映画『さよなら歌舞伎町』が1月24日に公開を迎え、廣木隆一監督をはじめ、染谷将太、前田敦子、南果歩、松重豊、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢が舞台あいさつで一堂に会した。『さよなら歌舞伎町』舞台挨拶その他の写真歌舞伎町のラブホテルに集う人々の悲喜こもごもを切り取った群像劇。周囲には一流ホテルのホテルマンと偽っているラブホテル店長を演じた主演の染谷は、初回上映を観終わったばかりの観客を前に「楽しんでいただけたと思います」と自信のコメント。「僕は観終わって、最後に心が温かくなりました」と語る。実際に営業中の歌舞伎町のラブホテルで撮影が行われたが、撮影中の印象に残った出来事を尋ねると「従業員の控室から表に出ていくところで、バッと出ていったら本物のお客さんと出くわして、制服を着ているので『失礼いたしました』とおとなしく帰ってきました(笑)」と明かし笑いを誘った。前田は染谷の恋人役を演じたが、印象的なシーンとして新大久保駅前で自転車で染谷とふたり乗りをするシーンを挙げ「清々しくて楽しかったです」と笑顔で語る。染谷の方は、前田を後ろに乗せるとあって「転んだら全国のファンに殺される!と緊張してこいでました…(笑)」と振り返った。同じく自転車のふたり乗りシーンが印象的なのは松重が演じる逃亡犯と、南が演じる彼を支えるパートナーのカップルのエピソード。松重は「52歳になってラブストーリーのひとつを担わせていただきすごく嬉しいです。いままで、ひどいことばかりやって来たので…(苦笑)」と感無量の面持ち。こちらのカップルは女性の南が自転車をこぐ役目だったが、南は「松重さんは大きいので安定が悪い」とボヤきつつ「ぶっ飛ばしました(笑)!生きるか死ぬかの火事場のバカ力で」とニンマリ。松重は舞台公演中のため、途中退席となったが「逃亡犯なので(笑)」とそそくさと足早に劇場を後にし、会場は笑いに包まれた。この日、韓国、香港、台湾、イタリアでも本作の公開が決定したことが発表されたが、廣木監督は「新宿のラブホテルの話が世界に広がっていくのはどうなんだろう…」と首を傾げつつ、祝福の拍手に笑顔を見せた。『さよなら歌舞伎町』公開中
2015年01月24日染谷将太と前田敦子が共演する映画『さよなら歌舞伎町』のキャストと監督による初日舞台あいさつが、1月24日(土)に新宿、池袋、川崎で開催される。その他の画像本作は、新宿・歌舞伎町のラブホテルにやってきた年齢も職業もばらばらなワケありな男女の1日を描いた群像劇。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督と脚本家の荒井晴彦が3度目のタッグを組み、染谷と前田のほか、南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲ、イ・ウンウらが出演する。初日舞台あいさつは、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋、TOHOシネマズ川崎で実施され、染谷、前田、南果歩、廣木監督らが登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が受付中。一般発売は、1月17日(土)午前10時より発売される。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『さよなら歌舞伎町』初日舞台挨拶1月24日(土)■会場:テアトル新宿9:40の回上映後/12:50の回上映前登壇者(予定):染谷将太、前田敦子、南果歩、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢、廣木隆一監督■会場:シネ・リーブル池袋12:40の回上映後■会場:TOHOシネマズ川崎15:05の回上映後登壇者(予定):染谷将太、前田敦子、南果歩、廣木隆一監督料金:2000円(税込)プレリザーブ:受付中~1月16日(金)11:00AMまでチケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月13日先日、女優の菊地凜子との入籍を発表したばかりの染谷将太が1月8日(木)、外国人特派員協会(東京・有楽町)にて行われた、主演映画『さよなら歌舞伎町』の記者会見に共演の前田敦子、廣木隆一監督と共に出席した。一流ホテルマンと周囲には偽っている歌舞伎町のラブホテルの店長を務める青年、その彼女でミュージシャンを目指す少女を始め、様々な思いや人生を抱えて歌舞伎町に暮らす人々のドラマを描き出していく。染谷さんが結婚後、初めて公の場に登場するとあって、会場には普段の同所での映画の上映、記者会見とは比べ物にならないほどの多くの報道陣が詰めかけた。あらかじめ、質疑応答では映画に関する質問のみと決められていたが、冒頭の挨拶のところで廣木監督が「これだけマスコミが集まっているのは…染谷が結婚したから(笑)。おめでとうございます」と祝福。染谷さんは少し照れくさそうに「このたび、結婚したので、これからは些細な幸せを大切に、まだ子どもはいませんが、家長として頑張っていきたいと思います」と語った。染谷さんと前田さんは本作で、倦怠期を迎えつつある同棲中のカップルを演じたが今後、激しいセックス描写があるような作品のオファーがあったら?という質問に染谷さんは「過去にもそういうラブシーンをやったことはありますし、台本を読んで感動して『これはやりたい』と思ったらやるかも」と回答。前田さんも「同じです。自分をそういう風に作品で求めていただけるなら、作品のためなら全然、抵抗はないですね」と語った。2人のキャスティングに関し、廣木監督は「染谷は昔から気になる役者で、僕らと話していても雰囲気、オーラを消すので、それが不思議でした。脚本の荒井晴彦さんの知り合いの役者を通じて電話をして、たまたま(スケジュールが)2週間空いていたので『その2週間ちょうだい』と直々にお願いしました。前田さんは『AKB48』のときから強さと弱さの両極をもっている人なんだろうと思ってました。現場でも(すぐ目の前に)カメラがあっても動じない強さがあるのを感じたし、でもその裏にある弱さが魅力だとも思いました。中間がない感じが好きで、人間的でいいなと思いました」と起用の経緯と魅力について語った。劇中、新大久保でのシーンで、反韓デモの様子が描かれているが、廣木監督は「新大久保でヘイトスピーチがあったことは事実ですので、それは日本的には恥ずかしい部分であると思いますが、現実に行なわれている部分であり、映画の中で外すことはできないと思った」とあえてこのシーンを盛り込んだ意図を説明した。様々な形で“愛”を描く本作だが、「愛を信じるか?」という質問に、染谷さんは「いろんな愛があると思いますが、人間に生まれて、“人間愛”という言葉が好きなので信じます」と語る。前田さんも「いろんな人に支えられていて、特にこの仕事ではそれを感じるので、愛は大切だと感じています」とうなずいた。『さよなら歌舞伎町』は1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよなら歌舞伎町 2015年1月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会
