フリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)が、6日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、乃木坂46・橋本奈々未(23)の芸能界引退についてコメントした。生活の困窮がきっかけで芸能界入りし、弟の学費に目処がついたことで引退を決意したという橋本。この"引き際"が美談として話題になっていることについて、ダウンタウン・松本人志(53)が「美談過ぎて、嘘ちゃうかなと思うところもある」と冗談を交えると、古舘は「僕もちょっと半信半疑です。秋元康の演出入っているのかなと」と便乗して笑いを誘った。そして、「子どもの貧困は進んでいることも事実」と社会問題にも触れつつ、橋本の引退を「象徴的なこと」と説明。「この後ろにそういうことでいっぱいつらい思いをしている家庭がある」と指摘した。一方で、「労働はお金だけじゃない」「『労働は雪かき』という言葉が大好きなんですが、自分の家をかいているだけではダメ。高齢化が進んでいるから隣の家もかいてあげなければいけない」という主張も。その上で、「100働いて100お金もらえるなんてありえない」と言い切り、「『半分返ってこないでいい』くらいで、身を粉にして働くのが"働く"」と持論を展開。「芸能界を引退するのは自由だけど、今度やるお仕事で労働の苦しみと喜びを知ってほしい」と橋本にエールを送っていた。
2016年11月06日フリーアナウンサーの古舘伊知郎と宮根誠司が、6日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、赤江珠緒の結婚式後に、2人で朝まで飲み明かしたことを明かした。この日は、加藤綾子も含めたフリーアナ3人で出演。古舘と宮根はテレビ初共演だが、7年前に赤江の結婚式後に初対面し、「せっかくだから」ということで飲みに行くことになり、最終的に2人カラオケになったという。宮根は、大阪に戻らなければならないため、チケットを取り直してから西麻布のカラオケ店に向ったそうだが、部屋に入ると、古舘が大きなソファーで「遅いじゃないか随分」とひと言。古舘は「本当に先輩ぶって酔っ払っちゃって。俺、自分がみのもんたかと思ったもん」と反省した。2人のカラオケは、古舘が宮根の歌う曲を指定し、前奏中の前フリを付けるという形式で大いに盛り上がり、最後はベロベロになった古舘を、宮根が運んでいったそう。古舘は「やっぱり『報道ステーション』のストレスの極みみたいのがあったから、絶好の方と会っちゃったんです」と、宮根との出会いを振り返った。このように、ストレスを抱えていた『報ステ』時代だが、トークの制限はあったものの、エンディングの21秒は、さまざまな情報を自ら組み立ててしゃべることができたため、「いつも自分に酔いしれていました」と告白。この日の放送でも、即興で21秒ジャストの神業トークを再現してみせた。だが当時は、このエンディングが終わると、横にいるテレビ朝日の小川彩佳アナに「どうだ俺のしゃべりは」という態度をとっていたため、「たぶん小川アナウンサーは異常に俺のこと嫌いだと思う」と推測していた。
2016年11月06日「2016年10月26日水曜日午後3時、秋も深まってきたと思いきや最高気温26度とまだまだ夏日を記録する東京・台場のこちらフジテレビジョン本社V5スタジオには、スタッフはもちろん編成幹部ら関係者、取材陣に至るまで優に50人、いや60人、70人を数えましょうか。日曜ゴールデン新番組の初回収録とありまして、独特の緊張感に包まれておりますがおーっと!ここでADの『古舘伊知郎さん入られま~す!』の呼び込みがかかったー! この声に誘われ、私古舘は控室から一歩二歩、超激戦区と呼ばれる時間帯に足を踏み入れていくわけであります!」フジテレビ系できょう6日にスタートする新バラエティ番組『フルタチさん』(毎週日曜19:00~20:54)。頭の中で実況するクセがあるというMCのフリーアナウンサー・古舘伊知郎は、同番組の初回収録に臨むにあたって、こんな脳内実況を繰り広げていたのかもしれない。そんな華々しいスタジオだが、実は、古舘が本番中や取材会中に番組への"ダメ出し"を始めるという"異例づくし"の現場だった。本記事では、その模様をレポートしながら、古舘が目指すバラエティ像を探る。○収録開始25分で「VTR長過ぎません?」本番がスタートするなり、「(前の時間帯の)『サザエさん』が終わって『フルタチさん』だなんて、新番組のタイトルからして破れかぶれのような気がしますけど」「今日は関係者めっちゃ多いじゃないですか。これね、1回1回減っていく可能性ありますよ!」「視聴者の方よりここにいる人数が多いかもしれない」と、まずは自虐コメントで笑いを取った古舘。「ネタとして面白いのも面白くないのも混在してる可能性がある。初回からそんな充実してる番組なんて見たことないですよ。ぶつかりながら、へこたれながら頑張っていきたいと思います」と、オープニングトークで基本姿勢を示した。この番組は、世の中の"ひっかかる"ことを取り上げ、VTRで検証し、それを受けてスタジオトークを繰り広げていくというのが大きな柱。初回のゲストには、森昌子、ミッツ・マングローブ、要潤、足立梨花、ビビる大木を迎え、森が自由奔放な言動を連発しても、古舘は「森さんの顔を見ると『夜のヒットスタジオ』を思い出しちゃう」となかなかツッコめずにいたが、探り探りながら、彼女のイジり方を徐々に習得していく。そんな穏やかなムードで収録は進行していったが、開始25分が経過すると、最初のVTRからスタジオに戻ってきたところで、古舘が噛みついた。「VTRちょっと長過ぎません?」。自らのおしゃべりの時間を奪われるのを恐れたのか、「こういうダメ出しとか会議も、収録で入れていきますから」と宣言する。スタジオは笑いに包まれたが、古舘の目は本気だ。その後も、古舘の好きなジャガイモを試食するコーナーにどこか不満顔で、びっくり映像を紹介するコーナーでも、イヤミたっぷりに「安牌(パイ)ですね」とひと言。挙句の果てには「ストレートに(すごい映像を)見たい視聴者は、(裏番組の)日テレ見てりゃいいんですよ」とも言い放った。一体何が納得行かなかったのか。収録後に取材に応じた古舘は「テレビってやたら食べるじゃないですか。ただ普通にやってても、数多の番組と区別がつかない」と、報道陣を前にして、これまた異例のダメ出しを開始。マイナビニュースのインタビューで、新番組を「ケーキ戦争が渦巻いている銀座で、古ーい言問だんごのお店を開くんですよ」と表現していたが、バラエティの潮流に従わない番組づくりへの追求に、3時間という長丁場の収録を終えた直後でも余念がない。○ニュースを自由に斬る姿は実にイキイキでは、その目指すべきバラエティというものを、どのようにイメージしているのか。古舘は「今、相当ネガディブにいろいろ考えています」と具体像まで固まっていないことを示しながら、12年間の報道キャスター経験を生かし、「もうちょっとニュース的なアングルのコーナーもあっていいかな」と構想を語った。早速その場で、昨今のニュースを取り上げ、大麻取締法違反で逮捕された元女優・高樹沙耶に「みんなやってると思ってませんでした!?」、栃木・宇都宮の元自衛官の爆発自殺に「あれ何で"テロ"って言わないんですかね?」、ボブ・ディランと連絡が取れなかったノーベル賞の審査員に「ライブ会場で出待ちすればいいんですよ」とバッサリ。取材会とは思えないテンションと迫力で斬りまくるその姿は、実にイキイキしているように見えた。それもそのはず、『報道ステーション』時代は、さまざまな"しがらみ"から、あの古舘伊知郎でも、なかなか自由にしゃべることができなかったそう。「ニュースが一辺倒にしか伝えないんですよね。やっぱり独自の視点でいろんなものを見ていきたいんで、そんな話も今後していきたい」と話し、バラエティに復帰したからこそが実現できる企画に、鉱脈を見出していきたいようだった。しかし古舘は、ニュースを扱ったTBSのバラエティ特番『古舘がニュースでは聞けなかった10大質問!! だから直接聞いてみた』(9日19:56~)でMCを務め、フジテレビでも『ワイドナショー』や『バイキング』など、バラエティ目線で時事ネタを斬っていく番組がすでに存在している。フジの宮道治朗編成局次長は「他局のバラエティとは一線を画す」と力を込めていたが、「ただのドバラエティだけじゃつまんない」と思いを共有する古舘と『フルタチさん』をどう作り上げていくのか。フジの亀山千広社長も「"古舘学校"で古舘さんからスタッフがテレビというものを学びながら」とダメ出しを歓迎しており、"ぶつかりながら、へこたれながら"という姿勢に期待を込めて、今後に注目していきたい。
