トロント国際映画祭が、現地時間9月5日に開幕する。オスカー予測の上でも重要な役割を果たすこの映画祭は、今回もまた期待作が目白押し。ハリウッドスターが集まることでも有名で、今年もニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペス、マイケル・B・ジョーダン、ダニエル・ラドクリフ、クリスチャン・ベール、マット・デイモンなどがレッドカーペットを歩く予定だ。オープニング作品は音楽ドキュメンタリー『Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』。クロージング作品はロザムンド・パイク主演の『Radioactive』。この映画祭で世界プレミアを果たすのは、先に述べたオープニング、クロージング作品のほかに、タイカ・ワイティティ監督、スカーレット・ヨハンソン出演の『Jojo Rabbit』、トムハンクス主演の『A Beautiful Day in the Neighborhood』、ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグ主演の『Knives Out』、マイケル・B・ジョーダンとジェイミー・フォックスが共演する『Just Mercy』、ブロードウェイ劇の映画化で、ケリー・ワシントンが再び主演する『American Son』などがある。ひと足先にヴェネチア、テリュライドでプレミアされた作品では、是枝裕和監督が初めてフランス語と英語で撮影した『真実』、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』、レネ・ゼルウェガーがジュディ・ガーランドを演じる『Judy』、エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズ共演の『Abominable』など。さらに、それより早くカンヌで受賞したボン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』、ペドロ・アルモドバル監督の『Pain and Glory』なども上映される。トロントは、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと違い、審査員が話し合いで賞を決めるのではなく、一般観客の投票で決まるのが大きな特徴。つまりは、気取った小難しい作品よりも、ストレートに人々の心に響く作品が受賞するということ。昨年の受賞作も、『グリーンブック』だった。ご存知のとおり、この映画は、見事、オスカーも受賞している。その前にも、『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『アメリカン・ビューティ』などがその道をたどった。今年もまたここから、次のオスカーが生まれるのだろうか?それを期待しつつ、これから映画祭レポートを書かせていただくことにする。受賞結果発表は、現地時間9月15日(日)。取材・文=猿渡由紀
2019年09月05日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!「あいちトリエンナーレ2019」と「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開幕、ズッカとイラストレーターNoritakeのコラボ展第3弾、表参道ヒルズで楽しむ「旨辛刺激MENU」etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ◆「あいちトリエンナーレ2019」がついに開幕。サカナクションなど国内外80組以上のアーティストが参加(〜10/14)前回に引き続き芸術監督に津田大介を迎え、4回目の開催となる本年は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介。◆石巻でアートや音楽を楽しむ芸術祭「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開催! (8/3〜9/29)豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた「アート」「音楽」「食」が楽しめる新しい総合芸術祭が、宮城県石巻・牡鹿地区を中心に58日間に渡り開催。レストラン「Reborn-Art Dining」の様子(2017年)◆京都・清水寺で陶芸アーティスト桑田卓郎の作品展「日々(にちにち)」(8/3〜25)清水寺で2012年にスタートした「FEELKIYOMIZUDERA」プロジェクトの一環として、アーティスト桑田卓郎の作品を展示。Tea Bowl, 2017© Takuro Kuwata, Photo by Kazuya Sudo◆ズッカ、イラストレーターNoritakeとのコラボ展第3弾! シャツワンピやリュックなどのコラボ商品が登場(〜9/10)ズッカとNoritakeによる共同企画展示の第3弾。「ねむくなる」をテーマにした多彩なコラボレーションアイテムがラインアップ。◆石田製帽が手掛ける、ヴィンテージ素材のストローハットの販売会がパスザバトンで開催(8/3〜終了日未定)パスザバトン(PASS THE BATON)丸の内店と表参道店にて、「石田製帽(ISHIDASEIBOU)」が手掛ける麦わら帽子の販売会を開催。◆表参道ヒルズに旨辛メニューが期間限定の登場! シビレ系担々麺から生姜カクテルまで(〜9/30)表参道ヒルズのレストラン10店舗にて、山椒や花椒、カレー、ハラペーニョ、生姜など多様な辛さがやみつきになる「旨辛刺激MENU」を提供。
2019年08月02日トロント映画祭のオープニング作品が発表された。音楽ドキュメンタリーで、タイトルは『Once We Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』だ。本作は、カナダのミュージシャン、ロビー・ロバートソンが2016年に出版したメモワールからインスピレーションを得て制作されたもの。カナダのドキュメンタリーが、この映画祭のオープニング作品に選ばれるのは初めてのことだ。ロバートソンは『レイジング・ブル』をはじめ、マーティン・スコセッシ映画の音楽監督を務めてもいることから、スコセッシもこの映画のエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。今作は、カナダではストリーミング配信される予定。昨年のオープニング作品『アウトロー・キング~スコットランドの英雄~』も、Netflixで配信される作品だった。今年のトロント映画祭は9月5日(木)から15日(日)まで。文=猿渡由紀
2019年07月19日ワクワク、ドキドキ、だれもが音楽の楽しさを体で感じ、表現できる「サラダ音楽祭」。例年2日間だった同音楽祭が、今年は9月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)の3日間に拡大し開催。さらに2日間のスペシャルコンサートも9月19日(木)、10月27日(日)に行われる。【チケット情報はこちら】東京都交響楽団が奏でる豊かなオーケストラ・サウンドとともに「歌う!聴く!踊る!」=Sing and Listen and Dance!!(SaLaD=サラダ)をテーマに催されるサラダ音楽祭は、0歳の赤ちゃんや好奇心旺盛なお子さん、音楽で心を震わせたいすべての大人たちにとって、きっと特別な体験となること間違いない。今年はシアターイースト、シアターウエストでも新企画がスタートする。サラダ音楽祭のメイン会場となるのは、池袋の東京芸術劇場。およそ2000の客席が並ぶ大きなコンサートホールでは、音楽祭のメインとなるふたつのコンサートが行われる。ひとつは「赤ちゃんOK! 歌ってOK! 踊ってOK!」とOKづくしのコンサート「OK!オーケストラ」。0歳の赤ちゃんから参加できるこのコンサートでは、ディズニーやスタジオジブリの作品でおなじみの名曲や、1度は聴いておきたいクラシックの傑作をプログラミング。そして、指揮者体験・合唱体験コーナーでは大野和士さんが指揮する、都響の本格的な演奏を、ホールで体いっぱいに感じ、一緒に歌ったり踊ったりできるコンサートだ。もうひとつは、その名も「音楽祭メインコンサート」。今年はシェイクスピアの名作を題材にした劇的交響曲《ロメオとジュリエット》がメイン・メニュー。ステージいっぱいに広がる大編成のオーケストラと、バレエや歌で華やかに繰り広げられる生のパフォーマンスを、たっぷりと楽しめる。さらに今年は東京芸術劇場が世界に誇る巨大なオルガンや、ハンディキャップを抱える子どもたちが生き生きと表現する「ホワイトハンドコーラス」が活躍するコンサート「オルガンでLet’s SaLaD!」も開催。またシアターイーストではスイスのバーゼル歌劇場からやってくる「ベイビーオペラ『ムルメリ』」という赤ちゃん向けの企画もあり、多彩なラインナップだ。音楽会は初めてというお子さんも、コンサート会場に足を踏み入れるのは慣れていないという大人の方も、心配はご無用。着心地のいい服装で、リラックスして会場へ。大ホールの空間に放たれる響きの迫力、奏者たちの生き生きとした表情を、ぜひ体感してほしい。文:飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)
2019年07月08日野外映画祭である「種子島宇宙映画祭」が、2019年8月13日(火)にJAXA種子島宇宙センターにて一夜限定で開催される。「種子島宇宙映画祭」は、映画館のない種子島初の試み。世界一美しいロケット発射場と称されるJAXA種子島宇宙センター敷地内広場に、巨大スクリーンを設置し、その日だけの特別空間で開催される。上映作品は、2019年12月日米同時公開予定の新作が待ち遠しい「スター・ウォーズ」の旧作2本。シリーズの一作目である「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」と、悪役ダース・ベイダーの誕生を描いた「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」を用意した。宇宙を舞台にした人気作が、この期間限定で上映許可され、種子島内外の人々や子どもたちを迎える。夜風が心地がいいこの季節に、ぜひ夜空の下で楽しんでみては。また上映以外は、こどもワークショップやヨガ教室などのイベントも開催。フードコーナーも設置し、会場を盛り上げる予定だ。【概要】種子島宇宙映画祭日時:2019年8月13日(火)16:00から25:00まで(上映開始19:30)会場:種子島宇宙センター敷地内広場住所:鹿児島県熊毛郡南種子町茎永麻津入場:無料※雨天時会場:種子島こり~な(鹿児島県熊毛郡中種子町野間6410-1)※日没後上映■上映作品「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」
