累計観客動員数158万人、興行収入18.9億円の大ヒットを記録した感動作、映画『神様のカルテ』の続編となる『神様のカルテ2』の製作がこのたび決定した。働くとは何か、家族とは何か、人間の生死とは何なのかという普遍的なテーマを深く掘り下げた世界観で読者を魅了し、シリーズ累計210万部を突破した夏川草介によるベストセラー小説の映画化。映画では、美しい自然に囲まれた信州・松本を舞台に、主人公の医師・栗原一止(いちと)が、旧友の医師との再会と衝突を経験し、最愛の妻や友人に支えられながら、尊敬する上司の意志を受け継ぐ感動のヒューマンドラマが描かれる。主人公・一止役には前作に引き続き、国民的アイドルグループ「嵐」の櫻井翔。一止の妻・栗原榛名に人気女優・宮﨑あおい。一止が尊敬する上司の医師・貫田に柄本明ほか、原田泰造、要潤、吉瀬美智子、池脇千鶴、朝倉あき、西岡徳馬ら前作からのキャスト陣が勢揃い。そして、一止と医療方針をめぐり衝突する・進藤辰也役に舞台・映画で活躍する若手屈指の実力派俳優、藤原竜也。さらに、濱田岳、吹石一恵、市毛良枝といった新たなキャストが加わり、前作以上に豪華なキャスティングが実現した。今回の製作決定を受け、主演の2人からは「撮影から2年の時を経て、再びこの作品に関われること大変嬉しく思います。前作撮影中は、悩み、苦しみ、決して楽しいことばかりの現場ではありませんでしたが、自分の知らない一面と出会えた作品でした。役柄の“栗原一止”と共にまた、成長することができたらと思います」(櫻井さん)、「一止さんを見守れること、榛名さんを生きられること、とても楽しみです」(宮﨑さん)と、再共演に懐かしさと喜びで胸いっぱいといった様子。また今回、初出演となった藤原さんからは「前回の世界観を壊さないように、そして良い意味でレギュラーキャストの方々の刺激になれるように頑張ります。櫻井さん、宮﨑さんとも初共演でどういう化学反応が起きるか分かりませんが、現場が楽しみです」と期待感あふれるコメントが寄せられた。前作に続いて、深川栄洋監督がメガホンをとる本作。2013年1月より長野県松本市、関東近郊にてクランクイン、公開は2014年を予定している。『神様のカルテ2』は2014年、全国東宝系にて公開。■関連作品:神様のカルテ2 2014年、全国東宝系にて公開
2012年12月13日日本には「八百万(やおよろず)の神」とよばれるほどたくさんの神様が存在します。八百万(やおよろず)というのは800万ではなく、「無限」という意味でして、自然に存在するものすべてに神様が宿っているとされています。今回は、そんな数多く存在する日本の神様たちの中から、意外なものの象徴である神様や「そんな神様がいるんだ!?」という神様、そして神様たちのちょっとしたこぼれ話などを紹介します。●トイレの神様は本当にいるトイレの神様という歌がはやりましたが、実際に日本にはトイレ(便所)の神様が存在します。厠神や烏枢沙摩明王がそれにあたり、トイレを守ってくれているそうです。また、朝夕の6時はトイレの神様が別の神様と相談する時間なので、その時間はトイレには入らない方がいいのです。●学問の神様は恋愛も得意学問の神様である菅原道真公ですが、実は恋愛の神様としても祭られています。道真公は家族思いで、多くの子宝にも恵まれたため、とされています。●エビスさまはいっぱいいる?商売繁盛の神様とされているエビスさまですが、実は何人もの神様がエビスさまと呼ばれているのです。エビスさまというのは単なる呼称で、その正体は蛭子命や事代主神、または少彦名神や彦火火出見尊という神様だとされています。地域によってエビスさまは異なるのです。●七福神の布袋さんは実在した!?七福神のひとりで富の繁栄をもたらすとされている布袋尊ですが、実は実在したと言われている神様なのです。布袋尊は中国の唐の時代のお坊さんで、予知能力で人々を導いたとされています。日本ではまず図像として広まり、その後福の神として信仰されるようになりました。●神の世界の仲裁人『菊理媛神』日本神話の中に、「男神イザナギが子供を産んだ際に亡くなった女神イザナミを取り戻すため黄泉の世界に向かう」という話があります。この話の中で、イザナギとイザナミは口論となるのですが、その仲介役を務めたのが菊理媛神(くくりひめのかみ)という神様です。神様同士の争いをうまく鎮めた菊理媛神は今で言うところの「やり手弁護士」だったのかもしれませんね。●大国主は子沢山出雲神話に登場し、国造りや農業の神様として信仰されている大国主(おおくにぬし)。大国主は多くの子供を残したと『古事記』には記されており、その数はなんと180(日本書紀には181)にも上ります。そこまで多くの子を残しているにも関わらず、子作りの神様でないのは不思議ですね。