横浜ベイクォーターでは、7月30日(土)から8月31日(水)まで、開業5周年記念企画『カモン!風フェスタ』を開催中。1000本のかざぐるまが回る『帆船かざぐるま』が登場する他、『夜風ライブ』『夏空に雲を飛ばそう!』など、心地よい風を感じながら楽しむイベントが多数催される。~心地よい、風を感じて過ごす夏~■1000本の“かざぐるま”が回る『帆船かざぐるま』帆が約1000本の“かざぐるま”で出来た全長6メートルの『帆船オブジェ』が登場。【期間】7月30日(土)~8月31日(水)【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■明かりを消して集まろう 中孝介『夜風ライブ』「地上で最も優しい歌声」と称されるアーティスト中孝介の生演奏ライブ【日時】8月7日(日)18時~【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■夏空に雲を飛ばそう!泡で出来た雲のような「フロゴ」を空に飛ばすお客様参加型のイベント【日時】8月7日(日)12~13時/14~15時/16~17時【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■ぐるぐるチャレンジ~電気のたび~身近に使われている電気を探しながら館内をまわるスタンプラリー【期間】7月30日(土)~8月31日(水) 館内4箇所のスタンプを集めた方に、かざぐるまをプレゼント(先着1000名)このほか、お買い物でのお得なキャンペーンなど盛り沢山。家族みんなで楽しめるイベントなので、是非夏休みに訪れてみては?その他イベントの詳細情報: プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月01日子供に「なんでもしてあげる」という行為を通じて何かしらの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしていませんか?「子供には子供の人生。」自分の「モノ」じゃないのです……【杉元 信代 カウンセラー】「家族」って、距離感がとっても難しい関係だと思うのです。ちょっと気を許すとものすごくべたーっとなってしまう。それが心地よいときももちろんあるのだけれど、その状態が続くとまちがいなく息苦しくもなるわけで。特に「親子」。こんな私も、気をつけてはいるものの、ついつい息子に「なんでもしてあげて」しまいそうになるわけです。きゃあ、おそろしい。「なんでもしてあげる」のは子供から見たら一見「ラクチン♪」なことかもしれないけれど、実は私から「おとなになるな~」「いつまでもこどもでいろ~」「おまえはなんにもできないんだ~」というメッセージをね、垂れ流してるわけですよ。おっとろしおっとろし。私は私で、「なんでもしてあげる」という行為を通じてなんかの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしてるわけで。それを息子を利用してしたらいかんわねえ。反省反省。そんなときはこのおまじないを。「彼には彼の人生。」そりゃ親だからいろいろ心配はありますよ。「いらん苦労をしてほしくない」という思いもある。だからこそ、口も手も出したくなるわけです。なんせこっちは人生の先輩。たいていのことは「このままだったらこの先こんな風になっちゃうぜ」的なことは見えちゃうんですよね。(あっているかどうかは別にしてね)だけど、親である私の「心配」を排除する目的で、息子の「修行の場を奪うこと」はいかんですよね。そもそも、こっちが思う「いらん苦労」が彼にとっても「いらん」かどうかは誰にもわからない。親としては、「日々観察」ぐらいしか、できないんじゃないかなとも思うのです。なんせ大事だけど、自分の「モノ」じゃありませんから。距離感保って見守るのは「親としての修行」なのかもしれません。このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 杉元 信代 カウンセラー
