイ発のパワーストーンブランド『マルラニハワイ』期間限定ショップ&サロンが本日OPEN致します!
2015年05月09日三越伊勢丹はディズニー映画『シンデレラ』(4月25日公開)の公開を記念し、日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹新宿店を中心に全国10店舗で同映画を紹介するイベントを開催する。映画のシーンを再現する魔法のかぼちゃの馬車のセットや、撮影時に使用されたガラスの靴、衣装、ビジュアルパネルの展示ほか、三越伊勢丹オリジナルアイテムも販売する。日本橋三越本店では、“Disney「シンデレラ」エキシビジョン”と題し、本館1階中央ホールにおいて、高さ3.5m、幅約6mの金色に輝く魔法の馬車のセットが登場。舞踏会に向かうシンデレラ気分を体験できる。このほか、“階段を上がると王子さまに出会うことができる”記念写真スポットも設置される。会期初日の22日には、同店で映画公開記念オープニングセレモニーが行われ、モデルの森星さんが“魔法の馬車”から登場、同映画の魅力をアピールした。銀座三越では、同店9階銀座テラスにおいて、実際に映画の撮影で使用されたガラスの靴、変身したシンデレラが着用したドレス、王子や継母の舞踏会の衣装や舞台のセットを同店限定で展示する。また、同フロアの銀座テラスルームでは、シンデレラや「アナと雪の女王」のエルサになりきり写真撮影することができる“小さなプリンセス撮影会”(有料/衣裳サイズ80cmから120cmの子供対象、申込みは銀座三越HPで抽選で決定)を実施する。伊勢丹新宿店では、「イセタンシンデレラストーリー」と題し、シンデレラをイメージしたドレス、アクセサリー、バッグ、靴、雑貨など100種類以上のオリジナルアイテムを各フロアで販売。本館1階ザ・ステージ#1では、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「シャーロットオリンピア(Charlotte Olympia)」など世界の著名な9名のデザイナーが“ガラスの靴”をイメージしてデザインしたオリジナルシューズを展示、一部ブランドでは受注を受け付ける。三越伊勢丹オリジナルシューズブランド「ナンバー トゥエンティーワン(NUMBER TWENTY ONE)」からも7型販売、アッパー全体にスワロフスキーが散りばめられたパンプス(10万円)のオーダーも受け付ける。また、札幌三越、仙台三越、新潟伊勢丹、静岡伊勢丹、イセタンアーバンマーケット ルクアイーレ店(大阪)、広島三越、福岡三越では、ガラスの靴のレプリカが展示されるほか、ディズニープリンセスアイテムを販売する。【開催店舗・会期】伊勢丹新宿店:4月22日から4月28日まで日本橋三越本店4月22日から5月5日まで銀座三越:4月22日から5月6日まで札幌三越:4月29日から5月11日まで仙台三越:4月29日から5月5日まで新潟伊勢丹:4月29日から5月12日まで静岡伊勢丹:4月22日から4月28日までイセタンアーバンマーケット ルクアイーレ店(大阪):4月29日から5月12日広島三越:4月28日から5月11日まで福岡三越:4月29日から5月6日まで
2015年04月09日銀座三越、プランタン銀座、松屋銀座の共同イベント「第8回ギンザ ファッションウイーク(GINZA FASHION WEEK)」が、3月18日から31日まで開催される。第8回目の開催となる今回は、“GINZA を楽しもう”を共通テーマに、各百貨店がそれぞれの独自テーマを掲げ、それにちなんだファッションやイベントなどを展開する。“Sakura咲く”をテーマにした銀座三越では、全館をあげて桜とともに春の訪れを楽しむアイテムを展開。「トリー バーチ(TORY BURCH)」では15年スプリングコレクションのショルダーバッグ(7万5,600円)より、桜をイメージさせるピンク色カラーの限定モデルが登場する。その他、ポップアップショップを展開する「ダイアン フォン ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)」のドレス(8万5,320円)など、アパレルではデザインに花やピンクを取り入れたアイテムをラインアップした。一方、アクセサリーでは「ヴァンドームブティック」が、本物の桜を象ったブローチやイヤリング(各7,560円)を提供。ロンドン発のアクセサリーブランド「ginta」でも、繊細なカッティングで桜を表現したネックレス(4万2,120円)、リング(8,640円)、ブローチ(9,072円)などが展開される予定だ。更に、キッチンウエアを展開する「ル・クルーゼ(LE CREUSET)」からは、花を象った“フルール”コレクションから、同店限定カラーとなるシフォンピンク(3万2,400円)を展開。その他、「銀座甘楽」の「水サクラ」(259円)、「銀座冥利ここん」の「ここん釜焼さくらカステラ」(756円)など、桜を感じる様々なスイーツを取りそろえる。