大泉洋が“地元”を舞台に、松田龍平と大暴れ!これまでにない探偵映画、バディムービーとして注目を集める『探偵はBARにいる』の特報映像が到着。大泉さんと松田さんの活躍はもちろん、“謎の女”として革のコートを羽織った小雪の姿も!東直己の手による「探偵」シリーズの第2作にあたる「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を映画化した本作。“コンドウキョウコ”と名乗る謎の女から「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」というごく簡単な依頼を受けた探偵(大泉さん)だったが、ここから彼は何者かに命を狙われるハメに。高田と共に事件の背景を探る探偵だったが、浮かび上がってきたのは2つの事件。そこには救いようのない愛が…。探偵が手を縛られたまま巨大な穴に落とされ、雪で埋められる、という過酷なファーストシーンで撮影が開始されたという本作。これまでに、大泉さんと松田さんが敵の本拠地に殴り込みをかける激しいアクションシーンの一端などが紹介されてきたが、今回の特報は探偵の根城とも言える「BAR KELLER OHATA」のシーンからスタート!最近では見かけない黒電話で「パジャマ?」、「何色よ?」、「いやらしいね」と実のなさそうな話に花を咲かせ、名刺を差し出し「何かあったらここに電話してくれ」と決める探偵。毛皮を着こんだ事件のカギを握る“謎の美女”役の小雪さんに、西田敏行演じる、シャンパングラスを持った白いスーツの“大物実業家”と役者は揃った?頼りの“相棒”・高田(松田さん)はボーっとしつつも空手の達人。この特報でもスノーモービルを操り「乗れ」と気のない一言。とぼけた調子で探偵をサポートする。この実力派俳優陣が織りなす“空気感”だけでも必見。さてさて、物語はどこへ向かうのか――?アジア最北の大歓楽街ススキノを舞台に男たちの欲望、女たちの想いが入り乱れる。『探偵はBARにいる』は9月10日(土)より全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月、全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:大泉洋&松田龍平の探偵コンビの壮絶アクションシーンの撮影現場に潜入!イメージはルパンと次元?大泉洋と松田龍平が『探偵はBARにいる』で探偵コンビ!
2011年05月02日大泉洋と松田龍平のコンビによる探偵映画として先日、製作が発表された『探偵はBARにいる』。いまだ撮影が続く本作だが、北海道で行われた撮影現場に潜入!大泉さん&松田さんの激しいアクションシーンの一端が明らかに…。東直己による「ススキノ探偵」シリーズの第2作「BARにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、ある依頼を受けたことから命を狙われるハメになった探偵(大泉さん)が、相棒の高田(松田さん)と共に事件の裏に隠された真相に迫る本作。大泉さんにとっては、地元・北海道を舞台にした邦画メジャー初主演作品となる。雪に覆われた屋根の上でハイキック!撮影が行われたのは2月下旬、場所は札幌から車を北へ少し走らせた石狩市。海に面し、それ以外は一面が雪に覆われた平原に立つ、ログハウス仕立ての喫茶店を、チンピラたちが集う“道場”に変身させ、探偵と高田の2人が乗り込んで行くというシーンが撮影された。特にこの日と翌日で撮影されたのは、道場での“用事”を済ませた2人が、チンピラたちともみ合い、彼らを倒しながらこの場を脱するという、映画の中でも最も激しいアクションのシーン。撮影現場に到着してまず目に飛び込んできたのは、屋根の上にいる、怪しい制服姿のチンピラまがいの男たち。空手の達人である高田が、華麗な技の数々で男たちを倒していく。雪で覆われた屋根の上、という不安定な足場にもかかわらず、身軽にアクションをこなす松田さん。フワリ飛び跳ねてチンピラのひとりにキックをお見舞いすると、男は屋根の上から地面に真っ逆さま!初心者の域を超えたスノーモービルさばき続いて、リーゼント風の頭に革ジャンという、これまでにないいでたちで登場した大泉さんのアクション。男たちに押さえつけられ、地面を転がりつつも相手を蹴り上げ、さらには雪の壁に相手を叩きつけ、殴り殴られ…とまさに大乱闘が展開する。