俳優の坂上忍が24日、東京・二子玉川ライズ ガレリア イベントスペースで行われた「ダイソン 掃除機カテゴリー新製品発表会」に出席した。ダイソンは、家族の一員でもあるペットのウェルビーイングのため、より快適な住環境づくりをサポ―トする新たな掃除機ツールを発表。その発表会に愛犬家としても知られている坂上忍をゲストに招き、坂上が事前に撮影したプライベートの写真を公開したほか、愛犬とのエピソードを披露した。ステージに登壇するなり「ようやくダイソン様からご指名をいただき意気揚々で来ました。朝の散歩も済ましてきましたよ」と愛用しているダイソンのイベント出演を喜び、「ヘビーユーザーなので家にたくさんダイソンの商品があります。特に掃除機に関しては代々買い続けていますね。しかも今回の新商品は僕的に究極なのが来たなと思いました。是非皆さんに知って頂きたいですね」と熱弁した。この日は愛犬のナナちゃんにダイソンの掃除機でブラッシングをするというデモンストレーションも実施。「(ナナちゃんが)気持ちよさそうですね。結構毛が取れてる! エコモードだから音も静かですよ。この音でも怖がったりする子がいたら電源落としても大丈夫です」と商品を紹介し、「こんなにありがたい掃除機はありませんね。ワンちゃんの毛は半端ないので、よくぞ作ってくれたという感じです。とにかくブラッシングするだけでもひと仕事なので本当に助かります」と絶賛した。坂上は、今年4月に動物の保護ハウス「さかがみ家」を開業。「まだ始めたばかりなので偉そうなことは言えませんが、いろんなことを勉強しながら少しでもしんどい思いをする動物が少なくなればと思いながらやっています。さかがみ家だけでなく、我が家もご近所さんと交流させて頂きながら動物に優しい環境を作ろうとしているので、本当に皆さんに感謝しながら日々動物と向き合えて楽しいです」と充実した日常を過ごしているという。また、この日はさかがみ家や自宅にいる犬や猫を写真で紹介。中には"サチコ・コバヤシ"と名付けた猫もいて、「何となく"サチコ・コバヤシ"とつけました(笑)。この間小林幸子さんがそれを聞きつけてさかがみ家に遊びに来てくれて。可愛がってくださいましたよ。もともと幸子さんは猫好きですから」とうれしそうに語っていた。
2022年08月24日7月3日(日)放送の『坂上&指原のつぶれない店』(20:00~20:54、TBS系)で、「芸能人の知らない『日本一』の駅ナカの店」として紹介された“とあるメニュー”が物議を醸している。番組後半ではお笑いコンビ・U字工事と石原良純(60)の3人が、大阪の地下街にある人気店を訪問。彼らが4軒目に訪れたのは、シカやイノシシなどの高級ジビエ料理が格安で食べられるという立ち飲み居酒屋だ。3人が最初に注文したメニューは、肉の表面をサッと焼いた「シカもも肉の刺身」。番組のテロップには「鳥取の猟師から直接仕入れた新鮮なシカ肉」と表記された。さらに映し出されたお品書きには、ニホンジカの「タタキ」や「ユッケ」といった生食メニューもあった。シカの刺身をひと切れ食べた益子卓郎(44)は「うまい!」と声を上げ、福田薫(44)も「嚙むと溶けてきて甘みを感じる」と絶賛。その後は「猪のモモ肉のから揚げ」や「バラ肉串焼き(イノシシ)」と加熱された料理が登場したが、SNS上では最初に紹介された“ジビエの生食”に心配の声が相次いだ。《シカの刺身なんて存在するのか…ジビエは気になってるけどさすがに生肉はあかんやろ》《シカの刺身(しかも猟師さんが新鮮な~って言ってたので野生っぽい)は紹介しちゃダメなやつでしょ……》《テレビで大阪駅ナカのジビエ料理人気店が紹介されてて、いいな行ってみたいなって見てたけど鹿肉の刺身出てきてスンってなった…ジビエ生食は怖すぎる…》牛や豚、鶏など家畜として生産された肉に対して、シカやイノシシなど狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉であるジビエ。近年では様々な飲食店での取り扱いも増えているという。「農作物や家畜に危害を加える鳥獣を駆除した際に、そのまま処分するのではなく“食材として活用することで命を無駄にしない”といった動きが背景にあるようです。ただ、ジビエは加熱が不十分だと食中毒を引き起こす恐れがあり、E型肝炎ウイルスや腸管出血性大腸菌などの感染リスクが高まるとされています。日本赤十字社ではそのような感染リスクを懸念して、ジビエを生で食した人には摂取した時点から6カ月は献血を断っています」(フードライター)そのようなリスクがあるジビエの衛生管理について、厚生労働省も次のように注意喚起をしている。「生または加熱不十分な野生のシカ肉やイノシシ肉を食べると、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒のリスクがあります」「ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう。また、接触した器具の消毒など、取扱いには十分に注意してください」■番組は「誤解を招く表現となってしまいました」と回答同番組を見る限り、ジビエの生食について注意喚起をするテロップなどは確認できなかった。健康面でのリスクがあるジビエの生食を紹介するにあたり、視聴者へ向けた配慮はあったのだろうか?そこで本誌はTBSに問い合わせてみた。すると、6日に文書でこう回答があった。「お店では加熱したうえで商品を提供していましたが、番組で、その説明が十分でなく、誤解を招く表現となってしまいました。関係者並びに視聴者の皆さまにお詫び申し上げます。HPで対応しています」この直後、番組公式サイトを確認すると、次のように声明文が発表されていた。《7月3日の放送で取り上げたジビエ料理について「ジビエ料理の生食は大変危険である」というご指摘を多数いただきました。実際にはお店は加熱してから提供しておりましたが、説明が不十分で誤解を与える表現となってしまいました。関係者のみなさま、並びに視聴者のみなさまにお詫び申し上げます。なお、野生動物の肉を食べる際は、厚労省のガイドラインなどに沿って、十分に加熱して下さい》食中毒などのリスクがある食材は、紹介する側も十分な注意と配慮が求められている。
2022年07月06日俳優の坂上忍が22日、自身が司会を務めるABEMAトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)で、ゲストとして迎えたフットボールアワー・後藤輝基の“MC術”を分析した。後藤の番組に出演することが多いという坂上は、「(後藤さんの番組に)出ると、面白いの。(後藤さんが)本当すぐイライラするから」と笑いながら切り出しつつ、「イライラするんだけど、僕と違ってちゃんと自制がきく」とフォロー。「(MC中に後藤さんは)たぶん『このカンペこのタイミングで出すか?』って思ってて、2回くらい無視するんだけど3回目は読む。『3回目は読むんだ!』って思って。そういうのをずっと近くて見てきた」と目の当たりにした状況を交えて説明した。さらに、番組の後半になると腕時計を見てソワソワし始めるという後藤の行動についても指摘。これを受け、後藤は腕時計を見ながら「もうそろそろ(この収録も終わり)でしょ?」と首を傾げ、坂上の笑いを誘っていた。
2022年06月23日フットボールアワーの後藤輝基が15日、俳優の坂上忍がMCを務めるABEMA『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)に出演。坂上と初共演した際のエピソードを明かした。「鮮明に覚えている」と坂上との初共演時を振り返った後藤。「東京から新幹線に乗って(収録がある)大阪に行くとき、自分の席を探していたら、坂上さんがワイン飲んでたんですよ。窓際に“酒屋さんか”ってくらいビンが並んでた」と当時目にした状況を明かす。また、後藤はその際、坂上が自分と同じ番組に出演するために大阪に向かっていたことを知らなかったと言い、「『うわ、 坂上忍めっちゃ酒飲んでる!』と思って、局に着いてスタジオに行ったら(坂上さんの)楽屋があったんですよ! 嘘やろ!? と思って」「それで本番が始まったらずっと悪態ついてるんですよ」と笑いを誘う。このエピソードを聞き爆笑しながら、坂上は「あの時は、2カ月に1回くらいの周期で呼んでいただいてたんです。なんで呼ばれてるのかも分からなくて、喋れるときは喋るんだけど、喋れないときは本当に一言二言しか喋ったことがない。そのうちこれはなんかおかしいから、“呼ばれないようにするためにはどうしたらいいんだろう?”って思って、もう“新幹線の中で飲む”ってずっと決めてたんですよ」と告白。さらに「バラエティ出始めの頃って、“次も呼んでいただこう”なんて僕なんかが思っちゃいけないと思ってたから。“あいつは本当にやばい”ってなって、やっぱちょっと外しとこうってなったほうがいいと思ってやってた」と打ち明けた。なお、今回の配信は「ABEMAビデオ」にて1週間無料で視聴できる。