ファッションウイーク中の館内では、参加ブランドによる“春のパーティースタイル”をテーマにしたファッションショーや、スタイリストの大草直子が春のトレンドスタイルを提案するトークショー、FASHION HEADLINEのトークイベント「モード誌クロニクル」などのイベントも催される。また、プランタン銀座でも“桜-SAKURA-”をテーマに、桜をイメージしたアイテムの数々をラインアップした。スイーツでは「マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)」より、桜の花を添えた「サクラ カップケーキ」(税込480円)が登場。その他、「アンジェリーナ(ANGELINA)」の「さくらモンブラン」(税込486円)、「ナチュラルクレープ(NATURAL CREPE)」の「桜クレープ」(税込540円)なども展開される。一方、アパレルでは花をモチーフとしたワンピースやパンプス、ハンカチ、ストールなどをラインアップ。保湿成分のシアバターを用いた「ロクシタン(L'OCCTIANE)」の「チェリーブロッサム シマーリングボディミルク」(税込3,456円)など、桜を香りでも楽しめるアイテムも用意した。また、“ニホンノココロ~SAKURA(さくら)~”をテーマにした松屋銀座では、手塚治虫の最後の少女漫画『ユニコ』と、アーティストの清川あさみがコラボレーションし、館内のショーウインドウや館内を彩る。更に、25日からは全国に先駆け、2階の特設スペースにてオールカラー版『ユニコ』を先行販売。同作の複製原画も展示される他、登場キャラクターをモチーフにしたオリジナルピンバッジ、書籍にオリジナルバッグを付けた百貨店限定スペシャルセットなどが販売される。また、「ピエール・エルメ・パリ」の限定フレーバーマカロンでも、ユニコ限定パッケージが提供される予定だ。その他、館内ではハーパーズ バザーとのコラボイベント「さくらスペシャルデイズ」として、シルエット切り絵サービスやさくらカクテルバーなどを展開。ラグジュアリーシューズ&バッグメゾン「ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)」の回顧展では、貴重なアーカイブピースの展示や、15SSコレクションの日本限定アイテムが販売される。
2015年03月17日レザーブランド「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)」から、女性らしいカラーリングが印象的なウィメンズラインが三越伊勢丹限定で登場。伊勢丹新宿店と三越日本橋本店で販売される。同ブランドがウィメンズを手掛けるのは世界初。同ブランドは、1875年に英国に馬具商として創業。約10週間という期間をかけて、染色やワックスなどの工程を経て作られる「ブライドルレザー」で知られている。このブライドルレザーは、馬具に用いられるなど強度が高いことも特徴に一つだが、今回ウィメンズラインを始めるにあたり、柔らかな手触りのフレンチカーフ素材の革小物も用意した。ウィメンズラインは、ブライドルレザー素材、フレンチカーフ素材共に3型3色展開。価格は、三つ折り財布(4万2,000円)、ラウンドファスナー長財布(4万9,000円)、名刺入れ(2万円)。カラー展開は、ブライドルレザーがグリーン×キャメル、ネイビー×キャメル、ピンク×ネイビーの3色展開。フレンチカーフが、ネイビー×キャメル、ピンク×ネイビー、オレンジ×ネイビーの3パターン。ホワイトハウスコックスのウィメンズラインは、顧客の声を活かしたMDを提案する同社のキャンペーン「オンリーエムアイ」の一貫としてデビューし、今後も継続予定。
2015年03月16日3月20日、「銀座三越×ハーパーズ バザー スペシャルナイトパーティー」が銀座三越3階、4階で開催される。時間は19時15分から21時まで。これは“ファッションで日本を元気にする”ことを目的に、3月18日から31日の期間、松屋銀座、銀座三越、プランタン銀座で開催中の「ギンザ ファッション ウィーク」イベントの一つ。今回は『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』とコラボレーションし、桜とアートを絡めた様々な企画を行っている。会場では、『ハーパーズ バザー』総編集長の森明子と、モデルの土屋アンナ、アーティスト河原シンスケを招いたトークショーを始め、『ハーパーズ バザー』が監修したファッションインスタレーション、フレアバーテンダー世界大会でチャンピオンに輝いた「ZEN&MASAYA」のショー、バルーンアーティスト・ゲンによるパフォーマンスなど様々なエンターテイメント、ドリンクやフードが楽しめる。更には、桜色の“ピンク”にちなんだスペシャルゲストも登場。誰が来店するかは、当日のお楽しみ。イベントの受付開始は19時から。ファッションヘッドラインでは、このナイトパーティーにメルマガ会員様の中から抽選で25組50名様をご招待します。応募締切は3月18日正午。当選者には同日18時にメールにてご連絡いたします。メルマガ会員の新規ご登録はこちらから応募の詳細は、7時30分に配信中のメルマガでお知らせ致します。また、「ギンザ ファッション ウィーク」の一環で、FASHION HEADLINE主催、ファッションジャーナリストの横井由利によるトークセッションイベント「モード誌クロニクル」を3月22日に開催。詳細は後日掲載のイベント告知記事からご確認ください。
