「女子高生」「ケータイゲーム」、そして「怨霊」。世界に発信しうる、3つの日本文化をテーマにしたホラー映画が誕生!フレッシュな若手ぞろいのキャストから、今回は主役をつとめたセブンティーンの人気モデル・広瀬アリス、吉谷彩子、高畑充希のインタビューをお届けする。●映画が感想して今のお気持ちをお聞かせ下さい。広瀬:初主演ということもあって、色々緊張したり、プレッシャーもあったのですが、自分で作品を見て早く色んな人に見てもらいたいな、と思ったので、今は完成して嬉しいです。吉谷:私はホラー映画はこれで3本目になるんですけど、色々やった中でも今回はかなり上位に入る怖さです。ホラーという部分もあるのですが、友情が見える部分があるので、そこを注目して頂きたいです。高畑:完成して…、単純に「早っ!」と思いました(笑)今年の4月にみんなで長野で合宿しながら撮ったので、それからそんなに経ってないと思うのに完成披露試写会ってなって、ちょっとまだ実感が湧かないです。でもふだん(撮影中本当の)合宿みたいに撮っていたので、そこの仲の良さがにじみでていて、それが嬉しかったです。●ホラー映画ならではの苦労した点は?広瀬:怖いもの、血を見たりびっくりするシーンはやっぱり苦労しましたよ。ネタばれになりますが最後の残虐なシーンは一度はやってみたかったんです。今まではずっと普通の女の子が多かったので、ちょっと危ない役をやってみたかったので、思いっきりやってみたら監督に「こうゆう系もいけるね」と言われてちょっと嬉しかった半面複雑でした。高畑:私は血のりの量が本当にすごくて!完成したもの見てみたらあれ?こんなものだっけ?と思いましたけど、あれってすぐ乾いてしまうのでテカリを出すために何度も上からつけたしてるんです。だからテイクを重ねるごとにどんどん血の量が増え、血のりの鎧をまとっているみたいでした(笑)そんな私が大量の血のりをかけられてるときに誰かがセリフを間違えてもう1テイク撮ることになって、「アイスおごるから!」って話しになりました。あれ誰だっけ?広瀬:あったね!誰だっけ?私かな?吉谷:いや私じゃない?玲那かな?高畑:玲那か!あそこは絶対間違えたらあかんのに…!(笑)吉谷:みんな血のりとか付いたまま寝るので本当に怖いんですよ!本物の死体みたいでした。高畑:写真いっぱい撮ったよね!死体の山みたいだった!吉谷:私は崖から飛び降りるシーンがあったんですけど、高さが結構あって怖かったです。水が透き通ってるから湖の中に枝とか見えて刺さるんじゃないかなって思ったし。一応中にウェットスーツ着てたんですけど、結局中に水入ってきてしまって。でもやっぱりとにかく怖かったです。高畑:でもナイスダイブ!ってみんなから拍手が起こったよね!吉谷:ありがとうございます(笑)●撮影中に怪奇現象が起きたって聞いたのですが本当ですか?広瀬:本物の心霊写真が撮れたって話がありました。吉谷:あれ本当なの?広瀬:本当らしい。吉谷:私は知らないです。みんなでお昼食べてるときに時計の針が急にぐるぐるぐるって回りだしたんです。あれは怖かった。高畑:そんなのあったの?広瀬:あった!2回くらいあった!高畑:扉の下に影がバッて走ったことがあったよね。アリスが絶叫して飛び込んできたけど、あれネズミがいたんだと思う(笑)広瀬:普段だったらそんなにびっくりしないのに…。あのときはすみません。高畑:でもたぶん、ホラー映画撮ってるからなんでもないことも怖く感じたりするようになってたんじゃないかな。●普段不思議な体験したことありますか?広瀬:撮影終わってから家に帰ってご飯食べて食器片付けてるとき、急に包丁だけばーんって落ちてきたんです!高畑:呪われてるね吉谷:うん、それ呪われてるね(呪われてる、呪われてる、とそれぞれ繰り返す高畑と吉谷)吉谷:私はホラー映画よくやるんですが、本当に自分には霊感がないんだなって思います。本当に何も感じないし何も起こりません(笑)作品情報『Lost Harmony』2011.12.3(土)ロードショー配給:ゴー・シネマ
2011年12月01日