2011年07月29日旦那さんや奥さんに愛情表現していますか?冷めた関係の夫婦では「愛しているよ」なんて言えない。だから言った人はそれだけで勇者!但し問題は、あなたが「愛している」って言いたいかどうか……瀬尾 真一郎 カウンセラー嫁さんに「愛しているよ」って言ったのは何年ぶりでしょうか。それくらい、真剣に嫁さんと向き合うの久しぶりでした。みなさんは、旦那さんや奥さんに愛情表現していますか。「今更、愛しているって言うなんて恥ずかしい」とか、「裏切られたあの人に愛しているなんてとても言う気がしない」とか「言わなくても態度で分かるもんだ」とか「いつも嫌味を言われるのに、そんな気になれない」とか思っているとそんな事、言う気にもならないですよね。きっかけは先輩カウンセラーから聞いた“奥さんに「愛している」と言って勇者になる”という話でした。若いカップルやラブラブの関係でいるときは問題ないでしょう。でも、結婚して何年も経って、普段話すこともなく、冷めた関係の夫婦では「愛しているよ」なんて言えるはずないかもしれません。だから言った人は、それだけで勇者という事なんです。ある意味とても勇気がいります。そして重要な前提は、あなたが「愛している」って言いたいかどうかです。冷めた夫婦関係をなんとかしたいと思うならまずは自分から勇者になってみるという気持ちで表現してみてはいかがでしょうか。人間は実に多様で、複雑な感情をもっています。さまざまな感情をもってよいし、それらを表現してもよく表現してはならない感情はありません。でも普段私たちはそのように考えて生活していないようです。どこかで表現してもよい感情としてはならない感情を区別し、さらに表現してもよい人としてはいけない人がいるようです。あの人には素直になれるのに、こいつには素直になれないという認識があるなら、その原因はなんでしょう。例えば、言わなくても分かっているはずだという誤解とか妻なんだから、夫なんだから、分かってくれて当たり前という甘えだったりするのかもしれません。甘えや誤解のために、率直な気持ちが伝わらずお互いにいやな思いをするならば、いっそ勇者になってぶつかってみるのもひとつの方法です。案外、相手はあなたのそんな優しい言葉を待っているかもしれませんよ。感情は誰にでもあるもので、それを表現してはならないということはありません。誰でもどの感情でも表現してよいのです。さて、前置きはこれくらいにして我が家の場合。うちの嫁さんは、子どもが大きくなると「話すことが無くなるよね」とか「2人だけになると、どうなるか想像もできんわ~」とか熟年離婚とも取れるジャブを繰り出されていた今日この頃。私も勇者になるべく言ってみました。「いつもありがとう、○○のこと(嫁さんの名前)愛しているからね」嫁さんが洗濯物をたたんでいる時に、一緒にたたみながら勇気フルパワーで言いました。すると嫁さんは「愛してないし・・」「何を言っとるん」瞬殺でした。。。真っ向から否定されると、かなりくじけます。それでも何のために言ったのかということを考えてみるとまずは相手を尊重して「愛しているよ」ということを伝えるためです。「愛しているよ」は「愛を持って接しているよ」とか「愛を持って話しているよ」とかに心の中で言い換えてもいいかもしれません。その気持ちがあればきっと相手に届くと思います。ちなみに私の場合、1回では伝わらず2回目は食卓で子ども達のいる時に言ってみました嫁さんの答えは「あんな事言ってるけど、どう思う」と子どもに振られてしまい、3回目でようやく「一緒に生きていこうかな」という答えでした。ずっと一緒に生きていこうと思い込んでいたのは私だけだったようです。ふぅ~。危なかった。でも、これからもたくさんの困難にぶつかって行くのですからこれくらい何でもないのかもしれません。愛とはお互いの成長と幸せを願う意思なのだと思います。そして「愛しているよ」とか「愛しているから」と言って相手を甘やかすのではなく、相手と自分のことを思って時には厳しいことも言うことも愛です。相手も自分も「愛している」と言えることはとっても幸せなことなのだと思います。あなたも「勇者プロジェクト」をやってみてはいかがですか。このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 瀬尾 真一郎 カウンセラー
2011年07月28日今回のコラムは「家族」をテーマに書きます。第一弾は、子どもとの関わりについて体験したこと、またそれが自分にとってどんな意味があるのか。私の率直な気持ちをお伝えしたいと思っています。長谷川 さとみ カウンセラー私には、二人の娘がいます。年は二つしか違いませんが、性格はほぼ正反対です。・長女は明るく活発、自由で大らかです。赤ちゃんのときから誰にでもニコニコ笑顔を向けていました。そのため、誰からも可愛がられ学校では先生からも気に入られたりクラスでもにぎやかな中心にいるような子です。周りと競い合い努力して得ることも自然と学んだように感じます。親を困らせるようなことはあまりなく、育ち方もいわゆる標準で中学生まではこれと言った反抗期もなく、育てやすい子どもでした。・二女は大人しく恥ずかしがり屋、やさしくて真面目です。