住友商事はこのほど、ウクライナで使用されている警察車両の更新プロジェクトに関して、警察車両仕様の「プリウス」1,200台を納入する契約を締結した。契約金額は3,400万米ドルで、来年2月頃から納入する。この警察車両更新プロジェクトは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構とウクライナ環境投資庁が交わしたグリーン投資スキームに関する契約に基づき、GIS事業として実施される。住友商事がウクライナ環境投資庁傘下のDERZHEKOINVEST社との間で、警察車両仕様の「プリウス」約1,200台を納入する契約を締結した。最新技術を搭載した「プリウス」を警察車両として採用することにより、大幅に燃費効率を向上させ、二酸化炭素排出を7割程度削減することが可能となる見込み。同国ではいわゆるエコカーに対する補助金制度が存在していないなどの理由で、ハイブリッド車、電気自動車の普及は進んでいない。1,200台ものハイブリッド車両を官公庁向けに納入することにより、温暖化対策に有効であることはもちろん、同国の環境意識の高まりを刺激することが可能となる。ウクライナは、ロシアを除く東欧地域では最大の人口4,500万人を有し、欧州およびユーラシア地域において地政学的に重要な地位を占めている。長期的には経済発展が期待されており、住友商事は1993年にキエフ事務所を開設し、自動車、建設機械、農薬、発電設備などのビジネスを展開しいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日実在する国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の世界を描いた渡部篤郎主演の映画『外事警察 その男に騙されるな』の概要や登場人物が分かりやすく解説されている特別動画が、このほど公開された。映画『外事警察』特別動画本作は、濃縮ウランが流出し、同時に機密データが紛失したことで、日本での核テロの危機を察知した住本(渡部)や松沢(尾野真千子)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木よう子)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。本作は2009年にNHKで放映されたドラマ『外事警察』を映画化したもので、このほど公開された特別動画では、ドラマファンはもとより、初めて観る人でも分かるように映画の本編映像を使用し、物語の概要や登場人物を詳しく解説している。また、ストーリーを紹介すると同時に、主人公・住本の人格も説明しており、任務を遂行するためなら手段を選ばない“公安の魔物”と呼ばれる彼が、捜査のために民間人をスパイとして取り込む手法や“ゆさぶり”のシーンも映し出されており、住本という人物を知らない人でも、その冷徹さを存分に感じられる仕上がりとなっている。本作をより楽しむために、ひと足早く“外事警察”の一部を覗いてみてはいかがだろうか。本作は6月2日(土)より公開。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)公開
2012年04月24日渡部篤郎、真木よう子が出演する来年6月公開の映画『外事警察 その男に騙されるな』の特報映像がこのほど公開され、“その活動は決して表には出ない”とされる外事警察の非情とも思える活動の一部が明らかになった。『外事警察 その男に騙されるな』特報『外事警察』は、“公安の魔物”と呼ばれ、水際で国益を守る精鋭部隊“外事警察”の活躍を描く作品。本作では、大学施設から原子力関連部品のデータが盗まれたことに端を発する壮大な陰謀に住本らメンバーが立ち向かう。日本だけでなく韓国でも大規模なロケ撮影を敢行し、これまでの日本映画では不可能だったアクションに挑むという。その行動は家族にさえも秘匿され、国益を守る防波堤でありながらその存在は決して知られない警視庁公安部外事第4課、通称“外事警察”。このほど公開された予告編では、渡部演じる作業班長・住本健司がジッと何かに想いをはせている沈痛なシーンで幕をあける。その後、防護服を着た男たちが登場し、劇世界は一気に緊迫。尾野真千子、真木よう子らの出演カットを挟みながら本作の緊張感あふれる世界観の一端が紹介されている。そして、予告編の最後に登場するのは“正義とは何か?”という問いかけだ。住本らは、捜査のためには手段を選ばず、時のその過激な捜査手法と行動は、観る者に“正義”とその手段のあり方を問いかける。本作は企業買収をテーマに緊迫感あふれるドラマを作り上げた『ハゲタカ』のスタッフが仕掛ける作品だけに、映画『外事警察…』もスリリングなドラマを織り交ぜながら、観る者に大きな問いを投げかける重厚な作品に仕上がるのではないだろうか。『外事警察 その男に騙されるな』2012年6月2日(土)公開
2011年12月23日ジュード・ロウが、「イギリスの警察の個人情報の扱い方について不信感がある」と新聞のインタビューで語った。「The Observer」紙のインタビュー中、最近の警察の体制が腐敗していると思うかと尋ねられたジュードは「そう思う。昔からそう感じていた。(パパラッチに)追いかけ回されて、プライバシーが侵害されても警察に相談に行くこともできない。なぜなら、僕の訴えたことが警察からメディアにリークされるはめになるだろうから。そういうことが実際に何度もあったんだ」と語った。ジュードは先月、大規模な盗聴事件で逮捕者を出して廃刊になったタブロイド紙「The News of the World」に電話などを盗聴されていた被害者でもある。その件についての警察の捜査には満足しているようで「とても良く対応してもらった。こちらを尊重してくれて、本当に優秀だった。(警察官には)個人差があるということだ」と語った。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:レポゼッション・メン 2010年7月2日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.シャーロック・ホームズ: ア・ゲーム・オブ・シャドーズ■関連記事:ケイト・モス挙式に、元夫妻のジュード・ロウ&サディ・フロストが仲よく出席シエナ・ミラー、ジュード・ロウとの2度目の破局についてを語る「誰でも起こること」J・ロウ、M・デイモンとオスカー女優3人共演の大作スリラーがクランクアップジュード・ロウとシエナ・ミラー、交際15か月で2度目の破局ジュード・ロウとシエナ・ミラー、ラオスの古都で結婚の儀式?
