「僕と帰ってこない妻」第86話。妻との不和が続いている。仕事で疲れているのに、朝食も夕食も用意してくれなくなった。帰宅して部屋を見渡すと、かごには洗濯物が溜まり、部屋は散らかったまま……。そうか、日中きっと大変だったんだろうな。 「大変……そういえば」夫が気づいたこととは、いったい?「僕と帰ってこない妻」第86話 妻が最近ずっとイライラしているのは、育児が大変で余裕がなくなっているせいかも。 復職しようとしているのも、働きたいからじゃなくて、リフレッシュする時間がほしいからかも。 それなのに「雪穂は母親なんだから、近くにいてあげないと」なんて言っちゃった。 反省した夫は翌日、妻に「ママお休みデー」を提案! 妻の反応は? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月07日「僕と帰ってこない妻」第85話。妻が復職を考えていることを知り「雪穂は母親なんだから、近くにいてあげないと!」という理由で止めようとした夫。妻は作り笑いで「もう少し考えてみる」と返事をして、夫への失望を重ねる。翌朝、バタバタとせわしない音で目をあけた夫。 「ミルクかな。あと1時間は寝られる」とそのまま二度寝した。その後起きると、机には朝食のヨーグルトが。 「え、俺の朝飯、これだけ……?」「僕と帰ってこない妻」第85話 そして同じ日、家に帰ると机の上にはカップラーメンが置いてあった。 「これが夕飯ってこと?働いてきてるのに、これは無くないか?」 朝食も夕食も準備をしてくれていない妻に、モヤッとする。 部屋を見渡すと、かごに溜まったままの洗濯物に、散らかった部屋…… そうか、日中きっと大変だったんだろうな。 「大変……そういえば」 夫が気づいたこととは、いったい? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年01月06日「僕と帰ってこない妻」第84話。妻が娘を保育園に預けて、復職を考えていることを知った夫。なんとか考え直してもらおうと「雪穂は母親なんだから、近くにいてあげないと!」と伝えると、妻の顔色が変わった。「俺のおかげでこうやって過ごせてるわけで、雪穂もその恩恵は受けてるじゃん」 夫の言葉を聞いて、ついに妻がキレた! そして……。「僕と帰ってこない妻」第84話 妻の気持ちをまったく考えもしない言葉に、カッと頭に血がのぼり、拳にグッと力が入った。 あぁ、やっぱりこの人、全然わかってない。 「もう少し考えてみる」 作り笑いで返事した。 夫への失望……妻はもう、反論することさえ諦めた。 翌朝、バタバタとせわしない音で目をあけた夫。「ミルクかな。あと1時間は寝れる」とそのまま二度寝した。 その後起きると、ソファで眠る妻と、机には朝食のヨーグルトが。 「え、俺の朝飯、これだけ……?」 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月05日「僕と帰ってこない妻」第83話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。妻が娘を保育園に預けて、復職を考えていることをと知った夫。でも、復職なんてまだ早い…赤ちゃんはお母さんといたほうがいいに決まっている。 復職を考え直してもらおうと「雪穂は母親なんだから、近くにいてあげないと!」と伝えると、妻の顔色が変わって……。 「僕と帰ってこない妻」第83話 「いいね、カズくんは"父親"だから、飲みに行きたいときに行って、休日にゴルフ行けて」 「なのに、私はずっと家にいろってこと?」 妻の言葉に、飲みもゴルフも仕事、これが出世への一番の近道だと言い張る夫。 「じゃあ、いつ出世するの?給料どれくらい上がるの?」 自分は「娘のため」「家族のため」を口実に、休日だって自由に出かけるのに、「母親だから」家でずっと家事と育児だけしておけ、ということ? 本当に「家族のため」になっているとでも思っているの?こんなにずっと我慢ばかりの毎日を過ごしてるのに……? 「俺のおかげでこうやって過ごせてるわけで、雪穂もその恩恵は受けてるじゃん」 この言葉を聞いて、ついに妻がキレた! そして……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月04日「僕と帰ってこない妻」第82話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。あるとき、妻のスマホに見慣れない通知が!それは転職サイトからのメールの通知だった。復職を考えているなんて、一言も聞いてない……なんの相談もないなんて、ひどくない? お風呂から出てきた妻に問いただすと、復職を考えていると初めて聞いた夫。しかし、「まだ復職は早い」と考える夫が、妻を引き止めようとして……?「僕と帰ってこない妻」第82話 「保育園に入れたら時間できるから働こうかなって」 「働くにしても、収入が増えることは悪いことじゃないでしょ!」 「私にずっと家にいてほしいの?」 妻の質問に「まだ小さいし、お母さんと一緒にいたほうがいい」「まだ早すぎる」と、復職を止めようとする夫。 退職するまでは、妻のほうが稼いでいたし、復職したら貯金だってできる。でも、なぜだかまだ妻には働いてほしくない…… 「雪穂は母親なんだから、近くにいてあげないと!」 この言葉に、妻は……?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月03日「僕と帰ってこない妻」第81話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。上司から昇格の話があり、帰宅後さっそく妻に報告すると「そうなんだ」とさらっと答えが。 もっと喜んでくれるかと思ってた。俺、雪穂のこと、蔑ろにしてないよね?胸がざわつき、妻を追うと……?!「僕と帰ってこない妻」第81話 妻の態度が気になり後を追うと、手を払われたような気がした。 今、よけられた? いや、気のせいか……。 そのとき、妻のスマホに見慣れない通知が。 それは転職サイトからの通知だった。