室内型レジャー施設に家族4人で出かけたときのことです。子どもたちが遊んでいるのを夫に見てもらい、私はひとりでトイレへ。しかし戻ってくると夫がなにやら慌てていたのです……! 夫に子どもたちを任せたところ室内で思い切り遊べるスポットへ、5歳の娘と2歳の息子を連れて出かけました。娘も息子も楽しそうな遊具で夢中で遊んでいました。その途中、私はひとりでトイレへ。夫に「トイレ行ってくるから2人をお願い」と言い、「任せて~」という返事を聞いてその場を後にしました。しかし、トイレから戻ると夫が何かを探していたのです。「どうしたの?」 と声をかけると、夫は……。 なんと「息子がいない!」 と慌てていたのです。室内とは言え、人はたくさんいますし、落ちればけがをしそうな遊具もあります。私もとても不安になってしまいました。しかし、娘も一緒に探してくれて、5分後、すぐ近くの自動販売機の近くで遊んでいる息子を発見! 「よかった~」とその場でへたり込み、事なきを得ました。 夫の耳を疑う言い分すると夫は、娘に向かって「パパさぁ、ちゃんと見ててって言ったよね!?」 と怒り始めました。そして「いや、ちょっと別のところ見たくてさ、娘に息子を見てろって任せたんだよ。それなのにさぁ……」と私に説明する夫。小さな声で「ごめんなさい」とつぶやく娘。 それを見て思わず「いや! 責任押しつけてんじゃないよ! まだ5歳だよ?! 自分勝手に動いたのは夫でしょ!」 と声を荒げてしまいました。「でも、ほんの1分ぐらいだし……」というので、「その1分で息子が消えたんでしょうが!」 とさらに怒りが爆発。あまりの私の剣幕に夫もたじろぎ、「うん、ごめん……」と小さくなっていました。 室内とはいえ、人がたくさんいて、息子にとって危険なものもある場所で子どもたちから離れた夫の行動は信じられませんでした。その上「5歳の娘に任せたのに」と主張するとはなんとも呆れるばかり。もう少し夫と危機管理意識を共有しなければと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:山口花
2023年09月30日ひと回り以上年上の夫と5年交際した後、結婚した私。交際中はとても紳士的で大切にしてもらっていました。結婚後から同居を始めたのですが、実は夫は意外と神経質だったことがわかったのです。こだわりが強く神経質な夫私はわりと大雑把な性格で、夫も交際中からわかっていたはずなのですが、こだわりが強いためか気に入らないことがあると怒鳴ることが増えました。「私がちゃんとできていないからいけないんだ」と反省する毎日でしたが、次第に夫から「これから帰る」と連絡が来ると、情緒不安定になる自分がいました。「部屋を片付けなくちゃ」「夕飯の味は大丈夫かな」など、今日は何を指摘されるんだろうと不安になってしまうのです。もちろん機嫌良く過ごして楽しい日もあります。その楽しい日があるから、「結婚は間違っていない」と自分を納得させていたのだと思います。娘も夫の顔色をうかがうように…しかし、娘が大きくなるにつれて、娘も夫の顔色をうかがっていることに気付きました。私だけならと思っていましたが、娘にまでこんな思いをさせていたことが本当に申し訳なく思いました。現在は、自立を目標に仕事を始め、新たな一歩に向けて模索中です。将来離婚するかはまだわかりませんが、いつでも「離婚しましょう」と言えるようになろうと考えてから気持ちが軽くなり、今は前向きに将来に向けて頑張っています。娘が味方でいてくれるのも心強く、夫の機嫌が悪いと表向きは謝りますが、裏で娘と笑い合えるのが救いです。まとめ「こんな人じゃなかった」というエピソードを聞くと、「わかってて結婚したほうが悪い」なんていうコメントを目にして、昔は私自身もそう思っていました。でも実際は、結婚して一緒に住んでみないとわからない相手の一面は、実はたくさんあることを身をもって痛感しました。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年09月30日私と夫は早くに結婚。夫が20歳、私は18歳のときでした。そのころは夫も私も遊び人で、夜の世界で知り合いました。夫の見た目はタイプではなかったけど…夫の外見はあまり好みではなかったのですが、会話がおもしろく飽きない人だったので、若い勢いもあって出会って1年目に結婚しました。意外にも夫は結婚したら真面目に仕事をして、真っすぐ家に帰る毎日。休みの日は、必ず私を遊びに連れていってくれました。浮気をする様子はまったくなく、夜も毎日セックスをしました。40歳くらいまでは毎日と言っても過言ではないくらい毎夜セックスしてました。体力が衰えてきてもなおでも、夫も私も40代になるころには、お互いに体力が減退してました。夫は私を誘うわりに、うまくいかないことも多くなりました。私も更年期が近づき、性交痛などで気分が乗らないときも……。夫はセックスをしたい気持ちはあるものの、いざとなると体がついてこない状態に。それでも強引にセックスすると私は痛みしか感じなくなり、「痛いからやめて」「もう少しやさしく」などと訴えているのに、「大丈夫だよ痛くないよ」とか、こっちの気持ちをわかってくれません。女性経験の少なさが裏目に挙句の果てに「痛い」と言うと、「俺とセックスしたくないのか?」「男がいるのか?」と言われました。夫は、若くして結婚したせいか女性経験が少なく、女性の体のことやセックスに対する女性側の気持ちがわからないのです。正直、「もう少し遊ばせてから結婚したほうがよかったかも」と思っています。まとめ私の夫は、体の機能が衰えてもセックスしたい気持ちは衰えません。けれど、いざセックスの場面で体がついてこなくて自分でガッカリする場面が出てきました。それは加齢やストレスなど、さまざまな要因があると思います。女性も加齢によってセックスが面倒になる場合も。そこをお互いに理解し合えるセックスができれば最高だなと感じました。(50代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年09月29日夫は食事の時間になると、決まって「めし、まだ?」と聞いてきます。料理を作ってもらうことが当たり前のような態度の夫にイラついた私は、ある日、夫に料理を丸投げしてみることにしました。すると……。 好きな料理しか作らない夫夫は料理をまったくしないわけではありません。チャーハンや焼きそばといった夫自身が好きな料理であれば、たまに調理してくれます。 しかし、夫が日常的に料理することはほとんどありません。その上、どちらかの仕事の帰りが遅く、お互いが別々に夕食をとるとき、私に自分の分を準備させることもあります。できているおかずを電子レンジや鍋で温めて配膳するだけなのに、「お願い、やって」と私に頼んでくるのです。 私が疲れているときでも頼んでくるので、過去に夫に「どうしてやってほしいの?」と尋ねたことがあります。すると、夫は「人にしてもらったほうがおいしく感じるから」と言うのです。なんとも身勝手な考えに呆れた私ですが、その後も仕方なく準備をしては、そのたびにストレスを感じていました。 休日でも料理を手伝ってくれず…ある日、夫が有給をとって1日家にいる日がありました。一方の私は通常通り、朝から夜まで仕事。フルタイムで働いて疲れて帰ってきた私が、少しだけゆっくりしようと思ってソファに腰かけたときのことです。夫がいつものように「めし、まだ?」と声をかけてきました。 1日中家にいたのに料理の下ごしらえもしてくれず、帰ってきたばかりの私をすぐに働かせようとする夫。私のことなどまったく考えず、自分の「おなかがすいた」という欲求だけを優先して「めし、まだ?」と催促してくる夫に、私の怒りスイッチが入ってしまいました。 「私にばっかり料理させないで、たまには作ってくれたっていいのに!」 そう怒鳴ると、夫は「だって俺料理できないもん」と、子どものような言い訳をしてきます。 夫の開き直った態度にさらにイラついた私は、「できないできないって言っていつまでも料理しなかったら一生できない! たまには料理して!!」「今日はごはん作らないから! あなたが作って!」と怒りを爆発させ、夫に料理を丸投げすることにしました。 夫に料理をさせてみた結果私に怒られてしぶしぶ料理を開始する夫。少しの間観察していると、炊飯器でお米を炊くくらいはできるようですが、包丁を持つ手つきはやや危険に見えます。 たまに夫が料理をしてくれるときでも、食材を切る工程などの下ごしらえは私がおこなっていたため、夫は包丁の使い方に慣れていないようです。思わず口出ししたくなりましたが、夫の成長のためにも黙って見守ることにしました。 食材の下ごしらえを終えた夫は、次に小鍋にお湯を沸かし始めました。そして、お湯を入れただけの鍋に味噌を入れながら「お味噌汁の味噌の量ってどれくらい?」と私に尋ねてきます。しかし、その小鍋にはお出汁すら入っていなければ、具材も何ひとつ入っていません。あまりのテキトーさと不慣れさに驚いた私は、夫に料理をお願いしたのは失敗だったとここで気がつきました。 「作り方がわからないなら先に調べておけばよかったのに」と思わず注意したくなりましたが、指摘したところで夫が不快な思いをするだけ。かといって、代わりに私がやってしまっても意味がないため、どんな料理が完成しようと文句は言わないでおこう、と心に決めて見守りました。 夫の「俺料理できないもん」という言葉は本当でした。適材適所という言葉の通り、今後、料理は私だけが担当し、夫には他の家事を任せるなどして、互いの長所を活かしていこうと思います。 著者/まさの作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく
