映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の夏休み限定イベントが27日に都内で行われ、大倉忠義、成田凌、行定勲監督が登場した。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。男性同士のラブストーリーとなったが、大倉は台本をもらった時の心境を「率直に『ああ、こういうテーマなんだ』というくらいで、特別何か思うこともなかったです。周りにもそういうセクシャリティな人もいるし、不思議に思うところはなかった」と振り返る。成田も「僕もです。すごくスッと入ってきました。男同士ですけど、男女でも女性同士でも、変な人は変だし、綺麗な人は綺麗だし、というすごくまっすぐな作品だなと思った。純度が高ければ高いほど、いろんな感情が増えていく矛盾が感じられたので、どうやって役を作っていこうか、すごくワクワクしたのを覚えてます」と明かした。作中での成田のかわいさについて話が及ぶと、大倉は演じた恭一の心境について「かわいいけど、かわいいって思わないように逃げてる部分もある」と分析。さらに「でもそれは、演じている時よりも完成した映画を観てて思いました。『こんなに瞳がうるうるしてたのか』と思いました」と感想を述べる。成田は「まとってる空気、オーラが凄く濡れていたらいいなと思って」と役作りについて説明し、「目をうるうるさせるのは、もう、『んっ!』てします。『潤え!』って」と、撮影前に目をぎゅっと瞑る様子を再現して見せた。成田が大倉に耳かきをするシーンもあったが、「気持ち良かったですよ」と言う大倉に、成田は「うそです!」と苦笑。大倉が「めちゃめちゃ怖がってやってくれるので。なかなかないですよね、ラブストーリーでも耳かきのシーン」と振り返ると、行定監督は「男女のラブストーリーだったらカットしちゃうんですよ。男同士のラブストーリーだから、恋情が高まってくプロセスが丁寧に入ってる。そこのリアクションは、見てて楽しいんです。『男同士っていいなあ』って現場で言ってましたからね」と楽しんでいたという。またクランクアップ時には、成田が大倉にこっそりキスをしたというエピソードも。「お酒が進んでたんで、帰りにサヨナラのキスをされた」と明かす大倉に、成田は「ほんと、それだけの。当たり前だなと思って。僕が大倉くんにお疲れ様でした、ちゅって」と状況を説明する。大倉は「あれで作品が終わったんだな、というね」、成田は「ピリオドキスです」としみじみしていたが、実は見ていたという行定監督は「結構激しかったからね。爆笑してたよ。そのあとみんな男同士で連鎖してましたからね」と語った。
2020年08月26日大倉忠義と成田凌が共演する、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を描いた映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、撮影時のメイキング写真が公開された。主人公・大伴恭一を演じる大倉さんと、恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉役の成田さんが、行定勲監督と共に撮影に臨む、真剣な表情を切り取った今回のメイキング写真。2人のキャスティングの経緯について行定監督は「恭一は、もともと脚本家が大倉くんをイメージして書いていたんです。彼の人柄、雰囲気、クールに見えて笑顔がファニーという“わからなさ”が恭一に重なると」と話し、成田さんについて「どの作品でもひとつひとつテイストが違う役者」という印象だと話す監督は、「彼は脚本を読んで、恭一と今ヶ瀬、どちらの役でもいいからこの映画に参加したいと表明してくれました。原作で、恭一の成長を表す大事なセリフがあるのですが、それを生かすためには恭一を若い設定にしては生きないと考え、成田くんには今ヶ瀬を演じてもらうことにしました」と明かす。そんな行定監督の演出について「細かい仕草やポイントとなるシーンは行定監督に委ねていました」と大倉さん。「基本的に、僕は細かいお芝居を作り込んでいかないんです。でも現場でしか見えないものもありましたし、成田くんを目の前にして初めて生まれる感情もあるので、フラットなスタンスを心がけていた気がします」と撮影をふり返る。一方、成田さんは「行定監督は、何かをして欲しいとは言わず、“こういう気持ちだよね”って一緒に考えてくれるというか、寄り添ってくださる方でした」と話した。さらに行定監督は2人に演出した印象として「大倉くんは予想以上に素晴らしかったです。引き出しをたくさん持っていて、表現に無駄がない。感情表現が難しい恭一という役を、彼はさりげない色気で伝えることができる。成田くんは比較的キャラクターを作り込んでくる良さがありました。成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で」と2人を絶賛している。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月15日「関ジャニ∞」大倉忠義と俳優・成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、咲妃みゆ演じる恭一の妻の場面写真が到着した。恭一(大倉さん)と今ヶ瀬(成田さん)、揺れ動く2人の狂おしくも切ない恋を、時に繊細に、時に大胆に描き出す本作。今回到着した場面写真には、本作で映画初出演を飾った、元宝塚雪組トップ娘役の咲妃さんが演じる恭一の妻・大伴知佳子が写し出されている。知佳子は恭一の浮気を疑い、興信所に不倫調査を依頼。その調査を担当したのが今ヶ瀬。奇しくも、恭一と今ヶ瀬の久々の再会のきっかけを作ることとなってしまう。1枚は、何不自由のない生活を送りながらも、夫への不信感を募らせている知佳子の表情が切り取られ、またもう1枚は、恭一と久しぶりのショッピングデートを楽しんでいる場面だ。撮影をふり返り、咲妃さんは「タイトな撮影スケジュールでしたので、私がNGを出して撮影に支障をきたしてはいけない!!!!と必死でしたが、見かねた大倉さんが優しく話し掛けてきてくださり、気持ちが救われました」とコメント。また「撮影中の大倉さんは、いつも冷静に集中力を高めていらっしゃった印象です。とても難しいお役だったはずですが、内面を隠した上での感情表現一つ一つに凄みがあり、相当綿密に役作りに励んでいらっしゃるんだと思いました。真剣な眼差しで、時には笑顔を交えながら行定監督と意見交換していらっしゃるお姿が眩しかったです!」と大倉さんとの共演を振り返った。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月13日大倉忠義、成田凌出演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』から、2人が演じた恭一と今ヶ瀬のエモいセリフと尊すぎる表情を収めた6種の新ポスタービジュアルが一挙解禁となった。今回、新たに解禁となったのは、原作にも登場する印象的なセリフと場面写真を組み合わせたポスタービジュアル6種。大倉さんと成田さんが共に、一番胸に響いたとして挙げている「恋愛でじたばたもがくより、大切なことが人生にはいくらでもあるだろう」という恭一が今ヶ瀬を諭すセリフ。また、今ヶ瀬の度重なるアプローチに翻弄されていく恭一の心情が伝わってくる「こういう幸せも、あるんだろうか」や「俺は、お前を選ぶわけにはいかないよ」なども。狂おしい恋を予感させる究極にエモいセリフが、ふたりの尊い表情と共にデザインされた貴重なビジュアルばかり。また、すでにに解禁されているポスタービジュアル、原作者・水城せとな氏によるイラスト版ポスタービジュアルと併せ、代官山 蔦屋書店(9月4日(金)~20日(日)予定)や六本木 蔦屋書店(8月24日(月)~9月18日(金)予定)などで、連張りでの掲出も決定している。※掲出される店舗・場所によって掲出枚数が異なる。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年08月05日9月11日(金)に公開される映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の本編映像が公開された。本作は、水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作に、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲監督が繊細な表現力と確かな演出力で写し取るラブストーリー。主人公・大伴恭一が7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉から「昔からずっと好きだった」と告げられ、戸惑いながらも少しずつ渉に心を開いていく姿を描く。恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』に続き、単独主演を務める大倉忠義。そして、恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬を、『愛がなんだ』『カツベン!』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。今回新たに公開された本編映像は、恭一が今ヶ瀬に耳かきをしてもらう姿を収めた場面。リビングで本を読む恭一の膝に転がり込み、「耳かきして」と甘えるも、恭一に「嫌だよ」と冷たくあしらわれた今ヶ瀬が、嬉しそうに耳かきをしてあげる和やかなシーンが映し出されている。成田は「やったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」と撮影時を振り返り、大倉は成田との共演について、「成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立振る舞いも良かったのかもしれません」とコメントしている。●大倉忠義コメント成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち振る舞いも良かったのかもしれません●成田凌コメントやったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです。撮影中は、大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年07月31日多くの女性から支持を得た水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、大倉忠義×成田凌の共演で実写化する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』。この度、本作の“耳かきシーン”を切り取った、場面写真と本編映像が到着した。映像は、大倉さん演じる恭一が、成田さん演じる今ヶ瀬に耳かきをしてもらうシーン。読書中の恭一の膝に転がり込んできた今ヶ瀬が「耳かきして」と甘えるも、「嫌だよ」と冷たくあしらう恭一。しかし、今ヶ瀬が「やってあげましょうか」と言うと、何の躊躇もなく「いいの?」と、恭一は今ヶ瀬に膝枕されながら耳かきをしてもらうのだ。このシーンについて成田さんは「やったことがないから怖かったですね」とふり返り、「最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」とコメント。「大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね」と大倉さんとの共演を明かす。一方、大倉さんは成田さんについて「動きがしなやかで本当に可愛いかったですね」と印象を語り、「彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち振る舞いも良かったのかもしれません」と共演をふり返っている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月31日大倉忠義、成田凌出演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が、9月11日(金)に公開される。この度、新しい場面写真が公開された。原作は、水城せとなのコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』。『100回泣くこと』に続き、大倉が単独主演を務め、主人公の恭一を演じる。そして、恭一へ想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』『カツベン!』などに出演する成田凌が演じる。メガホンを取るのは『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲監督。本作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、ときに繊細に、ときに大胆に描き出していく。この度、新たに公開された場面写真は、いずれも今ヶ瀬が部屋でくつろぐシーンをおさめたもの。1枚目は、自室のベッドで煙草をくわえるカット。その手には、かつて学生時代に恭一からもらったピンクのジッポーライターが握られている。2枚目は、恭一の部屋のソファに座っているカットで、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく、恭一の部屋のハイチェアの上で小さく体を丸めて座る3枚目のカットは、今ヶ瀬のお気に入りのスポットで、いつしかそこは2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことになる。どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。その様子は、行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押している。『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金)公開
2020年07月15日水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した、大倉忠義(「関ジャニ∞」)・成田凌出演作『窮鼠はチーズの夢を見る』から、新場面写真が解禁となった。今回新たに解禁された場面写真には、いずれも成田さん演じる今ヶ瀬が部屋でくつろぐシーンが収められている。1枚目は自室のベッドで煙草をくわえるカット。その手には、かつて学生時代に大倉さん演じる恭一からもらったピンクのジッポーライターが。2枚目は恭一の部屋のソファに座っているカットで、誕生日のお祝いに恭一からプレゼントされたワインを大事そうに抱えている。同じく、恭一の部屋のハイチェアの上で小さく体を丸めて座る3枚目のカットは、今ヶ瀬のお気に入りのスポットで、いつしかそこは2人の恋愛を象徴する大事な場所へと変化していくことに――。どのカットも愁いを帯びた顔で1点を見つめており、恭一に対して狂おしいほどの切ない恋心を抱く今ヶ瀬の心情がそのまま切り取られている。そのどこか儚げな姿に、思わず今ヶ瀬の恋を応援したくなる愛くるしい写真ばかりだ。その様子は、行定監督も「成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で。彼は、恋をしている高揚感に満ちた表情、特にキラキラと潤んだ瞳を表現するのが難しいと言っていたけれど、お芝居をし始めると不思議とそうなっていました」と太鼓判を押す。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月15日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と俳優の成田凌が出演する、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)のイラスト版ポスタービジュアルが11日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。この度公開されたのは、映画のポスタービジュアルを原作者である水城せとなが描き下ろしタモの。キャストと同じポーズ、表情をした原作のキャラクター、そして背景までもがイラストで再現されている。水城は「今回、映画化するにあたり、キャラクターを美化することなく、ちゃんと生身の人間として撮ってもらえる予感がしていました。実際その予感は当たって、本当に幸せな実写化になったと思います。大倉さんと成田さんはキャラクターの本質を的確にとらえて演じてくださいました。ぜひ、ご覧いただきたいです」と太鼓判を押した。
