本田翼と東出昌大が共演する映画『アオハライド』の公開に先駆け、12月8日に本田と三木孝浩監督が本作のロケ地となった長崎の女子高校をサプライズ訪問した。その他の写真映画は、咲坂伊緒の人気コミックを実写化した青春ラブ・ストーリー。中学時代お互いに想いを寄せるも、離ればなれになってしまった男女が高校で再会したことから始まる恋模様を描く。『陽だまりの彼女』『ホットロード』などを手がけた三木孝浩が監督を務める。本田と三木監督が最初に訪れたのは、長崎女子高等学校“龍踊り(じゃおどり)部”。本田が教室の扉を開けると、学生たちは悲鳴のような歓声をあげ、あまりの突然の出来事に泣き出してしまう生徒もいたが、そんな生徒たちに向かって本田は「みんなが部活を頑張っていると聞いて、応援しにきました! こんなに喜んでもらえてうれしいです!」と話しかけ、「皆さん、これからも全力でアオハルしてくださいね!」と激励した。次にふたりは、物語の重要なシーンを撮影した稲佐山展望台を訪問。長崎市が市を“アオハル(青春)の聖地”として正式認定したことを記念して、認定セレモニーが行われた(長崎市が正式に市を映画の聖地として認定するのは初)。田上富久長崎市長から聖地認定記念プレートを贈呈された本田は、「長崎の撮影ではたくさん走るシーンがあって、ローファーを3足も潰しました。今日みたいにロープウェイを使えばあんなに疲れなかったのに(笑)。でも、洸(東出昌大)と初めてこの場所に来て、景色を見たときはすごく綺麗で感動しました」と振り返り、「恋人の聖地として、“この場所で『アオハライド』のクライマックスシーンを撮った”ということが、長崎に足を運んでくださるきっかけになってくれるとうれしいですね。素敵なカップルが誕生するスポットになると幸せです」と話した。三木監督は「自分の作った映画がこうして正式に聖地として認定していただけて、大変光栄です。映画を観た人達が訪れて、物語に入り込むためにロケ地に来るという楽しみ方もあると思うので、これをきっかけに全国のアオハライダーたちが長崎市に観光に来てもらえるとうれしいです」と語った。今回の長崎訪問でふたりは、映画の撮影を行った大浦天主堂、グラバー園などのアオハル聖地を巡り、最後にTOHOシネマズ 長崎で開催された制服限定試写会に登壇。会場に駆けつけた現役の中高生たちを前に本田は、「テストや受験期間中にも関わらず、集まってくれて皆ありがとう! 今日は長崎女子高の龍踊りを見てきて、青春時代は部活をやっていればよかったなと思いました。今日は皆の住んでいる街がロケ地にもなっている映画『アオハライド』をたくさん楽しんでください! あと勉強もしなくちゃダメだよ!」と現役アオハライダーとして青春を送る学生たちにメッセージをおくった。『アオハライド』12月13日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年12月09日11月18日(火)、映画『アオハライド』のOL試写会が行われ、主演の本田翼と藤本泉が、心理カウンセラー・植木理恵の恋愛心理テストに挑戦した。中学時代にお互いに淡い恋心を抱きながら、離ればなれになってしまった双葉(本田さん)と洸(東出昌大さん)が、高校で偶然再会。変わってしまった洸に戸惑いながらも、再び惹かれていく双葉の恋と青春を描く。2人の女子力を判定するという趣旨のもと、「ホンマでっか!?TV」などで活躍する植木理恵先生が、「つまらなかったら飲み会の途中でも帰る?」「1時間遅刻されたら怒る?」「気になる相手の正面に座る?」「好きな人からのメールにすぐ返信する?」「ダイエットしようと思っていたのに好きな人から『太って』と言われたら?」という5つの心理テストを出題。それぞれの設問に対し、「飲み会の途中でも帰る」「遅刻されたら、『どうしたのかな?』ってまず聞く」「正面には座れない」「自分が好きな自分でいたいし、綺麗でありたいからダイエットする」と、ことごとく回答が一致した2人だが、「好きな相手からのメールにすぐ返信する?」という設問だけは別々の回答に。本田さんは「そもそも私、返事しないんですよね。あとで返そうと思うんですけど、忘れちゃうから。