俳優・小園凌央が10日、舞台『あずみ~戦国編』の公開ゲネプロ及び囲み取材に、川栄李奈、鈴木拡樹、早乙女友貴、小園凌央、有森也実、星田英利、構成・演出の岡村俊一とともに登場した。同作は小山ゆう原作の同名漫画を舞台化。幼い頃より刺客として育った美しい少女・あずみ(川栄)が、運命に抗いながらも、戦いに身を投じていく。小園は、あずみを敵と知らず好きになってしまう豊臣秀頼を演じた。タレント・ヒロミと松本伊代の息子というサラブレッドの小園だが、演出の岡村は「小園は下手です。ものすごい下手です!」と酷評。しかし「独特の味とかがあるし、舞台上で成長する役」と、期待をかけられていた。小園は「毎日今のようなことを言われ続けて、この1カ月間メンタルも強くなりました」とタフな姿を見せ、秀頼の母・淀君役の有森は「この初々しさは今しか見られないので!」とフォロー。小園は「秀頼成長記という感じで見てもらえたら嬉しいです」と希望を語った。川栄から「すごく天然な人、不思議な人です」と評された小園は「ずっとバカにしているんですよ僕のこと!」と憤慨。殺陣については、早乙女から「独特の個性があっていいんじゃないでしょうか」、鈴木から「必死に練習してる姿を見てますので、素晴らしいなと思います」と見守られていた。また小園は両親の来場について、母・松本は「多分毎日来るんじゃないですかね」と予想した。しかし父・ヒロミについては「父君は僕には予想できないですね。来てくれたら嬉しいんですけど、どうなることやら」と懐疑的な様子を見せた。
2016年11月10日子役の鈴木梨央、歌手でタレントの錦野旦が16日、東京・台場のデックス東京ビーチで行われた「お台場イルミネーション"YAKEI"『リトルプリンセス 星の王子さまと私』ver.」点灯式に出席した。昨年の点灯開始以来、家族連れやカップルなど多くの来場者が足を運ぶなどお台場の冬の風物詩として人気を集めている同イルミネーション。今年の点灯式は、11月21日に公開される映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』とのコラボ企画で、本作でアニメ声優初挑戦を果たした人気子役の鈴木梨央が登場し、関係者とともに点灯式に登場した。点灯されたイルミネーションを目の前にした鈴木は「夢の中にいるみたいです!」と目を輝かせながら「家族と一緒に来たいと思いました」と満面の笑顔。お台場といえば、カップルのデートコースとしても人気のあるスポットだが、将来は「海で夜景を見てワインで乾杯するのが理想のデートです!」とおませな一面を明かしながら「海もあるしお台場は(デートコースに)ピッタリですね!」と関係者を喜ばせる場面も。また、王子様を探して冒険する女の子の声を担当した本作について「すごく楽しかったですが、難しいところもありました」と本音を漏らすも「笑いや涙、ハラハラドキドキするシーンもあって、目が離せません! 自分の声も流れて感動したし、映像もすごくキレイでした」と満足げ。役柄にちなんで「憧れの王子様は?」という質問には「三浦春馬さんに阿部寛さん、ジャニーズJr.の岸優太さん!」とイケメンの名前を挙げて観客を沸かせた。イベント途中からは、星の王子様を探すキャラクターを鈴木が演じたということで、スターの錦野旦が登場。錦野の衣装についていた星の形の電球にスイッチを入れた鈴木は「まさに"星"のおじさまですね!」と無邪気に感想を述べると会場は大盛り上がり。そんな鈴木について錦野は「映画を試写で見ましたが、もうビックリしましたよ!梨央ちゃんが出ている感じで感動しました。本当、あなた天才だね。どっちが子どもかわからないよ。そろそろハリウッドデビューかな」と大絶賛。錦野に褒められた鈴木は「うれしいです」と笑顔を見せながら「オーラがあってすごくて素敵な方だと思いました」と錦野を喜ばせた。
2015年11月17日11月16日(月)日本テレビ系列で21時より放送予定の「人生が変わる1分間の深イイ話」にフランク・ワイルドホーンと和央ようかが出演することが決定した。フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー チケット情報今年7月にハワイで挙式した、世界的作曲家のフランク・ワイルドホーンと元宝塚宙組トップスターの和央ようか。宝塚時代は第一線で活躍していた和央だが、現在は世界中を飛び回る夫に同行し、献身的にサポートしている。番組では「有名人の妻は本当に幸せなのか?SP」と題し、元宝ジェンヌならではの深イイ理由に密着した内容になっている。そんなラブラブ新婚生活をおくるふたりが出演する、「フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー」は、ブロードウェイを代表する作曲家フランク・ワイルドホーンの楽曲を中心に、有名ミュージカル作品の楽曲を、世界のミュージカルスター、ミュージシャンの歌唱で披露する公演。出演は、作曲家フランク・ワイルドホーンのほか、ヨーロッパのミュージカル界で活躍するトーマス・ボルヒャート、サブリナ・ヴェッカリン。ブロードウェイ版『ウィキッド』のエルファバ役の最長出演記録をもつジャッキー・バーンズ。さらに、『RENT』オリジナルプロダクションの主人公・ロジャー役を務めたブロードウェイのトップスター、アダム・パスカルも出演するという、豪華な顔ぶれとなっている。「フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー」は12月23日(水・祝)より大阪・梅田芸術劇場メインホールで開幕。チケットは発売中。■フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー12月23日(水・祝)梅田芸術劇場メインホール(大阪府)12月26日(土)東急シアターオーブ(東京都)12月27日(日)東急シアターオーブ(東京都)
