東京・台場にある最先端エンターテインメント・スペース「ガンダムフロント東京」にて、バンダイが展開するガンプラから施設限定となる「HGUC 1/144 MSN-001-2 デルタガンダム弐号機 Ver.GFT LIMITED COLOR」(2500円/税込)と「RG 1/144 MSZ-006-3 ゼータガンダム3号機 初期検証型 Ver.GFT LIMITED COLOR」(3,400円/税込)が11月8日より発売されている。本商品は、同施設に設置された映像体験ゾーン「DOME-G」にて新作「Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-」が11月7日より公開を迎えたことを記念して発売。映像では「デルタガンダム弐号機」はエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉が駆るモビルスーツ「百式」の完成モデルであることが紹介され、ビーム兵器時代に即した対ビーム・コーテイングやウイング・バインダーの軽量化を実施した外装や、デルタ(百式)タイプ、ゼータタイプだけでなくガンマ(ディアス)タイプとの互換性も持つ脅威のサバイビリティ&メンテナンス性能を持つことが明かされた。一方の「ゼータガンダム3号機 初期検証型」は、同じくエゥーゴのカミーユ・ビダンが搭乗する機体の改良を想定したモデルで、武装は全てゼータタイプの運用が可能に。専用シールドを装着し、ウェーブライダー形態になることにより、バリュートシステムなしに大気圏突入も可能にする性能を備えているという。公開された映像では、アナハイム・エレクトロニクス社が秘密結社組織「カラバ」に向けて秘密裏に行った新規採用のモビルスーツプレゼンテーションが展開される。模擬戦として、両機が互いの特性スペックを駆使したバトルも繰り広げられている。(C)創通・サンライズ
2015年11月10日KADOKAWAは、安彦良和氏原作のコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のセリフの数々を、英語で学べる英語学習書『「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」の英語』を11月11日に刊行する。本書は、劇場アニメ第2作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が11月13日までイベント上映中のコミック作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を通して英語を学ぶ、新しいタイプの英語学習書。最新作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』からはもちろん、『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイたちが繰り広げた激闘もストーリー順に紹介している。各シーンのセリフは、現在刊行中の欧米版コミックをもとに日英対訳。英文解説は『世界一わかりやすい英文法の授業』などの著者である英語講師の関正生氏が担当する。各ページには劇中のコマが多数掲載されており、ストーリーを思い出しながら英語を学べる構成に。劇中に登場するシャア・アズナブルの有名なセリフ「坊やだからさ…」は、"Because he was a spoiled kid..."という、欧米版の翻訳を紹介している。spoil は「だめにする・甘やかす」という意味であり、「甘やかされた子ども」という、シャアが持っているガルマ・ザビに対するイメージを表現するなど、『ガンダム』の世界観を反映したものになっている。『「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」の英語』はKADOKAWAより11月11日発売。価格は1,200円(税別)となる。(C) 創通・サンライズ
2015年11月06日米Googleは2日(現地時間)、Chrome OSをAndroidに統合するという噂を否定する声明を公開した。今回の声明は、Wall Street Journalが現地時間29日に公開した記事に、AndroidにChrome OSを組み込む計画があると記載されたことを受けたもの。GoogleのChromeチームは、「Chrome OSを段階的に終了させる計画はない」と公式ブログで噂を否定した。同社は6年前のChrome OSリリース時、「より早く」「より簡単に」「よりセキュアに」とChrome OSを特徴付けたが、この特徴が特に米国の文教市場で受け入れられていると説明。今後もさまざまな形のChrome OSを再定義していき、2~3週間後にはAsusのChrome OS搭載スティック型PC「Chromebit」を85ドル(約10,300円)で提供。また、2016年にはChromebookの新モデルも予定するという。
2015年11月04日アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻が2人そろってTVインタビューに応じ、アンジェリーナが受けた、がん予防のための手術について語った。アンジェリーナとブラッドは、彼女が監督も務める共演作『By the Sea』(原題)の全米公開を13日(現地時間)に控えて、アメリカのNBCの「The Today Show」に出演。アンジェリーナはがん予防のために、2013年の両乳房、今年3月に卵巣摘出手術を受けたことについても語った。手術を決断したのは、2007年に卵巣がんで亡くなった母が受診していた医師から聞いた言葉がきっかけだという。その女性医師は、アンジェリーナの母親から生前に「アンジーの卵巣摘出手術をすると約束して」と言われていたそうだ。アンジェリーナの祖母や叔母もがんで亡くなっていることから、彼女の母親は愛娘が同じ病を患うことを恐れていたようだ。母親の死後、医師からその話を聞いて、「私たち2人とも号泣したわ」とアンジェリーナは振り返る。「彼女は『お母さんと約束したから、私が執刀しなければ』と話してくれたの」。ブラッドは、手術を受けたことを公表したアンジェリーナについて「妻の行動は、見栄じゃない。僕たちは人生を最高のものにしていきたいだけなんだ」「彼女は子どもたちのため、家族のために手術を受けたんだ。一緒に生きていけるようにね」と言い、家族の絆がより深まったと語った。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月04日経済誌『日経ビジネス』(日経BP社)が10月12日号で『ガンダム』特集を掲載していたことが話題を集めていたが、雑誌だけではなく、日経メディア全体で「ガンダム」を総力特集し、さまざまなコンテンツが展開されている。1979年より放映されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』からその歴史をスタートさせた同シリーズ。今年は、かつてない規模となった展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が9月まで都内で行われていたほか、10月22日~31日の会期で開催されている「第28回東京国際映画祭」で特集上映が組まれるなど、大きな注目を集めている。事の発端となったのは、『日経ビジネス』10月12日号に掲載された「ガンダム 日本再生計画」と題された20ページにおよぶ特集記事。記事では、依然驚異的な速度で成長を続けている『ガンダム』関連の市場が紹介されるとともに、検証記事として、「技術」「流通」「人材」において『ガンダム』が与えてきた影響を分析する。さらに、『ガンダム』をめぐるビジネスモデルや作中の設定を引用した日本企業への提言で特集はまとめられている。雑誌が販売されるや、『ガンダム』ファンを中心にネットでは歓迎するコメントが書き込まれ、書店にも多くの問い合わせが寄せられるなど話題に。しかし、それだけにとどまらず、日経では関連サイトで次々と『ガンダム』関連記事を展開。『日経ビジネス オンライン』では、10月8日から連動企画を実施し、第1回には『ガンダム』とコラボした「ザクとうふ」を大ヒットさせた相模屋食料の鳥越淳司社長が登場し、同作の魅力を語った。第2回では、『ガンダム』の版権ビジネスを展開する創通の田村烈取締役が、同作関連商品の近年の盛り上がりについて説明している。また、同サイトでは10月13日と14日の2回にわたって"川口名人"ことバンダイ ホビー事業部マーケティングチームリーダーの川口克己氏のインタビュー記事を掲載。"ガンプラ"の歴史とともに、同シリーズが長く愛され続けていることへの一つの見解が語られている。さらに、10月15日掲載記事「ガンプラ販売35年、生き字引の証言」では、長年"ガンプラ"の販売を行ってきた宮沢模型の千葉清取締役が、ブーム前夜を振り返っている。