ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大作映画『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』の公開日が12月23日(金)に決定した。“バイオ生誕の地”日本が世界で最速の公開になる。その他の情報本シリーズは、主人公のアリスと巨大企業アンブレラの戦いを描いたアクション大作で、6作目でいよいよ最終章を迎える。映画の詳細なストーリーは明らかになっていないが、引き続き、ジョヴォヴィッチが主演を、ポール・W・S・アンダーソンが監督を務め、クレア・レッドフィールド役を演じたアリ・ラーターがシリーズに復帰する。また、ローラがアリスと共に戦う戦士コバルト役で出演することもすでに報じられている。『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』12月23日(金) 世界最速公開
2016年04月25日「ぴあ」調査による2016年4月22日、23日のぴあ映画初日満足度ランキングは、ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』がトップに輝いた。2位に高橋和希原作の大人気シリーズ初の劇場版アニメーション『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』、3位にクリエイターユニットHoneyWorksが描く長編アニメ『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』が入った。その他の写真1位の『ズートピア』は、動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に繰り広げられる冒険ファンタジー。劇場には幅広い年齢層の観客が足を運んでおり、映画を観た子供たちは「色々な動物が出てきてよかった」「ラストが意外でびっくり」、大人たちも「ハッピーエンドや勇気付ける物語など、ディズニー映画に求めるものが全部あって楽しめた」「映像も綺麗で、物語もよく練られていてよかった」と高い満足度を得たようだ。物語は、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、キツネの詐欺師ニックと協力し合い、動物誘拐事件を捜査する様が描かれる。ズートピアで警察官になるのは通常、クマやカバのように大きくてタフな動物たちで、小さいジュディは一人前の警察官として認められるために奮闘していく。観客は「やれば何でも出来るというメッセージがよかった」「努力すれば夢は叶う」「諦めないことが大切。打たれ強い主人公を見ていると元気になった」など、主人公の勇気に感動の声を寄せた。ジュディやニックのほかにも、チーターの警察官やナマケモノの免許センター職員など、ユニークなキャラクターたちが多数登場するが、「シニカルなシーンが多く子供がとても楽しんでいた」「全体的に癒されて元気をもらえた」「くだらないやり取りも面白い」「ナマケモノがおもしろい」「脇役たちも魅力的」「ニックがとにかくかっこよかった。本当にいたら恋する」と好評を集めた。(本ランキングは、4/22(金)、23(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ズートピア』公開中
2016年04月25日ルーニー・マーラ主演で製作準備が進められている『Mary Magdalene』で、ホアキン・フェニックスがイエス・キリストを演じるかもしれない。スケジュールの調整などが必要なようで、まだ決定とはなっていないが、プロデューサーらは彼を望んでいるようだ。その他の情報映画は、イエスの死と復活を見届けたマグダラのマリアの人生を描くもの。過去に『最後の誘惑』でバーバラ・ハーシーが、また『パッション〈2004年〉』でモニカ・ベルッチが、“罪深い女”とも呼ばれたこの女性を演じている。『ダ・ヴィンチ・コード』にもストーリーの重要な部分として存在する。今作の監督はガース・デイビス。来年の公開を目指し、撮影はこの夏開始する予定だ。フェニックスの最近作は、6月11日(土)に日本公開されるウディ・アレン監督の『教授のおかしな妄想殺人』。マーラは『キャロル』で今年のオスカーの助演女優部門にノミネートされた。文:猿渡由紀
2016年04月25日2016年4月23日、24日の全国映画動員ランキングは、新作5本がランクインするも、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(全国349館)が先週に続いて首位を守った。『ズートピア』(全国347館)は初登場2位。『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』(全国340館)はワンランクダウンの3位になった。映画動員ランキング&その他の画像続いて『アイアムアヒーロー』(全国281館)が初登場4位、『レヴェナント:蘇えりし者』(全国343館)が初登場5位、『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(全国136館)が初登場6位、『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』(全国81館)が初登場8位に入り、アニメーション作品が6本、ベスト10入りしている。そのほか『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』(全国38館)が初登場11位につけている。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』公開中