2019年07月08日元KARAのク・ハラ(28)が6月27日、自身のインスタグラムを更新。26日に生出演した『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)放送中に起きたハプニングについて言及した。5月末の自殺未遂騒動後、日本で初めてのテレビ出演となったハラ。この日はKARA時代の大ヒット曲『ミスター』を披露し、激しいダンスと力強い歌声で会場を魅了していた。しかし、パフォーマンス途中にドレスの胸元がずり下がるアクシデントが発生。片手で抑えながらパフォーマンスを続ける機転を見せるも、胸の下着がはだけた状態のまま放送されてしまった。そんな状況でも戸惑う表情を一切見せず、最後までキレのあるダンスを披露したハラを称賛する声が殺到。日本と韓国のネットでは「ク・ハラ」がトレンド入りする事態にまで発展していた。《プロの姿を見せつけられた》《冷静に最後まで歌っててカッコよかった》と、絶賛する声がネット上でも相次いだ。一夜明けてハラはインスタグラムを通じて「昨日、久しぶりの音楽番組すごく楽しかったです。昨日はびっくりしまして、ハラハラしましたが、、最後まで頑張りました」とコメント。ファンからは《ずっと応援してるよ》《よく頑張ったね!》と応援のメッセージが寄せられていた。
2019年06月27日6月23日から約1週間に渡って開催中の「調布国際音楽祭2019」のグランド・フィナーレを飾るのは、“世界最高のバッハ演奏団体”としてその名を知られるバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)公演だ。普段はバッハのカンタータを中心にした宗教曲を演奏するBCJが、同音楽祭では「器楽曲」を演奏することが大きな話題。ここでしか聴けないだけに絶対に聴き逃がせない公演だ。今年のプログラムでは、ヘンデル、J.S.バッハ、ヴィヴァルディという、バロック時代を代表する3大巨匠の協奏曲をたっぷりと披露。BCJの腕利きプレーヤーたちがソリストとなって次々に登場する展開にも注目したい。指揮はもちろんBCJ音楽監督の鈴木雅明。音楽祭ならではの華やかな演奏が楽しみだ。公演情報6月30日17時開演調布市グリーンホール大ホール曲目ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「夏」ト短調 RV 315(『四季』より)※ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンとチェロのための合奏協奏曲 ニ短調 RV 565(『調和の霊感』作品3より)※ソロ・ヴァイオリン:山口幸恵、木村理恵 チェロ:懸田貴嗣ヘンデル:オルガン協奏曲第5番 ヘ長調 作品4-5 HWV 293※ソロ・オルガン:鈴木優人ヘンデル:合奏協奏曲第6番 ト短調 作品6-6 HWV 324※ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮、山口幸恵J. S. バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060※ソロ・オーボエ:三宮正満ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮J. S. バッハ:管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV 1069(初期稿)出演指揮:鈴木雅明ヴァイオリン:寺神戸 亮ヴァイオリン:山口幸恵ヴァイオリン:木村理恵チェロ:懸田貴嗣オーボエ:三宮正満 オルガン:鈴木優人管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパンバッハ・コレギウム・ジャパン(管弦楽)Bach Collegium Japan, Orchestra鈴木雅明によって結成されたオーケストラと合唱団。バロック時代の音楽作品のオリジナル楽器による理想的演奏を目指し、国内外で活発な演奏活動を展開。「J. S. バッハ教会カンタータ全曲シリーズ」をはじめ、90点に及ぶCDは世界的に高く評価されている。鈴木雅明(指揮/バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督)Masaaki Suzuki, Conductor, Music Director of Bach Collegium Japan)1990年<バッハ・コレギウム・ジャパン>を創設して以来、バッハ演奏の世界的な第一人者として名声を博す。2017年バッハの全カンタータの演奏・録音を完遂、モーツァルトやベートーヴェンの宗教音楽にも意欲的に取り組んでいる。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章ほか受賞多数。現在イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、シンガポール大学ヨン・シゥ・トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。HP
2019年06月24日「りんご音楽祭 2019」が、長野県松本市のアルプス公園にて、2019年9月28日(土)・29日(日)の2日間で開催される。「りんご音楽祭」とは2019年で11回目の開催となる「りんご音楽祭」は、長野県松本市の街の活性化や、日本の音楽シーンの底上げなどを目的とする野外フェス。都心からのアクセスも良く、豊かな自然と綺麗な水源に恵まれたアルプス公園を会場とし、毎年総勢150組以上が出演する人気フェスとなっている。6年振りの出演となるUAを筆頭に人気アーティスト集結「りんご音楽祭 2019」では、6年振りの出演となるUAを筆頭に人気アーティストが集結。CHAI、曽我部恵一、Tempalay、KID FRESINO、Awich、田我流、呂布カルマなど、これまでも「りんご音楽祭」に出演してきたアーティスが再登場。また、注目はstaRo、ミツメ、kZmなど初出演のメンバーだ。また新たに、SANABAGUN.、雨のパレード、Rickie-G、タテタカコ、Nabowaの参戦も決定。タレント、DJ、ラジオパーソナリティとして活躍するモーリー・ロバートソンも登場予定だ。【詳細】りんご音楽祭 2019開催日:2019年9月28日(土)・29日(日)会場:アルプス公園住所:長野県松本市蟻ケ崎2455番地<チケット情報>2日通し券 14,500円、グループ券(4名分) 55,000円各1日券 7,800円、グループ券(4名分) 29,500円休憩広場券:3,500円 / 1日1張(8㎡以内)当たり先行販売:6月28日(金)12:00から7月5日(金)23:59分一般販売:7月6日(土)12:00から各プレイガイドにて※15歳以下、60歳以上の方は入場無料(要身分証・受付にてリストバンドへ引き換え必要)。<出演アーティスト>・第1弾韻シスト、UA、Awich、ENTH、掟ポルシェ、カネコアヤノ、KID FRESINO、クリトリック・リス、GEZAN、kZm、GOMA、jizue、Shing02 & SPIN MASTER A-1、STUTS、starRo、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、THREE1989、dj sleeper、曽我部恵一、ZOMBIE-CHANG、CHAI、田我流、Tempalay、BACK LIFT、the hatch、HAPPY、Have a Nice Day!、FAITH、ミツメ、MONO NO AWARE、ゆるふわギャング、呂布カルマ・第2弾AOSHO(三茶番外地)、ヴィーナス・カワムラユキ × 斎藤ネコ、ebatee&knak28(三茶番外地)、OG from Militant BOmega f2;k、DJ Conomark、Spykee(from 台湾)、DRAMATICBOYS(秘境祭)、nutsman、DJ 817、0120(AI.U×EMARLE)、DJ MAMEZUKA、DJ MAYURI(metamorphose)、DJ MITSU(nobodyknows+)、DJ YOGURT・第3弾Art title、MCウクダダとMC i know、うみべの、AAAMYYY、大比良瑞希、all about paradise、Johnnivan、DSPS(from 台湾)、バケツドラマーMASA、藤山拓、むぎ(猫)、jan and naomi、The Youthwave’、yonawo、雷擎(from 台湾)、The Wisely Brothers・第4弾SANABAGUN.、雨のパレード、Rickie-G、Last Electro、HABANA、Orangeade、タテタカコ、佐伯 真有美(あふりらんぽ・オニ)、SaToA、本日休演、ryohadano、珍盤亭娯楽師匠や、例年、音楽祭を盛り上げるNabowa、Seiho、モーリー・ロバートソン、asuka ando(dub u set)【問い合わせ先】りんご音楽祭実行委員会(瓦RECORD内)TEL:090-9345-3240
