福岡市は9日、福岡市高速鉄道3号線(天神南~博多間)の第一種鉄道事業許可申請を行った。地下鉄七隈線延伸の早期着工に向け、鉄道事業の経営に必要な手続きとして行われたもので、開業予定は2020(平成32)年度。地下鉄七隈線は2005年2月に橋本~天神南間が開業。利用者も増え、地域の足として定着しつつあるものの、都心部の区間が未整備となっていることから、昨年度より天神南~博多間の延伸に向けた取り組みを進めている。都市計画の原案も作成されており、国体道路からはかた駅前通りの地下を通り、建設キロは約1.4km(営業キロは約1.6km)で、博多駅(仮)に加え、博多区祇園町に中間駅(仮)を置く計画であることが明らかに。建設費は約450億円で、乗車人員は1日あたり6.8万人(うち新規利用者は約2.1万人)を見込んでいる。今回の申請は七隈線延伸の具体的な事業着手の第1歩となるもので、福岡市交通事業管理者より、国土交通省九州運輸局長へ申請書が手渡された。今後は鉄道事業法第5条により、国土交通大臣が審査の上、許可することになっている。その後、道路敷設許可、工事施行認可などを経て着工に至り、2020年度の開業を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日京都府長岡京市と阪急電鉄はこのほど、阪急京都本線の大山崎~長岡天神間で建設中の新駅の名称を「西山天王山(にしやまてんのうざん)」とすることを発表した。新駅の開業は2013年度下半期中を予定している。新駅は大山崎駅から2.5km、長岡天神駅から1.5kmに位置し、京都第二外環状道路(2012年度末開通予定)と交差する。駅周辺が西山地域に含まれているほか、付近には「天王山」(勝負の分岐点・天下分け目を意味する)の語源となった天王山があり、これらの地域性や歴史を表現できる駅名として「西山天王山」に決定した。駅設備としては、地平駅舎と相対式ホーム2面、改札口2カ所、上下ホーム連絡地下通路などを設置。駅の東西両側に駅前広場がつくられ、パーク&ライドを推進するため、東側駅前広場に隣接して自動車駐車場が設置される。東西の駅前広場を連絡する歩行者用の自由通路もつくられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日オリックス不動産は14日、京都市初の本格的水族館「京都水族館」をオープンする。「日本初の内陸型大規模水族館」(同社)とのこと。入場料は大人2,000円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。同施設は、「水と共につながる、いのち。」をコンセプトに、多くの命が共生する生態系、水と生き物が循環する流れを再現するため、京の川から大海原を再現する9つのゾーンで構成されている。国内最大級の「オオサンショウウオ」が展示された「京の川ゾーン」、オットセイやアザラシを観察できる「かいじゅうゾーン」、イルカのパフォーマンスが見られる「イルカスタジアム」などがある。京都の自然や生態系を遊びながら学べる「エデュテインメント型の水族館」を目指しているとのこと。施設の裏側を見学できるバックヤードツアーなどの体験プログラムや、風船を使ってクラゲを作成する子供向けのワークショップなども開催されている。また、館内にあるカフェ「山紫水明カフェ」では、抹茶ゼリーや抹茶ソフトクリームを使った「京都パフェ」(750円)や「京漬物ドッグ」(350円)など、京都らしさのあるメニューを揃える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日あのロイヤルパークホテルが、『ロイヤルパーク ホテル ザ 京都』として2011年10月8日(土)に京都にオープン!こちらを記念して、東京・ロイヤルパーク汐留タワーにて、京都産食材を使ったランチブッフェや、京都をイメージした色鮮やかなカクテルが展開される。『ロイヤルパークホテル ザ 京都』は、市内中心部の河原町三条に位置し、先斗町や祇園へも徒歩圏内と便利で、新たな京都ステイの拠点として注目を集めること間違いなし。