マイナビは、「マイナビ」ブランドの新たな情報ポータルサービスとして、賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」を7月5日にオープンする。住宅分野に特化した情報サービス提供は、同社としては初の試み。これまでの人材情報・進学情報・出版事業の枠を超えた新たな情報サービスとなる。今回の新規事業分野へのサービス拡充では、新たに「住まい探し」という観点から、人々の生活の切り替わりや転機に役立つ情報を提供。「ひとりひとりに、いい部屋を。」をモットーに、ユーザーのニーズに合わせた最適な住まい探しをサポートする。オープン時は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)を対象エリアとし、今後は全国版への展開も視野に入れる。スマートフォン版も同日オープン。「新入生」「新社会人」「新婚・カップル」など、転機を迎えるユーザー向けのトップページを用意。ページごとにユーザーの属性に合った特集を掲載するとともに、大学名・勤務先の最寄り駅・所要時間・乗り換え回数などの検索条件から、最適な結果が抽出される検索機能を搭載する。また、学生のための社会人準備応援サイト「フレッシャーズ マイナビスチューデント」や、約51万人の働く20代・30代の女性読者会員を持つ「escala café(エスカーラカフェ)」、約100万人の会員を有する総合情報サイト「マイナビニュース」など、住み替えニーズのあるユーザーを多く抱える媒体へ「住まい」に関するコンテンツや最新情報を提供するなど、自社媒体との連携にも取り組んでいくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日株式会社キナリは、日本の自然や四季の恵みを再発見でき、その恵みを肌、心、暮らしを美しく彩るチカラとして、生活にうまく取り入れるためのアイデアを届けるWEBサイト・草花木果堂をオープンした。同サイトでは、「日本に伝わる美人力を、あなたに。」をコンセプトに、自然の穏やかさを求める女性に向け、「日本に伝わる美人力」を、さまざまな形で配信。日本伝統の文化を担ってきた匠が、独自の視点で日本女性の美しさを語り、美人度アップのヒントを紹介する「美人の小路」や、季節感たっぷりの料理レシピ、日本の伝統芸能の紹介など、四季を楽しむための手軽なノウハウを紹介する「美人の目利き」、日本由来の健康法、和風雑貨の紹介などのショートコンテンツ「美人の引き出し」、和に関連するテーマのフォトコンテストなど、ユーザー投稿型コンテンツである「美人のお茶会」など、多彩なコンテンツを用意している。「美人の目利き」には、管理栄養士・フードスタイリストの美才治真澄さんが登場。夏の季語でもある「甘酒」の魅力について、現代女性にとっての、身近な甘酒とのつきあい方を通して伝える。また、「日本に伝わる美人力UP体験」をプレゼントするキャンペーンも実施中。詳しくは同サイトへ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日フューチャーリンクネットワークは、警視庁が防犯情報・犯罪発生情報等をメールで配信する「メールけいしちょう」の情報を、地域情報サイト「まいぷれ」の東京都各エリア版(29エリア展開、新宿区版のぞく)に表示開始した。地域情報サイトまいぷれ、東京都市町村エリア版(7エリア)は6月4日に開始される。表示される防犯情報は、警視庁が防犯情報・犯罪発生情報等をメールで配信する「メールけいしちょう」のもの。市民が警視庁発信の情報を目にする機会を増やし、防犯意識の向上に寄与していくという。緊急性の高い情報もタイムラグなく配信し、犯罪被害を未然に防止することも目的としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日沖縄タウンネットを運営するリマープロは、沖縄県内の物件に特化した沖縄不動産・賃貸・売買住宅情報サイトをオープンした。同サイトは、多機能型ホームページ提供ASPサービス「沖縄タウンネット」利用不動産業者に登録している不動産物件情報をまとめ、スピンオフ型不動産ポータルサイトとして派生させたもの。総合的に沖縄の情報を網羅した沖縄タウンネットから、不動産情報だけを抽出。検索機能を充実し、不動産物件向けのレイアウトを施すことにより、沖縄で不動産情報を探している閲覧者により的確な情報提供ができるようになったという。