JR東日本は10月7日、2017年春ごろに運行開始を予定している「クルーズトレイン」の列車名とシンボルマークを決定したと発表した。列車名は「トランスイート 四季島(しきしま)」となる。「四季島」には、日本の古い国名「しきしま」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いが込められている。「TRAIN SUITE(トランスイート)」は、「四季島」が同社のフラッグシップとして位置付けられる列車であること、全室スイートルームであることを表すサブタイトル。シンボルマークは、「ひと」「もの」「こと」の象徴である3本の線が四季を意味する「4つの節目」を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現したもの。シンボルマークのデザインは、車両のエクステリア・インテリアデザインと一体感のあるものとするため、KEN OKUYAMA DESIGNが担当した。列車名の決定に伴い、「四季島」専用ホームページのURLが変更となる。「トランスイート 四季島(しきしま)」の列車デザインは6月3日に発表されている。編成は、先頭車(展望エリア付き動力車)2両、パブリックスペースとしてラウンジ車1両、ダイニング車1両、パーソナルスペースとして客室のデラックススイート車1両、スイート車5両の計10両で構成される予定。
2014年10月08日JR東日本は7日、クルーズトレインの列車名を「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」と発表した。シンボルマークも決定し、専用ホームページのURLも変更された。同社のクルーズトレインについては、車両のエクステリア・インテリアデザインのイメージがすでに発表され、運行開始時期は2017年春頃とされている。列車デザインのプロデュースを担当するのは、「KEN OKUYAMA DESIGN」代表の奥山清行氏。10両編成のうち、先頭車の1・10号車は展望エリア付き動力車、2・3・4・8・9号車がスイート車、5号車がデラックススイート車、6号車がダイニング車、7号車がラウンジ車とされ、各車両とも日本の自然や文化を楽しめるようなインテリアデザインに。エクステリアはガラス張りの形状が特徴だという。列車名に採用された「四季島」について、「日本の古い国名『しきしま』をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」(JR東日本)との思いを込めて命名。サブタイトルにあたる「トランスイート」は、同社のフラッグシップに位置づけられる列車であることと、全室スイートルームであることを表したものだという。「四季島」のシンボルマークは「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを手がけ、エクステリア・インテリアデザインと一体感を持たせた。「『ひと』『もの』『こと』の象徴である3本の線が、四季を意味する『4つの節目』を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現」(JR東日本)したとのこと。列車名の決定にともない、クルーズトレイン専用ホームページのURLも変更に。「四季島」の列車名を案内するページも新たに開設されている。
2014年10月07日9月29日、劇団四季がミュージカル『アラジン』の上演を発表し、製作発表会見を行った。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』『リトルマーメイド』に続く、劇団四季とディズニーの提携作品第5弾。今年3月にブロードウェイで開幕したばかりの作品が、早くも日本で上演されることになる。『アラジン』は1992年公開の劇場版長編アニメーションをもとに創作されたミュージカル。砂漠の王国に住む青年アラジンと、その王国の姫ジャスミンの恋模様を軸に、ランプの精ジーニーや数々の魅力的なキャラクターが絡む、冒険とロマンスの物語。今年3月に開幕したブロードウェイ公演は連日スタンディングオベーションが起こる人気だが、この注目作が初の海外プロダクション公演として上演されるのが、この日本だ。劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹氏は本作について「非常にゴージャスでビジュアルも豊か。ディズニーの良さがたくさんあり、かつコメディに挑戦して成功している。一刻も早く日本のお客さまに観ていただきたいと思った」と語り、「できるだく長く、できれば年単位の形で」とロングラン上演に期待を寄せた。また日本版製作チーム代表の加藤敬二氏は「『アラジン』には夢、希望、友情というメッセージがたくさん詰まっています。さらにどのシーンも豪華絢爛でこれでもかというくらい明るく楽しいエンターテインメント。日本版『アラジン』ではその明るさ、楽しさをしっかり維持しながら、日本のお客さまの心情に寄り添った深い人間ドラマにしたい」と日本版ならではの見どころにも言及した。また今回は出演者は劇団内のみならず外部にも開いた公開オーディションで決定すると発表。ジーニーは“異界の人物”を体現できる人物が、ジャスミンとアラジンは20代のフレッシュな人で強い地声を持つ人物を探したいとのこと。「我こそはという方はふるってご参加いただければ」と吉田社長。また、日本語訳詞には、現在大ヒット中の映画『アナと雪の女王』の日本語訳を手掛けた高橋知伽江氏が担当することも発表された。磐石の布陣で挑む日本版『アラジン』の開幕を今から楽しみに待ちたい。公演は2015年5月24日(日)に東京・電通四季劇場[海]にて開幕予定。
2014年09月29日ドイツの小説家エーリッヒ・ケストナーが1949年に発表した児童文学『ふたりのロッテ』を基に、劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化。両親が離婚し異なる環境で育った双子の姉妹、ロッテとルイーゼが偶然出会い、互いにこっそり相手になりすましたために起こる騒動を通して、家族愛のあり方を描いている。劇団四季「ふたりのロッテ」チケット情報劇団四季では、ニッセイ名作劇場として1971年に初演。児童公演の傑作と高く評価され、同年には児童福祉文化賞(厚生大臣賞)に輝いた。以来、681回以上の上演が重ねられ、2000年には、装置・衣裳デザイン・振付を一新、より魅力的な舞台へと進化した。そして2014年4月からは全国各地で巡演。そんな中、7月24日にひこね市文化プラザにて合同取材が実施され、ロッテ役の高橋伶奈とルイーゼ役の吉良淑乃が作品の見どころなどを語った。まず、見どころについて聞くと「少女ふたりが偶然に出会ったことから始まるこの作品のテーマはまさに“家族愛”です。小さなお子様から、ご年配の方まで、見方はそれぞれですが、どんな年齢でもお楽しみいただける作品です」と高橋。吉良は、「ロッテとルイーゼふたりの心情の変化に合わせて舞台が転換していきます。歌うナンバーの歌詞にも大切なメッセージが込められておりますので、ぜひご注目ください」とポイントを教えてくれた。そして「公演後の“お見送り”で、小さなお子様やご家族の楽しそうな笑顔を見るとエネルギーがもらえます。『また見たい』『家族で来てよかった』と思っていただけるように頑張ります」(高橋)「私たちは各地の会場を廻り、公演をいたしますが、ご来場いただくお客様にとっては大切な1回。常に新鮮な気持ちで舞台に臨んでいます」(吉良)とそれぞれ意気込みを語った。劇団四季ファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』は、2015年春まで、全国各地を巡演予定。チケット発売の詳細はチケットぴあサイトまで。舞台撮影:阿部章二
