小栗旬が声優を務めるアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』の完成報告会見が4日に都内で行われ、小栗、忽那汐里、柄本明、杉井ギサブロー監督が登壇した。その他の写真本作は、美しき森・イーハトーヴに暮らすブドリ(声:小栗)が、突然襲った天災で妹のネリ(声:忽那)ら家族と離ればなれになり、ひとりきりになっても懸命に生き、やがて困難に直面した故郷と大切な人たちを守るために立ち向かう姿を描く。本作の原作は宮澤賢治の童話で、名作アニメ映画『銀河鉄道の夜』を手がけたスタッフが再集結し、5年の歳月をかけて作りあげた。小栗は「幼少の頃に観た『銀河鉄道の夜』が印象に残っていたので、今回お話をいただいたときにうれしい反面、不安はありました」と話し、声優に初挑戦した忽那は「地声が低いので、監督から『幼く』と言われて不安だったんですけど、画面と向き合う作業はとても新鮮で楽しかった。でもスクリーンで自分の声を聞いて恥ずかしくてなかなか観られなかった」と吐露した。また、杉井監督は「スタッフたちが賢治の世界を取り込んで参加してくれたのであまり僕がやることはなかったし、キャストのみんなもそれぞれキャラクターの声にぴったり。これは世界中の人びとに観てほしい」と作品の仕上がりに自信を見せた。“自然の営みに、人はどう対処するのか”をテーマに作られた本作。小栗は「どの世代の方にも受け取ってもらえる作品になっている。宮澤賢治の世界観を含め、日本人らしさが入っている作品だと思うので、本作を観てもう1度自分たちの国を考える機会になったら良いと思う」とメッセージを送った。『グスコーブドリの伝記』7月7日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年04月04日山田優と小栗旬の結婚先日ホワイトデーの3月14日に結婚した、女優の山田優と俳優の小栗旬。(画像:山田優オフィシャルブログより)報告会見で山田は、「浮気したらシメます。当分、仕事ができないくらいに」と、宣言して小栗を怖がらせていたが、それほどまでに小栗の「浮気ぐせ」は有名だった。しかし、サンケイスポーツが山田の弟の親太朗に暴露させた、「姉のブラのカップがCからEになった」という発言によると、今のところ二人は現在順調な新婚生活を送っているもよう。小栗が山田に決めた理由それでは、そんな浮気モテ男の小栗が「山田に決めた」理由とはいったいなんだったのだろうか。週間実話が芸能関係者に行った取材によると、「あのポッテリ唇を駆使した生フェラの快感が、他の女では得られなかったからということです。それに浮気されても山田の方が小栗にゾッコンだったことも大きい」と衝撃の理由が明らかに。モテ男を落とすには「一途さ」と「夜の営み上手」が決め手となったようだが、果たして小栗の「ウッズ病」は治ったのだろうか。そんな理由で結婚を決めたのだとしたら、まだまだ「薬」が必要な状況であるような気がしてならない。山田が小栗を「シメる」日も近いのかもしれない。編集部 鈴木真美【おすすめニュース】小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か大森南朋に小野ゆり子を紹介したのは蒼井優だったAKB48前田敦子ヌード5000万円宮崎あおいと岡田准一の不倫、元夫高岡蒼佑のツイートが止まらない元の記事を読む
2012年04月02日小栗旬が主役の声優を務める映画『グスコーブドリの伝記』の特報映像とポスター画像が公開された。『グスコーブドリの伝記』特報本作は、突然の冷害にみまわれながらも、故郷や大切な人を守るために困難に立ち向かっていく主人公ブドリの姿を描いた物語で、小栗はブドリの声を担当する。小栗と言えば、女優・山田優との結婚報道が話題となったばかりだが、彼らの出会いのきっかけとなったのは、劇場版アニメ『サーフズ・アップ』での声優としての共演だったという。小栗はその他にも現在公開中の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』など、俳優だけでなく声優業でも活躍を見せている。このほど公開された特報では、元気に駆け回り、家族にあいさつするブドリに扮した小栗の声が確認できる。また、繊細なタッチで描かれた故郷“イーハトーヴ”の美しい景観も見られ、災害前の幸せな日常の様子が伺える。一方、ポスターに描かれているのは、一面緑の棚田をひとり見渡すブドリの後姿と、“僕はブドリ、未来を照らす光になる”という言葉。たとえ目の前に困難が立ちはだかっていても、大切な人たちを守ろうという強い意志が感じられる。ちなみに“イーハトーヴ”は、東北出身者である原作者の宮澤賢治が、岩手をエスペラント語(ポーランドのザメンホフ氏が19世紀に考案した人工言語)風にして名付けた架空の理想郷。宮澤は、37年という短い人生の中で三陸沖地震を含む大地震や大規模な冷害を何度も体験したが、それでも故郷を愛し続けた。“世界がどうであろうと、私たちはどう生きるべきなのか?”という、宮澤の強い思いが込められたブドリの物語。昨年起こった未曾有の大震災から1年経った今だからこそ、そのメッセージが心に響くのではないだろうか。そして、そんな難しい役どころに果敢に挑戦した小栗の演技に注目したい。『グスコーブドリの伝記』7月7日(土)全国公開