2015年11月13日「週刊少年マガジン」にて2012年より連載中の、鈴木央氏が描く王道ファンタジー『七つの大罪』。その公式スピンオフとなる『七つの大罪プロダクション』が11月28日発売のARIA1月号(講談社刊)にてスタートする。<憤怒の罪(ドラゴン・シン)>のメリオダスをはじめとする<七つの大罪>が繰り広げる壮大なバトルファンタジー『七つの大罪』は、2014年10月よりTVアニメも放送されるなど、累計1,500万部の大ヒット作品。ARIA1月号より連載がスタートする『七つの大罪プロダクション』は、そんな『七つの大罪』が実はいま巷で話題の連続テレビドラマで、メリオダス以下<七つの大罪>もドラマとは全然性格が異なる俳優が演じていたら!? という設定の下、撮影中の彼らの日常に密着するギャグ漫画となる。本作を描くのは、第9回ARIAコミックグランプリで準グランプリを受賞しデビューした坂元千笑氏。『進撃の巨人 悔いなき選択』でも話題をさらったARIAの大型スピンオフ作品に注目しておきたい。『七つの大罪プロダクション』(漫画:坂元千笑 / 原作:鈴木央『七つの大罪』)は、ARIA2016年1月号(11月28日発売 / 講談社)より連載スタート。
2015年10月28日個展「星野勝之 紫煙の未来へ」が、4月10日から22日まで代官山の「ギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)」で開催される。星野勝之は古川日出男や池上彰、アーサー・C・クラーク、三崎亜記などの書籍装画を手掛けるイラストレーター。これまでにギャラリーハウスマヤの「装画を描くコンペティション」や、「ASIAGRAPH CGアートコンペ」などに入選している。そんな星野の作品では日常的な風景が、近未来図のようなSF的ユートピアへと変貌する。何かが起きそうな予兆を感じさせる、不思議な機能を帯びていそうなランドスケープやガジェット。その、少年マインドへと引き戻されそうなパースペクティブを引き起こしているのが、描画に3DCGを取り入れた星野ならではのテクニックだ。これにより、構図にリアリティーを生み出すとともに、箱庭的に描かれた風景を、あらゆる角度から2D作品へと現像させることを可能とした。星野にとって約4年ぶりの個展となる同展では、“男性ライクな空間デザイン、そこに広がる霞をかき分けて その先の未来へ”をコンセプトに、過去15年のアーカイブ作品を集約。ジクレープリントやアクリルマウント、手描きの1点ものなど約40点が展示、販売される。また、会場にはエッチングオブジェの人気作家、川口喜久雄とのコラボレーション作品も登場。初の作品集やT シャツなど、同展のために製作されたアイテムも取り扱う。なお、10日には星野やSF書評家の大森望、アイドルでライターの西田藍などが来廊し、ギャラリートークが開催される予定だ。【イベント情報】星野勝之 紫煙の未来へ会場:ギャラリー スピーク フォー住所:東京都渋谷区猿楽28-2SPEAK FOR2階会期:4月10日から22日まで時間:11:00から19:00まで(22日は18:00まで)
2015年04月03日10月2日、パナソニックから約745gのタッチ対応2in1 PC「Let’snote RZ4」が登場した。コンバーチブルPCで世界最軽量をうたう、10.1型のモバイルPCだ。同社が「Let’snote」2014年秋冬モデルの中で最も力を入れた本機は、いったいどのような経緯で開発されたのか。そして、世界最軽量に込めた想いはなんなのか。同機を担当した、パナソニック AVCネットワークス社 テクノロジーセンター ハード設計第一チームの星野央行主任技師に話を聞いた。■関連記事写真で見る「Let’snote RZ4」 - 世界最軽量、745gの10.1型コンバーチブルPCパナソニック「Let’snote」秋冬モデル発表会 - CMキャラクター比嘉愛未さん「本当に軽くて驚いた」パナソニック、世界最軽量745gの10.1型コンバーチブルPC「Let’snote RZ4」パナソニック、Haswell RefreshとOffice 365搭載の新「Let’snote SX3」パナソニック、12.5型の2in1ノートPC「Let’snote MX3」秋冬モデルパナソニック、14型HD+液晶の「Let’snote LX3」 - 2014年秋冬モデルパナソニックのLet’snote RZ4、Web直販ではLTE対応モデルも――まず、コンバーチブルPCとして「世界最軽量」のPCを開発するに至った経緯を聞かせて下さい。