「政治の世界で才能を生かしてもらうのはどうだろう」自身のユーチューブチャンネル「百田尚樹チャンネル」で、松本人志(60)にそう提案したのは、日本保守党の代表で、小説家の百田尚樹氏(67)だ。これは2月15日に行ったライブ配信での発言だ。「週刊文春」による“性加害”報道をうけ、裁判に集中するため、芸能活動を休止している松本。「真実はわかりませんよ」と断ったうえで、百田氏は裁判の結果をこう予想する。「仮に裁判の結果がよほどのことがない限り、じつは文春の記事がぜんぶ嘘っぱちやった、女性の証言もぜんぶ嘘やったということになれば、復活可能でしょう。さすがにここにきて、それはないかなぁという気がします。結局のところは灰色といいますか、真実はどこにあるかわからないという形で決着がつくんじゃないかな」今回の裁判は民事訴訟なので、刑事裁判のように白黒はつかない、そうなれば松本の芸能界復帰は厳しいという。そのうえで、松本の政治思想をこう評価するのだ。「この2、3年の発言や主張を聞いてますと、政治的には的を射ているなと。あるいは、かなり保守的な正論という発言が多いんですよね」■「残りの人生は日本の社会のために恩返しを」視聴者からの松本の政治能力を疑問視するコメントに対して、現在、政治を騒がしている自民党の裏金議員たちを引き合いに出して、百田氏はこう訴える。「(裏金を作り、それを秘書のせいにしている国会議員たち)そんなんに比べて、松本人志さんはダメな議員ですか?」「政治の世界にどっぷりつかった、プロ政治家がとんでもないことをしているんですよ」としたうえで、こんなふうに日本の政治を憂えるのだ。「やっている彼らの政策は、とにかく我々国民からいかに金を巻き上げるか、いかに嘘だまくらかして好きなことやるか、あるいは某国の有利になるような政策をどんどん続けるか、そんなことばっかりやってるんですよ」そして、松本はまだ60歳であり、平均寿命まで二十年以上の人生が残っていると百田氏は語る。「60も超えたんで、松本さん、今まで豊かな日本のおかげで(芸能界で)栄耀栄華を味わえた。この辺で、ひとつ残りの人生を日本の社会のために、少しでも恩返し出来たらええんじゃないかなぁと思います。どうでしょう」そして、裁判で名誉がある程度回復された場合という条件付きで、数年後の日本保守党への合流を呼びかけた。『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)の構成作家だった百田氏は、松本と面識があり、テレビで共演したこともある。ちなみにチャンネルの視聴者からは戸惑いのコメントが多かった。《松本に対する個人的な応援として聞き流します。》《大事な時期に支持者を失いかねない言動はやめて下さい》《これ、釣りかと思ったら本気なのでしょうか…》
2024年02月16日ラーメン店で撮影されたある動画がSNS上で拡散され、賛否さまざまな意見が飛び交っている。問題となっている動画は人気ラーメンチェーン店「ラーメン山岡家」で撮影されたもの。カメラ目線の男性が「いっちゃいまーす」と言いながら、卓上に置いてある無料のすりおろしニンニクを容器一杯分、丸々ラーメンに入れるというもの。Xのインフルエンサーアカウントによって、《こういうので無料じゃなくなってくんだよね…》と“全入れ”をたしなめるようなテキストとともに投稿された。拡散され、現時点で1000万回以上再生されているこの動画。全入れ行為に対しては批判的な意見が相次いで上がった。《ふざけんな 山岡家毎回いくんやワシは 無くなったら許さんからな》《これで有料化になったら戦犯》《ニンニクの量もこれを笑って投稿してる感覚も全く理解できない》一方で、おいしく食べるためのトッピングとして使用しているようにみえ、《ニンニクが合うのはわかる》《これが彼の適量なら許せる》など理解を示す声も多数上がった。《通常の使用方法で使う分には問題ないと思ってる派》《にんにく入れ過ぎ批判わかるけどこの位入れる人の気持ちもわからんでもない山岡家のラーメンににんにく大量に入れて食べたことがある人は彼の気持ちわかるんじゃない》《これやたら今日各所から回ってくるんだけど、別に好きに食ったらいいしそんなことより周りの客に配慮して撮ってほしいなーくらいにしか思わない》あくまで無料のにんにくトッピング。