2019年06月10日宮城県の石巻・牡鹿地区を中心に、アート・音楽・食を楽しむ総合芸術祭「Reborn-Art Festival(リボーンアート・フェスティバル) 2019」が開催されます。期間は2019年8月3日(土)~9月29日(日)まで。2019年のメインテーマは“いのちのてざわり”。各エリアに展示されるアート作品やここでしか味わえない地元食材を使った料理を堪能してみませんか。「Reborn-Art Festival」とは?宮城県の牡鹿半島と石巻市街地を主な舞台に、豊かな自然と地元の方々と作り上げた“アート”、“音楽”、“食”を楽しめる、新しい総合芸術のお祭りです。東日本大震災で大きな被害を受けた地域のひとつである石巻・牡鹿地区で、国内外の現代アーティストがアート作品の展示や、さまざまなスタイルの音楽イベントを開催。また、各地より集まった有名シェフたちが地元の食材を使った、ここでしか味わえない食の提供などが実施されます。そうして生まれるたくさんの“出合い”をきっかけに、地域復興や振興につながるさまざまな循環を生み出すことを目指したイベントです。オープンニングライブ「転がる、詩」「Reborn-Art Festival 2019」のオープニングを飾るのは、石巻市総合体育館で開催される音楽イベント「転がる、詩(シ)」。櫻井和寿さんや宮本浩次さんをはじめとする豪華出演アーティストが、日本の音楽のオリジナリティである“詩”に注目し、さまざまな時代の名曲を披露します。開催日時2019年8月3日(土)開場 16:00/開演 17:00/終演19:00(予定)2019年8月4日(日)開場 15:00/開演 16:00/終演18:00(予定)会場石巻市総合体育館(宮城県石巻市泉町3-1-63)出演アーティスト櫻井和寿/宮本浩次/Salyu/青葉市子小林武史(キーボード)/名越由貴夫(ギター)/TOKIE(ベース)/椎野恭一(ドラム)/四家卯大(チェロ)/沖祥子(バイオリン)チケット指定席+リボーンアート・パスポート:9,000円(税込)【一般発売】2019年7月6日(土)~各プレイガイドにて販売舞台『四次元の賢治 -完結編-』宮沢賢治の諸作をベースに、思想家・中沢新一さんが脚本を手掛け、小林武史さんがオペラに仕上げた異色の舞台が、いよいよ完結を迎えます。2017年の第1幕上演から約2年。新たなキャストに、満島真之介やコムアイなどが登場します。ほかに類を見ない瞑目のオペラをお見逃しなく。脚本/音楽中沢新一/小林武史原案宮沢賢治出演キャスト満島真之介/Salyu/コムアイ(水曜日のカンパネラ)/ヤマグチヒロコ ほか岩手公演概要日程:2019年7月13日(土)開場 16:00/開演 16:30/終演 18:30(予定)会場:釜石市民ホール TETTO(岩手県釜石市大町1-1-9)チケット(指定席):一般:4,000円(税込)宮城公演概要日程:2019年9月22日(日)・23日(月・祝)会場:塩竈市杉村惇美術館(宮城県塩竈市本町8番1号)チケット:後日発表アート作品展示エリアのテーマと参加アーティスト紹介鮎川エリアテーマ:“目をこらす 耳をすます”(Gazing and Listening)キュレーター:島袋道浩参加アーティスト:島袋道浩/青葉市子/石川竜一/野口里佳/吉増剛造荻浜エリアテーマ:“プライマル エナジー –原始の力”(Primal Energy)キュレーター:名和晃平参加アーティスト: 今村源/名和晃平/村瀬恭子/WOW小積エリアテーマ:“鹿に導かれ、私たちを見るとき”(With Deer as Our Guides, We Look at Ourselves)キュレーター:豊嶋秀樹参加アーティスト:淺井裕介/在本彌生+小野寺望/坂本大三郎+大久保裕子/志賀理江子/堀場由美子市街地エリアテーマ:“街のマンガロードとアートロード”(Manga Road and Art Road of the city)キュレーター:有馬かおる参加アーティスト:【アートロード】Ammy/有馬かおる/大槌秀樹/工藤玲那/後藤拓朗/是恒さくら/渋谷剛史/シマワキユウ/白丸たくト/SoftRib/ちばふみ枝/富松篤/根本裕子/halken LLP/久松知子/古里裕美/ミシオ/守章【マンガロード】青木俊直/石巻劇場芸術協会/オザワミカ/たなか亜希夫/八重樫蓮/ヤグチユヅキ網地島エリアテーマ:“ネクスト・ユートピア”(Next Utopia)キュレーター:和多利恵津子/和多利浩一参加アーティスト:浅野忠信/伊藤存+青木陵子/梅田哲也/小宮麻吏奈/ジョン・ルーリー/バリー・マッギー/真鍋大度/持田敦子/ロイス・ワインバーガー石巻駅前エリアテーマ:“海へのアート=リチュアル”(Art-Ritual for Sea)キュレーター:中沢新一参加アーティスト:ザイ・クーニン桃浦エリアテーマ:“リビングスペース”(Living Space)キュレーター:小林武史参加アーティスト:アニッシュ・カプーア/草間彌生/久住有生/SIDE CORE/中崎透/パルコキノシタ/深澤孝史/増田セバスチャン/村田朋泰食を体験するツアー「石巻フードアドベンチャー」フードディレクターのジェローム・ワーグと原川慎一郎がプロデュースする参加型イベント開催。コンセプトは“Before We Cook –the nature of food”。石巻・牡鹿半島の食材や自然を巡るツアーで、自らの体を通して発見を学びを得られる食の冒険を楽しんで。精鋭の料理人たちが贈るシンプルな絶品料理を堪能レストラン「Reborn-Art DINING」では、地元の旬食材をふんだんに使用した、素材をダイレクトに堪能できるシンプルな料理をご提供。全国から集まった精鋭の料理人たちが贈る、それぞれの個性を活かしたここでしか味わえない逸品を堪能してください。「Reborn-Art Festival 2019」概要開催期間2019年8月3日(土)~9月29日(日)58日間※水曜休祭予定※網地島エリアは8月20日(火)より開催会場牡鹿半島/網地島/石巻市街地/松島湾(宮城県石巻市・塩竈市・東松島市・松島町・女川町)リボーンアート・パスポート(作品鑑賞パスポート)【前売り】一般:2,500円(税込)/高・専・大学生:2,000円(税込)/中学生以下:無料【当日(8月3日以降)】一般:3,000円(税込)/高・専・大学生:2,500円(税込)/中学生以下:無料イベント情報イベント名:Reborn-Art Festival 2019催行期間:2019年08月03日 〜 2019年09月29日住所:宮城県牡鹿半島・網地島・石巻市街地・松島湾(宮城県石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)
2019年06月06日櫻井和寿、宮本浩次、Salyu、青葉市子が、アート・音楽・食の総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2019』のオープニングを飾る音楽イベント「転がる、詩」に出演することが5日、明らかになった。『Reborn-Art Festival 2019』は、8月3日~9月29日の58日間、宮城県の牡鹿半島・石巻市街地を中心にアート・音楽・食の「総合祭」として開催される。そして「転がる、詩」は、8月3日、4日に宮城・石巻市総合体育館で開催される。バンドメンバーには、小林武史(keyboards)・名越由貴夫(guitar)・TOKIE(bass)・椎野恭一(drums)・四家卯大(cello)・沖祥子(violin)が参加する。また、5日の17時より、各プレイガイドでチケットの先行受付が開始されている。
2019年06月05日エンタテインメント集団・祭nine.が1日、東京・日本武道館でライブ「祭元年〜新しい挑戦〜」を行い、本番前に取材に応じた。同グループは、寺坂頼我、野々田奏、清水天規、浦上拓也、横山統威、神田陸人、髙崎寿希也からなる7人組で、名古屋を拠点として活動する男性グループBOYS AND MENの弟分・BOYS AND MEN研究生の選抜メンバーによって結成された。リーダーの寺坂は、「日本中で元号が変わったことが取り上げられてて、こんな注目された機会の1発目にできるのはすごくありがたい。僕たち祭nine.が令和の時代にまた一歩上がっていくチャンスだと感じてます」とやる気十分の様子。横山も「この5月1日に武道館を取れたというのは、運がいい」と驚き、野々田は「アーティストの聖地と言われる場所で、今日成功したら、絶対いい道がひらけると思うので、絶対に成功させたいと思います」と意気込んだ。寺坂は「BOYS AND MENの先輩方に見せていただいたように、祭nine.も夢を掴む姿を見せたい」と先輩たちから引き継ぐ思いも表す。また、テレビ朝日系音楽番組『musicるTV』でプロデュースされた新曲「ゴールデンジパングソウル」も初披露となるが、横山が「"ジパジパジパング"というパワーワードがあるんですけど、これで流行語大賞を狙っていきたいです」と明かし、寺坂から「はじめて言ったでしょう」とつっこまれていた。神田は「応援歌なんですけど、僕ららしく、強く押す、叱咤激励するみたいな曲なので、この曲を聴いて熱く燃えて、新しい時代を生き抜いていってほしいと思います」とエールを送った。改めてライブについて聞かれると、浦上は「アリーナクラスのライブ初めてさせていただく。武道館のライブというのが挑戦でしたし、ファンの方々と一致団結してとりくめてきたので、次は僕たちがひっぱっていけるような時代を切り開けていけたら」と語る。清水は「また新しいスタートラインに立つわけで、令和1日目、新しい気持ちでこれからどんどんどんどん、未来を築いていけるようなグループになりたい」、高崎は「多くの方にきていただくので、『このグループに次の世代任せてもいいな』と思ってもらえるライブに、どんどんしていきたい」と意気込んだ。ライブでは、シングル曲「嗚呼、夢神輿」「HARE晴れカーニバル」「がってんShake!」「有超天シューター」を含んだ全24曲絵盛り上がり、アクロバットや中国風の殺陣も披露。途中、ベストテン風の演出でファンが選んだ楽曲を歌うコーナーや、BOYS AND MEN、BOYS AND MEN研究生とのコラボ、アンコールのコントなど、盛りだくさんとなった。MCでは、清水が「祭nine.というグループの思い出の中には、いつも応援してくれるみなさんが……本当にありがとうございます」と涙を見せる場面も。清水は「『武道館やります』と言ったときも、俺たち本当に不安で。まだまだでしょって、僕たちにもわかってるんですけど、『絶対無理だ』と言われたこともあります」と振り返る。「でも目の前にこうやってたくさん応援してくれるみなさんがいます。横を見れば、メンバーがいます。俺たち幸せだなと思って。今日こうやってこの景色を見たときに、本当に大好きだなと思いました」と心境を吐露した。寺坂は、本編最後のあいさつで「僕たち祭nine.のテーマも、夢です。これからもちょっとでもみんなといろんな夢で笑っていけるように、活動をやっていきたいと思う」と述べ、「僕は泣かないよ」と牽制したものの、そのまま涙を流す。「夢は諦めなければ必ず叶う。諦めない姿で、これからも多くの方に、一緒に走ってもらえるように、ついてきてもらえるように、僕たちはこれからも活動していきたいと思ってるし、どんな挑戦だって乗り越えていきたいと思っています」と熱く語った。
