カフェにおいてある大きなエスプレッソマシン。貫禄があってカッコイイが、家に置くのはちょっとムリ。ということで、家庭用のコンパクトなエスプレッソマシンが多数販売されている。しかし、パワー不足だったり、圧力が安定しなかったりと、様々なネガティブコメントをよく聞く。実際のところ、どうなのだろうか。島根県松江市のカフェ「CAFFE VITA」オーナーである門脇裕二さんに教えていただく。○家庭用マシンを選ぶ時のコツ確かに、「家庭用のエスプレッソマシンってどうなの? 」とお客さんからのよく聞かれます。結論から言えば、ちゃんとしたエスプレッソやラテアートはできます。家庭用マシンといっても価格はまちまちで、高いマシンと安いマシンでは何が違うのだろうかと思われるでしょう。答えは、素材と中身です。高いマシンには外装にアルミ等が使ってあり、重さも結構あります。安いマシンは、外装がプラスチックで重さも軽め。ちなみに「CAFFE VITA」で使ってる業務用のマシンは100kgぐらいあります。あとは安定感ですね。家庭用マシンで数杯入れると、抽出の圧力やスチームのパワーが弱まって不安定になりやすいです。業務用は大きめのボイラーが内蔵されていて、安定性があります。また家庭用のマシンを選ぶときの参考になるのが、コーヒーの粉を入れるケース(バスケット)の大きさ。できれば、大きい方を選ぶといいと思います。大きいバスケットはコーヒー豆も多く入り、濃いエスプレッソが抽出されるため、牛乳などを加えてコーヒーの味わいが薄くなりにくいです。今お持ちのエスプレッソマシンがバスケットが小さいタイプ(直径50mm以下)なら、エスプレッソはシングルで取らずダブルでシングルの量を入れてみてください。濃い目に出ると思います。うまく入れられるようになったら、色々なフレーバーシロップを加えてアレンジするのも面白いですね。僕のオススメは、チョコレートとエスプレッソに砂糖、それと同じ量のスチームミルクを入れるレシピ。スイートチョコみたいな味わいが楽しめますよ。あと、エスプレッソはチョコレートやナッツ系のシロップがよく合うと思います。いろいろ試して、ご自身のカスタムドリンクを楽しんでください。
2015年02月18日東芝情報機器は2月9日、企業向けMVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービスに本格参入し、「TIEモバイル」の販売を開始すると発表した。サービスは、NTTコミュニケーションズと協業。NTTドコモの高速LTE回線を活用したモバイルデータ通信回線サービスで、企業向けに低価格で豊富な回線料金プランの提供を実現する。回線だけではなく、企業向けタブレットやPCといったハードウェア、セキュリティを強化するクラウドサービス「dynacloud」、ハードウェアの保守及び自社キッティングセンターでのキッティングまでワンストップで一括提供していく。
2015年02月10日ケルヒャージャパンは2月6日、家庭用高圧洗浄機「K2クラシック プラス」と「K2クラシック」を発表した。発売は3月9日。価格はオープンで、推定市場価格はK2クラシック プラスが13,800円前後、K2クラシックが11,980円前後(いずれも税別)。K2クラシック プラスとK2クラシックは、洗車などに便利な家庭用高圧洗浄機のエントリーモデル。トリガーガン(持ち手)と高圧ホースには、工具なしで接続できるクイックタイプの留め具を採用している。別売のサクションホースセットとフィルターを使用すれば、バケツの水や風呂の残り湯などを吸い上げて使用することも可能だ。2モデルは標準付属品が異なる。いずれにも付属するのはトリガーガン、5m高圧ホース、本体カップリング、吸水口フィルター。このほか、K2クラシック プラスには手もとで水圧を調整できるバリオスプレーランスと洗浄剤タンクが、K2プラスには一定の水圧で噴射する1ジェットノズルと洗浄剤吸引ホースが付属する。本体サイズと重量は、K2プラスクラシックがW175×D443×H251mm/3.9kgで、K2クラシックがW175×D380×H251mm/3.8kg。最大許容圧力は8MPaで、最大吐出水量は330L/h。
2015年02月09日東芝ライフスタイルは2月4日、同社の家庭用機器のうち「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が適用されるのは4月1日から。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理の効率化などによってコストの削減が進んだため決定された。東芝ライフスタイルは今後もリサイクルコストを削減する努力を継続し、料金改定を随時行うとしている。