加えて、10月19日に『日経テクノロジーオンライン』に掲載された記事では、バンダイ ホビー事業部のゼネラルマネージャー・佐々木克彦氏へのインタビューを実施。ターゲットに適切化した商品展開を行うことで成長を続けてきた"ガンプラ"の戦略が明らかにされている。さかのぼると、『日経テクノロジーオンライン』7月24日掲載記事「ガンプラ爆買で震撼したアジアの勢い」、『日経ビジネス オンライン』7月17日掲載の「『ガンプラ』の3割はすでに海外で売れている」では、"ガンプラ"がアジア市場で拡大していることを解説。『日経テクノロジーオンライン』8月4日掲載「ガンプラ35周年、進化するものづくり、3Dプリンターと"匠の技"で世界を魅了」では"ガンプラ"の最新事情が語られるとともに、9月19日掲載の「ガンダムよりもザクに思い入れ、描くことよりものづくりが好き」では『機動戦士ガンダム』のモビルスーツのデザインで知られる大河原邦男氏にインタビューを行うなど、日経メディアを挙げて包括的に『ガンダム』を取り上げている。アニメ作品として誕生した『ガンダム』が、このように経済誌で本格的に取り上げられたことにはかなりのインパクトがあった。もちろん、2015年の話題で言えば、6月に公開された『ラブライブ!』劇場版が動員150万人を超え社会現象化したことなどが筆頭に挙げられる。だがそれはあくまで「アニメ」「ゲーム」といったコンテンツを分母にした時のことで、今回のように「経済」を分母に『ガンダム』のようなコンテンツが語られているのは非常に珍しい印象がある。さらに、社会における「成長」「発展」「平和」といった重要なテーマに、『ガンダム』的な方法論からのアプローチが説得力をもった形で提言されていることも特筆すべき点だろう。現在シリーズとしては、最新TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が10月よりMBS/TBS系列全国28局ネットで放送がスタート。人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の長井龍雪監督、シリーズ構成・岡田麿里氏を迎えて新規ファンを獲得しつつあるほか、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインを担当した安彦良和氏が総監督を務める『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日よりイベント上映開始される。(C)創通・サンライズ
2015年10月28日紀里谷和明監督がハリウッドで製作した最新作『ラスト・ナイツ』が10月28日(水)、「第28回東京国際映画祭」にて上映され、紀里谷監督と、日本から本作に出演している伊原剛志が舞台挨拶に臨んだ。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンらハリウッドスターが参加した本作は日本の「忠臣蔵」をベースに製作。理不尽に主君を殺された騎士たちが誇りを取り戻すべく戦いに身を投じるさまをスタイリッシュな映像で描き出す。紀里谷監督と伊原さんは劇場の客席通路を歩き、観客に名刺(ビジネスカード)を配布しながら壇上へ。多くの観客で埋まった客席を見渡し、紀里谷監督は「脚本をいただいたのが6年前で、5年をかけて映画を作りましたが、その間、いまのこの光景を思い浮かべてここまで頑張ってきました」と感慨深げ。「忠臣蔵」をベースにしている点について、当初は日本人キャストで作る予定だったと明かし「黒澤明監督の映画で『リア王』をベースにした『乱』という作品がありますが、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「架空の国、架空の時代の(設定の)中で、ありとあらゆる国籍、人種の人と仕事をしたかった。これからの映画の可能性が広がると思った」と映画作りの未来をも見据えた決断について語った。完成した映画は自身にとっての「子ども」であると語り「自分ではひいき目に見てしまいますが(笑)、みなさんの目で確かめてほしいと思います。命懸けで作りました!」とこれから初めて映画を鑑賞する観客にゆだねた。伊原さんは11月から1月のチェコでの撮影について「だんだん寒くなっていって大変でした」と述懐。「映画の中の雪も本当の雪です。過酷な状況で、日本人は僕と監督だけで、そんな中でいつも僕に声を掛けてくださる姿は、この映画の中で戦っている戦士たちに見えました。紀里谷さんはいつもキャストやスタッフとディスカッションをしていて、キャスト陣はみんな、監督をリスペクトしていました」と現場の様子を明かし「今後も世界で活躍する監督だと思っていますし、ぜひ付いて行きたい!」と最大限の賛辞と敬意を口にした。また、モーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンといったスターたちとの共演について、伊原さんは「一緒の画面にいて、存在で負けないようにと心がけましたが、(完成したシーンを)見て、大丈夫だな、おれもイケてるんだと(笑)、自画自賛ですが思いました」と自信のコメント。「機会があればもっと海外の作品に出たいと思いました」とさらなる海外挑戦に意欲を燃やしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日「ガンダム GLOBAL CHALLENGE PRESENTATION ~第一次選考発表会~」が26日、東京・秋葉原UDXシアターで開催され、『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)らが登壇した。「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は、『機動戦士ガンダム』が生誕40周年を迎える2019年に、18mの実物大ガンダムを動かすことを目指すプロジェクト。実物大ガンダムを動かす「リアルエンターテイメント部門」と、仮想空間で動きを再現する「バーチャルエンターテイメント部門」の2部門で広くアイデアを募り、今回その第一次選考の受賞式が行なわれた。アイデアを認められた受賞者は、今後「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」メンバーとなる。今回の受賞者は以下の通り。リアルエンターテイメント部門「ガンダムとザクに相撲をとらせて四脚にした自立歩行(または足を上げて一歩踏み出し)の実現」金子裕哉氏「ロボットが人間のような歩行を実現するための、ヒューマノイドロボット歩行に関連する新しいメカニズムの提案」ミン・スン・チェン氏(国立台湾大学非常勤准教授)「外部動力供給式軽量型ガンダム独立歩行システム」木原由光氏(ロボフューチャー株式会社代表取締役)「ガンダム・リサーチ・オープンプラットフォームの解説」岡田慧氏(東京大学情報システム工学研究室准教授)バーチャルエンターテイメント部門該当なし受賞式には金子氏、ミン氏、木原氏の3名が参加。学生である金子氏は、「まさか選んでいただけるとは思わず光栄です。僕には2つ夢があって、それは富野由悠季監督にお会いすることとガンダムを作ることでした。ですから、こんなにうれしいことはありません」と感慨深げに語っていた。受賞式のプレゼンターには、LUNA SEAなどで活動するギタリストのSUGIZOが登場。賞金の目録を手渡したSUGIZOは、「僕は小さなころからSF少年でしたが、今少しずつ夢が現実になっているのを感じるとともに、僕らが夢見た明るい世界には必ずしもなっていないとも思っています。明るく美しい、平和な未来を生み出すテクノロジーを創り出してください。ガンダムと、この世界のために」とコメントを寄せた。受賞式後には、現在の「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」のリーダー陣が登壇。富野監督はガンダムを歩かせる夢を絵空事と前置きしながらも、「巨大ロボットの二足歩行を実現させることはバカバカしい絵空事ですが、それはリアリズムでものを考えていく礎だと思っています。人型のものを動かすということが工学的にどれだけバカバカしく大変なのか。しかし、それに挑戦し努力することは大きなブレイクスルーにつながると思います。絵空事を現実にしてくれたらうれしいですね」と皮肉の中にも愛情のある言葉を贈った。同企画は今後、今回の受賞アイデアをネット上で公開し、これを土台にしたオープンイノベーションとして2015年11月2日~2016年2月29日まで新たなアイデアを募集する。2016年秋に基本プランを決定し、2017年に実施設計、2018年に製作調整を行ない、2019年のプロジェクト成果発表を目指す予定となっている。
