お笑いコンビ・中川家の礼二が、4日に放送されたニッポン放送『中川家のオールナイトニッポンPremium』(毎週火曜 18:00~)に出演し、自身が審査員を務めた『M-1グランプリ2018』について、明石家さんまからダメ出しされたことを明かした。番組冒頭、相方の剛から「君、ボケへんかったな」と振られると、礼二は「ボケたけど、スベってた。トム・ブラウンのボケの方に『自分、目の奥笑ってへんな』って言ってウケるかなと思ったら、シーンってなって大恥かいたわ。ホンマに背中に汗かいたわ」と返答。これに対して、剛が「いや、違う。最初の登場のところ」とツッコむと、礼二は「ホンマにそれ、さんまさんも言うけど。ボケれるような雰囲気ちゃうねん。さすがに出来んわ」と話した。また、「さんまさんも見てたみたいやからね、『M-1』を」と明かした礼二。剛が「君、言われたやん。『何もせえへんかったな。お前』って」と振り返ると、礼二は「言われて。そこでも怒られるから、もう…」と漏らしていた。剛は「ただ、『楽しんで見てたんすね』って言ったら、『いや、俺はちゃうねん。俺とかぶっているヤツおらんか、確認してるだけ』。それでおらんかったから、ホッとしたんやって」と明かし、2人は「もういいやん。どこまでいくねん、あの人は」とさんまのストイックすぎる姿勢をツッコんでいた。
2018年12月06日アイドルグループ・乃木坂46の若月佑美(24)の卒業セレモニーが4日、東京・九段下の日本武道館で開催された。冒頭、「若月ロボット起動します! 武道館いくぞ!」という力強い声とともにロボットダンスで登場した若月。1曲目「狼に口笛を」で始まり、続けて「音が出ないギター」を披露した。ステージにはソファーが用意され、曲間にくつろぎながらトークを展開。「卒業コンサート」ではなく「卒業セレモニー」にした理由について、若月は「せっかくやるんだったらライブで曲披露だけじゃなくて、ネタ? 私キャラ渋滞起きてるじゃない? 7年間でいろんなキャラクターがついてきちゃって、それも込み込みで私らしくやれたらいいかなと思って。しょっぱなからロボットダンスを…」と説明した。そして、「卒業前にやっておきたい曲BEST5」と題して、若月がやりたい曲を5位から順に披露。5位「まあいいか?」では、仲の良い桜井玲香との“れかつき”コンビで沸かせ、「7年間ありがとう。幸せになれよ」「絶対後悔させてやるんだから!」と別れの展開に会場から笑いが。4位は、秋元真夏、桜井玲香、中田花奈との女子校カルテットによる「告白の順番」、3位は、若様軍団による「失恋お掃除人」を披露。若様軍団の山下美月、梅沢美波、坂口珠美それぞれに言葉をかけ、「3人の一ファンとして推させていただきます」と約束した。2位の「低体温のキス」では男前キャラで会場を魅了し、曲が終わると「この曲で“男前”卒業します。だって女の子だもん」と宣言。1位では、西野七瀬と桜井と共に「Rewindあの日」を歌い上げた。途中、若月が聞きたい曲を「箸休め曲」として、2期生のユニット曲「ボーダー」をリクエスト。2期生のメンバーは、いつも気にかけてくれているという若月への感謝の思いを伝え、若月も「幸せでした。あとで動画もいただきますので」と2期生のパフォーマンスに大満足だった。終盤は、「ガールズルール」、「ロマンティックいか焼き」、「制服のマネキン」、「帰り道は遠回りしたくなる」を続けて披露し、本編は終了した。その後、黒い大人ドレスに身を包んだ若月が1人で登場し、ファンに向けた手紙を披露。「初期の頃から将来の夢を聞かれて、『誰かの人生にいい影響を与えられる人になる』と答えてきました。少しでも叶っていたら私の7年間すべてが報われます」と思いを伝え、「ファンの方最高! メンバー最高! スタッフさんも最高! つまり乃木坂って最高!」と熱く語った。アンコール1曲目「失いたくないから」では、桜井や秋元らメンバーが号泣。曲の最後に、若月がメンバー一人一人に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えながら花を手渡しするサプライズも。そして、最後は「ダンケシェーン」で盛り上がり、「やっぱ乃木坂だな!」とお決まりのフレーズも披露した。「もう思い残すことはありません。全部全部やらせていただきました。本当に本当に幸せなアイドル人生でした。これからは一人の若月佑美として頑張っていきます」と晴れやかな表情であいさつした若月。メンバーが去り際に「やっぱ若月だな!」と言葉をかけると、「やばい、今ので泣きそうになっちゃう」と目を潤ませたが、最後は笑顔で「ありがとうございました!」と感謝の言葉で締めくくった。○乃木坂46若月佑美 卒業セレモニー セットリストM1.狼に口笛をM2.音が出ないギターM3.まあいいか?M4.告白の順番M5.ボーダーM6.失恋お掃除人M7.低体温のキスM8.Rewindあの日M9.会いたかったかもしれないM10.ガールズルールM11.ロマンティックいか焼きM12.制服のマネキンM13.帰り道は遠回りしたくなるEN1.失いたくないからEN2.ダンケシェーン若月は1994年6月27日生まれ、24歳。静岡県出身。2011年8月に1期生として乃木坂46に加入し、2012年8月に発売した3rdシングル「走れ!Bicycle」で選抜入りを果たしてから最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」まで20作連続選抜メンバーとしてグループをけん引してきた。また、舞台など女優業も数多く経験し、現在放送中の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』では川崎明美役を熱演。グラフィックデザインも長けており、「二科展」では2012年から6年連続で入選している。卒業に関しては、10月1日にブログで「乃木坂46で頂いたものを糧に次の夢に向かおうと思います」と発表していた。写真:オフィシャル提供
2018年12月05日アイドルグループ・乃木坂46の若月佑美(24)の卒業セレモニーが4日、東京・九段下の日本武道館で開催された。本記事では、本編終了後に披露した手紙とあいさつ全文を紹介する。最後なので、みなさんにお手紙を書いてきたので読ませていただきたいと思います。今日で最後なので、くさいし、寒いセリフを真顔でしれっと言う私をどうか温かく見守ってください。(手紙の読み上げスタート)初期の頃から将来の夢を聞かれてずっと答えていたものがあります。それは女優さんとか職業についてじゃなくて、「誰かの人生にいい影響を与えられる人になる」っていう不思議な夢です。けっこう本気でいろいろなところで言っていたので知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それが私の知らないどこかだったらなお素敵だなと思って今日までやってきました。家族や友人、担任の先生、習い事の先生とか、近しい人から影響をもらうというのは人生でも多々ある状況なんですけど、逆に直接的に会ったことがない人から何か影響をもらうことって、その人が選択して受け取らないとできないんじゃないかなと思っていました。しかもその影響を与える側ってなるとほんの一握りで、これが少しでも叶っていたら、私の7年間すべてが報われます。悩んでもがき苦しんだ日々もあったけど、そんなものなんてパッてなくなっちゃいます。こんな私でも人の役に立てるんじゃん、誰かの助けになれるんじゃんって、自分が大嫌いだったので、「影響をもらったよ」ってひと言だけですごいうれしくなります。だから私はみんなに「『ありがとう』を言ってくれてありがとう」って伝えたいです。みんなが私の原動力でした。不器用で空回りばっかで、技術も武器も持ち合わせてなくて、一本線ばかり引いちゃう性格で、感性も変わっている、最後まで女の子っぽくないし、もはや正直アイドルっぽくもなかったと思います。でも応援してくれるみんながいたから、そんな私でも楽しくアイドルができたし、どこまででも頑張ろうと思いました。ファンの方最高! メンバーも最高! スタッフさんも最高! つまり乃木坂って最高! こんなアイドルを愛してくれてありがとうございました。乃木坂46若月佑美(手紙の読み上げ終了)私はメンバーが大好きでした! 乃木坂46が大好きでした! みんなのことを失いたくありません。それでは聞いてください。「失いたくないから」(アンコール1曲目「失いたくないから」披露。最後に、若月がメンバー一人一人に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えながら花を手渡し。その後、アンコール2曲目「ダンケシェーン」を披露)(「ダンケシェーン」の最後に決めゼリフ披露)やっぱ乃木坂だな!お花をサプライズで渡してみようかなと思いまして、スタッフさんにお願いして。「最後まで与える人になりたいんです」って言って。ごめんね、みんなにも黙っていて。最後の最後までみんなとすごく楽しい時間を過ごせて幸せでした。まさか笑顔で終われるなんて思ってなくて、大号泣すると思ってたんですけど、こうやって笑顔で終われたのも、みなさんがすごく応援してくださって、盛り上がってくださって、メンバーが助けてくれて、スタッフのみなさんが協力してくれて、今日こうやって笑顔で終わることができたなと思っています。もう思い残すことはありません。全部全部やらせていただきました。本当に本当に幸せなアイドル人生でした。これからは一人の若月佑美として頑張っていきます。今日は本当にありがとうございました!(メンバーが去り際に「やっぱ若月だな!」と若月に言葉をかけ、会場は大盛り上がり)ありがとう。やばい。今ので泣きそうになっちゃう。ありがとう。(メンバーが去って1人に)「帰り道は遠回りしたくなる」の曲にあるように、強くなりたい、強くなって外に出る姿をみんなに見せたい。後輩もいるし、とか。昨日も4期生がお披露目されました。新しい風が乃木坂46に入ってきました。私は卒業するけど、まだまだ乃木坂46はかっこいいメンバーばっかりですし、推しがいのあるメンバーばっかりです。ぜひこれからも乃木坂46のことをよろしくお願いします! 7年間本当にありがとうございました。若月とても幸せでした!(去り際に地声で)ありがとうございました!○乃木坂46若月佑美 卒業セレモニー セットリストM1.狼に口笛をM2.音が出ないギターM3.まあいいか?M4.告白の順番M5.ボーダーM6.失恋お掃除人M7.低体温のキスM8.Rewindあの日M9.会いたかったかもしれないM10.ガールズルールM11.ロマンティックいか焼きM12.制服のマネキンM13.帰り道は遠回りしたくなるEN1.失いたくないからEN2.ダンケシェーン若月は1994年6月27日生まれ、24歳。静岡県出身。2011年8月に1期生として乃木坂46に加入し、2012年8月に発売した3rdシングル「走れ!Bicycle」で選抜入りを果たしてから最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」まで20作連続選抜メンバーとしてグループをけん引してきた。また、舞台など女優業も数多く経験し、現在放送中の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』では川崎明美役を熱演。グラフィックデザインも長けており、「二科展」では2012年から6年連続で入選している。卒業に関しては、10月1日にブログで「乃木坂46で頂いたものを糧に次の夢に向かおうと思います」と発表していた。写真:オフィシャル提供
