LIMIAで人気のインフルエンサー・瀧本真奈美さんによる収納ドリル第3回目は、デイリーユースの下着&靴下の収納術についてご紹介いただきます。下着や靴下など、毎日使うものなのにいつも棚や引き出しがごちゃごちゃ。目にする頻度が高い場所こそきちんと整理整頓がされていたら気持ちいいですよね。下着&靴下の収納なぜすぐにごちゃついちゃうの?下着や肌着、靴下の収納場所をみると、新しいものと古いものがごちゃごちゃになっていることってありませんか?よく使うものは手前に置いておきたいのに奥にあったり、反対に普段あまり使わないものが手前にあったり。すると、出し入れの際に乱れ、ごちゃつきが無限ループに……。毎日、目にする場所だからこそスッキリ収納で気持ちよく!瀧本さんに教えていただきました。フタなしケースで出し入れ簡単!目線の高さから上で見た目も美しく使用頻度が高い下着やインナー関係にはどんな収納アイテムがおすすめですか?「まず、わたしと主人の下着や肌着をそれぞれ半袖、長袖などに分類し、〔ダイソー〕で購入した白い蓋なしのケースに入れます。ポイントは目線の高さから上に収納すること。こうすることでごちゃつき感や中身を見えにくくすることができます」(瀧本さん)「縦収納」でスッキリ!使用頻度を偏らせない収納テクで、定期的な総入替えを細々しがちな下着やインナーの収納方法や、スーツ用の靴下はどのように管理すればよいでしょう。「下着やインナー、靴下などは基本『縦収納』がおすすめです。こうすることでケースの中がスッキリした印象に。我が家の場合、主人の靴下は黒と白のみなので、それらをまんべんなく使ってもらい、使用頻度が偏らないように心がけています。そうすれば一足ずつチェクしなくても、総入替えを定期的に行えばOK。手間が省けますよね。わたしの靴下は〔ニトリ〕の仕切りケースにひとつずつ入れています」(瀧本さん)今回のポイント目線より高い位置に収納することで目隠し効果に。下着や靴下のようにデリケートなものは、家族しか見ないとはいえ、こうした心配りが暮らしに豊かさをもたらすのかもしれません。次回はクローゼット内のバッグの収納と、持ち歩く際のバッグの中身の収納テクニックをの練習です。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年01月27日LIMIAの人気インフルエンサー瀧本真奈美さんによる収納ドリル、第2回目は、「棚と引き出し」。収納に便利な棚や引き出しですが、便利なだけについ、なんでも詰め込んでしまいがち。すると、使いたいときに見つからず、家中を探すはめに……。パーツケースやファイルケースを使った賢い収納テクニックを教えてもらいます。ここにしまったはずなのに……棚と引き出しはどう整理すればいいの?アクセサリーのように細かいものがいつのまにか失くなってしまうことがあります。アイロングッズや化粧品類なども出し入れしていうるうちにごちゃついてしまう……。使いたいものがすぐに見つからないあのイライラ感といったら!そんな収納下手からのストレスと決別するためには、アイテムごとに統一して収納するのがスッキリのコツ。瀧本流・棚と引き出しの収納テクニックを伝授いただきましょう!収納ケースを使って「乱さない」出し入れを!ネックレスやピアスなどは、つけたいときに限ってみつかならないのが常。細かいアクセサリーの賢い収納テクを教えてください。「棚も引き出しも中でなるべく仕切りができるように工夫することがポイントになります。たとえば〔無印良品〕の工具入れの中に、100均のパーツケースを入れて収納します。こうすることで出し入れするときに乱れず、使い終わったら同じ場所に戻すことが自然とできるようになります」(瀧本さん)アイテムごとに統一をして出し入れのアクションを軽減!化粧品やアイロングッズなど、頻繁に使うものだけど隠しておきたい収納はどうすればよいでしょう?「スッキリ収納できても、出し入れのアクションが増えては使い勝手が悪くてストレスになってしまいますよね。アクションを少なくするためには、目的別にアイテムを統一して収納するのがおすすめです。バスケットやファイルケースなどを利用し、重ねず、詰め込みすぎないことを意識してみてくださいね」(瀧本さん)今回のポイントまずはしっかり仕切ってものを乱さないこと。そして、アイロンとアイロン台などセットで使うものが別々の場所に収納されていては、それだけでアクションが増え、生活そのものが煩雑な印象になってしまいがち。統一感を意識して収納を考えることで、どこに何があるかを常に把握することができるというわけですね。次回は下着や靴下の収納術を身につけましょう!●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】
