『弱虫ペダル』などで知られる若手俳優の村井良大が、死に直面した若者たちの愛と生を鮮烈に描く『RENT』で、ブロードウェイミュージカル初主演を果たす。演じるのは、HIVに感染している友人のロジャー(堂珍嘉邦/ユナク)とNYのロフトに暮らす映像作家で、作品の語り部ともなるマーク役。オーディションを受けるまで作品を知らず、「ミュージカルは畑違いだと思っていた」という村井だが、今ではすっかり『RENT』にハマっている。ミュージカル『RENT』チケット情報「オーディションのために舞台や映画のDVDを観て、音楽をエンドレスで聴くうちに、この作品おもしろい!と。20年近くも前に初演された作品なのに、今に通じるところがたくさんあって、初めて出会った気がしないくらい親密に感じたんです。ミュージカル=キラキラしたもの、というイメージもこの作品で覆されました。“魂の歌”みたいなものが全編にちりばめられていて、泥臭い美しさがあるところにすごく惹かれます」役作りをする際は、「自分の価値観と役の価値観をすり合わせていくイメージ」で取り組んでいるという村井。マーク役については、「周りからは“映画オタク”と見られてますけど、本人はただ映画に対して熱心なだけ。そういう情熱は僕にもありますし、周りの人に合わせてあげる彼の性格にも近いものを感じます」と、元々共感できる点が多かったようだ。そのうえ現在は、なんと自ら英語の台本を訳してみることで、さらなるすり合わせを推進中。「英語のままの言葉遣いにあたることで、字幕では分からなかった、マークの新しい面が見えてきています。日本語台本では、どうしても表現が変わっている部分があるわけですけど、元の台詞を知っていれば、自分なりに逆算したり調整したりもできるんじゃないかなって。訳しているといっても、英語は全然できないので、辞書をひいたりインターネットに頼ったりしながらなんですけどね(笑)」見るからにマークらしい雰囲気を持ち合わせているうえに、作品への熱い思いと役への飽くなき探求心まで兼ね備えた村井に、期待は高まるばかり。本人も、「稽古が楽しみで仕方ない」と目を輝かせる。「歌はまあ、絶賛トレーニング中ですけど(笑)、不安は不思議とあんまりないんですよね。これだけ繰り返し上演されている作品に携われるのは、本当に幸せなこと。これからも長く愛され続ける作品であるためにも、今回の公演をしっかり盛り上げていきたいと思っています」公演は9月8日(火)から10月9日(金)まで、東京・シアタークリエにて。その後大阪でも上演。東京公演のチケット一般発売は7月4日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を6月27日(土)昼12時より受付。取材・文:町田麻子
2015年06月26日セイコーネクステージは6月6日に、デザイナーの小野塚秋良氏ディレクションによる「CABANE de ZUCCa WATCH」(カバン ド ズッカ ウオッチ)ブランドから、小さな方位コンパスをモチーフにした新作「GARDEN COMPASS」(ガーデン コンパス)を4モデル発売する。税別価格は各16,000円。小さく厚みある本体を飾りリングで包み込んだ、コンパクトなシルエットが特徴。外に連れ出してくれるようなアイテムとしてコンパスをとらえ、女性的なデザインウオッチに仕立てた。また、ヌバック調で優しい色味の引き通しストラップが、軽やかなナチュラル感を演出。時計のデザインとして、ハーブ・ガーデンで優しいひと時をともに過ごすシーンをイメージしている。ラインナップは、ケースとバンドの素材、ダイヤル色の違いで4モデルを用意。共通の仕様として、ケース外径が23.5mm、厚さが14.6mm、防水性能が日常生活用防水(3気圧)。「AJGK053」は、ステンレススチール(一部硬質コーティング)のケースにカーキのカーフバンド、ブラックのダイヤル。「AJGK054」は、ステンレススチール(一部硬質コーティング)のケースにブラックのカーフバンド、ブラックのダイヤル。「AJGK055」は、ステンレススチールのケースにブルーのカーフバンド、ホワイトのダイヤル。「AJGK056」は、ステンレススチール(一部ピンクゴールド色めっき)のケースにピンクベージュのカーフバンド、ブラウンのダイヤル。