やはり「軽いものを持ちたい」というニーズを、いろいろなところからずっと聞いていました。従来から「Let’snote」は、軽くて、駆動時間が長くて、頑丈、というコンセプトで作り続けてきました。今は他社からも多くの軽量PCが出ていますが、他社に負けるわけにはいかない、これが技術者としての1番の想いでした。もともと、軽量に関してはずっと追い続けていたのですが、ここにきて「世界最軽量ができるんじゃないか」というめどがたったんです。そこから、開発をスタートしました。――開発のめどが立ったのは、いつぐらいでしょうか。2013年の年末くらいですね。その頃から10.1型というサイズを決めていました。やはりタブレットで使うには、あまり大きいと逆に使いにくい部分があります。11.6型の「Let’snote AX」、12.5型の「Let’snote MX」など、12インチクラスも出してきましたが、気軽にタブレットとして使えるのかという疑問を、われわれ技術者としても持っていました。自分で使ってみても、片手で使うには大きいサイズです。重さではなく、大きさの観点で。いくら大きくて軽いものを作っても、タブレットとして「気軽に使う」には大きすぎるかな、という感覚があります。そこで、10インチというサイズにこだわりました。――では、10.1型というサイズ感が起点だったのでしょうか。いえ、起点は「最軽量」というところからです。軽さは750g以下を目指す、というターゲットが設定され、であれば片手で持てるよね、となって、片手で持てるのであれば、適切なサイズが世の中にはあるだろうという流れです。10インチクラスのタブレットは多く出ているので、そこに合わせるべきだろう、と。――750g以下という数字を目標としたのには、理由があるのでしょうか。正直に言って、これは他社との関係です(笑)。750g以下までいけば「世界最軽量」と言えると。他社さんで11.6型で770g、という製品が既にあるので。――VAIOの「VAIO Pro 11」ですね。そうですね(笑)。タッチパネルなしで約770g。それよりは絶対に下回らないといけない。タッチパネル搭載のコンバーチブル型、としたの理由の1つはここにあって、タッチパネルを付けて、770gより下回りたかったんです。もしタッチ機構を省いたら、あと、約100g弱ほど軽くなるでしょうね。もちろん、タッチパネルをはずす、(コンバーチブルでなく)クラムシェル型の通常のPCにする、という議論も、社内ではありました。ただ、それで世界最軽量と言っても、ほかのメーカーに追いつかれてしまう。どこのメーカーからも、きちんと引き離せるほどの軽さを目指すといった場合に、やはりタッチパネルを付けて最軽量とするべきだろうという結論になりました。――1,920×1,200ドット解像度で10.1型という大きさは、小さいようにも思えます。社内で検討はありましたか。「表示が細かすぎるのでは」という議論は、今回に限らず常に社内であります。ただ、Windows 7以降、フォントの表示サイズをユーザー側で設定できるようになっているので、「あまり表示サイズにこだわっても仕方がない」と社内で説得しています(笑)。実際「Let’snote RZ4」では表示設定を150%に拡大して出荷しています。適切だろう、という状態で出荷していますが、ユーザー側でも変更できますから。――最軽量の実現にあたって、技術的なポイントを教えて下さい。まずは、トップキャビネット部で、強度が必要な部分だけ厚みをもたせて、それ以外の部分は極限まで薄くする「VHフレームストラクチャー」ですね。局所的に厚みのある箇所を作り、その部分をビス止めすることで強度を確保しています。そのほかでは、タッチパネルの素材の選択が大きかったですね。樹脂やガラスなど、いろいろ検討して、最軽量のPCを作るためにバランスも考慮した結果、採用したのは強化ガラスでした。それを、とことんまで薄くしました。液晶は、「Let’snote SX」シリーズなど、他のLet’snoteでも0.2mm厚で製品化してきています。この部分では特別軽量化が進んだ、というわけではないですが、タッチパネルの部分では、今回大きく軽量化が進んだところはありますね。あとは、もうあれもこれも、いろいろな部分が軽量化に貢献していますね。多すぎて困るくらい(笑)。特に付け加えるならば、ファンの搭載が挙げられます。「Let’snote RZ4」で採用しているインテルのCore Mプロセッサは「ファンレス」というアピールもしていますが、本機には、あえてファンを載せています。フルのパフォーマンスを出そうと思ったら、ヒートパイプを多く載せなければいけない。そうすると、その分重くなってしまいます。「最軽量」を意識して、かつフルパワーで動かそうと思ったら、ファンを付けた方がトータルでは軽くなる、という計算でした。――今回、バッテリも高容量のものを新開発していますね。