西内まりやと「flumpool」山村隆太のフレッシュな2人に、山崎育三郎、高岡早紀らも共演して、宮園いづみによる人気コミックをドラマ化した「突然ですが、明日結婚します」の第5話が2月20日(月)今夜放送となる。西内さんが“専業主婦希望”の大手銀行のエリートOL・高梨あすかに、山村さんが“結婚は絶対にしたくない”人気イケメンアナウンサー・名波竜にそれぞれ扮し、正反対ながら惹かれあっていく2人のラブストーリーが展開する。またあすかと名波の恋の行く手を阻む存在として、あすかにプロポーズするいずみ証券のエース営業マン・神谷暁人を山崎さんが、名波と以前不倫していた人気女優の桜木夕子を高岡さんがそれぞれ演じている。また、名波の悪友でアナウンス室長の三上響に沢村一樹、“恋愛も結婚もしたくない”あすかの先輩・桐山莉央に中村アン、あすかの同期で女子会仲間の牧瀬桃子に岸井ゆきの。そのほか森田甘路、葉山奨之、山賀琴子、鍵本輝(Lead)、加藤諒、古舘寛治、椿鬼奴、石野真子、杉本哲太といったキャスト。前回のラストで名波が見ていることを知ったうえで、あすかに突然キスした神谷。衝撃ラストにTwiterには「神谷めっちゃムカつく」「まじで神谷さん最悪ーーー」「せっかくあのふたり仲直りしたのに」など山崎さん演じる神谷への怒りのツイートが続々と投稿。「今まで以上に気になる終わり方しやがって」と今後の展開が気になるというコメントも多数ツイートされていた。気になる今夜の第5話だが、あすかが莉央(中村さん)や桃子(岸井さん)と一緒に小野(森田さん)の部屋でお好み焼きパーティーをする姿をそっと見つめる名波。その席で小野や桃子らは今度は皆であすかの実家に集まろうと盛り上がる。そしてあすかには、いずみ証券と新しく始める共同プロジェクトを担当しないかという打診が。3年ほどのプロジェクトで、キャリアアップにもつながるという。数日後、約束通りあすかの実家を訪れる莉央たち。だが名波だけは、夕子(高岡さん)の都合で番組の収録のスケジュールが変更になり、結局参加できないことに。そんななかでインフルエンザで休むことになった三上(沢村さん)の代役として経済番組の司会を頼まれた名波は、出演者である神谷の控室にあいさつに行く…というストーリーが展開。名波と神谷の直接対決はどうなる!?「突然ですが、明日結婚します」第5話は2月20日(月)21時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年02月20日西内まりやが月9初主演を務め、相手役をドラマデビューとなる「flumpool」の山村隆太が演じ、山崎育三郎、中村アン、沢村一樹らが共演するドラマ「突然ですが、明日結婚します」の第4話が2月13日(月)今夜放送となる。女性向け月刊コミック誌「プチコミック」連載中の宮園いづみによる同名コミックを原作に「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」という、正反対の結婚観を持つ2人が惹かれあっていくというラブストーリーが展開。西内さんが、結婚したら「専業主婦になりたい」大手銀行のエリートOL・高梨あすかを、山村さんが「結婚は絶対にしたくない」人気イケメンアナウンサー・名波竜をそれぞれ演じている。「一緒にいたい」という想いを確かめ合って付き合うことになったあすかと名波。その頃夕子(高岡早紀)の夫で舞台俳優の上崎霖之助の不倫スキャンダルが報じられる。「モーニングYELL」のゼネラルプロデューサー・氷室(杉本哲太)は名波に騒動に巻き込まれないよう忠告する。名波があすかとの交際を先輩の三上(沢村一樹)に報告すると、三上は「ここならだれにも邪魔されない」といってスパの紹介券を手渡す。さっそくスパでふたりだけの時間を過ごすあすかと名波だが、名波のスマホに夕子から「もう私、ダメみたい」というメッセージが。夕子のことが心配になった名波は、あすかを残して彼女の元へと向かってしまう。夕子は、やってきた名波に「今夜だけ一緒にいてほしい」と懇願。名波はあすかに電話するが出なかったため「今日はごめん」とメッセージを送る。名波からの着信に気づいたあすかは彼に電話をするが、夕子は名波が席を外していたのをいいことに勝手に電話を切って着信履歴も削除してしまう。そんななか、あすかが神谷(山崎育三郎)と一緒に受けた街頭インタビューが放送され、高梨家やあすかの勤務先であるいずみ銀行内も大騒ぎになる…というのが4話のストーリー。前回の3話放送後もSNSでは「きゅんきゅんやばすぎ」「まりやちゃん可愛いすぎ」「山村さんイケメン過ぎて爆死」「ななりゅうタイプだwww」などの投稿が相次ぎ、ド直球なラブストーリーと西内さん、山村さんのフレッシュな魅力にハマる視聴者が続出の様子。今夜も2人の恋から目が離せない。