『ちりちゃん』の愛称で知られる、タレントの坂下千里子さん。1994年のデビュー以降、元気で明るいキャラクターが多くのファンに愛されています。坂下さんは2008年に結婚を発表。2023年現在、2人の子供の母親です。2023年5月14日に、坂下さんは自身のInstagramを更新し、娘さんから贈られた母の日のプレゼントを紹介しました。坂下千里子が『母の日』にもらったものとは?坂下さんが娘さんから贈られたのは、「お母さん、ありがとう」というメッセージが書かれたカステラでした。投稿によると、娘さんは修学旅行先でカステラを購入したとのこと。坂下さんは「お土産と母の日を一緒にされました」と冗談を交えて、喜びを表現していました。さらに、坂下さんは自分へのプレゼントを買ったことを、『自作自演』というハッシュタグを付けてチャーミングに報告。母の日に何も貰えないと思っていたため、以前から欲しかったホットサンドメーカーを購入したそうです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 坂下千里子(@chiriko_sakashita_official)がシェアした投稿 坂下さんの投稿には「素敵なカステラ!優しい娘さんですね」「ホットサンドメーカーで作ったものも、アップしてね!」などのコメントが。中には「私も自作自演しました!同じ境遇で心強いです」と坂下さんに共感する声も寄せられています。素敵な親子関係がいつまで続いてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月15日中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村屋一門が行う全国巡業公演『春暁特別公演2022』『陽春特別公演2022』の開催を前に、両名がリモート取材会を行い、意気込みを語った。地方の歌舞伎ファンに向けた特別公演で、2005年から毎年欠かさず上演。2020年は中止となったが、昨年3月~4月の春暁特別公演で再開し、中村勘太郎、中村長三郎が巡業公演に初参加したことも話題を集めた。『春暁特別公演2022』で披露する「高坏(たかつき)長唄囃子連中」について、勘九郎は「とても華やかな演目。今はお花見が自由にできないですけど、ぜひお花見気分を味わっていただければ」とアピール。また、今回、栃木公演が実現することで“47都道府県制覇”を達成し「やっとですね、念願が叶った」と喜びの声をあげた。高下駄を新調したことも明かし、「以前は父の下駄を使っていたが、やはり人それぞれのサイズ感もあるので。今回が初お目見えになる」。七之助は「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」にて、四役早替りに挑むことになり「エンターテインメント性が高いので、ぜひ生でお楽しみいただければ」と語った。一方、『陽春特別公演2022』ではふたりの共演で「色彩間苅豆かさね」を披露。「清元(連中)の代表的な作品で、名調子もある。女と男のドロドロした部分も含めて、ストーリーも面白い」(勘九郎)、「かさね役はフランス公演で演じさせていただいたが、日本では初めて。自分自身、すごく楽しみにしている」(七之助)と見どころを紹介した。また、『陽春特別公演2022』の「玉兎(たまうさぎ)」では、勘九郎の息子である勘太郎、長三郎がそれぞれ、月之助役、兎之助役で出演することも決定。勘九郎が「プレッシャーもあるでしょうが、稽古事にも身が入っていて、すくすく成長しており、とても心強い。芝居好きなのが何よりうれしい」と目を細めると、七之助も「特に長三郎は、責任感が高まったように見える」と太鼓判。勘太郎と長三郎の得意な絵をモチーフに、手ぬぐいなどのオフィシャルグッズが発売されることも明かされた。新型コロナウイルスの感染状況が依然不透明な中での全国巡業となるが、勘九郎は「まだまだ歌舞伎を生でご覧になったことがない方がたくさんいらっしゃる。47都道府県制覇に満足せず、より精力的に続けていきたい」と抱負のコメント。七之助は「まだまだ大変な状況ですが、私たちにできることは、お客様に今の苦しみを忘れていただき、少しでも元気になってお帰りいただくこと」と背筋を伸ばした。取材・文:内田涼<公演概要>「中村勘九郎 中村七之助『春暁特別公演2022』」2022年3月6日(日) ~3月26日(土) 全国16カ所【一】高坏(たかつき)長唄囃子連中次郎冠者:中村勘九郎、大名某:中村小三郎、太郎冠者:中村仲助(昼)/中村仲侍(夜)、高足売:中村鶴松【二】トークコーナー中村勘九郎、中村七之助、中村鶴松【三】於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)より「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」長唄囃子連中許嫁 お光/油屋娘お染:中村七之助、丁稚 久松/土手のお六/猿回し夫婦 長三:中村いてう、猿回し夫婦 お作:澤村國久「中村勘九郎 中村七之助『陽春特別公演2022』」2022年3月30日(水) ~4月4日(月) 全国5カ所【一】玉兎(たまうさぎ) 清元連中月之助:中村勘太郎、兎之助:中村長三郎【二】トーク&ミニ歌舞伎塾中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎、中村長三郎【三】色彩間苅豆かさね 清元連中与右衛門:中村勘九郎、かさね:中村七之助