2015年01月09日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日現在公開中の実写版『寄生獣』で主演を務める染谷将太(22)が、1月1日、ハリウッドでも活躍する女優・菊地凜子(33)と入籍したことを自身の公式サイトにて発表した。「突然のご報告になりますが、この度、私染谷将太は菊地凜子さんと入籍したことをここにご報告させて頂きます」という文書には「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います」と綴られている。22歳にして映画出演は50本以上という染谷さんは昨年に続き、今年も大活躍。実写版『寄生獣 完結編』『ストレイヤーズ・クロニクル』『バクマン。』など話題作の公開が控えている。そして『バベル』『ノルウェイの森』に出演、ギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』ではヒロインを演じた菊地さんは、昨年WOWOW「連続ドラマW」にて放送された宮沢りえ主演の「グーグーだって猫である」や、今年3月に全米にて公開される『Kumiko, the Treasure Hunter』(原題)で主演を務めるなど世界中から注目を集めている。昨年12月から西島秀俊や、向井理&国仲涼子の結婚、さらに米倉涼子とおめでたいニュースが続く中、東出昌大&杏が“元日婚”を発表するなど、若手最旬俳優陣の結婚も相次いだ2014年の年末。年明け早々、これまた若手俳優の結婚というおめでたいニュースが舞い込み、もはや「次は一体誰が結婚するのか?」と戦々恐々とする波乱の幕開けを迎えた2015年。今年は、新米旦那様たちが伴侶を得てどう活躍するのか、期待して待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2015年01月01日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』。まもなく観客動員数100万人を達成する本作が、大ヒットを記念して12月18日(木)に渋谷のPARCOスペイン坂広場にてクリスマス直前イベントを開催。主演の染谷さんを始め、共演の橋本愛、監督の山崎貴、そしてスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇し、道行く人々は大きな歓声をあげた。前後編の2部作で描かれる、『寄生獣』シリーズ。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)が様々な困難を乗り越えてパラサイトに立ち向かっていく姿が描かれる――。12月も中盤に差し掛かり、日が落ちた渋谷の気温は6度…イベントに登壇した染谷さんらも、ブルブルと身を震わせながら登場した。クリスマスにちなんで、3人はサンタ帽をかぶっての登場となったが、染谷さんは「さっき『あまりにも似合わない』って(橋本)愛ちゃんに爆笑されました」と苦笑する。一方、同じくサンタ帽に真っ赤なワンピースを合わせたファッションで登場した橋本さんは、山崎監督から「すっごく似合ってる。ずっとそれで生きていったらいいよ」と冗談めかされると、「やめてください…(いま)頑張ってますから」とこちらも苦笑を浮かべていた。そんな3人に負けず劣らず…いや、3人を凌駕するインパクトで登場したのが、新一の右腕に寄生するパラサイト“ミギー”。「フォルムだけ見れば、クリスマスツリー型です」という山崎監督からのお墨付きもあってか、この日はクリスマスツリーさながらに飾りを巻きつけての登場となった。イベント中には、“ミギーのイルミネーション点灯式”という斬新な企画も行われ、ミギーがピカピカと輝く体を揺らすと、染谷さんは「お前もがんばってんだな…」と戦友の勇姿(?)に称えていた。そんな寒空の下、和気藹々とトークが繰り広げられたが、突如おなじみの入場曲と共に猪木さんが入場!登壇早々に「元気ですか~!」と気合いの雄叫びをあげると、会場は大盛り上がりとなった。染谷さんら『寄生獣』メンバーは、猪木さんとは初対面。橋本さんは「こんなに近くでお見受けできて光栄です。大きいですね」と喜びを語っていた。そして4人で「1、2、3、ダ~!」と拳を突き上げると、会場は再び大きな歓声が上がった。最後に、まもなく年末年始とあって「来年の抱負」をそれぞれが発表。染谷さんは「来年は『完結編』がありますからね。もはやそれが抱負です」と語り、橋本さんは「来年19歳になるので、最後の10代を楽しみたいという心持ちです」と笑顔を浮かべていた。『寄生獣』は公開中、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月18日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日「微妙なラインを狙う」。それは山崎貴監督が自身の映画作りのスタンスについて染谷将太に語った言葉だという。「誰もが楽しめる映画にしなくちゃいけないけど、その中にちゃんと『含ませたい』――」。染谷さんは山崎監督の発言の真意をこう説明する。エンターテイメント性とテーマ性のせめぎ合いの先に生まれる感動。それが『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを単なる興行的な大ヒットで終わらせない、心に残る作品にしてきた山崎監督の映画作りの極意と言えそうだ。もちろん監督が狙う“微妙なライン”がリアリティや感動を持ちうるかは、俳優陣の演技に依るところが大きい。映画『寄生獣』において、主演という立場でその重責を担ったのが染谷将太。そして、彼が演じた物語の中で移ろい、徐々に変化していく主人公の輪郭を浮き彫りにする“リトマス試験紙”とも言える立場のヒロインを演じたのが橋本愛だ。原作は「伝説的」という枕詞が決して大げさではない岩明均の人気漫画。長く映画化の権利がハリウッドのスタジオに保持されていたこと、そして、それが実現に至らなかったことからも原作の魅力、そして映像化の難しさがうかがえる。突然、社会に入り込んできた、人間の脳に寄生し人間を食料にして生きる謎の生物たち。新一は間一髪、脳を奪われるのを回避するが右手に寄生されてしまう。“ミギー”を自称するこの奇妙な“侵略者”と共存しつつ、社会に潜む寄生生物たちと戦うことに…。連載が開始されたのは染谷さん、橋本さんが生まれる以前のこと。当然、2人とも連載当時の“熱”など知る由もないのだが、今回のオファーを受けて原作を読んで、文字通り、世代を超えて愛される理由を実感したようだ。染谷さんは言う。「人が食べられてしまうという作品は、ゾンビものなども含めたくさんありますけど、面白いと思ったのは根源にしっかりしたテーマが根付いているところと、ごく日常のレベルで誰しもが経験するような人間の関係性の中に寄生生物(パラサイト)が混ざり込んでいるという部分。首から上だけが寄生されていて、一見、普通の人間のようで、人が人を食べているように見えるというのも、ビジュアルとテーマが合っていて、よくできているなと思いました」。予告編映像でも、原作の冒頭と同様に「人間の数が半分になったら、燃やされる森の数も半分で済むのだろうか?」「人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?」という独白が挿入されるが、橋本さんは、矛盾や愚かさを抱えて生きる人類の側面を描いている部分に言及する。「人間が愚かだという部分、そして、それを許容した人間賛歌として描いている二面性があって、こうしたテーマを、壮大なエンターテイメントの中に落とし込んでいて、すごいことを言ってるなと思いました」。それは、映画の中にもしっかりと刻み込まれている。橋本さんは、5割ほどCGが入った状態のラッシュ映像を目にしたときの衝撃を口にする。「まだ未完成の状態だったんですが、こっちはどうしても新一くんの心情に寄りながら観ているので、パラサイトの側を“悪者”と感じるんですが、随所でパラサイトの行動や言葉で自分が揺らいでいき『そうかもしれない…』と思わされて、同じところに留まり続けることが出来なかったんです」。