メキシコ料理の「回転鶏」を食べたことはありますか?大阪・天満市場の「墨国回転鶏料理(ぼっこくかいてんとりりょうり)天満本店(ケリコ)」では、本格的なメキシコの肉料理を味わえます。本物の現地の屋台のようなお店で自分の好みのトルティーヤを作っていただく体験は、楽しい思い出になること間違いなしですよ。気軽にメキシコ気分を味わえる「墨国回転鶏料理 天満本店」「墨国回転鶏料理 天満本店」は、大阪・天満市場内にあるメキシコ大衆屋台食堂です。 メキシコから輸入した食器が使われていたりと、店内ではまるでメキシコにいるような気分を味わえます。幅広い年齢層の人々に愛されており、友人とはもちろん、デートや家族での食事にも利用できます。墨国=メキシコ“墨国”とは、漢字でメキシコという意味です。 「墨国回転鶏料理 天満本店」は、現地メキシコにもある「ボジョロスティサド」といわれるローストチキン屋をヒントに2007年1月に開店。その後、福島高架下店・ルクアイーレ店に展開し、2018年9月13日には東京・渋谷ストリームにオープンしました。無数の提灯が並ぶ「ちょうちん通り」「墨国回転鶏料理 天満本店」は、「ウラテンマ チョウチンドオリ」と書かれた大きな提灯(ちょうちん)が無数に吊り下げられた「ちょうちん通り」に位置します。カラフルな大量の提灯がそよ風に吹かれて揺れる光景は、動画映え抜群。 「墨国回転鶏料理 天満本店」の店外にも細やかなライトが飾られており、暗くなると美しく輝きます。「墨国回転鶏」バブル盛り 1羽野菜や果物やスパイスをミキサーにかけてソース状にしたもので一日マリネした丸鶏を、特注回転マシーンで一時間以上かけてじっくりと焼き上げます。加熱と冷却を交互に繰り返すことにより、皮はパリッと中はジューシーに仕上がるのだそう。 トルティーヤと一緒に包んで、オリジナルのタコスを作って楽しめます。「墨国回転豚」中皿「墨国回転鶏」同様、野菜や果物とスパイスのソースをマリネした豚を積み上げて焼き上げます。 さらに、外側を削ぎ取ったお肉を鉄板で焼いて仕上げます。自家製のトルティーヤを2枚重ねにし、お肉と野菜を掴むようにして豪快にいただくのがメキシカン・スタイルです。「墨国回転鶏料理 天満本店」で本場メキシコの味を堪能しよう本物のメキシコの屋台のような空間でいただく本格メキシカン肉料理は格別です。 友人や恋人と、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:墨国回転鶏料理 天満店(ケリコ)住所:大阪市北区池田町8-4電話番号:06-4801-8424
2018年09月21日関西一の高級飲食店街といえば、大阪・北新地でしょう。この地に、馬肉が美味しいと評判の居酒屋があります。その名は『あらえびす』。ディナータイムは、馬刺しや鮮魚の盛り合わせなどの新鮮な料理がたっぷりと楽しめるお店です。そんな「あらえびす」ですが、ランチタイムはまた違った顔を見せるのです……。 ■名店の真っ黒カレー!コク深いルーの秘密に迫る今回ご紹介するカレーは、『あらえびす北新地 牛スジ墨カレー』です。これは、あらえびすのもう一つの顔・ランチタイムに提供されているカレーをもとに作られたレトルトカレーなのです。しかも、このカレーはただのカレーではありません。30種類のスパイスに加えて、なんとイカ墨もブレンドしてあるのだそう。イカ墨と言えば珍味中の珍味。筆者も某ファミリーレストランでイカ墨パスタを食べたことがありますが、まさに旨味のかたまりといった濃厚な味わいでした。これは期待せざるを得ない! ちなみに、「あらえびす」ではカレーに揚げ物をトッピングすることができるのだとか。今回はそれを再現して、から揚げをトッピングしてみました!サラッとしたルーの中には、かなり大ぶりの牛スジがドドンと2つ。から揚げを添えて、いざ実食! ■サラッとしているのに濃厚!イカ墨の旨味が堪能できる一皿(あまりに美味しすぎて、食べている最中の写真を撮り忘れてしまいました……)まずはライスをルー絡めて、ひとくち。まず最初に感じられるのは、よく炒められた飴色玉ねぎの甘味です。それがキリッとしたスパイスの辛さに乗り、爽やかな辛さとなって舌を心地よく刺激してきます。その後、イカ墨のまったりとした濃厚な旨味がぶわっと口の中に広がります。しかし、後味は意外とさっぱり。しつこくなく、何皿でも食べられそうな計算された味です。よく煮込まれた牛スジも見逃せません。ルーの旨味を吸っている上に、ぷるぷるした食感も楽しい、まさにカレーの名脇役と言えるのではないでしょうか。もちろん、ルーとから揚げとの相性もバツグン。美しい洋服を着た鶏肉が黒いルーの雨に打たれた結果、大人の魅力をゲットしたのです。ますますセクシーな味を筆者に見せつけるのでした。 ■総評味★★★★★辛さ★★★☆☆旨味と爽やかさの調和っぷり★★★★★イカ墨の旨味を活かしつつも、意外とさっぱりした、バランスの取れたカレーでした。どんなトッピングにも合いそうです!これからも色々試してみたいと思います。【筆者略歴】やきそばパン
