佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日俳優の山本浩司が主演を務め、足立正生監督がフランツ・カフカによる同名小説の実写化に挑む映画『断食芸人』(2月27日公開)の予告編が、このほど公開された。1960年代に"アングラの旗手"として知られ、後にパレスチナ革命に身を投じた足立監督。本作は、2007年に公開された『幽閉者 テロリスト』以来、約10年ぶりとなる監督作だ。残酷で不条理な国で見せ物にされる男・断食芸人(山本)の周囲で起こる、不可思議で不気味な世界を映し出す。山本のほか、桜井大造、伊藤弘子らも出演し、劇中ナレーションを田口トモロヲが務める。予告映像の冒頭では、本作のメインビジュアルを撮影した写真家・荒木経惟氏による「ここんとこ日本の映画は家族ものでぶったるんでるからここらいっぱつ血煙をあげてくれないとね。そうとうおもしろいね、この映画」との応援コメントを披露。不穏な音楽をバックに、断食芸人が登場するとマスメディアはこぞって男を、聖なる者、時代の救世主として祭り上げる。女子高生などの一般市民にももてはやされるが、男は路上にこしらえられたおりに閉じこもり、ボーッとした表情でうつろな目をするばかり。映像の終盤では、ついにオランウータンに並べられ、動物園らしき場所でさえ見せ物にされてしまう。断食芸人という人物を通して、人間の浅ましさと狂気を垣間見ることのできる、静かながらも衝撃的な映像に仕上がっている。これに合わせて、7枚の場面写真も公開。予告映像で見られるシーンだけでなく、新たな場面を捉えたものもあり、断食芸人が引き起こす混乱を捉えた異様な空気が映されている。さらに、本作はオランダで行われる第45回ロッテルダム国際映画祭(1月27日~2月7日開催)の"ディープフォーカス"部門への正式出品も決定。同映画祭では足立監督の特集上映(『椀』、『銀河系』、『性遊戯』、『女学生ゲリラ』、『略称・連続射殺魔』、『赤軍PFLP・世界戦争宣言』の6本)と共に、本作がインターナショナルプレミアとして上映される。(C)2015「断食芸人」製作委員会
2016年01月14日タムロンは9月2日、一眼レフ用の新作交換レンズ2本の発表会を開催した。この日発表されたのは、「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」(Model F012)と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」(Model F013)。会場内には、さっそく試写を行えるタッチ&トライコーナーも設置され、その画質やフォーカスフィーリングなどを体験できた。○タムロンの顔、SPレンズ最初に登壇したのは、タムロン 専務取締役の大瀬英世氏。2015年で65周年を迎えるにあたり、タムロン製品の中でも秀でた光学性能と高機能、持つ喜びを満たす「SP(=SUPER PERFORMANCE)レンズ」を刷新すると発表した。タムロンのSPレンズ、と聞いて誰しも思いつくのが90mmマクロだろう。1978年登場の「SP90mm F2.5(Model 52B)」以来、90mmマクロはタムロンを代表するレンズとなった。また、2012年以降には、F2.8シリーズを発売。MTF(レンズ性能を評価する指標のひとつ)の全数検査を行うなど、品質への徹底した姿勢が好評を博した。そのSPシリーズを今回リニューアルする理由を、タムロン 上席執行役員 千代田路子氏は次のように語る。「現在、市場におけるデジタル一眼レフカメラの高画素化といった性能向上やユーザーの裾野の広がりに伴い、光学性能、アクチュエーターの進化、防振など新機能の搭載、デザインの向上といった開発課題がより重要性を増しています。そこで、SPレンズの強化をさらに推進する必要があると考えました」(千代田氏)また、「今後はSPの称号を高性能レンズとして確たるものにしたい」とも。そのため、今回のリニューアルでは外観にも力を入れたという。10年間にわたって親しまれたトレードマークの金リングも、意匠を変えた。「タムロンは他にないレンズの開発を常に念頭に置いています。オリジナリティを尊重し、写真ファンに新たな選択肢を提供することがレンズ専門メーカーの役目だと思っています」と、千代田氏は語る。