右手に寄生する“ミギー”との共存、すなわち人間とパラサイトが混じり合った状態で生きる中で、肉体だけでなく精神的にも変化していく新一。人間臭さを見せたかと思えば、観る者がゾッとするような言動を見せることも。染谷さんは「その部分は全体を通じても重要で繊細なところだった」と述懐する。「自分の中で軸として大事にしていたのは“怒り”と“哀しみ”。この2つの感情からの衝動で生まれる行動が多かったので、これはしっかりと持ち続けようと。逆に変化していく部分は、シーンごとにどの程度のさじ加減で見せるのか?狂気のようなものを出すならどれくらい出すのか?やり過ぎれば主人公の新一が魅力的ではなくなるので、慎重に話し合いながら探り探り作り上げていきました」。一方、橋本さんが演じた里美は新一の幼なじみであり、新一の変化に最も敏感に反応する人間のひとり。新一とのシーンが中心となったが、どのような点に意識して里美を演じたのか?「この映画の中で、平穏なシーンは冒頭の2シーンくらいしかなくて、後はどんどん、おかしくなっていくんです(笑)。だから、そこで2人の平穏な日常と関係性を分かりやすく伝えることを意識しました。里美は終始、人間としての愛情、人間特有の感情を持ち続けている人物で、監督はそこをすごく大切にしてくださり『そこは生々しくきちんと見せたい』と言ってくださったので、その言葉に付いていこうと思いました。難しくて行き詰っても、監督があきらめずに求め続けてくださいました」。そして、なんと言っても本作の大きなカギを握るのは、豪華キャスト陣が演じるパラサイトの存在と新一と彼らの対峙。今回の前編だけでも、深津絵里、東出昌大、池内万作らがパラサイトとして登場し、さらに後編でも浅野忠信ら錚々たる顔ぶれが待ち構えている。2人が撮影時、もしくは完成した作品を観て、最も恐怖を覚えたパラサイトは誰?そんな問いに染谷さんは頭を悩ませつつ、深津さん演じる田宮良子を挙げた。「今回一番、深く関わったのが田宮だったんですが、パラサイトだから表情がないんですが、なんて言うか…怖いんですよね(苦笑)。パラサイトの中にもパラサイトなりの感情がうごめいていて、それを深津さんは完璧に作り上げてそこに立っていて、表情が変わらないのに腹の内が何となく見えてくるようで…。ただ、深津さんだけでなく、それぞれ個性があって違うんですよ。あんなに優しいお母さんだった余(貴美子)さんが、同じ人が演じていると思えないくらい怖くなったり、東出くんのパラサイトも気持ち悪いし(笑)!僕は一人ずつと対峙しバトルする役だったので、飽きなかったですね。“今日のパラサイト”という感じで、みなさん魅力的でした(笑)」。そして、橋本さんからはこの問いの答えの中で、奇しくも冒頭に山崎監督の言葉として染谷さんが語ってくれた“微妙なライン”という言葉を思わせる単語が口をついた。「完成した映画を観て、一番ゾッとしたのが北村(一輝/広川=パラサイトのネットワークの首謀者で、市長選に出馬する)さんが演説をしているシーン。壇上のカットをひと目見ただけでヤバい!って思いました。まさに“曖昧なライン”が見えてくるようで、感動すら覚えました」。キャスト陣とスタッフが原作から受け継ぎ、果敢に挑戦し作り上げた“微妙で曖昧な”ライン――。現代の観客がどのように受け止めるのかが楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月03日映画『寄生獣』が11月29日(土)に公開を迎え、主演の染谷将太を始め、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。1990年代に大きな話題を呼んだ人気漫画を実写化。謎の生物に人々が“寄生”され、喰われていく中で、右手を寄生生物に乗っ取られて共存するハメになった主人公・新一が、彼を消そうとする寄生生物たちと戦いを繰り広げる。染谷さんは公開を迎え「本当に長い戦いだったので、みなさんにお見せできて幸せです」と感慨深げ。約5か月におよぶ撮影で全国を巡ったが、新一の右腕に寄生する“ミギー”はCGのため「孤独な戦いだった」とも。それでも、撮影を通じて右手を使った演技が求められ「終わったときは晴れ晴れとして『やっと取れた』という感じで軽くなったんですが、その途端に“ミギー・ロス”になりました、かわいいので。ネットで(ミギーの)おもちゃを買い占めたりしました」と明かし、笑いを誘う。山崎監督はホッとしたのも束の間、『完結編』となる後編が来年の公開となるが「まだCG全然できてない」と苦笑い。おめでたい公開初日の席で登壇陣から「(本作を)見終わって『早く後編を見せろ』と思った」(染谷さん)、「(自身が演じた田宮は後編で)さらに顔が割れていると思います!」(深津さん)などと、後編の完成をせっつかれていた。橋本さんは、この登壇陣の中で唯一、寄生されていない人間だが「私も顔が割れてみたかった」と明かし、「特典映像とかで(笑)!」と本編すらまだまだ作業が山積みの監督にお願い!余さんは染谷さんの母親を演じたが、親子役はこれが二度目とのことで「(手で腰あたりの高さを指しつつ)こんなに小さい頃から知ってるけど、相変わらず不敵な笑みを浮かべていました」と指摘し笑いを誘う。偶然だが余さんは、橋本さん、東出さんとも親子を演じた経験があり「そう言えば、何を考えているか分からない感じがみんな、パラサイトにピッタリ!人間離れしてるところがある」と劇中で寄生されていない橋本さんまでひっくるめて、全員“パラサイト”扱いし、会場は笑いに包まれた。観客、そしてキャスト陣の『完結編』への期待を一身に背負う山崎監督は改めて「大変です」と苦笑しつつも、「もっとすごいことになります!染谷も深津さんもエライ目に遭います」とニヤリ。会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『寄生獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日映画『寄生獣』×ふなっしーのコラボレーションイベントが、11月20日に東商ホールで開催され、染谷将太、山崎貴監督、『寄生獣』に登場する寄生生物のミギー(着ぐるみ)、ゆるキャラのふなっしーが登壇した。岩明均の同名人気コミックを、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(2013年)の山崎監督が、二部作として実写化した『寄生獣』。空から飛来した謎の生物に右手を寄生された少年・新一(染谷将太)の数奇な運命を描く。登場したふなっしーは、「映画見たら、右手から生えてきたなっしー。みぎっしーだと思うなっしー」と、右手の寄生生物を元気いっぱいに見せ、会場は大爆笑。ふなっしーがミギーとコミュニケーションをとると、山崎監督は「キャラクター同士の友情が芽生えています」と感心した。ふなっしーは、『寄生獣』の原作の大ファンでもあるようで「原作が大好きで、見た感想がやべえー!原作に忠実なのに、スリリングな作品になってる!」と大絶賛。さらに「染谷さんの役柄が良かったなっしー」と称えると、染谷は「普通にほめてもらいました」と笑顔を見せる。また、次回作の完結編はもうすでに撮影が終了していると聞いたふなっしーは「ふなっしーの出番なっしー? チキショー!」と雄叫びを上げ、山崎監督たちも大ウケ。ふなっしーは、ミギーについて「最初どぎつい感じがしたけど、見慣れると徐々にかわいくなってくるなっしー。毛の生えてない感じがいいなっしー」と、かなり気に入った様子。そこで、ふなっしーは、ミギーに人気者になれるというお決まりのフレーズを提案。染谷たちと共に、「寄生汁、ぷっしゃー!」という掛け声で、イベントを締めくくった。『寄生獣』は11月29日(土)より全国公開。