2020年07月11日大倉忠義(「関ジャニ∞」)と成田凌が初共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』がこの秋公開。この度、本作の原作者・水城せとなによる描き下ろしイラスト版ポスタービジュアルが公開された。本作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、多くの女性から支持を得た水城氏の「窮鼠はチーズの夢を見る」と「俎上の鯉は二度跳ねる」の映画化。今回到着した水城氏によるポスタービジュアルは、すでに公開されている大倉さんと成田さんによる大伴恭一&今ヶ瀬渉のビジュアルと同じポーズ、表情、そして背景までもがイラストで再現されている。「今回、映画化するにあたり、キャラクターを美化することなく、ちゃんと生身の人間として撮ってもらえる予感がしていました」と話す水城氏は「実際その予感は当たって、本当に幸せな実写化になったと思います。大倉さんと成田さんはキャラクターの本質を的確にとらえて演じてくださいました。ぜひ、ご覧いただきたいです」と太鼓判を押している。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年9月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年07月11日成田凌が石原さとみ主演の木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」に、現在療養中の清原翔に代わり、急遽出演することになった。7月16日(木)より放送スタートが決定している本作は、荒井ママレの漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(「月刊コミックゼノン」連載中)をドラマ化。数々の医療ドラマを生み出してきた木曜劇場で、連ドラ史上初となる“病院薬剤師”を描く。その中で清原さんが演じる予定だったのは小野塚綾(おのづか・りょう)役。この度、所属事務所の意向を受けて出演を見送ることになり、代わってファッション雑誌「MEN’S NON-NO」専属モデルとして同期にあたる成田さんの出演が決定。小野塚は、今作の主人公・葵みどり(石原さん)が病院薬剤師であることになぜか興味を示し、その後もたびたびみどりの前に現れる謎の青年、という役どころ。成田さんといえば、モデルとして活躍する一方、2014年に俳優としてのキャリアをスタート。以降、「逃げるは恥だが役に立つ」、「コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-3rd season」および劇場版、映画『スマホを落としただけなのに』、映画初主演をつとめた周防正行監督作品『カツベン!』など、多数の話題作に出演。唯一無二の存在感と幅広い表現力が高く評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞、第74回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。また、2020年放送予定の連続テレビ小説「おちょやん」(NHK)への出演も決まっており、杉咲花演じる主人公・竹井千代の後の夫・天海一平を演じる予定となっている。成田 凌コメント役者として、この素敵な脚本、スタッフ、キャストの皆さんと共に、一生懸命、いい作品になりますよう、毎日を生きます。唯一の同期として、友として、清原の回復を心から願っています。祈っています。あらすじ葵みどり(石原さとみ)は萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の病院薬剤師。同じ薬剤部の刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示のもと、羽倉龍之介(井之脇海)や工藤虹子(金澤美穂)ら病院薬剤師たちが、山のように舞い込む処方箋をひとつひとつ確認し、調剤、監査といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく。ある日、そんな薬剤部に新人の相原くるみ(西野七瀬)がやってくる。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思ってます」ときっぱり言い切るくるみ。薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たる病院薬剤師・瀬野章吾(田中圭)とみどりの姿を目の当たりにする。「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は7月16日より毎週(木)22時~(※初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2020年06月28日公開延期となっていた大倉忠義、成田凌出演『窮鼠はチーズの夢を見る』の新たな公開日が9月11日(金)に決定、行定勲監督からコメントが到着した。原作は、多くの支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』以来の単独主演となる大倉忠義。そして恭一への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』『カツベン!』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。今回、新たな公開日が決まったことを受け、行定監督は「やっと公開が決まりました!嬉しい限りです。どんな時代でもどんな状況下でもラブストーリーは人の感情を動かす力があるものだと思っています」と喜びのコメント。「私は、この作品を通じて今までに感じたことのない恋情を知ることができました。スタッフ、キャスト一同、皆様の感想を早く聞きたくて今から興奮しています」と語っている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 近日公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年06月18日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と俳優の成田凌が出演する、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の新たな公開日が9月11日に決定した。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。本来6月5日に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公開延期が発表に。この度新たな公開日が9月11日に決定した。○行定勲監督 コメント5月に延期が決定してから、本作を待ち遠しく思ってくださる方々の声をたくさんいただきました。やっと公開が決まりました! 嬉しい限りです。どんな時代でもどんな状況下でもラブストーリーは人の感情を動かす力があるものだと思っています。私は、この作品を通じて今までに感じたことのない恋情を知ることができました。スタッフ、キャスト一同、皆様の感想を早く聞きたくて今から興奮しています。何卒、よろしくお願いいたします。
2020年06月18日オンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」にて、松居大悟監督・脚本による映画『アイスと雨音』が上映されることが決定した。「We Are One: A Global Film Festival」は、トライベッカ映画祭が企画主催し、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアなど21の映画祭が集結。5月29日からYouTubeにて全世界でプログラムを公開している。そしてこの度、東京国際映画祭のプログラムの中で、本作が日本代表作品として選出、日本時間6月5日AM4時30分からYouTube上で全世界に向けて無料上映される。また、上映後7日間はVOD配信も行う。さらに寄付金の呼びかけも行われ、収益はWHO(世界保健機関)をはじめとする新型コロナウィルスに関わる救援措置へ寄付されるチャリティ上映となっている。『アイスと雨音』は、『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』の松居監督が、74分ワンカットで描いた青春映画。今回の上映に関して松居監督は「映画祭は、海外でも国内でもその場所まで足を運ばなければ楽しめません。だけど、このオンライン映画祭『We Are One: A Global Film Festival』は、家から一歩も出ずに、世界中の意欲的な作品たちを感じることができます。今作が朝4時半に上映されるのも、海の向こうでは午後3時半に上映みたいなので、そのズレも楽しいはずです。夜明けを共に過ごしましょう」とコメントを寄せている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイスと雨音 2018年3月3日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©「アイスと雨音」実行委員会