2022年06月16日タレントで俳優・坂上忍がMCを務めるトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)が、5月4日からABEMA・ABEMA SPECIALで配信される。ABEMAで初のレギュラーMCを務める同番組は、坂上がゲストが抱えるデマ投稿に斬りこみ、議論していくトークバラエティ。「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、公平な立場から解き明かしていく。コメントは以下の通り。■坂上忍この度、ABEMAさんで初のレギュラー番組MCを務めさせていただくことになりました。各界の著名人や世間を騒がせた芸能人をゲストに迎え、あんな話、こんな記事は真実なのか? デマなのか? 根掘り葉掘り、とことん追求していく所存です! 地上波ではお会いすることが叶わなかった、あの方にも会えるみたい。
2022年04月01日坂上忍(54)が司会を務める情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が、いよいよ4月1日に8年間の歴史に幕を閉じる。終了を受けて番組では坂上がお世話になった人たちに挨拶する“お礼参りの旅”も実施し、3月30、31日に前編・後編で放送された。各メディアによると、同局の金光修社長は2月25日にオンラインで行われた定例会見で、「『バイキングMORE』の坂上忍さんには感謝している。これからも期待している」と労いの言葉を贈ったという。同局の名物長寿バラエティ番組『笑っていいとも!』の後継番組として、’14年にスタートした『バイキング』。当初、坂上は月曜日だけの司会だったが、翌’15年4月から月曜日〜金曜日まで担当することに。番組内容も生活情報スタイルから時事ネタを扱うようになり、“ホンネトークショー”へと変化していった。「『いいとも!』が最終回で平均視聴率28.1%を記録しただけに、番組開始直後の視聴率は低迷していました。ですがそんな時に、時事ネタを扱うことを提案したのは坂上さんだったのです。『バイキング』はバラエティ班で制作されていたこともあり、出演者も様々なニュースに対してコメントすることに戸惑いもあったようです。それでも試行錯誤しながら新たな取り組みに挑戦し、’17年7月には視聴率8%と同時間帯で1位となりました」(テレビ局関係者)■過去にはパワハラ報道も……一方でトレードマークだった坂上の“歯に衣を着せぬ物言い”は、物議を醸すこともしばしばあった。前出のテレビ局関係者が言う。「年々、坂上さんのコメントが視聴者や出演者から、『高圧的』と指摘されることが増えました。’20年9月には、一部スタッフに対する“パワハラ疑惑”が『週刊文春』で報じられたことも。本人や局も報道を否定しましたが、元レギュラーだった小籔千豊さん(48)は降板後、ある番組で『坂上さんが明らかに嫌な顔をしていて心が折れるときがある』と話していました」’20年9月末からは『バイキングMORE』に改題し、放送時間を1時間延長してリニューアル。ところがリニューアルからわずか1年余りで、終了が発表されたのだった。「番組が終了するにあたり、坂上さん自ら『犬や猫の動物保護活動に注力したい』と申し出たことが発表されました。坂上さんは長年、“最後の大仕事”として動物の保護施設を作る計画を温めてきました。そしてついに今年2月、私財を投じて千葉県内に保護施設を完成させたのです。もともと坂上さんは動物保護活動をライフワークにしていましたが、『バイキング』の放送時間が延長したことで気力や体力に不安を感じたといいます。月の半分は保護施設で過ごしたいとも考えていたようで、思い切って降板することを決意したと話していました」(スポーツ紙記者)■本誌に語っていた動物保護施設を作る理由同局では’18年10月から『坂上どうぶつ王国』の司会者も務め、現在はYouTubeやブログでも22匹の犬や猫との生活を伝えている坂上。’19年2月に本誌に登場した際、動物保護施設を作ろうとする背景には“若い頃の失敗”があったと語っていた。坂上は1人暮らしをしていた30代前半の頃、コーギーを飼っていたが「心のバランスが崩れちゃうまで留守番を強いてしまった」と明かしていた。「『もう動物飼うのやめよう、資格ないわ』と痛感した」という坂上は、コーギーを知り合いに引き取ってもらったものの、数年後に訃報を聞く。当時、すでに40代だったという坂上は、その時の心境をこう振り返った。「若いころにダメだった自分を、やり直すことってできないのかな、と思うようになって。ちょうどそのころに、ペットショップで売れ残り、驚くほど値下げされた、卑屈な顔したチワワを見つけたんです」それは坂上が「佐藤さん」と呼ぶ、長男・佐藤ツトム君だった。それから長い歳月をかけて、大家族を形作っていった坂上。保護活動を続けることについて、「番組で出会った動物愛護ボランティアの方の言葉が忘れられなくて。『半年でダメなら1年、1年でダメなら3年、3年でダメなら5年っていうスパンで、動物たちに信用してもらえるよう頑張らないと』って。本当にそう」と語っていた。そんななか今年1月、保護施設の完成を目前にして、坂上はツトム君が亡くなったことをYouTubeで報告。ツトム君はクッシング症候群という症状を患っていたといい、介護の日々を過ごしていたという。大切な家族の死を報告する坂上の様子は、『バイキング』で見せる姿とは一変して憔悴しきっていた。そんな坂上に、《本当にお疲れ様でした》《看取りは辛いけどパパも頑張りましたね》と励ましの声が相次いだ。今後はライフワークである保護活動を中心に、『坂上どうぶつ王国』への出演がメインとなる坂上。そんな心機一転は、彼にとって追い風になりそうだ。「『バイキング』では坂上さんの物言いが視聴者から嫌厭されることもありましたが、動物の保護活動については尊敬の念を抱く声も多くあります。実際に、彼は保護施設を作ることを有言実行させました。『バイキング』が終了したことで、坂上さんが時事ネタを軸に芸人やタレントたちと議論を交わすことはなくなります。そうなると、これまで『バイキング』に寄せられてきたような批判は減るでしょう。支持されている分野に専念することで、坂上さんのイメージを回復させるチャンスにもなりそうです」(芸能関係者)“残りの人生を動物たちに捧げたい”とも明言している坂上。待望のセカンドライフが、今始まろうとしている。
2022年04月01日2022年春をもって終了することが発表された坂上忍(54)司会の『バイキングMORE』(フジテレビ系)。長年、同局の名物番組だった『笑っていいとも!』の後継番組として、2014年に『バイキング』としてスタート。当初、坂上は月曜日だけの司会だったが、1年後のリニューアルで月曜日から金曜日までを担当することに。番組内容も最初の生活情報モノからスタジオで時事ネタを討論するトークスタイルに変化していった。そして、昨年秋からは現タイトルとなり、放送時間も約3時間と長くなっていただけに、番組終了という決定に、局内に衝撃が走った。「番組が終わることについては、坂上さんが局にライフワークでもある『動物の保護活動に注力したい』と自ら“卒業”を申し出たと発表されています。しかし実際は、番組内での坂上さんのコメントが、“上から目線”“偉そう”などといった批判がSNSを中心に噴出しがちで、局上層部が番組内容や坂上さんの発言に眉をひそめていましたから、『バイキング』の局内での立場は、年々厳しいものになっていたことも大きいです。ただ、番組終了の一番の決定打は、コロナ禍によるフジテレビの業績悪化です。フジテレビホールディングスの2021年3月期決算は5,199億円と前期比17.7%減。営業利益162億円で同38.2%減、純利益は101億円と75.5%の大幅減益で、ほかの民放キー局と比べて、最も連結売上高の落ち込みは激しいものでした。他局でも、大御所のビートたけしさんや上沼恵美子さんも長年続けていたレギュラーからの降板が発表されていますが、フジは50代社員に向けて希望退職を募っているくらいの状況。もはやウチには、坂上さんに週5回の帯番組のギャラを払える経営体力がなくなっているのです」(フジテレビ局員)かつては、タモリの『笑っていいとも!』の後継番組として始まった『バイキング』だったが……。「これまでの『いいとも!』や『バイキング』には、大きな制作費が投じられてきましたが、もう同じような番組内容が作れる状況にありません。現在、急ピッチで来年春の企画を詰めている最中で、もっとも有力なのは、フジのアナウンサーが司会を務める情報番組を新たにスタートする案が浮上しています。その内容も、批判の多かった『バイキング』のようなワイドショー形式ではなく、じわじわ人気を集めているTBS朝番組『ラヴィット!』のように、ニュースを取り上げないバラエティ色の強い生活情報番組を作れないかと、局内で議論が進んでいます。番組のMCを局アナが務めれば、芸能人へのギャラに割いていた制作費を大幅に節約できます。現段階で有力なのは、蝶ネクタイがトレードマークの軽部真一アナ(59)と、嫌味がなく実力派として局内での評価が高い山崎夕貴アナ(34)の2人の起用です。2人ともこれまで大きなスキャンダルもないし、安心して任せられるという点から、どうにか“白羽の矢”が立てられないものかと調整が進んでいます」(フジ中堅局員)かつては売上高や視聴率で、民放キー局トップだったフジテレビも、時代の波には抗えないというわけか――。