2012年03月14日長過ぎた春を克服!小栗旬と山田優が入籍付き合い始めて4年、ホワイトデーの3月14日に俳優、小栗旬(29)とタレントでモデルの山田優(27)が入籍した事が12日、夜の7時半のマスコミへの連名FAXで明らかになった。二人はアニメ映画の声優での共演がきっかけで4年前の2008年3月14日から交際をスタート。ちょうど4年後の交際記念日に入籍をした。二人の愛の略歴2010年1月に互いの家族同伴で婚前ハワイ旅行を決行、帰国時にはお揃いのネックレスをするなど交際をオープンにして来た。しかし、2010年11月に小栗の浮気現場報道が流れ、小栗のその後のインタビューでは「広い心で受け止めてもらえたら...。」「もっと真面目な人間になりたい。」などの反省と思える言葉を口にしている。山田が広い心で小栗の浮気を許したのか、今年の正月に再び家族でハワイ旅行へ出発。二人は昨年の夏に結婚を予定していたが震災で延期したとの噂もある。井上公造・語録 「小栗旬と山田優は価値観が一緒」芸能レポーターの井上公造は、13日の日本TV「スッキリ!!」に電話で二人の事を語った。井上によると、二人とも友人や家族をとても大切にするタイプで、交際を始めた当初から互いの友人や家族を紹介しあっていた。山田の弟のタレント、親太郎が状況してからは、親太郎が振り返ると小栗が居たというほどだったと話す。小栗は一時期アイドル的な位置にあったが、本人は役者だとの自覚が有り、二人の交際発覚後も常に堂々と振舞っていた。そんな小栗を山田は魅力に感じていたのではないかとも話した。小栗は、中国で映画撮影中、そして山田の妊娠は絶対ないと断言した。「スッキリ!!」にレギュラー出演しているテリー伊東が「結婚したらこれからは山田優のペースになる」と最後に締めくくった言葉が心に残った。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年03月14日役所広司、小栗旬出演の映画『キツツキと雨』が11日(土)から公開されるのを前に、役所と小栗のふたりがインタビューに応じ、映画の撮影現場を舞台にした本作ならではのエピソードを語ってくれた。その他の写真『キツツキと雨』は、無骨な木こりの克彦(役所)と、ゾンビ映画撮影のために山村にやって来た気弱な新人監督・幸一(小栗)が偶然出会い、奇妙な友情が生まれる過程をコミカルに描いたヒューマン・ドラマだ。本作を手がけたのは『南極料理人』が話題を呼んだ新鋭・沖田修一監督。鋭い人物描写と、俳優の魅力を見事に引き出す演出が魅力の新鋭監督だが、役所は沖田監督を“懐かしいスタイルの映画監督”と評する。「沖田さんは現場でテストをして、“どうやって撮っていくか?”についてスタッフたちが監督を囲んで相談していくんです。とにかくたくさん“映像素材”を撮って、どのテイクが本番だったのかわからない撮影現場が主流になる中で、沖田監督は、ほしいカットとほしいお芝居のために時間を費やす。『こうやってしっかりと映画を撮っていこうとする人がまだいるんだ』と思いましたね」。さらに役所は「沖田監督は“わからない”ことは“わからない”と言うんです。それが沖田さんの正直で男らしいところ」という。映画監督は撮影現場の統括者。彼の下にスタッフとキャストが集い、監督の指示ひとつで動く。ちなみに本作の新人監督・幸一は、多くのキャスト・スタッフを前に“わからない”と言えずに悩む男だ。小栗は「僕も自分で監督したときに“わからない”って言えなくて苦しかったので、沖田さんが“わからない”と言い、悩んで撮影が止まっても『すいません』と言いながら自分を通そうとする姿はスゴいと思いましたね」と振り返り、「でも、監督がそう言えば言うほど、僕らは『監督のために何をすればいいんだろう?』と思いますし、役者もスタッフもいろんなことを試して映画が出来上がっていくので、役所さんが前におっしゃいましたけど、いい意味での “自主製作感”がある作品でした」と笑顔を見せる。映画はそこに関わる俳優やスタッフが1カットずつ悩んだり、試行錯誤しながら撮影されていく。本作に登場する新人監督の幸一も、いつの間にか映画の現場に巻き込まれてしまった木こりの克彦も、悩んだり立ち止まったりしながら“映画をつくる”行為を通して、友情を育み、自らを見つめなおしていく。ふたりが「撮影現場の空気感が作品に出ていた」と語る本作。そこにはこれまでの友情ドラマにはない“映画の撮影現場を舞台にした作品ならでは”の、人間ドラマが描かれているのではないだろうか。