復職を考えているなんて、一言も聞いてない…… なんの相談もないなんて、ひどくない? お風呂から出てきた妻に問いただすと……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月02日「僕と帰ってこない妻」第80話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。失言や失態で何度も妻を怒らせてしまい、なんとか信頼を取り戻そうと、仕事の休み時間中に育児について調べていると、同僚から褒められた!その後、上司から「昇格することが決定した」という嬉しい話が! 帰宅後、さっそく妻に報告すると意外な反応で……?!「僕と帰ってこない妻」第80話 上司と昇格を喜んでいると、あるアドバイスをもらった。 「奥さんにもちゃんと感謝すること」 「俺たちが頑張れるのは奥さんが協力してくれているから」 「あんまり蔑ろにしてると愛想尽かされるぞ」 帰宅して、さっそく妻に報告すると、「そうなんだ、おめでとう。お風呂入ってきていい?」とさらり。 あれ……もっと喜んでくれるかと思ってた。 俺、雪穂のこと、蔑ろにしてないよね? 胸がざわつく……妻を追うと……? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2022年01月01日「僕と帰ってこない妻」第79話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。ある日、夫は妻に「産後ダイエットしないの?」「このだらしない感じも可愛いと思うけどね~」と失言し、怒らせてしまった!その直後、眠っていた娘を触りすぎて起こしてしまい、泣き止ませることができず、さらに妻の怒りを逆なで! なんとか信頼を取り戻そうと、仕事の休み時間中に育児について調べていると……?「僕と帰ってこない妻」第79話 子どもの寝かしつけについて調べていると、「奥さんのこと、考えてて偉い」「(育児に)向き合おうとしているだけ偉い」「俺も見習わなきゃ」と同僚たちに褒められた夫。 「俺、頑張ってるほうなんじゃん!」 妻に叱られ続け、自信をなくしていましたが、褒められたことで「他の人より育児をやっている」「他の人より自分はイクメンだ」と思いこんでしまいました。 「寝かしつけについて調べていただけ」なのに?じゃあ、それが「ママ」なら? ママが育児のことを調べているだけで、周りから「偉い!」と褒められることなんて、あるのでしょうか。 その後、上司から昇格の話が! しかし、妻に報告すると意外な反応で……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月31日「僕と帰ってこない妻」第78話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。ある日、テレビを見ながら夫は「産後ダイエットしないの?」「このだらしない感じも可愛いと思うけどね~」と妻に言い放った! 「だらしなくて悪かったね!」 妻を怒らせてしまった! さらに妻を苛立たせる失敗を重ねて……。 「僕と帰ってこない妻」第78話 失言で妻を怒らせた挙句、寝ていた娘を触って起こしてしまった! 泣き出した娘を前に、「これは勝手に起きたんだ」と言い訳するも、妻に通用するはずもなく……。 「結の生活リズムを頑張って作ってるの。余計なことしないで」 「わかった! 今日は俺が責任取って寝かしつけるから」 妻をなだめ、泣きわめく娘を寝かしつけしようとするものの、一向に泣き止まない! 結局妻がまた寝かしつけすることになり、夫へのイライラは溜まってゆく……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月30日「僕と帰ってこない妻」第77話。夫が妊娠・出産・育児について理解しようとせず、すべて妻任せにして以来、夫に対して苛立ちが募り、失望を重ね、日に日に冷めていく妻。ある日、テレビに映った美しい女性を見ながら、夫がまた余計な一言。 「産後ダイエットしないの?」 デリカシーのない言葉に、妻は……。 「僕と帰ってこない妻」第77話 「もっと痩せろってこと?」 産後、食事に気を使い、ストレッチをして頑張っている。でもなかなか体重や体型は戻らない……そんな妻のおなかのお肉をムニッとつまんで 「このだらしない感じも可愛いと思うけどね~」 そう言ってケラケラ笑う夫。 失礼極まりない夫は、さらに妻を怒らせることに……! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月29日ある日、幼稚園からしょんぼりしながら帰ってきた5歳の娘。幼稚園で仲の良いお友だちと喧嘩をしてしまったようです。今までも何回か友だちと喧嘩して帰ってきたことはあったのですが、そのときはひたすらプンプン怒るだけで、ここまで悲しそうにしていたことはありませんでした。娘がしょんぼりしていた理由と、娘自身が考えたごめんねの方法についてお話しします。 幼稚園からしょんぼりして帰ってきた理由…ある日、幼稚園からしょんぼりしながら帰ってきた娘。聞けば幼稚園で一番仲のいいお友だちが作った木工作品を壊してしまったとのことでした。その作品は教室の棚に飾ってあったらしいのですが、遊んでいるときによろけて手がぶつかり落ちて壊れてしまったとのこと。 そして、その作品を作ったお友だちが泣きながら怒ってきたと、娘は泣きながら話してくれました。さらに話を深く聞いてみると、娘がとてもしょんぼりしているのはおお友だちが怒ってしまったからだけではなく、もっと深い理由があることに気づきました。 しょんぼりの理由は怒られたからだけではなかった!娘がしょんぼりしていた理由の1つは、お友だちに怒られたからです。ですが、それ以上にしょんぼりしていた理由がありました。それは、お友だちを悲しませてしまったということ。娘はお友だちがその作品を一生懸命作っていたのを知っており、そんなお友だちを「悲しませてしまった」のに気づいて、そのことがより一層娘をしょんぼりさせていたのです。 お友だちの心の痛みに気づき、娘がそのことに心を痛めていること。娘の行為が誰かを傷つけたことに娘自身の心も傷ついたこと。 