2015年03月13日日本橋三越本店本館6階美術フロアでは、3月4日から17日まで、三越伊勢丹限定の商品を紹介する「オンリーエムアイキャンペーン」の一環として、洋画家の古吉弘氏が描いた新作銅版画作品を販売する。今回会場では、同氏の新作銅版画「マヤ(MAYA)」(18cm×24cm/15万円)が30点限定で販売される。この作品は、物憂げな少女が、何かを伝えたそうに横を振り返っているポートレートで、背景には彼女自身が未来や過去の自分を想像しているようにも見え、同氏の独特な世界観が反映された作品に仕上がっている。同氏は1959年生まれで、京都芸術短期大学在学中に、フェルメールらが活躍したオランダの古典絵画技法を今日に継承する青木敏郎に師事、1995年から2011年まで日本橋三越本店で隔年で個展を開催していた。現在は、現代リアリズム絵画の旗手の1人として、カリスマ的な人気を博している。2014年には世界で最も規模の大きいオークションハウスであるロンドンのクリスティーズ(Chiristie’s )にて、同氏が描いた「キャンベル(CAMPBELL)」(油絵6号、32cm×40cm)が約800万円(当時のレート)で落札され話題を呼んだ。この作品は “骨董の”人形の顔や花瓶など、ミステリアス感あふれるモチーフがキャンバス一面に描かれた棚に並び、その前には少年が起立している、どこかサスペンス的ながらも不思議な好奇心を起こさせる雰囲気を醸し出している。担当バイヤーによれば、「現在、古吉先生の作品は世界中でも入手困難な状態。今回は先生の作品を求める多くのお客様の要望に対応するため、特別に数量限定で制作して頂いた。確固とした技量に裏打ちされた先生の精緻な世界観が表現された当作品を味わえる貴重な機会だ」と話す。
2015年02月19日フィンランドのファッションブランド「イヴァナ・ヘルシンキ(Ivana Helsinki)」が、銀座三越でポップアップショップをオープンする。期間は2月11日から15日まで。今回のポップアップショップでは、ムーミンとのコラボレーションによる15SSウィメンズコレクション「ムーミン バイ イヴァナ・ヘルシンキ」にフォーカス。そのコレクションが全国に先駆けて販売される。デザインにはトーベ・ヤンソンの原画を元にしたオリジナルのビジュアルや柄が使用され、ブランドのメランコリーかつピュアなデザインが、よりファンタジックに彩られた。その他、店内では銀座三越限定のショッピングバッグ(5,400円)も販売される予定。デザイナーのパオラ・スホネンによる展示も行われ、一つひとつの作品やデザインにこめられた彼女の思いを知ることが出来る。また、2月14日には長年ムーミンの取材を行ってきた、白泉社MOE編集部の森下訓子によるトークショーが行われる予定だ。2月13日には映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が全国で公開される。これを記念してポップアップショップでは、ワンピースまたはセーターを購入すると、先着15人に映画の無料鑑賞券がプレゼントされる。
2015年02月11日伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で、アートを通じて東日本の復興を支援するプログラム「KISS THE HEART」を開催している(チャリティー募集期間は2月17日18時まで)。三越伊勢丹グループが主催する同プロジェクトは、国内外で活躍するアーティストの作品を上記各店ショーウインドーで発表し、展示終了後にインターネットを通じてチャリティーオークションを行う社会貢献事業として2012年にスタートした。チャリティーオークションの収益金は、東日本大震災被災地の子供達を支援する活動として、姉妹校である東北芸術工科大学と京都造形芸術大学が教育支援を行うプロジェクト「こども芸術の家」に消費税を除く全額が寄付される。2015年より新たな企業メッセージ「this is japan.」を掲げる同社。今回3回目となる同プロジェクトのテーマは誕生から400年を迎える日本の伝統美術・琳派に着目し、「LOVELY RIMPA」とした。プロデューサー後藤繁雄がキュレーションした9名のアーティストの「扇面アート作品」が各店のショーウインドーを彩る。