2016年11月06日●強力裏番組への対抗策は"合掌"!?フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、6日からスタートするフジテレビ系新番組『フルタチさん』(毎週日曜19:00~20:54)で、久々にレギュラーバラエティ番組のMCを務める。12年にわたって出演した『報道ステーション』(テレビ朝日系)を今年3月で卒業し、しばしの充電期間をへてバラエティ復帰すると、キャスター時代にため込んでいた分、堰(せき)を切ったようにあふれ出てくる"おしゃべり"。これを全力で受け止めるべく、フジテレビが用意した器は、毎週2時間という異例のレギュラーバラエティだ。それに応え、日曜ゴールデンという最激戦区でフジと"心中"する覚悟も見せる古舘は、この大きな器でどんな番組を目指しているのか。そして久々のバラエティの現場は、彼の目にどう映っているのか――。――毎週2時間のレギュラーという異例の番組ですが、しゃべるネタが尽きてしまうという不安はありませんか?それはもうスタッフの方がたくさんいるので、テーマやネタなどいろんなきっかけを与えてもらえれば、私の場合はしゃべりがどんどん増殖していきますから、そういう不安はないですね。――放送枠は、各局人気番組や新番組を投入する激戦区になります。裏番組の研究などはされているのですか?研究まではできていませんが、ただ1つ直感的なことも含めて思うことは、例えば『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)という番組は、強烈なビジュアルのメディアであるテレビの原点だなというのを感じます。やっぱり、自分がやりたくてもできない、怖くてやる気もさらさらないことをアウトソーシングして、タレントさんが委託されてやっているのを、日曜の夜に「よくやるなぁ」と思いながらボーっと見るというのは、最高の気分だと思うんですよ。自分はむいた梨を秋口にシャリシャリ食いながら、向こうはコモドオオトカゲと向き合ってるんですよ!? この構図こそ、テレビですよ!――日テレさんだと19時台の『ザ!鉄腕!DASH!!』もそうですね。本格的にカルガモ農法なんかやってない人や、家庭菜園すらやってない人が、自分がやった気になって『鉄腕!DASH!!』を見るんですよね。これはビジュアルのメディアとして最強だと思うんですよ。そういうことを考えてるんで、この枠を僕がやるというのは大変なことだと思って、今、怖気づいてます(笑)――そうした強力な裏番組と対決するにあたっての対策はなんですか?やっぱり自分を信じること、スタッフを信じること。そして必ず視聴率至上主義に陥らないことですね。かといって、「今後のテレビバラエティを切り拓いていくための捨て石として、視聴率なんて無視して超実験的なことだけやりたい!」なんてわがままもない。両方を含めた"合掌"ですね。――"合掌"ですか!?人間がなぜ手を合わせるのかというと、仏教的な解釈の1つに、例えば左手が欲望まみれで地が丸出しの等身大の自分、右手が自分の心の中に少し灯っているかもしれない仏性、つまり仏の心。これがちょうど中央で出会って「南無」と手を合わせるという捉え方があるんです。だから、先ほど言った両極端の考えを真ん中で合わせる役目を、僕が担ってると思ってるんです。これは"合掌番組"ですね。●昔のテレビは「子供・グルメ・動物・タモリ」でOKだった――以前『第四学区』(フジ系)など一緒に番組もやられていた、とんねるずの石橋貴明さんがインタビューで「閉塞感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします」(日刊スポーツ、10月3日付)と話し、他にも、最近のテレビは規制が厳しくなってきたという声を聞きます。古舘さんは『報道ステーション』のキャスターを12年間務め、久々にバラエティ復帰されたわけですが、実際に戻ってきて、そうした傾向を感じますか?貴明みたいにお笑いの世界でズッポリやってた人間が、どんな心境にあるのかはちょっと分からないけど、僕は報道番組の規制の中で生きてきたので、最近バラエティ番組に出させてもらっている過程で、「うわー閉塞感につながる規制がある!」とは、一度も思ったことはないですね。ただ、"閉塞感"という言葉でいうなら、僕が感じるのは、今のテレビは高度になっちゃったなぁということですね。――"高度"とは?つまり、マーケティングがすごいということです。昔が良いとは言いませんけど、数字が悪かったりスポンサーが降りたりして、プライムタイムに空き枠があってどうする?となって放送作家に振りますよね。すると、昔のテレビは結構行き当たりばったりで、「数字取るには司会はタモリさんかなぁ、かわいい子供や動物がいて、おいしそうなもん出そうかぁ…」ってなって、「子供・グルメ・動物・タモリよろしく!」と、この4つでOKというパッケージができた時代だったんです。その感覚は今や全く消え失せ、コンピューター、なんなら将棋囲碁を戦ってきたAI(人工知能)にかけて、ヒットする番組はこういうビジュアルを入れる、ラーメンのアップはこういう撮り方をする、といったいろんな分析解析をやって、深夜でシミュレートして、あげくにようやくプライムに上がってきました!となる。すでに新番組にして旧番組ですよね。そういうのがひしめき合ってるから、そんなにひどい視聴率の番組がない代わりに、突出する番組も一握りで、あとはどっこい、みたいな。その辺に"閉塞感"はあるかもしれないです。――番組制作のシステム化ですね。でも、それはそれで産業としての有りようだと思うんです。洋服屋さんでも売れ筋を分析して仕入れたり、本屋さんも出版社も何が売れて何が売れないで返品されるのか、そうやってせめぎ合ってやってるから、どこの業界も一緒だと思うんですよ。でも僕なんか、開局して20年もたってないテレビ局にアナウンサーとして入れてもらってるので、テレビが花形になる前のもっといい加減な状態を引きずっちゃってるから、理屈では今は高度ですばらしいと認めつつ、一方で「だからつまんないんだ」「どれを見ても同じなんだ」と思ってしまうんです。――視聴者もそのように感じているのではないか、と。テレビが面白くなくなったとか、テレビは見ない人だからとカッコつける人が、この30年くらいずっと増えてますよね。「俺ってテレビ見ないじゃん?」って言われると、「じゃん?」って聞かれても知らねーよとか、ましてやおまえ横浜出身じゃないだろと思って二重三重に腹立つんだけど…それは置いといて(笑)。でも、テレビを見ないと言ってる人は、面白い番組をたまたまみていない不幸ですよ。ヒット番組で視聴率が良くて、なおかつ面白い番組はあるんです。ただ、マーケティングが行き過ぎて、デザイナーチャイルドやアンドロイドみたいな番組が多いなと、感じるということですね。●新番組は"ケーキ戦争の銀座で開く言問だんご屋"――そうして高度になってきた現在のテレビの中で始まる『フルタチさん』ですが、古舘さんはどんな番組にしていきたいと思っていますか?そうですねぇ。例えば夕方に各局やってるニュースの横並び特集で、「銀座、新たなケーキ戦争勃発」というのが組まれたりしますよね。パティシエの高木さんと青木さんと鎧塚さんがひしめき合っちゃって、再開発のビルでケーキ戦争…もう夕方のニュースは戦争が大好きですよ。だったらシリアの戦争ももうちょっと取り上げろ!と言いたくなるけど、それは置いといて…。――新番組のイメージの話です(笑)そうそう。僕がやるからには、ケーキ戦争が渦巻いている中で、銀座で古ーい言問だんごのお店を開くんですよ。それが、故きを温ねて新しきを知るなのか、テレビの里帰り感覚で見てくれる人が少なからずいてくれるのか、素通りされちゃうのかの勝負だと思ってるんです。だから、裏でビジュアルのすごい番組がある一方で、こっちにバンジージャンプ的な派手さな無いんですよ。それよりも、普段見過ごしていること、聞き逃していること、聞き過ごしていることとか、そういうところに立ち止まって、日曜の夜にポワーンと考えてみませんか?と。時折、答えが出そうで出ないところで終わるケースもあると思うんですけど、そういうフワーンとした番組をやらせてもらいたいなと思ってます。トークに関しては過激さみたいなものを失っちゃいけないんだけど、企画の中にほんわり感がないと、せっかく『サザエさん』の後に『フルタチさん』なんだから、猛り狂ってもしょうがないので。――古舘さんが体験取材するコーナーもあると聞きました。そんなことやるつもりはさらさら無かったんですよ! 2時間のバラエティで軽ーく司会やるくらいなんて甘い考えでいたら、全然そんなんじゃなくて騙されたと思ってるんで、今からでも引き返したい(笑)。しゃべりの舌先の筋肉だけは衰えてないつもりですけど、60歳過ぎて体力も衰えてきてる人間をいろんなところに連れて行って、恥かかせようとしてるんですよ。いじわるなスタッフがいるんです。――未知の経験をしてもらおうとしてるわけですね。そう。初回はYahoo!ニュースのオフィスに行きます。僕はテレビのニュースを12年やったから、そっちは多少かじって知ってるつもりだけど、Yahoo!ニュースの作り方は知らない。どうして見出しはこんなに扇情的なのに、中身がつまんないんだとか思ってる訳ですよ。だから、ものすごい野次馬根性で好奇心がうずいてるんですけど、実際に行くとするじゃないですか。そうすると、たぶん若い人が無言でコンピューター画面に向き合って、会話も肉声では一切なくパソコンで繰り広げられてるんでしょう。そこに、武器もツールも全部おしゃべりの僕がリポートするんで、若い連中に「うるさいな」と思われるんでしょうね。60過ぎの変なうるせー空気の読めないオヤジに水を差されるんですから。すると、視聴者の人たちも「なんだこのオヤジ。行かなくていいじゃん」と思って、結局僕は老醜をさらすことになる思うんです。そういうのをスタッフは狙ってやがる!――でも、自らの裸をさらけ出そうという気持ちも、少しはあるんじゃないですか?ちょっとある(笑)。その悪魔のささやきに乗ってしまうんですよ。そうなると、実はいろんなところに行こうと思ってるんです。――他にはどんな体験取材をしてみたいですか?テレビショッピングにチャレンジしたいですね。ネット上で仮想商店街が成される時代になって、実際の商店街がシャッター街になってしまってるっていう切なさが充満しつつ、その間で、CSやBSのみならず地上波も含めて、過剰なまでにテレビショッピングをやってるじゃないですか。僕、そこのしゃべりが好きなんですよ。報道ではとてもそういうことはできなかったけど、今ならそういう店頭販売的な、人の気持ちを引きつけるあざとい感じのしゃべりができるんで、そういうのにチャレンジしたいですね。――なんだか期待と不安が半分半分のようですね(笑)60過ぎて、桜の門をくぐっていく入学生のような気分なんてなかなか味わえないですから、うれしいですね。僕がずっと局のアナウンサーでやらせていただいていたら、もう定年過ぎてるんですよ! もしかしたらハワイアンキルトとか、ボトルシップの趣味を生かして、そればっかりやってたかもしれないのに。