催促されて返す感じです」と答え、植木先生を「それは…!」と絶句させた。さらに、「気になる相手の正面に座る?」という設問に、本田さんは「横に座る」と回答。「大胆ですね!」と驚愕した植木先生は、「そんな本田さんを相手にできるのは年上の男性ぐらいですよ。同年齢のオトコじゃキレちゃう」と、本田さんを「年上キラー」と判定した。さらに、「LINEはすぐに返事をするけど、メールはちょっと温めてから返す」「気になる人がいたら、斜め前の視界に入るぐらいのところに座ります」と答えた藤本さんには、「なんでそんなに恋愛上手なの?これはもう結婚なんかしないで、男性を殺しまくってほしい」との期待も込め、「結婚不向き」と判定。藤本さんも「うん、結婚はまだいいかなと思ってるから」と納得し、会場を笑いに包んだ。だが、「2人とも恋愛上手ですよ。女子力も高いです。モテるんじゃないですか?」と語る植木先生に対し、「うーん、あんまりなんですよね。これからモテるのかな?」と、あまりピンときていない様子。「さっきも中川家の礼二さんが好きという話をしていたぐらいだし、女子力はあまり高くないような気がするんですよね」と語り、さらに高畑充希さんや新川優愛さんといった共演者についても、「『アオハライド』は女子力高くないメンバーばかりでしたね」と苦笑い。「でも、男性陣はモテるのでは?」と、東出さん、千葉雄大さん、吉沢亮さん、小柳友さんら若手イケメン俳優について聞かれると、「そこは…ノーコメントということにしておきます」「モテない訳ないんだろうけど…ね」と言葉を濁して、笑いを誘っていた。映画『アオハライド』は12月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年11月18日本田翼&東出昌大を主演に迎え、別冊マーガレットにて連載中の人気少女コミックを実写化する、映画『アオハライド』。10月13日(月)、本田さんが六本木ヒルズ森タワーで開催中の展覧会「わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀」に来場。胸キュンの世界観をたっぷりと堪能した。本作の主人公は、中学の頃、お互いに淡い想いを抱きつつ、離ればなれになってしまった双葉(本田翼)と洸(東出昌大)。2人は高2で再会するも、どこか変わってしまった洸に双葉は戸惑う。だが、そっけない言動に隠された洸のやさしさは昔のまま。双葉は再び、洸に惹かれていくのだが――。劇中では、恋や友情にストレートにぶつかっていくヒロインを演じている本田さん。この日は「自分も双葉になりきって、せっかくだからこの世界に溶け込みたい!」という、本人たっての希望により劇中衣裳の制服姿で登場。見学中には「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレの等身大立像の前でポーズをとり、三浦春馬&多部未華子で映画化もされた「君に届け」の風早翔太が描かれたパネルに顔を近づけてうっとりするなど、終止ご機嫌の様子だった。自他ともに認める“マンガ好き”の本田さんは、「『アオハライド』はもちろん、『ストロボ・エッジ』や『君に届け』『日々蝶々』とか読んだことのあるマンガは沢山あったんですけど、イチからその歴史を見ることが出来てとても感動しています!」と興奮冷めやらぬ様子で感想を語っていた。さらに「高校生の時は読んでてずっとキュンキュンしてました!こんなカッコいい人なんか現れないよなー、なんて思いながら(笑)」と学生時代の思いも告白。一番好きな男子キャラクターについては「今までは『君に届け』の風早くんがトップでしたけど、今は空手にひたむきな姿が素敵な『日々蝶々』の川澄くんがトップですね」と語るも、本作の主人公・馬渕洸のことも「好きですよ!励ましたくなっちゃう。ほっとけない感じとか!」と映画についてもしっかりとフォローしていた。最後に、「アオハライド」の原作者・咲坂伊緒の原画を見た本田さん。生で見るのは初めてだといい「キラキラしているのに繊細で綺麗。改めて、双葉ちゃんの真っ直ぐな感じに、演じている自分も前向きなれました」と撮影をふり返っていた。