2023年09月25日入籍後、私はすぐ妊娠が分かり、しばらく夜の方はお預けにしていました。夫は出産が終わればまた前のように戻ると思っていたようですが……。夜の生活は求めるのに…いざ出産を終えると、夫は頻繁に「今日はできないの?」と誘ってくるように。しかし私は、3時間ごとの授乳で疲れ果てセックスについて考える余裕がなく、いつも「ごめんね」と断っていました。 するとある日、夫が突然「子どもが生まれて変わったよね。俺のことは全く気にしてくれないし」と言ってきたのです。それならば家事育児を手伝ってくれれば良いのにと悲しく悔しい気持ちになりました。 この日の出来事を経て、女性は「今は家事や育児で忙しすぎてセックスについて考える余裕や時間がない」と思っているだけでも、男性はそれをセックスレスだと感じていることもあるのだとわかりました。週に1回など最低ラインを2人で決めることで、この事についての喧嘩はなくなりました。また夫に、夜の育児にも協力するよう伝えたことで、今は一緒にがんばってくれています。夜の生活のことだけでなく、結果として育児のことについてもきちんと話せて良かったです。 作画/まげよ著者:東海林 凛愛 20代、一児の母。大学卒業後直ぐに結婚。専業主婦として育児奮闘中。
2023年09月23日皆さんは義両親からもらって困ったものはありますか?今回は、義両親からのプレゼントに困ってしまったエピソードを紹介します。義母からプレゼント高額すぎてビックリ夫に報告夫から伝えてもらうことに気持ちはありがたいが高額なプレゼントをもらってしまった夫婦。あまり高額だと気が引けてしまいますよね…金銭感覚は人によって違いがあるもの、コミュニケーションをとって良好な関係を築けるといいですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月16日私は夫との間に現在小学3年生の娘がいます。付き合い始めたころから15年たちました。夫とは今も仲良くしていますが、現在は男女というよりも友だち感覚が強くなってきました。そんな夫に対して、許せないことがあって……。そんな私のお話を紹介します。★関連記事:夫の絡みがウザイ!?お酒好きな夫にイラッ…自分の心を守る方法は【体験談】何でも話せる友人のようだけど…なんでも話せる友人感覚から、「あの女の子、かわいいね」とか「あの子、あなたの好みじゃないかなぁ」なんて話をすることもしばしば。夫も「いや、俺は好みじゃない」とか、「あ、あの子かわいいわ」と正直に教えてくれます。付き合っていたころはそんな話をされるのは嫌な時期もありましたが、今では気にならなくなりました。でも、夫は「あ、あの女の子なら付き合おうかな。若いし。あんた年取ったし」と私に対して気軽に口にするのです。私はその神経だけは理解できません。たしかに私は彼よりかなり年上ということもあり、「仕方ないのかな」と思うことはあります。でもそんな私を選んだのは夫です。いたたまれなくて夫の発言を注意するのですが、一向に直りません。ちなみに夫は、そんなセリフを言っても実際に行動に移すことはもちろんなく、どちらかというと冗談で言っているようです。夫の友人に相談するも…そこで、私は夫の友人に相談することに。しかも本人の前で。「いやお前、それはないわ~」と友人は言ってくれました。「でしょ?普通は思ってても言わないよね」と返しますが、夫が「お前らも、女性を見たらそういうことを考えるだろ?」と言うと、皆も「たしかにそれはある……」と、認めるところもあったようです。私も男性目線なら理解できる部分もありますが、パートナーの前であえて口にすることが許せなかったのです。黙って浮気をする人も困りますが、パートナーに対する気づかいは最低限欲しいところです。年齢に対する負い目も実は、私は夫より10歳近く年上です。少しでも若く見せようと努力していますが、なかなかうまくいきません。子どもが生まれてから出費も多く、自分になかなかお金をかけられないのが現実で……。そんな年齢の負い目もあって、文句を言えない自分もいます。結局、何を言っても夫はのらりくらりと態度も変えず、あまり言うと「はいはい、わかった! 面倒くさいな」と言って逃げてしまいます。私は夫のこんなところが正直嫌いですが、でも、良いところもあります。娘とたくさん遊んでくれるところや、不器用ながらも娘のことを考えてくれるところ。そして、気が合うところも多く、夫婦で話し合えるところ。今のところ、「良いところ」がまだ上回っているので、我慢できているのかもしれません。まとめもちろん、私にも短所はあります。だから「お互いさま」の部分もありますが、お互いの「ここだけは嫌!」というところは気を付けていきたいと思っています。夫にもそこは理解してほしいと思っているので、これからも根気強く話し合いをしていこうと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ななしイラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年08月30日ある日、突然夫からの離婚宣告。もしその理由が“浮気”だったら……?今回は、サレ妻エコ(@motosare__eco)さんの体験談をもとにした漫画『夫が私の友達と浮気していた話』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!夫の浮気現場に突撃!夫のS太郎の浮気に気づくも『頼むから離婚してくれ!』と逆ギレされ、反撃の決意をしたE子ちゃん。そんなある日、彼女は友人の協力で“夫がスーパーの駐車場で浮気をしている”と知り、現場に直行します。浮気現場に突撃すると、友人Cちゃんと夫の姿が!その後、浮気を否定する夫とCちゃんとで“深夜ドライブ”を決行することに。状況を整理……夫と浮気相手のCちゃんとでドライブするE子ちゃん。ショックな事ばかり続いているのに、E子ちゃんは相当腹が座っていますね。その後E子ちゃんは、浮気相手に尋問を始めるのでした!こんなときどうする?『この場をリードするのは自分』というE子ちゃんの決意がヒシヒシと伝わってきますね。その後の話でE子ちゃんは、浮気を認めない2人に決定的な証拠を突きつけ、制裁します!夫と浮気相手との修羅場……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@motosare__eco)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月13日夫の仕事は朝が早く夜が遅いため、私たち夫婦がイチャイチャをする日は限られています。チャンスを逃すと次の週になることも。私たち夫婦は欲求を解消するためだけでなく、お互いの仲をもっと深めるためにもできる限りスキンシップをとるようにしていたのですが……。 夜に備えて…今日は待ちに待ったイチャイチャをする日。夜がくるのを待ちわびていた私は、仕事と家事を早く終わらせ、早めに夕飯も済ませました。 夕飯後、夫に子どもの寝かしつけをしてもらっている間、私は入念にお風呂でボディケア。ムダ毛処理やパックなどをして数時間後に備えていたのです。そして入浴後、私は毎晩楽しみにしている晩酌をしながら、「早く来ないかな~」と夫が子どもの寝かしつけから戻ってくるのを待ちました。 しかし、待てど暮らせど夫は子どもの寝かしつけから戻ってこないのです。子どもがなかなか寝てくれないのかな?と思ったのですが、夫の戻りがあまりにも遅く、痺れを切らした私は寝室へ行くことに。すると、夫は子どもと一緒に寝落ちしていたのでした。 やっとできるかと思ったら…子どもと一緒に寝落ちしていた夫。「子どもの寝かしつけで寝落ちしていたら起こして」と以前夫に言われていたことや、イチャイチャをする約束をしていたことから、私は夫を起こすことに。しかし、夫を起こしたものの酔っぱらいすぎていた私は、夫とイチャイチャすることよりも会話がしたくなり、夫に向かってマシンガントークを始めてしまったのでした。 その後、私のマシンガントークの勢いも収まり、夫と良い雰囲気になったのですが、夫から「あなたが酔い過ぎているから、今日はやめておこう」と言われてしまって……。私は夫に「イチャイチャしたい~」とわがままを言ったのですが、夫に寝室へと連行されてしまいました。 すると、自分でも驚くことにベッドに横たわった瞬間、即寝したのでした。 翌朝、私は酔いすぎていたことを夫に謝罪しました。夫は許してくれましたが、お互い楽しみにしていた夫婦の時間が私の飲みすぎのせいで台無しになってしまったため、私は猛省。あの日から私は、お酒を飲みすぎて失敗しないよう、イチャイチャする前の飲酒量に気をつけるようにしています。 著者/花山花子作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年08月11日悪ノリが過ぎる私の行動により、いろんな意味で衝撃を受けたある日の出来事。夫と肩がぶつかり、大袈裟に痛い痛いと嘆いて娘たちにかばってもらおうとしていた私は、床に倒れ込みました。見かねた娘たちが必死にかばってくれるのですが……!?因果応報!? なんと、かばってくれた娘たちに髪の毛を踏まれていました! 物理的にも衝撃を受けてしまい、思わず本当に泣き叫ぶところでした!(笑)今回に関しては「悪ノリした私が悪い、因果応報」と夫に笑われました……。インスタには動画付きで公開しています!著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ
2023年08月08日私と夫は、結婚して40年たとうとしている熟年夫婦です。夫はまさに昭和の男という感じで、結婚してからはもちろん亭主関白。家事はもちろんのこと、4人の子どもの育児すらもまったくしてきませんでした。私たちももう若くはありません。「もし私が先に……」と考えると、不安で仕方がないのでした。★関連記事:「夫が定年退職」夫と2人の生活どうする? 家事をしたことがなかった夫はどうなる?【体験談】夫は亭主関白私の夫は、絵に描いたような亭主関白です。「男は外で稼ぐことを頑張り、女は家を守るべき」という考え方。ごはんを作っても最初に箸をつけるのは夫で、お風呂に一番に入るのも夫。妻は夫の3歩後ろを歩くなど。私たちの世代だと珍しいことではありませんでした。夫は年老いていくにつれて口数が少なくなり、頑固じいさんのようになっていきます。結婚したころは、亭主関白な姿に男らしさを感じて夫にぞっこんな私でしたが、最近は頑固さに拍車がかかり、ちょっとしたことで文句を言ってくるように。夫のことは愛していますが、自分は何もしないのに私の行動に文句を言ってくることにはストレスを感じていました。しかし、結婚生活は40年がたとうとしており、夫を立てることが体に染みこんでいた私は「頑固じいさんみたいで、なんだか嫌だな」と思いつつも、これまで通りの生活を送っていました。もしも私が先に…頑固な夫の言動にモヤモヤする日々を送っていましたが、私たちはもう70歳手前。体の不調も増えてきました。私が先に旅立ってしまったら、果たして夫はひとりで生きていけるのでしょうか……。私たちは4人の娘に恵まれましたが、全員遠方に嫁いでしまい、今は夫と2人きりの生活。亭主関白の夫は、若いころから家事も育児も家のことは何もしてきませんでした。自炊はもちろんのこと、自分のシャツや靴下がどこにあるのかすらわかっていません。「もし私が病気にでもなったりしたら」と考えると、心配でたまらなくなりました。まだ病気にもなっていないし、ただの考え過ぎなのかもしれませんが、いつかは直面することなので娘たちに相談することに。娘たちにも嫁いで行った先の家族があります。できるだけ迷惑はかけたくありませんし、私たち夫婦も健康でいたいとは考えています。ただ、もしものことがあった場合に備えて「月に何回かだけでも帰ってこられる状況なのか」「介護が必要になった場合は施設に入れてほしい」などの話を娘たちとそれぞれ話をしました。娘たちは口をそろえて「お父さんとお母さん、どっちかだけでも何かあったらすぐ駆けつけるよ」と言ってくれました。この言葉を聞けただけでも安心しましたが、やはり夫に少しでも自分の身の回りのことをできるようになってほしい……。そう思った私は、夫にも相談してみることに。何を言っても夫は黙ったまま夫に「もし私がいなくなったときのことを考えると心配で……」と、思っていることを伝えました。私が一生懸命伝えている間、夫は黙っていました。そして「少しずつでいいから自分のことをしてみない?」と私は言いました。しかし、夫からは返事がありません。何か考えてくれているのか、それともただ気に入らないのか……。ずっと黙っているので、夫が何を考えているのかわかりません。しかし、ここで折れてはいけないと思った私は「じゃあ早速だけど、一緒に洗濯物を取り込みませんか? あなたの分だけでいいので」とわざと明るく提案しました。私は洗濯物が干してある庭に出ました。それでも夫は動きません。「あぁ、やっぱりだめだったか……」と思っていたら、少しして仏頂面で庭にノソノソと出てきたのです!洗濯物を自分の分だけ取り込んで、縁側で畳みだした夫の姿に驚きを隠せなかった私。そして夫に気持ちが通じた安堵からなのか自分でもわからなかったのですが、なぜか涙が止まりませんでした。夫は終始無口でしたが、その日から時々自分の洗濯物を取り込んで畳んでくれるようになりました。交通事故に遭い、足を骨折した私夫が自分で洗濯をしてくれるようになってから1カ月後。「この調子で次は料理を手伝ってもらおうかな」とルンルンしながら買い物に出かけました。しかしその帰り道、自転車とぶつかってしまい、私は右足首を骨折してしまったのです。すぐに病院を受診し、幸いにも松葉杖を使えば歩くことができました。しかし、今まで通りの生活はできません。ずっと松葉杖をつきながら料理をすることは不可能で、しゃがむこともできないので、生活に大きな支障が出ることが予想されます。病院での診察の合間に夫へ電話し、迎えに来てもらいました。帰りの車の中で「少しの間、家事ができそうにないの。ごめんなさい。娘たちに来てもらえるか聞いてみるから」と話すと、「いや、俺がやるよ」とひと言。亭主関白で「家事は女の仕事」と言っていた夫が、まさか自分が家事をするなんて言うとは思わずびっくり。洗濯は経験があるものの、夫に料理なんてできるはずない……と心配になり「でも」と言い返しますが、夫は遮って「俺がやるって。料理は自信がないが……」と宣言しました。夫の気持ちの変わりようにびっくりして、頭が追いついていきませんでしたが、「じゃあ頼りにしていますね」と笑顔でお願いしました。病院からの帰り道に買い物へ行き、夫がかごを持ち私が横を歩きながら買う物を伝えました。家に帰ってからもキッチンに椅子を持ってきて、私が座りながらレシピを教えてゆっくりと調理。夫が3時間かけて作ってくれたカレーライスの味は、一生忘れることはないでしょう。まとめこの日から、何をするにも私と夫は一緒にいるように。骨折したことで、今まで以上に一緒にいる時間が増え、夫が新しいことに挑戦する姿を見られるようになりました。今となっては、あのとき夫がすんなり洗濯物をし始めてくれてよかったと思うばかりです。夫の中でどんな気持ちの変化があったのかはわかりませんが、私が骨折したタイミングで家事を積極的にしてくれるようになり、うれしく思っています。「この人には無理かも」と思い込んでいましたが、思い切って声をかけてみてよかったです。「この人はこうだから!」と勝手に決めつけず、勇気を出して話してみることも必要なのだと感じた出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/もちだひのっしーイラスト/サトウユカ著者/もちだひのっしー元保育士のママライター。2歳のイヤイヤ期真っ只中の息子と毎日奮闘中。伝わりやすく執筆できるように頑張ってます!
2023年07月25日■前回のあらすじ息子の入園式にすら仕事を理由にこなかった寛太。子育てのために転職したのにどうしてこんなことになったんだろう、今後もずっとこの調子で仕事を優先するのかな、と落ち込む翠だった…。【妻 Side Story】夫への不満を友人たちに聞いてもらい、夫婦の問題を抱えているのは私だけじゃないと感じたのと同時に、みんなそれぞれ事情を抱えていながらも折り合いをつけながら生活しているんだなと思いました。寛太はもともと蓮のことを大事に思っているし、余裕がない中でも蓮のことを少しでもやろうと思っているのかもしれない。私が理解してあげられていない部分もあるのかも…? やはりこのままのすれ違い生活はよくないと感じ、久しぶりにゆっくり会話をしようと食事に誘ってみたのですがー。次回に続く(全18話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2023年07月24日平日、2児のワンオペ育児で疲労しきった私の癒やし。それは、仕事から帰ってきた夫にその日あった話を聞いてもらい、「お疲れさま」とねぎらってもらうことでした。ところが夫の態度がある日を境に変化して、夜の時間も雰囲気が悪くなり……。話を聞いてもらえない私は、だんだんと不満がたまっていきました。ワンオペ育児、私は頑張っている!私は現在専業主婦として、7歳と生後8カ月の年の差兄弟を育てています。平日は会社員をしている夫が不在のなかで、ほとんどのすべての育児を私がこなす状況。とはいっても、主婦の仕事は子育てだけではありません。 小学生の長男の宿題を見たり配布物の確認をしたり、それに加えて0歳の次男はまだまだずっと手がかかる状況。日々を大量の家事と子育てに費やし、ようやく週末を迎える……そんな毎日。とにかく、身も心も疲れていました。 話を聞いてほしいのに…夫の態度が変化?私の平日の楽しみといえば、夫が帰宅して子どもたちが寝てからの大人の時間。話し相手がいない私は、夜にまとめてその日にあった子どもの話などを聞いてもらって、疲れを発散していました。ところがあるときを境に、夫は少しずつ変わっていきました。顔が暗く、ため息が多い様子で、私もそんな夫に話をしづらくなってしまい……。 「どうして疲れた私に、そんな態度を見せるの?」「仕事だけをしているあなたと、私は違うのに……」と、私の心のなかでは夫を心配する気持ちよりも、そんな不満が膨らんでいきました。 ある日、長男と夫から…そしていつの間にか迎えた私の誕生日。自分でもすっかりそんなことは忘れていました。ところが、当日にそわそわしている長男と夫。突然、長男から「はい、これあげる」と1枚の絵を渡されました。そこには私の似顔絵とともに『おかあさんいつもありがとう』と長男からのメッセージが! 驚いている私に夫が「これも」と、おいしそうなケーキをプレゼントしてくれました。どうやら長男と夫は数日前から密かにこの計画を立てていたようで、サプライズの成功に2人は顔を見合わせて笑っていました。 驚きのサプライズに涙2人からのプレゼントに、私はうれし涙が止まりませんでした。すると夫が、「いつも子育てに家のことまで、ありがとう。お疲れさま」とひと言。この言葉に私は、頑張りを聞いて褒めてほしかっただけの自分が恥ずかしくなりました。 夫だって仕事でつらいこともあるはずです。そんななかいつも頑張ってくれていたのに、私は自分のことでいっぱいになって気にかけることができなかった……自分を恥ずかしく感じました。 夫が一時期元気がなかったのは仕事でのミスが原因で、疲れた顔をした私にそんな話もできずに黙って抱えていたことを聞かされました。お互いにどんな小さな思いでも伝えあっていたら、もっとお互いを労ることができたと思います。自分のことだけでなく、日ごろから「ありがとう」の気持ちを忘れずに過ごしたいと感じた出来事でした。 著者:岡田 ちえこ離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。