仕事でこんなことになってるというのは、とってもうれしいですね。――レギュラーバラエティの復帰をフジテレビで決めたのは、最初に声をかけてくれたからと聞きましたが、フジの宮道治朗編成局次長は「この番組にテレビマン人生を賭けています」とまで言っていました。それはウソだと思いますよ~。――えっ(笑)本当にテレビマン人生を賭けてたら「テレビマン人生賭けてる」なんて言わないし、「社運を賭けた」とかいう大型ドラマや映画でも、本当に社運を賭けた試しもないし、60年以上生きてきて潰れたテレビ局なんて見たことないし、「全米が泣いた」って映画も全米が泣いてるの見たことないですからね。それは全くのウソだということは、自信を持って断定できます!――でも、オファーはうれしかったんですね(笑)それはうれしいですよ。もう番組始まる前からフジテレビ大好きになっちゃって!■プロフィール古舘伊知郎(ふるたち・いちろう)1954年生まれ、東京都出身。立教大学卒業後、1977年にテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、『ワールドプロレスリング』などを担当。プロレス実況で独特の"古舘節"を確立し、1984年に同局を退社。フリーとなった後は『F1グランプリ』『夜のヒットスタジオDELUXE』(いずれもフジ)、『おしゃれカンケイ』(日テレ)などに出演し、2004年4月から2016年3月まで『報道ステーション』(テレ朝)のキャスターを務めた。
2016年11月04日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が司会を務める特番『古舘がニュースでは聞けなかった10大質問!!だから直接聞いてみた』が、TBSで11月9日(19:56~)に放送されることが1日、明らかになった。古舘はかつて、『クイズ悪魔のささやき』『しあわせ家族計画』『筋肉番付』といったTBSのバラエティ番組で司会・実況を担当。今回の特番で、13年ぶりにTBSで司会を務める。同番組では、世の中の人、そして古舘が興味を持っていることや、感じている疑問を当事者にぶつけていく。東京オリンピックや映画『君の名は。』など、今話題のことから、"七味唐辛子の缶"や"「ドレミの歌」の謎"まで、報道を12年間やっていた古舘がニュース番組では聞けなかった質問を聞く。ゲストとして『君の名は。』の新海誠監督が出演。パネラーは、いとうあさこ、竹俣紅、三田寛子、山里亮太が務める。
2016年11月01日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、きょう31日(21:00~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007 2時間スペシャル』に登場。「認める司会者第1位は?」などの質問に答えていく。今回古舘は「納得いくまで帰らない!と言っているしゃべくりモンスター」という呼び込みで登場。レギュラーメンバーのネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルが、古舘に聞きたいことをその場でフリップに書き、答えてもらうという企画が展開され、「認める司会者第1位は?」「どんな死に際がいいですか?」といった即興の質問に、古舘が答えていく。この日の放送には、坂上忍も出演し、「何でこの人売れてるの?と思う芸能人は?」「今一番ぶったぎりたいニュースは?」といったアンケートに回答。また、宮沢りえと杉咲花は、「憧れのデート」「やめられない癖」などの質問に答える。
2016年10月31日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が26日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系新バラエティ番組『フルタチさん』(11月6日スタート、毎週日曜19:00~20:54)初回収録後の取材会に登場。最近のニュースについて、堰(せき)を切ったように持論をまくし立てた。この番組は、"ひっかかる"をテーマに、日常で謎や疑問のまま過ぎていくことを、硬軟織り交ぜて取り上げて紹介していくという内容だが、古舘は「もうちょっとニュース的なアングルのコーナーもあっていいかな」と構想を語った。その流れで、大麻取締法違反で逮捕された元女優・高樹沙耶容疑者に言及し、「何で高樹沙耶は海外に行かなかったんですかね。OK(合法)なところいっぱいあるじゃないですか」と疑問を提示。矛先は報道にも向けられ、「ニュースやワイドショーが、結構(逮捕を)ビックリした顔してやってるんですよ。ウソつけ! みんなやってると思ってませんでした!? 『私は海外で嗜んだこともありまして』とか言ってましたよ! 『やっぱりね』って誰か本音言えっていうの」とツッコんだ。さらに、宇都宮の元自衛官の自殺についても「あれ何で"テロ"って言わないんですかね?」と疑問。「もちろん、狭義的な解釈があるのは分かってますけど、広義的に言えばテロですよね。あおってもいけないけど、これはある種のテロだと認めないと、事の本質が見えないような気がする」と、今後こうしたテーマを番組で取り上げていくことに、意欲を示した。ちなみに、古舘はテレビ朝日系『報道ステーション』で12年間キャスターを務めてきたが、本番中はおしゃべりを抑えられていたそうで、「打ち合わせでしゃべりまくってたんです!」という。それだけに、本音でニュースを斬っていく企画は、悲願のようだ。初回放送では、古舘が「Yahoo!ニュース」の編集部を取材する模様も放送。トップニュースの13.5文字の見出し作りにも挑戦する。
2016年10月26日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が26日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系新バラエティ番組『フルタチさん』(11月6日スタート、毎週日曜19:00~20:54)の初回収録後に取材に応じ、「今、相当ネガディブにいろいろ考えています」と反省の弁を語った。この番組は、"ひっかかる"をテーマに、日常で謎や疑問のまま過ぎていくことを、硬軟織り交ぜて取り上げて紹介していくという内容。古舘は、収録を終えたばかりにもかかわらず、「番組制作には疑心暗鬼になっていないと良いものはできないと思うんで、今、相当ネガディブにいろいろ考えています」と、早くも次を見据えていた。具体的には、びっくり映像を紹介するコーナーについて「各局やっているので、ああいうのは極力やめていきたい」、グルメのコーナーに対しても「テレビってやたら食べるじゃないですか。ただ普通にやってても、数多の番組と区別がつかない」と、囲み取材を受けながら異例のダメ出しを連呼。「ただのドバラエティだけじゃつまんないなっていうのを今日感じたんで、これからまたスタッフと揉まなきゃいけないな」と、改善への意欲を示した。タイトルの『フルタチさん』は、直前に放送される『サザエさん』にかけたもの。番組では、BGMや効果音、解説のイラストナレーションに至るまで、サザエさん仕様になっていたが、「サザエさんを意識しすぎ。ちょっと控えめにOAしなきゃな」と視聴者の立場を考えて注文を付けていた。このように、反省の弁が続いたため、手応えについて聞かれるも、収録中に自由奔放な言動を連発していた森昌子に「面白いわ~この番組!」と絶賛されたことを受けて、「半分うれしくて半分不安です」と率直な感想を吐露。番組をより良くするため、「もっと苦労を買って出ないと」と決意を示していた。日曜の激戦区への参入については、「裏番組が強烈に強いので、そこの視聴者を持ってくるのは無理。最近テレビを見ていない人が、ポッと見てくれるようなアナログな番組を目指したい」を意気込み。とはいえ、裏番組の名前を全部挙げながら、「数字(視聴率)悪かったら、私にモザイク入れて音声変えてやってもらいます!」と冗談を交えながら、厳しい戦いを訴えていた。初回の放送で取り上げる"ひっかかる"のテーマは、「高いギャラの子役と安いギャラの子役の演技の差」「トランプタワーがセントラルパークの眺望を独り占めできた理由」など。また、おしゃべりが止まらない古舘の脳を最新機器で解析するロケ企画もあり、1万人の脳を見てきた医師が「普通の人とかなり違いますよ」と興奮を語る。
