オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。“SLIGHTLY OFF”をキーワードに車がアスファルトの地面へとのめりこんでしまったかのような、ユニークな演出が施された今季のショー会場。そんなオブジェクトの周りを巡るようにして登場してきたモデル達は、今季ブランドが掲げたキーワード“SLIGHTLY OFF”=何かが違う、という言葉通り、従来のワードローブに遊び心溢れるアレンジを加えているのが特徴だ。ディテールに一捻り例えば“くり抜く”という手法。ラグジュアリーなゴールドのチェーンを腰元にまいたオールインワンや、ブラトップと合わせたスカートは、片側だけに楕円型のカッティングを施し、モデルの肌を露わにする。またジャケットやロングコートといったアウターには、複数のスリットを配したり、片側だけの裾を伸ばしたアシンメトリーなシルエットを加えることで、こうした不均一な表情を演出。ウエストにはベルトの代わりに、ギャザーをたっぷりよせたガーリーなストラップの装飾をあしらっているのも今季の特徴だ。格子柄をアレンジしたユニークなジャケット本来のクラシカルなコードに、ユニークなアレンジを加えるアプローチも見て取れた。格子柄のセットアップは、途中からパターンの配置を微妙にずらすことで、ジオメトリックな表情を描きだす。足元はラフなフラットサンダルで抜け感をプラスすることで、シティライクなストリートのムードへと引き寄せている。ドレスとの融合もショーの終盤にかけて続々と登場したのは、ドレスとストリートという、相反する要素のドッキング。一方にはクリノリン入りのロマンティックなチュールドレスを、そしてもう一方にはカモ柄のカーゴパンツをあわせてみたり。もしくは艶やかなミニ丈のネイビードレスに、ネオンカラーのロングレギンスを差し込んでみたり…といった具合で、本来出会うこのない組み合わせがランウェイの上で融合され、観客の視線を惹きつけていく。ボリューミーな純白ドレスもショーのラストに登場したのは、女性が憧れる純白のウエディングドレス!…と思いきや、これもブルーのアノラックパーカーを組み合わせたユニークな着こなしだ。また、まじまじと見ていると、ウエスト部分の切り替えが見当たらず、ドレスのスカートをくりぬいたような構造であることにも気付かされる。そしてこの不思議な構造のドレスを纏ったモデルのジジ・ハディッドは、そんなチュールをラフに手繰り寄せながら闊歩するという、“どこかおかしな”ラストで幕を閉じた。
2020年03月02日リック・オウエンス(Rick Owens) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。アシンメトリーなニットウェアをベースに今季はローズリー・ゴルドベルクによるパフォーマンスアート組織「Performa」を着想源にしたメンズコレクションと連動し、柔らかなニットのボディスーツをベースにしたウィメンズコレクションを展開。メンズ同様に、不均一にボディラインをみせるニットルックは、ショーが進むごとに様々なアレンジを見せてくれる。例えば透明なPVC素材のアウターを重ねたり、あらわとなった肌を隠すように、ニーハイブーツを組み合わせてみたり。またこうしたレイヤードアイテムもどこか不自然で、膝を超えるほどのスリーブや、トレーンを引くような超ロング丈のパンツなど、いくら重ねても私たちの思い浮かべる“完璧”な衣服が完成する気配はない。パワーショルダーをシンボルにツンと上を向くイカリ肩をもつアウターも象徴的な存在。構築的な表情をもつレザージャケットやテーラードジャケットは、対局な存在となる柔らかなニットウェアを包み込み、パワフルな存在を主張する。さらに進化して…ショーが進むにつれて、そのショルダーを極端に拡大させたルックも登場。隆々と盛り上がったアグレッシブなショルダーは、カンサイヤマモト(Kansai Yamamoto)から着想したという、マニッシュなグラフィカルラインを乗せることでより力強い表情へと進化。これまでのスタイルが“控えめ”に感じられてしまうほどだ。リック・オウエンススは、この独特のスタイルを、フランスの建築家ル・コルビュジエによるモデュロール と表現している。予想を裏切るワードローブこうした“サプライズ”を詰め込んだ一連のワードローブの中でも、ひと際目を惹いたのが、ショーの終盤に靄の中から現れたダウンケープの漆黒アウターだろう。後ろから見るとスクエア型のマントのようなフォルムを持つこのアウターは、モデルが腕を広げると、凧のように広がる仕掛け。まるで今にも飛び立ちそうなその様は、既存の固定観念を打ち破るメゾンの飛躍を予感させてくれた。
2020年03月02日レオナール(LEONARD) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。東洋の美を追求ブランドらしい鮮やかな色彩と、美しい花々で彩られた今季のコレクションは、エレガントなドレススタイルはもちろん、オリエンタルなムードを強く反映させたワードローブが登場。艶やかなシルクスクリーンを贅沢に用いながら、伝統的な東洋の要素をドレッシーに解釈したレディ トゥ ウェアが展開される。日本へのオマージュを捧げてまず目を惹いたのは日本の伝統的衣装=着物へのオマージュを捧げたアウター。打掛のような艶やかな表情を持つロング丈のダウンコートをはじめ、着物そのもののディテールやシルエットをリアルに踏襲したキモノローブも登場。ロングスリーブのダウンジャケットをインサートすることで、中に重ねた着物の袖丈が覗いているかのようなフレッシュな着こなしを提案している。“サムライルック”を現代に再解釈オリエンタルなオレンジ色のグラフィックが目を惹くノーカラーのアウターは、小袖の上に重ねるサムライの“羽織”を連想させるデザイン。かつての日本男児の正装は、細やかなプリーツをあしらった同柄のスカートに、ポインテッド トゥのパンプスを合わせることで、フェミニンなムードへと引き寄せている。チャイナドレスを起源に東洋の要素は、国境を越えて中国を起源に持つものも。チャイナドレス特有の斜めの前合わせや、大胆なスリットを配したオリエンタル柄のドレスは、キルティング仕立ての半袖ジャケットをレイヤードすることで、モダンな印象へとアップデートさせた。花々のグラフィックアイコニックな蘭の花をはじめ、儚げなアサガオ、みずみずしい紫陽花と、あらゆる花々で満ち溢れたグラフィックの着こなしも印象的。異なる花同士をドッキングさせた柄×柄のスタイリングや、エッジィなレオパード柄と組み合わせるフレッシュな着こなしも見て取れた。中でも印象的だったのは、欄や紫陽花の咲くシックな絵柄のボディスーツに、PVCのフード付きプルオーバーを組み合わせたルック。PVCの半透明の水色を通すことで、従来よりもみずみずしさを増した花々が映し出される、ブランドならではのエレガントな表情を生み出していた。