2019年05月01日音楽プロデューサー・亀田誠治の呼びかけで、新たな音楽祭が誕生する。東京のセントラル・パークとも言えるシンボリックな場所である日比谷公園を舞台に、6月1日(土)、2日(日)にわたって開催される『日比谷音楽祭』がそれだ。“フリーで誰もが参加できる、ボーダレスな音楽祭”をテーマに、ステージ上のパフォーマンスを客席から体感するだけではなく、趣向を凝らしたさまざまなコンテンツが日比谷公園のいたるところで繰り広げられる。たとえば、現在予定されているもので言えば、楽器体験などができる音楽ワークショップや最高品質の音響機器を用いたレコードコンサート、さらには日比谷公園全体を使って楽しめる仕掛けが施されたアプリなど、従来の音楽祭にはなかった“体験”を重視した企画が満載だ。もちろん、YAON(日比谷野外音楽堂)では、その期間しか観られないスペシャルなコンサートが開催される。音楽祭実行委員長の亀田誠治が率いるハウスバンド“The Music Park Orchestra”とゲストミュージシャンによるスペシャル・コラボレーションコンサートだ。今回は事前にアナウンスされていた参加アーティストに加え、山本彩、KREVA、ナオト・インティライミ、SKY-HI、堂珍嘉邦らの出演が決定。YAONステージすべての出演者が出揃った。そして何と言っても、ほとんどのコンテンツを無料で楽しめるのが『日比谷音楽祭』の大きな特徴だ。家族と友人と恋人と、休日の日比谷公園を訪れれば、自由に多様な音楽に触れるきっかけが待っている。※YAONステージのスペシャル・コラボレーションコンサートへの参加は事前の抽選申し込みが必要(4/25~)『日比谷音楽祭』6月1日(土)・2日(日)10:30~20:30日比谷公園入場無料
2019年04月25日カプコンの人気ゲームソフト「モンスターハンター」シリーズのオーケストラコンサート「狩猟音楽祭2019」が、2019年8月10日(土)の大阪公演を皮切りに、北海道・愛知・広島・東京の全5都市で開催される。チケット完売となっていた東京・大阪公演では、機材席解放に伴い、追加チケットを2019年7月26日(金)の17:00より先着順で販売する。「モンスターハンター」の発売5周年を記念して2009年に第1回が開催された「狩猟音楽祭」は、巨大スクリーンに映し出されるモンスターの映像に合わせて、オーケストラが爆音で演奏するコンサート。15周年という記念すべきアニバーサリーイヤーとなる2019年は、東京・大阪・愛知・広島・北海道の5都市での開催が決定。2014年以来、6年連続でタクトを振る栗田博文が指揮を、東京フィルハーモニー交響楽団をはじめとする各都市の名門オーケストラが演奏を担当し、シリーズの人気楽曲の数々を披露する。また、公演場所によってゲストや曲目が変わるのもポイント。ゲストとして、尺八と中棹三味線の和楽器ユニットHIDE×HIDE、ギタリストの宮崎大介、歌姫(Ikuko)の3組が参加する。東京・大阪では、ゲストを交え、民俗楽器を加えての演奏でシリーズの歴史を振り返り、5年ぶりの地方公演では、初演奏曲も披露される。尚、各会場ではオリジナルグッズを販売。パンフレットやTシャツをはじめ、マフラータオル、マスキングテープ、ラバーキーチェーンといったラインナップを揃える。グッズは公演当日の開場時間前に先行販売を実施。コンサートのチケットを持っていなくても購入することが可能だ。【開催概要】モンスターハンター 15周年記念オーケストラコンサート「狩猟音楽祭2019」日時・会場:2019年8月10日(土) 大阪・オリックス劇場 開場16:00/開演17:008月13日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場Hitaru 開場17:00/開演18:009月5日(木) 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 開場18:00/開演19:009月16日(月・祝) 広島・上野学園ホール 開場16:00/開演17:008月25日(土)東京国際フォーラム・ホールA 開場16:00/開演17:00指揮:栗田博文演奏:大阪交響楽団(大阪公演)/札幌交響楽団(札幌公演)/セントラル愛知交響楽団(名古屋公演)広島交響楽団(広島公演)/東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)<チケット>チケット料金:ハンターシート(デザインチケット・限定グッズ付) 12,000円(税込)/S席 8,500円(税込)/A席 7,500円(税込)※「ハンターシート」の限定グッズは当日窓口にて引換え。※未就学児入場不可チケット一般発売日:5月25日(土)■東京・大阪公演追加チケット発売日:7月26日(土)17:00~販売対象席種:大阪公演 S席 8,500円(税込)/東京公演 S席 8,500円(税込)※販売詳細は「狩猟音楽祭公式サイト」に記載。※両公演とも先着。チケットがなくなり次第販売終了。■演奏予定曲目 ※( )内は収録ソフト名・全国共通『モンスターハンターワールド:アイスボーン』※新曲、星に駆られて(MHW)、旅立ちの風(MH4)、生命あるものへ(MH3)、牙を剥く轟竜/ティガレックス ~ 闇に走る赤い残光/ナルガクルガ(MH2P/MH2PG)・大阪・東京公演閃烈なる蒼光/ジンオウガ(MH3)<ゲスト:HIDE×HIDE、宮崎大介>、狩人よ前へ~大敵への挑戦~始まりの唄メドレー(MH2)<ゲスト:歌姫(Ikuko)>、動く霊峰/ラオシャンロン 2017version(MH)、舞い降りる伝説/ミラボレアス(MH)・北海道公演飛来せし気高き非道~バゼルギウス(MHW)、墟城の魂たる女王~蠢く墟城/アトラル・カ(MHXX)、狩猟生活への扉~海と陸の共震/ラギアクルス(MH3)、眼光 -The Hunted- ~咆哮/リオレウス~真紅の角/モノブロス(MH)・愛知公演黄泉を統べる死を纏う者~ヴァルハザク(MHW)、閃烈なる蒼光/ジンオウガ(MH3)<ゲスト:HIDE×HIDE、宮崎大介>、深い森の幻影/オオナヅチ(MH2)、眼光 -The Hunted- ~咆哮/リオレウス~真紅の角/モノブロス(MH)・広島公演古龍を脅かす獣牙~ネルギガンテ(MHW)、光蝕む外套/ゴア・マガラ~剛き紺藍/ブラキディオス(MH4/MH3G)、海と陸の共震/ラギアクルス~健啖の悪魔/イビルジョー(MH3)、眼光 -The Hunted- ~咆哮/リオレウス~真紅の角/モノブロス(MH)
2019年04月21日宮城県石巻・牡鹿地区を中心に開催されるアート・音楽・食の総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(Reborn-Art Festival)2019」が、8月3日から9月29日までの58日間にわたって開催される。「リボーンアート・フェスティバル」は、音楽プロデューサー小林武史が実行委員長を務める、豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しい総合芸術祭。2017年7月22日から石巻・牡鹿地区を中心に51日間にわたって初めて開催し、延べ26万人が来場した。石巻・牡鹿地区は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つ。ここに、国内外の現代アーティストが訪れ、地域と触れ合いながらアート作品をつくり、さまざまなスタイルの音楽イベントや、日本各地から集まった有名シェフたちが地元の人・食材と出会い、ここでしか味わえない食を提供したりとなど、たくさんの「出会い」を生み出す場となる。その「出会い」がきっかけとなり、地域復興や振興につながる様々な循環を生み出すことを目指している。レストラン「Reborn-Art Dining」の様子(2017年)2回目となる今回は、宮城県の牡鹿半島と石巻市街地、松島湾に加えて、網地島での開催が決定。アート作品展示エリアのキュレーションは、島袋道浩、豊嶋秀樹、有馬かおる、ワタリウム美術館の和多利恵津子・浩一、中沢新一が担当。またフードディレクターは、ジェローム・ワーグ、原川慎一郎が担当する。参加アーティストは、吉増剛造、青葉市⼦、島袋道浩、今村源、村瀬恭子、名和晃平、坂本⼤三郎+大久保裕子、津⽥直、堀場由美子、オザワミカ、青⽊俊直、たなか亜希夫、山形芸術界隈、石巻のキワマリ荘、ART DRUG CENTER、浅野忠信、伊藤存+⻘⽊陵子、小宮麻吏奈、ロイス・ワインバーガー、ザイ・クーニン、草間彌⽣、増⽥セバスチャン、パルコキノシタら。8⽉3⽇と4⽇には、58⽇間のオープニングを飾る音楽イベントが⽯巻市総合体育館にて開催される他、2017年に第1幕を上演したポストロックオペラ「四次元の賢治」の完結版が上演されるなど、見逃せない音楽イベントも多数行われる。四次元の賢治(2017年)実行委員長の小林武史氏は、「自然の猛威による未曾有の震災が残した爪痕はいまもまだ東北のあちこちで散見できる。それを単純に<ネガティヴ>と形容することには躊躇いがあるにせよ、そこから転じた<ポジティヴ>が『Reborn-Art=人が生きる術』をキーワードとするこの芸術祭を形作ってきたのは確かだ。2017年の第1回ではアートを媒介にして人の想いや繋がりが新たにさまざまに生まれていった。来たる2019年の第2回は『いのちのてざわり』をテーマに掲げようと思う。暴走する経済をはじめとした現代社会の状況は、人が生きることの本質からどんどん遠ざかりつつあるように見える。石巻でしか生まれ得ない『いのち』という我々の根源に深く触れることのできる作品を、そこで新たな<ポジティブ>をみつける未来に向けたダイナミズムを、ぜひ体感していただきたい」とコメント。新たな展⽰エリアの網地島をはじめ、初年度に参加した現代アーティストたちによるキュレーションによって⽯巻市街地と牡⿅半島の各エリアが豊かな⾃然とともに彩られ、複数の展覧会が半島を連ねるように開催される今年の「Reborn-Art Festival 2019」に、ぜひ足を運んでみては。なお、会期中すべてのアート作品を鑑賞することができる作品鑑賞パスポート前売り引換券は販売中。詳細は販売サイト()にて。【イベント情報】Reborn-Art Festival 2019会期:8月3日~9月29日※網地島エリアは8月20日~会場:牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾(石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)水曜日は休祭予定(8月14日およびイベント開催日は除く。詳細は後日発表)