2014年08月19日貸別荘予約サイト「STAYCATION(ステイケーション)」は7月、神奈川県の南葉山と静岡県の伊豆下田にて、新たに3つの施設をオープンする。○別荘の"空家時間(空き時間)"を活用し、憧れの海辺暮らしを満喫同サイトは、別荘の空き時間を活用して、利用者に"憧れの別荘"で気軽に暮らす楽しみを提供。また、オーナーには自身の別荘を活用することで、別荘所有の負担を軽減するサポートを行う。7月18日、南葉山にオープンするのは、「Nowhere but Akiya 02(ノーウェア バット アキヤ 02)」。1週間単位の海辺のリゾート貸別荘「Nowhere resort (ノーウェア リゾート)」シリーズの第4弾となる。南葉山の高台に建つ隠れ家的一軒家で、近くには秋谷海岸もあり、海水浴にも向くという。住所は、神奈川県横須賀市秋谷4540-32。間取りは、2ベッドルーム、ダイニングキッチン、バスルーム、洗面室、浴室、エントランスホールで、利用参考人数は4名。1日1組の貸別荘「伊豆下田 Beach House 1&2」は、7月11日オープン。風の抜けるテラスや、洞窟風ベッドルームなど非日常の夏休みを楽しめる施設となる。関東近郊でもっとも美しい海を持つと言われる伊豆半島でのダイビングや海水浴をはじめ、近隣には温泉も所在している。住所は、静岡県下田市吉佐美2171。「 伊豆下田 Beach House 1」は2Fで、間取りは2ベッドルーム、キッチン、リビングダイニング、暖炉、バスルーム、トイレ、テラス、中庭。利用参考人数は4名。「伊豆下田 Beach House 2」は地上1階地下1階で、間取りは、洞窟ベッドルーム(キングサイズ、セミダブルサイズ)、キッチン、ダイニング、リビングスペース、バスルーム、トイレ、テラス。利用参考人数は3~5名。
2014年06月28日池松壮亮、橋本愛ら映画『大人ドロップ』キャスト陣が3月23日(日)、映画の撮影が行われた伊豆に凱旋。伊豆急行の「1日駅長」および「1日ミス伊豆急」に任命され、この日のための臨時の記念列車が運行した。樋口直哉の同名小説を原作に、高校3年生の夏、言い争いをしたまま学校を去ってしまった意中の女子にもう一度会うために旅に出た少年の青春と成長を描く。撮影は伊豆急行と伊豆・河津町の全面協力を得てオール伊豆ロケで行われた。池松さん、橋本さんに加え、小林涼子、前野朋哉、飯塚健監督も伊豆への凱旋を果たし、まずは伊豆高原駅で行われた任命式に出席した。池松さん、橋本さんらは紺色の伊豆急の制服に身を包んで登場。池松さんは「(電車が題材の)こういう映画ではないんですが…(笑)。1日、楽しみたいと思います」と駅長として決意表明。橋本さんは「あまちゃん」のユイ役で「ミス北三陸鉄道」を演じたが、今回は1日とはいえリアルに「ミス伊豆急」を務めることに。客席のあちこちから「かわいい!」と歓声が飛ぶ中、「こんなにたくさんの方が来てくださると思ってなかったので嬉しいです」と笑顔で語った。伊豆での撮影について、池松さんは「人に恵まれ、環境に恵まれ、何より伊豆の景色に助けられました」と述懐。前野さんと相部屋で合宿状態で過ごしていたそうだが、2人でホタルを見に行ったり、「本当にすごいです!こんなに(東京とは)違うんだ!と思った」と絶賛。地元の回転寿司にも行ったそうで、撮影の合間にも伊豆を楽しんだよう。橋本さんは「久しぶりの地方ロケで、来てみたらすごく好みの場所で、外の空気を吸いながらのお仕事の喜びを感じて臨んでいました」とニッコリ。特に「海に近いホテルでの撮影があったんですが、海がキレイで部屋からずっと眺めてて、『住みたいな』と思うくらいでした」と海の美しさにすっかり魅せられたようだった。4人は“業務”として伊豆高原駅での放送アナウンス、映画のアピールなどを行い、その後、臨時で運行される記念列車を乗車。夕方には映画にも登場する「河津バガテル公園」にて行われた舞台挨拶に登壇した。『大人ドロップ』は4月4日(金)より全国公開。なお、4月6日(日)には「映画館のない町に映画館を」との取り組みの下、下田市民文化会館にて、映画の全国公開後には異例となる凱旋イベント上映が行われる。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年03月24日今年7月に劇団創立60周年を迎えた劇団四季。その記念公演として行われるセレブレーション・ステージ『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』が10月13日(日)に開幕する。開幕を目前に控えた9月26日、報道陣に向け公開稽古が行われ、また構成・振付・演出を務める加藤敬二が会見を開いた。「劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ」チケット情報『ソング&ダンス』は四季の代表的なミュージカルナンバーを中心に、ショー形式で展開するステージ。通常はミュージカル、ストレートプレイと、“芝居”を提供する劇団四季には珍しい“ショー”であり、様々な作品の名曲の数々が一時に楽しめる点や、ミュージカルの舞台とは別のアレンジ・ダンスで魅せる点などで人気が高いシリーズだ。加藤は「今年60周年を迎える四季ですが、この年月はお客さまに育てていただいた60年だと思っています」と、感謝の気持ちが『ようこそ劇場へ』というタイトルになったと説明。また「今までの『ソング&ダンス』で入れにくかったファミリーミュージカルのメドレーも、劇団四季の原点として入れます。劇団の代表作のひとつである『思い出を売る男』からの曲も、(ストレートプレイなので)今までは選択肢には絶対になかったんですが、今回は60年の思い出として入れたいと思っています。劇団四季60年の足跡を踏まえながら作っています」と構想の一端を明かした。その加藤の言葉どおり、稽古場で披露されたシーンでは、冒頭早々にファミリーミュージカルのナンバーが次々と登場。それらも作品本編とは異なるスタイリッシュなダンスで『ソング&ダンス』らしい味付けがなされている。今までの『ソング&ダンス』シリーズでも登場した名シーンに加え、新たに作られたシーンが織り交ざった、見ごたえのあるステージになりそうだ。「いつもですと、客席に座って緞帳が上がって、違う世界の劇を見ていただく。でも今回は、緞帳を壁とは感じず、ひとつの劇場という空間で(舞台と客席が)一体化して欲しい。いつもよりちょっと楽な見方で、曲の中の歌詞と自分の人生を重ねていただいて、いろんな面を楽しんでいただければ」と加藤。公演は10月13日(日)に東京・四季劇場[秋]にて開幕する。チケットは現在11月24日(日)公演分まで発売中。
