島津製作所は10月3日、ソフトウェアの高い操作性を維持しながら、優れた設計によってスループットを向上させ、新機能のEcoモードの搭載によってランニングコストの低減を実現したマルチタイプICP発光分析装置「ICPE-9800」シリーズから「ICPE-9810/9820」2機種を発表した。ICP発光分析装置は、原子吸光分光光度計と比較して、多元素の同時分析に対応しており、多くの元素を同じ条件で素早く測定できるという利点があるが、アルゴンガスの消費量が多く、ランニングコストが高いという問題があった。また、近年では、複雑かつさまざまな濃度範囲の試料を短時間で安定して分析できる基本スペックに加え、ICP発光分析の専門ではないユーザーも増えてきており、装置の使いやすさも求められている。このようなニーズに対し、同シリーズでは、待機時に自動でアルゴンガスの流量や使用電力を抑える新機能のEcoモードを搭載したことで、待機時における電力消費量とアルゴンガス消費量を前機種の約1/2に削減できる。また、使用するアルゴンガスも、一般に用いられている純度99.999%以上のものだけではなく純度99.95%でも性能を保証している。例えば、高純度アルゴンガスを使用し、1日6時間の分析を月12回実施した場合においては、3年で約250万円のコストを低減できるケースもあり、トータルのランニングコストを抑えることができる。また、縦方向トーチを採用しているため、測定した元素がガラスウェア内に残存して結果に影響を与えてしまうメモリ効果を抑えることができ、高濃度試料を測定した後でも、短いリンス時間で低濃度試料を安定して測定できる。さらに、「ICPE-9820」は、高感度な軸方向観測と高精度な横方向観測を自動で切り替えて測定ができる機構を備えており、試料中の主成分の元素から微量の有害金属、添加元素まで、幅広い濃度範囲の元素を1つのメソッドで分析できる。このような、優れた設計によってユーザーのスループット向上に貢献するとしている。この他、装置と制御用ソフトウェアICPEsolutionに搭載された独自の機能によって、CCD検出器から得られたスペクトルデータを全て記録できる。これにより、測定終了後でも別の元素や波長を追加したデータの確認や、過去の分析結果の再解析も容易であり、目的に合わせた自由度の高い分析とデータ解析が可能となっている。なお、価格は「ICPE-9810」がソフトウェア込みで1450万円(税抜き)から、「ICPE-9820」がソフトウェア込みで1540万円(税抜き)から。
2014年10月03日島津製作所は7月14日、コンパクトな卓上型の筐体で、樹脂製品、骨や歯、医薬品などのサンプルを、キャリブレーション(較正)フリーで素早く簡単に3次元観察できるマイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-90CT Plus」を発表した。マイクロフォーカスX線CTシステムとは、微小焦点のX線発生装置とX線検出器の間でサンプルを回転させ、観察したデータを元にサンプル内部の3次元構造を再構成する装置である。部品の内部欠陥の観察や、3次元的な繊維配向、形状の計測など、幅広い分野で用いられている。同製品は卓上での使用が可能なコンパクトサイズでありながら、開口部には垂直方向と奥行き方向にそれぞれ200mm以上のスペースがあり、最大で直径160mm×高さ100mmの大型サンプルも容易にセッティングできる。サンプルをCTステージへセットした後は、自動較正機能によって、スタートボタンをクリックするだけで、誰でも、簡単に、美しいCT撮像が可能となっている。また、独自の遮へい設計技術に加え、ドアインターロック機構を装備しており、X線被ばくへの対策も十分という。また、最新のHigh Performance Computing(HPC)技術を応用した高速演算処理システムを標準搭載し、計算処理能力が従来比で約20倍も高速化した。スキャン条件次第では、データ収集完了からデータ表示までの時間を従来の340秒からおよそ15秒まで短縮できるという。さらに、撮像した画像データを、医用画像情報フォーマットの世界標準規格であるDICOMフォーマットに変換することが可能になった。これにより、マイクロフォーカスX線CTで撮像したデータを、そのまま他のDICOM対応ソフトウェアでも扱うことができる。この他、オプションのソフトウェアを使用することで、3Dプリンタで一般的に用いられているSTLフォーマットで撮像データを出力することが可能。3Dプリンタにこのフォーマットのデータを取り込むことで、歯や食物など、図面が作れないサンプル実物でも、内部構造を含めて自由な倍率で3次元出力が可能になるとしている。なお、システム価格はPCと専用デスク込みで2600万円(税別)。すでに販売を開始している。
