窪田正孝主演×三池崇史監督で贈る映画『初恋』から、濃厚なキャラクターたちの魅力が凝縮された紹介映像が到着した。この度到着した映像は、<初恋編><陰謀編><アウトロー編>の3種。<初恋編>には、余命いくばくもない天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)と、逃亡する少女モニカ(小西桜子)の2人が映されている。<陰謀編>では、そのタイトル通り、裏で手を組んでいる刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの策士・加瀬(染谷将太)の姿が…。そして、<アウトロー編>にはオールドスタイルの武闘派ヤクザ・権藤(内野聖陽)をはじめ、恋人を殺されて復讐に燃える女ジュリ(ベッキー)、武闘派の弟分・市川(村上淳)、組長代行(塩見三省)と血の気の多いキャラクターたちが集結。本編にも登場するポップなネオンピンクとともに、それぞれの強烈なセリフが切り取られ、濃厚なキャラクターたちの魅力をぎゅっと詰め込んだ映像となっている。『初恋』は2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年02月18日『愛がなんだ』『his』などの今泉力哉監督による最新作『街の上で』。この度、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。本作は、今泉監督がオール下北沢ロケに挑んだ、オリジナル脚本による長編映画。『愛がなんだ』以来、監督と2度目のタッグとなる若葉竜也が演じる、主人公・荒川青(あお)をめぐる4人の女性との出会いを描く。解禁となったビジュアルは、若葉さん演じる下北沢の古着屋で働く青の一枚絵をデザインした仕上がり。「誰も見ることはないけど 確かにここに存在している」という田辺冬子(古川琴音)の台詞から引用されたキャッチコピーが添えられている。また、場面写真には主人公・青を中心に、青の元恋人である雪(穂志もえか)、青が通う古書店の店員・田辺(古川さん)、青に映画出演を依頼する美大生の映画監督・町子(荻原みのり)、町子が監督を務める現場の衣装スタッフ・イハ(中田青緒)といった4人の姿が映し出されている。公開前日となる4月30日(木)には「映画『街の上で』公開前夜“OVER THE TOWN”」と題して、劇伴を担当した入江陽、出演者であるマヒトゥ・ザ・ピーポー、主題歌を担当した「ラッキーオールドサン」によるライブイベントも決定している。『街の上で』は5月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:街の上で 2020年5⽉1⽇より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国にて順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズ
2020年02月17日女優の今泉佑唯が14日、東京・新宿の花園神社で行われた舞台『あずみ~戦国編~』の公演成功祈願会見に、共演の瀬戸利樹、味方良介、高橋龍輝、演出の岡村俊一氏とともに出席した。第43回小学館漫画賞を受賞した小山ゆうの人気漫画が原作となる同作は、幼少より刺客として育てられ、戦国の世に翻弄された美しい女剣士・あずみの物語。2003年と2005年に上戸彩主演で2度映画化され、舞台版では2005年に黒木メイサ、2016年に川栄李奈が主演で上演され、今泉は"4代目"あずみとなる。拝殿でのご祈祷と、拝殿前でのフォトセッション後に行われた囲み取材で、現在の心境を尋ねられた今泉は「歴代のそうそうたる方があずみを演じていられているので、今からすごく緊張していますし、何より会社からの圧が(笑)。プレッシャーもあるんですけど、この作品に携わってくださっているみんなで新しいあずみを作り上げていけたらいいなと思います」と語り、稽古が始まって1週間経ったそうで「みんな揃って"いよいよ始まったんだな"って感じています。初めて殺陣をやらせていただくので、基本の構えとかもわからないですし、どっちにどう切ったらいいんだろうとか、基本的なことからまったくわからないので、みなさんにご迷惑をおかけしてしまっているなと思っているんですけど、あと1ヶ月しかないので、この1カ月、精いっぱいあずみと向き合っていけたらいいなと思っています」と力を込めた。そんな今泉について、岡村氏は「今泉は(背が)小さいんですよ。舞台上で見て小さいということが利になるというか、少女に見えるとか、そういうのって単純に身長の問題ではあるんですが、すごくかわいらしい子どもに見える利点があるなと思っていて、殺陣は歴代で間違いなく1番上手いです。とんでもなく上手い。早くお見せしたいくらいです」と絶賛し、「今泉はあるアイドルグループ(欅坂46)から1人飛び立った子です。群れから離れた1人の娘が力強く、芸能界という荒波で生きていくみたいなことと重ね合わせて、この物語を見ていただけたら、新たな共感を生むと思っております」とアピールした。また、欅坂46を卒業してからの日々について聞かれた今泉は「この1年、グループを卒業して1人でやっていく中で、たくさんの現実だったりと向き合うことが多かったので、勝手に"私、大丈夫だ"って思っています(笑)」と胸を張り、報道陣から「楽観的なんですか?」と声を掛けられると「楽観的?」と首を傾げて笑いを誘う一幕も。さらに、バレンタインデー当日だったこの日、報道陣にも手渡しでチョコレートを配った今泉は、過去のバレンタインデーの思い出を聞かれると「学生のときは張り切ってチョコを作ったりしていたんですけど…というか、作ったというのはウソで、母親に作ってもらったり、買ってきたチョコを自分なりにちょっと欠けさせて『作ったよ』って渡したりしていました」と告白し、「あまり料理が得意ではないので、精一杯選んで買ったチョコを配りたいと思います」と開き直っていた。『あずみ~戦国編~』は、2020年3月14日より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、4月4日〜5日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで上演。
2020年02月14日映画『ファンシー』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、廣田正興監督が出席した。廣田正興監督の長編デビュー作となる本作は、廣田監督が約20年間の構想期間を経て、山本直樹原作の短編『ファンシー』にオリジナル要素を大幅に付け加え、現実とファンタジーの狭間で揺れ動く男女3人の関係性をスリリングに描いたもの。元彫師の郵便屋(永瀬正敏)、ペンギン(窪田正孝)、月夜の星(小西桜子)の3人が、それぞれの愛を探し求める。前日が公開初日ということで、この日は公開記念舞台あいさつが行われ、本作で長編デビューとなった廣田監督と20年来の知り合いだという永瀬は「監督が商業デビューするならこの作品でと仰っしゃり、その際は出てくださいと言われたので軽く『いいよ』と言ってしまいました(笑)。約束を守れてよかったですし、監督が諦めない気持ちをずっと持ち続けていて素晴らしいと思いました。今回はお声を掛けていただいて即決でしたね」と廣田監督の夢が叶って満足そうだった。窪田は「原作にもありますけど、とにかく冷やしました。冷やしすぎて現場で高熱になり、撮影を一瞬止めてしまいました(笑)」と苦笑い。窪田と初めてガッツリ芝居をしたという永瀬は「人類を超えていますからね。鳥類を世界で演じられるのは2人か3人しかいないんじゃないんですか。自分のペンギン像を持っていて、ペンギンんにしか見えませんでしたよ」と絶賛すると、窪田も「永瀬さんとの共演は背筋がピリッとしました。すごい緊張もあったんですが、それを感じさせないように現場で努めてくださいました」と永瀬の心遣いに感謝しきりだった。廣田監督と同様に商業映画デビュー作となる小西は「映画で見ていた方々だったので緊張しました。こんな日が来るとは思わなかったですね」と喜び、「窪田さんは本当に優しくしていただいて、最初からフランクに話しかけてくださったので緊張がほぐれました。永瀬さんも優しくて、初めての映画がお2人がお相手で心から良かったと思います」と感謝の言葉。小西について永瀬が「原作から飛び出たような感じでピッタリだと思いました。最初が僕っていうのはすみませんね。もうちょっとイケメンの若い方が良かったかな(笑)」と自虐的に語り、窪田も「本当に真っ直ぐさでは誰にも負けないんじゃないかな。何者でもない透明な桜子ちゃんの心がそのまま役に浸透していて、それを真正面で受けた時に汚れたと思いましたね。汚れている俺がダメだと思ったし、真っ直ぐな桜子ちゃんに救われました」と賞賛していた。