●天狗になる……の意味自信過剰な人やうぬぼれている人の事を「天狗になっている」と言いますが、なぜ天狗に例えられるのかその理由をご存じでしょうか?実は天狗は「慢心の象徴・権化」でして、そこから「天狗になる」という言葉が生まれたと言われています。●『ビリケンさん』は芸術家の産物大阪の通天閣などに祭られている、幸福の神様ビリケンさん。実はこのビリケンさんは、アメリカ人の芸術家が夢に出てきた人物をモデルに作成した像が大元なのです。これが世界に広まり、日本でも幸運の神様として愛される存在になりました。神仏習合という、別々の宗教の神様でも気にせず"神様"であると信仰する風習がある日本には、さまざまな神様が存在します。今回紹介した以外にも、変わった象徴の神様や逸話があるので、気になった方は調べてみるとおもしろいかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月25日推理小説を執筆する際に、守らないといけないルールというのが実は存在します。「推理小説が大好き!」という人なら知っていると思いますが、、たまに読む人やあまり読まないという人はもしかするとそんなのがあることさえ知らないかもしれません。今回は、そんな推理小説のルールを紹介します。とはいえ、そのルールを絶対に守らないといけない!という訳ではありませんし、推理小説を書く際の入門的なものだと考えてもらえると幸いです。まずは『ノックスの十戒』から紹介しましょう。ノックスの十戒とは、1928年に推理小説家のロナルド・ノックスが発表した推理小説を書く際の入門的なルールです。1.犯人は物語の最初の部分から登場している人物でなくてはならない。いきなり最終局面で「実は私が真犯人なのだフハハハハ!」などといきなり知らない人物が登場したらダメですもんね(笑)。2.探偵方法に超自然的な能力を用いてはいけない。時間を巻き戻せたりしちゃうと簡単に犯人が分かってしまいますし……。3.犯行現場に秘密の抜け穴や秘密の通路が2つ以上あってはならない。1つだけあるのはOKだそうです。4.未発見の毒薬や難解な科学的説明が必要になるような器具を用いてはならない。読者が推理できないような空想上の薬物や、ドラえもんの秘密道具などのトンでもアイテムが登場してはいけない、ということですね。5.中国人を登場させてはならないこのルールが発表された当時は、中国人は神秘的、または超常現象的な力が使えると考えられていたそうです。6.偶然や第六感によって事件を解決してはならない。適当に犯人の名前を挙げたら正解でした、めでたしめでたし。という展開は確かに寒いですよね(笑)。7.探偵自身が犯人であってはならない。そりゃそうだ(笑)。ただし、探偵が事件を解決に導くために犯人を装うというのはアリだとか。8.事件を読者がわからないような手がかりによって解決してはならない。読者に推理できる証拠はすべて明らかにしないといけない、ということでしょうね。9.ワトソン役(物語の語り部)は自分の判断や見解をすべて読者に伝えないといけない。これも9番目と同じく、推理の判断材料をちゃんと提示せよ、ということのようです。10.双子の登場人物、または一人二役の変装などは予め読者に知らされなければならない。出すならちゃんと読者にも知らせろ、とそういうことですね。ノックスの十戒は以上です。次に、ノックスの十戒と並んで有名な推理小説を書く際のルールが、『ヴァン・ダインの二十則』です。これは推理作家のS・S・ヴァン=ダインがノックスの十戒と同じ1928年に発表したもの。少し長いですが、おつき合いください。1.事件の謎を解く手がかりは明白に記述されていなくてはならない。読者に謎の手がかりなどはあってはいけないということで。これはノックスの十戒と同じですね。2.作中の人物が仕掛けるトリック以外に、作者が読者を騙すような記述をしてはいけない。読者のミスリードを誘ういわゆる「叙述トリック」というものですが、ヴァン・ダインはこの叙述トリックがあまり好ましくなかったそうで、こういったルールを入れたそうです。3.余計なラブロマンスを付け加えて知的な物語の展開を混乱させてはいけない。ミステリーの課題は、犯人を正義の庭に引き出すことであり、恋に悩む男女を結婚の祭壇に導くことではない。確かに推理小説を読んでいるつもりがいつの間にか恋愛小説になってたら驚きますよね(笑)。4.探偵自身や捜査員の1人を突然犯人にしてはいけない。これは恥知らずのペテンである。これはノックスの十戒にもありましたよね。5.犯人は論理的な推理によってしなければならない。偶然や暗合、動機のない自供によって解決してはいけない。これもノックスの十戒にありました。テキトーな推理で偶然犯人が分かる、などは持っての他ということですね。