シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子が、21日と28日放送のTOKYO FMのラジオ番組『TOYOTA Athlete Beat』(毎週土曜10:00~10:50)にゲスト出演し、パーソナリティの俳優・藤木直人とトークを繰り広げる。実は約20年前に、すでに対面していたという高橋と藤木。高橋は「お久しぶりです」と言い登場した。また放送では、双子の兄が陸上部だった影響で陸上雑誌をよく読んでいたという藤木が、かつて高橋の指導者だった小出義雄監督にまつわるコアな情報を披露し、高橋が「どんなマニア情報なんですか!」と突っ込みを入れる場面も。また、高橋がシドニー五輪でサングラスを投げたことをきっかけにラストスパートした時の知られざるエピソードや、「Qちゃん」というニックネームの由来、苦しい時に必ず聴いていた楽曲なども明かされる。さらに、藤木が今年の目標に掲げる「ハーフマラソンへのチャレンジ」に向けて、高橋が走る時に大切な3つのコツを伝授する一幕も見られた。
2018年04月19日キャラメルボックス2015ハーフタイムシアターが10月8日、東京グローブ座にて開幕した。上演時間60分の短篇演劇を2本立てにした当企画。今回は、2008年にキャラメルボックスの成井豊が書き下ろし、3度目の上演となる人気作『水平線の歩き方』と、キャラメルボックスと15年来の付き合いがあり、劇団「空晴(からっぱれ)」の代表を務める岡部尚子による書き下ろし新作『君をおくる』というラインナップになった。【チケット情報はこちら】『水平線の歩き方』の主演は劇団の中心的俳優である岡田達也と岡田さつき。初演から一貫して同じ役を担い、作品の完成度を磨き上げてきたふたりのやりとりは、抜群の安定感と躍動感を併せ持つ。とりわけ、著名なラグビー選手としての栄光と怪我による挫折を経験し、人生の盛衰に直面する「幸一」を演じた岡田達也は、その実直な演技で観客の心を激しく揺さぶり、多くの感涙を誘った。新作『君をおくる』はキミエという女性の引越しにまつわる群像劇。前半はキャストが舞台上に登場する度に「ボタンのかけ違いによる勘違いの連鎖」がまき起こり、場内は大きな笑いに包まれる。後半は実川貴美子演じるキミエを中心に、各々が抱えるわだかまりと向き合おうとする姿を描き、観る者を勇気づけるキャラメルボックスらしい爽やかなラストシーンを迎えた。作品全体に流れる軽妙なリズムは、劇団員同士による息の合った創作のたまものだろう。更にこの2本立ては『水平線の歩き方』に出演する俳優たちが再び登場し、「同じマンションの別の一室を用いて異なる物語を作る」というアイディアに基づいており、『水平線の歩き方』と『君をおくる』を連続して観劇することで、俳優たちの多彩な演技スタイルを立て続けに堪能することが出来る。劇団が誇る感動作と外部作家によるコメディタッチの人間ドラマは、それぞれ異なる印象と満足を抱かせつつも、大切な人を見送ることで、人と人との繋がりや絆の尊さを一層感じさせる作品に仕上がっていた。2015ハーフタイムシアターは10月12日(月・祝)まで東京グローブ座、10月16日(金)から18日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。また「キャラメルボックスが普段の公演では行かない街へ作品を届けに行く」というコンセプトの2015グリーティングシアターでは『水平線の歩き方』5都市ツアーを敢行、10月20日(火)仙台、22日(木)山形、25日(日)岐阜、28日(水)愛知、10月31日(土)から11月1日(日)まで岡山にて上演。チケットはチケットぴあにて発売中。取材・文:園田喬し
2015年10月09日演劇集団キャラメルボックスがハーフタイムシアター『水平線の歩き方』『君をおくる』を10月、東京と大阪で上演する。キャラメルボックス チケット情報ハーフタイムシアターとは同劇団による上演時間60分の“短編演劇”シリーズ。今回は2008年の初演作と新作の2本立てで上演する。『水平線の歩き方』は今回で3度目となる人気作。幼い頃死別したはずの母親と“再会”した男の物語で、脚本・演出は成井豊。新作は大阪の劇団「空晴」の岡部尚子による書下ろし『君をおくる』。日常から生まれる人間関係の機微をハートフルに描くコメディに定評がある岡部がどんな物語を作り出すのか。演出は真柴あずきが手がける。公演は10月8日(木)から12日(月・祝)まで東京グローブ座、10月16日(金)から18日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。チケットの一般発売は8月2日(日)午前10時より。また、キャラメルボックスはグリーティングシアターと題して『水平線の歩き方』をもって全国を巡演。10月20日(火)の仙台公演を皮切りに、山形、岐阜、愛知、岡山で公演する。
2015年06月23日ピアニストの河村尚子が、平成23年度(第62回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。「河村尚子」の公演情報文化庁主催の芸術選奨は、優れた業績をあげた者またはその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた者を選奨。芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞をおくることで、芸術活動の奨励と振興につなげる。河村尚子は、世界を舞台に羽ばたく日本の若手ピアニスト。5歳で渡独し、数々の国際コンクールで優勝・入賞を重ね、2006年には権威あるミュンヘン国際コンクールで第2位受賞。続く2007年には、多くの名ピアニストを輩出しているクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を飾った。日本よりも、むしろ世界が先に才能を認めた逸材だ。今回の同新人賞受賞は、2011年4月の東京オペラシティ リサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」[131]における演奏の充実ぶりが評価されて決定。これからの活躍にもますます注目が集まる。河村尚子の今後の日本国内での演奏活動は、オーケストラ・アンサンブル金沢・定期公演(4月/石川)、仙台フィルハーモニー管弦楽団・定期公演(4月/仙台)、NHK交響楽団・定期公演(4月/東京)、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団・来日公演(6月/横浜・山口)などが予定されている。
2012年03月23日