2014年07月16日(画像はnext beauty~美容のチカラ~公式HPより)7月29日(火)、さいたまスーパーアリーナで7月29日(火)、さいたまスーパーアリーナで、国内外から美容師・美容専門学校生・高校生ら約1万人が集まり、美容関係の仕事の魅力や価値を発信するイベント「next beauty~美容のチカラ~」がプロユース専用の美容用品事業を展開する株式会社ミルボン(本社所在地:大阪市都島区)が開催する。プロ演出のライブステージなど「next beauty~美容のチカラ~」は、世界に誇れる繊細な技術とサービスの日本の美容文化を「人のため、社会のためになる仕事がしたい」という思考が強まった若い世代の想いと美容の仕事を繋げるべく目的で開催されるイベントだ。イベント内容は、映画監督「御法川(みのりかわ) 修氏」による映像演出&トップヘアデザイナーたちによるライブステージや国内外で活躍する美容界の人たちをドキュメンタリーで紹介したりし、魅力ある美容の仕事を発信する。7月29日(火)、さいたまスーパーアリーナへGO!日程:2014年7月29日(火)15:00~18:00開催場所:さいたまスーパーアリーナ参加者:国内外の美容師、美容専門学校生、高校生約1万人イベント内容:ドキュメンタリー映像とライブステージの演出で、高校生など若い世代に向けて「人や社会のためになる美容の仕事」の魅力を発信。(プレスリリースより)【参考】・「next beauty~美容のチカラ~」
2014年07月11日島津製作所は3月19日、胸部や腹部、整形分野をはじめとするX線検査に使用される一般撮影システム「RADspeed Pro V4 package」を発売した。同システムは、同社「RADspeed Proシリーズ」の最上位機種という扱いで、4つのV(Various FPD・Visible information・Versatile outcome・Value for life)をコンセプトに、より細部にまで拘って「スループットのよい検査」を追求し、フラットパネルディテクタ(FPD:平面検出器)を搭載したもの。X線高電圧装置、X線管保持装置、DR装置(画像処理装置)、X線撮影スタンド、X線撮影テーブルから構成されており、X線高電圧装置の操作卓とDR装置の操作部を一体化した統合型コンソールにより、X線撮影条件と画像処理パラメータを撮影プロトコルとして一元管理することが可能だ。また、天井走行式X線管懸垂器操作部や検査室内のスタンドおよび壁面に設置できる検査情報表示モニタ(オプション)に、コンソールと同じ患者情報や画像情報を表示したり、撮影プロトコルを変更することができるため、撮影の準備や画像の確認のために操作室と検査室の間を行ったり来たりすることなく、X線撮影の作業を進めることができるという。さらに、被ばく低減のためグリッド着脱機構を備えており、小児撮影の際など外して撮影することにより線量を抑えることができたり、軟X線を除去する付加フィルタも、撮影プロトコルと連動して自動選択される機能などを搭載しているほか、全体的な検査期間の短縮が可能であるため、被験者の負担を軽減することができるようになるとしている。なお、価格はシステム構成により異なるが8000万円(税別)からで、発売1年間で国内外合わせて50台の販売を計画している。
2014年03月20日島津製作所は3月5日、新たに開発したトラップ濃縮カラムを用いた自動精製粉末化技術により、未精製の有機合成品や天然物などから目的化合物を精製、高純度な粉末として回収できる自動精製粉末化システム「Crude2Pure(C2P)」を開発、販売を開始したことを明らかにした。有機合成分野、特に創薬探索部門では、合成した目的化合物の精製に分取液体クロマトグラフ(LC)システムが用いられているが、得られた目的化合物の分画液を粉末化するにあたり、従来の蒸発乾固では、複数の工程をそれぞれ異なる装置で行なわなければならず操作が煩雑であること、ならびに逆相分取LCシステムを用いた場合、水の比率が高い分画液中の目的化合物の粉末化には長時間を要すること、そして分取LCシステムで使用した移動相由来成分による粉末化の阻害や目的化合物の純度低下を招くといった問題があった。同システムは、そうした複雑な操作なしで自動生成粉末化を実現することを目指して開発されたもので、シンプルなインタフェースの専用ソフトウェア「Open Solution Crude2Pure」を用いることで、トラップ濃縮および粉末化操作をそれぞれ3ステップで設定でき、かつシステム稼働状況の確認を容易に行うことができる。