ほんの少し前までは、もっと単純な「〇〇ちゃんが怒ったー」程度の感情しか持ち合わせていなかった娘が人の心の痛みがわかるようになり、そのことで自分の心も傷つくようなやさしい感情を持つようになったことに、娘の人としての成長を感じました。 娘が考えた「ごめんね」お友だちの作品を壊してしまった夜、娘はお友だちのために一生懸命絵を描いていました。お友だちと娘が一緒にお砂遊びをしている絵です。「明日ごめんねを言うときに一緒に渡すんだ!」と30分近く集中して描いていました。 その姿を見て、私は泣きそうに。誰に言われたわけではなく、自分で最善の方法を考えて実行している姿に、親バカかもしれませんがまた娘の成長を感じたからです。 お友だちに絵を渡して謝った結果…!?次の日、娘は前日に一生懸命描いた絵をもって幼稚園へ行きました。どうなることかと私は少し心配でしたが、幼稚園から帰ってきた娘の姿を見てすぐに仲直りできたんだなとわかりました。 なぜなら、娘がはじけるような笑顔で抱きついてきたからです。お友だちに「ごめんね」をちゃんと言えたこと、お友だちが絵をすごく喜んでくれて許してくれたことを心底うれしそうに話す娘の様子に、ホッとしました。 子どもの成長は早いです。ちょっと前まで怒る、泣く、笑う、駄々をこねるなど自分中心だった娘が、いつの間にか人の心の動きを察し共感できるようになったのです。そして、娘が問題を解決するために自分で行動を起こす成長ぶりを見て、子育ての醍醐味とはこういうところにあるんだろうなと感じました。これからも娘の成長を楽しみに子育てを頑張っていきたいです。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2021年12月29日「僕と帰ってこない妻」第76話。家族3人でスーパーへ買い物へ行くと、知らない人が「あら、かわいい!」と娘の頬をつついた! 「勝手に触るなんて……」娘を触られたことがどうしても気にになってしまう妻と、まったく気にしない夫。 「雪穂、最近神経質になりすぎじゃない?」 夫が「気にならない」という、その理由とは……?「僕と帰ってこない妻」第76話 「可愛い赤ちゃんがいたとしても、勝手に触ることなんてある?」 不快に思う妻に対し、田舎育ちの夫は昔から子どもは地域で育てるという雰囲気があって、よく声をかけられて育ったからか気にならないという。 「あの人も悪意があったわけじゃないし」 「小さいこと気にしてるとしんどいよ。もっと肩の力抜いていこ!」 娘が他人に勝手に触れられたのに、小さいこと気にするな、神経質だなんて……。妻のモヤモヤは募ります。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月28日「僕と帰ってこない妻」第75話。突然母が家へ訪れ、夫の育児を見て「協力的」「和樹さんに感謝するのよ?」と言う。一見「良い夫」「イクメン」に見えるし、夫自身もそう思っているが実際は違う……そのジレンマに妻はモヤモヤ。母が帰宅したあと、家族3人でスーパーへ買い物へ。すると見知らぬ人が触ってきて……?!「僕と帰ってこない妻」第75話 買い物をしていると、見知らぬご婦人が近づいてきて「あらぁ~かわいらしいお顔だこと!」と娘のほっぺをツンツン触った。 苦笑いする妻と、笑顔で対応する夫。 その帰り道、娘のほっぺを触られたことをどう思うか尋ねると 「それがどうかした?」 どうしても気にになってしまう妻と、まったく気にしない夫。 「雪穂、最近神経質になりすぎじゃない?」 夫が「気にならない」という、その理由とは……? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月27日「僕と帰ってこない妻」第74話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。挽回しようと、家事や育児を積極的にしようとするも、妻目線ではどれもやりっぱなしで中途半端。そんなとき突然訪れた母が、夫の育児っぷりを見て「とっても育児に協力的」「和樹さんに感謝するのよ?」と言う。一見「家事も育児もやっている良い夫」に見えるし、夫自身もそう思っている。けど実際は、そうではない……このジレンマに妻はモヤモヤして……。「僕と帰ってこない妻」第74話 「和樹さんみたいな人が旦那さんでよかったわね」 まるで夫が、育児も家事もしっかりしているかのような「誤解」に、何も言えない妻。 一方、義母に認められて、その高揚感で自信を取り戻す夫。 「バリバリ働くイクメンになります!」 笑顔の夫の横で、妻はなんとも言えないモヤモヤ感を抱いたのでした。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月26日松本潤主演で2シーズンにわたって連続ドラマとして人気を博してきた異色の法廷ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』がSPドラマ、そして映画版の豪華2本立てで帰ってくる!SPドラマでは“3代目”ヒロインとして杉咲花が参戦!松本と香川照之のかけあいに杉咲が加わることで、斑目法律事務所の刑事事件専門ルームはさらににぎやかに。SPドラマの放送と映画の公開を前に、松本、香川、杉咲が本作の見どころについてたっぷりと語り合う。香川がいたのは“末席”、それとも“メイン”!?――松本さん、香川さんにとってはSEASON2から3年ぶりとなる『99.9』であり、待望の映画版となりました。過去のドラマ2シーズンとの違いなど含め、どのような思いで本作に臨まれたんでしょうか?松本多少なり違いはあった気がします。連続ドラマで2回やらせていただいた作品で、これはあくまでも僕の個人的な思いですが、連続ドラマに向いている作品なんじゃないかという気がしていたんです。連続ドラマでそれぞれのエピソードの中で無実を証明していきますが、それぞれのキャラクターの関係性やストーリーが連続ドラマの中で進んでいく展開は想像がついたんですけど、単発の登場人物、展開だけでストーリーを成立させるのが難しい作品なんじゃないかな?という気がしていたので、最初に映画の企画のお話をいただいたときは、「どうなるかなぁ?うまくできるかなぁ?」という思いはありました。