杉咲花主演の新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」に、鈴木伸之、奈緒、岸谷五朗が出演することが分かった。本作は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生ユキコ(杉咲さん)と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキー・森生(杉野遥亮)が、運命的に出会ってしまったことから始まる、笑って泣けて時々ハッとする新世代ラブコメディ。今回発表された3名が演じるのは、ユキコと森生に関わる重要人物。森生のライバルで隣町の元ボスヤンキー・金沢獅子王を演じる鈴木さんは「杉野君とは『東京リベンジャーズ』でご一緒したものの、その時には同じシーンが無かったので、今回はしっかり絡むことができる予感がして本当に楽しみです!また、僕は『湯を沸かすほどの熱い愛』という作品が大好きなので、杉咲さんという素敵な女優さんとお芝居ができること、光栄に思います!」と今作への参加を喜ぶ。“母親代わり”としてついついユキコに口うるさくしてしまう、超心配性な姉・赤座イズミ役の奈緒さんは「イズミはユキコの幸せを心から願うが故に心配が過ぎて冷静でいられない、かわいらしいお姉さんだなと思いました。優しさに包まれたこの作品の中で、ピュアな2人の恋を見守りながらイズミとしても成長できるようにがんばりたいです」と意気込んでいる。そして「今から、楽しみでなりません」と心境を明かした岸谷さんは、ユキコとイズミの優しい父・赤座誠二を演じる。写真家の父は、イズミとは異なりのほほんとした性格で、強い性格の娘たちにいつもタジタジだが、時に人生経験を感じさせる深い言葉が娘たちや周囲の人の心を打つのだ。岸谷さんは「原作の中にある、登場人物達の素直な心のツッコミが大好きなので、そんな世界観を二人の娘を持つ父親視点から演じられたら!と思っています」とコメントしている。「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」は10月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月25日女優の恒松祐里、俳優の岸谷五朗がW主演を務める“イヤードラマ”『パパの恋人』(全5話・毎週金曜日新エピソード更新)が、音声サブスクリプションサービス「NUMA」にて、6日より配信スタートする。大事なことは、ファミリーレストランで話す。それがルールの花田家で、父ひとり・娘ひとりで仲睦まじく暮らしてきた緑郎と女子高生の双葉。ある日、ファミリーレストランで「付き合いたい人がいる」と明かした緑郎に対し、双葉は思いのほか動揺してしまう。父が紹介しようとしているのは女性でなく男性だった。母を亡くした娘と、妻を亡くした父。母の存在はなんだったのか、そして生まれてきた自分の存在の意味は? 果たして父娘の絆は、この事態を乗り越えることができるのか……。双葉を演じるのは、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演し、Netflix『全裸監督シーズン2』でニューヒロインを演じ上げ話題の恒松。父親の緑郎役には、演劇界を牽引する地球ゴージャス主宰の岸谷。この作品は、LGBT総合研究所が監修に入り制作したオリジナル脚本で、ゲイの葛藤やそこに向き合う家族の姿を恒松と岸谷が繊細に丁寧に演じている。そのほか、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、NHK連続テレビ小説『てっぱん』に出演した松田悟志と、子役の江口慶も出演。制作にはNHKエンタープライズのチームが入り、本格的な作品に仕上がっている。■恒松祐里コメント自分がよく理解していない物事は、知識が無いから怖いし、拒絶したり理解しようとしなかったりする。でも少しでも歩み寄ろうという気持ちがあれば、今まで見えなかった景色が見えてくるかもしれない。そんなことに気付かせてくれる作品だと思います。岸谷さんを始めとした素晴らしい方々と物語を紡ぐ事ができて嬉しかったです。たくさんの方に届きますように。■岸谷五朗コメント今回共演した恒松さんは、一つひとつのセリフを大事に、丁寧に表現されていました。彼女の内面の繊細さが、双葉という役の心情をきっちりと捉えていて、とても素晴らしかったと思います。監督もたくさんの経験を持つ監督であったので、耳だけで聴くドラマを表現するということが、役者としてとても手助けになりました。そして脚本が非常に練れていて、耳だけで聴くドラマとして、とても面白味もあり少しスリリングでもあり素敵な台本でした。
2021年08月06日3月22日(日)放送のフジテレビ系「ボクらの時代」では新田真剣佑、西川貴教、岸谷五朗のトークをお届け。岸谷さんが主宰する「地球ゴージャス」の舞台で主演を務める新田さん、過去の舞台で主演を務めた西川さんの3人が語り合ったこととは?アメリカで学生時代を過ごし高校卒業後、日本での活動を本格化。『ちはやふる』シリーズや「仰げば尊し」に出演し話題を集めると「同期のサクラ」やハリウッド映画『パシフィック・リム:アップライジング』などで国際的な活躍もみせる新田さん。1996年「T.M.Revolution」として活動開始。「HIGH PRESSURE」や「INVOKE」などを大ヒットさせると同時にそのキャラクター性も注目されTV番組などで活躍。「リトルショップ・オブ・ホラーズ」をはじめ舞台でもその魅力を開花させた西川さん。80年代から舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。近年では「校閲ガール」「中学聖日記」や『HIGH&LOW THE MOVIE2』などに出演。寺脇康文とともに主宰する地球ゴージャスの舞台も話題を呼んでいる岸谷さん。この3人が新田さんの誘いで集結。岸谷さん演出の舞台でそれぞれ主演を務めた新田さんと西川さんが、稽古中に見た岸谷さんの意外な一面や、舞台へのこだわりについて語り合うほか、彼らが俳優や歌手を目指したきっかけに関する話題で盛り上がる。新田さんが主演する地球ゴージャスの25周年記念作となる「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」は、新田さんをはじめ、笹本玲奈、松本利夫(EXILE)、森公美子、寺脇康文らが出演。岸谷さんが出演だけでなく作、演出を手掛け、EXILEが主題歌「愛すべき未来へ」を提供。公演は3月20日(金・祝)より舞浜アンフィシアターで、5月3日(日・祝)より大阪フェスティバルホールで実施される。「ボクらの時代」は3月22日(日)7時~フジテレビでオンエア。(笠緒)