2018年12月05日アイドルグループの乃木坂46が3日、東京・九段下の日本武道館で「乃木坂46"4期生お見立て会"」を開催。4期生に選ばれた11人のメンバーがお披露目された。今年の夏に開催された坂道合同の最終オーディション。応募総数12万9,182の中から最終的には39人が合格した。新たに乃木坂46のメンバーに加わったのは、筒井あやめ、清宮(せいみや)レイ、矢久保美緒、柴田柚菜、掛橋沙耶香、金川紗耶、遠藤さくら、北川悠理、賀喜(かき)遥香、早川聖来、田村真佑の11人。「乃木坂46"4期生お見立て会"」と題して行われたこの日のイベントに約1万人のファンが詰めかけ、初めて11人のメンバーがお披露目されたほか、初のパフォーマンスで「ぐるぐるカーテン」、「制服のマネキン」、「インフルエンサー」を披露した。パフォーマンスの前には11人がステージ上に勢揃いし、11人全員で「皆さん初めまして! 乃木坂46の4期生です。本日はよろしくお願いします」とあいさつ。そして1人1分の自己PRタイムとなり、トップバッターの4期生最年長でもある田村がステージのセンターに。「私は周りから肌が白いと言われますが、中学生の時はソフトボール部に所属してました」という田村はバッティングを披露。「4期生の中では最年長なのでみんなのお姉さんになるために努力中です。まだ頼りないですが、これからたくさん努力をして乃木坂46の一員として全力で頑張っていきたいと思います」と意欲を見せた。また、「インフルエンサー」でセンターを務めた遠藤は「私は周りからよく癒し系と言われることが多いので、ここにいる皆さんを癒やしたいと思います」と観客を期待させ、乃木坂46の「ここじゃないどこか」をクラリネットで演奏して観客を魅了した。11人の自己PRが終わり、最後に司会者から感想を求められ、「すごく緊張しました」と素直な心境を明かした賀喜は「(観客が)思っていた以上に返してくれたのですごく嬉しかったです」と安堵した表情で「カッキーと呼んで欲しいです」とファンにアピール。また、4期生最年少の筒井は「本番前はみんながすごい緊張して泣いちゃったりしてました」と暴露するも「皆さんの声援が温かくてみんなも安心したと思います。ありがとうございます」とファンに感謝した。
2018年12月04日ソニーミュージック六本木ミュージアムが、2019年1月11日(金)よりオープン。同日より開催の第1弾イベント「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」が、好評につき期間を延長し、2019年5月31日(金)まで開催される。乃木坂46の未公開アートワークや約250点の衣装が集結2018年9月に閉館したスヌーピーミュージアムの跡地に新オープンする、ソニーミュージック六本木ミュージアムの企画展第1弾「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」では、乃木坂46をめぐる未公開のアートワークを多数展示。会場内を、膨大なアートワークが眠る「秘密の倉庫」として、乃木坂46のジャケット写真やアザーカット、ミュージックビデオの小道具をはじめ、実際に着用した衣装やアイデアスケッチなども揃える。“生”の表情のメンバーと出会える空間メンバーの泣き顔に360度囲まれる展示空間は、8作目シングル『気づいたら片思い』のCDジャケット製作時の膨大なアザーカットから構成されているもの。見たことのないリアルな表情のメンバーと出会うことが出来る。巨大ラックに過去衣装約250点が整列また、紅白初出場の時に着用していたレアな衣装から、歌衣装までを網羅した約250点の衣装も、注目したいポイント。アイドルのコンセプチュアルな衣装を一挙に見ることが出来るまたとない機会となる。なお、2期生・堀未央奈、3期生・与田祐希がそれぞれ一番のお気に入りと話すのは、『君の名は希望』と、FNS歌謡祭で着用していた『今、話したい誰かがいる』の衣装。巨大ラックに並べられた、膨大なアーカイブの中からメンバーお気に入りの一着を探してみて。オリジナルグッズを多数用意した限定ショップ会期中は、展示の他に、「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」のために作られたオリジナルグッズを販売するショップを展開。これまでのアイドルグッズとは一線を画す、スタイリッシュなデザインのストレージボックスやサコッシュなどは特に注目のアイテムだ。3月20日(水)からは、話題の3ブランドとコラボレーションしたフード商品も登場。東京下町の都市型ワイナリー「深川ワイナリー東京」による北海道産チーズをフリーズドライで加工した「サクサクチーズ」や、バルセロナ発祥のキャンディブランド「パパブブレ」が展覧会ロゴを6色で表現した限定キャンディ、まるで料理のような新感覚サバ缶「No.38」が手掛ける「SPICY RICH CURRY/スパイス香る芳醇カレー仕立て」の特別仕様パッケージが販売される。コラボカフェではファン必見のメニューも展示を楽しんだ後は、楽曲やメンバーとコラボレーションしたメニューを楽しめるカフェ「坂 CAFÉ」で一休みするのがおすすめ。場内では、臨場感あふれるライブ映像が上映され、「ロマンティックいか焼き」や「からあげ姉妹」「別れ際、もっと好きになる」といった楽曲をモチーフにしたフードプレートなどユニークなメニューが多数登場。ドリンクも「おいでシャンプーオレ」や「ハルジオンが咲く頃ティーソーダ」など、どんな味がするのか気になってしまう一杯がラインナップされる。【詳細】乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展会期:2019年1月11日(金)~5月31日(金)時間:10:00~20:00(入場は19:30まで) ※会期中無休会場:ソニーミュージック六本木ミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20■チケット・日時指定前売券:一般・大学生 1,800円、中学・高校生 800円、小学生 400円・当日券:一般・大学生 2,000円、中学・高校生 1,000円、小学生 600円※前売券は日時指定制。購入した指定時間内に入館すれば滞在時間の制限はなし。指定入館時間:計5回(10:00~11:30 / 12:00~13:30 / 14:00~15:30 / 16:00~17:30 / 18:00~19:30)販売場所:日時指定前売券 ローソンチケット、当日券 ミュージアム内(前売券の販売状況に余裕がある場合のみ)※6歳未満(未就学児)は入場無料。公式サイト:
2018年12月01日●NHK番組ともコラボ実現1967年10月2日にスタートしたニッポン放送『オールナイトニッポン』。2017年10月からの1年間は、“50周年イヤー”と題して、数多くの企画を実施してきた。そして50周年イヤー期間中には、『シブヤノオト』(NHK総合)や裏番組である『メガネびいき』(TBSラジオ)とのコラボも実現した。『オールナイトニッポン』のプロデューサーを務める冨山雄一氏がこうしたコラボの裏側や、50周年イヤーを終えた今、改めて『オールナイトニッポン』をはじめとしたラジオの今後について語った。○NHKに新卒入社した冨山雄一――まずは冨山さんの経歴からお聞かせください。ニッポン放送入社前は、 NHKに新卒で入られたんですよね。そうなんです。もともとはラジオが好きで、ラジオ局に就職したいなと漠然と思っていました。ただやはりラジオ局への就職はかなり狭き門で、ニッポン放送は書類審査で落ちてしまいましたし、他のラジオ局も全く通りませんでしたね。――NHKではどんなことをされていたのですか。NHKにディレクター職で入局すると普通、地方局でテレビのディレクターとしてキャリアがスタートするのですが、「ラジオをやりたい」と研修レポートに書いていたら、何年かぶりに新人でラジオセンターというNHKラジオ第一を制作している部署に配属されてラジオディレクターになったんです。すごくレアなケースだと思います。1年目は『NHKジャーナル』という夜のニュース番組のディレクターをやり、次の年は『土曜の夜はケータイ短歌』という若者向けの投稿するタイプのバラエティ色の強い番組のディレクターをしていました。その番組には、当時まだ大学生だった歌人で作家の加藤千恵さん(のちに『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)』も担当)が出演されていました。――加藤千恵さんとは、その当時から関わりがあるんですね。転職のきっかけは何かありましたか?入局して3年目からは新潟放送局に転勤して、テレビディレクターとしていろんなことをやっていました。ただ、やはりラジオ番組を作りたいという気持ちは残っていて、このまま年齢を重ねて後悔しないのかなと思うようになりました。そうした中で当時、ニッポン放送で『ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない』という、今は国会議員になられた義家先生が生電話で若者の相談にのる番組があってすごく良い番組だと感じてましたし、こういうラジオ番組を作りたいと強く思いました。そんなときに、たまたまニッポン放送が中途採用を募集していて、運良く転職しました。しかも最初に担当したのが、その義家先生の番組だったんです。○ディレクター、イベント担当、プロデューサーに――ニッポン放送に入社後は、どんな番組を担当していたのですか。2007年にニッポン放送に入社して、ディレクターとして最初に担当したのは、金曜日のバカボン鬼塚さんと土曜日のポルノグラフィティの岡野昭仁さんの『オールナイトニッポン』でした。その後は小栗旬さんの『オールナイトニッポン』や坂崎幸之助さんと吉田拓郎さんの『オールナイトニッポンGOLD』も長く担当していました。