2023年07月05日学生時代に付き合っていた彼氏に「生理は血が出るから無理!」と言われてショックを受けた私。その後出会った夫は生理への理解があり、生理中の私をいつも気づかってくれていました。しかし、ある日夫から驚きの言葉をかけられて……!? 生理中もやさしい夫私は、大学生のころ付き合っていた彼氏に「生理は血が出るから無理」と言われたことがあります。その言葉に自分自身を否定されたような気持ちになり、とてもショックでした。 彼と別れたあと、私は現在の夫と出会いました。彼は、私に対してとてもやさしく、いつもいたわってくれます。それは生理中も同様で、結婚当時、生理の症状が重く体調を崩しがちだった私の代わりに家事を引き受けてくれたり、体を温めるための毛布や飲み物を用意してくれたりしていました。 交際を順調に進め、彼は私の夫になりました。生理のつらさを理解してくれている夫であれば、きっと悲しい思いをさせられることはないだろう、と思っていたのですが……。 夫の言葉にショックを受けて夫と一緒に暮らし始めたある日、私は初めて経血漏れを起こしてしまいました。 すると、私の経血を見た夫が「俺、血は苦手なんだよね」と発言したのです。生理中、私をいたわったり気づかったりしてくれる夫ですが、私は大学時代の彼氏と同じような発言をされたことがとてもショックで……。 私は夫に「どうして血が苦手なの? 毎月起こる生理現象だよ?」と尋ねました。すると夫は、「もし俺の局部から大量に血が出てたら怖いでしょ? 生理現象だとしても、血がいっぱい出ていたら怖いよ」と言ったのです。 「男性だったらそれは病気や怪我かもしれないけど……生理は女性にとって大切なものなんだよ」と説明しますが、いくら話し合っても意見は平行線で……。 結局そのときは学生時代の彼氏と同じようにわかり合えずに終わってしまい、「経血に対する感覚は、男女で隔たりが大きいのかもなぁ」と思いました。 数年後、夫に変化が!それから数年ほど経ったあるとき、予定日ではない日に生理が始まってしまい、寝ている間にシーツやブランケットを経血漏れで汚してしまいました。 もともと、不注意で私は経血漏れを起こすことが度々あります。経血が苦手な夫に経血漏れを見られないよういつも気をつけているのですが、この日汚してしまったのはシーツやブランケットで、隣には夫が寝ていたため、すぐに対処することができず……。 どうしようかと私がバタバタしている間に夫が起きて、経血漏れに気づかれてしまって……。 「嫌な顔をされるかな」と一瞬不安になりましたが、夫は平然とした顔で「あちゃ~、生理? おなか痛くない?」と私の体調を心配しながら、シーツやブランケットを取り替えてくれたのです。 驚いた私が「経血は苦手だったんじゃないの?」と聞くと、「何年も一緒にいたら、なんだか平気になっちゃった」と言われました。私はこれを聞いて、経血に対する受け止め方は男女の違いなどではなく、慣れの部分もあるのかもしれないと思ったのでした。 夫の予想外の反応にびっくりしましたが、すこしうれしくなった出来事です。 私は経血漏れを起こすことが度々あったため、夫としてもその環境に順応するために慣れざるを得なかったのかもしれません。しかし、そう考えると「女性だから経血が平気」というだけではなく、毎月生理がきたときに経血を見ているので自然と慣れてしまうだけなのかも、と感じました。 生理への考え方は人それぞれだと思うので、自分の考え方を相手に押し付けすぎないように気をつけたいと思っています。 ※生理中に出る経血は、血液だけではありません。妊娠準備のために分厚くなった子宮内膜が、妊娠しなかったことで不要となり、子宮から剥がれ落ちます。その剥がれ落ちるときに子宮に傷がついて出血し、剥がれ落ちた子宮内膜と一緒に体外へ排出されたものが経血です。 著者/百田イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年06月26日皆さんは夫の浮気を疑ったことはありますか?今回は領収書で浮気がバレたエピソードを紹介します。怪しい領収書ある日嫁は、夫の机にアクセサリーの領収書を見つけました。夫を問い詰めると、挙動不審な様子で知らないふりをします。そして「あげようと思って」と言い出して…。やっぱり浮気していた領収書の日付は2ヶ月も前なのに、嫁はアクセサリーを貰っていません。その後夫から「もう着くよ」「3ヶ月ぶりだね」とLINEが送られてきました。夫は慌ててメッセージを削除しますが、嫁は浮気に気づきます。嫁はすぐにメッセージをスクショして、夫を追い詰めました。夫の度重なる嘘にうんざりした嫁は、帰ってきた夫に離婚を突きつけるのでした…。ショックでも毅然とした態度自分は貰ったことのないプレゼントを浮気相手にしていたなんて、ショックですよね。そんなつらい状況でも、しっかり証拠を保存した嫁に拍手をしたくなるエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月21日一度目の結婚では、長男が生後9カ月のときに夫と死別。当時、私は26歳で夫は38歳でした。突然の事故死に悲嘆に暮れる毎日でしたが、小さな息子の存在が私を奮い立たせ支えてくれました。そして現在、シングルマザーを経て再婚をし、幸いにも娘に恵まれ楽しい毎日を送ることができています。そこで今回は、夫を亡くしてから再婚までの道のりについてお話しさせていただきます。 子どもが生後9カ月で訪れた、突然の別れいつも通りに出社した夫が、ある日二度と帰ってくることはありませんでした。交通事故でした。私は悲しみに打ちひしがれ、「これからどうしたら……」と呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。 そんななか、当時生後9カ月の息子はニコニコと私に笑いかけ、おなかが空けば泣き、眠たければぐずり、日常を思い出させてくれる大事な存在でした。 「私がしっかりしなきゃ!」と、それからは気持ちを切り替え、息子に寂しい思いや悲しい思いをさせないようにとシングルマザーで頑張っていこうと決意したのです。 ささいなことにありがたみを感じる息子のお風呂は、夫がいつも入れてくれていました。私ひとりでは慣れるまでが大変で、そのたびに涙が出てしまいました。 もっと「ありがとう」って言えばよかった……。ちょっと物を取ってもらう、雑だけど掃除をしてくれる、ささいなことが本当にありがたく感じました。 しばらくして就職をしたのですが、天国の夫が見守ってくれていたのでしょう、私の状況に理解のある会社に勤めることができ、息子もすんなりと保育園に慣れてくれました。息子がお誕生日を迎えるごとに「こんなに大きくなったよ」と報告するのが誇らしかったです。 「パパがほしい」と書かれたお手紙息子が5歳のクリスマス。サンタさんへのお手紙を一生懸命書いていました。寝静まったあと、そっと見てみると「パパがほしいです」と覚えたてのつたない字で書いてありました。 息子は、パパがいるお友だちをうらやましく思っていたのです。シングルマザーでやっていこうと決めていた私は、息子に申し訳ない気持ちになってしまいました……。 しかし、なんとその後、同じ職場で現在の夫との出会いがあったのです。子どもがいるので、中途半端な気持ちでお付き合いすることはできないと伝えて、「結婚を前提に」と慎重にお付き合いを始めたのでした。 少しずつ家族に自分で「パパが欲しい」と思っていたとはいえ、やはり子ども心に複雑な気持ちもあったようです。普段は聞き分けの良い息子も、彼を前にすると急に不機嫌になったり、わがままを言ってみたり、悩まされることが多々ありました。私も後ろめたさを感じてしまったり……。 「いきなり家族にはなれないよ。亡くなったご主人にも勝てないよ」という言葉とともに、私たちを見守ってくれた現夫。その温かくやさしい想いがうれしくて、次第に私も「彼と家族になりたい」という気持ちが強くなっていったのでした。 息子の姓が変わることに抵抗があったので、息子が小学校へ上がるタイミングで入籍しました。ほどなくして娘を授かり、お兄さんとなった息子。現在、小学3年生になっていっそうお兄さんらしくなった息子は、「お父さん! サッカーしよう!」といつの間にか「お父さん」と呼び、最近では何やら私に内緒の男同士の話もあるようです。何の変哲もない日常が愛おしく感じます。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ 著者:倉田りこ一男一女の母。社会福祉士として児童養護施設での勤務経験がある。一度目の結婚で夫と死別、現在は再婚しステップファミリー。自身の体験を中心に執筆中。