ただ、実際にでき上がってみたら、スペシャルドラマから始まって映画で着地する2本立てになったことで、花ちゃん演じる穂乃果や西島(秀俊)さん演じる南雲など新登場のキャラクターが、どういう人で、ストーリーにどう絡んでいくのかなどがすごく分かりやすくなったと思うんです。その点、『99.9』らしい映画でありながら、映画館で観て気持ちよく劇場を後にできる作品になっているんじゃないかと思います。香川僕もほぼ同じ思いですね。連ドラ向きか単発向きか?ということに関しては、僕はそこまで思いが至らなかったんですが。僕らレギュラー陣はキャラクター作りはすでに終わってるんですけど、毎回、撮影台本が上がってきてから「ここが……」「あそこが……」と追われるのが大変なので、「それならば最初から関わらせてほしい!」「なんなら、脚本を書く前から関わらせてください」という思いはありました。2018年のSEASON2が終わってすぐに、次回の構想はあったので、「さあ話し合いましょう!」とばかりに打ち合わせが重ねられ、プロデューサーふたりと松本さん、そして末席に僕も携わらせていただきながら……。松本末席じゃなく“メイン”にいましたよ(笑)!香川いやいや(笑)。次、どうするんだ?というような話し合いが早い段階で行なわれていて、そこで紆余曲折を経ながら、次は単発のドラマと映画の2本立てにしていくという流れになりました。そこまでで話し合いはほぼ終わっていて、あとはいつもと同じどおりにやろう!というスタイルで臨めたので、話し合いの期間を十分に取れたことがこれまでとの違いだったかなと思います。──単発ドラマと映画の2本立てという“スタイル”の部分、ストーリーの“内容”の部分の両方におふたりが関わっていたということですか?香川そうですね。――杉咲さんは今回からの参加ということで、でき上がったチームに入っていくことにプレッシャーや緊張はありましたか?杉咲はい。緊張していました。松本またまた(笑)!杉咲いやいや(笑)!長い時間をかけて作られてきた作品ですし、みなさんの力が入っていることも感じていたからこそ、どれだけ役として溶け込んでいけるか?という緊張感がありました。松本またまた(笑)!杉咲本当です!木村ひさし監督の興味は穂乃果のキャラ作りにしかない!?――深山、佐田、穂乃果の3人が揃うシーンでの杉咲さんのハジけっぷりがすごかったですが、現場ではあの関係性をどのように作っていったんでしょうか?松本台本どおりですよ(笑)?台本どおりにしかやったことないですよね(笑)?過去SEASON1、2で榮倉(奈々)さんや(木村)文乃さんが演じてくださったヒロインとはまた(深山との)距離感や関係性が違っていて、そこはやっていて新鮮でしたね。前作までのふたりのヒロインのキャラクター設定よりも“バディ”を組んでいる感じが強かったので、そこは今までの芝居とはまた違うところがありました。じゃんけんの構図というか、穂乃果は僕(深山)には弱いけど、佐田先生には強くいける、みたいな構図をイメージしてやっていたので、僕の中では深山が穂乃果を近くに置く理由ってそれしかないんですよね。彼はひとりで全部やりたい人なんで(笑)。でも(穂乃果を)うまく使えば佐田先生に攻撃ができるからということで、穂乃果と良い距離感を保とうとしたり、丁寧に扱おうとするようなところを面白おかしくできないかと思ってやっていましたね。香川そこは今回、映画とは双子の関係にあるSPドラマの方で描いているので、ドラマから観ていただくといろんなことが丁寧に説明されています。その過程で、松本さんが今お話しされたじゃんけんの構図のベクトルだったりについても、話し合いながら「これがいいよね」ということで生まれたりしました。その中で一番大きいのは、木村ひさし監督のキャラクターづくりへの執念というか、誰に何と言われても「これでいく」と決めたときの面白さですね。特に今回杉咲さんが演じた河野穂乃果への思い入れがすごかったみたいで(笑)。SPドラマの現場で杉咲さんに“木村節”がどんどん植えつけられていく過程が、僕らにとっては「いいなぁ」というか、やっぱり木村さん、頭おかしいなと(笑)。僕らはもうキャラクター作りが終わってるので、木村さんの興味はそこ(=穂乃果のキャラ作り)にしかないわけですよ(笑)。――杉咲さんはこの個性的なキャラクターを演じられていかがでしたか?おふたりから影響された部分などもあったんでしょうか?杉咲客観的に見たアドバイスをたくさんいただきました。弁護士を演じるのは初めてだったので、法廷のシーンなどでは特に、どう立ち回りをしたらいいかが分からなくて。たまたま前日に法廷の中に待機場所を作っていただいたことがあって、そのときにおふたりからアドバイスをいただけて、たくさんのヒントになりました。――穂乃果の決めポーズなども……。松本あれってどうやって生まれたんだっけ?木村さん?杉咲そうです(笑)。気仙沼(でのSPドラマ撮影)の時点で……。松本もうやってたっけ? 「ビシッ!」ってね(笑)、効果音まで口に出すという……。杉咲花はすごいエンジンを積んでいる!?――クランクアップから少し時間が経っていますが、あらためて撮影期間の3カ月を振り返るとどういう3カ月でしたか?松本なかったことにしたい(笑)。嘘です!なんでしょうね……?これまで、そんなに数をやっている方だと思ってないですけど、僕の中でも独特の現場なんですよね。チーム感があるし、今回を含めて3回目ってこともありますが、「帰ってきたな」という感じがする独特のチームだなと。個人的には2021年に入って、(嵐としての活動)休止後に初めて入る作品がこの現場だったことはすごく大きかったし、感謝しています。“戻ってきた”感のあるところに入ってのびのびとやらせてもらえた現場なので、それは非常にありがたかったですね。香川僕はいつものように『99.9』のチームとして松本さんとじゃれてただけだったので、「イイ夏休みだったなぁ……」って。松本“休憩”ですもんね(笑)?香川SPドラマと映画の2本立てですが、SPドラマもCMを入れたら2時間では収まらなくて。監督が必ず「尺は青天井です!」って言って(笑)、こっちは芝居の時間を好き放題に延ばしていってたので、決してハイペースで撮影したわけじゃないんです。