2020年02月09日元欅坂46で女優の今泉佑唯が30日、東京・SHIBUYA109店頭イベントスペースで行われた下着ブランド「ピーチ・ジョン」の若年層向け新ブランド「GiRLS by PEACH JOHN」のメディア向け発表会に、黒木ひかり、ミチ、中野恵那とともに登場。下着モデルに抜てきされた喜びを語った。今泉は、イメージモデルに起用された心境を聞かれ、「ずっとずっと下着のお仕事をいつかできたらいいなと夢に見ていたので、信じられなくて、うれしい気持ちでいっぱいでした」と笑顔で話した。また、ブランドのテーマ「ほぼ無敵のわたしたちへ」にちなんで、無敵でいられる秘訣を聞かれると、「常にいい状態でいられたらいいなと思ってパーソナルジムに通っています。暇なときは毎日行ったりしています」と回答。「それが一番健康でいられるというか、ストレスなくいられるので、体を動かしています」と語った。「GiRLS by PEACH JOHN」は、「PEACH JOHN」の妹ブランドで、ランジェリーを中心に最新のキュートがそろう手頃なラインナップ。第1弾商品として、個性を引き出す新ノンワイヤーブラ「Peasy(ピージィ)」が1月29日より発売され、あわせてイメージモデルを務める4人が出演するWEB CMも公開された。
2020年01月30日元欅坂46で女優の今泉佑唯が、下着ブランド・PEACH JOHNの若年女性向け新ブランド「GiRLS by PEACH JOHN」(1月29日発売)のイメージモデルに起用されることが発表された。今泉佑唯今回起用されたメンバーは今泉のほか、ミチ、黒木ひかり、中野恵那と、いずれも若い女性を中心に支持を集めている女性タレント。29日の発売に合わせて4人が登場するWeb CMも公式サイトで公開される。今泉は「いつか下着のモデルをやってみたいなとずっとずっと夢に見ていたので、普段から愛用させていただいてるピーチ・ジョンさんのイメージモデルを務めることができ、大変うれしく思います」と喜び、「うれしすぎて身体づくりに気合いが入りました」と明かしている。
2020年01月25日松坂桃李が主人公を演じる映画『あの頃。』の公開が決定。監督・今泉力哉×脚本・冨永昌敬という奇跡のタッグが実現する。本作は、「ハロー!プロジェクト」への熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。 男子かしまし物語」の実写映画化。大学院受験に失敗し、どん底生活を送っていた劔は、ある日、松浦亜弥のMVを観て「ハロー!プロジェクト」のアイドルに魅せられ、イベントで出会った仲間たちと共に情熱を傾けるように。くだらなくも愛おしい青春の日々を謳歌していたが、時は流れ、仲間たちはアイドルよりも大切なものを見つけて次第に離れ離れになっていく。そんな中、劔はコズミンが癌に冒されていることを知り…というあらすじ。『娼年』『新聞記者』など話題作に出演、難役にも果敢に挑み続ける松坂さんが今回の映画化で演じるのは、ハロプロアイドルにのめり込んでいく主人公・劔。底辺の生活を送っていた劔だが、アイドルにどっぷりハマり、仲間たちと共に遅すぎる青春の日々を謳歌することに。松坂さんは「誰しもが持っているであろう"あの頃"。その時間にどんな思いがあって、どんな出来事があって今の自分が生きているのか。原作者の劔さんのお話を伺った時、自分も"あの頃"に触れた時、ふと感じ入るものがありました」と言い、「初めてご一緒する今泉監督と共に作りあげていく『あの頃。』をスタッフ、キャストで楽しみながら形にし、お届けできればと思います」とコメントしている。監督は、記録的ヒットを飛ばした『愛がなんだ』や『his』など次々に話題作を発表している今泉力哉。『南瓜とマヨネーズ』『素敵なダイナマイトスキャンダル』の冨永昌敬が脚本を担当する。『あの頃。』は2021年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月20日恋愛映画の旗手・今泉力哉監督と、いま最も勢いのある俳優・田中圭との初タッグで贈る映画『mellow』。この度、田中圭演じる主人公・夏目誠一のメロウな写真が一挙に解禁となった。田中さんが演じるのは、「独身」「彼女なし」「花が恋人」というほどに好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一。解禁となった場面写真では、自ら営む花屋「mellow」で穏やかな表情で花を選ぶ夏目のカットや、岡崎紗絵演じる木帆が営むラーメン屋で2人が談笑する姿。白鳥玉季演じる姪っ子のさほと仲良く並んでラーメンを食べているカットなど、彼の優しさが伝わってくるものばかり。さらに、白い花束を持ち、微笑みながら川辺を歩く印象的なカットも含め、本作の持ち味でもある日常と地続きの穏やかな雰囲気が伝わる“メロウな写真”となっている。本作で夏目を演じた田中さんは、実力派俳優として映画やドラマにコンスタントに出演し続け、近年ではさらにその魅力が広がり、出演作が後を絶たない。その飾らないナチュラルな人柄は、バラエティーに出演する度にSNS上でトレンド入りを果たすなど、いま改めて注目されている。そんな田中さんについて今泉監督は、「田中さんは、格好良く映りたいとかの欲がなく、どうやって自分がいたら良いのか、常に作品のことを1番に考えてくれる本当に素晴らしい方です。作品のことをちゃんと理解していてくれているので、田中さんは夏目をただの良い人にするのではなく、人間っぽさを持たせてくれました」と絶賛している。そんな田中さんが生み出す人思いで繊細なキャラクターに、今泉監督だからこそ生み出すことのできた各キャラクターの不器用さや、クスッと笑えるセリフのやりとりが合わさり、リアルに胸に響くストーリーが展開されている本作。田中圭史上、“一番優しい田中圭”と言われている夏目は、自身は無自覚ながらも周囲の人の気持ちととらえ、監督に「アイデア段階ではこんなにモテる予定じゃなかったんだけどなあ、夏目誠一」と言わせるほどの魅力を発揮している。『mellow』は1月17日(金)より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:mellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2020年01月16日映画『愛がなんだ』などで、カップルの恋愛比重や、恋する人間のかっこわるさなどを魅力的に描いてきた今泉力哉監督が、『his』でテーマにしたのは同性愛。田舎町に住む迅(宮沢氷魚)のもとへ子連れで現れたのは、8年前に別れた恋人・渚(藤原季節)。二人は再び愛し合う関係になるが、渚とその妻(松本若菜)は親権を争い裁判へ発展してゆく…。同性愛者は日常に存在して、わざわざ取り上げるほうが差別的になるのではないかと「あえて避けてきた題材」と言う監督が、これまでの手法をもって、このテーマをどう描くのか、公開前から早くも注目を集めている。映画が終わっても人生は続く。そんな恋愛映画を作り続けたい。恋愛映画を作る時はいつも、明確な悪人を作らずに衝突や葛藤を描きたいという意識があり、なおかつ全体的に“温度”が上がらないように気をつけています。たとえば感情的に泣くような温度の高い芝居って、一歩間違えると役者だけが気持ちいい感じに見えて、お客さんがのれない。だから撮影中に少しでも温度の高さを感じると、その度に脚本に立ち返って確認します。それってドラマティックになりにくいからみんなやりたがらないけど、僕の興味はそこにあるんです。