『キツツキと雨』2月11日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2012年02月10日人気コミックを原作に、小栗旬と岡田将生を主演に迎えて実写映画化される『宇宙兄弟』の主題歌を世界的人気を誇るロックバンド「コールドプレイ」が担当することが決定した。原作は現在「モーニング」(講談社刊)に連載中で、累計500万部を突破した人気コミック。“宇宙”を舞台に、幼い頃に宇宙飛行士になると誓い合った兄弟とその仲間たちの奮闘を描く。先日リリースされた最新アルバム「マイロ・ザイロト(MX)」が全米・全英ほか各国でチャート1位、iTunesチャート全世界35か国で1位、さらに日本でもオリコン洋楽チャートで初登場1位を獲得した「コールドプレイ」。世界的な支持を集める彼らが邦画の主題歌を提供するのはこれが初めてとなる。今回、主題歌として提供される楽曲は、今年6月にシングル・リリースされ、「マイロ・ザイロト(MX)」にも収録されている「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」。この記念すべきタイアップが実現するに至った背景には、「宇宙兄弟」の原作者・小山宙哉が執筆中に彼らの曲を聴いていており、さらにその曲を聴いたプロデューサー・川村元気(東宝)が「コールドプレイの曲にマッチする映画」という夢を抱き、脚本づくりを開始したという事実があった。そして撮影終了後、ダメもとで楽曲提供のオファーを出したところ、メンバーから快諾の返事が出たという。本作のプロモーション映像を観て楽曲提供を決めたという彼らからは、「僕らの楽曲が初めて日本の映画のテーマ曲となり、とても嬉しく光栄に思っています。映画の素材を少し観たけど、とてもクールな作品になりそうだと感じたよ。僕らは日本が大好きだし、映画の完成を楽しみにしているよ!」との期待のコメントも届いている。この決定に、“宇宙兄弟”の兄・六太(むった)役の小栗さんは「驚きやら興奮やら色々な思いが体を駆け巡りました。最初に『コールドプレイ』にオファーすることを聞いたときは『マジっすか』とか言いつつ、心のなかでは『どうせ無理っしょ』なんて呟いていた自分の浅はかさをいまは呪っています。見事に実現させた製作陣の熱意と、快諾してくれた『コールドプレイ』の心意気に感謝です」とその興奮をあらわに。また、弟・日々人(ひびと)を演じる岡田さんは「めっちゃカッコイイです。『宇宙兄弟』のテーマにメロディが沿っている感じがして、壮大で前を向きたくなる曲だと思いました。聴いていると体が軽くなるような高揚感が生まれてきて、まさにピッタリです!」と大満足といった様子。世界No.1の人気を誇るロックバンドとJAXAの全面協力のもと撮影された壮大な映像が果たしてどのような“宇宙”を創り出すのか、一層期待感が高まる。『宇宙兄弟』は2012年5月、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月、全国にて公開■関連記事:小栗旬&岡田将生の写真が最後のスペースシャトル「アトランティス」号に搭載!『宇宙兄弟』に麻生久美子&堤真一が出演!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年11月09日「フレッツ光」のCMで共演NTT西日本「フレッツ光」のCMキャラクターが、井上真央さんに加え、小栗旬さんを起用、TBS「花より男子」での牧野つくしと花沢類の共演復活でうれしく思う人も多いはず。ただ、こちらは井上さんが小栗さんをサポートする役回り。NTT西日本の営業エリア内での放送CMは9月2日よりオンエアーだが、NTT西日本の営業エリア内でしか放送されない。ただ、NTT西日本のサイト内のCMライブラリーにアップされているので興味のあるかたはコチラ。「フレッツ光」の<光にして委員会>の井上真央さんが、「光ライフ」を実践する小栗旬さんとその家族をサポートするという設定で、二人ともリラックスしたいい表情だ。俳優としては同世代のトップクラスに成長してきた二人。CMは今回が初共演という。元の記事を読む
2011年09月03日NTT西日本「フレッツ光」の新CM記者発表会が9月1日、都内にて行われ、CMキャラクターの井上真央、小栗旬が登場した。井上真央、小栗旬のトークショーの写真CMでは、フレッツ光の魅力を伝える“光にして委員”の井上によるサポートのもと、小栗が生活者代表として家中のさまざまな情報機器が光でつながることで、より便利で豊かな生活をもたらす「光ライフ」を展開する。ドラマで度々、小栗と共演している井上は「(CMでは)どういう役柄になるんだろうと思ってたけど、(私は)昨年に引き続き“委員(光にして委員役)”だったので(笑)、しっかりとサポートしていけるように頑張りたいと思います。何かと縁のある役者さんですが、CMは新鮮で、とてもリラックスして撮影できました」とコメント。