2013年09月30日華やかな海外大作ミュージカルの印象が強い劇団四季だが、オリジナルミュージカルやストレートプレイの質の高さにも定評がある。そんな四季が大切に上演し続けている“昭和の歴史三部作”が、劇団創立60周年を迎えている今年、続けて登場する。『李香蘭』『異国の丘』に先駆け5月、最初に登場するのが『ミュージカル南十字星』。主人公・保科勲を演じる阿久津陽一郎に話を訊いた。劇団四季「ミュージカル南十字星」チケット情報はこちら一貫して戦争の悲劇と向き合い、昭和の歴史の真実を描いている三部作だが、最後に誕生した『南十字星』は“南方戦線”と“BC級戦犯”がテーマ。理想に燃え、南方へ出征した京大生・保科勲がなぜ戦犯として裁かれることになったのかを描く物語だ。2004年の初演から保科を演じ続ける阿久津は、「『異国の丘』ではシベリア抑留を取り上げましたが、それと同じ状況が南方でも起こっていたというのがあまり伝わっていない。でも、取り組むにあたり勉強をすると、ものすごくいっぱい資料はあるんです。さらに、有名なモデルがいる他の2作品と違って保科は市井の人。だから、南方であった様々な事実、いろんな方々の悲劇を総合的に盛り込みたいと思いながら、保科としてのポジションを考えています」と思いを語る。数百人の劇団員を抱える劇団四季で、ひとつの役を、ひとりの俳優が演じる続けていることも珍しい。『ライオンキング』のシンバ、『ウェストサイド物語』のトニーなど数々の主役を務めている劇団の看板俳優の阿久津にとってもあまりないことのようで、「こんなに長くひとつの役をやっているのは、『アイーダ』のラダメスと、保科くらい。でも年とともに自分も変化しますので、役との向き合い方は毎回違う。それに、再演は“前回の再現”ではなく、“再生”でなくてはいけないので、実はすごく難しいんです」とのこと。さらに今回は公演をまとめるリーダー的役割も担っているという。「でも、役者としてこの作品に賭けられるかは、その人次第。投げかけるものはどんどん投げかけて、みんなを刺激していきたい」。自分のできることはそのくらいですから、と控えめなコメントながらも、作品への並々ならぬ愛情をにじませる。「あの当時起こった戦争というものを、私たちひとりひとりがどう考えますか、という投げかけを劇団四季はこれからもずっとしていこうと思っています。だからこそ、この三部作を劇団創立60周年という節目の年に上演するんだと思うんです。戦後の平和な時代に生まれ育った僕たちだけれど、この“戦争”という事実は忘れてはいけないし、それを語り継いでいかなければならないという責任も感じています」。丁寧に重ねる言葉の数々から、静かな闘志とともに伝わってくるのは、使命感か。「この作品は、戦争で命を落とした方へのレクイエム。保科は、今の若い人たちに日本を託して死んでいく。自分もそのメッセージをきちんと受け止めたい」。穏やかに微笑む横顔は、確かに清冽に生きた保科と重なっている。公演は5月19日(日)から6月1日(土)まで、東京・四季劇場[秋]にて。チケットは発売中。
2013年05月17日4月23日、劇団四季『キャッツ』、仙台公演が開幕した。劇団四季『キャッツ』仙台公演 チケット情報T.S.エリオットの詞を元に、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけた『キャッツ』。世界的に最もよく知られたミュージカルのひとつであり、日本でも1983年の初演以来コンスタントに上演され続けている。日本での今までの総公演回数は8400回、総入場者数は845万人。都会のゴミ捨て場に集まった猫たちの個性的な生き様をアンソロジー的に綴っていく内容は、年齢を問わず楽しめるものであり、「メモリー」など劇中を彩る珠玉の名曲群とともに、人間世界にも通じるその普遍的なストーリーが、長きにわたり愛され続けている理由であろう。仙台での上演は2003年以来、約9年ぶり。震災直後より、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演(2011年7月~8月、2012年5月)をはじめ、積極的な演劇活動を行ってきた劇団四季だが、数か月にわたる長期上演は震災後初めてであり、その面からも意義深い公演になる。初日の舞台ではマンカストラップ役の萩原隆匡、グリザベラ役の早水小夜子が舞台上で挨拶、「震災から2年。未だ苦しく険しい道を歩まれている方も多くいらっしゃると伺っております。この場をお借りしまして、被災されたすべての皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。『キャッツ』は「再生と復活の物語」です。この舞台の感動を通して、皆様の心に「明日への希望」を灯すことができましたら、これほどの幸せはありません。出演者一同、一回一回の舞台を誠心誠意務めてまいります」と新たな公演地での決意を語った。公演は東京エレクトロンホール宮城にて。チケットは現在、6月16日(日)分まで発売中。6月18日(火)~8月20日(火)分は、4月27日(土)に一般発売を開始する。
2013年04月25日4月7日(日)に開幕する劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とヒット作品を次々と生み出している四季とディズニーのタッグによる第4弾作品として注目を集めるこの作品の稽古が3月14日、横浜の四季芸術センターで報道陣に公開された。劇団四季『リトルマーメイド』チケット情報ディズニーの同名アニメーションを元に、2008年にブロードウェイで初演された本作。人魚のアリエルが、地上に住む人間の王子エリックに恋をしたことから始まる愛と冒険の物語だが、この日披露されたのは、そのアリエルが地上への憧れを歌うナンバー『パート・オブ・ユア・ワールド』と、海中の生き物たちが海の中の生活の素晴らしさを歌い上げる『アンダー・ザ・シー』の2場面。『パート・オブ~』ではアリエルの心情を丁寧に確認をしながら稽古をしているさまが垣間見れ、また『アンダー・ザ・シー』では、カラフルなパペットを使っての華やかで心躍るシーンを、俳優たち自身が楽しみながら演じている様子が感じ取れる公開稽古だった。その後行われた合同インタビューでは、アリエル役候補の谷原志音が「もともと『パート・オブ~』の曲が大好きで、大学のミュージカルの授業で試験があるときには絶対にこの曲を選んでいました。