二階堂ふみと山崎賢人という日本映画界を代表する若手2人のW主演で贈る、“ドキドキラブコメ”映画『オオカミ少女と黒王子』。このほど、本作から、二階堂さんと山崎さんが、それぞれ嘘つき少女とドS王子の原作ビジュアルを超リアルに再現したビジュアルが解禁。劇場公開日も、5月28日(土)に決定した。高校に入学したばかりの篠原エリカ(二階堂さん)は、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”。友達にそれを疑われると、街で見かけたイケメンを盗撮し、自分の彼氏として友達に写真を見せて、その場をしのごうとする。ところが、そのイケメンは同じ学校に通う佐田恭也(山崎さん)だったから、さあ大変。イケメン同級生・佐田に事情を打ち明け、彼氏のフリをすることを承諾してもらえるエリカ。だが実は彼、見た目は王子だが、中身は超ドSの“黒王子”!エリカは契約彼氏の条件=恭也への“絶対服従”を突きつけられることに!八田鮎子原作の累計発行部数450万部突破の超人気少女コミックを、主演作『蜜のあわれ』も控える二階堂さんと、『orange-オレンジ-』『ヒロイン失格』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」に選出された山崎さんという注目の2人で映画化する本作。今回のビジュアルは、黒板の前で腕組みしながら、ちょっと困った表情を浮かべる二階堂さん演じるエリカと、山崎さん演じる学校一モテる、ドS王子らしい“オレ様顔”の恭也が映し出された、原作の世界観を見事に再現したもの。これまで、『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』『私の男』でも制服姿を披露してきた二階堂さんだが、本作では、ベストに胸元には赤いリボン、そしてミニスカートという“平凡な”(?)イマドキ女子高生に!そして、山崎さんは、いままで見たことのないような超“カルい”イメージで、自身初の金髪姿を披露する。二階堂さんは、「少女漫画のテーマである相手の王子様が個性的でカッコいいところに凄く惹かれて、またエリカの誰かに対する真っ直ぐさにも惹かれて、自分がこの漫画を基に映画ができることは凄く嬉しかったです。また、ドS王子・恭也のカリスマ性が山崎くんと近いものがあり、いままでに観たことのない山崎賢人が観られると思います!」とコメント。一方、山崎さんも、「ヒロインを犬のように扱うドSップリが面白いし、男から見てもカッコいいキャラですね、自分とは真逆ですが(笑)、ふみちゃんとの共演は久しぶりで、いろいろな話をしたり凄く楽しい」としながら、「髪色をこんなに明るくしたのは初めてなので、すごく新鮮な気持ちです。外見から原作の恭也に近づけることで、さらに身が引き締まりました。外見含めて、いままでに見せたことのない僕を見ていただけると思います」と意気込んでいる。「本当に大事なところは純粋な恋の気持ち」と山崎さんが語る、オオカミ少女とドS王子の“ウソ”から始まるドキドキの恋愛ストーリーが、ますます楽しみになってきた。『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月19日千葉県浦安市の東京ディズニーランドで12日、映画『アナと雪の女王』をテーマにしたスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」(1月12日~3月18日)が開幕。映画の世界をイメージしたデコレーションが登場し、雪と氷の世界へと一変した。エントランスでは、アナとエルサ、オラフのほか、短編映画に登場した小さな雪だるま・スノーギースなどがお出迎え。ワールドバザールは、エルサの氷の城をモチーフにしたデコレーションが音や光の演出で輝き、氷の世界にいるような雰囲気を体験できる。シンデレラ城前のプラザには、大量発生したスノーギースの上にオラフが乗っているデコレーションや、森の奥深くに住むトロール、トナカイのスヴェンのデコレーションが登場。ファンタジーランドには、雪と氷の結晶などをモチーフにした装飾や、オラフのフォトロケーションが飾られている。そして、パーク内のさまざまな場所にスノーギースが。アトラクションやレストランの入り口付近、オブジェや岩の上など、あちこちに隠れているので、スノーギース探しも楽しもう。
2016年01月12日ヤフーは、同社提供の「Yahoo!地図」アプリに新機能「雪情報」を追加した。「降雪量」や雪の深さを示す「積雪深」が表示される。新しく降る雪の量を示す「降雪量」は、9段階の色で地図上に表示される。現時点での降雪量(実測値)に加え、10時間先までの降雪量予報を1時間ごとに確認することも可能だ。地面に積もっている雪の深さを示す「積雪深」は、13段階の色で地図上に表示。1日1回、朝5時時点の情報が提供される。これらの「雪情報」は、検索窓横のメニューから表示できる。「Yahoo!地図」アプリは、Google Play、App Storeより無料でダウンロード可能。
2015年12月22日新千歳空港では12月19日~20日、国内線ターミナルビル4Fにて「雪ミク スカイタウン」1周年記念イベントを実施する。会場に冬の北海道を応援するキャラクター「雪ミク(初音ミク)」」が登場するなど、様々なイベントを実施する。「雪ミク スカイタウン」は新千歳空港内に設置された雪ミクのショップ&ミュージアムで、等身大の雪ミクに会えるミュージアムや北海道360度の全周映像を体感できるシアター、 オリジナルアイテムを取りそろえたショップなどを展開している。1周年記念として、19日の10:00/12:00/15:00/17:00と20日の10:00/11:00/14:00/16:00に雪ミクが登場し、19日15:00~と20日の14:00~にはプレゼント付きの
2015年12月18日「雪の結晶」は、息をのむほど美しい形をしていますね。その「雪の結晶」モチーフを指先に施せば、たちまち可愛い冬ネイルの完成!寒くて冷たくなった手に、ハーッと息を吹きかけるたびに目に入るのがうれしい☆来週に迫ったクリスマス気分を盛り上げるのにもオススメです!「雪の結晶」ネイルデザイン白の中に赤をポイントで入れたネイルデザイン。雪の結晶を沢山ちりばめたゴージャスネイル。大きな雪の結晶デザインとラメにストーンを乗せた、王道クリスマスネイル。冬の定番人気の雪の結晶ネイル♪ホワイトグラデーションとの相性抜群☆可愛くなりすぎてしまう雪の結晶ネイルを黒ベースで。 ・≫≫新着ネイルデザイン ※掲載協力: ネイル ビューティーナビ編集部
2015年12月14日女優・二階堂ふみが12月15日、自身の写真集『near, far』の発売を記念したサイン会を東京・表参道のマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が手掛けるブックストア・ブックマーク(BOOKMARC)にて開催する。12月11日に発売される『near, far』は、女優の他、小説を執筆するなど、若くして多彩な活動を行う二階堂ふみが自らのディレクションで制作した写真集。撮影は、ライアン・マッギンレーのアシスタントも務めていた気鋭の若手フォトグラファー、チャド・ムーアが担当した。15年秋のニューヨークで21歳のバースデーを挟むオフを伸びやかに過ごす二階堂ふみを、ドキュメント写真として記録している。今回開催されるサイン会は、事前購入者の中から先着100名を対象にしたもの。1人につき購入は1冊までとなっており、ブックマークにて12月11日の11時より発売される。また、13日までは、青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店・ギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて写真展が開催中。【書籍情報】『near, far』写真:チャド・ムーア出版社:スペースシャワーネットワークソフトカバー発刊:2015年12月11日価格:2,000円
2015年12月11日小泉今日子と二階堂ふみが新作映画『ふきげんな過去』でW主演を務めることが明らかになった。劇団・五反田団を主宰する前田司郎が監督・脚本を手がける本作は、北品川を舞台に、死んだはずの母親と娘のひと夏の物語を描く人間ドラマで、ふたりは母娘役で初共演を果たす。その他の画像『ふきげんな過去』は、「あたし生きてたの」と18年ぶりに突然、家族の前に現れた死んだはずの母親・未来子と、本当の母親は自分だと告げられ反発する女子高生・果子が過ごすひと夏の出来事を描くヒューマンドラマ。小泉と二階堂は本作について「未来子は心の中にエキセントリックなところがある不思議な役でした。数ミリ宙に浮いているような不思議な世界観のなか、宝島をめざす夏休みの冒険のような物語で、私はファンタジー映画かもしれないと思っています」(小泉)。「遠い耳鳴りのような感覚になるキャラクターと、歪みと心地よさが混合する不思議な現場でした。母と自分とワニと過ごした夏の映画、よろしくお願いします」(二階堂)とコメント。お互いの印象について小泉は「演じているときのプロフェッショナルなところと、21歳の素のままの女の子が共存していてとても嬉しかったです」といい、二階堂は「小泉さんは“素敵”という言葉が何よりも似合う方だと、現場でご一緒させて頂いて感じていました。美してくて儚くて強いお母さんと過ごした一時を、カコはこの先も追いかけ続けていくのかな、と思いながら」と語っている。『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続く完全オリジナル脚本の監督第2作目となる本作。前田監督は「この映画は爆弾の映画じゃないけど、過去と未来、正気と狂気、此岸と彼岸、そして生と死や全ての交わらないものを、ぐちゃぐちゃに混ぜるためには爆弾が必要な気がすると、そんなことを考えながら作った映画です」とコメントを寄せている。撮影は8月に終わっており、11月下旬に完成予定。2016年夏に公開される。『ふきげんな過去』2016年夏、テアトル新宿ほか全国ロードショー