2019年03月27日TBS系「CDTV」春の特番となる「CDTVスペシャル! 卒業ソング音楽祭2019」が3月21日(木・祝)今夜、3時間にわたり生放送。超人気アーティストが集結、この春新たな門出を迎える卒業生に向けスペシャルライブを開催する。今回が3度目となる本企画、今年は「卒業の季節にアーティストから歌の贈り物」をテーマにいまの音楽シーンを代表する9組の超人気アーティストが出演。スタジオでの歌唱はもちろん学校など卒業生のもとへと出演アーティストがサプライズ訪問、忘れられない思い出を共に作っていく。もちろん卒業生だけでなく、かつて卒業生だった視聴者も“卒業した頃”を思い出せる、様々な年代に向けた「珠玉の卒業ソング集」を懐かしのVTRと共にお届けする。出演アーティストは昨年も「Teacher Teacher」をはじめリリースした楽曲が軒並み大ヒット、ヒットチャートを席巻した「AKB48」。昨年はアルバム「Yummy!!」などをリリースし自身初の5大ドームツアー「Yummy!! you&me」を敢行、大成功を収めた「Kis-My-Ft2」。昨年春から放送されたメンバーの平野紫耀主演ドラマ「花のち晴れ」の主題歌「シンデレラガール」がメガヒット、ドラマと共に一大ブームを巻き起こした「King&Prince」。メンバーの佐藤勝利主演ドラマ「Missデビル」の主題歌となった「イノセントデイズ」などをヒットさせ、6度目の紅白出場も果たした「Sexy Zone」。昨年6月リリースの29thシングル「U.S.A.」が大ブームを巻き起こしMV再生回数が1億回を突破、16年ぶりに紅白出場し大復活を遂げた「DA PUMP」。音楽活動はもちろん、バラエティでの“スイーツ大好きキャラ”でそのタレント性にも大きな注目が集まった「Toshl」。昨年明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場で2会場間を往来しながら同時コンサートを開催、レコード大賞2連覇を果たすなどさらなる進化を続ける「乃木坂46」。昨秋クールのTBS系金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」主題歌「オールドファッション」と先日放送が終了したばかりのTBS系火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」主題歌「HAPPY BIRTHDAY」で、改めて楽曲の魅力に惹かれるファンが急増した「back number」。この2月に日本武道館2Daysコンサートを開催した「Little Glee Monster」は卒業生たちとともに定番卒業ソング「旅立ちの日に」を大合唱する特別企画を実施する。この9組の超人気アーティストが“驚き”と“感動”、“音楽”の詰まった卒業シーズンを彩る3時間の音楽の祭典「CDTVスペシャル! 卒業ソング音楽祭2019」は3月21日(木・祝)今夜20時~TBS系で生放送。(笠緒)
2019年03月21日「瀬戸内国際芸術祭 2019」の開幕まで52日となる3月5日から、渋谷ヒカリエの8階にある8/ CUBE1・2・3にて、「瀬戸内国際芸術祭 2019開幕直前展」が始まる。本展では、約2週間に渡ってさまざまなイベントや展示を通して、瀬戸内国際芸術祭 2019の魅力や最新情報を発信していく。また期間中は会場にて、作品鑑賞パスポートや公式グッズの購入も可能。初日の3月5日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムより、参加作家や作品・プロジェクトの全貌が紹介されるプレゼンテーションや、平井卓也クールジャパン戦略担当大臣と北川フラム総合ディレクターとのトークセッションを開催予定。>>「瀬戸内国際芸術祭 2019」詳細についてはここからチェックしよう!Photo Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭2019開幕直前展会期:3月5日~17日場所:渋谷ヒカリエ 8階 8/ CUBE1,2,3住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1時間:11:00~20:00入場無料
2019年03月01日渋谷発の国際音楽祭「SOMEWHERE,」が、渋谷ストリームホールで4月19日から6月7日まで開催。ヘッドライナーアーティストとして、ジャスティス(JUSTICE)やフェニックス(Phoenix)など、グラミー賞受賞者の出演が決定した。「SOMEWHERE,」は、今年4月を皮切りに開催される渋谷発の国際音楽祭。世界から日本で最も認知されている国際都市である渋谷の日常に、音楽とアート、特別な文化的体験を求めるコスモポリタンが世界中から訪れる、そんな国際的な音楽祭となるようにプログラム、キャスティング。音楽、アート、フィルム、そして混沌とした東京のリアリズムを体現するアクトがキュレートされている。史上初の日本発信の国際音楽祭として、渋谷の後、ロンドン公演が決まっている。今回、イベントのヘッドライナーアーティストとして、フレンチ・エレクトログループのジャスティス、世界的人気を誇るフランスのインディー・ロックバンドのフェニックス、ダンス・ユニットのベースメント・ジャックス(Basement Jaxx)の出演が決定。この他、カール・バラー(Carl Barat)、フレンドリー・ファイアーズ(Friendly Fires)といった注目のアーティストがラインアップ。また日本からは“JAGUAR星出身”エンターテイナー、ジャガーが参戦する。フェニックス(Phoenix)会場となる渋谷ストリームホールは、昨年9月に開業したばかりの渋谷の最新スポット。4月19日から29日までの期間中、4、5階のフリーエントリースペース、そして6階のコンサートホールのすべてがフェニックスの主宰するイベント「Ti Amo」のハイセンスでアッパーなデコレーションで装飾される。チケットはウェルカムシャンパン付きのため、シャンパンを優雅に傾けた後に、ほろ酔い気分で最高のライブを楽しめる。他にも「SOMEWHERE,」では、参加アーティストによる貴重な映像、映画の上映等のアートインスタレーションも開催を予定している。また、渋谷のラグジュアリーホテルであるセルリアンタワーのボールルームでは、プライマル・スクリーム(Primal Scream)、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)、オアシス(OASIS)等が名を連ねた伝説のインディー・レーベル、クリエイション(CREATION)の設立者、アラン・マッギー(Alan Mcgee)の他、国内トップクラスのDJらが参加するパーティー「DEATH DISCO」も開催。アーティストの出演日程は、フェニックスが4月19日・20日・22日・23日・24日、アラン・マッギー(DJ Set)+シークレットゲストが4月21日、カール・バラー(Dirty Pretty Things/The Libertines)が4月26日・27日、ジャスティス(DJ SET)が4月26日・27日、フレンドリー・ファイアーズが4月28日・29日、ベースメント・ジャックス(DJ Set)が6月5日・6日・7日。チケットは2月14日から一般販売中、詳細は公式サイト()にて。【イベント情報】SOMEWHERE,会期:4月19日~6月7日会場:渋谷ストリームホール住所:東京都渋谷区渋谷3丁目21‒3
2019年02月27日2018年に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで初開催され、大盛況に終えた「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」。今回は4月27日(土)、28日(日)の2日間、びわ湖ホールとその周辺で開催される。開催に向けて2月20日、プログラム発表の記者会見が行われ、びわ湖ホール館長の山中隆、芸術監督・沼尻竜典らが見どころを語った。「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2019」チケット情報「お祭りのような賑わいの中で、本格的なクラシックコンサートを」と、沼尻がプロデュースするこの音楽祭。厳選した一流アーティストやオーケストラの競演を気軽に楽しめるのが魅力のひとつだ。「とにかく私が腐心したのは“質”です。お祭りとはいえ、普段びわ湖ホールで行われている公演に勝るとも劣らない内容のものを低料金でお届けできるようにと考えました。ファン感謝デーのような趣もありますので、いつもびわ湖ホールに来ていただいているお客様に、演奏家たちのいつもと違う面をお見せしたいとも思っております」(沼尻)今年はヴェルディの歌劇『運命の力』第4幕のアリアのタイトル「神よ、平和を与えたまえ」がテーマ。そこには「いろんなところで紛争が起きたり、人の心の荒みによるさまざまな問題が生じている。みんなで音楽を奏で、歌うことで世の中が少しでも良い方向に向かえば」という思いが込められ、27日(土)のオープニングコンサートで演奏される。また、2010年ミュンヘン国際音楽コンクールで1位を獲得、現代を代表するチェリストのユリアン・シュテッケルや、幼少期から「神童」と呼ばれ、名だたる指揮者と競演しているピアノのコンスタンチン・リフシッツなど、海外からも豪華アーティストが参加。圧巻の演奏を見逃す手はない。2日間で約62公演が行われ、夜の湖畔広場で行われる幻想的な「かがり火コンサート」、「0歳児からのコンサート」なども開催。湖畔では滋賀県の特産近江牛や湖魚も味わえる屋台がずらりと並び、音楽祭限定メニューも展開される。メインロビーでは、滋賀県内の老舗による和菓子や日本酒の販売も。クラシック好きの人はもちろん、クラシックに敷居の高さを感じていた人にも「気軽にクラシックに触れられる」と大好評の本公演。ゴールデンウィークの始まりは、家族や友人と共に極上の音楽をぜひ。人気公演のチケットは早めの入手がオススメだ。「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2019」は4月27日(土)、28日(日)、びわ湖ホールとその周辺にて。チケットは2月24日(日)一般発売。取材・文:黒石悦子