2018年09月11日『DRESS』でも定期的に執筆していただいている海老原露巌(えびはらろげん)さんの「墨アート展」が、6月11日〜31日まで、銀座にあるギャラリー上田で開催されます。今回の展示には、通常の「書作品」は一切なく、墨アートのみの展覧会となります。力強い墨と金泥、銀泥の美しい彩りをお楽しみください。■展示会情報名前:海老原 露巌展会期: 2018年6月11日(月)~30日(土)時間:11:30~18:30 (日曜休廊)作家在廊 : 6月11 , 13 , 20 , 23 , 26 , 29 , 30日会場:ギャラリー上田住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-4-7 いらか銀座ビル8Fメール:info@gallery-ueda.com電話番号:03-3574-7553海老原露巖さんの略歴1961年、栃木県下野市に生まれる。1982年~ヨーヨー・マ(チェリスト 米国)の公演やその他映画・舞台等の題字執筆多数。2012年、文化庁文化交流使に任命。収蔵在日イタリア大使館ホテル雅叙園東京強羅花壇 NOBU TOKYO在フランス日本大使館(フランス)大明寺(中国)陝西省歴史博物館(中国)カナダ歴史博物館(カナダ)他展覧会・揮毫パフォーマンス天龍寺(世界遺産)明治神宮青龍寺(中国)大興善寺(中国)アートサイエンスミュージアム(シンガポール)他
2018年06月01日明るく落ち着いた雰囲気で居心地よいお店大阪・北新地の「活地鶏料理 ひないや」は、店主自らが吟味した厳選素材を堪能できる比内鶏料理のお店。ビジネス街に立つ駅前ビルのなかにひっそりとたたずむお店は、看板や入り口に天然木を使用しています。一歩踏み入れると、ナチュラルな雰囲気の空間が広がります。カウンター奥にはテーブル席や個室もあり、接待や子ども連れの家族にもぴったりです。スイーツまで! バラエティ豊かに比内鶏を堪能2003年に寝屋川市でオープンし、2011年に北新地へ移転。店名も一新し、より鮮度の高いおいしい比内鶏を提供できるお店となりました。ヘルシーで味わい深い味を求めて来店するのは、女性客が中心。リニューアルしたお店には、比内鶏の卵を使ったケーキもメニューに加え、バリエーション豊かに比内鶏を楽しめます。コラーゲンがたっぷり入った秋田名物「きりたんぽ鍋」「きりたんぽ鍋」(1人前 3,000円/税込)は、秋田名物の鍋料理に比内鶏を丸ごと使用したお店オリジナルのメニュー。モモ、胸肉、きんかん、卵管などの部位を余すことなく鍋に入れ、大きめのひと口サイズについたきりたんぽでフタをします。煮えたぎる比内鶏の生ガラスープは、12時間も煮込んでコラーゲンたっぷり! 噛みごたえがある比内鶏の味わいは、濃厚なうまみとコクが際立ちます。手作りこんにゃくやきりたんぽもこだわりの具材です。本場である秋田のきりたんぽ鍋との違いは、醤油。オリジナルで調合したものを使用し、本場と比べて入れる量も半分ほどなのだそう。入荷稀少!「ホワイトレバーの刺身」は特別メニュー「ホワイトレバーの刺身」(1,200円/税込)は、ごく稀に登場する一品。通常雌鶏は生後150日目ごろから卵を産みますが、比内鶏は最長で生後180日目まで出荷が待たれます。そのなかで一部の成長の早い雌鶏が、栄養を蓄えるためホワイトレバーになります。その鶏を入荷したときだけ巡り会えるメニューなのです。特徴は、まろやかでクリーミーな食感。お皿に添えられた塩をつけて、まったりとした素材の味わいを楽しめます。店主が現地で感動した比内鶏の味を伝える店主がかつて感動した比内鶏の奥深い味わいをお客さんに伝えようと、比内鶏専門店をオープンしたのが始まり。ヘルシー&無添加を大切に、希少な食材にも妥協しない姿勢を貫き、多くのお客さんが日々訪れる人気店となりました。比内鶏の卵をふんだんに使ったケーキは、なんと漢方薬がスパイス。比内鶏を余すことなく食べ尽くす、お店にぴったりのデザートです。店舗は、JR東西線「北新地駅」11-23出口から出てすぐ、ビルの6Fにあります。木の温もりあるリラックスした雰囲気の店内では、秋田でたった34軒の養鶏場しかない貴重な比内鶏の各部位を余すことなく使用した料理の数々に舌鼓を打てます。スポット情報スポット名:活地鶏料理 ひないや住所:大阪市北区曽根崎新地1-10-16 永楽ビル6F電話番号:06-6344-1718