6.探偵小説には必ず探偵役が登場して、その人物の捜査と一貫した推理によって事件を解決しなければならない。誰も推理しなかったら物語は進みません。非常に基本的なことですね。7.長編推理小説には死体が絶対に必要である。殺人より軽い犯罪では読者の興味を持続できない。殺人と窃盗で比べると、解決することの重要性などが違ってきますね。8.占いとか心霊術、読心術などで犯罪の真相を告げてはならない。ちゃんと自分の頭で推理しろってことでしょうか。9.探偵役は1人が望ましい。1つの事件に複数の探偵が協力し合って解決するのは推理の脈絡を分断するばかりでなく、読者に対して公平を欠く。それはまるで読者をリレーチームと競争させるようなものである。読んでいる人も1人の探偵の目線の方が読みやすいかもしれませんね。10.犯人は物語の中で重要な役を演ずる人物でなくてはならない。最後の章でひょっこり登場した人物に罪を着せるのは、その作者の無能を告白するようなものである。仰るとおりで(笑)。11.端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。要するに犯人役にはちゃんとした重要性を持たせろということですね。12.作中にいくつもの殺人事件があっても、真の犯人は1人でなければならない。ただし端役の共犯者がいてもよい。真犯人が何人もいるのは推理する読者も困惑してしまうかもしれませんね。でもグループ犯などもありますし、今はこの限りではないのでしょうね。13.冒険小説やスパイ小説なら構わないが、探偵小説では秘密結社やマフィアなどの組織に属する人物を犯人にしてはいけない。非合法な組織の保護を受けられるのでアンフェアである。あまりにも強大な力がバックにあると、探偵側が手も足も出なくなっちゃうからでしょうか。14.殺人の方法と、それを探偵する手段は合理的かつ科学的であること。空想科学的であってはいけない。毒殺の場合なら、未知の毒物を使ってはいけない。これもノックスの十戒にありましたね。15.事件の真相を説く手がかりは、最後の章で探偵が犯人を指摘する前に、作者がスポーツマンシップと誠実さをもって、全て読者に提示しておかなければならない。ノックスの十戒にあるように、推理の手がかりはちゃんと読者に明かしなさい、ということです。16.よけいな情景描写や、わき道にそれた文学的な饒舌は省くべきである。物語の筋と関係ない余計なパートは入れるな、ということのようです。17.プロの犯罪者を犯人にするのは避けること。それらは警察が日頃取り扱う仕事である。真に魅力ある犯罪はアマチュアによって行われる。13番目と同じように、探偵役が手も足も出ないような人物を犯人にしてはいけない、ということですね。18.事件の結末を事故死とか自殺で片付けてはいけない。こんな結末は読者をペテンにかけるようなものだ。そんなオチだったら読者は「今までの推理はなんだったんだ!?」と唖然となりますね。19.犯罪の動機は個人的なものがよい。国際的な陰謀とか政治的な動機はスパイ小説に属する。要するに、探偵役の手に負える範囲で……ということですね。20.自尊心のある作家なら、次のような手法は避けるべきである。これらは既に使い古されたものである。・犯行現場に残されたタバコの吸殻と、容疑者が吸っているタバコを比べて犯人を決める方法・インチキな降霊術で犯人を脅して自供させる・指紋の偽造トリック・替え玉によるアリバイ工作・番犬が吠えなかったので犯人はその犬に馴染みのあるものだったとわかる・双子の替え玉トリック・皮下注射や即死する毒薬の使用・警官が踏み込んだ後での密室殺人・言葉の連想テストで犯人を指摘すること・土壇場で探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く方法簡単に言うと、ありきたりなものは使うな、ということのようで(笑)。以上が、推理小説を書く際のルールと呼ばれているものです。1928年に発表されたものですので、今では「ちょっと意味がわからないです」と思ってしまうものもありますね。ただ、本当に基本的なルールも含まれているので、「推理小説を書いてみたい!」という人は、まずこれらを参考にしてみるのもいいかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月17日現在テレビ東京他で放送中の、アニメ『神様はじめました』のオープニング&エンディングテーマを歌うハナエが、同アニメで声優に初挑戦することが明らかになった。ハナエの演じる役どころは明らかになっていないが、第11話で登場する予定(テレビ東京では12月3日(月)オンエア予定)。