「突然ですが、明日結婚します」第4話は2月13日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月13日宮園いづみによる人気コミックを西内まりや主演、相手役に「flumpool」山村隆太を迎える月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」。毎話放送終了後に、「山村さんがカッコいい」との声が多数上がる本ドラマの第3話が、2月6日(月)今夜放送される。本作は「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が結婚にまつわる価値観が合わないままお互い惹かれあっていくという物語。本作で西内さんが演じる高梨あすかは多数の資格を持ち仕事もできる大手銀行のエリートOL。人一倍結婚願望が強く結婚したら「専業主婦になること」が夢だったが、5年付き合った彼氏から突然フラれ婚活もことごとく惨敗。そんななか出席した結婚式で新郎の友人として披露宴の司会をしていた人気イケメンアナウンサー・名波竜と出会う。名波はキー局のTNNに勤務、NYから帰国後すぐに帯情報番組を担当するほどの人気アナだが、元の家庭環境に過去の不倫騒動などもあって、あすかとは反対の“結婚したくない男”になっている。そんな名波を演じるのが、今作が俳優初挑戦となる山村さんだ。また、あすかが勤める銀行の系列証券会社エース営業マンであすかにプロポーズ、名波の恋のライバルになるいずみ証券のエース営業マン・神谷暁人には、ミュージカルからドラマまで幅広く活躍する山崎育三郎。あすかが親しい先輩で自分磨きに精を出す“恋愛も結婚もしたくない女”桐山莉央には、モデルから女優へと活動範囲を広げた中村アン。あすかの同期で女子会仲間でもありドライな“効率良く結婚したい女”牧瀬桃子には岸井ゆきの。あすかの先輩でよき相談相手、名波とも親友で同居している小野広紀には森田甘路。名波を高く評価するアナウンス室室長である“結婚した男”三上響に沢村一樹といったキャストが共演する。前回放送の2話のラストシーンで神谷からプロポーズされたあすか。莉央、桃子とカナママ(椿鬼奴)の店「Luz」を訪れそのことを皆に打ち明けると、莉央たちは神谷があすかの「専業主婦になりたい」という希望も叶えてくれると聞いて「結婚しちゃえ」とはやし立てる。一方、名波はあすかの実家に泊まったときのことを小野に話す。自分の家と違って普段から冗談を言い合うようなあすかの両親の姿に驚いたという名波。そんな折、あすかは「時間があれば約束をしていた食事を作りに行く」と名波にメール。名波から「明後日なら大丈夫」という返信をもらったあすかは莉央たちも誘い、準備を進める…というのが今回のストーリー。今夜はどんなステキな山村さんが見られるのか、いまから楽しみな視聴者も多いはず。「突然ですが、明日結婚します」第3話は2月6日(月)21時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年02月06日「flumpool」のボーカル・山村隆太と女優の山賀琴子が2月1日(水)、都内でフジテレビ系月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」のトークショーを行った。イケメンアナウンサー役で俳優初挑戦の山村さんは「やけにスタッフが脱がせたがる。『お風呂入るから』とか聞いていないことを言われた」と新人俳優としての洗礼を浴びている様子で「しかもそのお風呂のお湯が最初は濁っていなくて透明だった。『どうやって撮るねん!』と思って『撮影を止めてもらっていいですか?』と入浴剤を入れてもらった。入れていなかったら丸見えでしたからね。今後も脱ぎシーンがあるみたいで、芸能界怖い」と怯えていた。それでも今回の俳優デビューは「30代になると生きることにも慣れてくるし、惰性でダメな方に行く。そんな新鮮味がなくなったときに、俳優という新しいことに挑戦できた」と刺激に。「すべての経験が初めてで、初めてライブステージに立ったような感覚。役者をやらせてもらって、毎日のように心が折れるところがないくらい折れているけれど新鮮。充実しています」と晴れ晴れとした表情だった。ただドラマがスタートして「エゴサしているけれど、自分の名前が全然出てこない。役名か“flumpoolの人”としか書かれていない」とネット上の書き込みに不満げで「僕は山村隆太と申します。名前だけでも覚えて帰ってください。ちゃんと名前でツイートして」と呼びかけた。漫画家・宮園いづみによる同名コミックを連続ドラマ化。結婚したいOL・高梨あすか(西内まりや)と絶対に結婚したくないイケメンアナ・名波竜(山村さん)の恋模様を描く。「突然ですが、明日結婚します」は、毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年02月01日西内まりやを主演に迎え、「flumpool」山村隆太、山崎育三郎、中村アン、沢村一樹らの共演で贈る月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」。