2023年06月11日皆さんは、夫の言動にイラっとしたことはありますか?今回は、義母頼りな夫のエピソードを漫画で紹介します。お気に入りのズボン夫の一言妻に頼む気はないの?義母に頼る夫結婚してからも義母頼りな夫…。服の直しを妻に頼まずに、義母に頼む夫にイラっとしたエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月04日40代になり、夫との夫婦生活が今までのようにうまくいかず、時には苦痛も感じ憂うつになっていた私。夫が嫌いになったわけではないのに、うまくいかない体に悩んでいました。そんな私を救った夫のひと言とは……。★関連記事:毎日のように夫婦生活を求めてくる夫。苦痛だと伝えてもはぐらかされてしまい年々、夫婦生活が苦痛に…夫とタイミングが合いにくいセックスしたいな、という気持ちがないわけではないけれど、積極的にそう思えなくなった私。年上の夫にも同じことが言えて、なかなか夫婦生活のタイミングが合わなくなってきました。30代までは幸せに感じていたのに、セックスに魅力を感じなくなっているのも事実です。夫が嫌いになったわけではありません。ですがセックスは疲れるという意識も湧いてしまって、次の日の仕事に影響しないかなとか、次の日が休日でもゆっくりしたいなとか、マイナスなことを考えてしまうのです。私が今日はできそうだと思っても夫がその気でないなど、お互いのタイミングが合いにくくなってきました。気持ちに反してうまくいかない体夫に求められることが嫌なわけではないので夫の求めに応じることもありますが、それは時に苦痛を伴います。年齢を重ねて濡れにくくなったせいか、痛みを感じることもしばしば。夫は夫で射精しにくくなったようで、時間がかかるほど私の苦痛も増えてしまい悪循環になってしまいます。夫が求めてきそうな気配を感じた夜には、わざと寝室に行く時間を遅くして家事や仕事をしたりすることも。しかしそればかりだと悪いので、渋々応じてやっぱり後悔したり、夫婦生活がうまくいかない日々が続いていました。夫のひと言に救われていつものように夫からの求めに応じ、なかなか射精できない夫に何とか応えようと頑張っていた夜でした。ふと行為を途中でやめた夫が、私を抱きしめると「いいんだよ」と言ったのです。それは、「自分が射精できなくてもいいんだよ」ということでした。最初は意味がわからなくて不安になりましたが、夫の言いたいことがわかると何だか肩の荷が下りたようでホッとしました。無理しないでいい。大事なのは、お互いを思いやって大切にすること。そう思えたのです。まとめ今でもやはりセックスがうまくいかないこともあるけれど、うまくできなくても大丈夫という思いがあるだけで前より不安はなくなりました。セックスレスへの不安もありますが、ひとりで不安にならず夫婦で話し合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/桃野ゆか(42歳)9歳、6歳、3歳の三姉妹の母。小学校教員として19年勤め、その間に育休や仕事復帰を経験。現在は子育てや仕事の経験を元に、執筆活動中。
2023年06月03日「夫は何をくれるだろう」とワクワクしながら迎えた私の誕生日当日。夫からもらったのは、あまりに予想外の物でした……。 誕生日直前、夫がパソコンを見ていて…誕生日が近づいてきたある日、夫がパソコンで私の好きなブランドのサイトを見ているのをたまたま目撃した私。普段からそのブランドを好きだと夫には話していたものの、価格は安くないため、私はあまり期待せずに冗談半分で「プレゼントしてくれるの?」と夫に尋ねてみました。 いつもなら夫は「ちょっと高すぎるな」などと答えるのですが、そのとき夫から返ってきたのは「どれがいいか全然わからない」とかなり前向きな返答。「もしかして本当に検討してる!?」と驚いた私は、「このブランドの物なら何でもうれしいよ!」とウキウキで返事をしました。 誕生日当日、夫から渡された物は…「もしかしたら好きなブランドの物をプレゼントしてもらえるかも」と、期待に胸を膨らませて迎えた誕生日当日。 「はい、プレゼント」と夫から渡された袋をワクワクしながら開けてみると……中に入っていたのは、私の好きなブランドではなく、真逆のタイプのブランドの財布だったのです! あまりにも好みとかけ離れた財布を渡され、反応に困った私は数秒ほど硬直してしまいました。それはかわいすぎるデザインで、私が普段使わない2つ折りタイプの財布です。正直、私が嫌いな要素が詰まった物でした。 私は、誰かからもらったプレゼントがあまり好みでない場合でも、うれしいふりをすることがたまにあります。しかし、今回は「好きなブランドのグッズがもらえるかもしれない」という期待が大きかっただけにショックが大きく、嘘でもうれしいと言うことができませんでした。 数秒ほど固まったのち、私は「私の歳だと、このデザインはちょっとかわいすぎるかもね……」となんとか言葉を絞り出し、オブラートに包んだ感想を夫に伝えました。 私の反応を見て不機嫌になる夫すると、夫は私がもっと喜んでくれるだろうと思っていたようで、私の反応が予想以上に悪かったため、みるみる不機嫌になってしまったのです。 それからは何を話しかけても夫に無視されてしまい、次第に私自身も「プレゼントの正直な感想を伝えただけなのに、なぜそんな態度をとられなきゃいけないの?」と、この状況を理不尽に感じてきました。結局、この日は夫と大喧嘩になってしまい、喧嘩のあとは会話がないまま夫婦で別々の部屋に寝て、最悪の誕生日となってしまいました。 しかし、翌日。私は時間を置いたことで少し冷静になり、自分の態度の悪さを反省しました。私の好きなブランドではないものの、夫がプレゼントしてくれた財布のブランドも安くはない価格帯です。きっと夫は、私のために奮発してくれたのだろうと思います。 そもそも、誕生日プレゼントをもらえるのは当たり前ではなく、もらえるだけでありがたいものだのだと思い、私は深く反省しました。夫に「せっかく考えてプレゼントしてくれたのに、嫌な態度をとってしまってごめん」と謝ると、夫も「こっちこそ態度が悪くてごめん」と言ってくれ、私たちは無事に仲直り。夫にもらった財布も使うことにしたのでした。 このときは一晩にして2人の関係が一気に険悪になってしまったので、お財布の話題は今では2人の間でタブーとなっています。そのため、夫がなぜ私の好きだと言っていたブランドではなく、違うブランドの財布を選んだのかは今でもわかりません。 夫婦喧嘩の中で自分の好みを正確に伝える難しさを実感したとともに、プレゼントは相手がほしがっているものを渡すのが一番安全だと、お互いに改めて感じた出来事でした。 著者/百田作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく
2023年06月02日腎臓に関する病気は男性がかかるものというイメージを抱いている人も少なくないが、中高年になると女性の患者が増加してくるという。「病気のシグナルを『更年期だから』とか『気象病のせい』と思い込んで放置していると、症状がどんどん進行してしまうこともあるので注意が必要です」そう警鐘を鳴らすのは、泌尿器科の専門医である「くぼたクリニック松戸五香」の窪田徹矢院長だ。腎臓は背中側の腰より上に位置し、背骨をはさんで左右に一つずつある臓器。握りこぶしより少し大きく、空豆のような形状をしている。「“血液の浄化槽”の役割をしているのが腎臓です。血液をろ過して老廃物や余分な塩分を尿として体外に排出するほか、体の中の水分量のバランスを保つなど、体内を常に最適な環境にしてくれているのです。同時に、ビタミンDを活性化し、カルシウムの吸収を促すことで骨を強くする働きもあります。女性は閉経後、女性ホルモンのエストロゲンの生成量が激減しますが、このエストロゲンには腎臓に集まった尿酸の排出を促す役割があります。そのため、閉経後は尿酸をきちんと排出できなくなることから、尿酸値の上昇を招くことがあるので注意が必要です」(窪田院長、以下同)尿酸値が上がると、痛風や尿路結石といった体に激痛が走る病気にかかりやすくなることはよく知られている。このほか、腎臓の機能低下によりカルシウムの吸収が十分にできなくなると、骨粗しょう症にもなりやすくなる。更年期症状の治療の一つとして、ホルモン補充療法によりエストロゲンを補う人もいるが、腎臓の機能はいったん低下すると元に戻すことが極めて難しいという。さらに、腎臓の病気は“サイレントキラー”といわれるように、自覚症状がないまま進行するケースが多いのが厄介だ。特に、40代以降は「慢性腎臓病」になるリスクが増大する。慢性腎臓病とは、腎臓の働きが低下した状態が3カ月以上にわたって続くことを指す。国内での患者数は約1千330万人、じつに8人に1人がかかっていると推計されている。患者の数は男性と女性でだいたい2対1といわれているが、窪田院長によると、女性の患者は40代後半から急激に増えてくるという。「腎臓は体内に2つあるため、どちらか一方の状態が悪くなっても、もう一方がそれを補おうとします。この時点では目に見える大きな支障もないため、発見が遅れてしまうのです」初期に自覚症状はほとんどなく、進行してくると、夜間頻尿、手足や顔のむくみ、かゆみ、貧血、倦怠感、立ちくらみやめまい、不眠などの症状が現れる。これら女性に多い不調に、腎臓病が隠れていることがあるのだ。「更年期障害で見られる症状に似ていますが、体が発するシグナルを見落とさないようにするしかありません。症状が進んでやがて末期の状態になると、自力で血液をろ過できなくなる『腎不全』になり、人工透析を余儀なくされます。同時に、脳卒中や心筋梗塞など突然死にも直結する深刻な病気を発症するリスクが大きく増加してしまうのです」肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などは腎臓の働きを衰えさせるが、生活習慣病やメタボなども慢性腎臓病につながるものであり注意が必要だという。「自覚症状をチェックするほかに、定期的に健康診断を受診することも大切です。検査項目には腎臓の機能を測る『血清クレアチニン』という指標があり、ここの数字を見ます。クレアチニンとは老廃物のひとつで、基準値を超えていた場合は腎機能が低下している疑いがあります」慢性腎臓病の発症・進行を避けるためには、腎臓に負担をかけないように生活習慣を改めることがカギとなる。「腎臓にとって好ましくない生活習慣として、喫煙、過度な飲酒、運動不足のほか、睡眠不足も挙げられます。ほかに、カフェインを含む飲み物にも気をつけましょう。利尿作用があるため、就寝前に取ると睡眠の質が低下してしまうことがあるためです」バランスのよい食事、ウオーキングなど適度な有酸素運動もきちんと心がけたい。また、これから暑さが厳しくなるなか、頻尿に悩む人が水分摂取をためらってしまうこともあるが、熱中症予防の観点で水分補給は不可欠だ。「夜間頻尿に悩んでいる人は、寝る2〜3時間前に飲む水の量をコップ1杯程度にしましょう。そのほかは日中の水分補給をしっかり行うようにすると、腎臓にもやさしく、深い眠りにつくことができます」更年期になったら健康診断をきちんと受けて、腎臓が発するSOSを見逃すことのないよう気をつけたい。