2015年11月19日ファッションブランド、キャンディストリッパー(Candy Stripper)とコラボレーションした、女優・二階堂ふみさん。今回、キャンディストリッパーのデザイナー・板橋よしえさんと共にインタビューに応じてくれた。二階堂さんは、今回の洋服の作り手になるという経験から「高いものには、その理由があり、本質的なもの見る目が大切だ」ということを、強く感じたという。映画の世界で俳優として活躍する二階堂さんが感じた、映画とファッションに通ずるものとは。前編(1/2)に続き、コラボブランド「FUMI NIKAIDO “Roots” Candy Stripper」のファーストコレクションと、今の日本のファッションに対する考えを語った。■ファッションのチカラ、ファッションのときめき。--二階堂さんにとって、今回、ファッションブランドとの初めてのコラボレーションになります。ファッションの作り手になってみていかがでしたか。二階堂ふみさん(以下、二階堂):洋服を作ったのが初めてというだけで、普段映画屋として作品を作っているのと近い感覚はありました。もちろん洋服は作るという表現だけではなく、売らなくてはいけない商品になるという点で、映画と違う部分もあります。映画だと、どれだけクオリティが高いものを作れるのかを目指しているけど、洋服だとそれだけではないですよね。例えば、価格のことを気にしなくてもよいのなら、いくらでもいいものを作ることが出来ますが、商品として買ってもらうためには、どこかで差し引きをして価格を決めなくてはいけないということを、今回学びました。高いお金を払えば、もちろんいい洋服は手に入るけど、今回は頑張れば手の届く価格にしたかったんです。もちろん5万円って割といいお値段なのだけど、スカジャンなんて贅沢に刺繍が入っていたり、ディティールにも手がかかっていたり、本当は10万円以上するくらいなんです。■ 若者がファストファッションを支持する時代に思うこと二階堂:よしえさんとも話していて感じたのは、ジェネレーションの違いです。50年代のオールディーズの時代や、ヴィンテージと呼ばれる服が生まれた時代って、一着一着が丁寧に作られていたと思います。それに、私の母の時代やよしえさんの時代には、食事を我慢してでも、本当にかっこいいと思って惚れ込んだファッションを手にして着るという体験があったと思うんです。でも、私の世代の人たちって、高い洋服を買わないし、ブランドを知らないし、なんでブランドのお洋服が高いのかを分かっていない人が結構いるなって思っています。私自身は、ファストファッションだったりにときめかないで育ってきたし、本質的であったり、本物であったり、いいものを手にするには、それなりの対価が必要だと思う。その本質的ないいものを初めて手にした時に、自分の中から何かが生まれてくるという経験をしてみることが大事だと私は思うんです。板橋よしえさん(以下、板橋):このふみさんの感覚が同世代や、もっと若い世代にも伝わったら、ファッションがもっと面白くなるだろうなって思っています。ふみさんの、この感性や感覚がとても好きです。■ファッションと映画の共通項--普段は映画の世界で活躍されている二階堂さんですが、ファッションと映画に何か通じるところは感じられましたか。二階堂:自分も映画の作り手のつもりなのですけど、俳優部には映画の作り手であると同時に、自分が衣装を着たりとか、小道具を使ったりとか、そのセットや背景に入るという、出る側だけの役割があります。衣装を着ることや、小道具を持ったり使ったりすることで、意味が生まれるように表現するのが俳優部の仕事。だから、洋服に関しても着心地だったりとか、見え方だったりとか、俳優として感じるものがあります。自分が映画の現場で持っている感覚と、よしえさんたちが洋服を通じて作ってきた東京の流行、原宿ファッションが融合したのが今回のコラボレーション。映画でも、ファッションでも、いいものを作りたいという一心で、それぞれの作り手が、それぞれの立場から本質的で、リアルで、いいものを作った時、きっと誰が観てもいい作品が生まれるんだと思います。だから、作り手として感じているものは、映画もファッションも同じだなと感じましたし、今回のように硬派な形でコラボレーション出来たことが嬉しいです。■ 過去から学ぶこと。そして、未来に向けて思うこと--ファッションでも、過去のトレンドが時を経てリバイバルすることがあります。また、歴史からインスピレーションを受けることは、ファッションに留まらず様々な分野においてもいえることです。二階堂さんが過去から学び、これからも大切にしていきたいことを、ぜひ教えてください。二階堂:お着物が好きでよく着るのですが、着物を自分で着られない日本女性がたくさんいのはちょっと残念だなと思ってしまいますね。日本を知らなすぎる日本人が多いから、一つの文化を守っていくには弱くなってしまうんじゃないかなと思います。海外からの文化を見たり、取り入れたりする日本の良さもあるんだけど、もともと日本にある文化や刺繍の技術だったり、日本の色について知るという道を通らずに、海外のものを受け入れようとしちゃうから、日本文化の盛り上がりが弱いのかなと感じますね。海外から学ぶことも大切だけど、まず日本にどんなものがあるのかを知ることが大事。映画でもドラマでもファッションでも、日本のもの、Made in Japanがあるってことを知らない子が多い。だから、着物って日本の服なのに“特別なこと”になっているのがちょっと違うのかな…って。--板橋さんは20周年の節目を迎え、自分の好きなものを振り返る機会があったとお話されていましたが、逆に10年先や20年先を思い描くことはあるのでしょうか。板橋:いつも5年先、10年先を、あえて描かないようにしています。常に自分の気持ちや感覚を大事に、感じたものを表現することを大切にしています。音楽が好きでライブをよく観に行くのですが、音楽と触れている時に、パッとイメージが浮かんだりもしますね。普遍的に好きなものと、その時その時に感じた感覚とをミックスさせていつの時代もドキドキやワクワクが感じられるようなコレクションを作り続けたいと思っています。--最後に、二階堂さんにとってのファッションの魅力とはなんでしょうか。二階堂:ファッションには、着た時に自分がグッとなれるような魅力がある。それに辿っていくと、ファッションにも歴史的な要素があって、そこはかとない魅力がある。いい服は、シンプルに着ても決まるから、純粋にかっこいいし、好きですね。私がファッションにときめいたように、今回よしえさんたちと作ったファッションが、また誰かのルーツになったら嬉しいです。
2015年09月07日今年20周年を迎えたファッションブランド、キャンディストリッパー(Candy Stripper)と二階堂ふみさんがコラボレーションしたブランド「FUMI NIKAIDO “Roots” Candy Stripper」が発表され、伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区でポップアップショップを展開(9月8日まで)。二階堂さんが「これが私のルーツ。これが私のときめき」と語るスペシャルコラボレーションについて、キャンディストリッパーのデザイナー・板橋よしえさんとダブルトーク。--今回はブランド名に「ルーツ」という言葉が入っていますね。二階堂さんが今回のコラボレーションにあたって「ルーツ」という言葉を選んだのはなぜでしょうか。二階堂ふみさん(以下、二階堂):今回のコラボレーションでは、自分が本当に好きなもの、そして欲しいと思うものを作りました。インスピレーションは、私が育った沖縄で、中学生の時に初めて訪れた時のことが深く記憶に残っているライブハウス「ゴールドディスク(旧:ケントス沖縄)」で受けた感覚です。スカジャンとデニムのつなぎはメンズアイテムとして、オールドアメリカンなワンピース、バックプリントTシャツ、デニムのサーキュラースカートはレディスアイテムとして作っています。私の母が青春時代を過ごした70年代の沖縄には、アメリカの文化と沖縄に元々ある文化、それに日本の文化がミックスされた時代だったと思います。だから、日本のトラディショナルなものと、アメリカのオールディーズがミックスされたアイテムになっています。スカジャンの刺繍柄や、ワンピースの襟元にデザインした金魚など、細やかな部分でもそのミックスした感じを表現しています。--板橋さんは、今年はブランドデビューから20周年を迎えられた節目の年ですね。ブランドを始められた時のこと、ご自身のルーツについて考える機会などがあったのではないでしょうか。板橋よしえさん(以下、板橋):そうですね。今年はブランドのデビューから20年の節目なので、改めて“キャンディストリッパー”について考える機会になりました。20年目のコレクション「CANDY CANDY CANDY」は、好きなものがたくさん詰まったコレクションにしたいと考え制作しました。改めて自分のルーツについて考えた時に、子供の頃から好きなものが全く変わっていないと思いました。ウサギやテディベア、フリルやハートモチーフなどのガーリィな世界観。また、それと相反するようなエッジのあるスタイルも好きです。この相反する感覚は「キャンディストリッパー」というブランド名にも込められています。"