以降もさまざまな番組を担当しましたが、2016年4月に『オールナイトニッポン』のチーフディレクターになった後は、星野源さんの『オールナイトニッポン』を立ち上げました。もともと何年も前から星野さんの特番を担当させていただいていて、どうしても自分がチーフのときにレギュラーとして担当していただきたいと思っていました。――そして2016年7月に、エンターテインメント開発部に異動になるんですよね。ずっとラジオの現場にいると思ったので、さまざまなイベントを担当する部署に異動したのはびっくりしました。ちょうど2回目の「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭」という岡村隆史さんの番組イベントの開催がすでに決まっていた時期で、僕がイベントのプロデューサー兼総合演出を担当することになりました。岡村さんとは毎週、生放送の前にミーティングをしてどうやったらリスナーが面白がってもらえるのか、楽しんでもらえるのか、番組チームが一体となって打合せを重ねました。結果、1つのイベントを作りあげて、リスナーの皆さんが盛り上がってくれるというのはディレクター時代とは違った喜びを感じることができました。これが1つのきっかけとなって、イベントをつくるのが面白いというマインドになりました。――今年の4月からは『オールナイトニッポン』のプロデューサーとしてご活躍されています。1年9カ月ひたすらライブイベントを作っていましたが、ちょうどニッポン放送社内の組織改編があって、編成部に新たに番組プロデューサーが作られることになって、夜の時間帯のプロデューサーに就任しました。ディレクター時代に星野源さん、 AKB48さん、山下健二郎さんの『オールナイトニッポン』と『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』を担当させていただいていて、エンターテインメント開発部では、ディレクター時代に接点がなかった岡村隆史さんやオードリーさんのイベントを担当していたので、そういう意味ではプロデューサーには適任だったのかもしれません(笑)。○Pが同期だったNHK『シブヤノオト』とのコラボ――NHKとニッポン放送といえば、今年5月にNHK総合テレビの若者向け音楽番組『シブヤノオト』と『岡村隆史のオールナイトニッポン』のコラボ放送が話題になりました。このコラボはやはり、冨山さんのお力が大きかったんですか。もともとNHKから「一緒に何かやりませんか」という話が来ていたんですが、ちょうど僕が異動したタイミングが具体的に話を進めようというときでした。『オールナイトニッポン』をテレビに映してもらえるなら、やはり岡村さんの『オールナイトニッポン』が一番インパクトがあるなということでコラボ企画が進みました。岡村さんの名物はがきコーナー「悪い人の夢」をテレビに映したのは初めてだったと思います。実は『シブヤノオト』のプロデューサーがたまたま僕のNHK時代の同期だったので、そこから一気に話が進みましたね。当日は有楽町のニッポン放送のスタジオから生放送しているフリをしながら、実際にはNHKの社内にニッポン放送のスタジオをセットで完全再現してもらって、岡村さんが生放送中に壁をぶち破って『シブヤノオト』のスタジオに乱入するという仕掛けをしたのですが、非常にうまくいったと思います。――昨年10月からは『オールナイトニッポン』の"50周年イヤー"として、「放送作家オーディション」など、さまざまな企画を行っていましたね。そうですね。50周年イヤーの企画でも、僕は「ALL LIVE NIPPON」や「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」などイベントを主に担当していました。50周年イヤーでは日々の2時間の生放送は一生懸命やりつつも、それ以外になにか面白いことはできないのかなと、生放送とは違ったもう1つ、別の視点を持って取り組んだ気がします。●『岡村隆史のANN』『メガネびいき』コラボの舞台裏――50周年イヤーでいうと、個人的には『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』の9月28日の放送回で、裏番組であるTBSラジオ『JUNKおぎやはぎのメガネびいき』と"コラボ"したことが印象的です。その日僕は生放送のスタジオにはいなくて、社内で舞台監督さんと「岡村歌謡祭」の演出打ち合わせをずっとしていました。なかなか演出が固まらず煮詰まってしまったので、放送途中で岡村さんにあいさつして切り上げようとしたんです。それでCM中のスタジオに行ったら、岡村さんから「冨山さん、TBSラジオに電話つなげないですかね」と言われたんです。お話を伺うと裏番組の『メガネびいき』で岡村さんから直接電話で話を聞きたいとおぎやはぎさんが話していたというメールがたくさんスタジオに届いていたんです。プロデューサーの宮嵜さん(宮嵜守史。TBSラジオJUNKプロデューサー)とは、宗岡さん(宗岡芳樹。元ニッポン放送ディレクター)を介して何回かお会いしたことがあったので、急いで電話したら「TBSは大丈夫ですよ。ニッポン放送さんはどうですか?」と言われまして…。今までの僕だと関係各所に裏番組に突撃電話してもよいかを確認をしていたと思うんですが、50周年企画で過去を振り返る中で「昔は自由で破天荒なことをやっていた」ということが頭の片隅にあったので、文字通り誰にも許可を取らずに放送しました。岡村さんにTBSラジオのスタジオの電話番号が手に入ったことを伝えて、実際に岡村さんに生放送で電話してもらいました。僕も実際におぎやはぎさんがどう反応してくださるか、もちろんわからなかったので本当にどきどきしました。――裏番組の『メガネびいき』と電話越しでのやり取りがあった後、岡村さんは「すべての責任は冨山さんが取ればいいから」とおっしゃってました(笑)。僕もある程度のおとがめや厳重注意は覚悟したんですが、まったく怒られませんでした。放送直後から SNS上でリスナーの皆さんが非常に好意的な反応をしてくださって喜んでもらったこと、もう1つはいつもは岡村さんのご意見がすぐに載るネット媒体にも非常に好意的に取り上げていただいたことが大きかったのかもしれません(笑)。ディレクター時代は自分の目の前の番組のことしか意識がなかったんですが、今は他局も含めてラジオ界全体が盛り上がればいいなと考えるようになりました。現在、中田敦彦さんの番組(『オリエンタルラジオ中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』)のプロデューサーもしているのですが、この前文化放送の裏番組のパーソナリティさんがうちの番組を話題にしてくれているので、生放送中にお礼を伝えに文化放送のスタジオに乗り込んだのも、いいんじゃないかなと思っています。○TBSラジオ『たまむすび』の飲み会から『ANN』決定――似たようなお話だと、 10月に博多華丸・大吉さんが初となる『オールナイトニッポン』のパーソナリティをやったときも、大吉さんが「TBSラジオの関係者がブースの外にいっぱいいる」と話されていましたね。50周年イヤーが終わって改めてフラットな状態で、石井チーフディレクター(石井玄。『オードリーのオールナイトニッポン』などを担当)と「今、誰にしゃべってもらったら面白いかな」と話し合う中で、初めはZOZOの前澤社長が挙がりました。アーティストとしてハガキ職人を月に連れて行ってくれないか、聴いてみたいなと。そういう発想から入って、プロモーションタイミングだから出てもらうというよりは、しゃべってほしい人、しゃべりたいモチベーションがある人で探そうかというときに、宗岡さんから「この前、『たまむすび』の飲み会があったんだけど、博多華丸・大吉さん、『オールナイトニッポン』やるのが長年の夢なんだって」というLINEがちょうど来たんです。すぐにオファーしました(笑)。――現在はTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』を担当されている宗岡さんがつなぎ、博多華丸・大吉さんの『オールナイトニッポン』が実現したんですね。特番『博多華丸・大吉のオールナイトニッポン』の放送決定を発表した翌日の『たまむすび』では、かなり『オールナイトニッポン』をやることについて話していただきました。それもタイムフリーで聴かせてもらって、他局の話をここまでガッツリ話してもらうのは本当にありがたいなと。放送当日は宗岡さんや『たまむすび』プロデューサーの阿部(千聡)さんらが来てくださって、ブースにいるニッポン放送社員は僕だけでした。「ここニッポン放送なのに、アウェーな感じになってる!」と(笑)。ディレクターを担当した石井も、 TBSラジオでアルコ&ピースの番組を担当しているからか、なんとなくTBSの空気感が出てましたし。でも博多華丸・大吉さんが「ラジオ業界は50人ぐらいの身内で回してる」とおっしゃってましたが、それぐらいの近さでラジオ業界全体で連携していきたいなと改めて思いました。○冨山雄一が語るラジオ界の現状と将来――そうだったんですね(笑)。『オールナイトニッポン』は52年目となりますが、冨山さんは現在のラジオ界の状況をどう捉えていますか。10年前は「radiko」もなかったですし、SNSも普及していなかったので、今思えばラジオ的には苦しかった時代でした。ネット上の反響が見えにくく、リスナーがなかなか可視化できなかったんです。今はスマホに「radiko」のアプリを入れればすぐに受信機になるという夢のような時代です。NHK時代には100円ショップで大量のラジオを買って、渋谷の街で若い人たちに配ったりしてましたから(笑)。それに比べると、果てしなく競争相手はいるんですけど、ラジオの世界にとってはチャンスが来ていますし、あとはいかに面白い番組を作るかというところですね。ちょっと前までは映像配信とラジオの同時生放送が最先端でしたが、最近ではTOKYO FMの『木村拓哉のFlow』やTBSラジオの『土曜朝6時木梨の会。』がラジオ番組と別に独自のweb映像番組を作っていて、こういったスピンオフがあったのかと刺激を受けています。ラジオだけに限らず、さまざまな媒体や最新のサービスとどう連動していくか日々考えていかなくてはと思っています。――50周年イヤーが終わり、「今後こんな取り組みをしたい」というものはありますか。先ほどの話とやや逆説的になるんですがラジオはデジタル化が進んでも、一番の強みはパーソナリティとリスナーのなんとなくの信頼感、つながりだと思っています。パーソナリティはリスナーのことを信頼しているからしゃべるし、リスナーもパーソナリティを信頼しているから聴くというような相互関係ですよね。