と、そこに登場したのは、スノーモービルに乗った高田!松田さん自身「ここまでスタントなしでやるとは…」と苦笑いを浮かべてふり返っていたが、一部を除いてスノーモービルも自ら運転している。「初心者のコースじゃない!」(松田さん)との言葉の通り、このシーンで求められる運転技術はかなりのものだったが、普段からモトクロスのバイクに乗っている松田さんだけあって、さすがのハンドルさばきを見せていた。「地で演じてる(笑)」大泉洋が松田龍平を絶賛!このスノーモービルのシーンで、大泉さんが横で見ながら楽しそうに笑っていたのが、高田が探偵に「乗れ!」と声を掛けるときの松田さんの口調。男たちをなぎ倒し、追われ…という緊迫したシーンにもかかわらず、どこか常人離れした“空気”を身にまとう高田の、ちょっぴり気の抜けた「乗れ」というセリフに、大泉さんも「『どれだけ抜いて台詞を言うんだ!』という感じ。地で高田を演じてますね」と大絶賛だった。さらに、やっとのことで高田の愛車にたどり着いた2人だったが、なかなかエンジンがかからず、追手はブルドーザーで後ろから車を持ち上げようとする。実際、大泉さんと松田さんが乗った車が目の前でガクガクと縦に揺らされる様子は見応えたっぷり!夕方近くになると風の影響もあってかなり冷え込んできたが、念入りにテストを繰り返しつつ、様々な角度から同じシーンを何度も撮り直す。共演陣の中には、半そで姿で雪原の中で座り込まなくてはいけなかったり、雪の道を自転車で走り、転げ回る、などなどアクションの部分以外でもかなり過酷な要求がなされたが、チーム一丸となって、あたりが暗くなるまで撮影は続けられた。先述したようなハードボイルドな容貌の大泉さんに、クールなスタイル&映画でメガネを掛けるのは初めてという松田さんにオールドタイプの愛車など、ファッションや美術、小道具も見どころ。どこかルパンと次元のような2人の掛け合いにも注目だ。『探偵はBARにいる』は現在も関東近郊にて撮影中。公開は9月を予定。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月、全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:イメージはルパンと次元?大泉洋と松田龍平が『探偵はBARにいる』で探偵コンビ!
2011年04月04日大泉洋と松田龍平が現在撮影中の映画『探偵はBARにいる』で、探偵とその相棒という役柄で初共演することが明らかになった。原作は、2001年に「残光」で日本推理作家協会賞を受賞した東直己が長年手掛けてきたススキノ探偵シリーズ(これまでにシリーズ10巻刊行)の2作目にあたる「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)で、物語の主な舞台はアジア最北の大歓楽街・札幌のススキノ。酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵を大泉さんが、そして彼の相棒であり、北海道大学農学部助手で、華奢な見た目ながら空手の達人で寝るのが趣味というマイペースの相棒・高田を松田さんが演じる。物語の始まりは探偵(大泉さん)の元に届いた“コンドウキョウコ”と名乗る女性からの電話。「ある男に会い、彼にひとつ質問してほしい」――簡単な依頼のはずだったが、直後に探偵は命を狙われるハメに!自分の命を狙った奴らを探すべく、高田と行動を開始した探偵。そこで浮かび上がったのはススキノで起きた2つの事件。コンドウキョウコに翻弄されつつ、事件の核心に迫り、真相を解き明かそうとする探偵の活躍が描かれる。須藤泰司プロデューサーは、自身も札幌育ちであり、16年ほど前に原作を読んで以来、ずっと映像化を志していたという。今回の映画化にあたり、主演に大泉さんを起用した経緯について「原作は札幌が舞台ですから、東京の人を連れてきて撮るっていうのは考えられなかったんですよ。そんなときに、たまたまスタッフに勧められてあるDVDを見たら、むちゃくちゃ面白くて!それが『水曜どうでしょう』です。それから中毒のようにはまって…『もしかしたら、この人…』と思うようになったんです。それが8年以上前ですかね。その頃からこの企画は大泉さんありきで考えてました。だから、大泉さんが東京に出てきたら…と思っていたら、あっという間に売れてしまって(笑)。