2014年11月21日岡田将生、染谷将太、成海璃子ら実力派の若手キャストが顔を揃える新感覚アクション映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。劇中、岡田さん、染谷さん、成海さんら中心となるキャストが初めて顔を揃えての初めての撮影が9月上旬に行われ、その一部が報道陣に公開された。本多孝好の人気小説の実写化で『ヘブンズ・ストーリー』、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督がメガホンを握り、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当。ある実験の下で、それぞれ常人にはない特殊な能力を有して生まれた若者たちが、葛藤や復讐心を胸に宿命を背負って戦う姿を描く。岡田さん、染谷さんに成海さんのほか、白石隼也、清水尋也、瀬戸利樹、柳俊太郎、鈴木伸之の出演が本作製作決定の第一報の段階で報じられ、続いて黒島結菜、高月沙良、松岡茉優らの出演が徐々に発表されてきたが、この主要若手キャストの多くが初めて顔を揃えたのが、この9月上旬の撮影だ。場所は東京湾が見渡せるビルの高層階。余談だがこの日も含め、本作は夜のシーンが多く、昼夜逆転で夜中に撮影が行われることが多かったという。劇中、岡田さん演じる主人公・昴を筆頭に沙耶(成海さん)、良介(清水さん)、隆二(瀬戸さん)、亘(白石さん)の「昴チーム」と染谷さん演じる車椅子の青年で恐るべきウイルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ学(マナブ)をリーダーに、モモ(松岡さん)、静(高月さん)、ヒデ(柳さん)、壮(鈴木さん)、碧(黒島さん)が属する「アゲハチーム」の2つのチームが激突。この日はまさに、そんな彼らが初めて対峙するシーンが撮影された。先に、アゲハチームの面々が自分たちがどのように作られたのか?さらにはその先に待ち受ける運命について知らされるというシーンがあり、その後、アゲハを追いかける昴らと対面を果たす。報道陣に一部公開されたのは、アゲハチームの面々が、東京湾と夜景をバックにしたシーンの撮影。細かくカットを割って、カメラは一人ずつの表情を捉えていく。撮影・近藤龍人&照明・藤井勇という『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』のコンビにより、スタイリッシュ&クールな映像に仕上がっていることが現場のモニター越しにも感じられる。暗闇の中のほのかな明かりに浮かぶ染谷さん、松岡さん、黒島さんらの表情に彼らの心情がありありと映し出される。現場には、瀬々監督の誰よりも大きな「OK!」という声が響きわたっていた。それぞれのキャラクターが異なる“特殊能力”を有しているのが本作の見どころのひとつだが、特に肉体を変化させる能力を持つ面々は、シーンによって必要に応じて特殊メイクが体に施される。この日の現場では、体を硬化させ爪を伸ばす能力を持つヒデ役の柳さんが、黒く長い爪をつけた状態でいる姿なども見られた。残念ながら公開されたのはごく一部であり、もちろん、この日以外にも先々のシーンで彼らが再び顔を合わせ、戦闘を交わすシーンも!ちなみにアクションに関しては『GANTZ』シリーズのスタントチームが参加し、相当ハイクオリティなものになっているとのこと。原作の計3巻の単行本を映画ではミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを用意しているとのこと。現場のプロデューサーは本作を「戦う『桐島』」と表現していたが、どのような物語に仕上がるのか?いまから完成が楽しみだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日佐藤健&神木隆之介の主演で人気コミックを実写映画化する『バクマン。』で、染谷将太がふたりのライバルとなる天才マンガ家・エイジ役を演じていることが発表された。染谷は「今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした」と語り、CGバトルシーンがあることを明かした。その他の写真映画の原作は、『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミック。高い画力を持った真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木)がコンビを組み、週刊少年ジャンプの連載を勝ちとるまでを描く。『モテキ』の大根仁監督がメガホンを執り、佐藤と神木のほか、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、山田孝之、リリーフランキー、宮藤官九郎という個性豊かなキャストが出演する。劇中で主人公ふたりの前に突然現れ、彼らの遥か前を行く若き天才漫画・エイジを演じる染谷は、「原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたらおもしろいかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました」と説明。さらに「エイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画の為に作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったですね。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです」と明かし、「人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!」とコメントを寄せている。『バクマン。』2015年全国東宝系にて全国公開
2014年11月17日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太、成海璃子に高月彩良、黒島結菜ら若き実力派の豪華キャストが“特殊能力”を持つ若者たちを演じる映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、岡田さん演じる“昴(スバル)”チームと敵対関係にある、染谷さん演じる学が率いるアゲハチームのメンバー・モモ役に、「あまちゃん」「銀二貫」「GTO」などで活躍する若手演技派女優、松岡茉優が決定。哀しみを背負った“人間マシンガン”を演じていることが分かった。本作は、次々と作品が映像化されている気鋭のベストセラー作家・本多孝好による新感覚アクション巨編小説を、『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と『桐島、部活やめるってよ』の脚本・喜安浩平により完全映画化。宿命を背負う若き異能者たちと、彼らの周囲で暗躍する政治家たちによる群像劇を、鮮烈な映像表現といまをときめく実力派俳優たちが高次元の融合で実写化する。今回新たに発表されたのは、『桐島、部活やめるってよ』の野崎沙奈役や、NHK朝ドラ「あまちゃん」東京編の「GMT47」リーダー・入間しおり役が高い評価を受けた、松岡茉優。松岡さんといえば、映画・テレビで活躍し、最近では「オサレもん」や「めざせ!2020年のオリンピアン」でMCを務めるほか、2015年には反町隆史主演のNHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」(1月31日スタート)や『リトル・フォレスト冬・春』『サムライフ』(ともに2月公開)が控える注目の女優。