昨今問題になっていた、容器をなめるなどの迷惑動画とは異なり違法性はないものの、大量に使用することに対しては、賛否が分かれる形となっている。そこで、山岡家を経営する丸千代山岡家の担当者に見解を聞いた。「動画のことは知りませんでしたが、その問題は昔からありまして、ニンニクを全部入れてしまう人もいます。公式としてということではありませんが言えることとしましては、基本的にはあくまでも美味しく食べられる常識の範囲内で使っていただきたいということです。また、容器の中に残りが少なくて全部使ってしまった場合は、スタッフまで一言声をかけていただきたいなと思います」また、こういう行為が露呈することで、無料だったサービスが有料化することを懸念する声も上がっていることについては、「今に始まったことではありませんし、これをきっかけに今後は有料化するという風には考えておりません」との回答だった。
2024年02月13日《日本一気持ち悪い男百田尚樹のように自分自慢をしてしまった。あー気持ち悪!百田はこんな気持ち悪いことを平気でやっているのか。気持ち悪!》11月30日、こうツイートしたのは元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)。突如として作家の百田尚樹氏(65)を《日本一気持ち悪い男》と罵ったが、ことの発端はジャーナリストの伊藤詩織氏が勝訴したと報じられたこと。伊藤氏は昨年6月、事実と異なるイラストをTwitter上に投稿されたとして漫画家のはすみとしこ氏ら3名を名誉毀損で訴えていた。各メディアによると、はすみ氏の投稿をリツイートした2名は「投稿に賛同する表現」「本人の発言と理解するのが相当」として、今回の裁判でそれぞれ11万円の賠償を命じられたという。橋下氏はこのニュースを報じた朝日新聞デジタル版の記事を引用し、《ジャーナリストの岩上安身氏を相手取り、「リツイートでも本人の表現として責任を負う」という判例を作ったことが役に立ったのなら弁護士として嬉しい》と感想を綴っていた。しかしその直後に、冒頭の百田氏に対するツイートを続けたのだ。「橋下さんはジャーナリストの岩上安身氏によるリツイートで名誉を傷つけられたとして、’17年に岩上氏を相手取って訴訟を提起しました。第1審では『投稿に賛同する表現行為』として橋下さんの訴えが認められましたが、岩上氏は不服として控訴を提起。しかし高裁は『単純リツイートの場合を含めて、ツイッターにおける投稿行為を行う者には、相応の慎重さが求められるものというべきである』などとして、岩上氏の控訴を棄却したのです」(全国紙記者)■「子供の喧嘩」「どっちもどっち」確かにリツイートも名誉毀損になり得ることを証明したが、突然、百田氏の名前を引き合いに出してディスった橋本氏。そんな橋下氏に対して、百田氏は《誰がどう見ても、気持ち悪いのは君だよ。判定として、リツイートの数で決めるのはどう?なお、ひとつ教えとくけど、「自慢」という言葉に「自分」を付ける必要はない》とTwitter上で応酬に出たのだ。橋下氏は百田氏の提案に反応することはなかったが、百田氏は次のように勝利を宣言している。《12時間経って、橋下氏のツイートに対するリツイートは260、私のツイートに対するリツイートは4800。勝負はついた感じ。リプライ内容はもっと差がついてるけどね。可哀想に橋下氏に対するリプライはほとんどが激しい非難。彼の心が折れないか心配だよ》橋下氏のツイートを機に、突如として巻き起こったバトル。だが百田氏も“リツイート数”で勝敗を決めようとしたことから、Twitter上では“子供同士の喧嘩”として冷ややかな声が上がっている。《こんなのどう見ても子供の喧嘩ではないか。この人が、大阪府知事や大阪市長してたとは、トホホ》《面識あるだろうから直接会うなり電話なりで言い合えば済むものを、わざわざtwitterでするのは「見せる」プロレスだからかなぁ。商売柄そういうの必要なんだろうけど、ちと興冷めする》《ハッキリ言ってどっちもどっち》《これがいい歳した大人の戦いかよ》昨年7月にも自民党・二階俊博元幹事長(82)の評価を巡ってTwitter上でバトルを繰り広げていた橋下氏と百田氏。この2人が歩み寄る日はやってくるのだろうか?