2020年06月04日5/27(水)発売のanan2202号「『コミュ力』強化塾。」特集の表紙にご登場いただいた、大倉忠義さん、成田凌さんの撮影エピソードを紹介します。映画の世界から抜け出した?至極のフォトムービー。anan2202号『「コミュ力」強化塾』の表紙&グラビアには大倉忠義さんと成田凌さんが登場! 水城せとなさん原作で、名作の呼び声高いコミックス『窮鼠はチーズの夢を見る』。熱狂的なファンが多数存在するこの作品がついに映像化され(近日公開予定)、そのメインキャストを大倉さんと成田さんが務めます。そんな男性同士の切なく美しい恋愛を描く、映画の世界観を投影したグラビアが実現しました。コミュニケーション特集ということで、グラビアテーマは“想いを伝える”。スタイリングやシチュエーションは、作品を踏まえセレクトしました。まずはソロカットから撮影。イメージは、“ひとりの時にあなたを想う”。素材やデザインは違えど、共にブルーのシャツ&デニムというスタイリングに身を包んで、本を読んだり、コーヒーを飲んだり。ひとりで過ごす日常の中で、相手のことをふと思い出す――そんなお題のもとに、それぞれがぐっとくる表情を見せてくださいました。お次は、ニット&スラックスのリラックススタイルに衣装替えし、ソファでくつろぐ組みカットの撮影。ここで写し取りたいのは、ゆるやかに流れる“ふたりのひととき”。ソファに座りナチュラルに話す様子から、シャッターが切られるたびに“愛しさ”を深めていく様子までを描きます。成田さんがソファにゴロンと寝転がって大倉さんの膝に頭を預けたり、大倉さんが成田さんの髪の毛をそっとつまんだり…。映画のワンシーンを見ているかのような、微笑ましく、甘いひとときは必見です。そしてラストは、スタイル抜群のおふたりにぴったりのブラックスーツ、ブラックタイで登場! 痺れるほどの格好よさに1シャッターごとにスタッフから「おぉ〜!」っと感嘆の声が上がります。ラフに笑い合ったり、レンズをしっかりと見つめる眼差しから、ふたりが作品を通して育んだ信頼感や自信が感じられました。ソロインタビューでは、特集にちなみ、「心地いい、人との距離感」「関係性を築く上でのポリシー」などをお聞きしました。対談では、「同性同士の恋愛」という題材に、共に挑んで築いた信頼、話題となったベッドシーンの舞台裏について語ったかと思えば、突如スタジオにあったお菓子についてお茶目なトークが繰り広げられる楽しい一幕も。ふたりの打ち解けた関係が見て取れるほほえましいインタビューとなりました。また、対談の中で、とても大きな存在だったと語っていた監督の行定勲さんのインタビューも掲載。ともすれば、センセーショナルな部分を強調されてしまう中で、行定さんが美しく切ない「ひとつの愛のかたち」として作品を完成させた秘密に迫ります。他の誰でもなく“あなた”を想う、心を震わすフォトストーリー&インタビューを誌面にてお楽しみください!(KY)
2020年05月26日劇作家、映画監督という枠にとらわれない活動で、自分なりの表現を追求すべく奮闘している松居大悟さん。現在の仕事について思うことは?創作の原点は?さらに編集部から「松居さんの恋愛観なども聞かせてください」とリクエストすると、「全然わかってないので間違ったこと言いますけど、それでいいなら……」と、恥ずかしそうに答えてくれました。丸くなったって言われるのは全然いいです。とがってると、自分にも刺さって痛いので。――表現に目覚めたのは、大学で演劇サークルに入ってから?松居:いや、もっと前ですね。中学時代に藤子・F・不二雄の漫画を読みまくって、その頃は藤子先生みたいな漫画家になりたかったんです。中学から引きこもりになって、太ってたし、学校の帰りにカツアゲはされるし、空想の世界しか生きる場所がなかった。そこが原点ですね。高校に入ってからは、ちょっとだけ明るくなって、文化祭で漫才をやったり、M-1グランプリにも4回出てます。ただ、文化祭でもめっちゃスベりましたし、M-1も全部1回戦敗退。それで、自分に足りないのは演技力だと思って、大学で演劇サークルに入ったんです。本当は早稲田に行きたかったんですけど、受けた学部は全部落ちて、慶應に行きました。慶應はおしゃれなイメージがあったのでイヤだったんですよ。オシャレはダサいと思ってたので。――実際の大学はどうでした?松居:思った通り、ほとんどの人がオシャレな感じでした。そういう慶應の雰囲気に馴染めない人たちが演劇サークルに集まっていたので、そこだけは居心地がよくて。チャラチャラしてる男たちに対しては「どうせあいつらおもしろくねえし」って勝手に決めつけて見下してました。同級生の女の子たちは、同じ人間とは思えなかったですね。かわいいし、いい匂いするし、まぶしかった。――その演劇サークル内で立ち上げた劇団「ゴジゲン」が、作家としてのスタートになると。松居:はい。ゴジゲンでは、僕自身のコンプレックスをテーマにして、いかにコメディで表現するかっていうのをずっとやってました。――自身のコンプレックスをテーマにしようと思ったのは、なぜ?松居:当時の僕が憧れていた表現が全部それだったんです。情けない泥の輝きを叫んでいたGOING STEADYとか、童貞のパワーをおもしろく書いたみうらじゅんさんと伊集院光さんの本『D.T.』とか。中学・高校と男子校で、モテないとか以前に、母親以外の女性と一切交流がなくて、大学に入っても、女性がこわかった。だから劇団員も男だけで、ひたすらダメな男たちが右往左往するような演劇をやるしかなかったというか。――ゴジゲンの舞台は、ある時期まで“童貞”が最重要テーマでしたよね。松居:それは僕が童貞だったからですね。20代後半までは、童貞たちを励ましたい、世界で一番正しいのは童貞だ!そう思ってやってました。――それが次第に評価されて、次に繋がっていった。松居:童貞コメディ劇団ってことで、下北沢の演劇シーンでちょっとだけ評価されるようになり、その流れで、童貞男子たちの妄想を描いた映画『アフロ田中』の監督をやらないかっていう話がきて、初めて映画の監督をやりました。プロデューサーからは「映画の公開までは童貞キープでお願いします」って言われて。――キープしたんですか?松居:しました。というか、そんなチャンスもなく、余裕でできました。――とはいえ、いつまでも童貞だけをテーマにするわけにもいかず。松居:さすがに何年間もそればっかりやっていたので、もうコンプレックスもなくなってきたな、っていうのは思ってました。そこで転機となったのが、バンドのクリープハイプです。それまでは、自分の内側にあるものを創作意欲にしていたのが、彼らのミュージックビデオを監督した時に、それとは別の引き出しを開けて、しかも同世代の表現者と一緒に、作品をつくる喜びを知ったんです。実際まだ童貞でしたけど……。――松居さんの作品や表現は、自意識がモチーフになることも多いです。松居:いまだに自意識過剰だって言われるんですが、20代の頃はそれすらわからなかったんですよ。僕が演出家や監督という立場だからこそ、女性の出演者やスタッフが話しかけてくれるんですけど、それに気付かずに「俺のこと好きなのかな?」って、普通に思ってましたし。――それは自意識過剰というか、ただの勘違いというか……。松居:いまは現場とかで長い時間一緒にいると好きになっちゃうという原理もようやくわかってきたので、たとえ「好きかも」と思ったとしても、アプローチしたりとか、行動には移さず、耐えるようになりました。――女性に対しては、ずっとそんな感じなのでしょうか?松居:20代の頃は、とにかく女の子がわからなかったんです。自分を否定されたくないから、近づきたくないとも思ってました。それに、知ることがこわかった。女の子はおならしないとかも思ってたので、おならをすることも知りたくない。サブカルの話もしたいけど、知識が浅かったらどうしようとか考えちゃうし。ほんと、いま考えると自分に都合のいい妄想だけを求めてたんでしょうね。高円寺の古着屋にいるような、かわいくてセンスがよくて天使みたいな子が理想だったんです。実際そんな子、どこにもいないのに。――その認識というか思考で、劇中に登場する女性を描けるものなのでしょうか?松居:フィクションだと大丈夫なんですよ。実際に自分で脚本や小説を書くとなると、いっぱい想像できるんです。「どうしてこんなことしたのかな」とか「この行動はこういうことが伝えたかったんだ」とか。――作家のモードになれば想像力が働くと。松居:もちろん、いまでも基本はダサい男たちの気持ちしか、ちゃんとはわかってないと思います。あとは、人から教えてもらうこともありますね。たとえば映画『アズミ・ハルコは行方不明』の時は、主演の蒼井優さんと女性のプロデューサーが同い年で、ほかにも女性スタッフが多かったので、そこに委ねました。――監督でも主導権は握らない?松居:監督として神輿の上にはいますけど、柔らかい心情は、自分より近い人たちを信じますね。