2021年12月27日英王室から、今年のウィリアム王子一家のクリスマスカードに使用されている家族写真が公開された。ケンジントン宮殿の発表によると、今年初め、プライベートの休暇中に一家で訪れたヨルダンで撮影されたものだという。ヨルダンは、キャサリン妃にとってゆかりのある国。父親が航空会社に勤務していた関係で、小さな頃に2年間ヨルダンで暮らしたことがある。また、ウィリアム王子は2018年にロイヤルツアーでヨルダンを訪問した。写真の真ん中にウィリアム王子&キャサリン妃、ウィリアム王子の左にジョージ王子(8)、キャサリン妃の隣にシャーロット王女(6)、夫妻の前にルイ王子(3)が座っており、全員が笑顔で写っている。「子どもたちの成長は本当に早い」「本当に素敵なファミリー」「毎年シェアしてくれてありがとうございます」などのコメントが届いている。(Hiromi Kaku)
2021年12月13日吐く息が白くなる12月2日の朝、愛犬たちの散歩を終え、自宅へと帰ってきた坂上忍(54)。7年半以上レギュラーを務めているフジテレビの昼の生情報番組『バイキングMORE』が打ち切りになるという情報を本誌は数日前にキャッチしていた。彼に率直な心境を尋ねると、戸惑いながら、「申し訳ないんですけれど、僕のほうからお答えすることができないので。ゴメンなさい。でもその内容だったら僕に聞く必要はないと思いますよ」そう、重い口を開いたのだった。『バイキング』は、約32年続いた国民的バラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)終了後の鳴り物入り新帯番組として、’14年4月から始まった。「当初、坂上さんは月曜日のみのMCでした。歯に衣着せぬ発言が当時の視聴者から支持されて、ほかの曜日が視聴率1%台と低迷するなか唯一、健闘していました。フジのメンツのためにも、すぐに『バイキング』を終わらせるわけにはいかなかった上層部は、苦肉の策として坂上さんに翌年春から月~金曜日の総合MCをお願いすることになったのです。’17年7月には視聴率8%と同時間帯で1位となりました」(フジテレビ関係者)昨年9月からは『バイキングMORE』とタイトルを改め、1時間放送時間を増やして新しく走りだしたばかりだが、来年3月末での打ち切りが内定したという。「この件は、坂上さん本人にも制作側からすでにされているようです。番組終了はまず第一に視聴率の低迷が原因。放送時間拡大で、かえって番組全体の平均視聴率が低下。他局のライバル番組に大きく後れをとってしまった。局としてはエースの伊藤利尋アナを異動させてテコ入れを図った結果だけに頭の痛いところでした」(前出・フジテレビ関係者)■元共演者が坂上の嫌な顔に「心折れることがある」と坂上のトレードマークでもある“歯に衣着せぬ発言”も問題視されたという。 「坂上さんのコメントが、2~3年ほど前から視聴者や出演者から“パワハラ”的な発言と指摘されることが増えたのは事実です。昨年9月には一部スタッフに対するパワハラ疑惑が『週刊文春』で報じられたこともあります。本人も局も否定していましたが……。元レギュラーだった小籔千豊さんは降板後、ある番組でハッキリと『坂上さんが明らかに嫌な顔をしていて心が折れるときがある』と話していました。実は今回、『バイキングMORE』にしたのは坂上さん色を少し薄める意図がありました。いままで『バイキング』を制作していた旧知のスタッフから、『グッディ!』に関わっていたスタッフをメインにしたのです」(番組関係者)前出のフジテレビ関係者によると、坂上のギャラの高騰も大きな理由となったという。「坂上さんの現在の『バイキングMORE』1日のギャラは100万円前後。年間2億円以上のギャラはかなりの負担になります」フジテレビ広報推進部に打ち切りの事実を確認すると、「改編に関してはお答えしておりません」と答えるのみだった。■『直撃!シンソウ坂上』と『ダウンダウンなう』はレギュラー終了今回の番組打ち切り話は、フジの現状を象徴していると明かすのは、別のフジテレビ関係者。「数年来の業績不振のため、11月25日に、勤続10年以上の50歳以上の社員の希望退職者を募集しました。6月に新社長に就任した金光修氏は西武百貨店からの転職組。生え抜きのテレビマンではないため、コスト重視主義です。現在の社員数は1千300人で対象となる社員は300人前後。4年前に希望退職を募ったとき辞めた社員は5人ほどでしたが、今回は退職金の上乗せ額と再就職支援が手厚く100人ほどの社員が会社に問い合わせていると聞いています」経費削減のため、番組制作費も年々下がっているという。そこで局が“リストラ対象”と考えた一人が、どうやら坂上のようなのだ。「一時は4本のレギュラー番組を持つフジの“功労者”でしたが、昨年9月に冠番組『直撃!シンソウ坂上』が終了し、特番化。『ダウンタウンなう』も今年3月で終了。後継番組『人志松本の酒のツマミになる話』には坂上さんは出演していません。また、’17年からMCを務めていた番組改編期のドラマ番宣特番『FNS番組対抗!オールスター春(秋)の祭典』も昨年3月に終了して、バナナマンさんの『お宝映像アワード』に変更になりました」(前出・フジテレビ関係者)■「あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ」坂上はフジテレビとの“蜜月”が終わりつつある現状をどう思っているのか。冒頭の場面に続いて、本人に聞いた。――坂上さんとフジテレビの関係がズレ始めているようですが。「『バイキング』は拡大しています。『本音でハシゴ酒』(坂上出演の『ダウンタウンなう』の1コーナー)は僕の番組じゃないので、僕は関係がないです。少なくとも(フジテレビには)これだけお世話になっているわけですから、関係がまずいわけがなく、そこらへんは無理してそうやって書かないようにしたほうが僕はいいと思います」――『バイキングMORE』はこれからも続いていくのですか!?「そういう話を僕個人に聞いたところで、あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ。それはまず、フジテレビさんなんじゃないですか。この後、何組も犬の散歩しなければいけないので……。すみません、失礼します」苦渋の表情で、そう言い残して自宅へと戻っていった。前出のフジテレビ関係者は言う。「後継の帯番組も情報バラエティが検討されているようです。MCはギャラも手ごろな某人気中堅芸人という話が浮上しています」『バイキング』で一時はフジの荒波をともに乗り切った坂上だが、来春から新たな船出となるのか――。
2021年12月07日「あの最高幹部と大人の関係になることで、彭帥選手も新たなる権力を手にするって見方もできちゃうし。いろんな見方ができるから」こう発言したのは、坂上忍(54)。MCを務める『バイキングMORE』(フジテレビ系)の11月22日放送回で、中国女子テニスの彭帥選手(35)の失踪騒動についてこう語った坂上だが、この発言が物議を醸している。この日の放送では、彭帥選手について特集。彭帥選手は中国共産党の最高指導部メンバーだった張前副首相から性的関係を迫られたと自身のSNSに投稿するもすぐに削除され、彭帥選手は一時期消息不明になったことが世界中で報じられていた。月曜レギュラーのアンミカ(49)は、「不倫って問題はあったかもしれないけど、日本みたいに選択の自由で不倫に行ったわけではなく、あらがえない環境の中のきっかけからその人の人権の問題が出てきた」と、副首相が立場を利用して“関係を強要”したのではという考えを示した。しかし、坂上が「自分にも罪があるし、心の扉を開いてしまって、愛が介在してる」と彭帥選手の告発文を引用しながら懐疑的な態度を見せると、アンミカは「(心の扉が)開いたきっかけは、あらがえない大きな国のトップの力やん!?」と、反論。すると坂上は苦笑いを浮かべながら、冒頭のように坂上が持論を展開したのだ。張前副首相と彭帥選手の関係をめぐっては、多くの国では「性暴力」と報道されている。そんな状況下で、彭帥選手が張前首相と肉体関係を結ぶことでメリットもあったとした坂上の発言には厳しい目が向けられている。《坂上忍、最低最悪だな》《これは流石に降板案件だと思います。左右関係無くアウトでしょ》《坂上忍さん、テニス選手の権力ってなに?無理やり関係迫られて何がイーブンなんだ?》
2021年11月25日タレントで俳優の坂上忍が4日、東京都・港区で実施されたアニメーション映画『リクはよわくない』(10月1日公開)の完成披露イベントにくっきー!(野性爆弾)、声優の森川智之、松本梨香とともに出席。愛犬との付き合いについて浅からぬ思いを語った。本作は、坂上が原作、くっきー!がイラストを手がけた同名絵本を原作とするハートフルストーリー。5歳の「ぼく」が、子犬の「リク」とのなにげない日々を通して命の大切さを学ぶ様を描く。イベント冒頭、フォトセッションに参加予定だった坂上の愛犬の海老原テンが乱入。客席を走り回り、坂上が大声で「テン! テン!」を連呼して慌てる一幕も。それでも状況が落ち着くと「まさか映画になるとは思っていなかった。自分ごとなんだけど他人事のような。素直に嬉しいです」と喜んだ。本作は、ほぼ自伝だという坂上。「松本さんがやって頂いた『ぼく』は僕。リク君と出会って、リク君にしてあげられなかったこととか、そういう思いが残っての今。動物のかわいさとか、大変さや責任も描かれている。それを含めて見て頂ければ」とアピールした。一緒に暮らす18匹の愛犬・愛猫について問われると「月並みに言えば家族。ライフワーク」と答え、現在続ける動物の保護ハウス建設などに関して「僕この先何歳までこの仕事をやるか分からないけど、動物と関わっていくことは最後まで、と思っている。もしかしたら、(芸能)お仕事より長い付き合いになる、もう一つのお仕事という感覚はある」と話した。