2020年03月21日「寺ちゃん」「五朗ちゃん」と呼び合う、岸谷五朗(55)と寺脇康文(58)。お互いが20歳と22歳のときに出会った2人が、その後始めた演劇ユニット・地球ゴージャスが結成25周年を迎える。二十五周年祝祭公演として上演する『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』(東京公演:舞浜アンフィシアターにて3月13日~4月13日、大阪公演:フェスティバルホールにて5月3~14日。※公演日程の詳細は公式ホームページでご確認を)。記念対談で見えてきたのは、「前世は夫婦でした(笑)」と語るとおりの、男らしい岸谷と世話女房のような寺脇、という絶妙なバディ関係!岸谷「僕ら、楽屋もずーっと一緒。スタッフがわざわざ別々に取ってくれてもお引っ越ししちゃう(笑)」寺脇「別々にいる意味がないから」岸谷「そうだね」寺脇「緊張するにせよ、不安になってるにせよ、うれしいにせよ、すべてのことを一緒に感じて分かち合うために。まあ、前世は夫婦だったからね(笑)」岸谷「プーケットに一緒に旅行に行ったときは笑ったな。寺ちゃんはいつも近場の温泉ばかりで海外に行かないから、『たまには海外行こうよ』って言ったら、『暖かい南の島がいい』ってぬるいこと言って(笑)」寺脇「ツインで予約したのに部屋に入ったら大きなダブルベッド一つだった」岸谷「お風呂はガラス張りで(笑)」寺脇「フロントに変更をお願いしたら『ノープロブレム』ってにこやかに笑って言われて(笑)」岸谷「エキストラベッドを入れてもらったけど小さくて、寺ちゃんは膝からハミ出しちゃってたよね(笑)」寺脇「初日以外、ずっと雨が降ってて最悪だったしね」岸谷「寺ちゃんが『ゾウに乗りたい~』とか子どもみたいに言いだしちゃってさ。『そんなの面白くない』って言ったら不機嫌になったから乗りに行ったね」寺脇「それまで『ゾウなんて』て言ってた五朗ちゃんが、いざ乗ったら『うっほー』なんてすごい喜んでた」岸谷「自然のなかに入ったらついね、叫んでた(笑)」寺脇「俺たちはケンカをしたことないけれど、五朗ちゃんが一緒に行ったお店をすぐ忘れちゃう癖は直してほしい。大阪に行ったときに『この前行ったすっぽん屋に行こうよ』って言ったら、『俺、行ってない』って言いだして」岸谷「ああ、その件ね(笑)」寺脇「『いや、すっぽん鍋食べたじゃん、2人で。心臓が一個しかなくて、ドクドク動いている心臓を五朗ちゃん食べなよ、って言った』って言っても、『俺じゃない誰かと行ったんだ』って頑として聞かなかった。でも、その店の玄関に行ったら『来た!来た!来た!』って。俺がうそついてるみたいに否定するのはやめてほしい」岸谷「ハハハ(笑)。俺は寺ちゃんに直してほしいところなんて何もないな」寺脇「ダメなところも含めて愛してくれてるんでしょう!欠点もかわいい、ってね(笑)」岸谷「えーーーー(笑)」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月08日「寺ちゃん」「五朗ちゃん」と呼び合う、岸谷五朗(55)と寺脇康文(58)の2人が主宰する演劇ユニット・地球ゴージャスが結成25周年を迎える。二十五周年祝祭公演として上演する『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』(東京公演:舞浜アンフィシアターにて3月13日~4月13日、大阪公演:フェスティバルホールにて5月3~14日。※公演日程の詳細は公式ホームページでご確認を)。記念対談で見えてきたのは、「前世は夫婦でした(笑)」と語るとおりの、男らしい岸谷と世話女房のような寺脇、という絶妙なバディ関係!寺脇「出会いは鮮明に覚えているんだよね。僕が22歳で五朗ちゃんが20歳。SET(三宅裕司〔68〕主宰の劇団スーパー・エキセントリック・シアター)の稽古場だった。当時新入りだった僕の前に赤いジャージ姿でリーゼントの怖そうなお兄ちゃんが来た。“どうしよう、カツアゲでもされるのかな”と思ったら『向こうにギャルがいるよ』って(笑)」岸谷「劇団の先輩女子をギャルって言ったんだよね(笑)。寺ちゃんは、ロン毛で爽やかだったな。映画に出てきそうな感じで」寺脇「劇団で力をつけてから映像のほうへ行こうと思っていたからね」岸谷「劇団を踏み台にしてね(笑)」寺脇「踏み台って(笑)」岸谷「その夜歓迎会があって、2人だけ残って朝まで飲んだね」寺脇「好きな映画、役者、アニメまで同じだった。『ブースカがさ……』って言ったら「“お金盗られてシオシオノパー”だろ」とかってすぐわかった(笑)」岸谷「僕と全然違うタイプで、人間的に面白い、というのも感じていて」寺脇「少しやんちゃ系の五朗ちゃんと、普通のなかに埋もれてる系の俺(笑)」岸谷「うまく言えないけど、なんか長い縁になりそうな予感はしたな」寺脇「まずはこの劇団(SET)のメインを2人でやろう、って(笑)」岸谷「そんな野望はあったね。俺たちがそろったらできるんじゃないかって」寺脇「でも、当時、僕らは役名もなくて暗号だった。俺が『兵士A』で、五朗ちゃんは『兵士B』(笑)」岸谷「俺はAにもなれなかった(笑)」寺脇「SETで役をもらえるようになって、メインを張れるようになって。そして劇団の本公演と別に岸谷五朗プロデュースの公演をやるようになると、“もっと自由な舞台を作りたい”ってお互いに思うようになったんだよね」岸谷「SETという劇団はすごく素晴らしくて、体が2つあったら両方に在籍したいぐらいだったけど、劇団という枠にとらわれない自由なキャスティングができるユニットプロデュース公演をやりたかった」寺脇「2人だけの芝居もできるし、100人の芝居もできる。外国人役があると、劇団では団員が金髪のカツラをかぶって鼻を高くしたりしてたけど、プロデュース公演なら、本当の外国の俳優さんに出てもらうことができる。毎年公演をやらなきゃいけない、という縛りもなくなるしね」岸谷「苦渋の選択で10年間ほどお世話になったSETを出て、2人でプロデュースユニットを始めた。あのころはまだそういうことする人が少なかったよね」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月08日「寺ちゃん」「五朗ちゃん」と呼び合う、岸谷五朗(55)と寺脇康文(58)の2人が主宰する演劇ユニット・地球ゴージャスが結成25周年を迎える。二十五周年祝祭公演として上演する『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』(東京公演:舞浜アンフィシアターにて3月13日~4月13日、大阪公演:フェスティバルホールにて5月3~14日。※公演日程の詳細は公式ホームページでご確認を)。記念対談で見えてきたのは、「前世は夫婦でした(笑)」と語るとおりの、男らしい岸谷と世話女房のような寺脇、という絶妙なバディ関係!寺脇「地球ゴージャス結成から25年たつけど、どの作品も子どものようにかわいいね。記念すべき1作目(’95年)は小さな劇場でやって」岸谷「それが当時は珍しい2カ月のロングランになった。新宿コマ劇場での公演(’06年)も思い出深いな。コマ劇場の名前の由来でもあるコマ状に上がっていく舞台装置を、あるだけ全部使ってやろう、と思って挑んだし」寺脇「劇場の人が『こんなふうに使ったことない』って驚いていたもんね」岸谷「『(こんなに使って)大丈夫かな』ってね(笑)」■新田真剣佑はセンスがすごい!岸谷「今度、二十五周年祝祭公演として上演する『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』は、11年前の再演だけど、主人公のシャチ役は三浦春馬(29)から新田真剣佑(23)に代わって。当時、春馬はこの作品で舞台人としての魂が一つ入ったというか、スイッチが入った感じがした。本当に素晴らしい演技で」寺脇「スポンジが水を吸うように稽古場でどんどんレベルアップしていった」岸谷「そしてこの作品を映像で見た新田くんが、『地球ゴージャスに出たい』と言ってくれて」寺脇「新田くんがいなかったら五朗ちゃんも『星の大地』を再演しようとはおもわなかったでしょ?」岸谷「そうかもしれない。あの身体能力とセンスはすごい。舞台に立つべき要素をすべて持っているからね。僕も三味線と大太鼓をやるからプレッシャーがすごい。11年前と同じようにはなかなかできない。稽古を始めてすぐ、日常生活ではつかない生の筋肉がついたよね」寺脇「(肩のあたりが)パンパンだよ」岸谷「俺たちふだん、ジムに通ってトレーニングして鍛えているけど、その筋肉とも違うんだよね」寺脇「そう。