2016年04月25日昨年のモロッコ・マラケシュ映画祭で審査委員長のフランシス・フォード・コッポラが絶賛し、審査員賞を受賞した『過ぐる日のやまねこ』のDVDが27日(水)に発売され、同日からレンタルも開始になる。『過ぐる日のやまねこ』/その他の画像本作は、幼少期に体験した父の死を機に当時の記憶が曖昧な時子が、幼少期を過ごした田舎町へ向かうところから物語が始まる。時子はその町で、身近な人の死によって孤独感を抱えている高校生・陽平に出会い、お互いが癒されていく中で、ふたりの“死”にまつわる真実が明らかになっていく。映画を観たコッポラは「日本映画の偉大な歴史の中で“幽霊譚”の系譜にある『過ぐる日のやまねこ』は、寄る辺ない少年と少女の出会いを心震える物語に昇華した」と作品を高く評価した。映画を手がけた鶴岡慧子監督は、初長編映画『くじらのまち』がPFFアワードでグランプリとジェムストーン(日活)賞に輝き、続く『はつ恋』がバンクーバー映画祭のドラゴン&タイガー部門にノミネートされるなど注目を集める新鋭監督で、DVDには本作の撮影が行われた上田市で再び撮影された監督の新作短編が収録される。『過ぐる日のやまねこ』4月27日(水) ※レンタル同時発売特典映像: 予告編、初日舞台挨拶、鶴岡監督による上田市撮影の新作短編『焦がれる鼓動』を収録セル版は上田市出身イラストレーター山崎美帆さん描き下ろしのやまねこイラストプリント付き価格 3800円(税抜)発売元:アミューズソフト販売元:アミューズソフト
2016年04月25日俳優の大泉洋が4月23日に、都内で行われた主演作『アイアムアヒーロー』の初日舞台あいさつに登壇。日本公開を前に、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭をはじめ、海外の映画祭で旋風を巻き起こしており、「優秀な子どもを持った親の気持ち。初めて見たときから、世界に通用する作品だと思っていたので、とても誇らしい」と胸を張った。初日舞台あいさつ/その他の写真原因不明の感染が原因で理性を失い、人々を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)が日本全土にパニックを引き起こす。舞台あいさつには大泉をはじめ、有村架純、長澤まさみ、吉沢悠、片瀬那奈、マキタスポーツ、塚地武雅、原作者の花沢健吾氏、佐藤信介監督が登壇した。撮影は約2年前に行われ、有村は「待ちに待った初日。やっと公開され、今はすごく嬉しいです」と喜びのコメント。「正直、怖いしグロイし魂が抜かれた気分。見終わった後はすぐに席を立てず、『この映画、大丈夫なのかな』って思ったほど」とその衝撃度を振り返った。また、ZQNと戦う看護師を演じた長澤は、「現場でZQN(の特殊メイク)が出来あがる様子を見るのが日課でした。私もZQNやりたいなと思いながら(笑)」と話した。佐藤監督は「日本映画にはめずらしい作品。やるからには、力いっぱいやろうと決めた」と自信のアピール。花沢氏は「3回見ましたが、やっぱり面白い。原作者としては嬉しい限り」と手放しで絶賛した。『アイアムアヒーロー』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月23日劇作家・演出家の前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を実写映画化した『太陽』の初日舞台あいさつが4月23日に、東京・角川シネマ新宿で行われ、前川氏をはじめ、主演の神木隆之介、門脇麦、古館寛治、メガホンをとった入江悠監督が登壇した。初日舞台あいさつ/その他の写真ウイルスによって人口が激減した21世紀初頭を舞台に、太陽の光に弱くなった夜行性の新人類“ノクス”、彼らに管理されながら貧しく生きる旧人類“キュリオ”が繰り広げる闘争と葛藤をSFタッチに描く。ノクスに憧れを抱くキュリオの青年・鉄彦を演じた神木は、「出演した自分でも、全部を理解しきれない部分があって、後からジワジワ来る」と世界観に圧倒された様子。それでも、「今の自分が感じることも、5年後、10年後には全然違うはず。自分の心の中でどんどん育つ作品」とアピールした。門脇は、同じくキュリオの村に住む幼なじみの結を演じ、「新しいものを生み出そうとする熱気が静かに漂っていた。昼夜問わずの撮影で、大変なスケジュールだったが、とても幸せな現場」と手応えは十分。「SF的な設定だからこそ、客観的に現代に通じる問題が描かれている」と見どころを語った。鉄彦の父を演じた古館は、「普段はピンポイント俳優ですが(笑)、今回は“いい男”役で、割とたくさん出ています」と笑いを誘っていた。2011年の初演直後から映像化に奔走した入江監督は、「舞台を見て、率直に傑作だと思いました。舞台と映画では表現が違うので、脚色した部分もあるが、当初感じた『傑作だ』という感触に何とか近づけたかった」と格別の思い。前川氏は「SFですが、描いているのは人類の葛藤」と語り、「舞台から映画になり、今や完全に親離れし、立派に独り立ちした」と感無量の面持ちだった。『太陽』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月23日映画を超える空前絶後のスケールで、世界中で大ヒットを記録しているドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。日本でもシーズンを重ねるごとにファンを増やし、5月3日(火)にはエミー賞で史上最多の12部門を受賞した第五章がブルーレイ&DVDリリースされる。そして4月25日(月)からは、最新シーズン第六章の日米完全同時放送も決定。そんな中、初来日したアリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズに話を聞いた。その他の写真ジョージ・R・R・マーティンの世界的ベストセラー『氷と炎の歌』を完全映像化。架空の大陸ウェスタロスの覇権をめぐって、愛と欲望、陰謀と裏切りの戦いを繰り広げてきた『ゲーム・オブ・スローンズ』。ドラゴンや異形の者たちが登場するが、これまでのファンタジー映画やドラマとは一線を画す熱狂的な支持を得ている。メイジーはそんな人気の秘密を、「それは、本当に無慈悲にメインキャストを殺しちゃうことね。そんな思い切ったことをするドラマは他のシリーズにはないでしょう。だから、予想がつかなくて、視聴者は次が気になってしまい、また観たくなるのよ」という。2011年からスタートした本作。メイジー演じるアリアは覇権争いに巻き込まれるスターク家の次女で、目の前で父が殺害されたことから少年を装って逃亡し、家族の復讐を誓いながらも、行く先々で苦難に見舞われる。「アリアは最初はとても純粋で無垢な部分もある子だった。それが、さまざまな苦難を乗り越える中で、父のように忠誠心だけでは生きられないことを知り、策略家的な発想もするようになったの。でも、まだまだ世の中のことをもっと学んでいかなくてはならない。それは私自身もそうだけど」と役柄に自分自身を重ねる。先日、19歳の誕生日を迎えたばかり。「10代をこのシリーズと共に生きてきた。アリアと同じように早くから大人の世界に放り込まれたことで、私自身も成長したわ。