川合健二が手掛けた日本最古のコルゲートハウスを改修した「コルゲートハウス(CORRUGATED HOUSE)」が愛知県・豊橋市にて2023年9月7日(木)にオープンする。モダニズム建築「コルゲートハウス」を改修したホテルが愛知に「コルゲートハウス」とは、トンネルや地下鉄などで使用されるコルゲートパイプを利用して設計した建築のこと。建築家である川合健二が、1965年に個人住宅としてセルフビルドした日本初のコルゲートハウスは「日常から切り離された生活を味わえる究極の空間」として、モダニズム建築を認定、保存する国際組織ドコモモ(DOCOMOMO)に選出されたことでも話題を集めた。“地球とのつながり”を感じる体験ができる宿泊施設ホテル「コルゲートハウス」は、そんな歴史あるコルゲートハウスとその周辺敷地を、「インフラから離れ、自然の中で自給自足の生活を送りたい」という川合健二の建築コンセプトを尊重しつつ改修。“地球とのつながりを感じる体験ができる”宿泊施設としてリデザインした一棟貸ホテルだ。施設全体を通じて唯一無二の宿泊体験をホテルはコルゲートハウス建築の内部だけでなく、周辺の景観にもその思想を取り入れており、宿泊者は敷地内で自給自足の生活を体験することが可能。家族や大切な人と共に、自給自足の考え方を実践しながら、地球とのつながりを感じ、社会全体を俯瞰する貴重な時間を過ごすことができる。農業やデジタルデトックスなど豊富な体験オプションもまた、宿泊のオプションとして、豊富な体験プログラムを用意。ルームウェアにも使用されている、有松絞りの染めを再構築した愛知県有松の「Suzusan」のワークショップのほか、果樹やハーブが生い茂る敷地内の「FOOD FOREST」を利用した農業体験イベント、スマートフォンやPCなどのデジタル機器から距離を置く「デジタルデトックス・プログラム」などが企画される。詳細ホテル「コルゲートハウス」オープン日:2023年9月7日(木)住所:愛知県豊橋市 某所※詳細は予約時に確認プラン例:<1棟貸し>※1日1組限定(ツイン1(12㎡)・ダブル1(8㎡)・シングル1(6㎡)最大5名)素泊まりプラン 150,000円・2DAYS FREE PLAN 300,000円・レンタカーパッケージプラン 170,000円/泊(30時間)<ゲストハウス>※2組まで・ルームA 1名6,000円~(和室 1~3/8畳)・ルームB 1名7,000円~(和室 1~2名/6畳+ワークスペース)※建築当時の空間を体感するため、エアコン・暖房設備は最小限。体調のすぐれない人や子供・年配は注意が必要。
2023年08月20日現在、特別編が放送中のドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」が、8月18日(水)に第5話を放送することが決定した。本作は、永野芽郁演じる天然新人・川合、戸田恵梨香演じるワケあり元エース刑事・藤という凸凹交番女子ペアを通して、身近なようで意外と知らないお巡りさんの笑いあり涙ありのリアルな日常を描く。7月28日(水)の第4話放送後、8月4日(水)から2週に渡り、“特別編”が放送されている本作。そして今回、本編放送再開が決定。最新話の第5話は、相変わらず公務に追われる川合が、意外にも藤のつてで警察官であることを隠し、人生初の合コンへ。しかし、同じ店で別の合コン中の源(三浦翔平)&と山田(山田裕貴)と鉢合わせてしまう。さらには、2人を警察官ならではのアクシデントが襲う。そんな翌日、町山交番に、妻から襲われそうになったと男性(小野武彦)がやってくる。そこで藤は異変を感じ…。一方で、寝不足の川合は、突然めまいに襲われたところ、消防士の武田(小関裕太)が現れ、川合を抱きかかえ、救急車に運んでくれ――。第2章のスタートとも言える今回。交番女子ペアが、仕事に恋に(!?)これまで以上にヒートアップしていく。