2020年03月02日アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。メタリックな装飾を味方にこれまでもマニッシュな要素をウィメンズウェアに落とし込むアプローチを行ってきたアン ドゥムルメステール。今季はこれまでも行ってきた紳士服のコード=テーラリングを用いながら、“メタリックな装飾”を新たなアクセサリーとしてプラスして、斬新なウィメンズルックを作り上げていく。女性の魅力を逆説的に引き立てる本来ドレスの構築的なシルエットを生み出す“クリノリン”を連想させるそのメタルパーツは、形を変えながらあらゆるルックに登場。パワーショルダーのように両肩にあしらわれたり、冠のようにして頭にかぶったり、まるで女性のシルエットを強調するかのように胸元につけてみたり…。「形どる」という本来隠された機能を、外側から行うアプローチは非常に斬新で、その無機質な表情も相まって、前衛的なウィメンズスタイルを作り上げている。“貴族ルック”を現代に再解釈ベースとなる再構築されたウェアは、貴族たちのまとうドレッシーなピースを意識しているのだろうか。ドレス用のランジェリー=コルセットを連想させるデザインのトップスをはじめ、ドレスのようにトレーンを引くほど拡張されたジレが登場。またアシンメトリーに仕上げたドレスには、超極小のクリノリンをインサートして、わざとらしくその内部構造を露出。ロングジャケット×ロングレングスというマニッシュなスタイルは、リボンの代わりに例のメタルパーツを腰元に配している。カラーパレットブランドお馴染みの漆黒から始まったコレクションだったが、中盤から終盤にかけては、レッド、イエロー、ライムグリーンといった、ドレスカラーを彷彿させる華やかな色彩が登場。それらはメタリック、マット、シアーといった様々な生地で仕立てられ、時にはマニッシュなテーラリングとドッキングさせたドレスも登場した。
2020年03月02日コシェ(KOCHÉ) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。ドレッシーな日常着「着られるクチュール=COUTURE TO WEAR」をコンセプトに、ストリートやカジュアルをミックスしたオリジナリティ溢れるスタイリングを提案するコシェ。今季は、ドレッシーなムードを強めているのが特徴で、たっぷりのギャザーをあしらったゴージャスなデニムスカートや、ドレス生地のような艶めく花模様のテキスタイルで仕上げたセットアップなど、日常のワードローブを“とっておきなもの”へと変えるアプローチが行われている。レースで優雅な表情に中でも印象的だったのは、レースを使用したスタイリング。クチュール的表現を代表するこのモチーフは、ダンガリーカラーでデニムに見立てたロングレギンスや、アクティブな色彩が目を惹くスポーティウェアに登場。これらの服が持つ本来のカラーコードを踏襲することで、日常に馴染むスタイリングを完成させながらも、相反する要素をドッキングさせた唯一無二のワードローブへと昇華している。アシンメトリーなシルエットオリジナリティをもたらす要素には、アシンメトリーなシルエットも深く関わっている。ドレスやスカートの裾はバイアスカットを施したり、フレアを幾重にも重ねたりすることで、優雅な動きを生み出し、よりエレガントな表情に。また片側だけの裾をフリンジ状に伸ばしたトップスは、パッチワーク風のテキスタイルも相まって、アーティスティックなムードが漂っている。日常を優雅に着飾るショーの終盤に現れたのは、観客の視線を惹きつける煌びやかな装飾が施されたワードローブ。しかしこれも良く見ると、ロングTシャツ×デニムジーンズというリアルクローズがベースとなっているのだ。そして手元、首元には、“本物”のドレスを纏っているかのように、パールやゴールドのアクセサリーを大げさにレイヤード。何気ない日常を優雅なものへと変えてくれるワードローブは、忙しない現代人に必要な一着なのかもしれない。
2020年03月01日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリにて発表された。英国のナイトガールを着想源に今季ドリス ヴァン・ノッテンが思い描いたのは、イギリスロンドンの クラブで、それぞれの夜を楽しむパーティーガールたち。セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)のメイクアップの魔法にかけられ、官能的な美しさを纏った彼女たちの叙情的な夜を表現していく。クラブに溢れる様々なナイトルックを表現始まりの合図と共にランウェイに登場したのは、ヘアスタイルをピンクやブルー、グリーンなどフレッシュに染め上げたパーティーガールたち。英国を象徴するパンキッシュなムードを香らせながらも、ロカビリースタイルや、バイカースタイル、30年代のハリウッドを意識した華やかなドレスルックなど、思い思いのクラブスタイルを楽しんでいるのが印象的だ。ドレスに咲き誇る花々きらびやかな夜の世界へと観客を誘うように、彼女たちの纏うワードローブは、華美な装飾や鮮やかな色彩を取り入れているのも今季の特徴。メゾンを象徴するフラワーモチーフもその一つで、サイケデリックなカラーのハワイアンプリントや、光沢感のあるアヤメモチーフ、オーガンザに浮かび上がるポエティックな花模様などが、ドレスの上へと現れる。テイストの融合もまたこうしてテキスタイルの上へと咲き誇った花々は、各々のパーティーガールたちが持つテイストとミックス。中でも鮮やかな花々を描いたタートルネックには、バイカージャケットに、パイソン柄のエッジィなパンツ、パンキッシュなチェック柄シャツを組み合わせて、あらゆる要素と融合。上質なテキスタイルの表情も相まって、特別な夜へと繰り出すパーティーガルのとっておきなナイトルックを完成させている。眩いほどのきらめきをのせて終盤にかけては、プリント模様を抑えるかわりに、ラグジュアリーな光沢を放つメタリック素材や、スポットライトの下で眩いほどのきらめきを放つ総スパンコールのドレスが登場。そして首元や胸元、ヘッドウェアには、彼女たちの美をより一層引き立てるフラワーモチーフのアクセサリーがあしらわれていた。
2020年03月01日ウジョー(Ujoh) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリにて発表された。パリで初開催今季パリで初のショー開催を行ったウジョー。デザイナーが慣れ親しんだその土地で、メイドインジャパンのテーラードを主流にした、女性のためのワードローブが披露された。マニッシュなボーダー柄ジャケットを再解釈今季の主役となるマニッシュなストライプ柄のテーラードジャケットは、解体と再構築を繰り返し新たなピースへと生まれ変わる。本来はフロントにないはずの側面を、正面からぐるりと巻きつけてみたり、スリーブを取り外した後、膝下まで伸びるロング丈へと拡張してみたり。スタイリングに遊び心をまた左右非対称なデザインも印象的で、左サイドのみを極端にカッティングしたジャケットや、取り外し可能なリングによって丈を調整できるジオメトリック柄のジャケットが登場。こうしたジャケットには、ワンピースやアシンメトリーの丈のシャツがインサートされたほか、プリーツ入りのボトムス、もしくはパンツ×スカートのレイヤードなど、新たなジャケットスタイルを提案している異なるピースのドッキングもまた異なるピースをドッキングさせたユニークなジャケットも登場。一方は平面的なキルティング模様、もう一方は毛足の長い装飾をあしらったピースは、その相対的な表情の違いが楽しめるだけでなく、“構造”にも一捻り。本来腕を通すはずのアームがフェイクで、その下にモデルの腕が現れるという、見れば見るほど驚きに詰まった一着となっている。テーラードを引き立てるメタリックカラーカラーは、ネイビーやグレー、ホワイト、ブラックといったベーシックカラーを基調に。ショーの終盤に差し込まれたメタリックカラーは、煌く光沢で観客の視線を惹きつけると共に、テーラードの端正なカッティングやシルエットをより一層引き立て、エレガントな表情へと昇華させていた。
