1873年、ゴム産業の町として栄えた福岡の久留米に誕生した「ムーンスター」。この地で、足袋の生産をきっかけに、長きに渡り靴を作り続けてきたブランドだ。久留米の自社工場で生み出される靴には、長い歴史の中で培ってきた技術と経験が今もなお変わることなく息づき、一人ひとりに心地よい靴作りを目指している。 そんなムーンスターの2018春夏シーズンの新作が、右の「ARC SIDEGOA」モデル。ベーシックなスリッポンに特徴的な三日月型のトゥキャップをあしらったスニーカーは、トゥの丸みが印象的。カジュアルだからこそ、ワンピースやロング丈のスカートなど女性らしいスタイルに合わせたい。 そして左の「MUDGUARD」は、全天候型のローカットモデル。キャンバス地のアッパーにラバーを貼り合わせたこのモデルは、水たまりやぬかるみなど足元の状態が悪い場面でも気にすることなく履くことができる仕様になっている。悪天候や梅雨時の外出、そしてフェスでも頼りになる一足は、ホワイトにネイビーのラインが春らしさを感じさせてくれそう。 国内でもごく僅かな工場でしか生産することの出来ないヴァルカナイズ製法(加硫製法)を採用している、『ムーンスター』。この製法から生み出される靴は、ソールがしなやかで柔らかく、丈夫で壊れにくいという特徴はもちろん、美しいシルエットが保てるといった利点もあるという。そして何より熟練の手仕事でしか生み出せない、精巧で美しい“作りの良さ”が魅力だ。 創業以来、ずっと変わらないブランド哲学は、まじめな靴作りに自信と誇りを持って“MADE IN KURUME”の靴を提案し続ける。 スニーカー(右= ARC SIDEGOA)¥7,900(左= MUDGUARD)¥14,000MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター) photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Akira Watanabe
2018年03月22日きものセレクトショップ「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)」から2017年秋冬の新作きものが登場。「キモノ バイ ナデシコ」とは"20代女性のきものの入り口を担う"をコンセプトにしたきものセレクトショップ。全国14店舗を展開中で、20代の女性を中心にデイリーウェアとして洋服感覚で着られるきものを提案している。本コレクションは「私に起こる、ささいな驚き!」をテーマに、トラディショナルな模様とモダンな模様を組み合わせたデザインが特徴。洋服感覚でまとえるポリエステル素材のものから、パーティーシーンに着ることのできる正絹のきものまで、幅広いシーンに対応するラインナップだ。さらに、トラディショナルでモダンなデザインは、髪飾りや帯留め、帽子、バッグ、ショールなどアクセサリーとの組み合わせによって様々なスタイルを楽しむことができる。【詳細】「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)」2017年秋冬新作きもの価格:・久留米絣Rouge 44,900円+税(クイック仕立て付き)・久留米絣Navy 44,900円+税(クイック仕立て付き)・洗えるきものBlue Bird 40,900円+税(クイック仕立て付き)・片貝木綿Red+Gray 54,000円+税(クイック仕立て付き)・片貝木綿Brown+Pink 54,000円+税(クイック仕立て付き)・片貝木綿Glen Check 54,000円+税(クイック仕立て付き)・洗えるきものPastel Blue 40,900円+税(クイック仕立て付き)・正絹刺繍小紋Pink purple 99,000円+税(仕立て付き)【問い合わせ先】株式会社やまと お客様サポートセンターTEL:0120-18-8880(9:00〜18:00 ※無休)
2017年10月13日福岡県久留米市のB級グルメ、「久留米焼きとり」を一層楽しめる「久留米焼きとりパスポート」が発行中だ。パスポートの有効期間は2012年9月8日~2013年9月7日までの1年間。JR久留米駅観光案内所、西鉄久留米駅観光案内所、久留米観光コンベンションなどで入手できる。「久留米焼きとりパスポート」は、久留米焼きとりを一層楽しく、便利に味わってもらおうというもの。パスポートには焼きとり店のデータや地図が収録されている。また、注文する際にパスポートを提示すれば、パスポートに記載されている特典を受けられるお店もあるのでお得だ。特典内容は生ビール1杯無料など、店により違いがある。久留米焼きとりは、品数の多さが特徴。鶏肉はもちろん、馬肉、豚バラ肉、牛肉、魚介類のほか、タマネギなどの野菜、巻物、ダルム(豚の大腸、小腸)や、センポコ(牛の大動脈)などの内臓ものを串刺しにし、炭火でじっくりと焼き上げる。さらに久留米でしか味わう事ができず、柔らかい歯ごたえが特色の「久留米さざなみどり」は地元ならではの一品。久留米市は「やきとり店密集度日本一」と言われている。そのゆえんは、2003年に人口1万人あたりの焼きとり店の数が全国で一番多いことから、久留米市ふるさと文化創生市民協会(カルキャッチくるめ)が「焼きとり日本一」を宣言したことによる。2005年に市町村合併により久留米市の人口は増加したが、「焼きとり日本一を宣言した街」としてPRを続けている。久留米市の焼きとり店の歴史は高度成長時代にさかのぼる。大手ゴム会社3社の工場が久留米市にあったことで町は賑わっていた。ゴム工場で働く人々が開店前から焼きとり屋台に並んでいたと言われている。焼きとり店の最古参は1963年開業した屋台だ。さらに、仕入れを支える食肉を扱う業者が久留米に多かったのも、焼きとり店が栄える一因となった。現在、久留米市で焼きとりを出す店は約200店舗にも及ぶ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日