板前さんが自分の包丁を研ぐように、自分たちの武器は体だから、体をしっかり磨いておかないと。さびたまんまじゃダメだからね」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月08日岸谷香が本日12月17日、ビルボードライブ大阪で「KAORI PARADISE 2019 年末スペシャル」を開催する。岸谷はプリンセスプリンセスのボーカルとして活躍し、現在は母とアーティスト、二足の草鞋で精力的に活動を続けている。そしてソロツアー「KAORI PARADISE」は岸谷が“ひとり旅”と銘打って2016年にスタートした。そのため9月から11月までにかけては、岸谷がピアノとアコースティックギターを演奏し、ひとりで巡る12公演だった。しかし本日からの「年末スペシャル」は演奏は岸谷の人生3つ目となるガールズバンド「Unlock the girls」でのパフォーマンスとなる。編成は自身に加えてYUKO (Guitar)、HALNA (Bass)、YUUMI (Percussions)の4人組。今年グループとして発表した初のフルアルバム『Unlock the girls 2』はパワフルなロックを鳴らしており、このサウンドがクラブ空間でどう表現されるのかに注目したい。なお本日のステージは2部制となっており、大阪の後もブルーノート名古屋、ビルボードライブ東京と公演が続く。■公演情報「KAORI PARADISE 2019 年末スペシャル」12月17日ビルボードライブ大阪<1st>開場17:30/開演18:30<2nd>開場20:30/開演21:3012月19日ブルーノート名古屋12月28日ビルボードライブ東京
2019年12月17日岸谷香が5月より東名阪ツアー「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」を開催する。【チケット情報はこちら】今回のツアーは5月にリリースされる最新アルバムからはもちろん、プリンセス・プリンセス、奥居香、岸谷香といった彼女のこれまでのキャリアの全楽曲の中から、本人自らがブログでリクエストを呼びかけてのセットリストを作成する。チケットは3月2日(土)午前10時より一般発売開始。■「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」5月17日(金)DIAMOND HALL(愛知県)5月19日(日)なんばHatch(大阪府)5月22日(水)マイナビBLITZ赤坂(東京都)5月23日(木)マイナビBLITZ赤坂(東京都)
2019年03月01日岸谷香が5月に東名阪ツアー「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」を開催。今回のツアーは5月にリリースされる最新アルバムからはもちろん、プリンセス・プリンセス、奥居香、岸谷香といった彼女のこれまでのキャリアの全楽曲の中から本人自らがブログでリクエストを呼びかけての構成となる。幅広い層から大きな支持を集め、ファンとの直接のつながりを大切にするポジティブな彼女らしい企画になっている。ツアーのチケットは3月2日(土)10:00より一般発売開始となる。「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」5月17日(金)DIAMOND HALL5月19日(日)なんばHatch5月22日(水)、23日(木)マイナビBLITZ赤坂
2019年03月01日有村架純が教師役で出演する現在放送中の火曜ドラマ「中学聖日記」に、俳優・岸谷五朗の出演が決定。12月4日(火)放送の第9話から晶の父役で出演する。女性向けマンガ雑誌 「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の漫画家・かわかみじゅんこによる同名漫画を実写化した本作は、片田舎の中学校を舞台に、優しい年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に心惹かれていく教師・末永聖(有村さん)の禁断の純愛を描くヒューマンラブストーリー。先日の予告ですでに話題となっていたが、今回岸谷さんが2013年放送の「ぴんとこな」以来、約5年ぶりにTBSの連続ドラマに出演することが決定。今作での役柄は、岡田健史演じる晶の父・島崎康介。家具職人の康介は、妻・愛子(夏川結衣)とは晶が5歳のときに離婚。その後はバリ島で暮らしていたが帰国し、とある島で家具作りをしていた。13年の間、晶に会いたいという気持ちは変わらず、愛子に手紙を送り続けていたという。そんな中今回、手紙の内容を頼りに島へやってきた晶と再会。第5話で晶は、愛子に好きな人ができたため離婚をしたと聞いていたが、実は康介にも事情が…?また今回のオファーについて、「19歳から芝居をしていてこんなことって初めてなんですけど、この作品は神様がやれって言っている出会いだなと思いました」と役を引き受けた理由について話し始める岸谷さん。詳しく聞いてみると、「10月にやるはずだった仕事が1月に変更になって、スケジュールが空いたんです。そういうときは脚本を書きにニューヨークへよく行くんですが、9月にすでに行っていて。なので今回初めてバリ島に行って、 家具が面白いものが多いので見てたんです。そしたら事務所から『こういう役のお話がきています』と連絡があって」「誰か今の僕を見てるんじゃないかと思いましたね(笑)」と言い、「1話から作品を見させていただいたらバリの家具が出てきていて、康介の影がずっとあったので運命的だなとも思いました」と驚くほど運命的な理由があったと明かしている。しかし、そのときはまだ受ける返事はしていなかったそうだが、ここでさらに偶然が重なり、「地元の人しかいないような海の家で食事をしていたら1人だけ日本の方がいて、話してみたら『「中学聖日記」という作品にバリの家具を提供してるんです』って言うんです。これはもう誰か絶対バリに送り込んだなって(笑)」とコメント。撮影では、合間には岡田さんと親子のようなやりとりも見られたそう。「聖と晶の2人は、ヘビーなシーンもいっぱいあってこれから乗り越えるのも大変だと思いますけど、島のおっさんとしては最高に幸せな時間でした」と撮影をふり返っている。第9話あらすじ父(岸谷五朗)からの手紙に書かれた「山江島」という言葉を頼りに、父を探すため家を出て一人フェリーに乗り込んだ晶(岡田健史)。二度と晶とは会わないと決めていた聖(有村架純)だったが、晶の言動を放っておけずフェリーに飛び乗る。そして、翌日ふたりは山江島に到着。一方、息子を失う不安に駆られた愛子(夏川結衣)は、思い余って勝太郎(町田啓太)の会社を訪ねていた。周囲を顧みない、まるで逃避行のような2人の行動に苛立ち、勝太郎は聖に何度も電話をかける。そんな中、聖と晶は山江島で非日常なひとときを過ごし、気持ちの変化を感じていた――。火曜ドラマ「中学聖日記」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月28日「カイジ」「アカギ」などギャンブル漫画の第一人者である福本伸行の「天 天和通りの快男児」が、今秋、テレビ東京ほかにて放送&配信されることが決定。岸谷五朗が主人公・天貴史役を務める。あらすじ麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷五朗)と出会う。天は、無類の勝負強さと強い意思をもつ代打ちで、ひろゆきは天に憧れ、麻雀の世界に没入していく。