なので、「もっと大きなイベントをやります」「もっと話題になる番組を届けます」という目標もあるのかもしれませんが、リスナーとパーソナリティが信頼関係で結びついている番組を少しでも増やすというのが、今後やっていくことかなと考えています。岡村さんが毎年「歌謡祭」でリスナーの前に登場してきたときの会場の熱気は、テレビの中の岡村さんじゃない独特のものが作れていると思います。――確かに独特な雰囲気ですよね。今年の「歌謡祭」でも、『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代からヘビーリスナーにはおなじみの知念里奈さんが出てきて、大歓声があがっていました。そうなんですよね。2018年に知念里奈さんの「DO-DO FOR ME」で盛り上がることができるのは、ある種の共犯関係というか、共通の意識を持っているからだと思います。岡村さんは「オールナイトニッポンにとってこの曲はもはや校歌です」と話してましたが、僕も同感です。ヘビーリスナーもそう感じてくださっていると思います。そういったパーソナリティとリスナーの深い関係を感じられるものを、ひとつでも増やしていけたらと考えています。■冨山雄一(とみやま・ゆういち)1982年生まれ。NHKに新卒入社後、2007年にニッポン放送に中途入社。その後、『ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン』『小栗旬のオールナイトニッポン』『星野源のオールナイトニッポン』など数多くの番組を担当。2016年7月にエンターテインメント開発部に異動し、「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭」などに携わった後、2018年4月より『オールナイトニッポン』プロデューサーに就任。
2018年12月01日30日に放送されたニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)にて、『ビートたけしのオールナイトニッポン』が再び復活することが発表された。『ビートたけしのオールナイトニッポンPremium』と題して、12月10日(18:00~)に放送される。1981年1月1日にスタートし、1990年12月27日の最終回まで、熱狂的に支持された『ビートたけしのオールナイトニッポン』。今年3月に「オールナイトニッポン」50周年を記念して、高田とのゴールデンコンビで5年ぶりの復活を遂げた。放送では、「これオールナイトニッポン? 夕方の6時だよ」と冒頭から不満げだったたけしだが、自身の近況についてなどのギリギリトークを繰り広げ、「久々に言いたい放題だった」と感想を語っていた。エンディングでは高田の「またやりましょうよ」の呼びかけに「おうよ」と応えており、今回それが実現することとなった。また、同日の20時より、お笑い芸人・松村邦洋と高田文夫の『ほぼビートたけしのオールナイトニッポンPremium』が放送される。
2018年11月30日男性デュオのコブクロ(小渕健太郎・黒田俊介)が、12月14日に放送されるニッポン放送『コブクロのオールナイトニッポンGOLD』(22:00~)のパーソナリティを務めることが決定した。コブクロは2001年から2002年にかけて『コブクロのオールナイトニッポンコム』のレギュラーパーソナリティを担当しており、「オールナイトニッポン」パーソナリティを務めるのは、実に16年ぶりとなる。また、コブクロは今年で20周年を迎え、12月5日には初のコンプリートベストアルバム『ALL TIME BEST1998-2018』をリリースする。番組では、リスナーからの2人へのメッセージや、コブクロのフェイバリットソングとその曲にまつわるエピソードを募集する。コブクロは「16年ぶりの『オールナイトニッポン』とてもたのしみにしています。レギュラー当時を思い出しながら、リスナーの皆さんと楽しい時間を過ごせたらと思います」とコメントを寄せている。
2018年11月30日お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健が、12月13日深夜に放送されるニッポン放送『四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週木曜 27:00~)に出演することが決定した。四千頭身はフジテレビ系バラエティ番組『新しい波24』の出演を機に多くのメディアに登場し、結成3年目でありながら自身の冠番組を2つ持つ。さらに三浦大知、山本彩、成田凌などが彼らのファンであることを公言している。お笑いトリオ・四千頭身にとって、堀内は同じ事務所の大先輩だ。堀内は、過去に日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』にて、「今、オススメの芸人」として四千頭身を挙げた。12月13日深夜の放送では、「ホリケン頭身スペシャル」と題し、さまざまな企画を行っていく。
2018年11月30日映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、12月15日(27:00~)に放送されるニッポン放送『上田慎一郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務めることが決定した。上田監督は今回が『オールナイトニッポン』パーソナリティ初挑戦となる。番組には、同作で主演を務めた俳優の濱津隆之を始め、しゅはまはるみ、市原洋、秋山ゆずきといった主要キャスト陣が続々と登場する。また、リスナーから寄せられた質問にも答えていく予定だ。さらに上田監督は、12月11日に放送されるニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~)のゲストとしても登場し、『オールナイトニッポン』パーソナリティ初挑戦への想いやリスナーへのメッセージを語る。上田監督は「『上田慎一郎のオールナイトニッポン0』その文字面を見た時、思わず地面から10センチほど浮きました」と明かし、「カメ止めのくせ者キャストも大集合でワクワクと不安でいっぱいですが何があっても放送は止めません。放送は続ける! しゃべりは止めない!」と意気込んだ。
2018年11月28日乃木坂46の西野七瀬が、22日深夜に放送されたラジオ番組『澤本・権八のすぐに終わりますから。』(TOKYO FM/毎週木曜25:00~25:30)にゲスト出演し、卒業後の展望を語った。もともとイラストを描くのが趣味の西野は、最近、アニメーションをつくるのに凝っているという。「短い一コマ一コマで描いていって、動かしてみるっていうのをやっています」と言い、「四足歩行の動物が歩くところを見て足の運び方を調べてから、1枚ずつ描いたりしています」と、熱心に取り組んでいることを明かし、「アニメーションを学びたい」とも考えているらしい。今後このような活動をしていきたいかと問われると、西野は「めちゃくちゃ興味はあります。ちょっとクリエイティブな方向というか…」と回答。特にゲームの製作工程に関心があるらしく「ゲーム会社を見学してみたいなとも思います。どうやって企画を練って、グラフィックとかBGMとか、どういうアイテムを作るかとか…ゲームの世界観がもう大好きなので、興味がありますね」と話した。
2018年11月27日ミュージシャンの石崎ひゅーいとあいみょんが、12月10日に放送されるニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』(毎週月曜 25:00~)に出演することが決定した。2人はパーソナリティの菅田将暉と公私で交流があり、放送では、菅田を交えてのトークとライブを披露する。かねてより交流のあった菅田と石崎だが、今年2月にリリースされた菅田の3枚目のシングル「さよならエレジー」の作詞・作曲を石崎が担当。そして3月には、石崎のベストアルバム『Huwie Best』に収録された楽曲「ピリオド」のミュージックビデオに菅田が出演し、さらに交流を深めていった。この流れを受けて、5月に開催した同番組初の公開収録にはサプライズゲストとして石崎が出演し、2人そろってアコースティックライブを行った。一方、菅田とあいみょんは、雑誌『ROCKIN’ON JAPAN』(2018年8月30日発売号)で行った対談で同じ関西出身という事もあり、意気投合。その後も交流を重ね、今月15日に開催された菅田のワンマンライブ『SUDA MASAKI LIVE@LIQUIDROOM』では、菅田があいみょんの楽曲「ふたりの世界」をカバーで披露し大きな話題となった。仕事がオフの日には3人そろって音楽談義やセッションなどをしているそうで、今回の生放送では、3人の知られざるプライベート面のトークにも注目が集まる。
2018年11月27日舞台だけにとどまらずニッポン放送「オールナイトニッポンゼロ」のパーソナリティを務めるなど、若手劇作家として活躍する根本宗子。今年12月の本公演「愛犬ポリーの死、そして家族の話」で出演をオファーしたのが大人計画の村杉蝉之介だ。根本は本作を「ずっとやりたかった作品。新しく家族になる人と、元から家族だった人たちとの家族の話」と話す。ふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】物語は4姉妹の4女(青山美郷)が溺愛している愛犬ポリー(村杉)が死ぬところから始まる。その後、その4女が親交を深めていくのが村杉だ(犬と2役)。「今回は役の設定ありきでお声がけしたんです。仮に自分が24歳の青山さんの家族だったとして、村杉さんを突然連れてきたら、歳の差もありますし、何だろうな?って思うじゃないですか (笑)。でも、村杉さんって優しそうだし、女性の気持ちもわかってくれそう。物語上もふたりの関係は歳の差以外は理想的で、何も非の打ちどころがないように見せたいなと。でも、姉妹たちから理解されるわけがない。姉妹たちもまたみんな難ありの夫婦ばかりなのに」(根本)。若いながら根本は”対立”を描く名手だ。すでに火種を感じるが「女3人っていう構図が大好きなんです。今回の姉妹も4女を除くと3人。4女に票を入れなきゃいけないときに2:1とかになりますから、絶対にうまくいかないじゃないですか」とさらなる対立のやりとりを期待させる。そんな根本の作風について村杉は「笑いの入り方がすごく好き。いくらでも嫌な展開にもっていけるのに、どろどろしないですし、笑いがちゃんといい具合に入っていてすごいですよね」と評価する。今回のオファーについても「若いひとの作る新しいものに出てみたい気持ちがあったので普通にうれしかったです」と率直に話す。「今回は村杉さんは理想的な優しい男性の役。ある意味私の理想像を描いてる部分があります。ずっと大人計画やグループ魂での村杉さんを拝見してきましたけど、がっつり恋愛ものをやってる村杉さんを観たことがなくて」という根本の言葉に「そうかもしれないですね、いつも変な役が多いので(笑)。こういう普通の役も珍しいですし、今まで観たことがない大人計画とはちがう村杉蝉之介を引き出してもらえるのでは。楽しみだし怖いしいろいろありますが、新しい僕を観てほしい(笑)」と最年長ながら、あくまで謙虚に意気込む。また、ラストにある大きなカタルシスを生む仕掛けも根本作品の醍醐味。「やっぱりエンタメが好きなんです。お客さんには最終的にスカッとして帰ってもらいたい。しかも今回は年末ですし(笑)あー…スカッとするかな…まあそれは観ていただいて(笑)」(根本)とサービス精神旺盛な最後の大仕掛けも楽しみだ。公演は12月20日(木)より東京・本多劇場にて。千秋楽の12月31日(月)は終演後にカウントダウンイベントあり。チケットは発売中。