2015年02月04日島津製作所とオリックス・レンテックは2月2日、島津製作所製の分析機器および試験機器を対象に、島津製作所グループの保守プランを組み合わせたメーカー保守付きレンタルサービス「保守付Lレンタル」を開始すると発表した。同サービスでは、レンタル機器を保有・管理するオリックス・レンテックがレンタル期間満了時の機器の市場価値を考慮したレンタル料金を設定する。さらに、「SHIMADZU LabTotal」というコンセプトで業務支援を推進している島津製作所による同サービス向け価格での保守プランを組み合わせることで、ユーザーのコスト低減と資産・契約管理の合理化を支援するという。また、これまで、新たに機器を導入する際には、レンタル契約とメーカーとの保守契約をそれぞれ個別に締結する必要があったが、同サービスではこれらの契約を一本化することで資産管理業務の効率化を図ることができる。加えて、予算の管理面でも、突発的な保守・修理費用の発生を抑えることができるとともに、機器の保守・管理を行う島津アクセスをはじめとする島津製作所グループのサポートサービスにより、安心・安全に機器を利用できるとしている。そして、ユーザーの機器の使用ニーズに合わせたレンタル・保守期間を設定することで、資産を遊休化させることなく、不要な保守費用の発生を防ぐことができる。例えば、複数年にわたる研究開発プロジェクトにおいても、限られた予算の中で必要な機器を効率的に活用することが可能となる。今後も、両社は島津製作所グループの技術力とオリックス・レンテックの資産管理ノウハウの連携を推進し、ユーザーの業務効率の改善に向けたサービスの拡充を目指すとしている。
2015年02月04日日立アプライアンスは2月3日、同社製「家庭用ルームエアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金が改定されるのは4月1日からだ。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、資源回収の分別技術向上、処理工程改善によるコスト削減、素材市況などを踏まえて決定された。
2015年02月03日三菱電機は28日、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)に基づく特定家庭用機器廃棄物の再商品化などに必要な行為に関する料金(以下、リサイクル料金)のうち、家庭用ルームエアコン、冷蔵庫・冷凍庫および洗濯機・衣類乾燥機のリサイクル料金を2015年4月1日から引き下げると発表した。家庭用ルームエアコンのリサイクル料金(1台当たり・税抜、以下同)は、現行の1,500円を1,300円に、冷蔵庫・冷凍庫については、内容積170リットル以下の場合は3,600円を3,400円に、同171リットル以上の場合は4,600円を4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は2,400円を2,300円にそれぞれ引き下げる。同社は、家電リサイクル法が施行された2001年4月より、使用済み家電製品に含まれる資源の有効な利用拡大に取り組んでいる。中でも同社製の家庭用ルームエアコン、冷蔵庫・冷凍庫および洗濯機・衣類乾燥機は、処理工程の改善などが進み、再商品化率は家庭用ルームエアコンで95%、冷蔵庫・冷凍庫で82%、洗濯機・衣類乾燥機で94%を達成。今回は将来のさらなるコスト削減の可能性も考慮し、家電リサイクル法の第20条に基づき、リサイクル料金を改定したとしている。
2015年01月28日三菱電機は1月28日、同社製「家庭用ルームエアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。家庭用エアコンは旧価格の1,500円から1,300円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,600円から3,400円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,600円から4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,400円から2,300円に引き下げられる(価格はいずれも税別)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理工程の改善が進んだため決定した。三菱電機製品の再商品化率は、家庭用ルームエアコンで95%、冷蔵庫・冷凍庫で82%、洗濯機・衣類乾燥機で94%まで達している。
2015年01月28日ダイキン工業は1月27日、同社製ルームエアコンにおいて、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。旧価格の1,620円から1,404円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、リサイクル処理の効率化や金属資源の価格安定などによって、収支が改善する見通しが立ったため決定された。
2015年01月27日シャープは1月22日、同社製「家庭用エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。家庭用エアコンは旧価格の1,500円から1,300円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,600円から3,400円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,600円から4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,400円から2,300円に引き下げられる(価格はいずれも税別)。このたびのリサイクル料金引き下げは、解体後の素材回収技術が向上したことや、素材市況の価格動向を踏まえて決定された。