小さいときは天真爛漫といった感じでしたが大人しく内向的なので、あまり気にとめてもらえないこともあったと思います。学校でも人と競い合うことは苦手で、努力がすぐには実らず自信を持てないようでした。自己表現をしないので、我が子の気持ちを理解できぬまま親も大いに悩んだのです。ざっくり言うとこんな感じで、私は親として長年にわたり「長女は分かりやすく、二女は難しい」こんな風に感じていたように思います。ですが、最近は子どもたちも成長し思春期に入った頃からそれぞれの個性、持ち味が表面化してきたことで私の見方が変わってきました。・長女は自由で大らかであるため、時に自由奔放、マイペース。他人には気を遣うが、家族には甘えてやりたい放題が目につくようになってきた。遅ればせの反抗期がやってきて戸惑うばかりの私はイライラ。けれど上昇志向や自立心はあるようで、私自身が葛藤している真っ最中です。・二女はまだ、本音とたてまえの区別がないので不器用であるが粘り強いことでゆっくりでも結果がついてきている。真面目であることが信頼に繋がっているが自分に厳しくなるためなかなか自分を認められない。けれど、自分よりも弱い立場のものに対するやさしさがにじみ出ている。私は親でありながら、自分にとって都合の良いことはマルでも都合の悪いことはバツ、と自分が基準で我が子の評価をしていたのかもしれません。なんて情けない母親なんだろう…「はぁー…」自ら自分をダメだしするとかなりしんどくて前に進めなくなります…ですが今の私は、心理学やカウンセリングを学んだことによってこのまま立ち止まるのか、進んでいくのかを選択するのは自分であると分かったので、進むことを選びました。自分の至らなさをバネにしてジャンプすると決めたのです。【過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えていける】のです。そして、子どもたちの内面をじっくりと意識しながら見つめることが出来るようになってきたからこそ、今までとは違った角度から我が子を客観的に捉え今まで見てこなかった部分を認めることができるように努力しているのです。が、これまたしんどいのです…<反抗期の娘に対して>「分かっているよ」「信じているよ」との気持ちを持って接していながらも、自立しようとする娘の姿に対し自分から離れてしまうのではないか…親の知らないところへ行ってしまうのではないか…自分の手をもぎ取られるような恐怖感、喪失感、悲しみ、怒りに襲われ胸をかきむしられる様な苦しさを覚えました。夫の仏前にしゃがみこんで、「しんどいよ…」と泣きじゃくりました。ひとしきり泣いた後わかったのです、子どもは自分の体の一部だと。そして学んだことを思い出し、まずは親の気持ちの部分をストレートに伝えました。「心配やねん」「大事に思ってるよ」「安心したいねん」子どもにとっては初めて私の気持ちを聞いて『おかんの気持ち』に触れたのではないかと思います。すぐに何かが変わるわけではないけれど反抗期は人の成長にとって大事なことだから、親は覚悟と度胸をもって構える必要があるのだと解りました。<自分の殻に閉じこもってしまう娘に対して>なかなか意思表示してくれず「思ってることを言わないなんて卑怯だ!」と追い詰めてしまったこともありました。「我が子の気持ちがわからない」という焦りや、脱力感、寂しさ、そして怒り。やっぱりこんな感覚にさいなまれ、辛くて仕方がなかったのです。ここでも勇気を出して学習したことを実践してみました。好きで殻に閉じこもっているわけではないはず、貝のように口を開かない娘をじっと待ちました。「こんな風に思ってんの?」「それともこんな感じ?」「ひょっとしてこんな風に考えてんのかな?」などなど、いくつか確かめるように問いかけていくと、少しずつですがその中から選んでぽつぽつとしゃべり出しました。「どうやって言えばいいか分からへん。」「ふてくされた態度を取ってしまう。」そんな自分が嫌だと泣きながら教えてくれました。「教えてくれてありがとう。」「それでいいよ、大丈夫。」「解ってあげなくてごめんな。」娘の気持ちが解ったことで安心感を持てた私、親から受容されたことで娘も少しは安心して自己表現することを体験出来たのではないかなと感じています。簡単な事ではないからこそ、ゆっくり、じっくりその子のペースに合わせて子が成長するから親も成長できるのだと実感しています。ある日突然、夫を失ったとき「自分一人でこの子たちを育てるなんて無理」だから自分も死んでしまいたいと思ってしまった出来そこないの母親です。でも、生きていてよかった。全てはこの子たちのおかげです。私のために子はいる。私の成長を子は見ている。だから諦めるわけにはいかないのです。まだまだ思春期の子育て奮闘中の私ですが、子は体の一部だから我が子を大事にすることはつまり、自分自身をも大事にできることなのですね。 このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 長谷川 さとみ カウンセラー