また、同ソフトは、複数の分析者がC2Pシステムを共同機器として使用するオープンアクセス環境に対応しているため、ほかの分析者が使用中の場合でも、システムの動作を止めずに新たな試料をC2Pシステムにセットすることができ、順次、自動で粉末化処理を行うことが可能なほか、ラボから離れた場所にいる分析者に粉末化作業の終了を知らせるE-Mail機能も備えている。また、独自技術により目的化合物を高い回収率で粉末化できるほか、精製・粉末化工程は自動化されているため、従来の蒸発乾固では8時間以上を費やしていた作業でも、半分以下の3~4時間程度に短縮することが可能だという。さらに、逆相分取LCシステムで分画した試料中には目的化合物以外に移動相に由来する成分が含まれるため、目的化合物の純度が低下するといった課題があったが、同システムでは、新たに開発したトラッピングカラム「Shim-pack C2P-H」により、カラム内で目的化合物を強力に保持することができるため、移動相由来成分除去を容易に行うことができ、試料を高純度に精製することができる。加えて、移動相由来成分の洗浄・除去後にアンモニア水などをカラムへ送液することで、目的化合物をフリーベース(遊離塩基)として回収することが可能。これにより、医薬品候補の薬効スクリーニングや薬物動態試験など、新薬の探索研究のクオリティを改善することが可能になると同社では説明している。なお同システムの価格は2270万円(税別)から、となっている。
2014年03月06日がんの高度先駆的医療技術開発するため、共同研究を進めてきた国立がん研究センターと島津製作所は、創薬研究手法の開発などから、3つの成果を得られたと発表した。1つ目は、腫瘍組織中の薬物分布濃度を可視化する分子イメージング技術の確立により、ヒトの腫瘍組織中の薬物分布濃度と効果との関連の評価を開始したこと。国立がん研究センター研究所 臨床薬理部門 部門長 濱田哲暢氏らによるもので、医薬品の早期相の臨床試験(第I相臨床試験)の促進を目指すという。これまで見ることが難しかった組織の間質、血管部位、腫瘍部位への移行などを捉えることができるこの創薬研究手法は、ヒトの腫瘍組織中の薬物分布濃度を可視化する分子イメージングを行うことで、投与量の設定、作用の評価、臨床試験の短縮を可能にするという。なお、この研究は厚生労働省革新的医薬品・医療機器・実用化促進事業「全ゲノム配列解読・分子イメージング技術を組み合わせた革新的創薬研究手法の開発と個別化医療の実現」および国立がん研究センターがん研究開発費「抗悪性腫瘍薬の新規臨床薬理研究手法の開発に関する研究」により行われた。2つ目は、DDS抗がん剤(パクリタキセル内包ナノ粒子:NK105)の薬剤分布を高精細画像化し、DDS抗がん剤が通常の抗がん剤よりもがん組織に多く長く集まり、かつ、正常組織にはほとんど移行しないことを明らかにしたこと。国立がん研究センター東病院臨床開発センター 新薬開発分野 部門長 松村保広氏らによる成果。具体的には、質量顕微鏡を利用し、NK105を投与したマウスのがん組織と正常組織を画像で評価した結果、NK105ががんの塊の奥深くまで長時間集まっていること、および正常な組織にはほとんど移行していないことが確認できたという。DDS抗がん剤の創薬コンセプトがマウスにおいて証明されたことで、現在進行中の第III相臨床試験の結果が期待されるほか、前臨床の段階で詳細な薬剤分布を確認できたことで、次世代のDDS抗がん剤開発においても大きな一歩となるという。なお、この研究は国立がん研究センターがん研究開発費(特別)「がんナノテクノロジー研究プラン」により行われた。3つ目は、がん治療において適用範囲や品目が拡大する抗体医薬品の投薬量の決定や副作用の予測、医薬品の品質管理などを目的とし、多品目にわたる抗体医薬品に対応可能な血中濃度モニタリング技術(質量分析を用いた血液濃度測定技術を開発したこと。この研究は、島津製作所 ライフサイエンス研究所 産学連携研究室 グループ長 嶋田崇史氏らによるもの。ナノ粒子表面に結合したタンパク質分解酵素を用いて支持体上の抗体を分解することにより、抗体ごとに異なる相補性決定領域(CDR)ペプチドの分析が可能となったという。そして血液中に添加した抗体医薬品を用い、CDRペプチドを確認よび定量した。nSMOL法(nano-surface and molecular-orientation limited proteolysis)を応用し、日本発の抗体医薬品の血中濃度モニタリングシステム開発を目指すという。