先週の第1話放送では、連ドラ初出演の山村さんの好演とかっこよさがネットで話題となったが、本日1月30日(月)放送の第2話では、山村さんが初の濡れ場にベッドシーンに挑戦!さらにネットが湧きそうな見どころが満載だという。結婚して専業主婦になることを夢見る高梨あすか(西内まりや)は、TNNテレビのアナウンサー“ナナリュー”こと名波竜(山村隆太)から、「好きになってもいい?」と告白される。だが、名波には結婚する気がないことを知ると、キスしようと近づいてきた彼の顔を押しのけ、帰ってしまう。出勤前、あすかは、名波が三上響(沢村一樹)とともにMCを務める情報番組「モーニングYELL」を見ていた。そこで芸能人の結婚スクープが扱われた際、三上から結婚願望はあるのかと問われた名波は、出会いがあれば是非、と答え、あすかを呆れさせる。外回りでTNNの近くを訪れたあすかは、いずみ証券のエース営業マン・神谷暁人(山崎育三郎)に出会う。神谷は、BSの経済番組に出演するため、TNNテレビで打ち合わせをしていたらしい。そこで神谷は、あすかを誘って一緒に行列店の人気スイーツを買いに行く。あすかが神谷と別れて駅へ向かおうとすると、目の前に名波がいた。名波から神谷のことを尋ねられたあすかは、仕事で世話になっている人だと説明するが…。あすかは、同僚の桐山莉央(中村アン)、牧瀬桃子(岸井ゆきの)と、小野広紀(森田甘路)のマンションで開かれた飲み会に参加する。そこに、小野の部屋に居候中の名波が帰ってきた。小野からあすかたちが婚活会に参加したと聞かされていた名波は、「なんかムカついた」とあすかに告げる。あすかは、そんな名波に、からかわないでほしい、と返すが…。原作は、数々のラブストーリーを描いてきた“ドラマチックなリアル・ラブの名手”宮園いづみが描く「プチコミック」(小学館)にて2014年より連載中の同名コミック。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が出会い、全く結婚に関する価値観が合わないが次第に惹かれ合い、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様が描かれる。2017年1作目の月9ドラマとして先週より放送がスタートした本作。普段は人気ロックバンド「flumpool」のボーカルとして活躍する山村さんが、連続ドラマ初出演ということで、その演技に注目が集まっていた。放送終了後には「月9が早くみたすぎて寝れない。山村さんかっこいい~毎週キュン死確定」「ベタ~やけどあんなん好きやしまず山村さんがいいキャラしとる!!!かっこいい!!!現実にあんな人おらんかね~笑」「月9観たけど 山村さん演技うま…ただでさえかっこいいのに これはまた人気上がるな」など、ストーリーの胸キュン度合いや、山村さんの演技、キャラクターのかっこよさを絶賛する声が多数上がっていた。そして山村さんが、自身のTwitterで「今夜は名波竜、生まれたままの姿に戻り、、初の濡れ場に、ベッドシーンまで!見所満載の第2話!!!」と、見どころを猛アピール。なんだかんだで急接近!?ライバルも登場して大波乱のプロポーズまで!?切なくキュンキュンする展開目白押しの本作から目が離せない。「突然ですが、明日結婚します」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月30日西内まりや主演、「flumpool」山村隆太、山崎育三郎、中村アン、沢村一樹らの共演で人気コミックを映像化する、2017年最初の月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」が1月23日(月)今夜から放送開始となる。原作は女性向け月刊コミック誌「プチコミック」にて連載中の宮園いづみによる同名コミック。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が結婚にまつわる価値観が合わないままお互い惹かれあっていくという物語となり、西内さんが人一番結婚願望を持ち、夢は結婚したら「専業主婦になること」という大手銀行のエリートOL・高梨あすかを演じ、山村さんが「結婚は絶対にしたくない派」の人気イケメンアナウンサー・名波竜をそれぞれ演じる。雑誌「ニコラ」モデルから「Seventeen」専属モデルを経て、ドラマ「GTO」や「山田くんと7人の魔女」などで女優としてもキャリアを重ねると昨年公開の『CUTIE HONEY -TEARS-』で映画初主演を果たした西内さんは、今回月9ドラマ初出演にして主演を務めることに。一方の山村さんは、「flumpool」として2008年にメジャーデビュー、「ブラッディ・マンディ」『君に届け』などの主題歌を手がけ若者を中心に大きな支持を集めるようになり、2009年には「NHK紅白歌合戦」出場も果たすなどいまや日本屈指のアーティストへと成長を遂げたが、これまで俳優の経験はなく本作がデビュー作となる。