2018年01月26日3人の30代の演出家が昭和30年代に書かれた戯曲に取り組む「かさなる視点―日本戯曲の力―」の第2弾として、上村聡史が安部公房の「城塞」に挑む。開幕まで1か月を切った3月中旬、稽古場に足を運んだ。【チケット情報はこちら】軍需産業で成り上がった“男”(山西惇)には、“拒絶症”を患う父(辻萬長)がいる。拒絶症とは、ある時から自分の中の時間を止めてしまう病。発作時だけかつてのように正気を取り戻す父に、男は妻(椿真由美)や従僕(たかお鷹)を巻き込み、終戦直後のある一日を再現してみせる。幾度も繰り返されるそんな芝居にうんざりした妻は、父を精神病院に送る計画を立てる。男は妻に代わりストリッパーの女(松岡依都美)を雇い、最後の芝居を打つが……。上村は「“戦後”と対峙したいという思いでいくつかの戯曲を読んだ中で、この作品から“いま”を感じた」と語る。「登場人物たちが、戦争の被害者意識と加害者意識を巧みに、無自覚に使い分けているさまが、すごく利己的であり、どこかで現代と繋がっている気がしました。“忘却”は日本人の特性かもしれないけど、終戦から時間を経て、僕らはどんどん忘れていく。そこでいま一度、この作品を通じて日本を批評したい」とこの戯曲を選んだ意図を明かす。稽古を見ると、上村はとにかく頻繁に芝居を止め、演出席から舞台へと足を運び、立ち位置、動き、セリフのニュアンスまで幾通りも試していく。「俳優たちと一緒に批評性を持って作っている」「稽古中はとにかくみんなうるさい(笑)」という上村の言葉通り、俳優陣からも次々と質問や提案が飛ぶ。特に、精神を患い幼児のようになった父を演じる辻、そんな彼を世話する従僕を演じるたかおのベテランコンビは、毎回のようにセリフに込める感情から動きまで変化させ、“怪演”と言うにふさわしい変幻自在の芝居を見せる。まさに病める父親に振り回される邸内の者たちといったところだが、山西、椿、松岡もさすがの反射神経でベテランふたりの好きにさせまいと応酬する。山西演じる“男”は、父親を病院に入れなければ禁治産処分(※財産を自由に処分する権利を失う措置)にすると妻から脅され、なんとかそれを回避しようと奔走するのだが、忌まわしい過去の“記憶”に囚われ、本当に病んでいるのは父ではなく自分なのではないかと苦悩する。男のモノローグは、辻とはまた違った鬼気迫るような圧巻の存在感を放つ。そこから、物語はクライマックスへ――。病んだ父を外へと引きずり出し、また再び時計の針を“あの時”へと戻し、父と息子の対峙へと向かうのだが、このふたりのやり取りはどこへ向かい、たどり着くのか……。それぞれに言い訳、自己弁護、理由を抱えた者たちが“芝居”の力を借りて、自らを正当化しようと戦う――日本人…いや、人間の本能のぶつかり合いが心に突き刺さる。「城塞」は4月13日(木)より東京・新国立劇場小劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年03月24日現在放送中の吉田羊主演火曜ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」。この度、11月1日(火)放送の第4話に女優・小西真奈美が出演することが明らかになった。本ドラマは、“解析診断部”の女医7人によるメディカルチーム「レディ・ダ・ヴィンチ」が、原因不明の病に立ち向かう医療ミステリー。原因不明の病の謎、そしてそこに隠された“患者たちの悩み”。医師として、女として、人として、時にぶつかり合いながらも患者に真摯に向き合う彼女たちが、どう真相を掴み、どのように患者に寄り添い、ときに辛い現実と対峙する勇気をもたらすのか?観た人々も、人生の様々な局面において前向きに生きるヒントをもらえるドラマだ。そんな解析診断部の医師7人には、吉田さん演じる天才外科医・橘志帆を始め、相武紗季、吉岡里穂、「たんぽぽ」白鳥久美子、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭が出演。そのほか、高橋克典、戸次重幸、庄野崎謙、小林且弥らも登場する。今回ゲストとして出演することが決定した小西さんが演じるのは、老舗料亭の女将・真田芽依役。艶やかな着物姿で登場する。そんな小西さん登場の第4話では、芽依と志帆が若年性認知症を患った大女将(黒田福美)の診察をめぐって、激しいバトルを繰り広げる!大女将の病の原因に気付いた志帆が、大女将を勝手に連れ出そうとするのだが、それを芽依に警察に通報され、志帆が警察に連行されることに…といった展開をみせる。撮影を終えた小西さんは「衣装や髪型にも助けてもらい、女将としての所作や立ち居振る舞いに気をつけながら、自分の内側から出てくる心情的な部分を大事に演じました。お話として大事な、嫁姑や家族の問題、反発と、すこしずつ打ち解けていく様子…。そんな部分が出るといいですね」とこれからの放送に期待し、「ドラマ上は“女の戦い”ですが、現場はすごく和やか。女性が先頭に立ってやる作品自体が画期的。女性ならではの言葉の駆け引きも、あるある、それ女子だ~、とクスッと面白くて。シリアスだけじゃない、ホッとする、コミカルな場面が見られるのもこのドラマならではですね」とコメントした。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月19日女優の小西真奈美が、11月1日に放送される関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(毎週火曜21:00~21:54)の第4話にゲスト出演することが19日、明らかになった。このドラマは、主演の吉田羊演じる橘志帆ら、解明できなかった病の原因を特定・救命する「解析診断部」に選抜された女医たちが、知識と能力を生かして患者の命を救っていく姿を描くもの。小西は、老舗料亭の女将役を演じ、若年性認知症を患った大女将(黒田福美)の診察をめぐり、志帆と激しいバトルを繰り広げる。女将役ということで着物姿で登場する小西は「衣装や髪型にも助けてもらい、女将としての所作や立ち居振る舞いに気をつけながら、自分の内側から出てくる心情的な部分を大事に演じました」と役づくりを説明。吉田とはこれが初共演で、「ドラマ上は"女の戦い"ですが、現場はすごく和やか」と、様子を語っていた。