2015年06月05日俳優の岡田将生、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、黒島結菜らが7日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の上映会に登場し、舞台あいさつを行った。極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる本作。次世代を担うとされる若手キャストたちが集結していることでも話題を集めている。イベントでは、10代の命を燃やし尽くしぶつかり合う登場人物たちにちなんで、10代の女子高生100人を前に舞台あいさつを実施。主演の岡田が「昴を演じました岡田将生です。この作品で初めてアクションに挑戦しました。初めてのことだったので、いろいろと大変でしたがケガは大丈夫でした!」とあいさつすると、会場は黄色い声援に包まれた。チェロを初めて触ったという音大生の役・成海は「家に持って帰って練習したのですが、苦情が来るんじゃないかと心配でした」とエピソードを披露。続く松岡は「入った瞬間良い匂いしましたよ!」と女子高生でいっぱいの会場に興奮気味。口から鉄片を放って敵を倒す超能力を持つ役どころから、「人に向かってつばを吐くように鉄片を飛ばすと、屈強そうな大人を倒せるので強くなった感じがして気持ちよかったです」と振り返った。超腕力と痛みを感じない体を持つ最強の男、亘を演じた白石が「岡田君と初共演できたのがうれしかったです。このお仕事をはじめたばかりのころに、たまたま行った飲食店で岡田くんが手伝いをしていて、いつか共演できたときはこの話をしようと言っていたんです」と意外な出会いを明かすと、岡田が「その時に薦めた銀ガレイを食べてくれませんでしたよね」と応じ、会場の笑いを誘った。高周波レーダーの能力を持つ碧役の黒島は、「初めて拳銃を持てたのがうれしかったです。重かったですが、撃つのは意外とすんなりできました」と語り、続いて"挑戦したい新しいこと"を聞かれると、「4月から大学生になるのですが、人見知りなので自分から声をかけて友達を作りたいなと思います」と意外な一面をのぞかせた。今年20歳を迎えた松岡もコメントを求められ、「なんか皆が『ワー』ってなってくれること無いかなと思ったんですけど…そうだ年金手帳が届きました。思ったよりもペラペラで無くしちゃいそうです」と、新成人らしい発見があったことを明かした。そして、"チャレンジしたいこと"には「あと5年くらい女子高生の役をやりたい」と答え、「でも若い人と膝が違うんですよね。ちゃんとケアしてあと5年頑張ります!」と決意を語った。さらに、映画内で行われるチームによる"対決"と絡めて"注目している対決"や"応援しているもの"を聞かれると、松岡は「応援しているものといったら、モーニング娘。’15さんですね。皆さんぐらいの年齢の子が歌ったり、踊ったり、一生懸命ですごいですから。宣伝隊長なんてお話があったらやりますよ」と独自の道を行く回答。一方で黒島は、「今私は友達を作ろうと頑張っているので、同じように新しい環境に慣れようとしている皆さんを応援しています!」と新大学生らしいコメントを寄せた。続けて主演の岡田が「広島東洋カープの黒田投手はおとこ気もあって応援してしまいますね」と真面目に語ると、すかさず松岡が「さっきから岡田さんの答えに女子高生が反応していませんね! 一番キャーキャー言われるはずなのに」と鋭い指摘。すると岡田も「松岡さん厳しいなー。現場ではほとんどしゃべらなかったので、今日話してくれて喜んでいたのですけど」とタジタジの様子だった。映画の原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務める。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年04月08日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』のヒロイン・杏奈役を射止め、現在はドラマ「地獄先生ぬ~べ~」にも出演中の高月彩良が、岡田将生や染谷将太、成海璃子ら豪華キャストで贈る映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の新キャストに決定。岡田さん演じる昴(スバル)と敵対し、染谷さんがリーダー役を務める殺戮集団・アゲハの一員として抜擢されたことが分かった。『真夜中の五分前』『at home』など作品の映像化が相次ぐ気鋭のベストセラー作家・本多孝好による全3巻におよぶ新感覚アクション巨編を、『アントキノイノチ』『ヘヴンズストーリー』の瀬々敬久監督により映画化した本作。