3月14日(水)のホワイトデーに映画『僕等がいた』の特別試写会が東京・文京区の跡見学園女子大で行われ、W主演の生田斗真と吉高由里子が舞台挨拶に登壇し、女子大生の質問に答えた。生田さんはこの日、入籍した親友の小栗旬と山田優に対して「幸せな家庭を築いてほしい」と祝福のコメントを贈った。累計1,200万部を突破した小畑友紀の同名人気コミックスを前後篇2部作で映画化した本作。北海道・釧路の高校で出会った矢野と七美の6年に及ぶ運命的な恋のゆくえを描く。女子大を訪れるのは初めてという2人。生田さんは「こういうのは『オレンジデイズ』(TBS)でしか見たことがない(笑)。いい景色ですね」と女子大生で埋まった客席を見やりニンマリ。吉高さんも客席からの「かわいい!」という歓声に気を良くしたのか「みなさん、立派な学校に通っていらっしゃいますね、トイレも多いし(笑)。私もこういう生活送りたかったです」と大ハシャギだった。女子大生からの「(劇中の矢野と七美のような)遠距離恋愛に耐えられるか?」という質問に生田さんは「会えない時間が(相手を)好きにさせるというところがあると思う。距離は関係なく、お互いが信じられるかどうか」と回答。理想の恋愛については「優しい時間が過ごせればいいなと思います」(生田さん)、「何もしてなくてもホッコリして幸せだなと思える環境があれば」(吉高さん)と答え、女子大生たちをキュンキュンさせていた。さらに、話題は高校時代の恋愛エピソードにも及んだが、生田さんは「先輩が好きでしたけど、プレゼントを渡そうと最寄りの駅の改札を出たら電話がかかってきて、『何してるの?』って聞いたら『彼氏と一緒にいる』と言われまして…。プレゼントを捨てて帰った哀しい思い出があります」と失恋の思い出を告白した。吉高さんも、同じ学校の相手に「好きです」と告白したが「『友達にしか見えない』と言われ、放課後に『あぁっ…』ってなりました」とこちらも失恋のエピソードを披露。2人の意外な失恋秘話に観客は一様に驚いた様子だった。イベント後に改めて報道陣の取材に応じた生田さんは「親友の小栗旬が結婚し、僕にとっても嬉しい日になりました。2人が付き合いたての頃から見守ってきた仲間として嬉しい」と祝福した。実は小栗さんからは「かなり前の段階で『結婚することになると思う』と教えられていた」という生田さん。小栗さんとは電話で話したそうだが「お祝いは直接言いたい」と会える日を心待ちにしているよう。「めっちゃ羨ましい!僕もしたいな」と笑みを浮かべていた。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年03月14日中山美穂が10年ぶりにTVドラマに帰ってくる女優、中山美穂が俳優、佐藤浩市とのW主演でTBSドラマ「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」に10年ぶりに出演する。2002年に作家・辻仁成氏と結婚、フランスに移住した中山は、今回のドラマ出演の為に帰国。フジテレビ2002年の「ホーム&アウェイ」以来のドラマ出演となり、TBSは総力を挙げて制作に臨んだ。大人のラブストーリーが展開「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は、大阪発札幌行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」が舞台となる。不倫関係にある中山と佐藤が別れを決意し、最後の旅行に出かける。エクスプレスのスイートルーム内で揺れ動く感情を二人が演じる。今回の撮影は、JR西日本が全面協力、実際のダイヤの合間をぬってトワイライトエクスプレス内で撮影を敢行。ドラマとしては異例の力の入れようだ。現在、活躍中の多くの女優や歌手が憧れる中山の久々のドラマ出演に、大きな期待が寄せられている。TBSドラマ特別企画「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は3月20日 後9:00より2時間放送。元の記事を読む
2012年02月17日魔裟斗と矢沢心がブログでJrを授かった事を発表格闘家の魔裟斗と女優の矢沢心が二人の間に、結婚6年目にして始めて赤ちゃんを授かった事を、それぞれのブログで発表した。矢沢のブログでは、2月1日「にこにこにゅーす」と題し、「祝」と印字した饅頭の写真と共に喜びのコメントを寄せている。妊娠5カ月に入り、無事安定期を迎えた矢沢は色々あった妊娠までの道のりをこれから色々話していきたいと記している。矢沢の以前のブログより昨年の12月31日のブログでは「今年思うこと人は一人では生きていけなくていつも誰かに助けられ支えられているそう思った年でした。」また、1月10日のブログでは【家政婦のミタ】さんのお言葉。『奇跡は人間の強い意思で起こる』強い意思そして大事なことは努力全て妊娠の喜びにつながっているかのようなブログになっている。魔裟斗のコメントは皆様へご報告です。「ようやく待ちに待ったJrが心のお腹に出来ました。5ケ月が過ぎました。まだ男の子か女の子かは分かりませんが待ち遠しいです。」と、ストレートにJrを授かった喜びを記している。6年目に授かった待望のJr、無事に誕生することを願い、将来は格闘家?それとも女優?と大変嬉しいニュースとなった。元の記事を読む
2012年02月03日小畑友紀による累計発行部数1,000万部超の人気漫画を原作とした映画『僕等がいた』に生田斗真と吉高由里子が主演することが決定!さらに、共演陣として高岡蒼甫、本仮屋ユイカが出演することも明らかになった。原作は「月刊ベツコミ」(小学館刊)にて2002年より連載が開始され、いまなお連載中。北海道と東京を舞台にした、矢野元晴と高橋七美の10年以上にわたる純愛を描き出す。映画は前後篇の2部作で製作されるが、ついにメインキャストが発表!クラスの3分の2の女子から好意を持たれるほどの人気者でありながら、かつての恋人との死別という過去を引きずる矢野を生田斗真が、そんな矢野と出会い、やがて惹かれ合うようになる七美を吉高由里子が演じる。様々な葛藤を乗り越えて結ばれる矢野と七美。過去のトラウマに苦しむ矢野を七美は全力で支えようとするが、思いが成就した矢先にさらに大きな運命が2人を翻弄することに。家庭の事情で東京へと旅立った矢野と、釧路に残った七美。彼女は大学進学で上京を目指すのだが…。出演決定に際し、生田さんからは「『僕等がいた』の映画に出演させて頂くことになりました。とても人気のある漫画だと、以前から認識していました。こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを自分が演じさせてもらうことに、恐縮していますが精一杯“矢野”という人物に息を吹き込みたいと思っています。学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います」と意気込みを語る。吉高さんも「漫画原作のラブストーリーは初めてです。今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、愛されてきた素敵な漫画だと思います。そして、これからも残る作品として、原作ファンの方を裏切らないように、恥ずかしくないように、気持ちを庇う照れをなくして尽力したいです」と撮影を前に心情を明かしてくれた。次々と話題作に出演し、人気と実力を兼ね備えた2人が北海道で、東京で、どのような“化学変化”を見せてくれるのか、期待したいところだ。そして、2人を取り巻く同級生にも若手実力派が名を連ねる。矢野の幼なじみで大親友であり、七美にとっては頼もしい相談役である心優しい純情男子・竹内匡史(まさふみ)を演じるのは高岡蒼甫。2人の恋を応援し見守りつつ、抑えきれずに七美に想いを寄せてしまう、という役どころとなっている。高岡さんからは「大勢の方に喜んでもらえる作品になるように、自分自身役に向きあっていきたいと思います。沢山の原作ファンの方、そうでない方にも喜んでもらえる作品になるように、自分自身も楽しんで演じさせていただきます」とのコメントが到着。そしてもうひとり、欠かすことのできない重要人物である山本有里(ゆり)を演じるのは本仮屋ユイカ。有里は、矢野や七美の同級生にして、死んでしまった矢野の元カノ・奈々の妹であり、矢野が持つ心の影の“秘密”を知る人物。暗く、他人を寄せ付けないオーラをまとうが、そんな彼女を矢野は放っておくことができない…。本仮屋さんは「原作を読み進めるうち、気付けば私も矢野元晴に惹かれていました。不器用でも一生懸命想いを貫こうとする登場人物たちに共感し、その中のひとりとして演技できることを光栄に思います」と出演の喜びを語る。この影をまとった役柄をどう演じるのかも楽しみなところ。監督は、『ソラニン』で不器用で瑞々しい若者たちの完成を見事なまでに描写した三木孝浩。『クローズド・ノート』、『岳-ガク-』の吉田智子が脚本を手掛ける。物語の舞台である北海道・釧路在住の原作者・小畑さんは、映画化に際して「田舎の自室でひとりでちまちまと描いていた世界が、多くの方の手を借りて映画になるということがなんとも感慨深いです…」とのコメントを寄せてくれた。いまだ原作は連載中とあって、この2部作の映画がどのような結末を迎えるのかも注目が集まりそうだ。純粋がゆえに傷つき、不条理な運命に翻弄される2人の想いは果たして結実するのか――?映画公式サイト上ではエキストラの大々的な募集も行われているが、撮影は実際に釧路でも行われる予定。『僕等がいた』は5月に撮影を開始し、2012年春、前後篇2部作連続公開を予定。■関連作品:僕等がいた 2012年、全国東宝系にて公開© 2012小畑友紀・小学館/「僕等がいた」製作委員会