「Let’snote AX」や「Let’snote MX」は6セル搭載ですが、「Let’snote RZ4」では4セル搭載です。これだけでも、重量としてはその2機種と比べて3分の2の軽さですよね。ただしそれだけでは、駆動時間が短くなる。そこで1セルの容量の下げ幅を減らすため、1セル9,234mWhのバッテリを新開発しました。「Let’snote AX」や「Let’snote MX」と遜色ない、とまではいかないですが、それでも約10時間とかなりの長時間駆動を確保できました。「Let’snote RZ4」にCore M(Core M-5Y10)を採用した決め手もそこです。バッテリ駆動時間なんです。――Core M搭載PCの発表は国内初ですね。インテルと技術的な協力が多くあったと聞いていますが、どういった部分で協力したのか聞かせて下さい。実はその部分は、ちょっとお話できないんです(笑)。バッテリ駆動時間だけでなく、本当に多くの部分で、ということでご容赦下さい。そうですね、新しいキャビネットに、新しいCPUを載せるということは、両方の開発が一緒に進むということで、すごく難しいんです。ここがチャレンジした部分と言っていいでしょう。これをクリアしたので「Let’snote RZ4」が登場したと。Core iを使っていたら、駆動時間はもっと短く、放熱的な観点からももっと重くせざるをえなかったでしょうね。開発は大変でしたが、Core Mの搭載をトライして良かった、と思っています。ちなみに、Let’snoteでは、新世代のプラットフォームを採用した場合、製品名にナンバリングが入ります。Ivy Bridgeを載せた「AX2」やHaswellを載せた「SX3」といったように。今回はCore Mの採用で「4」という数字をPCの名称に入れていますが、「RZ」という製品名自体には、特に意味を持たせていません。――今回ラインナップされた新色の「ブルー&カッパ―」は、Let’snoteでは斬新なカラーリングですね。採用した経緯を教えて下さい。ブルー&カッパ―ですね。これに関しては、社内に色の担当チームがあって、今回はそこに全て任せました。「どんなもんが出てくるかな」とこっちは待っていただけですね。ものづくりとして成立しないカラーリングは却下しましたが、これについては成立しそうだと考えたので、頑張りました。塗装部分はかなり苦労しましたね。塗料メーカーさんや、実際に色を塗る塗装メーカーさんと打ち合わせして進めていきました。そういったメーカーさんは海外にも拠点を持っているのですが、そこへデザインのメンバーを連れて行って。喧々諤々しながら、なんとか成立した、という感じですね。社内では、年齢が若い層ほど受け入れられてます。市場にも「Let’snote=シルバー」というのと同じくらい、定番色として受け入れられていけば、と思います。ちなみに、他の「Let’snote」でも採用している、耐指紋塗装技術を、この「Let’snote RZ4」でも採用しました。シルバーモデルでは、既に技術が確立されているのですが、今回のブルー&カッパ―のカラーで、うまく実装できるかは正直なところ未知数でした。ここも難しいところでしたね。――「Let’snote RZ4」はどのような人に使って欲しいですか。また、「最軽量」に込めた想いがあれば教えて下さい。今回の「Let’snote RZ4」は、今までのLet’snoteよりは若い世代に使って欲しいと考えています。具体的にどの世代、と限定せず、単純に「若い世代」と。新しい世代を取り込みたい、ということですね。私は、2002年に発売した10.4型XGA液晶の「Let’snote R1」を担当していました。当時はいち技術者として、基板を開発していました。その頃から、周囲で「800gを切ったら、やっぱり軽いよね」という話がありました。実は、「Let’snote R1」のバッテリを抜くと、ちょうど800gを切るくらいの重さなんです。それが本当に軽く感じられた。やっぱり、そこを目指したいという思いがずっとありました。そして「R」シリーズや10.1型の「J」シリーズ、「AX」の担当を経て、「RZ4」を手掛ける機会がやってきました。そういった意味で、今回、やっとできた商品です。自分で点数は付けられませんが、自信を持った商品ですね。――有難うございました。
2014年10月06日●軽量&長時間駆動、「鞄に入るPC」パナソニックは2日、コンバーチブルPCとして世界最軽量の745gを実現した、10.1型モバイルPC「Let’snote RZ4」をはじめ、同社製ノートPC「Let’snote」シリーズ秋冬モデルの発表会を開催した。発表会では、パナソニック AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部の原田秀昭事業部長や、テクノロジーセンター ハード設計第一チームの星野央行主任技師が登壇。「Let’snote RZ4」の特徴やコンセプトを紹介した。また、「Let’snote RZ4」のイメージキャラクターを担当する、女優の比嘉愛未さんも登場。「Let’snote RZ4」の印象やプロモーション映像の製作秘話を語った。