現地に行かなくても沖縄の物件検索ができるというメリットが挙げられる。初期掲載物件数は、賃貸物件が344件、売買物件が52件。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、同社が運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net」で調査レポート「寝る子はやせる?睡眠とダイエットの深い関係」を公開した。microdiet.netでは、ダイエットや美容についてのさまざまな情報を公開している。このほど公開されたレポートは「寝る子はやせる?睡眠とダイエットの深い関係」。米シカゴ大学の睡眠とダイエットに関する調査が科学的に立証されたと海外ニュースサイト『Press Association』が報じていると同サイトでは紹介している。調査対象は、カロリー制限がされている肥満体型の35~49歳の10人。一晩の睡眠時間を8.5時間にして2週間過ごし、その後2週間は5.5時間に減らして体重の変化を調査。その結果、睡眠8.5時間の方は2週間の間に10人全員が約3kgの減量に成功したが、5.5時間睡眠の場合は2週間の間に、半数以上がリバウンドしたという。詳細はmicrodiet.netで公開されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、会員医師に対して「新薬の情報はどのように集めていますか?」というアンケートを行った。その結果、50%の医師が「MR」から情報を得ていると回答した。調査は、3月21日から3月27日に、MedPeer会員医師を対象に「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで実施。2,561件の有効回答が得られた。「新薬の情報はどのように集めていますか?」という質問に対して、50%の医師が「MR」から情報を得ていると回答。その理由として「情報が早い」「聞きたいことが効率よく聞ける」「自分で調べる手間が省ける」といった意見が寄せられた。その一方、「自社の宣伝に偏りがち」「客観性に欠ける」といった意見もあった。MR以外から情報を収集すると回答した50%は「講演会」「製薬企業のホームページ」「学会誌」などから、能動的に情報を収集すると回答。全体的に、「新薬をすぐに使うわけではない」という意見が多く、採用までじっくり様子をみている様子がうかがえる。まずMRから情報収集し、その後、学会や講演会で調べるといった方法で多角的に情報を入手しているようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日2012年4月18日、オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファー株式会社は、トータルエイジングケア情報サイトからだエイジングをオープンした。「今日はいつもより疲れたな」「食欲がない」などと感じたら、それはエイジングサインかもしれない。同社は、それぞれの年代に応じた「エイジングサインに気づくこと」が何より必要だという。「自分に起こっているエイジングサインを知ってほしい」、「対策を知ることで、よりすてきな毎日を過ごしてほしい」という願いから、年齢に応じたエイジングサインとその対策についてわかりやすく解説したのが「からだエイジング」だ。NPO法人F.M.L(Future Medical laboratory)に所属する形成外科や皮膚科などエイジングケア領域で幅広い活躍をしている専門医師たちが監修。身体の部位ごとにおける「エイジングサイン」やその対策についても細かく解説している。エイジングケアに関する質問に専門医師が回答する「エイジングケアQ&A」、意外と知らない年齢に応じた「これってエイジングサイン」を解説。日常生活の中で簡単に取り入れられる対策が中心となっており、イラストや写真も多用。今日から誰でもエイジングケアが始められるサイトとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日BIGLOBEは4月18日より、美容・ライフスタイル情報を提供する「Kirei Style(キレイスタイル)」において、USENが運営するワンランク上のグルメ情報サイト「グルメGyaO」と連携した「お店探しにこだわる女性のためのレストランガイド」の提供を開始した。