そんなフレッシュな2人の脇を固めるのは、「嵐が丘」「ミス・サイゴン」「エリザベート」など舞台、ミュージカルを中心に活躍、最近は「THE LAST COP/ラストコップ」や「下町ロケット」をはじめ「お義父さんと呼ばせて」「グッドパートナー 無敵の弁護士」などドラマにも本格進出している山崎さん。そして、昨年は「家族ノカタチ」「世界一難しい恋」「営業部長 吉良奈津子」「レンタル救世主」と毎クール連ドラに出演し、女優としての顔もすっかり定着した中村さん。ドラマはもちろん映画、舞台と幅広く活躍、昨年秋放送の「レンタル救世主」で演じた“超絶お人好しな中年男”ぶりも記憶に新しい沢村さんといった面々。今夜放送の第1回では結婚して専業主婦になることが夢のあすかが、5年付き合っている恋人に別れを告げられ、ショック状態のまま同僚と結婚式に出席。そこで新郎の友人として披露宴の司会をしていた名波と出会う。あすかがブーケトスを取ろうとしてプールに落ちたのを、機転を利かせて笑いに変え会場を盛り上げる名波だが、あすかはそんな名波に「幸せになりたい人の気持ちを笑うなんて最低だ」と言い放つ――というストーリー。先日の制作発表会見では、留学する予定でスケジュールを空けていたところに本作の話が舞い込み、初月9での主演という大役に「縁とタイミングを感じてやるしかないと覚悟を決めて日本に残ることにしました」と、今回の作品への意気込みを語っていた西内さん。フレッシュなキャストが「月9」にどんな新しい風を吹かせるのか、期待が高まる。「突然ですが、明日結婚します」は1月23日(月)21時~フジテレビ系にて放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年01月23日NHKの次期連続テレビ小説「べっぴんさん」の取材会が本日16日(木)、大阪放送局にて行われ、新キャストとして本田博太郎、山村紅葉、三倉茉奈がお披露目された。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。キャストには、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢された芳根京子をはじめ、すみれの3歳上の姉・ゆり役に蓮佛美沙子、坂東家女中・マツの娘小野明美役の谷村美月、すみれの父・五十八役に生瀬勝久、祖母役に中村玉緒らが出演する。連続テレビ小説初出演となった本田さんと山村さんが演じるのは、五十八の兄・坂東長太郎とその妻・節子。そして、「ふたりっ子」「だんだん」に続き、連続テレビ小説3回目の出演となった三倉さんは長太郎の息子・肇の妻、坂東静子として参加する。この日行われたのは、すみれ・ゆりたちの疎開先・近江の坂東家(本家)のシーンだ。神戸の空襲で屋敷を焼き出されてしまったすみれ。父・五十八の決断で、姉・ゆりらと一緒に、五十八が生まれ育った近江に疎開することになる。近江の坂東家・本家では、五十八の母・トク子(中村さん)のほか、五十八の兄・長太郎、長太郎の妻・節子、 長太郎の息子の妻・静子らが迎えてくれた。しかし、五十八と近江の実家には、ある因縁があって…。戦地からの夫たちの帰還を待ちながら、すみれたちの近江での生活が始まるのだった。会見で生瀬さんは初めて“朝ドラ”に出演したときのことを切り出し、「当時“槍魔栗三助”という芸名でやっていたんですけれど、それではNHKに出れないということで、本名の生瀬でやりまして。本当に本名に変えてよかったなと、いまつくづく(思っています)。こうやって立派に父親役を“生瀬勝久”でやらせていただいているということですね」と娘2人の前で告白。それを受け蓮佛さんは「ちょっといまお父様の過去を知って、びっくりしてますけども。そういうのも含めていままでの色々なお芝居されてきた経験だったりというのを教えていただいたりだとか、 本当に他愛ない話も含めて、『あ、これで約10か月ぐらい皆さんとやっていけるんだな』というのが本当に楽しくて仕方がない時期です。これからもっともっと頑張ろうという気持ちでいっぱいです」と語った。またヒロインの芳根さんは「毎日笑顔が絶えなくて、すごく楽しくて、私は毎日現場に来ることがすごく楽しみで、楽しくて仕方がなくて、もうこれは10か月、すごくすてきな時間になるんだろうなぁっていうわくわくも止まらなくて、精いっぱい、いまつかんできたすみれを、しっかり私も支え合いながら、一緒に頑張っていきたいなという風に思っています」と胸の内を述べた。連続テレビ小説「べっぴんさん」は10月3日(月)より毎週月曜日~土曜日、8時~NHK・総合にて放送(全151回)。(cinemacafe.net)
