生田斗真と広瀬すずの共演で、河原和音の人気コミック『先生!』が実写映画化されることが発表になった。先生と生徒役で初共演するふたりは「生田、久々に恋愛映画やるってよ。キュンキュンを超えて、ギュンギュンする映画を作ります」(生田)、「私自身、ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてなのでどんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです」(広瀬)とコメントを寄せている。その他の情報1996年から2003年まで別冊マーガレットで連載され、累計発行部数570万部を突破する人気作を実写化するのは、三木孝浩監督(『僕等がいた』)と、脚本家の岡田麿里(『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)。本作のテーマは、教師と生徒の“純愛”で、大人と子供、教師と生徒、本音と建前、さまざまな思いが交錯する中、不器用で純粋すぎるふたりの“じれったい恋”が描かれるという。恋愛映画への出演は『僕等がいた』以来5年ぶりになる生田は、「久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています」といい、「脚本の岡田麿里さんは以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです」とコメント。本作では、周りのことに無頓着だが、生徒には真摯な態度で接する、まじめな教師・伊藤貢作を演じる。そんな伊藤先生に初めて恋をする高校生・響を演じる広瀬は、「少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生の事を大好きになりたいと思います。少しでも、響の切ない心、嬉しい心をたくさん感じれるように頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。「生田くんとまたラブストーリーをやろうねと約束してから早5年。再びタッグを組めることを本当に嬉しく思います!」と話す三木監督は、「年齢を重ねた今だからこそ演じることのできる生田斗真の“伊藤先生”。そして今10代で最も眩しい輝きの中にいる女優広瀬すずが演じる“島田響”。このふたりが、どんな風に奮え、想いを響かせ合うのか。現場でのふたりの化学反応が本当に楽しみで仕方がありません」と語っている。実写映画化に際し、原作者の河原は「自分にとっても懐かしい作品です。若い読者の皆さんだと、お母さんが知ってるかも! どんな映画になるか楽しみです。内容は、年の差先生ラブなのですが、きっと素敵な映画になると思うので観てほしいです」と期待を寄せている。本作は、11月から撮影を開始し、来年3月に完成する。『先生!』2017年秋 全国ロードショー
2016年10月27日河原和音の人気コミック「先生!」が、2017年秋に実写映画化されることが決定。生田斗真と広瀬すずが「先生」と「生徒」で初共演を果たすことも分かった。“教師と生徒”の純愛を描く本作。一見生真面目でとっつきにくいが、根はやさしく教師愛に溢れる世界史の教師・伊藤貢作と、その優しさに触れ、一途に伊藤を想う恋愛初心者の島田響。子どもがゆえに自分の気持ちを素直に伊藤にぶつける響と、“先生”という立場からいつしか、素直になれず自分の気持ちに気づきながらも大人として接してしまう伊藤。大人と子ども、教師と生徒、本音と建前、様々な思いが交錯する中、不器用で純粋すぎる2人の“じれったい恋”が始まる――。原作は、『青空エール』や『俺物語!!』など続々と実写化される人気漫画家・河原氏の同名コミック。1996年から2003年まで「別冊マーガレット」(集英社)にて連載され、当時の別冊マーガレットを代表する作品の1つと言われるほどの人気を誇り、現在までに累計発行部数570万部を突破する大ヒット作となっている。監督には、『アオハライド』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の青春恋愛映画を手掛ける三木孝浩。また、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』などで熱狂的ファンを生み出した岡田麿里が脚本を担当する。主人公の教師・伊藤貢作を演じるのは、今冬に続編も決定している『土竜の唄』シリーズでは、“体当たり”の演技を見せ、来年にはトランスジェンダーの役を演じる『彼らが本気で編むときは、』の公開を控えるなど、幅広い役柄に挑戦し続ける生田さん。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生・島田響役には、今年だけでも『ちはやふる』『四月は君の嘘』『怒り』と4本の映画に出演し、来春には主演作『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が控えているいまひっぱりだこの広瀬さんが務める。三木監督作品は、『僕等がいた』以来2度目のとなる生田さんは、「久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています」と意気込み。また、生田さんは、三木監督とのタッグのほか脚本の岡田さんのファンだったということも今回出演を決めた理由の一つだという。「脚本の岡田麿里さんは以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです」とコメント。ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてだと話す広瀬さんは「どんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです。少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生のことを大好きになりたいと思います」と語った。さらに三木監督はキャスト2人について、「生田くんとまたラブストーリーをやろうねと約束してから早5年。再びタッグを組めることを本当に嬉しく思います!年齢を重ねたいまだからこそ演じることのできる生田斗真の“伊藤先生”。そしていま10代で最も眩しい輝きの中にいる女優広瀬すずが演じる“島田響”。この2人が、どんな風に奮え、想いを響かせ合うのか。現場での2人の化学反応が本当に楽しみで仕方がありません」とこれから始まる撮影を心待ちにしていると話した。『先生!』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月27日俳優・生田斗真と広瀬すずが、映画『先生!』に出演することが27日、わかった。クランクインは2016年11月、公開は2017年秋を予定している。同作は1996年から2003年まで、『別冊マーガレット』(集英社)で連載していた、河原和音原作の人気コミック『先生!』の実写化。生田演じる世界史教師・伊藤貢作と、広瀬演じる女子高生・島田響の純愛を描く。『僕等がいた』『ホットロード』『青空エール』などを手がける三木孝浩監督がメガホンをとる。生田は「三木監督作品は、『僕等がいた』以来2度目の出演になります。久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました」と語り「三木監督の描く、青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています」と意気込んだ。脚本を手がける岡田麿里は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などのアニメ作品で話題だが、生田は「以前から御一緒してみたい方でした。岡田さんが書いて下さる、繊細で心が温かくなる言葉の数々に、丁寧に息を吹き込みたいです」と岡田脚本への期待も込めた。初共演となる広瀬に対しては「映画に対して、お芝居に対して、とても誠実な広瀬さんと御一緒出来る事、今から本当に楽しみにしています」と先輩らしくあたたかいコメントを寄せた生田。「生田、久々に恋愛映画やるってよ」とユーモアを交えつつ、「キュンキュンを超えて、ギュンギュンする映画を作ります」とアピールした。広瀬は「私自身、ここまで王道なラブストーリーの作品は初めてなのでどんな世界でどんな感情に出会うのかな、と思うと、ただただ楽しみです」と心境を告白。「少し恥ずかしい気持ちもありますが、伊藤先生への気持ちを大切に、先生の事を大好きになりたいと思います」と意気込みを語った。原作の河原は「自分にとっても懐かしい作品です。若い読者の皆さんだと、お母さんが知ってるかも! どんな映画になるか楽しみです。内容は、年の差先生ラブなのですが、きっと素敵な映画になると思うので観てほしいです」と期待を寄せた。(C)河原和音/集英社(C)2017 映画「先生!」製作委員会