生まれながらに極限を超えた能力や遺伝子操作による異種混合能力を持ち、哀しき宿命を背負った若き“異能者”たちと、野望のために暗躍するダークな政治家たちなど、多くの際立ったキャラクターが登場する群像劇をまとめあげるのは、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞した喜安浩平。本作で、本格アクションに初挑戦する主演の岡田さんら、若手実力派俳優たちに今回新たに加わったのは、2008年のデビューからテレビドラマ、映画、舞台と着実にキャリアを積み、今年は『思い出のマーニー』でジブリヒロインに抜擢され、声優にも初挑戦した実力派女優・高月さん。高月さんが演じる静(シズカ)は、染谷さん扮する学(マナブ)が率いるアゲハのメンバーで、敵を幻惑させて動きを止め、さらにキスで毒素を注入して死に至らしめるという特殊な能力を持つ難役。高月さんは17才の現役高校生とは思えない妖艶な女性を演じ、“殺戮”ためのキスやマシンガンをぶっ放すシーンなど、これまでにない一面を披露する。そのほか、アゲハのメンバーには、アゲハの身体硬化能力を持つヒデを『クローズ EXPLODE』の柳俊太郎、超高速で移動できる豪腕の壮(ソウ)を「劇団EXILE」の鈴木伸之が、それぞれがダイナミックな肉体感覚で演じ、さらに戦闘力は極めて低いが、通常の人間には聞こえない高周波を発射するレーダー能力を持つ碧(アオイ)を、黒島結菜が演じていることにも注目だ。製作陣は「長身でスタイルが良く、妖艶な静をオーディションで探していたところ、(高月さんが)イメージにピタリと当てはまった」と声を揃え、瀬々監督も「僕らの望む通り、いやそれ以上に、キスシーンやハードなアクションシーンを演じきってくれました。撮影を終えた今、彼女にピッタリの役は“ボンド・ガール”だと信じています」と手放しで絶賛し、今後のさらなる活躍にも期待を寄せている。そんな高月さんは、「初めて脚本を読んだとき、早く演じてみたいという好奇心が沸き起こりました」と女優魂が刺激されたようで、「昔から、特殊能力を持つ役に挑戦したかったので、決まったときはとても嬉しかった」そう。「静は大人っぽいので、クールな女の子をイメージしました。中身は熱いものを持っているけど、表情などは冷めたところがある仕草を意識して演じました」と語る。また、静は“毒”を有するキスが武器となるが、「悪気がなく、キスが武器なので仕方なくキスをするしかない。重くは考えていないんです。これまでのお仕事でキスシーンは経験がなく、最初のキスシーンはとても緊張しました」とふり返りながら、「恋愛ドラマでのキスシーンに憧れはありますが、今回のキスシーンは殺人のためなので、次は違う感じになりそうですね(笑)」と笑顔を見せる。「今回の作品でアクションの楽しさを知った」という高月さん。すらりとした長身から繰り出す妖艶でダイナミックなアクションは、まさに将来の“ボンド・ ガール”となり得るかもしれない。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月21日この秋冬、日本映画界は“女装”がブームのようだ。しかも、正統派イケメン・岡田将生(25)、美少年系イケメン・菅田将暉(21)、そして個性派イケメン・安田顕(40)と、タイプの異なる人気俳優たちが、新作映画で女子顔負けの女装を相次いで披露している。その美しすぎて罪(?)な、彼らの女装姿に迫った。まずは、今年、『偉大なる、しゅららぼん』『オー!ファーザー』と主演映画が続き、出演ドラマ「ST赤と白の操作ファイル」が映画化へ、そして11月、蜷川幸雄演出の「皆既食-Total Eclips-」では若き天才詩人ランボー役で、舞台初挑戦にして初主演を果たす岡田さん。11月22日(土)公開の『想いのこし』で岡田さんが演じるのは、頭の中には“カネと女”しかないというダフ屋・ガジロウ。甘いマスクで女の子を口説き落としてはチケットを売りさばく、という最低のダメ男だ。しかし、彼がきっかけとなった交通事故で、ユウコ(広末涼子)、ルカ(木南晴夏)、ケイ(松井愛莉)の3人のポールダンサーと、そして運転手のジョニー(鹿賀丈史)が死亡してしまう。さまざまな理由で現世に未練があるため、幽霊となった彼らは、ガジロウを使って、のこした“想い”を遂げようとするのだが…。