2011年05月02日光源氏役に人気絶頂の生田斗真を迎えて描き出す歴史絵巻『源氏物語』の共演陣が新たに発表され、真木よう子、田中麗奈、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋が出演することが明らかになった。作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を原作に、紫式部が「源氏物語」を執筆する現世と、光源氏の生きる物語の中という2つの世界を往き来する形で物語は展開。これまでに生田さんのほか、紫式部を中谷美紀、藤原道長を東山紀之、そして安倍晴明を窪塚洋介が演じることが発表されていた。今回新たに出演が明らかになったのは6人の女優陣。NHK大河ドラマ「龍馬伝」に龍馬の妻・お龍役で出演中の真木さんは、源氏の亡き母・桐壺と彼女に瓜二つで光源氏の義理の母となる藤壺を演じる。田中さんは、源氏に恋焦がれるあまり生霊の姿に身を変えてしまう六条御息所、多部さんは源氏の正妻・葵の上を演じる。源氏の想い人である夕顔の君に芦名さん、帝の正妻で桐壺を目の敵にする弘徽殿役に室井さんが演じ、現実世界で紫式部の語り相手で道長の娘である中宮彰子に蓮佛さんが扮する。生田さんからは「絢爛たる女優陣を相手に現代ならではの源氏物語を創っていきたいと思っています。ひとつの作品でこれだけ多くの女優さんと共演が出来ることは稀有な経験で、かなり緊張もしておりますが、いまから楽しみにしています」とのコメントが到着した。また、製作総指揮を務める角川歴彦氏は「光源氏をとりまく女たちには著者・紫式部の心の底に蠢く様々な思いが投影されています。だから“生田源氏”をとりまく女優たちには紫式部が振りつけた個性を光らせる“それぞれの艶”を演じきる力が必須でした。そこで魅力と可能性を併せもつ日本映画界屈指の華麗な演技派に白羽の矢を立てたわけです。母性と色香で光源氏を虜にする藤壺には真木よう子の放つ、なまめかしい大人の艶がその魅力を引き立たせると思います。光源氏への深い愛が嫉妬へと変貌し、生霊と化す六条御息所には妖艶さとある種の気迫を演じ切れるであろう田中麗奈に期待をかけました。光源氏の后・葵の上は、儚さと気品が絶対条件、さらに華もなければならない。表情に幼さを覗かせる多部未華子は適役でしょう。優しさと慎ましやかな佇まいで自然に光源氏に受け入れられてゆく夕顔には、可愛らしさを繊細にかもし出すことが出来るであろうクールビューティの芦名星を選びました。そして光源氏とは直接絡みませんが、清楚さと矜持を表現せねばならない道長の娘・彰子役は蓮佛美沙子に託しました。そして、この物語の主要な舞台となる平安宮廷の大奥を支配する弘徽殿は『人間失格』でも素晴らしい存在感で若手を圧倒した室井滋に委ねます。彼女なら“鬼気迫る”という言葉がまさにぴったりの、物語を大きくうねらせる演技をしてくれるに違いないと思っております」とひとりひとりの配役の理由を説明すると共に、期待を寄せる。彼女たちが源氏とどのように絡み合い、どのように愛憎を表現するのか?撮影は9月20日より始まり、岩手や京都を中心に行われ年内にはクランクアップの予定。『源氏物語』は2011年、全国東宝系にて公開。■関連作品:源氏物語 2011年完成予定■関連記事:生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2010年10月11日生田斗真主演で映画化されることが決まった『源氏物語』の共演陣が発表され、紫式部役を中谷美紀、陰陽師・安倍晴明役を窪塚洋介、そして藤原道長を東山紀之が演じることが明らかになった。平安時代に成立した古典文学の傑作で、光源氏が宮廷内で紆余曲折を経ながら、栄華を極めていくさまが、様々な恋と共に描かれる。映画は作家・高山由紀子による「源氏物語 悲しみの皇子」を原作に、物語の中の光源氏の世界と物語を執筆した紫式部の世界が交錯する形で、夢と現実を往き来しつつ展開する。先日、映画の製作と共に生田さんが光源氏役を演じることが発表されたが、このほど明らかになった共演陣は3人。「源氏物語」を執筆する文豪・紫式部を中谷さん、時空を超えて、現実と物語の世界の2つの世界を往き来し怨霊と戦う陰陽師・安倍晴明を窪塚さん、そして紫式部に物語を執筆させる人物であり、光源氏の辿る軌跡が自らの人生と重なる、栄華の頂点に立つ男・藤原道長を東山さんが演じる。壮大なる愛の物語を生み出すという役柄に、中谷さんは「千年の時を経て今も尚語り継がれる物語を綴った紫式部が、長い髪と重い装束の内側に隠した修羅を演じることは、光栄であると同時に恐ろしくもありますが、鶴橋(康夫)監督を信じてついて行きます」と意気込みを語る。窪塚さんは「みんなが見たことのない、安倍晴明を御覧に入れます。京都/嵐山なう」とコメント。窪塚さんは役作りのため、晴明神社や京都・嵐山を巡り、勉強しているとか。かつてTVドラマで光源氏役を演じたこともある東山さんは「人生で二度も同じ文学作品に携われるなんて大変光栄です。日本文学最高峰を生み出した“紫式部”。僕は“藤原道長”を演じることをとても楽しみにしています。斗真には負けないぞ(笑)!」とこちらも気合十分の様子。撮影は本日9月20日(月・祝)にクランクインし、年内にクランクアップの予定で、岩手や京都を中心に行われるという。『源氏物語』は2011年公開予定。■関連作品:源氏物語 2011年完成予定
2010年09月20日新垣結衣、生田斗真が9月9日(木)、映画『ハナミズキ』のメガヒット返礼“遠恋”舞台挨拶ツアーを敢行。沖縄、釧路、東京・渋東シネタワーの3劇場を回った。先月21日(土)の公開から19日間(9月8日現在)で、観客動員162万人突破、興行収入20億円とメガヒット中。その返礼でこの日、新垣さんは自身初となる故郷の沖縄・那覇市内のシネマQ、生田さんも自身の故郷で本作の舞台にもなった北海道・釧路のWM釧路で土井裕泰監督と挨拶に立ち、渋東シネタワーで合流と、劇中で描かれる遠距離恋愛ならぬ、約2,500キロメートルを股にかけた“遠恋挨拶”を体験した。それぞれ買ってきたお土産を手渡し。新垣さんは生田さんと土井監督へシーサーの置き物、さとうきび、シーサーのTシャツをプレゼント。「まさかシーサー?」と苦笑いの生田さんに、新垣さんはすねたような表情で「シーサーでしかないです!」と仲睦まじいやりとりを見せた。生田さんから劇中にも登場した船の模型をプレゼントされると、新垣さんは「ふざけてすみません」と自身のお土産にちょっぴり後悔の念をにじませつつ、「(模型は)劇中でずっと持っていて、愛着があったのですごく嬉しいです。ありがとうございます」と真顔で喜んだ。土井監督は2人へ宛てた手紙を読み上げた。生田さんへは「きみの現場での我慢と努力は実を結んでいます」と労いつつ「言い忘れたダメ出しがあるので来週飲みましょう」。新垣さんへも「あなたの輝きは多くの人の中に残ると思う。自信を持って次の一歩を踏み出してください」と激励しつつ、シメで「来週飲みましょう」。新垣さんは「この作品で、ひとつの繋がりができたような気がする。来週の飲みの約束もできて嬉しい」としみじみ。「劇中の言葉を借りて、みなさんと大切な人、大切に思うことが100年続きますように」とメッセージを送っていた。『ハナミズキ』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:生田斗真、司会のテキトー質問に「調べろよ(笑)!」とツッコミガッキーは感涙『ハナミズキ』向井理インタビュー恋愛話は「得意じゃない」男が明かす愛情の形ガッキー100年続く愛語る「存在が特別なモノになる出会い、ある」ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ
2010年09月09日ついにファイナル・シーズンのレンタルがスタートした「HEROES」のCMナレーションをプロサッカー選手のゴン中山こと中山雅史が担当することが決定。中山さんからのコメント動画とナレーション入りのWEB限定特別予告編が到着した。突如、特殊な能力を覚醒した人々が、戸惑いつつも己の運命を受け入れ、能力を駆使して世界を救うために戦う姿を描いた本作。「ヒーローズ」というタイトル、普通の人々が運命を切り拓いていくという、見る者に夢や希望を与えるストーリー性が、日本のサッカー界を代表するヒーローとして現役で活躍し続ける中山さんのイメージと重なり、ナレーションの仕事をオファー。中山さんも本作のストーリーに共感しオファーを快諾し、今回のコラボレーションが実現した。映像を見ると、これまでヒーローズたちの様々な名シーンと共に中山さんの静かなナレーションが…。過去をふり返りながら優しい声で語りかけるナレーションは、普段の中山さんのハイテンションなイメージを一変!なお、実際にCMがオンエアされる際には、ナレーターの名前や顔は伏せて放送されるため、「あれは誰の声?」と話題を集めそうな予感も。ちなみに完成したCMを「HEROES」生みの親でありプロデューサーのティム・グリングは大絶賛!また、中山さんの大ファンという、ヒロ役のマシ・オカも、あまりのうまさに当初、中山さんの声と気がつかなかったとのこと。機会があれば共演してみたいとコメントを寄せてくれた。ゴン中山、ついにハリウッド進出も!?こちらのCMは8日(水)より地上波、CSチャンネルにて放送開始。「HEROES」ファイナル・シーズンは本日8日(水)よりレンタル開始。DVD-BOXは11月26日(金)より発売。※こちらのWEB限定特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「HEROES ファイナル・シーズン」<レンタル>Vol.1〜49月8日(水)Vol.5〜610月6日(水)Vol.7〜811月5日(金)Vol.9〜1011月26日(金)<セル>「HEROES ファイナル・シーズン DVD-BOX」発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント価格:14,980円(税込)発売日:11月26日(金)「HEROES」公式サイト:■関連作品:HEROES/ヒーローズ [海外TVドラマ]■関連記事:意外と悲観論が多数?ヒロの運命は…「HEROES」エンディング予想結果発表!シネマカフェ的海外ドラマvol.159「HEROES」マシ・オカ語る、ヒロの“運命”マシ・オカ&“和製”マシ・オカサッカー日本代表に超能力絡めエールヒーローたちに新たな試練!「HEROES」試写会に20組40名様ご招待ヒロの運命やいかに…結末を大予想!「HEROES」タンブラーを10名様にプレゼント
2010年09月08日歌手の一青窈の名曲を基に作られた映画『ハナミズキ』が8月21日(土)に公開初日を迎え、都内劇場で新垣結衣、生田斗真、向井理と土井裕泰監督による舞台挨拶が行われた。新垣さん演じる紗枝と、生田さん扮する康平の10年におよぶ愛を描いた本作。新垣さんらが劇場後方の扉から姿を現すと、客席は拍手と大歓声に包まれた。司会を務めるTBSの赤荻歩アナウンサーが、本作が台湾、香港、マカオ、タイで公開されることが決定したと伝えると再び会場には拍手が沸きあがった。が…赤荻アナからキャスト陣への「(映画で描かれる)遠距離恋愛というのは、海外でもあるんでしょうか?海外でどう受け止められるのでしょう?」という、質問ともつぶやきともつかない微妙なフリに一同は困惑。新垣さんは「言葉や文化の違いを越えて、受け入れていただければと思いますけど…」と首をかしげながら回答。生田さんは「超テキトーな質問だよ!ていうか調べろよ!」と鋭いツッコミを入れ、向井さんも「そうですよね」と苦笑交じりに頷き、会場は笑いに包まれた。さらに、赤荻アナのむちゃぶりは続く。この場で生田さんと向井さんに、それぞれが演じる康平と北見の紗枝へのセリフの再現をリクエスト。生田さんは「結婚しよう」となぜか向井さんのセリフを借用し新垣さんにプロポーズ!生田さんは「言ってみたかったんです。恥ずかしいですね」と照れくさそうな表情。これに負けじと(?)、向井さんが本家本元・北見の口調で「結婚しよう」と言うと、新垣さんは「ありがとう、純一」と返し、映画を観終わったばかりの観客はナマのやりとりに大満足の様子だった。監督からはハナミズキの花言葉である“返礼”の思いを込めて、3人に花束がプレゼントされ、新垣さんは「胸を押さえていないと、いろいろこみあげてきそう…」と感激の面持ち。さらに、初日に集まった観客が、登壇陣への映画への“返礼”として、サプライズで映画の基となった「ハナミズキ」の歌を合唱でプレゼント。フルコーラスを歌い上げ、新垣さんは時折、観客の歌声に合わせ一緒に口ずさみながら聴き入っており、その目にはうっすらと光るものが。歌い終わると客席からは、事前に手渡されていたハナミズキの花をかたどったボードがひらひらと振られ、それを見た新垣さんは「まさかフルコーラスとは…(笑)。撮影を通じて、いろいろなきれいな景色などを見てきましたが、いまが一番、きれいだと思います」と喜びを口にした。向井さんも「こういう機会はあまりないことで、ここに立っていられる幸せを感じています。『ありがとう』という言葉はたった5文字ですが、すごいパワーを持った言葉なんだなと思います」と感激をかみ締めた。『ハナミズキ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:『ハナミズキ』向井理インタビュー恋愛話は「得意じゃない」男が明かす愛情の形ガッキー100年続く愛語る「存在が特別なモノになる出会い、ある」ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送る
2010年08月21日映画『シーサイドモーテル』(守屋健太郎監督)の試写会が5月24日(月)、東京・丸の内ピカデリー2で行われ、主演の生田斗真、共演の山田孝之、玉山鉄二の3人が舞台挨拶中に“連鎖噛み”した。場末のモーテルの4つの部屋に居合わせたワケありの男女11人の駆け引きを描くアンサンブルドラマ。先陣を切ったのが山田さん。劇中、借金まみれのギャンブラー、朝倉陽介を演じており「朝倉南を演じた、あ、陽介でしたっけ?陽介を演じた…」となぜか漫画「タッチ」のヒロインの名を口にし、公私で親しい玉山さんが「アサクラミナミは違うだろ!」とツッコミ。だが続けて山田さんは「山田タカオ、いや孝之です」と“連続噛み”。それでも全く動揺しない山田さんに、玉山さんは「そこ、間違えるか?」と笑顔で再度突っ込んだ。続いて挨拶した玉山さんは「どうも玉木宏、いや玉山鉄二です」と確信犯で言い間違え。ベタな発言に、共演陣から「おーい、おいおい」と笑いが起きた。この日の挨拶には生田さんらのほかに、麻生久美子、成海璃子、温水洋一、池田鉄洋、柄本時生、山崎真実とイケメン、美女、個性派の豪華9人が勢揃い。生田さんは、締めの挨拶で「腕のあるキャストがこれだけ揃って、面白いわけがない!」とまさかの言い間違え。満場の女性ファンは大喜びで、玉山さんが「あー言っちゃった?」などと突っ込むなど共演陣も大爆笑。生田さんは赤面し「面白くないわけがない、ですね」と修正したが、会場の笑いは収まらず「あ、もう何を言ってもダメですね」と頭を掻いた。一方、挨拶中には劇中のテーマ「騙し合い」にひっかけ、キャスト陣が騙されたエピソードを披露。玉山さんは高校の先輩に「『“強いて”、のしはアルファベットのCだぞ』と教えられて信じていた」と明かし、「その先輩、ホントいい加減な人で、『海外旅行に行ったらとりあえず“pardon?”って言っときゃいい』とか言って、僕、税関で“pardon?”って連発したら、荷物をガッツリ開けられました」。成海さんは「マネージャーに騙された。前の現場で共演の方が死んだと言われたんです」と衝撃的な前振りに、会場は一瞬、静まった。だが「『○○さん、なくなった』っていう言葉を聞いてだったんですけど、それ、その人のシーンがなくなったっていう意味だったんです」というオチに会場から笑いが起こっていた。『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真&麻生久美子、驚愕のベッドシーン撮影エピソードを激白!キャスト&監督舞台挨拶付き『シーサイドモーテル』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、玉山鉄二ら男4人が解説!『シーサイドモーテル』特別映像が到着運命の一夜、4つの密室で一体何が?『シーサイドモーテル』試写会に10組20名様ご招待騙し騙される11人の行方は…?『シーサイドモーテル』鑑賞券を5組10名様プレゼント
