夫婦は一緒に寝るのが常識? 最近話題になる夫婦別寝もアリ? 仕事や子育てなどライフスタイルとも大きく関係してくる夫婦の寝室の問題、マイナビニュースの既婚男性会員200名からその実態を探った。「夫婦の寝室は一緒ですか。別ですか。」という問いに、「一緒」と答えた人は70.5%、「別」と答えた人は28.0%、「その他」が1.5%だった。その理由と、現状に対する不満を、以下見ていこう。>>女性編も見る■寝室は「一緒」派の意見・「一緒のベッドで寝るのが当たり前だと思っているので」(43歳男性/電機/事務系専門職)・「夫婦円満の秘訣」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「他に部屋がないんですよ(笑)」(34歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)■対して、寝室は「別」派の意見・「プライバシーは必要」(22歳男性/電機/事務系専門職)・「妻はベッド、自分は布団が好きだから」(33歳男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「私のいびきがうるさいのと、寝起きの時間がずれているため」(52歳男性/電機/技術職)・「子供の夜泣きがうるさいから別にした」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■「別」派にはこんな寂しい理由も…・「仲が悪い」(27歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「気がついたら別になっていた」(28歳男性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「おじさん臭いそうです」(50歳男性/その他/技術職)■「一緒」だと、ちょっとした不満も・「相手の歯軋りがたまに気になる」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「結婚した当初から特に不満はないが、寒いときは布団の取り合いになる」(44歳男性/医療・福祉/専門職)・「妻が暗くないと眠れないので、布団の中で読書をすることができない」(33歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)■総評妻と寝室が「一緒」と答えた人は、「夫婦だから当然」「別にする理由がない」というような回答がほとんどだった。中には、「寝る直前までおしゃべりできる」「仲良しだから」なんてラブラブな人もいたが、大半の男性は夫婦同室に関しては特にコレといった考えもなく、それが自然な状態だと感じているようだ。同様の女性編アンケートでは、夫婦同室という回答者から「いびきが」「物音」という不満を吐露する妻が続出だったが、男性の場合は不満もほとんど見られなかった。……幸せだ。寝室が「別」の人は、「夫の都合というよりは妻側からの要望? 」と思われるような理由が多かった。「子どもが夜泣きするから」「寝室が狭くて家族全員で眠れないから」「いびきがうるさいから」「仕事で帰りが遅いから」などなど。自らの希望で、自分1人になりたいから寝室が別という人は、ごく少数に限られていた。子どもの成長とともに違う部屋に追いやられていくお父さん……どことなく切ない。「その他」を選んだ人の回答には、「部屋がいくつもあるからその日の気分で寝室を変えている」というセレブな意見もあった。「(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年11月6日~2012年11月12日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日「いい夫婦の日」をすすめる会は、11月22日の「いい夫婦の日」に先駆けて「2012年度いい夫婦の日」アンケート調査を実施し、結果を発表した。調査期間は10月10日~12日、全国の既婚男女800名に対しインターネットで調査を行った。結婚前の交際期間について聞いた質問では、「半年以上1年未満」「1年以上2年未満」がそれぞれ24%で合わせると約半数を占めた。次いで、「生まれ変わったとしたら、今のパートナーを選びますか」との質問に対して、全体では「考える」が43%で最も高く、次いで「もちろん今の相手を選ぶ」(37%)、「別の人を選ぶ」(21%)という結果になった。性別でみると「もちろん今の相手を選ぶ」では、男性40%に対し、女性が33%で、男性の方が7ポイント高い結果となった。性別×年代別でみると、男性は「もちろん今の相手を選ぶ」が全年代を通して比較的高いが、50代だけ下がった。女性は30代が最も高いが、50代のとき「別の人を選ぶ」が上がっている。このことから、50代が夫婦関係のキーポイントといえそうだと調査では分析している。夫婦円満だと思うかとの問いにおいて、全体では「とても円満」が26%、「まぁ円満」(53%)まで含めた「円満計」が79%で、昨年の83%と比べて4ポイント下がった。夫婦円満のために大切だと思うことにおいて、全体では「話をする・聞く」が48%で最も高く、次いで、「信頼する」(41%)、「言葉にして感謝を伝える」(36%)、「程よい距離感」(35%)が3割以上で続き、昨年の結果と大きな変動はなかった。パートナーに直してほしい・やめてほしいことは何か聞いた質問では、「直してほしい・やめてほしいことはない」が36%で最も高く、前年の32%を4ポイント伸ばす結果となった。他にも愛情を感じる言葉、理想の夫婦像、理想の夫婦の行動、夫婦の会話などについて質問し結果をまとめている。詳細は「いい夫婦の日」アンケート結果2012で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日