2023年05月31日子どもが生まれたあと、私たち夫婦はすっかりレスになってしまいました。「昔のようなときめきを夫にもう一度思い出してもらいたい!!」そんな一心で、私はレス解消のために3つの作戦を実行! 果たしてその結果は……? まずはいい香り作戦!以前、女友だちから「子どもが生まれるとレスになるよ」と言われたことがあります。それでも、私たち夫婦は結婚前から外でもスキンシップが多い、いわゆる“バカップル”だったので、まったく不安を感じていませんでした。しかし、実際に子どもが生まれるとあんなにラブラブだった私たち夫婦も、すっかりレスになってしまったのです! 娘が4歳になったとき、気づけば夫と何もないまま数カ月が経っていました。このままだとレスが続いてしまうと思い、私はレス解消のために作戦を3つ立てました。 その中で、まずは「昔のときめきを思い出してもらおう」と思い、「いい香り作戦」を決行! 夫は匂いフェチで、付き合っていたときは私の香水が大好きでした。今は子どもがいるので香水はつけません。 私は以前につけていた香水の香りとよく似た、とてもいい香りのシャンプーとボディーソープを購入。休日の夜だけ特別にこれを使い、あえて夫にドライヤーで髪の毛を乾かしてもらうようにしました。すると、夫が「いい匂いだね、シャンプー変えた?」と話しかけてくれ、夫婦の会話が弾むように。1つ目の作戦では、まずいい雰囲気づくりを心がけたのです。 次は…ストレッチ作戦!子どもがいると、子どもを抱っこしたり子どもと手を繋いだりすることが多いので、夫とのスキンシップが極端に減りました。娘は4歳なのですが、甘えん坊かつ焼きもちやきな性格で、私と夫が手を繋ぐだけですぐに怒ります。 そこで、夫とのスキンシップを増やすために、休日は3人でYouTubeのストレッチ動画を見るように。3人で手とり足とり触れ合いながら遊び感覚でストレッチをしていると、自然と夫婦間でのスキンシップが増えました。 娘は画面に釘付けになりながら頑張って画面のポーズをしようとするのですが、娘の体勢を支えようとするときに、夫と私の手が触れ合うこともありました。 最後はマットレス作戦!最後に実行したのは「マットレス作戦」です。 「レスになってしまって寂しい」と、自分の素直な気持ちを夫に伝えたところ、夫も「寝室だと隣に娘がいて落ち着かなくて、なかなか誘えなくなってしまったんだよね」と、私を誘えなくなった理由を正直に話してくれたのです。そして夫婦で話し合った結果、行為に至る場所をときどき変えようということに。広いリビングに折り畳み式のマットレスを置くことにしました。 3つの作戦を実行した結果、休日の夜は夫といい雰囲気になることが多くなり、悩みだったレスが見事に解消! 夫にいつまでも女性として意識してもらいたいと思うことで自分の女度も上がり、今ではかわいいナイトブラまで購入するほどになりました。 私たち夫婦は、まわりの友人たちから冷やかされるほど結婚前からラブラブだったので、まさか自分たちがレスになるとは思ってもみませんでした。忙しい日々にかまけて、男女としての間柄が薄れてしまっていたのかもしれません。 もちろん日々のスキンシップも大切ですが、心に余裕がないと「したい」と思わなくなることもあると思うので、今後の夫婦生活ではお互いを想いあう気持ちも大切にしていきたいです。 著者/伊東理恵子作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年05月20日「睡眠が取れないと仕事に支障が出るから」。そう夫から言われたのは、1人目の子どもが生まれてすぐのことでした。寝室には夫がひとりで寝てもらい、私と子どもは別室に。子どもの泣き声が夫の睡眠の邪魔にならないよう心がけていたのですが……。睡眠不足が続くつらい日々…夫の睡眠を邪魔しないように、別室で寝るようになってから4年が経ち、2人目も生まれて私は睡眠不足が当たり前のようになっていました。私は専業主婦ということもあり、夫に「睡眠不足がつらい」と言えずに過ごす日々。心配をかけたくない気持ちもあって、元気を装っていました。 ひどい睡眠不足が続き、私が体調を崩したとき、夫はごはんの準備はしてくれるものの、寝るときは必ず別の部屋で、子どもの面倒を見るのは私……。そんな日々に終止符を打つ日が突然やってきたのです。 4年間の睡眠不足が解消に向かった日ある休日、私はいつもよりひどく睡眠不足な状態でした。前日の夜は下の子の授乳に加え、上の子が珍しくひどい夜泣きをして、ほとんど寝付けなかったからです。しかし、夫は相変わらず朝10時ごろまで寝ていました。夫は起きてくると、朝ごはんを兼ねたお昼ごはんを食べたあと、なんと横になり再び寝ようとしたのです。 起床後に再び寝るのはこのときが初めてではありませんでしたが、私は自分の睡眠時間がいつもより短かったのでイラッとしました。「もういい加減にしてよ!」。思わず声が出ていました。驚いた様子の夫でしたが、私の普通じゃない表情と声の大きさに「これはヤバい」と何かを察したよう。私は「睡眠が取れていなくてつらい」と、これまでの思いを涙ながらに夫に伝えると、夫は「今まで気付かなくてごめん」と言い、反省している様子がうかがえました。それから休日には、早く起きて子どもを近所の公園に連れて行ってくれるようになり、私はお昼寝の時間を確保することができました。 私は「自分が頑張ればいい」と思い、睡眠不足を4年間我慢していましたが、もっと早く伝えればよかったと後悔。また、自分が思っていた以上に、夫は育児に協力的だと気付いたことも大きかったです。 イラスト/ななぎ著者:下園ひかり4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。
2023年05月15日日本人の8人に1人が罹患しているという「慢性腎臓病(CKD)」。罹患率に対し認知度は低く、30〜40代の半数近くがこの病気について知らないのだそう。閉経後は腎機能が低下しやすく、「慢性腎臓病」リスクも高まるのだとか。生活習慣とも大きく関係しているという「慢性腎臓病」について、内科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:肌のかゆみの原因はまさかの腎臓!? 腎臓の機能低下は頻尿や骨粗しょう症の危険性大!女性ホルモンの減少すると尿酸値が上昇してしまう閉経すると、女性ホルモンであるエストロゲンの生成量が激減します。これまで体の中にあったホルモンがなくなることによって、腎臓にどんな影響があるのでしょうか?「エストロゲンは、腎臓に集まった尿酸の排出を促進する役割を担っています。そのため閉経すると、尿酸がうまく排出できなくなり尿酸値が上昇しやすくなるのです。尿酸値が上昇すると、痛風や尿管結石といった体に激痛をもたらす病気のリスクが高まります。結石ができることで尿管や膀胱がふさがれてしまうと、尿がしっかりと排出できず、体に悪影響を及ぼすこともあります。それから、腎臓にはカルシウムの吸収を促進する活性型ビタミンDを作る役割があります。しかし、腎機能が低下すればその役割が果たせなくなり、骨粗しょう症を招くことがあります。骨粗しょう症の患者さんの中には、エストロゲンが減少しているだけではなく、腎機能が低下してしまっているという人もいます」(窪田先生)ホルモン補充療法などでエストロゲンを補えば、腎機能の低下を予防できますか?「エストロゲンを補充したからといって、腎機能が回復するというわけではありません。ですが、腎臓が悪くなりにくくはなると思います。骨粗しょう症や動脈硬化には効果的ですが、腎臓のためにホルモン補充療法を受けるということは現実的ではありません。閉経してエストロゲンの生成量が大幅に減少することで、骨密度の低下や心血管疾患のリスク増加、更年期障害などの健康リスクにさらされるようになります。他の症状のために治療を受けていたら腎臓にもいいことがある、くらいの認識にしておくのがいいでしょう」(窪田先生)慢性腎臓病ってどんな病気?自覚症状が出たときはかなり危険な状態!「慢性腎臓病」は、新たな国民病として近年話題になっている病気です。糖尿病や心臓病などと同じく、発症すれば生活の質を大幅に下げてしまう病気なのだとか。「慢性腎臓病とは、さまざまな腎臓病の総称のことです。例えば、糖尿病という病気は有名ですよね。ひと口に糖尿病といっても、妊娠糖尿病や1型糖尿病など病名はいろいろあります。慢性腎臓病も細かく見ていけば、慢性糸球体腎炎や腎硬化症などさまざまな病名があります。そうした慢性的に腎臓の機能が低下していく病気のことを、慢性腎臓病と呼んでいます。