ただ今回は自分の脚本じゃない、同性愛を描いた難しいテーマの中で、主演の二人に任せた部分も多くて。たとえば、台所で歯を磨きながらキスするシーンもそう。僕自身はそういう日常を送っていないし、僕の恋愛映画では日常の何気ないキスや接触を描いたことがないから。でも二人のバランスがいいというのもあって、結果、すごく自然な流れになった。『愛がなんだ』ぐらいから、そんなふうに役者にどんどんゆだねるようにはなっています。役者に任せて僕が持つアイデアよりももっと面白いものが出てきたらそれが正解だから、自分の中の考え含め、どっちだろう…と限られた時間の中でギリギリまで迷いたいし、わからないことは「わからない」ってみんなに頼る。あとは、完成作で全員を納得させるのが監督の仕事だと思っているんで。だから「いつも悩んでる人」って言われちゃうんですよね(笑)。近年の恋愛の傾向としては、極端な話、恋愛はしたくないけど結婚はしたい、結婚はしたくないけど子供は欲しいなど、恋愛に対して損得や効率を考える人が増えている気がします。それって僕は悲しいことだと思います。“温度の低い恋愛”を描いてきましたが、恋愛の醍醐味は面倒くささにあるので。さらに僕は映画の登場人物がまるで隣に住んでいそうな“地続きの恋愛”が好きで。何かを解決してハッピーエンドという映画もあるけれど、それで終わりにするとそのまま登場人物たちも終了しちゃう。映画が終わったあとも登場人物たちの人生は続くという方向にしたほうが、人物は生きると思っているんです。『his』も、ラストシーンは観る人によって登場人物たちのその後の人生について、いろんな解釈ができるはず。やるからには、これまでの同性愛作品と違うものにしたかったし、今後も恋愛映画を通して、これまで描いたのとは違う恋の形を探りたいです。“複雑な感情こそが人間らしい”ということ。物語で描かれる幸せは、迅と渚、その子供・空(外村紗玖良)との日常のシーン。主演の二人も、撮影期間中は役に入り込むのが辛かったが、この場面は幸せに感じたと語る。空を連れ戻しにきた渚の妻。ともすれば悪人になりがちだが、そうはさせないのが監督の手法。それぞれの弱さや言葉足らずな部分から生まれる衝突を、低い温度で描いている。頭を寄せることで相手を求め合う感情を表現。「一人の人間にいくつもの感情がある。派手にしないほど繊細になり、また好きを伝えるパターンは無数にある」と監督。©2020映画「his」製作委員会今泉力哉監督1981年2月1日生まれ、福島県出身。自主制作映画を作っていた頃から、恋愛映画にこだわり続けてきた。監督、脚本、演出まで手がけ、短編を含む映画、ドラマ『時効警察はじめました』、乃木坂46のPVまで幅広く手がける。オリジナル脚本に受賞作が多く『こっぴどい猫』『サッドティー』『パンとバスと2度目のハツコイ』など多数。‘19年公開の映画『愛がなんだ』がヒットし代表作に。今作『his』は1月24日より全国公開。※『anan』2020年1月15日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年01月11日元欅坂46で女優の今泉佑唯が9日、都内で行われた所属事務所エイベックス・マネジメントによる新春晴れ着撮影会に出席した。2018年11月に欅坂46を卒業し、2019年1月にエイベックスに移籍した今泉。緑の晴れ着で登場し、「人生で2回も晴れ着を着られると思っていなかったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔全開であいさつした。絵馬には「緊褌一番」と目標を書き入れ、「四字熟語が好きなので」とにっこり。「移籍してから1年が経って、ようやく少しずつ環境にも慣れて、気持ちに余裕を持てるようになってきたので、自分のやりたいことや、周りの方から求められていることを考えて、いろんなことに挑戦していきたいと思います」と抱負を語った。新春晴れ着撮影会には、飯豊まりえ、浅川梨奈、生見愛瑠、大原優乃、大幡しえり、Niki、山谷花純、小室安未、前島亜美、江野沢愛美、日比美思、古田愛理も出席した。
2020年01月09日昨年『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』で注目を集めた今泉力哉監督最新作『his』。この度、本作で映画初主演を務めた宮沢氷魚と、主人公の忘れられない恋人を演じた藤原季節との撮影現場の様子を今泉監督が語った。群像劇に「当たり前に登場させてきた」同性カップルを“いま”描く今泉監督が、今夏放送された前日譚のドラマと映画をあわせて企画し、全ての脚本を手掛けたアサダアツシ氏からの依頼を受けて、実現に向けて動き出したのが2017年の秋のこと。その後「おっさんずラブ」が大ブームとなり、“まるで後ノリになってしまった”と苦笑まじりに語る今泉監督が、初めての題材として選んだ男性同士の恋愛について「今まで、あえて扱うのを避けていた」と語る。その理由として、「同性愛は主題として扱わなくても、群像劇の登場人物の中に当たり前に登場させてきた。その方が差別的にはならないのでは?という考えがあった」と明かした。しかし、本作はいままで撮らないと公言してきた監督が撮ろうと思うだけのオリジナリティがあったという。恋人同士を演じた2人のキャスティングに関し、初めて仕事をした宮沢さんについて監督は、「実年齢が若いので、ちゃんと迅に見えるのかなという不安が実はあった」と話す。しかし、宮沢さん自身が真摯に演じる姿とその大人びた声の魅力を目の当たりにして安心したという。逆に藤原さんとは『アイネクライネナハトムジーク』でも一緒に作品をつくりあげており、「氷魚と季節、この組み合わせでないと成立しなかったと思っています」と、2人の相性の良さに全幅の信頼を寄せていた。これまでの今泉作品とは異なる「温度の高い芝居」また、今回は監督に専念し、脚本家が別にいたためオリジナル脚本の時と比べて、撮影現場で驚くことが多かったと今泉監督は語る。「自分で脚本を書くときは、こんなに登場人物の感情の揺れ幅を大きくできない」と語る通り、本作の中盤には藤原さん演じる渚が感情を高ぶらせ、抑えきれない気持ちを表現するシーンが登場する。そのシーンの撮影中、監督が予期せぬ演技を藤原さんが披露し、それを目の当たりにした監督は驚愕したそう。「もう少し低い温度や異なるバリエーションも撮影したのですが、結果的に採用したのは、季節が最初に演じた温度の高い芝居でした」。ほかにも、父と娘が再会のうれしさから強く抱きしめ合う、といった感情的なシーンも、監督としては「こんなに簡単に人に触れてもいいのだろうか?」と現場で迷っていたらしく、いままでの今泉作品の中では珍しく高いテンションで、感情の高ぶりが表現されているシーンが数多く見られるのが本作の見どころのひとつ。「二人だけの空間で、ふらっとキスをする」といったシーンも自分ではまず書かないが、この映画の温度の高さゆえに生まれたと熱っぽく語る。「映画の脚本を書き、撮影現場に赴き、編集作業をして仕上げる、という“苦痛”と言ってはなんだがそういった膨大な時間を経て、映画が上映されてお客さんに届いた時にようやく映画が完成した実感を得れて“幸福”を感じる」と語る今泉監督。その最新作にある熱量を、劇場で体感してみてほしい。『his』は1月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会
2020年01月07日元欅坂46で女優の今泉佑唯が、6日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』6号の表紙を飾った。今泉佑唯が『週刊ビッグコミックスピリッツ』6号の表紙&巻頭グラビアに登場新年1号目の表紙、巻頭グラビアを飾るのは、女優として目覚ましい活躍を見せる“ずーみん”こと今泉佑唯。「おうちデートを熱演!?」「夢も妄想もふくらむ密着グラビア」などと紹介され、バーチャルデートをテーマに自然体のずーみんをたっぷり堪能できる。また、美脚をあらわにしたカットなど色気も放っている。なお、今泉のメイキングムービーがスピリッツ公式サイトで1月6日~10日まで期間限定配信。スピリッツグラビアサイト「スピリッツアイランド」では、今泉のアザーカットを公開しており、無料会員登録で見ることができる。(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