2020年03月01日サンローラン(Saint Laurent) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。ロングランウェイから始まる物語今季も、エッフェル塔を正面に臨むパヴァルソヴィ広場を会場に選んだサンローラン。ショーの為だけに用意された特別な屋内空間には、観客席から首を伸ばさなければみることができないほどの、ロングランウェイが出現した。そしてそんなランウェイの背景に映し出されたのは、スポットライトの中で浮かびあがる「YSL」ロゴ。ブランドのシンボルを堂々と携えたその会場には、始まりの合図と共にモデル達が次々と姿を現した。ジャケット×パンツで香らせる女性らしさ今季はジャケット×パンツをキースタイルに設定。言葉通りだとマニッシュな印象をもたらす着こなしだが、アンソニー ヴァカレロの魔法によって、もとよりフェミニンなアイテム以上に、センシュアルなムードの漂う女性像を描き出していく。例えばエレガントなピークドラペルに、ツンと肩が上を向いた逆三角形のフォルムが印象的のダブルジャケットは、素肌の上から大胆に羽織ることで、力強さを秘めたセクシーな表情に。組み合わせたスリムなロングボトムスは、艶めかしい光沢感のある素材も相まって、ボディコンシャスなデザインに自然と目が惹きつけられてしまう。また口元には真っ赤なリップを、足元にはピンヒールを合わせて、大人の女性の色気を随所から引き立たてている。スカーフで華やぎをプラスさらに今季は、首元にキュッと結んだスカーフもキーモチーフとなった。前述のジャケット×パンツのスタイリングをはじめ、タイ付きのブラウスを主役にしたルックも複数登場。“隠す”という逆説的なアプローチをとりながらも、大ぶりなスカーフによる装飾によって、コレクション全体にフェミニンな華やかさを投じている。ランウェイに現れたカラフルな色彩パレットは、メゾンコードであるブラックのほかに、カラフルな色彩が使用されていることも大きな特徴といえるだろう。コレクションには、かつてムッシュ イヴ・サンローランが生み出したセンセーショナルなカラー“フューシャピンク”をはじめ、鮮やかなパープル、ブルー、レッド、グリーンなどが複数回登場。ビビッドカラー同士のアイテムには、本来主役級の“ブラック”をベルトやブーツのアクセントとして差し込み、バランスのとれたスタイリングを創り上げている。ラストは漆黒のドレスでそんな斬新なカラーアイテムが披露された後、ショーのラストを飾るのはやはり漆黒のドレスだ。胸下でギュッと布を絞った斬新なデザインは、黒一色でありながらも観客たちの目を惹きつけるメゾンならではの一着。ショーの終わりを告げる暗転の合図と共に、暗闇へと変わる会場の奥へと、溶け込むようにして姿を消していった。
2020年02月29日マメ(Mame Kurogouchi)の2020秋冬コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日の2020年2月24日(月)に発表された。「包む」への再訪先シーズンのテーマ「包む」をより進化させた今季は、対象物を守る“籠(カゴ)”を起点にインスピレーションを広げた。デザイナー黒河内真衣子の頭に浮びあがったものは、日本のアート・ディレクター 岡秀行による手編みのカゴやそれらが作り出す自然な格子柄。また大自然溢れるアイルランドの旅を通して、地球という惑星も“人間を守る籠”であることを悟った黒河内は、そんな温かな自然のエッセンスもコレクションに落とし込んでいく。格子柄がキーモチーフに今季のキーモチーフとなる格子柄は、ブランドを象徴するジャカード織で表現。トップス×ボトムスをモノトーンのスタイリングで纏めながらも、光沢のあるフィルム素材を織り込んだことによって、格子柄の生み出す立体的な表情をより引き立たているのが印象的だ。こだわりのディテール洋服を飾るディテールにも今季のスパイスを加えて。ドレスの上には、アイスランドの自然を彷彿させるフローラルモチーフが刺繍されたほか、洋服のスリーブの裾やラッフルには、手編みの籠を連想させるリネンのコードで、丁寧な刺繍が施されている。またそのオリジナリティ溢れるディテールによって、マニッシュなムードのアイテムも女性らしい一着へと昇華している点も押さえておきたい。ブラックのパンツに組みあわせたハードなレザージャケットは、裾やポケットに、有機的な刺繍を加えることで、力強くも柔らかなムードを描きだしている。レイヤードスタイルランウェイには、レイヤードスタイルによる着こなしも散見された。コード刺繍で仕立てたエレガントなカーディガンは、キラキラと朝露のような光沢を放つフード付きアウターに重ねることで、ドレッシーな表情を演出。ルースに編まれたニットベストは、ニットトップスと組み合わせることで、秋冬らしい温もりをプラスしている。小物アイテムも充実色味を抑えた今季は、ブラック、エクリュ、そして大地との繋がりから着想を得た温かみのあるアースカラーを中心に。小物アイテムには、ウェアと同様のコード刺繍が施されたポーチやブランド初となるバッグパックが披露されたほか、シーズンカラーのブラウンに染まったアイコニックなPVCバッグが登場。さらに足元には、先シーズンに続くトッズとのコラボレーションで誕生した、ハンドステッチの刺繍によるレザーサンダルが合わせられた。
2020年02月28日アンリアレイジ(ANREALAGE) 2020年秋冬コレクションが2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。「ブロック」をテーマに今季のシーズンテーマは「ブロック」。“服”をテーマに、ディテールのデフォルメやアングルの変容など、あらゆるアプローチで洋服を捉えてきたアンリアレイジが、今季はワードローブを“作って、こわす”新たな試みに挑戦。一般的なワードローブのパーツを積み木の形に変換して、組み換え可能なモジュール構造の洋服を提案する。異なるパーツが交じり合う先に例えば、ショーの始まりと共に姿を表したトレンチコートやMA-1ブルゾン、ジャケットの3つのピースを例に取ろう。今季のコレクション全てに共通することだが、これらのアイテムは円柱、半円柱、直方体、三角柱といった幾何学的なパーツで形成されたもの。そしてそれらのパーツの一つ一つは、ラインドホックで結合されているため、MA-1ブルゾンの身頃に、トレンチコートの肩、ブレザーのスリーブ、そして袖先にはMA-1ブルゾンのリブ…といった具合に、他のピースとドッキングさせた自由な着こなしを楽しむことができるのだ。可能性に満ち溢れたディテールまたこれらのパーツはディテールの役割をこえた組み換えができるのもポイント。袖口ひとつをとっても、アームにも襟にも、裾にも、スカートの一部にも変化。さらに積み木のような3Dの奥行きをもつパーツ同士の融合によって、従来のピースとは大きくかけ離れたボリューミーなシルエットを描き出しているのも特徴だ。結合から生まれる統一感素材、柄、パーツと全てが自由なスピリットでミックスされることで、そのユニークな表情はより一層加速。これはトップス×ボトムスに分かれた2つのピースなのか?それともアイテムを組み合わせることで生まれたひと繋ぎのピースなのか?ショーが進むごとに、ピースごとの複雑さは増していき、客席からだけではその“正解”さえも分からなくなってくるほど、1つのスタイリングとして馴染んでいることにも気付かされる。ピュアな発想力を起点に作ってはこわし、こわしては作る。子供の頃に誰もが親しんだ積み木遊びのアイディアが、デザイナーのヒントとなり、近未来的な新たなクリエイションを生み出した。心躍るファッションの創作に必要なのは、一歩先に進んだ発想なのではなく、童心に戻るようなピュアなアイディアからなのかもしれない。