映画『アオハライド』は12月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年10月14日FIFA ワールドカップの公式スポーツ飲料である「アクエリアス」が、コミュニケーションアプリ「LINE」向けのサッカー日本代表 本田圭佑選手のスタンプの配信を開始した。今回の企画は、現在アクエリアスが行っているLINEプレゼントキャンペーンの一環として実施するもの。対象商品である「アクエリアス」、「アクエリアス ゼロ」、「アクエリアス ビタミン」に貼付されているキャンペーンシールのシリアルナンバーを入力することで手に入れることができる。配信されるLINEスタンプには、これまで広告や本田選手によるサッカークリニックで撮影してきた写真を使用。本田選手自身のアイディアも盛り込んだオリジナルのスタンプとなっているという。なお、アクエリアスがW杯ブラジル大会の開催期間に合わせて開設したLINE公式アカウントでは、LINEのキャンペーン情報のほか、本田選手のスペシャル情報などを提供し、W杯ブラジル大会を盛り上げていく。
2014年05月20日今女性たちが髪型の参考にしているのは、おしゃれなモデルさんや女優さん。その中でも断トツ人気が高いのが「本田翼風」ヘア。今回は、ナチュラルで可愛らしい雰囲気の、本田翼風ショートヘアをご紹介。■ 外国人風愛されショート 愛され系ショート!男性の好感度アップです。女性らしいスタイルです。根本をしっかり8割程度乾かして、ワックスを手のひらにのばして揉み込むようにしてつけます。後は、形を整えて終了!■ 毛先の軽さがポイントのカジュアルボブ ボブレングスでレイヤーを入れて毛先の軽さを出して顔周りで揺れる印象を出します。そうする事により小顔効果がうまれます!ハンドドライ後にワックスで散らす様にスタイリング。■ フレンチ風マッシュショート 極端なサイドパートにした分け目と直線的にカットしたサイドのラインでモードさをプラスした、マニッシュと女らしさが共存した甘すぎないフレンチ風マッシュ。両サイドを耳に掛けたら顔の表情が豊かに見えてスッキリした印象にも。■ 好印象ナチュラルショート シンプルなナチュラルショートです。毛先のワンカールでキュートさUP色はアッシュブラウンでツヤツヤに!シンプルなスタイルなので日頃のお手入れも簡単。■ マッシュつやボブ ナチュラルテイストのグラデーションマッシュボブ☆マーメイドアッシュカラーでつやのある赤みのない仕上がり。メリハリのあるシルエットと顔周りの毛束が輪郭を矯正してくれるので小顔効果抜群。■ リラックスショート ストレートタッチのショートスタイルは一度は挑戦したいスタイル。ドライヤーで全体をラフドライ!ソフトワックスを全体にもみ込み完成です。■ グラデーションボブ ベーシックなグラデーションボブ☆カラーは外国人風なアッシュ♪シンプルなのにどこか目を引くイメージでつくりました。飽きないオシャレヘア☆色んなテイストの服装にも合うのでイメージチェンジしたい方におすすめ。■ 大人かわいい小顔ボブ カラーは12トーンのマーメイドアッシュ。マッシュボブベースでナチュラルに仕上げました。一押しのナチュラルショートは自分らしさを引き立たせ、伸ばしかけの人にもピッタリ。■ ピュア感あふれるマニッシュヘア マッシュ風ショートは耳かけで更に可愛くなります。まだまだ人気な短めショート。ワックスをもみこむだけで完成。トレンドの「本田翼風」ショートヘアにチャレンジして、ナチュラルで可愛らしい雰囲気を手に入れてみない?提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2013年10月26日※画像は、『L’eau de DIAMOND by KEISUKE HONDA』サイトより今最高に話題の本田圭佑さん初のプロデュースFIFAワールドカップのアジア最終予選の立て役者となった本田圭佑さん初のプロデュースの香水『L’eau de DIAMOND by KEISUKE HONDA(ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードトワレ)』が先行予約受付を行っている。