2015年10月27日ロサンゼルス国際空港の職員が19日(現地時間)、ハル・ベリーとオリヴィエ・マルティネス夫妻に暴行されたとして訴えを起こした。男性は今年1月、空港で夫妻がパパラッチに囲まれた際、オリヴィエが持っていたチャイルドシートが顔に当たって負傷したと訴えている。ハルたちは7歳の娘・ナーラ、2歳の息子・メイシオを連れていたが、訴えを起こした男性は彼らを携帯電話のカメラで撮ろうとしていたという。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、男性はハルたちの歩行を妨げてはいなかったと主張。オリヴィエは何の前ぶれもなく彼を攻撃してきたが、ハルがオリヴィエをけしかけたと話している。男性は夫妻に対して500万ドル(約6億円)以上を要求している。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月21日モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが初共演を果たす『5flight up』(原題)の邦題を『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』とし、来年1月に日本公開することが決定した。ブルックリンの街を一望できるアパートメントの最上階、画家のアレックスと愛妻ルースがこの理想的な我が家に住んで40年が経った。しかし、この建物には欠点がひとつだけあった。それは、エレベータ―が無いこと。アレックスが日課となった愛犬ドロシーとの散歩も5階までの道のりがつらい。ある日ルースは、夫と愛犬のためにもこの“眺めのいい部屋”を売ることを決意する。いよいよ明日が購入希望者のためのオープンハウスの日。不動産エージェントをやっているリリーは手ぐすね引いて内覧希望者を待ち構えていた。そんなとき、ドロシーに異変が。またさらにはテロ事件勃発!果たして、見晴らしの良い我が家は誰の手に渡るのか。夫婦が最後に下した決断とは――。画家・アレックスを演じるのは、『ミリオンダラー・ベイビー』『最高の人生の見つけ方』に出演し、最近では『テッド2』にも登場しているモーガン・フリーマン。そして妻・ルースには、アメリカを代表する名女優のダイアン・キートンが好演する。ロサンゼルス・タイムズから“ほとんど完璧な小説”と言われたジル・シメントのベストセラーに惚れ込んだ2人の夢の初共演が実現した本作。モーガンとダイアンが繰り広げる夫婦生活40年の大人の物語に注目だ。『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』は2016年1月、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月09日名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンが共演する映画『ラスト・ナイツ』の特別映像が公開になった。翻訳家で、これまでに数々の名監督、名優と行動を共にしてきた戸田奈津子が本作の魅力について語っている。『ラスト・ナイツ』特別映像本作は、権力に取りつかれた非道な大臣からの不正の誘いを断り、反逆罪で処刑されたバルトーク卿(フリーマン)の愛弟子で後継者のライデン(オーウェン)が、忠誠を誓ったバルトーク卿の仇を討つべく決戦に挑む姿を描いた作品。『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が5年の歳月を投じて作り上げた作品だ。翻訳家として様々な大作、名作の字幕翻訳を行い、スターの来日時には通訳として二人三脚で行動を共にしている戸田は、紀里谷監督の過去作品についても多くを知らず、“白紙状態”で作品を観賞したという。観終わった彼女は「普通の日本の監督がつくる映画とはまったく違うスケールだし、題材も非常にユニーク。一流の俳優を使いこなして、あれだけ大きなスケールのものを撮った。日本の観客として、こういう監督が出て良かったなという印象」とコメント。映像には本作の字幕制作作業の模様や、戸田と紀里谷監督が談笑する場面も収録されており、作品への期待が高まる内容になっている。『ラスト・ナイツ』11月14日(土) TOHOシネマズスカラ座ほかにて全国ロードショー
2015年10月08日10月22日~31日の会期で開催される「第28回東京国際映画祭」で、『機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に』が、『ガンダム』作品史上初となるアトラクション型4Dシアター「MX4D」で上映されることが明らかになった。「MX4D」は、今年4月にサービスをスタートしたばかりの米・MediaMation社が開発したアトラクション型4Dシアター。映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など五感を刺激する11種の特殊効果が連動し、「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を体験できる。国内ではTOHOシネマズが採用しており、TOHOシネマズ新宿、六本木ヒルズ、ららぽーと富士見のみで展開されている。「MX4D」を採用するのは、「東京国際映画祭」史上でも初めてのこと。初上映の作品に『ガンダム』が選ばれたことについて、同映画祭事務局長の都島氏は、「劇場でしか味わえないスペシャルな体験をあらゆる世代に楽しんでもらいたい。そのために、あらゆる世代にファンを持つ『ガンダム』作品で実現するのがもっともふさわしい」と、その思いを明かしている。現在、『機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に』のプロデューサーからの演出プランをもとに、米国本社で製作が行われているという。本上映が行われるのは、「第28回東京国際映画祭」の特集企画「ガンダムとその世界」内。特集では、『ガンダム』が日本最大級のヒットコンテンツとなった秘密に迫るため、現在までのシリーズが一挙に上映される。「MX4D」化作品『機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に』のチケットは、10月10日からticket boardにて発売。価格は、特集上映「ガンダムとその世界」の料金1,300円に、1,200円がプラスされた2,500円となる。(C)創通・サンライズ
2015年10月02日ジョージ&アマル・クルーニー夫妻が27日(現地時間)、結婚1周年をハリウッドで祝った。昨年9月27日、イタリアのヴェネチアで盛大な結婚式を挙げた夫妻は、1周年の記念日をウエスト・ハリウッドにあるサンセット・タワー・ホテル内のタワー・バーで、2人きりで祝った。目撃者によると、2人はドレスアップして午後10時に来店し、シャンパンを飲みながら静かに食事を楽しんでいたという。アマルさんはドレスに豪華なジュエリーを身につけていたそうだ。夫妻は前日にもスタジオ・シティのレストランに食事に出かけていた。結婚1年を迎えて、ますます仲むつまじいクルーニー夫妻。交際中からずっと見守ってきたジョージの親友で、シンディ・クロフォードの夫でもある実業家のランディ・ガーバーは夫妻の出会いについて「タイミングではなく、出会うべき人に出会ったということだよ」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月30日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「アーマーガールズプロジェクト」より、2015年12月発売予定『アーマーガールズプロジェクト MS少女 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は11,880円(税込)。「アーマーガールズプロジェクト」は、バンダイのコレクターズ事業部が展開するフィギュアシリーズ「超合金」「ROBOT魂」をはじめとするロボットフィギュアで積み上げた可動やスタイルの確固たる技術と、「S.H.Figuarts」「Figuarts ZERO」など美少女フィギュアのノウハウ、「アーマープラス」の「纏う」技術を組み合わせた「アーマー」と「オンナノコ」キャラクターフィギュアプロジェクト。これまでに『機動戦士ガンダム』シリーズの「MS少女」をはじめ、『IS<インフィニット・ストラトス>』や『とある科学の超電磁砲S』『ストライクウィッチーズ』『艦隊これくしょん-艦これ-』といった人気作品のキャラクターを続々と立体化している。『アーマーガールズプロジェクト MS少女 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)』は、1985年~1986年に放送されたTVアニメ『機動戦士Zガンダム』、2005年~2006年にかけて劇場3部作として劇場アニメ化された『機動戦士Zガンダム A New Translation』に登場する「ガンダムMk-II」をベースにAGP化。「バンシィ」に続く待望のツインテール少女として、ガンダムMk-IIが美少女フィギュアとなって登場する。ガンダムMk-IIを冠しているが、同機体の量産型=バーザムの設定を元に、バーザムにアーマーチェンジも可能となっている。今回は軽装ではなくガンダムMk-II、バーザムのコンパチ仕様となっているほか、「MS少女」オリジナルでティターンズカラーのGディフェンサー(黒)も付属。オリジナル仕様で「スーパーバーザムモード」も実現し、Gディフェンサーと背部の汎用アームを組み合わせることで様々な形態を楽しむことができる。セット内容はフィギュア本体のほか、ビーム・ライフル、バルカン・ポッド、シールド、ライフルマガジン×3、バーザム用パーツ一式、グレネード・ランチャー、交換用表情パーツ3種、交換用手首左右各3種、可動アーム、Gディフェンサー、Gディフェンサー接続用バックパック、Gディフェンサー用腕部接続用アダプターパーツ×2と、大量のパーツが付属。「魂WEB」には、本商品のスペシャルページもオープンしており、商品の魅力を細部まで解説している。(C)創通・サンライズ