先月、僕は別の局のドラマの撮影に入ってたんですけど、2時間ドラマでも10日間くらいの撮影で普通は終わるんです。4時間の尺でも、今の時代はドラマの手法と映画の手法ってさほど変わらないので、終えようと思えば20日間くらいで終えられるんですよね。この作品はクランクインが4月の半ばくらいで、アップが7月の上旬ですから3カ月かかっているわけです。そういう意味では、僕の体感としては連続ドラマ10本撮ったのと変わらない。今回、単発と映画で台本は2冊ですけど「また連続ドラマをやらせていただいたな」という3カ月でした。それくらいずっと関わることができて、楽しくやらせていただいた作品です。杉咲さんも楽しんでいただけたようで……本当は心の中ではイヤだったかもしれないですけど(笑)。杉咲なんでそういうこと言うんですか(笑)!香川表面的には笑顔でいてくださってよかったなと思える3カ月でした。杉咲作品をより面白くするにはどうしたらいいのか?ということを常にみなさんが考えられていた日々だったと感じていて。これほどみんなで作品を“育てている”感覚のする現場が、私にとってはすごく刺激的でした。撮影の合間に台本の読み合わせをすることもあって、みなさんが本当に作品に愛情を持っていて、「良い作品にするんだ!」という思いがあふれている現場で。贅沢な時間を過ごさせていただきました。――先ほど松本さんは、穂乃果の存在について「新鮮だった」とおっしゃっていましたが、杉咲さんとの共演はいかがでしたか?松本現場でもずっと言ってたんですけど、とにかくものすごいエンジンの持ち主だと思います。SPドラマの気仙沼のシーンがクランクインだったんですけど、そのタイミングで元々台本に書かれていない穂乃果の設定を木村監督が肉づけして、キャラクター形成をしていったんです。そのときのキャラクターをつかんでいくスピード感だったりを見て、「これはすごいな」と。普通は、“アイドリング”と言いますか、どこまでギアを入れていいのか?という部分で躊躇しがちになるものだと思うし、(やってみて監督が)「もっとやっていいよ」「もっともっと!」となるものだと思うんですけど、そういうことがなくいきなりトップギアで本番をやられるんです。その姿を見て「このエンジンはどこに売ってるんだろう(笑)?すごいもの持っているな……」と思ったので、気仙沼のロケが終わった時点で「もうキャラクター掴んでるよね?」という話をしたのは覚えています。だからそこから先、もちろんご本人はバランスのこととか考えることはあったと思うんですけど、キャラクターの方向性とかはわりとすぐキャッチしたという印象でした。「さすが朝ドラヒロインだな」って(笑)。朝ドラから来るとこのエンジンなのか?と思ったんですけど、それは彼女自身のエンジンでしたね(笑)。香川から杉咲へ、かつて贈ったアドバイス――香川さんと杉咲さんは過去に親子を演じられたこともありますが、今回はまた違った関係でした。香川彼女が14歳のときに……っていつも「14」って言ってるんだけど、間違ってるんだっけ?15?16?杉咲16歳くらいでした(笑)。松本全然間違ってるじゃん(笑)!香川僕の中では“14歳”ってイメージなんだけど(笑)。杉咲さんがそのくらいの歳のときに親子役で語るシーンがあったんですが、いろんな子役の方がいる中で、ちゃんと“くすぶっている何か”、“黒い何か”、“否定している何か”、“コンプレックスである何か”、“イヤな部分”、もしかしたら他人を傷つけるんじゃないかという“悪”の自分――そういったものをしっかり持っていたんですよね。それを僕は“変態”という言葉で呼んでいるんだけど、ちゃんと彼女にも変態な部分があるなと。ちゃんとダークサイドがあるな、どういう育ち方をしてきたんだろう?と感じる部分があったんですよね。時を経て、今回また共演して、いろいろ話を聞くと「私、臆病なんです」って言うんです。それが僕もすごくよく分かるんです。僕も同じく臆病で。“窮鼠、猫を噛む”という言葉がありますけど、追い込まれてパンチを打っちゃうんですよね。そのときに、ちゃんと“悪”のコショウがパッと振りかけられる部分を内包してるんです。でもどこかで引っ込み思案で内向的な自分がそこにブレーキをかけていることで、松本さんが今おっしゃった思いきりトップギアで行っても“良い着地点”に行くんですよ。ただそれも、センスがないとメチャクチャになるものなんですけど、いい意味で内向性がブレーキになって、一番上限のところにくるんです。そのセンスは今回、何度も見たし、本当は引っ込み思案のところと、女優として打ち出したときの“悪のスパイス”とを打ち出すパワーが良い配分だなぁ……と。今、23歳? よくここまでなられたな、このまま行ってほしいなと、成長の過程を確認した瞬間でした。杉咲私は以前ご一緒させていただいた撮影の最終日に、香川さんからアドバイスをいただきまして……。香川『MOZU』のとき?杉咲はい。香川なんにも覚えてないんだよ……(笑)。杉咲当時、自分の中にあった悩みを相談させていただいたんです。そのときに香川さんは「嫌われてもいいんだ」っておっしゃっていて。「いい作品にするために、自分がどこまでやれるかということが一番大事なんだ」と言ってくださって、それから現場で悩んだときは、何度もその言葉を思い出しました。どうしても自分のことを守りたくなってしまう瞬間が出てくることってあると思うのですが、そんなときに香川さんのお顔が浮かんで。良い作品にするために自分には何ができるかを考えて、今まで以上に真っ直ぐに向き合っていけるきっかけをくださったので、今回またご一緒させていただけたことが本当に嬉しかったです。松本いい人でしたねぇ……(笑)。松本潤が現場で見せた“0.1%”の奇跡――みなさんが実体験で“99.9%”不可能だと思っていたけど、なんとかやり遂げることができた経験などはありますか?松本なんだろう……?不可能なこと……。杉咲私は運動が苦手なのですが、最近ウォーキングマシンを買ったんです。家にあるとちゃんと毎日やるんだな、と(笑)。松本でも外には行かないの(笑)?香川外にはいろいろ危険があるからね(笑)。杉咲(笑)。家にあったらいつでもやれるな、って(笑)。松本ウォーキングやりながらセリフを覚えたり……?杉咲ドラマや映画を観ています(笑)。香川僕は料理。絶対に一生できないと思ってました(笑)。