2021年09月05日今回は、ご近所トラブルの話になります。私が20代後半だった時の(もう20年前ですが…)お話です。結婚してアパート暮らししながら3人の子どもを育てていました。アパートには他に子育てしている世帯がなかったので、私は近所の公園などで友達を作っていたのですが、その中には同じマンションやアパートで気軽に行き来したりしてる家族がいて「羨ましいな~」と思っていました。ちょうどそんな折、引っ越してこられたご家族がいて似たような家族構成でした。仲良くできたら嬉しいな~と喜んていたのですが…上の階に越してきた家族のママさんは、お仕事してる様子もないのですが、昼間子どもたちを遊ばせるために外に出てくることもなく、真夜中でも元気に暴れてる様子のお子さんたち。時には深夜1時2時でも走る音がしています…。そもそも子どもたちに走らないよう注意をしている様子もありません…。下に音が響いてないかを気にしたりしないタイプなのか…それとも子育てしてるもの同士OKでしょ!?というスタンスなのかさっぱり分かりませんが、とにかくそれは頻繁でした。その音で寝かしつけた子どもが起きちゃったり、私が目覚めてしまったり…。仲良くなる前に注意をしに行くってどうだろう…? 悩んでしばらく我慢し、生活リズムが普通になるのを待ってみようかと思っていたのですが…それだけでは済みませんでした。次回へ続きます。
2021年05月12日「バイキングMORE」(フジテレビ系)でMCを務める坂上忍(53)が1月25日、ゆきぽよこと木村有希(24)を番組で擁護した。しかしその発言に対して、「二枚舌だ」と厳しい声が相次いでいる。ゆきぽよは親しい間柄にあった男性が19年5月、彼女の自宅でコカインを使用。男性が逮捕されただけでなく、彼女自身も尿検査を受けていたと「週刊文春」によって報じられた。Instagramで彼女は謝罪し、《今後は、過去の未熟な自分を見つめ直し、責任ある社会人となるよう日々頑張っていきたいと思いますので今後とも応援よろしくお願いいたします》とつづった。すると「バイキングMORE」で坂上は「若気の至りといったらそれまでですけど、これ逮捕でしょ」「せっかくゆきぽよちゃん絶好調だと思うんですけどね」と発言。しかし、こう続けた。「ただ事実なんだったらちゃんと潔く謝ったら、その後どんないばらの道が待ち受けていようと、あとは頑張るしかないわけで、それ以上、批判する対象ではないと僕は思っているんだけど」「何年前のことまで責められるの?」そんな坂上だが19年7月、同番組で吉本興業の闇営業問題について取り上げた際にこう語っている。「相手の素性が分かってないのに、ノーギャラっていうのは僕らの感覚では“ない”わけですよ」「大事なのは、たまたま悪い人たちに当たっちゃったんだっていう意識はやめた方がいい。調べなきゃいけない」■不倫問題でも、人によって扱いが違うゆきぽよも吉本の闇営業も“反社会的な人物との関わりがあった”ということが問題とされている。しかしゆきぽよについては「あとは頑張るしかない」といいながらも、吉本の闇営業問題については「たまたま悪い人たちに当たっちゃったんだっていう意識はやめた方がいい」とまで指摘していた坂上。そんな彼に対して、ネットではこんな声が上がっている。《毎回自分都合の話がよくでるMCですね》《ある意味印象操作だよね。それをおおっぴらにやるってどうなの》《宮迫さんらが許されなくて、ゆきぽよが若気の至りで許されるなら、Wスタンダードそのものですよね》《相手によって言う事変えすぎなんだよね》坂上は前進番組の「バイキング」で16年1月、不倫騒動を起こしたベッキー(36)の擁護派が芸能界に多いことに触れ「身内だからこそ、安易に擁護すべきじゃない!」とコメント。いっぽう19年5月、お笑いタレント・千原せいじ(51)の不倫が発覚した当時、「ぶっちゃけモテないわけないと思う」などと発言。そして最後まで千原を批判することなくコーナーを進行し、「せいじくんのお人柄が伺えるようなニュースでした」と結んでいた。
2021年01月25日2020年9月24日に放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、ペットの飼育放棄が急増している問題が取り上げられました。番組内では、タレントの坂上忍さんが飼い主の身勝手な行動に対してコメントし、反響を呼んでいます。坂上忍「悪魔はあなたのほうだ」外出自粛やテレワークの影響で家にいる時間が増え、ペットブームが到来。一方で、身勝手な理由からペットを飼育放棄してしまうケースが急増しています。番組では、飼育放棄の理由として「出勤することが多くなったため」や「ペットショップでは天使だと思ったが、吠えるしトイレを覚えず悪魔だと思った」などを紹介。番組MCで愛犬家の坂上さんは、飼育放棄をする飼い主に対しこう言及しました。悪魔はあなたでしょう。本人にとってはいろいろいい訳があるかもしれない。でも、そこには命があるわけで。命の扱い方を、なぜここまで雑にできるんだろうと。結局、全部人間の都合じゃないですか。バイキングーより引用坂上さんは、ペットの命を軽んじているような飼い主の行動に対し、「命をなぜこんなに雑に扱えるのか」と憤りを隠せない様子で語りました。ネット上では、坂上さんのコメントに対し共感の声が寄せられています。・坂上さんの発言に納得です。身勝手すぎる。・命をお迎えするなら、最期まで責任を持たなければいけませんね。・ペットはもちろん天使だけど、そうじゃない時もある。生き物だからそれは当たり前で、それもまた愛おしいものだと思う。動物保護団体によると、飼い始めて間もないペットの持ち込みが増えているそうです。保護施設へ入る犬や猫たちにとって、環境の変化は相当なストレスでしょう。ペットを飼う時は、「最期まで大切に世話をする」という責任感を持ち、家族として迎えてあげたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月25日7月9日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、司会の坂上忍(53)が木下優樹菜(32)の“縦読み不倫疑惑”について語った。7月6日に芸能界引退を発表した木下だが、今年1月には元サッカー日本代表の乾貴士選手(32)との不倫疑惑が報じられた。昨年7月、木下がインスタグラムに投稿した文章の頭文字を縦に読むと、《たかしあいしてる》と読むことができたことから、ネット上で話題に。さらに「乾のインスタグラムにも、”ゆきなだいすき”と縦読みできる投稿がある」と、複数メディアが疑惑について報じた。この件について、坂上は「一般の人が見るのに。俺は文章を見たときに縦読みの癖なんてないから絶対気づかないけど、今の若い人たちは気づくわけでしょ?よく書くと思わない?俺はびっくりしちゃったんだけど」と感想を述べた。実は坂上自身も、過去に自身へのメッセージに対して「縦読みできるのでは?」と憶測を呼んだことがあった。坂上自身に“縦読み疑惑”が生じたのは、’14年11月24日放送の同番組。この日の企画はUSJのクリスマスイベントを通し“坂上とマネージャーを務める路さんとの仲を温めよう”というもので、坂上はマネージャーとの関係を「ガチで冷えきってるよ」と強調していた。企画後半、大切な人へのメッセージをステージ上に投影するクリスマスショー「Joy of Lights」でマネージャーから坂上宛のメッセージが映し出された。路さんが坂上に送ったメッセージは以下のようなものだった。TO:忍さんやっと今年も終わりますねめいわくばかりでたいした仕事もできませんがいつまでも働かせてくださいFROM:路坂上自身はこのメッセージに感動していたようだが、「縦読みすると『やめたい』と読める」、「マネージャーは病んでいるのでは?」など、ネットでは多くの憶測が飛び交ったのだ。「縦読みの癖なんかない」と発言した坂上だが、“路さんからのメッセージ”が脳裏によぎった可能性もゼロではなさそうだ。