2020年01月06日窪田正孝主演、三池崇史監督がラブストーリーに初挑戦した映画『初恋』から、本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。日本公開を前に、カンヌ国際映画祭の監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で上映されると、映画ファンを大いに沸かせ、異例の全米先行公開。米批評家サイトRotten Tomatoesでは、96%フレッシュという高評価を獲得(12月24日時点)と、すでに世界中で話題の本作。そんな日本公開に期待高まる中、今回到着したのは窪田さん演じる天才ボクサー・レオが、医師から余命宣告を受けるシーンからスタートする予告編。そして、歌舞伎町で謎の少女・モニカ(小西桜子)との出会いから、悪をも牛耳ろうと画策する悪徳刑事・大伴(大森南朋)、オールドスタイルのヤクザ・権藤(内野聖陽)、ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)、ボロボロの半グレあがりのヤクザの女・ジュリ(ベッキー)など、様々なキャラクターたちが続々と登場。それぞれの欲望をむき出しに繰り広げる裏切り、抗争、復讐に、孤独なレオとモニカが巻き込まれ“人生で最高に濃密な一夜”が幕を開けるのだ。また予告編と併せて公開された本ポスタービジュアルでは、上下に強烈すぎるキャラクターたちが配置され、その狭間でモニカを守るように身を寄せるレオ。「最期に出会った、最初の恋」というコピーとも相まって、儚さと力強さが感じられる一枚に仕上がっている。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年12月26日宮沢氷魚と藤原季節が、恋愛映画の旗手・今泉力哉監督のもとで共演する『his』。予告編やポスタービジュアルでも象徴的に使用され、話題を呼んでいる“おでこコツン”シーンの撮影秘話を、今泉監督が明かした。「この<おでこをくっつける>という動きは、もともと脚本にはありませんでした。私が撮影現場で思いつき、氷魚さんにはあえて何も伝えず、季節さんにだけ”静かに近づいていっておでこをくっつけてほしい”と伝えました」と今泉監督。「つまり、本番撮影時、氷魚さんは相手がどう動くか一切知らないまま演じていたので、季節さんが近づいてきたとき、もしかしたらキスされるのでは?と考えて演じることになる。そうした緊張感と心のざわめきを狙ったシーンになります。実際、カットをかけた後、氷魚さんに聞いたらキスされると思った、と話していました。狙い通りです(笑)」と明かす。宮沢氷魚「自由に演技させてもらった」もちろん、この演出方法なので何度も撮り直すことはなく、少ないテイクでOKが出たというシーン。今泉監督の演出について宮沢さんは「自由に演技させてもらった」とふり返っている。「だから僕らも悩みましたが、監督が一番悩んでいたと思います」と言う。宮沢さんがそう語るには理由があり、今泉監督は明確なビジョンやゴールを指し示して導いていくという演出方法ではなく、「役者には常に現場でも不安でいてほしい」と語り、一緒にできる限り悩み、共に生み出していくスタイルを採用しているため。今泉監督は役者が演じることに慣れてしまうこと、役を掴んで理解し過ぎてしまうことを怖れていたと言う。藤原季節「答えのないものを撮ろうとするのが“今泉映画”の真髄」だからこそ、恋愛や本作でいう親子、家族といった人間関係の感情の機微をリアルに切り取れると、藤原さんも賛同する。「人を好きになるっていう気持ちに答えはないんだなって、今泉さんと一緒に作品を作って思いました。答えがないところに向かうときは、めちゃくちゃ苦しいですが、そういう答えのないものを撮ろうとするのが“今泉映画”の真髄なんだなと思いました」。「好き」のその先の物語を描く本作には、そんな今泉演出がたっぷりと詰まっているといえそうだ。『his』は2020年1月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会
2019年12月11日ポーラ ミュージアム アネックスでは、レディー・ガガの履く「ヒールレスシューズ」の作者としても知られるアーティスト、舘鼻則孝の展覧会『It’s always the others who die』が、12月22(日)まで開催されている。日本独特の伝統文化を現代的に表現するアーティスト、舘鼻則孝。花魁の履く下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」は、アメリカの歌姫レディー・ガガが着用したことから一躍脚光を浴びた彼の代表作だ。同展では「ヒールレスシューズ」の最新作から、職人の手仕事で 1 本 1 本、丁寧に仕上げられた矢を225本も用いて日本独自の死生観を表現した初公開作「アローズ」まで、全20点の新作を紹介。大学の卒業制作として発表されたヒールレスシューズから始まった舘鼻の10年間の活動の軌跡を辿ることができる。また、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、舘鼻によるディスプレイを展開。ギャラリー展示と合わせて舘鼻の世界観を目撃してほしい。【開催情報】『It’s always the others who die』12月22日(日)までポーラ ミュージアム アネックスにて開催【関連リンク】 ポーラ ミュージアム アネックス( )舘鼻則孝「Arrows」(部分)2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Baby Heel-less Shoes」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Embossed Painting」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA Photo by GION
2019年11月30日女優の今泉佑唯が21日、東京・駒形のバンダイ本社で行われた「バンダイ クリスマスセレモニー」に出席した。玩具メーカーのバンダイは、11月25日より東京都台東区駒形にある本社社屋と、社屋前に立ち並ぶ人気キャラクター立像8体にクリスマスの装飾を施すクリスマス企画を実施。そんな同企画の報道陣を対象にしたセレモニーがこの日行われ、サンタクロースを意識した赤いワンピース姿の今泉佑唯が登場した。この日が初めてのクリスマスイベントだという今泉は「クリスマスツリーやキャラクターが可愛いなと思いました。すごく癒やされますね」と笑顔を見せ、「おもちゃの箱みたいな感じで、リボンみたいになっていたりとか、キャラクラーがクリスマスの被りモノをしたりと、もうクリスマスなんだな~と思いました」とバンダイの本社社屋やクリスマス仕様となった社内の感想を。玩具メーカーのイベントということで、イベント中には今泉が子どもたちにおもちゃをプレゼントして「私も十数年後、数年後に子どもが出来た時にいっぱいプレゼントを上げたいと思います」と願望を述べるも、今年のクリスマスの予定を問われて「絶対に休みなんですよ。一人暮らしなので誰とも過ごす予定がないからマネージャーをご飯に誘うと思います(笑)」と話した。これまでのクリスマスは「私の家族は毎年焼肉を食べに行きます。3~4万円ぐらい全員で食べますね。好きな部位はロースです」と焼肉クリスマスが恒例だといい、「理想のクリスマスプレゼントはお食事券が欲しいですよ。美味しい焼肉を食べに行けるから一度でいいので欲しいです」と食いしん坊な一面も。理想のクリスマスの過ごし方は「お家でまったり誰かと過ごし、一緒にチキンを焼いたりケーキを作ったりという一日を過ごしてみたいと思います。クリスマスは人が多いので、インドアが良いですね」と回答。クリスマスを一緒に過ごしたい理想の男性については「私のふざけた性格に付き合ってくれる男性は心がすごい広くて年上だと思います。いつかは私のノリに付き合ってくれる優しい男性と過ごしてみたいですね」と話していた。