2016年10月27日生田斗真主演で描く『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』の続編『土竜の唄 香港狂騒曲』。この度、原作者・高橋のぼるが描き下ろした新たなビジュアルがお披露目された。交番勤務のダメ巡査・菊川玲二(生田斗真)はある日突然クビになり、潜入捜査官すなわち“モグラ”になることを任命され、日本一凶悪な犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ。“クレイジーパピヨン”こと日浦匡也(堤真一)と兄弟の契りを交わし、何度も死にかけながらも合間にちゃっかり童貞を卒業、ケーサツである身分もなんとか明かさず生き抜いた玲二。最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝(岩城滉一)は挙げられなかったものの、傘下の阿湖義組組長・阿湖正義の引退、若頭補佐・月原旬の逮捕までは漕ぎつけた。しかし、思いもよらず日浦組若頭に就任してしまった玲二は、極道の世界へさらに深く潜っていくハメに!その頃、正義感溢れるエリート警官・兜真矢(瑛太)が警視庁組織犯罪対策部課長に就任。警察官とヤクザの癒着撲滅をモットーに掲げる兜は、菊川玲二の逮捕に向けて動き出す。そんなこともつゆ知らず、轟周宝からビッグミッションを言い渡される玲二。それは、極悪非道のチャイニーズマフィア・仙骨竜の撲滅、そして、轟周宝とその娘にして奇跡の処女・轟迦蓮(本田翼)のボディーガードになることだった! 最終ターゲットを守らなければならないまさかの任務を与えられた玲二に、警察の中から、そして海の外から、かつてない危機が次々と襲いかかる! しかし、もっと巨大で凶悪な陰謀が水面下で動き出していることをそのとき玲二はまだ知らなかった――。原作は、高橋氏による現在連載中の「土竜の唄」。続編となる本作は、原作でも絶大な人気を誇る「チャイニーズマフィア編」を実写化。香港を舞台に、潜入捜査官・菊川玲二が、前作以上にミッション絶対インポッシブルな任務に挑む!キャストには、前作に引き続き主演を務める生田さんを始め、強烈なインパクトを残した仲里依紗、上地雄輔、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、堤真一も続投。また、新キャストとして瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒が出演する。主人公・玲二を演じる生田さんを中心に、警察・ヤクザの主要キャストが勢揃いし、眼前を睨み付ける虎の迫力も猛々しいビジュアルがすでに解禁されているが、今回新たに解禁されたのは、そんな本ビジュアルに感銘を受け、高橋氏自らが描き下ろした“アンサービジュアル”。高橋氏は「公開に向けて、私の魂もお祭り騒ぎです!」とコメント。再現度高い本ビジュアルは、原作ファンも必見の仕上がりとなっている。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月19日俳優・アーティストの中山優馬主演舞台『それいゆ』が、2017年4月に再演されることが13日、わかった。東京、福岡、兵庫での公演を予定している。同作は、雑誌『少女の友』の挿絵で戦中・戦後の少女たちに夢を希望を贈り、今も愛され続けている画家・中原淳一が"美しく"生きる姿を描く。6月に初演をむかえ、この度再演が決定した。桜井日奈子、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、佐戸井けん太といった、初演時のキャストが集まる。中山は「このような作品にはなかなか巡り会えるものではないし、僕自身も再演させていただける経験は人生初となるので、前回よりもより良いものを必ずお届けします!」と気合い十分。「もっとたくさんの方々に観ていただきたいと思っていましたので、願いが叶いました。前回行けなかった場所にも行けるということで、劇場や空気が違うことに触れる楽しみも増えています」と、希望を語った。"岡山の奇跡"と呼ばれ注目を受ける桜井。女優デビューとなった前回公演について、「ゼロからのスタートだったので、稽古期間ずっと不安で怖くてしんどかったです。だから再演のお知らせを聞いたときは正直ビクッとなりました」と振り返る。そして「きっとあの頃とはまた違った世界が見えると思うと、今から楽しみです」と、意気込んだ。脚本の古家和尚は、「多くのお客様からご要望をいただき、前回の公演から一年を待たずに再演が決定したこと、心よりお礼申し上げます」と謝意を述べた。また、演出の木村淳は「中山優馬が自身の奥底に、そして確かに宿している〝潔癖さと、頑なさ〟が、可憐で鮮やかな自身の作品と対極に位置する、『天才』中原淳一が内包していたであろう〝狂気〟と〝渇き〟を浮き彫りにします」と作品の魅力を表現した。
2016年10月13日ミュベール(MUVEIL)デザイナー中山路子のディレクションによるジュエリーブランド「グランマティック(GRANDMATIC)」が、伊勢丹新宿店 本館に限定ショップをオープンする。期間は、2016年9月21日(水)から26日(月)まで。美しく年齢を重ねたグランマへの憧れを形にした「グランマティック」。普遍的でありながら、使い込むごとに愛着の湧くジュエリーになってほしいという願いを込めたブランドだ。限定ストアでは、中山が敬愛するアイリス・アプフェルの映画のDVD発売に伴い、 アイリス・アプフェルをフォーカスした世界観を表現。 また、グランマティックジュエリーを身につけたグランマチャーム限定品も登場する。その他、秋の新作ネックレスやイヤリング、中山リメイクのヴィンテージジュエリーも限定発売。温かみのある美しいジュエリーをぜひ手にとってみてはいかがだろう。【概要】グランマティックフェア期間:2016年9月21日(水)〜26日(月)場所:伊勢丹新宿店 本館1階プロモーションスペース住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2016年09月08日「調教」「復讐」――そんなキーワードで彩られる主人公。ひとりの女性として、中山美穂は彼女の行動や心理を「理解できない」と突き放すが、一方で女優・中山美穂はこの役にどうしようもなく惹きつけられ、出演を即決したという。WOWOWにて放送中の連続ドラマ「賢者の愛」。かつて親友に初恋の男性を奪われた女性が、その親友・百合(高岡早紀)と初恋の男性(田辺誠一)の間に生まれた息子・直巳(竜星涼)を、復讐のために自分好みの男に調教し、育て上げていくさまを描き出す。そこには妖艶で、深い闇を心の内に抱えた、誰も見たことのない中山美穂がいた――。原作は鋭い感性で数々のベストセラー小説を送り出してきた山田詠美。中山さん自身「20代の頃に、山田さんの本は結構、読んでいたし、憧れもあったので嬉しかった」とのこと。山田さんは、自身が生み出した「賢者の愛」のダークヒロイン・真由子を「中山美穂が演るのか!」と驚きをもって受け止めたという。確かに、最愛の人を奪った親友への憎しみを糧に、20年もの歳月を復讐のために費やす女性を演じる中山美穂というのは、なかなか想像できない。だが、中山さんは、こうした役を演じたいという思いは「以前からずっとあった」と明かす。「どうしても、これまで演じてきたのはいわゆる(典型的な)ヒロインというのが多かったので(苦笑)。ようやく、やらせてもらえるんだなという思いでした」。実際、これまで演じてきた役柄とは全く異なる真由子という役を演じたことで、女優として新たな境地が開けたという実感は?「正直、この役をやることで何か、これまでと変わった一面が出せるかもって思ってたんです。でも、実際に演じながら『あれ? あんまり変わっていないのかな…』と少しガッカリした部分もあり…(苦笑)。それを埋めるべく、どうしたらいいのか? と悩みながら演じていたところはあります。ただ、完成した作品を見て、自分で思っていた以上にちゃんとできていたんだなという実感はあります 」。繰り返しになるが、中山さん自身は20年にもわたる真由子の復讐の炎を「想像も理解もできない」という。親友でありながら、愛憎によって深く結びついた真由子と百合の関係性や、いわゆる女たちのマウンティング争いについても同様。「やっぱり理解できないですね(苦笑)。2人の関係に関しては、“友情”という言い方をしますけど、家族的でもあるなと感じてます。家族って、少しの齟齬で大きくずれちゃうことってあるじゃないですか。そういう関係性なんじゃないかなって」。下世話な言い方かもしれないが、真由子の直面する“女の戦い”を、10代の頃から時に同世代の女性と比べられながら芸能界を渡り歩いてきた“女優・中山美穂”とどうしても重ね合わせて見てしまう視聴者も多いのではないかと思うが…。「そうかもしれないですね(笑)。私自身は、特に何も気にしてないですが…。高岡早紀ちゃんが20代の真由子の登場シーンを見て『中山美穂だ!』と思ったと言ってましたが(笑)、同じように感じながら見る人もいるでしょうね。まあ、それはしょうがないかな(笑)」。「愛」「欲望」「復讐」と真由子を表す要素は複数あるが、中山さんが真由子を演じる上で一番軸となったのは?そんな問いに少し思案し「やはり、愛なんでしょうね…」と漏らす。「そもそも復讐を目的としつつも、どんどん心が動いていくというところに魅力を感じました。どうしようもないという思い。でも、いまさら引き下がれないという思いもあって…。そういう部分はすごく人間的だなと思います」。では、中山美穂にとっての愛とは?「うーん、なんでしょうね…?コミュニケーションというか、自分の一方的な思いだけではやはり成立しないものだなと思います。人を育てようとしたり、理解し、分かり合おうとする――そういう努力をできることが愛なのかな?無関心にならず、突き放さず…でも『想ってる!想ってる!』『好き!好き!』というだけじゃ愛とは言えないですよね。真由子と直巳の関係?まあ、これもひとつの愛ですかね…」。中山さんは真由子の心理が理解できないという点について、自身はそこまで長く復讐心を持続させることができないと語っている。実際、中山さんはネガティブな感情や憎しみが心にわいた時、どのようにしてそれを忘れたり、乗り越えたりするのだろうか?「時間は必要だと思いますけど、大変ですよね(苦笑)。ゆるすしかないかな」。「忘れる」のではなく相手を「ゆるす」?「うん、ゆるしに近いんだと思います。時間とゆるしですね。どんなに心を痛めても、結局、ゆるさなければ前には進めないんじゃないかと思います」。真由子は今後、中山さんが口にするような「ゆるし」の境地にたどり着くのか? それとも…? 改めてこれからの展開を踏まえて、見どころを聞いた。「“共感”とは言わないまでも、わかってもらえる空気感を感じられるんじゃないかと思います。人間の汚さ、醜さがふんだんに出てきますが、そこに人間らしさ、きれいごとじゃ済まない部分を感じていただければ。これから、真由子と百合の過去についてもどんどん明かされていきますし、最後まで…凄いです(笑)!」WOWOW土曜ドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は毎週土曜22時より放送中。9月9日(金)深夜0時より、1~3話を最終話直前に一挙放送。(text:Naoki Kurozu)