「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年08月11日2016年の年頭にあたり、カスペルスキー 代表取締役社長の川合 林太郎氏は、以下の年頭所感を発表した。「時代の求める社会づくりに貢献」新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。昨年はついに、日本を標的にした大規模なサイバー攻撃が猛威を振るい、日本も例外なくインターネット社会の一員であることを改めて認識した年でした。メディアでも大々的に取り上げられたこの攻撃と情報窃取事件は、本格運用を迎えるマイナンバーと相まって国内のセキュリティ機運を高めたといえるでしょう。しかし攻撃の手法そのものは決して珍しいものではなかったにも関わらず、大企業や官公庁にとどまらない様々な業種や規模の組織での情報漏洩や不正侵入、改竄といった深刻な被害が数多く報告され、認識と対策の甘さが明らかになりました。一方で、これまではどちらかというと伏せられていた攻撃の詳細や被害状況といった、具体的な対策を取る上で非常に有益な情報が、被害組織の一つである日本年金機構から公開されました。すでにインターネットを取り巻く環境は、被害に「遭うか遭わないか」ではなく、「いつ遭うのか」である以上、貴重な情報から積極的に学ぶ姿勢と立場を同じくした時に、経験と反省を広くシェアする姿勢が求められます。伊勢志摩サミットや東京オリンピックを始めとする国際イベントを控え、重要インフラのセキュリティの見直しや本格化するIoTの時代を前に、数万とも数十万とも言われるセキュリティ従事者不足が問題となっています。また、コンピューターウイルスを販売したとされる中学生が逮捕されるなど、未成熟なサイバーモラル、リアル犯罪とサイバー犯罪の融合など、喫緊の課題も山積みです。そのような中、弊社は引き続き法執行機関との連携を通して攻撃者の活動を抑制すると同時に、インシデントレスポンスサービスの提供や技術者の育成による対策の強化、CSR活動を通じたインターネットリテラシーの向上に努め、官民学一体の免疫力の高い社会づくりに貢献してまいります。そのために、業界の技術革新を牽引することを弊社の使命と課し、インターネット上の脅威に関する最先端のナレッジを共有すべく調査研究への投資を続けてまいります。また、豊富な知見を製品とサービスに反映し、日本のセキュリティ強化に向けて社員一同尽力することをお約束します。本年もどうぞカスペルスキーにご期待、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
2016年01月05日成長中の子どもたちにとって、タバコのリスクは大人以上に深刻。「子どもが吸うわけじゃないんだから問題ない」と思ったアナタが知らないだけかもしれない。内科・精神科の診療をしながら禁煙外来を担当し、アフター5や週末は子どもたちへの講演会や禁煙のイベントなど、「禁煙推進にすべて捧げている」という川合厚子先生。現在会長を務める「NPO法人山形県喫煙問題研究会」では「きれいな空気を子どもたちに」をスローガンに掲げている。そんな川合先生に、子どもの体とタバコについて話を聞いてみました。○想像以上?副流煙は危険??タバコの煙にはさまざまな有害物質が含まれていて、健康に悪い。大人が吸っても健康に影響のあるタバコを、成長中の子どもが吸ったら??今回先生には「受動喫煙」に関して聞いてみました。受動喫煙とは親が吸っているタバコの先から出る煙(副流煙)や、口から吐き出される煙(呼出煙)にさらされることだ。それを吸った子どもの体には、どんな影響があるのだろうか。「最も有名なのは、乳幼児突然死症候群ですね。赤ちゃんが突然亡くなってしまう。これは赤ちゃんのうつぶせ寝のほか、家族の喫煙が要因とされています」同じ室内でタバコを吸っているだけで、知らないうちに自分の子どもにリスクを背負わせる場合もあるようです。「他にも家族の喫煙が大きな要因となり、子どもの呼吸器疾患を起こしやすいといわれています。