何より、『ゲーム…』に出会えたことで一生、女優業をやりたいという自信にもつながった」と語る。覇権争いはますます熾烈になっていくが、一体最後に誰が王の座に座ると思うか尋ねてみたら……、「実は、アメリカで出演者の合同インタビューがあった時に、メインキャストのひとり、エミリア・クラークが『サンサ(スターク家の長女)が女王になり、アリアが女王の手(=宰相)になるのがいいんじゃないかな、ふたりコンビで……』と言っていたわ。本当に、どんな物語になるのかしら、私も楽しみなの(笑)」『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』5月3日(火)ブルーレイ&DVDリリース発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』(全10話)スターチャンネルにて4月25日(月)朝10時より日米完全同時放送取材・文:前田かおり
2016年04月23日全米で『アナと雪の女王』『ベイマックス』を超えるオープニング興収を記録し、一大旋風を巻き起こした『ズートピア』がいよいよ日本に上陸!日本語版キャストとして主人公・ジュディ役を務める女優の上戸彩、ジュディの食いしん坊な同僚クロウハウザーを演じるサバンナの高橋茂雄が取材に応じ、「夢を信じる力を感じる作品。きっと誰もが背中を押されるはず」(上戸)、「あまりに面白くて度胆を抜かれた。誰もが共感できるポイントがある」(高橋)と日本公開に、胸を踊らせた。その他のニュース&画像ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードが共同監督を務めている。アフレコを振り返り、「苦労の連続だった」と口を揃える二人。上戸は「自信があるシーンほど、先に進まないもので、夢に燃えながら思い通りにいかないジュディの気持ちに、自然と感情移入していました。本当に声優は難しいです。その分、OKが出たテイクを自分で聞いてみると、今まで気づかなかった表現の幅があって、うれしい驚きでした」と声優の奥深さを再確認したという。一方、高橋も「首からドーナツを見つけるシーンなんて、たった2行のセリフなのに、3~4時間かかりましたよ。そもそも40年間、高橋茂雄として生きてきたので、ベンジャミン・クロウハウザーと名乗るだけでも一苦労(笑)」とこちらも悪戦苦闘。「太ったキャラクターならではの難しさもあった」と振り返った。“夢の実現”がテーマになった本作にちなみ、「夢を叶えるために、必要なことは?」と質問すると、こんな答えが返ってきた。「家族や友だちといった周りの環境を大切にすることですね。苦しいとき、大切な存在を思い出せば、壁を乗り越えることができますから」(上戸)、「柔軟な考え方じゃないですか?たとえ現実が当初の目標と違ったとしても、そこから新しい価値を見つけられれば、それは素敵なことだと思います」(高橋)。世代を超えて楽しめる本作だが、この春、新生活を始める人には特におすすめな作品といえそうだ。『ズートピア』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月23日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』の新ポスターが公開になった。特別映像はこちら本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じ、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧らが出演する。このほど公開になったポスターは、警察の制服姿の諸星が手錠を掴んでいる姿が大きくデザインされたもの。諸星を演じた綾野は、劇中で諸星がたどる25年間を演じるために、ドラマの流れに沿って体重を10キロ増減させるなど徹底した役づくりを行ったという。また、ポスター公開に合わせて、赤ペン瀧川が映画の見どころを紹介する特別映像も公開になった。映像では瀧川が「本年のナンバー1」という本作の魅力を熱く語っている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年04月23日明日からディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が公開になる。本作は、進化した動物たちが暮らす理想の街“ズートピア”が舞台で、夢を追うウサギの警官ジュディと、夢など信じないキツネの詐欺師ニックがコンビを組んで、街を揺るがす“秘密”に迫る。映画の本編映像の一部が公開になった。『ズートピア』本編映像本作の主人公は、ウサギの警官ジュディ。彼女はサイやゾウなど大きな動物が警官になる街で、夢を追って警官になった努力家だ。どんな時も前向きな彼女は、動物たちの失踪事件の捜査をすることになり、手がかりを得るために、詐欺師で、夢など信じず、相手の善意や思いやりを利用しては金を稼ぐニックを相棒に選ぶ。このほど公開になったシーンは、ジュディがニックに事件に関する情報を聞き出そうとする場面で、捜査に協力する気がまったくないニックと、ジュディの丁々発止のやりとりが描かれる。この後もふたりは、言い合いを続けながら捜査を続けていき、“コンビ”として結束していくが、ズートピアを揺るがす事件が発生したことで、ふたりに最大の試練が訪れる。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月22日『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が競演する映画『貞子vs伽椰子』の予告編映像が公開になった。“VS”のタイトルにいつわりなく、映像では本当に貞子と伽椰子が対決している。『貞子vs伽椰子』予告編映像映画は、呪いのビデオを観てしまった者の前に現れる長い髪が強烈な印象を残す貞子、呪いの家に棲みつき、そこを訪れた者を襲う伽椰子が激突するホラー作品で、山本美月、玉城ティナらが出演する。このほど公開になった映像にまず登場するのは、呪いのビデオの映像と貞子だ。ある事情から、ビデオを手にしてしまった有里(山本)は霊媒師の経蔵に助けを求める。同じ頃、呪われた家に足を踏み入れてしまった鈴花は、伽椰子の呪いに悩まされるが、経蔵は貞子と伽椰子をぶつけて呪いを打ち消すことを考える。映像には、呪われた家に置かれたテレビ画面から貞子が出現し、階段を下りてくる伽椰子と対峙するシーンも登場。どちらも“最恐”と呼ばれてきた両者が激突する時、どんなことが起こるのか? どちらが勝つのか? 恐ろしくも気になる映像になっている。本作は通常の上映だけでなく4DX、MX4Dでも上映されるが、加えて、立体的な音響を楽しめるドルビーアトモスでの上映も決定。報道資料によると「まるで貞子や伽椰子と同じ空間に存在しているような」体験ができるという。『貞子vs伽椰子』6月18日(土) 全国ロードショー