そしたら、逆に頼んでOK出るまで時間かかってしまいました…(笑)」と明かす。さらに、大泉さんと松田さんの探偵コンビについては「探偵と高田のコンビのイメージは、ルパンと次元といえば1番分かりやすいかも知れません」とも!大泉さんは主演としての地元凱旋にも、力むことなくマイペース。「北海道で映画を撮ってくれるだけで嬉しいです。次の日のロケ地を言われても、東京だと分からなかったりするんですが、地元なのですぐ分かるんです。『あ、あそこなら何分で着くな』みたいなね(笑)。地元ならではといえば、僕は北海道では、すごく身近な存在なので『洋ちゃん、お疲れ!』みたいな感じで、普通に声をかけられるんです。あまりに自然だから、もしかしたら知り合いの方かな?と思い『あ、どうも』って挨拶するんですけど、結局、知らない人だったりするんですよ(笑)」。また、松田さんとの初共演についても「龍平くんに最初にお会いしたとき、淡々とした空気を持っていらっしゃって、ものすごく魅力的だったんです。なので、一体、どんな高田をやってくれるんだろうって、楽しみにしていました。実はクランクイン前に、監督から、高田との掛け合いのテストや本読みの話もいただいていたんですけど、練習をしない方が、龍平くんとの絡みはなんとなく良いような気がしてやらなかったんです。その上で、実際、現場で一緒に演じてみたら、絶妙に面白い!緊迫した状況で『どれだけ抜いて台詞を言うんだ!』っていうような演技をするんです。あれは僕にはない発想ですね。徹底してキャラクターを作り上げるのは素晴らしいと思います。でもそれがとても自然で、龍平くんは高田を地でいってるんじゃないかと思うぐらいです。掛け合いもすごく面白くて、探偵は高田と話していたら、こんなふうにイラッとするだろうなと思いながら演じています(笑)。2人の絡みは最高に面白いですよ」と楽しんでいる様子。一方の松田さんも「一緒にやってみて、すごくあったかい人だなと思いますね。芝居面も初めて共演させてもらうんですけど、大泉さんが壁をうまいこと超えてくれるから、とてもやりやすいです」と大泉さんの印象を語る。空手の達人ということでアクションにも果敢に挑戦しているようだが「雪もありますし、そこが不安でもあり楽しみでもある。どうなるのかな?と。アクションは奥が深いですよね。やればやるほどそう感じます。実はアクション練習はそこまでびっちりはやれてないんです。でもまさかここまでスタントを使わずにやるとは、思ってなくて(笑)」とその激しさをうかがわせる。ちなみに、今回解禁となった写真を見ても分かるように、高田はメガネをかけている。実は、松田さんが役でメガネをかけるのは初めてのこと。「喧嘩が強いんです。こんな風貌ですけど(笑)」と語るが…見た目とのギャップも楽しみなところだ。北の大地で結成された新たなコンビに期待!2人の掛け合いやいかに?『探偵はBARにいる』は3月末にクランクアップを予定。その後、9月、全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月、全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会
2011年03月07日浮気調査、別れさせ工作……。自分には縁遠い言葉たち。でも、気になりませんか?その実態。だからといって、探偵事務所ってよっぽど思い詰めないと行く機会もないし……。そんな私にうってつけのお店が六本木にありました。探偵バー「Answer」。普段は現役の探偵をしている人たちがバーテンダーとしてカウンターに立つという、なんとも変わったバーなのです。潜入取材してみました。ビルの看板には「探偵BarAnswer」の文字が。恐る恐る、お店の中へ足を踏み入れます。さほど広くはない店内ですが、ブルーのライトがオシャレな感じ。一見普通のバーのようですが、カウンター席のテーブルには、盗聴器や小型カメラ、調査報告書のサンプルなどがズラリと並んでいます。「おぉ、これが本物の……!」テレビで見かけることはあっても、日常生活を送るにあたって出会う機会のないものたちに、心が躍ります。ひと通り店内を物色した後、メニューを見てみると……「ノスタルジックスウィート」という名前のカクテルだとか、「イタリア旅行ででき上がった二人の恋……。