2019年11月22日雑誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作した長編映画『転がるビー玉』より、“どこにも行けない”吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯の3人の姿を映し出す予告編が公開された。再開発が進む渋谷の片隅にある古い家で共同生活する愛、瑞穂、恵梨香。悩み、もがきながらも夢を追い求める彼女たちだったが、ある日、部屋の立ち退き勧告の通達が届く。本作は、いずれ出て行かなくてはならないその部屋で3人が過ごした、ささやかな日常の物語――。今回到着した予告編では、吉川さん演じるモデル・愛、萩原さん演じる編集者の瑞穂、そして今泉さん演じるストリートミュージシャンの恵梨香が、期間限定の共同生活を送る様子が映し出されていく。花火をしたり、スイカ割りをしたり。様々な人たちと出会い、刺激や言葉をもらい、想いや感情を吐き出したり分かち合ったりしながら、何気ない日々過ごしていく3人。本作の主題歌は「きのこ帝国」佐藤千亜妃による書き下ろし楽曲「転がるビー玉」。今回予告編公開と併せて発表。予告編でもバックに流れており、3人を暖かく包み込む。佐藤さんは「生きていれば少しずつ傷が増えていくけど、同時に少しずつ重荷がとれていく。上手く言葉に出来ない想いを抱えている全ての若者に、この作品が届きますように!3人の感情に音楽で寄り添うことが出来たことを、とても光栄に思います」とコメントしている。『転がるビー玉』は2020年1月31日(金)よりホワイトシネクイントにて先行公開、2月7日(金)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:転がるビー玉 2020年1月31日より渋谷パルコ ホワイトシネクイントにて先行公開、2020年2月7日より全国にて順次公開
2019年11月15日現在、月ごと配信されるデジタルカレンダーが好評発売中の俳優・窪田正孝。この度、“窪田正孝×写真家・齋藤陽道”のコラボ5作目となる最新カレンダー「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」の発売が発表された。主演を務めた4月期ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や映画『東京喰種トーキョーグール【S】』が注目され、『初恋』、連続テレビ小説「エール」と今後も話題の作品が公開・放送を控える窪田さん。先日は、女優・水川あさみとの結婚を発表したことも話題に。今回発売が決定したのは、約2年ぶりとなる待望のポスタータイプ&卓上タイプのカレンダー。一昨年度に発売されたL.A.で撮影したカレンダーの印象とはまた異なり、今回はフランス・パリの様々な地で撮影、そこに映える華やかなビジュアルが凝縮。カフェやパン屋、エッフェル塔、コンコルド広場、パレ・ロワイヤルなど歴史的で趣ある建造物や数々の芸術的な観光名所などでも撮影されており、大人の魅力が漂う。そして衣装にもこだわった今回。ファッションの都パリの街並みにフィットするイメージのものを目指し、窪田さん自らも一着一着を選び抜き、決めていったという。ナチュラルでエレガントな装いや、シンプルな上に上品さを兼ね備えた落ち着いた色合いを取り入れた“パリジャン・シック”なスタイリングも必見。本カレンダーの撮影の様子が覗けるメイキング映像も到着しており、パリの美しい町並みとともに様々な表情を見せる窪田さんの姿が。さらに、窪田さんがカメラを構える様子も確認できる。また今回の発売決定に伴い、カレンダーの表紙カットと収録候補のカット、メイキングスチールと計5点のビジュアルも公開された。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」は12月21日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年11月01日元欅坂46で女優の今泉佑唯が26日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『今泉佑唯2020カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:ハゴロモ)の発売記念イベントを行った。欅坂46のメンバーとして人気を博し、卒業後は舞台や映画、ドラマなどで女優として大活躍の今泉佑唯。そんな彼女が、ソロとして初めてのカレンダーをリリースした。今までのイメージとは一線を画するような大人っぽさや艶やかさを見せており、魅力が詰まったカレンダーとなっている。ソロとして初めてのカレンダー発売となる今泉は「まさかカレンダーを出すとは思っていなかったのでびっくりもしたんですが、すごくうれしいです」と笑顔を見せて「大人っぽい衣装を着てメイクをしたりすることがたまにあるんですけど、(カレンダーのように)振り切った大人はありませんでした。自分でも今までと違うかなと思います」と話した。「どこに飾って欲しい?」という質問には「朝ベッドから起きてパッと見えるところに飾って欲しいですね。真ん前(壁)か天井のどちらかに。それか両方貼って欲しいです(笑)」とファンにアピールし、「私だったら寝室に飾ります。ベッドの上で何かしている時にカレンダーを見たりすることがあるので」とその理由を説明していた。また、今年1年間を振り返り「あっという間だったなという感じで毎日が充実していました。以前はお休みの時に予定を組むのが苦手でダラダラしちゃうことが多かったんですけど、今はお休みになったらメンテナンスに行こうかなとか自分の予定を組むのが上手になりましたね」としみじみ。現在は、ジム通いが日課だそうで「今は毎日行ってます。今日も行ってきました。1回1時間ぐらいなんですが、1回じゃ満足できない日は1日に3~4回行ったりしますね」とジム通いにハマっているという。現在は「集中的にお尻を上げています」とヒップアップを目的にしているそうで「最初の頃から比べると変わりましたね。いつかどこかで披露できたらいいなと思っています」と語っていた。
2019年10月27日元欅坂46の今泉佑唯(21)が、2020年3月から上演される舞台「あずみ~戦国編~」の主演に抜擢された。本作は、小山ゆうを原作とする時代劇マンガ。刺客として育てられた少女・あずみが戦いながら成長していくストーリー。03年、05年に上戸彩(34)が映画で演じた。舞台では05年に黒木メイサ(31)、15年・16年には元AKB48の川栄李奈(24)が演じた。本舞台の構成・演出を担う岡村俊一氏(57)は22日にTwitterで《今泉が「あずみ」を演じる!これを待っていた!》と期待をのぞかせる。今泉も同日、Twitterで本舞台の出演を報告。《2020年の春に 舞台『あずみ~戦国編~』の主演を 務めさせていただくことになりました。 チケットの販売はまだですが 絶対。絶対観に来てほしい!です。!》と意気込みをみせた。今泉といえば18年11月に欅坂46を卒業。所属事務所をエイベックスに移し、舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION 46』をきっかけに女優業に力を入れている。同事務所には今泉と同じ『あずみ』を演じた川栄も所属。川栄は15年8月にAKB48を卒業後、女優業に転身。NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(’16年)を皮切りに、ドラマや映画で存在感を発揮してきた。「川栄さんを『あずみ』で女優として開花させたのは、本舞台を手掛ける岡村氏です。彼は今泉さんの演技力や歌唱力を高く評価しており、今回の抜擢につながりました。また今泉さんも女優としての地位を確立させるだけでなく、今後もグループ卒業生の“道筋”を作りたいという目標もあるようです」(芸能関係者)川栄に続くように女優街道を邁進する今泉。今後の活動に注目を集めそうだ――。