2020年07月09日「5月に入って、坂上さんはコロナ禍のなか出勤して頑張っているスタッフに、知り合いから購入した“お肉券”を配っています。総勢約200人分という大盤振舞いです」(制作スタッフ)生放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)に連日、司会者として出演し続けている、坂上忍(52)。その坂上が、同番組のスタッフに知人の精肉店の“お肉券”をプレゼントしているという。「“お肉券”には3種類あり、特選ロース焼き肉用(550g)、特選ロースすき焼きしゃぶしゃぶ用(500g)、特選サーロインステーキ用(250g×2枚)から選べるんです」(前出・制作スタッフ)1人8千円相当で、200人分で換算すると総額約160万円!「毎夏、坂上さんはスタッフを全員集めて、自腹で“暑気払い飲み会”を開催していました。今年はコロナの影響で飲み会は断念して、その代わりに、家族で食べられるように“お肉券”を振る舞うことにしたのではないかと思います」(テレビ局関係者)実は、坂上は4月17日、『バイキング』の収入を全額寄付することをブログで公表している。「自ら《タダ働きすることに決めました》と宣言したんです。緊急事態宣言が解除されるまで、自身の得る収入を寄付するとし《来週以降も『バイキング』の場に立ち続けることを、お許しください》とつづったんです」(前出のスタッフ)スタッフへの“お肉券”ばかりか、自分のギャラさえすべて投げ出してまで、なぜ坂上は“コロナとの闘い”に躍起になっているのだろうか。「坂上さんが徹底してそこまでやる背景には、4月にコロナで亡くなった志村けんさん(享年70)への深い思いがあるようです。実は2人は30年前、いしのようこさん(52)を巡って恋のバトルを繰り広げた仲でした」(芸能関係者)’90年、志村さんとの交際が報じられたいしのだったが、その最中、坂上との“お泊まり”が発覚。“三角関係”と騒がれた時期があった。「そんな過去もあった2人ですが、数年前から志村さんは『天才!志村どうぶつ園』で因縁のある坂上さんを準レギュラーにし、2人の“共演”が実現しました。坂上さんは、志村さんの懐ろの深さに感銘を受け、以降もずっと志村さんの人間性に引かれていたようです。そんな志村さんの命を奪ったコロナを、坂上さんが『許せない!』と憎むのも当然でしょう」(前出・テレビ局関係者)志村さんの急逝を報じた日の『バイキング』で坂上は、「ロケも何度かご一緒させていただいて。なんとも言えない空気感といいますか……。ちょっと、本当にまだ実感わかないです」と唇をかみしめ、涙をこらえていた。その“悲憤”の感情がいま、坂上を駆り立てる原動力になっているようだ――。「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月28日俳優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなったことを受け、ある動画がネット上で物議をかもしています。それは、岡江さんの息子を名乗る人物が投稿している動画。岡江さんが亡くなった2020年4月23日以降、動画投稿サイトには『岡江久美子の息子です』というタイトルで数多くの動画が公開されていました。なお、動画の説明文にはフィクションであることや、「エンタメとして観てほしい」との記述があるものの、再生しなければその説明は確認できません。ネット上では、こうした動画に「不謹慎」「再生回数を稼ぐ方法として、間違っている」といった批判の声も目立ちます。同月27日放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、岡江さんの息子を名乗る動画投稿に触れ、番組MCを務める俳優の坂上忍さんは強い不快感をあらわにしました。『バイキング』やり始めて、だんとつで頭にきているかも、これ。バイキングーより引用また番組では、公開されている動画にモザイク処理をかけた上で放送しており、坂上さんは続けてこうも語ります。いつも思うんですけど、なんでこんな連中のためにスタッフさんが手間暇かけてモザイクを施してやんないといけないのか、さっぱり分かんないんだけど。バイキングーより引用強い口調で苦言を呈した坂上さんに、ネット上では共感の声も。・坂上さんの意見に同意。・岡江さんとご家族の心中を察するに、あまりにも不謹慎すぎる。・あんな動画を配信して、お金が稼げるっていうシステムが問題。一方で、番組で取り上げたことにより、さらに動画の注目度が増すことを危惧し「そもそも番組で紹介すべきではない」「こうやって紹介する時点で、投稿者の思うつぼ」といった指摘も。さまざまな意見が寄せられているものの、再生回数を増やすために、人の死を利用するという姿勢には、多くの人が疑問を抱かずにはいられない様子。岡江さんだけでなく、大和田獏さんをはじめ遺族のためにも、同様の動画がこれ以上増えないことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日子どもが幼稚園や保育園に入園すると病気をもらってきて、いわゆる「洗礼」を受けると噂に聞きます。わが家も例にもれず、長男がこども園に入園した年に、かなり重めの洗礼を受けて一家全滅したことがあります。今回はそのときの体験談をお伝えします。 こども園に入園して初めての大型連休前日わが家の長男は年少でこども園に入園しました。園生活にも慣れてきて迎える大型連休前半は、夫の実家である東北に帰省の予定でした。しかし連休前日に長男が軽い咳をし始めました。風邪をこじらせやすかったこともあり、大事を取って帰省は中止。さらに大型連休に入ると私が38度の熱と咳や喉の痛みでダウンすることに……。私も長男もインフルエンザの検査は陰性でしたが、長男は徐々に咳がひどくなり、熱も39度まで上がるようになってしまいました。 下がらない長男の熱…さらに夫、次男も!元気で食欲もあった長男ですが、夜は熱が上がり、日中は平熱から微熱の状態を繰り返していました。さらには、連休で一緒に看病していた夫も喉の痛みや咳の症状を訴え始めました。 連休の合間で数回小児科にかかり、その都度薬を変えてもらうなどして連休後半に回復の兆しが見えたころ、当時生後11カ月だった次男に咳と発熱の症状が出始めたのです。 次男が入院! そこで知った病名とは…熱が下がらず、咳がひどくなってしまった次男は、連休明けと同時に入院することになってしまいました。そこで血液検査をした結果、わが家を襲ったウイルスは、ヒトメタニューモウイルスだったことが判明しました。そして次男の場合は、さらに細菌感染してしまって肺炎を併発してしまったのです。入院してからは、幸いすぐに回復して5日ほどで退院することができましたが、母乳だったこともあり、24時間付き添いです。元々体調が万全でなかった私の体調不良も長引く結果となりました。次男の退院翌日は長男の遠足予定だったのですが、次男だけではなく長男も私も、さらには夫も家族全員しつこい咳が治まらず、欠席することに……。 入院前にしておけばよかったことは…こうして入園後初めての連休は旅行どころの話ではなく、ただひたすらウイルスとの格闘で終わりました。入院中の医療費は無料でしたが、次男の入院中に長男の世話などで夫が仕事を休むことも多く、その月の家計はもちろん赤字です。 入院前に次男を医療保険に入れておけばよかったと思わずにはいられません。その後3人目を出産しましたが、早めに医療保険に加入しました。 今もきょうだい間でのさまざまな病気のうつし合いを繰り返し、私に降りかかることもあります。ただ、入院となったのは今のところ、この重めの洗礼の一度きりです。年齢と共に強くなる子どもたちを見て、あの強烈な経験は二度としたくないと思う今日このごろです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。また、入院に関する費用の助成についてはお住いの地域によって異なります。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2020年03月03日2月28日公開の映画『野性の呼び声』の公開記念イベントが27日、都内で行われ、坂上忍、IMALUが出席した。アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの冒険小説をもとに、地図にない地を目指して旅する男ソーントンと奇跡の名犬バックが出会い、言葉を超えた絆と冒険を描いた本作。ハリソン・フォードが、主人公のソーントンを熱演している。公開初日を前日に控えたこの日は、人と犬の物語ということで愛犬家の坂上忍とIMALUがそれぞれ飼っている犬とともに登場。ステージから逃げようとするパグゾウ(坂上が飼っている犬)に坂上は「もう仕事したくない感じですね(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、落ち着いているIMALUの愛犬・バルーに「すごくしっかりしていますよ」と絶賛。一足先に鑑賞したという本作について坂上が「全編自分と重なりました。始まってから10分ぐらいで泣いてしまいましたよ。僕は今14匹のワンちゃんと3匹のネコちゃんと暮らしていますが、躾で悩んだり中々懐いてくれないワンちゃんもいたりして、ハリソン・フォードさんみたいに接すれば信頼を得られるのかと思いました」と刺激を受けた様子。一方のIMALUも「犬って表情がいっぱいあるんですが、それをすごく細かく描かれていました。そこは犬好きとしては可愛いポイントだし、見ていて共感できる映画でしたね」とアピールした。人間と犬の絆を描いた本作にちなみ、「犬と日々生活している中で自身に変化は?」という質問に、坂上は「僕は性格的にせっかちで穏やかな性格でもないんですが、犬と生活することで我慢を覚えました。僕を知っている人はまだまだと言うかもしれませんが、ここまで犬と家族になると我慢しかないので、ワンちゃんに大人にさせていただいたかもしれないです」自己分析。IMALUは「犬ってすごく前向きなんですよ。人を恨んだりネチネチ人のことを言ったりしません。以前にも同じコーギーを飼っていたんですが、脚が悪くなって後ろ足が動かなくなっても元気に引きずりながら走っていました。その姿勢を見ると人間にはない前向きさがあって、勉強になります」と回答していた。映画『野性の呼び声』は、2月28日より全国公開。