2019年02月22日「調布国際音楽祭」が7年目を迎える。今年の開催期間は6月23日(日)から30日(日)までの8日間。例年同様「調布市文化会館たづくり」を中心に、深大寺などを含めた調布駅周辺エリアが、新緑の季節の到来とともに音楽に包まれることになりそうだ。オープニングコンサート(6月23日)には、ジャズピアニストの山下洋輔が登場し、エグゼクティヴ・プロデューサー鈴木優人(指揮)との共演によるガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が披露されるほか、吹奏楽版によるベートーヴェン「交響曲第9番」第4楽章(抜粋)によって高らかに開幕が告げられる。昨年の公演(c) Yat-Ho Tsang奇抜なアイディアに満ちた演出でファンを沸かせるオペラ公演の今年のお題はモーツァルトの「後宮からの誘拐(全3幕)」(6月29日)。毎年パワーアップしているオペラ公演だけに、ますます目が離せない内容になりそうだ。さらには、オーディションによって集められる音楽祭の華「フェスティヴァルオーケストラ」は今年も健在(6月29日)。今回は鈴木雅明とシモーネ・メネセスの2人の指揮者による“1粒で2度美味しい”コンサートが楽しめる。そしてこの音楽祭の中心をなすバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の今年のテーマは「華麗なる協奏曲の夕べ」(6月30日)。ヴィヴァルディ、ヘンデル&バッハなど、ここでしか聴けないBCJのプログラムは、まさにファン垂涎のステージとなりそうだ。昨年の公演(c) Yat-Ho Tsang子供のための参加型イベントや、無料公演も多数開催される「調布国際音楽祭」は、調布ならではの工夫や楽しさが満載。1日ゆったり楽しむつもりで出かけたい。昨年の公演(c) Yat-Ho Tsang
2019年02月22日「日比谷音楽祭」が、東京・日比谷公園にて2019年6月1日(土)、2日(日)に開催。無料で音楽ライブを楽しむことができる。「日比谷音楽祭」は、“フリーで誰もが参加できる、ボーダーレスな音楽祭”をコンセプトに、音楽プロデューサー・亀田誠治の呼びかけによって実現したイベント。開催当日は、イベントの実行委員長・亀田誠治率いるハウスバンド「The Music Park Orchestra」とゲストミュージシャンによるスペシャルコラボレーションコンサートをはじめ、音楽ワークショップやレコードコンサート、トークショーやピクニックフードの出店など、日比谷公園内の様々な場所でイベントが繰り広げられる。現在参加予定のアーティストは、石川さゆり、布袋寅泰、JUJU、ミッキー吉野&タケカワユキヒデ from ゴダイゴ、新妻聖子、アコーディオニスト・coba、9歳のドラマー・よよかなど。今後、追加アーティストも発表される予定となっている。一部のワークショップを除き、全てのコンサートやワークショップは無料で楽しめる。日比谷公園大音楽堂でのスペシャルコラボレーションコンサートは、抽選制の無料観覧チケットが入場時に必要となる。観覧チケットの事前抽選は、4月中旬から受付予定だ。【詳細】日比谷音楽祭日時:2019年6月1日(土)、2日(日) 10:30~20:30(予定)開催場所:日比谷公園(東京都千代田区)参加費:無料※ただし大音楽堂のスペシャルコラボレーションコンサートと一部ワークショップは、抽選や事前予約、またはクラウドファンディングで受付。詳細は公式サイトに記載。参加アーティスト:The Music Park Orchestra with 石川さゆり、coba、JUJU、新妻聖子、布袋寅泰、ミッキー吉野&タケカワユキヒデ fromゴダイゴ、よよか (50音順)/金子飛鳥×林正樹、洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウインド・オーケストラ & TRUE(from 響け!ユーフォニアム)、東京消防庁音楽隊、長須与佳/清野樹盟/清野さおり/佐久間杜和能/樋口千清代、平井秀明 (50音順)■内容 ※現時点での予定・日比谷公園大音楽堂(野音):The Music Park Orchestra×多様なミュージシャンによるスペシャルコラボレーションコンサート・日比谷公園小音楽堂:吹奏楽、ブラスバンドの演奏や、弦楽器、和楽器のコンサートやワークショップ・第二花壇:アコースティックコンサート、ラジオブース、ピクニックスペース・日比谷図書文化館 大ホール:トークショー・日比谷図書文化館 小ホール:音楽ワークショップ、レコードコンサート・にれの木広場:音楽マーケット(楽器・試聴体験、楽器/CD/DVD等の販売、ワークショップ)・噴水広場:ピクニックフード&ドリンク、各種ブース出展・東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場:サテライトステージ
2019年02月21日国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭 2019」が、2019年3月15日(金)から4月14日(日)まで、東京・上野で開催される。「東京・春・音楽祭」開催15回目となる今回は、音楽祭の15年間の中での名場面を豪華歌手陣と共に振り返るガラ・コンサートや、世界的なイタリア人指揮者リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」の始動など、注目のコンテンツが勢揃い。「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」初回を記念した公演では、ヴェルディの真髄を知り尽くすマエストロ・リッカルド・ムーティと、今後の活躍が期待される出演者陣による演奏を楽しむことができる。加えて、ストラヴィンスキーに着目した「東京春祭の Stravinsky」、音楽との新たな出会いを体験できる「東京春祭ディスカヴァリー・シリーズ」、国立科学博物館で行われる〈ナイトミュージアム〉コンサートといった「東京・春・音楽祭」ならではの個性的なプログラムにも注目したい。また、2018年秋にリニューアルオープンした旧東京音楽学校奏楽堂でも公演が開催されたり、子どもや学生に向けた音楽プログラムやゲネプロが行われたりと、上野エリアの様々な場所で、多彩な形式で音楽を楽しむことができる。さらに、上野駅や、上野にあるカフェ、美術館、博物館、オフィスビルのロビーなどでは無料ミニコンサートも開催。「東京国立博物館×東京・春・音楽祭 夜の音めぐり~桜の街の音楽会スペシャル」では、夜の東京国立博物館で、ヴァイオリンやクラリネットなどの演奏が行われる。【詳細】東京・春・音楽祭 2019開催期間:2019年3月15日(金)~4月14日(日)会場:東京文化会館、東京藝術大学 奏楽堂(大学構内)、旧東京音楽学校奏楽堂、上野学園 石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京キネマ倶楽部、他■イベント例・イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.1《リゴレット》(演奏会形式/抜粋上演/字幕付)日時:4月4日(木) 19:00開演会場:東京文化会館 大ホール・国立科学博物館×東京・春・音楽祭〈ナイトミュージアム〉コンサート 〜展示空間で楽しむ多彩な音楽とトーク日時:4月2日(火) 19:00開演会場:国立科学博物館 地球館 常設展示室・東京国立博物館×東京・春・音楽祭 夜の音めぐり〜桜の街の音楽会スペシャル開催日:3月8日(金)会場:東京国立博物館
2019年01月28日年末の恒例となった日本を代表するアーティストたちによる音楽の祭典「FNS歌謡祭」。12日(水)今夜の「第2夜」も秋元康が本番組のために書き下ろしたスペシャルソング披露からミュージカルメドレーまで超豪華ラインアップでお届けする。今年もNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌を手掛けるなど大活躍だった星野源がその朝ドラ主題歌「アイデア」と、12月19日(水)発売のニューアルバムから表題曲「Pop Virus」を披露。「ちびまる子ちゃん」企画では太田光、田中裕二の「爆チュー問題」が本番組初登場、ちびまる子ちゃん役の声優・TARAKOも歌声で参加して「アララの呪文」を音楽番組初歌唱する。もちろん「B.B.クィーンズ」と鬼龍院翔によるテーマソング「おどるポンポコリン」、「走れ正直者」も。さらに「48」ファミリーや「坂道」シリーズをはじめ数々のグループをプロデュースしてきた秋元氏が本番組のために書き下ろしたスーパーアイドルソングを「AKB48」「乃木坂46」「欅坂46」「IZ*ONE」の4組から24人のメンバーで構成されたFNSスペシャルユニットも見逃せない。また「ももいろクローバーZ」はユニバーサル・スタジオ・ジャパンでパフォーマンス。ミュージカルメドレーには山崎育三郎、陣内孝則、中川晃教、「乃木坂46」生田絵梨花、神田沙也加、城田優らが参加、「プリシラ」「ジャージー・ボーイズ」など数々のヒットミュージカルから選りすぐりの名曲ナンバーを絢爛豪華に歌い上げる。2018年が“周年”となったアーティストも出演。aikoはデビュー20周年メドレーでその軌跡をふり返る。西野カナは「10周年記念めざましテーマ曲メドレー」を熱唱。日本を代表するR&Bシンガー・和田アキ子と華麗すぎるダンスと圧倒的歌唱力を誇る三浦大知は名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」で一夜限りの豪華共演。Toshlとジェジュンは尾崎豊の名曲をメドレーでカバーし、「GENERATIONS」と「THE RAMPAGE」はライブで人気の楽曲をスペシャルコラボする。クリスマスメドレーには「Kis-My-Ft2」、「Sexy Zone」、「King&Prince」、「DEAN FUJIOKA」、「E-girls」、「乃木坂46」らが登場。そして話題沸騰中の「吉本坂46」はデビューシングル「泣かせてくれよ」をテレビ初パフォーマンスする。「第2夜」出演予定アーティストは以下の通り(五十音順)。aiko、E-girls、池森秀一(DEEN)×DAIGO、NGT48、FNSスペシャルユニット(AKB48・乃木坂46・欅坂46・IZ*ONEから集まったメンバー)、大塚愛、KAT-TUN、神田沙也加、Kis-My-Ft2、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、King&Prince、劇団4ドル50セント、CHEMISTRY、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、ジェジュン、ジェニーハイ、GENERATIONS from EXILE TRIBE、ジャージー・ボーイズ(中川晃教・中河内雅貴・矢崎広・福井晶一)、城田優、Superfly、Sexy Zone、DAIGO、TARAKO、DEAN FUJIOKA、Toshl、Dream Ami、ナオト・インティライミ、中川晃教、新妻聖子、西野カナ、乃木坂46、爆チュー問題、濱田めぐみ、B.B.クィーンズ、平野綾、V6、フェアリーズ、プリシラ(山崎育三郎・ユナク・陣内孝則・DIVA:ジェニファー・エリアンナ・ダンドイ舞莉花)、星野源、三浦大知、Mrs.GREEN APPLE、モーニング娘。’18、ももいろクローバーZ、山崎育三郎、吉本坂46、和田アキ子 WANIMAMCは森高千里、渡部建、加藤綾子。「2018FNS歌謡祭第2夜」12月12日(水)19時~、フジテレビにて生放送。(笠緒)