2016年10月19日竹野内豊を主演に、お笑い芸人のバカリズムが脚本を手がけるドラマ「素敵な選TAXI」。このたび、第1話ゲストに安田顕と小西真奈美、第2話ゲストに仲村トオルが出演することが明らかになった。本作の主人公は、乗客を自身の望む過去まで連れていくことのできる不思議な乗り物「選TAXI」運転手の“枝分(えだわかれ)”。人生の選択に失敗して焦る乗客に飄々とした語り口で話しかけ、時にさりげなく、時にユニークなアドバイスを送る。過去に戻ることができる不思議なタクシー運転手と様々な乗客による、人生再生エンターテインメントだ。竹野内さんがタクシーの運転手として毎回、異なるゲストを迎える1話完結型の本作。第1話は、なかなか売れない俳優の村上がレストランで恋人にプロポーズをしようとするも、会って早々に些細なことで喧嘩。ついに怒りが爆発し店を飛び出した彼女を、慌ててタクシーに乗り込み追いかけるが見失ってしまい落胆する。しかし、そのタクシーは枝分が運転する過去に戻れるタクシー・選TAXI。「彼女がいたときの店に戻りましょうか?」と枝分に勧められ、藁にもすがる思いで村上は彼女がいる30分前のレストランに戻るのだが、そこには予測不可能な緊急事態が待ち受けていて…。売れない俳優の村上を演じるのは、ドラマ「ホタルノヒカリ」や「SPEC」に出演、大泉洋も所属する「TEAM NACS」のメンバーとして活躍する俳優の安田さん。「役者として有名になるから待ってろ」と恋人に告げるも8年経ったいまもドラマの端役止まりという役柄だ。その恋人・浦沢香を演じるのは多くのドラマに出演、映画『風邪』ではスパイ役として窪塚洋介と共演する小西真奈美。安田さんは本作の見どころについて「バカリズムさんの独自の世界観を他者が演じ、演出されたとき、どんなものになるのか。得体の知れぬワクワクを抱いてます。村上という、うだつの上がらない男に見どころがあるのかは分かりませんが、ヒーローではない、等身大の人間性に魅かれます」とコメントを寄せる。小西さんは「バカリズムさん独特の口語的台詞が満載で、私の演じる香は怒ってばかりなのに全く憎めないし、むしろクスリと笑えてホッコリ幸せな気持ちになる、不思議な魅力を持った作品です」と“脚本家”バカリズムさんを大絶賛。第2話では、平和な優陽町で町長の娘が誘拐され、犯人が選挙カーに乗って逃走するという大事件が起きるというスリル満点なストーリー。本作で登場するのは、「チームバチスタ」の白鳥役でおなじみの仲村トオル。海辺の田舎町・優陽町で民宿を営む男・平野役を好演する。平野は偶然出会った枝分に頼まれて、町の観光スポットまで選TAXIに乗って道案内をすることになるのだが、平野と誘拐事件の関係に注目だ。仲村さんは第2話の見どころについて「監督含め、この何年もの間、とある“変人官僚”の役で顔を合わせてきたスタッフの方々と、今回“民宿のオヤジ”というあまりにも違う役柄で現場の空気を吸っているのが、超個人的に面白いポイントなのですが、その自分で面白がってる感が、そのまま画面にも映っているかもしれないところが、このドラマの見どころでしょうか(笑)あのドラマをやっていなかったら、今回の話もなかったのかもしれない…まさに人生は選択の連続ですね」と語った。また、今回は主人公・枝分の行きつけで、バカリズムさん演じる迫田店長のカフェ「choice」のレギュラーメンバーのキャストも発表された。サバサバした性格でしっかり者の店員・宇佐見夏希役には、ドラマや映画、舞台での活動のみならず、科学番組のMCを務めるなど知的な一面も光る演技派女優・南沢奈央。同じく女性店員で夏希とは逆に天真らんまんな小悪魔系・関カンナ役には、現在公開中の園子温監督最新作『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢されるなどいま最も注目の若手女優・清野菜名。明るくおしゃべりなカフェの常連客・標道雄役には、シリアスからコメディまで幅広い役をこなす実力派俳優・升毅が毎話出演する。毎回冒頭とラストに登場する竹野内さんやバカリズムさんと共に繰り広げられるクスっと笑えるカフェのシーンは見逃せないシーンとなりそうだ。ドラマ「素敵な選TAXI」は、10月14日(火)より関西テレビ・フジテレビ系にてよる10時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月19日沖縄・宜野湾市で開催中の「第6回沖縄国際映画祭」。