やがて天とひろゆきは、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげるや関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく――。原作は1989年~2002年まで、「近代麻雀ゴールド」(竹書房)にて連載された福本氏による伝説の麻雀漫画。福本氏の代表的な作品「カイジ」「アカギ」「銀と金」よりも前に連載スタートしており、まさに福本ワールドの原点にして真骨頂と言える作品だ。主演に岸谷五朗! 未発表の共演者について「色濃い」今作で主演を務めるのは、俳優として様々な作品に出演し、演劇ユニット「地球ゴージャス」を主宰する岸谷五朗。無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒・主人公の天貴史を演じる。初めて企画を聞いたとき、「この作品を連ドラにしようという目論み自体がチャレンジャー」と思ったという岸谷さんは、「とにかく登場人物がみんな個性的で面白い!キャラクターが濃いんです」と原作漫画を読んだ感想を明かし、「まだ名前は言えないのですが、このドラマのキャストも色濃いですよ。なるほどこの役はこの人になるのか!というキャスティング」とまだ明かされていない共演者についても少しコメント。また役作りに関しては、「まずは(麻雀の)手つきから、役作りを始めています。プロの先生から演技指導で麻雀牌の持ち方を教えて頂いたり、新幹線での移動時間などでも手になじむように牌をずっと触っていたり。あとは麻雀好きな会社のマネージャーと雀荘に行く予定を入れていたりします(笑)」とクランクイン前から徐々にキャラクターを作っていっているそう。本作の見どころについては、「麻雀という素材を扱った、人間の心理戦」と言い、「この人はこういう性格だからこの麻雀のスタイルになるのか、とか、この人はズルいところがあるから…やっぱり、とか(笑)。麻雀を知っている方はもちろん楽しめると思いますが、ルールを知らない方も勝負のかけひきや心理戦が面白いドラマになると思います。ご期待ください!」とメッセージを寄せている。テレ東×Paraviの本格タッグで贈る連ドラ第1弾本作は、テレビ東京グループと国内ドラマ数日本最大級を誇る動画配信サービス「Paravi(パラビ)」が本格的にタッグを組む連続ドラマ第1弾。福本作品を民放で初めてドラマ化した「銀と金」制作スタッフが再集結し、 伝説的麻雀漫画の連続ドラマ化に挑む!また本作は、テレビ東京、BSジャパンでの放送、「Paravi」で配信されることが決定している。原作者・福本伸行コメント天の、映像化。有難いです。あの傑作、銀と金を作ってくれたチームが、また、一肌脱いでくれるとの事。彼らなら、麻雀ドラマの面白さを、世に知らしめて頂けると、信じています!天役の岸谷五朗さん。受けてくださり、ありがとうございました!岸谷さんの、無頼な気配、飄々としているところ、主人公、天に被ります!これも、とても、楽しみです!! 頑張って下さい!福本伸行「天 天和通りの快男児」は2018年秋、テレビ東京にて放送。BSジャパンでも放送(放送時期未定)。Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2018年06月19日5月中旬の正午前、東京・赤坂にある広場に異彩を放つ2人の男性がやって来た。短髪の男性は寺脇康文(56)、サングラスをかけている男性は岸谷五朗(53)だ。ともにアディダスのトレーニングウェアという“お揃いファッション”。5分ほど仲良くストレッチを行うと、あうんの呼吸で走り始めた。 実はこの日、近くにある赤坂ACTシアターでは岸谷と寺脇が主催する演劇ユニット『地球ゴージャス』の舞台『ZEROTOPIA』が予定されていた。上演時間は14時。にもかかわらず、その直前に2人でジョギングへと出かけていたのだ。 「あの2人、“男の友情”という言葉ではくくれないほど仲がいいんです。劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)出身で岸谷さんは83年に、寺脇さんは84年に入団しています。以来34年間、ずっと交流が続いているんです。寺脇さんが初めて岸谷さんに会ったとき、『こいつとは一生の付き合いになる』と感じたそうです。退団後は94年に2人で『地球ゴージャス』を結成。公私ともに欠かせない“相棒”です」(舞台関係者) その絆は、周囲も入り込めないほど固く結ばれているという。 「岸谷さんと寺脇さんはとても面倒見がいいので、舞台稽古が終わるといつも出演者やスタッフを食事に連れて行ってくれます。でもなぜか最後には、2人だけで消えていって……。二次会まではみんなといっしょでも、三次会や四次会になると必ずといっていいほど抜け出すんです。あまりにも仲が良いので、周囲でも『(岸谷の)奥さんの岸谷香さん(51)も嫉妬するんじゃない!?』なんて言われているほどですよ(笑)」(前出・舞台関係者) この日も1時間のジョギング中、並んで走る2人からはほとばしる汗が。そして距離があまりにも近すぎて、腕と腕が触れ合うほど。巷では同性によるラブストーリードラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が話題だが、これはまるでリアル“おっさんずラブ”!? 「いやいや、2人はドラマみたいな恋愛愛関係にはありませんよ(笑)。でも苦楽を共にしてきた2人はそれくらい信頼し合っています。息の合った演技は絶妙ですし、おかげで『地球ゴージャス』の人気は衰え知らずですね」(別の舞台関係者)
2018年05月30日伊藤淳史が主演を務める7月スタートの木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」。この度、伊藤さんと新川優愛が勤めるアパレル会社「エグザルトン」代表取締役として、岸谷五朗の出演が決定。また、岸谷さんとスタッフがカメラアプリ「SNOW」で撮影した“全員が岸谷さんになっちゃった”写真も到着した。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく――。本作は、人気放送作家・鈴木おさむが企画を担当した1話完結型のSFヒューマンドラマ。アパレル会社「エグザルトン」総務課勤務の主人公・折茂圭太役を伊藤さんが演じ、「エグザルトン」の契約パタンナーでヒロインの石野柳子を新川さん、同じく契約パタンナーの安田部々香を「メイプル超合金」の安藤なつが扮する。今回出演が発表された岸谷さんが演じるのは、一流アパレル会社を一代で築き上げた敏腕カリスマ社長・黒部仁。役どころについて岸谷さんは、「会社を大きくしてきたという意味では実力者で、そのためにいろいろズルイこともいっぱいしてきて、ズルくなくてはいけない部分もあったと思います。いまは会社が軌道に乗っているので、一言でいうと、調子にのっているヤツ(笑)」と説明。主演の伊藤さんとは約20年ぶりのテレビドラマ共演となるということで、「当時、伊藤くんは4年3組の小学生という役柄で、そのとき以来なので本当に楽しみです」と語り、「小学生だった彼が、主役を立派に演じるドラマで共演することになって、すごく嬉しいです。教え子が立派になったような感じですね」と感慨深げ。また、「そのときの役が“健太”だったので、そのあと彼と会ってもずっと“健太”だったんですが、ようやく違う役名で呼べるなと思ったら、今回は“圭太”なんですよね(笑)全然変わらない。これからは、フルネーム・伊藤淳史にしようと思います(笑)」とも話している。そして、本作にちなんで“スマホ人間になれるとしたら?”という問いには、「心に残したいと思った瞬間の写真を撮りたいですね。