2016年04月22日福満しげゆきの人気マンガを、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らで実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』の特別映像が公開になった。ヘタレな主人公・中津に焦点を当てた内容で、オファーを受けた東出は撮影前に、ヘタレに見えるように走り方などを研究したという。『ヒーローマニア』/特別映像映画は、うだつの上がらない中津が、謎の身体能力を誇る土志田(窪田)、情報収集力が抜群の高校生カオリ(小松)、昼はサラリーマンで、夜は“若者殴り魔”として活動している日下(片岡)に出会い、町を守る自警団を結成する。街にはびこる小さな悪を見つけ、懲らしめていく彼らの活動はやがて実を結び、自警団は、警備サービス会社“ともしび総合警備保障”という大きな組織になるが、新しいメンバーの中に、その力を私欲の為に使う者が現れ、秩序は徐々に崩れていく。特別映像は、会社をリストラされコンビニでバイトをはじめた中津が、バットを振りかざして悪を退治する姿や、自警団として土志田、カオリ、日下と悪に立ち向かうシーンが登場する。他の3人と違って、目立った能力のないチームリーダーの中津役について東出は、「こういう役に挑戦できるんだって思えて純粋にうれしかった」とコメントをしており、メガホンを執った豊島圭介監督は「誰も知らない東出くんのキャラをどうしても撮りたかった」とこだわりを明かしている。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー
2016年04月22日『007』シリーズ4作を手がけたガイ・ハミルトン監督が亡くなった。93歳だった。その他の情報ハミルトン監督は、ショーン・コネリー主演の『007/ゴールドフィンガー』『007/ダイヤモンドは永遠に』と、ロジャー・ムーア主演の『007/死ぬのは奴らだ』『007/黄金銃を持つ男』を監督している。そのほかの作品に、ハリソン・フォードが出演した『ナバロンの嵐』、アガサ・クリスティの小説の映画化『クリスタル殺人事件』『地中海殺人事件』『レモ/第1の挑戦』などがある。ハミルトンは、パリ生まれ。その後、イギリスに渡り、第二次大戦で従軍した。監督デビューは1952年のスリラー映画『The Ringer』。晩年はスペインのマヨルカ島に在住していた。文:猿渡由紀
2016年04月22日マーベルの人気キャラクターを二分する禁断の戦いを描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に新生スパイダーマンが登場することが発表され、全世界のファンの注目を集めている。予告編ではわずかしか登場しないスパイダーマンが劇中でどれほど活躍するのかは不明だが、実は製作前には「そもそもこの映画にスパイダーマンを登場させるべきか?」を巡ってスタッフの意見が分かれ、一時期、マーベル社内は“シビル・ウォー”状態になっていたという。その他の写真本作は、未曾有の危機を何度も救うも、その度に甚大な被害をもららせてしまったアベンジャーズを国際的な組織の管理下に置くプランが出たことから、メンバーの意見が対立。さらに世界的なテロリストの処遇も絡み、キャプテン・アメリカとアイアンマンが対立せざるをえない状況になってしまう。本作は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のアンソニー&ジョー・ルッソが監督を務めているが「僕らにとってスパイダーマンの登場は欠かせないことだった。これまでに作り上げたマーベルのストーリーを壊したいと思っていたからね。でもその展開にマーベル社内ではとても不評で、まさにマーベル内が真っ二つに分かれてシビル・ウォー状態になった」と振り返る。スパイダーマンは登場すべきか? しないべきか? この戦いを終結させたのは、マーベル映画のすべてを統括するケヴィン・ファイギだった。「僕らの考えを唯一支持してくれたのはケヴィン・ファイギだった。彼が僕らを支えてくれて本当に感謝しているよ。本作では普段のマーベル映画よりもシリアスな展開で描かれるから、そのためにもスパイダーマンが必要だった」最終的に、スパイダーマンはアイアンマンのチームに加わることになり、トム・ホランドがスパイダーマン=ピーター・パーカー役に決定したが、どのような経緯でチームに加わるのか? どんな活躍を見せるのか? スパイダーマンが“シリアスな展開”をどのように和ませてくれるのかはいまだに明らかになっていない。ちなみに監督によると「それぞれのチームに参加するのに強い動機があるキャラクターとないキャラクターがいる。だから強い動機がないヒーローが途中で寝返る可能性はあるかもしれない」そうで、映画は最後の最後まで油断できない展開になりそうだ。なお、日本語版ではキャプテン・アメリカを中村悠一が、アイアンマンを藤原啓治が演じ、『カードファイト!! ヴァンガードG』の綺場シオン役や『デジモンアドベンチャーtri.』の高石タケル役などを務めてきた榎木淳弥がスパイダーマンの声を演じる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月22日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作でモレッツは平凡な高校生キャシーを演じているが、キャシーは劇中で壮絶な旅を経験し「私がこれまでで演じた最も強いキャラクター」に成長していくという。その他の写真本作でモレッツが演じるキャシーは彼女曰く「かっこいいボーイフレンドもいないし、ほかの子より運動ができるわけでも、成績が良いわけでもない。ほかのティーンエイジャー同様、自分探しをしながら毎日を生きている、普通の子」だ。しかし、謎の地球外生命体“アザーズ”の侵略が始まり、弟とはなればなれになってしまった彼女は「自分は戦うのか、逃げるのかの選択に迫られることになる」という。