2022年01月08日浪漫活劇譚『艶漢』第四夜が2月16日に開幕、3月1日(日)まで東京・シアターサンモールにて上演中。開幕に先がけ、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、吉原詩郎役の櫻井圭登、山田光路郎役の末原拓馬(おぼんろ)、吉原安里役の三上俊、大太刀一平役の小沼将太、鏡湖役の岡田あがさ、虹海役の松島志歩、花魚役の青木志穏、漁火役の芹沢尚哉、水稚役の坂下陽春、潮見役の加藤良輔が出席した。なお、漁火、水稚、潮見は舞台オリジナルキャラクター。【チケット情報はこちら】本作は、尚月地の人気漫画を原作にした舞台で、2016年に初演、2017年に第二夜、2019に第三夜を上演した人気シリーズの最新作。脚本・演出はほさかよう。取材で三上は「これまで前作を超えよう、超えようとやってきたのですが、この第四夜はまた別のベクトルでものすごい作品になったんじゃないかと思います。第五夜、六夜を見据えた作品になっていると思います」、末原は「作品を続けていくために、これまでのことを断ち切る、というのも今回の僕らの挑戦でした。それは新しいことをやるというよりは、今まで見せてきた、我々が“ここは成功する”と思っていない面を掘り下げてみるという作業で、それをイチからやってみて、我々なりに辿り着いていると思います。人間の暗い部分を描くぶん、それに打ち勝つための明るい部分や強い部分を描いた作品です」、櫻井は「『艶漢』クオリティはもちろんですが、このカンパニーでしかできないことができていると思います。支えてくださる皆様に感謝の気持ちも込めて詩郎を演じ切ります。よろしくお願いします」とそれぞれ語ったように、浪漫活劇譚『艶漢』が次のフェーズに入ったことを感じさせる作品。初演から描かれてきた、詩郎と光路郎、そして安里の因縁を振り返り、そのうえで一歩踏み出す姿が印象的に描かれる。舞台となる“水劇”一座のエピソードは、水の中で行われる演劇は幻想的に、逆にその“舞台に立つ者”の心情は生々しく描かれたストーリーで、それを本物の役者たちが演じるという舞台版ならではの複雑なリアルさに心が動かされる。実はこのエピソードはコミックスでは前半に出てくるため、3人の状況とは時系列が違うのだが、舞台オリジナルキャラクターである漁火らが架け橋となり、違和感なく仕上がっていた。光路郎の幼馴染・一平も登場し、初めて光路郎の過去が語られる浪漫活劇譚『艶漢』第四夜は3月1日(日)まで東京・シアターサンモールにて上演中。取材・文:中川實穗
2020年02月18日JR東日本仙台支社はこのほど、只見線の一部区間(会津坂下~会津川口間)で行っていた「タブレット閉塞式」による運転保安方式を廃止し、9月23日より「特殊自動閉塞式」に変更すると発表した。機器の老朽化によるもので、ローカル線の象徴的な風景として親しまれてきた「タブレットの受渡し」が只見線で見られるのは22日までとなるという。これに合わせ、同社は22日限定で、「JR只見線ありがとうタブレット記念の旅」を実施する(すでに完売)。会津若松駅発、会津川口駅着の列車に乗り、会津川口駅または会津坂下駅で「タブレット閉塞機」に触れる体験ができるツアー。かつて只見線で使用され、現在会津若松駅で保管されている本物の閉塞機を使用する。会津若松駅をそれぞれ7時37分、11時5分、13時10分に出発する列車が対象となる(11時5分発は臨時列車)。各列車20名の参加者を募集したが、即完売している。22日には、会津若松~会津川口間の10駅の入場券をセットにした「只見線タブレット記念入場券」も限定発売される。発売額は1,400円。会津若松駅、会津坂下駅、会津宮下駅、会津川口駅の各駅にて取扱う。発売時刻は会津若松駅が5時40分から、その他の駅は10時から。500セット限定で、1人5セットまでの購入制限あり。売切れ次第終了となる。「タブレット閉塞式」は、列車の衝突や追突の防止を目的として、一定の区間に同時に2つ以上の列車を走行させないために用いられてきた運転保安方式。運転士が出発駅の駅長から、「タブレット」と呼ばれる円盤状の金属を受け取らない限り、その列車は出発できない。その区間にタブレットは1つしかないため、必然的にその区間に同時に複数の列車が走行することはできなくなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日