これを今回、舞台上で歌えるようになるなんて、すごく嬉しい」、同じくアリエル役候補の秋夢子は「(海中の泳ぎを表現する)フライングがすごく大変。海中のシーンでは常に泳いでいる動きをしています。20分の稽古だけでも(腹筋が)パンパンになります。でも綺麗な曲に囲まれて、毎日楽しい」とそれぞれ話した。またヨーロッパ版のスタッフであり演出補のクリスチャン・ダーハム氏が「もともとエキサイティングなショーですが、今回日本版の上演にあたり、いろんな場面を拡大、調整をして新たなものになっています。パペットの数も、セットも増えていますし、振付が新しくなっている部分もあります」と今回の見どころをアピール。また振付のジョン・マッキネス氏は「四季の俳優さんは皆さん誇り高く、稽古のあとに何時間も自主稽古を重ねて、その日の修正点は翌日にはすべて直っているので、翌日にはワンステップ上のレベルに持っていける。稽古期間もたっぷりあるので、作品自体を(ヨーロッパ版より)もっと良くできる。素晴らしい経験をしています」とカンパニーに賞賛を贈っていた。公演は東京・大井町の四季劇場[夏]にて行われる。第1期公演(4月7日(日)~8月31日(土))分のチケットは発売中、第2期公演(9月1日(日)~12月31日(火))分は3月20日(水・祝)に一般発売を開始。
2013年03月15日劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とヒット作品を次々と生み出している四季とディズニーの提携作第4弾にして、劇団創立60周年の記念作品でもあり、熱い視線が注がれているこの注目作の稽古場を取材した。劇団四季『リトルマーメイド』チケット情報物語は、海底に住む人魚のアリエルが主人公。地上に住む人間の王子エリックに恋をしたアリエルが、海の魔女アースラと契約し自分の声と引換えに人間の足を手に入れる……。アンデルセン童話を元にし、ディズニーの長編アニメーション作品としても根強い人気を誇る作品だ。舞台版ではアニメでも印象的だった楽曲などを織り込みつつ新曲10曲が追加され、さらに海底の世界を表現するフライング、ユニークなパペットで登場する魚たちなど、舞台技術を駆使した演出が見どころになっている。稽古は複数の稽古場を使い、同時進行で行われている。本日はアリエルとエリックの稽古の模様をレポートしよう。この新作の上演に向け、海外スタッフも来日。そのため、俳優たちはアルファベット表記で自分の名前をゼッケンのように付けている。ナンバーを中心とした稽古場では、演出補のクリスチャン・ダーハム、音楽監督のマイケル・コサリンが見ている。まずは気を失った状態でアリエルに助けられたエリックが浜辺で発見される、冒頭早々のシーン。マイケルがエリックの心情の細部に至るまで、丁寧に説明していく。ひと言も聞き漏らすまいという表情でその言葉を聞く、エリック役候補の上川一哉、竹内一樹。その後、耳にこびりつくアリエルの歌声を思って歌うナンバー『あの声』では、声量豊かに安定感ある歌声を響かせたふたりだが、ここでは「冒険好きというエリックのキャラクターを考えて、自由さを探求して」というようなリクエストも飛び出した。ふたりの台本とノートはあっという間にメモで真っ黒になっていく。一方、アリエル役候補の谷原志音。こちらもソロナンバーを中心に、キーの確認からひと言ひと言に込められた感情、ナンバーごとに成長していくアリエルの心、などが徹底的に見返されていく。製作発表会見で彼女が披露した『パート・オブ・ユア・ワールド』では、「ほら見て、すごい宝物でしょ、と言っているが彼女にはそんなものはどうでもいいんだ。だって彼女はそれを全部捨てても足が欲しい」「笑顔は海の上のことを話す時までとっておいて」という説明で、会見時とはまったく違うアリエルが生まれた。「今まで考えていたことと真逆だった部分もある。まだ整理できていないけれど、歌いながら、この先の稽古でどうやっていけばいいのかがだんだんわかってきた」と谷原。開幕まで約2か月。まだ随分先のようだが、稽古場は一瞬も惜しむかのような密度で動いている。公演は4月7日(日)に東京・大井町の積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]にて開幕する。第1期公演(4月7日(日)~8月31日(土))分のチケットは、いよいよ今週末・2月10日(日)に一般発売開始。
2013年02月09日ホットヨガスタジオ「LAVA」が運営する宿泊施設『LAVAビレッジ伊豆高原』での二泊三日のダイエット合宿についての後編。 (前編の記事はこちら) ■ウエスト3cm減のバスタオルエクササイズこの合宿では、多くのテレビや雑誌などで取り上げられて話題になっているバスタオルエクササイズも教えてもらえる。その名のとおり、バスタオルを使ったエクササイズのこと。筋肉は、形状維持をするものなので、きつく巻きつけてエクササイズを行うことでその状態が維持されるというのだ。小山先生の指導のもと、バスタオルを使って身体をこすったり、脚で挟んだり、手で持ったりと様々なエクササイズを行っていく。見た目以上に身体への負担がくるので、普段使っていない筋肉が徐々に悲鳴をあげてくるのが分かる。約1時間、じんわりと汗をかきながらエクササイズをしたあとでウエストを測ってみると、筆者はなんと開始前に比べてマイナス3cm! 参加者の中で最高はマイナス6cmという人も。平均的に2~3cm減るというから驚きだ。このエクササイズは家でも簡単にできるものなので、テレビを見ながらなど空き時間に続けていきたいものだ。■ひと口30回噛むのがダイエットへの第一歩この合宿での食事は「マクロビ風自然食」「酵素断食」「フルーツ&ベジタブル断食」の3つから選ぶことができる。 ダイエットをがっつりしたい、体をリセットさせたいと頑張る人には三日間は酵素ジュースのみの「酵素断食」プランがお勧めだが、今回筆者が体験したのは「マクロビ風自然食」のコース。ヘルシーで量も少なく満足できないのではという予想に反して、出てきた食事はとてもおいしそう! この日の夕飯は、玄米と厚揚げのあんかけを中心とした、全5品。味もしっかりとついていて、全部食べるとお腹いっぱいになる。食べ方にもダイエットへの近道が隠れている。まずは食べる順番。“デザートは最後に残す派”という方もいるだろうが、果物から先に食べるのが効果的。これは、果物に含まれる酵素を先に取り入れ、栄養素を効果的に吸収するためだ。また、ひと口で何回噛むのかも重要。目安としては“ひと口30回”なのだという。参加者達は30回噛むのに苦戦をしていたようだ。自分は早食いだと思っている人は、一度噛む回数を数えてみるといいかもしれない。頭と身体を使ったダイエット合宿はあっという間に終了。今回の合宿での筆者の結果は、体重2kg減、ウエスト3cm減となった。もちろん人により効果は異なるし、今後この結果を持続できるかは自分の「覚悟」次第だ。個人的に気になる点は小山先生に個人レッスンをお願いすることも可能。「正しいダイエットの方法」を3日間で教えてもらえることも魅力だが、自分にあったダイエットの方法をマンツーマンでプロに教えてもらえることが最大の魅力かもしれない。これまで自己流ダイエットで失敗してきて上手く痩せられないと悩んでいる方は、二泊三日で自分を変えるつもりで合宿へ参加してみてはいかがだろうか。■LAVAビレッジ伊豆高原住所:静岡県伊東市八幡野1298-99 公式サイト