2018年11月27日乃木坂46の西野七瀬が、22日深夜に放送されたラジオ番組『澤本・権八のすぐに終わりますから。』(TOKYO FM/毎週木曜25:00~25:30)にゲスト出演し、グループの中心メンバーゆえの苦労を語った。乃木坂46デビュー当初は、後列に配されていた西野。当時を振り返り「前にいる子の背中を見て、『絶対1列目に行きたい』って、密かに思っていました」と、人知れず闘志を燃やしていたことを明かした。そこからブログや握手会などでコツコツと努力を重ねた結果、前列に抜擢されるようになったという。前列でパフォーマンスをし始めた頃の心境として西野は「はじめは前に誰もいなくて視界がパアっと見えるんですけど、その分、責任があるなと思いました」と言い、「後ろにメンバーがいるので、振りを間違えちゃいけないとか、堂々と立ってなきゃいけないとか、後ろから見ていた分にはわからなかったことがたくさんありました」と告白した。また西野は「初めの頃は前列に居られてうれしかった」としながらも、「慣れてきてからは『私、ここにいつまでいていいんだろう』って感じになっていっちゃって…」と述べ、「『居過ぎじゃないかな』とか、『そろそろ他の子に枠を渡した方がいいんじゃないかな』とか思っていました」と、悩んでいたことを打ち明けた。
2018年11月26日山田裕貴主演『あの頃、君を追いかけた』のヒロイン役も記憶に新しい「乃木坂46」齋藤飛鳥が、舞台「ザンビ」の連続ドラマ化で主演を務めることが決定。来年1月から日本テレビにて放送される。2018年7月に行われた「乃木坂46」の「真夏の全国ツアー2018 ~6th YEAR BIRTHDAY LIVE~」において始動が発表された「ザンビ」プロジェクト。その第1弾として、「乃木坂46」「欅坂46」「けやき坂46」の三坂道が初競演する舞台「ザンビ」が11月16日(金)~25日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演。チケット3万6,000枚は即日完売し、大好評のうちに終了した。その舞台の千秋楽にて、プロジェクト第2弾として連続ドラマ化が発表。主演を務める齋藤さんは今回、連続ドラマ初主演となる。“1月から日本テレビにて放送”以外、ドラマの内容はいまだ謎につつまれたままだが、舞台でも表現された新感覚のサスペンス要素は残しつつも、友情、絆などを描く、切なくも美しいヒューマン学園ドラマになる模様。他キャストなどドラマの詳細や放送日などは、今後順次発表される。また、同日はプロジェクト第3弾として、スマートフォン向けアプリゲーム「乙女神楽~ザンビへの鎮魂歌(レクイエム)~」の制作も発表されている。本プロジェクトの続報に、引き続き注目していて。「ザンビ」は2019年1月より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年11月26日歌手の中島みゆきが、2013年4月から2018年9月まで月に一度放送されていたニッポン放送『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』。放送終了を惜しむリスナーの声が多数寄せられたため、総集編を12月10日~13日(21:00~21:50)に、スペシャルプログラムとして放送されることが決定した。5年半の名場面だけでなく、12月19日にリリースされるライブアルバム『中島みゆき ライブ リクエスト ‐歌旅・縁会・一会‐』からの楽曲もいち早く放送される予定となっている。総集編のナビゲーターとして、『中島みゆきのオールナイトニッポン』(79年~87年)時代から中島と親交がある、『上柳昌彦 あさぼらけ』パーソナリティの上柳昌彦が担当する。
2018年11月26日アイドルグループ・乃木坂46の川後陽菜が、22日にブログを更新し、グループを卒業することを発表した。川後は「アイドル」というタイトルで、13歳の中学2年時に乃木坂に加入したことを振り返り、「よくアイドルがいう『青春のすべてでした!』ってやつ、本気で体現したし捧げた10代をすごしました」と回顧。「20歳という節目を迎え、この20代をどう過ごしていこうかなって考えるようになりました」と明かし、「なんかまた余裕ないくらいせかせかと働きたい。初心に戻りがむしゃらにやりたい。そう思って。乃木坂46卒業しようと決めました」と卒業を決意した理由を告白した。そして、「今の有難い場所から離れてでもまた1からチャレンジしたいと思い決意しました」とも明かし、「だからこの先のことを考えても簡単に人生上手くいかないものだけど、、それでも新しい一歩にすごくワクワクしてるんです」と期待に胸を膨らませる川後。12月20日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる「アンダーライブ」が乃木坂46としての最後の活動となり、「平成最後の最後でアイドル終えます」「ラストライブすごく楽しみだな。残り少ないですが悔いなく楽みたいと思います。宜しくお願いします」とファンに呼びかけている。
2018年11月22日ボーカルダンスグループの超特急が、27日深夜(25:00~)に放送されるニッポン放送『超特急のオールナイトニッポン』でパーソナリティを務めることが決定した。超特急は2017年4月に『オールナイトニッポンR』を担当しているが、深夜1時からの『オールナイトニッポン』のパーソナリティは今回が初となる。番組では、リスナーから「2018年の世相」を教えてもらったり、「リスナーにとってのGOLDEN EPOCH」を紹介しながら、6人で2時間の生放送を担当する。カイは「ラジオ好きの僕にとっては幸せすぎること」と喜び、「普段『オールナイトニッポン』を聴いているリスナーの皆さまに超特急を知っていただけるよう楽しい放送にしたいと思います」と意気込んだ。リョウガは「生放送という事で、何が起こるかわかりません」と語り、タクヤも「初めての『オールナイトニッポン』、6人全員での出演なので大騒ぎになりそうです。笑」とコメントした。また、タカシは「超特急のグループ名が番組タイトルになるなんて本当に光栄です! ありがとうございます! 深夜にリスナーさんを精一杯楽しませれる様に頑張りますので是非聴いてください!」と抱負を述べた。
2018年11月21日俳優の伊藤健太郎が、17日(27:00~)に放送されたニッポン放送『健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演し、俳優で元SMAPの木村拓哉への思いを明かした。番組では「元々はドラマ『プライド』が流行っていて、主題歌のQueenにどハマリ。それを学校で話したら、先生にオススメされて、ビートルズの存在を知り、どんどん大好きになった」とビートルズに関するメールが読まれた。このメールに対して健太郎は「ビートルズは僕もすごく好きで、家でレコードとか流したりしますけど」と語ったうえで、「それより木村拓哉さん主演のドラマ『プライド』っていうのがすげえ引っかかっちゃった(笑)。僕も『プライド』が大好きなんですよ!」と明かした。健太郎は「木村拓哉さんのドラマの中では、『プライド』が1番、2番と言ってもいいほど好きで、いまだによく見ます」と言い、「中学と高校のとき、『プライド』の木村拓哉さんのファッション、髪型をめっちゃ真似してましたもん。ネルシャツを上までしめて、襟を全部立てるみたいな」と振り返った。木村への熱い愛情を語っていた健太郎だったが、「…ていうことじゃないですよね。ビートルズですよね」と我に返り、苦笑いしていた。
2018年11月19日モデルで女優のわたなべ麻衣が18日、東京・渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYAで写真集『evry moment』(発売中 2,500円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。同写真集は、モデルや女優として活躍しているわたなべ麻衣の記念すべき1st写真集。彼氏との二人暮らしを思わせるナチュラルなカットが多数掲載されており、朝食を作る様子や海辺でのドライブシーン、さらには遊園地での無邪気な笑顔のほか、ベッドで見せるセクシーショットやランジェリーカット、さらには自身最大の露出を披露するなど、わたなべの魅力が凝縮された1冊となっている。初めての写真集についてわたなべは「今回は"ありのままのわたなべ麻衣"をテーマに撮らせていただきました。今29歳ですが、20代最後という意味で記念にもなりましたし、29歳の私を残したいと思いました。若くてピチピチとした感じとは違う色気を見ていただけたらうれしいです」と紹介した。普段よく飲むというお酒を飲んだカットがお気に入りのようで「撮影前や撮影中は大好きなお酒を抜いていたんですが、最後に皆さんとお酒を飲んで締めくくりました。顔が真っ赤っ赤になっちゃいましたね(笑)」と照れ笑い。今回の写真集ではこれまで披露しなかった過去最大の露出にもチャレンジしており、「今までやってきた中で一番の露出度になっているので、そこにも注目していただきたいです」とアピールし、「自信のあるパーツは胸ですね。昔は胸が大きくてコンプレックスでしたが、この業界に入ってそれをプラスにできると教えてもらいました。それをしっかり出せたと思っています」という、わたなべのバストはFカップだという。インスタのフォロワー数が37万人を誇ることから"インスタの女神"とも呼ばれているわたなべ。それについて「私なんかに女神なんて呼んでいただいて恐れ多いですね」と謙そんしつつ、「このお仕事のきっかけもインスタなので、ファンの皆さまに会うためにもっとしたいと思っています」と今後もインスタに意欲。フォロワー数を伸ばすコツについては「夜の7時か9時にアップすると結構反応していただけたので、そのタイミングに合わせています。ハッシュタグもキャッチーにして、写真の色味を鮮やかにしたらフォロワーが伸びました」と明かしていた。