小栗は「いつも(井上と)共演するときは僕がサポートすることが多いんですけど、今回はサポートされるということで、しっかりサポートしてもらって『光ライフ』に触れていけたらいいなと思っています」と笑顔で応えた。トークショーでは、ふたりの光ライフとしてプライベート写真を披露。井上は自身のホームページで掲載している愛犬の写真やエピソードを語り、「親バカで、すみません」と照れた表情をみせた。小栗は「漫画が凄い好きで、一気に読みたいので、ネットでまとめ買いをして時間があるときにバーっと読む生活をしています」と、ネットショッピングの活用を語った。最後に井上と小栗は「みなさん、光ライフいいんです!」とアピールした。新CM「登場」篇、「男の料理」篇は、9月2日から西日本地区にて順次オンエアされる。
2011年09月02日先日、最後のスペースシャトルとしてNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられたアトランティス号に、映画『宇宙兄弟』に出演している小栗旬と岡田将生の宇宙服姿の写真が搭載されていることが明らかになった。小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還に、古川聡宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船の宇宙基地での長期ミッションなど昨年来、日本でも宇宙にまつわるニュースが昨年来、大きく扱われているが、今回、スペースシャトルの最後のミッションと邦画の“ドッキング”という驚愕の知らせが届いた。1981年の初飛行から30年。1986年のチャレンジャー号の爆発事故の悲劇、毛利衛さんのエンデバー搭乗をはじめ、幾人もの日本人飛行士の活躍など宇宙開発の歴史に新たなページを刻んできたスペースシャトルの歴史がついに幕を閉じることとなった。海洋調査船にその名が由来するアトランティス号は、1985年の初フライト以降、89年には金星探査機マゼランと木星探査機ガリレオを宇宙に送り出すなどしてきた。当初、昨年の5月が最終ミッションとされてきたが、その後、追加ミッションが発表され、最後のスペースシャトルという大役を果たすことに。7月8日(現地時間)に飛び立ち、人類が初めて月面着陸に成功したのと同じ7月20日に帰還する予定。アトランティス号は、5台の実用機のうち唯一、日本人宇宙飛行士が搭乗していないシャトルであったが、今回、小栗さんと岡田さんが写真で最後のスペースシャトルに乗り込むことになった。人類が製造した中で最も複雑な機械とも言われるだけあって、飛行士の私物をのぞいてたった1グラムの写真であれどミッションと直接関係ないものを機内に持ち込むことは通常不可能なこと。だが、JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)が開始した、ISS「きぼう」日本実験棟を民間で活用する新しい枠組みが、それを可能にした。2009年の、日本初の有人実験施設「きぼう」の完成により、JAXAは「きぼう」を利用した実験テーマの公募に加え、企業との共同研究やビジネス展開を開始した。人々がより身近に“宇宙”を感じ、宇宙開発技術を利用するための試みが行われることになり、今回の企画もその枠組みの中で実現した。人気漫画を原作に、宇宙飛行士を目指す兄弟と仲間たちの奮闘を描いた本作。宇宙飛行士の存在を身近に感じさせる物語であり、この宇宙利用を展開する株式会社ラグランジェが写真の打ち上げを熱望。「震災の影響が色濃く残る中、最後のスペースシャトルに夢を乗せて打ち上げたかった」と担当者は語る。『宇宙兄弟』に許さたのは重量2グラム、写真2枚分のスペース。アトランティス内のミッドデッキロッカーに収納されている。小栗さんと岡田さんの写真は7月1日(金)にクランクアップした本作の現場で撮影されたもので、宇宙服姿で揃って笑顔を浮かべている。小栗さんは「(写真とは言え)”兄弟で宇宙へ行く”という夢が叶って嬉しく思います。最後のスペースシャトルが無事に帰還することを祈っています」とコメント。岡田さんも「いつか本当に僕らが宇宙に行ける日が来るかもしれない、と思いながら空を見上げたいと思います」と喜びを語っている。『宇宙兄弟』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:『宇宙兄弟』に麻生久美子&堤真一が出演!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年07月11日先ごろ、小栗旬と山田孝之が驚きの役どころで出演することが発表され、大きな話題を呼んでいる映画『荒川アンダー ザ ブリッジ』。そのほかの個性豊かなキャラクターたちのビジュアルも明らかにされた特別映像がシネマカフェに到着!主人公は、世界有数のトップ企業の御曹司である市ノ宮行(通称リク)。ひょんなことから荒川河川敷に住む自称・金星人の“ニノ”に命を救われ、その恩返しを申し出たリクに、ニノは「恋をさせてほしい」と要求。