2016年10月26日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がこのほど、都内のスタジオで取材に応じ、新たにスタートするフジテレビ系バラエティ番組『フルタチさん』(11月6日スタート、毎週日曜19:00~20:54)と『トーキングフルーツ』(11月8日スタート、毎週火曜24:25~24:55)への意気込みを、45分間ノンストップでまくし立てた。○激戦区への参入は"苦役列車"古舘は開口一番「フジテレビって僕が29歳でテレビ朝日を辞めて、しゃべり手でフリーになったときに初めて使ってくれた局で、『笑っていいとも!』木曜日の『激突!食べるマッチ』っていう大食いをするのに実況を付けるコーナーで(プロデューサーの)横澤(彪)さんに使ってもらって、その後トントン拍子で『夜のヒットスタジオDELUXE』や『F1』の実況中継を長くやらせてもらって、ずっとお世話になった」と、流れるような口調で感謝。今回も、他局に先駆けてオファーがあったことを明かした。周囲から「もう40年やったんだからいいじゃないか」「『報ステ』でそこそこ稼いだでしょう」、さらには「カナダでサーモンでも釣って、たまにフジテレビでパッと拾ってもらって、視聴率なんか完無視して目いっぱい好き勝手なことやればいい」とまで言われたそうだが、古舘は「そういう意見には一切くみしない」と断言。日曜ゴールデンの激戦区で番組を持つことを"苦役列車"と表現つつも、「初めて使ってもらった恩義があるんだから、ダメなときはフジテレビも俺も一緒にドボンだ!」と、"心中"する覚悟を示した。新番組への心構えとしては「あんまり調子に乗らない」と宣言。『サザエさん』(毎週日曜18:30~19:00)の直後の時間帯は「やっぱりある程度年齢の行った人間のしゃべりっていうのがあって、ニコっと笑ったり間を置いたり、イヤミな英語をはさんでから流ちょうな日本語で構成したりっていう、東京都知事のようなしゃべりが欲しいわけですよ」と、視聴者のニーズを推察した。『フルタチさん』という番組タイトルは『サザエさん』に掛けたものだが、古舘は「意味不明でしょ!? 僕は最後まで反対したんです」と主張。「『サザエさん』から『フルタチさん』は、3文字から4文字なので、語呂が明らかに違う。プロレスも『イーノーキ!』っていう3文字はなかなか語呂がいいんですけど、『フージナミ!』はちょっとつらいんです」と例に挙げながら、「4文字でも『トコブシさん』なら意味がつながるからいいんですよ」と不満を訴えた。このつながりを少しでも持たせるために、オープニング映像のアイデアを出したそう。リオ五輪閉会式のパロディーにして、「僕が(『サザエさん』ゆかりの街の)桜新町から穴にポーンと入って、そこからお台場に出てきたらサザエさんの格好で、安倍総理みたいにすぐ衣装を引きはがさないで3秒くらい間を置いて、『古舘です』と言って出てくるっていうのを真剣に考えたんです」というが、「権利関係がうまく行かなかった。そりゃそうですよ、『サザエさん』側が許すわけないですよね!」と諦めたそうだ。○ニュース解説番組の野望も!?『フルタチさん』は、"ひっかかる"をテーマに、日常で謎や疑問のまま過ぎていくことを、硬軟織り交ぜて取り上げ、古舘が分かりやすく紹介していくという内容。例えば、道路標識の「止まれ」がなぜ命令口調になったのか、「風邪」とは何なのかといった話題を想定しているといい、古舘は、実況調のナレーションも担当する予定だという。本音としては、『報ステ』で培った経験を生かし、難しいニュースを分かりやすく解説するような番組をやってみたい気持ちもあるそうだが、「その時間帯にフジテレビを見てくださる皆さんに合ってるかどうかっていうのは、まだ僕の中で答えが出ない」と慎重姿勢。そうした番組を最初から全開でやることで「おまえはエセ池上彰か」と突っ込まれることを危惧し、「少ーしずつ調子に乗って小出しにしていきたい」と野望を語った。一方の『トーキングフルーツ』は、その道のスペシャリストをゲストに招き、その極意や心理を掘り下げていくという番組。こちらのゲストが『フルタチさん』にも登場するというような連動展開を想定しているといい、「こっちがチルド室で、こっちが普通の冷蔵室という感じで、すごくつながってる感じにしたい」と狙いを述べた。また、「日曜の7時~9時だけじゃちょっと不安だったというのもあるので、もう1個くらい自賠責保険をかけとかないと」とも語っている。こうして、マシンガントークによる取材会は終了。最後に「本当にすいません、僕の悪いクセなんですよ。質問をダシにして自分のミニトークライブに持っていこうという、嫌な習性がありまして…」と反省していた。
2016年10月15日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、きょう3日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 日本仏教のルーツ「奈良」を知るSP』にゲスト出演。編集の結果、古舘のトーク部分が40分を占めることになった。12年間メインキャスターを務めた『報道ステーション』卒業以来のテレ朝出演となる古舘は今回、MCの爆笑問題とともに奈良を訪問。飛鳥寺、東大寺、興福寺などをめぐり、日本の仏教の歴史をたどっていく。番組の放送時間は2時間48分だが、仏教に強い関心を持つ古舘は、ロケでもスタジオでもマシンガントークが炸裂。編集で大幅にカットしたものの、結果として40分間が古舘のトークに占められてしまった。スタジオでVTRを見た本人も「こんなにしゃべっているとは思わなかった。人間、調子に乗るにも程がありますね! しゃべり過ぎ!」と反省している。
2016年10月03日宮藤官九郎さんが作・演出を手掛ける、抱腹絶倒のシリーズ『大パルコ人』に、清野菜名さんが参加する。「宮藤さんの作品って、笑いの着目点が本当にしょーもなくて、すごく愉快。そこにくすぐられるんです。以前にご一緒した現場でも、毎日が楽しすぎて、ずっと爆笑してたんで、今回も楽しみで仕方ないです」以前の現場とは宮藤さんの監督映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』。あれ?清野さん出てた?と思った方もいるはず。映画での、終始真っ赤な顔色の鬼メイクで中指をおっ立て過激に挑発しまくる邪子の姿と、目の前の清野さんとのギャップ…激しすぎます。「そうですよね。何も知らずに観に行った友達が、最後まで私だと気づかなかったくらいですし(笑)。でも、ああやって素顔が出ないほうが自分らしいというか、恥ずかしがらずにはっちゃけられるというか…」とはいえ、もともとティーン誌の専属モデル出身。正統派美少女として恋愛作品へのオファーもあるはず。「なんででしょう…。ちょっと変わった役が多いのは、きっと自分はそっちじゃないってことなんだと思います。いま映画で普通の女子高生をやっていますが、面白くやらなくて平気かなって心配になるくらい」多少戸惑いつつも、笑いに果敢に挑もうとするアグレッシブさが、宮藤作品と相性がいいのかも!?「1幕目だけ台本を読んだのですが、元気で何でもすぐ信じちゃう、いい意味でバカな役。まるで友達と会っている時の自分みたいで、仕事場でしかご一緒してないのに宮藤さんに見透かされている気がしました。あまりにバカで衝撃的なシーンもありますけど、戸惑いよりどうやろうかっていう期待のほうが大きいです。お芝居している時、相手と見えない感情のぶつかり合いができる瞬間がときどきあるんですよ。どんな役でもどんな作品でも、それができた時が今すごく楽しいんです」◇せいの・なな1994年生まれ、愛知県出身。'14年の映画『TOKYO TRIBE』で注目され、『ウロボロス』や『コウノドリ』など、数々のドラマに出演。10月公開の映画『金メダル男』にも出演。ブラウス¥16,000(Antigravite TEL:03・3461・2807)◇かつて“サンバイザー兄弟”として恐れられた兄(増子直純)と弟(瑛太)。逮捕されていた兄が恩赦で釈放され、組を立て直すためにふたりはバンドを組むことになり…。11月13日(日)~12月4日(日)池袋・サンシャイン劇場作・演出・出演/宮藤官九郎音楽/上原子友康(怒髪天)出演/瑛太、増子直純(怒髪天)、三宅弘城、皆川猿時、清野菜名、少路勇介、よーかいくん、篠原悠伸、上川周作、りょうS席9500円A席8500円ヤング券5500円(25歳以下対象、要証明書)すべて税込みパルコ・ステージ・インフォメーション TEL:03・3477・585812月8日~18日に大阪、21日~23日に仙台公演あり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・末吉久美子ヘア&メイク・細野裕之(PUA NA PU)インタビュー、文・望月リサ
2016年09月28日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がこのほど、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系バラエティ番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 日本仏教のルーツ「奈良」を知るSP』(10月3日19:00~21:48)の収録後に取材に応じ、大好きな仏教をテーマにした番組での久々となる爆笑問題との共演に「最高に楽しかったです」と満足の表情を見せた。古舘がテレ朝に出演するのは、12年間メインキャスターを務めた『報道ステーション』の卒業以来半年ぶり。今回は以前、日本テレビ系『国民クイズ常識の時間』などでレギュラー共演していた爆笑問題と奈良を訪れ、日本の仏教の歴史をたどっていく。仏教好きの古舘は、お坊さんとのロケがとても楽しかったそうで、「自分の見えない尻尾がポンポンポンポン振れちゃって、肛門丸出しになりました」と独特の表現でその喜びを報告。「有頂天になっちゃったところがあって、冷静に見るとしゃべり過ぎちゃってるし、見ている方に不快感を与えるかもしれない」と危惧もしたが、苦難の果てに境涯が開けるという仏教の教えを盾に、「私の不快さを、甘んじて受け止めていただきたい」と提案した。それでも、ロケのVTRを見て「なぜここで自分は黙れないのかという葛藤がありました。奈良へ行くと自分の良いところも悪いところも感じられました」と反省。「『いま、ふたたびの奈良へ』ってそういうことなんじゃないですかね」と、JR東海のキャッチコピーにかけて取材陣の笑いを誘ったが、太田光から「適当なこと言って…」とあきれられていた。古舘のマシンガントークは止まらず、「拝金教や成長病という高度経済成長の罪の部分が出てきている中で、よく仏教のバラエティをテレ朝の編成は立ち上げたなと思う」「期末期首の厳しい中の3時間スペシャルで、視聴率も気になります。裏が強いなら、僕を全面モザイクで音声も変えてください」と次々に発言。そんな古舘について、田中裕二は「『報道ステーション』をやる前より、倍くらいしゃべってます」と、パワーアップしてバラエティに帰ってきた様子を紹介。太田は、古舘のテレ朝復帰を「われわれの番組で迎えられたというのは、こんな光栄なことはないですね」と喜んでいた。今回のロケは、奈良・明日香村が一望できる甘樫丘をスタートし、仏教の歴史を時代順に追いながら、飛鳥寺、東大寺、奈良公園などを回る。興福寺では年1回しか公開しない「北円堂」が、番組のために特別開扉。各所で披露される、古舘の知識にも注目だ。