2015年01月22日アルプス電気は1月20日、カーナビなどの車載機器とモバイル機器の無線接続に最適な車載用Bluetooth/無線LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発したと発表した。カーナビやディスプレイオーディオなどの車載機器には、スマートフォンなどでのハンズフリー通話や、音楽の再生などに用いられるBluetoothの通信機能が搭載されているが、近年はこれに加え、LTE対応のスマートフォンを経由し、クラウドへの高速通信を可能とする無線LANの搭載が加速している。一方で、Bluetoothを用いるセット製品は、アンテナも含めたモジュールとしてBluetooth SIG認証や各国電波法の認証の取得が必要だが、その検討・検証には多くの工数が掛かる。また、カーオーディオなどの車載機器に搭載されるCPUの多くは処理能力が低いため、Bluetoothプロトコルスタックや無線LANドライバを併せ持つことが求められている。同製品は、Bluetoothプロトコルスタックを内蔵したことで、Bluetooth認証に加え、各国電波法の認証もモジュールとしてアルプス電気で取得している。さらに、無線LANドライバを備えており、ホストCPUの負荷なくWi-Fiの接続環境を実現できる。加えて、アンテナやセット製品の設計・検証、ソフトウェア開発、認証にまつわる工数削減を可能にしている。そして、独自の高周波技術やシミュレーション技術により、アンテナの特性に影響を与える基板回路を最適化したことで、モジュールへのアンテナ搭載を実現している。なお、サイズは28.0mm×29.0mm×7.2mm。サンプル価格は1万円。すでに、月産5万個体制で量産を開始している。開発は技術本部 古川工場、生産は生産本部 角田工場(宮城県角田市)が担当している。
2015年01月22日エレコムは13日、ノートPC用となるスティックタイプのACアダプタ「ACDC」シリーズを発表した。「NEC LaVie」用、「TOSHIBA dynabook」用、「FUJITSU BIBLO」用の3モデルを用意。1月下旬より発売する。いずれも価格は16,308円。○ACDC-NE1965CBK「ACDC-NE1965CBK」は、NECのノートPC「Lavie」シリーズなどで使用できるACアダプタ。コンパクトなスティックタイプになっており、鞄のちょっとしたすき間に入れておける。5万時間の高い耐久性能を持ち、待機電力は従来モデルの約半分という省エネ設計。ケーブルをまとめるケーブルバンドが付属する。出力は19V 3.42Aで、容量は最大65W、待機電力は0.15W以下。電源ケーブル長は約0.3m、DCケーブル長が約1.8m。本体サイズは約W25×D26×H131mm、重量は約165g。主な対応機種は、LaVie Gタイプ S(H)シリーズ、Light Luiモデル、Touchなど。○ACDC-TB1965CBK「ACDC-TB1965CBK」は、東芝のノートPC「dynabook」シリーズ(T55 / T553 / T642シリーズ、N514 / R731 / KIRA V632シリーズなど)に対応。ACアダプタとしての仕様は「ACDC-NE1965CBK」とほぼ共通。○ACDC-FU1965CBK「ACDC-FU1965CBK」は、富士通のノートPC「FMV-BIBLO」シリーズ(LOOX C / M / Uシリーズ、LIFEBOOK P / U / UHシリーズなど)に対応。ACアダプタとしての仕様は「ACDC-NE1965CBK」とほぼ共通。
2015年01月13日STMicroelectronicsは1月8日、車載機器向けに高耐圧・超高速ダイオード10品種を発表した。同製品は、重量が50mg、厚みは1mmのSMBflatパッケージで提供される。競合製品が使用する標準的なSMBパッケージ(厚さ2.4mm)から約60%薄型化されており、車内の限られたスペースに取り付けるために軽量かつ薄型が求められる電子制御ユニットに最適となっている。さらに、表面実装型のSMBflatパッケージ(リード)は、SMBパッケージ品とフットプリント互換性があるため、既存のプリント基板上で問題なく置き換えができる。この他、動作温度範囲は-40℃~175℃と広いため、車載アプリケーションだけでなく、過酷な環境下に設置される移動基地局や屋外照明などにも適している。また、今回発表された10品種は、超高速ダイオードの電流定格は1A~3A、繰り返しピーク逆電圧定格は600V~1200Vがラインナップされている。同ファミリには、「Lシリーズ」と「Rシリーズ」があり、「Lシリーズ」は順方向電圧(VF)が低いため、導通損失を抑える必要のある回路に適している。一方、「Rシリーズ」は逆回復時間(trr)がより短くなっている。逆回復時間が短いとスイッチング損失が最小限に抑えられ、高速なスイッチング周波数においても高効率で動作するため、外付けのインダクタおよびコンデンサが小型化できる。なお、現在量産中で、1A/600Vの「Rシリーズ STTH1R06UFY」の価格は、100個購入時で約0.15ドルとなっている。