3月21日(金・祝)にビーチにてレッドカーペット・イベントが行われ、よしもと芸人を始め、小西真奈美、水沢アリー、「NMB48」などが登場し53,000人の観客を沸かせた。「Laugh & Peace」をテーマとして、これまで5回にわたり行われてきた「沖縄国際映画祭」。6回目となる今年は「島ぜんぶでお~きなこと!」を新たな合言葉に、開催場所を全島に広げ、レッドカーペットも2日間にわたって行われる。1日目は冷たい風が吹く中でのレッドカーペット・イベントとなったが、開始前からすでに観客の熱気が。まずは毎年恒例の沖縄舞踊のエイサーでスタート。最初に登場したのはオープニングの司会を務める今田耕司とアナウンサーの木佐彩子。それに続き、芸人や俳優がと登場するなかペールカラーのミニ丈のワンピースで美脚を披露する水沢さんは菊地亜美と一緒に「嬉しい! 超楽しい!」と興奮気味。続いて「パンサー」の3人が登場すると、観客から黄色い大歓声が!先日発表された今年の「よしもと男前ランキング」で2位についた「パンサー」向井慧は「レッドカーペットでこんなにたくさんの人たちの前で歩くことができて、感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔で応えた。そして品川ヒロシ監督作『サンブンノイチ』に出演する哀川翔は、貫録たっぷりに登場。報道陣につかまりなかなか前に進めない哀川さんに、品川さんは「翔さん早く!」と声をかける一幕も。さらに「NMB48」のメンバーが登場し、会場の盛り上がりはMAXに。小笠原茉由は「サイコーです!」とコメントし、手を振る沿道のファンのもとに駆け寄って声掛けするなどファン・サービスもたっぷりだった。終盤に近づくと、豪華俳優陣が続々と登場。鉄拳のパラパラ漫画を実写映画化した『振り子』からはブラックスーツでクラシックにまとめた中村獅童やホワイトのロングドレスに身を包んだ小西真奈美らがレッドカーペットを歩いた。その後、『円卓』に出演の芦田愛菜が行定勲監督と一緒に登場。この日は白とピンクのノースリーブのワンピースでヘッドアクセサリーを着けドレスアップ!「かわいいー!」との沿道の声に、「ちょっと緊張してます」と語りながら「ノースリーブなので少し寒いです」と話した。最後は、ベン・スティラーの監督作『LIFE!』の日本語吹き替え版を担当した「ナインティナイン」の岡村隆史。「ふと横を見たら、この寒さで芦田愛菜ちゃんがブルブル震えてました。さすがに『毛布毛布!』って言いましたよ」と話し、ファンと交流しながら歩いた。23日(日)には沖縄・那覇国際通りにてレッドカーペットが行われる。(text:cinemacafe.net)
2014年03月22日小学館は、TOKYO FMのラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司BEYONDTHEAVERAGE」のスピンオフ絵本『えいたとハラマキ』を発売した。同書は、TOKYO FMで放送7年目を迎え、リスナー74万人を誇るラジオドラマからの初のスピンオフ絵本。今回は、ラジオドラマの主人公、安部礼司のひとり息子4歳の「永太(えいた)」を主人公に、誕生日のプレゼントにもらったママの手編みのハラマキを巻いて奮闘する姿を描いた。ストーリーは、誕生日プレゼントでもらったハラマキを巻いて、えいたが街に飛び出すと、郵便ポストやモミの木、こぐま、白鳥のこどものトラブルに遭遇。持ち前の機転と大事なハラマキで、次々と彼らを助けていくという内容。白鳥のお母さんと世界を救うために、寒い国の魔王と対峙(たいじ)するなど、優しさと勇気にあふれた内容となっている。今回は、絵本化にあたり、ストーリーは番組の脚本家が特別に書き下ろしを行った。絵は新進気鋭の絵本作家が担当している。ハラマキを巡って展開するファンタジーで、ラジオドラマとの斬新なコラボレーションは、子どもはもちろん大人も楽しめる内容とのこと。『えいたとハラマキ』は、小学館が発行。作は北阪昌人、絵はおくやまゆか。全40ページで、価格は1,470円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日映画『東京公園』が6月18日(土)に公開。都内劇場にて、主演の三浦春馬をはじめ榮倉奈々、小西真奈美、井川遥に青山真治監督が登壇しての舞台挨拶が行われた。小路幸也の同名小説を原作に、写真家志望の青年がある奇妙な依頼を通じて、自分の周囲にいる女性たちに思いを巡らし、向き合うさまが描かれる。三浦さんは、義理の姉を演じた小西さんとのキスシーンがあるが、初めて完成した作品を鑑賞したときをふり返り「(キスシーンが)こんなに長くて大丈夫?お客さんが『長いよ』って言うんじゃないかと思いながら冷や汗をかいて観た」と述懐。会場からは笑い声が起きたが「みなさんも自分のキスシーンを大きなスクリーンで見たら冷や汗かきますよ」と照れくさそうだった。「本当にこの映画が大好き」という榮倉さんは「考える力を与えてくれる作品だと思います。恋愛や家族、友達を描いた映画ですが『こういう風に観て』というものがない。