後片づけのこととかいろいろ考えちゃったりして、絶対にできないだろうと思ってたけど、この(コロナ禍の)状況で外に出られなくなって、やりだしてみたら……まぁ、良い料理人になりました!松本油淋鶏(ユーリンチー)とか作られてましたよね?香川食べていただいたことありましたね。唐揚げを失敗したんだよね?撮影で唐揚げのシーンがあったので。松本前日に唐揚げの練習をしていたら、うまくできなかったと。香川二度揚げを映画と同じようにやってみたんだけど、できなくてビチョビチョになっちゃったのよ(笑)。松本それにアレンジを加えて「油淋鶏にする」って言い出されて、「マジか?」って(笑)。そうは言っても初心者じゃないですか?「初心者が油淋鶏作れるの?」と思っていたら、とてもおいしくて!ビックリしました。香川0.1%もなかったんですよ、可能性。松本僕はなんだろう…?でもわりと、ドキドキしながらやってますけどね……。今回の現場でもありましたけど、実際に脚本で描かれていることを自分の頭で想像して、現場に入ってみると「なんだこりゃ!?」ということってあって、その可能性を事前になるべく潰すんですけど、潰しきれていないときってたまに起こるんです。特にこういう作品だと相手の方もいるので、相手とのやり取りをしている最中に「いや、これ刺さりきってないな」と思うときってわりとあるんです。今回もそれがあって、「いや、これもうちょっとこういうふうにした方がいいんじゃないか?」とか言うんですけど、それって自分の首をどんどん絞めているだけなんです。なぜなら、新しいセリフを覚え直さないといけないから(苦笑)。「そうですね」とみなさんに納得していただいて、じゃあやるか!ってなったときが、僕はものすごくヒリヒリしてて。だってこれを僕が喋れないと現場がどんどん押してしまうだけなので。不可能だと思う瞬間を頭の片隅に置きながら、「なめんな!」って反骨心みたいなものでなんとか乗りきるっていうことは運良くできているので、今もお仕事が続いています(笑)。香川SPドラマのクライマックスの法廷シーンでも、まさに自分で自分の首を絞めながら「全部変える」と。プロデューサーとずっと(変更の話し合いを)やっているわけですよ。その結果、似ても似つかないセリフが出来上がって、そんな作業を30分でやって、30分で1ページ以上覚え直して、「これはすごいなぁ……。深山が乗り移ってるんだなぁ」と思いましたね。あれはまさに0.1%でしたね。松本ギリギリセーフでした(笑)。取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)公開(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会ぴあアプリでは杉咲花さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2021年12月26日「僕と帰ってこない妻」第73話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。挽回しようと、家事や育児を積極的にしようとするも、妻目線ではどれもやりっぱなしで中途半端。そんなとき、雪穂の母が突然家を訪れた。妻が出産した日、夫に「和樹さんだけは雪穂の味方でいてほしいの」と告げ心配していた母は、子煩悩に「見える」夫の育児っぷりに安心したようで……。「僕と帰ってこない妻」第73話 「和樹さん、とっても育児に協力的じゃない」 「あなた、ちゃんと和樹さんに感謝するのよ?」 「あなた、とっても恵まれてるわよ」 母は畳みかけるように言う。 「今後も雪穂が甘えちゃうかもしれないけれど、これからもよろしくね」 妻以外の人から見ると、一見「家事も育児もやっている良い夫」。夫自身もそう思っている。 夫に感謝? 恵まれてる?私が、甘えてる……? 言葉にして伝えることの難しい「そうじゃない」というジレンマが、妻の中に沸き起こる。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月25日「僕と帰ってこない妻」第72話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。挽回しようと、娘の夜泣き対応を申し出たものの、隣でギャン泣きする娘に気づかず、気づけば朝。ますます窮地に……!「このままではマズイ!」 これなら妻が喜ぶだろうと、今度は突然ベビー服を買って来た! 「僕と帰ってこない妻」第72話 「かわいい(と夫は思っている)ベビー服」を買って帰れば、妻が喜んでくれるはず。 しかし、ベビー服事情をまったく知らない夫のチョイスは、妻のセンスではない、高額なぶりぶりデザインのベビー服。 以前、新生児用の下着を買ったときに、「こんなに高いの? 節約しなきゃ」と口を出したのに、自分は一万五千円もする服を買ってくるなんて。喜ぶどころか、モヤモヤが募るばかり。 それなら、ずっと欲しかった憧れブランドの服がよかった……そんなこと、夫はつゆ知らず。 良かれと思って、おむつ替えや食器洗い、洗濯物の片付けをするものの、全部中途半端! やりっぱなし! 夫の「家事も育児もやっているつもり」感に、ストレスが溜まっていく……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月24日「僕と帰ってこない妻」第71話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。なんとか挽回しなければ!と、娘の夜泣き対応を申し出たものの、気づけば朝。隣でギャン泣きする娘に気づかず、爆睡していたと聞かされ、ますます窮地に……! これはマズイ! 今度は違った角度から「妻が喜ぶこと」をしてみたものの、空回りして……。 「僕と帰ってこない妻」第71話 「俺もちゃんとしなきゃと思って、結のかわいい服買ってきたんだ!」 ちゃんとする=娘の服を買うこと?! どこまでも「妻の気持ちをわかってない」夫が大暴走! この行動に、妻の反応は……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月23日「僕と帰ってこない妻」第70話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。