2015年01月13日米Pioneer Electronicsは7日(米国時間)、家電見本市「2015 International CES」にて、車載機器用のプラットフォーム「Android Auto」に対応したカーエレクトロニクス製品を発表した。北米、西欧、オーストラリア市場にて3月より発売するという。なお、日本を含めたその他、国と地域での発売については発表されていない。「Android Auto」はAndroidデバイスと車載機器を連携させることができるプラットフォーム。シンプルで直感的なユーザーインターフェースが特徴となっており、カーナビや検索、通話、オーディオなどの機能が利用できる。こうした機能は音声による操作が可能で、運転中の安全に配慮されている。同社が3月より発売する製品では、「Android Auto」に加え、iPhoneを連携させることができる「CarPlay」にも対応している。そのほか、対応している主な機能は以下の通り。HDMIワイドバンド・スピーチ、A2DP AAC BluetoothMirrorLinkHD RadioiDataLink Maestroデュアルゾーン オーディオ・ビデオ再生機能(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月08日Cerevoは5日、スマートフォンやクラウドと連携する、スノーボード用のウェアラブル機器「SNOW-1」(スノウワン)の開発を発表した。発売は2015年内。想定価格は400~600ドル。「SNOW-1」は、Bluetooth 4.0 LEやGPS、荷重センサー、加速度センサーなどを内蔵した、スノーボード用のバインディング。同社が2014年12月に発表した、スマート・スポーツ分野の新ブランド「XON」の第1弾製品となる。SNOW-1には、3軸加速度センサー、曲げセンサー、荷重センサー、高輝度LEDなどが搭載され、Bluetoothで連携したスマートフォンやタブレットに、滑走したデータをリアルタイムで転送できる。荷重センサーは左右それぞれの足元に4カ所ずつ搭載し、荷重の掛け具合や重心位置を測定。曲げセンサーではスノーボードの部位別でしなり具合を計測でき、ユーザーは自分の荷重や重心の掛け方を可視化できる。測定データは、スマートフォンで撮影した動画と重ね合わせて表示できるほか、GPSを利用した滑走軌跡も確認できる。本体サイズは、W300×D165×H270mm。バッテリはリチウムイオン。無料のiOS/Androidアプリも用意する予定。同製品は米国時間2015年1月6日から米・ラスベガスで開催される家電関連展示会「2015 International CES」で実機展示とデモンストレーションを行う。
2015年01月05日ルネサス エレクトロニクスは12月16日、16nm世代プロセス以降の車載情報機器用SoC向けに新しい回路技術を開発した。詳細は、12月15~17日に米国サンフランシスコで開催される国際会議「2014 International Electron Devices Meeting(IEDM 2014)」にて発表される。半導体プロセスの微細化とともにデバイス素子のばらつきが増大することで、デバイスの下限動作電圧が悪化する傾向があり、その対策として回路を工夫する技術(アシスト回路)が導入されている。従来は、読み出し動作時の安定動作を確保するため、アクセス時にワード線の電圧をわずかに下げる工夫をしていた。しかし、この方式では、書き込み時の動作マージンの悪化や、読み出し速度が著しく低下するなどの課題があった。そこで、FinFETの特徴を生かし、これまでとは逆にワード線電圧をわずかに昇圧し、読み出し時と書き込み時でそのパルス幅を変えるというアシスト回路方式を採用した。これにより、読み出し時と書き込み時の動作マージンを確保しつつ、高速な読み出し動作を実現した。また、新しいFinFETでは、これまでのプレーナ型MOSFETとは異なる素子ばらつきがある。例えば、アレイ状に並んだメモリセルの中央部と端部で、読み出し動作時にビット線を流れる電流にオフセットが生じることで電流差が発生し、読み出し時のセンスアンプマージンが確保できず、デバイスが誤動作する可能性がある。このため、この電流差を十分に考慮したマージン設計を行う必要がある。そこで、この電流オフセットを試作したテストチップで実測することで定量的に確認した。さらに、この実測結果から最適な動作マージンを確保できるように回路の微調整を行った。そして今回、SoCに搭載されるCPUやリアルタイム画像処理ブロックのキャッシュメモリとして、同回路技術を採用したSRAMを最先端16nmプロセスで試作した。その結果、0.7Vの低電圧条件にて、641ピコ秒の高速動作を確認したという。今後、同技術が将来の先進運転支援システムや自動運転に求められるリアルタイム画像処理の性能向上に大きく貢献することが期待できるとコメントしている。
2014年12月17日エクシングとフェイスは11日、PlayStation 4およびPlayStation 3向けの家庭用カラオケサービス「JOYSOUND.TV Plus」を共同で開始した。オンライン時で10万曲以上のカラオケ楽曲を楽しめる。JOYSOUND.TV Plusは、PS4あるいはPS3向けの家庭用カラオケサービス。PS3、PS4にUSBマイク(別売)を接続することでカラオケを楽しめる。マイクは最大2本まで同時に使えるので、デュエットも可能だ。全国のユーザーと点数を競い合う「全国採点 ONLINE」機能、ビブラートや音程など詳細を分析して採点する「分析採点」機能を搭載。また、スマートフォンやタブレットをJOYSOUND.TV Plusと連携させることで、選曲用のリモコンとして使用できる。PlayStation Storeで「JOYSOUND.TV Plus」ソフトをダウンロードする必要があり、そのうえで「歌い放題チケット」を購入するとカラオケを楽しめる。ソフトのダウンロードは無料で、歌い放題チケットは、24時間が286円、30日間が952円となっている(いずれも税別)。PS4向けのみディスク版を用意。ディスク版は5,800円(税別)で販売し、収録された51曲は歌い放題チケットを購入せずに楽しめる。下表はディスク版の曲リスト。