2013年01月08日静岡県伊東市にある伊豆シャボテン公園は、冬至である12月21日から2013年1月6日まで、「元祖カピバラの露天風呂」が「ゆず湯」に切り替わる「カピバラのゆず湯」を開催する。開催時間は10時30分~約1時間(カピバラが満足するまで)。同園では、今年8月に赤ちゃんが4頭誕生し、現在は合計10頭の「カピバラ一家」となっている。赤ちゃんカピバラ4頭にとっては、今回が初めての入浴となり、湯けむりの中で、ゆったりと気持ちよさそうに目を細め入浴する「カピバラ一家」の姿を楽しめるとのこと。なお、同園ではカピバラの露天風呂の30周年を記念して、「元祖カピバラの露天風呂30周年」を、11月1日から2013年4月7日まで開催している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日にしき堂はこのほど、劇団四季とコラボレーションした「キャッツ×もみじBOX」を発売した。同商品は、12月9日開幕の「キャッツ」広島公演に合わせて発売されたもの。「キャッツ」の躍動・感動を表現したオリジナルパッケージに、5個のお菓子を詰め合わせた。そのうち3個は猫の目をイメージし、こしあんの中につぶつぶの栗を入れ、柔らかいカステラ生地で包み焼き上げた新製品。他の2個は、同社とアンデルセンがコラボレーションして誕生した「あたらしもみじ(瀬戸の柑橘フロマージュ)」と「あたらしもみじ(瀬戸の藻塩ショコラ)」が1個ずつ入っている。販売は店頭のみ。「キャッツ」広島公演期間中の限定商品となる。5個入りで1箱700円。販売店舗はにしき堂Webページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日京王電鉄はこのほど、「京王沿線 四季のフォトコンテスト」の作品募集を開始した。同コンテストは、2013年の京王の電車・バス開業100周年を記念し、利用者への感謝を込めて実施されるもの。応募作品の条件は、2011年7月1日~2013年7月31日の間に京王沿線で撮影した、未発表のカラー写真。四季ごとに各3点、ひとり計12点まで。応募作品のうち、最優秀賞(1作品)にはデジタルフォトフレーム+京王のギフトカード5万円分が贈られる。その他、優秀賞(2作品)には京王のギフトカード3万円分、入賞(9作品)京王のギフトカード1万円分、京王賞(佳作・12作品)京王のギフトカード5千円分、ハッピー賞(2作品)京王のギフトカード5千円分、朝日新聞社賞(1作品)京王のギフトカード3万円分がプレゼントされる。また、上記のうち「最優秀賞」「優秀賞」「入賞」の計12作品は、「2014年 京王グループカレンダー」に使用される。同社では、「歴史を物語る名所や旧跡、季節ごとに姿を変える草木……あなたの感性で、京王沿線の美しい風景を切り取ってみませんか」と呼びかけている。その他、応募の詳細は京王電鉄Webページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日劇団四季が上演するミュージカル『美女と野獣』が、11月24日、日本公演17周年を迎えた。劇団四季『美女と野獣』公演情報『美女と野獣』は世界のエンターテインメント界を牽引するディズニーが、演劇ビジネスに初進出した記念すべき作品。美人だが変わり者の女性・ベルと、魔法によって野獣へと姿を変えられてしまった王子との恋を、アニメーションそのもののファンタジックな演出で描き出すミュージカルだ。日本ではディズニー×劇団四季のタッグ第1弾として1995年11月24日に東京で開幕、以後国内では9都市で上演を重ね、総公演回数は4400回超、累計観客動員数は420万人以上という記録を作っている。この日は通常のカーテンコールののち、再度幕が開くと、「美女と野獣 17周年 2012.11.24」と書かれた大きなお皿型の看板が登場。ルミエール役の百々義則が「1995年に開幕しました『美女と野獣』日本公演は、本日11月24日に17周年を達成いたしました。これほどの長きにわたり公演ができましたのも、ひとえにこの作品を愛してくださるたくさんのお客さまのご支援のたまもの。これからも作品の感動をお伝えできますよう、一回一回、全力でつとめてまいります」と述べると、客席から大きな拍手が沸きあがった。現在公演中の東京公演は1月27日(日)にて千秋楽となることが発表されているが、11月26日、次なる公演地である札幌公演が発表となった。こちらの制作発表会見には、野獣役・佐野正幸、ベル役・坂本里咲、ミセス・ポット役の早水小夜子らが登壇。1999年以来となる北海道での公演へ意欲を燃やしていた。東京公演は四季劇場[夏]にて、1月27日(日)まで公演中。チケットは発売中。札幌公演は北海道四季劇場にて、3月3日(日)に開幕予定、こちらのチケットは1月12日(土)一般発売開始。
2012年11月27日静岡県伊東市の伊豆シャボテン公園は、カピバラ露天風呂の30周年記念イベントとして「カピバラの温泉『稲取温泉の湯』」を11月24日に開催する。「カピバラの温泉」は、露天風呂に伊豆の温泉地から運んだ源泉をブレンドして、カピバラ一家が伊豆のさまざまな温泉を楽しむイベント。カピバラの入浴時間には、各地の温泉の説明やイベントを設けており、来客はカピバラ一家を見ながら、伊豆の温泉地を楽しく学ぶことができる。初日は10:30から40リットルの稲取温泉の湯をブレンド。イベントでは、稲取観光協会による稲取温泉の効能の説明や、「稲取温泉○×クイズ」が開催される。優勝者には、稲取温泉の記念品を授与する予定。今後のスケジュールは、12月1日に「熱川温泉の湯」、12月8日に「赤沢温泉の湯」、12月15日に「伊東温泉の湯」を開催する予定とのこと。詳細は、同園ホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日サボテンパークアンドリゾートが運営する「伊豆シャボテン公園」は、園内の地球環境館2階にて、11月23日から2013年1月27日まで「カピバラアート展」を開催する。同園は、6月1日から9月30日まで、カピバラを題材にしたアート作品を募集する「カピバラアートコンテスト」を行った。応募総数89点の中から選出された入賞作品32点(写真、陶器、木彫り、貼り絵、ぬいぐるみなどのアート作品)が、今回展示されるという。なお、同園のカピバラは、毎年冬に露天風呂に入る姿が風物詩となっており、小さな子どもから年配客まで幅広い世代から支持されているという。