2016年08月31日生田斗真と、『るろうに剣心』シリーズや『ミュージアム』の大友啓史がタッグを組んだ『秘密 THE TOP SECRET』。8月6日(土)から全国304スクリーンで公開中の本作から、賛否両論の衝撃を呼んでいる挑戦的な“脳内映像”が公式サイトにて解禁となった。清水玲子による同名人気コミックを大友監督が映像化、生田さんをはじめ、岡田将生、松坂桃李、新鋭の織田梨沙、栗山千明、大森南朋らの豪華共演が実現した本作。冷静沈着な捜査官・薪剛を中心にした警察内のエリート集団“第九”が、人の脳内記憶を映像化するという技術を用いて、ある難事件の解決に挑むのだが…。公開初日から、レビューサイトやSNS上では「世界観が美しすぎる」「脳内映像が怖くて夜眠れなくなった」など、賛否さまざまな声が飛び交い、話題騒然。今回、その衝撃の一端を表す「賛否衝撃映像-残酷で美しい秘密の世界-」が公式サイトで公開された。生田さん演じる薪の死を予期させるシーンからはじまる本映像。夢か現実か、時に美しくも、観る者を驚愕させる映像が次々と映し出されていく。実際の出来事が、記憶の持ち主のさまざまな感情のフィルターによって“加工”され、できあがる脳内映像は、現実と妄想が入り混じり、何が真実で、何が正しいのか観る者を混沌の中に巻き込んでいく。まさに、“人の秘密を覗き込む”ことの恐ろしさ、危うさをも伝える衝撃的な映像となっている。「人は見られたくないものをいっぱい持っているはず。最後の聖域とも言える脳の中まで他人に覗かれ、管理されるのは最も怖いこと。これは、登場人物一人一人の心の奥底にある秘密を、脳を通して探し出していくストーリーでもある」と、大友監督も明かしている。大友監督が、あらゆることに“透明性”や“真実”を求められる現代に突き付ける「秘密」というテーマ。本作が迎える衝撃的な結末は、スクリーンで確かめてみて。『秘密 THE TOP SECRET』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日生田斗真と岡田将生が8月25日(木)、映画『秘密 THE TOP SECRET』のヒット御礼舞台挨拶に大友啓史監督と共に登壇した。清水玲子の人気漫画を『るろうに剣心』シリーズの大友監督が映像化。冷静沈着な捜査官・薪(まき/生田さん)を中心にした警察内のエリート集団“第九”が、死んだ人間の脳内の記憶を映像化するという技術を用いてある難事件の解決に挑むが…。8月6日の公開以来、観客動員数は45万人を突破し、リピーターの観客も多く、また海外での配給も次々と決まるなどじわじわと広がりを見せている本作。実は生田さんにとっては、記念すべき10作目の主演映画でもある。生田さんは、10作目の主演作と知らされると「そうなんですね!カウントしてなかったです…」と驚いた表情を見せつつ「僕自身、攻めていきたいし、常にチャレンジしていきたいと思ってお仕事をしてて、このタイミングで“Mr.チャレンジ”の大友監督と出会えてよかったと思っています」と充実感を漂わせる。大友監督は「今回の薪という役は背中で感じてくれという役で、この若さでいろんなものを背負った薪を演じられる俳優はそんなにいない。僕にとってもいろんな意味で刺激を受けたし、生田くんの新しい側面が表れていると思います。代表作になってほしいという思いです」と生田さんを称えた。また、岡田さんも先日、8月15日に27歳の誕生日を迎えたばかり。「僕も常に、どんな仕事もチャレンジと思って臨んでます。この役もやったことのないタイプの役でしたが、これからも守りに入らずに攻めていきたい」と抱負を口にする。ここでドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」での共演以来の付き合いである“先輩”生田さんが「プライベートのほうはどうなの(笑)?」と岡田さんをイジリ、これには岡田さんも「やめろよ!」と苦笑い。生田さんが岡田さんを「今日は俳優さんぽい感じだけどどうしたの?クールキャラ?」と茶化し、会場は笑いに包まれた。この日は、Twitterなどで寄せられた観客からの質問に生田さんらがその場で回答。殺人鬼・貝沼を演じた吉川晃司から、生田さんあてに届いた質問で、現場での監督の思い付きで、貝沼と薪が同じ服を着るという演出が行われたとき、何を思ったか?と問われると、生田さんは「ペアルックのようで嬉しかったです。吉川さんに一緒に写真を撮ってもらいました(笑)。吉川晃司とペアルック!」とご機嫌な様子でシリアスなシーンの撮影の舞台裏を明かしていた。『秘密 THE TOP SECRET』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月25日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の公開記念舞台挨拶が8月25日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、共演する岡田将生と大友啓史監督が出席した。『秘密 THE TOP SECRET』/その他の画像死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。生田は「軽い気持ちで劇場に行ったら、ものすごい物を持ち帰ってしまったという声をたくさん聞きます。しめしめですね」とご満悦。「衝撃的であり、胸にグッとくるものがあるはず。皆さんが感じたものを大切にして、末永く愛していただければ」とアピールした。俳優として幅広い活躍を続ける生田にとって、本作では10本目の主演作で「常に攻めていたいし、チャレンジしたいと思っているので、このタイミングで“ミスター・チャレンジ”大友監督と出会えて良かった」と初タッグに強い手応え。大友監督は、「普通に考えても、難しい役。この若さで、いろいろな背負った役柄を演じられる俳優はそうそういない。ぜひ、(生田の)代表作の1本になってほしい」と熱い思いを語っていた。岡田も「僕自身、大好きな渾身作。いろんな人に見てもらい、広げていただければと思う」。8月15日に27歳の誕生日を迎え、「これからもチャレンジ精神を忘れず、攻めていきたい」と抱負を語った。本作は現在までに、45万人を動員している。『秘密 THE TOP SECRET』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年08月25日俳優・生田斗真が25日、都内映画館で行われた主演映画『秘密 THE TOP SECRET』の公開記念舞台挨拶に、共演の岡田将生、大友啓史監督とともに登場した。同作は清水玲子原作の少女漫画『秘密』を映画化した近未来サスペンス。死んだ人間の脳をスキャンして事件を解決する警視庁科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を生田、薪の部下となる捜査官・青木一行を岡田が演じる。この日は、殺人犯・貝沼役の吉川晃司からのメッセージも読み上げられた。吉川が「貝沼が死ぬシーンで、突然監督の思いつきで、(生田と)同じ衣装で撮影になりましたね。あのときどう思っていましたか?」と質問を投げかけると、生田は「僕、すごくうれしかったです」と喜びを語った。2人とも囚人服を着ていたが「吉川さんとペアルックみたい」と喜ぶ生田に、大友監督からは「そっち!?」と驚きの声が上がった。生田は「撮影の日も同じだったので、前室に行って、吉川さんに『一緒に写真撮ってください』と言って、同じ服を来て写真が撮れたのですごく嬉しかったです。『吉川晃司とベアルックだ』と思って」と理由を説明した。また、生田は作中で常にスーツの下に白のハイネックを着用しているが、「僕の中の裏設定ですが、首までの防弾チョッキ的なものを着ているということになってまして」と理由が明かすと、客席は大きくうなずいていた。岡田は「斗真さんのハイネックとか、もう一度見るといろんなところを発見する部分もありまして、渾身の出来な作品だと思っています」と作品をアピール。大友監督も「いろんな反響を逐一見て、当然賛否両論もあるし、一つ一つ見ながら、楽しんでおります」と振り返りつつ、「人それぞれ解釈があるからこそ面白い、それがテーマでもありますので、それぞれ持ち帰った感想をいろんな形で広めてください」と、客席に力強く語りかけた。
2016年08月25日スポーツキャスターの川平慈英と中山雅史が出演する、テレビ朝日の「サッカーロシアW杯アジア地区最終予選」スペシャル映像の90秒フルバージョンが、27日(21:00~)に同局系で放送される特番『神様に選ばれた試合』内で流れることになった。この動画は、川平と中山が、過去のW杯最終予選の名シーンに入り込み、サポーターへ熱いメッセージを送るというもの。1993年の「ドーハの悲劇」で、初のW杯出場が消滅してぼう然とする若き川平を現在の川平が慰め、試合終了後にピッチに座り込む三浦知良選手の横で、中山が健闘を労うように座るというユニークな内容だ。撮影を終えた川平は「23年前の歓喜と絶望の自分と共演できるなんて、生きていれば面白いことが経験できるんですね。ずっと面白い、面白いと言いながら撮影していました」と満足。一方で「自分も歳をとったなと思いました(笑)。この企画を考えた人たちに、『イエー、オーライ(サムアップ)』という感じです」と興奮していた。中山は「撮影は汗だくになりましたね。あの懐かしい映像の当時の思いというか、熱い試合を振り返るというか、ふつふつとまたこういう場面に立ちたいなという思いがすごくわきました」と再び燃えてきた模様。「過去の自分との共演は、もうちょっとスマートにいけたんじゃないかな、と(笑)。でも、いろいろなことを経験して、今日ここに立っているのかなとも思いました」としみじみ語っている。
2016年08月24日女優の沢尻エリカが、21日放送の日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 毎週日曜21:00~21:54)で、中山秀征の一言に傷ついた過去を明かした。沢尻は14年前、中山がMCを務めていた同局系『THE夜もヒッパレ』に出演。その際、中山はほかの女性ゲストの見た目などを褒めていたにも関わらず、沢尻には「君はなんか、そこらへんの小学生みたいだね」とコメントしたという。スタジオは盛り上がっていたが、「なんで私だけそこらへんの小学生なの!?」とかなり傷ついたそうで、沢尻は「本当にショックで…」と当時の心境を告白。「芸能界入りたてで、当時グサッと言われて、『え!? そこらへんの小学生!?』って」と振り返った。沢尻は2007年に、主演映画『クローズド・ノート』のPRで中山がMCを務めていた同局系『ラジかるッ』に生出演した際、中山からの質問に不機嫌な態度で返答。それ以来、共演NGと言われてきたが、フットボールアワーの後藤輝基が「ヒデさんとはいろいろあるんですね。のちにいろんなことが起きる…」と言うと、沢尻は「なんか…ねえ。ありましたね」と苦笑した。沢尻は21日朝、同局系『シューイチ』に生出演し、中山と9年ぶりに対面。「あの時代、どこかおかしかった。大変失礼しました」と謝罪した。『行列のできる法律相談所』ではそのことにも触れ、沢尻は「ついについにご対面っていう…いろいろありーのからの、やっと」と話していた。