2014年12月11日帝国データバンクは12月10日、DJ機器で知られるベスタクスが、東京地裁より破産手続き開始決定を受けたと報じた。負債は約9億円の見込み。同社は「Vestax」ブランドを展開し、DJ用のミキサーやターンテーブルなどで高い評価を受けていた。ベスタクスは、プロ用楽器の設計販売を行う椎野楽器設計事務所として1977年に設立された。1987年に社名をベスタクスへ改名し、エフェクターやプリアンプのほか、DJ向けのミキサーやターンテーブルの製造を中心に事業規模を拡大。「Vestax」ブランドのDJ機器は国内外で高い知名度を持つ。しかしながら、景気減速や音楽機器市場の変化にともなう消費の低迷によって需要が減少。海外製の安い製品が台頭するなどの影響もあり、売上がぜん減していた。金融機関との交渉などでしのいでいたものの、資金繰りも悪化し、2014年8月末までには事業を停止していた。
2014年12月11日富士通研究所は12月5日、さまざまなウェアラブル機器を意識することなく利用可能な環境の実現に向け、センシングミドルウェアを開発し、省電力なアプリケーションを簡単に提供できるフレームワークを構築したと発表した。携帯電話やスマートフォンには、さまざまなセンサが搭載され、近隣の店舗検索や健康管理など新しい情報サービスに利用されてきた。近年は、多様なウェアラブル機器が登場しており、身に着けた人の場所や動きといった情報をより多く捉え、さらにきめ細かいサービスの実現が期待されている。こういった、人の状況に合わせてタイムリーに情報提供するには、機器の操作有無に関わらず、常に人の情報を採取し判断し続ける必要がある。しかし、スマートフォンやウェアラブル機器はバッテリの電力で常時稼働しているため、動作するアプリケーションや対応するサービスの開発には、センサを上手に使いこなしながら消費電力を抑える工夫が必要だった。例えば、スマート端末では、センサ用APIを通じてセンシングを使うさまざまなアプリケーションを容易に開発できるが、稼働させるセンサを必要最小限に絞り、こまめにそれぞれを電源制御するような省電力化は開発工数とノウハウが必要で、専用に作り込む必要がある。また、センシング処理を低消費電力のマイコンに任せてスマート端末本体の消費電力を抑える方法もあるが、処理内容自体は専用のファームウェアとして開発する必要がある。そこで今回、低消費電力なセンシングアプリケーションを簡単に開発できるフレームワークを開発した。このうち、センシングミドルウェアは、アプリケーションからのセンシング要求に対して、消費電力を抑えるように自動でウェアラブル機器へセンシングの処理を振り分けるものである。振り分けの手順は、まずミドルウェアは、ウェアラブル機器の接続状況を監視し、利用できるセンサの情報を収集する。次に、アプリケーションからの要求を受けたら、その要求内容とセンサの情報を照らし合わせ、個々のセンサの消費電力や通信の発生頻度などから、センシング処理を最も少ない消費電力で実行できるように稼働させるセンサの組み合わせを決定する。さらに、稼働させるセンサの組み合わせに基づいて各ウェアラブル機器に常時センシング処理を指示する。指示を出した後は、基本的にウェアラブル機器がセンシング処理を続けるため、ウェアラブル機器から通知が届くまでスマートフォン本体は低消費電力の待機状態になる。このように、アプリケーションからの要求に基づいて自動的に省電力なセンシング方法を選択して実行する。また、ウェアラブル機器側のファームウェアモジュールであるセンシングノードでは、センシングミドルウェアから送り込まれる指示に従って常時センシング処理を行う。これにより、ウェアラブル機器が備えたセンサと低消費電力のプロセッサを用いて、センサデータの取得、加工、条件判定を低消費電力で長時間継続できる。そして、ミドルウェアから新たな指示が届くことで、ノードでの処理内容が変わるため、アプリケーションに合わせてさまざまなセンシングを行うことができる。これらの技術を活用することで、常時センシングするアプリケーションを、センシングや省電力制御のノウハウがなくても簡単に開発できるようになり、センシングを活用したソリューション構築に要する開発工数を従来の約1/10に短縮すると同時に、消費電力を1/3以下に低減できる。さらに、利用するウェアラブル機器が類似の他の機器に変わっても、対応ファームウェアを備えたセンシングノードであれば、アプリケーションを作り直すことなく使うことができる。これまでは、ウェアラブル機器の省電力化をソリューションごとに行う必要があったが、同技術によってウェアラブル機器側のカスタマイズ開発を大幅に削減できるため、開発期間やコストを抑えることができ、ウェアラブル機器をさまざまなソリューションに導入して活用することが可能になる。なお、富士通研究所では、同技術の2015年度中の実用化を目指す。また、ウェアラブル機器を同技術に対応させるためのインタフェース仕様は、機器メーカーなどに公開し、対応機器の開発を促進する予定。