アジア最終予選の効果もあり、日本国内で先行発売が許可をされている7社ともに、予約が殺到しているという。サッカー誌、ファッション誌でも話題のアイテムとして取り上げられている。発売は、2013年6月29日が予定。世界一硬い意思をダイアモンドに独特なファッションでも話題になる本田圭佑さん。独自のスタンスを持ちながら、こだわりのあるその姿に共感を覚える人も多いだろう。「世界一」にこだわる彼の「硬い意思」を表すようにダイアモンドをモチーフに使っている。通常商品とは別に、株式会社フィッツコーポレーションのみの販売で、初回限定のプレミアム版も本田圭佑さんの誕生日である6月13日に発売される。このプレミアム版のシリアルナンバーカードには、本物の0.03カラットのダイアモンドがついてくる。なんと品質保証として鑑定書まで添えられている。自分用に、彼へのプレゼントとして、ダイアモンドの「硬い想い」を伝えてみるのもいいだろう。【参考リンク】▼『L’eau de DIAMOND by KEISUKE HONDA』元の記事を読む
2013年06月10日ミズノが、日本代表でロシア・CSKAモスクワ所属の本田圭佑選手と共同で、新たな魔球"縦回転キック"を蹴ることが出来るサッカーシューズ「WAVE IGNITUS3 MD(ウエーブ イグニタス3 エムディー)」を完成させた。2013年7月20日(土)から順次発売される。約2年かけて開発したウエーブ イグニタス3 エムディーは、本田が取り組んでいた"縦回転キック"を筑波大学と共同で分析しながら開発に至った。シューズに特殊なパネルを配置することで、フリーキックで相手選手の壁を越えながら鋭く落ちるシュートを可能に。本田は、2013年6月1日のロシアカップ決勝戦からこのシューズを使用している。本田は、ウエーブ イグニタス3 エムディーについて「ようやく完成しましたか。新しいスパイクを履けるのがすごく楽しみです。一方で、今までプレー の手助けをしてくれたスパイクとの別れは寂しいもんですね」とコメントしている。【商品概要】「WAVE IGNITUS3 MD」価格:¥19,950(消費税込み)カラー:イエロー×ブラック、シルバー×ブラック2013年7月20日(土)から順次発売元の記事を読む
2013年06月06日株式会社フィッツコーポレーションはサッカー日本代表選手の本田圭佑氏とコラボレーション。香水オリジナルブランド「ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ」を立ち上げた。本田氏の誕生日である2013年6月13日(木)に本物のダイアモンドが付いた初回限定プレミア版香水オードパルファム『ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードパルファム プレミアム』をWEBサイトにて限定で500個を発売。さらに、6月29日(土)より通常版香水オードトワレを展開する。今回デビューした「ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ」は、人々を魅了してやまない最高硬度のダイアモンドと世界を相手にチャレンジし続ける本田氏の「硬い意志」、そして品格のある強さやまばゆさといった互いの共通点を表現したブランド。香りは、果実の女王と称される「マンゴスチン」が主役。力強さとみずみずしさが優しく全体を調和して清涼感を感じさせる。トップはグレープフルーツやパイナップル、カシス。そして、ミドルにマンゴスチン、ジャスミン、ローズ、ウォーターリリーを。ラストはウッディやアンバーといった落ち着いた大人の色気を感じさせる。ダイアモンドカットのボトルには直径2mm、0.03カラットのダイア粒と本田氏の直筆サインが入ったシルバープレート付き。500個という数量限定のプレミアム価値ある逸品。さらに、同商品にはダイアモンドの品質保証として宝石鑑別団体協会の鑑定書が付いている。