2016年09月27日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がこのほど、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系バラエティ番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 日本仏教のルーツ「奈良」を知るSP』(10月3日19:00~21:48)収録に参加。その後の取材会で、自身が40年前に同局へ入社する日、勘違いして引き返しそうになったというエピソードを明かした。古舘は1977年に、アナウンサーとしてテレビ朝日に入社。しかし、採用試験を受験した際は、旧チャンネル名の「日本教育テレビ(=通称NET)」で、入社した77年4月1日が「テレビ朝日」に名称変更された日だったため、「『テレビ朝日』っていう真っさらな看板を見て、『あっ、場所間違えた』と思ったんです」と、一瞬勘違いしたそうだ。古舘は続けて、「ちょうど引き返そうと思ったところが、テレ朝(旧六本木放送センター)の敷地に入るところだった。この1977年4月1日に『はぁっ!』っと踵(きびす)を返してしまって、もう1回気を取り直して入って行ったこの境界線に行きたい!と思っていろいろ調べたら、ちょうど今の(六本木ヒルズ)森タワーの1階部分にある社員証をピッてかざすゲートだったんです!」と発見したことを紹介。その上で、「だから森ビルも、ただ再開発してる大きなデベロッパーじゃなくて、ちゃんと俺の気持ちを残してくれているんだ!」と、まくしたてて主張したが、太田光から「踵を返したっていうのはウソでしょ?」と突っ込まれた。これに対して古舘は、即座に「本当!本当!」と反論。しかし、旗色が悪いと思ったのか、ほどなくして「いやぁ面白くしようと思ったんですよ」と誇張したことを認めていた。今回、古舘がテレ朝に出演するのは、12年間メインキャスターを務めた『報道ステーション』の卒業以来半年ぶり。爆笑問題、お坊さんとともに奈良を訪れ、仏教の歴史を時代順に追いながら、飛鳥寺、東大寺、興福寺、奈良公園などを回る。
2016年09月27日10月25日(火)より開催される「第29回東京国際映画祭」の歌舞伎座スペシャルナイトに“現代版弁士”として古舘伊知郎がスペシャルゲスト出演することが決定した。クラシック部門の目玉企画として今回で3回目を迎える「歌舞伎座スペシャルナイト」。今年は映画祭開催3日目となる10月27日(木)に催される。日本の伝統芸能である歌舞伎を上映し続けてきた歌舞伎座にて、尾上菊之助による女方の舞踊「鷺娘」を上演するほか、尾上松之助出演『忠臣蔵』のデジタル最長版、『血煙高田の馬場』の弁士と生演奏付き上映が行われる。そして古舘さんは、『血煙高田の馬場』に現代版弁士としてゲスト出演!通常の弁士付上映は、サイレント映画に独自の語りと演奏を付けて上映する形だが、今回の現代版弁士は、“喋り屋”古舘さんオリジナルの全く異なるスタイルの上映になるという。古舘さんは「無声映画の最盛期、日本には弁士が数千人いたという。弁士は役者以上の人気を誇り、人々の最大のお目当ては贔屓の弁士の語り(活弁)を聴くことだったそうだ。映画を観に行くというより活弁を聴きに行く、言葉が映像の従属物ではなく話芸として確立され愛された時代があったのだ」と弁士について説明。また、「喋り手ならば活弁という魅惑の箱をいま開けずにはいられない。過去のスター弁士の口調を一所懸命模写し再現する手のことは付け焼き刃で出来るものじゃないが、これまで講談、落語の道中付け、大道芸(香具師の啖呵売)あたりをちょびちょびかじってきた身としては、面白い活弁ができそうな気もする」と話し、「ほんの7~8分の短縮バージョンだが、十分面白い。さあ!喋りで何をプラスしていくか、このところ言葉探しの『脳内決闘劇』を時折くり広げている」とコメントした。なお、歌舞伎座スペシャルナイト特製お弁当つきのチケットは、9月27日(火)10時より販売開始となっている。「第29回東京国際映画祭」は10月25日(火)~11月3日(木・祝)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2016年09月25日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、ニッポン放送で26年ぶりにレギュラーのラジオ番組に復帰することが25日、明らかになった。10月21日から、『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(毎月1回・金曜22:00~24:00)がスタートする。古舘は、1984年10月スタートの『古舘伊知郎 フルタッチ歌謡曲』をスタートに、『不二家歌謡ベストテン』『古舘伊知郎の独占!オールニッポンヒット歌謡』『フルフルサタデー 古舘伊知郎のどきどきモンスター』をへて、『古舘伊知郎 パワフルタッチまるごと遊ビジョン』が90年4月に終了するまで、約5年間にわたって同局でレギュラー番組を担当。今回、26年ぶりにレギュラー復帰し、1人しゃべりや、リスナーとのコミュニケーション、ゲストとの対談などを予定している。古舘は「久々のニッポン放送レギュラーは、なんと、金曜夜10時から生放送!! ヤバイ!! 『報道ステーション』の裏だ」とあおりながら、「ならば、ラジオブースの小さなモニター画面で生放送中の『報ステ』を見ながら、ニュース伝えることから始めよう!!」と発案。「今、TVを見ている人は、音声多重でオレのラジオを聴いて!!」「今、ニッポン放送を聴いているリスナーは『報ステ』の画面だけつけて!!(音声なしで!!)」「これこそ、ラジオ・テレビの融合。ウィンウィンの関係だ」と盛り上がりながら、『報ステ』のメインキャスターを務めるテレビ朝日の富川悠太アナに「ごめん!」とフォローした。このように、バラエティに復帰してから3カ月が経過しても、まだしゃべりが止まらないようで、「CMの間も喋ります。曲も1曲もかけません。これぞ逆JASRACだぁ!! この2時間はニュースネタ~下ネタまでいっちゃいまっせ」と宣言している。古舘のレギュラー番組は、10月からフジテレビ系で毎週2時間のバラエティ番組『フルタチさん』(毎週日曜19:00~20:54)もスタートする。
2016年09月25日フリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)が、タレントのみのもんた(72)がパーソナリティを務める文化放送のラジオ番組『みのもんたのニッポンdiscover again』(毎週日曜17:00~17:25)に9月18日から3週連続でゲスト出演することが決定し、このほど文化放送で番組収録が行われた。古舘にとって、みのは高校・大学の10年先輩。さらに、アナウンサーを志すきっかけとなったのが、中学時代に聴いていたみのの『セイ!ヤング』(同局)で、「みのさんに憧れてアナウンサーになったから、みのさんは神様です」という。2人の対談は、3月に『報道ステーション』(テレビ朝日系)にみのがゲスト出演した話題からスタートし、古舘は「降板する流れで最後だったから、やっぱりみのさんに来ていただきたかった」と振り返った。降板については、みのの一言もきっかけの一つだったそうで、「『お前、報道やりながらでもいいから芸能路線やった方がいい』って言われてたのが、ずっと脳裏で鐘の音のように大きくなっていって降板しました」と明かし、「だから今バラエティとかやらせてもらえてうれしくてしょうがない」と語る。今後の活動については、みのからの「東京オリンピック開会式の司会に決まったんだって?」というフリに対し、「司会やりたいっていう夢想は本当にあるんですよ」とオリンピックへの熱い思いを告白。最後にみのは、古舘について「速射砲のように、それでいて柔らかく。天才だね」と語って、締めくくった。2人の対談の模様は、9月18日、25日、10月2日の3週連続で放送される。
2016年09月14日オール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた黒沢清監督初の海外進出作品となる最新作『ダゲレオタイプの女』。この度、本作の公開を記念し、9月3日(土)に黒沢清監督×浅野忠信のトークイベントが開催された。黒沢監督と言えば、浅野さん主演『岸辺の旅』で2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞、本年度のベルリン国際映画祭『クリーピー 偽りの隣人』正式出品、また今年6月には米アカデミー会員にも選出されるなど、世界で高い評価を受けている。本作では、世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”を軸に、芸術と愛情を混同した写真家の父の犠牲になる娘と、“撮影”を目撃しながらも娘に心を奪われていく男の美しくも儚い愛と悲劇の物語を描き出している。一方浅野さんは、これまで第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された黒沢監督の『アカルイミライ』、そして国内外の賞で数々の賞を受賞した『岸辺の旅』で主演。確かな演技力で日本国内にとどまらず、『マイティ・ソー』でハリウッドデビューを果たすと、『バトルシップ』『47RONIN』など数々の海外作品に出演し、国際派俳優の地位を確立している。また、本年のカンヌでも最新主演作『淵に立つ』が「ある視点部門」で審査員賞を受賞している。そんな日本を飛び出し、世界で活躍するクリエイター同士の稀有なトークイベントが今回実現。