伊勢丹新宿店では、現代美術家の名和晃平、フォトグラファーの鈴木親、デザイナーの仲條正義、画家・絵本作家のミロコマチコ、フォトアーティストの赤石隆明。日本橋三越本店では、ファッションデザイナーでITSジュエリー部門グランプリ・スワロフスキー賞の受賞も記憶に新しい中里周子、ガーデンデザイナーの吉谷桂子。銀座三越では、現代美術家の鬼頭健吾、椿昇がそれぞれ参加している。アート作品の展示期間は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店が2月16日、銀座三越は2月15日まで。展示会終了後に行われるオークションの応募受付は、「KISS THE HEART」特設サイト()にて2月17日18時まで随時行っている。販売価格は3万円。
2015年01月30日三越伊勢丹ホールディングスは、2015年初頭より、同社の企業メッセージとして「this is japan.」を同社グループ百貨店内やホームページを通じて発信する。同社は2011年4月から、日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組み「ジャパン センセィズ(JAPAN SENSES)」を年間統一の営業施策として位置づけてきたが、2015年からはジャパン センセィズが担う役割を継続しながらも、その取り組みを更に深化させ、新たな企業メッセージとして「this is japan.」を設定。これを経営戦略レベルに位置付け、新たな店作りの基軸として、商品や販売サービスなど“世界に通じる日本の良さ”をグループを挙げて提案していく。「this is japan.」は、「これから未来に向かってあらたな百貨店を作り上げていく、三越伊勢丹グループの意志と行動の基盤、つまりは“心構え”を表す言葉」という。日本の四季が育んできた五感を生かし、商品、サービス、店内の装飾や環境などを通じて表現していく。具体的には、品ぞろえ、来店客に対する言葉使いや笑顔、客が何を望んでいるのかを察する想像力、客の言葉に耳を澄ませ聴き取る能力、品物を渡す時の心使いなど、同グループの「空間」で繰り広げられるすべてのコミュニケーションのあり方の中心に「this is japan.」という言葉を据えて、グループ全員の行動に磨きを掛けていく。メッセージのメインビジュアルモデルには、国木田彩良(くにきだ・さいら)を起用。国木田は小説家・国木田独歩の玄孫でロンドン生まれでパリ育ち。日本人の母親とイタリア人の父親を持つ。「自分のルーツである日本でモデルになりたい」と来日を決意し、2014年9月にデビューした。同社は、20歳になりそのルーツである日本を見いだし、そこで生きようと決意した彼女の姿に共感し、「this is japan.」を言葉で説明することなく“存在そのもの”で端的に象徴できるとして起用した。 「this is japan.」の発信手段としては、同グループ百貨店の店内でのポスター掲示(海外店舗含む)、基幹3店舗(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、銀座三越)の外装懸垂幕掲示ほか、同社スペシャルサイトにおいては1月1日以降、世界60言語に翻訳し公開する。
2015年01月01日「オメガ(OMEGA)」は、日本橋三越本店で12月10日から「オメガ クリスマス フェア」を開催する。期間は12月25日まで。“ホワイトクリスマス”をテーマに、白を使ったモデルにフォーカス。ホワイトベルト仕様の「シーマスター プラネットオーシャン メンズ」(56万円)や、白い文字盤を採用したスポーティーなデザインの「シーマスター プラネットオーシャン レディス」(56万円)など、ペアウォッチやクリスマスプレゼントにもおすすめのアイテムを取りそろえる。会場は本館6階の時計サロン。
2014年12月08日「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は、銀座三越1階にポップアップストアをオープンする。期間は12月3日から9日まで。店内では15SSプレコレクションの新作を中心に、カラフルなバッグ、財布、スカーフなどをラインアップ。5万4,000円以上の購入で、オリジナルノベルティが先着順にプレゼントされる。