2015年09月18日コスパは、『機動戦士ガンダム第08MS小隊』より、陸戦型ガンダムが背負っているコンテナをモチーフにした「陸戦型ガンダムバックパック」をリリースする。発売は2016年1月下旬の予定で、価格は16,500円(税別)。兵器や装備を積載・運搬するコンテナ同様に、バックパックも大型。フロント・サイドポケットはもちろん、インナーポケットも充実しており、細かな装備品も整理して収納することが可能だ。陸戦型のキャリア・レールの左右に装備された夜間行軍用のライトをモチーフにしたリフレクターもポイント。商品には第08MS小隊のオリジナル布製脱着式ワッペンが付属し、フロントのマジックテープ部分にはコスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープ付きワッペンを自由に取り付けることができる。このバックパックさえあれば、ちょっとした旅行や出張はもちろん、地上戦のあらゆる局面に対応できる!?「陸戦型ガンダムバックパック」の詳細についてはコスパ公式サイトをチェックしてほしい。(C)創通・サンライズ
2015年09月14日バンダイが展開するアクションフィギュア「ROBOT魂」シリーズより、『ROBOT魂(Ka signature)<SIDE MS>Ξガンダム-ミサイルポッド装備(マーキングプラスVer.)』の予約受付が、プレミアムバンダイにてスタートしている。2016年2月発送予定で、価格は16,200円(税込)。「Ξガンダム」は、富野由悠季監督による小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するモビルスーツ(MS)で、人気ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズやアーケードゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト』にも登場。ハサウェイ・ノアが偽名マフティー・ナビーユ・エリンとして搭乗し、エアーズロック攻防戦や連邦軍基地襲撃など、秘密結社マフティーの象徴としての戦果に貢献した。「ROBOT魂」シリーズでは、2013年に一度立体化されているが、追加の武装パーツと一部新規造形で再登場する。『ROBOT魂(Ka signature)<SIDE MS>Ξガンダム-ミサイルポッド装備(マーキングプラスVer.)』では、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズに登場した際のミサイルポッドを再現し、本体後の腰部に装着。ミサイルハッチをモールドで造形し、先端の補助脚部分や根本部分に可動機構が設けられている。さらに頭部パーツは新規で造形され、ヒサシやブレードアンテナの形状を変更。ほぼ全塗装&マーキングプリント済みで、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズでのカラーリングを再現している。セット内容はフィギュア本体に加え、交換用手首左右各3種、ビーム・ライフル、シールド、ビーム・サーベルパーツ×2、ファンネル・ミサイル×2、専用台座、ミサイル・ポッドユニット。ミサイルポッドは外すことが可能で、外した部分のカバーパーツの付属も予定されている。商品価格は16,200円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年2月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年09月09日2日(現地時間)から始まった第72回ヴェネチア国際映画祭に、ジョニー・デップとアンバー・ハード夫妻がそろって参加。レッド・カーペットを歩いて久々に公の場に姿を見せた。2人は4日、ジョニーの主演作『ブラック・スキャンダル』の公式上映に登場、レッド・カーペットを歩くときも顔を寄せ合うなど、仲むつまじい様子を見せた。翌5日、映画祭のコンペティション部門に出品作でエディ・レッドメイン主演の『The Danish Girl』(原題)が上映され、今度は同作に出演しているアンバーをジョニーがエスコート。カーペット上でアンバーがジョニーの頬に手を添えて、熱烈なキスをする一幕も。2月に挙式して以来、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影中のオーストラリアでジョニーの負傷や愛犬の入国手続き不備など、トラブルが続いていた夫妻だが、夫婦の仲は極めて円満なようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月07日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させた、映画『ラスト・ナイツ』。この度、紀里谷監督自ら制作した最新予告編が公開された。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いがはじまる――。今回公開された予告編は、全編に渡りベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が使用され、その儚くも美しい旋律が本作のドラマとエモーショナル、そして壮厳かつ重厚な映像世界に寄り添いながら、展開される。アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決定している本作。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作ともあり、今回の予告編も紀里谷監督自ら制作したという。「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフの弛まぬ努力に、そして、彼等の想いを代表して、この予告編を皆様に届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」。本作には『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴのほかにペイマン・モアディ、アン・ソンギ、アクセル・ヘニー、伊原剛志が出演している。こちらの映像から紀里谷監督がハリウッドで描いた“サムライの魂”をご覧あれ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日朝日新聞社は8月6日より、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「機動戦士ガンダム展」を記念した『朝日新聞 機動戦士ガンダム版』を全国で発売している。紙面は、「ガンダムの世界観のなかで朝日新聞がもし一年戦争が終結した日に新聞を発行したら」という設定のもと、本紙と同じ406mm×545mmのブランケット判サイズで制作。1面とテレビ欄は実際の朝日新聞と同じレイアウトになっており、「ア・バオア・クー陥落」という緊迫感のある見出しとともに一年戦争の終結が報じられるなど、通常の新聞と比べても遜色ない完成度に。1面ではほかにも、ア・バオア・クーを攻略した「星1号作戦」の詳細記事や「私はガンダムに救われた」と題した特派員による現地レポート風の記事、さらに、朝日新聞本紙のコラムとしておなじみの「天声人語」をパロディー化した「宙声人語」を掲載。モビルスーツ開発を行う企業として登場した「アナハイム・エレクトロニクス」が「スプーンから宇宙戦艦まで。」というキャッチフレーズとともに出稿を行うなど、細かなところまでファンにはうれしいネタが用意されている。目次によると、紙面ではさらに一年戦争の全容を追う記事や「ガンダム」全シリーズの解説、『機動戦士ガンダム』の富野由悠季総監督のインタビューなどが全16ページで掲載されているという。価格は400円で、関東・関西・北海道の主要コンビニ、関東・関西の駅即売店(私鉄、地下鉄、JR 西日本駅売店など)、全国のアニメイト各店舗、六本木ヒルズ森タワー3階ショップ、全国の朝日新聞販売所で販売される(一部、取り扱いのないエリア・店舗あり)。9月27日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展」は、富野監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライト・ノアら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。(C)創通・サンライズ