2014年12月05日ヤマハは、独Axiros社とネットワーク機器事業における製品機能の開発に関する業務提携の契約を締結したと発表した。Axirosは、通信ネットワークに関わる機器の管理・制御とサービスの稼働状況の可視化を実現するソフトウェア群を提供しているソリューションプロバイダー。ヤマハでは、ネットワーク機器事業のさらなる拡大にあたり、顧客価値につながる機器機能の高度化を重要テーマとしており、同分野において高い技術と豊富な経験を持つAxiros社と開発に関する業務提携を結ぶことで、より高い市場競争力を確保できるとしている。両社は、この業務提携を通じて、両社の保有する知見やノウハウを相互活用し、安定したネットワーク環境の提供を一層拡大させるという。
2014年11月28日腕、脚、脇、背中、顔・・・・・・気になるムダ毛と産毛。レーザー脱毛をするなら今がベストシーズンってご存知ですか?水着や肌見せファッションに合わせて、夏に脱毛する人がいますが、紫外線が強い時期は深刻な肌ダメージを招くことがあるので要注意!紫外線量と毛の生える周期を考慮した秋冬から始めると、夏にスベスベの肌を目指すことが出来ます。まずは正しい知識と体験方法をしっかりマスターしておきましょう。■施術前の心得電車の中や雑誌で、レーザー脱毛が低価格で体験出来るとか、痛みが少ないという広告を見ると、思わず体験したくなるのが女心。体験前の心得として次のことを覚えておきましょう。クリニックもしくはサロンを決めたら、予約の電話もしくはカウンセリングの時にメモを取ることをお勧めします。●レーザー脱毛のメリットとデメリット。●施術の基本回数、費用について。●レーザーを当てると、肌と毛にどんな影響が出るのか。●施術を受けた後のケアの仕方。他にも、けがをして傷がある、妊娠の可能性がある、服用している薬があるなど、事前に自身の体の状態を伝えることも重要です。■毛の生える周期は、部位で異なる頭髪には「成長期(毛髪が伸びる。約5~6年成長を続ける)、退行期(毛髪が成長をやめる。期間は約2~3週間)、休止期(抜ける準備をする。期間は約2~3ヶ月)」という成長のプロセスがあるように、体毛にもサイクルがあり、部位や性別、季節によってそのスピードは異なります。●脇:頭髪よりも成長スピードがやや遅い。●腕・脚:休止期が長く、毛の伸びるスピードが遅い。冬より夏の方が速く伸びる。一般的にレーザー脱毛の施術は3~5回を基本に、体毛の状態によって追加されることがあります。一回の施術で全身脱毛を体験した場合、身体の部位や季節によって毛の生える速度が異なるので、濃薄の差が出ることは仕方のないことですが、クリニックやサロンによって、毛の濃さや薄さに合わせてレーザーの出力を調整することもあるので、一回の体験で判断するのは禁物です。■約半年かけて経過を見ることが大事私の体験ですが、脇の脱毛は左右で約10分弱(消毒などを含む)で終了。バチッ、バチッと10か所ぐらいレーザーを当てますが、私の場合、思いのほか熱くて痛いと感じました。看護士さんが保冷剤で冷やすとすぐに回復します。施術直後は毛穴が黒い点だらけになりますが、これはカサブタです。自分で無理やり取らないように注意されました。皮膚が内側から押し上げられるとカサブタが自然に取れますが、完全にまっさらなツルツルの状態になるまでには一ヶ月かかります。その頃、二回目の施術に行き、カサブタ→ツルツル、さらに一ヶ月後に三回目の施術、という具合に、皮膚の状態と毛の太さや成長を見ながら脱毛を繰り返します。カサブタが取れるとスベスベになるので、そこで脱毛を辞めてしまう人がいますが、特に年齢が若いと毛が成長して伸びてくるので、特別なことがない限りカウンセリング時に提案された回数を受けるようにしましょう。こちらでは脇の話をしましたが、他の部位も同様。特にすね毛や背中の毛は量も多く、女性でも濃い場合があるので、施術時間と経過も異なることがあります。■保湿を忘れずにレーザーは大げさに言えば毛を焦がすような衝撃なので、皮膚にダメージを与えることがあります。特に、施術後は肌が乾燥することがあるので、入浴後は低刺激タイプの化粧水、もしくは乳液を脱毛した部位にやさしくなじませましょう。せっかく毛がなくなってもお肌がカサカサだったら台無しですから。湯船に入れる入浴剤も、例えばオレンジ、ベルガモット、カミツレのような肌に刺激のある香料が含まれていたら使用を中止しましょう。■さいごに今月は皮膚科やサロン探しに専念して、12月あたりからレーザー脱毛に通うと、来春以降、自慢したくなるスベスベ滑らかボディ肌を叶えることが出来そうです♪(米村亜希子/ハウコレ)
2014年11月21日エルナーと太陽誘電は11月17日、車載・産業機器用大型電気二重層コンデンサおよびリチウムイオンキャパシタ事業を加速させるため、資本業務提携を締結したと発表した。エルナーは、市場拡大が期待される環境・エネルギー市場、車載市場に重点をおいて、コンデンサ事業およびプリント回路事業の顧客開拓、新製品の開発を進めている。一方、太陽誘電は、コンデンサの製造・販売事業ではグローバルな販売力、マーケティング力、生産技術力、堅固な財務基盤を持ち、環境・エネルギー市場、車載市場に注力している。今回、両社は、今後グローバルに環境・エネルギー市場、車載市場向けビジネスを加速していくに当たって、製品および販路における補完関係が強いことなどから、戦略的パートナーとして資本業務提携を締結するに至ったという。具体的には、車載・産業機器用大型電気二重層コンデンサおよびリチウムイオンキャパシタの共同開発および生産、資材調達での協力、コンデンサ事業における技術・生産ノウハウの共有化、相互協力による販売拡大を図っていくとしている。