事前予約制だった本イベントは、予約開始から瞬く間に定員に達し、当日も2人の姿が一目見たいと集まった方々で超満員。さらには立ち見の人が現れる中でのイベントとなった。まず、お互いの新作『ダゲレオタイプの女』『淵に立つ』についてトークが繰り広げられる。浅野さんは「映画の撮影でも、ときにとんでもなく動いちゃいけない状態があるんです。しかし、この(ダゲレオタイプの写真)撮影はすごいですね!体を固定されて長時間そのポーズでいる…映画もそうですが、だからこそ、俳優やモデルの感情が画面に映りこむんだと思いました」と語り、黒沢監督は「これもホラーですね(笑)。浅野さんがすごい。出ているシーンもすごいし、出ていないところでもすごい。画面に映っていてもいなくても、浅野忠信が映画を支配している。恐ろしい底知れない役を何度かやってきていると思うが、今回は決定打でした」とお互いの作品を絶賛。また、「カンヌ国際映画祭」については「日本で笑いが生まれないところで笑いが生まれることに驚きますね」(浅野さん)、「カンヌはバタバタと人が出て行くなどブーイング起こることも多いと聞きます。楽しもうとする人もいるけれど、欠点を見つけて席を立ってやるという人も多い。エキサイティングな映画祭ですね」(黒沢監督)とそれぞれ特徴を語る。さらに、日本と海外の撮影の違いについて浅野さんは「特にアメリカはお金にも、俳優にもシビア。『あなたは雇われているんだから、きちんとした英語を喋って。体鍛えて』というようなリクエストがすごい」と明かし、とても勉強になると話した。一方、今回初の海外進出を果たした黒沢監督は「俳優から100個くらい質問攻めにあって、僕は絶望して断られるんだろうなと思うのですが、フランスではそれがやる気のある証拠だそうです。日本は『質問あるか?』と聞くと俳優さんはみな『ない』と答えます。でも始まると、日本人は結局5個くらいある。フランス人はやる前はいろいろ言ってるんだけど、整理すると聞きたいことは5個くらい。結局同じなんですよね」と語った。最後に“海外で活躍したい人へ”黒沢監督は「映画の言語が世界共通なのは100パーセント間違いない。『こういう映画作りたい』という欲望を磨いていけば絶対に世界に通用する、と思います」とアドバイスを贈り、浅野さんも「日本でない国で違うやり方を学ぶのは面白いし、刺激になる。『何をやりたいか』を掘り下げると面白いし、自分が盛り上がれるんです」とコメントした。そのほか、来場者からのQ&Aで浅野さんの幼少期についてや『ダゲレオタイプの女』の撮影秘話が飛び出すなど、トークイベントは終始盛り上がりをみせ、大盛況のうちに終了した。『ダゲレオタイプの女』は10月15日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。『淵に立つ』10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月05日歌手の前川清が5日、10月2日(13:55~15:20)に放送される九州朝日放送・テレビ朝日系特番『前川清の笑顔まんてんタビ好キ ~南国・沖縄 離島のタビ~』の取材に都内で応じ、番組の見どころを語った。この番組は、前川と、お笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口の2人が、九州を中心に日本各地を訪れ、地元の人たちとふれあっていくという内容で、九州・沖縄・山口の7局ネットで、毎週日曜正午という激戦区で放送。2012年の番組開始以来、2人の珍道中が好評で、最高視聴率は14.3%、年度平均視聴率も11.1%(2014年度)という人気番組だ(ビデオリサーチ調べ)。これまで、2度にわたってゴールデン特番が放送されたが、今回は初の全国ネット。ゲストに加藤茶と、えとうの相方・チャンカワイをゲストに迎え、8月14・15日に沖縄の慶留間島(げるまじま)と阿嘉島(あかじま)を旅した。前川は「全国放送というのは間違っていた。KBC(九州朝日放送)さんと私との間に、ちょっと溝があります(笑)」と冗談めかしながら、今回の旅で最初に出会ったおばあさんの話を紹介。亡くなった夫の話になると「好きで結婚したわけじゃないから寂しくない」「酒ぐせが悪かった」など、終始恨み節だったそうだが、最後に前川が生前の写真を見せてもらうと「絶対に悪そうな人じゃないんですよ」といい、とても印象に残ったそうだ。ほかにも、今回の旅でも多くの出会いがあったそうだが、慶留間島には、子供たちが親元を離れて学習しに来る「留学」という制度があり、それを活用して滞在していた東京の子供とも交流。ここでは、日テレ系『イッテQ』に出演するチャンカワイが大人気だったそうだ。前川は「(相方の)えとう君は、意外と全然人気がなかったんです」とボヤいていた。また、加藤茶が、年の差妻を連れて来ていたことを暴露。今回の番組には登場しないそうだが、「グイグイ引っ張っていく感じ。加藤さんからすると、いい奥さんなんだな」と、おしどり夫婦ぶりをうらやんだ。KBCの渡辺プロデューサーは「本当に仕込みがないので、どうなるか分からない番組。びっくりするような出会いがあるわけではないが、前川さんが自然体で、沖縄の離島の方々とコミュニケーションを取られています」と話している。
2016年09月05日性格が正反対同士で付き合ったり、結婚している人は多いでしょう。性格が正反対だと、「自分はこうなのにどうして…」と結婚生活で悩むこともありますよね。しかしメリットもあります。実際に性格が正反対の夫と付き合って5年、結婚して7年目の筆者がご紹介します。諦めることがありのままでいられることにつながる私と夫は育った生活環境、性格、趣味嗜好、価値観…とほぼ全てが正反対。違うからこそ大きくぶつかったり、日常では小さくイラっとすることもあります。ただこの「イラっ」は、年々減っているのも事実。それは相手の素性が分かってきて「またあぁ言うぞ」と言動パターンが読めてきたから。最初はイラッとするものですが、慣れるとこちらも諦め、やがて気にならなくなります。それは相手も同じで、お互い多くのことを諦めているでしょう。「諦め」と言うとイメージは悪いですが、仏教用語では「明らかに見る」と言う意味。お互いがほどよく諦めることでかえってありのままでいられると考えると、これも良しかと思うのです。自分の良くないと感じていた性格が変わる諦める一方で、自分自身が変わったと思うところもあります。それは主に、自分で良くないと思っていた部分。たとえば私は考えても仕方ないところで思い悩んでしまうところがありますが、それを夫に話すと「考えても仕方ない」とバッサリ切られます。これを繰り返すうちに、「ここは考えても仕方ないな」と自分でも区分けをする癖をつけることができました。また、夫は問題が起こると原因追求や犯人探しをしがちなタイプ。私が「それより今何をすべきか考えよう」と勧めることで、問題解決も進みやすくなっているように思います。自分と違う我が子とうまくやっていく練習私と長男の性格は正反対で、つまり長男は夫と性格が似ています。「長男の考えていることがわからない」と、何度も悩みました。そこで気付いたのが、「正反対の夫とうまくやっていくための葛藤は、我が子を受け入れるための練習でもある」ということです。我が子とはいえ、他人は他人。性格も価値観もきょうだいそれぞれ違ってきます。それでも親子ですから、うまくやっていかないといけませんよね。性格の違う我が子に自分を押し付けてしまうのは、違うと思うのです。夫と話し合ったり、相手から学んだり、諦めたり、見守ったり…この積み重ねが実は我が子ともうまくやっていく練習になっている。最近はそう思うようになり、正反対であることが大きなメリットに感じてきました。夫婦で性格が正反対だとぶつかることも多いですが、ぶつかることは分かり合うためのキッカケに過ぎません。大切なのはぶつかった後、どうするか。自分と100%同じで分かり合える人間なんていませんから、無理に受け入れる必要もなく、メリットを見つけることも大切なことだと思うのです。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月05日マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、黒沢清、デビッド・フィンチャーといった、現代を代表する10人の監督たちがヒッチコックの映画術について語るドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』(原題:Hitchcock/Truffaut)が、12月10日(土)より日本公開されることが決まった。1962年、『大人は判ってくれない』などヌーベルバーグの旗手といわれたフランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックにインタビューを熱望し、ヒッチコックがそれを快諾。国籍も、年齢も、キャリアも違う2人は意気投合、長時間のインタビューが実現し、そして1冊の伝説の本「Hitchcock/Truffaut」(「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれた。この本は世界中で出版され、“映画の教科書”として、映画関係者はじめ、すべてのクリエイターたちのバイブルとして現在も読み継がれている。本作は、当時のヒッチコックとトリュフォーの貴重なインタビューの音声テープと、ヒッチコックを慕う現代を代表するフィルムメイカーたちのインタビューで紡ぐドキュメンタリー。2015年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスコセッシ監督をはじめ、『ゴーン・ガール』のフィンチャー監督、『クリーピー 偽りの隣人』『ダゲレオタイプの女』の黒沢監督、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督ら、今日の映画界を牽引する10人。