これにより、「グルメGyaO」、「ぐるなび」、「ホットペッパーグルメ」、「一休.comレストラン」、「クーポンランド美食ナビ」のグルメ情報大手5サイト、約30万件の情報が「Kirei Style」から検索できるようになった。「Kirei Style」では、グルメ、レストラン情報に関心の高い利用者が多く、レストランのWeb予約やクーポン印刷などの利用が拡大している。今回、「グルメGyaO」と連携することで、日本全国のレストラン、個室居酒屋などの飲食店情報がより充実し、“女子会に使えるとっておきのお店”など、店探しにこだわる女性利用者のニーズをより満たすレストラン情報の提供を行っていく方針という。「お店探しにこだわる女性のためのレストランガイド」では、エリアや予算・ジャンル、「少人数でもOK」や「テラス席あり」などのこだわり条件などからレストラン、飲食店の情報が検索できる。レストラン情報の絞り込み一覧では、平均予算や「イタリアン」、「フレンチ」、「韓国料理」などの料理ジャンルからさらに絞り込みが可能となっている。また、同サイトが推薦するレストラン・飲食店情報や、利用者アクセスが多いレストランのランキング情報を提供し、利用者の店探しをサポートする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日寝装品・寝具の企画・製造メーカーの株式会社ナイスデイは、夏物寝具の情報が一覧できるサイト「hinyari-cool.com」開設した。アウトラスト快適快眠シリーズを代表とする同社ひんやり寝具製品の情報を集約したサイトになっているという。同社は羽毛布団・セット寝具など重寝具、肌掛け布団・毛布・ケット類・パッド類などの軽寝具などを企画・製造している。また、インターネットのオンラインショップも運営し、アウトラスト使用の敷パッド、ペアクール素材使用ひんやりタッチ敷パッド、マイクロファイバー毛布なども販売している。このほど、同社は夏物寝具の情報が一覧できるサイトhinyari-cool.comを開設。商品情報はもちろん、素材紹介動画、レビューなど、アウトラスト快適快眠シリーズを代表とする同社ひんやり寝具製品の情報を集約していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日株式会社オーエスは、3月1日、店舗と個人の会員が共に無料で利用できるポータルサイトとして、総合美容情報サイト「Beauty Park(ビューティーパーク)」をオープンした。詳細な店舗情報を掲載した場合でも、完全無料でサービスを利用することができる。店舗会員は、管理者ページ内にて自社店舗の写真、基本情報、クーポン、採用情報などの設定ができるようになっている。個人ユーザーからの人気が高かった店舗ページは特別ページで大々的に紹介されるなどのイベントも仕掛けられている。個人ユーザーは、自身の生活エリアに合わせたおすすめ店舗が紹介されたり、お気に入りの店を登録しておくことのできる「Myページ」機能が利用できる。オープンから約1ヶ月、既に有効店舗数が2,000店舗を超えておりますます勢いに乗っている同サイト。今後はSNSとの連動や「ユーザーと店舗」「ユーザー同士」がコミュニケーションをとることのできるソーシャルポータルサイトを目指すという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日株式会社学研ホールディングスは、新1年生のママの子育てを応援する情報サイト 「ママノート」 を2012年3月12日オープンした。「ママノート」は、この春小学校へ入学する子どもをもつママを対象とした子育て応援情報サイト。新1年生のママが、はじめての小学校生活に対して持っている不安や疑問はたくさん…。「ママノート」はその時々の最新情報や専門家によるアドバイスを毎日配信し、ママの不安や疑問をスッキリ解決してくれる。また、親子の小学生ライフがより楽しいものになるように、暮らしの情報やエンタテインメント情報なども充実。いわば「小1ママのための優しい知恵袋」、それが「ママノート」だ。記事だけではなく、「ママノート」オリジナルのダウンロード素材も用意し、プリントして親子で楽しめるコンテンツを拡大していくという。今ならオープン記念のプレゼントキャンペーンも実施中だ。新1年生のママなら一度は覗いてみてはいかがだろうか。プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月19日本田技研工業は1日、ミニバン「ステップ ワゴン」と「ステップ ワゴン スパーダ」の新型車に関する情報を、同社Webサイトのスペシャルページにて先行公開した。今回、Webサイトにて情報公開が行われた新型ステップ ワゴンは、クラス最大という室内空間や、クラス唯一の「3列目床下格納シート」などによる使い勝手はそのままに、マイナーチェンジされたモデル。ステップ ワゴンは外観が上質に洗練され、ステップ ワゴン スパーダはより精悍で存在感のある外観にするとともに、燃費性能を向上するなどの魅力を高めているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日ユーザー・企業・専門家が仲間としてサイトを構築資生堂は、美と健康をテーマとした質の高い情報提供を目的とした、企業と専門家によるコラボレーションサイト「Beauty &Co.(ビューティー・アンド・コー)」を、2012年4月よりスタートさせることを発表した。「Beauty & Co.」は、美と健康に関する、信頼性が高い総合サイトをオープンすることで、ユーザーのニーズに応えようとするもので、「ユーザー」と「企業」、そして中立的立場の美容ジャーナリストや編集者などの「専門家」の三者が仲間(co./company)として、魅力的なサイトをつくりあげていくという想いを、その名称に込めたという。*画像はニュースリリースより「単独の企業サイトでは網羅できない多面的な情報提供」「Beauty & Co.」では、美と健康をテーマとした、6つのカテゴリー(ビューティー・ヘルスケア・メディカル・ファッション・リラクゼーション・インテリジェンス)を設け、「単独の企業サイトでは網羅できない多面的な情報提供を行う」という。参加企業のコラボレーションによる限定商品やタイアップ企画など、「Beauty & Co. 」を中心にウェブ上だけではなく現実でも魅力的な企画を予定。また、サイト独自の会員・ポイント制度を設け、サイト経由で参加企業の通販サイトで購入した金額に応じてポイントを付与するなど、サイトの魅力を高め「Beauty & Co. 」ならではのサービスを提供するとしている。現在(2011年12月15日)の参加企業については、資生堂および資生堂グループ企業のほか、ABC Cooking Studio、アイシーエル、星野リゾート、JTB、講談社、ル・クルーゼ ジャポン、スターツ出版、パナソニック、サンエーが挙げられており、資生堂では、2012年度末までに50社以上の参加を目指し、お客さま・参加企業・専門家が一体となって新しいコミュニケーションをつくりあげていきます。としている。元の記事を読む
2011年12月17日いわき市の農林水産部 農政水産課が、いわき産の農作物に関して消費者の求める情報が網羅的・直観的に閲覧できるWeb サイト「見せます!いわき情報局」をこのたび開設した。このwebサイトは福島県いわき市が、JAや生産者と一緒に東日本大震災による東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故に伴う、いわき産農作物の風評被害対策として開設したもので、単に安全・安心を訴えるのではなく、“安全・安心”を消費者自身で判断してもらうための材料となる正しい情報を発信することが目的だ。農作物はもちろん、それを育む土、水、そして大気の検査結果のほか、いわき市やいわきの農業関係者の取組みに関する情報を、随時Webサイトを通じて公開していくという。「放射性物質等の測定結果」や「放射能のはかりかた」、安全・安心の判断材料となる検査結果や関連情報など、主婦のみなさんが気になるコンテンツが充実している。このほか、消費者の視点で落語家がいわきの農家をめぐる「見せます!いわき農家」や、種まきから収穫、放射能測定といった一連の作業を動画でレポートする「見せます 菜園」など、数字では伝えられない農家たちの想いや様々な取り組みを楽しく、分かりやすく紹介している。 ただ“怖いから”と東北の食材を避けるのではなく、正しい情報を得て安心・安全な食品を自ら選択していく知識と力を養うことが、これからは必要となっていくだろう。 取材/おうちスタイル編集部