2014年11月19日20~30代の女性を対象にしたムダ毛処理に関するインターネット調査結果家庭用脱毛器を製造・販売するホーム・スキノベーションズ・ジャパン株式会社は、20歳以上40歳未満の女性661人を対象にインターネットにて「ムダ毛処理に関する調査」を実施した。その調査結果によると、「ムダ毛処理の仕方」は68.9%がカミソリと回答。ムダ毛処理の経験については、86.7%の人が「現在している」と答え、3.6%の人が「全くしていない」となった。処理方法はカミソリに続き、エステサロン/クリニックという回答が16.6%という結果に。また、頻度についての質問では、冬の頻度は全体的に落ち込み、年間を通して最も多かったのは「週1回」という回答だった。そして、約8割の女性がムダ毛処理の際に、肌への負担を感じた経験を持っていることが分かった。ムダ毛処理による肌への影響の認識は薄い?ムダ毛処理が肌にどれだけの影響があるかの認識については、60.4%の女性が「季節によってムダ毛処理は負担が左右する」ことを知らないと答えている。また、毛周期についての知識も薄く、「毛周期を意識してムダ毛処理」を行っているかの質問では、63.6%が「している」、3.6%の人が「全くしていない」という結果になった。毛周期を把握している女性は少なく、把握している女性はわずか16%であった。最後に、「ムダ毛処理をしておけば良かったと思った時はありますか」という質問では、82.9%の人が「はい」と回答。効率的なムダ毛処理を知ることで肌への負担も変わってくるようだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・PRTIMES
2014年11月18日ON Semiconductorは、さまざまな産業機器、白物家電、および民生機器アプリケーション向けに、モータ制御アプリケーション用製品群を強化する新たなソリューションとしてデュアルステッパー・モータ・ドライバ「LV8714TA」、ならびにハイサイド・ゲートドライブ向けの内部ブートストラップ回路を備えた600V定格インテリジェント・パワーモジュール(IPM)「STK5Q4U352J-E/STK5Q4U362J-E」を発表した。LV8714TAは、4Vから16.5Vまでの動作電圧を備えたモータ・ドライバで、2つのステッパモータまたは4つのDCモータを個別に駆動できる。またパワーFETは、1つのレグで0.9Ωの総オン抵抗、および同時整流タイプのスイッチングを備えており、フル稼働時の消費電力を最小限に抑えることが可能なほか、アイドル状態の際に消費電力を最小限に抑えることを目指した低スタンバイ電流(1μA未満)を実現している。さらに独自の内部電流検知メカニズムにより、外部電力抵抗器なしで確実にロスレス電流を測定できるため、システム・ソリューションのエネルギー効率を向上させることが可能となっている。一方のSTK5Q4U352J-EおよびSTK5Q4U362J-Eは、高電圧3相モータ・ドライバの実装に必要なすべての重要な機能を備えており、出力段階は最新のIGBT/FRDテクノロジを用いているため、高レベルのパフォーマンスを発揮することが可能。また、制御入力およびステータス出力はすべて、広く使用されているシステム・マイクロコントローラと直接互換性を持たせるために、低電圧レベルとなっている。なおいずれもすでに提供を開始しており、LV8714TAは9mm×9mm 48ピン TQFPパッケージ品で、1万個発注時の単価が2.99ドル。STK5Q4U352J-E/STK5Q4U362J-Eは18.2mm ×29.6mm DIPモジュールで、1万個発注時の単価が、それぞれ5.80ドル、6.00ドルとなっている。
2014年11月12日トリア・ビューティ・ジャパンは5日、家庭用レーザー脱毛器「トリア・パーソナルレーザー脱毛器プレジション」の新色モデルとして「ブロッサム」を発売した。価格は税込36,800円となっている。トリア・パーソナルレーザー脱毛器プレジションは、クリニックで用いるレーザー脱毛技術を家庭で手軽に使用できる脱毛器。口周りやワキ、Vライン、指先など細かい箇所の脱毛に適したコンパクトサイズだ。気になる箇所への2週間に1度の照射を3カ月続けると、脱毛が完了する。このたび、既発売の「ダブ」に新カラーとなる「ブロッサム」を追加した。サイズはW38×D40×H170mm、重量は200g。照射面積は直径1cm。出力レベルは3段階で設定可能となっている。
2014年11月05日JBCCと、オリックス・レンテックは10月29日、デジタルサイネージの放映コンテンツ配信サービスと各種機器レンタルを一体化させた「mot!VISIONスターターパック」の提供を開始した。同製品パックは、各拠点のデジタルサイネージをクラウド環境により接続し、放映するコンテンツをコントロールするシステムと、ディスプレイでの放映に利用するサイネージプレイヤーのレンタルサービスをパッケージ化したもの。クラウド型の利点と機器のレンタルサービスを活用し、管理者によるプライベートなWeb放送局としての機能を提供するほか、設置したデジタルサイネージと来店者のスマートフォンなどを連携させ、O2Oによる販売促進への活用も可能とする。オプションとして、ディスプレイと専用スタンド、モバイル回線セットも用意し、デジタルサイネージを初めて活用される顧客でも初期コストを抑えて導入することができる。なお、12月26日までの契約でキャンペーン価格が適用され、基本システムがサイネージプレイヤー1台あたり、2年契約で月額6000円(税別)、3年契約で4800円(税別)。オプションとなる42型高輝度ディスプレイなどのスタンドセットは、2年契約で月額1万3800円(税別)、3年契約で月額1万500円(税別)となる。両社は今後、1年間で1000台の導入を目指す考えだ。