「Let’snote」の2014年秋冬モデルは、10.1型コンバーチブルPC「Let’snote RZ4」、12.5型の2in1ノートPC「Let’snote MX3」、14型ノートPC「Let’snote LX3」、12.1型ノートPC「Let’snote SX3」の4シリーズ。各製品の詳細は下記の個別記事に詳しい。■関連記事写真で見る「Let’snote RZ4」 - 世界最軽量、745gの10.1型コンバーチブルPCパナソニック、世界最軽量745gの10.1型コンバーチブルPC「Let’snote RZ4」パナソニック、Haswell RefreshとOffice 365搭載の新「Let’snote SX3」パナソニック、12.5型の2in1ノートPC「Let’snote MX3」秋冬モデルパナソニック、14型HD+液晶の「Let’snote LX3」 - 2014年秋冬モデルパナソニックのLet’snote RZ4、Web直販ではLTE対応モデルも○軽量&長時間駆動、「鞄に入るPC」登壇した原田事業部長は、「Let’snote RZ4」の開発経緯について、「ユーザーから『鞄に入るPCが欲しい』『個性的な自分だけのPCが欲しい』といった要望があった」と説明。「Let’snote RZ4」のポイントとして「軽量」「堅牢性」「Core Mの採用」「長時間駆動」などを挙げ、今回「世界最軽量のハイブリッドモバイルが誕生した」と語った。法人向けモバイルPC市場の出荷台数で年平均22%の成長率を見込み、2018年にはLet’snoteシリーズ累計で500万台の出荷台数を目指す。○約745gを実現した新技術星野央行主任技師は、まず「Let’snote RZ4」のサイズ感に触れ、「大学ノートと同じ大きさ。10.1型の液晶はLet’snote史上最大となる1,920×1,200ドットで、アスペクト比16:10で、ビジネスで多い縦型の文書に対応した」と紹介した。また、約745gという重量を実現するため、天板、トップキャビネット、ボトムキャビネットを極限まで薄肉化した。特にトップキャビネット部では、強度が必要な部分だけ厚みをもたせ、それ以外の部分は極限まで薄くする「VHフレームストラクチャー」技術を取り入れている。例えばタッチパッド部は0.8mmと厚く、キーボード左側は0.4mmと薄くするなど、0.8mm~0.4mmの範囲で厚い部分と薄い部分を設定し、厚い箇所をビスで固定することで、軽さと強度を確保した。また、液晶部には硬度の異なるダンパーを組み合わせ、LCDに加わる負荷を軽減する複合ダンパー構造が採用されている。また、JEITA 2.0測定法で約10時間という駆動時間について、新開発の高容量セルや、省電力が特徴の2in1向け最新CPU「Core M」の採用、高効率なバックライトシステムの開発などを、長時間駆動の要因とした。高容量セルは、既存の11.6型コンバーチブルPC「Let’snote AX3」に搭載されるバッテリセルから、サイズを3分の2に縮小しながら、1セル9,234mWhの容量を実現。また、Core Mの搭載にあたっては、インテルの協力で綿密なチューニングを施したことで、大幅な電力削減を行えたという。端子はHDMIやD-Sub、USB 3.0をサポート。「全て標準サイズ。変換ケーブルが不要でどこでも使える」こともポイントの1つだ。キーボードは1.5mmストロークとし「長時間の文書祖作成もOK」と解説した。ほか、入力支援のユーティリティとして、キーボード入力時、タッチパッドに手が当たることで発生する誤操作を防ぐ「タッチパネル誤動作防止ユーティリティ」、特定のウィンドウを拡大して外部ディスプレイに映し出せる「画面共有アシストユーティリティ」も用意する。○耐100kgf加圧も健在「薄型化と堅牢性を両立」「Let’snote RZ4」の開発秘話や、新色「ブルー&カッパー」の採用については、機構設計やプロジェクトを担当する、パナソニック ITプロダクツ事業部 テクノロジーセンターの金子晴香主任技師と、ITプロダクツ事業部 国内営業グループ 小原好晋主事らが解説。金子主任技師は、「Let’snote RZ4」の開発に際して、「『世界最軽量』を目標とし、750gを切る製品を目指した」という。当初はどこまで軽くできるか見当もつかなかったが、家の骨組みから着想を得て生まれた『VHフレームストラクチャー』の採用などでめどが立ち、「試行錯誤しつつも薄型化と堅牢性の両立を実現できた」と自信をみせる。「他のLet’snoteとタフさも劣らない。耐100kgf加圧、76cm落下試験をクリアしなければ、Let’snoteとはいえない」(金子主任技師)。また、本体カラーの設定やプロモーションなどを担当する小原主事は、新色「ブルー&カッパー」について、「人と違うカラーを持ちたい、という声があった。今までLet’snoteを使ったことがない人にも訴求できる」とコメント。塗装は最も気を使った部分といい、「量産化までの短期間で、発色を追求しながら塗装の耐久性を持たせることに苦労した。配合が異なると耐久性が低くなってしまう」という裏話も飛び出した。