キャンディ"の包み紙を服に例え、脱ぐことを"ストリッパー"とかけているのですが、口に含んだキャンディがいろんな味に変化するという意味の"キャンディ"、芯の強い女性をイメージした"ストリッパー"。その2つの要素が含まれたものがキャンディストリッパーの女性像のイメージです。コンセプトである“NO RULE,NO GENRE,NO AGE”同様、エイジレスに、自由に自分の好きなスタイルを楽しんで欲しいです。二階堂:そして、今回のコラボレーションは沖縄のカルチャーと、よしえさんたちが原宿で作ってきたファッションカルチャーとのコラボレーションでもあるなと感じています。--今日は、デニムのボンテージジャンプスーツの裾をロールアップしてクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)のポインテッドハイヒールをスタイリングされていますね。今回は「ユニセックス」というのもテーマの一つと伺っているのですが、スタイリングのポイントを教えてください。二階堂:メンズライクな洋服を着る時でも、必ずどこかに女性らしいものも取り入れたいと思っています。例えば、インナーにキャミソールを合わせるとか。メンズのシンプルな洋服にはスタイリング次第で表情が変わる可能性があるなと。女性のために作られた服は、女性がきれいに見えるようにと考えられて作られているから、誰がみても女性らしくなる。でも、作業着というか、働く男のための服であるスカジャンやデニムのつなぎを、どうやったら女性らしく着られるかというところに惹かれます。凄く挑戦的ですが、女性だからこそ出来るメンズの洋服の着こなし方があると思います。板橋:そういった感覚が、キャンディストリッパーのブランドコンセプトと共通する部分があると思います。ふみさんのこのコラボレーションへの熱意に、私もスタッフも皆心動かされて、士気が高まると同時に、ふみさんが本当に満足がいくものを、という気持ちで、ひとつひとつディテールやシルエットにもこだわって制作しました。後半は、ファッションと映画の共通項、そして未来に向けて思うことを伺いました。2/2に続く。
2015年09月07日室生犀星の晩年の小説を、二階堂ふみ&大杉蓮主演で映画化する『蜜のあわれ』。このほど、本作に女優の真木よう子が出演していることが明らかとなった。自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。ふたりはかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚…。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木よう子)が現れて…。徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星の小説「蜜のあはれ」を、『生きてるものはいないのか』『ソレダケ/that’s it』の石井岳龍が監督を務め実写映画化する本作。すでに発表済みのキャストとして、妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子に二階堂さん、赤子と共に暮らす老作家に大杉さんが配役され、その独特の世界観の映像化が期待されている。このほど真木さんの配役が決定したのは、大杉さん演じる老作家の過去の女である怪しげな幽霊・田村ゆり子役。二階堂さんと大杉さんがそれぞれ演じる“金魚”と老作家、そして真木さん演じる“幽霊”との三角関係が展開されるようだ。今回の出演に際して真木さんは、「今回演じたのは幽霊役なんですが、監督からは『感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死の狭間を演じてほしい』と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑)。だからこそ役者としてはやりがいがあって、今まで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」と、幽霊役を演じるやりがいについて語っている。さらに石井監督は、「この役はとても難しかったと思います。幽霊だけど普通に見えるし、でもやっぱり幽霊だし、ギャグなのかシリアスなのかよくわからないオフビートな会話もたくさんあるし。私的も、どう演出したらベストなのか迷った時もありましたが、ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でお茶目な面もあり、最終的に繋がってみると、ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでしたね」と、真木さんの演技に賛辞を送っている。映像化が困難ともいわれた室生犀星の超現実主義的小説を実写化する本作は、室生氏の地元である石川県金沢市・加賀市を中心に富山県でもロケを敢行。二階堂さんの“金魚”と真木さんの“幽霊”がどんな世界観を作り出しているのか、大いに期待がかかる。『蜜のあわれ』は2016年公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日ディズニー・アニメーション・スタジオ初の短編映画傑作集として、2014年に社会現象を巻き起こした大ヒット作『アナと雪の女王』の“その後”や、アカデミー賞受賞作品など12作の短編を収録する『ディズニー・ショートフィルム・コレクション』。その発売を記念して、本作に収められている『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』のプロデューサー、エイミー・スクリブナーの貴重なインタビューが到着。最新作の見どころや誕生秘話はもちろん、ウォルト・ディズニーの存在やショートフィルムの醍醐味を明かしてくれた。今回発売される『ディズニー・ショートフィルム・コレクション』は、『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』を始め、『紙ひこうき』『愛犬とごちそう』といったアカデミー賞受賞作や、『ロレンゾ』『小さな時計』などの初収録作を含む、1999年以降に製作されたディズニーの短編がぎゅっと詰まった、まさに傑作選。世界中のファンが待ち望んでいた大ヒット作の“その後”を描いた『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』のアイディアが生まれた経緯を、プロデューサーのスクリブナー氏は次のように明かす。「『アナと雪の女王』では、映画の最後でアナとエルサが絆を取り戻します。続編ではそこに焦点を当てた物語を作り、さらにエルサのユーモラスな面も見せたいと思いました。そして『エルサが、アナの誕生日を特別な日にすると宣言する、でも……』という物語を思いつきました。エルサがクシャミをするたびに小さな雪だるまの赤ちゃん(スノーギース)が生まれるというアイディアは、物語を考えていく段階に生まれたもので、これが浮かんだ瞬間、みんなゾクゾクしました!」。愛らしく、生き生きとした小さなスノーギースは、最新作に初めて登場した新キャラクターだ。「風邪をひいたエルサがクシャミをするたびにスノーギースが生まれていくシーンは見る人を驚かせ、喜ばせると思います。スノーギースは全編で活躍します」と、“彼ら”の見どころを語るスクリブナー氏。「音楽と歌も実に楽しいです!エルサのユーモラスな面が見られるのも嬉しいです。最後のボタンのシーンも大好きですが、ネタバレになるので、これ以上は言えません!」と、意味深な発言も?また、記録的大ヒット作の続編には、世界中から大きな期待が寄せられたはずだが、「親しい仲間とまた一緒に大好きなキャラクターの作品が創れることが嬉しくて、ただ良い作品を作ることに集中していたので、プレッシャーはなかったと思います。全員が最高に楽しみながら創った作品です」と、製作過程をふり返って語る。そんなスクリブナー氏にとって、「ウォルト・ディズニーとは?」と尋ねると、「私はウォルト・ディズニーとともに育ちました。日曜日の夜に必ず見ていたTV番組『The Wonderful World of Disney』のことを、いまでも覚えています」と言う。「ディズニーは、エンターテイメントとユーモアを見事に取り入れた素晴らしいストーリー・テラーであるだけでなく、誠実さがあります。このDNAはいまもディズニー・スタジオに引き継がれています。パークにも、ディズニーが出版する書籍、ディズニー映画の全てに共通する“本物であること”と“誠実であること”は、いまも私たちが必要としているものです。私が20年間、ディズニー・スタジオで働いているのはこのためです」と、真摯に明かすスクリブナー氏。最後に、その“DNA”が受け継がれた『ディズニー・ショートフィルム・コレクション』を楽しみにしているファンに、「今回のブルーレイ/DVD/デジタル配信に収められているショートフィルムの多様性と創造性を楽しんでください!ディズニー・アニメーションの素晴らしい歴史と未来が見えてくるはずです」と、自信を込めてメッセージを送ってくれた。『ディズニー・ショートフィルム・コレクション』ブルーレイ+DVDは8月26日(水)より発売(※デジタル配信は同時開始)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日「キャラクター・ボーカル・シリーズ01」より、ひときわ異彩を放つキャラクター「ミクダヨー」が「雪ミクダヨー」として、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年12月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は2,963円(税別)。『ねんどろいど 雪ミクダヨー』は、おなじみのぺらぺらツインテールに繊細な雪の結晶の模様が施されており、オプションパーツには寒い冬にピッタリの「おでん」とミクダヨーも大満足の「寿司(トロサーモン)」パーツが付属。さらに北海道・新千歳空港「雪ミクスカイタウン」アイテムの「雪ミクキャラメル」や札幌“MIRAI.ST cafe(ミライスト・カフェ)の人気メニューをイメージした「標茶(しべちゃ)産 幻のブラウンスイス牛 プレミアムソフトクリームを使用したトリプルベリーパフェ」も同梱されるという豪華仕様に。美味しい物をたくさん持った幸せいっぱいの雪ミクダヨーのフィギュアに仕上がっている。商品価格は2,963円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年9月9日21:00。商品の発送は2015年12月。本商品は「GOOD SMILE ONLINESHOP」のほか、「雪ミク スカイタウン」とMIRAI.ST cafe(ミライスト・カフェ)でも2015年12月に、数量限定で発売される。(C)CFM/SEGA/GSC