あさりとエビのスープリゾット」など、ストーリー性高く、かつ妄想力をかきたてるメニュー名。なかでも、ひときわ異彩を放っていた「愛憎関係」というペアカクテルを頼んでみました。グラスが2つに分かれた枝のようになっています。一方は愛を表現したものと思われる甘いカクテル、他方には甘さの中にもパンチの効いた少々きつめのカクテルが入っており、これが憎しみというわけです。愛と憎しみは隣り合わせ、ということを表現しているのでしょうか?さて、カクテルもそこそこに、いよいよ探偵である店員さんに話を伺ってみました。――どんな案件が多いのですか?「出会い工作なんか、最近は多いですよ」――出会い工作!?誰と出会うための工作ですか?「たとえばですけど、スポーツインストラクターに恋をしたけれど、自分では連絡先すら聞けない人がいたとします。そしたら、そのジムに探偵が通ってインストラクターと仲良くなって合コンをセッティングする……」――おぉ!もし合コンに参加した、ほかの子を気に入ってしまったらどうするんですか?「ほかは全員仕かけ人なので、そうならないように仕向けるんですよ」仕組まれた出会い……。ちょっと怖い!でも、そこから先は当人次第なので、自分でどこまで頑張れるか、その力量にかかっています。あくまでも、きっかけづくりのみとのこと。真相の明かされない、壮大なドッキリとも言えそうです。――職業病みたいなものはありますか?たとえば、人を信じられなくなったりとか……。「いや、特にはないですよ。目に映るそのままを信じるので。でも、面が割れたので、その街に行くのはしばらくやめておこう、とかはありますよ」――行動も自制しないといけないですね。それにしても、恋人の浮気が判明したときなど、真実を依頼者に伝えるのって心が痛んだりしませんか?「知らない方が幸せだということも多いですからね。オブラートに包んだ表現をするなどの工夫はします」すべてを知ったからといって、幸せには結びつかないのですよね。ほかにも「これまでで一番つらかったのはどんな調査?」とか、「もし後をつけられていることに気付いたら、どうすればいいの?」など矢継ぎ早に質問攻め。ここで明かしてしまうとお仕事に支障が出てしまうようなのでやめておきますが、気になる方はぜひ、行って直接聞いてみてください!ちなみに、店に入った瞬間「あいつを懲らしめたい!!」というような、物騒なお客さんもたまにくるらしいのですが、報復の依頼は受けていないそうです……。探偵というと、筆者の中ではアニメの主人公が「犯人はお前だ!」なんて言っているようなイメージでしたが、やはりイメージで決めつけるのは良くないですね。数々の修羅場をくぐり抜けた彼らは話題が豊富で、とても楽しかったです!もし、なにかあったらお願いしようかな……などと思いつつ、やっぱり平穏な日々を送れるように、小心者の私は願うのでした。<「探偵BarAnswer」の場所>東京都港区六本木6-8-8ゴーディビル2F(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】気になる職業『探偵』の実態に迫る【コラム】誰もが探偵になれる!?私が体感したTwitter事件簿【コラム】高級車勢ぞろい!意外に知らない、漫画・アニメのキャラの車
2010年12月16日ある朝、友人からメールが来ました。夢の中で、私が見事なTバックをはいてトライアスロンをしていたと……。さらに詳しく聞くとTバック2枚ばきで、夕方の混雑している商店街を自転車で全力疾走していたらしいのです。え、トライアスロンなのに、商店街!?えーと、それってたんなる変態じゃ……?しかも混雑している場所を全力疾走とは、なんたるはた迷惑なの、夢の中の私!摩訶(まか)不思議な、他人の夢の中。そこに自分が登場したらしい、というなんとも光栄な(?)体験をエピソード集にしてみました。■夢枕?(24歳/女性)「ある日私の仲の良い友達から、突然夢の話をされました。夢の内容は、友達の枕元にポテトチップスがあって、女の人が不穏な空気を発しながらも、それをばりばり食べている夢だとか。そこまでは良かったんですが、その夢のなかの女の人の格好が、ゼブラ柄のベアトップワンピに白のタートルネック、髪型はポニーテールで、話を聞いていた私の格好と酷似しているらしいです。友人には、『昨日の夜中、私が寝ている間に家にきてた?