撮ろうと思った瞬間があっても、撮る準備をしている間に逃してしまったりするけれど、スマホ人間だったらまばたきをするだけで写真が撮れるから、やってみたい」とコメントしている。木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」は7月6日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2017年06月05日ミュージカル「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」の稽古の模様が5月13日(金)、報道陣に公開され、主演の柿澤勇人、演出の岸谷五朗らが取材に応じた。柿澤さんは昨日亡くなった蜷川幸雄との思い出について語り、声を詰まらせた。アンディ・ウォーホルと並んで、1980年代のアメリカ現代アートを代表する存在とされるキース・へリングが31年という短い生涯を駆け抜けるさまを描き出す。この日は、オープニングに加え、キースがのちに恋人となるDJのカルロスと出会うディスコ「パラダイス」でのパワフルなナンバー、そして、全キャストで歌い上げるバラード「STAY」が披露された。岸谷さんはキースについて「これから人生いろんなことがある時期に亡くなってますが、駆け抜けた人生が魅力的」と語る。楽曲も多く、振り付けも複雑とあって「必死に戦ってます。丁寧に作って、いい感じに遅れています(笑)」とも。キースを演じる柿澤さんは「(稽古は)まだ第2幕に差し掛かった段階で、全貌がどうなるのか?みんなで探しています。熱い奴らが詰まって、80年代のいろんなものが混在したエネルギーが映し出されるんじゃないかと思います」と意気込みを口にした。昨日、演劇界の巨匠・蜷川さん死去のニュースが伝えられたが、岸谷さんは「ショックを受けていない演劇関係者はいないと思う。子どものころから見てたので…」と語る。さらに「演出家ってのは、やる前にはたくさん不可能があって、それを具現化していく仕事。本当にそれをものともせず、可能にしていった人でした」と語り、まさに本作でキースが時間が足りないと人生を駆け抜けていくさまに言及し「あの爆発的な蜷川さんの演出と共通してます。だからこそ、吠えるし、パワーを持ってないと作品作りができなかったんだと思います。僕らにはまだ芝居を作れる幸せがある。(蜷川さんが)見て、恥じない作品作れるように頑張りたい」と語った。柿澤さんは「海辺のカフカ」で蜷川演出を受け、世界ツアーにも参加した。蜷川さんの死について「いまでも信じられない」と悲痛な表情。「初演のときは、千本ノックでした(苦笑)。『死ね!このヤロー!』とか言われて、家に帰って泣いて、40度の熱出て…でも食らいついていきました。ムカついたけど、世界ツアーが成功したとき、『いい役者になったな』と言われて、励みになりました。いつも『自分を疑えよ』と言われてて、その言葉が胸にあります。あっちの世界でも僕の芝居を見て『相変わらず、つまんねー芝居してるな』って思われてるかも(苦笑)」と時折、言葉を詰まらせながら思い出を口にし「芝居を変えてくれた人、僕の考える世界を変えてくれた人です」と言い尽くせぬ感謝の思いを口にしていた。「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」は東京・シアタークリエにて6月6日(月)~22日(水)、大阪・森ノ宮ピロティホールにて6月25日(土)、26日(日)上演。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日今年で23年目となるエイズ啓発チャリティイベント「Act Against AIDS」(以下、AAA)が12月1日(火)、日本武道館にて行われ俳優・岸谷五朗を始め、寺脇康文、三浦春馬、吉高由里子、神木隆之介、「Perfume」ら豪華キャストが集結した。岸谷さんの呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA」の「ザ・バラエティ」。23年目となる今年は、神木さんら初登場のゲストも含め24組36名が出演。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと9,000人の観客が武道館に詰めかけた。オープニングでは「AAA STATION」と題し、タモリの格好に扮した岸谷さん、寺脇さん、三浦さんがそれぞれ“ゴロタモリ”“テラタモリ”“ハルタモリ”と名乗り客席側から登場。今回参加するアーティストたちを迎え入れる中、初参加となる神木さんが登場すると割れんばかりの黄色い声援が。その後“テラタモリ”に続き司会の3人が「髪切った?」「んなわけない」とタモリさんのモノマネを披露し、会場を沸かせた。その後、「ポルノグラフィティ」や岸谷香&高嶋ちさ子、サンプラザ中野くん&「バイきんぐ」の小峠英二の“ハゲ”を共通とした「坊坊主」という異色コンビ、さらには吉高さん率いる「Perfume」ならぬ「バキューム」の登場、神木さんや三浦さんの歌声披露、本家「Perfume」のパフォーマンスと続いた。イベントの収益金を全額チャリティとし、「ザ・バラエティ」の支援で昨年ラオスに小児病棟を設立。三浦さんは2月11日に来訪し、開院式のテープカットに参加したことを報告した。三浦さんは「みなさまのおかげでラオスで頑張っていける子どもたち、スタッフのみなさんがいます。いま一度エイズの事を恥ずかしがらずにいろんな方と語り合っていただけると嬉しく思います」と語った。主催の岸谷さんは、「世界で苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。小さい一つ一つの力が集まることでこんなに大きな力になります。みんなで協力し合って頑張って生きていきましょう」と感謝の意を表した。最後にAAAのエンディング曲「一人じゃないから」を出演者全員で歌い、大盛況の中、終演した。(text:cinemacafe.net)
2015年12月01日俳優の岸谷五朗、寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。2015年3月29日(日)に結成20周年を記念した「地球ゴージャス20th Anniversary GALA CONCERT」を催し、大盛況の中、次なる新作公演を2016年1月9日(土)より赤坂ACTシアターをはじめとする全国4か所にて上演することを発表。このたび、城田優や蘭寿とむといった豪華キャスト陣の本作への出演が明らかになった。ドラマ・映画でも活躍を続けながらも、その圧倒的な華と歌唱力で、ミュージカル界でもスターの座を確立している城田さん。ディズニーの実写版『シンデレラ』では王子の声の吹き替えを担当し、日本版エンドソング「夢はひそかに」で披露された美声も話題を呼んだが、「エリザベート」(’10)「ロミオ&ジュリエット」(’11、’13)「4Stars」(’13)「ファントム」(’14)、そして今年の6月から帝国劇場でキャストを一新して上演される「エリザベート」への出演を経て、新たな色を吹き込むべく、「地球ゴージャス」最新作の主人公に挑む。また、宝塚歌劇団屈指の実力派として「ファントム」「オーシャンズ11」などの主演作を次々と務めトップスターに君臨し、芸能界にもファンの多いことで知られる蘭寿とむ。退団後も数多くの舞台出演が続き、いま、演劇界で引く手数多の彼女が、「地球ゴージャス」とどのような化学反応を起こすのかも見ものだ。さらに、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインを演じて以降、女優・歌手として人気を集めている大原櫻子。