いま、頭の中を占めているものを投影して、観る人によっていろんな形に変わると思います」とアピール。小西さんも「身近にあることがすごく大切で、それに支えられて自分があるのに、一番後回しにしてしまうものですね」と映画を通じて感じた思いを吐露。「震災の後にこの映画を観て、母に『お母さん、大好きだよ』と電話してしまいました」と明かした。井川さんは“見つめられる”側で、娘と共に東京中の公園を歩き回る。実生活でも2歳になる娘さんがいるが「娘が私を真っ直ぐに見つめていることを感じます」と語り、「散歩がてらにスーパーに寄ったら。お酒売り場の前で立ち止まって『ママ、ママ』って(笑)。見てるんだなと思いました」と意外なエピソードを披露し、会場は笑いに包まれた。ちなみに、カメラ越しに井川さんを見つめ、追いかけ続けた三浦さんは「本当に後を追いかけたくなりました」と告白。井川さんから「いま、思いついたようなことを(笑)」と照れくさそうに返されると、「本気で言ってるんですよ!」と力を込めつつ赤面していた。『東京公園』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会■関連記事:小西真奈美インタビュー次々起こる化学反応で新たな発見「それもありかも」三浦春馬インタビュー青山作品で“変化”を楽しむ「人間て単純じゃないんですよね」“親友”になりたい俳優は誰?「acteur」最新号を5名様にプレゼント榮倉奈々、監督を「自由な猫ちゃん」小西真奈美の壮絶エピソードに「鳥肌立った」三浦春馬×3人の女優陣が織り出す優しい物語『東京公園』試写会に5組10名様ご招待
2011年06月20日映画『東京公園』の完成記者会見が6月2日(木)、都内で開催され、主演の三浦春馬に榮倉奈々、井川遥、小西真奈美に青山真治監督が出席した。「東京バンドワゴン」の小路幸也の小説を『ユリイカ』の青山監督の手で映画化した本作。カメラマン志望の大学生・光司は「ある女性を尾行して撮影してほしい」という奇妙な依頼を受ける。これをきっかけに自分の周囲の3人の女性――幼なじみ、義理の姉、そして娘を連れて東京の公園を散歩する女性――と向き合い、彼自身も少しずつ成長していく。久々の新作となる青山監督は作品のポイントとして「若々しさ」を挙げ、初めての仕事となる三浦さんらの起用を「さわやかさで決定した」と説明。「いまでも、まぶしすぎて真っ直ぐ見られないくらい!」と語るが、女優陣からそんな監督の現場での振る舞いについて“告発”が…。榮倉さんは「監督が楽しんでいるのは感じました。衣裳合わせで突然いなくなったり、現場の居間で寝転がっていたり、自由なネコちゃんみたい。『目を見て話せない』なんて嘘だろうって思います」といたずらっぽく語る。小西さんもこれに同意し「突然、突拍子もない演出をされるんですが、おもちゃを見つけた子供みたいにキャッキャしてました」と証言。一方、遠くから撮影されることが多かったという井川さんは「私は監督の姿を探すのが大変でした…(苦笑)。『これでいいのだろうか?』と思いつつ監督に視線を送ると『うんうん』という感じで頷いてくださって」と現場での監督との“距離”を明かしてくれた。ちなみに井川さんは、セリフがない役柄で、子供を連れて東京中の公園を散歩するのだが、普段からお子さんを連れて公園を散歩するそうで「うちの子を置いて散歩に来ちゃった、という気持ちでした」と笑顔で語った。三浦さん演じる光司は、この3人の女性たちをカメラで追いかけるのだが、この錚々たる美女たちをファインダー越しにのぞき続けた感想は?と尋ねられると「絶対に聞かれるだろうなと思ってました…」と照れくさそう。「苦手なんですよ、女性が…」と困った顔で監督に助け舟を求め「まっすぐ見られませんでした」と監督の言葉を借用していた。一方で役柄に関しては「これまでの役の中で一番、自分に近い」と明かし、「普段はスローテンポだけど、周りに合わせられる人間。でもどこかで自分のペースを守りつつ、秘めた陰の部分もあって魅力的な役でした」と強い思い入れを語った。特に、終盤の長ゼリフのシーンが印象に残っているそうで「一発で決めたら監督が『素晴らしい!』と言ってくださって…。普段、褒めない方なんですが、そのカットだけ褒めていただいて、僕には監督の心からの叫びに聞こえました。役者として一生の宝物になった」と嬉しそうに述懐した。一方、小西さんは印象的なシーンとして大島でのロケでの岬の端での強い風の中でのシーンを挙げ「仁王立ちで、スタッフの方が風よけの毛布を持ってくださっている中で撮りました」と撮影の裏側を明かしてくれた。すると、一足先に完成した作品を観た榮倉さんが「あのシーンの小西さんは本当にきれいでした。お話を聞いて鳥肌が立ちました!」と感激した面持ちを見せ、会見場は温かい空気に包まれた。『東京公園』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会■関連記事:三浦春馬×3人の女優陣が織り出す優しい物語『東京公園』試写会に5組10名様ご招待ガーリーなファッションが似合う俳優ランキング!混戦を制したのは向井理