2019年10月22日先月結婚した窪田正孝の「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾となる11月のデジタルカレンダーが発売中。今回ビジュアルとメイキング動画が公開された。今回の窪田さんは、スマートで洗練されたリッチ感のあるセットアップコーデで登場。柔らかな雰囲気を纏った自然体な様子が覗ける。中でもメインカットは、首元が露わになる“艶っぽカット”に。緩やかでリラックスした空気感、飾らないナチュラルさが感じられるようだ。そして今回も撮影の様子が少し覗けるメイキング映像が到着した。なお、今回の11月のデジタルカレンダーもこれまでと同様、仕様はスマートフォン用・PC用の2種で、共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成。さらに、デジタルカレンダースペシャル企画の第3弾として「ハロウィン限定カレンダー」が期間限定発売(10月24日~31日)。過去のカレンダーやフォトブックのために撮影されたものの中から厳選された、選りすぐりの未公開カットを使用しており、今回は茶目っ気たっぷりの表情が収められたカットとなっている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾11月のデジタルカレンダーは発売中。(cinemacafe.net)
2019年10月18日花屋とラーメン屋を舞台にした田中圭主演映画『mellow』から、ポスタービジュアルが解禁となった。今泉力哉監督のオリジナルストーリーとなっている本作は、監督が得意とするキャラクター描写やクスッと笑えるセリフのやりとり、そしてじわりと胸に響くストーリー展開はそのままに、滑稽さやカッコ悪さも含めて、包み隠さず「恋愛」を描きだした群像劇。田中さんを中心にキャラクターそれぞれの物語が交差し、様々な恋愛模様が描かれていく。今回完成したポスタービジュアルは、『パンとバスと2度目のハツコイ』でもタッグを組んだ松本弦人がアートディレクターを担当。白地に黒の文字とシンプルなポスターには、田中さんをはじめヒロイン役の岡崎紗絵ら登場人物たちの姿が。葉っぱをモチーフに登場人物たちの絡み合う展開が表現されており、監督もこだわり抜いたデザインに仕上がっている。さらに、チラシデザインも完成しており、物語の可笑しみと暖かさが伝わるデザインになっているという。近日、公式サイトで発表される公開劇場にて、チラシ設置がスタートするようだ。『mellow』は2020年1月17日(金)より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月16日元欅坂46で女優の今泉佑唯が28日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」に出演した。今泉は、藤田ニコルがプロデュースするアパレルブランド「NiCORON」のステージに登場。カーキのミニスカートに黒のトップス、カーキのブルゾン、さらにショルダーバッグを身に着けたコーディネートを披露した。そして、笑顔でランウェイを歩き、先端ではクールな表情で手を口元に近づけてポーズを決め、すぐに笑顔全開に。会場から大きな歓声が沸き起こった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催した。撮影:蔦野裕
2019年09月29日21日に俳優の窪田正孝(31)と結婚した女優の水川あさみ(36)が22日夜、自身のインスタグラムを更新し、喜びをつづった。水川は、窪田との2ショット写真を添え、「心豊かに高め合いおもしろく人生を共に出来る人に出逢えました」と報告し、「これからも何卒よろしゅう」とメッセージ。「沢山のお祝いコメントありがとううれしいきもち」と祝福に感謝した。水川のインスタグラムには、「あさみちゃん、おめでとう!!!」「お似合いの2人末永くお幸せに」「心からおめでとうございます」「大好きな二人が結婚だなんて嬉しすぎますめでたすぎる!!」「世界一幸せになってください」などと祝福のメッセージが多数寄せられている。
2019年09月23日舘鼻則孝の展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」が、東京・品川のTERRADA Art Complex 5F「KOSAKU KANECHIKA」にて、2019年10月12日(土)まで開催される。舘鼻則孝の新作個展「ウッドカッツ」は、レディー・ガガの「ヒールレスシューズ」を手がけた舘鼻則孝の新作個展だ。代表作の「ヒールレスシューズ」は、プラットフォームシューズの進化を表現する形で登場。ニューヨーク近代美術館(MoMA)での展覧会「Items: Is Fashion Modern?」に出展した際の展示構成へのオマージュとなっている。日本独自の“源氏香”から着想展覧会名にもなっている「ウッドカッツ」は、 源氏物語をモチーフに300年程前の江戸時代に成立した“源氏香”と呼ばれる日本独自の香文化から着想を得た作品群。香りの鑑賞方式を指す“源氏香”では、香りの違いを判断するとともに、それをもとに図案を表すことになっており、それぞれの図には源氏物語の全54帖のうち52帖の巻名が付けられている。また、平行四辺形に5本の直線の構成のみで成り立つシンプルな文様は、アメリカ人アーティストのドナルド・ジャッドが提唱したミニマリズムの概念「スペシフィック・オブジェクト」に基づいて形作られている。日本刀を用いた彫刻や大型ペインティングその他、日本屈指の刀匠・河内國平の日本刀を用いた彫刻作品の新作「ヴォイドスカルプチャー」や、雷・雲といった形の無いモチーフを表現した新作の大型ペインティングなども展示。新作ペインティングは、大型作品5点を含め22点を紹介する。【詳細】舘鼻則孝 展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」会期:2019年9月7日(土)~10月12日(土)開館時間:11:00~18:00(火・水・木・土) / 11:00~20:00(金)[休廊:日・月・祝]会場:KOSAKU KANECHIKA住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F入場料:無料
2019年09月20日「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾となる10月カレンダーが9月19日(木)発売。これに先駆けて、カレンダービジュアルと撮影の様子が覗けるメイキングムービーが到着した。主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や『東京喰種 トーキョーグール【S】』が好評を博し、すでに海外で話題の主演映画『初恋』、斎藤工との名タッグが復活する「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」、連続テレビ小説「エール」など、今後も待機作に熱い注目が集まっている窪田正孝。今回発売される10月カレンダーには、秋の装いを感じさせるトレンドのビックシルエットなデニムのゆるコーデファッションの窪田さんが。自然体でリラックスした温かみのある表情が満載となっている本作では、ピュアな笑顔や絶妙なゆるふわ感に惹きつけられるプライベート風ショットなど新たな魅力が引き出されている。なお、本カレンダーもこれまでと同様にスマートフォン用・PC用の2種展開。共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成されている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾・10月カレンダーは9月19日(木)発売。(cinemacafe.net)