脚本を書いていても、人生余裕で生きているような人を書くのは抵抗があります。でもだからこそ、そういう人たちの不器用なところを見つけたりするのは得意なんです。自分とはかけ離れた人でも、弱音を吐いたりする時はあるので、そこはちゃんと描きたい。そういう意味では、確固たる意思もなく、なんとなく行動している人のほうが描くのは難しいです。――最後に、思春期の頃と変わらずに抱いてる感情はありますか?松居:嫉妬心ですかね。視野が広がれば広がるほど、いろんな表現や才能に出合うんですけど、そのぶん嫉妬する人もどんどん増えていく(笑)。でも、ただ嫉妬するだけじゃなく、ちゃんと吸収していきたいとは思ってます。それで丸くなったとか言われても、全然いい。とがってると、自分にも刺さって痛いですから。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月24日舞台の作・演出、映画やミュージックビデオの監督、ラジオパーソナリティ、そしてこのたび小説家デビューを果たし、多才に活躍する松居大悟さん。その創作の原点はどこにあるのか。――舞台の作・演出、映画監督、そして初の小説が発売されたばかりですね。松居:表現や作品によって、制作のプロセスも関わるスタッフもまったく違うので、いろんな作り方を知っていくことが単純に楽しいです。自分がナビゲーターをしているJ-WAVEのラジオ番組『JUMP OVER』では、連動企画で舞台の公演をやったことがあるのですが、そうやって別の仕事が絡んだり、影響を与えたり、刺激にもなりますね。――もともと多才な人に憧れはありましたか?松居:意識していろいろやろうって思ったことはないんですけど、いいなと思っていたのは、チャップリンと北野武さん。たけしさんはお笑いもやるし、映画も撮るし、文章も温かくて。そもそも、何か一筋何十年っていう人に自分はなれないって思っていたんです。たとえば、演劇だけを人生かけてやっている人と比べた時に、同じくらい演劇が好きかって言われると、そんなことないなって。映像にも興味ある、文章も書きたい、テレビのバラエティもミュージックビデオもラジオも好き。だから、ひとつに絞りたくないし、絞れないし、絞るのもこわいし。あとは好みとして、ひとつの表現にとらわれないで、ジャンルを横断しているような人が作るものが好きっていうのもあります。――どのジャンルに行っても、居心地よく仕事はできますか?松居:制作期間中は、どんなジャンルであれ、その表現が一番だと思ってやってるんですよ。なので、同時に別の仕事を進行させるのが苦手で。舞台の稽古中に映画の打ち合わせをしたりとか。スイッチの切り替えが一番つらいですね。――作品づくりでは、どういう瞬間に喜びを感じますか?松居:アイデアが浮かんだ時ですかね。今回の小説では、頭の中でストーリーが走り出して、手が追いつかない時があったんですよ。あの瞬間は本当に快感でした。脚本を書いている時は、役者のことをイメージしたりして、自分の書いたものだけでは完結しないので、書きながら止まらなくなるみたいなことはなかったんですけど。小説は全部スマホで書いていたので、「やばい追いつかない追いつかない!」ってなりました。――スマホで書いたんですか!?松居:そうなんですよ。全部スマホで。机に向かって「小説書くぞ」って、改まった気持ちで構えちゃうと、どうしても書けなくて。だったら変に気負わずに、ダダ漏れみたいな、友達にLINE送るくらいの気持ちでスマホで書き進めてみたら、うまくいきました。――スマホに少しずつ書き溜めていく感じで?松居:ではなく、一気に書き下ろしました。3年くらい前から書こうとは思っていて、ようやく書き始めてからは、4~5か月で書き上げましたね。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月21日映画館の予告で必ず成田凌(26)を見る。そう言っても過言ではない。それもそのはず、昨年は6本に出演し、今年も6月までで4本の出演作が公開予定。銀幕に咲き誇る、熱き俳優魂に迫ります!30年間、1人の女性に惹かれ続け、でも思いを伝えられない。成田凌が映画『弥生、三月ー君を愛した30年ー』(公開中)で演じたのは、そんな不器用だけれど、根はまっすぐな男だ。「久しぶりに顔を見ると『ああ、やっぱ好きだな』って思う人は、男女問わず僕にもいますよ。それが必ずしも恋愛に発展するかはわからないですけど」(成田・以下同)高校生の弥生(波瑠)と太郎(成田)は互いに惹かれ合いながらも、親友のサクラ(杉咲花)の死をきっかけに、別々の人生を歩むことに。お互い違う伴侶を見つけるが、順風満帆にはいかず、2人とも人生のどん底まで落ちてしまう……。本作は、2人の男女の30年を、3月に起こったことだけで描いていく。かなり斬新なアプローチだが、戸惑いはなかったのだろうか。「1日の撮影のなかで、高校生になったり、40歳になったりっていうのは、ちょっと頭が疲れました。でも、相手も同じように老けたり若返ったりして目の前にいるので、芝居にはわりとすんなり入り込めましたね」気持ちを伝えられない主人公の姿には、成田自身にも思い当たる節があるという。「好きな人に対して、『今ならいける!』ってタイミングで決められるかっていうと、難しいかもなあ……。でも、どちらかというとアプローチは自分からしたいほうなんですけどね(笑)」出演作が続々と発表され、順風満帆に見える俳優人生。本人も「賞もたくさんもらったしね」と笑うが、心の底では葛藤もあるよう。「自分に対して腹が立つことが多くて。『いま小手先でやってただろ』とか、本番が練習どおりにいかないと『なんでこんなこともできないんだ』とか。僕はまだ、いろいろもらってばかりの段階なので、いつか一緒に作ってる人たちにも、見ている人たちにも、何かを与えられる存在になれたらいいですね」多忙な成田は休日をどう過ごしているのだろう。「ずっと家でテレビを見てます。録りためたバラエティ番組を消化しなきゃいけないから(笑)。食事も自分で野菜スープとか作るので、一日中、家から出ないです」もし、長めの休みがあったら?「温泉旅行!実はこの間、友達と3人で初めて行って。部屋にお風呂がついてるところに泊まったんですけど、すごくいい時間だったので、また行きたいです」「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月30日波瑠と成田凌が、初共演にしてダブル主演を務めた映画『弥生、三月-君を愛した30年-』が現在公開中。脚本家の遊川和彦が、初監督を務めた『恋妻家宮本』に続いてメガホンを取った第2回監督作品で、男女の30年間に及ぶ愛の物語を描いたものだ。遊川といえば、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』、さらに『同期のサクラ』など、数多くのヒットドラマを生み出してきた。そんな遊川によるオリジナルストーリーとあって、本作には早くから注目が集まっていた。物語の舞台は、昭和から平成、そして令和へと時代をまたぐ、“30年間に及ぶ、3月のある1日”。運命に翻弄されながら、それでも愛を紡いでいく男女の半生が綴られる。斬新で、緻密なギミックが施され、そしてあらゆる世代の心に刺さるであろう感動作だ。主人公の女性・結城弥生を演じるのは波瑠。映画『コーヒーが冷めないうちに』、ドラマ『G線上のあなたと私』などでさまざまなキャラクターを演じてきた彼女が、正しいことに真っ直ぐに突き進む、強い信念を持つ女性を演じている。そしてもうひとりの主人公・山田太郎、通称“サンタ”を演じるのが成田だ。『カツベン!』にて映画単独初主演も果たした彼が、周りに流される弱さを抱えつつも、大切な人である弥生を、人生をかけて支えていく男性を演じている。そのほか、弥生と太郎の親友で、病気が原因で若くして命を落とす高校生・渡辺サクラ役に杉咲花。太郎と深く関係のある青年・あゆむ役を、映画初出演となる岡田健史。そして、人格者で弥生の配偶者となるが、ある事故に巻き込まれる男・白井卓磨役を小澤征悦。悩むふたりにいつも手を差し伸べる太郎の母・山田真理亜役を黒木瞳。待望の遊川監督第2作を祝うかのように、多彩な面々が顔を揃えている。私たちの多くが経験してきた、激動の30年。“3月の31日間”だけを切り取った本作で、物語のラストとなる“3月31日”には、いったい何が待っているのか。涙なくして観られないそんな瞬間に、ぜひ劇場で立ち会っていただきたい。『弥生、三月-君を愛した30年-』公開中