こちらのオープン記念として、東京・ロイヤルパーク汐留タワーにて、京都にちなんだ“ちりめん山椒のピラフ”、“京野菜の天ぷら”、“本場京都のおばんざい”など、京都産の食材を使用した料理が並ぶ「ハーモニー」のランチブッフェや、ロビーラウンジにて京都宇治産の抹茶を使用したマティーニなど京都をイメージしたカクテル4種が展開される。期間限定の京都産食材の特別メニュー!の大きな窓から望む高層階の眺めと共に、お楽しみあれ。「ロイヤルパークホテル ザ 京都」開業記念ランチブッフェ~京都産食材特別メニューテレビや雑誌でもお馴染みの「ハーモニー」ランチブッフェ。今回の企画のメインである、京都にちなんだ料理のほか、人気No.1 の“トリュフソースが香るフォアグラオムレツ”や、デザートを含む約30種類の料理を楽しめる。場所:24階スペシャリティレストラン「ハーモニー」期間:~2011年10月31日(月)時間:第1部11:30~13:00/第2部13:30~15:00料金:大人/平日¥2,625/土日祝¥3,675小学生/平日¥1,302/土日祝1,827※サービス料10%別「ロイヤルパークホテル ザ 京都」 開業記念カクテル場所:24階「ロビーラウンジ」期間:~2011年10月31日(月)時間:月~水曜日open.18:00~23:00木~土曜日open.18:00~24:00日曜日・祝日open.18:00~22:00料金:『京都宇治抹茶Martini』『京撫子』¥1,680『京もみじ』『京景色』¥1,470※サービス料10%別お問い合わせ:レストラン予約 tel.03-6253-113010:00~19:00
2011年09月21日日本最大級のヨガポータルサイト『yoga generation』を運営する株式会社オハナスマイルは、京都で人気のヨガスタジオYoga studioTAMISA他、関西の有名ヨガスタジオと共催で2011年10月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間にわたって、京都の建仁寺 両足院(京都市東山区)にて日本最大のお寺ヨガイベント『ヨガスマイル2011 秋』 を開催。「ヨガスマイル」は、年に2回、春と秋に京都にて開催される関西最大級のヨガイベント。京都の禅寺として著名な建仁寺の両足院内を貸し切って開催されるお寺ヨガで、今回で7回目。ヨガ初心者から経験者まで、誰でも気軽にヨガを体験できるイベントで、3日間で延べ1300名が参加予定。参加講師には、日本国内の人気ヨガ講師陣に加え、陰ヨガの講師として世界中で活躍しているビクター・チャン氏、アディヨガの創始者ダルマニディ氏など、海外からのゲストも迎え、話題の講師が一堂に集結。ヨガの他にも庭園散策や、オリジナル数珠作り、坐禅や法話のクラスなど、お寺ならではのクラスも多数開催。3日間にわたって、美しい日本庭園を臨みながらヨガや日本の伝統を学べるという、最高の環境を楽しむことができる。また、日本最大級のヨガファッションサイト『東京ヨガウェア2.0』による最新ヨガウェアの展示販売や講師陣との座談会(予約不要、寄付制)、親子での外ヨガなど、大人も子供も楽しめる企画も盛りだくさん。参加お申込み方法、詳細はホームページにて。 プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月14日第23回東京国際映画祭のコンペティション部門出品が決定している映画『海炭市叙景』に出演する谷村美月、南果歩、熊切和嘉監督らが9月30日(木)、東京・港区の六本木ヒルズ内で行われた同映画祭の公式会見に出席した。北海道・函館市出身の小説家・佐藤泰志氏の遺作となった同名作の映画化で、函館市をモデルにした架空の都市・海炭市とそこで人生を送る人々の姿を6編の物語で描いている。熊切監督と初タッグとなった谷村さんは「その場に立っていればいい、そこに存在していれば『演じよう、演じよう』としなくていい、不思議な現場でした。とても居心地が良かったです」と撮影をふり返ってニッコリ。南さんも「函館で1か月半、撮影をしてきましたが、このような形で世界に向けて発信できることになり、函館の方々と喜びを分かち合いたいです」と晴れやかな笑顔を見せた。北海道帯広市出身の熊切監督は「小さな出会いから始まった映画が大きな映画祭で上映されるのは嬉しい」と喜びの言葉。「とある地方都市の現実とそこに暮らす人々の姿を描いた作品です。