2016年06月16日元サッカー日本代表である中田英寿が立ち上げた日本文化再発見プロジェクト「REVALUE NIPPON PROJECT」の展覧会が、4月9日から6月5日まで東京のパナソニック 汐留ミュージアムで開催される。同プロジェクトは、中田が現役引退後に続けている活動のひとつ。日本で長く受け継がれてきた伝統的な工芸、文化、技術の価値や可能性を再発見し、その魅力を多くの人に知ってもらうきっかけをつくる活動を行っている。毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」といったひとつの素材をテーマに設定。批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが工芸家やアーティストなどとタッグを組み、自由な発想で作品を制作している。同プロジェクトの集大成として開催される同展では、日本工芸と現代美術やデザインがコラボレートすることによって生まれた、これまでにない新しい作品約30点が集結。陶磁器、和紙、竹、型紙、漆の5つの素材のうち、竹、型紙、漆を用いた作品はほぼ全てが一般初公開となる。陶磁器を素材とした作品では、中田本人と陶芸家の植葉香澄、画家で彫刻家の奈良美智の3人による「UFO鍋」や、陶芸家の新里明士と現代美術家の宮島達男、ファッションデザイナーの藤原ヒロシによる「光器」などを展示。その他、型紙師の内田勲とウェブデザイナーの中村勇吾、テキスタイルデザイナーの須藤玲子、プロダクトデザイナーの喜多俊之による型紙をテーマにした「ぬのもあれ」や、金沢美術工芸大学教授の山村慎哉とアーティストのテレジータ・フェルナンデス、ヴァネッサ・フェルナンデス、TASAKI、中田のコラボレーションによる漆がテーマの「極上の真珠と繊細なる螺鈿。漆のバングル」などが登場する。また、4月23日の14時から16時までは、中田と絵付師の見附正康、陶磁器作家の新里明士によるシンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」も開催。4月16日の14時から15時30分までは竹藝家の中臣一による「竹玉ペンダント作り」が、5月7日の14時から16時まではデコ屋敷本家大黒屋21代当主である橋本彰一による「張り子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」などのワークショップも行われる。【イベント情報】「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」会場:パナソニック 汐留ミュージアム住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階会期:4月9日~6月5日休館日:水曜日(5月4日は開館)時間:10:00~18:00料金:一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中高生500円、小学生以下無料
2016年03月13日東京都・日比谷の千代田区立日比谷図書文化館は、フィジカルな「本」の魅力を探る特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」の後編「ish編」を開催している。会期は3月23日まで(3月21日休館)。開場時間は10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日・祝日は17:00まで、入室は閉室の30分前まで)。一般300円、大学・高校生200円、千代田区民・中学生以下無料。同展は、祖父江氏と同氏が主宰するコズフィッシュのブックデザインを通して、フィジカルな「本」の魅力を探るもの。前期の「cozf編」に続き、後期「ish編」では、"21世紀の書庫"として、祖父江慎+コズフィッシュによる2,000冊を超える全装丁本のうち、2001年以降に出版された本が展示されている。金属活字から写真植字、そしてDTPへと、1980年代以降印刷技術がどんどん変化する中で、技術の発展に伴い変化するデザイン、変わらないデザインと、さまざまな顔を見ることができるということだ。中でも、コズフィッシュが数多く手がける楳図作品からは「恐怖」「漂流教室」などが展示されている。また、「心」新装版の創作過程を漱石自筆原画などを基に紹介する漱石部屋では、後期では現在制作途中にある「吾輩ハ猫デアル」の新装版に関連した展示が行われてる。祖父江氏による新装版は、橋口五葉による斬新で心ときめく装丁の初版本・袖珍本の意をくんだものになり、五葉のデザインと、これまでに出版された数々の「吾輩は猫である」を研究しつくした結果が反映されたユニークな展示になっている。また、カナモジカイ(仮名文字専用論を唱える日本の民間団体)の金属活字「ツル5号」を基に、祖父江氏によりフォント化されたかな書体「ツルコズ」の部屋も登場するということだ。