2020年02月28日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月22日(土)、イタリア・ミラノで発表された。テーマは「Metamodern Woman」。女性らしさの多様性を探求今シーズンのサルヴァトーレ フェラガモが探求しているのは、“女性らしさ”の多様性。“女性らしさ”の定義は流動的かつ自由なものであるとしたうえで、イギリスの小説家 ヴァージニア・ウルフや、アメリカ合衆国の元大統領バラク・オバマの妻 ミシェル・オバマなど、現代を象徴し活躍する女性たちからインスピレーションを得た、知性に溢れ、柔軟で、勇敢な女性像を創り上げている。センシュアリティを引き出すマスキュリン1つのアプローチとしては、マスキュリンなムードを打ち出しながら、女性のセンシュアリティを引き出す手法があげられる。ピークドラペルのジャケットとハイウエストパンツを組み合わせたマニッシュなスーツスタイルは、時には胸元を露にするブラトップを差し込んでセクシーに。時にはウエストにコルセットベルトを巻いてボディラインを強調している。ダイナミックなシルエットのレザーウェアサルヴァトーレ フェラガモが得意とするレザーウェアは、ダイナミックなシルエットやカッティングが印象的。しなやかなレザーで流れるようなドレープを生み出したアシンメトリーのドレスや、構築的にカットしたレザーをマントのようにあしらったアシンメトリーなロングコートなどがコレクション全体に躍動感をもたらす。ボタニカル柄やきらきらチェーンでアクセントカラーはキャメル、グレー、バーガンディ、ブラックなど落ち着きのあるパレットがメイン。そこに、サルヴァトーレ・フェラガモの娘 フルヴィア・フェラガモがインスピレーション源として集めていた植物の画集からヒントを得た躍動感のあるボタニカルパターンのワンピースや、モデルが歩くたびに揺れ動き眩いばかりの輝きを放つチェーン装飾のスカートなどが、華やかさやリズムをもたらしている。シグネチャーを飾ったバッグ&シューズシューズはレースアップのエンジニアブーツや、サルヴァトーレ フェラガモを象徴するヴァラ・リボンをあしらったヌーディーカラーのロングブーツなど、マスキュリンとフェミニンが同居。バッグは、クロージャーにブランドのアイコンであるガンチーニを採用した、ミニマルなスクエア型のハンドバッグなどが姿を見せた。
2020年02月25日スポーツマックス(SPORTMAX)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。未来的なフェミニティスポーツマックスが今シーズン掲げたテーマは「A brighter future」。女性らしいアイテムにフューチャーリスティックな要素や構築的なパターンを取り入れたピースを組み合わせることによって、近未来的なムードを作り出している。たとえば柔らかなニットのプリーツワンピースには、円形のパーツをくり抜いたかのようなレザーベストをスタイリング。歩くたびに美しく揺れ動くシルクのドレスには、シルバーに輝くベルトを飾ったベストをレイヤードしている。またルックの足元は、宇宙飛行士のフットウェアを連想させるショートブーツや、彫刻のようなヒールを装飾したスーパーロングブーツが彩る。スタイリングだけでなく1つのアイテムの中でも、フェミニンなムードと未来的な要素を掛け合わせるアプローチが行われている点にも注目したい。秋冬シーズンに欠かせないアウターを例にとると、ウエストシェイプでボディラインを強調したジャケットにはまばゆい光を放つシルバーボタンをあしらい、ロングコートにはショルダーパッド、着脱可能な襟といったパーツを組み込んでいる。ヴィンテージフローラルで遊び心をカラーパレットは、キャメルやカーキなどのニュートラルカラーを主流に、ホワイト、ピンク、ライトブルーでアクセントを加えて。また、ヴィンテージ家具のファブリックを思わせる花柄をプリントやジャカードで散りばめることで、フューチャーリスティックなムードの中に、気まぐれな遊び心をプラスしている。
2020年02月25日モスキーノ(MOSCHINO)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。マリー・アントワネットが現代にタイムトラベル今シーズン、ジェレミー・スコットのインスピレーション源になったのは、「マリー・アントワネットが現代のコスプレをしたらどうなる?」というユニークな発想。マリー・アントワネットが生きた18世紀ヨーロッパの豪華絢爛な世界観を、モスキーノのアイコニックなスタイルに落とし込むことで唯一無二の世界観を作り出している。たとえばブラックのライダースジャケットは、クリノリンを仕込むことで、かつてのフランス王妃が好むであろうボリューミーなドレス仕様に。モスキーノロゴのチェーンベルトには上品なパールを用いて、舞踏会にもふさわしい煌びやかなジュエリーに仕上げている。日本のアニメから飛び出したマリー・アントワネット今シーズンを語る上でもう1つ欠かせない要素が日本のサブカルチャー。ジェレミー曰く「“アニメの中のアントワネット”がスクリーンから飛び出し、タイムトラベルして、ベルサイユ宮殿の中庭を散歩していたら」と想像を膨らませた。ポップなカラーを多用し、東京から連想したファンタジックでシュールな世界観を作り上げている。花などを描いたトワルドジュイのジャケット、パンツ、ジレは、ビビッドピンクやイエロー、グリーンなどを組み合わせてカラフルに。また東京のカルチャーを象徴するアイテムとして、日本の漫画やアニメを彷彿とさせるイラストをあしらったコルセット風トップスなども姿を現した。ティーパーティに欠かせないデコレーションケーキインビテーションにもなったケーキのモチーフも、シグネチャーの1つ。ティーパーティーに欠かせないアイシングケーキのドレスは、キャンディカラーで彩っている。フィナーレを飾った真っ白なイブニングドレスは、たっぷりのホイップクリームでデコレーションしたウエディングケーキのようだ。
2020年02月25日トッズ(TOD’S)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。新クリエイティブディレクター、ヴァルター・キアッポーニのデビューショーである。テーマは「イタリアン エッセンス」。ヴァルター・キアッポーニによる新生トッズ2019年10月にトッズのメンズ&ウィメンズクリエイティブディレクターに就任したヴァルター・キアッポーニは、ヴァレンティノ(VALENTINO)、グッチ(GUCCI)、ミュウミュウ(MIU MIU)、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)といったブランドでキャリアを積んだ人物だ。ファーストシーズンとなる今季、彼はこれまでブランドが築いてきた歴史を大切にして、トッズにおける「イタリアらしさ」を模索しつつ、ブランドをモダンに進化させているようだ。エレガンスをストレートに表現するのではなく、マスキュリンな要素を取り入れることで、かえって着る人のフェミニニティを際立たせるアプローチを試みているように感じられる。