2011年10月12日いま、赤ちゃんがいる家庭向けに、育児シーン別の世話の仕方から、健康・美容、お金にまつわる情報までを提供しているサイトに人気が集まっている。それは、ユニ・チャーム、和光堂、ベルメゾン、ソニー生命が運営するサイト「ベビータウン」だ。ここでは赤ちゃんを月齢別に0か月から3歳まで細かく分け、発育の目安や育児の仕方、ママの状態なども載っており、まさに今知りたい育児情報を見つけることができる。赤ちゃんの成長に合わせたハウツー情報が満載さらに様々な悩みや疑問に対し、栄養士や医師、専門メーカー担当者らがアドバイスをしており、今さら人に聞けないアドバイスまで、今すぐに役立つハウツーが満載だ。このほか、成長に合わせての保険や家族全体の保険など、プロとの相談もできるようになっている。なお、無料の会員に登録すれば、自分専用ページで子どもの成長記録を残したり、ほかの会員との交流もできるといった具合で、これは便利!。
2010年10月20日企業などのウェブサイト、見た目ばかりかっこよくて、どこに必要な情報があるのかピンとこず、サイトの中をイライラウロウロ……。皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。私はあります。そんな「迷えるユーザー」の救世主として注目されているサービスがありました。その名もウェブユーザビリティ・コンサルティング。今回は、最大手新聞社もクライアントとして受け持っているウェブコンサルタント池田朋弘氏に、お話をお聞きしました。― 企業のウェブサイトで、探している情報がどこにあるか分からず「インターネット迷子」になってしまうことがあります。専門家の立場から見て、この迷子はどうして起こるのですか?池田:原因は2つあります。1つは企業の考え・論理と、ユーザーの行動がかみ合っていないこと。もう1つは、インターネットというのは「セルフメディア」であるということです。実店舗での買い物などと違い、インターネットを使うときは基本的にひとりですよね。もし何か困っても、誰も助けてくれないわけです。― 確かに、サイトごとに案内してくれる店員さんのような人がいれば、長時間画面とにらめっこする必要もなくなりそうですけど、インターネットでは無理ですね。池田:ですから、サイトを作る段階で、お客さんがひとりで快適に探し物ができるよう準備しておく必要があります。迷子にならない良いサイトを作るためには、ユーザーが何を感じ、考えながらそのサイトを閲覧しているかを観察することが不可欠です。― なるほど。池田さんは具体的にはどのような方法で観察しているのですか?池田:まず、そのサイトが実際に使われるだろう状況をシミュレーションします。マンション販売のサイトであれば、本当にマンションを購入しようとしている人を呼び、実際にマンション情報を探してもらい、行動を観察します。目の動きを追いかけて、画面上で注目されている個所を明らかにしたり、独り言を言ってもらって、被験者が使用中に何を考えているか情報収集したりします。― なんだか心理学の実験みたいですね。確かに、本当に使われる状況に近い環境で実験をすれば、ユーザーの行動傾向も正確に分かってきそうです。では、これまでで最も効果があがった事例を教えてください池田:私が受け持った中では、携帯サイトの会員制サービスのお試し会員登録数が前年度比で3倍になった例があります。改善前には、ユーザーの最も気にする課金形式、退会方法がわかりにくかったため、不必要な不安を多くのユーザーに与えてしまっていました。コンテンツの分類、デザインなどを改善し、いたずらに不安、疑問を感じさせないようにしたことが3倍という結果につながったと考えています。― 会員数3倍ですか!サイトの良しあしがいかに客足に影響しているかということがよくわかります。最後になりますが、サイト運営の上での大切な心構えを教えてください。池田:ビジネス全般にあてはまることですが、お客さんは自分たちとは全然違う考え方をしているということを肝に銘じておくことが大切ですね。サイトは結局のところユーザーに使ってもらってなんぼのものですから、そこに「社内の事情」を持ち込んでユーザーに押し付けるのはもってのほかです。ありがとうございました。確かに、見た目はキレイでも、どこにどんな情報があるのか分からないサイトは見るのをやめたくなりますよね。うーん……サイト作りって奥が深い。(木原将太+プレスラボ)※コブス横丁も肝に銘じます。見にくいと思った方、すみません。(編集部 梅田)【関連リンク】もうすぐ一周年の「コブス横丁」の運命を占ってみたウェブサイトの運営者は、わりと神頼みです仮想現実空間進出!?「コブス君」セカンドライフへ行く!サイトはサイトでも仮想現実空間のお話でした
2009年08月27日