こうして、リクも橋の下で“住民”と呼ばれる風変わりな者たちと共に暮らし始めるのだが…。今回届いた映像の世界観は、何ともシュール。冒頭のシーンでは、主人公・リクと思わしき手が薄暗い部屋の扉を開け放ち、荒川河川敷へと一歩踏み出すと、河童がふり返り「呼んだ?」とひと言。瞬く間にシュールな“異世界”へと誘われてしまう。その後も、続々と登場する原作のビジュアルそのままのキャラクターたちが、軽快なジャズの音楽に合わせてゆる〜いダンスを繰り広げるさまは、まさに原作のシュールな世界感そのもの。しかし、登場するキャラたちは独特だが、“イケメン”の河童を演じる小栗旬を始め、山田孝之や林遣都など出演しているキャスト陣の実力は折り紙つき。そして、映像のラストには、リクとニノの甘酸っぱいシーンも…。この楽しげな映画の世界観、キャスト陣が出演を熱望したワケもこの映像を見れば存分に納得できるはず。キャラクターのビジュアル、シュールな世界観、そのどちらもが原作ファンをも唸らせるクオリティとなっている。ぜひとも荒川に住む奇妙な“住人”たちの日常をこの映像で覗いてみては?『荒川アンダー ザ ブリッジ』は2012年2月、全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:荒川アンダー ザ ブリッジ 2012年2月、全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ■関連記事:小栗旬&山田孝之が『荒川アンダー ザ ブリッジ』で驚愕の大変身!『荒川アンダー ザ ブリッジ』キャスト発表!!電波系ヒロインは桐谷美玲「荒川アンダー ザ ブリッジ」ドラマ&映画化決定!キャスト詳細はいまだ不明
2011年06月17日大ヒット公開中の『岳 -ガク-』主演の小栗旬とヒロイン役の長澤まさみ、片山修監督が5月19日(木)に都内劇場で開催された舞台挨拶に登場した。“山女子会”と称して、この日の客席には山を愛するアウトドアガールたち約350人が集結!“山ガール”たちは、映画や撮影についてストレートな質問を小栗さんらにぶつけた。マンガ大賞にも輝いた石塚真一の人気漫画を実写化。山を愛する山岳ボランティアの島崎三歩(小栗さん)と登山者たちの交流を通じて、山の楽しさや時に人間に牙をむく自然の恐ろしさを描き出す。“山ガール”ファッションに身を包んだ観客からの大歓声に小栗さんは「みなさん、映画観に来る格好じゃないですよ!」とツッコミつつ、頬は緩みっぱなし。長澤さんも「みなさんカラフルで、はつらつとしていていいですね。“山ボーイ”も増えてくれたら嬉しいです」と笑顔を見せた。撮影を通じて見えた、互いの良いところと直してほしいところは?という質問に小栗さんは「(長澤さんは)基本的にすごく素敵です」と賛辞を贈ったかと思えば「人工呼吸をするシーンの撮影の合間にこの人、一瞬寝てました、半目あけて(笑)。その顔はひどくて(笑)、直してほしいかな」といたずらっぽい笑みを浮かべて暴露。一方の長澤さんは「直してほしいところ…あった!」と言った直後に「やっぱりいいです、やめときます」と撤回。マイクを通さずに隣の小栗さんにごにょごにょと内緒話で中身を伝えると、小栗さんは「ここで言うことじゃなかったですね。下ネタでした…」と苦笑い。長澤さんが小栗さんに直してほしいと思う、下ネタまじりのこととは一体、どんなことだったのか…?“山デート”をするならどんなことをしたいか?という質問に「テントに泊まるのも面白そうですね。でも、せっかく山に行くなら、彼女と一緒でもいいですが、大人数で行って、みんなでバーベキューしたり、クライミングをしたい」と小栗さん。長澤さんもこのプランに飛びつき「私もそれ参加させてもらっていいですか?」とノリノリ。ただ「彼氏と山登りして、必死な顔を見られるのは恥ずかしい…」と女の子らしい一面も。さらに小栗さんは「前日に大ゲンカしたカップルが、山に登ると良いと思います。助け合いながら登って、頂上に着いたら、ケンカしたことなんてどうでもよくなります」と新タイプのデートプランを提案し、会場の笑いを誘っていた。また、長澤さんが演じた山岳救助隊員・久美のようなタイプの女性について小栗さんは「(付き合うのは)絶対ムリ。怖いもん。(劇中の)『山をなめるな!』という感じで毎日怒られて、家に帰りたくなくなりそう」と弱腰姿勢。逆に、三歩のようなワイルドな男性は?と問われた長澤さんは「三歩はワイルドだけど、意外と草食系っぽい。でも彼女とかはできなさそうですね」と冷静な分析をしつつ「(ワイルドと草食系が)ちょうど半分ずつの人がいいです」と中道路線を表明。すかさず「オレみたいなタイプだね?」と言う小栗さんに「毎日、怒りますよ」と笑顔でカウンターを食らわせていた。『岳 -ガク-』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?