松岡さんが演じるモモは、口内の歯の矯正器具から鉄びょうを発射させるという能力を備え、あるときは後方から味方を援護、あるときは敵の急所にヒットさせ致命傷を与える役割を担い、スクリーンを所狭しと躍動する。彼女が所属する殺戮集団“アゲハ”のメンバーには、リーダー・学を『神様の言うとおり』『寄生獣』など引っ張りだこの染谷さんが演じるほか、敵を幻惑させて動きを止め、キスで毒素を注入する静(シズカ)を『思い出のマーニー』の高月彩良、身体硬化能力を持つヒデを「弱くても勝てます」「黒服物語」の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして通常の人間には聞こえない高周波を発射して捜敵するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を新鋭の黒島結菜が、いずれも体当たりで演じている。本作の瀬々監督は、松岡さんについて、「若い出演者が多い中で、ただ一人、円熟の芸域に達していると言ってもよいのが松岡さんでした。他の人の芝居を確認して、生かし、その中で自分のベストバウトを提示していく姿勢、そして演技力の高さ。まるで小津安二郎の映画の中の杉村春子のようでした(笑)」と往年の名女優を引き合いに出し絶賛。さらに「(彼女は)昭和顔。ホッとさせられます。芝居の中にも昭和的な情念を発する瞬間が何度もありました。それでいて、勢いがあって、POPで、松岡茉優さんは女優版“椎名林檎”だと密かにずっと思っています」と言い切っている。また、松岡さんも「瀬々監督から頂戴したコメント、ちょっと言い過ぎだよと思いながらも嬉しくて、母に送りました(笑)」と喜びを表し、さらに「『桐島、部活やめるってよ』で佐藤プロデューサーとご一緒させていただいてから、久々に声をかけていただいたのが、いままで演じたことのない役柄でキャラクターとしても興味深い設定だったので、感謝しています」と真摯にコメント。「モモは“テンションが高いとき”と“非常に現実的なとき”の両側面を持った女の子で、逆手にとると何でもありの役でした」と、その役どころをふり返りながら「その何でもあり感は楽しかったです」と演技派の片鱗を覗かせた。そんな松岡さんのオーラには、主演の岡田さんも「思わず『松岡さん』と敬語で話しかけてしまうほど(笑)」(佐藤プロデューサー)だったとか。スタッフ、キャストから絶大なる信頼を寄せられている彼女の、さらに磨かれた演技力に期待がかかる。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日染谷将太と前田敦子がラブホテルを舞台に倦怠期の同棲カップルを演じる、「R15+」指定の話題作『さよなら歌舞伎町』。このほど本作初の映像となる予告編、さらにポスタービジュアルが到着した。本作の主人公は、一流ホテルマンと周囲に嘘をついている、ラブホテルの店長・徹(染谷将太)。彼はミュージシャンを目指す沙耶(前田敦子)と同棲しているがちょっぴり倦怠期。ある日、徹は勤め先の歌舞伎町のラブホテルでいつもの苛立つ1日を過ごすはずだった。そこに集まる年齢も職業も違うさまざまな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに激しく交錯したときにあらわれる欲望や寂しさ、そして秘密。徹の人生もまた予期せぬ方へ変わっていく…。前田さん扮する沙耶の「ねぇ、しよ?」というどストレートな“お誘い”で幕を開ける、この予告編。一方の染谷さん演じるラブホテルの店長・徹は、ブルーのジャージ姿で「オレはね、今はこんなところで燻ってるけど、ここにいる人間じゃないんだ」と言いながらカップラーメンをすすり、まさに“ダメ男”全開な様子がうかがえる。さらに、南果歩、松重豊、村上淳、田口トモロヲ、イ・ウンウらが演じる一癖も二癖もある個性的なキャラクターが繰り広げる男と女の悲喜交々が綴られるが、映像の終盤には徹の勤めているラブホテルに沙耶が別の男やってきてしまい、そこでまさかの鉢合わせしてしまう…という一幕も。修羅場になりそうなシーンも、ゆる~いテンションから生み出れる絶妙な“間”が癖になりそうな本作。迷える大人たちの愛の巣箱で巻き起こる、のんびりとした濃いドラマを覗いてみて。『さよなら歌舞伎町』は2015年1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日染谷将太と前田敦子が共演する映画『さよなら歌舞伎町』の予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。ラブホテルに集う男女のある1日を描いた作品で、トロント映画祭や釜山映画祭に出品されるなど、公開前から大きな注目を集めている。『さよなら歌舞伎町』予告編映像映画は、新宿・歌舞伎町のラブホテルにやってきた年齢も職業もばらばらな訳アリな男女の1日を描いた群像劇。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督と脚本家の荒井晴彦が3度目のタッグを組むほか、南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲ、イ・ウンウらが出演する。ポスタービジュアルは、ラブホテルを被写体にした作品を撮り続けているフォトグラファー、TAKAMURADAISUKEが新宿の街で撮り下ろしたもので、染谷は本作で一流ホテルマンだと彼女に嘘をついているラブホテルの店長・徹を演じる。予告編映像は、前田演じる、徹とマンネリな同棲生活を続けている沙耶の「ねぇ、しよ」というひと言からはじまり、秘密を抱えた男女がラブホテルという人間の性があらわになる場所で、交錯していくさまが映し出されている。なお、11月8日(土)よりテアトル新宿ほかで、本作の特典付き前売券の発売が開始され、劇場窓口で購入すると先着で“歌舞伎町ポストカードセット”がプレゼントされる。『さよなら歌舞伎町』2015年1月24日(土)テアトル新宿ほか全国順次公開
2014年11月07日10月30日(木)、第27回東京国際映画祭にてクロージング作品『寄生獣』の完成報告会見が行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が登壇した。原作は、人間に寄生し、支配と捕食を行うパラサイトとの共生と戦いを描いた、累計1200万部の売上を誇る岩明均の大人気コミック。パラサイトの襲撃を受けながら、脳だけは乗っ取りから免れた高校生・新一(染谷さん)と、新一の右腕に寄生したパラサイトのミギー(声:阿部サダヲ)が、さまざまなパラサイトたちと遭遇し、戦う姿を描く。「VFXの仕事を始めた時から、いつかVFXを担当したいと思っていた作品で、まさか監督を務めることになるとは」と、長年にわたる念願が叶った喜びを語り、感無量の面持ちを浮かべた山崎監督。一度はハリウッドが映画化権を獲得した経緯などをふり返り、「アメリカに嫁に行ったものと思っていたものが戻ってくることになって、だったら自分のところに嫁に来てほしいと思った」と、本作への熱い想いと執念を感じさせた。だがその一方で、劇中でパラサイトの寄生によって“顔が割れる”ことになる深津さんにオファーをするのは「怒られるんじゃないかと思って、言いづらかった」と告白。これに対し、深津さんは、顔が割れた自分の映像を観た時のことを「抵抗はありませんでした。気持ち悪かったですが、欲が出てしまって、『もっと割れろ』と思ってしまいました」と述懐し、笑いを巻き起こした。