2018年12月12日3.11 チャリティコンサート「全音楽界による音楽会」が、2019年3月9日(土)に東京・サントリーホールにて開催することが決定した。今回で第7回目となる「全音楽界による音楽会」は、2011年3月11日、東北地方を襲った未曾有の大震災の現状を見た大友直人、コシノジュンコ、三枝成彰、堤剛、林真理子、矢内廣、湯川れい子など、様々な音楽ジャンルを代表し音楽に深くかかわるメンバーが発起人となり、東日本大震災直後の4月20日にチャリティコンサートを開催したのが始まり。第1回目は東京・サントリーホールで開催された。コンサートの入場料は無料だが、来場者ひとりにつき1万円以上の義援金を寄付する入場の仕組みとなっており、アーティストはこの主旨に賛同してボランティアでの出演となる。これまでに過去6回開催しており、その合計金額は、1億5390万円に達している。第1回の開催から半年間の準備期間を経て2011年10月、「一般社団法人 3.11 震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」が発足し、そして2015年10月には公益社団法人として認定された。2011年以降、過去6回にわたりサントリーホールでチャリティコンサートを開催して被災地の子供たちへの支援を続けている。今年は佐藤しのぶ、大黒摩季、小林幸子、坂本冬美、氷川きよしなどが出演。ポップス、演歌、クラシックという音楽のジャンルを超えて、ひとつのステージで歌い、演奏する。時が過ぎ、震災の記憶も徐々に薄れつつある。自分たちのできることをできる範囲で行い、風化させてはいけないという主旨に賛同し、さらに多くの音楽関係者から声が上がり注目されている。このコンサートの義援金は、「公益社団法人 3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」及び「一般社団法人チームスマイル」を通じ、東日本大震災で被災した子供たちを支援するための資金となる。■第7回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート日時:2019年3月9日(土) 開場18:00/開演18:30会場:サントリーホール(東京都)料金:無料(全席指定・事前予約必要)※入場時におひとり様1万円以上の義援金を申し受けます。出演者(ジャンル内五十音順)<クラシック>上野星矢、小川里美、神楽坂女声合唱団、coba、佐藤しのぶ、ジョン・健・ヌッツォ、東京女声合唱団・VOJA-tension・紅林弥生、服部百音、樋口達哉、宮田大、六本木男声合唱団ZIG-ZAG<ポップス&演歌>大黒摩季、小林幸子、坂本冬美、氷川きよし、槇小奈帆、LE VELVETSほか<指揮>大友直人、渡辺俊幸<総合司会>露木茂、永井美奈子
2018年11月20日世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」が、2019年5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)まで、東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリアにて開催される。フランス生まれのクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」「ラ・フォル・ジュルネ」とは、1995年フランス西部で誕生したクラシック音楽祭。日本では2005年の初開催以来毎年ゴールデンウィークに開催しており、ホールでの有料公演のほか、誰でも気軽に楽しめる地上広場での無料コンサートなどが実施され、街中が音楽に包まれる。毎年テーマに沿った内容でプログラムが展開されるのも特徴。2019年は「Carnets de voyage ― ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」をテーマに掲げ、作曲家たちが旅先からインスピレーションを得て書き上げた名作の数々を主役とした約322公演を行う。モーツァルト、ショパンらの名曲を一流演奏者らの手で音楽祭を彩るのは、18世紀にモーツァルトがヨーロッパ中を旅しながら創作した名作、晩年をロンドンで暮らしたハイドンが残した一連の交響曲、リストがイタリア滞在中に着想を得て発表した《巡礼の都市:第2年「イタリア」》、ラヴェルの《スペイン狂詩曲》、シャブリエの狂詩曲《スペイン》、ドビュッシーの《ピアノと管弦楽のための幻想曲》、ショパンの《ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調》など。なお、全ブログラムの発表に関しては2月中旬を予定している。演奏者には、ポーランドの一流オーケストラ「シンフォニア・ヴァルソヴィア」、ロシア屈指の交響楽団「ウラル・フィルハーモニー管弦楽団」らを迎える。また、アンヌ・ケフェレックほか有名ピアニスト、バイオリニストらも登場し、美しい音色を奏でる。【詳細】「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」開催日程:2019年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)、大手町・丸の内・有楽町エリア各プレイガイド先行発売開始:2019年2月中旬(予定)チケット一般発売開始:2019年3月中旬(予定)公演数:約322公演/有料公演 約122公演、無料公演 約200公演URL:
2018年11月16日毎年日本を代表する豪華アーティストたちが一堂に集結する音楽の祭典「FNS歌謡祭」。12月5日(水)と12日(水)の2週連続、2夜でおよそ9時間の生放送に登場する、いまをときめくトップアイドルから実力アーティスト、若手からベテラン、ソロからグループまで合計48組の豪華ラインナップ第1弾が決定した。なつかしの名曲から旬の話題曲まで、いま聴きたい楽曲ばかりを集める「FNS歌謡祭」。ここでしか見られない夢のコラボレーションや豪華アレンジのパワフルなパフォーマンスが満載なのは、今年も同様。グランドプリンスホテル新高輪「飛天」から華やかに贈る「第1夜」では、豪華な見どころがたくさん。まず、チケット即完売の人気ミュージカル名作3作品を特集し、劇団四季「ライオンキング」、堂本光一(KinKi Kids)×井上芳雄「ナイツ・テイル-騎士物語-」、小池徹平×三浦春馬「キンキーブーツ」をスペシャルパフォーマンス。「関ジャニ∞」と「東京スカパラダイスオーケストラ」が賑やかに夢の共演を果たし、2018年大ヒットアニメ、Twitter世界トレンド1位に輝いたアニメ「ポプテピピック」の主題歌を上坂すみれが地上波音楽番組で初披露!さらに男性声優アーティストとして不動の人気を誇る宮野真守が満を持して初登場。「KinKi Kids」は久保田利伸が書き下ろした「会いたい、会いたい、会えない。」を久保田さんと披露! さらに堂本剛(KinKi Kids)が藤井フミヤと共演を果たすなど、今年ならではのコラボ企画なども盛りだくさんの予定。12月12日(水)の「第2夜」は、お台場フジテレビからライブ感満載のエネルギッシュな生放送。「KAT-TUN」「King & Prince」「Sexy Zone」「V6」「乃木坂46」など、まるで家にいながらにしてコンサート気分を味わえるパフォーマンスの数々が披露される予定。さらなる豪華出演者の発表も期待していて。<MC>森高千里、渡部 建、加藤綾子<出演予定アーティスト>※五十音順「第1夜」(計30組)絢香/嵐/井上芳雄/上坂すみれ/AKB48/荻野目洋子/勝矢/関ジャニ∞/KinKi Kids/久保田利伸/劇団四季/小池徹平/倖田來未/郷ひろみ/THE ALFEE/鈴木雅之/ソニン/高橋真梨子/DA PUMP/玉置成実/東京スカパラダイスオーケストラ/NEWS/藤井フミヤ/Hey! Say! JUMP/三浦春馬/水樹奈々/宮野真守/miwa/ゆず/Little Glee Monsterほか「第2夜」(計18組)aiko/池森秀一(DEEN)×DAIGO/NGT48/大塚 愛/KAT-TUN/Kis-My-Ft2/King & Prince/CHEMISTRY/Superfly/Sexy Zone/ナオト・インティライミ/乃木坂46/V6/Mrs. GREEN APPLE/モーニング娘。’18/ももいろクローバーZ/和田アキ子/WANIMAほか「2018FNS歌謡祭」第1夜は12月5日(水)、第2夜は12月12日(水)19時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年11月16日「2018 MAMA」は、アジアの注目のアーティストが多数登場する音楽授賞式です。韓国・日本・香港でそれぞれ実施予定のアジア最大級の音楽祭の最新情報についてお届けします。「2018 MAMA」の開催が決定TWICE韓国・日本・香港の3つの地域で開催される音楽授賞式「2018 MAMA」の第一弾ラインナップとして日程や会場などの情報が解禁されました。世界中の音楽ファンが楽しめる音楽祭としてスタートした本イベントは、今年で10回目を迎える人気イベントです。“MAMA”とは?イベント名にある“MAMA”とは、Mnet Asian Music Awardsの通称です。1999年に「Mnet KM MUSIC Festival」としてスタートし、2009年より名称を「Mnet Asian Music Awards」に変更。以降、マカオやシンガポール、香港などさまざまな地域で開催され『アジア最高の音楽祭』として注目を集めています。アジアの人気アーティストが多数登場防弾少年団本イベントには、アジアで人気のアーティーストが多数登場。第一弾ラインナップとして、防弾少年団やTWICE、デビューしたばかりのIZ*ONEの出演スケジュールが発表されました。「2018 MAMA」イベント詳細IZONE日程|会場・「2018 MAMA PREMIERE in KOREA」2018年12月10日(月):韓国 東大門デザインプラザ・「2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN」2018年12月12日(水):日本 さいたまスーパーアリーナ・「2018 MAMA in HONG KONG」2018年12月14日(金):香港 AWE出演者・「2018 MAMA PREMIERE in KOREA」:順次公開予定・「2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN」:BTS、TWICE、IZ*ONE・「2018 MAMA in HONG KONG」:BTS、Wanna One問い合わせ先公式HP:「2018 MAMA」公式ホームページ(日本)「2018 MAMA」をチェックしようWanna One注目のアーティストが多数登場する、アジア最大の音楽祭「2018 MAMA」。順次公開予定の最新情報から目が離せません。ぜひこの機会に、アジアの音楽カルチャーに触れてみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:2018 MAMA催行期間:2018年12月12日 〜 2018年12月12日住所:〒330-9111 埼玉県さいたま市中央区新都心8
