明日は新月ですね。新月から満月は、文字通り月が満ちていくとき。この期間は新しいことをスタートさせたり、情報を集めたり、何かを積み上げたりするのに適していると言われています。占星学研究家の黒澤美姫さんによると、蠍座(10月24日~11月21日頃)の新月は「セックスパートナー」「ソウルメイト」「力づけ」を意味するそうです。自分にとって本当に大切な人は誰なのかをしっかりと見定めるべき時期、ということなのかもしれません。先日、付き合って2年になる彼氏がいるという女性(28歳)からこんな話を聞きました。「彼は普段は優しいのですが、どこか冷たいところがあって、怒ると残酷な言葉をぶつけてきます。また、頭の回転が早いので喧嘩すると言いくるめられ、原因は彼にあってもいつも私が謝るはめに。そんな私の愚痴や泣き言を聞き続けてくれたMくんという男友達がいます。たまに電話する程度ですが、いつも黙って話を聞き、温かい言葉をかけてくれます。Mくんとは長い付き合いで恋愛感情は一切ありませんでしたが、この前、ドライブ中に彼氏と喧嘩になり、知らない街で車から降ろされたとき、Mくんの顔が浮かびました。彼氏のことは好きだけど、一緒にいても幸せにはなれない気がします。彼と別れ、Mくんにこれまでの感謝の気持ちを込めてアプローチするべきでしょうか。」この彼女に、蠍座の新月からのメッセージを教えてあげようと思います。みなさんも誰(何)を選ぶのが、自分にとって一番良いのかをじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。黒澤美姫さんが監修するモバイルサイト「月と太陽」では、月や星にまつわるコラムを多数公開中。その中から、月の満ち欠けと“出会い”や“恋愛”についてのコラムをご紹介します。■月の満ち欠けと出会いのタイミング新月から満月までは「満たす」のに良いとき。この期間に出会いがあったなら、それは2人で共に新しいストーリーを描き、歴史を重ねていくといいよ…という天からのメッセージかもしれません。反対に満月を迎えた月が次の新月に向かう時期は、物事の取捨選択にふさわしいとき。その時期に出会いがあったのなら、お互いに欠けているところを補い合う関係になれるよ…と示唆してくれているのかも。お互いの能力を認め合い、力を合わせることで上手くいくでしょう。ハネムーンやフルムーンなどと表現されるように、昔からお月さまは男女の仲をそっと見守ってくれています。2人の幸せが月のリズムと共に形づくられますように…。■月の満ち欠けと恋愛の関係夜のマントを羽織った謙虚な月は、太陽の光なくしては存在が見えない、そんなはかなさを感じさせます。隠せば隠すほど見たくなる心理があるように、月明かりがロマンティックなのは、全てをあからさまにしないから。何万年もただそこに居続け、夜の世界を照らし、見守ってくれるやさしい光。その光は、好きな男性が目の前にいるときの女性の輝きにも似ています。男性の発する光を受けて女性として目覚めていくような…。大切なものは心の眼でしか見えてこない、そんなことを教えてくれる光のように感じます。そして月明りは女性らしさを引き出す小道具でもあります。あなたがきれいに見える光を与え、あなたの中に眠っている女性性も目覚めさせます。月明かりを浴びると、太古の時代から女性に備わっていた力をリチャージされるのかもしれません。どこまでも優しく美しく、そしてどこか妖しげで…月ってなんだか不思議ですよね。太陽と地球、月が一直線上に並ぶ新月は、意思(太陽)と心(月)が一致しやすくなる魔法の時間という言い伝えもあります。明日、新月に入る時刻は21時50分。この時間から8時間は願いが叶いやすいのだとか。不思議なパワーを感じながら、願い事をしてみてはいかがでしょうか。(文=Kawauso)
2013年11月02日新月の晩はとても特別。天から創造のエネルギーが降り注ぐともいわれ、新たな物事をスタートさせるための準備が整うともいわれています。新月の晩に決意して、始めたことは途中で挫折することなく最後までやり遂げることができるそうですよ。9月5日、20時31分は乙女座で新月です。新月から48時間は願い事をかなえるまたとないチャンス!「ことば」のエネルギーを使って、ぜひお月様に願いをかけてみてくださいね。月に1度のお願いごとのチャンスですが、占星術を知っておけばいつ、どんな願いをすればいいのか、さらにテーマを絞り込むことが可能に。ここでは乙女座で新月がおこったとき、叶えやすい3つのテーマを紹介しておきましょう。■お願いごとをするにあたってのルール「ことば」の力を使うため、筆記具と紙を用意しましょう。人によってはピンク色の紙に書き込むことを進める方法もあるようですが、まずは願いを言語化してしまうのが先。手近なものでかまいません。出先でノートもペンもない、なんて場合は裏ワザとして、スマホのメモアプリを立ち上げて、手書き、あるいは音声で願いごとを記入するだけでも効果はありますよ。それよりも気をつけたいのは願いごとの書き方。必ず願いは完了形で記入すること。つまり「○○ができますように」ではなく、「○○することができました」と書き込むのがポイントです。■テーマ(1)お仕事乙女座は実務能力をつかさどる星座といわれています。物事を注意深く観察し、丁寧かつキチンとやり遂げることをサポートしてくれます。つまり乙女座でおこる新月は、お仕事に関する願いごとをするのにぴったり。「私は正確で完璧な仕事ができます」「私は職場のみんなをキチンとフォローできます」など、お月様にむかって宣言しちゃいましょう。もちろん就活中、転職活動中のあなたにも今回の新月は大変有効です。「私に合った素晴らしい仕事が見つかりました」「私の能力を高く評価してくれるな会社と巡り合えました」とこれまた月に宣言しておきましょう。■テーマ(2)ダイエットすぐれた自己管理能力を授けてくれるのも乙女座の新月の特徴。不規則な生活を見直す、体の内側からキレイになる、など心身に磨きをかけるチャンスといえそうです。その最たるものがダイエットといえるでしょう。「私は目標体重○○キロを達成しました」と有言実行を。今なら自分を甘やかさずシビアな姿勢が貫けるため、自分の贅肉に言い訳を許さなず、成果が期待できそう。特にこの新月から始めるダイエットは、レコーディングダイエットがおすすめです。たいしたストレスも感じずに食べたものを淡々と記入していく、これが続けられるのは乙女座新月スタートのダイエットならでは。■テーマ(3)掃除、整理整頓「部屋が散らかっている」、「どうしても日常の片付けは後回しにしがち・・・」そんな怠惰な生活とサヨナラしたい人はお月様を利用しましょう。今回の新月は、ライフスタイルの立て直しにも利用できます。わかってはいるけど手をつけるのが億劫、そんな部屋の整理整頓も、お月様に宣言すれば飛躍的にモチベーションが高まります!「私は綺麗に片付いた部屋で住んでいます」「部屋の片づけを徹底的にやり遂げました。2度とこの部屋は散らかりません」といった願いごとを記入してから、片付けを始めてみましょう。月を通じてあなたのお部屋に浄化のパワーを送り込んでくれるはず。■お願いごとNGタイム新月のお願いを叶えるには、もうひとつ大切なポイントがあります。それは新月から48時間以内のボイドと呼ばれる「魔の時間」を避けること。月が他の天体とまったく関係を持たないボイドはせっかくの願いごとが無効になりやすいのです。今回は9月6日 19時5 分から 9月7日 4時8分が相当しますので、この時間は願いごとをお休みしましょう。このようにタイミングと叶いやすいテーマを使い分けながら、あなたの願いを叶えてくださいね。(逢坂杏/ハウコレ)
2013年09月06日