2011年05月20日小栗旬の初監督作品『シュアリー・サムデイ』が7月17日(土)に公開を迎え、東京・丸の内ピカデリー1にて、初回上映後に舞台挨拶が行われ、小栗監督、小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、綾野剛、ムロツヨシ、小西真奈美らが登壇。舞台挨拶後に小栗監督をキャスト陣が胴上げし、作品、そして監督・小栗旬の門出を祝った。客席後ろから小出さんらが登場すると、観客は総立ち。最後に小栗監督が姿を現すと、ひと際大きな歓声があがり、通路に人が溢れて前に進めないほどに。壇上に上がった小栗監督は、監督として迎える初日について「やっぱり違いますね。裸を見られるような気持ち」と照れくさそう。ちなみに昨夜は「朝の4時半まで竹中直人さんと飲んでた」とか。キャスト陣にも昨夜をどう過ごしたかという質問が投げられたが、実は、小栗監督からそれぞれにお礼のメールが届いたのだという。勝地さんは「ウルッときました」、綾野さんは「感動して、眠れずにひとりで泡盛を4本くらいあけてしまいました」とそれぞれの“決戦前夜”を明かしてくれた。この日は、キャスト陣からそれぞれ小栗監督にひと言ずつ、思いを込めた言葉が贈られたが、ムロさんは「心よりおめでとう。そして旬のお母さん、旬を生んでくれてありがとうございます!」となぜか結婚式風の(?)スピーチで温かい笑いと拍手を浴びた。ヒロイン役を演じた小西さんは「“男子”に囲まれてこの作品を作ることができて、私の宝物になりました」。鈴木さんは「1本撮ったからには2本目、3本目を撮らないと。次回作楽しみにしています」。さらに、小栗さんとは数々の舞台で共演し、小栗さんがぜひにと映画への出演を懇願した吉田鋼太郎が「おれをここに連れてきてくれてありがとう」と語ると、小栗さんは言葉にならないといった表情で上を向いた。そして、小出さんは「3年くらい前に酒飲みながらこの話を聞いたとき『大丈夫かな?』とか言ってたけど、まさかこんなに素晴らしい映画になるとは…。ひとえに旬の器があったから。何より、おつかれさま」と声を掛け、壇上で戦友とガッチリと抱き合い、会場は温かい拍手で包まれた。さらに、舞台挨拶終了後にはキャスト陣がサプライズで小栗監督を胴上げ!これには小栗監督も驚いたようだが仲間たちの温かい心遣いに嬉しそうな笑顔を見せていた。『シュアリー・サムデイ』は全国にて公開中。■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬監督&キャスト5人インタビュー江ノ島行く!『シュアリー・サムデイ』Part.2ナイナイ岡村の『シュアリー・サムデイ』出演シーンが解禁!小出恵介最初で最後の「巧 with シュアリー・スターズ」ライヴで「燃え尽きた」小栗旬監督&キャスト勢揃いインタビュー 撮影も青春『シュアリー・サムデイ』Part.1小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』オリジナルグッズを3名様プレゼント
2010年07月17日小栗旬が初監督に挑んだ『シュアリー・サムデイ』で描かれているのは、羨ましくなるほど熱い青春と友情の物語。揃って高校を退学させられて以来、ままならない毎日を送ってきた仲良し男子5人組が、ある事件を通して人生の再生を目指し始める…。そんな青春ストーリーに呼応するかのごとく、小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛といった“仲間たち”が小栗監督の下に集結。6人揃ってのインタビューは息もぴったりに互いを讃え合うところから始まった。鈴木「恵ちゃんのリーダーっぷりはすごいですよ」。ムロ「そう。あまり口数の多い人ではないけど、この人が笑うと一気にその場の楽しさが増すんです」。勝地「僕は本当に助けられましたね。自分の出番じゃないシーンでも、カメラの脇にいて支えてくれたりするんですよ」。小出「でも、ムロくんも強烈でしたよ。存在そのものが核弾頭でしたね。いるだけで明るくなるし、頼りにし過ぎてしまったかなというくらい現場の盛り上げ役を買って出てくれました」。ムロ「いやいや、小出恵介が先頭に立ってくれていたからですよ。僕が自由にできたのは」。。小出「ま、そうだよね」。一同「ははははは!」綾野「認めたよ(笑)」。ムロ「楽しませるのはみんな同じくらいできるんですけど、小出恵介は場の緊張感を高められるんです。何をするわけでもないけど、スイッチを入れられるんですよね」。小出「そう言ってもらえて嬉しいです。いや、本当に。意図していたわけではないんですけど、一緒に作っていく雰囲気は実感していましたからね。いい映画にしたいという思いがみんな、すごく高かったですし」。ムロ「あと、亮平の粘りもすごいですね。カットがかかってOKが出た後も芝居の練習をしているんですよ」。鈴木「その話はいいよ(照)!」。小栗「僕がOKを出してるのに、セットの端っこの方で台詞をずっと繰り返してるんです」。鈴木「その後、監督の所へ行き、“自分としては、いまのカットに納得がいっていないです”と伝えてしまって…」。勝地「熱いね!」小栗「僕は“分かりました”と真剣に頷きつつ、あっさり受け流しました(笑)」。作品が“青春”なら、その舞台裏も“青春”。撮影中、「俺たち、青春してるなぁ…」と感じる瞬間も多々あったという。勝地「5人でバンドを組むシーンがあるんですけど、そのバンド練習にはやっぱり青春を感じましたね」。小出「俺も同じことを言おうとした」。勝地「楽曲が出来上がってくるのがギリギリで、そのハラハラ感を共有している感覚も青春でした(笑)」。鈴木「でも、何よりもまず、同年代の人間が監督で、その人と一緒にみんなで映画を作り上げようとしているのが青春でしたね」。