2020年03月21日大倉忠義主演、行定勲監督の最新作『窮鼠はチーズの夢を見る』から、新たな場面写真が解禁された。部屋着姿の大倉忠義が成田凌の手からスナック菓子をパクッ新たに解禁された場面写真は、恭一(大倉忠義)と今ヶ瀬(成田凌)がテレビを見ながらくつろいでいるシーン。妻と別れ、独り身となった恭一のもとに押し掛けた今ヶ瀬。最初はそんな彼を拒否していた恭一だったが、いつしか今ヶ瀬と恋人同士のような密な時間を過ごすようになっていく。今ヶ瀬の差し出すスナック菓子を、テレビに夢中になりながらパクリとくわえる恭一。そして、無意識に今ヶ瀬の髪に触れ…。予告編では、「俺は、お前を選ぶわけにはいかないよ」と苦悩を見せている恭一が印象的だが、2人暮らしの他愛もない日常が切り取られ、その先のドラマを期待させる1枚だ。撮影現場では行定監督の指示のもと、まるで恋人同士のような雰囲気を作り上げていったという大倉さんと成田さん。そのほかに、2人の関係を揺るがす存在となる恭一の元恋人・夏生(さとうほなみ)、恭一の同僚・たまき(吉田志織)のカットも到着している。『窮鼠はチーズの夢を見る』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年6月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年03月18日波瑠と成田凌が3日、東京大神宮で行われた映画『弥生、三月 -君を愛した30年-』(3月20日公開)の大ヒット祈願イベントに登場した。同作は脚本家・遊川和彦の第2回監督作品。30年間に及ぶ3月のある1日”を舞台に、昭和~平成~令和と時代を跨ぎ、運命に翻弄されながら、それでも愛を紡いでいく2人の半生を描く。ある年の3月1日、3月2日、3月3日と進んでいき、物語のラストが3月31日となる。マスクをした参拝客が通る中、波瑠は「お天気が良すぎるくらい良くて、昨日みたいに寒い雨の日じゃなくて良かったな。本当は違うイベントだったんですけど、残念なことにこういう形になってしまいましたが、よろしくお願いします」と挨拶。「こういう状況なので、『映画館に行ってください』と大きい声で言えないのが残念なんですけど、いろいろな形で宣伝できればと思っています」と、新型コロナウイルスの影響について言及した。映画の舞台挨拶が次々と中止になる中、成田も「なかなか映画館に来てくださいとは言えない」とはしながらも、「またお会いできる機会は作れると思うので、観てくれる方に直接感謝を言える機会ができたらと思います」と希望する。また、2人にとって「3月とは?」という質問には、波瑠が「私が10数年前、事務所に入るきっかけいなったオーディションが3月にあったり、朝ドラのオーディションも3月位にあって、新学期は4月からだと思うんですけど、3月に生活や環境が変わるきっかけが多かった。思い出がいろいろあるのが3月ですね」と振り返る。成田は「高校の卒業式終わった後、友達と3人だけで、体育館で2時間くらいかけて卒業式をもう1回やった。3人だけで走り回って全訳やって、校長先生役と本人役と全部やりました」と青春の思い出を明かした。ヒット祈願イベントではあるが、拝殿での願いについて、波瑠は「コロナウイルスの影響が、早く収束して欲しいなあって」と苦笑する。「そしてみなさんに、何の心配もなく『弥生、三月』を映画館に観に来ていただけるようになって欲しいです」と願った。
2020年03月03日成田凌が、デビュー15周イヤーで勢力的に活動を行っている木村カエラの新曲で、自身も出演中のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「アリバイ崩し承ります」の主題歌「時計の針~愛してもあなたが遠くなるの~」Music Videoに参加していることが分かった。ミニアルバム「ZIG ZAG」に収録される今作のMusic Videoは、木村さんがデビューしてから初めてMusic Videoで男性との共演を果たした作品。同じ事務所という繋がりから、今回、成田さんとの共演が実現した。この曲は、男女の関係を時計の針に見立てて、時に合わさり、離れたり、近づいたりする様子を表現。Music Video監督には、ラフォーレ原宿、野田秀樹演出舞台「THE BEE」「贋作桜の森の満開の下」のアートディレクション、Charaや星野源のCDアートワーク、渡辺直美展のアートディレクションなどで知られる吉田ユニを迎え、彼女の独創的な視点から、全編を通して男女2人の思い出を辿るように時計の針をモチーフに、木村さんや成田さん、さらにいろんな小物などが時計回りで表現されている、不思議で緻密に計算された世界が広がる映像となっている。木村カエラミニアルバム「ZIG ZAG」は3月4日(水)よりリリース、ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信開始。土曜ナイトドラマ「アリバイ崩し承ります」は毎週土曜23時15分~テレビ朝日系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年03月03日成田凌×清原果耶のW主演映画『まともじゃないのは君も一緒』が、2021年3月19日(金)に全国公開される。<普通>に馴染めない、不器用な男女のストーリー『まともじゃないのは君も一緒』は、世の中の<普通>に馴染めない、おかしな男女の物語。主人公となるのは、予備校講師・大野。独身・彼女なしの彼は、ずっと一人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。そんな大野を“普通じゃない”と唯一指摘してくれるのは、教え子の香住。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい。」と頼み込むのだがー。成田凌×清原果耶が、教師と生徒の間柄に物語のメインキャラクターを務める不器用な男女役には、今を時めく人気俳優が抜擢。数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣を演じるのは、自身の初主演作『カツベン!』をはじめ、『チワワちゃん』『愛がなんだ』『くれなずめ』など話題作への出演が絶えない成田凌だ。また、恋愛経験はないけれど“恋愛雑学”だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を、若手注目女優・清原果耶が演じる。さらに、香住が想いを寄せる玩具メーカー社長・宮本は実力派俳優の小泉孝太郎が、宮本の婚約者であり、思いがけず大野と急接近する美奈子は泉里香が好演する。前田弘二監督が描くオリジナルストーリーなお監督を務めるのは、2011年『婚前特急』で長編劇場映画デビューを飾った前田弘二。監督作『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでタッグを組んできた脚本家・高田亮と再びコラボレーションし、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えたオリジナルストーリーを描く。詳細映画『まともじゃないのは君も一緒』公開時期:2021年3月19日(金)出演:成田凌、清原果耶、山谷花純、倉悠貴、大谷麻衣、泉里香、小泉孝太郎監督:前田弘二脚本:高田亮主題歌:THE CHARM PARK 「君と僕のうた」音楽:関口シンゴプロデューサー:小池賢太郎配給:エイベックス・ピクチャーズ製作:「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会共同幹事:エイベックス・ピクチャーズ ハピネット企画製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ マッチポイント<ストーリー>外見は良いが、数学一筋で<コミュニケーション能力ゼロ>の予備校講師・大野。彼は普通の結婚を夢見るが、普通がなんだかわからない。その前に現れたのが、自分は恋愛上級者と思い込む、実は<恋愛経験ゼロ>の香住。全く気が合わない二人だったが、共通点はどちらも恋愛力ゼロで、どこか普通じゃない、というところ。そして香住は普通の恋愛に憧れる大野に「もうちょっと普通に会話できたらモテるよ」と、あれやこれやと恋愛指南をすることに。香住の思いつきのアドバイスを、大野は信じて行動する。香住はその姿に、ある作戦を思いつく。大野を利用して、憧れの存在である宮本の婚約者・美奈子にアプローチさせ、破局させようというのだ。絶対にうまくいくはずがないと思っていたが、予想に反して、少しずつ成長し普通の会話ができるようになっていく大野の姿に、不思議な感情を抱く香住。ある時、マイペースにことを進める大野と衝突した香住は「もうやめよう」と言い出す。すると大野は「今変わらないと、一生変われない。僕には君が必要なんだ!」と香住に素直な気持ちを伝える。初めて誰かに必要とされた香住は、そんな大野の言葉に驚き、何か心に響くものがあり、初めての感情に「これって何!?」と悩み始める。二人の心がかすかに揺らぎ始めた時、事態は思わぬ方向へと動き出す。二人が見つけた《普通》の答えとは?