2015年08月14日女優の二階堂ふみが8月6日(木)、都内で行われた主演作『この国の空』公開記念トークイベントに出席。戦時下を生きる19歳の主人公を演じ、「再び戦争を起こさないために、映画を通して、平和な日本と向き合い、考えてもらえれば」と思いを語った。芥川賞作家・高井有一による「谷崎潤一郎賞」受賞の同名小説を脚本家の荒井晴彦が映画化。二階堂さん演じる主人公・里子が「私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか…」と空襲におびえながら、それでも懸命に生き抜き、ある男性との出会いを機に、少女から女へと開花する姿を描いた。イベントには里子の母親を演じる女優の工藤夕貴、そして70年前、原爆が広島に投下された8月6日に東京大空襲でご家族6名を亡くし、孤児となった戦争体験者の海老名香葉子さんが出席した。工藤さんは、いまの二階堂さんと同じ歳のとき、東京大空襲を描いた『戦争と青春』(今井正監督)に出演しており、「時がめぐって、20歳くらいの子どもを抱える母親を演じるのは感慨深い」としみじみ。「戦争経験はないが、撮影当時に今井先生から教わったことが、今回の土台になった」と語った。一方、海老名さんは「戦争映画ではあるが、文芸作品のような印象を持った。戦時下の人の情や気持ち、生き方を描いている」と本作を評し、二階堂さんの“東京弁”を「きれいな言葉づかいで良かったですよ」と絶賛。「私が味わった悲しみや苦しみを、いまを生きる人々に経験させたくない。二度と戦争を起こさないように」と戦争体験を語り継ぐ強い思いを示していた。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この国の空 2015年8月8日よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開(C) 2015「この国の空」製作委員会
2015年08月06日終戦70年を迎えるこの夏、「あの戦争」を見つめ直す大小さまざまな日本映画が公開されている。女優・二階堂ふみが主演する『この国の空』(荒井晴彦監督)もそのひとつ。沖縄生まれの二階堂さんが「こういう作品に出演したかった」と語る本作にこめた思いとは?二階堂さんが演じるのは、空襲におびえながら「結婚もできないまま、死んでいくのだろうか」という不安を抱える19歳のヒロイン・里子。妻子を疎開させた隣家の銀行支店長・市毛(長谷川博己)との心揺れる関係性を通して、はかなげな少女の憂いと葛藤、青春を奪われた悲壮感、そして「それでも生き抜いてやる」という力強さを演じきった。役作りを支えたのは、「すべての答えがそこにあった」という荒井監督によるシナリオだった。「美しい言葉がたくさんあったので、それを映像の中で生かしたいなと思って。成瀬(巳喜男)監督、小津(安二郎)監督の作品を参考に、日本語が美しく聞き取れるセリフまわしを意識しました。具体的には鼻濁音を入れたり、声質を変えたり…。現代的なしゃべり方ではセリフひとつも印象が変わってしまうので、そのあたりは徹底して役作りしましたね。当時の女性が歯を食いしばって生きている、重みや説得力を表現したかったですし」戦争に翻ろうされた男女が織りなすラブストーリー。『この国の空』を端的に説明すれば、こんなフレーズになるだろう。しかし、二階堂さんは「これは恋ではない」と断言する。「相手には妻子がいるし、頭ではダメだと理解しても、心と体の歯止めが利かない。ただ、市毛という男性に惹かれたというよりは、戦争の恐怖に押しつぶされそうな里子のなかで、本能的なものが動き出して…。実はふたりは全然違った方向を向いている男女なんです」。10代前半でも20代後半でもなく、19歳の少女がひとりの女へと開花する瞬間をとらえた本作。二階堂さん自身も本作の撮影中に、20歳の誕生日を迎えており、戦時下を生きるヒロインでありながら「役作りはしつつも、最後は等身大であることが一番大事だと思った」とふり返る。「里子と同じで、現場ではひとりで戦わないといけないという孤独感がありましたし、ひとりで戦った結果がスクリーンに焼き付いた。戦って良かった。そう思います」沖縄出身の二階堂さんは、「以前から戦争を題材にした映画に出演したかった」といい、「歴史をふり返ったとき、なぜあの時代に日本が戦争に向かってしまったのか。そして人々が何を感じ、考えていたのかを広い視野で考える必要があるなと思っていたので。祖父母が戦争を経験したという事実も、私にとっては大きなこと。受け継がなければいけない言葉や物語があり、それを見た人に実感してほしい」と凛としたまなざしで語った。ここ数年、年3作品のペースで出演作が公開される「映画に愛された女優」二階堂さん。同時に熱心な映画ファンとしても知られている。「映画の魅力は、いろんな形の感動があることですね。涙の感動、笑う感動、『なんだこれは』という感動…。私自身、それを求めて映画館に足を運んでいます。いい映画の条件ですか?私にとっては子どものような純粋な気持ちになれる作品、かな。すごい映画の作り手は、まるで魔法使いに思えますね」いつ見ても感動するという『アダムズ・ファミリー』。戦争映画では『戦場のピアニスト』をお気に入りに挙げて「敵同士であっても、やはり同じ人間なんだと思わせるラストシーンが忘れられない」。ちなみに昨年のベストワンは『グランド・ブダペスト・ホテル』なのだとか。「女優になったことで、映画のいろいろな見方ができるようになりました。要はいかに心が動いたか。たとえ荒削りであっても、力強さがあれば、映画として魅力的ですよね」(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:この国の空 2015年8月8日よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開(C) 2015「この国の空」製作委員会
2015年08月05日女優の二階堂ふみが16日、都内で行われた映画『この国の空』の完成披露試写会の舞台挨拶に、共演者の長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、メガホンを取った荒井晴彦監督とともに登壇した。映画『この国の空』は、芥川賞作家の高井有一氏による同名小説を、脚本家の荒井氏が18年ぶりに監督に挑んだ一作で、戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖のなかで懸命に生きる人々を丹念に描いた人間ドラマ。主演の里子を演じた二階堂は「戦後70年という節目でこの映画を作ることができて、皆さんにお披露目できるということで、今とても胸にくるものがあります。この映画を見て色々なことを感じていただければうれしいです」とあいさつした。さらに、脚本を読んだ感想を聞かれると「中学生のときに『わたしが一番きれいだったとき』という茨木のり子先生の詩を国語の教科書で読んで、ものすごく肌で実感した作品だったので、自分が戦争を題材に扱った映画に出る際は、こういう肌で感じるものをやりたいなと思っていました」と胸の内を語り、「今回の本を読ませていただいたときに、茨木先生の詩がすぐに頭に浮かんで、ぜひやりたいと思って、監督に初めてお会いしたときに、監督も茨木先生の詩のことをおっしゃっていて、そこでつながった気がしました」と運命を感じたことを明かした。また、今回の役を演じて、一番心に残った点について二階堂は「(戦争について)改めて考えたり感じたりすることが多かったんですけど、やはり忘れないということであったり、作り続けることであったり、私は戦争を知らない世代ですけど、体験をした方から話を聞いて感じて、伝えていくということをやっていかなければなと、すごく感じました」としみじみ語った。そんな二階堂と3年ぶりに共演した長谷川は、「初めて共演したときもすごい女優だなと思って、自分が10代のときってこんなことできなかったと落ち込んだんですけど、すっかり大人っぽくなって、その成長の過程が見られて、何か不思議な感じです(笑)」と照れ笑いを浮かべ、工藤は「ふみちゃんはすごく前向きな女優さんで、今どきに珍しくいい意味でガツガツしている女優さんなので、初日から英語で話すことになって、もんぺ姿で英語でしゃべっていました。でもそこですごく親しくなれたので、やりやすくて楽しい現場になりました」と印象を語った。映画「この国の空」は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。