2018年11月02日第23回釜山国際映画祭(BIFF)が10月4日から13日まで、韓国・釜山市のリゾート地、海雲台で開催された。今年は、音楽家の坂本龍一がアジア映画人賞を受賞し、開幕式では『戦場のメリー・クリスマス』と、韓日中合作の新作アニメ『MY TYRANO:Together, Forever』のテーマ曲をピアノ演奏。坂本さんは感謝の言葉と共に「今、この朝鮮半島にとうとう平和が訪れようとしていますね。同じアジア人としてこの上ない喜びです。おめでとうございます」とスピーチし、大きな拍手を浴びた。釜山での出会いについて坂本さんに質問をしたところ、「ツァイ・ミンリャンや、(音楽を担当した)『天命の城』のチームと再会できて嬉しかったですが、大好きなキム・テリ(『お嬢さん』)さんが来なくて残念でした」と語った。また、開幕式で歩いたレッドカーペットはいままで参加したどの映画祭より長かったと驚いていた。■チャン・ドンゴンはじめスターが勢揃いそのレッドカーペットには、チャン・ドンゴンとヒョンビンをはじめ、司会を務めたキム・ナムギルとハン・ジミン、「EXO」のレイ、「少女時代」のスヨン、パク・ヘイル、ナム・ジュヒョク、開幕作『Beautiful Days』のイ・ナヨンとチャン・ドンユンら韓国のスター、香港のサミー・チェン、ジジ・リョンらに加え、日本からは『寝ても覚めても』の東出昌大と唐田えりか、『愛しのアイリーン』の安田顕、『止められるか俺たちを』の井浦新と白石和彌監督、『夜明け』の柳楽優弥、ニュー・カレント部門の審査員を務めた國村隼らが登場した。中でも初参加となる東出さんへの注目度は高く、その韓流スターばりのスタイルの良さと優雅な身のこなし、そして『寝ても覚めても』での演技を現地の記者たちは絶賛。5日に開催された「マリ・クレール・アジア・スター・アワード」では、唐田さんと共に、アジアの顔賞に選ばれた。■台風直撃も、映画祭は昨年以上の盛り上がり今年は10月6日に台風25号が釜山を直撃したため、多くの屋外イベントが中止となったり、飛行機が欠航のため『斬、』の池松壮亮、蒼井優が現地入り出来ず、塚本晋也監督が1人で舞台挨拶を行うなどアクシデントが多かったが、チュ・ジフン、ユ・アインらのイベントは会場を移して無事敢行された。2014年に、セウォル号沈没事故の政府対応を告発した『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』の上映を巡り、映画祭側と釜山市長(当時)とが対立、イ・ヨングァン執行委員長が解任されたことから、ここ数年は映画監督らのボイコットなど混乱していたBIFF。だがムン・ジェイン大統領が映画祭の独立性を支持したことで、今年初めにイ・ヨングァン氏が理事長として復帰、多くの映画人が戻ってきた。まだ完全正常化とまでは言えなかったが、観客数は195,000人以上と、悪天候にもかかわらず昨年を上回った。2019年は名実ともにアジア最大の映画祭にふさわしいものになることを期待したい。なお最終日に発表されたニュー・カレント賞(新人監督賞)は、中国のチュウ・シーウェイ監督、チャン・チェン主演の『SAVAGE(雪暴)』と、韓国のクォン・マンギ監督の『Clean up』が受賞。また俳優賞は、イ・ジュヨン(『Maggie』)と、チェ・ヒソ(『Our Body』)の女優2人に贈られた。(text:Ayako Ishizu)
2018年10月15日9月17日(月・祝) 、東京都と東京都交響楽団が新たなワンデー・フェスティバル「サラダ音楽祭」を立ち上げる。東京芸術劇場を中心に、池袋エリアのさまざまな会場で、コンサートや楽器体験、ダンスのワークショップなど多岐にわたるイベントが一日中繰り広げられる、街を挙げての「祭」だ。「音楽を通してワクワク・ドキドキを!」を合言葉に、コンサートを聴いて楽しむのはもちろんのこと、どんどん参加して一緒に盛り上がろうというのが狙いで、キャッチフレーズの「歌う!聴く!踊る!(Sing and Listen and Dance!!)」の頭文字をとったネーミングが「SaLaD=サラダ」というわけ。普段不足しがちな心の栄養素を補って活力を取り戻すフレッシュ・サラダにもなるだろう。【チケット情報はこちら】フェスティバルの中心は、東京芸術劇場コンサートホールで行なわれる大野和士指揮・東京都交響楽団のふたつのオーケストラ・コンサート。まず午後1時からは、0歳児から入場OKの、その名も「OK!オーケストラ」。TV番組でも活躍中、子どもたちにも人気の小林顕作を司会に迎え、指揮者体験コーナーや、話題の学ラン姿のコンテンポラリー・ダンス・カンパニー「コンドルズ」によるグリンカの歌劇『ルスランとリュドミラ』を用いたダンスコラボも。《ドラゴンクエスト》やディズニー・メドレーとストラヴィンスキーの《火の鳥》が並んでいるのがふるってる。マエストロ大野さすが!チケットは完売していたが、9月8日(土)より追加販売がはじまる。そして熱心なクラシック・ファンも大満足なのが夜7時からの音楽祭メインコンサート「プルミエ・ガラ」。ニーノ・ロータのハープ協奏曲を聴かせる吉野直子の登場や、藤木大地が喜歌劇「こうもり」からオルロフスキー公爵のアリアを唱う前半に続いて、後半は、荒々しいエネルギーが炸裂するオルフの《カルミナ・ブラーナ》が演奏される。ここでもコンドルズが、主宰の近藤良平とともに登場。《カルミナ・ブラーナ》はもともとバレエを伴っての上演が想定された作品なので、この形がいわば完全版だ。いったいどんな演出でどんなダンスが?もちろん声楽曲なので、合唱・独唱には活躍どころ・聴きどころが満載。新国立劇場合唱団、光岡暁恵(ソプラノ)、藤木大地(カウンターテナー)、小林大祐(バリトン)という実力派が揃った顔ぶれが頼もしい。1990年の東京芸術劇場開館でクラシック音楽ファンにも一気に身近になった池袋が、2020年を目前に新たな音楽の街として生まれ変わりつつある。今年はGWの大型音楽祭ラ・フォル・ジュルネも開催されたし、来年には、池袋西口公園の広場が本格的な野外劇場にリニューアル。大型商業施設から、緑豊かな公園、横丁の焼鳥屋まで、多彩な顔を持つ魅惑的な池袋。初秋の1日、池袋を音楽で満喫し尽くそう!取材・文:宮本明
2018年09月07日音楽家の坂本龍一氏が、10月4日に開幕する第23回釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞することが明らかになった。昨日、同映画祭の公式ホームページで発表された。「今年のアジア映画人賞」は、アジアの映画産業や文化の発展のために、抜きんでた功績を残してきた映画関係者や団体に与えられる賞だ。坂本氏は『戦場のメリークリスマス』をはじめ、数々の素晴らしい映画音楽を生み出してきた。『ラスト・エンペラー』ではアジア人としては初めてのアカデミー賞作曲賞を獲得。同作と『シェルタリング・スカイ』はゴールデングローブ賞作曲賞も受賞した。そのほかグラミー賞やBAFTA賞の受賞歴もある。2014年に中咽頭がんを公表し、音楽活動を休止するも、2015年には『母と暮らせば』で復帰。同年には『レヴェナント:蘇えりし者』がゴールデングローブ賞とグラミー賞にノミネートされている。釜山国際映画祭は坂本氏のこのような実績に触れ、映画史に残る卓越した音楽家と称えた。さらに今年は坂本氏にとってデビュー40周年であることにも言及。10月4日の映画祭開幕式では、坂本氏が記念公演を行うという。(Hiromi Kaku)
2018年08月23日女優の知英が9日、韓国で行われた「第14回堤川(チェチョン)国際音楽映画祭」のレッドカーペットに登場した。同映画祭は、音楽と映画の融合をテーマにする韓国唯一の音楽映画祭として、世界38カ国、116本の音楽映画が上映される。昨年はEXO、過去にはイ・ビョンホン、ソン・ガンホなど様々な有名人が登場した。今回は知英の主演映画『私の人生なのに』(公開中)が決定し、知英がレッドカーペットを歩いた。今年は映画『グリーン・デスティニー』や『HERO』などの映画音楽を作曲しアカデミー賞も受賞した譚盾、日本でもリメイクされた『八月のクリスマス』やペ・ヨンジュン主演の映画『四月の雪』の監督ホ・ジノ、映画『暗殺』『10人の泥棒た』などのヒット作を手掛けた映画監督のチェ・ドンフンもレッドカーペットに登場した。レッドカーペットに登場した知英は、大胆に肩と背中を露出した真っ赤なドレスで登場。美しすぎる背中を存分に見せつつ、スリットからは美脚が覗く。3,000人を超える観客からの大歓声は自国での絶大な人気をうかがわせ、世界各国から集まった報道陣の注目を浴びた。全国にて公開中の青春映画『私の人生なのに』では、新体操スター選手でありながら、脊髄梗塞で倒れ半身不随となった金城瑞穂(知英)が、絶望の中、数年ぶりに現れた幼なじみ・柏原淳之介(稲葉友)と再会することで音楽と触れ合い、人生がふたたび動き出していく。知英は劇中でギターの弾き語りも披露しており、音楽によって救われる主人公を描いた作品が映画祭のテーマと合致したことで、上映作品に選出された。10日からはユナイテッドシネマアクアシティお台場でも上映される。また、映画の主題歌「涙の理由」のMusic Videoでは、歌手JYとしてではなく、映画の主人公“金城瑞穂”として知英がMusic Videoに出演している。○知英コメント先月招待されたプチョン国際映画祭から1か月もたたないうちに、また地元韓国の映画祭に参加することができてとても嬉しいです。韓国人ですがチェチョンには初めて来ました。日本で映画の撮影の合間をぬって来ましたが、ここは有名な湖と山、自然に囲まれた綺麗な場所なのでとても癒されています。今日チェチョンはとても暑かったのですが、映画祭の最中に雨が降ってきてびっくりしました。(C)2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ
2018年08月09日