2013年12月24日韓国出身の男性4人組バンド、CNBLUE(シーエヌブルー)が10月21日、初のアリーナ・ツアー(6か所9公演)の最終公演をさいたまスーパーアリーナで行った。CNBLUEのライブの写真「Come on」の掛け声でライブの幕を開けると、ロック・ナンバーを6曲続けて披露しスタートを熱く盛り上げた。会場の大きさに、ヨンファは「すごいですね、さいたま!たくさん来てくれて本当にありがとうございます」と興奮気味に挨拶。続けて、ヨンファがピアノを弾きながら、ジョンヒョンとともに『feeling』と『These days』のバラード曲で場内を優しい雰囲気で包んだ。『Blue Sky』『Teardrop in the Rain』では、バンドながらもメンバー全員が楽器を置いて歌声を披露すると、客席からため息まじりの歓声があがった。また、ご当地グルメを即興で曲にするコーナーでは、最終日とあって、大阪のたこ焼き、名古屋の手羽先、新潟のコシヒカリなどツアーで巡ってきた各地のグルメを織り交ぜながら、牛丼やコンビニなど、メンバーが好きなもので1曲を披露した。MCでは、ツアー・ファイナルに際し、ジョンヒョンが「今年は音楽の活動が少なかったですが、曲を聴いて待ってくれていたみなさんのおかげで、アリーナツアーができました。ありがとうございます。」とファンに感謝。ヨンファは「最近は個人の活動も増えていますが、4人でライブをやっている時、僕たちはCNBLUEだと感じます。これからも一緒にライブを作りましょう!」と呼びかけた。『Time is over』で熱い余韻を残したまま本編が終了。息つく暇もなく沸き起こったアンコールに導かれ、メンバーが登場すると、デビュー・シングル『In My Head』でさらに熱く盛り上がった。ファンに少しでも近づこうとしたり、興奮する会場の様子を自分の携帯電話に写真をおさめようとするメンバーの姿に、ファンも熱狂。アルバム『CODE NAME BLUE』(8月29日発売)がオリコン週間ランキングで1位を獲得したことに感謝するも「まだまだここからです。頑張ります!」とさらなる飛躍を約束した。そして、最後の曲が終わっても、ダブル・アンコールを求める鳴り止まない拍手と歓声に応え、メンバーが再び登場。さらに、トリプル・アンコールまでも行い、約3時間に及ぶライブの幕をおろすとともに、10万人を動員したツアーを完走した。
2012年10月22日7月18日(水)にメジャー1stアルバムとなる『ENTERTAINMENT』をリリースするSEKAI NO OWARIが、2013年1月から初の東名阪アリーナ公演を開催することを発表した。SEKAI NO OWARI ライブ情報SEKAI NO OWARIは7月25日(水)からHALL TOUR 2012「ENTERTAINMENT」をスタート、全国25会場で公演を行う。今回発表になったアリーナツアーは、このホールツアーに続いての開催。大阪城ホール、日本ガイシホール、国立代々木競技場第一体育館の3会場で全4公演を行う。■ARENA TOUR 2013「ENTERTAINMENT」1/14(月)大阪/大阪城ホール開場16:00/開演17:002/2(土)名古屋/日本ガイシホール開場17:00/開演18:002/22(金)東京/国立代々木競技場第一体育館開場18:00/開演19:002/23(土)東京/国立代々木競技場第一体育館開場15:00/開演16:00(3都市全4公演)■SEKAI NO OWARI 1st Major Album『ENTERTAINMENT』7/18(水)Release!【DVD付初回盤】TFCC-86388/\4,200【通常盤】TFCC-86389/\3,000
2012年07月18日3月30日・31日、HYが自身4年ぶりとなるアリーナツアー「HY TI-CHI TA-CHI MI-CHI PARADE TOUR 2012」の日本武道館公演を大盛況に終えた。『HY』のチケット情報3月7日にリリースされた7thアルバム『PARADE』を引っ提げた本ツアーでは、「まだ見ぬ宝物を探しに行こう」という作品コンセプトを具現化。船をイメージしたHY初のセンターステージを設営し、メンバーたちは乗組員として登場。「Relation Ship号へようこそ!」という新里英之(Vo・G)の掛け声を合図に、一同は2時間半の航海へと“出航”した。冒頭からアッパーな楽曲を畳み掛け、コール&レスポンスや呼吸を合わせたジャンプを繰り返しては、みるみるうちに観客との一体感を高めて行く。昨年、全都道府県162本にのぼるライヴハウスツアーを経験し、バンドとしての実力が増したことが感じられる歌とアンサンブル。回転するステージや、大勢のダンサー・合唱隊の登場など、視覚的なインパクトも充分だ。ただ豪華ということだけではなく、会場は広くても“遠い”とは感じさせないファン思いゆえの工夫が随所に感じられ、彼らの温かい人柄が伝わって来る。また、熱狂させるだけでなくキッチリと聴かせるのも彼らの凄さで、あの名バラード「366日」では仲宗根泉(Vo・Key)が圧倒的な歌唱力を発揮、武道館の空気の色を瞬く間に染め変えてしまう。