歌唱力・自然体の芝居力・煌めいた存在感を併せ持つ彼女が、満を持して今作品にて舞台初出演を果たす。また世界一のダンサーたちが集まるダンスエンタテイメント「WASABEATS」でも主演を務めるなど、若手俳優ではトップクラスのダンスの実力を誇りながらも、「レディベス」「オーシャンズ11」などの本格派ミュージカルに進出、今秋には「RENT」のエンジェル役が控える平間壮一に、「レ・ミゼラブル」「ジキル&ハイド」「GARANTIDO」、蜷川幸雄演出の「青い種子は太陽のなかにある」と出演作が目白押しのマルシアもキャストに決定した。ベテラン勢からフレッシュな層まで、「地球ゴージャス」史上最強に歌える、圧倒的に華やかな布陣で挑む「地球ゴージャス」14作品目となる待望の最新作。ストーリーなどの詳細はまだ明かされていないものの、強力なキャスト陣に、作品への期待は高まるばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2015年05月11日スタジオジブリの『コクリコ坂から』のDVD&ブルーレイが6月20日(水)に発売されることが発表され、これを記念して3月7日(水)に都内で宮崎吾朗監督とボイスキャストを務めた長澤まさみがトークショーを行なった。同名少女漫画を原作に、東京オリンピック開催を控えた1963年の横浜を舞台に、一人で下宿を切り盛りする女子高生・海の初恋を描き出す。昨年7月に劇場公開され、興行収入44億円超で昨年度の邦画No.1ヒット作となり、先日発表された日本アカデミー賞で最優秀長編アニメーション賞にも輝いた。この日本アカデミー賞の発表では前年度の受賞者、つまり吾朗監督と同じスタジオジブリの“麻呂”こと米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』)がプレゼンターを務めたが、吾朗監督は「麻呂に(発表の紙に)『コクリコ坂から』って書いてなくてもそう言えって言っときました(笑)。麻呂は、もし『コクリコ坂から』じゃなかったらどうしよう?って困ってたそうです」と明かし、会場の笑いを誘った。本作の監督就任については「鈴木(敏夫プロデューサー)さんから『やらないとクビだ』って言われまして。子供もいるので」とその理由を説明。父親の宮崎駿監督が脚本を担当したが「プレッシャーはありましたね。奥歯をいつも食いしばってて、寝るときもいつも歯ぎしりしてたみたいで割れちゃいました。髪もだいぶ薄くなっちゃって…(苦笑)」と苦労をふり返った。なお、本作の製作現場における宮崎親子の“戦い”を追いかけたドキュメンタリー「NHK ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~」のDVD&ブルーレイも5月16日(水)に発売となる。吾朗監督は「これは売らなくていいと思うんですが…」とちょっぴり渋い表情。激しい言葉で父と口論する様子なども収められているが「労わろうとは思ってるんですけどね…もう71歳ですから」とばつが悪そうに語り、隣りの長澤さんを爆笑させていた。長澤さんは自身が生まれる20年以上前の1963年という時代背景、自身が演じた主人公の海を始めこの時代を生きる人々について「毎日、同じことを繰り返すことで新たに芽生える感情や成長ってあるんだなと思いますし、お手本にしたい人たちでした」と語る。海の甘酸っぱい初恋が描かれるが、長澤さんは「私自身は自分の気持ちを言えないタイプなので、ああやって(海のように)勇気出して告白するのはカッコいいなと思いました。私は言えずに終わる方なので」と苦笑い。自身の初恋について突っ込まれると「中学のとき。静岡出身なのでやはりサッカー部の人でした」と恥ずかしそうに明かした。吾朗監督は本作が2本目の監督作となったが「映画ってこうやって作るのかとやっと分かりました。1本目は素人で何も知らず、その分、怖いもの知らずでやれて、どこか分かったような気になってたけど、そうじゃないって気づきました」と述懐。今回のDVD&ブルーレイ発売決定については「ジブリも実はそんなに余裕がなくて、経理担当の役員に引っ張られて『次はどうするの?』って言われるんです。だから1枚でも多く…」と弱気なアピールで会場は笑いに包まれた。『コクリコ坂から』DVD&ブルーレイは3月16日(金)より予約開始。6月20日(水)より発売。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:『八日目の蝉』、日本アカデミー賞10部門獲得!主演男優賞は故・原田芳雄にヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位にレトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目ジブリの胸キュンキャラクター1位はトトロ!ナウシカ、キキ、パズーなどが続く
2012年03月07日東野圭吾の人気小説を映画化した『夜明けの街で』が10月8日(土)に公開を迎え、主演の岸谷五朗を始め、深田恭子、萬田久子、中村雅俊、若松節朗監督が舞台挨拶に登壇。映画をイメージしてこの日のために作られたスペシャルカクテルで乾杯し、映画の船出を祝った。温かい家庭を持つエリートサラリーマンと謎めいた派遣社員の不倫愛を中心に、15年前に起きた殺人事件の謎が明らかにされていくラブサスペンスで、岸谷さんは木村多江さん演じる妻と深田さん演じる不倫相手の間で揺れ動く。岸谷さんは「愛人と奥さんの間で、初めて愛することの重さを天秤にかけないといけない…そういう愛し方をしないといけないのはつらかった」と撮影をふり返りしみじみ。一方、天秤に掛けられる側の愛人・秋葉を演じた深田さんは「“不自由恋愛”をしている秋葉になかなか共感できなかった。男性にとってはミステリアスで魅力的に映るのかもしれませんが…」と理解不能だったよう。監督から細かく演出を受けて作り上げていったそうだが、司会者に手応えを問われると「手応えなんて申し上げられません」と苦笑いを浮かべていた。午前中の第1回目の上映前に行われたこちらの舞台挨拶。萬田さんは「午前中から観る映画ではないような気もしますが」と笑いつつ「気合いを入れてミステリアスな女性を楽しみました」と自信をのぞかせた。中村さんは本作で描かれる愛や憎悪について「人間が持っている本性って怖いなと思います。元々持っているものがある出来事でプッと出てくる。脆さや強さ、けなげさなどが同居していてそれが出たり隠れたり…」と語り、人間の恐ろしさを強調した。岸谷さんと中村さんは映画にちなんで「もしも目の前に美しい女性が現れたら?」と尋ねられると互いに「お先にどうぞ」とゆずりあい。「家に帰って萬田さんがいたら、1回ドア閉めますね」と岸谷さんが言えば、中村さんは「俺は入っていきます」。萬田さんは「2人ともウェルカムですよ」とニッコリ。“意見”を求められた深田さんは「楽しそうですね」と答え、会場は笑いに包まれた。最後はこの日のために用意され、観客にも配られた特製カクテルで、本作の英題でもある「ビフォア・サンライズ」の掛け声で乾杯。映画の旅立ちを会場全体で祝福した。『夜明けの街で』は全国にて公開中。■関連作品:夜明けの街で 2011年10月8日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「夜明けの街で」製作委員会■関連記事:岸谷五朗、愛人・深キョンと本妻・木村多江のバースデイケーキに冷や汗深田恭子が映画『夜明けの街で』で新境地!「不倫は映画の中だけで楽しんで」東野圭吾、初ラブストーリー『夜明けの街で』予告到着久保田利伸が切なく歌い上げる