画像:左「ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードパルファム 」右「ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードトワレ」▼製品概要【ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードパルファム】(500個限定プレミアム)容量:50mLタイプ:オードパルファムスプレー価格:15,750円(税込)発売日:2013年6月13日(木)*本田圭佑氏誕生日発売展開:webサイト限定【ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ オードトワレ】(通常版香水オードトワレ)容量:50mlタイプ:オードトワレスプレー価格:3150 円(税込)発売日:2013 年6 月29 日(土)展開:全国の香水取扱い店、バラエティショップ、ドラッグストアなど。元の記事を読む
2013年05月25日作・森雪之丞、演出・いのうえひでのりによる「雪之丞一座~参上公演ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』」が、東京と大阪で、8月より上演される。森は布袋寅泰や氷室京介など、数多くのアーティストから支持されている日本を代表する作詞家。そんな森が長年抱いていた「ロック・オペラを作りたい」という野望をついに実現させる。彼が自ら書き上げた処女戯曲を託すのは、劇団☆新感線主宰のいのうえひでのり。森といのうえは『五右衛門ロック』(2008年)で初タッグを組んで以来、強く信頼を寄せ合う間柄で、このふたりが作り上げる“ロック・オペラ”とはいかなるものになるのか。森といのうえにその熱い思いを訊いた。『サイケデリック・ペイン』チケット情報森にとっていのうえとの出会いは、衝撃であり感激でもあったと言う。「演劇界の方で、これだけロックな魂を内在している怪物はいない。音楽界と演劇界の間にはやっぱり大きな川が流れていて、でもいのうえさんはその川を気にすることなく、ちゃんと音楽の部分も構築されてきた」と絶賛。だからこそ森は、自らの夢を形作ってもらえる演出家はいのうえのほかにいないと考えたのだろう。演出を任されたいのうえは、森の処女戯曲の仕上がりを「良くも悪くも青春の匂いがする」と評する。「昭和の匂いもするというか……。日常を綴ったものではなく、すごくフィクショナルな感じ。新感線の場合、必ず僕の照れが入るんですが、雪(之丞)さんのホンは真っ向勝負なところがある。そこをどううまく伝えられるかが、今回の課題です」といのうえは明かす。タイトルの“サイケデリック・ペイン”とは劇中のロックバンドの名前。そのため、本作の立ち上げで一番ハードルが高かったとふたりが口を揃えるのは、「ちゃんとロックが演奏できる俳優をキャスティングする」ということ。そして約3年がかりで理想のメンバーが揃い、すでにバンドとしてのプロモーションビデオ=PV(※公式サイトにて視聴可)も制作済みというこだわりようだ。バンドのメンバーにはヴォーカル・詩音を演じる福士誠治をはじめ、綾野剛、内田朝陽、前川紘毅、松田翔らが扮する。「新しいバンドをひとつ作ったようなもの。しかも舞台の開幕前にPVが流れていたら、きっとその1曲は知った状態で観に来てくれるでしょうし。つまり福士くんを観に行くのではなく、このバンドのファンとして、彼が演じる詩音に会いたいって気持ちで劇場に来てくれたら、すでに魔法はかかっているんだろうと思います」。そう語る森の目は、夢を追うロック少年のようにキラリと輝く。肝心の音楽を手がけるのは、こちらも森と親交の深い布袋。初の舞台音楽にして約20曲を書き下ろした。「これを機にあまりお芝居に触れたことのない人にも観て欲しい」とはいのうえ。森、いのうえ、さらに布袋という3人のロック少年が、今夏演劇界に新たな伝説を作り出す。公演は8月22日(水)から9月11日(火)まで東京・サンシャイン劇場にて上演後、大阪を回る。東京公演のチケットは7月1日(日)より一般発売。取材・文:野上瑠美子
2012年06月18日