「あなたには、私たちにできないことをしてもらう義務がある」と言い放つ、広末さん演じるユウコの言葉どおり、岡田さんは、ドラマ「昼顔」で注目を集めた木南さん演じるルカの身代わりとなってウェディングドレスの花嫁姿に!しかも、あろうことか、花婿とキスまで!さらに、広末さんとのポールダンスのシーンでは、コテコテの“夜顔”メイクで華麗なダンスを披露。ポールに対して90度になる反りっぷりも見事な、美しいけど、ちょっぴり筋肉質な女装ダンサーと相成っている。続いて、『共喰い』で各賞を席巻した昨年に引き続き、今年も出演した呉美保監督の『そこのみて光輝く』がモントリオール世界映画祭で「最優秀監督賞」を受賞し、さらに第87回アカデミー賞「外国語映画賞」部門の日本代表作品にも選出された菅田さん。「仮面ライダーW」での鮮烈デビュー以降も、連続テレビ小説「ごちそうさん」の坊主頭から、『闇金ウシジマくん Part2』、2015年公開の『チョコリエッタ』『暗殺教室』まで、さまざまな役柄を巧みに演じ分けている若き実力派の菅田さんだが、能年玲奈主演で東村アキコの人気コミックを実写映画化する『海月姫』(12月27日公開)では、驚異の“美”女装姿に。その、もはや嫉妬レベルの女装美男子ぶりには、原作者の東村さんまでも「本当にキレイ」「奇跡のキャスティング」と太鼓判。原作ファンからも、ネット上で「カワイイ!」と絶賛の声を集めている。菅田さん演じる蔵之介は、“クラゲオタク”の能年さんほか、“鉄道オタク”の池脇千鶴、“三国志オタク”の太田莉菜、“和物オタク”の馬場園梓(アジアン)、“枯れ専”の篠原ともえ、といった個性豊かなオタク女子集団・“尼~ず”たちが暮らす男子禁制アパートに、おしゃれ女子の“蔵子”として入り込む。有名政治家一族の次男ながら、ファッションの世界で生きることが夢という蔵之介は、筋金入りのオタク女子たちを懐柔しながら、奇妙な友情関係を築いていくらしい。ここに、蔵之介の兄で女性恐怖症の童貞エリート・修(長谷川博己)がどう絡んでいくのか、いまからも楽しみだ。最後は、映画に、ドラマに、舞台に、「TEAM NACS」の垣根を越えて個人でも活躍著しい“ヤスケン”こと安田さん。今週末10月4日(土)に公開となる『小川町セレナーデ』では、なんとオカマダンサー・エンジェル役で女装姿を披露。「TEAM NACS」のメンバー、大泉洋が『ぶどうのなみだ』で、美人シンガーソングライターの安藤裕子を相手役に寡黙な男を演じ、戸次重幸が小島聖、酒井若菜と繰り広げた不倫ドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」が劇場版になるという中、安田さんは昔、“男女の関係”にあった女性と、2人の間に生まれた娘のためにひと肌脱ぐことになる、オカマパブのスターダンサー役を好演する。借金のため、閉店の危機に陥った真奈美(須藤理彩)が経営するスナック。隣町でオカマバーが大人気であることを知った娘・小夜子(藤本泉)は、自らオカマのフリをして “偽オカマバー”を開き、再起を狙おうとする。実は小夜子の父親であり、カリスマ・オカマダンサーとして小夜子や真奈美を手取り足取り指導することになるのが、安田さんが扮するエンジェルだ。ちょっぴり変わったカタチではあるものの、安田さん演じるエンジェルと、等身大の母親役がハマる須藤さん、映画『アオハライド』の公開も控える次世代女優・藤本さんの家族は、きっと見事な化学反応を起こしてくれるに違いない。さて、あなたのお好みはどの“女装男子”?(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社小川町セレナーデ 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「小川町セレナーデ」製作委員会
2014年10月02日手羽先唐揚専門店をチェーン展開する「鳥良・酉の舞」は、9月15日に上野西郷会館(UENO3153)に「手羽先唐揚 鳥良 上野駅前店」をオープンした。同店は上野の西郷会館の跡地にリニューアルオープンした「上野西郷会館」内に開店。鶏料理専門店「鳥良」で培ってきた“技”に加え、日本料理の神髄である「京」の調理技法も用い、素材の持ち味を引き出すメニューをラインナップした。食材の旬や産地にもこだわった日本料理の味わいを堪能できる。お勧めメニューは「桜島鶏と滋養卵の親子丼」。宮崎産の桜島鶏の鶏肉と、神奈川県産の滋養卵を使い、とろとろの親子丼に仕上げた。