展示初日には、露天風呂30周年の歴史をたたえ、カピバラに感謝状を授与する「カピバラ感謝状授与式」も開催する予定。入園料は、大人・高校生1,800円、中学・小学生900円、幼児(4歳以上)300円。営業時間は11月から2月末まで9:00から16:00、それ以外は9:00から17:00とのこと。詳細は、同園公式ホームページでみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日劇団四季は11月13日、仙台市内で会見を行い、来年4月より東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区)でミュージカル『キャッツ』のロングラン公演を行うことを発表した。仙台で『キャッツ』を上演するのは2003年以来、今回が2度目の長期公演となる。劇団四季『キャッツ』は1983年、東京・西新宿で初演。テント式仮設劇場による日本初の欧米型ロングラン公演は演劇界のみならず広く社会的な注目を集めた。以来29年間にわたり、計9都市(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、静岡、広島、仙台、横浜)でのべ18公演を実施。総公演回数8349回、総入場者数は833万人を超える、日本最多記録を誇る作品だ。会見には、出演候補者の早水小夜子と五所真理子が出席。「この作品が、皆様の心に“希望”を灯すことができたらと願っています。出演者一同、全力で取り組んで参りたいと思います」(早水)、「『キャッツ』は、ミュージカルの醍醐味が存分に織り込まれた作品です。皆様に作品の感動をお届けできるよう、一回一回の舞台に祈りを込めて演じていきたいと思います」(五所)と、それぞれ公演への意気込みを語った。■劇団四季ミュージカル『キャッツ』仙台公演開幕:2013年4月開幕会場:東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区国分町3-3-7)チケット発売:2013年2月より(予定)
2012年11月14日劇団四季がディズニーミュージカル『リトルマーメイド』を2013年4月7日(日)より東京・四季劇場[夏]で上演することを発表した。このミュージカルは、1989年に製作された長編アニメーションを、2008年にブロードウェイでディズニーが自ら舞台化したもの。劇団四季はこれまでに『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』と、ディズニーミュージカルを3本上演しており、本作がディズニー×四季のタッグ第4作目となる。世界中で愛されている、陸上の王子さまに恋をした人魚姫の物語は、アニメ版でも絶大な人気を誇っているが、ミュージカル版のみどころは、なんといっても海中の人魚たちの姿を表現する最新のフライング技術。さらに水面の揺らぎや深海に届く太陽の光などが美しく表現され、ファンタジックな世界を作り出す。音楽は、アカデミー作曲賞も受賞した、アラン・メンケン(作曲)&故ハワード・アッシュマン(作詞)によるアニメーションでのオリジナル楽曲に加え、メンケン本人とグレン・スレーター(作詞)による10曲が追加。さらに奥行きを増した『リトルマーメイド』の世界が舞台上に広がっている。チケットは、2月10日(日)に、4月7日(日)から8月31日(土)の公演分を一般発売開始予定。
2012年11月01日劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』〈エルサレム・バージョン〉が10月23日(火)に開幕する。作品は『キャッツ』『オペラ座の怪人』などを手がけたアンドリュー・ロイド=ウェバーの出世作。今回の公演は劇団創立60周年記念公演第4弾と銘打ち上演される。開幕に先駆け22日、東京・自由劇場にて公開舞台稽が行われた。劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」エルサレム・バージョンのチケット情報物語はキリストが十字架に掛けられるまでの最後の7日間を描くもの。ユダヤの王、ローマ、ユダヤ大司教と3重の支配に苦しめられている当時のパレスチナの状況や、そこに現れた救世主ジーザス、権力者の思惑、ジーザスを愛しながらも裏切るユダの苦悩、そして扇動されやすい民衆の心など、ここで描かれるのは聖書の世界ではなく生々しい人間ドラマだ。そこにロイド=ウェバーの天才的なメロディがドラマチックに絡み、うねるように物語が展開していく。四季ではシンプルなセットと歌舞伎風メイクで上演する〈ジャポネスク・バージョン〉と、舞台上にイスラエルの荒野を作る〈エルサレム・バージョン〉の2通りあるが、リアリスティックな〈エルサレム〉はより物語世界に入り込みやすく、登場人物たちの苦しみや葛藤、愛、叫びといった心のうちがダイレクトに客席に届く。劇団四季では本作を1973年に初演。現在では『キャッツ』『ライオンキング』などビッグタイトルを上演し、四季といえば大作ミュージカルといった印象すらあるが、それらに先駆けて上演された本作は“四季ミュージカルの原点”とも呼べるもの。今回も気合いの入った熱い舞台になった。ジーザスを演じる芝清道は「この作品では、ジーザスを神格化された存在ではなく、ひとりの男として描いています。民衆たちの求めに、悩み苦しみ、翻弄されていく人間・ジーザスのドラマをしっかりとお客様にお届けできるよう務めていきたいと思います」とコメント。芝をはじめ、ユダ役の金森勝、ローマの総督ピラト役の村俊英、ヘロデ王の下村尊則ら、熟練のキャスト陣が揃い、隙のない芝居をみせている。さらに作品を支えるアンサンブルも熱気ある演技で、見ごたえ十分。アニバーサリー・イヤーに劇団四季が贈る“原点”を、堪能してほしい。公演は11月18日(日)まで。また11月25日(日)から12月13日(木)にかけては〈ジャポネスク・バージョン〉も上演される。見比べてみるのも面白い。チケットはともに現在発売中。