2017年12月23日大阪・北新地。目印は白地に赤で「元気」の文字!大阪でも指折りの繁華街、北新地にある「播州地鶏 元気」は、新鮮な播州地鶏を楽しめる専門店です。目印は、白い外壁に赤字文字で書いてある「元気」の看板。店内は、手塗り風の壁にスポットライトの照明が当たり、落ち着いた雰囲気を演出しています。カウンター前にずらりと並ぶ日本酒は圧巻。新鮮な地鶏をつまみに、ついつい日本酒が進みます。鶏を知り尽くした料理人が送り出す播州地鶏料理多彩な地鶏料理を送り出すのは、大阪出身の料理人。高校卒業後、数々の飲食店で修業を積んだそう。お店がオープンしたのは2011年12月。たくさんの地鶏を食べ比べ、味や輸送時間などを考慮し、ベストで提供できるものとして播州地鶏を使うことに。姫路の養鶏場に足を運び直談判。毎日業者を通さず新鮮な地鶏が仕入れられます。播州地鶏の旨さをシンプルに食べ比べられる贅沢!播州地鶏のじゅうぶんに味わうなら、「播州地鶏5種盛り」(1,706円 税込)がオススメです。播州地鶏を食べ比べられるのは専門店ならでは。関西でも珍しいメニューです。ささみ梅、胸たたき、モモたたき、ズリ、キモとハツ、ハラミ湯引き、ムネ昆布締めという充実の内容。とっておきの播州地鶏を、ポン酢、ゴマ油、生姜醤油で楽しみます。ふわとろ食感に癒される女性に人気のメニュー!「トトロチーズ」(745円 税込)は、女性に人気のメニューです。とろとろの山芋を桜エビ、卵白とともに鉄板に載せ、チーズとともに焼き上げた逸品。ふわふわ、とろとろの食感とチーズの風味がたまらなく、お酒との相性も抜群です。コラーゲンたっぷりの「秘伝の白い地鶏鍋」(4,104円 税込)も人気メニュー。3日間かけて地鶏丸鶏をじっくり煮込み、岩塩と生姜で味を整えます。この出汁が楽しめるのは関西でもこのお店だけ。この鍋目当てに来店する人もいるほどの、リピート率の高いメニューです。枠にとらわれないメニューで訪れる人を元気にするお店数ある地鶏の中でも、ほどよい歯ごたえが特徴の播州地鶏。鮮度が勝負の刺身などのメニューが楽しめる、関西でも珍しいお店です。地鶏だけではなく、お店で使う野菜も契約農家から直送されたものを使用。野菜をたっぷり使った惣菜も人気です。数々の飲食店で修業を積んだ料理人が作りだす、枠にとらわれない料理は、お店を訪れる人を元気にします。JR東西線の「北新地駅」が最寄り駅です。駅を出て徒歩2分の場所にお店はあります。他ではなかなかお目にかかることができない、新鮮な播州地鶏を多彩なメニューで楽しめるお店です。スポット情報スポット名:播州地鶏 元気住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-8-7 梅紫津ビル1F電話番号:06-6341-8884
2017年10月30日資生堂(SHISEIDO)から“墨”に着想を得た「インクストローク アイライナー」と“和紙”からインスパイアされた「ペーパーライト クリーム アイカラー」が登場。2017年6月28日(水)より伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、SHISEIDO THE GINZAで先行発売、その後2017年7月1日(土)から全国のデパートを中心とした約240店と、資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で発売される。「墨」のような濃密発色のアイライナー「インクストローク アイライナー」は、滑らかさと墨のような濃厚な発色が特徴のジェルタイプのアイライナー。濃密なラインがよれることなく一筆で描け、美しい発色とリッチな質感が目もとの存在感を高めてくれる。カラーは自然界にあるものからインスピレーションを受けた全6色。漆黒のブラックを始め、森林を思わすグリーンやなすびのようなパープル、黒蜜のようなブラウンなどが展開される。パッケージは、硯(すずり)の筆を整える機能を参考にすることで、手の甲や容器の縁、蓋の裏などを汚すことなく、ブラシを簡単に整え適量をとることが出来る仕様となっている。書道の筆から着想を得て、“広島県熊野筆”の技で究極の描きやすさを追求した「インクストローク アイライナー ブラシ」と併せて使いたい。”30°カーブ”のオリジナルハンドルで、ラインを描く時にまつ毛の生え際を隠さず描ける設計となっている。