●女優・比嘉愛未さん「本当に軽くて驚いた」○女優・比嘉愛未さん「本当に軽くて驚いた」発表会では、「Let’snote RZ4」のイメージキャラクターを務める、女優の比嘉愛未さんも登場した。Let’snote RZ4の特設サイトで公開されているWebムービーでは、Let’snoteを使いこなす"デキる部長"に憧れを抱く部下を演じている。Webムービーは24日まで4回に渡って更新される予定。比嘉さんは撮影にあたり、「(Let’snote RZ4に)最初に触った時、本当に軽くて驚いた。女性の自分でも軽々と片手で持ててしまう」とその驚きを語った。「デスクやソファでくつろぎながら使いたい」という。また、ブルー&カッパーの水色・茶色のバイカラーが特にお気に入りだと語り、「女性にとってもファッションとして素敵なPC。デザインやカラーは、PCを選ぶ上で大事な部分。今回のLet’snote RZ4はすごく素敵」と語った。「(コンバーチブルPCで)世界最軽量ですし、身近に使って欲しい。Webムービーのように、周りの人から憧れられる人になれるのでは」と笑顔を見せた。
2014年10月02日20世紀に実在したドイツの伝説的女優マレーネ・ディートリッヒの半生を、和央ようか主演で描く舞台『ディートリッヒ』が10月29日、東京・青山劇場にて開幕した。和央が主演した2010年の初演から2年ぶりの再演。演出や脚本、共演者、楽曲は一新され、新しい作品として生まれ変わっている。20世紀初頭、サイレント映画からトーキーへと、映画そのものが大きく変わっていった時代。『嘆きの天使』のヒロインに抜擢されたディートリッヒは、母と娘をベルリンに残して、ハリウッドへと進出。その挑発的な態度と妖しい魅力で、一躍映画界のスターへと上り詰める。アメリカで次々と成功を収めていく彼女だが、祖国のナチス・ドイツは彼女の影響力を利用しようと圧力をかけるようになる。表現の自由を奪うナチスに反発したディートリッヒは、愛する母を残してきたことに心を痛めながらも、祖国のためにあえて反ナチスを掲げることを決意。第二次世界大戦中はアメリカ国民として、自ら慰問団に志願して前線に赴き、そのとき兵士たちに歌った「リリー・マルレーン」は、多くの人々の心を揺り動かすことになる。激動の中にあっても、自分の選んだ道をひたむきに信じて真っ直ぐ生きていくディートリッヒを、宝塚で男役を極めた和央が強くしなやかに演じる姿が印象的な舞台だ。開演前に行われた記者会見で和央は「ディートリッヒはひとことでいうとカッコいい女性。その生き方とともに、裏にある彼女自身の葛藤や哀しみなども描き出したい。私もこの役を演じながら強くなれたと思う。観終わったあとに、勇気や希望そして温かいものを感じていただける作品」とコメント。ディートリッヒの女優としての輝きや信念の強さといった言葉では表しきれない部分を、生身の女優・和央ようかを通して体感できるのは本作の醍醐味だ。ディートリッヒの母、ヨゼフィーネを演じる今陽子が「テーマは“愛”。マレーネ役のたかちゃん(和央の愛称)とは本当の親子のように仲良しなのでステキな母娘を演じたい」と語ったように、娘のマリア役の新垣里沙を含めた親子3世代のドラマも見どころ。そのほか奔放なエディット・ピアフとの友情や、俳優ジャン・ギャバンとの恋など、さまざまな角度から見えるディートリッヒ像。その生き様からは、誰しも信念をもって強く生きていくことへの勇気をもらえることだろう。11月4日(日)まで青山劇場で上演した後、11月16日(金)から18日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。取材・文:大林計隆
2012年10月30日星野源が、3rdシングル『夢の外へ』を7月4日にリリースした。このシングルは全4曲入りで、1曲目に、蒼井優が出演、星野がナレーションを担当する資生堂アネッサ2012CMソング『夢の外へ』、2曲目には、映画『ぱいかじ南海作戦』の主題歌にもなっている『パロディ』を、3曲目は、ベースにOKAMOTO’Sのハマ・オカモトを迎えた『彼方』、4曲目は、一人自宅録音による『電波塔(House ver.)』を収録。星野源 ライブ出演情報俳優、そしてSAKEROCKのリーダーも務める星野が、3rdシングル『夢の外へ』のリリースに寄せてインタビューに応じてくれた。光が降り注ぐ世界へと、優しく手を引いて連れ出してくれるようなポップチューンに仕上がった『夢の外へ』。この曲について「僕は妄想とか夢の中が大好きで、漫画やアニメ、ドラマや映画に支えられて、現実逃避をすることで何とか楽しく生きてこれたんですよね。もちろん、現実世界の楽しさも絶対にあって。“夢の中”と“現実世界”のどっちかになるじゃないですか。でも、どちらかだけの世界ではなくて、僕は真ん中をいきたいぞっていうことを書いたんです」と語る。星野はこの夏、「FUJI ROCK FESTIVAL’12」をはじめ、「JOIN ALIVE 2012」、「Slow Music Slow LIVE ’12 in池上本門寺」、「SWEET LOVE SHOWER 2012」ほか、多数のフェスティバルに出演する。青空の下で、新曲『夢の外へ』を堪能できる機会もありそうだ。星野 源のインタビュー全容は@ぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。