慢性腎臓病は腎臓の機能がかなり悪い状態にならなければ自覚症状が出てくることはありません。そのため、なかなか病気に気付きにくいということがあります」(窪田先生)なぜ自覚症状が出るのが遅いのでしょうか?「腎臓は体内に2つあるため、どちらか片方が悪くなってももう一方が働きを補ってくれます。働きを補えているうちは体もいつも通りですから、気付くのが遅れてしまうのです。症状としては、だるさやむくみ、高血圧や貧血など。どれも腎臓の機能が悪くなることで血液の循環や水分量の調節がうまくいかなくなって現れるものです」(窪田先生)腎臓病に気付くには定期的な検査が大切「健康診断で『血清クレアチニン検査』という項目を見たことはありますか? この検査は腎臓の機能を見る検査です。クレアチニンというのは老廃物の1種で、これが基準値を超えていた場合は腎機能が低下している可能性があります。もしオプション検査になっているようであれば、入れることをおすすめします。」(窪田先生)他に受けたほうが良いという検査はありますか?「そうですね、eGFR(推算糸球体ろ過量)という検査ですかね。これは腎臓が老廃物をどれだけ尿として排泄できているかを調べることができます。この数値が低ければ低いほど、老廃物が体内に残っているということですので、数値が低い人は腎機能が低下しているとされています。腎機能が悪いとエリスロポエチンという赤血球の働きを促進するホルモンの生成量が少なくなるため、貧血を起こしますので赤血球の数値なんかもチェックしておくと良いいいかもしれません。もし健康診断などで気になった点があれば、内科を受診して詳しく検査してくださいね」(窪田先生)まとめ今や腎臓病は生活習慣病の一つと言っても過言ではありません。自覚症状も出にくく、なかなか気付くことができない病気ですが、かかってしまうと生活にも影響が出てしまいます。定期的な検査で自分の状態を細かくチェックすることは大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年05月02日年を重ねると、筋力や体力の低下を感じるようになりますよね。実は気付いていないだけで、内臓も加齢とともに機能が低下していくもの。特に「腎臓」の機能低下はさまざまな病気のきっかけになるのだとか。今回は年とともに衰えるという腎臓について、内科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医★関連記事:「疲れの原因は副腎!?」しんどさの理由は更年期症状だけではなかった【チェックリスト付き】そもそも腎臓って何?体の水分量を調節する器官腎臓と聞いたとき、皆さんはどんなことを思い浮かべますか? きっと多くの方は「尿を作る場所」と思うのではないでしょうか。その考えに間違いはありません。しかし、腎臓にはもっとたくさんの役割があるのだとか。「腎臓の一番大きな役割は、尿を作るということです。血液が糸球体(しきゅうたい)という毛細血管の塊になったところに流れ込み、糸球体でろ過されることで原尿という尿の元になる液体が生成されます。この原尿は1日に150L作られますが、その内の99%は体に再吸収されるようになっています。再吸収されなかったもの、つまり老廃物が尿として排出されます。また、尿を作ることによって体内の水分量を調整しているので、体の中に水分がたまっていれば排尿量は増えます。それ以外にも血圧を調整する役割を担っています。腎臓のろ過機能を安定させるために、血液の流れを一定に保つ必要があります。血流の流れが悪くなると、レニンという酵素が分泌されますので、レニンの分泌量を増減させて血流を一定にしています」(窪田先生)他にはどのような働きがあるのでしょうか?「尿や酵素だけではなく、腎臓ではホルモンも生産されています。腎臓で作られるのはエリスロポエチンというホルモンなのですが、これは赤血球の働きを促進するホルモンです。なので、腎機能の低下によってエリスロポエチンが十分に生産されなくなると、貧血症状が出ることがあります。あとはビタミンDの活性化ですかね。ビタミンDは肝臓に蓄積されるのですが、それが腎臓に移動すると活性型ビタミンDというものに変化します。この活性型ビタミンDは、小腸からのカルシウムの吸収力を高めて骨を丈夫にしてくれる働きを持っています」(窪田先生)腎臓の主な役割はこの4つ!・尿を作る・血圧を調整する・ホルモンの生成・ビタミンDの活性化腎機能が低下すると…骨が弱くなったり肌がかゆくなったりする!?では腎機能が低下した場合、一体どのような症状が現れるのでしょうか。「一番自覚しやすいのは、やはりむくみだと思います。体がむくんでしまう状態は、不要な水分や塩分を十分に排出できていないということです。つまり、腎臓の機能が衰えて尿の生成がうまくいっていないことを示しているのです。尿の生成がうまくいかないということは、尿量の変化にもつながります。尿量が少なくなっていると、水分の排出ができていない証拠。腎機能の低下によって尿の濃縮力が弱まってしまい、多尿になることもあります。更年期世代に多く見られる夜間頻尿などの頻尿症状の多くは過活動膀胱という膀胱の病気が原因ですが、中には腎臓に原因があるという人もいます。また、尿によって老廃物が排出できていないということは、血液中に老廃物が残ってしまっている状態です。尿毒症という尿に毒素がたまってしまう状態になると、全身にだるさを感じることもあります。この病気になった場合、腎臓はかなり悪い状態になってしまっています」(窪田先生)なるほど、体内の水分調節がうまくできなくなってしまうんですね。「水分の循環が悪くなることで、肌が乾燥することもあります。乾燥だけではなく、排出できなかった老廃物がたまってしてしまい、肌がかゆくなってしまう人は多く見られます。あとはビタミンDが活性化しなくなることで、カルシウムが吸収できず、骨粗しょう症になります。閉経を迎えた女性は女性ホルモンが減ることで骨粗しょう症のリスクが高まっていますから、腎臓の状態には気を付けたほうが良いでしょう」(窪田先生)腎機能が低下するとこんな症状が!・むくみ・全身の倦怠感・肌の乾燥やかゆみ・骨粗しょう症腎臓を健康的にしておくには食生活が大切!腎臓は加齢とともに衰えていく臓器。30代ごろから徐々に衰え始めますが、特に50代を過ぎると腎臓が悪くなったと感じることが増えるのだそう。さらになんと80代になると、30代のときの約半分近くしか腎臓は機能しないのだとか! 腎臓の健康を保つためにはどうすれば良いのでしょうか?「食生活が何よりも大切です。コレステロールの多い乳製品や脂身、塩分の多い食事は避け、プロテインなどでたんぱく質を過剰摂取しないようにしたほうが良いです。里いもやさつまいもなどのいも類や白菜などカリウムが多く含まれたものは、塩分排出を助けてくれるのでおすすめですよ。1日20〜30分の有酸素運動や、筋トレでスクワット10回を3セットするなど体を動かすことも大切です。まったく運動しないことは良くないですが、運動が苦手なら湯船に浸かって血流を促進させることが有効です。あとは十分な睡眠を取る、喫煙はしないなど。アルコールは日本酒1合程度にとどめて、週2日は休肝日を設けてください。生活習慣を整えることで腎臓を守ることができます」(窪田先生)水分は1日にどのくらい摂取すべきでしょうか?「人によって違いますし、水分制限がある人もいますので一概にこの量がいい! というものはありません。ですが腎臓が悪くないという人は、1日に1L程度は摂取したほうが良いです。一気に飲むのではなく、コップ1杯を5〜6回にわけてこまめに摂取すると良いでしょう」(窪田先生)腎臓の健康をキープするポイント!・バランスの良い食事・体を動かして血流を良くする・十分な睡眠を取る・喫煙や過度なアルコール摂取はしない・こまめに水を飲むまとめ腎臓は生活習慣と深く関わっています。若いころに暴飲暴食をしていたら要注意なのだとか。腎臓の機能低下は日常生活にも影響してくるので、今からでも正しい生活習慣を身に付けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年04月30日皆さんは誤爆LINEを送ってしまったことはありますか? 今回は実際に募集した誤爆LINEのエピソードを紹介します!残業の帰りに夫にLINE…私たち夫婦は共働きで、夫はリモートワークで夕飯を作ってもらっています。なのでいつも会社から帰宅時間を知らせるLINEをしています。ある日残業を終えて、会社からの帰り道の電車で、いつものように「今から帰るよー♪〇〇(夫のニックネーム)、今日のご飯何かな?♡」とハート付きのメッセージを送りました。夫からなかなか返事が来ない…?いつもならすぐに返信が来るはずなのですが、一向に来る気配がなかったため、LINEを見返しました。すると、宛先を間違えて上司に送っていることに気づきました。残業で疲れていたせいか、直前まで仕事のチャットをしていた上司に送ってしまった上に「既読」の文字が…。恥ずかしさでいっぱいになりながら対処に困っていると、上司からひとこと「お疲れ様です。私は、お店で牛丼を食べる予定です。ゆっくり休んでください。」の返信が来ました。いつも厳しくて冗談をあまり言わない上司なのですが、思わぬ優しさに救われました。誤爆LINEに注意…上司が優しい対応をしてくれてよかったですね…!疲れている時こそ、宛先は要確認ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月28日良好な夫婦関係を築くには、お互いへの歩み寄りが大切になりますよね。もし浮気疑惑のある夫から『言いがかりをつけるなら離婚する』と言われてしまったら……?