2020年02月22日映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、千葉雄大、白石麻衣、成田凌、中田秀夫監督、北川景子、田中圭が登場した。同作は、志駕晃のデビュー作で、北川景子主演による実写映画(18)が興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』のシリーズ第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を実写化。前作の連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月後、同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見され、真相を探るため刑事・加賀谷(千葉)は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田凌)のもとへ行く。作品名にかけて「絶対に落としたくないもの」を聞かれた千葉は、「やっぱり、北川さんから受け継いだバトンですかね。尊敬する北川さんから受け継いで、一緒に宣伝とかもさせていただいて、お芝居はもちろんですけど、お客様に届けるまでの背中が本当に尊敬できたので、そのバトンを落とさず、この作品もみなさんにお届けできたらいいなと思ってやってました」と語る。すると、会場に「その気持ち、届きました。初日おめでとうございます」(北川)、「雄大、おつかれ」(田中)、「真面目だね、相変わらず」(北川)と北川&田中の声が響き、キャスト陣も驚き。完全にサプライズで登場した2人に会場からも歓声が上がる。驚いて涙を見せる千葉に、田中が「泣いてる!」と指摘すると、千葉は「泣いてない泣いてない泣いてない」と否定するも、涙を拭う。北川は「勘がいいから気付いてるんじゃないかって話をしてたけど、気付いてなかったね」と目を潤ませ、千葉が「本当にびっくりしましたし、すごい大好きなお二人なので、本当に嬉しいです」と感謝すると、成田が千葉にハンカチを差し出す。また白石も「北川さんが撮影時すごく優しくしてくださったので……」と声をつまらせ、「改めて嬉しいです」と涙。千葉が成田から貸してもらったハンカチを差し出し、ハンカチのリレーとなっていた。クランクイン時や、同作を観た時にも千葉にメールを送っていたという北川。「前作も加賀谷の話だなと思っていたんです。私たちが主演だったかもしれないけど、加賀谷のバックグラウンドがキーになっていた。パート2でそれが明かされていくのがすごく面白かったし、人間的な部分が見られたのがよかったって、真面目に送りました」と明かすと、田中から千葉に「泣け、泣け」と茶々が入る。千葉は「やりづらいなあ!」と苦笑しつつ、「実は圭さんからも連絡をいただいて、いつもはなんかくだらないものしかこないんですけど、すごく感想をくださった」と語った。また、ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』では恋模様を繰り広げていた田中と千葉。今作での千葉と成田のタッグについて思うところがあったのか? という質問に、田中が「本当に2人の対比とかバランスが面白かったので、そこに対してはそんな思わなかったんですけど……」と答えると、千葉は「嫉妬したやろ!」とにやり。田中は「ぜんっぜんしない!!」と否定していた。
2020年02月21日2020年、映画界、テレビ界の賞レースを席巻し注目を集めている成田凌と清原果耶のふたりがダブル主演にして初共演する『まともじゃないのは君も一緒』が、11月に全国公開されることが決定。この度、主演を務めるふたりと、監督を務める前田弘二のコメントが公開された。成田は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は、自身の初主演作となった『カツベン!』や、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。その演技力が評価され、第11回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、第44回報知映画賞助演男優賞、第41回ヨコハマ映画祭助演男優賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、第74回毎日映画コンクール男優主演賞など、数々の賞レースを席巻した存在だ。今最も注目と期待が集まる俳優のひとりといっても過言ではない。彼が演じるのは、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だが、実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣役だ。対する清原は2019年、『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演した。その圧倒的な存在感と演技力が評価され、第32回日刊スポーツ映画大賞新人賞を受賞。ドラマ初主演となった『透明なゆりかご』では、東京ドラマアウォード2019主演女優賞を受賞した。さらには日本映画テレビプロデューサー協会が選定する、2020年エランドール賞新人賞を受賞するなど、弱冠18歳にして実力派女優としての地位を確立している。この2020年、最も注目度の高い女優だろう。そんな彼女は、恋愛経験は無いけれど、恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を演じる。監督は、2011年、長編劇場映画デビュー作となった『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞などを受賞し一躍注目を集めた前田。コミカルかつキュート、毒気もありながら本音でぶつかっていく愛すべきキャラクターなど、数々の魅力的なキャラクターを彼は生み出してきた。そして脚本は、2014年に公開された『そこのみにて光輝く』でキネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞し注目を集めた、高田亮が務める。本作は、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでタッグを組んできたこの監督と脚本家のふたりが再びタッグを組み、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えて描くオリジナルストーリーとなっている。主演の成田と清原、監督の前田のコメントは下記。■成田凌(大野康臣役)これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの?予備校もの?いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います。この役を演じて“普通”というものがなんなのか、わからなくなりました。そんなもの存在するのか、あるのなら無くなってしまえ、と思いました。世の中の“普通”というものに馴染めない予備校講師・大野と、“普通”を教えてくれる予備校生の香住、このふたりのあったかい、いや、あったかい?つめたい?なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください。■清原果耶(秋本香住役)私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から「今までに見たことのない清原さんを見たい!」と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら、初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした。不器用なふたりが紡ぐ奮闘記、自分だけの“普通”を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです。お楽しみに。■前田弘二(監督)この映画は、世の中の“普通”に馴染めない、おかしなふたりの物語です。成田凌氏と清原果耶氏は全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を、ひとつひとつ丁寧に見事に演じ、ふたりの作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました。「普通はどうなんだ?」「みんなはどう思うんだろ?」、正論らしさや大多数の意見に流されやすい現代。きっと主人公ふたりの姿に気分がスカッとするはず。『まともじゃないのは君も一緒』11月全国公開
2020年02月18日俳優の成田凌と女優の清原果耶が、11月公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』で初共演し、W主演を務めることが18日、明らかになった。同作は、『婚前特急』(11)や『わたしのハワイの歩きかた』(14)などを手掛けた監督・前田弘二氏と脚本・高田亮が再タッグを組み、日常に潜むコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを毒気を交えながらコミカルに描くオリジナルストーリー。成田凌演じる予備校講師・大野康臣は、独身で彼女なし。大好きな数学の世界に浸る生活に不満はないが、「このままずっと一人なのか」と不安を感じることもあり、女性とのデートでもどのように振る舞えばいいのか分からない。自分だって普通に結婚したい。でも、普通とは何なのか。教え子の秋本香住(清原果耶)は、そんな大野を「普通じゃない」と指摘してくれる唯一の存在で、大野は香住に「どうしたら普通になれる? 普通を教えてほしい」と頼み込むのだが……。本作について、成田は、「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います」とコメント。「この役を演じて『普通』というものがなんなのか、わからなくなりました。そんなもの存在するのか、あるのなら無くなってしまえ、と思いました。世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください。笑」と呼び掛ける。一方の清原は、「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい! と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」と撮影を回顧。「不器用な2人が紡ぐ奮闘記、自分だけの『普通』を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです。お楽しみに」と本作に込めた思いを伝えている。■前田弘二監督コメントこの映画は、世の中の「普通」に馴染めない、おかしな二人の物語です。成田凌氏と清原果耶氏は全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を一つ一つ丁寧に見事に演じ、二人の作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました。「普通はどうなんだ?」「みんなはどう思うんだろ?」正論らしさや大多数の意見に流されやすい現代。きっと主人公二人の姿に気分がスカッとするはず。