2010年05月24日映画『シーサイドモーテル』の関西舞台挨拶が5月13日(木)、大阪市のメルパルクホールで行われ、主演の生田斗真と麻生久美子が撮影時のマル秘エピソードを暴露した。周りを山に囲まれているにもかかわらず“シーサイド”と名付けられたモーテルに集う人々の、一夜の悲喜こもごもを描いた本作。生田さんはインチキ美容クリームを扱う営業マン、麻生さんは崖っぷちのコールガールを演じている。2人と共に登壇した守屋健太郎監督は、生田さん、麻生さんについて「脚本に漫画チックなセリフや現実の会話で言わないセリフを入れているんですが、このセリフを2人に面白く言ってもらえるのかな?と不安に思ってました。しかし、本番が始まったら、(2人が演じると)こんなにも面白くなるんだ!!と逆にびっくりしました」と絶賛。これを受けて生田さんも「すごく楽しい時間でした。朝から深夜まで麻生さんと意見を投げ合いながら演技していたので、大変でしたけど、すごく楽しかったです」とふり返った。一方、麻生さんはあるシーンの撮影について激白!「言っちゃいますけど、生田さんと私の2人のベッドシーンが映画の中で出てくるんですけど、普通の撮り方と違って、1人ずつそれぞれで演じるベッドシーンだったんです!ベッドシーンを1人で演じるってこんなに恥ずかしいことないな!って思いました(笑)」。生田さんも「僕も史上最大に恥ずかしかったです」と苦笑していた。『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:キャスト&監督舞台挨拶付き『シーサイドモーテル』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、玉山鉄二ら男4人が解説!『シーサイドモーテル』特別映像が到着運命の一夜、4つの密室で一体何が?『シーサイドモーテル』試写会に10組20名様ご招待騙し騙される11人の行方は…?『シーサイドモーテル』鑑賞券を5組10名様プレゼント生田斗真主演映画の主題歌にデビュー30周年シャネルズの「ランナウェイ」
2010年05月14日サッカーワールドカップ南アフリカ大会に向けた日本代表メンバーが発表された5月10日(月)、Jリーグ、コンサドーレ札幌に所属する元日本代表の“ゴン中山”こと中山雅史がアイアンマンと対面した。こちらは、6月11日(金)公開の映画『アイアンマン2』のプロモーションのイベント。本作は、巨大産業の社長にして天才発明家でもある主人公が、自ら発明したパワードスーツをまとい、ヒーロー“アイアンマン”となって戦うアクションムービーで、すでに全米などで公開され、前作を上回る勢いで興行収入を伸ばしている。体ごとボールと一緒にゴールマウスに突っ込んでいくゴールに代表されるような、激しいプレーが身上の中山さん。「いまも挑戦を続ける熱き闘魂の持ち主」(映画配給元 パラマウント ピクチャーズ)として今回の夢の共演が実現した。サッカー選手の“戦闘服”とも言うべきユニフォーム姿で登場した中山さんは、ヒーロー像について問われ「最終的には結果を出すことが最も大切。アイアンマンもまさにそのとおり。苦しみながらも、最後には勝つ、そんなヒーローになりたい」と熱く語った。アイアンマンと並んだ中山さんは「スゴい大胸筋(笑)。僕もこれくらいになるよう鍛えることにします」と語り詰めかけた報道陣の笑いを誘った。自身の代表入りは残念ながらならなかったが、1998年のワールドカップでの日本代表の初ゴールを始め、数々のゴールを代表で決めてきた男だけに、代表への思いは人一倍強く持っている。中山さんは「日本代表は貴重な機会なので、誇りを持って熱く戦ってほしい!グランドで表現してほしい!」と選ばれた選手たちに向けて情熱溢れるエールを送った。『アイアンマン2』は6月11日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:アイアンマン2 2010年6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開Iron Man 2, the Movie: © 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.■関連記事:中村獅童もNo.1ポーズで祝福?『アイアンマン2』全米1位発進!黒レザーで胸元チラリ…スカーレット・ヨハンソン、まるで“不二子ちゃん”画像解禁スカヨハに国家にM・ローク…難題山積でピンチ?『アイアンマン2』予告編到着正義か悪か、もしくは色気で100万狙え!『アイアンマン2』コスプレコンテスト開催名探偵ホームズに天才科学者…ヒーロー役続くダウニー・Jr.の素顔はちょいワル?
2010年05月11日カラオケの十八番としても人気の一青窈(ひととよう)の代表曲「ハナミズキ」をモチーフに、新垣結衣、生田斗真を迎えて贈る純愛映画『ハナミズキ』。昨年9月より行われてきた本作の撮影が、3月25日(木)、しんしんと雪の降る北海道釧路にて日本編のクランクアップを迎え、翌26日(金)には主演の2人からの返礼として、お世話になった地元の漁港の人々のために炊き出しを行った。本作で描かれるのは、東京への大学受験を控え、大きな夢にひたむきに走る紗枝(新垣さん)と家業の漁師を継ぐため水産高校に通う康平(生田さん)、純粋な心を持つ2人の男女の出会いから初恋、遠距離恋愛、別れ、成長、挫折…という、10年間に及ぶ軌跡。若くして死んだ父が海辺の家の庭に植えたハナミズキの木に導かれるように2人に訪れる奇跡とは――。人々が自身の人生や想いを重ね口ずさむような「ハナミズキ」の歌詞と音楽がモチーフとなっており、共演陣には、蓮佛美沙子、ARATA、木村祐一、松重豊、向井理、薬師丸ひろ子など多彩な顔ぶれが揃った。昨年の9月にクランクインし、北海道、東京などでロケが行われてきた本作。釧路で日本編のクランクアップを迎えた新垣さんは「こんなにキラキラしたキレイな雪の中で終われて幸せです」と笑顔を見せると、この日で全ての撮影が終了となった生田さんは「北海道は寒かったけど、温かい現場で毎日撮影が楽しみでした」と名残惜しそうにふり返った。本作のタイトルにもなっている、ハナミズキの花言葉は「返礼」。クランクアップ翌日には、2人と映画スタッフは地元の人々に感謝の気持ちを込めて炊き出しを敢行!新垣さんが感謝を述べながら真鱈の味噌汁を配り、生田さんは北海道ならではのちゃんちゃん焼きを振舞うという和やかな打上げとなった。今回、漁師という役で実際に漁にも参加した生田さんだが、「漁師のみなさんは温かくて仕事に誇りを持っていて、役作りとしても人生経験としても貴重な体験。鮭漁はマスターしたので力になれると思います(笑)」と頼もしいコメント。すると、今度は漁港の人々から映画の大ヒットを祈願した大漁旗が生田さんに贈呈され、このサプライズ演出に本人は驚きながらも「すげぇ、やったぁ!」と感激した様子。一方、新垣さんに贈られたのは北海道名物の、木彫りの熊。これには思わず笑みがこぼれた。そして、新垣さんは「生田さんにいろんな面で助けてもらいました。楽しい現場を作ってくれたり、お芝居してるときもナチュラルでいられるなって。ホントにいい時間を過ごさせてもらいました」と感謝。来月からはニューヨーク・カナダの海外ロケが始まるが、「海外でのお仕事は経験が少ないので緊張していますが、何より楽しみたいと思います」と決意を述べた。そんな新垣さんに生田さんは「英語のセリフとか大変だと思うけど、体に気をつけて頑張ってほしい」とエール!映画は6月下旬完成予定。『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年03月30日生田斗真主演で6月に公開される『シーサイドモーテル』の主題歌が、今年メジャーデビュー30周年を迎えるシャネルズ(現・ラッツ&スター)の大ヒットナンバー「ランナウェイ」に決まった。映画では、海沿いにあるわけでもないのになぜか“シーサイド”と名付けられたホテルを舞台に、偶然集まった11人の男女が繰り広げる運命の一夜が描かれ、当初はバラバラだったそれぞれの物語が朝が近づくにつれ、次第に絡み合っていく。つい先日初主演映画『人間失格』が公開されたばかりの生田さんを始め、麻生久美子、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、古田新太、温水洋一、小島聖、池田鉄洋など実力派、個性派キャストが入り乱れる。シャネルズの「ランナウェイ」は生田さんが生まれる以前、1980年に誕生したナンバーで、当時110万枚を売り上げた。その後、ラッツ&スターに改名し「め組のひと」、「Tシャツに口紅」などのヒットナンバーを連発したが、メジャーデビュー曲の「ランナウェイ」に最も思い入れがある、という往年のファンも多いのでは?本作のメガホンを握った守屋健太郎監督にとっても「初めて聴いたのはまだ小学生で、TV番組の『ザ・ベストテン』から流れてきた」という懐かしのナンバーである。監督は今回の決定について「当時は意味も分からず口ずさんでいたその大ヒット曲を『シーサイドモーテル』の脚本の執筆中に偶然聴く機会がありました。