コシが強く、太く大胆なラインも細く繊細なラインも思いのままに描けるアイテムだ。「和紙」から着想を得た、透け感+マットなクリームアイカラー「ペーパーライト クリーム アイカラー」は、日本伝統文化の和紙からインスパイアされた、透け感のあるマットな仕上がりのクリーム状のアイシャドー。軽く滑らかな質感で肌にぴったり密着し、ひと塗りで色鮮やかに発色。ぼかせば、ふわっとした表現など自在に発色をコントールできる。カラーは「ノバラ ピンク」「ヤマブキ イエロー」「アサギ ブルー」「サンゴ コーラル」など、和を感じさせるネーミングの全8色展開となっている。【詳細】資生堂 2017年秋冬コレクション発売日:2017年7月1日(土)※2017年6月28日(水)より、伊勢丹新宿本店・阪急うめだ本店・SHISEIDO THE GINZAで先行発売■インクストローク アイライナー 各3,780円(税込) 各6色※ブラシ付き■インクストローク アイライナー ブラシ 3,780円(税込)■ペーパーライト クリーム アイカラー 各3,240円(税込) 各8色取り扱い:・全国のデパートを中心とした約240店・資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-81-4710 (フリーダイヤル)
2017年04月27日九谷焼「錦山窯(きんざんがま)」の新作展が3月1日から14日まで、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニング/和食器にて開催される。17世紀に加賀藩の御用窯として発展した九谷焼は、五彩を駆使した色絵や金彩をあしらった金襴手など、絢爛華麗な絵付が特徴。なかでも、石川県の「錦山窯」は金彩の技法に秀でており、金襴手、釉裏金彩、色絵金彩など、金を使った絵付を得意としている。今回お披露目される新作は、今年1月にパリで開催された欧州最大級のインテリアデザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」で高い評価を得た「華鳥夢譚(かちょうむたん)」と「ミロク」。「華鳥夢譚」は、錦山窯がこれまで受け継いできた伝統技法や意匠を詰め込んだ“標本”をイメージしたアートピース。グラスや鉢を積み上げたようなユニークな造形には、伝統工芸と現代生活が交わることにより、豊かな気分が生まれるようにとの願いが込められており、一つひとつを重ねることで空間に変化をもたらし、また、並べた時にはテーブルを賑やかに彩るようにバリエーションを持たせている。「ミロク」は、弥勒菩薩(みろくぼさつ)にちなみ、小壷の香りで人を幸せにしたいという願いを込めて命名された。「ミロク塗香」は、古くから身を清めるものとして受け継がれてきた塗香を、旅先でも楽しめるようと考えられた携帯用のフレグランスアイテム。天然高木のチップが入った「ミロク香壷」は、ホームフレグランスとしてリビングやベッドサイドに置いて香りを楽しむことができる。いずれも、現在ではあまり使われなくなった「テレピン叩き」という伝統技法を用いた色で展開され、金箔を使う金襴手という技法により繊細な模様が施されている。なお、3月4日、5日、11日、12日の14時には錦山窯アートディレクターの吉田るみこ氏を招いて、新作の楽しみ方を提案する予約制のイベントが開催される予定。
2017年03月01日約350年の歴史、加賀藩伝統の九谷焼に絵付け体験も九谷焼は、明暦元年(1655年)頃に加賀藩の命を受けて後藤才次郎が有田焼の製陶技術を学んで来て始めたと言われ、約350年の歴史を誇ります。そんな長い歴史を誇る九谷焼の窯・ギャラリーCoCoを「星野リゾート 界 加賀」のすぐ近くで営むのが池島直人・仁美ご夫妻。ご主人は、華麗な古九谷にもインスパイアされた作風、奥様は、自然の中で見つけた植物や鳩を使った優しいモチーフが持ち味。工房では、湯のみやお皿などの絵付け体験も出来ます(1,500円〜、送料別途)。藍のようなきれいな紺色を出す酸化コバルトを使って絵を描いていきます。加賀の思い出にオリジナルの九谷焼を作ってみては。繊細な絵柄ひとつひとつが仕上げっていく様は、まさに芸術! 息を呑んで見とれてしまいます。木をくり抜いて塗りを重ねて手間ひまかけて作る山中塗器美しいフォルムと艶の山中塗器は、一つ一つ木をくり抜いて、塗りを重ねて研ぐという工程で何人もの職人の手がかかっています。最初にろくろを引いて木から形を作るろくろ工房梶原を訪ねました。「星野リゾート 界 加賀」で出て来るかわいいひょうたん形の食器もここでろくろを引かれて、さらに下地・下塗り・上塗りと塗りを重ねて手間ひまかけて作られます。お椀一つでも出来上がるまでは1年間近くかかるという山中塗器。美しい器でいただくお料理は格別です。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 加賀住所:石川県加賀市山代温泉18-47電話番号:0570-073-011