そこでキャシーは弟がいる場所まで過酷な旅をするが、彼女はモレッツがこれまでいくつかの映画で演じてきたようなタフなキャラクターではない。「私はむしろ、過去に習ってきたことを全部忘れて、銃の使い方なんか知らないというふりをしなければいけなかったの。それは奇妙だったわ(笑)」。モレッツは6歳から女優として活動を始めたが、いつも「違うタイプの役柄に挑戦しつづけたいとも思っている」という。「私はアクションスターにも、恋愛映画専門女優にもなりたくない。どんなキャラクターにもなれる、真の役者でありたいの」。様々な武器を駆使して敵をブチのめしていく『キック・アス』のヒット・ガール、家でも学校でも孤独な『キャリー』の主人公、ベテラン女優を前に自信満々に振舞う『アクトレス~女たちの舞台~』の若手女優……モレッツは意図的に幅広い役どころを選びとっている。もちろん、役を得るのは簡単なことではない。「私にとって最大の武器は、仕事上の道徳だった。真剣にリサーチをして、演技を徹底的に練習して、アクセントの練習も積んで、キャラクターを奥深くまでとことん理解したら、アクターとしてほかの人より秀でているという理由で、オーディションで自分はその役を勝ち取れるはずだと私は信じてきたの。見た目はもちろん、ある種の役をもらうためには大事でしょう。だけど、演技ができなかったら、生き残ることはできないのよ」。本作でモレッツは、クラスメイトが気になる平凡な女の子の気持ちや、未曾有の恐怖におびえる表情、極限状態をサバイバルする人間の姿など様々な面を見せており、彼女の演技に対する真摯な姿勢を垣間見ることができる。「愛、家族、臆病者、逃避、そういうあらゆることにもまれながら、キャシーはとても強いキャラクターになっていくのよ。この映画は、人間とは本質的にどういうものなのか、どうして私たちは感情を目の当たりにするのか、あるいは内に抱えるのかなど、私たちが時々考える疑問を語るものだと思うわ」『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月22日1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の新たな画像が公開になった。未曾有の危機に立ち向かうべく、人々に団結を呼びかけるポスターで、劇中では人類が一致団結して、宇宙から侵略者に立ち向かう。その他の写真『インデペンデンス・デイ』は、宇宙からやってきたエイリアンたちを相手に、人類が団結して戦う姿を壮大なスケールで描いた超大作。新作は、前作から20年後を舞台で、前作のラストで人類が勝利をおさめた後、世界中のリーダーが集結して世界平和協定を締結し、侵略者を打ち破った立役者であるデイビッド・レヴィンソン(ジェフ・ゴールドブラム)を長官に据えた地球防衛軍(Earth Space Defence:ESD)を結成している。このほど公開になった画像は、そのESDの宣伝ポスター。彼らは前回の“侵略”での知見やそこで得たテクノロジーを活かして強固な防衛システムを構築するが、再びやってきた侵略者は人類の想定をはるかに超える大きさ、規模、破壊力で、人類は再び、故郷を守るために戦う。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年04月22日夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした新作映画の正式タイトルが『デスノート Light up the NEW world』に決定し、ポスタービジュアルが公開になった。主人公たちの背後に浮かび上がる死神・リュークの影は、デジタルドットで描かれており、10年前から超速度で進化し続けるネット社会での“デスノート”を象徴しているという。その他の画像舞台は、デスノートを使って凶悪犯を次々と粛清し、理想の世界を創ろうとしたキラこと夜神月(藤原竜也)と、命をかけてそれを食い止めたL(松山ケンイチ)との対決から10年後の世界。死神によって新たにばらまかれた6冊のデスノートを巡って、デスノート対策本部の捜査官・三島(東出昌大)、Lの遺伝子を引き継ぐ探偵・竜崎(池松壮亮)、そしてキラを崇拝するサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)による三つ巴の戦いが描かれる。ポスタービジュアルには、夜神月とLの姿も描かれているが、ふたりを象徴するカラーだった“黒”と“白”は、新作では使われた方が逆になっている。タイトルのLight up=照らし出される新世界とは一体何なのか? “ネット社会でのデスノート”とは何か? 彼らの足元に置かれた6冊のデスノートを手にするのは誰なのか? 想像のふくらむ構図になっている。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年04月22日池松壮亮と菅田将暉が出演する映画『セトウツミ』の予告編映像と新ポスターが公開になった。本作は、ふたりが演じる関西の高校生・内海と瀬戸が、ただひたすら喋っている放課後を描いたちょっと変わった青春映画で、予告映像には中条あやみ演じるヒロインも登場し、三角関係を伺わせる会話も展開される。『セトウツミ』/喋るだけの予告編原作は此元和津也の同名マンガ。『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣監督がメガホンを執り、クールなインテリメガネ“内海”と、ちょっとおバカなツンツン頭の“瀬戸”という高校生ふたりの、ケンカもない、部活もしない、壁ドンもない“青春”が描かれる。新ポスターは、原作の舞台で、映画の撮影を行った大阪府堺市の河原にふたりが立っている構図で、内海がボケで、瀬戸がツッコミと書かれている。予告編映像は、ふたりが進学、気になる女の子、部活について喋っているが、会話の間やテンポなど、漫才のネタのような話の流れにニヤリとしてしまう内容になっている。『セトウツミ』7月2日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