2016年08月21日WOWOWの「連続ドラマW 賢者の愛」の完成披露試写会が8月19日(金)に開催。2年ぶりの連続ドラマ出演となる中山美穂をはじめ、共演の高岡早紀、竜星涼が第1話上映後の舞台挨拶に登壇した。山田詠美の同名小説を実写化した本作。初恋の男性と親友との間に生まれた25歳年下の青年を、自分好みの男の“調教”することで復讐を果たそうとする女性の愛憎に満ちたドラマを描き出す。中山さんは「原作、脚本を読んで『こういう展開の話はやったことない!ぜひやりたい!』と思いました」と述懐。竜星さん演じる直巳を“調教”したが、感想を問われると「とっても調教のしがいのある竜星くんでした」と意味ありげに微笑む。竜星さんは、第1話から大胆に美しい裸体をさらしているが、作品を鑑賞したばかりの観客を見やり「まさか、お尻をこんなに見ていただくことになるとは…」と恥ずかしそう。それでも「中山美穂さんに調教される役というのもなかなかないので、楽しんでやりました。初日からキスシーンで、濃厚なシーンばかりでした」と充実感(?)を漂わせる。真由子の親友で彼女の人生を狂わせる元凶であり、直巳の母親でもある百合を演じた高岡さんは、壇上でも「真由ちゃん、ひどいよねぇ」と甘い声で語り、司会者から「女性としては関わりたくないタイプの女性」と評されると「本当ですか? (百合としては真由子を)大親友と思ってて、羨ましくてしょうがなくて、大好きだから真由ちゃんのようになりたくてこうしてる」と百合の心理を説明する。この日のトークでも女の愛憎に満ちた戦いが勃発!?高岡さんが中山さんに「真由ちゃんはそれでも百合のことが好きでしょ?」と挑発すると、中山さんは「ほっとけないところはあるかな?嫌いだけどほっとけないという関係は(女性同士で)あるよね?」と応戦!高岡さんは「それ、私のことでしょ?」と微笑みを浮かべたまま返し、激しいラリーに客席からは笑いがわき起こり、竜星さんも「女子会ですか、これ…?」とタジタジだった。一方で、高岡さんは過去のシーンで中山さんが20代の頃の真由子を演じているシーンについて「実際、20代だった頃にTVで私たちが見ていた『中山美穂ってこうだよね!』という姿で美穂ちゃんが出てきて衝撃的でした!美穂ちゃんって本当に中山美穂なんだ!って思いました(笑)」とユーモアたっぷりの言い回しで中山さんを絶賛していた。WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は8月20日(土)放送開始。毎週土曜22:00(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日放送25周年を迎えた「クレヨンしんちゃん」。8月26日(金)の放送では、テレビ朝日のサッカー解説を務める中山雅史が、本人役でショートコーナーに登場。炎のストライカー・ゴン中山がしんのすけと激アツなコラボを繰り広げるようだ。今回、中山さんが本人役で登場するスペシャルショートストーリーは、なぜか解説者のゴン中山がネネちゃんとPK対決するハメになる…!? という展開。果たして「クレヨンしんちゃん」ワールドでも、中山さんは “ゴンゴール”を決めることができるのか…?これまでにも「ハピネスチャージプリキュア!」などで声優経験がある中山さん。今回のアフレコでも、タイミングもバッチリで急なアドリブのオーダーもお手のもの。NGもなくスムーズに進行し、ムトウユージ監督からも「反射神経が素晴らしい! さすがです!」と絶賛されていたという。そしてアフレコ終了後には、しんちゃんと初対面。しんちゃんから 「オラのプレー、どうだった?」と聞かれると、「スゴかったね! しんちゃんのワザ、ボクもほしいな」とそのプレーを絶賛。また、48歳のいまも現役を続ける中山さんに、しんちゃんは「オラ、飽きっぽい性格なんだけど…」と相談を持ちかけたところ、「ボクはサッカーが好きで、負けたくない気持ちがあるから続けている。しんちゃんも、好きなモノを見つけるといいよ!」 と力強いアドバイス贈る場面もあった。中山さんは「今回の共演で、より多くの子どもたちが僕のことを知ってくれたらうれしいですね。彼らの若いエネルギーを、僕の中に取り込みたいと思います!!」と熱く語り、「しんちゃんは、とても自由ですね! 自分のやりたいことには情熱を傾けるし、好きなことをストレートに表現できるパワーって、スゴイなと思う! しんちゃんと会って、子どもの頃のサッカーへの熱い思いを持ち続けているか、自分自身に問い直す、よい機会になりました」と感想を述べた。また、「クレヨンしんちゃん」はアニメ25周年ということを知った中山さんは、「“続ける”ということは、なかなか難しいことだと思います。僕自身もチームで若い選手たちに刺激を受け、それをどう生かし、自分を高めていくか…いまなおその繰り返しなのですが、『クレヨンしんちゃん』もこれまでの歴史の中でさまざまな進化、成長を繰り返して来たのだろうなと感じます。しんちゃんも頑張ってるなぁ…!」と感慨深げに話し、「でも今回のサッカー対決は5歳児相手ですから、そこはやっぱり負けられませんでしたよ! ここにも“絶対に負けられない戦い”が、あったんです!!」とコメントした。なお、中山さんは今回のショートストーリーへの声の出演のほか、 データ放送企画「東西南北HIPでホイ!」にも出演する。中山雅史ゲスト出演の「クレヨンしんちゃん」は8月26日(金)7時30分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月18日俳優・生田斗真が都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』のフォトコール及び囲み取材に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)とともに出席した。14日未明に、ジャニーズ事務所の先輩であるSMAPの解散が発表されたが、生田は「もちろん僕は事務所の後輩ではあるんですけど、その前にSMAPのファンなので、すごく残念というか、寂しい気持ちがありますね」と沈痛な面持ちで受け止めた。生田は「報道があった日から、時が止まってしまったような気がしていて。少しでも時間が空くと、SMAPのことを考えてしまう日々ですね」と辛い気持ちを語り、「日本の国民の皆様が知ってる情報しかわからないんですけど、本当にもう、SMAPの皆さんがいないと、僕はこの仕事をしていないし、ここにはいない」と、偉大な先輩の影響の強さを説明。さらに「日本の芸能の世界で前人未到の地にいる皆さんなので、到底理解できないところに達していると思います」と慮った。また、神山は「僕が生まれる前から大活躍されてたので、正直驚きました」と率直に心境を語った。「ニュースで知った時に一人やったんですけど、声出して驚きました」と、当時の状況を明かし「ジャニーズ、芸能界を代表するアイドルグループで、手の届かない雲の上の存在だったので、驚きました」と、衝撃の強さを繰り返した。舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』は、脚本家・宮藤官九郎が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。
2016年08月17日俳優の生田斗真(31)が、9日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『火曜サプライズ』スペシャル(19:00~20:54)で、ジャニーズに入ったきっかけを明かした。今回、「生田斗真&岡田将生と人形町でアポなしグルメ旅!」と題して、映画『秘密THE TOP SECRET』に出演している生田と岡田将生がゲストとして登場。生田はMCのウエンツと小学生時代にNHK『天才てれびくん』で共演しており、18年ぶりの共演となった。1996年2月にジャニーズに入り、同年4月より『天才てれびくん』に出演した生田。ウエンツが「もともとやりたかったってこと?」と尋ねると、「全然。まったく興味なかった」と話し、ジャニーズ入りのきっかけについて「うちの母がSMAPが好きで、息子を入れればSMAPに会えるんじゃないか、みたいな」と明かした。また、高校時代に進路について悩んだことも告白。「自分が選んだ道じゃないから、『なんとなくこのまま続けてっていいのかな』とか『自分に才能があるんだろうか』とか…その時はまだ心が決まってなかった。一生これで食っていくという思いには至ってなかった」と振り返った。
2016年08月09日俳優の生田斗真とタレントのウエンツ瑛士が、9日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『火曜サプライズ』スペシャル(19:00~20:54)で、18年ぶりの共演を果たした。今回、「生田斗真&岡田将生と人形町でアポなしグルメ旅!」と題して、映画『秘密THE TOP SECRET』で共演している生田と岡田将生がゲストとして登場。MCのウエンツと共に人形町でロケを敢行した。小学生時代にNHKの『天才てれびくん』で共演していた生田とウエンツは、ロケ先で抱き合って再会を喜び、ウエンツは「カメラの前で共演するのとは…」と感慨深げにコメント。生田も「うれしい」と話した。そして、『天才てれびくん』で司会を務めていたお笑いコンビ・キャイ~ンについて、ウエンツが「キャイ~ンさんに思い入れが…他の人たちとは違うんだよね」と語ると、生田も「お世話になりましたからね」と振り返った。そんな2人のやりとりを無言で見ていた岡田に対し、生田が「この2ショット見て興奮しないの?」と聞くと、岡田は「全然しないです」ときっぱり。生田が「ある一定の層はものすごい興奮してくれる」と言っても、「まぁ、しないです」と返し、ウエンツが「なんて正直者だ」と突っ込んだ。ツイッター上では、18年ぶりの共演に感激の声が多数。「リアルタイムで見てた俺はこの2ショット興奮する一定の層!!」「天テレ世代としては感動!」「最高すぎる!」「ウエンツと生田斗真とか胸熱すぎる」「天てれ世代だからめっちゃテンション上がる」「ちょうど2人とも天てれ出てた時見てたからマジで懐かしい」といったコメントが上がっている。