2011年06月02日映画『相棒−劇場版II−』(仮題)の製作報告会見が8月9日(月)、東京・東映大泉撮影所で行われ、小西真奈美、小澤征悦らゲストキャストが初お披露目された。2000年6月に初放送された人気刑事ドラマシリーズの10周年を飾る劇場版第2弾で、警視庁幹部12人を人質にとられた警視庁籠城事件に、特命係係長の杉下右京(水谷豊)と相棒の刑事・神戸尊(及川光博)が挑む物語。レギュラーメンバーに加え、警視庁の元組織犯罪対策部の刑事という経歴を持つ犯人・八重樫哲也を小澤さん、八重樫の警察学校時代の同期で総務部装備課・朝比奈圭子を小西真奈美、ほかに宇津井健、國村隼らが出演する。6月25日(金)にクランクインし、国内での撮影を終え、明日10日(火)から13日(金)までのフィリピンロケをこなしてクランクアップ予定。TVシリーズと劇場版第1作に続き和泉聖治監督がメガホンを取っている。“相棒”コンビとの初共演の感想を司会者から求められた小西さんは「3人のシーンを控えてメイク室で一緒になったんですが、先に水谷さんが出ていくときに『ご縁があったらまた後ほど』っておっしゃった。何て返していいか…と思っていたら、及川さんが『そうですね、ご縁があったら』と返したので、ああ、この2人は本当に相棒なんだと思った」とエピソードを吐露。すかさず及川さんが「先輩(水谷さん)は、ちょいちょいユーモアを挟むんです」と突っ込むと、水谷さんは「だって人生、何があるか分かりませんから。メイク室を出た後に…」と冷静に切り返す“右京節”全開だった。今度は及川さんが小西さんとの共演の感想を求められると「楽しかったですよ、明るくて…いい匂いがしました」。同じ問いに小澤さんも「初めてだったんですけど、すごくいい匂いがしました」と揃って萌え気味。小西さんと会場の笑いを誘った。一方、自身にとっての相棒を尋ねる質問に、小澤さんは「家族」。食道がんとの闘病から生還し今月1日(日)に復帰会見した父で世界的指揮者・小澤征爾さんへの思いを垣間見せた。この最新劇場版に先駆け、10月からドラマシリーズ「相棒season9」が放映予定。『相棒−劇場版II−』(仮題)は12月23日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:相棒−劇場版II−(仮題) 2010年12月23日より全国にて公開
2010年08月09日小栗旬の初監督作品として注目を浴びる『シュアリー・サムデイ』のヒロイン役を小西真奈美が演じることが発表された。これまで、男性キャストのみが発表されており、女性キャストが明らかになったのはこれが初めて。映画の公開初日も7月17日(土)に決定した。本作は、小栗さんが自身と高校時代の仲間たちとの絆をテーマに書き上げたプロットを基に、4年の歳月を経て製作された。主要男性キャストは、小出恵介、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシ。この5人が演じるのは“いつかきっと”という思いを持ちつつも平凡な日々を繰り返す高校生。ある日、狂言で学校爆破の騒ぎを起こすことを企てるが、なぜか本当に校舎を吹き飛ばしてしまったことから思わぬ大騒動に…。想いを寄せる女性を誘拐され、巨額の借金を背負い、命まで狙われる事件に巻き込まれるハメになる。その小出さん扮するタクミの初恋の女性こそが、小西さんの役どころ。個性派揃いのバンドマンである5人と小西さんがどのように絡んでいくのか?そして、“監督”小栗旬が小西さんをどのように演出したのか?またひとつ、本作の注目すべき点が。また、小西さん以外の女性キャストとして、大竹しのぶ、原日出子、上戸彩、井上真央が出演することも併せて発表された。すでに発表されている男性共演陣も妻夫木聡、竹中直人、笹野高史、岡村隆史、阿部力、津田寛治などなど超豪華!どのような作品に仕上がっているのか完成が待たれる。このたび、本作の特報も到着!「おれたちは人生の絶頂とどん底を味わった」、「バカで最強だったおれたちを取り戻す」といった言葉と共に、青春の疾走感あふれる映像が展開されている。『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。こちらの予告編は、MOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:2010年はバンドブーム再到来?小栗旬、初監督作品は旬な5人が高校バンドマンに