さらに、右手を乗っ取ったミギーがCGで描かれるため、ミギーとのやりとりをパントマイムのように演じた染谷さんは「阿部さんがアクション・キャプチャーで魅力的なミギーを作ってくれたので、ミギーが自分を魅力的に見せてくれるし、僕もミギーを魅力的に見せられるようにと思って演じました」と語り、「長い道のりだったけど、(完成した映画で)ミギーに出会えて涙が出そうでした」と喜びを語った。そして、「あっという間に終わってしまって、早く完結編を見せろと思いました」と、完結編への期待ものぞかせ、「ミギーが右手にいるのは世界で自分だけなので自慢なんですけど、ちょっと顔も割れたいです…」と茶目っ気たっぷりに語り会場を沸かせていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日10月4日、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」がスタート。初日の開場式には井上雄彦も登場し、自らの手でテープカットを行った。「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、7月から約2か月にわたり東京・森アーツセンターギャラリーで開催され、その斬新な内容が好評を博した展示会だ。19世紀末~20世紀初頭のスペインで活躍した建築家アントニ・ガウディと、現代日本を代表する漫画家である井上雄彦。時代も、国も、バックボーンも違うふたりを組み合わせる、いまだかつてないアイデアが大きな話題となった。金沢展は東京展に続いての2会場目。実物を含む資料約100件、井上による描きおろし作品約40点と、基本的な作品数は同じだが、ギャラリーの規模や環境に合わせ井上自身が若干のアレンジを加えている。展示レイアウトはもちろんのこと、作品と作品の間にある白壁に注訳やイラストを加筆。こちらは金沢展オリジナルの内容も含まれる。井上雄彦という稀代の漫画家を組み合わせることで、アントニ・ガウディの創作の原点にまで光を当てることに成功した本展。展示会の今後も感じる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、11月5日(水)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催される。ぴあ中部版WEBでは、井上雄彦へのインタビューを含めた初日レポートが掲載中なので、こちらもチェックしてみよう。■「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」会期:開催中 ~ 11月5日(水)10:00~18:00会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA料金:前売券/大人-1,100円・中高生-800円・小学生-600円※入館は閉館の30分前まで。会期中無休。未就学児童無料。
2014年10月16日鈴木亮平、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太ら豪華俳優たちを迎え、90年代のストリートカルチャーを牽引した井上三太による伝説的コミックを、園子温監督が実写映画化した『TOKYO TRIBE』。園監督過去最高の成績でスタートを切り、全国大ヒット公開中の本作が、10月4日(現地時間)、ロサンゼルスでプレミア上映され、原作者の井上氏らが舞台挨拶に登壇、観客の前で“生ラップ”を披露した。本作の舞台は、「ブクロ WU-RONZ」「ムサシノ SARU」「シンヂュクHANDS」といった“トライブ (族)”たちがひしめき合う、近未来のトーキョー。トライブ間の暴動や乱闘は日常茶飯事であったものの、絶妙なバランスの上に均衡が保たれていた彼らだったが、ある事件をきっかけに一変。「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラと「ムサシノSARU」の中心人物・海、そしてトーキョー中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが幕を開けることに――。ロサンゼルスにて行われている「beyond fest 2014」の最終日に上映された本作。舞台挨拶には原作者・井上氏を始め、映画ジャーナリスト・トッド氏、「ブクロWU-RONZ」ムカデ役で出演する北村昭博、「新宿ギラギラガールズ」ヨーコ役の片山瞳が登壇。井上氏が、英語で女性を口説くジョークを披露すると、満席状態の会場は大ウケ。井上氏は「人で満杯になったハリウッドの由緒ある劇場エジプシャンシアターで『TOKYO TRIBE』は上映され、タイトルが出たところで拍手が湧き、いろんなシーンで笑いが巻き起こっていて、とにかく自分にとっては感動的な上映だった」「HIPHOPの本場で『TT(※TOKYO TRIBEの略)』が受け入れられたのは自分がこの仕事に長年たずさわってきて、夢見ていたシーンなので、感動はひときわ大きかったです」と喜びを語った。本作の出演者も「『ヤバい日本のヒップホップ映画があるらしい』と、L.A.中から何百人もの映画ファンたち“L.A.トライブ”が大集結。日本で生まれたこの映画が、アメリカ人たちをものすごい熱量と共に圧倒するって、正直凄い」(北村さん)、「ハリウッドの歴史ある映画館の大スクリーンで上映され笑いと拍手に包まれた会場、上映後には『オレを鞭で打ってくれ』というアメリカ人が続出しました(笑)」(片山さん)と会場の盛り上がりに驚いた様子。またこの日は、園監督が本作のオチのヒントになったと語る井上氏自作のラップ曲「ONIDEKA SIZE」を披露。HIPHOP本場アメリカをも唸らせるLIVEパフォーマンスで観客を熱狂させていた。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年10月06日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日ラブホテルを舞台に染谷将太&前田敦子が倦怠期の同棲カップルを演じる、「R15+」指定の話題作『さよなら歌舞伎町』。先日14日に終了した第39回トロント国際映画祭ワールドプレミアで高評価受けた本作が、10月2日(現地時間)より始まる第19回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に出品、この度、染谷さん、前田さんを含めたキャストが現地入りすることが明らかになった。一流ホテルマンと周囲に偽るラブホテルの店長・徹(染谷将太)。彼は有名ミュージシャンを目指す沙耶(前田敦子)と同棲しているがちょっぴり倦怠期。ある日、徹は、勤め先の歌舞伎町のラブホテルでいつもの苛立つ1日を過ごすはずだった。そこに集まる年齢も職業も違うさまざまな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに激しく交錯したときにあらわれる欲望や寂しさ、そして秘密。徹の人生もまた予期せぬ方へ変わっていく…。メジャーからインディペンデントまで多彩な作品を手掛け、官能的な映像で男女の心の機微をすくい取ってきた廣木隆一が監督を務める本作。主演の徹役には、『TOKYO TRIBE』『神さまの言うとおり』『寄生獣』など次々と話題作に出演する染谷さん。相手役・沙耶を、トップアイドルから本格派女優の道を歩む前田さんが好演する。さらに群像劇を彩るのは脚本の面白さに集結した南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲほかキム・ギドク最新作『メビウス』出演の女優イ・ウンウと豪華個性派俳優陣たち。出品が決定した第19回釜山国際映画祭では、2日のオープニングセレモニー/レッドカーペットにて、南果歩、イ・ウンウ、廣木監督が参加、2回目の公式上映には染谷さん、相手役の前田さんが廣木監督とイ・ウンウとともに登壇する予定だ。