2016年04月22日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の予告編映像が公開になった。ミア・ワシコウスカ演じるアリス、ジョニー・デップ演じるマッドハッターらおなじみのキャラクターが登場し、新たな冒険を繰り広げる作品で、予告編ではアッと驚くシーンが次々に登場する。『アリス・イン・ワンダーランド』/新作の予告編本作は、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品だ。映像の冒頭でアリスは青く美しい蝶に誘われ、鏡のこちら側から“向こう側”へと足を踏み入れる。そこは彼女はかつて冒険を繰り広げた不思議の国の入り口で、アリスはマッドハッターが危機を迎えていることを知らされる。映像では空に突如現れたドアからアリスがまっさかさまに落ちていく豪快な場面や、アリスが白の女王らが守る中で時計を覗き込み、その先に広がる歯車が動く空間に足を踏み入れる場面、時をつかさどる“タイム”に出会う場面などが登場。マッドハッターを救うために時間を“さかのぼる”アリスの冒険が個性的なキャラクターの登場シーンと共に描かれる。前作同様、アリスの衣装や、劇中に登場する小道具、背景、キャラクターの造形にたっぷりと時間がかけられているようで、映像を何度か繰り返し観ると新たな発見がある内容になっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年04月22日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。そこで、カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行い、観客の心をとらえて離さない『ズートピア』の物語の“核心”に迫った。『ズートピア』/動画本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語だ。ディズニーでは、“ストーリー”と“キャラクター”が最も重視され、観客を魅了するものが満足できるまで何度も何度もアイデアが出され、脚本が書き直される。スタッフはまず、アフリカのケニアなどに出向き、動物の生態について学んだが、いくつかのシーンでは実際の動物の生態と“正反対”のキャラクターを登場させた。共同監督と脚本を手がけたジャレド・ブッシュはその理由を「観客に“先入観”や“偏見”を持つのは良くないと伝えたかったから」と説明する。「サファリに行って『人間にとって最も危険な動物は何だと思いますか?』と質問すると、多くの人がライオンと答えますが、実は最も危険なのは水牛とカバなんです。でも多くの人は、ライオンの鋭い牙を見て『あの動物が最も恐ろしい!』と思ってしまいます」当初、本作の主人公はキツネで、肉食動物である彼が改心していくドラマが描かれる予定だったが、夢を追う前向きなウサギのジュディが、正反対の性格のキツネとコンビを組んで行動する中で、自分の中にある“偏見”や“先入観”に気づき、変化していくドラマに書き換えられた。監督を務めたリッチ・ムーアは「かつて僕が学んだことで、ジュディも学ぶことだけど、世界をより良い場所にするための最良の方法は、自分自身を見つめることなんだ」と言い、同じく監督のバイロン・ハワードは「彼女はずっと同じではない。変化し、進化し、間違いを犯して、もっと完全なものになるんだ」という。観客はこの映画を楽しみながら、同時に私たちがいかに“偏見”や“先入観”を無意識的に持っていて、それに囚われているかに気づくだろう。ブッシュは「最初から“偏見”についての映画を作ろうとしていたわけではない」と語るも、「動物について調査し、物語づくりをする中で、昔ながらの偏見や差別ではなく、現代の“偏見”が描けると思うようになった」と説明する。言うまでもなく『ズートピア』は楽しく、最後の最後までワクワクできる。しかし同時に、映画を観終わった後に思わず胸に残るような、じっくりと考えさせられるようなテーマも描かれているのだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月21日ブルース・ダーン、アンソニー・マイケル・ホール、ショーン・アスティンらが、シェイクスピアの『The Lear』に出演することがわかった。シェイクスピアの『リア王』を現代に置き換え、コメディとして映画化するものだ。監督、脚本は、カール・ベッサイ。撮影はロサンゼルスで行われる。その他の情報ダーンが演じる主人公は、建築家として成功したダヴェンポート・リア。4人の子供とうまくいっていないリアは、引退を前にし、パーソナルアシスタントと再婚すると発表する。欲と嫉妬にまみれた子供たちは、自分の得になるようにと、さまざまな策略を練り始める。ダーンの最新作は、クエンティン・タランティーノの『ヘイトフル・エイト』。最近はインディーズ映画『Borderland』『American Dresser』などを撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年04月21日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の完成ヒーロー(披露)上映会が4月20日に、東京・新宿バルト9で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇。配給を手がける東映の“ヒーロー”である仮面ライダーのサプライズ登場もあり、東出は「スゴっ!」と興奮しきりだった。完成ヒーロー上映会その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが…。本作で初のコメディ演技に挑んだ東出は、「緊張感はありつつ、誰一人怒ったり、怒鳴ったりしていない現場。楽しい雰囲気が、作品にも出ていると思う」と振り返り、「窪田くんはアイスの差し入れに『ウェ~イ』と喜んでいたし、菜奈ちゃんはダジャレを言わせたら天才的」と共演者の意外な素顔を披露。窪田は「登場人物はみんなマニアックで変態ですが(笑)、遊び心もありエンターテインメントがたっぷりな作品」と見どころをアピールした。原作との出会いから約5年の構想期間を経て、映画化にこじつけた豊島監督は、「当初はこんな素晴らしいキャストで映画化できるなんて思ってもいなかった。あえてバランスは考えず、好きなものを詰め込んだ作品なので、いろんな角度で楽しんでもらえれば。キャストの皆さんのイメージとは違う面を描くことを念頭に置いた」と話した。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月20日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。