2017年01月22日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、篠田桃紅の『墨いろ』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『墨いろ』篠田桃紅ラクで間違いなくやれることであんまりおもしろいことはない。それを知ることが、人生というものに飽きずに生きる秘訣かもしれない。「墨象」という孤高の世界を確立した、今なお第一線で創作を続けている104歳の美術家、篠田桃紅の研ぎすまされた感性が捉える自然、文化、物、人...本書は、1979年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した名著に、まえがきや著者の墨象作品が口絵として新たに収録され、再編集された新装版である。激しい炎の赫さ、萌える新緑、深い水底の青...墨はこの世のあらゆる色を鮮やかに描き出す。永年、墨と向き合うことで人生の楽しさ、苦しさのはざまで漂いながら、自分自身と向き合う。そのなかで自分のもっているちから以上のものが宿る不思議に出会う喜び。生きることの尊さを、改めて感じさせてくれる言葉に溢れた香り高い随筆集。篠田桃紅とも親交のあるベルギー現代美術を代表する画家ピエール・アレシンスキーの日本初の展覧会が現在、Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催中。日本の書道が自身の作品に影響を与えたというアレシンスキーが撮影した「日本の書」(1955年)という篠田桃紅も登場するドキュメンタリー・フィルムも本展会場にて上映している。書の世界がどのように彼の作品と融合していったか、ぜひ会場で作品と向き合って頂きたい。【書籍情報】『墨いろ』著者:篠田桃紅出版社:株式会社PHP研究所B6判変形並製発刊:2016年9月価格:税込1,080円【展覧会情報】「ピエール・アレシンスキー展」会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1地下1階会期:10月19日~12月8日時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)、毎週金・土は10:00~21:00(入館は20:30まで)料金:一般1,400円(団体1,200円)、大学・高校生1000円(団体800円)、中学・小学生700円(団体500円)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。
2016年11月17日ムーミンとブロダクトブランド「アマブロ(amabro)」がコラボレーションで九谷焼の小皿を制作。2016年9月中旬より発売する。石川県南部の、金沢や能美などで生産される九谷焼は、ジャパン・クタニとして世界に誇る色絵の磁器。その魅力である五彩「赤」「黄」「緑」「紺青」「紫」を活かしてムーミンの世界観を描いた。九谷焼の中でも、古九谷と呼ばれる、初期の色絵に見られる余白を活かしたデザインがお皿の特徴。日本画のような空間が広がる。料理とのバランスも考えているので、食卓を彩る器として活躍しそうだ。【詳細】MOOMIN×amabro JAPAN KUTANI -GOSAI-発売予定:2016年9月中旬価格:1,800円/1枚、9,000円+税/5枚BOXセットサイズ:130 mm素材 磁器〈Japan Kutani 〉【問い合わせ先】村上美術株式会社Tel:03-5457-1210©Moomin Characters