2010年01月13日1991年度の「このミステリーがすごい!」第1位を獲得した「行きずりの街」(志水辰夫著・新潮文庫刊)が仲村トオルと小西真奈美を主演に迎えて映画化されることが決定した。かつては教職にあったが、卒業した教え子との結婚をスキャンダルのように扱われ、高校を追われ、離婚にまで追い込まれた主人公・波多野。現在は郷里で塾の講師をしていたが、東京で音信不通となった教え子を捜すべく、再び東京に足を踏み入れる。この失踪事件の背後に、かつて自分を学園から追放した男たちがいることに気づいた波多野は、捜査のためにあるバーへ。そこで、かつての妻・雅子と12年ぶりに再会する。失われた時を取り戻そうとする2人。そして、彼女の助けもあって波多野は徐々に事件の核心へと近づいていく…。メガホンを握るのは、人間の持つ泥臭さや感情を浮き彫りにする演出で『魂萌え!』、『カメレオン』、『闇の子供たち』と近年も話題作を次々と世に送り出している阪本順治。企画者には、仲村さんの映画デビュー作である『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズの生みの親であり、松田優作作品や、「あぶない刑事」シリーズなど、数々の話題作をものしてきた黒澤満が名を連ねている。波多野役の仲村さんは「(製作プロダクションである)セントラル・アーツは別名“黒澤(満)撮影所”というか、ここは僕にとっては“実家”のようなところ。ここに、いったい何人の恩人と呼べる人がいるんだろう、と改めて思う日々です。役者としてド素人だった僕は、この人たちに『許してもらい』、『誤魔化してもらい』ながら仕事をし、いままで何とか生き延びてきたんだなと実感してます。でも、役者を始めて24年、来年は25年目を迎えるので、『もうガキじゃないんだぞ』という緊張感もあります。これからも多くの質の高い仕事をすることが、ふるさとへの、恩人の方たちへの恩返しになるんじゃないかと…と感慨に浸ってしまうわけにもいかないので(笑)、とにかく、この作品の日々の現場を、目の前にあることを頑張っていこうと思ってます」と並々ならぬ決意を語る。波多野のかつての教え子であり、別れた妻でもある雅子を演じる小西さんは「阪本順治監督は、以前からお仕事をご一緒したかった監督だったので、真摯な気持ちで臨みたいと思いました。阪本監督は、役者の感情や温度を大切に撮影して下さいますし、仲村トオルさんはそれを大きく受け止めて下さるので、毎シーン良いものが出来ていることを感じています」と手応えを明かす。「しっとりとした、それでいてハードな」作品に仕上げたいと語る阪本監督。66万部を売り上げた傑作ミステリーをどのように描き出すのか?失われた時間と、自らの誇りを取り戻すための男の孤独な闘いはどこへ向かうのか――?『行きずりの街』は10月末にクランクアップ予定。2010年秋、全国にて公開。■関連作品:行きずりの街 2010年秋、全国にて公開© 「行きずりの街」製作委員会
2009年10月17日小西真奈美主演『のんちゃんのり弁』が26日(土)公開を迎え、都内の劇場で初日舞台挨拶を実施、小西さんに加え岡田義徳、村上淳、佐々木りお、山口紗弥加に緒方明監督、そして主題歌を担当したスネオへアーが登壇した。小西さんは詰めかけたファンに向けて「土曜日にわざわざ足を運んでくださってありがとうございます!我が子が自分の元を離れていくようでさびしくもあります」」と初日を迎えての喜びとちょっぴり複雑な心情を明かした。劇中、離婚寸前のダメな夫とかつての初恋の男性が登場することを意識して「元カレ、元旦那と一緒にでも構いませんので観に来ていただければ…あ、いまのカレとでもいいですよ!」と呼びかけ会場の笑いを誘った。小西さんの隣りにちょこんと立つのは小西さん扮する小巻の愛娘・のんちゃんを演じたりおちゃん。「楽しく、がんばってここまで仕上げたので、楽しく観てもらいたいです」と大人顔負けの挨拶で喝采を浴びた。山口さんは撮影をふり返り「思い出したくないくらいつらかったです。この仕事やめようかと思うくらい。監督、愛のムチをありがとうございました」と恨みのこもった挨拶。村上さんには監督から「葉っぱのように」とまさに“草食系”の男を演じてほしいとの要望があったとのことだが、自身とリンクしているか?という問いに村上さんは「はい!」と即答した。岡田さんは開口一番「ダメ旦那です(笑)」。“愛娘”りおちゃんとの久々の再会を喜んでいたが「最初は、僕が触れるだけでりおちゃんが泣いてしまい悩みました…」と撮影当初の苦悩を告白。すると、りおちゃんは愛嬌たっぷりに「ごめんね」。小西さんは優しく「乙女ゴコロだよねー」と母親の顔でフォローを入れていた。スネオへアーはいきなり「今回の役どころは、非常に難しくて…」と語り出し、一斉に「出てないでしょ!」と突っ込まれていた…。小西さんには登壇者の男性の中で誰にお弁当を作ってあげたいか?という悩ましい質問が投げかけられたが、迷った挙句に「じゃあ(笑)、スネオへアーさんで」と意外な大穴(?)を指名。スネオへアーは「じゃあ週末、いつものところで!」と笑顔でデートを約束した。『のんちゃんのり弁』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。■関連作品:のんちゃんのり弁 2009年9月26日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「のんちゃんのり弁」製作委員会■関連記事:小西真奈美インタビュー監督が10分で惚れこんだ素顔とは――?お弁当が切り開く幸せ!舞台挨拶付き『のんちゃんのり弁』試写会に10組20名様ご招待小西真奈美、7歳の娘からの手紙に涙目「子供と一緒に成長する母を演じた」小西真奈美が初の母親役に挑戦!下町の人情ドラマ『のんちゃんのり弁』快調撮影中