2015年07月17日終戦70周年を記念し製作された『この国の空』の完成披露試写会が7月16日(木)、都内で行われ、主演の二階堂ふみをはじめ、長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、荒井晴彦監督が登壇した。園子温監督の『地獄でなぜ悪い』以来2度目の共演となった二階堂さんと長谷川さん。本作では戦時下で思いを寄せ合う、19歳のヒロインと妻子ある年上男性を演じており、長谷川さんは「ふみちゃんはすっかり大人っぽくなっていて…。成長の過程を見られた喜び、というか勉強?になりました」とドギマギ?一方、二階堂さんは「私にとっては仲のいいお兄ちゃん。今回も(演技を)たくさん引き出していただいた」と涼しい表情だった。芥川賞作家・高井有一による「谷崎潤一郎賞」受賞の同名小説を原作に、19歳の里子が「私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか…」と空襲におびえながら、それでも懸命に生き抜き、ある男性との出会いを機に、少女から女へと開花する姿を描いた。沖縄出身の二階堂さんにとって、戦争映画への出演は念願だったと言い、「(終戦)70年という節目に作られたこの映画を、こうしてお披露目できて、胸に来るものがありますね」と感無量の面持ち。約18年ぶりのメガホンとなった荒井監督は、「知り合いの阪本順治監督から『荒井さんは、この国の上の空でしょ?』って言われるけど、いまこの国の上の空は、安倍晋三じゃないですか」と痛烈に批判していた。里子の母親を演じる工藤さんは、「誰も死なない、誰も血を流さない。不思議な戦争映画ですが、見終わると、熱い気持ちが沸き上がる」とアピール。里子の叔母に扮した富田さんも「戦争映画なのに、艶っぽさを感じさせる。もちろん、やっぱり戦争はいかんぞとも思わせる」と話していた。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日演技派女優・二階堂ふみと長谷川博己を主演に迎え、芥川賞作家・高井有一の同名小説を基に映画化した『この国の空』。いままで戦地に赴く男たちを描いた作品が数多く公開されてきたが、本作では戦時中の日常を生き抜く女たちが登場する。愛を知らない少女、娘を見守る母、家族を亡くした叔母…シネマカフェではそれぞれの生き様に注目した。昭和20年、終戦間近の東京。19歳の里子は母親と杉並区の住宅地に暮らしている。度重なる空襲に怯え、雨が降ると雨水が流れ込んでくる防空壕、日に日に物価は高くなり、まともな食べ物も口には出来ないが、健気に生活している。日に日に戦況が悪化していくなか、里子は男性と結ばれることなく、戦争で死んでいくのだろうか。その不安を抱えながら、市毛の身の回りの世話をすることがだんだん喜びとなり、そしていつしか里子の中の「女」が目覚めていくのだが――。本作は市川由衣&池松壮亮主演の『海を感じる時』で脚本を手掛けた荒井晴彦が18年ぶりに監督を務める渾身作。主演の二階堂さんが演じるのは、19歳の少女・里子。戦況が悪化する中、愛も男も知らぬまま、時代に飲まれてしまうのではないかと不安な日々を過ごしていくが、隣家に住む妻子持ちの市毛(長谷川博己)に心を傾けてゆく。「私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか…」この不安も市毛といる時間は忘れることができるのだ。そんな里子を見守る母親・蔦枝(工藤夕貴)は、結核で主人を亡くし、娘とふたり身を寄せ合って暮らしている。愛も知らずに死んでいくよりは、それがたとえ許されぬ恋だと分かっていても目をつぶるしかないと、“女”の顔をみせていく娘を見守る。娘への複雑な感情を吐露するシーンでは、「市毛さんに気を許しては駄目よ。普段のときだったら、許しはしない。でもいまはこんな時代で、あなたの近くには、市毛さんしかいないんですものね…」と感情で動く里子を想ったセリフも。そして横浜で空襲に遭い、命からがら杉並に逃げて来る叔母・瑞枝(富田靖子)。家族を戦争で亡くした彼女は、母娘のもとに身を寄せる。戦争へ恐れを抱き、絶望しても、生きて行こうとする生命力が強く感じられる女性だ。それぞれ3人の女性について荒井監督は「もちろん満足のいく形ではないけれど、戦争中だって衣食住があり、そして、男女がいればセックスだってしたんです。いままでの戦争映画では、そういう人間の姿が描かれてこなかった。男は死ななくてよかったと歓び、妻子が帰ってくる、と唇を噛むこの映画の主人公・里子のうれしくない戦後に重ねて、私たちの戦後が問えるのではと思った」とコメントを寄せている。また、本作のエンドロールで流れるのは、二階堂さんが朗読する茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」。二階堂さん自身、本作の脚本を初めて読んだときに、この詩が思い浮かんだとのこと。あの時代を生きた少女たちが何を考えていたのか。二階堂さんの声からあふれる想いを劇場で感じてみて。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日女優の二階堂ふみが、文豪・室生犀星の最晩年の小説を原作にした映画『蜜のあわれ』(2016年公開)で主演を務めることが8日、明らかになった。本作の原作は、室生が1959年に発表した同名小説。物語は、室生の理想の女性の結晶とも言われ、実は正体が金魚であるという少女・赤子と老作家との会話で構成されている。劇中では、妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子を二階堂が熱演。赤子と共に暮らす老作家を大杉漣が怪しげに演じる。原作を高校時代に読んだという二階堂は、「映画化するなら絶対に自分がこの赤子という役をやりたいなと思ってました」と念願がかなった模様。さらに、「私はあの頃の時代の小説のフェチズムがすごく強調されているところがとても好きなんです。ロリータコンプレックス的な要素や女性に対しての憧れであったりとか、色んなものが入り交じっていて」と、自身の文学観を披露する。金魚が正体である少女を演じることについては、「金魚ってこういう動きするかな…と手探りでやる作業がとても楽しかったです」と振り返りつつ、「人間以外の役をやるのは猫、狸に続いて、実は3回目なんですが、意外と人間以外もいけるな、と思いました」と手応えをつかんだようだ。メガホンをとった石井岳龍監督は、「今回は以前からお仕事をしたかったけどかなわなかった初めての方々とたくさんご一緒でき、緊張もしましたが同時に大きな喜びでもありました」と撮影の充実ぶりを語るとともに、「本格文芸ドラマにファンタジー、エロス、ミュージカル要素なども盛り込まれ、それが目を見張る映像と美術世界の中に描かれます。見どころ満載の、おかしくて切なくていとしい至福の作品になると思います」と自信をのぞかせた。撮影は、石井監督と数々の作品を共にし、近年では『悪人』(2010年)、『大鹿村騒動記』(2011年)、『許されざる者』(2013年)など話題作を手がけたカメラマン・笠松則通氏が担当。ロケは室生の地元である富山県・金沢市を中心に行われた。
2015年07月08日徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星が、晩年の1959年に発表した小説「蜜のあはれ」の映画化がこのたび決定し、二階堂ふみ、大杉漣が出演することが明らかになった。詩人として大正期の詩壇を牽引し、昭和期には「幼年時代」「あにいもうと」「杏っ子」などの名作小説を発表しつつも、随筆、童話、俳句と多岐のジャンルに渡って作品を発表した室生犀星。今回映画化が決定した小説「蜜のあはれ」は、室生氏の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子と老作家との会話で構成された、超現実主義的小説である。今回の映画化にあたって監督を務めるのは、『狂い咲サンダーロード』『逆噴射家族』などジャンルを超越した強烈な世界観で熱狂的な支持を受け、今年『ソレダケ/that’s it』が公開された石井岳龍。撮影を、石井監督と数々の作品を共にし、近年では『悪人』『許されざる者』などを担当する日本を代表する名カメラマンの笠松則通が務め、石井監督との20年ぶりのタッグが実現した。今作の監督を務めるにあたって石井監督は「金魚や幽霊と小説家がこんなに活き活きと会話をし続けるお話が面白くないはずがないです。見どころ満載の、おかしくて切なくて愛しい至福の作品になると思います」と、本作の仕上がりへの自信を見せた。金魚の姿を持つ妖艶な美しさを兼ねそろえた魅惑的な少女・赤子を演じる二階堂さんは、「原作を初めて読んだ高校生のときから、映画化するなら絶対に自分がこの赤子という役をやりたいなと思ってました。私はあの頃の時代の小説のフェチズムがすごく強調されているところがとても好きなんです。ロリータコンプレックス的な要素や女性に対しての憧れであったりとか、色んなものが入り混じっていて。今回の私が演じた赤子はすこし自分自身が子供にかえっているような気がしています。人間以外の役をやるのは猫、狸に続いて、実は3回目なんですが、意外と人間以外もいけるな、と思いました(笑)」と、異色の役どころに挑んだ感想を語っている。赤子と共に暮らす老作家を演じた大杉さんは、「老いゆく作家の儚さ 切なさ 可笑しみ そして あわれ!そんな人物像に愛おしさを強く感じました。室生犀星のリアルな言葉に老いてなお枯れることのない “残酷な蜜“ を味わっていただければ嬉しい限りです」と本作への思い入れを口にした。石井監督自ら、文芸ドラマにファンタジー、エロス、ミュージカル要素が盛り込まれていると語る本作。