2018年11月19日アイドルグループ・乃木坂46が出演するマウスコンピューター新CM「マウスダイナー ウェイトレス」編が、20日より放送される。新CMには、白石麻衣、齋藤飛鳥、生田絵梨花、堀未央奈が引き続き出演。コーラス隊で出演していた3期生の大園桃子、山下美月、与田祐希も、今回からコーラス隊ではなくマウスダンスに挑戦する。今回、楽器を使ったマウスバンドとは違い、アメリカンダイナーをコンセプトにした雰囲気のなか、ウェイトレスの衣装でマウスダンスを披露。「あなたのための、マウスでチュウ。」をキーワードに、マウスコンピューターの強みである豊富なラインアップを、おなじみのCMソングに乗せて伝える。また、“ツイストダンス”に初挑戦。白石が「これは飛鳥に注目ですね!」と齋藤をからかうと、生田も「リズム感がいいからね! ツイスト完璧だと思いますよ!」と続け、監督からも「じゃあ齋藤さんがセンターの中心で始めましょう」と齋藤のツイストダンスがフィーチャーされる場面も。齋藤の「やめて~!」という叫びも届かず、結局、齋藤が中心になり撮影された。最初は恥ずかしがっていた乃木マウスだったが、テイクを重ねていくにつれコツをつかんだのか背中合わせでツイストしたり、移動しながらダンス。特に最後のテイクでは「イエーイ!」とノリノリで踊り、乃木マウスたちの楽しそうなツイストに現場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。
2018年11月19日乃木坂46・3期生の山下美月と梅澤美波が、14日深夜に放送されたラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~27:00)で、加入が噂される4期生への思いを語った。今年の夏に開催された、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の新メンバーを募集する「坂道合同オーディション」。8月には38人の合格者が決定し、現在、各グループへの振り分けが待たれている。同オーディションでは、仮想ライブ空間・SHOWROOMにおいて候補者たちが個人配信を行っていたが、山下から「見てた?」と問われると、梅澤は「見てた! 見てた! やっぱり気になる」と、注目していたことを告白した。山下もSHOWROOMをチェックしていたようで「『この方はこういう感性を持っているんだ』とか、『こういうお仕事が向いてそうだな』とか感じることが多かった」とし、「4期生の皆さんと一緒にお仕事できるのが楽しみ」と期待感を露わに。また、自分たちのオーディション時もSHOWROOM配信があったことに言及し、山下は「すごい大変だった」と振り返り、梅澤も「毎日苦しかったりもしたよね」と当時の気持ちを吐露。続けて山下は「色んなこと考えて、イラスト書いたり、洋服や髪型を考えたりっていうのを自分もやってるから、『候補生のみんな頑張って!』って思っていた」と、親近感を覚えたことを明かした。さらに梅澤も、オーディション時、SHOWROOMでの顔出しが出来なかったことに触れて「ラジオ配信で頑張っている子もたくさんいて『同じ境遇だ』と思ったら、やっぱり目が離せなかった」と話した。そのエピソードを受けて山下が「そのSHOWROOMの時にやっていたラジオ配信が、今こうしてオールナイトニッポンに繋がっていくなんて……」と言うと、「すごいよね! ありがたいよね」と感慨にふけった。
2018年11月18日乃木坂46の西野七瀬が、15日深夜に放送されたラジオ番組『澤本・権八のすぐに終わりますから。』(TOKYO FM/毎週木曜25:00~25:30)にゲスト出演し、乃木坂46として自身最後のシングル「帰り道は遠回りしたくなる」について語った。14日にリリースされた乃木坂46・22枚目のシングル「帰り道は遠回りしたくなる」。同曲を最初に聴いた感想を問われると西野は「『明るい曲だ』と思い、うれしかったです」と第一印象を述べ、続けて「この曲を初めて歌番組で収録することになって……」と、番組で初披露した際のエピソードを話し始めた。西野によると、番組収録の前日、曲に合わせてダンスの振り付けをつけるいわゆる「振り入れ」が他のメンバーと一緒に出来ず、一人で練習していたという。そして、収録当日にメンバー全員と合流すると「なんかこみ上げてきちゃって、わたし……」と、感極まったことを告白した。さらに「声が出なくなちゃって、喉が詰まるというか……そういう感覚になったのが自分でもすごいびっくりしました」と当時の心境を語った西野。「『ヤバい! 泣きそうだ!』って思いながらやっていました」と、感情を必死で抑えながらパフォーマンスしたことを明かした。
2018年11月18日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、14日深夜に放送されたラジオ番組『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ/毎週水曜25:00~27:00)で、乃木坂46中田花奈が番組リスナーであることに喜びをあらわにした。大の深夜ラジオ好きで、TBSラジオの放送枠・JUNKのヘビーリスナーとしても知られている中田。11月12日の公式ブログでは、南海キャンディーズがMCを務める音楽番組『プレミアMelodiX!』(テレビ東京系)へ出演したことに触れ「なんと言っても“ボス”にお会い出来たのが嬉しかった~ 不毛リスナーです」と書いていた。ちなみに“ボス”とは、リスナーが付けた山里の愛称である。このブログを知った山里は大喜び。同じ14日に、『アフター6ジャンクション』への出演でTBSラジオに来ていた中田に「『ようこそ、TBSへ』みたいな感じで、ボス面して挨拶しようとした」と言うも、実際に対面すると「ま~、良い匂いがした! 肺の限界まで吸い込んできた!」と、中田が放った良い匂いに圧倒され、“ボス面”は未遂に終わったことを報告した。その後山里は、乃木坂46が同日にリリースしたシングル「帰り道は遠回りしたくなる」の中から、中田が参加しているカップリング曲「日常」をオープニングナンバーとして流した後も、「恩返しが足りない!」と、中田への感謝の想いが収まらず。「中田花奈さんがセンターの曲もあったりするわけ?」とスタッフに聞き、あると知らされると、「かけよう!」と即決。「それくらいの恩があるよ。JUNKをわざわざブログで勧めてくれて……“ボス”って言ってくれんだよ?」と語り、中田のセンター曲「三角の空き地」を番組で流すことで、感謝の気持ちを示した。
2018年11月16日アイドルグループ・乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の“三坂道”が初共演する舞台『ザンビ』(11月16日~25日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)の初日前会見が15日、同所で行われた。同舞台は、7月に行われた乃木坂46のコンサートで発表された「ザンビプロジェクト」の第1弾。“三坂道”の12人が、TEAM“RED”とTEAM“BLUE”の2チームに分かれ、ダブルキャストで上演される。TEAM“RED”は、乃木坂46の与田祐希、山下美月、欅坂46の土生瑞穂、小林由依、けやき坂46の齊藤京子、小坂菜緒、TEAM“BLUE”は、乃木坂46の久保史緒里、梅澤美波、欅坂46の菅井友香、守屋茜、けやき坂46の柿崎芽実、加藤史帆となっている。観客を巻き込んでの“体験型舞台”ということだが、詳細は謎に包まれたまま。先日公開されたビジュアルで制服姿がお披露目され、学園モノということが連想されたが、会見には、主要キャストの12人が制服衣装で出席。自身が演じる役の説明とともに、意気込みをそれぞれ語った。■与田祐希(TEAM“RED” 鳴沢摩耶役)私が演じる鳴沢摩耶ちゃんは、守るべき友達がいて、だからこその強さや芯のある女の子。フェンシングが強いんですけど、私自身はやったこともなく、この通り弱小なので、毎日“1フェンシング”ということでたくさん練習して頑張ったので、かっこよくて芯のある摩耶ちゃんを演じられるように頑張りたいと思います。今回の舞台はすごい泣ける舞台になっていて、ホラーの怖さだけの涙ではなく、友情だったり、人間としての優しさだったり、逆に人間だからこその怖い部分も繊細に描かれていて、演じている私たち自身もたくさん心を動かされる部分があるので、感動だったり共感だったり、もどかしい気持ちだったり、いろんな気持ちになっていただけると思います。■久保史緒里(TEAM“BLUE” 鳴沢摩耶役)摩耶ちゃんは守るべき友達の存在がすごく大きくて、その存在を守るためにもがく正義感の強い女の子なんですけど、普段はメンバーに頼っちゃったりして、自分自身正義感がないなと思ったり、弱いなって思うので、今回は自分の強さをお見せできたらいいなと思っています。謎だらけの舞台になっているんですが、みなさんの期待をいい意味で裏切れるような舞台になっていると思います。■山下美月(TEAM“RED” 一ノ瀬杏奈役)一ノ瀬杏奈は、自身の持つ暗い過去が原因で記憶を失ってしまう女の子。人それぞれいろんな暗い過去があったり、劇場に足を運んでくださるお客様の中にも過去につらい思い出を持った方もいると思いますが、そういった方に力や希望や勇気をお見せできるような舞台に、全員で力をあわせて千秋楽までやり遂げたいと思っています。■梅澤美波(TEAM“BLUE” 一ノ瀬杏奈役)舞台『ザンビ』は、人間が極限の状態に追い込まれたところをリアルに描いた舞台。私が演じる杏奈は、追い込まれた状態の中でも、登場するキャラクターの中で一番感情の起伏が激しくて、時間がゆっくり流れているものを舞台でぎゅっと詰め込まれてシーンごとに作っていくのがすごく苦労したんですが、坂道全部合同ということでみんなで助け合いながら、ダブルキャストなので切磋琢磨しつつ、みんなで話し合ったり絆を深めながら頑張ったので、それぞれのキャラクターの関係性にも注目していていただけたらと思います。■土生瑞穂(TEAM“RED” 桂雪穂役)雪穂という役。私は瑞穂という名前で、“穂”がつくので親近感が湧いていてすごいやりやすいかなと思ったんですけど、雪穂は学級委員長で自分の意志をはっきり相手に伝える強い意志を持った女の子なので、自分と真逆な部分もたくさんあったので演じるのが難しかったんですが、たくさん日々練習して研究してきたので、明日からの舞台でそれがお見せできるように頑張りたいと思います。