2011年08月02日「やっぱり猫が好き」、「時効警察」などの人気番組の脚本・演出を手がけてきた山田あかねの初映画監督作『すべては海になる』が完成し、11月16日(月)、山田監督と、主演の佐藤江梨子と柳楽優弥を迎えての完成披露試写会が行われた。ある書店で出会った、心に傷を抱える女性書店員(佐藤さん)と男子高校生(柳楽さん)の恋愛を描く本作。自身と同じ27歳という等身大の女性を演じた佐藤さんは、「元々、本が好きで、姉も弟も本屋で働いていたことがあって本屋さんをやりたかったので夢が叶った。これまで突拍子もない役が多かったけど、今回は等身大の役だったので年をとるのがとても楽しくなる作品でした」と語った。どんな点に共感したか尋ねると「誰かと繋がっていたい、必要とされていたい、用もないのに携帯を見てしまったり」と少し寂しがり屋な一面も垣間見せた。そんな佐藤さんが「演技に見とれていた」と絶賛を浴びせ、照れた表情を見せていたのが柳楽さん。2人の初対面は、柳楽さんの名を知らしめた5年前のカンヌ国際映画祭の場だそうで、「何かの縁を感じた」(柳楽さん)、「カンヌで運命の出会いを果たして二度目の出会い」(佐藤さん)と今回の初共演に運命(?)を感じた様子。2人の起用理由を聞かれた山田監督は、佐藤さんに対しては「ワイドショーで見ていて、かわいい顔してるのに世の中に不満をいっぱい持ってそうで、本も好きということで2年前からお願いしていた」とのこと。柳楽さんについては「いまどきの軽い若者じゃない人にお願いしたかった」と語り、2人の才能に対する惚れこみようを感じさせた。今回、本好きの文学青年を演じた柳楽さんは、実は普段は一切本を読まないそうで「文学青年の役が『来たか』と。私生活でやらないことを芝居でやるのが好きなので、映画をきっかけに本に興味を持っちゃったりなんかして。演じているときは本を読んだ後の気持ちが分からなかったが、監督に『(自身が好きな)映画を観たときと重ねればいいんだよ』と言われて、なるほどなと」と語った。そんな柳楽さんへ、本好きで自身も文章を書く佐藤さんが挙げた「クリスマスに贈りたい本」は「勝新太郎さんの本」。「役者としての佇まいがとても素敵なので、ぜひ読んでください。中村玉緒さんのような素敵な奥様も見つけていただいて」とメッセージを贈ると、意外や柳楽さんは「勝新太郎さん、超大好きなんですよ!」と大興奮。「youtubeで勝さんの映像を一人で見てかっこいいなと…」と独自ルートを明かすが、「どんなところがかっこいい?」との質問には口ごもり、横から「色っぽいところだよね」(佐藤さん)、「やんちゃな感じ?」(山田監督)と女性陣のフォローに挟まれ、この様子に会場から笑いが沸き起こった。『すべては海になる』は1月23日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:すべては海になる 2010年1月23日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開©「すべては海になる」パートナーズ■関連記事:世界最大のお化け屋敷“戦慄迷宮”が、清水崇監督&柳楽優弥主演で映画化
2009年11月17日