2016年02月19日東京都・日比谷の千代田区立日比谷図書文化館にて、フィジカルな「本」の魅力を探る特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」を開催している。会期は3月23日まで(2月15日、3月21日休館)。開場時間は10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日・祝日は17:00まで)。一般300円、大学・高校生200円、千代田区民・中学生以下無料。同展は、祖父江氏と同氏が主宰するコズフィッシュのブックデザインを通して、フィジカルな「本」の魅力を探るもの。館内改装のため閉館中のギンザ・グラフィック・ギャラリーにより開催される。ブックデザインの第一人者である祖父江慎は、その独特な感性と鍛え抜かれたデザイン力により、常に意表を突く作品を世に送り出してきた。本の中身・内容をいかに伝え、読者に訴え得るか、あるいはそこに意図的なデザインを感じさせることなく自然に読み進めることができるかが装丁やブックデザインの基本だが、創造力あふれるデザインがその本の世界をより魅力的に語ることがある。同展では、アイデア・プラン出しから始まってそれらを実現するための試行錯誤を、本に使われる紙や本の構造、印刷方法から製本まで、実際にデザインした本を例に紹介されるということだ。また、夏目漱石の「心」、「吾輩ハ猫デアル」新装版の制作プロセスを細かく紹介。「心」装丁のために漱石自身が描いた装画や初版本のゲラなど、貴重な漱石自筆作品も展示される。なお、期間中展示替が行われる。前期「cozf編」は2月14日まで、後期「ish編」は2月16日~3月23日。漱石「心」の自筆装画は前期公開、「吾輩ハ猫デアル」の制作プロセスは後期公開となっている。そのほか、関連企画として対談「漱石本制作の舞台裏」が開催される。出演は祖父江慎、渡部朝香(岩波書店単行本編集部)、前田耕作(同製作部)。開催日時は3月10日18:30~20:00。会場は日比谷図書文化館地下1階コンベンションホール(大ホール)。参加費は500円、要予約。申込など詳細はギンザ・グラフィック・ギャラリーWebページにて。
2016年01月26日本がつくられるまでの過程が学べる「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」が、16年1月23日から3月23日まで東京の日比谷図書文化館1階の特別展示室にて開催される。同展では、松本大洋の『GOGOモンスター』、吉田戦車の『伝染るんです。』などで知られる日本が誇るグラフィックデザイナー・祖父江慎がデザインした本を用いて、本に使われる紙や本の構造、印刷方法、製本など、アイデア・プラン出しから本が完成するまでの過程を紹介。全3部構成となっており「コズフィッシュの書庫」では、祖父江慎+コズフィッシュによる2,000冊以上に及ぶ全装丁本を展開。20世紀の書籍を展開する前期「cozf編」と、21世紀の書籍を集めた後期「ish編」に分けて展示される。「漱石室」では、多くの日本人に馴染みのある夏目漱石の『こゝろ』や『吾輩ハ猫デアル』の新装版の制作プロセスを紹介。初版本の装丁のために漱石自身が描いた装画や、漱石が手を入れたゲラなども展示される予定だ。「本の実験室」では、アイデア、紙、書体、本の構造、色と網点、加工、本の寿命などのコーナーに分けて本づくりの様々な工程を紹介していく。また、2月18日の18時30分から20時には祖父江慎と、グラフィックデザイナーで武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授の白井敬尚による対談「造本あれこれそれ話」を開催。3月10日の18時30分から20時までは祖父江に加え、岩波書店単行本編集部の渡辺朝香と岩波書店製作部の前田耕作を交えた3人によるトークセッション「漱石本制作の舞台裏」が行われる。【イベント情報】「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」会場:日比谷図書文化館1階の特別展示室住所:東京都千代田区日比谷公園1-4会期:16年1月23日~3月23日(前期「cozf編」1月23日~2月14日、後期「 ish編」2月16日~3月23日)時間:10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日曜日・祝日は17:00まで)料金:一般300円、高大学生200円、千代田区民・中学生以下・障碍手帳所持者と付き添い1名は無料休館日:2月15日、3月21日