2014年10月30日ドスパラは、6.4インチまでのモバイル機器に対応した車載ホルダー「DN-11401」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は1,499円。同製品は、6.4インチまでのスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器に対応した車載ホルダーである。吸盤を利用してダッシュボードに設置するタイプで、台座部分は360度回転する。設置はマウント部分を上から押さえて、ロックレバーを下げるだけで行える(ただし、シボ加工の粗いダッシュボードには装着できない場合がある)。吸盤部分が汚れてきたら水洗いまたはウェットティッシュなどで拭くと、吸着力が戻り、繰り返し設置出来るようになる。また、デバイスを挟み込む部分はラバーが貼られていて、傷から保護する構造になっている。サイズは高さが90mm、ホルダー幅が24mm、吸盤直径は63mm。重量は約62gとなっている。
2014年10月23日アドビ システムズは21日、同社の公式ブログ「Focus In Blog」において、千葉県・幕張メッセにおいて開催される国際放送機器展「Inter BEE 2014」に出展すると発表した。開催期間は11月19日~21日 10:00~17:30(21日は17:00まで)。インテルとの共同出展で、ブースの場所は同会場 展示ホール6/ブース番号6304。入場無料(要・事前登録)同社のブースでは、横8メートル×縦4メートルの4K LEDスクリーンを設置したメインステージにおいて、Adobe Creative Cloudのビデオ制作ツール群(Adobe Premiere Pro CC/Adobe After Effects CC/Adobe SpeedGrade CC/Adobe Prelude CC/Adobe Media Encoder CC)のデモが実施される。また、モーショングラフィックアーティスト・佐藤隆之氏やフォトグラファー・藤本ツトム氏によるユーザー事例講演も予定されているとのこと。さらに、HP Zワークステーション環境によるビデオ制作ツールのデモを鑑賞できるCreative Cloudデモコーナーのほか、インテルのCPUおよびSSDを搭載したPCがAdobe Creative Cloudとともに展示される。なお、同展の入場に際しては登録が必要。会場で当日に登録はすることも可能だが、事前登録サイトから登録を行うことで、会場で並ぶことなく入場証を入手でき、より近い入場口から入ることができるという。ちなみに、「Inter BEE 2014」は、JEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会が主催する音と映像と通信のプロフェッショナル展として開かれる、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションやソリューションが集結する国際展示会。1965年に第1回を開催して以来、今年で50回目となる。
2014年10月21日サイレックス・テクノロジーは10月21日、高い耐ノイズ性・耐環境性が要求される産業機器用途向けの組み込み用無線LANアクセスポイント「SX-AP-5800EWB」を発表した。一般的な無線LANを工場や倉庫などのFA分野で利用する場合、高電圧電流から発生するノイズや、温度など現場の環境が製品の特性に影響する可能性があるほか、通信速度低下など接続に不安定性がある場合、通信停止の問題発見や問題解決の間、生産性が低下する懸念がある。同アクセスポイントは、24VDC絶縁型コンバータを搭載し、入出力間の電源とGNDを完全に分離し、電源/GNDラインからのノイズの回り込みを防ぐなど高い耐ノイズ性を実現している。また、インダストリアルグレードの温度範囲に拡張可能な設計を採用しているほか、カスタマイズの要望に柔軟に対応することを目的に各種のオプションが準備されているという。さらに、動作周波数800MHzのMarvell製Armada370シリーズを搭載したプラットフォームや、アクセスポイント・ワイヤレスブリッジといった主要機能は、同社の標準製品をはじめ多くのOEMで利用実績のある安定したハードウェア・ソフトウェアであり、高い品質が求められる産業機器用途にも十分利用可能であることが実証されているとのことで、産業分野であってもIEEE 802.11rを活用することで、稼働性のある産業機器でも幅広く利用可能だとしている。
2014年10月21日日本マイクロソフトは11月7日より、12型タブレット「Surface Pro 3」用の周辺機器として、キーボード付きのカバー「Surface Proタイプカバー(レッド)」を発売する。Microsoft Storeでの価格は14,018円。Surface Proタイプカバー(レッド)は、これまでMicrosoft Store限定で販売されていたが、11月7日以降は全国の量販店などでも購入できるようになる。Surface Proタイプカバーのカラーバリエーションは、シアン、ブラック、ブルー、パープル、レッドの5色。本体サイズはW295×D217×H4.8mm、重量は295g。
2014年10月18日