アニメ主題歌に続いて声優にも初挑戦したハナエは、「アニメが好きな影響もあり、もともと声優には憧れていました。初めての経験で緊張しましたが、監督や声優さんの励ましで、とても楽しく収録できました。機会があればまた挑戦したいです」と語る。ハナエがオープニング&エンディングテーマを歌うことになったのも、同アニメの監督・大地丙太郎(代表作に「フルーツバスケット」「ギャグマンガ日和」「おじゃる丸」など)が、ハナエの歌声に惚れ込んでのこと。その大地監督と、アフレコで共演した声優・立花慎之介(巴衛役)よりコメントが寄せられている。■監督・大地丙太郎ハナエさんの声を聴く前にまず、ヴィジュアルと雰囲気が、どこか和風でこの作品に合いそうだなと思いました。それから歌声を聞かせてもらって、『神様はじめました』の世界観にうまくハマりそうだと思いました。あのウィスパーな歌い方も個人的にとっても好きで、ひと聴き惚れしました。■巴衛役・立花慎之介初めてのアフレコで最初は緊張していた様子でしたが、いざ本番になると、独特のきれいな声質で、監督の提案にもすぐに応えていました。これからもぜひ声優に挑戦してほしいです。すごい18歳が現れたと思いました。なお、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」では、第1回目の放送となる11月13日(火)配信に、ハナエのゲスト出演が決定。ニコ生公式チャンネル「アニメぴあちゃんねる」は、声優・アニメ関連イベントのチケット情報を配信する生放送番組で、隔週(火)19:00より放送予定。番組の詳細は、「アニメぴあちゃんねる」公式チャンネルページにて。また、ハナエは本日19時より、渋谷2.5Dスタジオにてイベント『縁結び会』を行う。あさって14日(水)にリリースされるNEWシングル『神様はじめました/ 神様お願い』の発売を記念し、大地監督とのトークセッションや、ミニライブ、そして握手&撮影会を行う。こちらは、2.5Dでの配信の他に、USTREAMやニコニコ生放送などでも同時生中継されるので、ぜひチェックを。■【NEW RELEASE】2012年11月14日(水)発売3rd Single『神様はじめました / 神様お願い』<初回生産限定盤>TOCT-40415 / ¥1,680(税込)CD+DVD<通常盤>TOCT-40416 / ¥1,000(税込)CDのみ
2012年11月12日少し前に「トイレの神様」という曲が流行りましたね。サビの部分が「トイレには それは それは綺麗な 神様がいる」と、トイレを綺麗にすればあなたも綺麗になれるのよ!という、作者のおばあ様の教えを歌った曲です。トイレとはそもそも不浄な場所ですから屋内に作られるようになったのは水洗トイレとなり、衛生面が整ってきたからです。昔は離れに作られていました。逆に昔は窓のないトイレなどありませんでしたし、作る場所を選びました。西や南にあれば日当たり良好で汚物に菌やガスが発生するのでうまくないし、寝室近くにあれば、悪い菌が人の体内に入る危険性もあるなど、いろいろ考えたあげくに離れとしたわけで、それが現在でもトイレに悪い方位として語り継がれているのだと思います。しかし、近年ではマンションが多く立ち並び、方位選びどころか、窓のないトイレが普通です。果たしてこれでよいのでしょうか?最近はこのような環境に対応するよう、除菌殺菌効果のある洗浄剤や芳香剤が売られていますが、現実問題として汚物のハネなどまで取り除くことは不可能ですよね。ある男性が初めて彼女の家に遊びに行き、トイレを借りたところ、あまりの汚さにびっくりした!と話してくれたことがあります。目に見えるところは綺麗だったようですが、男性の場合、便座をあげて使いますから便座の裏側が良く見えたわけです。反対に女性の彼女には死角となる場所ですよね。こうなると100年の恋もいっぺんにさめてしまうこともあるのでは?トイレの清掃は見た目だけでなく、汚れが悪い菌の元になりますから、最悪は菌が陰部より体内に入り込み、病気になることもあります。昔の人と同じく、今の人もトイレは清潔にする必要があるということです。さて、またトイレの神様の歌に戻りますが、「なぜトイレを綺麗にすると自身も綺麗になるのか?」これは一理あってトイレを綺麗にしておけば病気になることもなく、健康で血色もよく、いつもベストコンディションでいられる!というわけです。更には、そんな下の話を子供にしてもわかりませんから、イメージしやすいように綺麗な神様が宿るトイレを綺麗にすると美人になれるのよ!と神話のようにわかりやすく仕立てたのでしょう。健康美人であれば、お嫁にもいける!本当はここまでつながるのでしょうね。風水でももちろん、トイレは大切な場所であり、綺麗に掃除をすることは必須です。