2020年02月18日成田凌と清原果耶がW主演で初共演する『まともじゃないのは君も一緒』が、11月より公開されることになった。成田凌は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年・第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は自身の初主演作となった『カツベン!』ほか、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。その演技力が評価され、第11回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞をはじめ、第44回報知映画賞、第41回ヨコハマ映画祭、第93回キネマ旬報ベスト・テン、第74回毎日映画コンクールなど数々の賞レースを席巻、いま最も注目と期待が集まる俳優のひとり。本作では、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど、実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣を演じる。一方の清原果耶は、ドラマ初主演となった「透明なゆりかご」で東京ドラマアウォード2019主演女優賞を受賞、2019年は『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演し、その圧倒的な存在感と演技力が評価され、第32回日刊スポーツ映画大賞・新人賞を受賞、さらに日本映画テレビプロデューサー協会が選定する2020年エランドール賞新人賞を受賞するなど、18歳にして実力派女優としての地位を確立。2020年最も注目度の高い女優のひとり。本作では、恋愛経験はないが、恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を演じる。「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います」と成田さん。「世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください」と笑顔でコメント。清原さんは、「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい! と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」とふり返り、「不器用な2人が紡ぐ奮闘記、自分だけの『普通』を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです」と期待を込める。監督は、2011年、長編劇場映画デビュー作となった『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞などを受賞し一躍注目を集めた前田弘二。また、脚本は、2014年公開『そこのみにて光輝く』で、キネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞し注目を集めた高田亮。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでタッグを組んできた監督・脚本コンビが今回は、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えたオリジナルストーリーで描く。話題の2人の初共演に、前田監督は「全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を一つ一つ丁寧に見事に演じ、二人の作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました」と手応えを覗かせている。あらすじ予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。いまの生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何か分からない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかは分からない大野。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。『まともじゃないのは君も一緒』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月18日俳優の成田凌(26)が2月13日、「第74回毎日映画コンクール」の表彰式に出席。映画「カツベン!」で男優主演賞に輝いたことを受け、喜びを語った。各メディアによると、成田は「お世話になった人の顔ばかりが浮かんできた。皆でもらった賞。感謝しかないです」と感激の面持ち。今後について「どんな役でも選ばずにチャレンジしていきたい」と意気込んだという。また、祝福に駆けつけた周防正行監督(63)から「ここまでうまくなるとは思わなかった」とたたえられた成田。その陰には並々ならぬ努力があったようだ。「成田さんは、無声映画の時代に一流の活動弁士を夢見る青年役。オーディションで選んでくれた周防監督の期待に応えるべく、クランクイン4カ月前からみっちりと活動弁士の練習を重ねていたそうです。その成果を十分に発揮できたとあって、感無量のようです」(映画関係者)成田は昨年、「翔んで埼玉」「人間失格太宰治と3人の女たち」など5本の映画に出演。その演技が評価され、「キネマ旬報ベスト・テン」などの助演男優賞を受賞してきた。そして冒頭の「毎日映画コンクール」で初の主演男優賞を受賞するなど、快進撃は止まることを知らない。「ターニングポイントは、18年11月公開の『スマホを落としただけなのに』への出演。連続殺人犯を演じたのですが、その迫真の演技が『怖すぎる』と話題になっていました。そこで俳優として覚醒したようで、業界内での評価もうなぎ上りになっています。今後、ますます注目を集めそうです」(芸能記者)成田が前作と同じ役で出演する「スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼」は21日から公開。再びその演技が話題になりそうだ。
2020年02月17日大倉忠義・成田凌出演で、水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』。この度、待望のポスタービジュアルと予告編が解禁となった。人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描いた、水城せとなの「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を原作にした本作。今回、初解禁されたポスタービジュアルは、窓際で読書をする恭一(大倉忠義)をバックハグしながら見つめる今ヶ瀬(成田凌)という、ふたりの愛おしい瞬間が収められている。「好きで、好きで 苦しくて、幸せ」というコピーによって、恋の歓びと痛みが同時に表現され、切ない恋模様を予感させるものに仕上がった。また、予告編映像は、大学の新入生歓迎会で出会った恭一に「一瞬で恋に落ちた」今ヶ瀬のナレーションが入る、ふたりの出会いのシーンからスタート。「僕と付き合いますか?」という今ヶ瀬の言葉に、「なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ」と素っ気ない態度の恭一。一緒に暮らしはじめたころは、今ヶ瀬の「キスして」という甘い言葉に見向きもしなかった恭一が、一途な今ヶ瀬に少しずつ心を開いていくような姿も。しかし、恭一の昔の恋人・夏生(さとうほなみ)が現れたことで、ふたりの関係はすこしずつ変わり始めていく…。恋が始まる瞬間や、胸にそっとしまっておきたくなる言葉、複雑に絡みあう感情、それらのひとつひとつが、痛いほどリアルに、そしてときに美しく、どのシーンからも1秒たりとも目が離せない。さらに映像のラストシーンでは、雨の音が鳴り響く中、再びふたりの距離が近づき…。この予告編だけでも、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を予感させるものとなっている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年6月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2020年02月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と俳優の成田凌が出演する、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(6月5日公開)のポスタービジュアル、及び予告映像が17日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。今回公開されたポスタービジュアルでは、窓際で読書をする恭一(大倉)を見つめる今ヶ瀬(成田)という瞬間が収められている。「好きで、好きで 苦しくて、幸せ」というコピーによって、恋の歓びと痛みが同時に表現され、切ない恋模様を予感させる一枚に仕上がった。そして予告編映像は大学時代、新入生歓迎会で出会った恭一に「一瞬で恋に落ちた」今ヶ瀬との出会いのシーンからスタートし、「僕と付き合いますか?」という今ヶ瀬の言葉に、「なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ」と恭一は素っ気ない態度。今ヶ瀬の「キスして」という甘い言葉に見向きもしなかった恭一が、一途な今ヶ瀬にすこしずつ心を開いていくようになる。しかし、恭一の昔の恋人・夏生(さとうほなみ)が現れたことで、ふたりの関係はすこしずつ変わり始めていく。
2020年02月17日