多くの人々に何かを感じ取ってもらいたい」と話した。ほかに出演の竹原ピストルが出席。この日の会見には映画祭チェアマンの依田巽氏らが出席。本作を含むコンペ作品15本などの概要発表、審査員紹介などを行った。コンペ15本中、1本は未発表。第23回東京国際映画祭は10月23日(土)から31日(日)まで、東京・六本木ヒルズほかで開催。映画『海炭市叙景』は11月27日(土)より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開。(photo/text:Yoko Saito)「第23回東京国際映画祭」公式サイト■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF
2010年09月30日タレントの南明奈が8月10日(火)、東京・港区のスペースFS汐留で行われた、声優を務めるアニメ映画『カラフル』の中高生試写&特別授業イベントに、原恵一監督と出席した。直木賞作家、森絵都の同名小説を原作に、主人公の“ぼく”の魂が、人生をやり直すチャンスを得て自殺した中学3年生の少年・小林真の体に宿り、新たな人生経験を重ねていく姿を描く物語。南さんのほか、宮崎あおい、麻生久美子、冨澤風斗、高橋克実らが声優を務めている。映画にちなみ、都内などの中高生160人が同作を鑑賞。特別授業の講師には筑波大学大学院人文社会科学研究科の土井隆義教授が来場。土井教授は、劇中の“ぼく”が、人は単色ではなく多色であると気付いていく過程に触れ、「なぜ気付いたと思うか?」と問うと、会場の男子学生の1人が挙手し「たくさんの友達に出会えたら」と回答。「いい答えですね、ではなぜたくさんの友達に出会えたのでしょう?」と再び、意見を求めたが回答者なし。そこで「では南さん!」と、あてられた南さんは「たくさんの友達がいるから多色であると気がついたし、多色だからたくさんの友達ができた」と思案顔で述べた。授業終了後、南さんは「授業って久々だと楽しい」と懐かしんだが「気持ち悪くなる、っていうか、先生に指される、いまの問題分かんないから来ないでって思う気持ち悪さを久々に味わいました」と苦笑い。学生時代の成績について取材陣から聞かれると「良くないですね、1、2、1、2…って感じ」と答えた。この日は制服姿で登場。「着るのは半年ぶりくらい」と照れつつ、制服デートについて「あまりしていなかったですね。中学校の頃から仕事をしていたので、学校が終わると仕事、仕事がなくても疲れてるから帰るっていう感じだったので、もうちょっと遊べばよかったな」と話した。特別授業の感想を求められると、南さんは「カラフルな人生になるよう、がんばろうって思いました」と前向き。劇中では真と“ぼく”が好意を寄せる奔放な女子中学生・ひろかの声を務めたが、原監督から「南さん、アフレコに苦手意識があったんですよね。でもすごい良かったし、やってよかったでしょ?」とお褒めの言葉。鑑賞後の中高生から拍手がわき起こる中、「はい!」と嬉しそうな笑顔で頭を下げた。『カラフル』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:男子中学生の直球質問に宮崎あおい&麻生久美子&アッキーナら大ウケ直木賞作家・森絵都のベストセラー映画化『カラフル』試写会に50組100名様ご招待
2010年08月10日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載5回目の今回は、京都の涼です。京都も夏本番!盆地で湿度が高く、蒸し暑いのが京都の夏の特徴。ジリジリ、ムシムシしていて本当に京都の暑さって身体に堪えるんですよねー。そんなこともあって、昔から涼をとりながら夏の風情を楽しむ、鴨川納涼床や川床などの文化が生まれました。さて、そんなあっつい京都の夏。市内の中心地に比べると−5°の気温差があると言われる京都の奥座敷、鞍馬-貴船へ出かけてきました。鞍馬へは、出町柳駅から叡山電車へ乗っていきます。ただ昨年の台風の影響で現在も市原駅までの運行となっていますので、ご注意を。1日も早い復旧を願うばかりです。叡電市原駅からはバスに乗り換えて鞍馬へ向かいます。▲市原駅は無人駅。緑がいっぱいののどかな駅周辺。