2012年07月04日SAKEROCKの星野源が、長塚圭史脚本の舞台『テキサス-TEXAS』に主演することが決定した。この作品は、2001年に河原雅彦率いるHIGHLEG JESUSの俳優陣が総出演し、“HIGHLEG without JESUS/長塚JESUS”と銘打ち上演された舞台。今回、約11年ぶりに新しくプロデュース公演としてよみがえる。また、初演時は長塚が演出を務めたが、今回は河原が演出を担当する。物語は、東京からはるか遠く離れたとある田舎町を舞台に展開。6年ぶりに故郷へ帰ってきた遠藤マサル(星野源)。だが、家にいるはずの姉の姿が見当たらず、隣の部屋から出てきたのはマサルの同級生と見知らぬ女だった。見知らぬ女は、自分をマサルの姉だと言い張り、次々と現れる知人・友人も知らない顔だった。実は、村では整形が流行していたのだ。そんなおかしな状況の中、マサルは町伝統の闘鶏で勝って町の男になろうとするが、知らない間に「どちらかが死ぬまで闘う」というルールに変わっていた。マサルが周囲に集まるひと癖もふた癖もある人々と関わっていく中、すでに狂い始めていた静かな田舎町が、大きな音を立てて崩れていく……。公演は東京が3月中旬よりPARCO劇場にて、大阪が4月中旬よりシアター・ドラマシティにて上演。出演は星野のほか、木南晴夏、野波麻帆、岡田義徳らが挑む。チケットは1月下旬より一般発売する。
2011年11月17日リゾートで過ごすクリスマスは、都会とはひと味ちがう魅力がいっぱい。軽井沢の星野エリアでは、11月12日(土)~12月25日(日)に「クリスマスタウン 軽井沢」を開催。ハルニレテラス、軽井沢高原教会、ホテルブレストンコートがクリスマス一色に染まる。星野エリアの玄関口にあるエコモダンな温泉街「ハルニレテラス」では11月19日(土)からシャンパンゴールドのクリスマスゲートが優しい光でお出迎え。メインストリートは雪の結晶をモチーフにしたイルミネーションで彩られ、広々したテラスにはツリーの森が出現。大きなクリスマスツリーを囲むように雪を冠った小さなツリーが立ち並び、まるで北欧の森のような雰囲気に。12月3日(土)~12月25日(日)には子供たちが喜ぶメリーゴーランドも登場。料金は1回300円。個性的な14のショップやレストランには、クリスマスならではのアイテムやメニューがずらり。ホームパーティ用のデリやケーキ、家族や友人へのプレゼント選びにもおすすめだ。クリスマススペシャルランチもあり、メリーゴーランドやショッピングで、昼間からクリスマス気分を満喫できる。11月23日(水)からは、軽井沢高原教会の中庭に高さ6メートルの巨大クリスマスツリーが飾られる。ツリーに降りた星が星屑になる様子を光のカーテンイルミネーションやキャンドル・ランタンで表現し、幻想的な空間を演出。週末などにはクリスマス特別礼拝やハンドベルコンサートなどのイベントもおこなわれる。ホテルブレストンコートは11月12日(土)から毎日がクリスマス。館内の「クリスマスショップ」には、海外から直輸入のクリスマス雑貨がならび、シュトーレン、ジンジャークッキーといったホテルメイドの焼き菓子やお菓子の家が登場。ラウンジでは、昼はクリスマスアフタヌーンティ、夜はコース仕立てのスイーツが味わえる。なお、星野リゾートでは、リゾナーレ(山梨)、タラサ志摩(三重)、花乃井(静岡)でも、ファミリー向けのクリスマスプランやイベントを用意している。「クリスマスタウン 軽井沢」会期:11月12日(土)~12月25日(日)会場:星野エリア(住所:長野県軽井沢町星野)お問い合わせ:星野エリア 0267-44-3580取材/古屋 江美子
2011年11月05日体重は過去最高にせまるも、幸せもMax?!先日9月1日に、かねてから交際中であったTBSアナ高野貴裕と入籍したばかりの星野真里。今のように明るくあれるのも彼のおかげだと告白していたが、まさに幸せいっぱいのようで、3日付のブログでは、久々に体重を量ってみると、過去最高に手が届きそうだったとか。気を引き締めてしっかり生活を、というも、ウクレレを始めたと半分冗談半分本気で語り、笑顔でウクレレを構えて写真に映っている姿など、幸せいっぱいな心もちがこちらにまで伝わってくるようで、体重増も幸せ太りのよう。実家にもおめでとうの声☆太ったといっても、十分にスタイルもいい彼女。このくらいがちょうどよさそうにも見える。なにより笑顔が輝いているのは素敵だ。実家に久々に帰っていたそうで、両親や兄弟、親戚などそれぞれの場所で、さまざまな方面から「おめでとう」と声をかけられたのだとか。一瞬なんのことか戸惑ったといったこともあったようだが、すぐ理解して納得。みな祝福ムードに包まれているようだ。元の記事を読む