今回は、サレ妻E子(@motosare__eco)さんの経験談を描いた人気漫画『夫が私の友達と浮気していた話から、衝撃シーンの展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!浮気の証拠をつかむため……些細なキッカケから夫の浮気に気付くも『頼むから離婚してくれ!』と逆ギレされ、浮気の証拠をつかむ決意をしたE子さん。彼女は夫と同じ職場で働くDちゃんに協力を求めた結果、夫が出退勤の時間を誤魔化してE子さんに伝えていたと気付き……?数日後……ここでクイズです!この後E子さんは、夫が“ある不正行為”をしているのではないかと考えます。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントとして、夫はE子さんだけでなく、職場の同僚にも嘘をついている可能性があるようです……。夫の不正行為とは……?正解は「勤怠の不正報告」本当は16時に出勤していたのに、13時に出勤したと不正報告していた夫。そしてE子さんは、この不正報告に協力しているのが“夫の浮気相手”なのではと考えるようになるのでした……。こんなときどうする?夫が嘘の出退勤時間を伝えていただけでなく、勤怠を不正に計上していると知ったら、愕然としてしまいますよね……。その後のお話でE子さんは、浮気調査によるストレスで、食事が取れなくなってしまいました。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@motosare__eco)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月26日皆さんは誤爆LINEを送ってしまったことはありますか? 今回は実際に募集した誤爆LINEのエピソードを紹介します!帰りが遅い夫のために…夫の帰りが遅くなるとあらかじめ分かっていたので、レンジで温めやすいおかずを作って冷蔵庫に入れておき、私と子どもは先に寝ることにしました。夫宛に「鮭の麹焼きと肉じゃがとサラダが冷蔵庫に入っています。味噌汁は耐熱タッパーに入れてあるので、温めて食べてください。私は先に寝ます。いつもお疲れ様。」とメッセージを送って寝ました。まさかの相手から返事が…?次の日の朝、部長から「ごちそうさまでした」と返事がきていて驚きました!会社に着いたら部長に「お前、ちゃんとした飯作ってるんだな」と褒めてもらいました。優しい部長だなと思いました。(匿名)送り間違いに注意…上司に送っていたなんて、驚きますね。優しい反応をもらえて、ほっこりするできごとでしたね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月26日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」今回は、妻を道具のように扱う夫のエピソードを紹介します。眠りが深すぎて大きな音でも起きない夫。毎日この調子だと奥さんも疲れてしまいますよね。後編もお楽しみに!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年04月21日■前回のあらすじ公園に行った翌日、突然仕事帰りに夫がお肉を買ってきて焼き肉をすることに。いつもと違って明るく、私に感謝し、家事もやってくれる。別人のような夫に驚くが、もしかして夫が言った「行動で示す」がこの態度なのか…?■ただやさしくしてほしかったすごく好きで、一緒にいたくて結婚したのに…。まるで「後輩」のように私に冷たくて、「同居人」のように私に関わってくることはなく、「家政婦」のように私が家事育児をするのは当たり前。何年も何度も、伝え続けてきました。何度も夫の心に届くように、そして少しずつ少しずつ夫の心に近付いて…。■ちゃんと気持ちを伝えないと!改めて言うのは照れくさいけれど、夫が行動で示そうとしてくれたことがすごく嬉しかったこと、幸せだと感じたことは、ちゃんと伝えないとと思いました(好きとは言えなかったけど)。次回に続く「夫は私が漫画を描くことを気に入らない」(全15話)は12時更新!
2023年04月09日夫は、昔から子どもにも私にも厳しい人でした。子どもが巣立ってからは夫婦2人での生活になりましたが、私にとってはそれが苦痛の始まり……。口を開けば文句ばかり言ってくるのです。長い結婚生活の中で、夫の扱いには慣れていたつもりでしたが、子どもがいい緩衝材になっていてくれたのかもしれません。気が付けばほとんど夫婦の会話もなくなってしまいました。そんなときに起こった出来事についてお話しします。★関連記事:「自分ができていないのが悪いんだ」モラハラ夫と毒義母に支配された10年間。目が覚めたきっかけは夫のモラハラに耐えかねて理系で賢い夫は私をバカにした発言ばかり夫は会社で素材の研究をしており、賢い人です。学生を指導するため、大学から講義依頼を受けることもしばしば。そんな人だからか、あまり頭の良くない私のことをバカにしているような節がありました。特に子どもが巣立ってからは、その傾向が顕著(けんちょ)に。私がパソコンを買い替え、セットアップの仕方がわからず悩んでいたときも「なんでこんなこともわからないの?」と言ってきたり、買い物に行って必要なものを買い忘れたときは「そんなことすらできないの?」と言ってきたり……。結婚当初から、このようなモラハラ発言を繰り返されていたため、ある程度受け流すことはできます。ですが、毎日のように続けば当然気持ちがいいものではありませんし、正直腹が立つこともありました。それでも長年の経験から、言い返すと余計面倒になるのはわかりきっています。平穏な生活を守るためには、夫の神経を逆なでしないよう口答えをしないことが一番。自分の気持ちを押し殺して生活してきました。仕事中に崖から転落!ある日、私が仕事で出かけたときのこと。訪問ヘルパーとして働いている私は、受け持ちの利用者さんの家を訪問し、日常生活のサポートをおこなっています。基本的には日中の訪問なのですが、その日は夕方遅くに利用者さんの家を訪問することになっていました。利用者さんの家は町から外れた、山の中腹にあります。山の中ということもあり、道路は舗装されておらず、足場が悪い場所。一部は崖のような急斜面になっているところもあります。日中は行き慣れていても、暗くなったタイミングでの訪問は初めて。特に私は自他ともに認める運転下手です。「何も起きなければいいけれど……」と慎重に暗い道を運転しました。いつも以上に時間をかけて、やっと利用者さんの家に無事到着したときは、思わず胸をなで下ろさずにはいられませんでした。運転は下手ですが、ヘルパーの仕事は慣れたもの。いつものように利用者さんに声をかけ、その日やるべきことをサクサクこなしていきます。忙しく動き回っているうちに、あっという間に仕事は終了時刻に。利用者さんに声をかけ、あとは自宅に帰るだけに。 私は利用者さんの家を出て、車に向かって歩きだしました。その瞬間「しまった!」と思いましたが、時すでに遅し。なんと、崖から落ちてしまったのです。仕事を終えた安心感からか利用者さんの家の付近が急斜面になっていることをすっかり忘れてしまい、昼間と同じように歩いて足を踏み外してしまいました。急いで夫を連れて救急病院へ辺りが暗くてよく見えなかったものの、自分が大けがをしていることはわかりました。特に足の負傷がひどく、明らかに大出血しています。ですが、利用者さんに迷惑をかけるわけにはいきません。持っていたハンカチで応急処置をして、根性で急斜面を登りました。車の中で足を見てみると、肉がめくれて身が見えてしまっている状態。急いで病院に向かおうと思いましたが、すでに閉まっている時間だったので救急病院へ行くほかはありませんでした。利き足ではないほうの負傷だったため、なんとか自分で運転できる範囲ではありました。しかし、けがもしており心細さを感じた私は、いったん家に帰って夫を連れて病院へ行くことにしました。家に帰ると夫はすでに晩酌中。簡単にけがをしている理由を説明し、心細いから救急病院へ一緒についてきてほしいとお願いしました。お酒を飲んで酔っ払った夫を助手席に座らせ、スマホで調べてから救急病院へと向かいます。夫はその間心配してくれるわけでもなく、「なんでお前はいつもそそっかしいんだ」やら「救急病院の場所はちゃんとわかっているのか?」やら文句ばかり。けがもしており、夫の態度に対していいかげんに頭にきた私は「少し黙ってなさいよ! そもそもけがの心配くらいしてくれたっていいじゃないの!」と結婚して以来、初めて夫に言い返しました。一瞬言い返したことを「やばい! 怒られるかな?」と思いましたが、意外にも夫は沈黙。そのまま救急病院へ到着しました。すぐに私は緊急処置を施され、医師から1カ月の絶対安静を言い渡されました。まとめしばらくは安静が必要ですが、それでも無事処置が終わったことに安堵。会計を終え、病院に来たときと同じように夫を助手席に乗せて帰ります。すると、しばらく黙っていた夫が帰りの車の中で「悪かった」とひと言。小さな声でつぶやくように謝罪したのです。夫の謝罪を聞くのは、初めての経験でした。私が言い返したことは、夫にとっても衝撃だったのかもしれません。それ以来、夫のモラハラ発言がなくなったわけではありませんが、少し配慮してくれるようになったように感じています。まさにこれが、けがの功名なのかもしれないと思った出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/いけがきみくマンガ/へそ著者/いけがきみく不妊治療を経て結婚7年目に待望の第1子を出産。産婦人科で務めていた経験あり。女性の気になるお悩みやリアルな体験談を執筆しています。
2023年04月08日