■菅井友香(TEAM“BLUE” 桂雪穂役)桂雪穂はとても正義感が強くて、納得いかないルールは破っていくっていう行動力のあるとても活発でフランクな女の子。言葉遣いに男の子っぽい部分もあって、とてもかっこいいですが、本来の自分とは正反対でそこの感情を理解するのはなかなか難しかったです。でも、初めての舞台で学ぶことがたくさんあってとても勉強になる日々でした。3グループ合同の初の舞台で、3チームの違いも舞台の中で見られると思うので、そこも楽しみにしていただけたらと思います。■小林由依(TEAM“RED” 一色彩菜役)私が演じる彩菜ちゃんはすごく明るくて一見イマドキの女子高生という感じがあるんですが、正義感を持って相手に何かを伝える場面もある。そういう部分は欅坂46と似ている部分もたくさんあるので、そういう場面ではいつもの活動を生かせたらいいなと思っています。■守屋茜(TEAM“BLUE” 一色彩菜役)彩菜ちゃんは雪穂と一緒に行動することが多いのですが、曲がったことが嫌いですぐに行動を起こすタイプ。周りの子と違うのは、すごい元気な子で、シリアスな場面の中でそういう性格を出すのがとても難しかったのですが、後半になるとどんどん内からあふれ出るものもあるので、そちらを注目していただけたらと思います。初めての舞台で歌を歌う場面もあって、曲が3チームのそれぞれの坂道のカラーに合わせた曲になっているので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います。■齊藤京子(TEAM“RED” 本宮佳蓮役)私が演じる佳蓮ちゃんは、後輩なんですけどお姉さん的存在で、しっかりしていて真面目な子。私自身は、あまりホラーとかは得意ではないんですが、やる側となると楽しいので、みなさんを怖がらせられるように精一杯頑張ります。■柿崎芽実(TEAM“BLUE” 本宮佳蓮役)本宮佳蓮ちゃんは飯野ゆかりといつも一緒に行動していて親友。すごく真面目で正義感が強くて純粋な女の子。でも出てくるキャラクターが正義感が強い子が多くて、正義と正義のぶつかり合いとか、極限状態に追い込まれたら人はどうなるのかとか、そういうところにも注目していただけたらいいなと思います。■小坂菜緒(TEAM“RED” 飯野ゆかり役)ゆかりちゃんは、佳蓮といつも一緒に行動していて、一番後輩なんですが、私もこの12人の中で一番後輩で同じような感じかなって思ったんですが、すごい明るくて私と正反対だなというキャラクターなので、いつも楽しく演じています。演技経験も浅くて、みんなの足を引っ張らないようにといつも頑張っているんですが、千秋楽まで全力で走り続けたいなと思います。■加藤史帆(TEAM“BLUE” 飯野ゆかり役)ゆかりちゃんは佳蓮といつもくっついていてすごいビビリ。だからすごい奇声をあげたりするんですが、私は普段、女の子っぽい奇声をあげないのですごく練習しました。あと、しゃべり方が私は特徴的なので、お客さんに恐怖を感じさせるようなセリフの言い方になかなか苦戦して、いっぱい練習したので、千秋楽までどんどんもっと成長していけるように頑張るのでよろしくお願いします。
2018年11月16日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の“三坂道”が初共演する舞台『ザンビ』(11月16日~25日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)に映像出演することがわかった。15日に行われた初日前会見で発表された。同舞台は、7月に行われた乃木坂46のコンサート会場で発表された「ザンビ・プロジェクト」の第1弾。乃木坂46から与田祐希、山下美月、久保史緒里、梅澤美波、欅坂46から土生瑞穂、小林由依、菅井友香、守屋茜、けやき坂46から齊藤京子、小坂菜緒、柿崎芽実、加藤史帆の12人が主要キャストを務め、TEAM“RED”とTEAM“BLUE”の2チーム制によるダブルキャストで上演される。観客を巻き込んでの“体験型舞台”ということだが、詳細は謎に包まれたまま。先日公開されたビジュアルで制服姿がお披露目され、学園モノということが連想されたが、会見には、主要キャストの12人がその制服衣装で出席した。会見では、山下が「乃木坂46の齋藤飛鳥さんが、山室楓という役で舞台に映像で出演されていて」と齋藤の映像出演を発表。「山室楓さんは『ザンビ』という作品に関してとてもとても重要な人物になっていくんですけど…だんだんとわかっていくと思う」と説明し、「大きなスクリーンで飛鳥さんの小さい小さいお顔を…まつ毛の一本一本まで、小さいお顔がきれいにきれいに見えるので、飛鳥さんのお顔をじっくり堪能していただけたら」と呼びかけた。
2018年11月16日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、3日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)に生出演。オードリーがMCを務めるテレビ東京バラエティ番組『ひらがな推し』(毎週日曜 25:05~)の収録にて、けやき坂46からクレームを受けたことを明かした。『オードリーのオールナイトニッポン』では、たびたび漫画『キン肉マン』のたとえ話をするオードリー。この日も若林が相方・春日俊彰の私服を「ウォーズマンの子供時代みたいな」と表現すると、その流れから「この間、けやき坂のメンバーに、『漫画のたとえが分からない。キン肉マンのたとえが分からないから、やめてください』っていうクレームがあっただろ」と切り出した。しかし若林は、「俺はあれ以降も、キン肉マンのたとえを逆に増やしていってるんだよ。『ひらがな推し』の収録で」と言い、「(直近の収録でも)ラッキーアイテムが星っていう女の子がいて、『じゃあ、両肩に星貼っていればいいんじゃない?』って。そしたら春日が別にツッコまずに、『困ったとき、投げれるしな』みたいな(笑)。技術さんしか笑ってないもん」と明かした。メンバーが黒いマントをしていたことに対しても、若林は「俺は言ったよ。『ヘル・ミッショネルズじゃないですか』って(笑)。『俺はやめないぞ!』って叫んで」と振り返ると、春日は「ちょっとケンカみたいな空気になるもんね、向こうも『分からないし』みたいな顔してるし(笑)」と明かしていた。
2018年11月12日●藤井の提案ですべてがスタートしたお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第3回は、藤井青銅にインタビューを実施した。○ブレイク前に出会った若林正恭の印象――オードリーさんとの出会いは05年、藤井さん提案でスタートしたラジオ番組『フリートーカー・ジャック!』(ラジオ日本)までさかのぼります。この番組で結果を出した若林さんの冠番組『オードリー若林はフリートーカー・キング!』も放送されましたね。すでに出来上がった人は呼びたくなかったので、無名のこれからの人を呼んでよと、知っている事務所にいくつか声を掛けました。各事務所が毎回、何人か連れてきてましたが、若林さんはその中の1人でした。当時はオードリーというコンビ名も知らなかったですし、その他大勢の1人でしたね。でも話してみたら、すごく面白いというかトークの勘が良かったんです。――勘が良いとはどういうことなんですか。ラジオでのトークはライブとは違いますから、ライブ会場で上手にしゃべれる方でも、放送は別なんです。だから本番前にレクチャーをしてあげるのが、この番組のやり方でした。だから1人ずつ、会議室で僕と対面に座ってもらって、「今日、どんな話持ってきたの」と話を聞きながら、「(その話の)場所はどこなの?」「(その話の)相手はどんな人なの?」と質問したり、「そこ面白いよね、じゃあここをもっと広げたら面白いんじゃないの」とかアドバイスしていました。最初に持ってきた話はそこそこでも、アドバイスしたらすぐ分かる人と、分からない人がやっぱりいるんですよ。若林さんはそのへんの飲み込みがとても早かった。それに、僕が他の芸人さんにアドバイスしているのを傍で見てて、おそらく言われずとも修正しているなと感じました。――現在もオードリーさんに、フリートークについて何かアドバイスをすることはあるんですか。な~んにもしてないんです。でも、AのネタとBのネタがあった場合、軽く内容を聞いて「Bの方がリスナーに伝わるかもしれないね」とか、「マネージャーさんの話が最近続いたからそうじゃない話がいいのかもね」とかは言ったりしますね。でも2人とも10年もやっているので、そんなこと滅多にないんですけどね。――では、本当にお2人が迷ったときに何か言うくらいなんですね。そうですね。あとは雑談ですね。本番に向けてのアイドリングです。○オードリーのラジオには「まったく不安がなかった」――ところで、『オードリーのオールナイトニッポン』がスタートしたのは、藤井さんが当時のニッポン放送編成局長に「オードリーでやりませんか」と提案したのがきっかけなんですよね。単発の放送を2回経て、09年10月からレギュラー放送がスタートしました。08年の「M-1」明けのオードリー人気ってすごかったじゃない。でもほとんどの人はキャラとしての「春日」がすごいっていう認識でしたし、業界の人もトゥースの一発芸人だと絶対見てるなと思って、それはよくないと感じました。そうじゃなくて、若林さんがしゃべれるということをちゃんと早く知らせるためには、『オールナイトニッポン』をやった方がいいなと。『オールナイトニッポン』は深夜ラジオの代名詞ですから、それを毎週やっているという事実だけで、テレビ業界の人も、たとえ聴かなくても「しゃべれるコンビなんだな」と認識しますから。――オードリーさんを推薦したということは、藤井さんの中でもオードリーさんへの思い入れが強かったんですね。若林さんが面白かったし、本当は『フリートーカー・ジャック!』でブレイクしてもらいたかったけど、そこまではいかなくて申し訳なかったですしね。――ただ、編成局長は「ちゃんとトークできるの?」と不安がったそうですね。当時の反応として当然ですね。僕は若林さんのトーク力を知っていたので、絶対2時間いけると、まったく不安がなかったです。――その一方で、藤井さんは「春日さんはそんなにトークできないと思っていた」とあるインタビューで振り返っていました。とはいえ近年では、春日さんのフリートークが上達したと話題になることもあります。ここ2、3年でぐっとよくなりましたね。初期は正直辛かったんですが(笑)。ただ、春日さんについてはきちんとしすぎない方が面白いなと思ったの。ちゃんとフリオチがある話も、なんか春日さんらしくないじゃない。――たしかにそうですね。でしょ。春日さんは大ホームランのときもあれば、大空振りのときもあった方が面白い。若林さんはそうじゃなくて、必ず2塁打以上打つし、ホームランもよく打つというアベレージヒッターだから、そこは安心しています。