本作には、ウサギやキツネ、キリン、ゾウなど様々な動物が登場するが、製作陣は徹底的にリサーチを重ね、新技術を開発し、観客がスクリーンの中でキャラクターが本当に存在して、そこで暮らしていると思えるまで試行錯誤を繰り返した。夢が叶う街“ズートピア”で暮らす動物たちは、どのようにして生まれたのか? カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行った。『ズートピア』/動画『ズートピア』は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、劇中には64種類の動物が登場。それらは同じ種でも異なるデザインで、実世界と同じ大きさで登場する。本作でヘッド・オブ・キャラクターを務めたデイヴ・コモロフスキは「キリンの高さに届くためには、97匹のネズミを重ねないといけないんだ。これは、すごくたくさんの問題を提供することになった。キリンはどうやってドアを通り、車を運転するのか。ネズミはどうするのか?そういうこと全部を僕たちは考えないといけなかった」と振り返る。大小さまざまな動物たちが共に暮らすズートピアの景色は圧巻だが、プロデューサーのクラーク・スペンサーによると、スタッフが解決するのに最も時間と労力をかけたのは“サイズ”や“個性”ではなく、動物たちの“毛の表現”だったそうだ。「今作に登場する64種類の動物すべての毛を顕微鏡で研究した。北極グマの毛は、実は白じゃなくて透明なんだ。それに光が通過すると白く見えるんだ!」そこでスタッフは8か月をかけて光線がそれぞれの毛の繊維を通過するところを完璧に表現できるプログラムを考案。透明な毛を“白”でごまかさずに“透明”に描いた。キャラクター・ルック・ディベロップメンント・スーパーバイザーを務めたミシェル・ロビンソンは「光が跳ね返れば跳ね返るほど、処理に時間がかかり、予算もかかるのよ。でも、それだけの値打ちがあると感じたの。ネズミは、エルサと同じくらいの毛の量(約40万本)が頭にのっかっているのよ。キリンは、約900万本の毛が体にあるの。それはスタジオの新記録だったわ」と笑みを見せる。興味深いのは、キャラクター、プロデューサーなど職種は違えど、多くのスタッフが、“ハート”というフレーズを使うことだ。単にキレイで、可愛くて、凝ったCGではなく、スクリーンの中に本当に存在しているような、もふもふとした毛に触れたくなるような、小さな動物と同じ目線までしゃがみこんで話しかけたくような“ハート”のあるキャラクター。それこそが彼らのゴールで、そのためにスタッフは何年もかけて難題に挑んだようだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月20日今夏に公開になる『劇場版アイカツスターズ!』のポスタービジュアルと、第1弾前売購入者プレゼントの詳細が発表になった。前売券は今月29日(祝・金)に発売され、特典として“アイカツ!カード”が、さらに先着購入者特典として“アイカツスターズ!×アイカツ!特製Wミニポスター”がプレゼントされる。その他の画像現在、放送中のTVアニメ『アイカツスターズ!』は、アイドルたちが活躍する“アイカツ!”の世界で、新人アイドル・虹野ゆめと、親友の桜庭ローラが、切磋琢磨しながらトップを目指して奮闘する姿を描くサクセスストーリー。映画は、イベントに出演するため南の島に旅立ったゆめたちが、その島に眠ると言われる“伝説のドレス”をめぐる新たな物語を繰り広げる。このほど公開になったポスタービジュアルは、そんな南の島を思わせるトロピカルなデザインになっている。4月29日(祝・金)から発売される前売券は、全国共通券と、ムビチケとコラボしたアイカツ!カードとしても使用できるムビチケ×アイカツ!カードの2種類。前作のムビチケ×アイカツ!カードは、大好評で各劇場で売り切れが相次いだため、今回も人気を集めそうだ。前売特典のアイカツ!カードは、2種類のいずれかがプレゼントされる(各3万枚限定)。なお、TVアニメ『アイカツスターズ!』に連動したゲーム筐体・データカードダス アイカツスターズ!は、5月19日(木)より順次稼働予定で、今回の前売り特典が、新筐体に対応したカードを最速で手に入れるチャンスになっている。先着購入者特典の特製Wミニポスター(A4サイズ)は、片面に主人公ゆめの描き下ろしイラストが、もう片面は『アイカツ!』キャラクター総勢27名のアイドルたちが描かれたデザインになっている。『劇場版アイカツスターズ!』同時上映『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』8月13日(土)ロードショー
2016年04月20日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる前に本作のモニター試写会が行われたが、鑑賞者の97パーセントが宇宙からの侵略者が人類に仕掛ける最終手段“フィフス・ウェイブ”の正体を観賞中に予想することができなかった。『フィフス・ウェイブ』/その他の画像本作は、謎の地球外生命体“アザーズ”の侵略を受けた地球を舞台に、はなればなれになってしまった弟に再会するべく決死の旅を続ける平凡な女性キャシーのドラマを描くアクション大作だが、劇中ではアザーズが人類に仕掛ける攻撃が“第一の波”、“第二の波”と段階を踏んで描かれる。彼らは巨大な宇宙船で地球に乗り付けて一気に攻撃を仕掛けるのではなく、電磁波やウィルスなどを駆使して人類にダメージを与えていき、最後に“第五の波=フィフス・ウェイブ”を用意している。しかし、観客はこの正体はなかなか見抜けなかったようで「予想もしない結末がすごい」「「ラストまでいろんな展開を想像してしまった」「これが“第5の波”なのか?と予想して観ていたら、想像以上の展開だった。いい意味で予想外だった」などの声が集まった。また、アザーズが人間と同じ姿で地球に降り立ち攻撃を仕掛けてくる設定を評価するモニターが多く「敵か味方か分からないドキドキ感がたまらない」「誰がアザーズか想像してワクワクした」などの声が多く寄せられたようだ。もちろん“第五の波”の正体は映画の結末に突然登場することはなく、物語のいくつかの場面で“ヒント”が提示される。アザーズの仕掛ける“第五の波”とは一体、どんな内容なのか? 予想しながら観賞すると、より映画を楽しめそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月20日現在、開催中の第6回北京映画祭で、2011年にこの世を去った森田芳光監督の特集が行われる。劇場デビュー作『の・ようなもの』や遺作『僕達急行 A列車で行こう』など7作品が上映され、プロデューサーとして森田作品に携わってきた三沢和子氏が現地でトークを行う。その他の情報森田監督は、1978年に現在のPFFの前進にあたる“第2回自主製作映画展”に『ライブイン茅ヶ崎』が入選して注目を集め、1981年に劇場デビュー。その後は文芸大作やコメディ、ミステリーなど幅広いジャンルの作品を発表した。今回、北京で行われる特集では『の・ようなもの』『家族ゲーム』『それから』『(ハル)』『失楽園』『阿修羅のごとく』『僕達急行 A列車で行こう』の7作品と、森田監督がこの世を去った後に監督に縁のあるスタッフ・キャストが集結して製作された『の・ようなもの のようなもの』が上映される。