2016年09月11日九谷焼「錦山窯(きんざんがま)」の新作展「Re - 受け継がれる錦山窯の心髄 -」が、5月27日から29日まで東京・代官山の代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラムで開催される。昨年に続き2回目となる同展では、錦山窯のアーカイブ商品である「OLD KINZAN」の文様を選び直し、新たなデザインに落とし込んだという新作プレートとボウルを中心に展示される。この展覧会のタイトル名にある「Re」には、返信を意味する「reply」であると同時に、受け継がれてきた技の本質を継承し、そこに新たな価値を与える創造的作業「redesign」という意味も込められているという。今回展開される新製品のうち「リム(Rim)」は、錦山窯の飾皿に縁取られる模様と料理のコラボレーションが楽しめるプレートとボウルで、内側は九谷の淡いグレー色の素地をそのまま残しており、フォークやナイフでも使うことができる。飛び跳ねる鯉の姿が生命のたくましさを感じさせる「跳鯉図の皿」から創造した「Water Eye」、山々から上る朝日の光がモチーフの「White Bless」、濡れたような赤を背景に花のアラベスク文様を描いた「Red Arabesque」の3パターンが用意されている。また、四季折々の花々が百花繚乱に咲き乱れる大皿「フォーリングフラワー(Falling Flower)」シリーズの新作も登場。薔薇、木槿、紫陽花、躑躅が天から舞い落ちてくるかのようなデザインに仕上げられている。器の地色には今ではほとんど使われることのないテレピン叩きという技法が用いられており、アプリコット、ターコイズ、ココアの3色で展開される。同展初日となる5月27日は、1部(14時から15時)、2部(16時から17時)でオープニングイベントを開催。錦山窯の新作でプレート トキオ(plate tokyo)によるプレートメニューをワインとともに楽しむことができる。【イベント情報】「Re - 受け継がれる錦山窯の心髄 -」会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18 - 8 ヒルサイドテラスF棟会期:5月27日~29日時間:11:00~20:30(5月29日は18:30まで)
2016年05月07日東京・銀座の商業施設・東急プラザ銀座の開業を記念したアートエキシビション「“伝統×革新”展」の第2期として、4月11日から20日まで、九谷焼窯元・上出長右衛門窯の6代目である上出惠悟による作品展が開催されている。3月31日に開業した東急プラザ銀座では、4月1日より、施設の開発コンセプト「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」を象徴するキーワード、“伝統×革新”を表現する3名の気鋭のアーティストによる開業記念アートエキシビションを6階のKIRIKO LOUNGEで開催している。舘鼻則孝の作品を展示した第1期に続き、第2期では出長右衛門窯の6代目である上出惠悟による作品を展示。「甘蕉 色絵丸橘紋」や「髑髏 お菓子壷 花詰」など、伝統と革新を感じさせるユニークな作品の数々が出品されている。
2016年04月15日みなさんも、彼氏や気になる男子と遊園地デートに行くことがあると思います。やはり、ディズニーが一番人気でしょうかね。そして男性には、男性ならではの「女子と遊園地に行くならコレ!」というアトラクションがあるようです。そのアトラクションについて、男性の方々に聞いてみました。遊園地に行ったときには、これら5つを必ず押さえてあげると、男性の満足度も高いと思いますよ。■1.コーヒーカップ「これかな。遊園地デートと言えばこれだもんね。ド定番。逆に、女子と行ったときにしかなかなかこれ乗れないし。男子と行ったときに乗ったりとかしても、虚しいだけ(笑)」(公務員/23歳)同じ理由で、「観覧車」と答えた男性も多かったです。この2つは、たしかに男女ペアで乗ってこそ楽しいものです。カップル向けのアトラクションですね。あんまりぐるぐる回し過ぎなければ、そこまで絶叫系ほど怖いこともないでしょうから、これは必ず乗りましょう。■2.ジェットコースター「せっかく遊園地に行くんだから、絶叫系は乗っておきたい。これは、女子じゃなくても誰と行ったときにも必ず乗る。それくらい、遊園地とは切っても切れない存在」(大学生/22歳)やはり男性は、絶叫系が好きな方が多いようです。ジェットコースターの他にも、高いところから落ちるものとか、椅子に座ってぐるぐる回されるものとかいろいろあります。絶叫系が苦手な方も、どれかひとつでいいのでお供してあげましょう(笑)。■3.お化け屋敷「女子と行くなら、自分はお化け屋敷かな。あれはドキドキして楽しいし、気になってる女子とかなら、手も繋げそうだもんね」(大学生/20歳)これも人気でした。ドキドキして、一緒にいる人のことを「好き」と勘違いする「吊り橋効果」も期待できます。ただ、富士急のお化け屋敷はしゃれにならないというか、吊り橋効果どころの騒ぎではないので、なかなか中途半端な気持ちで入ると、かえって2人の仲が悪くなっちゃいそうですよね(笑)。■4.