実は今、あんたが怖い』って言われて、こちらも怖くなってしまいました」ちなみに、味はコンソメだったらしいですのですが、彼女が今ハマっているのはWコンソメパンチとのこと。あながちはずれていません。■ときめき夢リアル(25歳/男性)「遠距離が理由で別れた元カノから、久しぶりに連絡が。『さっき夢に出てきて、二人で思い出の場所をめぐったらすごく楽しかった。それで、ときめいちゃった(笑)』と。僕は別れてからも好きだったので、その言葉に舞い上がりました。それから連絡を頻繁にするようになって、なんと最近もう一度やり直すことになりました!」えー!!夢、サマサマです!!これから二人で思い出の場所をめぐったら正夢じゃないですか(大興奮)!私は芸能人と付き合う夢を見ては、ときめきを繰り返していているのですが、こんな話を聞くとかなうような……なーんて、それこそ夢のような話ですね。■ルーニーって誰?(27歳/女性)「友人が私の家に泊まりにきたときのこと。寝静まってしばらくすると『ルーニーとばっかり!』と、突然大声を出しました。『え?何が?』と聞き返すも返答なしで、どうやら寝言のよう。翌朝どんな夢を見たのか訊ねると、私が誰か知らない人と仲良く遊んでいたそう。私が『もしかしてその知らない人、ルーニーって名前?』と聞くと、『何で知ってるの?』と友達。……で、ルーニーって誰?」つい大声が出てしまうほど、夢の中でほったらかしにされていたのでしょうか。「ルーニーとばかり仲良くしちゃイヤよ!」ってなことで。ルーニーは結局誰だったんでしょうか?■アナウンサー志望(24歳/女性)「会社の同僚の夢に私が登場して『アナウンサーになりたいから、会社を辞める』と言っていたそうです。私にはまったくそんな願望はないばかりか普段からかなり滑舌が悪いので、いたたまれない気持ちになりました」夢の中では、どんな夢を思い描いたって自由です!■青春ドラマ(29歳/男性)「『高校時代の文化祭っぽい夢だったんだけど、ステージを乗っ取って、思い切り気持ちよさそうに歌ってた!』と、付き合っている彼女に言われました。ステージ上からウインクされて特別感を味わった、と満足げ。でも僕は、歌も上手くないし、実際にやったらドン引きされそう」このカップル、高校時代は別々の学校だったらしいので、もしかしたら学園恋愛をしたかったという彼女の願望が夢となって現われたのかもしれません。今度制服デートを提案してみましょう。……もし違ったら、それこそドン引きされそうですが。夢、それは妄想無限大の未知なる世界。そこで輝いていたり、嫌悪感を与えたりとさまざまなかたちで登場する人々。どこか不思議な気持ちになるものです。(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】「夢占い」で深層心理を探ってみた【Q&A】最近、職場の人が出てくる夢をみます【コラム】夢の中なら何をしても……。芸能人とあんなことしちゃいました!
2010年12月12日探偵と言えば足を使っての聞き込み調査が身上ですが、携帯一つで探偵になれるかもしれないのがご存じ「Twitter」です。浜田幸一容疑者の逮捕前の最後のつぶやきが、自身の逮捕を予告した暗号メッセージだったのではないかというニュースがネット上で急速に拡大したことはまだ記憶に新しいと思います。ちなみに、話題となった浜田容疑者の最後のつぶやきは「熱帯夜、熱帯魚、熱帯雨林、渡り廊下走り隊」という意味不明なものでした。浜田容疑者が「渡り廊下走り隊」を認識しているという事実にも軽くビックリしましたが、取材記者や多くのネットユーザーがそのつぶやきの"解読"に頭を悩ませました。「『熱』が三つで『熱三=ねつぞう』、『帯』、『隊』と、読みが『タイ』の漢字が4つで『タイフォー=逮捕』、あわせて『捏造(ねつぞう)逮捕』を予告したメッセージではないか」なんていう説もありました。ま、真相は闇の中です。本人の口から語られる日は来るのでしょうか。そんな浜田容疑者ほどのビッグネームではなくとも、われわれがフォローしている知人・友人のつぶやきから思わぬ展開や解決を見せるドラマが潜んでいるものです。今回は、そんなプチ探偵気分になれるエピソードを探ってみました。■Twitterで浮気調査?それまでTwitterにまったく興味のなかった都内在住のある女性は「好きなタレントがつぶやいているから」という理由でTwitterに登録しました。早々に好きなタレントのつぶやきには飽きてしまい、ふと彼氏の名前を検索してみると、彼氏のアカウントが出て来ました。