2009年09月26日その演技力の高さはもちろん、清楚で真面目で凛とした雰囲気を放つ女優として、映画、テレビ、舞台に引っ張りだこの女優、小西真奈美。彼女が新作『のんちゃんのり弁』で演じるのは、初のお母さん役だ!31歳の主婦・小巻(こまき)がダメ亭主と別れ、娘・のんちゃんと一緒に人生の再スタートを切る姿を綴ったこの人間ドラマで、小西真奈美が見せた意外な一面とは?母親役を通して感じたのは、1人の女性としての生き方――役柄同様、小西さん自身も今年31歳という年齢を迎える。彼女が子供の頃に思い描いていた30歳は「酸いも甘いも経験していて、ちょっとのことには動じずにドーンと受け止められるような、ものすごく大人なイメージ」だったそうだが、実際に30歳を迎えてみると「ドーンと受け止めるどころか、ちょっとのことで動揺するし、悩みます(笑)」と、理想とは少し違ったよう。「でも、悩むということはそれだけ女性の選択肢が広がったっていうことなのかもしれないですね」と、実はかなり前向きな性格!今回の母親役は前向きな彼女が30歳を迎えたタイミングで舞い込んできた役柄。けれど、脚本を読んでいくうちに見えてきた小巻という女性像から感じたのは、母親としての生き方ではなく、1人の女性としての生き方だったと語る。「子供という守る存在があるのに仕事もお金もない──そんな女性が社会に出て成長をしていくさまを描きたいんじゃないかなと思ったんです。だから、お母さんお母さんしているよりも、1人の人間が奮闘しながら前に進んでいく姿を演じられたらなと。それに、共感する部分も多くて…何でも前向きに考えるポジティブさとか、思ったことをすぐに行動に移すところとか、似ていますね」。確かに、小巻の行動力はすごい!娘のために作ったお弁当がおいしいと評判になると、“安くて美味しい最高のお弁当屋を開く”ことを決意。目標に向かって一生懸命努力する姿は、何歳であろうとも輝いている。これまでにもキラキラと輝く女性を数多く演じてきた小西さんだが、今回はそれに加えてコミカルさが求められ、「全身全霊でぶつかっていくしかなかった。どれだけ本気でぶつかれるかが勝負でした」と、現場をふり返る。「この人を撮りたい!」と、出会って10分で小西真奈美に惚れたという緒方明監督が、ヒロイン・小巻像に求めたものは一体どんなものだったのだろうか?「このキャラクターならこのシーンはこんな感じだろうなと、ある程度想像して現場に行っても、監督は私のイメージを軽々と超える要求をしてくる。例えば、重要なことを語るシーンであれば、私としてはシリアスに語った方がいいのかな?と思うわけですよ。でも、監督は、ここはコミカルに、ここはシリアスに、ここはテンポ重視で…と、1シーンの中で色々なものを要求してくるんです。何度かテストを重ねてようやく自分のなかでつかめてきたかなと思うと、いままでのことは全部忘れて自由に演じてくださいって言うんです!」と明るく話すが、現場では相当苦労したはず。けれど、それは監督が小西真奈美という女優の力を認めているからこそ。小さなことで必死に喧嘩する夫婦に愛おしさを感じる――小巻がダメ亭主(岡田義徳)と繰り広げる喧嘩のシーンでは、こんな小西真奈美は見たことない!と、驚いてしまうほどのインパクトを残している。「前日にアクション指導の方から指導を受けて要領は分かっていても、本番になるとお互い2割増しくらい本気になっちゃって(笑)。リハーサルでは予想できなかったハプニングも起きたりしました。小さなことで必死に喧嘩してバカな夫婦だなと思いつつも愛おしくて泣けてくる、そんなシーンになっています」。ちなみに、旦那を額縁で殴る場面では勢いあまって額が頭を突き抜けたり、小西さん自身も本気で突き飛ばされ青あざができたのだとか。また、忘れてはならない見どころは“お弁当”。小巻が娘のんちゃんに作るお弁当は、愛情と工夫が満載!小巻がその日ののり弁を解説するくだりもユニークだ。そこで聞いてみたいのは、小西さんがお弁当に欠かせないおかずベスト3!で、そのおかずは…「タコさんウインナー、玉子焼き、ふりかけとかでんぶの模様入りのごはん」とのこと。どれもお弁当の定番ではあるけれど、手作りという魔法が特別なおかずにしてくれるのだ。そして、手作りの“手”から伝わるものの大切さをこう語る。「手をつないだり、抱きしめてあげたり、愛情って手から伝わっていく気がするんです。お弁当を作ることも、子供を育てることもそうだと思いません?手には温かさと何かを導いていく強さが込められているのかなって。私の手はまだまだ成長過程の手かもしれません(笑)」。(text:Rie Shintani/photo:HIRAROCK)■関連作品:のんちゃんのり弁 2009年9月26日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「のんちゃんのり弁」製作委員会■関連記事:お弁当が切り開く幸せ!舞台挨拶付き『のんちゃんのり弁』試写会に10組20名様ご招待小西真奈美、7歳の娘からの手紙に涙目「子供と一緒に成長する母を演じた」小西真奈美が初の母親役に挑戦!下町の人情ドラマ『のんちゃんのり弁』快調撮影中
2009年09月17日