たとえどんな方位であれです。方位によっては男性が伸び悩む!とか、女性は下の病気になりやすいなどありますが、これもしっかり掃除をしていれば避けることができます。できるかぎり、せっせと掃除をしましょう。また、トイレマットを敷かない方も多いと聞きますが、これは是非敷いてくださいね。汚れや飛び散りを防ぎますし、洗えば除菌できます。洗ったマットは、可能であれば太陽のあたる所へ干してください。太陽のエネルギーは陽ですからこれをマットに吸収させることにより、窓のない院の気が溜まるトイレでも陰陽のバランスが整えられます。窓のあるトイレであってもサンサンと太陽が降り注ぐことはないでしょうから敷くほうが良いでしょう。現代の女性は社会に出てストレスも溜まりやすいので、そんな時は思い切りトイレ掃除をして発散してみるのもいいのでは?また、以前雑誌に書いたのですが、京都市下京区にある市比賣神社(イチヒメジンジャ)に「おとう鈴」という鈴をかたどったお守りが売られています。この神社や女性の健やかな一生をお守りくださるところ。京都へ行く機会があれば是非のぞいてみてください。ただし、この鈴は1年たったら割って厄払いをしなければなりませんので使い方をよく神社で教えて頂いて下さいね。開運の一歩、それは掃除で不浄な場所を祓い清めることかもしれません。トイレ、あなどれません。市比賣神社(イチヒメジンジャ)「おとう鈴」 公式サイト
2012年06月12日日本に猫島は数あれど、猫を神様として祀るほど猫を大切にしている島はそうはないだろう。今回紹介するのは、猫の聖地ともいうべき宮城県石巻市の田代島。東日本大震災の影響を受けつつもノラ猫たちは元気に暮らしていた。猫好きの方ならご存知、田代島。石巻から船で1時間あまり。面積わずか約3平方キロメートルの小さな島には人口100人に対してノラ猫100匹がいるとも言われている。ただこの島が猫島と呼ばれるゆえんは、単に猫が多いからではない。猫を祀る猫神社があるからだ。昔から大網漁が盛んだったこの島では、猫の動作により天候や漁の具合を予測していたという。猫は漁師にとって良きパートナーだった。猫は”大漁をまねく”招き猫として島では大切にされてきた。ところが不幸な出来事が起きてしまう。網の錨に使う岩を取る作業をしていた際、崩れ落ちた岩が猫にぶつかり、瀕死の重傷を負わせてしまった。これに心を痛めた島民が、猫の安全と大漁を祈願し、小さな祠を設置。以来、猫を神様としてお供え物をするなどして信仰を深めていった。こうして世にも珍しい猫神社ができたのである。ちなみに猫を大切にするため、天敵である犬は島内持込禁止という徹底ぶりだ。この猫島も、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた。津波により、漁具や小屋などが流されたり破壊されたりしてしまった。船乗り場は地震による地盤沈下のため水没するなど、大きな被害を受けた。しかし幸いにして多くのノラ猫は無事だったという。震災後に田代島を訪れると、相変わらず猫が多く、島を縦横無尽に闊歩していた。港がガレキ置き場になっていて、震災被害の痛ましさを物語っているのだが、そんなガレキ置き場も猫にとっては遊び場。ガレキの山を駆け上ったりするなど、楽しげに暮らしているようだった。子猫も多く、猫の生命力の強さ、たくましさを目の当たりにした。全国の猫好きの方から猫のエサなどの救援物資も届き、今は十分足りているという。島には売店や食堂、トイレの施設がない状況だが、船は運航しているので猫が神様の島に行ってみてはいかがだろうか。かさこ1975年生まれ。執筆と撮影もこなすカメライター(カメラ+ライター)。トラベル系、金融分野を特意とする。25歳から編集・ライターの仕事をはじめ、27歳からカメラマンの仕事も担当。世界各国、日本各地を飛び回り、取材・撮影したストックを生かし、記事の提供、執筆、写真貸出などを行う。これまでの渡航回数は42回で渡航先は29カ国。合計滞在日数は455日に及ぶ(2011年2月現在)。著書は、写真集10冊、一般書籍5冊、合計15冊(2011年2月現在)。オフィシャルサイト「かさこワールド」も立ち上げている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日来年9月に日本公開されるロック・ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』の画像が解禁になり、“ロックの神様”に扮したトム・クルーズの姿が公開された。『ロック・オブ・エイジズ』は、2006年に初演され、トニー賞にノミネートされるなど高い評価を受け、現在もブロードウェイで上演中の同名ミュージカルを、『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督が映画化した作品。