彼氏のフォロワーは63人、それに対して258人をフォローしているというアンバランスさにちょっと不信感を覚え、しばらくフォローせずフォロワーにもさせずの「静観」と言う名の張り込みが始まりました。女性は、毎日のように彼氏のつぶやきをチェックし一つの法則を発見しました。「今日お会いした○○です!覚えてますか??」女性ユーザーへのリプライの多くに見られたパターンでした。どこで会った女性に向けてのつぶやきなのかは定かではありませんが、明らかに出会いをきっかけに親交を深めたいようなリプライでした。その女性からのリプライ返しがあり、数回のキャッチボールがあった後「フォローしたので、ここからはダイレクトメッセージで^^」な誘導で決定的なやりとりは内密にことを進めるという用意周到さでした。その女性は、疑わしいすべてのつぶやきをコピー&ペーストで収集し彼氏に突き付けたと言います。■返済能力の有無を確認?「貸したお金、早く返してよ!」ある社会人の男性は、昨年、学生時代の友人に30万円を貸していました。その友人は学生時代から続ける劇団で役者の道を志しながらのアルバイト生活。割の良いバイトを、と思い引っ越しのバイトをしたいと思ったのですが運転免許がありませんでした。「毎月少しずつ返すから」という約束で免許を取るための資金として、30万円を友人に貸した、この男性。友人の夢を応援したい気持ちとお金を貸せる社会人であることの優越感、その両方に酔っていたと言います。しかし、お互いの生活が忙しくなり、連絡も滞るようになっていきました。気になるのは貸した30万円の返金です。それとなくメールで聞いてみると「本当にごめん……。今きつくて……。もう少し待ってください」という切実な懇願メール。本当に懐が厳しいのだろうと思い、気長に構えようとした矢先、友人が所属する劇団のTwitterアカウントの存在を知りフォローしました。どうやら劇団員が持ち回りでつぶやいているらしいのです。すると、その友人が「わが家も地デジに買い換えました!」というつぶやき。地デジのテレビをバックにうれしそうなピースサインを決める友人の写真付きでした。返済能力があることを確信した男性は返金の催促に踏み切りました。■上司へのプレゼントと、ここまでは殺伐とした話が多かったのですが、ここで心温まるTwitterエピソードも。ある女性は職場の上司(男性)をフォローしていました。「あと1週間で40代も終わる」という上司のつぶやきから、誕生日が近づいていることを暗に知ってしまいました。そんな女性と同様に同僚の何人かも気付き、せっかくなので何かプレゼントを贈ろうという話に。しかし、間もなく50歳になろうとしている男性がいったい何を欲しがっているのか誰も分かりません。そこで、彼のつぶやきをプロファイリングすることから最適なプレゼントを導き出そうということになりました。それまで特に注目していなかった上司のつぶやきを一から振り返るといろいろなことが分かって来ました。・FC東京の熱狂的なファンであること・最近、短大生である娘との会話が少ないこと・柴犬(シバイヌ)を飼っていること・ダイエットが続かないこと・たまに村上春樹を意識した文体になることやや強引ではあるものの一つの答えが出ました。二つ目の娘さんとの会話が少ないことはどうにもなりませんが、FC東京のサッカー観戦に役立ち、シバイヌの散歩に役立ち、ダイエットのジョギングに役立ち、さらには村上春樹のようにマラソンにも挑戦してほしい気持ちを込めて、スニーカーを贈ることになりました。あえて上司が自分では選ばなさそうな派手なスニーカーを選んだところ、上司はとても喜んでくれたと言います。Twitterも使い方次第では、不要なコミュニケーションを省略し身近な諸問題を解決してくれることもあるようです。今後もまだまだ広がって行きそうなTwitter。上手に付き合っていきたいものですね。(フルタジュン/劇団フルタ丸×プレスラボ)【関連リンク】【コラム】Twitterって本当におもしろいの?ヘビーユーザーに聞いてみた【コラム】mixi,Twitter,etc.ネットでの出会いって本当にあるの?【コラム】今だからこそ始めたい、Twitterとその成功活用事例