●オードリーの成長を感じるところは○トークの幅が膨らんだオードリー――放送10年目に突入しましたが、番組がスタートしたとき、ここまで続くと思っていましたか。いや、全然。10年は長いね。すごいんじゃないですか。こんなに続くとは思わなかったです。――10年目に突入し、お2人の成長を感じるところはありますか。最初の数年はめちゃくちゃ忙しかったから、ラジオをオードリーの中でどう位置づけるのかと、考える時間がなかったみたいですね。だから『オールナイトニッポン』も、テレビも含めた大量に流れていく仕事の1つといいますか、リスナーとどう関わっていくかをあまり意識できなかったと思います。でも3~4年経ったあたりから、「ラジオってこういうことなんだ」「リスナーってこんな風に感じているんだ」ということがすごく分かってきて、「リスナーのために自分はラジオでしゃべっているんだ」という意識が強まったのではないでしょうか。――番組を続けていくなかで、リスナーにより意識が向くようになったということですね。若いときはみんないいところを見せようと無理するし、誰しも弱みは見せたくないものですが、どこかの時点で「ある程度、弱みを見せてもマイナスにはならない」「これぐらいまで心を許してもいいんだ」と気付いたのではないでしょうか。そこからトークの幅が膨らみましたよね。だから「リトルトゥースです」と街で言われると、うれしいのと同時に自分を全部見られている感じがあるんでしょうね。――確かに私もリトルトゥースなんですが、「テレビでは見せない一面を知ってる」と思っています(笑)。毎回、爆笑の鉄板ネタをしゃべらないといけないと最初は思うんですが、そんなの毎週もつわけがない(笑)。毎週やってると投げる球がなくなるんだけど、投げないといけない。でもヘロヘロの球を投げても良いときがあるんだなと分かると、今まで自分の中で枷をかけてたところも解き放たれて、人間的にもより幅が広がるんじゃないですかね。○オードリーのフリートークの魅力――ここまで番組が長く続いた理由のひとつに、フリートークの面白さがあるかと思います。改めて藤井さんが思われる、お2人のフリートークの魅力をお聞かせください。オープニングのトークで「今、漫才が生まれた」みたいな瞬間があるじゃないですか。もちろん台本はないんだけど、フリが効いてうまく転がり始めて、「あ、これがこのまま漫才になったりするんだな」ってときが時々あって、漫才の誕生に立ち会ってる感がすごく面白いですよね。そうやってオープニングで30分、40分しゃべっているので、どうしてもコーナーの時間が少なくなってしまいます(笑)。――ただ、藤井さんは単発のときに、「2時間全編フリートーク」の構成にするなど、フリートークをかなり重視されていますよね。そのイズムが現在も続いているようにも感じます。メールコーナーももちろん重要なんですけど、トークが出来るパーソナリティだったら、やっぱり毎週面白いトーク聴きたいなというのはありますよね。こんなまでトークが長くなるとは思わなかったですけど(笑)。最初に「1人ずつしゃべらせたい」と提案したんですが、のちにスタッフに「珍しいですね」と言われました。「珍しいの? だって2人いるんだからやればいいじゃん」と返したんですが、「ウンナンのときはどうしてました?」と聞かれて、そういえば1週交代だったかもな、と(笑)。――今お名前が挙がったように、藤井さんは『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』(89年~95年)の作家も務めていました。ウンナンさんの『オールナイトニッポン』は6年間でしたので、オードリーさんはそれを越えたことになります。そうなるとは思わなかったです。過去にとあるインタビューで「もうすぐウンナンを抜きますよ」と言われて驚いたのを覚えていますね。ウンナンがすごく長かったイメージがあったので。多分、オードリーの方は(ブースの)外にいて気楽だからかもしれないですけど(笑)。○ジジイと女子大生がいることの重要性――ブースにお入りにならない理由は、何かあるのでしょうか。一番大きいのは、僕はオードリーと同世代じゃないから、会話へのリアクションがズレるから辞めたの。他にも理由はあるんだけどね。今は奥田(泰)さんがやってくれてるから、安心しています。でも、ブースの外になんかおじさんがいるらしいぞというのは面白いですよね。――春日さんが言うところの"ジジイ"ですね(笑)。ジジイがいるぞというのは、面白いし、広がりがあっていいなと。あともう1つは、ラジオはいろんな人が聞いてるから、違う世代の人を意識した方がいいんですよ。同世代のディレクターや作家だけだと、どうしても同世代向けのトークになってしまう。今はバイトの子はいないんですが、「バイトの女の子がいた方がいい」ということも、ウンナンの頃からずっと言っているんです。――かつてはアルバイトの大学生がいましたよね。"ミホちゃん"や"しおりん"の愛称でリトルトゥースからも親しまれていました。女の子は、下ネタを言うと笑うけど、場合によってはちょっと嫌な顔するわけよ。同世代の男ばっかりでやっていると、その価値観だけのトークになっちゃうんですが、「あ、このくらいまでいくと女の子は嫌なんだな」とか分かるじゃないですか。それと、放送には直接関係ないけど、いまの女子大生がどんなファッションでどんなお店にいき、何に興味を持ってるかってことを、タレントさんもスタッフも自然に知ることができますし。リスナーには若い女の子や僕みたいなジジイもいるわけで、プレッシャーをかけるわけではないけど、スタッフの中にそういう人がいることでなんとなく意識するし、トークの仕方って変わると思うんです。部室で1年生~3年生がしゃべっているとして、何も言わないし怒らないとしても、その場に先生がいたら、話す内容はちょっと変わるじゃないですか(笑)。そういう効果として、ジジイがいて女の子がいた方がいいんですよね。○オードリーとウンナンの共通点は「清潔感がある」――藤井さんはこれまでウンナンさんの他にも、伊集院光さんなど、ラジオ史を代表する方々とお仕事をされてきました。そんな藤井さんから見て、『オードリーのオールナイトニッポン』がここまで続いた要因はなんだと思いますか。トークが上手というのは当然あるし、あとは清潔感があるんですよね、オードリーって。風俗や"エロパソ"の話をしていても、女性が「うわっ」と引く感じが、あまりしないじゃないですか。逆に下ネタを言うわけでもないのに、なんかちょっと嫌だなと女性が感じてしまうタイプのタレントさんもいるわけで。僕自身は実は、あんまり下ネタが好きではないんですよ。だからウンナンのときはほとんどやってないはずですよ。伊集院さんも僕とやっていたときはあまり言ってなかったですしね。――そうだったんですね。2人には最初に会った時から清潔感を感じてました。これはウンナンにも感じていました。その辺が万人に支持されるというか、嫌われない部分だと思います。ちょっとヤンチャしても許される感じといいますか。それが長く続くうえでは大事なのかもしれないです。タレントさんは、最初は漫才やコントの本ネタや話題性だったりするんだけど、ラジオで長く残れる人は、結局は清潔感や人間性が評価されているんだと思います。――最後に、今後番組が15年、20年とさらに続いていくにあたって、オードリーさんに期待することをお聞かせください。僕はもう死んでるでしょうから(笑)。頑張って長く続けていただいて、僕は草葉の陰で見守りたいと思います(笑)。
2018年11月10日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が8日深夜、ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に出演。自身が出演するNHK『チコちゃんに叱られる!』のキャラクター・チコちゃんのセリフ「ボーっと生きてんじゃねえよ!」が、「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたことを喜んだ。岡村は「まだノミネートですけど、初めてちゃうかな、28年くらいやってきてまったくかすりもしなかったんですけど、僕が出させてもらっている『チコちゃんに叱られる!』の『ボーっと生きてんじゃねえよ!』がノミネートされました」と報告。「ギャグでここまで来たわけでもなければ、何もないまま20何年やってきて、特に流行することもなかった僕ですけど。チコちゃんが言うてるセリフですけど」と喜び、「大賞はないかな」と冷静に予想した。大賞については「(授賞式に)出てこられるか出てこられないかは大きいと思う。いろんな賞でそういうのも裏であるという噂を耳にしたことがある」とした上で、「『ダサかっこいい/U.S.A.』は、DA PUMPが会場に来られるなら大賞あるかもなと。会場めっちゃ盛り上がる。結婚して子供もISSA生まれるし、いろんな意味で記者も集まっている中で盛り上がるのは確実」と予想。「カーリング系もめちゃくちゃ流行ったけど、冬だったから損したというか、ちょっと昔な感じがした」と話した。さらに、「やっぱDA PUMPと『ひょっこりはん』ちゃう? ひょっこり出てくるやん、会場に。(授賞式の)12月3日、ひょっこりはんおそらく会場におるわ。来るなーひょっこりはんは絶対」とひょっこりはんもトップテン入りすると予想。最終的な大賞予想については「俺はDA PUMPにする」と宣言した。そして、『ボーっと生きてんじゃねえよ!』のノミネートに話を戻し、「俺は言うてないしね。俺は言われている方やから、関係ないっちゃ関係ない。でも誘導したりせなあかんというところでは出る権利というか」と岡村。「初めて。こんな芸能生活の中で流行語…。いろいろ言うてきたけど、ようやく『ボーっと生きてんじゃねえよ!』が入った」としみじみと語り、「12月3日、もしかしたら私もそこにいるかもわかりません」と予告した。
2018年11月10日ニッポン放送『オールナイトニッポン』のライブイベント「ALL LIVE NIPPON 2019」が19年1月19日、神奈川県・横浜アリーナにて開催されることが決定した。同イベントは12年から行われており、アーティストやお笑い芸人・俳優などさまざまなジャンルのパーソナリティがパフォーマンスを披露する。第1弾出演者として、MCを乃木坂46・新内眞衣と、三代目J Soul Brothers・山下健二郎が務め、ゲストとして氣志團、Creepy Nuts、三四郎、四千頭身が出演することが発表された。また、アイドルグループ・けやき坂46が追加決定し、イベントホームページで発表された。チケットの最速先行は、9日18時からオフィシャルホームページにてスタートする。
2018年11月09日