2015年08月07日8月3日(米国時間)にBusiness Insiderが報じていたAppleのMVNO参入の噂だが、翌4日に米Apple自身が公式声明で「MVNO立ち上げに関する議論と計画ともにない」と否定している。Appleが噂に対して直接否定コメントを出すのは珍しいが、額面通りに計画そのものが存在しない、あるいは現時点で計画を出せない何らかの理由があるかの両極端の可能性が考えられる。同件はReutersなどが報じている。前回のレポートにあるように、Appleが携帯キャリア中立のネットワークサービスを検討するという方向性そのものは十分に考えられる。一方でMVNOのサービスが位置付け的に難しく、Appleといえどもビジネスとして成功させられる保証がない。また、仮にAppleが将来的なMVNO参入を検討していたとして、現時点で否定コメントを出す大きな意味も存在する。Re/codeでIna Fried氏も指摘しているが、すでにiPhoneは携帯キャリアにとって無視できないビジネスとなっており、実際にAppleが携帯キャリアの販売ルートや販売手法(契約縛りによる割引販売など)に依存している部分が大きい。そのため、仮にMVNO参入の動きが大きく報じられるようになると、ダムパイプ化を警戒する既存の携帯キャリアらを刺激する結果になりかねない。特にGoogleとの軋轢が強い欧州でのケースを見ればわかるように、今度はAppleが各国からターゲットとして攻撃されることも考えられる。Appleにとっても利益の大部分を稼ぎ出すiPhoneのビジネスモデルを自ら壊すことはしたくないだろう。しばらくは「学習中」という状況に徹するしかないというのが大きな理由だと予想される。
2015年08月05日来月に結婚1周年を迎えるジョージ&アマル・クルーニー夫妻。人権派の弁護士として活躍するアマルさんだが、母親になる準備は万端のようだ。「OK! Magazine」アメリカ版誌上で関係者は、ジョージもアマルさんも新しい家族を迎えるのにいまがちょうどいいタイミングと考えていると話している。彼女は結婚後も弁護士の仕事を続けているが、現在着手しているもの以外に新しい案件は受け付けていない。また、イギリスのバークシャーにある1,500万ドル(約18億円)の邸宅は大がかりなリフォーム中で、そこには子ども部屋もあり、クリスマスまでに工事を終える予定だという。バツイチだが、子どもはいないジョージ。長かった独身時代、父親になることには興味がないと話していたが、結婚を機に心境の変化が訪れたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月04日『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷和明監督が、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけてハリウッドで完成させた映画『ラスト・ナイツ』。なんと、本日8月3日(月)、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」にその紀里谷監督が登場。“思ったことを言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、映画コメンテーター・有村昆氏と過去の評論をめぐって再び激突(!?)していることが分かった。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー「助演男優賞」賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、『クローサー』で英国アカデミー賞に輝いた英国俳優クライヴ・オーウェンを迎えた『ラスト・ナイツ』(11月日本公開)で、念願のハリウッド進出を果たした紀里谷監督。紀里谷監督といえば、1968年熊本県出身、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出。元妻・宇多田ヒカルの「traveling」「SAKURAドロップス」などで注目を浴び、2004年には処女作である伊勢谷友介主演『CASSHERN』を発表。続く2009年の江口洋介主演『GOEMON』では、自ら明智光秀役を演じたイケメン監督として知られている。「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、担任・若林正恭(オードリー)や生徒・吉村崇(平成ノブシコブシ)らから疑問の声が上がると、紀里谷“先生”は、「日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった」という、しくじりを告白!実は、映画監督になる以前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、相当な反感を買っていたというのだ。いったい、どんな発言をしてしまったのか!?生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほどの、怖いもの知らずの発言とは!?さらに、『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視していたという紀里谷先生。映画は興行的にはまずまずだったものの、批評家からは酷評の嵐。今回、教室には、その『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の姿も。紀里谷先生は、生徒役の有村氏を指名し「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的に尋ねるが、直撃された有村氏の答えとは!?もしや、教室でかつてのバトルが再燃か…!?そして、その後の紀里谷先生を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と、自身のしくじりを明らかにする。だが、そんな紀里谷先生を救ってくれたのは、ほかならぬ最新作『ラスト・ナイツ』に出演したモーガン・フリーマン。数々の名作、話題作で活躍を続ける大先輩の言葉は、有村氏を始め、生徒たちを唸らせる。紀里谷先生は、その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦する人に向けたアドバイスを語りかけるが、よせばいいのに、時折ダジャレを挟み込み、ボケまくり!?紆余曲折をへて世界に進出した映画監督なのに、ゴールデンタイムのバラエティーに出演し、しかもボケ満載でしくじりを告白しちゃう紀里谷先生。貴重な授業を、見逃さないで。「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」は8月3日(月)19:00よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日先月破局を発表したベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー夫妻だが、ロサンゼルスで引っ越しをして、同居を予定しているという。3人の子どもがいる夫妻は、現在ジェニファーが『Miracles From Heaven』(原題)を撮影しているジョージア州に滞在中。撮影終了後はロサンゼルスにあるブルック・シールズの家を借りる予定だという。ベンたちもロサンゼルスに家を所有していて、ベンは敷地内の離れに移るものと目されていたが、実は現在改修工事中だという。工事で人の出入りも多く、騒がしい環境で生活したくないことから、仮住まいを探していた。そんな折り、数軒先にあるブルックの家を借りることに決めたという。ブルックとその家族はニューヨークで過ごすことが多いのを理由に、寝室とバスルームが各5室の物件を先月から賃貸市場に出していた。家賃は月3万ドル。