水浴び系「水がバシャってかかる感じのはぜひとも乗りたいよね。これはマストに近いかも。理由はまぁ・・・・・・女の子と乗るとね・・・・・・うん、服が・・・・・・水で・・・・・・」(フリーター/23歳)はい、もう大丈夫です(笑)。そんなに透けるほど水なんてあんまりかからないですし、そこまで濡れるようなものだと雨具とかを着たりしますしね・・・・・・。それにもう、季節的に寒すぎて、そんなにビショビショになってしまうようなものはちょっと・・・・・・。■5.迷路「全部の遊園地にあるかどうかわかんないんだけど、としまえんとかにはあった気がする。迷路ね。あそこは鏡の迷路だったかな。途中の行き止まりとかで彼女とキスとかしたりして、なんか面白かった記憶がある」(専門学生/20歳)迷路でなくても、2人きりで乗ることができる乗り物なども、こうやって遊園地の中での貴重な「2人きり」を楽しむことができそうですね。遊園地の中って常に周りにたくさんの人がいますから、こういう2人だけの世界に入れる時間というのも楽しいですよね。■おわりに遊園地デートは、オールシーズン楽しめる最強のデートですので、ぜひ男性が好きなこれらの5つのアトラクションを覚えておいて、いつ男性と一緒に遊園地に行くことになっても大丈夫なようにしておきましょうね。(吉沢みう/ライター)(ハウコレ編集部)(大倉士門/モデル)
2016年02月19日東京・丸の内の東京ステーションギャラリーは、九谷焼の歴史をたどり、その展開を検証する展覧会「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」を開催している。会期は9月6日まで(月曜休館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。入館料は一般900円、高校・大学生700円、中学生以下無料。同展は、江戸初期の古九谷から、江戸後期の再興九谷、明治期の輸出陶磁、近代九谷の諸相、そして現代の作家まで、生活の中に息づき、時代の中で豊かな表現を創造してきた九谷焼の、多彩な作品世界を紹介するもの。2015年は九谷の地に窯が開かれてから360年目の年となる。華やかで深みのある色絵磁器を大きな特徴とする九谷焼だが、その歴史の中では、さまざまな試みが行われ、多様な表現が生み出されてきた。それに大きな刺激を与えたのが、九谷の地を訪れた作家たちや、各地の窯場との交流だという。同展では、この「交流」という言葉をキーワードに、九谷焼の歴史をたどり、その展開が検証される。また、関連イベントとして、ギャラリートークが開催される。開催日時は8月21日15:00~および、8月22日9:30~(いずれも約30分)。8月22日の回については事前申し込みが必要となる。また、九谷焼の磁土(じど)に触れる「ろくろ成形」の体験と、実演が開催される。開催日時は8月8日、8月9日の各日11:00~と14:00~。体験については当日配布の整理券が必要となる。そのほか、レンガが特徴的な同ギャラリーのたてものを解説するレンガ・タッチ&トークが開催される。開催日時は8月23日13:00~(約20分)。いずれも参加費は無料だが、同ギャラリーへの入館料が必要となる。申し込みの詳細などは同展のイベント告知ページにて。
2015年08月03日伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアでは、3月4日、国内外の工芸品を扱うセレクトショップがグランドオープンする。これを記念して、同フロアウェストパークでは、同日から3月24日まで開催されるオープニング企画展に、九谷焼作家が絵付けしたウルトラマンのキャラクターたちがお目見えする。参加アーティストは約60組。下は30代の若手から上は70代の大御所までが、各々の技法で腕を振るった。九谷焼には、絵具を器面に落とすようにして極小の点を一つひとつ描く「青粒(あおちぶ)」、赤色絵具のにじみにくい特性を活かして、器全体に“細描”と呼ばれる細かい描き込みを施す「赤絵」などいくつかの技法があるが、それぞれの名匠の作品を間近に見ることができる貴重な機会となりそうだ。大御所の中でも名前を知られる、九谷焼作家の福島武山(ぶざん)は、バルタン星人に赤絵の技術を施したものを披露。若手の注目株・竹内瑠璃は、エレキングに色絵細描を施して参加する。また、イベント会場には、円谷プロの造形部門が手掛けたジオラマが登場予定。九谷焼の産地である石川県能美市に実在する遊園地をモデルにしたもので、横幅約180cmという大型の作品だ。ジオラマ内では、ウルトラマンとバルタン星人の戦いが繰り広げられるというが、この2体が九谷焼であることも興味深い。3月23日には、本館7階バンケットルームにて、九谷焼ウルトラマン絵付けワークショップ(3,000円/11時から、14時から)が開催される。所要時間は約60分。各回12名定員。3月17日11時から参加受け付けをスタート。問い合わせは伊勢丹新宿店代表(03-3352-1111)まで。写真:(C)円谷プロ