2016年08月09日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の2時間スペシャルが8月9日(火)今夜放送となり、映画『秘密 THE TOP SECRET』で主演を務める生田斗真と共演の岡田将生がゲストとして登場。人形町でアポなしグルメ旅に挑む。今回、生田さんと岡田さんは番組の人気企画である「アポなしグルメ旅」で、番組MCのウエンツ瑛士とともに人形町へ赴く。番組初登場となる生田さんだがウエンツさんとは子供時代に「天才てれびくん」で共演経験があり、なんと今回は18年ぶりの“共演”が実現。ロケ中には「天才てれびくん」の懐かしい話で盛り上がる一幕も。またウエンツさんを“兄貴”と慕う岡田さんはこれまでも何度か“アポなし旅”に登場しているのだが、いまだアポなし交渉が苦手な様子。今回岡田さんは人見知りを克服してアポなし交渉を成功させることができたのか、放送をお楽しみに。そのほか、ウエンツさんが韓国の大スター、チャン・グンソクに会いに行く「チャン・グンソクと韓国グルメ旅」や、りゅうちぇる、ゆうたろう、岡副麻希を迎えた豪華3本立てとなる石塚英彦とDAIGOの「おもてなしブラザーズ」、スタジオゲストには8月20日(土)より全国公開される映画『青空エール』の土屋太鳳と竹内涼真も登場するなど内容盛りだくさんでの放送となる。生田さんと岡田さんが出演する映画『秘密 THE TOP SECRET』は現在全国公開中。被害者の脳に残った記憶をスキャンし犯人にたどり着く「脳内捜査」を専門とする警察庁の特別機関「第九」の捜査官たちが、自らの精神が崩壊する危険にさらされながら迷宮入り事件の真相を暴き出そうとする姿を描いた清水玲子による同名コミックを原作に『るろうに剣心』の大友啓史が実写映画化。被害者の脳に残った記憶を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。 室長をつとめる天才・薪剛(生田さん)のもとに新人捜査官の青木一行(岡田将生)が配属された。 新人の青木は、死刑囚の脳の記憶を見て、行方不明の少女を探す捜査にとりかかる。 脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す驚愕の真犯人が現れた。さらに、事件は次々と連鎖し、 決して触れてはならないとされる日本を震撼させた、貝沼事件へとつながっていく。 そこには、いまは亡き薪の親友、元「第九」捜査官・鈴木(松坂桃李)が、 自分の命と引き換えにしてまで守ろうとした、「第九最大の秘密」が隠されていた――。主演の生田さんは「第九」の室長、薪剛を、岡田さんは薪の部下で「第九」新人捜査官・青木一行を演じるほか、薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった捜査官・鈴木克洋を松坂桃李が、その他栗山千明、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介、吉川晃司、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋らが出演する。「火曜サプライズ」は日本テレビ系で8月9日(火)19時~放送。(笠緒)
2016年08月09日俳優・中山優馬らが、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが8日、発表された。中山は同作で、時代劇アクションに初挑戦する。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。中山が演じるのは、曇天三兄弟の次男・空丸。兄・天火(福士)の奔放な性格にへきえきしつつ慕っているが、いつかは彼を超えたいと悩んでいるという役どころで、この空丸の存在が物語を大きく左右することになる。6月21日にクランクインし、撮影も中盤を迎えているが、本広監督からは「すごく優しく演出してもらっています」と報告する中山。撮影は「台本にとらわれず現場でのアイデアで作っていらっしゃるなという印象」のようで、「伸び伸びとやらさせてもらっています」と充実感を口にする。初共演となる福士については、「頼れる座長」と表現。「人としても周りへの気配り、現場での姿勢など尊敬しています」と敬意を表している。そんな福士演じる天火の弟・空丸は、「向上心あふれるエネルギッシュな役所」とした上で、「力強く、スピーディーにアクションシーンを演じさせていただきました」と明かす。また、「オロチ討伐というエンタメを想像しながら共通認識を持ちながら作品を作るというのは本当に楽しい」と感慨を示し、「兄貴を越えたい一心でアクションを頑張っています」とアピールした。さらに、子役の若山耀人が、天火や空丸の弟となる宙太郎役を務めることも決定。大好きな長兄・天火の言うことであれば何でも聞く甘えん坊の子どもだが、持ち前の足の速さを武器に、獄門所から逃れようとする囚人の捕物も手伝う三兄弟の末っ子だ。
2016年08月08日約2年ぶりのドラマ主演となる中山美穂に、高岡早紀、竜星涼、田辺誠一ほか注目のキャストで贈る、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」。“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を濃密に描き出す本作から、中山さん&竜星さんの絡み合う姿を含む30秒スポット映像が解禁となった。高級ホテルの一室で、ある美しい青年の体をいとおしむように拭く、敏腕編集者の高中真由子(中山美穂)。彼女との密接な関係を持つその青年は、真由子の親友・朝倉百合(高岡早紀)と初恋の人・澤村諒一(田辺誠一)の子。真由子は百合と出会った少女時代から、なんでも欲しがる彼女に大切なものを奪われてきた。ある日、「諒一との子どもができた」という百合の告白で幕を開けた、20年に及ぶ真由子の復讐とは…。本作は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」になぞらえ、主人公の女性・高中真由子が、初恋の人である澤村諒一と親友・百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”にしようとする、直木賞作家・山田詠美の同名小説が原作。中山さん演じる、美しさと賢さを併せ持つ凛とした大人の女性・真由子が、親友の百合やその周辺の人々に復讐を果たすべく、百合の息子で25歳年下の青年・澤村直巳を、復讐の“道具”として仕立てあげるという衝撃のストーリーで話題を呼んでいる。今回解禁された映像では、官能的なシーンとともに、背筋の凍るような登場人物たちの心理戦が鮮烈に描かれ、親友、恋人、親子、さまざまな人間関係と、それを取り巻く感情の揺らぎが垣間見える仕上がりとなっている。特に、映像後半の真由子の「私は、1日だけあなたのものになる」「そしてあなたは、一生私のものになる」というセリフは、全4話で描かれる濃厚な“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を象徴するもの。中山さんをはじめ、高岡さん、竜星さんらのそれぞれの行く末が気にならずにいられない映像となっている。連続ドラマW「賢者の愛」は8月20日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台あいさつが8月6日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。『秘密』舞台あいさつ その他の写真公開初日がリオ五輪の開会式と重なるなか、生田は「開会式を見ずに、この映画を選ぶなんて、皆さん、なんですか!(笑)。猛者ですねえ」と観客に感謝の意。「誠心誠意、本気でぶつかった作品。見る前と後では、普段見る世界の景色が変わるくらいの衝撃があるので、ぜひ覚悟して」と力強くアピールした。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品され、現地入りした大友監督は「生田くんの代わりに、ファンにサインしておいたよ」と現地の熱狂ぶりを報告していた。映画が描く“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したいか」と問われた生田は、「アーティストの皆さんが、どういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さんですね」。松坂も偉人に関心があるようで、「戦国武将なら織田信長。それと漫画家の井上雄彦さん」と答えた。一方、栗山は「イケメンの脳内映像を見て、キャーキャー言われる気分を味わいたい」と願望を明かしていた。『秘密 THE TOP SECRET』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年08月06日人気コミックを実写化した『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台挨拶が8月6日(土)、都内で行われ、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。この日、会場の視線をクギづけにしたのは日本を代表するクール・ビューティの栗山さん。胸元が大きくV字に開いた黒のセクシーなドレスは、腰元の部分が透け生地になっており、妖艶さもワンランクアップ。当然、フラッシュの嵐を浴びることになり、主演の生田さんも「カメラマンさん、栗山さんばっかり撮らないで…。確かにすごいドレスですけど」とヒヤヒヤ(?)していた。清水玲子によるミステリーコミックを原作に、被害者の脳に残った記憶をスキャンする「脳内捜査」を専門とする警察庁の特別機関「第九」の捜査官たちが、精神崩壊の危険にさらされながら、迷宮入り事件の真相を暴き出す。生田さんは「誠心誠意ぶつかった作品。見終わった後には、普段見ている景色が変わるほどの衝撃を受けるはず」とアピールした。“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したい?」の質問には、「アーティストがどういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さん」と生田さん。「猫ひろしさん」(岡田さん)、「織田信長がどう死んでいったのかが分かれば、歴史は変わるはず。それに漫画家の井上雄彦さん」(松坂さん)、「イケメンになって、キャーキャー言われたい」(栗山さん)、「うちの飼い犬」(織田さん)、「やっぱり、生田斗真の脳でしょ」(大森さん)と思い思いの回答が飛び出した。『秘密 THE TOP SECRET』は公開中(text:cinemacafe.net)