二階堂さんの妖艶な演技にも大きな注目が集まりそうだ。『蜜のあはれ』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)に、大ヒット映画『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズン・ビレッジ」が登場した。8月30日までの期間限定で展開する。「フローズン・フェスティバル・ショー」は、アナとエルサ、クリストフが登場するスペシャル・ミュージカルパフォーマンス・ショー。人気ナンバー「雪だるまつくろう」「とびらを開けて」「あこがれの夏」などを、アナやエルサとともに歌うことができる。フィナーレは雪が舞う中、主題歌「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」で締めくくる。「フローズン・フェスティバル・スクエア」は雪遊びを楽しめるゾーン。エルサの魔法で作られた雪山をそりに乗って滑り下りる「オラフのアイス・スライド」や、雪男マシュマロウとスノーボールで戦うゲームなどを用意する。スヴェンと写真撮影ができる3Dフォト・ロケーションも設置。オラフのミート&グリートも行う。オーケンズ・トレーディング・ポストでは、『アナと雪の女王』をテーマにしたフードやドリンクを提供する。「オラフのレモンタルト」(HK$45)や「オラフのカップケーキ」(HK$45) 、「フローズン・ポップコーン・バケツ」(HK$120) などを用意。何度も使えるタンブラーに入った「フローズン・スラッシュ・タンブラー」(HK$68~)も販売する。そのほか、「オラフのコスチューム」(HK$338) や「アナとエルサのスリッパ」(HK$88) 、「アナとエルサのぬいぐるみ」(各HK$258) などのグッズも販売。スヴェンのグッズも初登場するという。また、ファンタジーランド・眠れる森の美女の城では、アナとエルサのロイヤル・プロセッション(行進)を行う。ディズニー・プリンセスのコスチューム、もしくは王子のようなコスチューム着用した子ども(3~12歳)は、プロセッションに参加が可能。参加には事前に配布するフローズン・プロセッションのインビテーションが必要となる。ファンタジーランド・ロイヤルバンケットホール横では、「アナとエルサのミート&グリート」も実施する。クリストフのミーティン グ・スポットも近日登場予定とのこと。リザーベション・パスを取得すると、並ばずにミート&グリートに参加できるという。さらに「アニメーション・アカデミー オラフのデッサン」は、メインストリートUSA・アニメーション・アカデミーで行う。アナと雪の女王の雰囲気の中で、オラフのデッサンを描くことができる。(C)Disney
2015年07月02日宝塚歌劇雪組公演『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』の制作発表が6月10日、都内にて行われ、雪組トップスター早霧せいな、トップ娘役咲妃みゆ、望海風斗らが意気込みを語った。宝塚歌劇雪組 チケット情報今年正月に『ルパン三世』の舞台化で話題をさらった、新トップ早霧率いる雪組。今作は、新体制となった雪組の2作目の公演となる。宝塚の王道とも言うべきミュージカルとショーの2本立てスタイルだが、前半の『星逢一夜』は2013年の初演出作『月雲の皇子』が大きな評判を呼んだ期待の新人・上田久美子の大劇場デビュー作。江戸中期の九州、とある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の息子と身分なき娘との恋を哀切に描き出す物語だ。上田は「早霧、咲妃、望海という中心の3人が皆、芝居巧者と言われる役者たち。特に内面的なものが素晴らしい。この3人なら思い切ってシンプルな日本物に挑戦したいと思った。日本物でしか出来ない情の深い世界や、日本人独特の義理と人情の間で揺れ動く激しい葛藤、そういったものをお見せしていけたら」と話す。この日の会見では早霧、咲妃、望海が『星逢一夜』のパフォーマンスを披露。約10分の芝居仕立ての充実のパフォーマンスで、美しくも切ない世界の一端を報道陣にアピールした。「最初に台本を読んだ瞬間から、この作品の持つパワーをとても感じました。自分自身が感動して、この作品を絶対良くしたいという気持ちが生まれたので、それをお客さまに伝えていきたい」と早霧。咲妃も「セットも音楽もすべて魅力的。その魅力のすべてをお客さまに余すことなくお届けできたら」、望海も「すごく綺麗な物語だと思った。その中に心を動かされるものがあり、最後になぜか懐かしさが残る作品」と語り、意気込み充分だ。一方、ショー『La Esmeralda』はヨーロッパラテンがテーマ。演出を手掛ける齋藤吉正は「今の雪組の充実、華やかさ、高いスキルを皆様にご覧頂きたい。宝塚の5組の中でも、早霧・咲妃・望海の雪組は宝塚が誇る魅力的なトリデンテ(3トップ)。早霧のショーの代名詞になるような作品を目指したい」と力強く語った。芝居とショー、まったくタイプの異なる2作で、現在の雪組の魅力を多角的に味わえそうだが、早霧も「この2本立ては一度で二度美味しい。普段はあまり自信がないタイプなのですが、これだけは自信があります(笑)。お客さまにもお芝居では心を動かしていただいて、ショーでは身体を動かしていただいて、私たちとともに楽しんでほしい」と話した。公演は7月17日(金)から8月17日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、9月4日(金)から10月11日(日)まで東京宝塚劇場にて。チケットは兵庫公演が6月13日(土)、東京公演が8月2日(日)に一般発売を開始する。
2015年06月11日世界中のラブストーリーの原点にして頂点『シンデレラ』と同時上映される『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』。先日『アナと雪の女王』の続編製作も発表され、まだまだ“『アナ雪』熱”が冷めやらぬ中、以前予告編内でお披露目された新キャラクターの名前が“スノーギース”だと明かされた。本作は、大ヒットした『アナと雪の女王』のその後を描いた物語。アナの誕生日のために、エルサとクリストフは、これまでで最高の誕生祝いをしようと張り切って計画するが、風邪をひいてしまったエルサは魔法の力を普段のように使えなくなり、パーティーは思わぬ展開になってしまう、というストーリーだ。先日解禁された予告編で、すでにその姿を現していた新キャラクターとは、小さな雪だるまたち。その名を“スノーギース”といい、風邪を引いたエルサがくしゃみをするたびに生まれてくるというユニークな設定となっている。予告編では後半に登場し、大量のスノーギースが雪だるまのオラフと一緒になってアナの誕生日を祝っている姿がみられる。『アナと雪の女王』のオラフは、アナやエルサに負けないくらいの大人気キャラクターだが、同じように、ほかの多くのディズニー作品でも、主役級のキャラクターと同じか、時にはそれ以上に人気を集める名脇役たちが誕生している。『アラジン』のジーニーや、『ピーターパン』のティンカー・ベル、『ピノキオ』のジミニー・クリケットらは、いまなお世界中で愛されている。そんな愛され名脇役・オラフが、本作では新キャラクターのスノーギースたちの可愛さに夢中になるほほえましいエピソードも描かれるようだ。可愛いオラフが、さらに可愛がるスノーギースたちの活躍は、ぜひ劇場で確かめてほしい。今回の同時上映は『アナと雪の女王』で描かれた、ため息が出るほどの映像美と、『シンデレラ』で描き出される煌びやかで美しい世界が一度に堪能できるというこの上ない豪華な組み合わせ。新たな名作の誕生に期待が高まる。実写版『シンデレラ』同時上映:短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』 は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日二階堂ふみ、野村周平、成海璃子、渡辺大知(黒猫チェルシー)、片平里菜がサントリーチューハイ「ほろよい」の新CMに出演することが発表され、3月16日(月)に行われた会見に出席した。昨年、二十歳の誕生日を迎えて大人の仲間入りをした二階堂さんだが、お酒のCM出演はこれが初めて。しかも二階堂さんの故郷である沖縄で撮影が行なわれた。二階堂さんは「大人の仲間入りをしてすぐに素敵なCMに出ることができて嬉しい」と笑顔を見せる。沖縄と言えば、泡盛などのアルコールの強いお酒も有名だが、二階堂さんは「お酒初心者です(笑)」とのことで、飲み過ぎたりしたことはないようだが「最近、母が東京に遊びに来て、改めてウチで一緒に飲んで、母との距離が縮まった気がします。高校の友達と飲んだりすると、いままでと違う距離感になれて良かったりする」とお酒がコミュニケーションの良い材料になっているよう。お酒を飲むと「自分ではよく分からないけど、楽しくなってニコニコしているみたいです(笑)」と明かした。キリリとした表情が印象的な成海さんも、お酒を飲むと「楽しくなって顔がゆるんでると思う(笑)」と意外な一面を明かす。元々、お酒を飲むのは「すごく好き!」とのことでお酒のCM出演に笑顔を見せた。野村さんは一昨年に二十歳を迎えたが「お酒のCMに出るのはひとつの目標だった」と明かす。酔うとわりとすぐに寝てしまうようで「家で『ほろよい』を2本飲んだら寝ちゃいますね(笑)」とも。CMの撮影では沖縄でみんなで結構飲んだのでは?という問いに一同「ほろよいです(笑)!」と語っていた。CM中には歌を歌う姿も見られるが、歌を本業とする渡辺さんと片平さんから見て、俳優陣3人の歌の腕前は?