2016年01月07日2戦2勝と最高のスタートを切った新生日本代表。新体制における第1号ゴールを含めた2得点をあげ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から厚い信頼を勝ち取ったFW岡崎慎司(マインツ)は、ゴールに対する独特の美学を貫きながらさらなる成長を誓う。○いまも岡崎の心に色濃く残る通算7ゴール目日本代表として初めてキャップを獲得してから6年半あまり。その間に出場した91試合で積み重ねてきた日本歴代3位の「43」ゴールすべてに重みがあり、それぞれにドラマが凝縮されている。そのなかから、あえてベストゴールを選ぶとすれば――。岡崎は迷うことなく、2009年6月6日にあげた通算7ゴール目をあげる。敵地タシケントで行われた、ウズベキスタン代表とのワールドカップ・アジア最終予選。その前半9分に岡崎をいま現在に至るまで支え、未来永劫(えいごう)に心のなかで神聖化されていくゴールが生まれている。MF中村憲剛(川崎フロンターレ)が放った縦パスに、右サイドからゴール前へ飛び込む。左足によるボレーは相手GKにセーブされたが、直後に岡崎の真骨頂が発揮される。こぼれ球に誰よりも素早く反応し、体勢を崩しながら低空飛行のダイビングヘッドを見舞う。ピッチすれすれで首を必死に伸ばした、お世辞にも美しいとは形容できない姿勢から放たれた一撃はゴールネットを揺らし、岡田ジャパンを南アフリカ大会出場に導く決勝弾となった。○座右の銘「一生、ダイビングヘッド」の起源岡崎はワールドカップの大舞台でもゴールを決めている。それでも、ピッチが荒れ放題で、照明も薄暗かったタシケントのスタジアムでマークした一撃を大事にしている理由は何なのか。「自分に対して自信をもつことができたゴールだったんです」。兵庫県の強豪・滝川第二高校から清水エスパルスに入団した2005年。岡崎は中学時代に所属した宝塚ジュニアFCの山村俊一コーチから、いまも座右の銘としている言葉を贈られている。「一生、ダイビングヘッド」。山村コーチは基本を徹底的に反復させ、そのなかでもシュート練習に大半の時間を割いた。コーチが放つクロスに対してヘディングを見舞い続けた日々を、岡崎は苦笑いしながら振り返ったことがある。「カッコつけてボレーなんてしようものなら、ホントに怒鳴られましたからね」。当時は砂利混じりの土のグラウンドで練習することも少なくなかった。それでもダイビングヘッド中心のメニューは変わらない。地面にこすりつけた額に血をにじませながら、無我夢中で空中遊泳を繰り返した。○ストライカーの矜持を貫かせた絶対的な武器プロ入りに際しては母校の黒田和生監督(当時)から反対され、実際にエスパルスの1年目は8人いたFWで8番目にランクされた。長谷川健太監督(現ガンバ大阪監督)から右サイドバック転向を打診されたこともある。それでも「自分には絶対的な武器がある」という自負が、岡崎にストライカーとしての矜持(きょうじ)を貫かせた。中学時代から磨きあげてきたダイビングヘッドで日本代表を勝利に導き、ワールドカップ切符を手繰り寄せたという点で、通算7点目は原点にもなっているのだろう。ブンデスリーガに戦いの場を移して5シーズン目。不断の努力を積み重ねながらマインツのエースストライカーとして2シーズン連続で2桁ゴールをマークし、プレミアリーグのレスターからオファーが届くまでの存在に成長しても、間もなく29歳になる岡崎のプレースタイルの根本的な部分は変わらない。174cm、76kgと小柄なストライカーが生き残っていくためには、屈強な大男たちが壁を築くゴール前へ怯(ひる)むことなく飛び込んでいく勇気が何よりも求められる。岡崎からはこんな言葉を聞いたこともある。「恐怖を感じる前に飛び込んでいくんです」。○柴崎のゴールを体を張って“アシスト”した理由3月31日に味の素スタジアムで行われたウズベキスタン代表との国際親善試合。後半9分に十八番のダイビングヘッドで2点目を決めた岡崎は、同35分には体を張って味方のゴールを“アシスト”している。相手のFKが壁に当たり、こぼれ球がピッチ中央に弾む。飛び出した22歳のMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)が、前に出てきた相手GKの頭越しにループシュートを放つ。距離にして約40m。3回バウンドしてゴールに吸い込まれるまで、岡崎は追走してくる相手DFを抑え、それでいてボールには触れずに、最後は笑いながらボールとともにゴール内へ転がり込んだ。「ゴールというものは、一人の選手にとって大きなものになる。自分はそれを知っているから、ああいうプレーができたんだと思う」。自己犠牲を厭(いと)わない岡崎の献身的な姿に、就任2戦目を5対1の大勝で飾ったヴァイッド・ハリルホジッチ監督も賛辞を惜しまなかった。「素晴らしいことだし、珍しいことだし、(世界中の)どこにも存在しないことだ。(5つのゴールのなかで)実は一番スペクタクルなのかもしれない」。○2戦2発で射止めた新生日本代表のエースの座ボールをかき出そうとした相手DFの足につまずくなど、件(くだん)のシーンではけがに見舞われる恐れもあった。サッカーを愛する子どもたちにはまねをしてほしくないという願いを込めて、岡崎は4月2日に更新したブログにこう綴(つづ)っている。「あの場面で迷わずガムシャラにボールをゴールへ押し込んで欲しいなって思います。まずはガムシャラにサッカーをすることが、みんなには大事だと思うから」。自分自身にリスクを生じさせた点は反省しているが、柴崎のゴールを優先させた選択は後悔していない。