その象徴となるファーストルックは、ビッグシルエットのテーラードジャケットにルーズなコーディロイパンツ、コンフォータブルなスニーカーをスタイリングしたもの。オーバーサイズのボーイッシュなウェアが、女性の華奢な印象を際立たせている。男性のユニフォームとして誕生したミリタリージャケットもオーバーサイジングで。ウエストをベルトでキュッと絞り、ミニドレスを合わせることでセクシーな雰囲気に仕上げた。ホワイトシャツとグレンチェック柄パンツのコーディネートには、センシュアルなカッティングのボディスーツを差し込むことでコントラストをもたらし、女性らしさを引き出している。アイコニックなレザーにも新しい解釈を加えてトッズのアイコンであるレザーにも現代的な解釈を加えた。これまでのトッズのレザーウェアと言えば、しなやかな皮をもちいて一枚の洋服を仕立てるのが主流だった。しかしヴァルター・キアッポーニは、バイカラーのトレンチコートの襟やアームに部分的に起用したり、光沢感のあるものやマットなものなど異なる質感のレザーをパッチワークのように組み合わせてタイトスカートを完成させていたりする。表現方法こそ新しくはあるが、これらは全てトッズが長年培ってきた技術があるからこそ成せることなのだろう。人気のシューズは、スニーカーやハイヒールサンダル、サイドゴアブーツ、フラットなロングブーツなどバリエーション豊富。バッグは、キルティングのボディにTの留め具をあしらったハンドバッグや、大きめのホーボーバッグなどが姿を現した。メンズウェアもランウェイで初披露なお今回はヴァルター・キアッポーニがメンズ&ウィメンズを同時に発表した初めてのショーでもあり、ランウェイには気足の長いファーをあしらったグラマラスなジャケットや、細いベルトでウエストをマークしたロングコートを纏ったメンズモデルも登場。女性らしさも感じさせるジェンダーレスな着こなしが印象に残った。
2020年02月25日フェンディ(FENDI)の2020-2021年秋冬コレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。柔らかでセンシュアルな女性像ファーストルックは、ボリューミーな袖を採用したピークドラペルのロングコートから。このふっくらとしたシェイプのスリーブは今季のシグネチャーのようで、ジャケットやシャツブラウス、ロングドレス、ボディスーツなどあらゆるアイテムに採用されて存在感を放っている。この丸いフォルムの袖と組み合わせるのは、決まってキュッとウエストを絞ったピース。そのコントラストがボディラインをより一層強調するとともに、柔らかなムードと強いフェミニティを両立した女性像を浮かび上がらせる。ペールピンクをキーカラーにこの柔和でセクシーな雰囲気は、色や素材選びにも反映されているようだ。キーカラーとなったのは、会場の床を埋め尽くしたふかふかの絨毯と同じ優しげなピンク。このペールピンクを主役に、素肌の透けるブラックレースやグラマラスなブラックレザーを組み合わせている。レザーショッパーや輝くAirPodsケースで遊び心を遊び心あふれるアクセントを加えているのがバッグ&アクセサリー。既に発表されているメンズコレクションでも登場したビッグサイズのレザーショッパーが、アイコニックなフェンディイエローではなくペールピンクで姿を現した。フリンジやペイズリー柄をあしらったピーカブー、ロンドン拠点のアクセサリーブランド「カオス(Chaos)」とコラボレーションしたゴールドに輝くAirPodsケースなども、コレクションにリズムを与えている。多様性のあるモデルキャスティング巨匠カール・ラガーフェルドがこの世を去り、2シーズン目となる今季は、これまでフェンディが描いてきた女性像に変化の兆しが見えるシーズンでもあった。細身で長身のモデルだけでなく、多様性のあるモデルキャスティングを行った。ランウェイにはプラスサイズモデルや、カレン・エルソン、キャロリン・マーフィー、リヤ・ケベデなど往年のスーパーモデルなどが姿を現した。
2020年02月24日マックスマーラ(Max Mara)の2020-21年秋冬コレクションが、2020年2月20日(水)、イタリア・ミラノで発表された。冬の大海原への冒険に繰り出して今季のインスピレーションになったのは、冬の大海原への冒険。勇ましい海兵のエネルギーに満ちたミリタリーウェアを、マックスマーラが持つエレガントなムードで再構築している。ダッフルコートのトグルには、歩くたびに美しく揺れ動く繊細なフリンジをあしらって。防寒服であるケープは、上質なテキスタイルをたっぷりと使ったロング丈に仕立て、リュクスな印象へと導いている。マックスマーラ流マリンルック船乗りたちのユニフォームの面影は、アイテムそのものだけでなく、パターンやディテールからも感じられる。今シーズンのシグネチャーの1つと言えるボーダー柄は、スリムなニットトップスや、オーバーサイジングなボアコート、リラクシングなポンチョなど、あらゆるピースに起用されている。ロープベルトは、時にはガウンコートの、時にはハイウエストパンツのウエストで存在感を放つ。波打つフリルで華やかにカラーはブラック、ネイビー、グレー、ベージュなどのニュートラルカラーがベース。ベーシックな色彩で構成されているのにも関わらず、華やかな印象をもたらすのに一役買っているのが、海面のように波打つたっぷりとしたフリルディテールだ。フライトジャケットのショルダーや、透け感のあるシャツブラウスのアーム、アシンメトリーなスカートの裾に贅沢にあしらわれており、コレクション全体に華やかさをプラスしている。旅の荷物がたっぷり入るマリンバッグバッグは、壮大な海への冒険に欠かせないたくさんの荷物が入るようにとビッグサイズに。たっぷりとした容量のあるソフトなトートバッグのフォルムは、船の構造からインスピレーションを得て生み出されたものだ。
2020年02月24日イギリスの国民的カカオブランド「HOTEL Chocolat(ホテルショコラ)」は、2020年2月21日(金)よりカカオを使ったビューティーコレクション『RABOT 1745』全36アイテムを日本国内で販売開始。発売日に先駆けメディア向けに行われた体験会の様子と共に、カカオを使った注目アイテムについてをお伝えします。イギリスの国民的カカオブランド「HOTEL Chocolat(ホテルショコラ)」カカオを使ったビューティーコレクション『RABOT 1745』発売開始撮影:GODMake.「HOTEL Chocolat(ホテルショコラ)」は、2人の起業家、アンガス・サールウェルとピーター・ハリスが、既存の高級チョコレートの概念にとらわれずに新しいチョコレートを提案するという誓いを胸に、2004年にロンドン北部でオープン。現在、イギリス国内で100以上のショップの他にカフェやレストランがあり、デンマークのコペンハーゲンでは、3つのショップを展開。また、カカオ農園を所有するセントルシアではホテルも経営しています。そしてそのホテルで提供しているトリートメントのような、カカオを活用した心地よさをより多くの方へシェアしたいとの思いから、ビューティーコレクション『RABOT 1745』が誕生。今年2月より日本でも販売開始が決定しました。『RABOT 1745』全36アイテム販売開始カカオを使ったスクラブやリップアイテムなどが登場撮影:GODMake.本ブランドより登場するのは、クレンズ(シャワージェル&ハンドウォッシュ・スクラブなど)、ナリッシュ(ボディバター&ローション・ハンドクリームまど)、リフレッシュ(ボディミスト&オードパルファムなど)の3カテゴリーからなる全36アイテム。