2011年07月26日家族の日を記念してアニコム損害保険株式会社は19日、「家族の日」にちなんで愛犬のライフスタイルに関する調査結果を発表した。「家族の日」とは、2007年に内閣府によって制定された、家族や地域のきずなを呼びかける日のこと。毎年11月の第3日曜日と定められており、本年は21日。※画像はイメージ同じ布団で寝ています調査はインターネットのアンケートとして行われ、睡眠の項目では、「飼い主と同じ布団・ベッドで寝る」と回答した人が36.1%。「飼い主と同じ部屋のケージの中」が9.8%で、「飼い主と同じ部屋の愛犬の好きな場所」が16.8%ととなり、6割を超える人が愛犬と同じ部屋で睡眠を取っている実態が明らかとなった。就寝・起床時間に関しても、「飼い主とほぼ同じ時間に寝る」が47.4%。「飼い主とほぼ同じ時間に起きる」が58.1%という結果となった。また睡眠に関しては、「愛犬のほうが早く寝る」との回答も44.6%となった。※同上食事も一緒の場所で愛犬の食事場所はどこかという質問には、「同じ部屋のケージでないところ」が52.0%。「同じ部屋のケージ」が24.6%となり、4分の3以上の人が「飼い主と同じ部屋で食事する」という結果が出た。ユニークなものでは、ペットは飼い主に似ているのだろうかという質問に対し、37.3%の人が「性格や行動が似ている」と言われた経験があると回答した。アニコムは調査を分析した結果、「ペット(犬)の生活スタイル、ますます家族化へ」との結論を出した。
2010年11月21日映画と食。映画とコスメ。映画とファッション。映画は様々なライフスタイルと深い関係を持っています。食やコスメやファッションなどに関わる仕事(取材)をしているときでも、映画とライフスタイルの密接な繋がりを発見することが多く、とても楽しいのです。最近なら、その典型的な例が、ジュリア・ロバーツ×「ランコム」。近頃、ランコムのマスカラ「ヴィルトゥーズ プレシャスセル」のTVCMにジュリアが登場していますよね。ここのところ、映画ではアグレッシブで陽気な女性を演じることが多かった彼女ですが、CMでは何とも優雅にミューズ・オーラをかもし出し、いい女度満点。かなりのレディぶりを見せてくれています。ジュリアとしては、ビューティブランドのミューズとなったのは今回が初めて。だからでしょうか、そのインパクトには凄まじいものがありますよね。元々、ほかのハリウッドセレブと違い、CM契約を結ぶことが珍しい彼女ですが、ランコムは特別だったよう。彼女自身が長年にわたり憧れていたブランドだったということで、相思相愛の幸せな関係が成立したというわけです。女優として、母として、そして、ひとりの女性として円熟しきったいまのジュリアの魅力、カリスマ性、栄光と輝きが我が家のテレビから、はみ出しそうな存在感を主張しています。これなら、ジュリアの最新主演作『食べて、祈って、恋をして』(9月17日公開)もかなり期待できそうです。ブランドと女優の幸せな関係としては、こちらも話題。1780年の創業以来、フランスを代表するジュエリーブランドとして、またナポレオン皇帝の公式ジュエラーとしてもその名声を轟かせた「ショーメ」×ソフィー・マルソー。そもそも、ソフィーが個人的にお気に入りだったことから、ショーメとの友好関係が始まったそう。各国でショップがオープンする際には、スペシャルゲストとして登場していましたが、2年前、ミューズになることを承諾。去る4月6日、ショーメ230周年を記念して開催された記者会見に登場したソフィーは、「その芸術性に惹かれていたの。ショーメの歴史の一部でいられることに誇りを感じるわ。ショーメはフランスを象徴するエレガントでデリケートなジュエリーを作り続けているジュエラー。身につけると、プリンセスになったような気分になれるわ。歴史の中で進化し、伝統を決して置き去りにしない。でも、歴史とリンクしながらも“今”を考えているブランドなのよ」とぞっこんの様子でした。宝石は、パーソナルなものだからこそこだわりたいという想いを持つソフィーとしては、ショーメは公私共に共感でき、信頼できるブランドであるようです。この日の会見では、ショーメを愛用したというブランドの初代ミューズ、ナポレオンの愛妻に捧げた新作ジュエリー「ジョセフィーヌ」を身につけて登場(何と総額900万以上とか!)