久しぶりに再会したこの曲は、まるで麻生久美子さん演じるキャンディの気持ちを代弁しているかのようで、僕はその瞬間に主題歌に決めてしまったのです。こうして映画が出来上がり、エンドロールで『ランナウェイ』が流れると、まるでこの曲のために、この物語を作ったかのような不思議な感覚に襲われます。僕は30年かけてやっとこの曲の意味が分かったのかもしれません」と感慨深げに語っている。ちょうどデビュー30周年となる2月25日(木)の前日の24日(水)に東京・渋谷のNHKホールにて記念ライヴのステージに立ったリーダーでヴォーカルの鈴木雅之は 「2010年は、ワタクシ、鈴木雅之が『ランナウェイ』でデビューしてからちょうど30年という節目の年。30年間という長い時間、歌い続けることができた、そしてファンとその時間と音楽を共有することができた、ヴォーカリスト・鈴木雅之としての“自信”と“誇り”、何より“感謝の気持ち”を届ける1年だと思っています。そんな記念すべき年に『ランナウェイ』が映画『シーサイドモーテル』の主題歌として起用される、こんなに嬉しいことはありません。守屋監督の言葉にもあるように、当時の想いがいま改めてよみがえり、そしてまたこの時代に届けられる…それはまさに『歌』を歌い継いで次の世代に伝える、我々ヴォーカリストの使命でもあります。しかも、『ランナウェイ』が映画のストーリーを伝える上でお役に立てるのであれば、嬉しさを通り越して、感謝したい気持ちでいっぱいです。この曲が描いた青春の想いや夢が、映画『シーサイドモーテル』を通して、当時聴いてくれていた多くの方はもちろん、いまの世代にもまた新鮮に伝わってもらえればと願っています」とファンに向けてのメッセージを語った。11人の男女が朝を迎え、映画が終幕を迎えるときに流れ出す、男たちの心に響く歌声。往年のファンはもちろん、当時を知らない若い観客もどこか懐かしさをおぼえるかも…?『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真&麻生久美子最新作に賭博師・山田孝之×借金取り・玉山鉄二ら主演級が続々!生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2010年02月25日先日より公開され、大ヒットを記録している『サヨナライツカ』主演の中山美穂による凱旋舞台挨拶が2月6日(土)と7日(日)の2日間にわたって東京、名古屋、大阪、福岡で行われた。途中、共演の西島秀俊も加わって開催されてきたが、最終回となる7日(日)の夜の東京・丸の内TOEI2での回では、中山さんが感激のあまり涙を見せる一幕も!この日の中山さんの衣裳は、劇中、沓子(中山さん)が、初めて豊(西島さん)の部屋を訪れる際に着ていたもの。元々、中山さんの私物だったということだが、中山さん曰く「友人のデザイナーのところで見つけたもので、きれいに透けて、脱ぎやすくて(笑)、あのシーンにぴったりだと思って監督に提案したら気に入ってくれたんです」とのこと。西島さんにそのシーンの思い出を尋ねると「あのシーンは緊張しました。僕は普段、緊張することはないんですが、あのシーンに関しては『カット!』という声が掛かったときに、手が震えていたのを覚えています」と明かした。ちなみにこの日も「舞台袖で、美穂さんがこの衣裳で現れたとき、緊張しました。いまも緊張してます…セクシーで素敵ですよね」と少し照れくさそうに語った。これに、中山さんも「ありがとうございます」と笑顔で返した。この日は、観客から2人に質問する時間も設けられたが、最初の質問は男性の観客で「僕はいま、彼女がいるんですが、それと別に忘れられない女性がいます。どうしたらいいんでしょうか?」という悩みの相談。中山さんはちょっと困った顔をしつつも「そうですね…。大切な思い出としてずっと胸にしまっておくとか…。いまの彼女と別れて、(その女性のところに)帰るというのもありますが…。迷いますよね。頑張ってください!」と励ましの(?)言葉を贈った。一方の西島さんは「困りますよね(苦笑)」と同調しつつ「いいんじゃないですか、忘れられない人がいるということは。(想いを)大切に持っていていいと思います」とのお答え。続いての質問は女性から。「自分にも付き合ってる人がいて、別れるつもりはないんですが、それでもほかの人を好きになってしまうことがあります。(これと同じような状況の)劇中の沓子と豊は幸せだったのでしょうか?」という深〜い質問。中山さんは「想いが深ければ深いほど、その想いに忠実であるなら幸せだと思います。人を好きになるということは幸せなこと。それだけは否定してほしくないです」と答えた。西島さんも「豊と沓子がいきなり恋に落ちるのは、互いを理解し合っていたから。豊は、ほかの人には見せないけれど、虚無感を抱えていて、沓子はそれをすぐに理解した。理解し合う2人だったからこそ恋に落ちた」とさすがの解説で会場を唸らせた。この日は凱旋舞台挨拶を記念して、くす玉が用意された。2人が引っ張り、くす玉が割れると、会場からは大きな拍手がわき起こったが、中山さんはこれに感極まって思わず涙!すると、西島さんがすかさずハンカチを差し出し、客席からは一層大きな拍手と歓声が。中山さんは「年をとったのか…涙もろくてしょうがない」と涙交じりに笑顔を浮かべ歓声に応えた。そして「末永くこの映画をみなさんの胸の中で育ててください。私も、25年後に観てどう感じるのか楽しみにしています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂がフランスから緊急帰国!『サヨナライツカ』日本横断凱旋舞台挨拶が決定中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ
2010年02月07日先日公開され、10億超えも視野に入る大ヒットスタートを切った『サヨナライツカ』。この大ヒットを受けて、本作で12年ぶりの映画復帰を果たした中山美穂が、現在の住まいであるフランスから緊急帰国し、2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市8か所にて開催される大ヒット御礼凱旋舞台挨拶に出席することが急遽決まった。興行面での好調のみならず、本作は様々な映画サイトでのアクセス数、話題度で1位を獲得。加えて中島美嘉による主題歌「ALWAYS」も各チャートで1位、中山さんの夫である辻仁成の原作小説も紀伊国屋文庫本週刊ベストセラーを始め各ランキングで1位を記録するなど、“社会現象”という言葉が決して大げさではない盛り上がりを見せている。これを受けて、中山さんが再びフランスから帰国することが決定!今週末の2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市、8つの劇場で行われる舞台挨拶に登壇することになった。フランスから日本、さらに各都市をめぐる総移動距離は推定22,200キロ!およそ3,000人の観客動員が見込まれるこちらの舞台挨拶だが、実施の詳細については2月1日(月)の23:00ごろ、公式サイト上で発表されるとのこと。公開初日の舞台挨拶では、ファンから「おかえり!」という言葉と大声援で迎えられ、感無量といった面持ちで「海外映画なのに、日本のみなさんにいち早く届けられることが本当に嬉しい」と喜びを語っていた中山さん。今回の舞台挨拶ではどのような言葉をファンに向けて発するのか?『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。『サヨナライツカ』映画公式サイト■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」