その他「桜島どりの香草ハーブ焼き」「くるみだれせいろそば」「真鯛の土鍋めし」「鳥良の丸どり鍋」など、多彩な料理が楽しめる。また、9月21日からは限定ランチも提供。「親子丼御前」ほか、全6種類の御前メニューから選べる。「親子丼御前」は滋養卵の親子丼にお総菜2種、香の物、赤だし付きで価格は850円。ランチ時間は11時から15時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日榮倉奈々、岡田将生からの突然のプレゼントに涙!11月10日、映画「アントキノイノチ」公開を記念し、都内で開催されたセレモニーに、主演した榮倉奈々、岡田将生が出席した。榮倉と岡田は「アントキノイノチ」公開を記念するため一般公募された【ラブレターツリー】の設置セレモニーに出席。岡田からの突然ののクリスマスプレゼントに、榮倉が涙ぐむ場面があった。岡田からのサプライズプレゼントはスノードーム岡田からの榮倉へのサプライズプレゼントは、劇中の印象的なシーンで登場する観覧車の模型が入ったスノードームだった。映画コムによると岡田は「2月から一緒にやってきましたが、すごく助けられました。本当に一緒にやれてよかったし、また違う作品でも会えたらうれしい。ありがとうございました」と照れくさそうに感謝の言葉を榮倉に伝え、スノードームを手渡した。榮倉の瞳に涙が思いがけないプレゼントに驚いた様子の榮倉は、涙を静かにぬぐい「(作品への)思いが強いだけに、全てのことに100%届けようと一緒にがんばってきたのでうれしいです。ありがとう。恥ずかしい(笑)」と感激で一杯の胸の内を語ったという。映画「アントキノイノチ」とは?歌手のさだまさしによるベストセラー小説を映画化。遺品整理業という特殊な仕事を通して「命」の重さ、人と人が繋がる尊さを描いた作品だ。また、榮倉は「アントキノイノチ」の公式サイトで「生きるということ、社会と関わるということ。日々、自問自答しながら前進したいと望む姿は同世代として、とても興味深いです。瀬々監督も岡田将生くんも初めてご一緒させていただくので、どんな風にコミュニケーションを取って撮影が進んでいくのか、今から楽しみです。」と、コメントを残している。「アントキノイノチ」初日舞台挨拶のお知らせ●11月19日(土)●場所:丸の内ピカデリー11回目 午前9:20の回、上映終了後/2回目 お昼 12:50の回、上映前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)●場所:MOVIX亀有1回目12:30の回、上映終了後/2回目15:45の回、上映開始前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)「アントキノイノチ」公式サイトより元の記事を読む
2011年11月12日「一生懸命、自分の中から言葉を探してる」と岡田将生は言った。作品や役柄についてではなく、そのときのインタビューについて語った発言なのだが、俳優・岡田将生の生き方そのものを表していると言える。10代の頃から誰もが羨むような輝かしい成功の階段を上り続けてきたように見えるが、その陰で常にもがき、自らと向き合ってきた。だからこそ、映画『アントキノイノチ』で演じた主人公の杏平に対して、まず何より感じたのは強い共感だった。壊れた心を少しずつ再生していく杏平を演じながら岡田さんは何を探し、何を伝えようとしたのか?その内なる思いを明かしてくれた。10代の自分とリンクした、杏平の心の葛藤映画冒頭、裸で民家の屋根の上に座り込み虚空を見つめる岡田さんの姿が映し出される。高校時代のある出来事がきっかけで、心を壊してしまった杏平。22歳の岡田さんは、自らが10代の頃から感じてきた思いを重ね合わせながら物語と向き合っていった。「ふと『何でおれは生きてるんだろう?』とか『これからどんな大人になって、どういう社会で生きていくんだろう?』ということを考えることが10代のときから僕自身ありました。漠然とした不安を感じながら俳優という仕事をさせてもらって、その中で僕はこの仕事が好きだと気づいて続けられている。でも杏平くらいの頃は何も分からずにいて、そのリアルさに『おれもそうだったな』とリンクしました」。ある悪意に疲弊し自ら命を絶った友人。その悪意の矛先が今度は自分に向けられることへの恐怖と戸惑い。そして期せずして発見した己の内にある憎悪と周囲の無関心――。そうしてバラバラになった心を、杏平は遺品整理業という仕事を通じて再生させていく。