2011年10月09日映画『夜明けの街で』の完成披露試写会が9月27日(火)、映画の舞台となった横浜の「パシフィコ横浜」で開催され、岸谷五朗、深田恭子、木村多江、若松節朗監督が舞台挨拶に登壇。冒頭には久保田利伸がサプライズでエンディングテーマ「声にできない」を披露し、会場は熱狂に包まれた。さらに、舞台挨拶ではこの日が誕生日の岸谷さんのために“本妻”木村さんと“愛人”深田さんからそれぞれバースデイケーキが届けられたが、岸谷さんの選択は…?東野圭吾にとって初のラブストーリーとなった同名ベストセラーを映画化した本作。エリートサラリーマンと派遣社員の女性の不倫愛を中心に、15年前に起こった時効直前の殺人事件の謎が紐解かれていく。ステージの幕が開いて最初に久保田さんが登場すると、何も知らされていなかった客席からは驚きと喜びの歓声が。久保田さんは「カーテンが厳かに開いて、失敗しちゃいけないと緊張しました」とふり返ったが、数年前から思い描いていたという「声にできない」を熱唱。観客はその歌声に酔いしれた。横浜を舞台にした作品の完成披露を横浜で迎え、岸谷さんは「現実に働いているのは東京で、(妻役の)多江さんが待っているのも東京で、横浜には虚構の世界を求めているわけですが、ぴったりの海や夜景があって、演技の面でもすごく助けられました」としみじみ。岸谷さんの愛人役を演じた深田さんは「(横浜は)恋人たちが特別な気持ちになれる場所なんだなと感じました。すごく楽しい街ですが、その中で大桟橋はポツンと寂しさを感じるんです。そんな不思議な魅力がありました」と明かした。一方、貞淑な妻を演じた木村さんは「まさか横浜でダンナさんが浮気してるとは思わず、そこでレッドカーペットを歩くことになるとは…」と苦笑交じりで語り、会場の笑いを誘った。深田さんは「岸谷さんも(主人公)渡部も熱い人間味あふれるところが魅力的です」と共演の感想を語ったが、木村さんは岸谷さんとのシーンが深田さんよりも先に撮影されたことを明かし「そこでいかに幸せに演じるかで、後になって岸谷さんが苦しむことを分かっていたので、楽しく、尽くしました」とニヤリ。岸谷さんは「苦しかったです」と心情を明かした。この日が岸谷さんの誕生日だと明かされ「47ちゃいになりました(笑)!」と岸谷さんがおどけると、会場からは祝福の拍手がわき起こったが、深田さんはおもむろに岸谷さんの方に向き直り「私、ケーキを用意しました」。さらに木村さんも「私も用意しました」と語り、2つの種類の違うケーキが岸谷さんの前に運び込まれた。さてさてどちらを選ぶのか…?岸谷さんは「映画の中で散々苦しんだので、両方持って帰ります」と語り、冷や汗をぬぐっていた。『夜明けの街で』は10月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:夜明けの街で 2011年10月8日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「夜明けの街で」製作委員会■関連記事:深田恭子が映画『夜明けの街で』で新境地!「不倫は映画の中だけで楽しんで」東野圭吾、初ラブストーリー『夜明けの街で』予告到着久保田利伸が切なく歌い上げる
2011年09月27日宮崎吾朗監督が7月8日(金)、公開を目前に控えたスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の高校生限定試写会に登場。会場となった神奈川近代文学館に集まった約160人の高校生を前に、トークショーを行った。高校生でありながら下宿を切り盛りする少女・海(長澤まさみ)と不思議な魅力を持った少年・俊(岡田准一)の青春が、東京オリンピックを控えた高度成長の時代を背景に瑞々しく描かれる。物語の舞台は横浜で、神奈川近代文学館がある山下公園の当時の姿も垣間見られる。吾朗監督は「意外と黒髪が多いですね」と思わずポツリ。客席からは「感動した」、「同じ高校生として共感できた」など好意的な意見が聞かれ、吾朗監督も安堵の表情だ。ある女子高生からは「観る前はリアル路線だと聞いていたので、どうなのか不安だったが感動しちゃいました」と冷静な意見も。さらに「でも私はジブリのファンタジーが好きなんです。今後のジブリはどんな方向性なんですか?」と鋭い質問が飛び出し、吾朗監督はタジタジ!それでも「しばらくはファンタジーから離れることになると思う。いまはファンタジーが作られ過ぎているし、大震災という現実を前にすると生半可なファンタジーは作れない。今後は、現実に軸足を置いた作品が作られるはず」と真摯に答えていた。企画とシナリオを手掛けているのは、吾朗監督の父親である宮崎駿。「僕の親って宮崎駿ですからね。これはもう“運命”として受け入れるしかないんですよ。僕自身そこから出発している部分もありますし」と吾朗監督。また当初、吾朗監督が描いたヒロイン像は「丸顔で首が太くてがっしりした体型だった。いわゆる普通の女の子ですね」(吾朗監督)。ところが駿監督から「ヒロインがこんなんじゃダメ。もっとかわいく描け」という“ダメ出し”があったのだとか。親子2代の物語を描いた『コクリコ坂から』の舞台裏に、そんなドラマがあったとは…。ぜひかわいくデザイン変更された海ちゃんを劇場のスクリーンで確認してみては?トークショーには現在、スタジオジブリに“弟子入り”しているという川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)も出席。「ジブリってすごく厳しい職場だと思っていたけど、実際は、ジブリの夢物語に住んでいるような人たちが働いているんですよ。まぁ、吾朗さんは大変な立場で可哀想ですけど(笑)」とその知られざる内情を明かしていた。『コクリコ坂から』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?長澤×岡田共演!ジブリ最新作『コクリコ坂から』試写会に25組50名様ご招待
2011年07月08日人気ミステリー作家・横山秀夫の4つの短編を、仲村トオル、岸谷五朗、玉山鉄二、渡部篤郎という4人の人気俳優をそれぞれ主演に据えて映像化した「横山秀夫サスペンス」。WOWOWで放送された本作がこのたび、DVDでリリースされ、4作品をまとめた予告編も到着した。『半落ち』、『出口のない海』、『クライマーズ・ハイ』などの映画化作品をはじめ、その著作が数多く映像化されている横山秀夫。数々の名作の中から「真相」(双葉社刊)に収録されている「18番ホール」、「他人の家」の2作と、「看守眼」(新潮者刊)に収められている「自伝」、「静かな家」をそれぞれ約1時間のドラマとして映像化した本作。「18番ホール」は、地元の村の再開発の話を聞いて村長選に立候補した男が主人公。実は彼には12年前のある秘密を隠すため、何としても当選する必要があった。当初は楽勝と思われていたが、強力な対抗馬の存在で徐々に暗雲が…。『行きずりの街』の公開を控える仲村トオルが当選のために必死で奔走する主人公に挑む。「静かな家」は「誤報」というタイトルで岸谷五朗を主演に映像化。ある地方新聞の記者が、写真展の日程を誤って報道してしまうのだが、それに端を発して謎めいた事件が…。「自伝」の主人公で、母に捨てられたトラウマを抱えて生きるライターを演じるのは『ノルウェイの森』がまもなく公開となる玉山鉄二。彼の元に家電量販店の会長の自伝執筆の依頼が。取材の初日、その会長は人を殺した過去を告白。そこから衝撃的な真実が明らかになる。「他人の家」は強盗事件で服役し、いまは妻との静かな暮らしを望みつつも前科のせいで行くあてをなくした男が、近所のがんを患った老人の申し出で、彼の養子に入り家を受け継ぐ約束をする。ここから、彼と妻は、恐るべき事件に巻き込まれることになる。渡部篤郎が再起を図る前科者の悲哀を見事に表現している。