「『サイコ』は、当時も今も偉大な映画だ。物語の話術(ストーリー・テリング)の傑作だと言える、いや、それ以上の作品だ」(マーティン・スコセッシ)、「ヒッチコックは、映画魔術の天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」(デビッド・フィンチャー)、「彼は、映画的表現とは何かを刺激するんだ。誰も考えたことのないような発想だよ」(ウェス・アンダーソン)と、彼らが劇中で語るとおり、ヒッチコックの時代を超えた映画術を新鮮な視点で現代に蘇らせるドキュメンタリーとなっている。監督は、NY国際映画祭のディレクターを務めるケント・ジョーンズ。日本語字幕は、「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」の翻訳者でもある、映画評論家の山田宏一が務めている。『ヒッチコック/トリュフォー』は12月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、フジテレビ系で今秋スタートする2時間枠の新バラエティ番組の司会を担当することが9日、明らかになった。『古舘伊知郎 バラエティ新番組』(仮)が、毎週日曜(19:00~20:54)枠で放送される。同局がゴールデン・プライムタイムで2時間枠のレギュラーバラエティ番組を編成するのは、古舘自身も司会を担当した『夜のヒットスタジオDELUXE』(1985年4月~1989年9月/21:02~22:54、1986年4月以降21:02~22:52)以来、約27年ぶり。当時は生放送だったが、今回はVTR収録形式となる。古舘は「"2時間"という長丁場。しかも、日曜のゴールデンと言えば、大河とバラエティが居並ぶ大激戦区。この番組にタイトルをつけるとしたら『今日もお台場の風強し』(仮)」と早速古舘節で意気込み。「楽な枠などあるわけはない。だから自分を厳しく戒める。還暦過ぎた男が"一日一生"と思い、まい進するのみ」と、自身が朝起きて3回唱えるという言葉を引用して、心境を語った。内容については「やりたいことは、報道を12年やった男の娯楽番組」と宣言。医学が進歩する中で健康ブームが続いたり、ディズニーランド帰りの家族が電車の中で仏頂面してスマホをいじる…「そんな今、自分が引っかかっていることを娯楽に変換して視聴者の皆さんを楽しませたい。殺伐とした時代に、笑って癒やされるアロマオイルのような番組」と方向性を示す。さらに、「パロディー、風刺精神を忘れずに。見た後に『そうだよなぁ~』とかみ締めてもらえるような"壱岐島の剣先するめ"のような読後感のある番組」とも語り、「月曜から、『また頑張ろうかな』と思えるような番組を目指したいと思います」と抱負を話した。なお、古舘が同局でレギュラー番組を持つのは、とんねるず・石橋貴明とのトーク番組『第4学区』(金曜深夜)以来、16年ぶりとなる。
2016年08月09日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、千葉テレビ(チバテレ)で、ビジネス番組の進行役を担当することになった。8月6日スタートの『燃える男中畑清の123絶好調』(毎週土曜22:15~22:30/再放送毎週水曜11:30~11:45)で、企業のトップと対談する。この番組は、毎回、中畑がさまざまな企業のトップと対談し、社長の熱い一面や会社の熱いエピソード、熱い社員などを発掘していくというもの。"熱い"つながりで、燃える闘魂・アントニオ猪木のモノマネでおなじみのアントキの猪木も出演し、企業に闘魂注入を行うほか、エンディングでは、中畑が熱唱を披露するコーナーも用意されている。中畑は「監督業を終えた後、いろいろな企業の方とお会いする中で、こんな番組をできたら面白いな、という構想があり、それがチバテレとうまくマッチしてこの番組が実現しました」と、立ち上げの経緯を説明。球団の監督と企業の社長の共通点は「スタッフに対する意識」だといい、対談した企業のトップから「パワーを感じられ、成功していてうらやましく思いました」と感想を語る。番組については「すごく良いアイデアを提供できると思います」と自信。「視聴者の皆さんには番組を見て、利用できるものが見つかったらトライしてほしいですね。幸せになるためのアイデアやヒントが、この番組には転がっていますよ!」と見どころを話している。
2016年07月26日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、フジテレビ系の大型バラエティ特番『FNS27時間テレビフェスティバル!』(7月23日18:30~24日21:24)内で、23日(21:00~頃)に放送されるバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』に出演することが13日、明らかになった。古舘が、『ホンマでっか!?TV』司会の明石家さんまと共演するのは、古舘が司会を務めていた日本テレビ系『おしゃれカンケイ』の300回記念スペシャル(2000年7月放送)以来、16年ぶり。今回は、さんまや個性的な評論家軍団と古舘が、トークバトルを繰り広げる特別企画が展開される。古舘は、今年3月末でテレビ朝日系『報道ステーション』を降板後、先月1日に行われたシークレットライブ「微妙な果実~トーキングフルーツ」で活動を再開。バラエティ番組に積極的に出演しており、今月9日に放送されたフジ系『人志松本のすべらない話』では、最優秀賞にあたる「MVS」を受賞している。
2016年07月13日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が3日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』(9日21:00~23:10)の収録に参加し、「本当に子供のようになりました」と、念願の番組を大いに楽しんだ心境を語った。今回、古舘はアナウンサー出身者として初参戦。雨上がり決死隊の宮迫博之が「ホンマに(サイコロを)細工しているかと思うくらい」と驚くほど、話す出番が多く当たり、学生時代のトイレでのエピソードや、キャスターを務めていた『報道ステーション』の中継レポーターの話などで、ダウンタウン・松本人志をはじめとする芸人たちを爆笑させた。古舘は同番組の大ファンで、本番中にも、小籔千豊が以前披露した「西川きよしの三点倒立の話」が大好きだと伝えるほど。それだけに、今回の収録を「本当に子供のようになりました。かぶりつきで本物を見られるというのは、本当に楽しいことだなと思いました」と仕事を忘れて喜び、間近で繰り広げられる芸人たちによる「すべらない話」の応酬を「"お笑い党首討論"って感じでした」と、古舘節で表現した。松本はエンディングの収録で、古舘のトークを「すばらしかった」と手放しで絶賛。収録後に取材に応じた小籔は「ある意味人間味ある古舘さんを久しぶりに見られて、楽しかったです」と振り返った。同じく取材に応じた兵動大樹も「あの理路整然としたトーン・スピードで『そんなこと言ってええんや(笑)』っていう単語を、何の躊躇もなく言っていくというのは、やっぱりプロやな」と感心。「絡みたい芸人はたくさんいると思うので、どんどんバラエティにも出ていただいて、"古舘イズム"を注入してほしいと思います」と要望した。
2016年07月03日「人志松本のすべらない話」30回目の放送がこのほど決定し、古館伊知郎が初参加することが明らかとなった。なお、古舘さんがフジテレビに出演するのは、2000年に放送された「第4学区スポーツ」以来、およそ16年ぶりのこと。「人は誰も1つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」をコンセプトに、松本人志をはじめ、実力派芸人たちが“すべらない”トークを武器に真剣勝負を繰り広げる同番組。2004年12月28日に深夜番組として始まり、今回で第30回目の放送となる。このほど出演が決定した古館さんは、今年3月31日(木)の放送をもって「報道ステーション」を降板し、6月1日(水)にシークレットライブ「微妙な果実~トーキングフルーツ」で活動再開したばかり。同番組に芸人以外のゲストが出演するのは、27回大会の「SMAP」の稲垣吾郎と香取慎吾、29回大会の「SMAP」の中居正広以来4人目となる。今回の出演決定に際して古舘さんは、「大好きな番組で、まさか自分がその中に入っていけるなんて思ってもいなかったので、“やったー!”という感じです。ましてや、12年間、報道番組をやっていたわけですから、これまで食べてこなかった甘いものを、唐突に特盛りで出されたようなイメージです(笑)」と、オファーへの喜びを語っている。さらに、「気負わずに自然体で臨みたいです。どうしても“司会病”というものがありますので、松本さんがサイコロを振って、出た目の方がしゃべるという流れは重々分かっているものの、突如、司会を始めないように自制したいです(笑)。松本さんをはじめとした話芸の達人とも言える方々から、お笑いのセンスを少しでもおすそ分けいただけたらありがたいです」と意気込みを語っている。テレビ朝日のアナウンサーとしてキャリアをスタート、その独特な表現で、「プロレス実況」や「F1実況」をひとつのエンターテインメントとして昇華させ、数多くの番組で活躍してきた“プロのしゃべり手”である古舘さんが、どのような“すべらない話”を披露するのかに大きな注目が集まりそうだ。また、古舘さん以外にも、千原ジュニア、宮川大輔、河本準一(次長課長)、ケンドーコバヤシ、星田英利、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊、宮迫博之(雨上がり決死隊)の出演が決定している。