2014年11月26日銀座三越と日本橋三越が「2015年バレンタインフェア」を1月28日から2月14日まで開催する。各店のテーマは、銀座店は“愛のエッセンス(Essence de l’amour)”、日本橋店は“チョコレート博物館(Le Musee du chocolat)”。各店共に限定品や日本初上陸や素材にこだわったチョコレートを販売する。銀座三越は、カカオにフォーカスしたチョコレートを紹介する。カカオは17世紀には“媚薬か否か”の論争の種になるほど、カカオそのものが持つエッセンスや滑らかな口溶けは、まるで恋をした時のような幸福感に似ていると言われた。同店は、そんなカカオそのものの味わいに着目し、“単一品種カカオ(Single Bean)”のチョコレートを用意した。2010年「ワールド・チョコレート・マスター」で優勝し、若き奇才と言われる「グザヴィエ・ベルジエ(XAVIER BERGER)」からは、単一品種4粒入り(1,500円)、8粒入り(2,900円)、15粒入り(5,000円)を販売する。銀座店限定の「イアン・バーネット(Iain Burnett)」は、厳選した極上のシングルビーンカカオと、直接契約した酪農家から毎朝必要な分だけ配達してもらったという新鮮なミルクを使い、彼の代表作にもなっている“ベルベット トリュフ マイルド”のチョコレート(1,550円から2,850円)を販売する。ベルギーのチョコレートブランドが8社集結した「ベルギーセレクションボックス(3,000円)」は500セット限定。日本初上陸の「ドゥルミアン(Deremiens)」他、「デルレイ(DelRey)」「レオニダス(Leonidas)」など老舗ショコラトリーも入ったセットだ。「サロン・デュ・ショコラ」にも参加した経験を持つチョコレートブランド「ガロタイ(GALLOTHAI)」は、タイ・バンコク発の「ベンジャロンチョコレート」(1,800円)を販売する。一つひとつハンドメイドされたタイの伝統磁器・ベンジャロン焼きには、南国ならではのフレーバーとなるパッションフルーツ、あるいは、マンゴーミルクのいずれかのトリュフチョコレートが磁器に1粒入り、“宝石箱”に入った贅沢なチョコレートのような仕上がりになっている。日本橋三越は、歴史や文化にフォーカスしたチョコレートを紹介。「岡田美術館チョコレート」(2,407円)は、『失恋ショコラティエ』の監修を務めたショコラティエの三浦直樹が手掛けたボンボンショコラ。和素材がテーマで五つのフレーバー(胡桃と西京味噌、柚子と抹茶、桜、まつたけと焼酎、胡麻といちじく)があり、視覚と味覚を満足させてくれる同店限定の逸品だ。日本初登場で日本橋店限定となる「プレスタ(PRESTAT)」の「レッドヴェルヴェットトリュフ」(3,000円)は、ラズベリーをたっぷり使用した真っ赤なレイヤーケーキを一粒のトリュフで表現した。クリーミーなフィリングを甘酢っぱいラズベリーが包みこみ、口の中でバランス良く混じり合うとレッドヴェルヴェットケーキのような味わいになるという。「ドゥボーヴ・エ・ガレ(Debauve & Gallais)」の「レディアメリー(Lady Amelie)」(4,800円)は、100年の時を経て復刻した限定箱のチョコレート詰め合わせ。19世紀に流行した装飾が施されたボックスは、同ブランドを御用達としていたルイ・フィリップ王の孫娘、アメリー・ドルレアンの依頼により1913年に作られたもの。日本橋店限定のこのチョコレートには、マリー・アントワネットの所望により作られたピストル(古金貨)4枚とボンボンショコラ7粒が入っている。
2014年11月15日三越伊勢丹は11月11日、日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹新宿店の「2015年新春福袋」を報道陣向けに発表した。2015年福袋の共通テーマは「未来を楽しむ」。未来において変わることなく大切にしていきたい“日本人の幸福感”や文化の根底にある“精神性”にフォーカスし、日本の良さを見つめ直す福袋や、遊び心のある福袋を用意している。日本橋三越は、アートや文化、夢にフォーカスし、世界から認められる日本の技や文化を新しい形で提案する。「人気の高原列車・しなの鉄道“ろくもん”1車両貸切」(1組限定、24名まで乗車可/4万6,297円)は、鉄道好きの夢を叶える福袋で、軽井沢から長野までの区間を、浅間山の雄大な景色と共に信州を走り抜ける。クルーズトレイン“ななつ星”をプロデュースし、ローカル列車ブームの火付け役になった水戸岡鋭治がデザインした“ろくもん”(1号車1車両)を貸し切りで利用できる。貸し切り日時は、2015年4月6日、軽井沢(10:41発)から長野(12:59着)まで。 「あなただけの逸品表札」(18万5,186円)は、三越美術部が最高峰の作家に依頼し、逸品の表札を製作するという福袋だ。日本画家で文化勲章授章作家の松尾敏男が書を、重要無形文化財保持者で人間国宝の村山明が彫を担当する。絵画、工芸それぞれの分野で日本を代表する作家による夢の競演を堪能できる。「ついにあなたも“きもの”で料亭あそびデビュー お誂えお仕立て付 男女ペアきものセット&人形町料亭『濱田家』ディナー&幇間(ほうかん)芸を楽しむひととき」(70万円)は、幇間(=男芸者)の悠玄亭玉八(ゆうげんていたまはち)が、江戸時代に花開いた大衆芸能をベースに、お座敷芸を披露してくれる。銀座三越からは、ペアで利用できる「銀座三越レストラン食べ歩き DREAM PAIR TICKET」(1点限り/6万4,815円)を用意。