ムロ「撮影以外のところでも、みんないろいろ一生懸命になってたしね」。綾野「それに、撮影時期が暑い夏でしたから、それだけで青春っぽい雰囲気がありました」。ムロ「演奏面のリーダーは音楽活動経験のある綾野剛だったんですよ」。小栗「うん、バンマスだね。演奏に関しては、剛くんと“ここはどうかな?”なんて話もして。練習の時にも“みんなを引っ張ってね”みたいなお願いはしました。すごく頼れる存在でしたね」。(Part.2へ続く)Interview Part.2 coming 7/15特集 「special interview『シュアリー・サムデイ』」(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』オリジナルグッズを3名様プレゼント売り切れ御免!『シュアリー・サムデイ』キャラマグネットのガチャガチャ登場小栗旬初監督作初披露に「ヤバい、初めて感じてきちゃった!」小栗旬監督公約は「俳優のユニオン作る!」バカ求む!小栗旬監督作で「BACA-1グランプリ」開催最高賞は初日舞台挨拶招待
2010年07月08日小栗旬が6月24日(木)、東京・豊島区のみらい館大明で行われた初監督作映画『シュアリー・サムデイ』の完成報告会見に、主演の小出恵介に勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛、そしてヒロインの小西真奈美と共に出席。監督としてのマニフェストを「俳優のユニオンを作る」と明かした。10代からの夢と9年間の構想を実現させた初メガホンの感想を「撮影中は毎日不安でした。現場で頭が真っ白になって動けなくなったりもした。だから毎日『明日、雨降らないかな…?』と思っていましたね。1日ぐらいゆっくり考えたいと」と苦笑いで語りつつも「いまは、みんなの一番いい顔を撮った!という自信がある。満足のいく映画になった」と充実感いっぱいの表情。この日が参院選の公示日であることと本作のタイトルの直訳が「いつか、きっと」であることにひっかけ、“いつか、きっ党”として今後目指したいマニュフェストについて、小栗監督は「僕の“いつか、きっと”は俳優のユニオンを作ることです。俳優陣が自分の意見を持って、自分で責任を持って活動していくという環境ができればいいと思っています」と構想を発表した。一方、小出さんは「女子高生たちがハイスクール水着になるシーンがあって、小栗監督は『俺がカメラ回す』とはりきっていた。カメラを担いだのはそこのシーンだけだった」と小栗監督の男子高生ばりの発奮ぶりを暴露し、取材陣の笑いを誘うひと幕も。小出さんは、自身のマニフェストを「小栗くんの代表作を監督すること」と宣言。小栗監督は「絶対やるよ」と快諾していた。映画『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬初監督作初披露に「ヤバい、初めて感じてきちゃった!」バカ求む!小栗旬監督作で「BACA-1グランプリ」開催最高賞は初日舞台挨拶招待小出恵介始め超豪華キャスト勢揃い!『シュアリー・サムデイ』新ポスター解禁小出恵介が主演映画の主題歌でCDデビュー!トータス松本が楽曲提供小栗旬初監督『シュアリー・サムデイ』メイキングDVD付き前売券に予約殺到!
2010年06月24日小栗旬の初監督作映画『シュアリー・サムデイ』の完成披露試写会が6月24日(木)、東京・新宿ピカデリーで行われ、小栗監督と主演の小出恵介、ヒロインの小西真奈美、共演の勝地涼らが舞台挨拶に立った。上映後の挨拶で満場の観客の温かい拍手に迎えられた小栗監督は、「なんかヤバいです。初めて感じてきちゃいました。みなさん、本当にありがとうございます」と感慨深い表情。やくざに追われるハメになる悪友5人組のドタバタ劇を描く本作に、「バカが最強ってことですよね」と仕上がりに自信をのぞかせた。撮影は昨年7、8月。小出さんは「暑いし、服も厚いし、基本つらかった。汗がすごくてズボンが脱げなかった。もうブルブルってめくって脱ぐ、みたいな」とジェスチャーを交えて苦労談を吐露。勝地さんも「精神的にしんどいシーンがあって、『あー…』って気分が落ち込んだ。そのとき、恵介くんが『そばにいようか?』って来てくれて、かっこいい!と思った。つらかったけど絆を感じた」とボヤキ節ながら、イイ話を打ち明けた。綾野剛も「暑かったことがつらかった」。鈴木亮平は「撮影の合間に(アイスの)ガリガリ君を食べたら、僕と綾野くんと勝地くんの3人の口にくっついたことがあったんですよ」と珍エピソードを披露。綾野さんは「狂犬ですよ、ガリガリ君は…」と苦笑いだった。対照的に小西さんは「つらいことはなかった。普段、共演者の方と仲良くなるのに時間がかかる方ですが、今回はみんな男性で、私が年上なので、構えちゃう空気感が出るとよくないと思って、顔合わせの日からいっぱい話しかけ、いままでで一番コミュニケーションをとりました」と楽しげにふり返り、「夏うたメドレーっていう遊びが現場で流行って、入れてもらったとき、仲間になれた!と思いました」とニッコリ。すかさずムロツヨシが「俺、それやってない!」と敏感に反応。会場の笑いを誘っていた。『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬監督公約は「俳優のユニオン作る!」バカ求む!小栗旬監督作で「BACA-1グランプリ」開催最高賞は初日舞台挨拶招待小出恵介始め超豪華キャスト勢揃い!『シュアリー・サムデイ』新ポスター解禁小出恵介が主演映画の主題歌でCDデビュー!トータス松本が楽曲提供小栗旬初監督『シュアリー・サムデイ』メイキングDVD付き前売券に予約殺到!