2016年08月06日俳優・生田斗真が6日、主演映画『秘密 THR TOP SECRET』初日舞台挨拶に、共演の岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督とともに出席した。同作は清水玲子原作の少女漫画『秘密』を映画化した近未来サスペンス。死んだ人間の脳をスキャンして事件を解決する警視庁科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を生田、薪の部下となる捜査官・青木一行を岡田が演じる。リオオリンピック開幕ということもあり、生田は「開会式を見ずにこの映画を観に来てくださった皆さん、何ですか。もう、猛者ですね。個人的には、僕はカンボジア代表の猫ひろしさんを応援したいと思います」と話題に触れた。さらに「映画『秘密』は猫ひろしさんを応援しています。にゃー」と、猫のギャグを披露すると、会場には黄色い悲鳴が上がり、生田も「すみません、ちょっとチョケました」と照れた様子を見せていた。また、松坂も「この作品は本当に、いろんな感情がものすごいスピードで刺さってくると思います。いろんな衝撃、迫り来る何かを、ジェットコースターに乗ったような気分で体感してもらえれば」と作品のことを語りながら、最後に「よろしくお願いします。にゃー」と披露。さらに、作品にちなんで「誰の脳に入りたいか」と聞かれた岡田が「猫ひろしさん」と答え「にゃー」とギャグを披露すると、イケメン俳優3人の”天丼”芸に拍手が巻き起こり、岡田は顔を覆って照れていた。最後に「秘密の秘”ミツ”」と称し、メープルシロップの鏡開きが行われると、出演者陣は樽の中身に興味津々。生田が「岡田がちょっと味見します」とけしかけると、シロップを舐めた岡田は「蜜だこれ、蜜だ」と興奮しながら報告した。
2016年08月06日『かもめ食堂』『めがね』などを手掛け、その世界観から女性に圧倒的人気を持つ荻上直子監督がメガホンをとり、生田斗真主演で贈る『彼らが本気で編むときは、』。この度、本作のティザービジュアルと、特報第1弾が公式ウェブサイト上で公開された。小学生のトモ(柿原りんか)は、母親ヒロミ(ミムラ)と2人暮らし。ある日突然ヒロミが家出をしてしまい、独りきりになったトモは、叔父であるマキオ(桐谷健太)の家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていた。リンコは、女性への性別適合手術を受けたトランスジェンダー。リンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、3人での奇妙な共同生活が始まった…。荻上監督が5年ぶりに描く本作は、女性として人生を前向きに生きようとしているトランスジェンダーのリンコと、その恋人・マキオのもとに、母親に置き去りにされた少女・トモが引き取られてきたことから、戸惑いなが らも3人が奇妙な共同生活をスタートする物語。出演陣は、主演の生田さんを始め、トモ役に柿原りんか、叔父・マキオ役に桐谷健太、母・ヒロミ役にミムラ。そのほか田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦ら豪華キャストで贈る。そしてこのほど、公式ウェブサイトにて解禁されたビジュアルには、「本気の理由を聞こうじゃないか」というコピーと共に、海辺でひとり佇み目を伏せた生田さんが大きく配置されている。また同時に、主要キャスト7人の役衣装でのショットを集めたビジュアルも到着。ミムラさんはマキオの姉でありトモの母親、田中さんはリンコの母親、小池さんはトモの同級生の母親、りりィさんはマキオとヒロミの母親、門脇さんはリンコの職場の同僚で登場し、いずれもこの物語を語る上で重要な役どころとなっている。また同時に解禁された特報第1弾では、キャストのビジュアルではなくタイポグラフィで構成。本作のキーアイテムである“毛糸玉”が、「彼女」役の生田さん、「彼氏」役の桐谷さん、そしてふたりのもとに現れる「少女」役の柿原さんの3人を赤い毛糸の絆で結び、「家族となる」のか、本作のテーマがダイレクトに表現されている。なお、本作の上映館となる劇場(一部除く)ではティザーポスターの掲示や、チラシが設置され、スクリーンでは特報の上映が開始。同じティザービジュアルがデザインされた特別鑑賞券(ムビチケのみ)の発売も開始される。『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月06日初めて顔を合わせたのは、イケメンブームの先駆けとも言える2007年のドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」。生田斗真は当時22歳だった。「若かったなぁ…って思います(笑)。同世代の役者さんがワーッと集まるような現場は僕も初めてですごく珍しい経験でした」。そんな言葉で9年前の現場をふり返る。小栗旬、堀北真希、鈴木亮平、溝端淳平…現在も第一線で活躍する俳優たちがズラリと顔をそろえたが、その中にデビューして1年足らずの岡田将生もいた。「キレイな顔をした男の子がフラフラ現場にいまして(笑)。まだ“俳優”って感じでもなくて、かわいかったですねぇ…」と懐かしそうに微笑む。まだ17歳だった岡田さんも当時のことはよく覚えているという。「本当に最初の頃の仕事で、深く考えてなくて『カッコいい人たちがたくさんいるなぁ…』って(笑)。そんな中で生田さんは、すごく面倒を見てくださって、いろいろお話を聞いていただいたりもしました」。それから9年。共にいくつもの映画、ドラマで主演を務め、押しも押されもせぬ人気俳優となった2人が、映画で再共演を果たした。清水玲子の人気同名コミックを映画化した『秘密 THE TOP SECRET』で彼らが挑んだのは、人間の脳内に残された記憶!『るろうに剣心』シリーズで知られる大友啓史監督の下、2人はこの難題にどう臨んだのか――?被害者の脳内に残された記憶を取り出し映像化するという最先端の科学技術を使い、難事件を解明する“MRI捜査”。警察庁の特殊脳内捜査チーム【第九】が、この捜査を用いてある事件の真相に迫るさまを描き出す。生田さんが演じたのは第九の室長で天才的な頭脳を誇るが、過去にMRI捜査によって、親友を失い心に傷を持つ男・薪剛(まき つよし)。最初に脚本を読んだ時点で、決して簡単な仕事ではないだろうことを自覚していた。「一番のカギは、死者の見た記憶が映像化されるというところ。これをどう表現するのか?その出来具合が作品の良し悪しを左右することになりそうだなと思いましたが、ひとの記憶ですからね…。(あくまで脳内の記憶であるため)ある時には人間が悪魔のようにも見えるし、ある時には街が地獄のようにも見える。そういうことを考えるとドッと疲れましたね(苦笑)」。一筋縄ではいかないだろうという思いは、新人捜査官の青木を演じた岡田さんの中にもあった。「すごい話だな…と思いましたが、抱えなくてはいけないことがたくさんありました。大友監督の現場に関しては、かねがねウワサを聞いてはいたので…(笑)、覚悟を決めて臨まないといけないなと思っていました」。撮影に入る前には、脳や記憶に関する講義を受けるなど、知識の面でも“武装”して臨んだという。俳優だけではなく、スタッフも詳しくリサーチを行い、その結果に沿った形で物語やセットなどを構築していく。そんな現場の様子に生田さんは感動を覚えたという。「大友監督から、週に何回か“『秘密』通信”が届くんですよ(笑)。脳や人間の体の構造だったり、第九という組織、それぞれの役のバックグラウンドが書かれていて…。そこまでやっていただくと、逆にこっちも追い込まれます(苦笑)。実際、原作では死者と機械をつなげて映像を映し出すという形だったんですが、スタッフが調べると、どうやらそれは難しいらしく、死者と生きている人間を通して機械に記憶の映像を映し出すってやり方にたどり着いたそうです。そういう部分までリサーチする姿勢に感動しましたし、しっかりみなさんの期待に応えなきゃ!という思いでした」。岡田さんも、撮影前の段階から大友監督やスタッフの熱意に圧倒された。「クランクイン前から、大友監督が思いついたことを連絡してくださるんですよ。一度、『直接会って話したい』と連絡があって、そのときはちょうど僕は仕事で北海道にいたのですが『北海道まで行くから!』って(笑)。『いやいや、大丈夫です。こっちが戻ります』となったのですが。具体的な役づくりに関しても『体を作ってくれ!』と言われて、柔道に通うことになったり、熱量がどんどん上がっていく感じでした」。だが、現場に一度、入ってしまえば、大友監督は「好きなようにやってくれ」と役者の裁量に任せて自由にやらせ、それをカメラに収めていく。だがもちろん、妥協はない。何度でも何度でも同じシーンを繰り返すし、ギリギリを俳優に求め続ける。岡田さんが笑いながら明かす。「本番中に、監督の声がカメラマンさんのイヤホンから漏れて聞こえてくるんですよ。『もっといけんだろっ!』って(笑)。クランクアップのときは、(夜通しの撮影で)次の日の昼まで撮影だったんですけど、血まみれで(笑)。終わってシャワー浴びながら『おれ、何やってるんだ?』って(笑)」。生田さんも「思い返せば思い返すほど、しんどい撮影だったなぁ…」と苦笑まじりにふり返る。「楽しいこともあったけど、心地のよい疲れで満たされてましたね。終わった瞬間は肩の荷が下りたというか、全身の力がふわっと抜けるような感じで『終わったぁ…』って(笑)」。昨今、何かと規制が厳しい中で、チャレンジにあふれた作品となった。映画だからこそ許される、先鋭的な表現や描写が用いられ、その中で2人は躍動している。岡田さんは3か月もの撮影で捜査官・青木として生きられたことの幸せを噛みしめる。「ひとつの作品に集中して3か月もやらせていただけたのは贅沢な時間だったなと思います。精神的に追い込まれていく役ということもあって、3か月でみるみる痩せてしまったんです。スタッフさんからは『大友組ではよくあることです』って言われました(笑)。でも、そうやって負荷が掛かっているくらいの方がいいのかなとも思っていました。