2019年09月13日田中圭が『愛がなんだ』の今泉力哉監督のもと主演する恋愛群像エンターテインメント『mellow(メロウ)』が、2020年1月17日(金)に公開決定。花屋を演じる田中さんの“花ラッピング”映像が解禁となった。俳優として長いキャリアを持つ実力派として知られ、2018年の連続ドラマ「おっさんずラブ」での大ブレイク、2019年1月から異例の2クール連続ドラマ「あなたの番です」での好演もあり、いま最も勢いのある俳優・田中圭。本作で演じるのは、独身、彼女なし、好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一。ヒロインには、ドラマ「パーフェクトワールド」で見せたナチュラルな演技が記憶に新しい注目の若手女優・岡崎紗絵を迎える。演じるのは、父親から代替わりし、いまでは廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆。そのほか、ピュアな女子中学生役に、これまでの今泉作品でも起用され、透明感のある演技が魅力の志田彩良、本作が映画初出演となる松木エレナらのフレッシュな演技にも注目。さらに「凪のお暇」の白鳥玉季や、SUMIRE、山下健二郎らが個性的なキャラクターを演じて脇を固め、ともさかりえ、小市慢太郎の演技が物語に深みを与える。監督・脚本は、深川麻衣主演『パンとバスと2度目のハツコイ』で恋愛こじらせ女子の恋模様を描いて多くの若者に支持を得て、4月公開の『愛がなんだ』では連日満席、立ち見が続出し公開館が拡大される大ヒット。9月20日(9月13日宮城県先行)に公開が控える伊坂幸太郎原作、三浦春馬、多部未華子出演の『アイネクライネナハトムジーク』にも期待がよせられる今泉力哉。恋愛映画の旗手と呼ばれる今泉監督と田中さんとの初タッグに期待が高まる中、街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン屋を舞台に様々な恋愛模様が描かれていく、まさに今泉ワールド全開の“不器用な片想いたちの物語”となっている。この度、解禁となった特報映像では、花屋の中でバラを一輪一輪、丁寧にラッピングする田中さんの静寂のシーンに、“不器用な片想いたちの物語。”というコピー。そこから一転、新星・並木瑠璃の主題歌「花になる」が響き、“その想い、この花とまれ”という、まっすぐなメッセージが。さらに、女性たちが次々に愛を告白するシーンがテンポよく続き、最後に田中さんの温かい笑顔に心癒やされる映像となっている。田中圭、今泉監督は「それこそ存在がmellow」今泉監督とは初タッグで、お会いした時に独特の空気感を感じ、それこそ存在がmellowでした。台本を読んで、本当にmellowだと思いましたし、花屋とラーメン屋で繰り広げられる人間模様、人が人を想う気持ちの愛しさ、登場するキャラクター。なんだか全部がmellowでした。オリジナルなので、やり甲斐がありましたし、撮影スケジュールは全然mellowではありませんでしたが、流れている空気感はずっとmellowでした。みなさんにも、僕がmellowを連発する理由が伝わると思うので、是非見に来てください!岡崎紗絵「『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った」今泉監督の『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った作品だったので、今回ご一緒させて頂ける事になって本当に嬉しかったです。実際に撮影をしてみて、セリフや仕草や間の取り方など、日常を切り取って積み重ねているようで今泉監督はリアルを大切にされているなと思いました。私が演じる木帆は優しさの中に芯があってまっすぐな女性です。そんな木帆に同じ目線で寄り添ってくれる夏目さんと関わっていく中で、木帆自身も成長していきます。人と人との関わり方、愛の形、私たちの日常を優しい時間の流れで感じることの出来る映画になっていると思いますので是非沢山の方に観て頂きたいです。監督・脚本:今泉力哉「好き勝手に書いたら、やっぱり片想い祭りに」田中圭さんの安定感と遊び心、岡崎紗絵さんの明るさとひたむきさに頼って、オリジナル脚本の恋愛映画を撮らせていただきました。好き勝手に書いたら、どうしてでしょう、やっぱり片想い祭りになってしまいました。お洒落な花屋の店主・夏目誠一とその周辺の人々のたくさんの実らない恋。それでも一切暗くなることなく、いっそ美しく面白おかしな物語になっていったのは、やはりこの映画の真ん中に田中圭さんがいたからだと思います。「誠一おじさんはどうして男なのに花屋になったの?」花屋の男とラーメン屋の女。アイデア段階ではこんなにモテる予定じゃなかったんだけどなあ、夏目誠一。田中圭を筆頭に登場人物、全員かわいい映画です。あ、怒られるかな。ぜひ、お楽しみください。『mellow』は2020年1月17日(金)新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月13日『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督最新作『街の上で』が7月末にクランクアップし、本日8月28日(水)より「MotionGallery」にてクラウドファンディングがスタートする。本作は、下北沢の古着屋で働く荒川青のもとに訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常的な出来事、いざ出演することにするまでの流れと、出てみたもののそれで何か変わったのか分からない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描く物語。本作の主演を務めるのは、『GANTZ』『南瓜とマヨネーズ』『パンク侍、斬られて候』などに出演、『愛がなんだ』に続き今泉監督とは2度目のタッグとなる若葉竜也。主人公・荒川青役で単独初主演を果たす。オファー前から監督が映画を撮るといううわさを聞いていたという若葉さんは「へー。どんな映画だろ?誰がやるんだろー。と完全に他人事でした。と、思っていたら僕の元に5ページほどの企画書が。ラブレターをもらった気持ちです」とふり返る。作品については「溢れ落ちそうな生活の粒を丁寧に切実に、1カット1カット撮影しました。面白い映画になったと思います」とコメントしている。本作は「第11回下北沢映画祭」のプログラムの一環で10月13日(日)にプレミア上映を予定しているが、現時点で劇場公開は未定。なお、本作完成及び国内外での上映に向けたクラウドファンディングでは、プレミア上映への招待のほか、クレジット掲載、共同脚本も務める漫画家・大橋裕之の描き下ろしイラストがデザインされた特製Tシャツなどのリターン(特典)が用意されている。(cinemacafe.net)
2019年08月28日物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。続編への期待「やっぱり前作を超えたい」2006年に俳優デビュー。作品を重ねていく中で、キャリアの最初にシリーズとして携わったものが、2010年からの『ガチバン』だった。「最初は“『ガチバンMAX2』までだったんですけど、多くの方が観にきてくれて“続編もやろう”となったんです」と窪田さんは説明、計11作という当初からは考えられない、うれしい本数を積み上げた。「俳優は求められる仕事だと思うんです。続けられることってすごく、本当にうれしいこと」と感謝の表情。求められ、続けてきたあらわれの1例が、2017年に公開した『東京喰種 トーキョーグール』の続編にして最新作『東京喰種 トーキョーグール【S】』への出演だろう。原作者の石田スイも太鼓判を押す窪田さんならではの主人公・金木研(カネキ・ケン)は、国内外の観客を虜にして「続きが観たい!」の大合唱となった。押しも押されもせぬ主演。出演に際して、窪田さんの決意はこうだ。「やるからには、やっぱり前作を超えたい。たぶん誰しもが思っていることなんです。『【S】』では監督も変わりましたし、ヒロインも変わりましたし、すべてが新しいものになった感じがしています。前から自分がやってきたものは引き継ぐけれど、自分らはどこかプロトタイプな気がしていて。今回は次のレベルに行っているというか、新しい監督やスタッフ、キャストの方たちがそこで待っていてくれている感じがありました」。演じたカネキについては、具体的に、「前作では、1か月間やらせてもらってきたカネキというところで、喰種に乗っ取られている感覚があったけど、『【S】』では喰種の自分をちょっと受け入れてる彼がいるのが、変化としてはあるのかなと思いました」と違いを語る。