2010年02月01日俳優、生田斗真の初主演映画『人間失格』の完成披露試写会が1月27日(水)、東京国際フォーラムで行われ、石原さとみら豪華女優陣が生田さんとの絡みについて思い思いに語った。美しい容姿と独特の感性を備え持つ資産家の息子・葉蔵(生田さん)が女性遍歴を重ねつつ、遊び人の先輩らの影響を受け堕ちていく姿を描く人間ドラマ。2009年の文豪・太宰治の生誕100年を記念して太宰の代表作から製作された。映画初出演にして初主演を果たした生田さんは「胸を張って自信作と言える作品になりました。みなさまに観ていただけることを心待ちにしていたので感無量です」と清々しい表情を浮かべた。葉蔵と次々に関係を持つ女性たちを演じた、石原さとみから三田佳子まで豪華女優陣がズラリと並び、生田さんとの共演の感想を順に報告。葉蔵に想いを寄せる下宿屋の娘・礼子を演じた坂井真紀は「撮影中は斗真くんしか見ないようにしていました」とテレ気味。葉蔵が堕ちていくきっかけとなる薬屋の女主人・寿を演じた室井滋は「目を覆いたくなるシーンが…まさか私もそんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑い。葉蔵の最後の女・鉄役の三田さんも「斗真くんと大変なことになるシーンがありまして、オッホッホ」と楽しげにふり返り「室井さんもおっしゃっていましたが、私もそうなるとは思いませんで、ごめんなさいね。ショックを受けるかもしれない」と生田ファンに謝罪しつつ「私がおばあさん女優になって、男盛りの斗真くんとまたお仕事できたら」と妖艶な笑み。生田さん、共演の伊勢谷友介ら男性キャストを爆笑させた。一方、遊び人の先輩・堀木役の伊勢谷さんは、演技で心がけたことを司会を務めたフリーアナウンサーの深澤里奈から聞かれ「僕のキャラクターはやたらしゃべる役だったんですけど、僕、滑舌が悪いので…」。深澤さんから「では今回は、滑舌に気をつけたということで」と確認され、会場の笑いを誘った。また原作にない天才詩人・中原中也を演じた人気グループ、V6の森田剛も「後輩の生田くんと絡めたのはすごく楽しかったです」と“絡めた”の言葉で笑いを誘発。メガホンを取った荒戸源次郎監督も「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに撮りました。堪能してください」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。『人間失格』は2月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2010年01月27日辻仁成の人気小説を、彼の妻で女優の中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』が1月23日(土)に公開を迎え、都内の劇場で中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子を迎えて舞台挨拶が行われた。タイのバンコクを舞台にした、婚約者(石田さん)との結婚を控えたサラリーマンの豊(西島さん)と、自由奔放な女・沓子(中山さん)の燃えるような恋、さらにその25年後を描いた本作。12年ぶりの映画主演を果たした中山さんに、客席から「おかえり!」という声援が飛び、「緊張して昨夜は眠れなかった」という中山さんもホッとしたような笑顔を見せた。3人には、これまでに試写会などで映画を観た観客から寄せられた質問が投げかけられた。「“女の本性”、“男の本性”を感じさせられたシーンは?」という質問に、中山さんは「(石田さん演じる)光子に対して、本性というか妻としての強さを感じました」と回答。中山さん自身、この12年の間に妻となり、母となっただけになかなか興味深い答え。石田さんも「光子が沓子に会いに行く“怖いシーン”は女の本性を感じます(笑)。優しい顔して『いなくなって』って言うんですからね。キツイことを言うときは余裕を持っていたい、という気持ちでしょうか」とうなずいた。一方、西島さんは婚約者がいながらも、魅力的な女性を前に、恋に落ちてしまうところに“男の本性”を感じたようで「初めて沓子と結ばれるシーンは…まあ、しょうがないんじゃないかと(苦笑)。いろんな人に『ひどい男だね』とか言われましたが、しょうがないんじゃないかなぁ…」と苦笑いを浮かべつつ「しょうがない」を連発していた。西島さんは劇中、タイ語での演技を披露しているが、タイ語の難しさ…というよりもイ・ジェハン監督の要求にかなり苦労した様子。「一応、勉強して現場に行ったんですが、監督はひどい人で、撮影直前に違うセリフを持ってくるんですよ、『これ覚えて』って」。そんな西島さんにタイ語のセリフの再現をお願いすると「やれますよ!」と快諾。タイ語でバンコクの長〜い正式名称を諳んじてみせ、会場は大きな拍手に包まれた。3人にはさらに、また海外の監督と仕事がしたいか?という質問が。中山さんは「スペイン映画に出てみたい」、西島さんも「一緒に仕事をしてみたい人はたくさんいます」と乗り気。石田さんは「私は、メリル・ストリープさんが大好きなので、おこがましいですが、ご一緒にお仕事できるなら何でもやります!」と語った。最後に、中山さんはこの“サヨナライツカ”というタイトルが持つ意味について「私は“始まり”を意味するニュアンスを持っていると思います。人生の中にはたくさんのサヨナラがありますが、同じ数だけ出会いもある。その繰り返しの中で永遠が見えてくるのではないでしょうか」と語り、観客に向けて「25年後に、もう一度観られたらいかがでしょうか?」と粋な言葉で呼びかけた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?
2010年01月23日韓国のトップ俳優、チョン・ウソンからまもなく公開を迎える『サヨナライツカ』を絶賛する応援メッセージが到着した。辻仁成の同名小説を原作に、辻さんの妻である中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした作品として注目を浴びる本作。なにゆえ、韓国の名優からメッセージが到着が届いたのか?本作でメガホンを取ったのは韓国の名匠イ・ジェハン。ジェハン監督の名を韓国のみならず日本にも知らしめ、いまなお日本国内で上映された韓国映画の中で歴代1位の興行記録を持っているのがウソンが主演を務めた『私の頭の中の消しゴム』なのである。韓国ではウソンのみならず、ジェハン監督の次回作へ出演予定のクォン・サンウや、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し日本でも人気の「Big Bang」のT.O.Pや俳優のチャ・スンウォンらが、映画の完成をいまいまかと待ちわびていたとか。また、今回のメッセージ発表とあわせて、ウソンの3月の来日も決定。3月27日(土)には単独来日イベントが開催されることも決まった。ウソンは『サヨナライツカ』について「完成前に、編集室で少し拝見する機会があったのですが、イ・ジェハン監督のオリジナリティあふれる映像美がとても素晴らしかったです!映像の一部を観ただけで、さらに先を観たくなる、気になる映画でした」と手放しで絶賛。続けて「韓国でも、『私の頭の中の消しゴム』以来、みなが待ち焦がれていたイ・ジェハン監督の作品!監督が時間をかけて温めてきた大切な映画です。日本のみなさまには、とても感動的で素敵な時間を過ごしていただけると思います。映画の成功を願うとともに、祝福いたします」とのコメントを寄せてくれた。2010年の初泣きはこの映画?『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。チョン・ウソンイベント 情報日時:3月27日(土)14:00開場/15:00開演場所:日比谷公会堂チョン・ウソン公式サイト:■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2010年01月08日新垣結衣と生田斗真が、一青窈の大ヒットナンバー「ハナミズキ」をモチーフに製作される映画作品『ハナミズキ』で共演することが分かった。「ハナミズキ」は2004年のリリース以来、多くの人に支持され、常にカラオケランキングのベスト10に入り続けている名曲。映画では、東京の大学への受験を控え、夢に向かってひたむきに走る紗枝(さえ)と稼業の漁業を継ぐために水産高校に通う康平の出会いと初恋、遠距離恋愛に別れ、新たな出会いや挫折といった巡り来る様々な運命が、10代後半から20代後半にかけての10年にわたって描かれる。彼らの運命を優しく見守るかのように映し出される、庭に埋められたハナミズキの木が印象的な役割を果たす。女子高生、そして外国で働くキャリアウーマンと10年に及ぶ紗枝という女性を演じ、女優としての新境地を切り開く新垣さん。大人のラブストーリーへの挑戦という点も楽しみだが、もしかしたらこれが最後の女子高生役になるかも?撮影は北海道や都内でのロケに加え、ニューヨークやカナダなど海外ロケも実施されるという。新垣さんは「本作のテーマである人を想うこと、想われることの気持ちの強さ、大きさ、温かさを素直に感じてもらえるよう頑張りたいです。生田さんはすごく誠実で心が広く常にオープンでいてくれる方です。2人のラブストーリーを主に描いている作品なので、お互いにコミュニケーションをとることをとても大切にしています。学生時代から10年間、相手を想い続ける純愛を演じることは初めての経験です。心境の変化、実際の年齢による見え方など“時間の流れ”を実際にこの映画をご覧になるみなさんに見せていければと思います。実は海外で仕事をする女性の設定なので英語も勉強しているんですよ!北海道は寒いですが、景色が良くて流れ星も虹も見たし、夕日も素敵です。1か月以上、こんなに長い間の地方での撮影は初めてですが、楽しく過ごしています」と意気込みと撮影の様子について語っている。生田さんからは「『ハナミズキ』の歌詞は、人によってそれぞれの受け取り方があり、この映画の答えもこの歌詞のくみ取り方の一つになっていると思います。