恒例の“イーズーコーナー”では、ドラマ仕立てのラブストーリーを展開。衝撃の結末には歓声と爆笑が湧き起こっていた。打ち込みに初挑戦した4つ打ちのダンスナンバー「ガジュマルビート」(『PARADE』のリード曲)も、HYワールドにしっかり溶け込んでいたのが印象的。大地に根差した生命力を感じさせるという点では、ある意味、HYの王道だったのかもしれない。こうして果敢に挑戦を繰り返し、HYというバンドの幹がどんどん太く強くなってゆくのだろう。ライヴ終盤、「皆で一つになった瞬間、これだけのパワーが生まれることを忘れないでください。いつも支えてくれている皆さんはHYの宝物です」と、“6人目のメンバー”と呼ぶファンへ向けた想いを語る新里。観客がメッセージを書き込んだフラッグをステージに掲げ、連帯感を表現していたのも彼ららしかった。ひとりだけでは実現が難しいことでも、仲間と力を合わせれば可能だということ。夢はただ見るものではなく、叶えるものだということ――ライヴを通じて訴えかけたメッセージの数々は、HYというバンドの存在自体が、その正しさの証明でもある。だからこそのリアリティ、説得力があるライヴだった。この後ツアーは、4月7日(土)・8日(日)の大阪城ホールをはじめ、4月21日(土)は日本ガイシホール、4月28日(土)はマリンメッセ福岡、5月13日(日)の沖縄コンベンションセンターでのファイナル凱旋公演まで4都市5公演のチケットは発売中。また、チケットぴあでは大阪公演の当日引換券を4月8日(日)昼12時まで販売中。
2012年04月04日Superfly初のアリーナツアー「Shout In The Rainbow!!」の模様を収録したライブDVD『Shout In The Rainbow!!』が、4月4日(水)にリリースされる。Superflyの情報を見る12月3日のさいたまスーパーアリーナを皮切りにスタートした「Shout In The Rainbow!!」は、さいたまスーパーアリーナ2DAYS、名古屋日本ガイシホール2DAYS、大阪城ホール2DAYSの全6公演で約7万人の動員を記録。DVDはツアーの最終公演である大阪城ホールのライブの模様を完全ノーカットで収録している。大阪城ホールは、Superflyにとってゆかりの会場で、2007年4月のデビュー直後にイベントに出演。初めてアリーナでライブをした場所が大阪城ホールである。実際にライブ中のMCでもこの時の思い出話を語っている。Superflyの映像作品は、2010年4月にリリースされた『Dancing at Budokan!!』以来。今年はSuperflyにとって、デビューから5年のアニバーサリーイヤーでもあることから、1stシングルからまる5年目の記念日となる、メジャーデビュー日の4月4日(水)にリリースすることが決定した。映像の内容は、MC、アンコール含む全21曲を初の完全ノーカット収録。ライブの臨場感を余すところなく収録し、Superfly=越智志帆のパワフルなボーカルと、圧倒的なパフォーマンスを十分に堪能できる作品となっている。なお、初回盤には新曲シングルCDが特典として付き、DVD+シングルの作品となる。同作は、初回盤、通常盤に加え、ブルーレイでもリリースされる。■Superfly/『Shout In The Rainbow!!』4月4日(水)発売初回盤【DVD+CD】 5000円通常盤【DVD】 4800円初回盤【Blu-ray+CD】 6000円通常盤【Blu-ray】 5800円
2012年01月24日10月15日よりスタートしたYUKIの大規模アリーナツアー「YUKI tour“MEGAPHONIC”2011」のファイナル公演が、12月17日、18日に名古屋・日本ガイシホールで開催された。YUKIの公演情報YUKIソロとしては初となるこのアリーナツアー。各地SOLD OUT公演が続出し、チケットは発売と同時にプラチナチケットに。Zepp Sendaiでの追加公演を含め、全国9都市17公演、13万人以上を動員という大盛況ぶりをみせ千秋楽を迎えた。このツアーの最中、2012年5月6日(日)に、ソロとしては初となる東京ドーム公演「YUKI LIVE“SOUNDS OF TEN」を行うと発表したYUKIだが、バンドとソロで2度東京ドーム公演を行うのは女性アーティストとしては史上初の快挙。2001年3月7日・8日のJUDY AND MARY解散公演以来、実に11年ぶりに東京ドームのステージに立つことになる。そんなYUKIから、ドーム公演への特別な想いを込めたメッセージが到着。「10年という月日が、私の心の成長に深く関わっています。今日まで、歌を楽しく歌えてきたことに感謝するとともに応援してくださるすべての皆さんに、ありがとうの気持ちを込めてこれからもますます精進して、歌っていきたいと思っています。東京ドームでのコンサートは約11年ぶりですがいつもと変わらずに、一曲一曲心をこめて、ゴキゲンに歌いたいです。10年間ありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いします」また、YUKIオフィシャルサイトでは、2月1日(水)に発売されるコンプリートシングルコレクション『POWERS OF TEN』の詳細が発表となっている。毎回話題を呼ぶジャケットのアートワークも解禁となった。