気管支炎、肺炎やぜんそく発作、咳や痰を起こしやすくなったり、肺の発達の遅れにつながります。また、米国疾病管理予防センターの報告では、中耳炎にかかりやすく、脳腫瘍とリンパ腫、白血病にも因果関係があるとされています」基本的に、副流煙に含まれる化学物質の量は、本人が吸っている主流煙に比べて何倍も多い。国際がん研究機関(IARC)のデータによれば、ニコチンは2.3倍、発がん性物質であるカドミウムは1.5倍。アンモニアは何と147倍。その他シックハウス症候群で知られているホルムアルデヒドも多いという。「だから、刺激で目やのどが痛くなりますよね。副流煙の影響って非常に大きいんです」○北京の環境問題どころじゃないPM2.5「実は、タバコの煙はPM2.5のかたまりで、私たちが一番身近に接するPM2.5は、タバコの煙なのです」と川合先生。え、環境問題のPM2.5?少しおさらいしておくと、PM2.5とは物が燃えたり、大気汚染物質が化学反応を起こしたりして発生する2.5マイクロメートル以下の微粒子。日本の環境基準では35マイクログラム/立方メートル以下が望ましいとされており、70マイクログラム/立方メートルを超えると「注意喚起」となり、学校や保育園では屋外の活動をやめるなどの対処がとられている。問題になっている北京はいまも400マイクログラム/立方メートルくらいの「危険水準」を超えているが、川合先生によれば、喫煙中の室内はそれ以上の場合があるそうだ。「たとえば、マイカーの中。車内は狭いので、1本タバコに火をつけると窓を開けていても1000マイクログラム/立方メートル、窓を閉めていると3000マイクログラム/立方メートルになることがあります。保育園で外遊びが中止されても、親御さんが送り迎えの車内でタバコを吸ったらそれどころではありません」○ニコチン依存は世代を超えて連鎖する受動喫煙の問題も大だが、子ども自身の喫煙ももちろん問題だ。「生まれたときから周囲の大人がタバコを吸っていると、子供も大人になったとき、あるいは大人になる前にタバコを吸い始めやすいのです。小学5年生までにちょっとでもタバコを吸った経験のある子どもは、成人になったときに喫煙する割合が高いこともわかっています」子どもは親の背中を見て育つ。「タバコが似あうシブイ俺」などと自惚れていると、子どもにはその姿が刷り込まれてしまう危険もあるようだ。だから、まず親が吸わないことが大切だという。川合先生が診療の傍ら、小学校での喫煙防止教育に力をいれているのは「子どもへの教育だけではなく、親の禁煙につながることを期待している」からだ。「大人はタバコが体には悪いのは何となく知っていても、具体的な影響までは知りません。だから講演を聞いた子どもが家で『タバコをやめて』と訴えても『それは親の勝手だ』とか『わかったわかった!』と受け流したりして、子どもたちが親の体を心配する気持ちを受け止められないのです。仕事が忙しい年代の親御さんが、自分からわざわざタバコについて学ぶのは難しいでしょうが、子どもとタバコについて話し合う時間を持ってもらえたらと思います」自分の健康は犠牲にしてもタバコはやめられないが、子どもの健康のためなら禁煙してもいい、と思った人もいるかもしれない。川合先生、そんな人へのアドバイスをお願いします。「少しでもタバコをやめたい気持ちがあったら、禁煙外来を受診するのがお勧めです。禁煙治療は条件を満たせば保険が使えて、より楽により確実に、少ない費用で禁煙できます。お薬にはいくつか種類もありますので、医師と相談して自分にあったものを選ぶとよいと思います。また、薬局・ドラッグストアで買える禁煙補助薬(パッチタイプ・ガムタイプ)もありますが、ガムタイプは噛み方が普通のガムとは異なるので、薬剤師さん・登録販売者さんによく説明を聞いてください。薬局・ドラッグストアでカウンセリングを受け、正しい情報にもとづいて、禁煙することが大事です」お子さんと家族、そして自分の将来の健康のためにも、ぜひ禁煙にトライしてはいかがだろうか。
2014年11月13日