2020年02月28日俳優の坂上忍が31日、都内で行われた映画『アングリーバード2』初日舞台挨拶に、声優の竹達彩奈とともに登壇した。怒りんぼうで仲間のバードたちと打ち解けられないレッドが、ピッグたちに奪われた仲間のタマゴを取り戻すために大奮闘した前作。第2弾となる本作では、バード・アイランドとピギー・アイランドの2つの島を揺るがす大ピンチに、トリとブタがついにタッグを組む。前作に引き続き、主人公レッドの日本語吹替を担当する坂上は「いち観客として見てもパート2はかなりパワーアップしていると思いました。(収録も)さすがに2回目なので、1回目よりは順調に進んだと思います」と胸を張り、早朝からアフレコの自主練を行う努力も行ったそうで「犬の散歩に出るのが5時くらいなので、だいたい4時頃に起きて1時間くらい練習していました」と告白。加えて坂上は「本当に早口なので練習しないとできないんですよ。細かいし、ディレクターの人がしつこいし…。何回も録るんです」とぼやいて会場を沸かせた。新キャラクター・シルヴァー役の日本語吹替を担当する竹達は、本作が初の洋画吹替だったそうで「実際にやられている役者さんの息づかいに合わせてお芝居をしなきゃいけないので、普通にお芝居をしていたら自分のやりやすい息づかいでやりたくなっちゃうんですけど、もともとある音に合わせてお芝居をしないといけないので、その難しさは感じましたね」と苦労を明かした。また、作品の内容にちなみ、昔は敵と感じていたが、今は最高の仲間になった人はいるか質問された坂上は「ヤックン(薬丸裕英)です」とためらいもなく実名を挙げて笑いを誘い、「お互いに若いときはイケイケというか、盛りですよ。そういうときに"なんで俺、いつもメンチ切られなきゃいけないのかな"っていうくらいバチバチだったんですが、今や毎週お世話になって、再来週にはご飯に連れて行ってもらいます。おじさんになると過去はなくなってくるんです」と語った。さらに、イベント後の囲み取材に応じた2人は、最近怒ったことを尋ねられると、坂上は「基本的に怒っていないときがあるのかって思うんですけど(笑)、何がパワハラになるかわかりませんので、異常に気をつけています。逆にいうと、それが生放送や収録のときに反動で出ちゃってます(笑)」と笑い、竹達は「納豆に付いているタレが全然開かなくてすごくイラってするくらいですかね。開かなくないですか、あれ。ものによってはちょっとベタベタして"んんっ!!"ってなりながら毎朝、納豆を食べていますね」とコメント。これに坂上は「平和な生活を送っていらっしゃるということですよ」と笑顔で語った。
2020年02月01日ヘンリー王子とメーガン妃が会長と副会長を務めるチャリティー団体「ザ・クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」が、一家から届いたクリスマスカードをツイッターで公開した。白黒の家族写真に写るアーチーくんが、「あまりにもかわいい」と話題になっている。物珍しそうにカメラに釘付けのアーチーくん。カメラの前にデーンと陣取り、写真の中心にアップで写っている。その様子を後ろの大きなクリスマスツリーの前で、メーガン妃とヘンリー王子が微笑ましく見守っている。「泣けるくらいかわいい」、「シェアしてくれてありがとう」と無邪気なアーチーくんの姿にたくさんのコメントが寄せられた。写真はメーガン妃の友人で女優のジャニナ・ガヴァンカーが撮影したものだという。ケンジントン宮殿のSNSからは、ウィリアム王子一家のクリスマス写真も公開された。こちらも白黒写真で、今年初めにキャサリン妃が撮影したそうだ。ノーフォークの屋外で、ジョージ王子が椅子に座り、ウィリアム王子がルイ王子を抱き寄せて頬にキスし、シャーロット王女が肩に手を乗せておすまし顔を見せている写真。今年のクリスマスは、ヘンリー王子一家はカナダで過ごし、ウィリアム王子一家は例年通りノーフォークでクリスマス礼拝に出席し、王室メンバーたちと過ごす。(Hiromi Kaku)
2019年12月25日ウィリアム王子一家のクリスマスカードの家族写真が明らかになった。ケンジントン宮殿から公開される前に、カードを受け取った人がTwtitterに投稿した。昨年は、アンマー・ホールで撮影された“秋色”の強い家族写真だったが、今年はジョージ王子&ルイ王子が半そで、シャーロット王女がノースリーブのワンピース、ウィリアム王子とキャサリン妃が薄手の長そでの服を着ていることから、夏に撮影されたものとみられる。家族全員がブルー&ネイビーの服装でカラーコーデ。ウィリアム王子がルイ王子を抱えてレトロなバイクにまたがり、キャサリン妃がバイク横に立ってハンドルに手を添え、ジョージ王子&シャーロット王女がサイドカーの上に立っている。昨年は木の幹の上で、片足を上げてやんちゃなポーズを取っていたジョージ王子は、今年はウィリアム王子の肩に肘をつき、気取っている風のポーズ。シャーロット王女は、ますます大きく成長。オーバーオール姿がかわいらしいルイ王子は、まぶしそうに目を細め、口をすぼめている。世間の反応は、「なんて美しい一家だろう」、「すごくいい写真。みんな幸せそう」、「子どもたちの成長は本当に早い」など。まもなく、ケンジントン宮殿から王室メンバーのクリスマスカードが正式に公開される見込み。(Hiromi Kaku)
2019年12月19日「天皇ご一家とのテニスは毎回、とても楽しく、感謝の時間です。自分のために一生懸命向き合うテニス、若い世代に教えるためのテニスとはまた違って、和やかで、純粋な趣味としてのテニスを楽しめますから」佐藤直子さん(64)は、日本プロテニス協会に登録した初の女子プロテニスプレーヤー。現在は、東京国際大学客員教授で、日本スポーツ協会の監事を務めている。天皇陛下とは30年以上前から、定期的にプレー。ご成婚後に雅子さま、現在では、愛子さまも加わられ、ご家族でテニスを楽しまれるようになったという。「コートでボールを打ち合うと、旧知の友人のようになります。両陛下にはテニス外交をしていただきたいです」佐藤さんは’73〜’88年、シングルス、ダブルス、混合ダブルスのいずれかでテニスの聖地・英国ウィンブルドン大会に出場。予選を勝ち抜いての本戦出場は14回に上る。伊達公子、杉山愛、大坂なおみへと続く、日本女子プロテニス選手の道を切り開いてきた。「あなたは、生まれたその日にラケットを手にして、ボールをおしゃぶり代わりに育ち、初めて立ったときは、まるで弁慶のようにラケットを杖にしていたのよ」’55年1月2日、東京都千代田区生まれの佐藤さんは、両親にそう言われて育った。住まいは国会議事堂の真裏にある一軒家。「現在の参議院議員会館がある場所で官舎でした。父は当時、参議院の仕事をしていたようでした」水泳を習い、2歳上の兄と野球もしたが、両親が特に力を入れたのがテニスだった。父・忠雄さん(故人)は、元全国7位のテニス選手。「子どもが生まれたら、テニスプレーヤーにする」という夢があった。そんな父に引っ張られるように、母・典子さん(90)も出産前からテニスを習い始め、夢中になって、大会にも出ていた。「直子は将来、ラケット1本持って、世界を飛び回るんだよ」両親からそう言い聞かされて、幼い日の佐藤さんは、ウィンブルドン選手権の女子の優勝杯・シルバーの大皿のつもりで、家にあるお盆を掲げ、表彰式の練習をしたものだった。「こんな日常ですから、私はいつテニスを始めたのか、自分でもわからないんです」物心がつかないうちから、母に連れられて、かつて皇居内にあるパレスクラブに通い、夕方、仕事を終えた父が佐藤さんと兄にテニスを教えた。「父は『今日は負けても、2年後には勝つテニスをしなさい』と、言うタイプ。一方、短距離選手だった母は、目の前の結果が大事。『勝たないと意味がない』のです」学習院女子中等科1年で、全国大会に出場したとき、初戦でいきなり強豪選手と当たってしまった。窮地に追い込まれた佐藤さんに、母の怒りは容赦なかった。「当時の試合では、コートサイドまで保護者が入ってこられたんです。そこで母は、『ナナ(佐藤さんの愛称)のテニスじゃない。ウジウジしてる!』って」叱咤すると、クルリと踵を返して、冷たく立ち去った。「初めての大阪遠征で萎縮し、持ち味が出せていなかったんです」母の怒りで目が覚めて、ふだんのプレースタイルを取り戻した佐藤さんは、逆転勝利。「あれは、私にとって、人生をテニスに懸ける覚悟をするための大きな分岐点となる大会でした」勝負にこだわる母の激しさが、後にプロ選手として世界と闘う佐藤さんのメンタルを作っていった。その大会で、シングルス、ダブルスともに優勝し、早くも「中学に敵なし」となった彼女の目は、自然に海外へと向いていった。初めての海外遠征は、高校1年の夏休みにアメリカへ。「アメリカのジュニア選手のずうずうしさには驚きました。自己主張が強く、ラケットを投げたり、審判に文句を言ったり。おどおどしていた私も『負けるわけにはいかない』と、神経がずぶとくなりました」世界を転戦するために、そのずぶとさは必要不可欠だ。「トーナメントに出るには、ディレクターに手紙を書くことから始まります。現在のプロ選手にはエージェントがつきますが、私の時代にそのシステムはなく、自分で、売り込むしかなかったのです」試合実績のほか、《サーブ&ボレーが持ち味。