本年度は浅野忠信&二階堂ふみがタブーの愛憎劇を描き話題となった『私の男』が同部門での出品を決定している。そして今回の映画祭参加に併せて本作の第一弾ビジュアルが解禁。「不器用で愛おしい人々へ―― 新宿 歌舞伎町のラブホテルのある1日。身も心も触れ合う場所で、さまざまな男女の人生が交錯したとき、きっと何かが見えてくる――」というキャッチコピーのもと、自転車に主演の染谷さんと彼女役の前田さんが新宿の街を2人乗りして疾走する姿が。彼らの向かう先に何があるのか?2人が前を向く姿勢に温かみを感じるビジュアルに思いを馳せてみて。『さよなら歌舞伎町』は2015年1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日(画像はニュースリリースより)「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに、「井上真央」さんが登場!大正製薬株式会社は、テレビや映画でも活躍している「井上真央」さんを「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに採用した。新しいテレビCM「ブランコ篇」は、全国で7月15日からオンエアされる。「リポビタンファイン」は2005年発売以来、たくさんの消費者から好評な「糖類ゼロ」のドリンク剤だ。井上真央さんは新CMポイントの「私の元気のつくり方」をもとに、日々積極的に元気よく生きる女性を表現している。また大正製薬が「井上真央」さんを採用したことについて、年齢に関係なく人気があることと、井上真央さん自身のキャラクターが新CMキャラクターにピッタリだったことが理由だという。井上真央さんはメイキングの映像の中で、「撮影はとても楽しくて、気持ちよかったです」(大正製薬株式会社 TVCMメイキングの映像より)とうれしそうに語っていた。新CMの内容は?空中でふしぎなブランコに乗りながら現実世界と抽象世界を行き来する、ピンク系の愛らしいドレスを身につけた井上真央さんが登場する。そして自由な気持ちで楽しそうにブランコをこぐ井上真央さんの姿を通して、「リポビタンファインを飲めば、無邪気な自分自身をオープンにできる」というメッセージが込められており、新しいCMを見ている視聴者が製品に興味を抱き、さわやかな気分で元気になれるようなCM内容に仕上げられている。【参考】・大正製薬株式会社 ニュースリリース
2014年07月23日スペインの建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)と、「スラムダンク」「バガボンド」漫画家・井上雄彦のコラボレーション展「特別展 ガウディ×井上雄彦―シンクロする創造の源泉―」が、六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される。会期は7月12日から9月7日まで。ガウディは19世紀から20世紀に掛けてバルセロナを中心に活動。1882年に着工以来、今も作り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラなど、数々の独創的な作品を遺してきた。本展では、スペイン・カルターニャ工科大学の監修のもと、素描、設計図、模型、家具等、ガウディの偉業を振り返る貴重な資料約110点が展示される。また、ガウディに範を求めてバルセロナに赴き、「日本スペイン交流400周年事業」の親善大使にも任命されている井上雄彦が、鋭い観察力と創造力で“人間・ガウディ”像を描き下ろし表現する。2011年には『PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ』(日経BP社)が出版されている。同展は今後1年を掛けて、金沢21世紀美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館、仙台(会場は後日発表)を巡回予定。【イベント情報】特別展 ガウディ×井上雄彦ーシンクロする創造の源泉ー会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月12日から9月7日まで
2014年01月17日岡田准一(V6)が12月2日(月)、主演作『永遠の0(ゼロ)』の完成披露試写会に出席。共演した染谷将太を「可愛くてしょうがない」と評し、「撮影中『この映画は、君にかかっているよ』と追い込むと、いいリアクションをしてくれた」とデレデレだった。百田尚樹の同名ベストセラーを映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会には、5,000人のファンが駆けつけ、岡田さんや染谷さんを始め、出席した三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督に熱い声援を送った。岡田さんは“帝国海軍一の臆病者”と称された天才零戦パイロット・宮部久蔵を演じ、「しんどい役でした。当時を知っていらっしゃる方に認めてもらいたいという思いがあったので」と胸中を告白。その分、本作への思いは格別で「壮大な愛の物語。現場が命を削りながら、大切に撮りあげた作品なので、みなさんにとっても大事な作品になれば」と期待を寄せていた。現代を生きる青年役の三浦さんは、戦時下に生きた自身の祖父のエピソードを披露しながら「自分のルーツに触れるきっかけになった」と感慨深げ。また、田中泯、橋爪功、今年5月に亡くなった夏八木勲さんらと共演し、「素晴らしいキャリアを積み上げたみなさんのお姿に、刺激を受けました」としみじみ語った。また、井上さんは久蔵の妻・松乃を演じており「誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる部分。愛に包まれた絆を感じられる作品なので、ぜひ女性にも観ていただければ」とアピールしていた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月02日舞台『組曲虐殺』の公開稽古が12月6日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、出演する井上芳雄、石原さとみらが会見を行った。『組曲虐殺』公演情報2010年に死去した井上ひさし最後の作品で、官憲の拷問によって29歳の若さで命を落としたプロレタリア文学の旗手、小林多喜二を題材にしたもの。2009年に初演され、その年の演劇賞を総なめにした。今回の3年ぶりの再演には、初演時と同様、演出に栗山民也、キャストも同じ顔ぶれが揃った。多喜二を演じる井上は、初演の時は初日4日前に台本が完成したことを明かし「台本がギリギリだと言い訳がきくけど、今回そうはいかない。厳しさを感じます」と気を引き締めながら、「井上先生は(再演を)喜んでらっしゃいますかね。きっと舞台が始まったら、(天国から)毎日劇場に来てくださるんじゃないかな」と亡き劇作家に思いを寄せた。一方、多喜二の恋人役の石原は「先生がいらっしゃらないな、と寂しい思いもありますが、先生が命を削って書かれた言葉を大切に丁寧に伝えていきたい」と気合を入れた。公演は12月7日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪ほか全国を巡演。
2012年12月07日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日男女の性器が入れ替わる斬新なアイデアで恋とセックスの根源的関係を描く、異色の青春ラブストーリー『恋に至る病』。本作に出演した染谷将太が、木村承子監督が提示した強烈な世界観に圧倒されながらも、自分なりに答えを出したという本作のテーマについて語った。その他の写真新人監督の木村承子氏が、第21回ぴあフィルムフェスティバルのスカラシップを得て撮り上げた長編デビュー作。超絶妄想少女の女子高生ツブラ(我妻三輪子)と彼女が好意を抱く高校の生物教師マドカ(斉藤陽一郎)の“性器”が突然入れ替わってしまい、ツブラを慕う同級生のエン(佐津川愛美)と彼女を追いかけるマル(染谷)の四角関係を軸に、恋愛にまつわる人同士のコミュニケーションについて問う一作だ。染谷は「全体像が最初はイメージできず、撮影中も不思議な感覚でした」と特異な世界観に戸惑ったものの、完成した映画を観て「ツブラは木村監督そのものだと思いました(笑)」と感想を抱いたという。木村監督のパーソナルな想いを投影したと染谷が指摘するツブラは、愛するマドカと“溶けて混ざってひとつになったらいい”と妄想する、他者とつながりたい主人公だ。そこにある木村監督のメッセージについて、「男女は違う、別々の生きもので、どうしても分かり得ない壁がありますよね。この映画は明確に提示しないけれど、マルを演じる上でも出てきた壁でした」と語る染谷。違うからこそひとつになりたい衝動が生まれるわけだが、「女性特有の葛藤だと僕は思いました。木村監督だからこそ撮れたテーマで、ご本人の意見を僕も聞きたいです(笑)」と主題の解説を木村監督に委ねていた。本作を読み解くヒントとして、4人の名前―ツブラ、マドカ、エン、マル―が、すべて漢字の“円”で表現できるということを指摘しておきたい。染谷も“女性特有の葛藤”としながらも、「男女が完全に分かり合うことは無理にしても、ぶつかってまとまるしかないってことは考えました(笑)」と自分なりに答えを出した。単なる青春映画の枠を超えて、恋愛コミュニケーションの本質についても言及した本作。公開後の反響が楽しみな意欲作だ。『恋に至る病』2012年10月13日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月12日劇作家・井上ひさしの最後の作品『組曲虐殺』が今冬再演される。2009年に栗山民也演出で初演されたこの作品は、音楽を全編、小曽根真の書き下ろし楽曲でつづる“音楽評伝劇”だ。今回、初演と同じスタッフ・キャストで、井上作品を連続上演してきた“井上ひさし生誕77フェスティバル2012”の掉尾を飾る。主演の井上芳雄に本作への思いを訊いた。プロレタリア作家の小林多喜二が、29歳の若さで特高警察に虐殺されるまでの2年9か月を描いた本作。多喜二を演じる井上は、「自分にとって『組曲虐殺』は、井上ひさし先生の思い出と共に、忘れられない宝物。絶対に再演したいと願っていました。初演メンバーが揃ったのも、作品の力に拠るところが大きいのでは」と話す。壮絶な最期で知られる多喜二だけに「演じる前は漠然と、激しさや痛みのようなものをイメージしていた」という井上。「でも井上先生の台本には、朗らかで、芸術に造詣が深く、人々に愛される人物が描かれていて、新鮮でした」。劇中では、恋人の瀧子や姉チマ、 多喜二の活動を支援するふじ子はもちろん、多喜二をマークしている特高刑事ですら、気がつけば彼に温かい眼差しを向けてしまう。「実際、魅力的な人だったんでしょうね。周囲からたくさんの愛情を受けていたからこそ、自分もそれを、虐げられた人々に返すことができたんじゃないでしょうか。社会のシステムを憎んでも、人間そのものは決して憎まない人だった気がします」。『組曲虐殺』は、井上にとって、表現面でもひとつの転機となった作品だ。「栗山さんからは『生死の瀬戸際に身を置くプロレアタリア作家の覚悟に迫れ!』と叱咤激励され続けて。演じる上で感情をどこまでどう出すのか、新しい挑戦でした。小曽根さんには『これまでと違う歌い方を試してみようよ』と、即興的な歌唱を教えていただきましたね。その後、別の作品を演じても、『今の、多喜二だったよね』と言われてしまうほど(笑)。俳優として大きな体験でした」。今は、井上ひさしの遺した言葉を伝えることが、自身の使命だと感じているという。「先生が書いてくださった言葉は、自分のちょっとした工夫など歯が立たないほど、すごい力をもっている。再演でも、まっすぐに体ごと、ぶつかろうと思っています。『後に続く者を信じて走れ』という多喜二の歌詞があるのですが、僕も、若い世代を含め多くの人に、彼の思いや生き様を伝えるつもりで演じたいです」。公演は12月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。チケットは9月29日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは9月13日(木)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。東京公演の後、来年1月に各地を巡演。取材・文:高橋彩子
2012年09月12日2010年に永眠した劇作家、井上ひさし。存命ならば77歳の誕生日を祝うはずだった今年、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と銘打ち、1月から12月まで8本の作品を上演している。このフェスティバルの特別企画として、8月16日(木)より東京・紀伊國屋画廊にて『井上ひさし「せりふ」展』(入場無料)が開催される。井上ひさし関連のチケット情報井上ひさしが綴りつづけた70作にもおよぶ戯曲。今回展示されるのは、戯曲の中から切り取られた77個の“せりふ”。額装された“せりふ”を目で見るだけではなく、スピーカーから聴こえる“せりふ”を「音」として耳で楽しむこともできるそうだ。『井上ひさし「せりふ」展』は8月16日(木)から28日(火)まで紀伊國屋画廊にて開催。なお、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』の今後のラインナップは、8月まで上演中の『しみじみ日本・乃木大将 』、8月末から9月に『芭蕉通夜舟』、11月から12月に『日の浦姫物語』が上演される。チケットは一部を除き発売中。
2012年07月25日井上公造が松田聖子の3度の結婚を徹底分析!17日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーター、井上公造が再々婚をした松田聖子の隠された驚きの結婚の法則をレポートした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人。結婚発表のタイミング結婚相手の河奈裕正氏は今年3月に准教授になったばかりで一つの発表タイミングになった。河奈氏は井上独自の取材によると、一昨年離婚をしているという。昨年の年賀状から、これまでの家族写真では無くなったという。大変腕の良い歯科医でTVの嘱託医としても勤めている。結婚発表は必ずコンサート前井上は「聖子ちゃんはマスコミが沢山集まるのが大好き」と話し、「結婚発表をコンサート前にするのは聖子ちゃん一流の計算がある。」とも...。聖子と郷ひろみの結婚、離婚は順番に郷ひろみとの別れの会見の時の名言「生まれ変わったら一緒になろう」も、名古屋で会見を見ていた当の本人の郷は、思わず「そんなことは一度も言っていない」と思ったという。二人の別れから、互いに結婚、離婚を繰り返すが、必ず順番に起きているという。その都度、ファンは聖子と郷が赤い糸で結ばれていると信じたがっている。そして50代に突入している二人は今も輝き続けている。井上は「聖子ちゃんは多くのスキャンダルがあっても一つも曇らない」とコメントを締めくくった。元の記事を読む
2012年06月18日