2012年10月23日伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市富戸1317-13)では9日、ワタボウシタマリンの夫婦、父親の「う~」と母親の「ちぃ」の間に2頭の赤ちゃんが誕生した。同園では現在、オス3頭、メス3頭の合計6頭のワタボウシタマリンを飼育しており、今回のペアでは今年の3月に引き続き3回目の出産となる。父親「う~」は育児の経験があるため、しっかりと子育てをしている。まだ赤ちゃんの雌雄は不明だが、基本的に子は父親の背中にしがみついている。母親の「ちぃ」もきちんと授乳をしており、2頭の赤ちゃんは元気に成長している。現在、生まれたばかりの赤ちゃんたちは、園内の地球環境館1階にて展示中。餌の時間の前後、午前中は10:30頃、午後は15:30頃、11月からは14:30頃が、一番活発に活動しているという。ワタボウシタマリンは体長20~30㎝、 尾長30~40㎝、体重300~400g。頭がふさふさした長い白い毛に覆われており、綿帽子(わたぼうし)をかぶったように見える。赤ちゃんが誕生すると世話をするのは父親で、父親は2~3時間ごとに授乳のために母親に子を渡す。妊娠期間は、140~150日。通常、1回の出産で2頭の赤ちゃんを産むという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日伊豆のローカル温泉を少し細かく見ていくと、温泉郷によって湯の効能が異なり、雰囲気も異なる。年間350万人以上の宿泊客が訪れる熱海温泉のみならず、時間が許す限り温泉を巡れば、心身ともに良いリラクセーション体験ができるだろう。西から来ても、東から来てもアクセス便利、泉質も良いという静岡伊豆のオススメ温泉郷を5つご紹介しよう。■(1)熱海温泉伊豆、温泉とくればまず名前があがるのが熱海。ひかり号で東京駅から40分足らずの近さが、東京の奥座敷として長く利用されてきた第一の理由だ。海から熱い湯が湧き出ていて「熱海」となったというほどに、温泉とは縁が深い。明治以降は小説家を始め著名人が多く訪れ、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」で、一躍熱海は全国区となった。老舗の旅館やホテル、リゾートマンション、日帰り温泉など、温泉を楽しむ色々な施設が一番充実している。館内(たてうち)にエステやリフレクソロジー施設が充実している宿も多い。泉質は弱食塩泉や含塩化土類・含石膏弱食塩泉で、リウマチ・神経症・皮膚病・創傷・婦人病に良いとされる。■(2)畑毛(はたけ)温泉新幹線三島駅からすぐの伊豆箱根鉄道伊豆仁田駅、JR東海道線函南駅が最寄り駅。ラドン含有の弱アルカリ性単純泉という伊豆では異色の泉質を持つ。江戸時代のけが人湯療の記録が残るように、いわゆる「湯治場」のイメージが強い。ラドンのお湯はガンに効くという説まである。リウマチ・神経痛・高血圧症に効能ありとされ、環境省指定の国民保養温泉地にもなっている。温度は低め。湯冷めしにくいのも、このお湯の特徴だ。温泉街とはいえ、熱海のような華やかさはない。こぢんまりとした旅館数軒からなる小規模な温泉郷である。周辺は雄大な富士山の眺めが楽しめ、石畳が残る旧東海道や、牧場体験、乳製品、地ビールまで楽しめる「酪農王国オラッチェ」などがある。■(3)修善寺(しゅぜんじ)温泉三島から伊豆箱根鉄道で30分。終点が修善寺である。伊豆半島で最も古い歴史を持つ、山に囲まれた静かな温泉郷。鎌倉幕府の2代将軍源頼家が幽閉され暗殺された地としても知られ、歌舞伎「修禅寺物語」はその話を題材にしたものだ。また、皇族を始め、著名人が多く訪れることでも有名。街の中央を流れる桂川には、弘法大師が独鈷(どっこ)という仏具を突き刺したらその岩からお湯が吹き出したといわれる修善寺のシンボル「独鈷の湯」がある。他にも竹林の小径など、観光名所が盛りだくさん。歴史マニアにはたまらない温泉郷だ。泉質は神経痛や胃腸病に効能があるアルカリ性単純温泉。温泉街の名前のもととなったお寺・修禅寺と独鈷の湯には飲泉所があり、飲むこともできる。源頼家が入浴したという伝統の名湯・筥湯(はこゆ)は、昔からの修善寺温泉の外湯。レトロということではなく、和テイストの上品な雰囲気が漂っている。■(4)韮山(にらやま)温泉観光客というよりも地元民に愛されているローカル色あふれる温泉地だ。三島から伊豆箱根鉄道で20分乗って伊豆長岡で下車。雰囲気は伊豆長岡温泉と言うより、伊豆長岡駅に近いとでも言おうか。ごく普通の街並みの中に、数件の旅館と韮山温泉館、高齢者の福祉施設「高齢者温泉交流館」という公営の温泉施設がある、ちょっと変わった温泉「街」。肌にやさしい弱アルカリ性単純温泉が噴出する。周辺では、冬期にはイチゴ狩りが楽しめる。また、北条政子産湯の井戸や、源頼朝の恋人だったという八重姫の菩提寺・真珠院など、源氏ゆかりの史跡が多く残っている。歴史散策にも最適な場所である。■(5)戸田(へだ)温泉伊豆西海岸の最北にある温泉郷。JR沼津駅からバスで沼津港へ行き、高速船で30分。清水港からフェリーで一時間強という手もある。今回紹介している5つの温泉の中で唯一、駿河湾に面し、遠洋漁業も盛んな港町の温泉だ。つまり温泉だけでなく、新鮮な魚介類を存分に楽しむことができる。タカアシガニなど駿河湾の深海魚料理も味わえる。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉、効能は慢性皮膚病や動脈硬化症など。旅館は1人1泊2食付きで4,000円台からあり、民宿やオートキャンプ場などもある。釣りやダイビングなどマリンレジャー目当ての人には特にお勧めの温泉だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日阿部寛の最新主演映画『つやのよる』(行定勲監督)の伊豆大島ロケの模様がついに解禁! 真木よう子、永山絢斗も参加した7月4日の島での撮影初日で早くも、阿部の俳優としてのスゴさを目の当たりにすることができた。その他の写真映画は、不貞の妻・艶に苦悩し続けてきた阿部の演じる松生が、ガンで艶が危篤状態にあることを、彼女が過去に関係した男たちに伝えにいくストーリー。だが、その日撮影されたのは、かつて艶がストーカーをしていた若い男・優(永山)とその息子が海辺で石を投げて遊んでいるところを、上の道を自転車で通りかかった松生が見つけ、彼らに石を何粒も投げて走り去るコミカルなシーン。思いきり石を投げる松生の頬がこけ、真っ黒に日焼けしている様に思わず笑ってしまう。行定監督は、「(阿部さんに)最初にお会いしたときに『何キロ痩せればいいんですかね?』ってそれが一言目で、その後、自分で『11キロだな』と言ってたんです。そしたら撮影初日から目がギラついていて、俺の想像していた松生像を身体で凌駕していたんだよね」と教えてくれる。だが減量することだけで、クソ真面目で、真っ直ぐ妻のことだけを思っている松生像を作り上げたわけではない。それが分かったのは、阿部のちょっとした行動から。石を投げた後、自転車で緩やかな坂を猛スピードで駆け下りていく一連を例によって何テイクも撮ったのだが、普通はスタッフがスタート位置まで戻す自転車に阿部が跨り、上り坂を毎回必死に漕いで上がってきたのだ。すると「松生もしょっちゅう自転車に乗っているから、痩せているけど、下半身は筋肉質じゃないのかなと思って」と阿部。永山も「以前『トリック』のスペシャルに出させてもらったことがあるんですけど、そのときの阿部さんとまた印象が違って。いまも、走り去っていくときに俺に向ける顔が毎回微妙に違うんですよ」と証言する。一方、優の恋人・百々子に扮した真木は「なぜ私が百々子なの? と思ったぐらい自分とは真逆の女性」と言いつつ、初めての行定組に充実の表情を浮かべる。「監督にずっとやりたかったと言ってもらえたし、自分の素を出さないように頑張ります」。そんな俳優陣の新たな顔が見られるのも本作の魅力。期待は高まるばかりだ。『つやのよる』2013年新春全国ロードショー取材・文・写真:イソガイ マサト