土曜プレミアム「人志松本のすべらない話」は、7月9日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、7月9日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』に初出演することが30日、明らかになった。同局に出演するのは16年ぶりとなるが、「この番組で結果を出して、フジテレビのレギュラー番組を獲得したい(笑)」と意欲を示した。同番組に芸人以外のゲストが出演するのは、昨年1月のSMAP・稲垣吾郎と香取慎吾、今年1月の中居正広に続き4人目。今回のオファーに、古舘は「ひと言で言えば、小躍りしました。欣喜雀躍(きんきじゃくやく)まで言うと、ややこしい話になりますね(笑)。大好きな番組で、まさか自分がその中に入っていけるなんて思ってもいなかったので、『やったー!』という感じです」と喜びを語る。しかし、喜んでばかりもいられないといい、「緊張感を持ち始めています。お笑い芸人さんではないのに、どこかでその仲間に入りたくなってしまって、笑いを取りにいこうとする自分がいるんじゃないかとも思っているので、それは絶対に控えようと。気負わずに自然体で臨みたいです」と抱負。松本人志については「反射神経を含め、お笑いのセンスが半端じゃないなと。発想力や、物の見方も独特で尊敬しています」と印象を語っている。30回目となる今回の放送には、古舘以外、松本、千原ジュニア、宮川大輔、河本準一(次長課長)、ケンドーコバヤシ、星田英利、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊、宮迫博之(雨上がり決死隊)と、全員が関西出身の吉本芸人。古舘は「並みいるお笑い界の猛者たちに向かって、異教徒である私が参戦させていただきます。結果、満身創痍(そうい)になってしまうかもしれませんが、戦いを挑んでいくさまをご覧いただきたいです」と見どころを話している。
2016年06月30日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、12日に放送される日本テレビ系トーク番組『おしゃれイズム』(毎週日曜22:00~22:30)に出演することが2日、明らかになった。古舘は、前身番組『オシャレ30・30』(1987年~94年)、『おしゃれカンケイ』(94年~05年)の司会を18年にわたって歴任。その後、テレビ朝日系『報道ステーション』のキャスターを務めていたが、この3月で卒業したことを受け、11年ぶりの『おしゃれ』にゲストとして出演することになった。収録では、久しぶりに帰ってくる親族を迎えるかのように、大勢の"家族"が古舘を出迎え。あちこちから「お帰りなさい」「お久しぶり」の声が飛び交った。笑顔のスタッフに囲まれた古舘も「ゲストなのに、あの頃に戻ったみたいで、つい司会者側の振る舞いになっちゃうんだよね。あいさつしたり出演者の情報を集めたり(笑)。本当に懐かしい」と、うれしそうな様子だった。本番は、司会・上田晋也の「同窓会みたいになってる!」「古舘さん、まさか司会を奪いにきたんじゃないですよね!?」という突っ込みからスタート。古舘も「番組を離れてからもう10年以上もたちますからね、こんなに高視聴率の人気番組の司会に戻りたいなんて…ほんの少ししか思ってないですよ」と返し、会場の笑いを誘った。その後も、バラエティのブランクがあったとは思えない古舘の弾丸トークがさく裂。「『報道ステーション』最後の日の秘話」など、11年間離れていた際の話題を次々と語っていく。収録を終えた古舘は「『故郷に帰ってきたな』という感じ。温かい思いがあふれてきました」と笑顔を見せた。
2016年06月02日3月末でテレビ朝日系『報道ステーション』を降板したフリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)が、6月10日放送のTBS系バラエティ番組『ぴったんこカン・カンスペシャル』(19:56~)にゲスト出演することが1日、わかった。『報ステ』降板後初のバラエティ出演、TBS登場は12年ぶりとなる。番組では、古舘と安住紳一郎TBSアナウンサーが、古舘の生まれ育った街、東京都北区・滝野川を散策。そして、古舘が高校・大学を過ごした立教学院を訪れ、みのもんたや徳光和夫らを輩出した立教大学放送研究会の部員が集まっている教室で、アナウンサーを目指している部員を前に古舘は学生時代の驚くべきエピソードを披露する。その後、古巣・テレビ朝日のある六本木で、同期入社の南美希子と対面。南がアナウンス部時代の秘話を語り、徳光和夫も合流して古舘との思い出などを明かす。また、フジテレビ系『夜のヒットスタジオ DELUXE』で共に司会を務めていた芳村真理と再会し、古館夫妻の仲人を引き受けた芳村が、その結婚式での出来事や当時の番組エピソードなどを披露。さらに、"毒舌キャラ"が売りだった加賀まりこや、同い年で親友の高見沢俊彦(THE ALFEE)も登場し、古舘の裏話を語る。古舘は「12年ぶりにバラエティ番組に出させていただき、本当にうれしかったです」と喜び、「29年間生まれ育った故郷から、現在に至るまでに知り合った多くの方々との再会。安住アナウンサーの絶妙な回しによって、いい気持ちにさせていただき、こんなに楽しい一日はありませんでした。だからその分、これでいいのかと不安にもなりました」と感想を語った。そして、「悪戦苦闘しながら報道を頑張ってきた12年間があるからこそ、今の自分があるのだと思います。報道で携わって頑張ってくださった方々に、絶対感謝しなければいけないと思いました」と報道への思いを告白。「うれしいだけではなく、これでいいのかと少し怖くなったり、そんないろいろな心境にさせてもらったというのは、一日この番組のロケをしてきた楽しさがベースにあったからだと本当に感謝しております」と述べた。(C)TBS
2016年06月02日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が1日、都内でシークレットライブ「微妙な果実~トーキングフルーツ」を開催。2時間にわたってマシンガントークを繰り広げた。テレビ朝日系『報道ステーション』のキャスターを3月末で降板してから、初の公の場となった今回のライブ。開催は5月20日に決定し、即座に告知・チケット先行抽選が行われたが、300席に30倍の応募が集まった。ライブの中で古舘は「今の若い人たちはキャスターやっている古舘しか知らない。プロレスとかスポーツ実況とか見ちゃいない世代なんだから。あるスタッフが遠慮がちに言ったって。『古舘伊知郎さんって無口な方ですね』」と、最近最も衝撃を受けたという若いスタッフからのひと言を披露。続けて、「ちょっとしゃべっただけでおしゃべりって言われて、おしゃべりだけは初志貫徹している俺が無口って言われたんだよ。これはショックだよ。皆さんにはそこのところを考えて、今日は俺のしゃべりを聞いてほしかった」と、しゃべり手としてのプライドを強くにじませながら、ブランクを感じさせない弾丸トークでまくし立てた。会場は円形で、古舘と観客との距離は2メートル。休憩無しで、身振り手振りを交えながら、さらには演技力も駆使しながら2時間しゃべり続け、シーンによって笑いと感嘆、ため息に包まれていた。古舘は1988年から『報ステ』キャスターを務める2004年まで、そして14年に復活版として、1人舞台「トーキングブルース」を行っており、今回のライブはその"特別版"。今月から、立て続けにテレビのバラエティ番組へのゲスト出演が決定しており、今回のライブの主催者側は「このライブは、次への、のろしである」と予告している。
2016年06月02日俳優のディーン・フジオカ、小野武彦、村上範義、女優の藤原紀香、清野菜名、池田エライザ、歌手の小室哲哉が5月31日、都内で行われた「Amazon プライム・ビデオ 日本オリジナル作品 記者発表会」に出席した。Amazonは、Amazonプライム会員に提供している見放題・動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオにおいて、オリジナル映像作品のラインナップを強化。その発表会に6月22日より配信する『はぴまり~Happy Marriage!?~』、7月15日より配信する『Invisible TOKYO』に出演したキャスト陣が登壇した。円城寺マキのベストセラーコミックを実写化した『はぴまり~Happy Marriage!?~』に出演したディーン・フジオカは「僕は間宮北斗というキャラクターで、彼は家族の形を捉えられずに大きくなって絶望を経験し、自分なりに目的を見つけ出していきます。そのような中、今回は結婚が手段とやっていくんですが、契約結婚をしていく中で家族の形や愛に気づいて成長していきます」と同ドラマを説明。相手役の清野菜名は役衣装姿で登壇して「千和はどこにでもいるような女の子で、指輪を毎日付けてさせていただいているんですが、ヒヤヒヤしながら撮影しています(笑)」と苦笑い。ディーン・フジオカとの共演については「お腹が空くとディーンさんがバナナをくれるんです。私、バナナは食べられなかったんですけど、克服できました」と感謝。これにディーン・フジオカは「餌付けですね(笑)」と笑顔を見せていた。また、小室哲哉、池田エライザが出演した『Invisible TOKYO』は、東京の今を牽引する文化の発信者たちを追ったドキュメンタリー。胸元全開のドレス姿で登壇した池田エライザは「自分のリアルをさらけ出そうと考えていたんですが、現場に行って東京を眺めながら撮影してると私ってこんなこと考えていたんだ? とか、普段プライドが邪魔して言えなかったことを発信してしまったっていう感覚になれました。同世代の方に寄り添えるんじゃないかと思います」とアピールしていた。
2016年05月31日