同店12階にあるミシュランガイド一つ星を獲得しているフレンチレストラン「レ ロジェ エギュスキロール(LES ROSIERS EGUZKILORE)」のメニューを始め、和食、中華、イタリアンなど、同店11階、12階の18店から会期中(2015年1月15日から3月31日まで)、合計7回にわたり、“お好きなレストランでお好きなものをお好きなだけ”楽しむことができるチケットだ。伊勢丹新宿店は、「ペットと暮らす家“ダイワハウス”ゆめの一戸建て」(1名限り/1億円)を販売する他、料理研究家で外国人タレントのベリッシモ・フランチェスコ(Francesco BELLISSIMO)があなたの自宅を訪問して、料理レッスンとお食事会を催してくれる福袋(25万円)も用意している。
2014年11月11日三越は「三越のおせち」を発表した。12月24日まで予約販売を受け付けている。30万円の高額おせちや、杉浦非水(ひすい)描くおせち、栄養大学監修のおせちまで同店限定80種類を含む、合計282種類のおせちを用意している。「杉浦非水 『新玉(あらたま)』和洋二段」(4万5,000円)は、明治から昭和に掛け活躍したグラフィックデザイナー杉浦によって描かれた絵が重箱にあしらわれている。この絵は当時、同店PR誌『三越』正月号の表紙を飾った、和装女性をモチーフにした「新玉」(1926年発行)と、3羽の鶴を斬新なタッチで描いた「眞鶴」(1929年発行)。一の重には丸くて大粒の丹波篠山産の黒豆や、日本橋をイメージした印を焼き付けた厚焼き玉子など和の献立を、二の重にはハンガリー産の合鴨をを山梨県製の赤ワインで煮込んだ合鴨の赤ワイン煮など洋風の献立が入る。杉浦は当時、呉服店から百貨店への変革を目指す三越の革新的な宣伝広告を築いた非凡なグラフィックデザイナーで、アールヌーボーなどの洋風表現を取り入れたポスターや広告などを次々と製作し、“三越の非水か、非水の三越か”といわれるほどのインパクトを世に与えたという。老舗料亭の青柳からは、「和風おせち三段『古今』(自家製カラスミ、黒豆付)」(30万円)が登場。晴れやかな正月にふさわしい青柳の粋が凝縮されたすべてが手作りの特製おせち。同店の3代目主人である総料理長の小山裕久は、日本料理が培ってきた伝統を古今の技術を使い現代に蘇らせる名料理人。地元徳島の名物である鯛を使った様々な料理は有名で、海外における日本料理の知識や技術の普及も行い、その功により日本料理人としては唯一2012年度フランス共和国農事功労章オフィシエを受賞している。また、三越食品フロア誕生100周年を迎え、各料理界の巨匠がコラボレーションした「和洋中おせち三段『百寿(HYAKUJU)』」(3万8,000円)を実現。和食、フレンチ、中華の料理界において、巨匠と呼ばれる3人の料理人がそれぞれ1段ずつ監修した。和食界からは上述の「青柳」主人・小山裕久、フレンチ界からは「ポンドール・イノ(Pont d'Or Inno)」のシェフ・井上旭、中華料理界からは「トゥーランドット游仙境」のオーナーシェフ・脇屋友詞。一の重には青柳による海老岩石しんじょや蝦夷鮑煮などの和の味を、二の重にはポントール・イノの合鴨スモーク黒糖風味、牛頬肉の赤ワイン煮などの洋風を、三の重にはトゥーランドット游仙境の黒須の酢豚、くるみ餡炊きなどが入る。女子栄養大学の栄養クリニックの蒲池桂子教授が監修した「和洋二段おせち(野菜と魚介のムース仕立て付)」(3万3,000円)は、通常よりも薄味に仕上げ、カロリーに配慮したおせち。また、三越オリジナルおせちとして、固いものが食べにくい方に配慮した「やわらかおせち和風一段」(9,000円)、脂質や塩分を抑えた体にうれしい「選べるおせち」(1万円)も紹介している。
2014年11月04日三越日本橋本店では、10月15日(水)よりインターネットでのお歳暮のお申込みを承り開始。それを記念して当日、三越日本橋本店にて「三越のお歳暮インターネット承りスタート セレモニー」が開催されました。11月5日(水)より店内に「お歳暮ギフトセンター」をオープンし、いよいよお歳暮のシーズンとなります。バラエティー豊かな食のギフトを提案し続けてきた三越。今年のお歳暮は、独自性があり、ユニークな企画「三越ライオン像100周年記念」に加え、初企画の「三越×農業女子のギフト」「WASHOKU」「ジャパンセンフィズ」などを提案。なかでも、注目したいのが「サントリーコラボ企画」です。この企画は、サントリービール株式会社が製造している「ザ・プレミアム・モルツ」と、創業340年余りの三越とのコラボレーション。「プレミアムなおもてなし」をテーマに、グルメ雑誌「dancyu」監修のギフト(3種)や、誕生100年を迎える三越のシンボル“ライオン像”のオリジナルラベルの瓶&栓抜きセット、三越と縁のある商業美術の第一人者・杉浦非水の画を使用した記念缶など、他にはないオリジナルギフトを揃えました。