2010年06月24日小栗旬は“時代”や“空気”など信じない。悲観するでも自嘲するでもなく、自らについて「いまは、たまたま注目を浴びているだけで、本来あまり面白い芝居ができるタイプだとは思わない」と語り、うつろいやすいブームなどではなく、ただ己を信じて役柄をクールに演じ上げていく。冷静なこの男が「役者人生が終わってもいいと思えた」とまでの思いを抱いて演じたという最新作『TAJOMARU』のタイトルロール、多襄丸(=畠山直光)という男もまた、激しく移り変わる時代の中で己の信念、愛を貫き通した男である。果たしてこの作品は俳優・小栗旬に何をもたらし、この役を経て彼はどのような風景を見たのか――?盟友・山田孝之への憧れ、そのワケは…?「自分は頭で考えて演じるタイプの俳優。演じている自分をわりと冷静に見ている」。普段の役柄へのアプローチについて小栗さんはそう語る。「役に没頭したくても、どうしても自分からブレーキを掛けてしまうところがあるんです。だから、爆発的な集中力とエネルギーを持っているタイプの俳優さん――同世代で言うと山田孝之なんかそうですが――に憧れてて…。『スタート!』って声が掛かった瞬間の集中力のレベルが違うんですよ。孝之の芝居を見てるとゾクゾクしてきて、楽しくてしょうがない。こういう役者になりたいな、という思いがずっとありました」。そんな彼が、今回の撮影では、憧れの境地に近づけたと感じた瞬間があったという。「撮影中に『よーい、スタート!』って声が掛かって、体を動かしたということは覚えてるんですが、気がついたら次の瞬間、『あれ?おれ何で風呂入ってるの?』ということがあって。実は、(完成した作品では)そのシーンは全部カットされちゃってたんですけど…(苦笑)。そこは、自分の中でいままで越えられなかった壁を飛べたのかなって思えた瞬間でした」。800年も昔の時代の人間を演じることについて「誰も見たことのない世界を作るということには夢がある」という言葉で、その面白さを語る。「もちろん、時代考証について気にされる方はいるとは思います。ただ、僕らが信じてきた過去の歴史が覆されることが最近、多いじゃないですか。『うそ!教科書で習ったことと全然違うじゃん』って(笑)。やっぱり誰も見てない世界を演じるってある意味ファンタジーですよ。いまの時代をリアルに切り取ろうとすれば、うそが見えてきてしまう。それよりもやれることはずっと多いな、と思います」。「台本読むと、『この役、ほかの人にやらせたくない』って思っちゃう(笑)」一方で、劇中で描かれる人々の感情や愛は、時代を超えた普遍性を持っている、とも考えられるが…。「そうですね。でも、それももしかしたら、いまの時代に生きる僕たちがそう思いたくて、勝手に自分たちの思いを置き換えているだけなのかも知れない、とも思います。ただ、今回は自分で演じながら、(直光は)阿古という女性をなぜここまで愛せたんだろう?という疑問は持ちましたね。阿古の気持ちですか?わかんないですよ、女の人って。…一生わかんないと思うな(笑)」。舞台に映画、TVドラマと活躍の場を広げ続ける小栗さん。自らの仕事のスタンスについて「基本的に舞台が大好きなので、演劇を中心にやっていきたいという思いはあります」と語る一方で「(オファーをもらって)台本を読むと、『この役、ほかの人にやらせたくないな』って思っちゃうんです」とも。「そうやって結局、(忙しくなって)自分の首を絞めちゃうわけですね(苦笑)。最近はちゃんと見極める目を持とうと思ってるんですが、とはいえ常に共演者も監督も違うから、似たような役だと思ってても、実際にやってみたら、また全然違ったものになる。だからお話をいただくと全部やりたくなっちゃうんですよ」。さらに、自身で監督を務めるという野望も。すでに企画は進行しているとのことだが、冒頭にも挙げた「自分は面白い芝居ができるタイプの俳優ではない」という言葉に続けてこう語る。「だからこそ、もっと面白い芝居をできる俳優さんたちに面白い環境を提供して、それをカメラに収めるのが自分だったら最高だなって思うんですよ。四十か五十を迎えたときに『あの監督の作品に出たい』って言われるようになりたいですね」。俳優か監督か?舞台か映画かなどという枠はこの男には関係ない。多襄丸のごとく、自由に向けて、さらなる高みに向けて、小栗旬はどこまでも駆け抜ける――。© 石川拓也■関連作品:TAJOMARU 2009年9月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009「TAJOMARU」製作委員会■関連記事:「何があってもおれがお前を幸せにする!」小栗旬『TAJOMARU』本編映像が到着ショーケン、東大で復活の怪気炎!“東大特別講師”小栗旬が考えるリーダー像とは?小栗旬主演の最新作!『TAJOMARU』試写会に50組100名様をご招待最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント気合いの(?)坊主頭・小栗旬、先輩風を吹かせて田中圭をぶった斬る?
2009年09月10日