2011年12月21日12月23日(金・祝)にバンド史上最大規模となる、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ「SUPER DISCO Hits!!!~そして伝説へ~」を開催するthe telephones。その開催を祝して、the telephonesと交流のあるアーティストからの応援コメントが「SUPER DISCO Hits FINAL!!! ~そして伝説へ~」特設サイトにて公開された。「the telephones SUPER DISCO Hits FINAL!!! ~そして伝説へ~」の公演情報11月17日より、POLYSICS、ストレイテナー、BIGMAMA、[Champagne]、THE NOVEMBERSのコメントが公開。今後も開催までたくさんのアーティストの応援コメントが寄せられる予定。またライブスタッフなどからのコメントも同時に公開される。「the telephones SUPER DISCO Hits Final!!! ~そして伝説へ~」は、12月23日(金・祝)にさいたまスーパーアリーナで開催。チケットは発売中。■the telephones SUPER DISCO Hits FINAL!!! ~そして伝説へ~【日時】2011年12月23日(金・祝) OPEN16:00/START17:00【会場】さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)
2011年11月24日ももいろクローバーZがさいたまスーパーアリーナでのコンサートを発表。人気急上昇中のアイドルグループ、ももいろクローバーZの快進撃が止まらない。「ももいろクローバーZ」チケット情報8月20日(土)によみうりランド内オープンシアターEASTにて「ももいろクローバーZ サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは」が開催され6000人のファンが集まった。ライブはタイトル通り、会場横にある極楽門から登場、発売されたばかりの1stアルバム『バトル アンド ロマンス』からの先行シングル『Z伝説 ~終わりなき革命~』から始まり、同アルバム収録曲全曲含む21曲を熱唱。MCでも「おい、おまえらー!わたちたちのことが好きかー!わたしたちもおまえらのことが好きだー」と煽り会場を盛り上げた。さらに、この日会場を驚かせたのは「ももクロ秋の2大まつり」と称された10月30日(日)shibuya O-EASTにて開催の「ももクロ女祭り2011」、11月6日(日)品川ステラボールにて開催の「ももクロ男祭り2011」に続いて発表された12月25日(日)の「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」だ。昨年の同日に開催された日本青年館から飛躍的な会場のスケールアップだ。リーダーの百田夏菜子が「ムリムリ」「一度、社に持ち帰らせていただいて...」と弱気になるも会場からの熱い声援は彼女たちのステップアップを勇気付けたに違いない。とはいえ、ももクロにとっても未知の大会場でのコンサート。ファンとの一体感があるライブが売りのももクロがさいたまスーパーアリーナでどんなステージを魅せてくれるか今から楽しみだ。■ももいろクローバーZ サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは・セットリストM.0ももいろクローバーZ 対 ものクロ帝国 最後の戦いM.1Z伝説 ~終わりなき革命~M.2CONTRADICTIONM.3D’の純情M.4ピンキージョーンズM.5天手力男M.6ミライボウルM.7ワニとシャンプーM.8キミとセカイM.9気分はSuperGirl!M.10ももクロのニッポン万歳!M.11BelieveM.12キミノアトM.13全力少女M.14Chai MaxxM.15行くぜっ!怪盗少女M.16ココ☆ナツM.17スターダストセレナーデM.18オレンジノート〈ENCORE〉M.19走れ!M.20コノウタM.21ツヨクツヨク
2011年09月02日