※2月以降順次発売予定太陽の強い陽射しを受けながら、日陰で成長するカカオの、カカオバターによる優れた保湿力や豊富な栄養素、そして、カカオの皮や殻に秘められたパワーをふんだん使用した、香りも使用感も素晴らしいアイテムたちです。『RABOT 1745』ラインナップクレンズ-オフするアイテム撮影:GODMake.お手入れの基本は、古い角質や汚れをオフすることから始まります。シャワージェル、ハンドウォッシュの他、こだわりの成分でできたボディスクラブ、ハンドスクラブ、リップスクラブで、気になるパーツをケアしましょう。香りやテクスチャーが違う個性的なスクラブは、いずれもしっとりとした優しい洗い心地のため、スクラブでありながら毎日使用可能。ナリッシュ-保湿するアイテム撮影:GODMake.角質や汚れをオフしたら、そのあとは保湿です。ボディバターとローション、ハンドクリーム、リップバーム、ボディマスク、ボディオイルをラインナップ。好みの香りに包まれながらお手入れする時間は、まるでスパにいるかのよう。リフレッシュ-植物の香りで癒すアイテム撮影:GODMake.「ホテルで提供しているトリートメントの心地よさを自宅で味わう」ためには香りも大切。ボディ&ピローミストにオードパルファム、ディフューザー、そして長時間光を灯してくれるキャンドルで自分なりの癒し空間を作成し、家にいる時間を極上のリラックスタイムにしませんか。『RABOT 1745』先行発売商品2020年2月21日(金)先行発売※以降順次発売予定撮影:GODMake.ボディバター/カカオ&アーモンド200mL/3,400円ボディバター/アルガン&アーモンド&カカオ200mL/3,400円ボディローション/カカオ&シアバター300mL/3,600円ボディローション/カカオ&ババス300mL/3,600円ボディオイル/カカオ&アーモンド200mL/4,000円ハンドクリーム/カカオ&ココナッツ30mL/1,600円ハンドクリーム/カカオ&ココナッツ175mL/3,500円ハンドクリーム/カカオ&ワイルドハニー30mL/1,600円ハンドクリーム/カカオ&ワイルドハニー175mL/3,500円ディフューザー/カカオ&バニラ200mL/8,000円リップバーム/アーモンド&チョコレート10mL/1,600円リップバーム/ピーチ&チョコレート10mL/1,600円リップバーム/ハニー&チョコレート10mL/1,600円リップバーム/フルーツ チョコレート10mL/1,600円リップバーム/カカオ&ココナッツ10mL/1,600円ハンドウォッシュ/カカオ&アロエベラ300mL/3,200円シャワージェル/アロエベラ300mL/3,200円※すべて税抜き表記です。
2020年02月24日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、桜をモチーフにした「チェリーブロッサム」コレクションを2020年2月26日(水)より発売する。ケイト・スペード ニューヨークから、春の到来を告げる新作が登場。「チェリーブロッサム」コレクションには、手に取るだけで春のお出かけが楽しくなる全9型のアイテムを揃えている。クリエイティブディレクターの二コラ・グラスが訪れるたびインスピレーションを受ける“桜”からインスパイアされたデザインは、ひとつひとつの花を様々な濃淡のピンクでよりカラフルに、そしてプレイフルに表現している。サッチェルバッグは、ライニングにそのフラワープリントを配した2型で展開。表面はチュチュピンクやブラック(日本限定カラー)の主張しすぎない色合いなので、カジュアルシーンだけでなく、通勤バッグとして使用できるのも嬉しい。また、同じプリントを採用した小物類にも注目。ウォレットやiPhoneケース、コスメポーチ、キーホルダーなどには、その全面に花のプリントをあしらった。もうすぐ訪れるホワイトデーの贈り物にもぴったりの華やかなデザインとなっている。【詳細】「チェリーブロッサム」コレクション発売日:2020年2月26日(水)取り扱い:一部店舗を除いた全国のケイト・スペード ニューヨークストア■展開モデル(展開カラー)・molly cherry blossom large satchel(ブラック) 53,000円+税※ブラックは日本限定カラー・molly cherry blossom medium satchel(ブラック、チュチュピンク) 45,000円+税※ブラックは日本限定カラー・spencer cherry blossom zip around continental wallet(ソフトピンク マルチ) 31,000円+税・spencer cherry blossom small dome cosmetic(ソフトピンク マルチ) 11,000円+税・iphone case cherry blossom liquid glitter(11, 11 pro, 11 pro max) 6,000円+税・spencer cherry blossom card case wristlet(ソフトピンク マルチ) 14,000円+税・spencer cherry blossom mini trifold wallet(ソフトピンク マルチ) 16,000円+税・spencer cherry blossom mini key ring wallet(ソフトピンク マルチ) 15,000円+税・spencer cherry blossom key holder(ソフトピンク マルチ) 15,000円+税
2020年02月22日エクセルから2020春新作コレクションが登場します。新ベース下地2種が2月25日(火)、新リップグロスと新チークカラーが3月17日(火)、大人気の4色入りパレット「リアルクローズシャドウ」数量限定色が4月14日(火)より順次発売されます。新4アイテムがデビューする、見逃せないラインアップです。エクセル2020春新作コレクションエクセルは日本の優秀なプチプラコスメブランドで、デイリーメイクに利用しやすく、頼りにしている方も多いことでしょう。そのエクセルから2020春新作コレクションが、2月下旬より3回に分けて発売されます。新4アイテムを含む全5アイテムのラインアップです。この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月16日午前2時53分PSTまず“皮脂”と“乾燥”という2タイプのメイク崩れのお悩みに応えて開発されたベース下地2種が初登場。続いてジューシーなふっくらリップに仕上がるグロスと、ふんわりと頬に美しい色ツヤをもたらすグラデーションチークがデビュー。最後に2020春ファッションをモチーフにした「リアルクローズシャドウ」の限定色が数量限定でお目見えします。新アイテムのデザインはロゴサイズを控えめにした、大人っぽい印象となっています。では順に見ていきましょう。新「ラスティングタッチベース」この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月6日午前4時06分PSTスキンケアのように軽やかな薄膜タッチで、明るいピンクベージュの洗練肌をキープできる、2種類の崩れ防止下地です。(写真1・2枚目)なめらかに毛穴をカバーし、SPF32/PA+++のUVカット効果もあり。各タイプに合った美容液成分を贅沢にブレンドしています。