2010年10月15日始まりはビートルズの幻の名盤「ブッチャーカバー」の紛失。事件は一応の収束を見るが、その1年後、探偵を名乗る男が現れ…。彼の口から語られる“もうひとつの物語”。事件の真相は?『苦い蜜 〜消えたレコード〜』は“大人の密室劇”と呼ぶにふさわしい重厚なるミステリー。探偵役をおおせつかったのは、映画に舞台に幅広い活躍を見せる金子昇。元々、ビートルズファンという金子さんが作品の魅力をたっぷりと語ってくれた。「白衣のビートルズ」がこの映画に最初につけられたタイトル。「それを聞いた瞬間に、脚本を読まずに『出たい!』って思いましたね」。そう語る金子さん、16歳のときからビートルズファンというが、実は、いまこうして俳優をやっていることにも、ビートルズの存在が密接に関わっているとか…。「ずっとバンドをやってたんですが、あるときビートルズがビートルズになる以前の物語を描いた『バックビート』という映画を観たんです。それを観て『あぁ、役者って面白いかも』と思って俳優を志すようになったんです」。亀田幸則監督は、本作の全ての登場人物に関して、自身の周囲に実在する人間をモデルにしたそうだが、唯一の例外が金子さんが演じた探偵役。監督による完全なオリジナルのキャラクターだとか。「実はそれ、今日初めて聞いたんですよ。誰もモデルにしていない…ということは、この役は監督自身なんだなと勝手に思ってます(笑)。でも、撮影のときも監督はあまり多くは語らなかったですね。ただ、僕はこの作品のクランクインの直前まで、どっぷり4か月間、ニューハーフの役に浸かっていたので、そういう動きが空気感が出てしまうかもしれないと思った。そこは、監督の方で指摘してくださいとお願いしました」。“探偵役”という、なかなか演じる機会のない役柄とあって、準備段階から楽しめたのでは?と尋ねると苦笑いを浮かべつつこんな答えが。「そう、探偵役と聞いて、僕の方もあれこれ想定して『古畑任三郎タイプか?それともコロンボか?いや、コナンくんか?』と探りつつ、キャラクターを考えてたんですが…。まあ、映画を観てもらえれば分かりますが、僕の演じた探偵は、決して“推理、推理”って感じのいかにもな探偵ではないんですね。何も下調べなく乗り込んでいく感じで。準備していった古畑やコロンボはほぼ役に立たなかったですね…(笑)」。物語の内容は…と、これは観てのお楽しみ!ただ、少ない人数での密室劇とあって、会話のやり取りが大きな見どころ。この点に関して金子さんは「舞台の経験が生きた」と明かす。「僕の演じた三影というキャラクターに関しては、あまり色を出し過ぎない方がいいなと思い、相手のセリフをどう受けて返すかに集中しました。そういう点で舞台のノリでした。自分がでしゃばらない方が――普段はいろいろとやりたがるんですが(笑)――周囲も物語も活きるな、というカンが働いたとでも言うのかな…。いろいろやりたい衝動はありましたけどね(笑)」。映画に携わるようになっておよそ10年。演じていてこうした余裕が生まれてくるのも成長の証と言えるかもしれない。本人に以前との作品への取り組み方の違いや成長について尋ねてみた。「まあ、確かに焦らなくはなりましたね。以前はようやく役をもらって『もっと売れないと!』という意識が先行してたけど、いまは『楽しみたい』という気持ちもあって…。とはいえ、まだまだ選べる立場じゃないですよ!だから、受けた仕事の中でどう楽しみを見つけるか?という感じですね。現場の空気感を楽しむのか?会話のキャッチボールを楽しむのか?それとも打ち上げを楽しむのか…(笑)?中には、最初読んで『これが面白いのか?』という脚本もありますよ。でも、やっていくうちにそれが本当に面白くなっていったりする。『俺、読みきれてなかったな。俳優で、演出のひと声でこんなに変わるのか?』とかそういうことがいまだにあるんです。いや、以前は感じられなかったけど、いまだから感じられるようになったのかもしれないですね」。最後に質問。ビートルズで最も好きな楽曲をひとつだけ選ぶとしたら?「無理!選べないですよ。うーん、ジョンが歌ってる曲全て…かな(笑)。どちらかというと初期の…いや、そうとも言えないな…」と結局答えは出ず。写真撮影の間も、この日一番の難しい顔をして悩みに悩んでいた金子さんだった。■関連作品:苦い蜜 〜消えたレコード〜 2010年4月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2010「苦い蜜」製作委員会
2010年04月21日