。ショーメ・パリ社長の「彼女は現代のプリンセス」という言葉に相応しく、威厳と優雅さ、そして、可愛らしさも覗かせていました。いつまでも変わらない美しさの秘訣を聞かれて、「ショーメのおかげだわ」と答えるあたりも、良好な関係の表れでしょうか。こういったブランド×女優の関係とはちょっと違ったものでは、映画そのものに商品を登場させるプレイスメントというPR戦略も、最近はなかなか個性的になってきました。もともと、パーティに欠かせない飲み物として、セレブリティや映画と関係が深かったモエ・エ・シャンドンですが、今年は特に力を入れ、日本でもイベント「映画に乾杯!」を開催しています。以前ご紹介しましたが、スカーレット・ヨハンソンをミューズに迎えたことからもわかるとおり、映画とは切り離せない存在であることを印象づけているのです。最近では『NINE』の中で、グラマラスにそして印象的に、主演のダニエル・デイ=ルイスが、モエ・エ・シャンドンのシャンパンをあけるシーンが登場しました。ご覧になった方ならおわかりかと思いますが、あれでは終演後に、シャンパンを飲みたくなっちゃいますよね。こういった正攻法のプレイスメントとは別に、その映画のために、特別アイテムを創ってしまうという“ツワモノども”も登場しています。こうなると、よりコラボレーションの意味合いが強く感じられますよね。注目は、桐野夏生の同名小説を映画化した『東京島』。ここでは、エルメスのカレ(フランス語で“正方形”の意味を持つスカーフ)が重要な役割を持って登場。4月6日に行われた記者発表会で、その全容が明らかになりました。本編に登場しているカレは、2009年にエルメスが年間テーマとして掲げた“美しき逃避行”にあわせてすでにデザインされていた「世界は広い」。『東京島』のためにスペシャルカラーで染め上げ、“HERMES POUR TOKYOJIMA”の文字を加えた特別バージョンが制作されたのです。今回、エルメスは特別協力として『東京島』に参加しているのですが、実はエルメスが映画とコラボレーションを行うのはごく稀なことなのだそう。しかも、邦画では史上初。主演の木村多江は会見で、「憧れの遠い存在だったエルメスでしたが、役者もブランドも、ものづくりをするという意味では同じであり、互いに情熱を持って何かを作ることに向き合っていることが分かりました」とコラボによる幸せな収穫について打ち明けてくれました。全編を通して、カレが重要な存在として登場する映画『東京島』ですが、実はスカーフの重要性については、映画版オリジナルの設定。桐野夏生ファンとしても、興味津々です。『東京島』に“キャスティング”されたカレ「世界は広い」は、地図を一度解体して再構築されたデザイン。地図は地図でも、目的地に辿り着くことのできない地図。美しき逃避行を演出するための、いわば迷わせる地図というわけです。「なんだか人生に似ていますよね」と木村さん。「迷うからこそ、豊かで面白いという人生を凝縮したようなところがあって。映画にも人生を凝縮したようなところがありますよね」と締めくくりました。凝縮された人生を、エルメスと映画で楽しんでくださいというわけですか。お上手!そして、このコラボにはもうひとつおまけが。会場は、銀座のメゾンエルメスだったのですが、何と映画の記者会見が行われるのも初めてだったそう。素敵な異例づくしの『東京島』×エルメスのコラボ。しかも、“カレ「世界は広い」東京島スペシャルカラー”は、全国のエルメスブティックにて発売中。これも気になるところですね。今回ご紹介してきた例からもわかるように、映画とブランドの幸せな関係は、ますます発展してきています。これからも目が離せそうにありません。(text:June Makiguchi)■「ランコム」CM映像&メイキング映像はこちら:■「ショーメ」公式サイト:■映画とモエ・エ・シャンドンの関係についてはこちら:■『東京島』公式サイト:■関連作品:東京島 2010年夏、全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:目がヤバい…“女王”木村多江の変貌に注目!『東京島』4分間特別映像が到着窪塚洋介、質疑で珍回答「パッと思いつかないんでメールします」【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』こんな気分にオススメ『NINE』を彩る7人の魅惑の女たちあなたに最も近いのは?ランキング大発表!『NINE』プレミアでセレブたちが美の競演!桃井かおり「出るものと思ってたのに」
2010年04月23日