今回、僕は相手を想う気持ちや10年間続く“我慢”を常に大切にして演じています。いままで純粋なラブストーリーを経験したことがなかったので、色んなことが初めてで、刺激的な毎日をすごく楽しんでいます。新垣さんの印象は、すごく感受性の豊かな方だと思います。この作品を見て、恋っていいなとか、人をこんなに想えることって素敵だなとか、そんな風に思ってもらえるような映画にしたいです。完成を楽しみにしていてください」と頼もしいコメントが。一青さんも「二人の想いはきれいに咲くのでしょうか。楽しみです」と映画に期待を寄せている。2人のほかにも、紗枝が東京で出逢う大学の先輩・運命の人となる北見純一役に人気急上昇中の向井理、紗枝の母・良子役に薬師丸ひろ子、さらに若くしてなくなった父親役をARATAが演じるほか、蓮佛美沙子、木村祐一、松重豊など豪華キャストが顔を揃える。「返礼」を花言葉に持つハナミズキ。いま、最も輝いている2人が10年の歳月を生きる姿、思い続けた気持ちを通じて、心の中にある普遍的で温かい部分=“無償の愛”を体現する。『ハナミズキ』は2010年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年夏、全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会
2009年11月08日中山美穂の12年ぶりの映画出演作となる『サヨナライツカ』の完成披露試写会が、記者会見に続いて10月27日(火)の夜に行われ、中山さんを始め西島秀俊、石田ゆり子、そしてイ・ジェハン監督が上映前の舞台挨拶に登場した。中山さんは昼間の会見時の肩出しドレスとは趣きを変えて、華やかな黄色いワンピースで登場。作品について「何度でも観たくなる作品になっています」と力強くアピールした。久々の映画出演を決めた経緯に話が及ぶと、「話をいただいたときは驚きましたが、以前、一度(本作の映画化の)お話があったときの気持ちが甦り、演じたいと思いました」と語った。西島さんは、婚約者(石田さん)がいながら、中山さん扮する奔放な女性、沓子との愛に溺れていくサラリーマンを演じたが、その中山さんを西島さんは絶賛!「中山さんじゃなかったら、この映画は完成しなかったと思います。役柄を演じるだけでなく、現場を支えてくださいました。中山さんは、自分のことは全く考えず、作品のことだけを考える人なんです。そんな姿勢に勇気づけられました」と称賛を惜しまない。中山さんは少し照れくさそうに「西島さんも、すごく忍耐強い方で、スタッフを盛り上げたりとかしてくださって、私も現場で支えられました」と笑顔で返した。こんな2人の相思相愛ぶりに石田さんは少し嫉妬気味?西島さんは「石田さんが現場にいらっしゃるとホッとするんですよ」と語るも、石田さんは「西島さんは、本当は私に対して、特に感想はないと思います…。いいんです、私は。この2人(中山さん&西島さん)の素晴らしいラブストーリーになってますので」と寂しそうな笑顔を浮かべての自虐コメントで、会場は笑いに包まれた。イ・ジェハン監督は「全てのシーンを丁寧に作り上げました。細かいところまで観ていただければ嬉しいです」と静かな口調ながら自信をにじませた。最後に中山さんは、詰めかけた観客に「観終わったらみなさん、いろんな感想をお持ちになっていろんなお話をしたくなると思います。それは、愛についてであったり、人生についてであったり、生きるということについてだったりするでしょう。そんな話を日本中の人々がしてくれたら嬉しいです。壮大なラブストーリーになっています!」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月28日中山美穂の12年ぶりの映画主演作となる『サヨナライツカ』の完成記者会見が10月27日(火)に開かれ、中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子にメガホンを握った韓国人監督のイ・ジェハンが出席した。映画は辻仁成の小説を原作に、25年にもわたる男女の愛を描いており、中山さんは自由奔放な女・沓子を、西島さんは沓子と燃えるような恋に落ちる豊を、そして石田さんは豊の貞淑なる婚約者・光子を演じている。左肩を大胆に出したシックなドレスで登場した中山さん。「現場では不思議とブランクを感じなかったんですが、いま、この瞬間、(会見への出席が)すごく久しぶりだな、という気がしてすごく緊張してます」と語った。そんな彼女に質疑応答では質問が集中!12年ぶりに映画に出演する気になったきっかけを尋ねられると「以前からこの作品を映画化するというお話は伺ってました。沓子という女性に魅力を感じていましたが、まさか自分が演じるなんて思ってもみなかったです。ただ、監督からお話をいただいて、眠っていた感情が甦って、どうしても演じたい…沓子のような自由奔放な女性の役をやりたいって思ったんです」と語った。相手役の西島さんは撮影をふり返り「一番大変だったのは、監督がシーンごとに説明をしてくださるんですが、そこで要求される感情がひとつじゃないんです。喜びと悲しみとあきらめと…という感じで。全シーンがそうで、それを表現できるまでOKを出さないんです。辛く、やりがいのある現場でした」と充実した表情を見せた。が…一方で中山さんは「私には、大きな注文はなかったです。(厳しい要求を受ける)西島さんにちょっと嫉妬しました」といたずらっぽく笑った。石田さんは自身の役について「武家の妻のようですね。家庭を守り、夫を支えるのが自分のやるべきことであるという揺るぎない気持ちを持っている女性です。私なりに、彼女の美学を考えて演じました。監督には『優しく、やわらかく、包み込むように』という注文をいただきました」と説明した。劇中では2人の全く違うタイプの女性の間で揺れ動く男を演じた西島さんだが、個人的にはどちらに惹かれるか?という質問に西島さんはかなり困った表情。「両方が一番いいんですが…(苦笑)。豊が揺れ動く気持ちがよく分かります。僕が豊の立場でも揺れると思います。そうですね…映画を観ていただいてそれぞれに感じていただければ…」と何とか逃げ切った。逆に女性陣2人に沓子と光子、どちらに魅力や共感を感じるか?と尋ねると、石田さんは「本来、全ての女性は沓子と光子の2人の部分を少なからず持っていると思います。気持ちの上で、この2人は表裏一体なのかな、と。でも完成した映画を観たら『沓子、魅力的だな…。男ならこっちを選ぶかな』と正直、思いました(笑)」と明かした。中山さんもこれにうなずき、「光子には共感しますし、沓子のような女性への憧れの気持ちもあります」と答えた。さらに、中山さんには(現在、住まいのある)パリでの7年の生活が何か影響を与えたことは?という質問が投げかけられたが「ブランクが明けて、演じる上で、このブランクの間に変わった部分が演技ににじみ出ればいいな、という思いでした。ただ、自分の中で(ブランクが)どのように影響したか、ということは私にも分かりません」という答えが返ってきた。『私の頭の中の消しゴム』を手がけた鬼才として日本でも人気の高いイ・ジェハン監督は「原作を読んで、光子が書く詩に感動し、“岐路”というワードを見たときにこれを映画化したいと思いました。別れたくても別れられない、2人の胸の痛みを映像にしたかったんです」と作品に込めた思いを明かした。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月27日TVドラマに映画に人気絶頂の2人、生田斗真と麻生久美子を主演に迎え、岡田ユキオ原作の人気漫画「MOTEL」の映画化作品として進行中の『シーサイドモーテル』。その一癖も二癖もある登場キャラクターたちを演じる珠玉の共演キャストの正体が明らかになった!今回発表となったのは、この9人!山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、そして山崎真実という主役級の豪華顔ぶれだ。彼らが演じるのは、生田さん、麻生さん同様、海なんかどこにもないのになぜか「シーサイド」と名づけられたモーテルの各部屋に集まる男女。何やら荒れた様相の202号室に暮らすのは、山田さん扮する借金を踏み倒したギャンブラー・朝倉と成海さん扮するその女・二宮。ここへ、玉山さん演じる朝倉の幼なじみの借金取り・相田にその部下、チー坊(柄本)そして謎の男・ペペ(温水)が姿を現す…。今回カップルを演じる山田さんと成海さんは、「ストーリーもキャラも共演者たちも面白いし、監督もすげーオタクっぽいし、これは面白くなるんじゃないかと思って参加を決めました!」(山田さん)、「共演者の方が面白い人ばっかりで、すぐに仲良くなれました」(成海さん)と楽しげなコメント。玉山さんも「キャラの濃い人が出てくるので、そんな中で僕も負けないで頑張っています」と意気込みを感じさせる。さらに、203号室には古田さん演じるED気味のスーパーの店長と小島さん演じる欲求不満の若妻。