という問いに二階堂さん、野村さん、成海さんは戦々恐々…。渡辺さんは「みんな素晴らしくて僕の方がタジタジでしたが、面白かったのは野村くん。歌うと手が指揮者のように動き、表現者という感じがした」と語る。片平さんは一番手で歌ったそうだが「私が手こずって、みんなの方がスイスイと進んですごいなと思いました!」と称賛を口にした。新CMは3月17日(火)より放送開始。なお、夏の新CMに出演する“6人目”のメンバーをセルフィー(自撮り写真)による公募で募集するキャンペーンが行われることも発表された。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日今月15日に2冊同時発売される、映画『アナと雪の女王』のその後の話を描いた初の長編小説『アナと雪の女王愛されるエルサ女王』と『アナと雪の女王失われたアナの記憶』の一部が9日、初公開された。映画の最後では、妹アナとの絆を取り戻し、魔法も制御できるようになったエルサ。その後を描いた2冊の小説には、アナとエルサに加え、雪だるまのオラフ、アナの恋人クリストフ、トナカイのスヴェンなども登場する。また、映画に登場した場所やアイテムなども再び登場し、描き下ろしの挿絵からも作品の世界に入り込むことができる。第1巻『愛されるエルサ女王』は、氷で閉ざされていたアレンデール国に夏が戻り、姉妹の楽しい日々を描いた作品。アナは、エルサを積極的にアレンデール国のさまざまな場所へ連れ出すようになり、その先で出会う人とのふれあいの中で、国民たちはエルサの優しさに気付き、エルサもまた、人々の力になれる立派な女王になりたいと思う。そんなある日、2人は、オラフ、クリストフ、スヴェンと一緒に「こおれるみずうみ」へ。ところが、オラフがとんでもないトラブルを引き起こし、だれもが落胆する中、エルサは「わたしの力なら、なんとかできるかもしれない…!」とひらめく―-。一方、第2巻『失われたアナの記憶』では、映画の中で消されてしまった幼い頃の記憶を取り戻そうとするアナを描く。長い間エルサと離れていたアナは、エルサと楽しく暮らせている今がとてもうれしく、小さい頃に2人で遊んだことを思い出すだけで幸せな気分になれた。ところが、昔のことが細かく思い出せず、覚えているのは、雪と笑い声だけ。実は、アナに当たったエルサの魔法をトロールが取り除く際に、楽しい思い出だけを残して、エルサの魔法についての記憶は全て消してしまったのだ。そんなことは知らないアナは、記憶を取り戻すことを心に決める。そして、森を歩くアナの前に岩が転がってきて、その岩がまさかのトロールで――。4月25日には、実写版『シンデレラ』との同時上映で、短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』が公開を迎える。短編も『アナと雪の女王』のその後を描いた物語で、エルサとクリストフが企画するアナの誕生日パーティーがテーマとなっている。(C)Disney発行:KADOKAWA
2015年03月09日「関ジャニ∞」の渋谷すばるを主演に迎えて贈る『味園ユニバース』。大阪を舞台に描かれた本作のヒロインを、『ヒミズ』『私の男』など海外でも高い評価を受けている二階堂ふみが好演するが、この度、二階堂さんの可愛すぎる関西弁を披露する特別映像が公開された。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに、若い男(渋谷すばる)が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声!若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った「赤犬」マネージャーのカスミ(二階堂ふみ)は、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があり…。本作は、歌うこと以外の記憶を失った男“ポチ男”が、バンドやカスミとの出会いをきっかけに、過去の記憶と向き合い、自らを見つめ直す姿を描いた人間ドラマ。『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティあふれる青春を描く山下敦弘監督がメガホンをとる。今回公開された映像は、「赤犬」メンバーとカスミがライブの打ち合わせをするなか、遅れてやってきたボーカルのタカアキが、全治二か月の交通事故にあうことで、ポチ男をメンバーとして迎えようとするシーン。その中には、「はよ、曲決めてよ」「え!何!?」「歌え、ポチ男!歌わへんなら飯ぬく」と、二階堂さんのキュートな関西弁が炸裂。実は二階堂さんが関西弁に挑戦したのは本作が初!自身も苦労したと語る関西弁だが、本作をいち早く観た大阪出身のマスコミ関係者からは「まったく違和感がない」という絶賛の声が多数あがっているという。また、表面的に気が強いカスミのキャラクターが伝わる萌えポイントとなるのが、本映像のラストのカスミがタカアキを蹴るシーン。思わず笑ってしまう一幕だ。「赤犬」が笑いをもたらす重要なポジションで出演していることも分かる今回の映像。渋谷さんと二階堂さんに加えて、「赤犬」の絡みでどう笑わせてくれるのか楽しみにしたい。『味園ユニバース』は2月14日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:味園ユニバース 2015年2月14日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2015『味園ユニバース』製作委員会
2015年02月13日●デビュー当時から変わらない職業観同世代の女優の中でも、ひときわ異彩を放っているのが今年成人を迎えたばかりの二階堂ふみ。2009年に『ガマの油』でスクリーンデビューを飾って以降、毎年数本の映画に出演しているが、特に昨年は『ほとりの朔子』『私の男』『渇き。』『日々ロック』とそれまででは最多となる4作に出演するなど、周囲からの期待と注目は年々高まっている。そんな彼女にとって今年初めて公開される出演作が、大阪・味園を舞台に描かれる『味園ユニバース』(2月14日公開)。二階堂演じるバンドマネージャー・カスミは、記憶を失った男(関ジャニ∞・渋谷すばる)との出会いを通じて、ある変化を感じはじめる。果たして、二階堂自身にとっての「変化」とは? 本人取材でその一面を垣間見ることができた。その証言者の一人となるのが、同作でメガホンを取った山下敦弘監督。同作の舞台あいさつで「沖縄からわざわざ会いに来てくれて」と今から6年前の出会いをうれしそうに振り返っていた山下監督。昨年、共通の知人の結婚式で2人は再会を果たした。その二次会で、二階堂は「ずっと山下さんの隣で営業していました(笑)」と猛烈アプローチ。同作の出演が決まったのは、そんなきっかけだった。このことについて、二階堂は「一緒にやりたい方は全力で行きます。園(子温)さんがおっしゃっていたんですけど、当たり前のことだと。『その人の現場に行きたい』という監督に対してのアプローチは、誰かを通してやるんじゃなくて、自分でやるのが当たり前のことだと思います」と話す。「私にとっては普通でした」とデビュー当時から変わらないことだそうだが、山下監督の目にも6年前の二階堂は「すごく一生懸命」と映っていた。女優としての変化は予想を上回り、「すごい女優。いろんな引き出しを持っている」「がんばっている姿に感動した」と心技両面の成長を肌で感じたという山下監督。二階堂演じるカスミは、大阪生まれの関西弁であることから、山下監督は「すごく苦労したと思う」と想像していたが、本人にとっては演じること自体が「全部、難しい」と受け止めている。そして、「もちろん、関西弁は難しかったですし、でもそれは標準語が簡単とかそういうことではありません。キャラクターへのアプローチの1つのもの」と冷静に捉える一方、「大阪の人が聞いた時に違和感があったら説得力に欠けてしまうので、そうならないように取り組まなければいけないなとは思いました」という覚悟も。全編大阪ロケで、関西弁が飛び交う現場の雰囲気も”役の説得力”の手助けとなったという。●人生で最も大切なものは?今回の取材は、完成披露舞台あいさつ後に行われた。その日の二階堂は昼のイベントに出席し、夕方からの舞台あいさつ前後には同作の取材。現在放送中のドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)も撮影中のため、相当多忙な日々を送っていると思われるが、「そこは大丈夫です」と語る。「忙しいことはいいことだと思いますし。特別自分が忙しいとは…」と本人にとっては大きな問題ではないようで、「作品に入ってバタバタしたりすることはありますけど、終わったらゆっくりする時間もあります」とリラックスした表情を見せる。映画やドラマの撮影に追われていたことから現役での受験は断念。一浪してまで大学にこだわる芸能人は珍しいが、「入ってみないと分からない場所だったので、それで挑戦してみようかと」という思いによる決断だった。大学に進学してよかったことを聞いたところ、「今はまだ在学中なので、それを客観的に考えられるようになるのは、卒業してからだと思います。しばらく時が過ぎ去ってから」。「その時、その時で全力で取り組まないといけないことばかりなので、そういうふうに見つめ直す時間もあまりありません。それはどの作品に入る時にも言えることなんですが、目の前にあることをただ自分の出せる限りの力で取り組むしかないと思っています」と力強い言葉を残した。2011年の第68回ヴェネツィア国際映画祭で、新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を染谷将太と共に受賞(『ヒミズ』)した二階堂。