2011年09月07日誕生以来、妖艶な悪の色香で世界中の人々を魅了し続ける“ドラキュラ”。その憂いを帯びた男性キャラクターを女優の和央ようかが演じることで話題のミュージカル『ドラキュラ』が8月20日夜、東京国際フォーラムで開幕した。『ジキル&ハイド』などで日本でも著名なフランク・ワイルドホーン作曲による本作は、2001年に初演。その後2004年にブロードウェイ、2007年にオーストリアで特別上演され、今回はオーストリア・グラーツ版での上演となる。和央の宝塚退団公演を手掛けたワイルドホーンたっての希望で、世界初の女性が演じるドラキュラが誕生。加えて、ドラキュラの運命の女性・ミーナを演じるのは、和央との黄金コンビで知られる元宝塚娘役トップスターの花總まり。圧倒的完成度を誇る伝説のコンビが、血生臭くも美しい愛の物語を演じる。出演は他に鈴木綜馬、安倍なつみ、小西遼生ら。演出は吉川徹が手掛ける。チケット情報青年弁護士ジョナサンをトランシルヴァニア城に出迎えたドラキュラ伯爵は、彼の婚約者ミーナの写真に心を奪われる。ジョナサンの生血を吸い若々しい姿に生まれ変わった伯爵は、ミーナの親友ルーシーへの誘惑を手始めに、徐々にミーナに接近。その行く手に、ヴァン・ヘルシング教授とその仲間たちが立ちふさがる……。ゴシックでロマンチックな世界観にどっぷり酔える3時間だった。その一番の要因はやはり和央演じる中性的なドラキュラにあるだろう。最初は老いた姿のドラキュラが若さを手に入れ颯爽とした姿で現れたとき、現実離れしたものの存在感に目を見張った。自分本来の人間らしさ、女性らしさを排除し、ここまで非リアルな存在を体現できるのは、やはり6年もの長きにわたり宝塚男役トップスターに君臨した和央ならではであるだろう。その非リアル性に大きく貢献したのは言わずもがな、盟友・花總まりの存在。気高く賢い、いわゆる理想的な女性でありながら、ドラキュラの倒錯した魅力に本能的に惹かれてゆくミーナの愛と苦悩を演じきる。ドラキュラとのキスは、まるでラブシーンのお手本のような美しさだった。またワイルドホーンといえば、聴く者の心を激しく揺さぶるドラマチックな楽曲で知られるが、本作でも印象的なナンバーが次から次へと押し寄せる。歌、ダンス、ビジュアルなど大事な歯車がすべてピタッと噛み合うことにより、極上の陶酔感が味わえた。東京公演は9月11日(日)まで。その後、9月15日(木)から9月18日(日)まで梅田芸術劇場 メインホール(大阪)にて上演される。チケットは発売中。取材・文:武田吏都
2011年08月22日和央ようか主演のミュージカル『ドラキュラ』の製作発表が7月21日、都内で行われ、和央をはじめ花總まり、安倍なつみ、鈴木綜馬、小西遼生らが登壇した。和央がドラキュラ伯爵役を女性として世界で初めて演じ、また宝塚退団後初の男役に挑むとあって、注目を集めた。ミュージカル『ドラキュラ』他の写真本作はブラム・ストーカーによる怪奇小説を原作に、『ジキル&ハイド』で知られるフランク・ワイルドホーンが作曲を、ドン・ブラックとクリストファー・ハンプソンが作詞・脚本を手がけたミュージカル。2001年での米国カリフォルニア州で地方プレミアを皮切りに、2004年にはブロードウェイに進出、その後2007年に行われたオーストリアのグラーツで1か月上演されたものを、今回日本版として本邦初演する。ワイルドホーンが和央の宝塚退団演目『NEVER SAY GOODBYE』の作曲を手がけている縁もあり、和央版ドラキュラのために新曲「I HAVE ACHOICE(選ぶべきもの)」を新たに書き下ろしている。製作発表では和央が新曲「I HAVE A CHOICE(選ぶべきもの)」を、花總は「IF I HAD WINGS (翼があれば)」を歌唱披露した。いずれも切なくドラマチックなメロディラインで綴られており、和央は役作りに関して「今回はドラキュラのシンプルなストーリーですが、素敵なフランクさんの曲が乗っているので、その曲に自分の感情を上手く合わせていけばいい」とし、「『ドラキュラ』という作品は世界中にさまざまなバージョンがあるが、あまり何かの作品のドラキュラを真似しようとは思っていない」と語った。また今回、和央はミーナ役の花總、ルーシー役の安倍、ジョナサン役の小西の血を吸い、ヴァン・ヘルシング役の鈴木と対峙するが、そんな和央に花總は「稽古場でルーシーを襲っていく姿が第三者として見ていてドキドキする」とコメント。一方、和央は「毎日いろんな方の血を吸わせていただいて、とても楽しくクセになりそう」とおどけて見せた。「人の血を吸って生きることは、愛する人を食べちゃいたいくらい愛おしく思ったり、もしかすると愛を与えたりすることかもしれない。世界初、女性が演じるドラキュラだからこそ、その内面に迫ってみたい」と語るのは演出の吉川徹。中性的でミステリアスな和央版ドラキュラは、8月20日(土)から9月11日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後、9月15日(木)から18日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演する。チケットはいずれも発売中。なお東京公演は7月30日(土)まで、特製クリアファイル付チケットの発売キャンペーン(S席)を実施中。
2011年07月25日