2016年04月20日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後を描く新作映画『ファインディング・ドリー』の最新予告編が公開になった。最新予告編『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、本作はタイトル通り、ニモの親友で忘れんぼうのドリーが主人公だ。このほど公開になった予告編の舞台は、『…ニモ』から1年後の海。何でもすぐ忘れてしまうドリーは、ずっと忘れないでいた家族に会うために冒険に出ることを決意。マーリンとニモもドリーに協力する。映像にはウミガメのクラッシュと子どもたちや、タコのハンク、ジンベイザメのディスティニーらが登場。ドリーの秘密は“人間の世界”に隠されているそうで、映像には水族館やそこで働く人々が登場し、ドリーやニモたちの冒険をさらにスリリングなものにしている。本作には『…ニモ』のスタッフが再集結して製作にあたっているが、ピクサーの映画作りは前作からこれまでの間に進化を遂げており、キャラクター表現、海底の光や水の動きは格段にレベルアップし、物語の舞台もさらに幅が広がっているようで、このほど公開になった映像も短い時間ながら何度も繰り返し観て細部まで楽しみたくなる内容になっている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年04月20日マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンがダブル主演を果たした海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』のブルーレイ&DVDが本日より発売される。先ごろ行われたイッキ見試写会では91点の高い満足度を獲得しており、来場した映画ファンからは「映画好きにおススメしたい」との声が多く寄せられた。予告編動画本作は、ルイジアナの田舎町で発生した殺人事件を中心に、ふたりの刑事の17年間にも渡る葛藤や友情のドラマを描いた全8話完結のクライム・サスペンス。マコノヒーが元・麻薬潜入捜査官で心に闇を抱えるラスト刑事を、ハレルソンがラストとは真逆の社交的な性格のマーティン刑事を演じる。全8話をひとりの脚本家、ひとりの監督が担当し、その一貫した世界観やこだわり抜かれた映像美、緻密なストーリー構成が放映中から好評を得ていたドラマだが、観客も「ハードで密度の高い内容」「長い時間だったが脚本の良さからか全く飽きなかった」「描かれている世界がキレイで、一瞬も見逃したくなかった」と絶賛。特に「映画好きな人におススメしたい」といった声が多く、「海外ドラマというより8時間の映画という感じ」「映画並みの作りこまれた映像・ストーリーと俳優の演技」「脚本も映像も日本のドラマには出来ないレベルなので、どんどん引き込まれること間違いなし!」と理由を語っている。さらに昨日より、コリン・ファレル、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムズ、テイラー・キッチュら豪華キャストが共演する『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』の予告編が公開されている。世界観はそのままに、舞台とキャストは一新されており、どのようなドラマが展開するのか期待が高まる。『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』ブルーレイ&DVD 発売中コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』5月18日(水)発売コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(c)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of Home Box Office,Inc. Distributed by Warner Bros. Home Entertainment Inc.
2016年04月20日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の追加キャストが発表になり、吉川晃司が28人殺しの凶悪犯、貝沼清孝を演じることが明らかになった。その他の情報映画は、被害者の脳の記憶を映像化する“MRIスキャナー”を駆使して脳内捜査を行う警察庁の特別機関“第九”が、迷宮入り事件を解決していくミステリー。『るろうに剣心』で鵜堂刃衛役を演じた吉川を起用した理由について大友監督は、「唯一無二の存在。それが吉川晃司を語る、それこそ唯一無二の表現であるように思います」といい、「原作の貝沼像以上に、作品の通奏低音を作り出す。この映画の世界観を決定付けるそんな存在を求めて、『るろうに剣心』でもご一緒した吉川さんに辿りつきました」とコメント。貝沼という人物は、第九が最大の闇として封印しているある事件と関連性があり、さらに生田演じる薪とは因縁もあるという。大友監督は「人の魂を鷲掴みにし、揺さぶり、その人の人生を大きく変えてしまう貝沼という男を吉川晃司がどのように演じたのか。この映画の、間違いなく大きな見所の一つです」と話す。このほど公開になった場面写真では、貝沼の表情をうかがい知ることはできないが、なにやら不穏な雰囲気を漂わせており、吉川が重要な役どころをどのように演じるのか、期待が高まるカットになっている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月20日