2015年02月16日代官山のヒルサイドフォーラムで九谷焼の展覧会「HEART OF GOLD 錦山窯の仕事」が開催される。期間は2月20日から22日まで。この展覧会は五彩を駆使した豪華絢爛な九谷焼の中でも、特に金彩を得意とする石川県の錦山窯による作品を紹介したもの。釉裏金彩の技法を受け継ぐ三代吉田美統は、国の指定重要無形文化財に指定されている。会場ではデザイナーに吉田守孝を迎えた新作「酒具 -shugu-」シリーズを発表。更に、錦山窯の108年に及ぶ伝統の中で作られてきた、金色の輝きが美しい作品の数々や道具などが展示される。脈々と受け継がれてきた繊細な絵付けの技法に加えて、そこに新たな風を取り入れた、現代における九谷焼の美を見ることが出来そうだ。なお、20日には錦山窯の四代吉田幸央や吉田守孝に加え、吉祥寺で雑貨店「ラウンダバウト/アウトバウンド」を営む小林和人などをゲストに招いてのトークショーを開催。その後、錦山窯の作品を用いてのオープニングパーティーが開催される。【イベント情報】HEART OF GOLD 錦山窯の仕事会場:ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 代官山ヒルサイドテラスF棟会期:2月20日から2月22日時間:11:00から20:30(最終日は18:30まで)
2015年02月06日伊勢丹新宿店では石川県の伝統工芸、九谷焼にオリジナルシールでファッション性を加えたブランド「クタニシール(KUTANI SEAL)」の食器を迎春や干支をテーマに同店本館3階センターパーク/ザ・ステージ3で、12月26日から2015年1月6日まで販売する。クタニシールは、2009年、九谷焼の窯元・上出長右衛門(かみでちょうえもん)窯と日本のものづくりをプロデュースする丸若屋が立ち上げたワークショップブランド。同ブランドは「九谷焼をみなさんの身近に」をテーマに“転写技術”を使った製品を企画している。会場では販売会期を2回に分け、食器など正月に使用されるアイテムを中心に販売する(会期パート1:12月26日から12月31日まで/会期パート2:2015年1月2日から1月6日)。パート1では、「正月準備」をテーマに、2015年の干支・ひつじをモチーフにした二段重箱(2万円)、3寸梅型小皿(3,500円)、そばちょこ(4,000円)、ポット急須(1万円)、屠蘇器(2万5,000円)など正月料理で使用される食器類を始め、熊手(大サイズ:3万6,000円、小サイズ:6,000円)も登場、いずれも同店限定で販売される。パート2のテーマは「楽しむお正月」で、会場にエンターテインメント性が加わる。箸置きとおみくじが入ったカプセル(1回税込1,000円)が登場する他、福笑いをモチーフにした豆皿(1,200円)や花型皿(1,600円)も紹介。尚、パート1で扱う商品はパート2でも引き続き販売される。同ブランドによれば、「九谷焼は本来、職人が筆で絵を描くが、あらかじめ印刷された文様をシールのように器に貼り付け、製品を量産する技術がある。低コストで職人による絵付けを再現することができるが、逆に転写にしか出来ない表現の可能性もあり、それを使って遊んでみようとしたのがクタニシールである」という。
2014年12月26日人気アニメ『となりのトトロ』の世界観と、九谷焼の色彩や技術を融合させた『となりのトトロ 九谷焼シリーズ』が、2013年2月上旬に発売される。第1弾は、カラフルな色合いと柔らかなタッチのキャラクターがかわいらしい、おちょこ5点を展開する。【画像】おひたしやマリネなどを盛って食器としても!構想から完成するまで約8ヶ月を要したという同商品は、試行錯誤を重ねてようやく完成したこだわりの詰まったアイテム。九谷焼の伝統的色である“五彩”の中から、青、紫、緑、黄、桃の5色を使用し、小トトロやまっくろくろすけたちのかわいい表情が、食卓を明るく彩る。かわいい小トトロ&まっくろくろすけたちに癒されること間違いなし♪【商品詳細】5色展開:青、紫、緑、黄、桃価格:単品各1,575円/5個セット(5色各1個入り)7,875円(ともに税込)発売時期:2月上旬
2012年12月29日