気まずい……なんとか挽回しなければ!と、娘の夜泣き対応を申し出ました。「今日の夜は寝てていいよ。結の夜泣きは俺がなんとかするから」 自分から言い出したものの、気づくとなんと朝! 娘が朝までぐっすり眠ったわけではなくて……。「僕と帰ってこない妻」第70話 「結、隣でギャン泣きだったよ」 「本当? 全然わかんなかった……」 「そうだろうね、気持ちよさそうに寝てたから」 自分から夜泣き対応を申し出ておいて、隣で娘の泣き声に、気づきもしない。あんなに泣いてるのに、聞こえないっていうの?「今日の夜は寝てていいよ」って言ったのに、なんなの? 妻の「夫への失望」はどんどん膨らんでいく。 一方夫は、なんとか挽回を図ろうとするもさらに空回りすることに……! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月22日■前回のあらすじ姉夫婦の家で過ごす家出中の息子は、我が家にいるときよりも楽しそうにしているだけでなく…。息子から煙たがられている理由を知ってしまい、ますますショックを受ける奈美…。 >>1話目を見る 家出中の息子を、姉が連れて帰ってくれました。ただ、幸太が家にいたくない本当の理由を知ってしまった奈美はなんだか気まずい気持ちになってしまい…。息子の本音を聞いてから、上手く息子に接することができなくなってしまい…不安な気持ちが増すのでした…。次回に続く(全6話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・脚本/ 青春脚本 /イラスト・ 1日1鶏(いちにちいちにわとり)
2021年12月22日「僕と帰ってこない妻」第69話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。酔って帰宅し眠っている娘に口をつけようとすると「やめて!」と妻に止められた。虫歯菌が移るから、全部大人と分けてすごく気を付けているのに、そんな妻の努力さえ知らない。しかも、帰って来て、手すら洗わず娘に触れるなんて……。 出産前も、生まれてからも育児について何一つ調べてこなかった夫。「疑問にすら思わないのに、"都度調べる"なんてできるわけないでしょ?」と妻を激怒させて……?! 「僕と帰ってこない妻」第69話 妻を怒らせてしまい、気まずい空気が流れます。 「花瓶、あんなのあったんだね!」 「ないよ。引っ越しするときカズくんが"使わないよね"って捨てたんじゃない」 自分が花瓶を捨てたことさえ忘れて、花を買ってきて「なんで放置するんだよ、花瓶ぐらい普通あるだろ」と思っていた夫。 花瓶をわざわざ妻に買いに行かせてしまった……。 気まずい……なんとか挽回しなければ!と、娘の夜泣き対応を申し出ました。 「今日の夜は寝てていいよ。結の夜泣きは俺がなんとかするから」 自分から言い出したものの、現実は……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月21日「僕と帰ってこない妻」第68話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。酔っぱらって帰宅し、眠っている娘に近づくと「やめて!」と妻に止められた。虫歯菌が移るから、全部大人と分けてすごく気を付けているのに、そんな妻の努力さえ知らず、娘に口をつけようとした夫。 しかも、酔って帰って来て、手すら洗っていない。ありえない……妻の怒りが爆発!「僕と帰ってこない妻」第68話 会社の上司とのゴルフを優先して、両親学級をドタキャンしたとき、 「今はなんでもネットで調べたら出てくるから都度調べればいい」 そう言い、出産前も、生まれてからも育児について何一つ調べてこなかった夫。 疑問にすら思わないのに、「都度調べる」なんてできるわけないでしょ? だからみんな事前に勉強してるのに、生まれてからも口だけで何もせず、一体どういうつもりなの? 妻の正論すぎる指摘に「わかった……今度からちゃんとするから」と答えるしかない夫。 さらに夫は、妻の怒りに触れてしまいます……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月20日「僕と帰ってこない妻」第67話。子どもが生まれたあと、育児から逃げ続け、妻を怒らせてしまった夫。酔っぱらって帰宅し、眠っている娘に近づいて……。「やめて!」夫を制止し、激怒する妻……ぐうの音も出ない、その理由とは?「僕と帰ってこない妻」第67話 「自分の娘に近づいて何が悪いの?」 自分の行動のどこがダメなのかさえわからない夫。 「いま、結に何しようとしたの?」 虫歯菌が移ったらどうするの?全部大人と分けて気を付けてるのに、そんなことも知らないなんて……! しかも家に帰って来て、手すら洗わずに娘を触ろうとするなんて……ありえないでしょ。 さらに妻は怒りの言葉をぶつけます。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月17日「僕と帰ってこない妻」第66話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。子どもが生まれたあと、育児から逃げて、妻を怒らせてしまった! 機嫌を取ろうと溜まった洗濯物を回したり、花を買って帰ったりと挽回を図ったものの、妻にとってはすべて「迷惑」で「余計なこと」でしかないことに気づかず……。 そして、酔っぱらって帰った夫が、妻をさらに怒らせる事態に! 「僕と帰ってこない妻」第66話 酔って帰宅し、眠っている娘に近づいた夫。 「やめて!」 激怒する妻……ぐうの音も出ない、その理由とは? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月16日「僕と帰ってこない妻」第65話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子育てを「手伝って」いると、妻に「二人の子どもでしょ?」と言われ、怒らせてしまった。 