確かに、35mmと45mm、それもF1.4ではなくF1.8のレンズを同時発売するなど、前代未聞かもしれない。○3つの特長「キレイ、寄れる、ブレない」続いて、タムロン 商品企画部 部長の佐藤浩司氏が登壇。各製品について説明した。まず、今回発表した「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」に共通する特長として「開放から使える高い描写性能」「新しい映像表現を可能にする短い最短撮影距離」「高画素機で目立ちやすいブレを抑える大口径用手ブレ補正機構の搭載」の3点を挙げ、佐藤氏は「キレイ、寄れる、ブレない」と言い換えてみせた。続いて、35mmと45mmという近い焦点距離のレンズを同時発表したことについて、以下の3つの理由を挙げた。タムロンはこれまで標準域の単焦点レンズを開発してこなかった。そこで、基本に立ち返ろうと考えた単焦点は標準域がほしいという要望が多かったフルサイズ用として考えると広角好き、標準好きどちらのユーザーにも常用レンズとして選んでもらえる。APS-C機で使えば、35mmは54mmの標準レンズとして、45mmは72mmの中望遠ポートレートレンズとしておすすめできる余談だが、質疑応答で千代田氏は、45mmという珍しい焦点距離について「50mmはすでに銘玉が数多く存在するが、他にないレンズの開発を目指しているタムロンとして、45mmのレンズを開発した」「開発者が45mm好き、というのもある」と、半分ネタのようなコメントも述べている。また、開放絞り値をF1.4ではなくF1.8とした理由について、佐藤氏は以下のように述べた。「前出の特長(キレイ、寄れる、ブレない)と、使いやすいサイズをベストなバランスで作り上げるためF1.8としました。特に防振については、大口径用の手ブレ補正ユニットをいかに収めるかに苦心しました。光学設計と機構設計のせめぎ合いを、工夫を重ねて乗り切っています。結果、非常に実用性の高いレンズとして仕上がったと思います」(佐藤氏)。手ブレ補正の効果については、SP 35mm F/1.8 Di VC USDが3.0段、SP 45mm F/1.8 Di VC USDが3.5段(ともにCIPA基準)とのこと。各製品の詳細な仕様等については、こちらの記事をご参照いただきたい。○新しいアイコン、ルミナスゴールドのリング千代田氏の言葉にもあったように、今回のSPレンズのリニューアルでは、その外観デザインも重要な要素となっている。デザインを担当したタクラム デザイン エンジニアリング代表 田川欣哉氏は、タムロンの開発者約50人と密に対話を繰り返し、以下の3つのポイントを導き出したという。高品質でトータルバランスの良いデザインひと目見てタムロンの製品と判るアイデンティティレンズキャップやボックスも含め、統一された世界観の構築特に、2つめのアイデンティティについては、ユーザーにお馴染みの金リングを一歩進める形で新たなデザインに昇華。新たなルミナスゴールドのリングとして、レンズ下端(マウント縁)に配置し、新たな意匠とした。「普通、こういったブランドリングは4~5mm幅ですが、今回はこれを8mmとしました。このブランドリングは、SPレンズの新たなアイコン(象徴)であると同時に、その位置からカメラとの結合性や、ユーザーとタムロンの契約、クオリティなどを表現したものでもあるんです」(田川氏)なお、このリング部分にはわずかに丸みを帯びた逆テーパーが付けられている。カメラを構えてレンズに左手を添えたとき、この逆テーパーが気持ちよく指に沿うのだ。また、AF/MF切り替えスイッチと手ブレ補正のON/OFFスイッチも親指の幅に合わせており、今までにない形であるだけでなく、ファインダーをのぞき込んだままのブラインド操作も可能にしている。○タッチ&トライ会場にはタッチアンドトライコーナーが設置され、多くの試用実機が用意された。筆者も実際に試写させてもらったが、フォーカスの迷いのなさ、静音性、手ブレ補正効果ともに十分納得できるレベル。開放値のピントに関しても、会場に用意されたフルサイズ機では見事な精度を見せてくれた。装着したカメラ個体とのマッチングによる精度アップの可能性を差し引いても、その実力は十分に期待できそうだ。
2015年09月03日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日