2021年12月03日『永遠の0』『海賊を呼ばれた男』などで知られる作家・百田尚樹氏(62)のツイッターが物議を醸している。きっかけは10月17日に予定していたライブを開園直前にキャンセルした歌手・沢田研二(70)。18日に開かれた会見で沢田は「客席がスカスカの状態でやるのは酷。僕にも意地がある。最終的には自分で中止した」と客の不入りが中止の理由であることを明かした。しかし一部ネット上では沢田がコンサート会場で反原発の署名を行おうとしたところ、会場側より断られたことが中止の理由という噂が流れていた。それに対し百田氏が10月18日に自身のツイッターで「沢田研二はコンサート会場でも、反原発の話を延々とするらしい。歌を聴きに来たファンに失礼だし、そんな話がしたかったら、そういう講演をやれと思う。コンサートを利用して、反原発はずるい行為だ」と反応していた。このつぶやきに対し、《何度も沢田さんのライブに行っていますが反原発のことなんて聞いたことがないです》《私は百田さんの本のファンですが、今回はふざけるなと言いたいです》と沢田ファンより事実無根と抗議が殺到した。抗議を受けて、百田氏は「下の記事を読んで、『沢田研二氏がコンサートで反原発の話をしているらしい』とツイートしましたが、多くの沢田研二氏のファンから、『そんな事実はない!』というリプライをいただきました。 伝聞をツイートして、申し訳ありませんでした」と過去のライブ中に沢田が政治的発言をした際のニュース記事をもとに推測で書いたと釈明し、謝罪している。過激な発言で数々の炎上を起こしてきた百田氏だが、今回ばかりは素直に謝らざるをえなかったようだ。
2018年10月19日『聞くだけで脳が目覚めるCDブック』(山岡尚樹著、あさ出版)の著者は、「超脳トレ」全脳活性プロデューサー。そう聞いただけで活動内容をイメージすることは難しいかもしれませんが、つまりは脳をより活性化させるためのオーソリティ。具体的にいえば、人の脳に秘められた潜在能力を、音、イメージ、気の力を通じた実践ワークによって引き出しているのだそうです。つまり本書においては、これまで10万人以上に実践してきたという脳トレのノウハウを凝縮しているということ。CDも付属しているので、聴くだけで無理なく効果が望めるのだといいます。■脳は3%しか使われていない!ところで著者は脳のことを、あえて「道具」だと位置づけています。いってみれば、それはスマートフォンのようなもの。いろいろなアプリが入っていて、さまざまな使い方ができるという意味です。だとすれば、一般的に「頭がいい」「デキる」「効率がいい」といわれるような人は、総じて「道具としての脳の使い方がうまい」ということになるでしょう。ところが多くの人は現実的に、「電話をかける」「メールをする」といった程度の使い方しかできていないのだといいます。せっかくの多機能を、まったく使いこなせていないというわけです。しかも一説によると、ほとんどの人が脳をわずか3%しか使えていないというのですから驚き。だとすれば必要なのは、残り97%の「脳力」をどう引き出すかということになるはずです。■右脳・左脳・間脳・脳幹の役割そこで、まずは脳の役割をおさらいしてみましょう。ご存知のとおり、脳には大きく分けると「右脳」「左脳」「間脳」「脳幹」という部位があり、それぞれ次のような役割があります。[右脳]ひらめきやイメージ力、調和などをつかさどる脳。「芸術家肌の人は右脳優位」といわれるのは、このような理由があるからです。[左脳]計算や分析が得意な脳。言語、計算、論理、理屈といった理性的で論理的なところをつかさどるわけです。[間脳]脳内ホルモンの分泌を調整し、感情の操作をつかさどる役割。[脳幹]呼吸、体温調整といった、生きるための調整を担当。本書のトレーニングにおいては、まず「右脳」を活性化させ、多くの人のなかに眠っている未使用の脳力を引き出すのだそうです。■新しい「脳力」を目ざめさせる日常生活においてほとんどの人は、左脳が優位に働いているもの。著者によれば7~8割以上の日本人が左脳優位だというデータもあるそうですから、日本人は左脳民族であるともいえるのかもしれません。左脳優位である以上は、計算、論理、理屈など、現実的に判断・実行する力をしっかり持っているということになります。では、そんな実行力ある左脳に加え、右脳を活性化するとどうなるのでしょうか?答えは次のとおり。・与えられたことだけではなく、斬新な発想、ひらめき、イマジネーションを現実的に判断・実行できる。・ひとつのことだけでなく、同時に複数のことを実行できる(効率がよくなる)。・直感力や判断力が上がり、課題・問題に対して「検討→解決」の時間が短くなる(問題解決が格段に速くなる)・ものごとを俯瞰的に見ることができ、マネジメント脳力が上がる。