鞍馬寺は、西暦770年建立の歴史あるお寺で、また牛若丸が修行をした場所など、伝説もいっぱいです。鞍馬山はお山自体が尊天の御神体と考えられており、天狗が住むと言われる京都屈指のパワースポット。なるほど、見るからに圧倒されるパワーを感じるお寺です。山門をくぐって参道を30分ほど登って本殿へ。ケーブルカーを使って登る方法もあるので脚力に自信のない方もご安心を。▲バスを降りたらすぐに登場!幻想的で神々しい雰囲気が漂っています。▲途中にある神社も厳かな雰囲気。立派な杉の木が目を引きます。そこからもうひと頑張り。清少納言も『枕草子』で「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」と書いた「木の根道」を通って川床の名店が立ち並ぶ、まさに京都の涼の聖地、貴船へ向かいます。歩いて約40分ほどの道のりです。▲これが木の根道。すごい迫力です。▲山を下ると川のせせらぎが。ついに貴船へ到着!やはり街中よりも少し涼しい気が!それに川の流れる音が聞こえることで、気持ちも洗われるようです。川床料理のお店の間を少し歩けば、貴船神社に到着です。▲青紅葉が美しい貴船神社。縁結びで有名です。ここも京都市内かと疑いたくなるくらい、清涼感のある場所でした。いつかはリッチに川床で流しそうめんや懐石料理を楽しんでみたいものです。京都へ住んでいてもなかなか近くて遠い鞍馬と貴船。大人がしっとり涼を楽しむ地域としておすすめです。ぜひ足を運んでくださいね。今月の京都のちょっといいことは、ここまで。また来月お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載2回目の今回は、京都御苑のお話です。親しみを込めて御所と呼ばれることが多いのですが、京都御苑(キョウトギョエン)が正式名称。京都市内の真ん中に位置し緑がたっぷりで癒される、まさにセントラルパーク的存在でありながら、葵祭や時代祭などの起点ともなる由緒のある場所です。京都御苑の基礎知識を少しご紹介すると、明治になるまで天皇がお住まいになられた京都御所をはじめ、京都大宮御所・京都仙洞御所、京都迎賓館などのある国民公園。約100ヘクタールという広さは、東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さとほぼ同じなんだそう!こう聞くとどんなに広いか、わかりますよねー。車がビュンビュン走る大通りから、歴史ある門をくぐれば広がる自然たっぷりの大空間。思わず深呼吸したくなるほど、本当に気持ちがいいです。▲こちらは蛤御門。よく見ると蛤御門の変の際についた弾痕が残っているとか。。。御苑のほぼ中央にあるのが京都御所。現在あるものは1855年の造営。中の参観も可能です。歴史的でもあり、是非見ておきたい建築物でもあります。▲立派な門とどこまでも続くように見える塀も美しい。中には野球場やテニスコート、池や小川、神社などがあり、みなさん思い思いにいい時間を過ごされています。休憩所も三ヶ所あり、車も通らないので、わんちゃんのお散歩や小さいお子様連れの方にもおすすめ。私も子どもが小さい頃はよく連れてきて、お弁当食べたりしてましたー。▲小川周辺は、保育園の子どもたちなどでいつも賑わっているスポット。中で食べるお弁当もいいのですが、御苑周辺には美味しいお店もたくさん!今日は、御所西にある懐かしい雰囲気の人気のお店でカレーライスをいただきました。お家カレー風に見えて実はスパイスの効いた本格派。▲来た人ほとんどみんなが頼むカレーライス。ルーのおかわりができるのも人気のポイント!また、憩いの公園である御苑ですが、市内の真ん中に位置することで、通勤通学の道としても使われています。普通の通りよりも静かで緑もたっぷりで、ショートカットになることもあるから嬉しい!朝から森林浴してる気分になれます。▲御苑名物、自転車の轍。この細い轍の上を走るのが京都自転車あるある。コンパクトな市内の中心に、こんな広大で気持ちのいい場所があるのは有り難く、ちょっと?いや、すごくいいことだと思います。改めて京都御苑の魅力に気づけましたー。今回はここまで。また次回にお会いしましょう。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日