実は、2013年歳暮期・2014年中元期には、ビールギフト市場におけるプレミアムビールギフトの構成比が半数を超えました。そして、サントリープレミアムビールレポート2014による消費者調査では、「ギフトに贈られたいものは?」という問いに10人に8人方が「プレミアムビール」と答える結果に。“ビールギフトの定番”としてプレミアムビールへの注目が集まっています。三越日本橋本店の本店長、中陽次(なかようじ)さんは、「いろいろとお世話になった方に、感謝の気持ちを送る。これは、立派な日本の文化です。この文化はとくに若い方々に見直してもらいたいと思っています。そのために、楽しい仕掛けを盛り込んでいます」とコメント。さらに「選び甲斐のある商品がそろっているので、送り先の方にも充分思いが伝わるのではないかなと」とも。今までお歳暮を贈ったことがない人も、日本の贈答文化を見直してみて、今年こそは感謝の気持ちをお歳暮として贈ってみませんか? 上司や仕事先の方だけでなく、ご家族に贈るのもいいですね。三越では、カタログや特設サイト「三越のお歳暮 2014冬の贈り物」を眺めるだけでも楽しい商品が、数多く揃っていますよ。また三越日本橋本店のギフトセンターでは、気軽に参加できる食文化を体感できるセミナーを11月11日(火)~12月11日(木)で開催。ぜひ、特設サイトを確認してみてくださいね。
2014年10月23日日本橋三越本店は10月22日から11月4日まで三越創業祭を開催する。三越のシンボル・ライオン像が設置されてから100年を迎える同店では、会期中、ライオンにちなんだ商品の販売やイベントを開催する。会期初日には同店本館1階中央ホールにおいて、三越ライオン像100歳を祝うバースデーセレモニーが行われ、会場には約1.5mのバースデーケーキが登場する予定。ライオン100歳を祝う記念童話も出版される。『魔女の宅急便』で知られる絵本・童話作家の角野栄子が『ヨコちゃんとライオン』(1,280円)を上梓。同氏が作り出すファンタジーの世界に、人気イラストレーターの網中いづるがイラストを添えた。買い物に来た女の子ヨコちゃんとライオンとの間に描かれる、切ないけれど心温まるストーリーだ。会期中角野と網中による同本のサイン即売会(10月22日13時半から)や、角野と幅允孝による朗読会&サイン即売会(10月23・24日/各日13時半から)が実施される。また、「世界で一つだけのライオンバッグ作り」(10月22日から10月28日まで/各日11時、14時、15時半から/参加費1,500円)は、同店本館1階スペース#1で実施される。これはトートバッグブランドの「ルートート(ROOTOTE)」のバッグをキャンバスに、ペンやリボンで自由にライオンを表現、オリジナルのバッグ作りを体験できるイベント。6階宝石サロンでは、ゴールドで製作された有翼の獅子「K24羽根付ライオン」(320万円)を販売する。風格ある佇まいは美術品としても魅力あふれる逸品だ。同じく6階の美術工芸サロンからは、若手陶芸家の長瀬渉がライオンの陶ブローチ兼帯留め(9,261円)を5種類用意、ガチャガチャで販売するという。また、同店では食品フロアが誕生して今年で100年という節目の年でもあり、ライオンをモチーフとした和洋菓子もこれを記念して販売される。「彩果の宝石」の洋菓子獅子缶(1,500円)はライオン像をかたどった、マスカット味のジューシーなゼリーと人気のフルーツゼリーの詰め合わせだ。「文明堂 日本橋」のスマイルライオンカステラ(1,000円)は、愛らしいスマイルライオンが描かれ、子供から大人まで楽しめるという。再開発が進み、日々進化をとげる日本橋。日本橋三越に居を構えるライオン像もそのめまぐるしい100年の変化を楽しんでいるに違いない。
2014年10月22日三越伊勢丹は10月15日、今年のお歳暮商戦をスタートした。店頭のギフトセンター開設に先駆け、三越ではインターネット注文の受け付けを15日から開始。伊勢丹は10月22日からネット注文受け付けを開始する。商戦初日に日本橋三越で行われた“決起大会”には、“農業女子”が駆けつけ、自身が作った食材で商品化されたお歳暮をアピールした。今年の三越のお歳暮は、同店シンボルの“ライオン像”が設置され100年を記念した同店限定品が注目のアイテム。「ライオン最中茶漬け」(5,000円)は、三越ライオン像が型どられた最中種の中にあられときざみ海苔が入り、別添のだし、あわび、お茶は、フリーズドライ製法で風味をそのまま閉じ込めたという。別添素材を乗せ、最中を割って中身を出し、湯を注いで食べれば絶品だそうだ。お歳暮の定番ビールも三越ライオンとコラボレーションする。「サントリーザ・プレミアム・モルツオリジナルラベル瓶」(5,000円)からは、小瓶のラベルと王冠に三越ライオン像がデザインされ、姿を型どった栓抜きもセットでついてくるプレミアムなギフト。ヨーロッパの伝統製法を大切にした洋菓子の老舗「ロイスダール(RUYSDAEL)」からは、ライオン像のロゴ入りチョコレート(5,000円)も販売される。