1980年代のアメリカを舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーと、ロック・スターを夢見る都会育ちの青年ドリューら若者たちの青春を描く。現在公開中の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』では変装の名人でもあるエージェントを演じているクルーズが、次回作『ロック・オブ・エイジズ』で変身するのは、何と“ロックの神様”と呼ばれるスーパースター、ステイシー・ジャックス。クルーズは、初のミュージカル映画挑戦のために、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの歌唱力指導のもと、1日5時間週5日のボーカルトレーニングを敢行。これまでも数々の挑戦を行い、“努力のカリスマ”とも称されるクルーズは、鍛えられた肉体とトレーニングで磨いた歌声を劇中で披露。デフ・パレードの『Pour Some Sugar on Me』、ボン・ジョヴィの『Wanted Dead or Alive』、スコーピオンズの『Rock You Like a Hurricane』などの名曲を熱唱しており、撮影現場を訪れたデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンは「すごいもんだと思ったよ。彼はそれまでボーカル・レッスンも受けたこともなかったって言うんだから。完璧なロック・スターだ!」とトムのパフォーマンスを絶賛。1作ごとに新たな一面を見せてきたクルーズは来年も多くのファンを驚かせることになりそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』2012年9月全国ロードショー
2011年12月28日映画『トイレット』のトロント体感イベントが8月11日(水)、東京・赤坂のカナダ大使館で行われ、荻上直子監督と「トイレの神様」で一躍ブレイク中のシンガーソングライター、植村花菜がゲストで出席した。カナダ人3兄妹と英語が全く話せない日本人の祖母(もたいまさこ)が、突然始まった共同生活を通じ、家族の絆を深めていく姿を描く物語。全編カナダロケを敢行し、もたいさん以外のキャスト全員とスタッフのほどんどにカナダ人を起用した日本、カナダ合作作品となっていることから、今回のイベントが実現した。植村さんのヒット曲「トイレの神様」は、自身が小学校三年生のときから21歳で上京するまで二人暮らしをして育ててくれたという、いまは亡き祖母への想いを歌った内容。“おばあちゃん”と“トイレ”つながりで駆け付けた植村さんは「気立てのいい花嫁になりたいと思って掃除、洗濯と手伝いをしていたけど、トイレ掃除だけが嫌いだった。でもおばあちゃんに、トイレにはべっぴんの神様がいて、掃除をすればべっぴんになれる、と言われ、べっぴんになりたい一心で、その話を聞かされた日からトイレ掃除を一生懸命やり始めました。今日もしてきました、ピカピカでございます」と同曲のルーツを解説。すっかり聞き入っていた荻上監督は「だからすっかりべっぴんさんになられたんですね」と感心しきり。だが、自宅でのトイレ掃除については、一緒に住んでいるというボーイフレンドに「『お前がやれ』って命令して、私はしません」ときっぱり。「だからべっぴんになれなかった」とサバサバ話し、観客約220人を笑わせた。トーク後、植村さんはギターの弾き語りで同曲を披露。愛するおばあちゃんとの想いを切々と語るような歌声に、観客は聴き入り、中には涙を拭う年配の女性客もいた。一方、トーク前にはロビーでカナダワイン、カナダビールと軽食が振る舞われ、軽食は出されてからあっという間になくなるほど好評だった。『トイレット』は8月28日(土)より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェSweet「映画監督という仕事『トイレット』特集」■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:オールカナダロケの『トイレット』荻上直子監督×主演俳優カルチャーギャップトーク『めがね』荻上直子監督新作『トイレット』オリジナルグッズセットを5名様プレゼント荻上直子監督オーディション抜擢の“ヘンな子俳優”初披露『かもめ食堂』荻上直子最新作『トイレット』特報が到着“ばーちゃん”って何者?『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在
2010年08月11日