夫婦の仲は冷えきってしまったが、子煩悩な2人は極力、家族一緒に過ごす選択をしたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月23日人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が、7月18日~9月27日の会期で、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開幕した。このイベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。初期プロットや各キャラクター、モビルスーツ(MS)の初期設定資料に加え、アニメの名シーンの原画など、ファン必見のアイテムが展示されている。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。博物館などでみ見られる音声ガイド(520円)も『機動戦士ガンダム』ならではの演出が施されており、白、赤、黄の3種類を用意。それぞれの色ごとにアムロ・レイ(古谷徹)、シャア・アズナブル(池田秀一)、ミライ・ヤシマ(白石冬美)の3人のキャラクターが解説をしてくれる。展示の冒頭は、TVアニメ第5話のガンダムとホワイトベースがシャア専用ザクIIと交戦しつつ地球へと降下するシーンを、ホワイトベースのブリッジにいる気分で味わうことのできる映像コンテンツ『オープニングシアター「大気圏突入」』。約5分間の映像を見終わると、第2章「メイキング・オブ・ガンダム」コーナーへ。ここでは、富野由悠季監督による『機動戦士ガンダム』の原型となった「ガンボーイ」の企画書や、連邦、ジオンの各キャラクター、登場するモビルスーツや各種メカニックの初期設定から決定稿、劇場版のポスターなどで使用されたイラスト、安彦良和氏による原画の数々を展示している。それらの中には、今回の目玉のひとつ実物大のRX-78ガンダムの頭部パーツのジオラマも。このジオラマは、一年戦争の最終決戦となったア・バオア・クーで、シャアのジオングとの激戦で失われた頭部という設定のもので、これまで一度も描かれたことのないものとなっている。『機動戦士ガンダム』の展示以外にも、「ガンダムは終わらない」と題した現在も脈々と受け継がれているガンダムシリーズのコーナーも用意。これまでの宇宙世紀シリーズはもちろん、アナザーシリーズ、先日発表されたばかりの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』なども。展示の最後には物販も用意されており、本イベント限定のガンプラやおみやげ品なども販売されていた。「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の営業時間は0時~22時(会期中無休)、入場料は一般・大学生2,000円、中・高校生1,500円、4歳~小学生800円(当日)となる。(C)創通・サンライズ
2015年07月21日2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送開始となるTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する「ガンダム・バルバトス」が、バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「ネクスエッジスタイル」で立体化され、2015年冬に発売されることが決定した。昨日発表されたばかりの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の舞台は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後の世界。地球圏は仮初めの平和が訪れる一方で、火星圏で新たな戦いの火種が生まれつつある世界を舞台に、主人公の三日月・オーガスとオルガ・イツカの成長が描かれる。三日月は「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、このモビルスーツ(MS)は、前の戦争で廃棄された不完全な状態だが、敵のMSを倒し、装甲や武器を奪うことで、徐々に強化されていくという。既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と、物語は『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが手がける。発表と同時に、本作からのガンプラ化も発表されたが、デフォルメアクションフィギュア「ネクスエッジスタイル」からの立体化も決定。同シリーズは、「ROBOT魂」シリーズで培われた造形や可動のノウハウを約4頭身のデフォルメサイズに落とし込み、「ストライクフリーダムガンダム」や「ダブルオーガンダム」、「ウイングガンダムゼロ(EW版)」などがこれまでに立体化されている。『ネクスエッジスタイル ガンダム・バルバトス』は、一部ラインナップに付属するボーナスパーツにより、各形態を再現可能。劇中のさまざまなシチュエーションを手軽に再現することができ、今後も『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主要MSを続々と展開していくという。この日の発表会には、「ガンダム・バルバトス」彩色サンプルが展示され、そのほか「グレイズ」やMS名が明かされていない機体も参考出品されていた。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月16日名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンが共演する映画『ラスト・ナイツ』が11月に日本公開されることが決定し、特報映像が公開になった。『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が5年の歳月を投じて完成させた作品で、すでに世界30か国以上での公開が決定している。『ラスト・ナイツ』特報映像本作の舞台は、戦士の時代が終わりを告げて政治家たちが国を牛耳ろうとしている帝国。権力に取りつかれた非道な大臣からの不正の誘いを断り、刃を向けたバルトーク卿(フリーマン)は反逆罪に問われて処刑される。彼に刃を振り下ろしたのはバルトークの愛弟子で後継者のライデン(オーウェン)だった。ライデンは、その後、刀を捨てて身を隠し、忠誠を誓ったバルトーク卿の仇を討つときが来るのを待ち続け、ついにその時がやってくる。紀里谷監督はハリウッド進出作に日本の『忠臣蔵』を題材にしたストーリーを選択。「とてもエレガントで優れた脚本だった」というオーウェン、「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」というフリーマンがキャストに加わり、日本からは伊原剛志が参加した。紀里谷監督は「多くの方々に支えていただきながら、5年がかりで作り上げた作品です。まだ、小さな一歩ですが、確実に踏み出した一歩だと思っております。日本での公開は今年の秋ですが、1日も早く皆さまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。未熟ではありますが、これからも応援して頂ければ幸いです」とコメント。独自の映像美学で知られる紀里谷監督が17か国から集まったスタッフ&キャストとどのような作品を作り上げたのか気になるところだ。『ラスト・ナイツ』11月、TOHOシネマズスカラ座ほかにて全国ロードショー
2015年07月16日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が発表され、同時にバンダイが展開するガンプラをはじめとしたさまざまな商品が公開された。「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後の世界が舞台となる本作は、既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが手がけることでも大きな話題に。また、キャラクターデザイン原案を『皇国の守護者』や『シュトヘル』で知られる漫画家の伊藤悠氏を務めるなど、スタッフ陣でも注目を集めている。主人公・三日月・オーガスが搭乗するモビルスーツ(MS)は「ガンダム・バルバトス」で、サンライズの宮河恭夫氏によれば、「前の戦争で廃棄された不完全な状態のガンダムが、敵のモビルスーツを倒し、装甲を奪い、武器を奪い、徐々に強化されていく」という。また、本作の小川正和プロデューサーより、『ガンダムキマリス』や『ガンダムグシオン』など、本作の世界には「バルバトス」だけでなく、さまざまな「ガンダム」が存在することも明かされている。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送。同時にバンダイでは、ガンプラをはじめとしたさまざまな商品展開を予定している。