104号室には、山崎さん扮するキャバクラ嬢と池田さん扮する常連客という、異色のカップル。「現場が楽しそうだなと思ってたら、聖ちゃんと二人きりでした」と漏らすのは古田さんだが、キャスト一同からは現場も作品も「楽しい!」との声が続出。果たして、どんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待は膨らむばかり。『シーサイドモーテル』は2010年、全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2009年10月13日辻仁成の同名小説を中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』の主題歌を中島美嘉が担当することが決まり、中山さん、中島さんからそれぞれコメントが発表された。中山さんにとって12年ぶりの映画復帰作であり、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督の手による本作。タイのバンコクでの出会いを皮切りに25年の時を超え、東京、ニューヨークと舞台を移しながら、燃えるような一瞬の恋が切なくも美しい永遠の愛へと昇華していくさまが描かれる。中山さんの相手役を務めるのは西島秀俊。大人のラブストーリーにふさわしい2人がどのようなやり取りを繰り広げるのか?楽しみなところ。中島さんが映画の主題歌を歌うのは『永遠の詩』以来2年ぶりのこと。今回の「ALWAYS」では、昨年TVドラマ「流星の絆」の挿入歌として話題を呼んだ「ORION」でも中島さんとタッグを組んだ百田留衣が作詞・作曲を担当。「キミが笑うだけで、明日が見える。例え過ちだとしてもかまわない。今はただ…」と、この映画の情景にぴったりの切ない愛が紡ぎ出される。中山さんは「忘れたことにしない、なかったことにしない、愛すること、愛したことに一生懸命向き合う沓子の切なさや、想いの深さが存分に込められていて『一瞬の恋が、一生の愛へと続いていく』という映画の世界観を、音楽という別の側面で表現していると思いました」と中島さんが歌い上げる世界観を絶賛。「この作品のテーマとも言える『愛されること、愛すること』の愛することは永遠でありつつも、いつまでも感じることだと思います」とこの主題歌と合わせて、映画に込められたメッセージを改めて強く感じた様子。中島さんも「切ないシーンにも合う楽曲に仕上がっていますので、ぜひ映画と共に音楽も楽しんでいただけたら嬉しいです」と喜びのコメントを寄せてくれた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。「ALWAYS」も来春リリースを予定。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月07日大ヒット映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハンの熱烈なラブコールにより、中山美穂が12年ぶりに完全女優復帰!中山さんの夫である辻仁成による小説を原作に、切ない永遠の愛を描いた『サヨナライツカ』が2010年1月23日(土)に公開されることが決定した。待望のスクリーン復帰を前に、中山さんがその変わらぬ美貌を放つ、本作の作品画像が初披露された。本作で中山さんが演じる主人公・沓子(とうこ)は、「愛することがすべて」と思っている自由奔放で欲望に忠実な女性。バンコク、東京、ニューヨークと、25年の時を超えて交わされる、恋人・豊(西島秀俊)との切ない恋愛模様が描かれる。日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝いた『東京日和』(’97)以来12年ぶりの映画主演となる中山さんは、作品をふり返り「この物語は二人(豊、沓子)の出会いによって始まりますが、私が演じさせていただいたということも大きな出会いになりました。出会うということには、計り知れない可能性が秘められていて、想像もつかない未来が訪れたり、自分を成長させてくれます。『いつか』のために『いま』が用意されている。そのことをこの作品を通してずっと考えていました」とコメント。さらに、「沓子は、愛すること、愛したこと、すべてを体当たりで受け止めようとする彼女に、真の女性像を見たような気がした。彼女が泣いたり笑ったりするたびに、演じている私が壊れてしまうのではないかと思うときも」と、体当たりで演じあげたことをうかがわせる。12年ぶりの主演ということに加え、中山さんはイ・ジェハン監督のもと、韓国語、タイ語、英語が飛び交う現場を経験したが、「必ずまた一緒に作りたい!もう二度と仕事をしたくない!こんな極端な思いをしたのは初めて。それほど監督もスタッフも私も、特別な時間を共に過ごしたのだと思う。笑ったり泣いたり怒ったり、励ましたり励まされたり。演じるということ以外にもたくさんの愛情があふれた現場だった」と充実した日々をふり返る。念願のタッグとなったイ・ジェハン監督も、「美穂さんから感情を準備するために多くの質問を受け、よく話し合った。現場で演技について話すときは、信頼が積み重なれば重なるほど、目を見ただけで、何が言いたいか分かるようになった」と深い信頼を感じさせるコメント。中山さん渾身の演技に注目の『サヨナライツカ』。公開は、2010年1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2009年09月24日周囲を山に囲まれているのに、そのホテルの名は“シーサイドモーテル”。そんな微妙なモーテルの一室で、生田斗真と麻生久美子が何をする――?別冊漫画ゴラクに連載された岡田ユキオの漫画「MOTEL」を原作に、あるモーテルに偶然集まったひと癖もふた癖もある輩たちが微妙に、絶妙に交錯しつつ、小さな幸せを見つけようとする姿を描いた『シーサイドモーテル』の製作が決定!主人公のセールスマン・亀田を『人間失格』で映画初出演にして主演を務める生田斗真が、そして一見、陽気なコールガールのキャンディを独特の空気感で観る者を魅了し、次々と話題作へと出演する麻生久美子が演じることが発表された。物語の舞台は周りを山に囲まれ、どこにも海なんかないのになぜか「シーサイド」という名がついたモーテル。かたや怪しげな化粧品を売りさばくインチキ・セールスマン。かたや三十路を前にすでに人気に陰りの見えるコールガール。この偶然の出会いが2人にもたらすのは、彼らが求めてやまない小さな幸せ?それとも…。生田さんは、自身の役を「インチキクリームを売りさばく詐欺師で、モーテルで偶然出会ったコールガールに恋をしてしまう青年」と説明。さらに「豪華なメンバーと作品を共に出来ることを楽しみながら演じていきたいです。監督からは、好きに遊んで下さいと言われました。本気で遊びます」と意気込みを語る。一方の麻生さんも「生田さんとの会話劇をテンポ良く作り上げられるよう頑張りたいと思います。とにかく出演者の方々が魅力的なので、贅沢な見どころ満載な映画になると思います」とコメント。是枝裕和監督(『誰も知らない』、『空気人形』)や西川美和監督(『ゆれる』、『ディア・ドクター』)の作品を手がけてきた独立系制作プロダクション、テレビマンユニオンによる本作。メガホンを取る守屋健太郎監督は2人について「生田くんは、いままでにないこの軽薄なキャラクターを楽しみながら演じてくれています。すでに衣裳合わせのときには亀田になりきっていて、数日前まで太宰治の作品をやっていたとは思えない豹変ぶりでした。麻生さんが演じるのは、亀田を翻弄する存在で、どこまでが駆け引きの言葉で、どこからが本音なのか、なかなか本心が見えにくい難しいキャラクターなのですが、とても絶妙なバランスで演じてくれています」と絶賛。2人の掛け合いを見どころに挙げている。因みに本作には、亀田とキャンディ以外にも個性的なキャラクターが数多く登場。借金を踏み倒したギャンブラーに、その恋人の猫好きな女。借金取りにチンピラ、伝説の拷問職人にED気味の社長、やる気のない警察官などが絶妙に交錯する群像劇となっている。現段階で生田さんと麻生さんのほかに、先輩・後輩の警察官コンビを演劇を中心に活躍する赤堀雅秋(「THE SHAMPOO HAT」主宰)、ノゾエ征爾(劇団「はえぎわ」主宰)が演じることが明かされているが、それ以外の登場人物の配役に関しては今後、徐々に発表されていく予定。この個性的過ぎる面々を誰が演じるのか?そして生田さん、麻生さんとの“化学反応”も楽しみだ。やがて朝を迎えたとき、彼らは海の見えないこのモーテルに海を見つけることが出来るのか――?すでに8月より撮影は開始されている『シーサイドモーテル』。公開は2010年を予定。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開
2009年09月10日