同店初企画となる“農業女子ギフト”も同店一押し。会場に駆け付けた山形県の農業女子は、「ガールズ農場米詰合せ」(5,000円)を紹介。山形を代表するブランド米つや姫“姫米(ひめまい)”をはじめ、古代米をブレンドした“彩米(いろどりまい)”、枝豆のような香りが食欲をそそる“香米(かおりまい)”など、合計5種類の米を詰め合わせたセットをアピールした。埼玉県の農業女子は「ペニンシュラホテルの点心セット」(5,000円)を紹介。このセットは、香り豊かな原木椎茸が入ったもち米の焼売や、海老ニラ饅頭、ザ・ペニンシュラ香港発祥のX.O.醤を練り込んで仕上げたという肉まん、焼売の詰め合わせ。この椎茸はナラの原木に種を植え、自然の紀行を利用しながら約2年掛けて栽培するそうだ。農業女子とは、日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵をさまざまな企業のシーズと結びつけ、商品やサービスを発信していく女性農業者のプロジェクトで農林水産省が推奨しており、三越伊勢丹は2014年から参画している。このほか、同店では世界から注目を浴びている無形文化遺産・和食に着目。和食にとっては欠かせない旨みの柱となるだしにこだわったお歳暮を用意した。京料理のたん熊北店の「甘鯛とさわらの京風寄せ鍋」(1万円)は、繊細な京料理の味わいを引き出すために、質の高い“一等検”の利尻昆布を使用。枕崎産の鰹節を加えてとった上品なだしに、鯛の骨を焼いて煮出しただしを合わせて、贅沢な鍋だしを作り上げた。鍋の具は甘鯛やさわら、車海老などだ。また、同店ではお歳暮だけでなく、クリスマスギフト関連の商品展開も充実している。毎年、人気を博すという高橋常政によって描かれたサンタがパッケージとなる「三越クリスマスストーリーズ」はもちろん、クリスマスの子供用向けギフトも用意。「プレゼントとうさぎのそりをひいたコートの女の子・リースを持った男の子のセット」(5,500円)は、子供達と家を見守り、クリスマスにはサンタの手伝いをする妖精“ニッセ”が素朴で温かみのある聖夜の雰囲気を醸し出している。日本橋三越本店と伊勢丹新宿本店の店頭ギフトセンターが開設されるのは11月5日から。
2014年10月17日日本橋三越本店は、パリにあるセレクトショップ「メルシー(merci)」の期間限定ショップ「メルシーリュバン(merci ruban)」をオープンした。同店本館1階中央ホールで10月14日まで。会場では2014年4月から新しいデザインに変更した三越ショッピングバッグ柄のトランクも販売する。19世紀から20世紀にフランスのサンテティアン地方の基幹産業であったリボンにフォーカス。会場では、当時のリボンの見本が貼り付けられた台帳や大型カタログなど約2,000シートを展示・販売している。これらは当初、サンテティアンに当時のままの資料として残存していたがメルシーが入手、2014年2月パリでのイベントを開催するまでは市場には出回っていなかったという。日本橋三越本店での販売は日本初であり、販売価格は1,500円から数万円。この他、メルシーの定番人気であるオリジナルメダルや麻のトートバッグ、スカーフ、リボンメダルをそろえる。また、三越のショッピングバッグ柄マスキングテープやトランク(大1万3,000円、小1万1,000円)など、三越日本橋本店とのコラボレーションアイテムも展開する。同バッグは、友禅作家で人間国宝の森口邦彦が三越の原点でもある着物のために作られたデザイン「白地位相割付文 実り(しろじいそうわりつけもん みのり)」で、2014年4月1日より同店の新しい柄のショッピングバッグとして使用されている。メルシーは2009年に子供服ブランド「ボンポワン(Bonpoint)」の創業者コーエン夫妻によって創業され、ファッション雑貨、文房具、リビング用品など幅広いジャンルを扱う。リュバンはフランス語でリボンの意味。
2014年10月10日「レスポートサック(LeSportsac)」が、日本橋三越本店 本館1階 スペース#1に期間限定ショップをオープンした。10月7日まで。ベーシックながらエレガントな日本限定プリントを始め、ゴールドのロゴプレートやスリムなストラップで高級感を出した「Signature(シグネチャー)」コレクションなどがそろう。また期間中は、税込1万800円以上するとブランド生誕40周年を記念したポーチがプレゼントされる(無くなり次第終了)。初日より、コンパクトながらも収納力の高いミニショルダーバッグ「Small Jenni」や「Small Cleo Crossbody Hobo」に人気が集まっているという。また10月1日からは、人気の日本限定の新作「Monogram Chestnut(モノグラム チェスナット)」やファン待望の「Glitter Series(グリッター シリーズ)」も販売予定。
2014年09月24日