この日の発表会では、10月発売予定のガンプラ『HG 1/144 ガンダム バルバトス』と『HG 1/144 ガンダム グレイズ』がお披露目。参考出品として、現時点では名前が公開されていないMSも多数展示されており、「HG」シリーズと原作設定の特徴的な内部フレームを再現した「1/100」シリーズが展開される。さらに「HG」シリーズでは、同スケールのキット間でのパーツ交換や一部ガンプラのパーツを組み合わせたカスタム化に加え、別売りの「カスタマイズパーツ」も同時展開。プレイバリューの高いガンプラになるという。ガンプラは、本編に登場する魅力的なモビルスーツが続々と商品化される。デフォルメサイズのアクションフィギュア「ネクスエッジスタイル」からは、『ネクスエッジスタイル ガンダム・バルバトス』が2015年冬に発売決定。同シリーズでは、主要MSを続々と展開し、一部ラインナップに付属するボーナスパーツにより、ガンダム・バルバトスの各形態を再現可能。劇中のさまざまなシチュエーションを手軽に再現することができるという。そのほか「ガシャポン戦士DASH」シリーズにガンダム・バルバトスとブレイズ、人気食玩「FW GUNDAM CONVERGE」シリーズでの立体化も予定されている。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が15日、都内で行われた「ガンダム新作発表会」の中で発表された。7月3日にオープンしたティザーサイトでは、徐々に新ガンダムと思われるシルエットが明かされ、発表前から大きな注目を集めていた本作は、今年3月に完結した富野由悠季監督の『ガンダム Gのレコンギスタ』、4月に完結した『ガンダムビルドファイターズトライ』以来となる、「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作。発表前から、物語や制作スタッフはもちろん、キャラクターデザイン、メカニックデザインに至るまで、さまざまな噂が飛び交っていた。既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と、物語は『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが担当。そしてキャラクターデザイン原案は『皇国の守護者』や『シュトヘル』で知られる漫画家の伊藤悠氏、デザインは『機動戦士ガンダム00』や『機動戦士ガンダムAGE』のキャラクターデザインで知られる千葉道徳氏が務める。さらに、メカデザインは鷲尾直広氏(『機動戦士ガンダム00』『蒼穹のファフナー』)、海老川兼武氏(『機動戦士ガンダム00』『ガンダムビルドファイターズ』『フルメタル・パニック!』)、形部一平氏(『ガンダム Gのレコンギスタ』)、寺岡賢司氏(『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダムAGE』『革命機ヴァルヴレイヴ』)、と近年の「ガンダム」シリーズやロボットアニメを支えてきた面々に加え、さまざまな特撮作品のデザインで知られる篠原保氏という豪華スタッフが名を連ねている。この日の発表会には、サンライズの代表取締役社長・宮河恭夫氏と小川正和プロデューサーも登壇。宮河氏は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のキーワードとして、「ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム」「段階的な変革を遂げるガンダム」の2つを挙げ、「既存作品よりも多くの少年たちの絆、挫折、成長といったドラマに焦点を絞り、彼らの物語としての魅力の確立を目指していきます」と物語のコンセプトを明かす。そして、本作は生きるために這い上がり、力強い意志と生きる活力をもったキャラクターが多く、宮河氏は「その力強い人物像とシンボリックで個性の強いガンダムが織り成す新しい物語は、まさに新世代のガンダム」と自信をのぞかせた。また、本作における「ガンダム」について宮河氏は「力強いキャラクターたちが、進歩、進行させ、変革していくガンダム」と表現。前の戦争で廃棄された不完全な状態のガンダムが、敵のモビルスーツを倒し、装甲を奪い、武器を奪い、徐々に強化されていくという。小川プロデューサーは、この世界にはさまざまな「ガンダム」が存在することを明かし、「『ガンダムキマリス』や『ガンダムグシオン』などが世界にいますが、どの機体も内部フレームが共通の形をしており、相互で外装の組み換え等が可能な構造になっています」と説明している。物語は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が終結してから約300年後の世界が舞台。火星をはじめとする宇宙は、地球の4つの勢力で分割、統治され、大きな争いもなく生活が営まれている。主人公の三日月・オーガスは、民間警備会社「CGS」に所属し、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女「クーデリア・藍那イン」の護衛任務を担当。その中で武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けてしまい、三日月ら子供たちを囮にして「CGS」は撤退を始めてしまう。これを機に「CGS」上層部に不満を抱いた三日月、そしてオルガ・イツカは大人たちに反旗を翻し、新たな組織「鉄華団」を結成――三日月は「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、戦いに挑んでいく。小川プロデューサーは、三日月とオルガが兄弟以上の強い絆で繋がれていることを前置きしながら、「本作は、二人の成長を描いた物語となります。ほかにも、主人公に思いを寄せる少女や信頼する仲間たち、敵対する『ギャラルホルン』のライバルなど、個性豊かなキャラクターたちが登場予定です」と、物語やキャラクターの展望を明かした。発表会の中では、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の10月放送開始とともに、バンダイから『HG 1/144 ガンダム バルバトス』(10月発売予定)や『HG 1/144 ガンダム グレイズ』(10月発売予定)といったガンプラ、アクションフィギュア『ネクスエッジスタイル ガンダム バルバトス』や食玩『FW GUNDAM CONVERGE』など、さまざまな商品展開も発表されている。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作となるTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が、2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送されることが明らかになった。「機動戦士ガンダム」シリーズの新作TVアニメとしては、今年3月に完結した富野由悠季監督による『ガンダム Gのレコンギスタ』、4月に完結した『ガンダムビルドファイターズトライ』以来の作品となる『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。物語の舞台は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後――地球圏は仮初めの平和が訪れる一方で、火星圏で新たな戦いの火種が生まれつつある世界を舞台に、主人公三日月・オーガスとオルガ・イツカの成長が描かれる。この日行われた発表会の中で、サンライズの宮河恭夫氏は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のキーワードとして、「ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム」「段階的な変革を遂げるガンダム」を発表。昨年35周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズの長い歴史の中で、どの作品よりも主人公の少年たちの絆や挫折、成長といった人間ドラマに焦点を絞り、少年たちの物語としての魅力と、それに伴って変化を遂げてゆく「ガンダム」の姿を描いた新世代のガンダムになるという。監督は長井龍雪氏、シリーズ構成は岡田麿里氏と『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが担当。メカデザインは鷲尾直広、海老川兼武氏、『ガンダム Gのレコンギスタ』で注目を集めた形部一平氏、寺岡賢司氏、篠原保氏、キャラクターデザイン原案は伊藤悠氏、デザインは千葉道徳氏、音楽は横山克氏が務める。