挽回するために、溜まった洗濯物を回したり、花を買って帰ったりと挽回を図りますが、すべて空回り。「玄関にでも飾ってよ」と渡した花が、翌日も玄関に置きっぱなしで……。 「僕と帰ってこない妻」第65話 「花瓶くらいあるでしょ、普通……」 喜んでくれると思ってせっかく花を買って帰ったのに、置きっぱなしにする妻にモヤモヤしていた夫。 仕事から帰宅すると、玄関には花瓶に飾られた花が。 「なんだ、喜んでくれたんじゃん」 しかし、これは夫の勘違い。妻の「夫への失望」は積み重なっていくことに……! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月15日「僕と帰ってこない妻」第64話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子どものお世話から逃げて、妻を怒らせてしまった。「仕事で忙しいんだし、手が空いたら“手伝って”くれたらいいから」 夫が自分からすすんで育児をしてくれることを諦め、取り繕った笑顔で夫を見限った妻。 妻を怒らせてしまった夫は、挽回するためにさまざまな行動を起こしますが、すべてが空回りして……?! 「僕と帰ってこない妻」第64話 前に、妻へプレゼントをして喜んでくれた花。喜んでくれるはずと買って帰り、「玄関にでも、飾ってよ」と渡した夫。 溜まった洗濯物を見て、「回しといたよ!」 花は買うだけ。そのあと花器に飾って、お世話をする必要があるのに。 洗濯物は、回すだけ。勝手に回したけど、干すのは妻? 夫は「きっと妻が喜ぶだろう」と思っていることが、今の妻にとってはすべてが負担で、マイナスになっていることに、まだ夫は気づかず……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月14日「僕と帰ってこない妻」第63話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子どものお世話から逃げて妻に押し付けていると、「もういい、もう何も頼まない」「全部私がやるよ、家のことも、結のことも」と怒らせてしまった。声色を変え、怒りに満ちた妻の言葉に、焦る夫。 「急に怒っちゃってどうしたの? いつもの雪穂らしくないよ」 妻の怒りは、呆れや諦めに変わって……。「僕と帰ってこない妻」第63話 夫が自分からすすんで育児をしてくれることを諦め、取り繕った笑顔で夫を見限った妻。 「そうだね、仕事で忙しいんだし、手が空いたら“手伝って”くれたらいいから」 一方、夫はこれまでずっと妻が耐えて、耐えて、我慢しつづけていたことにも気づかず、 「女は急に爆発するっていうけど、不意打ちすぎ……」と愚痴をこぼします。 妻を怒らせてしまった夫は、挽回するためにさまざまな行動を起こしますが、すべてが空回りして……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月13日「僕と帰ってこない妻」第62話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子どものお世話から逃げて、妻に押し付けていると、「二人の子どもでしょ?」と問い詰められてしまった。育児を「ちゃんと手伝ってるのに」と不満を漏らした夫。 「ねぇ、手伝ってるって、なに?」 二人の子どもなんだから、二人で責任をもって育てるのが当然じゃないの? 妻の正論に、気まずくなり「トイレ行ってくるわ」と逃げようとすると……?「僕と帰ってこない妻」第62話 「もういい、もう何も頼まない」 「全部私がやるよ、家のことも、結のことも」 声色を変え、怒りに満ちた妻の言葉に、焦る夫。 「急に怒っちゃってどうしたの? いつもの雪穂らしくないよ」となだめようとします。 「いつも」夫に我慢を強いられてきた。「急に」怒ったと思ってるの?「いつもの雪穂」って、なに? 妻の怒りは、呆れや諦めに変わって……。 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月12日「僕と帰ってこない妻」第61話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子どものお世話から逃げて、妻に押し付けていると、「二人の子どもでしょ?」と問い詰められてしまった。 育児をちゃんとやるように指摘された夫は、一応育児に関わるものの細かいことまでいちいち妻に確認するように。 妻の適当な返事にイラッとした夫は「ちゃんと手伝ってるのに」と不満を漏らして……。 「僕と帰ってこない妻」第61話 「ねぇ、手伝ってるって、なに?」 家のことは主婦の妻に任せる。外で稼ぐのは夫の役割。じゃあ、育児は? 二人の子どもなんだから、二人で責任をもって育てるのが当然じゃないの? 妻の正論に、気まずくなり 「なに怒ってんの? トイレ行ってくるわ」と逃げる夫。 「いつもそうやって逃げるね」 嫌になったら、逃げる。やりたくないから、避ける。 そんな夫に、妻は……?! 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月11日「僕と帰ってこない妻」第60話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、「加減がわからないから怖い」「変に手を出すより、その分まわりのことを俺がサポートするほうがいい」そんな理由で、子どものお世話から逃げて、妻に押し付けていると、「二人の子どもでしょ?」と問い詰められて……。 「僕と帰ってこない妻」第60話 「今度読むから、まとめておいてよ」と自ら妻にお願いしたノートさえ、読んでいなかった。 「だって、仕事で疲れてたし。仕方ないじゃん」 言い訳にもならない…… そして、育児を避けずちゃんとやるように指摘された夫は、一応育児に関わるものの、ミルクやお風呂の温度、娘の爪の長さなど、細かいことまでいちいち妻に確認するように。 爪の長さを聞いた妻の返事に、苛立つ感情を向けた夫。 「なんだよ、その態度。ちゃんと手伝ってるのに」 え……?「手伝ってる」って、なに? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月10日