他人の脳内を見ることに魅了されていく青木を演じる上では、いい方向につながったんじゃないかと思います」。生田さんも近年、映画で次々とエッジの効いた役柄をこなしているが、映画ならではの面白さ、やりがいについてこう語る。「やはり映画というのは、お客さんがわざわざお金を払って、スケジュールを合わせて観に来るというのが大前提としてあり、それは僕にとってもすごく大きなことだと捉えています。昔から、演劇の世界で頑張ってきた人間として『あいつの作品なら観に行きたい』と思わせたいという思いがあるんですよね。そういう意味で、映画という場所にも勝負のしがいを感じています。大きなスクリーン、すごくいい音で作品の世界にどっぷりと浸かってもらえる環境で、自分がその世界にポンッと入って生きることができることに生きがいを感じますね。もちろん、以前とは違って映画にもいろんな規制もあるけど、その中でこそ生まれる表現があると思う。あきらめずにそれを求めて戦っていきたいし、この作品はそういう意味で攻めることができたかなと思っています」。9年ぶりの共演となったが、実はプライベートでは「一緒に旅行に行ったりする」(生田さん)くらい親しい仲で、だからこそお互いについて話すのは「恥ずかしい(笑)」(岡田さん)。それでも、生田さんは俳優として岡田さんと向き合い、喜びを感じたと嬉しそうに語ってくれた。「やはり、圧倒的に経験を重ね続けて、たくましい背中になったなと感じました。あれ(9年前の『イケメン♂パラダイス』)から互いに頑張ってきて、こうやってまた会えたことに特別な思いがあります」。では後輩・岡田さんが知る、生田さんの“秘密”は?「遊びの達人ですね。普段、忙しいからというのもあるんでしょうが、その日は遊ぶと決めたら全力で遊びますね。僕は意外とのんびりしたい派なんですけど(笑)、斗真くんは細かく時間を決めて、がっちり遊ぶ。『斗真くん、いま楽しいんだろうな』って見ています(笑)。素敵ですよ」。(text:Naoki Kurozu)
2016年08月03日生田斗真主演で贈る『秘密 THE TOP SECRET』が、カナダのモントリオールにて開催中の「第20回ファンタジア国際映画祭」にて、7月31日(現地時間)公式上映が行われ、大友啓史監督が参加した。1999年より「メロディ」(白泉社)で連載された清水玲子によるミステリーコミックを原作とした本作。実写映画化を手がけるのは、『るろうに剣心』シリーズの大友監督。キャストには、生田さんをはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、吉川晃司ら豪華キャストが集結している。今回本作が出品された「ファンタジア国際映画祭」は、毎年7月に3週間にわたり開催され、世界各地から集まる作品は、SF映画、ファンタジー映画、ホラー映画、アドベンチャー映画など、ジャンル映画祭としては北米で最も重要な映画祭。第18回開催では、『るろうに剣心 京都大火編』が観客賞銅賞を受賞しており、大友監督作品の上映は今回で2作目となった。また、本作は海外からも問い合わせが殺到しており、韓国、台湾、中国、フィリピンの4か国ですでに配給が決定している。この日会場となったのは、カナダのモントリオール、SGWU Alumni Auditorium。場内は711名の観客で満席となり、また開場前には上映を待つ観客の長蛇の列ができ、登場した大友監督がサイン攻めにあう場面も。そして本作の上映では、エンドロールに入る直前から、すでに拍手喝采と大歓声が巻き起こり、エンドロール終了後もしばらく拍手は鳴りやまず、会場は大興奮となっていた。そんな中、大友監督が登壇し行われたQ&Aでは、「アニメやコミックを映画化するとき、何を大切にしますか?」とい問いに、「基本的に人物のキャラクターがとても大事だと思っています。ただ、コミックは二次元で、映像は立体。映画は生身の人間が演じているので、汗もかくし、走れば息も乱れる。最初はコミックのイメージが元になりますが、コミックのオリジナルイメージからどのようにして卒業できるかがポイントだと思います」と回答。また、「映画を観て、いろんなジャンルの要素が入っていると感じました。異なる要素を入れる意図はありますか?」という質問が飛ぶと、大友監督は「あまり決めつけずに色んなジャンルのおもしろさを詰め込めれば楽しいのでは、と考えています。本作で言えば、ミステリーサスペンスでもあり、スリラーでもある。そして人間の魂の奥底まで深く潜り込んでいくドラマでもある。そういう意味ではジャンルを横断して映画を作りたいと思っています」とコメント。さらに映画の師と仰ぐジョン・ウー監督との会話をふり返り「監督は、映画作りにおいて人物のエモーションをとても大事にして作っているそうです。アクションをやっていても、ただのアクションでは人は感動しない。アクションの中にエモーションがないと、見る人は心を揺さぶられない。全てのジャンルにおいて、そこで動いている登場人物にエモーションをどうやって宿らせるかが一番大切だと。これは僕自身もとても大事にしていることですね」と明かしていた。上映後観客からは「とてもビジュアルインパクトのある作品で、素晴らしかった」「映像美が凄く、物語にかなり引き込まれた。とても魅力的な作品でした」「いままで観た中で一番の作品!」と高評価!そして本映画祭のアジア映画プログラマーは「皆さんとても楽しんだと思います。何人か私のところに来て、今回のフェスティバルでベスト1の作品だと言ってくれました。今日は本当に大成功でした。凄く嬉しいし(今回上映できたことを)誇りに思っています」と語った。『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月02日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』がカナダのモントリオールで開催中の第20回ファンタジア国際映画祭で上映され、大友監督が登壇した。『秘密 THE TOP SECRET』/その他の画像本作は、死んだ人間の脳から“過去の記憶”を映像化できるMRIスキャナーを使って事件を解明する特殊脳内捜査チーム、通称=第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件に隠された真実と真犯人に迫っていく様を描くミステリー・エンタテインメント。清水玲子の人気コミックを基にしている。公式上映の会場は満席で、世界各国から集まった観客が本作に大きな拍手をおくった。上映後にQ&Aにこたえた大友監督は、コミックの映画化について質問されると「コミックは二次元で、映像は立体。映画は生身の人間が演じているので、汗もかくし、走れば息も乱れる。最初はコミックのイメージが元になりますが、コミックのオリジナルイメージからどのようにして卒業できるかがポイントだと思います」と回答。「コミックのイメージを真似しているだけでは、絶対にコミックに勝てません。いい俳優は、内面的なアプローチから人物に似せていくんですよね。それと同じで、監督僕自身もコミックの持っているスピリッツを表面的に見せるのではなく、何が大切か考えて、そのために準備をするようにしています」と語った。上映後の観客の評価も高く、映画祭でアジア映画プログラマーを務めるニコラス・アルシャンボール氏は「観客のリアクションがとても情熱的で心から拍手を送っていました。みなさんとても楽しんだと思います。何人か私のところに来て、今回のフェスティバルでベスト1の作品だと言ってくれました」とコメント。本作は日本だけでなく、すでに4か国での配給が決定しており、海外の映画祭や上映に関する問い合わせが続いているという。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土)全国ロードショー
2016年08月02日先日、主演の生田斗真がスラリと伸びた艶美な足に挟まれている刺激的なビジュアルや新キャストが解禁され、インパクト大と話題を呼んでいる『土竜の唄 香港狂騒曲』。この度、その美脚の正体が明かされた。交番勤務のダメ巡査・菊川玲二(生田斗真)はある日突然クビになり、潜入捜査官すなわち“モグラ”になることを任命され、日本一凶悪な犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ。“クレイジーパピヨン”こと日浦匡也(堤真一)と兄弟の契りを交わし、何度も死にかけながらも合間にちゃっかり童貞を卒業、ケーサツである身分もなんとか明かさず生き抜いた玲二。最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝(岩城滉一)は挙げられなかったものの、傘下の阿湖義組組長・阿湖正義の引退、若頭補佐・月原旬の逮捕までは漕ぎつけた。しかし、思いもよらず日浦組若頭に就任してしまった玲二は、極道の世界へさらに深く潜っていくハメに!その頃、正義感溢れるエリート警官・兜真矢(瑛太)が警視庁組織犯罪対策部課長に就任。警察官とヤクザの癒着撲滅をモットーに掲げる兜は、菊川玲二の逮捕に向けて動き出す。そんなこともつゆ知らず、轟周宝からビッグミッションを言い渡される玲二。それは、極悪非道のチャイニーズマフィア・仙骨竜の撲滅、そして、轟周宝とその娘にして奇跡の処女・轟迦蓮(本田翼)のボディーガードになることだった! 最終ターゲットを守らなければならないまさかの任務を与えられた玲二に、警察の中から、そして海の外から、かつてない危機が次々と襲いかかる! しかし、もっと巨大で凶悪な陰謀が水面下で動き出していることをそのとき玲二はまだ知らなかった――。本作は、2014年に公開され、興行収入21.9億円を記録した『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』の続編。原作である「土竜の唄」でも絶大な人気を誇る「チャイニーズマフィア編」を今回は実写化する。香港を舞台に、潜入捜査官・菊川玲二が前作以上にミッション絶対インポッシブルな任務に挑んでいるようだ。キャストには、前作に引き続き主演を務める生田さんとともに、強烈なインパクトを残した、仲里依紗、上地雄輔、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、堤真一も続投。また新キャストとして、瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒が決定している。