男子のような力強いプレーです》《私を呼べば、アジアへのアピールになります》など、自己アピールを書き添えた。「コングラチュレーション」と返事がくれば、出場できる。ヨーロッパ遠征に初めて挑戦したのは17歳。大人の大会に出て、初めて得た賞金は125ドル!グループで遠征する日本人選手が多いなか、佐藤さんは武者修行のように1人で世界を渡り歩いた。当時のテニス界では、男女の格差が大きかった。同じ大会でも、男子は決勝戦をセンターコートで行い、優勝者には何百万円もの賞金が出る。対して、女子は賞金ゼロ。決勝戦も会場外のコートという格差があった。「女子選手の地位向上のための運動が始まっていました。試合後で疲れていても、よりいい待遇を求めて皆で集まって会議をし、選手の夢であるウィンブルドンをボイコットするという話にまで発展したこともあります」当時の世間の定評は「女子は弱いし、試合はつまらない」。入場料を取って試合を見せるプロなら、面白い試合をすることが絶対だ。「観客は、全てをテニスに懸ける選手の気迫を目の当たりにしたいはず。私たち女子選手は、最後まで手を抜かず、『選手みんなで感動を与えられるように頑張ろう』と再確認し合いました。何かを得るためには闘わなくてはならないことを痛感した経験でした」WTA(女子テニス協会)を立ち上げたビリー・ジーン・キングらを中心に、女子選手が団結して訴え続けたことで、徐々に女子の待遇は好転していった。「そのおかげで、海外のトップ選手とも仲よくなれました。皆、貧乏旅行で転戦していましたから。同じ苦労を重ねたから、絆も強くなったんです」飛行機もホテルも自分で手配し、スケジュールも自分で立てる。トーナメントで勝つほど滞在日数が延び、出費がかさむ。しかし、勝っても賞金はゼロかすずめの涙。「ケチケチ精神が養えました。ビバリーヒルズに住む選手も、ラスベガスのカジノのオーナーの娘もいましたが、皆ケチ(笑)」’77年、全豪オープンのシングルスでベスト8の快挙を成し遂げ、翌年には同大会ダブルスで準優勝。自信を深めた佐藤さんは、「日本プロテニス協会」初の女子の登録選手になることを決意する。「海外の仲間との人脈を広げるうちに、日本人選手との違いに気づきました。海外選手は、試合に勝ってお金を稼ぐことは常識。ところが、日本では当時『プロ=お金に汚ない』と思われていたんです」テニスで国際的に活躍するにはスポンサー契約は不可欠だ。今でこそ当たり前だが、アマチュアが美徳とされる風潮は根強かった。娘がテニスで世界に羽ばたくことを夢見た父でさえ、プロ契約には大反対だったのだ。’70年代に世界四大大会に出場して活躍した沢松和子さんは、アマチュアのまま契約を結んでいた。「バイクメーカーの『カワサキ』とプレーヤー制度で契約し、部長待遇の給与で、ラケットやウエアなどは全て『カワサキ』から支給されていたんです」ただし、この場合、サポートは、カワサキ1社からのみになる。「1つのメーカーと契約するのではなく、ラケットやウエアで個別に契約を結ぶと、複数社のサポートを受けられるんだよ」佐藤さんにそう教えてくれたのは、’70年代後半に、頂点を極めたビョルン・ボルグだった。佐藤さんは電話番号を自分で調べ、「ヤマハ」に直接、電話した。「笑われて終わりと思っていたんです。ところが、『いつ伺えばいいですか?』って、わざわざ来てくれるの?と、ビックリしました」待ち合わせの帝国ホテルに、担当者が7人ほど、全員スーツ姿で現れて、佐藤さんが提示した契約金もすんなりと了承してくれた。「こんなことなら、後に続く選手のためにも、もっと高い契約金を言っておけばよかったなと思ったほど(笑)。アシックスからシューズ、ウエアはエレッセ、ダンロップとボールの契約をしたのも、私が最初だったと思います」38歳で現役引退を表明した佐藤さんは以後、若手育成の方向に、テニス人生の舵を大きく切った。’11年から4年間、女性初の日本プロテニス協会の理事長を務めた佐藤さんは、若い世代の活躍が何よりうれしく、力の源にもなっているという。「大坂なおみちゃんが小さいとき、会場のバスでよく一緒になりました。すごくシャイでかわいらしかったけど、パワフルになりましたね。錦織圭くんは、すごく礼儀正しい。面識はなかったのに、私の姿に気づくと、食事中にもかかわらず立ち上がり、挨拶してくれました。あの2人を見ていると、海外への道が当たり前になり、外国人とも堂々と闘えるようになったなぁと、しみじみ思います」今年、大坂なおみは日本女子初の世界ランク1位(現在3位)まで上り詰めた。佐藤さんが切り開いた女子プロテニスの道に、大輪の花が今まさに咲き誇っている。
2019年11月11日俳優の坂上忍(51)が20日、都内で行われたBS10 スターチャンネル『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』最終回特別上映「GOTファイナルナイト」にスペシャルゲストとして登壇。イベント後の囲み取材で、近いうちに交際中の彼女にもう一度プロポーズすると宣言した。令和での目標を聞かれた坂上は、「お付き合いしている人もいる。なんやかんやで10年近くになるようなんですよね。だから、どうしたらいいのかなっていう感じですかね」と彼女との今後について自ら切り出した。昨年10月に明石家さんまがMCを務める『ホンマでっか!?TVスペシャル』(フジテレビ)に出演した際、「『もういい加減、籍入れる?』って言ったんですよ」とプロポーズしたことを明かし、「そしたら『なんで?』って言われたんですよ。俺はどうすればいいんですか?」と相談していた坂上。「さんまさんに相談させていただいて、本心は違うんじゃないかっておっしゃるので、そんなもんなのかなって思いながらそのままになっている」と言い、報道陣からも彼女の真意を聞かないとダメだと言われると「マジか! 本当!?」と驚いた表情を見せた。そして、「近いうちに」と再度プロポーズを宣言し、6月1日に坂上が52歳の誕生日を迎えることから「誕生日婚」を提案されると、「誕生日婚!? 誕生日は早いにしても、年内とか、オリンピックまでとか…」と坂上。あらためて「令和の目標は結婚ということで?」と言われると、「わかりました。頑張ります」と気合いを入れた。『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンであり、作品で象徴的な意味をもつ玉座に座って取材に応じた坂上。「1回失敗しているので、次もしも結婚することがあるならば奥さんに玉座に座っていただいて、僕は隣で控えるみたいな。ちゃんと尻に敷かれるっていうのは、僕の失敗した経験から得たことです。次はひれ伏します」と話した。イベントには、同じく同作のファンであるお笑いコンビ・セブンbyセブンの玉城泰拙と宮平享奈緒も登壇した。
2019年05月20日坂上忍(51)がパーソナリティを務める「バイキング」(フジテレビ系)で5月16日、千原せいじ(49)の不倫騒動が取り上げられた。しかし他の不倫騒動とは異なる扱いかたに、視聴者から非難の声が殺到している。週刊文春によると千原は今月9日、20代のスレンダー美女と名古屋の高級ホテルで密会。さらにその女性は千原の参加した打ち上げの二次会にまで参加。千原は「たまたまモテたんやってぇ」と不倫関係を認め、「ちょっと他のもの食べてみたいとかね。カレーライスばっかりじゃなくて。また怒られるで、これ。女性を食べ物に例えて」などと発言していたという。番組で坂上は千原について「ぶっちゃけモテないわけないと思う」と話し、「仕事してるときもお兄ちゃん独特の仕事してない感というか、普段通り感というか、そういうのがホッとさせてくれる」と発言した。薬丸裕英(53)が「女性を食べ物に例えるのは……」と話したところ坂上は、千原が「怒られるで」と自身でも釈明していることについて触れ「本当に芸人さんって頭の回転が早いなって思う」とコメント。「最後は『俺は春団治だ!』みたいな締めかたでちょっとかっこいいじゃないですか」とも語った。さらに後藤輝基(44)は「記者さんは『やっぱこの人好きやわ~』って思ってる。せいじさんの人柄」とコメントした。いっぽうスタジオでのやり取りに弁護士・清原博氏(48)は「不倫が許されるかのようにするのは危険だと思いますよ」とコメント。さらに「せいじさんもメディアに出られるかたなんですから、『不倫は良くありません。申し訳ありません』と謝罪の一言が必要では」というと、坂上は「じゃあ一言入れればいいの?」と質問。清原氏が肯くと笑って一蹴し、さらに「せいじくんのお人柄が伺えるようなニュースでした」と結んだ。「微笑ましい」「好印象」といった言葉が飛び交うなどコーナーは始終和やかなムードだったが、Twitterでは違和感を覚えた人が続出。「身内に甘すぎる!」と坂上を筆頭に、バイキング出演陣の態度を非難する声が上がっている。《バイキングでやってる千原せいじの不倫問題での擁護がヤバい お兄ちゃんらしく堂々と包み隠さず話して好印象とかこの不倫で株が上がったとでも言わんばかり》《口も調子も軽く「ちょっとした火遊び」で済ませられる不倫と 重々しく捉えて執拗に叩かれる不倫との境目は、区別の基準は何なのか これもまた忖度と言うものか》《へぇ、仲間の不倫は笑い話にして誤魔化すのね》「坂上さんは16年1月、不倫騒動を起こしたベッキーさん(35)の擁護派が芸能界に多いことに触れて『身内だからこそ、安易に擁護すべきじゃない!』と『バイキング』で話していました。さらに不倫相手の奥さんの立場を一番尊重すべきと語っていました。今井絵理子議員(35)のときも同様でした。千原さんの扱い方と比べると、一貫していないように見えます」(テレビ局関係者)