こうしたひとつひとつの心の動きを岡田さんは丁寧に演じている。「僕自身、いじめられた経験もあるし、それがどんなにつらくて嫌なことか分かっています。僕はまだ22歳ですが、そういうところを若い人にきちんと伝えたいと思ったし、『分かりたい』って思う自分がいました。何より、生に対してもがき、苦しんでいる姿、少しずつ杏平が前に進んでいく姿がいいなと思えたんです」。演技の面でポイントとなったのは杏平が生まれつき抱えている吃音(きつおん)。杏平の周囲との距離感やもどかしい思いが伝わってくる。一方で岡田さんは「映画を観る方に届いたらいいなと思った大切なセリフ」に関しては監督に対し、あえて吃音を含ませずにストレートに表現することを提案したという。「榮倉(奈々)さん演じるゆきが過去を告白するシーンでの、杏平の『自分がどうして生きてるか分からない』というセリフはすごく好きで、それを吃音で言うべきかどうか悩みました。あとは文化祭で杏平がみんなに問いかけるシーン。あの心からの叫びでも吃音が出てないです。あのセリフを噛んで言ってしまうと、ただもがいている一人の生徒に見えてしまい、(周囲への思いが)伝わらないと思ったんです」。ちなみに全編を通じて岡田さんのモノローグが入るのだが、こちらも吃音はなく、落ち着いた口調で語られている。物語の中でもがき、葛藤する杏平とは違う人物のようにも感じられるが…。「あのモノローグは現在よりもずっと先の杏平という設定で、少し達観した立場から語ってるんです。僕は最初、そういう風に思ってなかったんですが、監督から成長した杏平が過去をふり返るような形にしてほしいと言われて『あぁ、なるほど』と思いました」。「これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい」先述の榮倉さん演じるゆきの告白のシーンを「『いま生きてるんだな』、『息して、目の前の人と話してる』というのを感じながらその場にいた」と述懐。ゆきと杏平の出会いをこんな言葉で説明する。「杏平にとってはいい時期に巡り合えた同じ傷を抱えた女性。巡り合わせなのかなと思えました。原作の小説や台本を読んだときから僕は親のような気持ちで『お前、ゆきちゃんと出会えて本当によかったな』って思ってました(笑)。それは巡り合うべき人だったし、傷をなめ合うのではなくて、一緒に一生懸命考えて、“生きていく”ということを見出せる人。僕自身、これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい。色々なところに行って色々な人と会って、新たな発見を求めている自分がいるんです。それはいまでも思っているし、だからこそ現場が好きなんです」。「終わったときは寂しくて、永島杏平という役から離れるのが嫌だなと素直に思えた」と岡田さん。クランクアップを迎えたその足で美容院に直行して髪を切り、気持ちを切り替えたというエピソードからも役柄への強い思い入れがうかがえる。ゾクリとするような歪んだ笑みを浮かべて悪意を体現した昨年の『悪人』、己の内の悪意と憎悪に押し潰されて心を壊していく今回の『アントキノイノチ』と、強く役柄を引きずってしまいそうなヘビーな作品で際立った存在感を放っているが、出演作品を決める基準は?「僕自身は作品選びにはタッチしてないです。ただ、マネージャーや事務所の人には『こういう作品をやってみたい』ということは普段から少し伝えています(笑)。20歳を超えてから、高校生を離れて次のステップとして社会派というか、メッセージ性の強い作品に携わりたいという思いはありましたね。いまも違うジャンルの映画を観ると『こういうのをやってみたい』とか思います。いまは…しばらく恋愛映画から離れていたんですが、『ラブ・アクチュアリー』を観て幸せになったので(笑)、ハッピーエンドのラブストーリーをやりたいと言ってます」。探しているのはきっと言葉だけではない。時に疾走し、立ち止まり、泣いて、叫んでまた歩き出し…。岡田将生の旅はまだまだ終わらない。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生のサプライズプレゼントに榮倉奈々、思わずウルリシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ岡田将生、釜山映画祭でサイン攻め!『アントキノイノチ』への特別な思い明かす
2011年11月10日