先日解禁され話題となった刺激的なビジュアルは、作品の強烈な世界観もさることながら、「この美脚のお姉サマは一体誰!?」とSNSを中心に盛り上がりをみせていた。映画公式ウェブサイトでは、“美脚ボタン”をクリックすれば日に日に少しずつ画面が上にずれ、正体が見えそうな位置まで上がっていくという、隠しコマンドまでもが設定されており、ファンの間ではまさかキャストの誰かなのでは…という噂で持ちきり。そんな期待も高まる中、今回ベールに包まれてきた美脚の正体が、チャイニーズマフィアのヒットマン・ 胡蜂役の菜々緒さんであることが判明! このほど解禁された全身ビジュアルでは、美しく伸びた足を惜しみなく見せた艶かしい立ち姿の菜々緒さんが。全体的にスケスケの黒のレース衣装、白く輝く太ももからヒップにかけての妖艶なラインがファンタスティック、一度見ると虜になってしまうようだ。セクシーな衣装を披露した菜々緒さんは「この作品に出演が決定した時、とにかく周りに負けないくらいのキャラクターを作りたいと思い、衣装やヘアメイクなどもこだわりました」と語り、「初挑戦の北京語や鞭も頑張りましたし、アクションや演出的にも体を張らせて頂きました」とコメント。また生田さんについては、「以前、映画でご一緒させていただいていたので安心して撮影に臨めました。今回一番絡みが多くアクションもあったのですが、普段から武術のトレーニングをされているのでたくさんアドバイスをくれたりしてすごく助けてもらいました」とふり返っていた。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月01日●「薪剛」はなかなか感情を発散できない役俳優・生田斗真。ジャニーズJr.として小学生の頃からTVの世界で幅広く活躍、確かなキャリアを築き、現在は日本の演劇・ドラマ・映画界を代表する存在となっている。最新作の映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)では、被害者の脳に残された記憶を映像化して捜査を行う近未来設定に挑み、科学警察研究所 法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を演じる。5月に行われた完成報告会見では、「日本の映画を次に持っていく作品に」という発言も飛び出し、意気込みと自信を強く感じられた。日本の映画界や俳優という仕事への思い、映画『秘密』での役作りについて、話を伺った。生田斗真1984年生まれ、北海道出身。主なドラマの出演作に『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(07・フジテレビ系)、『ハチミツとクローバー』(08・フジテレビ系)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(15・TBS系)など。映画では、初出演にして初主演を果たした『人間失格』(10年)、さらに同年に公開された『ハナミズキ』(10年)で第84回キネマ旬報ベスト・テン新人賞、第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞。その他映画主演作として、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14)、『グラスホッパー』(15)など。○「日本の映画を次に持っていく作品に」――生田さんは5月に行われた『秘密』の完成報告会見で「日本の映画を次に持っていくための作品にしたい」という発言をされていましたが、どういった思いでしたか?ああいった場にいると気持ちが大きくなってしまうので、調子に乗ったことを言ってしまいましたね(笑)。でも、本心です。なかなか他にない映画で、観たことのない作品になったと思います。ハリウッドみたいな時間とお金はかけられないかもしれないけど、僕らにしかできないことってあるだろうと思いますし。「負けないんじゃない?」と思える作品です。僕自身も観終わった後、どう表現していいのか迷いました。「すごいものを観た」と満足感もあるし、本当に誰かの脳を見たんじゃないかと錯覚に陥ることもできる。自信を持ってお届けできます。――現在31歳ですが、30代になってみて、日本の映画界に対しての思いや仕事観に変化はありましたか?まず、いただく役柄は変わってきていますね。何年か前だったら、岡田将生くんの役である青木を演じていたと思います。少し前にやった映画『グラスホッパー』では、うちの後輩の山田涼介が蝉という役を演じていましたが、こういった若い・動ける・強いみたいな役も、以前なら自分だったかもしれません。仕事については、やっぱりどこか「先を行っていたい」という気持ちはあります。革命家でありたいという思いは、ずっとどこかに抱えています。ただ、20代の頃は勢いで駆け抜けられたものが、30代になると技術的なことや知識も要求されてきますし、しっかりとやっていきながらも、それだけじゃない多面性を持っていたいですね。○表面はクールでも、お腹の底にマグマ――薪は一見無表情に見えますが、中で感情が渦巻いているように感じました。演じる際にはどういったところがポイントでしたか?薪の抱えている怒りや悲しみ、闇を全部腹の底にとどめて蓋をして、それでも溢れ出てしまう感情を切り取りたいとは、最初に監督からも言われていました。発散することがなかなかできないまま、3カ月くらい撮影していたので、しんどかったですね。かなり(笑)。――表面的にはクールで、でも内面からじわじわと感情を見せるとなると、さじ加減が難しそうですね。人の脳を見続けているわけですよね。だから、普通の人が見ている世界と、薪が見ている世界は全然違うものだと思うし、人間や社会に対する悲しみもきっとあるでしょう。抑えて抑えて感情を出さないように、冷静に客観的に生きてはいるんだけど、「貝沼」「鈴木」というワードが出てくるたびに心臓の鼓動が早まってくというか。決して冷めているわけではなくて、いついかなる時でも、お腹の底では地獄みたいなマグマが沸き立っている。でも「貝沼」「鈴木」というワードが出てくると、風船に針をプスっと刺されてしまうような。そんなイメージで演じていました。●演技は「自分を騙す」こと○撮影中は孤独――撮影中のできごとや撮影したシーンで、印象に残っていることはありますか?岡田将生くんや松坂桃李くんと対峙している時は、現場も緊張感がありました。薪の中で軸になっているのは、自分が殺してしまった元相棒の鈴木と、時を経て現相棒になった、若くてイケイケな青木。その間に挟まれて、青木を鈴木のようにしたくない、と葛藤が出てくる。撮影中は常に”薪”だったし、ずっと孤独だったなと思います。仕上がりで自分以外の誰かの表情を見て「みんなすごく、薪のこと心配してくれてる!」と初めて気づきました(笑)。岡田くん演じる青木も、怒りもありながら、薪のことを心配する優しい気持ちが見えました。――原作の薪は中性的で美しいビジュアルとして描かれていますが、メイクや髪型など工夫されたところはあったのでしょうか?ビジュアルイメージを大切にされる監督なので、スーツや髪型には要求がありました。「美しく、くたびれた青年でいてほしい」と言われていました。ただ、メイクはずっと任せていたので詳細はわかりません(笑)。○演技にかける思い――生田さんが演技をする時って、感覚的にはどういうものなんでしょうか。憑依するようなものなのか、技術的なものなのか。すごく簡単な言い方をすると、「自分を騙す」でしょうか。「自分は薪であるんだ」と、刷り込んでいく感じですね、僕の場合は。俳優さんによっては、自分の色を出す方もいると思いますが、僕は役に近づいていきたいですし、気持ちの上ではそう心がけています。――もしかしたら、薪の時の生田さんと普段の生田さんの脳を見たら変わっていたりとか……。そうですね、そこまで変わっていればいいですね(笑)。――そういった自分を騙すような感覚は、俳優という仕事の魅力でもありますか?やっぱり、自分じゃない誰かの人生を過ごせるのはすごく魅力的です。一度足を踏み入れてしまうと、なかなか抜け出すことができない世界だと思います。――たとえば演技プランについて、ご自身から何か提案するようなことは。俳優なので、言葉で言うよりも、目に見えなきゃ意味がないとは思っています。監督が言っていることや、台本に書いていることの解釈を、お芝居で出していく、といった意味での自己主張はありますね。○観た人がぐったりする作品に!?――今回大友監督とは初タッグになりますが、作品や現場には以前から興味をもたれていたのでしょうか?僕たち俳優にも噂が届く、すごく興味のある監督の1人でした。作品に対する欲をすごく感じますし、ある種、傍若無人というか猪突猛進というか。ものをつくる時には様々な制約があって、その制約の中で頑張ることが多いと思いますが、そこを「俺はこれが作りたいから」と突破していく方です。それはもう、ものづくりに対する欲望だと思いますね。――これは大友監督らしい、と思ったシーンはありますか?人の脳内を映像化するところは、恐ろしさすら感じるくらいのリアルさだと思います。劇中にもあるけど、人の脳が見た記憶であって実際のものとは違う。壮大な景色であっても見る人にとっては地獄に見えるし、優しそうな人が鬼に見える瞬間もあるし、この映画の本質かなと思いましたね。――エンタメ作品でありながら、人の倫理感などにうったえかける内容でもありますよね。実際、本当にこういう世の中が来てもおかしくないところまで科学が進歩していますよね。そういう意味での問題提起もきちんとしながら、エンタテインメント作品ができたと思います。いやもう、観終えたらぐったりだと思いますよ。「時間あるから『秘密』観よう!」と思って映画館に入ったら、えらい目に合ってしまう(笑)。「すごいものを観た」という気になってくれるんじゃないかなと、期待しています。秘密 THE TOP SECRET死んだ人の脳をスキャンして、記憶を映像化し、難事件の謎に挑む特別捜査機関「第九」。室長の薪(生田斗真)、新人捜査官の青木(岡田将生)らに、死刑囚・露口(椎名桔平)の脳を見て、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出すというミッションが与えられた。8月6日公開。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2016年08月01日