主人公の三日月・オーガスは、民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ」(CGS)に所属し、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の護衛任務に。その中で、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けた三日月は、CGSの動力炉として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、戦いに挑む。また、各勢力にはさまざまなガンダムが存在し、全ガンダムが共通のフレームを使用。他のモビルスーツのパーツを換装することができるという。そのほかバンダイは、10月発売予定の『HG 1/144 ガンダム バルバトス』や『HG 1/144 ガンダム グレイズ』などのガンプラをはじめとしたさまざな商品を展開していくという。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日●噂の真偽は?Appleが7月14日にiPod新製品発表を計画していると話題になっている。新製品が噂されているのはiPod touch、iPod nano、iPod shuffleの3種類で、特にiPod touchについては2012年秋にリリースされた第5世代製品以来のアップデートとなり、プロセッサも64ビットベースのもので大幅にパワーアップする見込みだという。すでにAppleの決算で販売台数報告も行われることがなくなったiPodだが、気軽に音楽を楽しむデバイスとして、まだまだ健在のようだ。○7月に発売は唐突な印象同件はフランスの情報サイトiGenが7月10日(現地時間)に報じている。噂情報サイトとしては比較的信頼性が高いといわれるiGenだが、同誌によれば7月14日が発表日となっているものの、Appleがさらに日付を前倒ししてくる可能性もあるという。この手の製品の特徴として、発表後、即オンラインを含むApple Storeでの販売開始というパターンが多いが、原稿執筆時点(日本時間で13日昼)ではオンラインストア上に恒例の「Coming soon」表示が現れておらず、噂の真偽も含めてもう少し様子を見たほうがいいかもしれない。もし本当にこのタイミングで製品が発表されるのならば、今週前半くらいをみておくといいだろう。正直なところ、このタイミングでのiPod新製品発表は非常に唐突な印象がある。なぜなら、iPod touchについては初代モデルから一環して「秋の音楽イベント」といわれる、音楽と新学期シーズンをテーマにしたAppleの製品発表会が9月(例外的に第5世代のみ10月)に行われ、ここで新製品が発表され続けてきたからだ。この時期は特に米国において新学期シーズンと呼ばれる商戦期の1つで、学生向けの製品キャンペーンがよく実施されている。AppleはここにPCの新製品(特に安価なノート/オールインワン型のMac)や音楽プレイヤーを投入してきており、「やや高価なiPhoneよりは維持費も安価なiPod touch」という形で、街頭広告でも秋のシーズンはiPod touchの広告が全米で大々的に展開されてきた。その意味では、7月中旬という時期は新学期シーズンにはやや早く、もし製品が実際に投入されるのなら、AppleにおけるiPodの位置付けが(iPhoneを購入できないユーザーや学生をターゲットとしたものから)変化している可能性が高い。●リフレッシュの意味合い○iPod touchがリフレッシュされる理由iPod touchの現行モデルである第5世代は、搭載プロセッサがApple A5と旧式で、これはiPhone 4Sの世代に相当する。Appleによれば、iPod touch第5世代はiOS最新版のiOS 8に対応しており、さらに今秋正式リリースが見込まれるiOS 9の対応リストにも含まれている。これは、同じA5を搭載するiPhone 4SとiPad 2が依然として最新iOSのサポート対象に含まれているからという理由もあるが、iOS 9の更新が終了して次のiOS世代へと突入すると、すでに4~5年以上も旧ハードウェアをサポート対象に含めていることになり、2~3年周期が通例のAppleとしては異例の長さだ。おそらくは、そろそろA5世代の製品もサポート対象から外れる時期が近付いており、iPod touchのリフレッシュも、こうしたサポート期間の問題が一因ではないかと考えている。毎年新製品が出てくるiPhoneに比べ、iPod touchは冒頭にも説明したように現行モデルの時点ですでに3年近く放置されており、おそらく次の更新サイクルも2~3年後だろう。華々しく発表するものではないものの、そろそろ刷新しておかなければいけないということで、"サイレントリリース"が行われるのかもしれない。●次期iPodはどうなる?○スペックはどうなる? 何が変わる?iGenによれば新型iPod touchのプロセッサは64ビットになるということで、少なくともA7以降の世代のものが選択される。これは世代でいうとiPhone 5S、iPad Air、iPad mini 3にあたるが、おそらくAppleは旧OSのサポート終了を「64ビット対応」で揃えてくるのではないかと予想する。そのため、iPhone 5以前のユーザーはそう遠くないタイミングでiOSアップデート対象から外れる可能性があることを認識しておいてもいいかもしれない。なお、新型iPod touchのRetina対応や画面サイズなど、プロセッサ更新以外の情報はiGenでは示されていない。iPod nanoとshuffleについては基本的にカラーバリエーションの追加のみで、ゴールド、エレクトリックブルー、フクシア(赤紫)のほか、旧カラーのブラック、ピンク、グレイなどが用意されるという。ゴールドモデルというのは、いかにも最近のAppleらしいバリエーションだ。このiPodのカラーバリエーションはiTunes 12.2のプロモーション画像ですでに登場していたことで噂になっており、そのリリース予定日である7月14日という日付も、もともとはプロモーション画像の中で出てきたものだ。そのため、iGenの噂の信憑性をさらに高める形になっている。Appleは同社会計年度で2014年度までiPodの販売台数と売上を別集計として報告していたが、2015年度からは「その他製品」のカテゴリで一緒くたにまとめ、詳細な数字を出していない。現在のAppleの業績におけるiPodビジネスの貢献度は非常に微々たるものだが、それでも製品カテゴリを殺さずにユーザーに新製品を提供し続けるというのは、それだけAppleが音楽や既存ユーザーを大事にしているということの証左なのかもしれない。
2015年07月13日2015年7月18日~9月27日に、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の追加展示内容が明らかになった。本イベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。チケット料金は通常前売り券(一般・大学生/7月17日まで発売)が1,800円、当日券(一般・大学生)が2,000円。昨年には大阪で開催され、好評を博した本展示だが、東京へと会場を移すにあたり、新たに4つの要素が追加される。一つ目は、「原寸大のガンダム・ヘッド」。『機動戦士ガンダム』で、一年戦争の最後の戦場となった、ア・バオア・クーを舞台に展開された有名な「ラストシューティング」シーンの後、「吹き飛ばされたガンダムの頭部はどこへいったのか?」という仮説をもとに模型を作成。会場内では写真撮影をすることもできる。二つ目は、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示。連邦軍からはジム、ジオン軍からはザク、ドム、ゲルググが登場し、全長約14メートルにわたって1,000体のガンプラが飾られるという。そして三つ目には、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターを担当した安彦良和氏が総監督を務め、10月31日からは第2話のイベント上映を控えるアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、最新映像や、生原画、安彦氏直筆のキャラクター設定資料原版、ジオン・ズム・ダイクンの胸像などが展示される。最後の四つ目は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が、『機動戦士ガンダム』のオリジナル原画を構成・編集することで映像作品にした『安彦良和・板野一郎 原撮集』の上映。安彦氏と板野氏はともに『機動戦士ガンダム』で作画を担当しており、本作品は2人の功績をたたえるために製作され、2014年12月に「日本アニメーター見本市」において発表されていた。(C)創通・サンライズ
2015年07月09日