その後も、数々の映画賞でその名が上がり、昨年の功績が認められて第39回エランドール賞新人賞、そして、第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞(『私の男』)するなど、今では映画界に欠かせない存在となっている。このことについて「うれしいことなのでそれはありがたくいただいて、そういう時はこれからも頑張っていこうという気持ちになります」と素直に喜びながら、「でもそこを意識して作品を取り組んでいるということはありません」と付け加える。「年々、楽しいことが増えていっています。2014年も楽しかったですけど、今年ももっと楽しい良い年にしたいなと思っています。去年は目の前にあることをひたすらやっていました。今年もそういう年になるんじゃないかなと思います」と仕事の向き合い方に変化はないようだが、その言葉からは充実ぶりがにじみ出ている。『味園ユニバース』には、カスミが大切なものを指の本数で表すシーンがある。今の二階堂は、果たして何本の指を立てるのか。「私はカスミとは違って、数え切れないくらいいっぱいあるなと思います(笑)」と数を明かすことはなかったが、その中での一番大切なものを聞いたところ、真っ先にこう答えた。「今も、これまでも、そしてこれからもずっと。一番大切なのは支えてくれている人たちです」。(C)2015「味園ユニバース」製作委員会■プロフィール二階堂ふみ1994年9月21日生まれ。沖縄県出身。12歳の時「沖縄美少女図鑑」に掲載された写真がきっかけとなりスカウトされる。役所広司の初監督作品『ガマの油』(09)でスクリーンデビュー。2011年『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で映画初主演。そのほかの出演作に『ヒミズ』(11)、『指輪をはめたい』(11)、『悪の教典』(12)、『脳男』(13)、『地獄でなぜ悪い』(13)、『四十九日のレシピ』(13)、『ほとりの朔子』(13)、『私の男』(14)、『渇き。』(14)、『日々ロック』(14)など。今年は『味園ユニバース』のほか、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(4月4日)、『この国の空』(夏)の公開を控えている。
2015年02月13日12月に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開が控えるスター・ウォーズの大雪像が第66回さっぽろ雪まつりで公開され、シリーズの人気キャラクター、ダース・ベイダーがオープニングセレモニーに登場した。その他の写真雪像は高さ15メートル、幅22.6メ-トル、奥行き20メートルの巨大なもので、5トントラック700台分の雪を使い、2000人もの人々が約1か月を投じて作り上げたものだ。オープニングセレモニーはマイナス3度という厳しい寒さにも関わらず、500人を超えるファンがつめかけ、ダース・ベイダーとストームトルーパーがサプライズで登場が登場すると、大歓声があがった。さらに会場ではベイダー卿が赤い光を放つライトセーバーを振り下ろすと、雪像がライトアップ。セレモニーには上田文雄札幌市長も登壇し「毎年、200万人以上の方々が来て下さるこの“さっぽろ雪まつり”ですが、今年は『スター・ウォーズ』効果で250万人、いや、300万人以上の方々が来て下さる事を期待しています!」とコメントした。第66回さっぽろ雪まつりは、11日(水・祝)まで行われる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、1977年(日本公開は1978年)以降、世界中の映画ファンを熱狂させてきた『スター・ウォーズ』サーガの最新作。その詳細はいまだに明らかになっていないが、J.J.エイブラムスが監督を務め、遠い昔の遥か銀河系の彼方を舞台に、壮大なドラマが描かれる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』12月18日(金) 全国ロードショー
2015年02月04日冬の北海道を応援する「雪ミク」が、北の大地の動植物とコラボレーションしたカプセルフィギュア『ねんどろいどぷらす カプセルファクトリー ~雪ミクと北の大地のなかまたち~ SEASON1』が、2月に発売される。価格は各463円(税別)。「雪ミク」は、札幌生まれの「初音ミク」が"真っ白い「初音ミク」の雪像"をモチーフにデザインされたキャラクター。本商品では、イラストレーター・きりくさんがデザインを担当し、「雪ミク」はもちろん、マリモ、キタキツネ、エゾヒグマといった動物バージョン、雪ミクのペットであるラビットユキネなど全6種類がラインナップされている。首部分とツインテール部分は可動するほか、首の関節は他の「ねんどろいどぷち」とも共通しているため、ポーズの変化や組み換え遊びも楽しめる仕様に。グッドスマイルカンパニーの「カホタンブログ」では、『ねんどろいどぷち 初音ミク セレクション』の「深海少女」「みくりすたる☆」ボディを付けた状態が紹介されている。なお、本商品は2月8日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2015[冬]」の「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!21」ブースほか、北海道・サッポロファクトリーホール内の「SNOW MIKU 2015 イベント会場」(2月7日、8日)、北海道・新千歳空港「雪ミク スカイタウン」にて販売される。(C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2015年02月02日千葉県浦安市の東京ディズニーランドで13日、ディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにした新イベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」が開幕し、『アナと雪の女王』をイメージした新たなシーンが登場する「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」がお披露目された。同ショーは、シンデレラ城で繰り広げられるプロジェクションマッピングを駆使したナイトエンターテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」の一部を、『アナと雪の女王』をイメージした新たなシーンに変更した冬特別バージョン。通常版と同じように、シンデレラ城を絵本に見立て、『美女と野獣』のミセス・ポットが息子チップに語り始める「むかしむかし、あるところに…」の言葉から物語が始まり、名シーンが次々とシンデレラ城に投影されていく。特別バージョンでは、『ふしぎの国のアリス』『塔の上のラプンツェル』『シンデレラ』『ピーター・パン』に続いて、『アナと雪の女王』の物語に。まずは、城の門が開放される日に、アナが新たな出会いを期待して「For the First Time in Forever」を歌うシーンが映し出され、次にエルサが、ありのままで生きていく決意を「Let It Go」に乗せて披露。エルサの動きや音楽に合わせ、パイロ(小型花火)も打ち上がり、美しさと迫力でゲストを魅了した。その後、雪だるまのオラフとトナカイのスヴェンも登場。愛くるしい姿に、笑い声もこぼれる和やかな空気に包まれた。そこから、『美女と野獣』の物語に移り、クライマックスでは、総集編のようにさまざまな物語が次々に登場。サーチライトやパイロが夜空を彩り、盛大なフィナーレを迎えると、ゲストから温かい拍手が沸き起こった。映画の"その後"の世界を表現した「アナとエルサのフローズンファンタジー」は、3月20日まで開催。パーク内には、雪や氷の結晶やキャラクターモチーフのデコレーションがお目見えし、日中は、アナとエルサ、オラフが登場する新パレード「フローズンファンタジー・グリーティング」が開催される。そのほか、特別メニューやグッズなども登場する。ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~場所:シンデレラ城(キャッスル・フォアコート)公演時間:約20分(1日1~2回)撮影:蔦野裕
2015年01月13日映画『アナと雪の女王』英語版で雪の女王、エルサ役を演じた事で知られるアメリカのミュージカル女優、イディナ・メンゼルが12月31日(水)放送の第65回NHK紅白歌合戦に出演することが決定した。【チケット情報はこちら】イディナ・メンゼルは、日本版でアナの声を演じた神田沙也加とともに、ニューヨーク・マンハッタンの特設会場から中継で映画『アナと雪の女王』の挿入歌『生まれてはじめて』と『レット・イット・ゴー』を披露。『生まれてはじめて』では、神田が日本語でアナのパートを、そしてイディナ・メンゼルが英語でエルサのパートを歌う。イディナ・メンゼルは来年6月1日(月)に大阪、2日(火)に愛知、4日(木)に東京で初来日公演を開催。なお、チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は大阪公演が1月4日(日)午後11時59分、愛知・東京公演が1月6日(火)午前11時まで。■イディナ・メンゼル来日公演2015年6月1日(月)大阪城ホール(大阪府)2015年6月2日(火)愛知県芸術劇場大ホール(愛知県)2015年6月4日(木)日本武道館(東京都)料金:S席:8,500円 / A席:7,500円 (税込)
2014年12月26日