SS(シルキースムージング)写真左:テカリを抑え、皮脂崩れを防ぎます。余分な皮脂を吸収し固める2種類のパウダーをブレンド。EM(エッセンスモイスト)写真右:潤いヴェールが乾燥崩れを防ぐチューブタイプ。肌のカサつきや粉吹きをストップ。新「ニュアンスグロスオイル」全5色この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月15日午前3時03分PSTぷっくりとした、完熟フルーツのようにみずみずしくツヤめく唇に仕上がります。使いやすい小さめキャップの、スリムロングなパッケージがスタイリッシュですね。伸びの良いジェルオイルベースで、するすると快適な塗り心地。口角など細かい部分もしずく型スパチュラでキレイに描けます。7種類の植物オイルがベタつかず、乾きがちな唇をケア。さらに、動きの多い口もとにもしっかりフィットし、ヨレずに美発色を保ちます。彩り豊かなカラーバリエーションは、果汁のような全5色。単色を唇全体にたっぷり付けると、透明感に満ちたジューシーなリップに仕上がります。お手持ちのリップカラーを塗った後に、唇の中心に多めにグロスを重ねると、立体感あるにじむようなセンシュアルな唇に。GO01 グレープフルーツ‥ソフトに輝く、イノセントなラメ入りピーチコーラル。GO02 チェリーグラス‥品の良さと甘い色香のある、ラメ入りベリーピンク。GO03 プラムジュレ‥マイルドで大人モードなプラムパープル。GO04 ドライフィグ‥美人カラーの濃密なブラウンレッド。GO05 マンゴーキュイ‥ヘルシーで快活なクリアオレンジ。新「オーラティック ブラッシュ」全5色この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月15日午前3時02分PSTハイライトと濃淡2色の血色チークが、美しいグラデーションを成すパレット。頬に色をまとった様がイメージできるような、機能的でシックなコスメデザインですね。ワンストロークでツヤと鮮やかなカラーが溶け合い、ふんわりとオーラを放つ、表情豊かな頬が長く続きます。様々な美容液成分をブレンドし、保湿力もあり。肌に優しい平筆型ブラシは汚れにくいよう、中皿に置けるようになっています。スリムなコンパクトでポーチインしやすい仕様です。ピュアな発色で絶妙なニュアンスの全5色は、新「ニュアンスグロスオイル」との相性も良さそう。AB01 ピーチ&ピーチ‥フェミニンな桃頬になれるピーチピンク。AB02 アプリコットジャム‥キュートで健康的なコーラルオレンジ。AB03 チェリッシュベイビー‥守ってあげたくなる愛らしいベビーピンク。AB04 シャイガール‥凛々しい色気のあるカシスパープル。AB05 ベイクドシナモン‥垢抜けたリュクスなシナモンベージュ。「リアルクローズシャドウ」数量限定2種この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月15日午前3時02分PSTトレンドとデイリースタイルを同時に叶えるリアルクローズをモチーフに、ファッション感覚でクリアなレイヤードメイクが楽しめる、大人気の「リアルクローズシャドウ」 。キラキラ輝く多彩なラメや、重ねるたび濃さとツヤが増す程よい発色、しっとり軽やかで粉飛びしないテクスチャーがスムーズに伸び、チップ付きでコスパも良い点などが、女性たちの熱い支持を受けています。新しい季節の限定色は、まさにファッショントレンドを採り入れた2種です。CS09 イエロータッセルピアス・バッグ・シューズなど大流行しているタッセル。旬のイエローをアクセントに、シアーなピーチオレンジとのコンビで、今どきの個性と抜け感のある新鮮なイメージの目もとに。CS10 オーロラプリーツこの冬から春にかけて注目の、ラベンダー色とプリーツがモチーフ。昨年4月に登場した限定色「チュールスカート」より明るいトーンです。澄んだブルーのキラメキを重ねれば、透け感と清楚な色っぽさのある眼差しに。この投稿をInstagramで見るエクセル(@excelmake)がシェアした投稿 – 2020年 1月月6日午前3時23分PST今回ご紹介したアイテムの詳細エクセル2020春新作コレクション2月25日(火)発売ラスティングタッチベース SS/1,700円ラスティングタッチベース EM/1,700円3月17日(火)発売ニュアンスグロスオイル全5色/各1,400円オーラティック ブラッシュ全5色/各1,800円4月14日(火)発売リアルクローズシャドウ限定2種/各1,500円※全て税抜価格エクセルの大人っぽい進化形となっている、この春の豊富な新作コレクション。登場が待ち切れませんね。
2020年02月21日H&M(エイチ&エム)の最高級ライン「H&M Studio(エイチ・アンド・エム・ストゥディオ)」は、2020年春夏コレクションのアイテムを、2020年2月20日(木)に限定店舗にて発売する。2020年春夏コレクションのテーマは“好奇心旺盛な自由なスピリットに溢れた女性”。鮮やかなピンクの生地でドレープ感たっぷりに仕上げたワンピースや、水彩画のようなタッチのペイント柄をプリントしたフーディ、細かく寄せたギャザーが繊細なブルーのワンピースなど、春夏の温暖な気候にぴったりな、カラフルなラインナップを揃える。ウェアの他、バッグやシューズ、ストールなどの小物類も展開される。Tシャツは、全面にヴィヴィッドな風景画をプリント。グリーン、イエロー、ピンクといったカラーコントラストが、アーティスティックな雰囲気を演出する。裾を断ち切りにしたショートジャケットや、タックを取った緩やかなシルエットのトラウザー、ホワイトの厚底ブーツなど、シンプルながら洗練されたデザインのアイテムも登場。ジャケットとトラウザーは、セットアップで凛とした雰囲気に着こなすこともできる。尚、2020年春夏コレクションのうち、真夏用のスポーティ・スイムウェアやイージー・ビーチ・カフタンといった第2弾のアイテムは、2020年5月末に限定店舗にて発売予定だ。【詳細】H&M Studio 2020年春夏コレクション発売日:2020年2月20日(木)発売場所:H&M 渋谷店、新宿店、公式オンラインストアアイテム例:・ワンピース 18,999円・ジャケット 15,999円・トラウザー 13,999円・カーディガン 11,999円・フーディ 7,499円・ブーツ 15,999円・ブラウス 8,499円・Tシャツ 4,999円
2020年02月20日ミナ ペルホネン(minä perhonen)の2020年春夏コレクションが発表された。自然の中にある景色を落とし込む今シーズンのテーマは「texture of nature」。自然の中にある景色の粒子を空想の種として拾い集め、デザインという花に育てるように...。自然が持つ表情をコレクションピースに落とし込んでいる。花々の繊細な表情を投影可憐な花々をモチーフにしたのは、「smile flower」のスカート。チュール素材に繊細な花の刺繍を施している。「flower step」のバイカラーワンピースにも、階段のように少しずつ背丈が異なる花々を刺繍し、陽の光を受けながら大地にしっかりと根をはるひたむきな姿を表現した。鳥たちの生命力を宿して大空を飛び回る鳥たちからインスピレーションを得たのは、「kanata」のドレス。目的地を目指して羽ばたく鳥の群を、ゴム判で描いた。鳥たちが生きるのは空だけではない。「lake bird」のブラウスには、水辺に生息する鳥たちがのんびりと過ごす様子を刺繍している。リズミカルな“シードル”や枝の表情から生まれた柄「cidre」のパンツには、ボトルの中の気泡がぶくぶくと浮遊する様子をリズミカルに描いて。ネイビーとホワイトのコントラストが、清涼感と軽やかさを演出している。「taba」のワンピースには、ゴツゴツした山椒の枝からインスピレーションを受け、ガムテープを割いた表情に映し出し描いていったテキスタイルを採用した。グラフィカルな“紙”モチーフをアクセントに“紙”も今シーズンを紐解くキーワードの1つ。紙が舞う情景を大胆な構図で軽やかに表現した「curl」のドレスや、ページをめくっているかのような総柄をあしらった「page」のワンピースなど、鮮やかでグラフィカルなピースが、コレクション全体にアクセントを加えている。