窪田さんが話した通り、不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない半喰種となったカネキが描かれた前作では、恐怖と興奮・葛藤と絶望が、窪田さんの肉体を通して、まざまざと伝わってきた。本作では以降、半喰種である自分に折り合いをつけて日々を過ごし始めているカネキに、新たな強敵がやってくる。松田翔太演じる月山習だ。主演としての役割「納得してできる現場を作る」これまでの完成披露イベントなどで、松田さんは「一目惚れから愛までだと思っている」と、カネキと月山の関係を月山目線で語っている。「その瞳を見た瞬間から、僕の心は君でいっぱいだった」、「正確に言えば、カネキ君が喰べながらカネキ君を喰べたい!」など、月山のセンセーショナルな台詞に注目が集まりがちだが、窪田さんは月山という役を自分色に染め上げた松田さん自身にこそ、賛辞の声を惜しまない。「原作を読んでしまうと、役者はどうしてもなぞってしまうんですよね。原作がある時点で60%ぐらい決まっている状態で、“現実で動いたらどうするか”という40%を自分で構築していく感じなんです。でも、翔太さんは違う。1回、自分の中に取り込んで吸収してから、“現実で動いたらこうなる”というものをやっているから、言ってみれば60%から始まるところのものを、ちゃんと引き戻しているんです。だから、月山のリアルさが不気味で、すごく説得力のある映像になったんじゃないかな、と思いました」。月山との決戦に向けて、カネキの味方となり大きく働いてくれるのが、カネキの喰種仲間である霧島董香(キリシマ・トーカ)だ。演じるのは本作より参戦の山本舞香なのだが、変幻自在に動く窪田さんに匹敵する、力強く速いアクションが披露される。ニューヒロインの台頭について聞けば、窪田さんは目を細めた。「魂の強い感じは、彼女にしかない強みだと思っていました。アクションをやっていく上で、軽さはやっぱり武器なんですよね。その上で、重い蹴りもできるから。元々持っている本人の体幹なんだろうな、と思います。舞香ちゃん自身はすごくクールビューティーだけど中身はアウトロー。だからか、喰種であることを受け入れているんだけど、人間を喰べなきゃいけない…どこか女の子の心があってすごくうごめいてきたところが、形は違えど、舞香ちゃん本人とすごくリンクしている部分かなと思って、見ていました」。松田さんに対しても、山本さんに対しても、ほかのキャストに関しても目を配り、広い器で彼らを受け入れ支える、窪田さんの姿が目に浮かぶようだ。まさに、主演ならではの立ち位置をしっかりと全うしているのではと水を向けると、本人は首をひねる。「うーん…。変な話、主役って、いるだけのことが少なくない(笑)。ニュアンスでしか伝えられないんですけど、軸にはちゃんといなきゃいけないから、遊べないんです。だから、トーカとか月山とかが、自由に動けるからうらやましく見えていました。ただ、もしかしたら(主演をやることで)客観的に見る力はついたのかもしれない。みんなが気持ちよくというか、納得してできる現場を作るのが、自分の立ち位置の仕事なんだなと思ってやっています」。今後は「誰もやったことのない」作品選びもインタビュー中、発言に対してもしっかりと責任を持とうとしていた窪田さん。取材では当たり障りのない言葉を連ねることもできるはずだが、「年齢を重ねていくし、できる限り嘘のない人間でいたいなというのは、やっぱりあるから」というのが、彼の信条。「いま、30歳なんです。一応10年くらい、この仕事をやってきたんだったら、最後までこの仕事で飯を食いたい。どうやったら生き残れるのかなって、30になって考えるようになりました」と、役者としての声を響かせる。「不安がどんどん募っていくばかりです。もちろん休む期間は必要ですけど、次に何をやるか、“次、仕事くるのかな…”というのは、常日頃、思います」。人気俳優らしからぬ、意外な心中。…否、トップランナーだからこその真摯さ、「窪田正孝にお願いしたい」とオファーを受ける秘訣が、そこにはあるのかもしれない。「5年後、同じ環境でやれてるのかといったら、絶対違うと思う。そのときに、どう対処できるかというか。…例えば、主役しかできない人だったら、きっと扱いづらい役者で終わってしまう気がするんですよね。だから、もっと貪欲になるべきかな、と思うんです。役で生きる幅と、役者として生きる幅って、また全然違うので、思いっきり引き伸ばしていってどっちも広げるだけ広げたいです。面白ければ、“どんな役でも、ぜひやらせてください”というスタンスでいたい」。「自分で作品を見つけて、『こういうのをやってみたいんですよね』というようなことも、いつかやってみたいと思っています。僕、誰もやったことのないものをやりたいんです。これまでは、自分のやりたいことは言葉にしてはいけないものだとどこかで思っていたから、自分の中でずっと秘めていたままだったんですけど、言葉にしてちゃんと発信してやると、何かしら、どこかしらで引っかかるときがある。全部が引っかかるとは思わないですけど。でも、やっていくべきだなと思います」。30代の窪田さんは、もしかしたら、役者の幅にだって収まらないかもしれない。たくましい背中、飛躍の姿が眩しい。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:東京喰種 トーキョーグール【S】 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
2019年07月18日「ナインティナイン」が司会を務める「ぐるぐるナインティナイン」の7月11日(木)今夜放送回に、俳優の窪田正孝がゲスト出演。人気ユーチューバーのHIKAKINもゲストとして参加し激辛四川料理でゴチバトルを展開。果たして今夜自腹を切るのは誰か!?設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、1年にわたる過酷な戦いの末、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという「ゴチになります!」通称“ゴチバトル”。今回は連続テレビ小説「花子とアン」で注目されると「Nのために」「アルジャーノンに花束を」「THE LAST COP/ラストコップ」など話題作に続けて出演。「デスノート(2015)」や「HiGH&LOW」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』などでみせるクール&ハードなテイストと、「ヒモメン」「ラジエーションハウス」などでみせる優しさと温かみに溢れる好青年キャラを巧みに演じ分けるその実力と、アクションをこなす肉体美も魅力の窪田さん。日本のユーチューバー界を牽引する存在として、「HikakinTV」、ゲーム実況の「HikakinGames」、ファッションを紹介する「HikakinBlog」の4つのチャンネル運営など多彩にこなすマルチクリエイターであり、ヒューマンビートボクサーとしてエアロスミスやアリアナ・グランデなどのアーティストとも共演を果たしたHIKAKINさんの2人がゲストに登場。激辛四川料理での中華ゴチバトルを展開する。ゴチ初登場となる窪田さんは果たしてどんな戦いを繰り広げるのか?HIKAKINさんと“OKAKIN”のチャーハンレシピ動画にも注目。2連続自腹で苦境に陥った土屋太鳳は劣勢を挽回できるのか?1年の折り返しポイントに差しかかったゴチバトルは見逃せない。窪田さんが殺し屋役で出演している映画『Diner ダイナー』は現在大ヒット公開中。藤原竜也が殺し屋専用<ダイナー>のオーナー、ボンベロを演じて主演する同作、窪田さんは腕は超一流だが、心根は優しい殺し屋・スキン役で出演しており、映画版とTVドラマ版の“デスノート”でそれぞれ夜神月(ライト)役を演じた2人が共演しているのも話題となっている。窪田さんが「ゴチになります!」初参戦となる「ぐるぐるナインティナイン」は7月11日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月11日