2012年08月08日四季リゾーツが運営する「四季倶楽部」では、宿泊施設を1泊朝食付5万2,500円で貸切で利用できる「夢の貸切プラン」を販売している。同プランは昨年10月から販売を開始。既に50件超の予約があり、問合せも多く関心を集めているという。1泊朝食付き5万2,500円で貸切可能な施設は、「定山渓プライム」(北海道)、「コンフォート裏磐梯」(福島)、「ホワイエ箱根」「箱根星の家」「熱海青青荘」(神奈川)、「伊豆エルミタージュ」「エスプラート伊豆高原」「アルブール伊豆」(静岡)、「アイソネット草津」(群馬)、「軽井沢東昇荘」(長野)、「ゆの香湯布院」(大分)の12施設。ただし利用者が10名を超える場合は、1名あたり5,250円の料金がかかる。より大型の施設を1泊朝食付きで20名まで10万5,000円、30名まで15万7,500円、40名まで21万円で貸切にできるプランもある。さらに、「利用日まで1カ月を切ったマル得貸切プラン」では、貸切可能な全施設を5万2,500円で利用できる。予約は電話もしくは同社サイトからインターネットで行える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日四季リゾーツが運営する「四季倶楽部」ではオールシーズンいつでも1泊朝食付き5,250円の宿泊プランを提供している。同社はこれまでにない新しいスタイルのリゾートホテルを目指しており、過剰なサービスを避け、ハイグレードでも低価格、長期滞在プランも立てやすい料金設定で提供することをコンセプトとしている。高品質な企業等の保養所を運営受託あるいは賃借し、休前日も含めて毎日1泊朝食付き5,250円という価格で販売。四季折々の景観や湯量豊富な温泉、のんびり寛げる広さと贅を凝らした客室・施設でゆったりとした時間を過ごせると人気だという。価格設定は2001年の開業以来変わっておらず、現在、箱根・伊豆・強羅・湯河原・草津・裏磐梯・軽井沢・蓼科・飛騨高山・京都・定山渓・湯布院などに33施設、361室の直営宿泊施設を所有する。「フォレスト箱根」「強羅彩香」「強羅スタイル」など首都圏から近い箱根近辺が特に人気が高く、客層は年配の夫婦も多いが、週末は家族連れが多く宿泊するとのこと(同社担当者)。電話もしくは同社サイトからオンラインでの予約が可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日伊豆アニマルキングダムのオウム「おしゃべりアッコちゃん」が16日、伊豆急行の伊豆稲取駅「オモシロ駅長」に就任する。おしゃべりアッコちゃんは推定35歳のオスのオウムで、高い声で「おはよう」「こんにちは」「アッコちゃん」などと話す同施設の人気者。伊豆急行は開業50周年を機に、東急電鉄と共同で伊豆地域のさらなる活性化に取り組んでおり、「オモシロ駅長」はその第1弾企画。伊豆を元気にするために情熱を持って行動できる人などを20組選出し、駅長就任を依頼している。おしゃべりアッコちゃんの駅長就任初日となる16日は、午後1時より伊豆稲取駅にて任命書贈呈式が執り行われ、伊豆急下田駅長よりおしゃべりアッコちゃんに任命書と記念品が贈られる。式終了後、おしゃべりアッコちゃんはそのまま駅にとどまり、午後2時30分頃まで改札口付近にて乗客の出迎えと見送りを行うという。翌週以降、7月いっぱいまで、おしゃべりアッコちゃんは毎週土曜日の午後1時から1時間程度、伊豆稲取駅改札口付近に立つ予定。8月以降の”出勤”予定は確定次第、伊豆急オモシロ駅長ウェブサイトにて発表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日伊豆急行と東急電鉄は28日、テレビアニメ『夏色キセキ』の登場人物・逢沢夏海(あいざわ なつみ)の伊豆急下田駅「オモシロ駅長」就任を発表した。同アニメは下田市を舞台に女子中学生4人組の日常を描いた作品で、TBS・MBSなどで放映されている。伊豆急行の開業50周年を機に、同社は東急電鉄と共同で伊豆地域のさらなる活性化に取り組んでおり、「オモシロ駅長」はその第1弾企画。伊豆を元気にするため、情熱を持って行動できる人を20人選出し、駅長就任を依頼したもので、逢沢夏海もその1人に選ばれた。彼女の”駅長就任日”は6月2日。その後は伊豆急下田駅に等身大のキャラクターボードが設置され、伊豆急行線各駅および列車内にもアニメのポスターが掲出される。伊東~伊豆急下田間で運転される「アルファ・リゾート21」の一部列車では、逢沢夏海を中心に、水越紗季、花木優香、環凛子による車内の案内放送や各駅の到着放送などを行うとのこと。『夏色キセキ』車内アナウンス列車の運転日とダイヤについては、伊豆急行ホームページからも確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日この秋、劇団四季が大阪四季劇場にてミュージカル『ライオンキング』を上演することが5月11日、発表された。アフリカのサバンナを舞台に展開するライオンの子・シンバの成長物語は、「お年寄りから子どもまで楽しめる、劇団四季の舞台の中でも最高峰に位置づけられる作品」と代表の浅利慶太。大阪四季劇場にてミュージカル『ライオンキング』が12年ぶりに上演決定!大阪での上演は12年ぶり。前回は2年弱の上演だったことから、浅利は「東京で14年目に突入した本公演を、今回、大阪の方がそう簡単に終わらせるわけにはいかない」と、長期ロングランの実現に意気込みを見せた。チケットは8月からの発売を予定。
2012年05月11日伊豆急行線伊豆高原駅に12日、「カピーバ駅長」が就任する。カピーバ駅長は、伊豆シャボテン公園の秘密の場所に住む年齢不明の男の子(体重は「秘密」)。性格はおっとりしていて、妹のカピーナとは仲良しだという。好きな食べ物は草とりんご。好きなものは露天風呂入浴と柚子で、最近はメキシカン音楽とサボテン栽培に夢中らしい。駅長に就任する12日には、伊豆高原駅で任命書贈呈式や記念撮影会を開催。カピーバ駅長のお友達、手乗りインコとモルモットも伊豆シャボテン公園から遊びに来る予定だ。伊豆急行と東急電鉄は伊豆地域のさらなる活性化に取り組んでおり、第1弾企画として「オモシロ駅長」を選出。これまでにペンギン駅長(伊豆急下田駅)、ヨガ駅長(伊豆高原駅)、落語家駅長(伊豆北川駅)、DARA駅長(城ヶ崎海岸駅)がデビューし、カピーバ駅長は5組目の「オモシロ駅長」となる。就任後の活動内容の詳細は、決まり次第伊豆急行ホームページなどで発表するとのこと。なお、「オモシロ駅長」は今後も続々とデビューする予定で、「女子大生駅長」「尼さん駅長」「おしゃべりアッコちゃん駅長」「ガッテルくん駅長」「シンガーソングライター駅長」などが就任する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日