2019年05月16日2月22日、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(44)が自身のブログを更新。番組で共演している俳優の坂上忍(51)について言及した。伊達は、『坂上どうぶつ王国』と『バイキング』(ともにフジテレビ系)で坂上と共演。この日は『坂上どうぶつ王国』の収録だったと報告し、坂上の愛犬であるパグゾウとの2ショットを公開した。伊達はブログで、「パグゾウくん、めっちゃくちゃ可愛い!!!収録中も、吠える事もなくずーっとおりこうさんにしてる最近、収録が終わると10分くらいパグゾウくんを抱っこしてから楽屋に戻る」と坂上の愛犬であるパクゾウとのエピソードを披露。続いて「動物と接してる坂上さんは、バイキングの時とは別人の顔。(笑)こっちの坂上さんが本当の坂上さん」と明かし、「ただ、バイキングで動物虐待のニュースとかを扱った時の怒りモードも本当の坂上さん」と伝えた。また、「『坂上どうぶつ王国』の収録は、たまに『バイキング』の生放送終了15分後から、違うスタジオで収録が始まる場合もある」と明かし、「ついさっきまで、世間のニュースや意見に対してプンプンしてたばっかりなのに…15分後の『坂上どうぶつ王国』の収録になると、パグゾウくんを抱っこしてニコニコしている」と坂上の豹変ぶりを暴露した。コメント欄には「どうぶつ王国の坂上さんが本当の坂上さんなんですよね」「色々な顔を持つ坂上さんいつも温厚なパグゾウさんいつもカロリーゼロな伊達さんみんな大好き!」などのコメントが寄せられている。
2019年02月22日2月15日、俳優の坂上忍(51)がブログを更新。坂上がMCを務める『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)について想いを告白した。坂上は『独り言』と題したブログを更新。「『坂上どうぶつ王国』…土地、決めました」と報告し、「今夜の3時間SPで…お披露目です」と明かした。同日放送の番組では、どうぶつ王国の建設地が発表される。場所は千葉県内の山林で、東京ドーム1個分の広さで、価格は数千万円、総工費を含めると1億円以上になるこの土地を坂上が全額自腹で購入することになるという。続いて「いよいよ、止まることはできまへん。正直、どこかでビビってる気持ちもあります。一方で…..楽しみで仕方がない」と複雑な心境を告白。「確かなことは、果てしない作業になるということ。でも、焦ることなく…..。身の丈に合ったやり方で、コツコツと…..ね。さぁ、大変だ。大変を、楽しもう!」と綴った。これに対しファンは「どうぶつ王国、いよいよスタートしますね!どうぶつ王国がもっと世の中に広まって、もっと幸せな動物が増えることを期待して…心から応援しております!」「動物の為に活動なさってくれて心からありがとう&ずっと応援しております」「動物王国楽しみです沢山の動物が幸せになれるといあなぁと思ってます」と坂上の活動へ称賛と応援のメッセージが寄せられている。
2019年02月15日1月5日、俳優の坂上忍(51)がブログを更新。保護猫を迎え入れたと報告した。坂上は現在13匹の犬を飼っており、これで合計14匹のペットとなる。『息子です』と題したブログで、数日前からブログに登場している猫について言及した坂上。「まぁ、家族ですよね」と、猫の正体について明かした。続いて「というか、コウタと同時期ぐらいに我家に来ていたんです」とつづった坂上。実は約1カ月前に13匹目となる保護犬コウタを迎え入れており、その時期から保護猫も一緒に生活していたと明かした。また「我家はご存知の通り、ワンちゃんの多頭飼い。そこへ、猫ちゃんが?となるわけで…..。ならば、お試し期間を経て…..。お兄ちゃん達とうまくやっていけるなら…..ということ」とつづり、「その結果、OKを頂戴した次第」とトライアル期間を経て無事坂上家の仲間入りを果たしたという。また次のブログでは、保護猫の生い立ちについて言及。「生まれてすぐに、捨てられていたところを保護されたとか。当初は、骨と皮で生きているのが不思議なほどの体重だったそうです」と伝え、「物怖じしない性格的にも、我家ならアリなんじゃないかと…..。お話を、頂戴しまして…..」と説明した。坂上も猫を迎え入れるにあたり、不安があったという。だが、「ただ、これが驚いたことに…..。なんの問題も、なかったんですよね。なにより、お兄ちゃん達が偉かった」と13匹の犬がすぐに受け入れたことを喜んだ。愛犬家として知られる坂上。現在放送中の「坂上どうぶつ王国」では、保護施設作りを宣言。今後は犬だけではなく猫やその他の動物も引き取っていくといい、最後に「なので、ほんとうにほんとうに…..坂上家としては最後の子でございます」と坂上にとて最後のペットになると念を押した。これに対し「まさかにゃんこが坂上家に来るとか思いませんでしたが(笑)」と驚きの声や「感謝 感激! 沢山のワンちゃんだけでも 本当に大変なのに。猫ちゃんまで 家族に出来るなんて」など、保護猫を受け入れた坂上への称賛が殺到。また「もとは 猫派って おっしゃってましたよね。はまったら 止まらないですよぉ」「猫ちゃんひとりだと可愛そうだから・・・ってな感じで、もうひとり増えちゃったりして・・・」と、さらに増えるのではないかと予想する声もあった。
2019年01月05日12月14日、俳優の坂上忍(51)がブログを更新。保護犬を迎い入れ、飼い犬が13匹になったことを報告した。この日、坂上は「平塚コウタでございます」と題したブログを投稿。「縁あって、我家の13男坊となりました……平塚コウタでございます。見ての通り、かなり成長しておりますが……。我家では、13男坊なのです」と新しい家族を紹介した。続いて「飼い主の飼育放棄で保護された子でして、年齢は6歳です。ほんとうは、はらわたが煮えくり返るような詳細をお話したいところですが……すでにコウタはわたしの息子であり、ここで綴ることは控えさせて頂きます」と、迎え入れた経緯を説明。さらに「わたしは自分の年齢を考えサンタが最後の子供と決めておりましたので……。自身に問い掛け、熟考を重ねた結果……覚悟を決めたわけでございます」と覚悟を告白。「いろいろなご意見はあるかとおもいますが、決めたので……。決めた以上は、責任を果たすまでですから。これまで通り見守って頂ければ、幸いです」とつづった。これまでも愛犬家と知られていた坂上。昨年には「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)をきっかけに、義足犬のサンタを引き取ったことでも話題となっていた。
2018年12月14日10月22日(月)今夜の日本テレビ系「人生を変える1分間の深イイ話」は、「名門一家は本当に幸せなのかSP」と題し歌舞伎俳優の中村獅童一家に密着するほか、水泳界のエリート一家も登場。また女優・倉科カナがゲスト出演する。歌舞伎俳優としてだけでなく『デスノート』シリーズのリューク役や映画『振り子』『日本で一番悪い奴ら』「トットてれび」などにも出演、映画やドラマの世界でも活躍。来年度の大河「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演も決定している中村さん。今回番組では中村さん一家に密着。都内の一等地にある寺子屋と書かれた中村家や、妻の沙織さんに息子の陽喜君も登場。中村さんの歌舞伎人生を賭けた大舞台の裏側まで紹介。自分の失敗や後悔を恥ずかしがらず堂々と話す中村さんが本番組だけに語った本音にも注目。そのほか、水泳・飛び込みのトップアスリート・金戸凛の一家にもカメラが密着する。一方スタジオには連続テレビ小説「ウェルかめ」や「ファーストクラス」「残念な夫。」など数多くの作品で実績を積み上げ、山田涼介と桐谷健太演じる兄弟の間で揺れるヒロインを熱演した月9「カインとアベル」や、三浦翔平、大谷亮平らと共演、“ドロキュン”ドラマとして話題を呼んだ「奪い愛、冬」、将棋の世界を舞台にした『3月のライオン』などで改めて大きく注目される倉科さんが登場する。中村さんといえば大のスパイダーマンフリークとして知られ『アメイジング・スパイダーマン2』では、スパイダーマンと対峙するエレクトロの吹き替えも務めているが、同作に登場するダークヒーローを映画化、11月2日(金)より全国にて公開される『ヴェノム』でも吹き替えを担当する。敏腕記者・エディ・ブロックが地球外生命体“シンビオート”と接触、両者が融合して“ヴェノム”へと変貌を遂げる…という本作。中村さんは“シンビオート”の声を担当。また諏訪部順一、中川翔子らも声優を担当する。倉科さんは主演最新作となる『あいあい傘』が10月26日(金)より公開。逢いたいのにずっと逢えずにいた父と娘の愛にあふれた5日間の物語を描く作品となり倉科さんのほか、市原隼人、立川談春、原田知世らが共演する。「人生を変える1分間の深イイ話」は10月22日(月)今夜21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年10月22日