2戦2発でハリルジャパンでもエースを拝命し、日本歴代2位の三浦知良(横浜FC)の「55」得点を視界にとらえた岡崎はさらなるレベルアップを誓う。「奪った後に縦への速いボールが自分に入ってくるので、それをどうやってさばけるか。そういうプレーの質を高めてもっとゴールを奪いたいし、チャンスメークもできるようにしたい。まだまだ気が抜けないし、もっと上を目指したい」。原点を貫き通すいい意味での頑固さと、際限なく湧きあがってくる貪欲な向上心。そして、前線で放つ大きな存在感とフォア・ザ・チームの精神。ハリルホジッチ氏を含めた歴代の日本代表監督が、岡崎に魅せられてきた理由がここにある。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年04月04日サッカーワールドカップ ブラジル大会日本代表の岡崎慎司(ドイツ・マインツ)が5月27日の代表戦で使用したシューズが、7月12日にミズノから発売される。イエロー×ブラックの存在感が際立つ同シューズは、ミズノの新スピード系サッカーシューズ「バサラ(BASARA )001 TC」(1万9,000円)。直線方向の加速や、高速でのターンがしやすい設計の最新モデルだ。R-ファイバーコントロールという特殊繊維新素材が、ダッシュ時やターン時の横ブレを軽減する。実際に27日のキプロス戦でも、岡崎は右MFとしてキレのある動きで好機を演出し、先制点のきっかけとなるプレーも見せている。岡崎は、同シューズについて「初めて履いた時から僕の足に馴染んでくれて、世界で戦うために最大限のサポートをしてくれるシューズだと感じた。このシューズが裏への動き出し、相手より先にボールに触るための一瞬のスピードというプレーの特徴を最大限に引き出してくれる。僕自身、海外に来て感じた課題を克服し、このシューズと共に新しい自分へ進化していきたいと思う」と語る。「バサラ 001 TC」を含む「バサラ」シリーズ9種類は、全国のミズノサッカー品取扱い店で7月12日より順次発売予定。
2014年05月30日三浦春馬主演の『東京公園』で第64回ロカルノ国際映画祭・金豹賞(グランプリ)と審査員特別賞を受賞するなど国内外から圧倒的な支持を得る青山真治監督が、田中慎弥の芥川賞受賞作品「共喰い」を映画化することが決定した。原作は、芥川賞受賞会見での「もらっといてやる」発言が物議を醸した作家・田中慎弥の同名小説。昭和63年を舞台に、父とその愛人と暮らす高校2年生の遠馬を主人公に、人間の性と暴力を描き出す。主演の遠馬役に、史上最年少の「仮面ライダー」としてデビューし、現在TBSドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」に出演するなど、いまジワジワと注目度が高まっている若手俳優・菅田将暉。さらにヒロイン・千種を新鋭・木下美咲、父親の愛人役に篠原友希子、乱暴な父親を日本映画界に欠かすことのできない名バイプレ―ヤ―・光石研、実母役に圧倒的な存在感を持つ実力派女優・田中裕子を迎えての映画化となる本作。今回の映画化に際し、原作者の田中さんは「決して万人受けするストーリーではないと思いますが、そのように限定された世界が映画によってどのように広がってゆくのか、原作者として、読者として、観客として、楽しみにしています」と喜びを露にしたかと思えば、「小説の『共喰い』こそが一番だと私は思っています。映画に携わる人たちは、『共喰い』は映画のための物語じゃないか、と考えていることでしょう。勝負です」と挑戦的なコメント。青山監督も「原作が田中氏にしか書けない小説だったように、本作も自分にしか作れない映画になってほしい。こんなことを願うのは久しぶりです」と田中さんからの挑戦状を喜んで受けて立つといった様子。そして主演を務める菅田さんからは「いままでの菅田将暉を知ってくださってる方には想像もつかない、イメージがガラッと変わる作品になると予感していますが、こういった濃厚で生々しい世界観を持つ作品への挑戦が役者として、男として深さをもたらしてくれる転機だと信じ、命を懸けて遠馬を演じたいと思います」と気合十分のコメントが寄せられた。いまなお故郷・山口県下関にこだわり、創作を続けている田中さん。また下関と関門海峡を挟んで対岸に位置する福岡の北九州市門司出身の青山監督も北九州を舞台にした『Helpless』、『EUREKA ユリイカ』、『サッドヴァケイション』の“北九州サーガ3部作”を完成させ、本作も北九州での撮影を敢行。9月にクランクインし、来年夏に公開予定とのことだが、2人の共通点といえる土着的な世界観の中でどのような作品に仕上るのか楽しみに待ちたい。『共喰い』は2013年夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開■関連作品:共喰い 2013年夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年08月29日