日本随一のミステリー作家の作品を原作にした4人の実力派俳優の物語が一挙に楽しめる本作。男たちの運命は――?「横山秀夫サスペンス」DVDは発売中(同時レンタル中)。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「横山秀夫サスペンス DVD-BOX」価格:4,980円(税込)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2010 WOWOW■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会クライマーズ・ハイ 2008年7月5日より丸の内TOEI1ほか全国にて公開© 「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズ■関連記事:【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?尾野真千子インタビュー「ここで隠したら一緒になれない気がした」と“覚悟”明かす堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年11月02日映画『キラー・ヴァージンロード』の初日舞台挨拶が9月12日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、初監督となった岸谷五朗とW主演の上野樹里と木村佳乃、共演の寺脇康文、小出恵介らがコミカルなトークを展開した。本作は、結婚式前日にアパートの大家を誤って殺害してしまったひろ子(上野さん)が、偶然知り合った自殺願望を抱く福子(木村さん)と共に逃避行を繰り広げるブラックコメディ。満場の観客に迎えられた岸谷監督は「ようやく産声をあげ、映画が幸せな思いをしています。今回、自分は出なかったんですが、役者ってすごいっていうことを改めて目の当たりにしました」と感慨深げ。だがキャスト陣について語り出すとトーンが一転し、「樹里と佳乃は振り切り過ぎ。振り切る女優の凄さを見せつけられました」とツッコミ口調に。すかさず木村さんは「振り切ったつもりはないです」、上野さんも「普通だよね」と切り返し。初共演の木村さんについて「現場では2人で行動していたんです。2人で成長した感じ。とにかくニヤニヤしているんですよ。あたしが普通にしていてもおかしいみたいで…」と天然キャラ全開で語る上野さんに、岸谷さんは「そりゃみんな、おかしいと思っているよ。なんか楽屋の会話みたいになっちゃってすみません」と主演女優のトークにやんわりダメ出ししてみせ、観客の笑いを誘った。さらに、小出さんが「監督から『物語のキーを握る役だから』と言われ、意気込んで行ったら撮影は1日だけでした」とトボケ気味に話すと、岸谷さんは「この小出のイメージが欲しかった」とニヤリ。岸谷さんと25年来の付き合いのある気心の知れた仲で、今回、カツラをかぶり怪演を見せている寺脇さんには「『相棒』で間違った(かっこいいイメージの)方向に行っていたので、それを修正しようと。本気で寺脇の凄さを表せるのは俺しかいない」といたずらっ気たっぷり。寺脇さんは「五朗の映画じゃなかったらここまでやらない。(岸谷さんの)愛情というより暴力です。出なきゃ殴られるって感じでした」と仲の良さ(?)をうかがわせた。一方、この日は岸谷さんらの所属事務所アミューズの新人タレントで、30日間かけて47都道府県を回る本作の宣伝行脚をしてきた福田彩乃も来場。ボロボロになったキャリーケースを引きながら「チケットを727枚売りました」と達成感から笑顔ながら大粒の涙をこぼす一幕も。その福田さんに対して岸谷さんは、本作のビジュアルがプリントされた新品キャリーケースをプレゼントし、苦労をねぎらうと思いきや「もう1回行っといで。そうしたらまた727枚ね、フフ」と鬼監督ぶりを発揮していた。『キラー・ヴァージンロード』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キラー・ヴァージンロード 2009年9月12日より全国東宝系にて公開© 2009 「キラー・ヴァージンロード」製作委員会■関連記事:岸谷五朗、上野樹里を「役の言葉で喋れる女優」仲良し寺脇は“脇役賞”?上野樹里、先輩・木村佳乃の結婚願望にツッコミ!「人並みにって何ですか?」
2009年09月12日“結婚したい女”と“死にたい女”の奇妙な逃亡劇を描いた、俳優・岸谷五朗の初監督作品『キラー・ヴァージンロード』。9月12日(土)の公開を控え、同1日(火)、本作の試写会が開催され、上映前に岸谷監督に主演の上野樹里、寺脇康文を交えて絶妙なトークが繰り広げられた。「あなたの街の宣伝マン募集!試写会」と銘打たれた、一風変わったこの試写会には、1,500人もの応募から選ばれた観客が、一般の宣伝マンとして集結。宣伝用の映画のポスターやパンフレットなどが配布され、さらに観客は配られたハチマキを巻いて上野さんら登壇者を迎えた。この光景に岸谷監督が「ほんの少し恥ずかしいです。一生懸命作ったので観て感動してください!」と言うと、上野さんは「観てないのに宣伝するなんてすごいです」、寺脇さんも「観てたら宣伝しようと思いませんよ」と割って入り、会場を笑いに包んだ。キャスティングに話が及ぶと、10代の頃から上野さんを知る岸谷監督は、「とてつもない魅力のある、がむしゃらな子で、たくさんの力をつけていい女優になって輝き出したので“今だ”と思った。役に乗り移る、役の言葉で喋れる女優」と大絶賛。これに対し、上野さんは監督の演出について「役者さんでもあるので、お芝居でやって演出してくれるので本番は一発で撮れました。“楽しくてしょうがない”という五朗ワールドを感じ取れると思います」と笑顔で返した。一方、カツラにメガネの変装姿で撮影に挑んだ寺脇さんは「この役で僕の役者人生は終わりました。ヅラ・オン・ヅラの特殊メイクは3時間もかかりました。僕のところだけディレクターズカットしてほしいです」と、25年もの付き合いになる岸谷さんの作品を一貫して否定。これに対し、監督は「康文くんは、『相棒』で随分かっこいい役をやってて世間が勘違いしてると思ったので、本当の寺脇康文のすごさを出そうと思いました。“脇役賞”を受賞しますね」と反撃を見せ、2人の絶妙な掛け合いに会場は沸いた。また、トークショーに続き、事前に観客から募った本作のおもしろ宣伝プランが披露され、その中からグッドアイディア賞2つが岸谷監督と上野さんから発表された。その内容とは、“ウェディングドレスを着てポスターを掲げ、街を歩く”と“ウェディングドレスを着てバイクに乗りながら、旗を立てて宣伝する”とのこと。実際にこの奇抜なアイディアを実行してもらうべく、考案者には映画ののぼりと本物のウェディングドレスがプレゼントされ、この太っ腹な贈り物に会場から歓声が起こった。なお現在、本作のプロモーション活動として、上野さん扮する、ウェディングドレス姿で逃亡する花嫁・沼尻ひろ子に因んで、タレントの福田彩乃がウェディングドレス姿で30日間、30万円で全国47都道府県を回る「どん尻ビリ子の30日間逃亡日記」を実施中。既に、映画鑑賞券500枚を売り健闘を見せており、9月12日(土)の公開初日にゴールインを予定している。『キラー・ヴァージンロード』は9月12日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:キラー・ヴァージンロード 2009年9月12日より全国東宝系にて公開© 2009 「キラー・ヴァージンロード」製作委員会■関連記事:上野樹里、先輩・木村佳乃の結婚願望にツッコミ!「人並みにって何ですか?」
2009年09月02日