つまり、一般的な「デキる人」「頭がいい人」のイメージと重なっていくということです。現代人は、もともと左脳が鍛えられているもの。だからこそ、右脳や間脳、脳幹などで眠っている“新しい脳力”を目ざめさせることにより、また異なった脳力を生かすことができるということです。■聴くだけで脳が活性化する理由よくある計算ドリルなどの脳トレは、左脳中心の訓練しかできないことが難点。一方、右脳を刺激できるのが、本書に採用されている「音」のトレーニング。なぜなら脳は「音」「イメージ」「気」という3種類のアプローチで活性化できるからだそうです。「イメージ」することは、人によってうまい・下手の差があるでしょう。「気」にしても、感じられる人と、そうでない人がいるはずです。しかし「音」は、誰にとっても、耳に届く内容は同じ。また、そもそも脳に伝わるエネルギーの約90%は、耳から入ってくるといわれているのだそうです。こうしたことから、「音」は脳を活性化させるための、もっともベーシックで優れた刺激だといえるのです。*しかも、脳は何歳からでも鍛えることができるのだとか。「脳を鍛える」という発想自体があまりなじみのあるものではありませんが、音を聴いているだけで鍛えられるならば、ぜひ試してみたいところではあります。CDに収録されている音源は、クラシック、オペラ、落語までバラエティ豊か。著者のノウハウが凝縮されているだけでなく、リラックスして聴くこともできるというわけです。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※山岡尚樹(2016)『聞くだけで脳が目覚めるCDブック』あさ出版
2016年04月11日V6の岡田准一が、作家・百田尚樹氏のベストセラー小説の実写映画『海賊とよばれた男』(2016年冬公開)で主演を務めることが5日、分かった。山崎貴監督がメガホンを取り、日本アカデミー賞で11冠を獲得した『永遠の0』(13年)の主演、監督、原作者が再集結する。本作は、主人公・国岡鐵造が明治、大正、昭和といった激動の時代を舞台に、名もなき青年から1人で身をおこし、戦後の日本に勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく様を描く。原作は、2013年度本屋大賞で第1位を獲得。上下巻累計発行部数は364万部を突破しており、発表から3年を経て、実写映画化されることとなった。国内外の圧力に屈せず、石油事業を通して日本人の誇りを追求する情熱を持つ鐵造役を務める岡田は、「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう。』とおっしゃってくださいました」と回顧。「山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変うれしく思いますし、主人公の国岡鐵造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたら」と意気込んでいる。劇中では、"海賊"と呼ばれた青年期から、幾多の困難を乗り越え"侍"と恐れられた老年期までを演じ切るという。一方の山崎監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていた時に、とんでもないことをしでかした男たちがいたということへの驚きが原動力」と映画化のきっかけを明かし、原作の魅力について「逆境の中でももがきにもがいて、少しでも前に進もうとする人間たちの素晴らしさ」と語る。岡田の起用理由については、「1人の役者で若い時代から壮年まで通したいと思いました」と前提した上で、「それを実現できるのは岡田君しかいないと思いました」と太鼓判を押した。一方で、「『永遠の0』がライバルとなってしまうので大変です(笑)」とも漏らしながら、「(『永遠の0』に)ちゃんと対抗できる作品に育てたい」とアピールした。山崎監督も話すように、本作には興行収入87億6,000万円を突破、2015年アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか計11冠を記録した『永遠の0』チームが再結成。空襲に寄って廃虚と化した東京や、イランへと向かう大型タンカー・日承丸など、VFXを駆使した映像を見せる。先月中旬にクランクインしており、2016年1月のクランクアップを予定している。(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会
2015年11月05日