2013年8月1日(木)、佐藤製薬が展開するエイジングケアブランド「エクセルーラ(Excellula)」の新たなイメージキャラクターに、バイオリニストの奥村愛が起用された。「エクセルーラ」は2009年に誕生したスキンケアブランド。肌の潜在能力を細胞レベルから研究し、優れた保湿力と高い浸透性を実現した。2012年3月からは、ホワイトニングシリーズもラインナップされ、30代から50代の女性の肌の悩みに対応したアイテムが豊富に取り揃えられている。今年で発売から5周年を迎える同ブランドのイメージキャラクターとして新たに起用されたのは、バイオリニストの奥村愛。彼女の持つ表現力や知的な雰囲気が、ブランドの高機能なイメージと重なったことが起用の理由。メインポスターは白を基調にしており、清潔感あふれる仕上がりとなっている。▼奥村 愛(おくむら あい)1979年、アムステルダムで生まれ、4歳からヴァイオリンを始める。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに学び、数多くのコンクールで優勝、入賞歴を持つ。2002年「愛のあいさつ」でCDデビュー。プラハ・フィルハーモニー管弦楽団を始め、国内外のオーケストラと共演。親しみやすいトークで人気を集め、テレビやラジオなどでも活躍している。また、一児の母でもあり、親子のための音楽コンサートなども行っている。【製品概要】■エクセルーラレギュラーシリーズ価格:1,890円~4,725円(税込)特徴:独自の複合美肌成分や和漢植物エキス(保湿成分)で角層奥までうるおいを届け、ハリのあるつややかな肌へと導く■エクセルーラホワイトニングシリーズ価格:3,780円~4,935円(税込)特徴:紫外線などによる肌ストレスに着目し、メラニンの過剰生成を抑制するとともに、うるおい成分「完熟メカブエキス(海藻エキス(1))」を独自配合、肌をすこやかに整え、明るく艶のある肌へと導く元の記事を読む
2013年08月16日筧利夫と平幹二朗が初共演する舞台『テイキング サイド』の製作発表が11月26日に都内で行われ、主演の筧、平をはじめ、福田沙紀、小島聖、小林隆、鈴木亮平ら共演陣、演出の行定勲が会見に出席した。『テイキング サイド』公演情報名作『ドレッサー』などでも知られる劇作家ロナルド・ハーウッドの戯曲で、第2次大戦後、ナチス党員として裁判にかけられたドイツ音楽界の巨匠、フルトヴェングラーの悲劇を描いた作品。フルトヴェングラーを平が、彼を追い詰める米軍のアーノルド少佐を筧が演じる。筧は「すばらしい芸術家を徹底的に追及する、血も涙もない男を演じます。2時間強ぐらいのお芝居になりますが、わたくし1回も引っ込みません。こんなことは初めて。今から、どこで水を飲み、どこで鼻をかめばいいのか、そのことばかりが頭の中を駆け巡っております」と笑わせながら、共演陣を見渡し「福田さん、大好きです」「小島さん、タイプです」とラブコール。続けて、「わたくしの演劇人生において、平幹二朗さんと共演する時がくるとは思いもしませんでした。人間真面目に生きていれば、本当にいいことがあるものです」と力強く語った。一方、平は「ロナルド・ハーウッドという人は、人生の一瞬を鋭く切り取りながら、とてもウェルメイドな芝居に作るのがうまい人。今回の作品でも、取調べ官もよく描かれているし、自分の生き方を貫いたことを言葉少なに訴えるフルトヴェングラーもよく描かれている。題名どおり“テイキング サイド”、あなたはどっち側の味方をするか、鋭く問い詰められていく芝居で、お客様はまるで陪審員になった気持ちで、スリリングな展開を楽しみながら、深く考えさせられる」と作品を紹介しながら、「表現者としてのフルトヴェングラーの生き方をつきつめて演じていけたら」と意気込みを語った。また、映画のみならず近年は舞台演出にも意欲的な行定勲は「脚本がすばらしくて、これだけの名優が揃ったわけですから、面白くないわけがない。後は私の演出にかかっているわけですが。自由に楽しく演出させていただけたら」と抱負を語った。舞台は2月1日(金)から東京・天王洲 銀河劇場公演を皮切りに、愛知・名鉄ホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティほかで上演。いずれの公演もチケット発売中。
2012年11月27日筧利夫主演の舞台『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』が、6月10日、東京・シアタークリエにて開幕した。開演前には、筧、佐津川愛美、細田よしひこ、三上市朗、涼風真世のキャスト5人による記者会見も行われた。『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』公演情報時は戦国時代。忍びの世界から足を洗った“飛び加藤”こと加藤段蔵は、手妻(=日本古来の手品)で日銭を稼ぐ日々を送っていた。そんな彼の前に、旅芸人の少女・楓が現れる。楓はかつて助けた若武者にひと目惚れ。加藤の操る手妻が愛しの人を探すのに役立つと考えた楓は、強引に加藤と行動を共にするようになる。だが彼らの背後には、怪しい妖術使いの影が迫っていた。この舞台の大きな魅力は“手妻”である。手妻の第一人者・藤山新太郎が手妻指導を手がけ、物語の語り部として出演もしている。加藤を演じる筧も、舞台上で数々の手妻を披露。なかでも何もない土から一瞬にして瓜を出現させる“植瓜術(しょっかじゅつ)”では、客席からこの日一番の拍手が。技としての腕前はもちろん、芸を盛り上げる話術においても、筧らしさを炸裂させていた。そんな賑やかな手妻シーンから一転、本作では『人魚姫』をモチーフにした切ない恋愛模様も描かれる。佐津川の演じる楓は、旅芸人としての明るい一面と、恋する人に真実を口に出来ない悲しい一面を持ち合わせ、その歯がゆい乙女心が観客の胸を打つ。また楓が慕い続ける若武者・河田長親役には細田。凛とした立ち姿は気品に満ち、眉目秀麗の若武者という役どころを、違和感なく演じ切って見せた。さらに特筆すべきは、涼風の圧倒的な存在感だろう。彼女が演じるのは、加藤に裏切られたことでかつての美貌を失い、妖術使いとなってしまった桔梗という女性。加藤への憎しみと愛情が入り混じり、妖術使いと桔梗との間をさまよう姿は、まさに女の執念が具現化したかのよう。改めて涼風の、女優としての器の大きさを感じさせる役どころとなった。舞台上だけでなく、会見でも持ち前のパワフルさを見せつけた筧。「マジック、アクション、そして人情と、皆さんを楽しませるあらゆる要素が詰まっております!『飛び加藤』、今日ここから羽ばたきます!!」と一気にまくしたてると、キャスト、スタッフから自然と拍手が沸き起こる。涼風の「筧さんのアクションが素晴らしいです」とのひと言に、本人が「そうかなぁ、嬉しいなぁ」と照れ笑いを浮かべる場面も見られた。東京公演は6月26日(火)まで。その後、6月30日(土)・7月1日(日)に大阪・シアターBRAVA!、7月3日(火)に石川・北國新聞赤羽ホール、7月10日(火)に福岡市民会館 大ホールにて公演を行う。取材・文:野上瑠美子
2012年06月11日