2020年02月19日アディクション(ADDICTION)が、クリエイティブディレクター・KANAKOによる2020年夏コレクション「カララダズル(KALLARA DAZZLE)」を、4月4日に数量限定で発売する。夏コレクションは、インドの南西海岸地方カララ州に佇む、スリー・パドマナーバスワーミ寺院で発見された秘宝からインスパイア。人々を魅了するほどの煌きを放つ秘宝を、一人ひとりの美しさと重ねており、自身の美しさを解放するような、魅惑的な輝きと、インドの大自然がもたらす神秘的なカラーを施したアイテムを展開する。「ザ アイシャドウ L」(2,000円)は、パールやラメが煌めき、艶やかでメタリックな仕上がりのメタリックタイプ、パールの繊細な輝きとクリアな発色のパールタイプ、見たままの色が鮮やかに発色するマットタイプ、しっとりとした質感で濡れたような艶のある仕上がりのクリームタイプの4つの質感がラインアップ。どれも眩いばかりの神秘的な財宝の輝きと、偉大な自然が放つ美しい色彩からインスピレーションされたカラーで、メタリックタイプ6色、パールタイプ3色、マットタイップ3色、クリームタイプ6色の計18色が揃う。肌に溶け込むように馴染んで血色感をもたらす「チークポリッシュL」(2,800円)からは、インドの大地をイメージした赤みを帯びたブラウンの「Laterite」や、肌なじみ抜群なテラコッタの「Burnt Clay」、濃厚な果汁のようなベリーレッドの「Phalsa Berry」といった、神聖なる大自然が醸し出す温もりのある3色が仲間入り。3種の質感、計6色のリップッスティックも登場。自然なツヤ感と高い発色の「ザ リップスティック ボールド L」(3,200円)、軽やかで透明感のある仕上がりの「ザ リップスティック シアー L」(3,200円)、繊細なパールを配合し、サテンのヴェールをかけたような光沢感の「ザ リップスティック サテン L」(3,200円)が揃い、太陽に照らされた空や大地のように、神秘的な温もりを感じさせるオレンジやブラウンレッドといったカラーを展開する。なめらかな塗り心地と、つややかな光沢感のある仕上がりが楽しめる「ザ ネイルポリッシュ L」(1,800円)には、大地を照らす夕日のようなメタリックなオレンジや、池の艶めきをイメージしたダークグリーンなど全6色のカラーがお目見え。神秘の力が宿る大自然の彩りと、秘めたる財宝の眩いきらめきを表現している。
2020年02月15日パメオポーズ(PAMEO POSE)の2020年春夏コレクションが発表された。過去と未来が“時空を超えて”出会うパメオポーズ2020年春夏は、時空と宇宙の旅がテーマ。時空を超えて、過去と未来を引き合わせることで革新的なデザインを作り上げている。過去を象徴するピースとして選んだのは、クラシカルなデザイン。レースアップのブラトップは、ドレスの下のコルセットを思わせ、ボリューミーなパフスリーブや大振りなフリルといったディテールは、プリンセスがかつて纏っていたドレスを想起させる。一方で、未来から迎えたのは、ミニマルで機能的なデザイン。ピタッとフィットしたレギンス風ショートパンツやシースルーのハイネックトップスは、無駄がなくフューチャリスティックな印象だ。ハイブリッドデザインで着こなしを大胆チェンジ機能性を象徴するのは、2WAY仕様のウェアだ。ダメージ風のデニムパンツは、普通に足を通せばロングパンツに、膝位置から足を出せばショートパンツになるという、ウィットに富んだ仕様。開襟シャツも同様に、アームのボタンを開閉させることで、シルエットを変えられるハイブリッドなデザインとなっている。フィット&フレアのコントラストシルエットまた、コントラストを効かせたフォルムも印象的だ。裾が大きく広がったベルフレアなシルエットは多用され、スパンコールのオールインワンや、パフスリーブ袖のジャンプスーツなど、さまざまなピースに起用されている。同様にアシンメトリーなフォルムも繰り返し取り入れられ、片腕は長袖、もう片腕はショートスリーブといったトップスや、右足はロング左足はショートのパンツなど、左右不均衡なデザインが提案されている。おしゃれが楽しくなる!ユニークアクセマニッシュとガーリーが共存した、パメオポーズらしい二面性のあるコレクションに彩りを添えるのは、個性豊かなアクセサリーたち。ペンホルダーを装備したミニバッグや、ドット柄のカラフルパンプス、UFOやスフィンクスをモチーフにしたピアスなど、過去と未来を繋ぐ、バラエティーに富んだシューズやアクセサリーが展開されている。
2020年02月14日アキコアオキ(AKIKOAOKI)の2020-21年秋冬コレクションが、2020年2月10日(月)に東京・表参道のワールド 北青山ビルにて発表された。2つの「性」が持つ可能性デザイナーの青木明子が今季着目したのは、「男性/女性」という2つの「性」の可能性だ。女性が「男性」の装いをしたいと思うこともあれば、その逆もまた然り。2つの「性」は似ている部分もあれば、異なる部分もある。「性」の在り方は既存の枠を越え、本来はそれぞれの延長線上で自由になれるはずだと考えた。自由な装いを提示するにあたり、今回初めてメンズモデルを起用。既成概念に縛られない、ニュートラルな在り方を提示した。コレクションは、陽の光が差すガラス張りのオープンな空間の中、プレゼンテーション形式で発表された。RMK(アールエムケー)が手がけた無機質なモデルのメイクや、点在する観葉植物やインテリアがコンセプチュアルなムードを漂わせる。モデルは空間の中にランダムに佇んでおり、美術鑑賞をするかのような近い距離感で世界観を表現した。輪郭を曖昧にする造形やレイヤード行き来する2つの「性」を表現するにあたり、レイヤードやフォルムによって輪郭をぼかし“曖昧さ”を投影させた。不均一にドットが広がる抽象柄のロングワンピースには、サイドをオープンにしたジレを重ね、肩にボリュームを持たせたブラウスには、繊細に広がるチュールスカートを合わせている。また、腰よりも少し下の位置でベージュの生地を重ねたノースリーブワンピースや、ウエストをずらすようにしてレザーの生地を巻き付け、脚にもレザーの切り替えを施した変形パンツなど、意外性のある造形や、境目を曖昧にしたレイヤードが散見された。古着をリメイクした1点物古着をリメイクして作られた1点物のショーピースも注目すべきポイントだ。青木は、新しいものを作っては消費する虚しさを感じていたが、過去の時間が蓄積した古着をクリエーションに加えることで、ある種の“健全さ”を感じたという。古着のトレンチコートを3、4着使って解体し再構築したコートドレスは、風合いのあるブラックレザーとベージュの生地を複雑に切り替えた1着。丸みを帯びた袖のフォルムや、背中をダイナミックに開けたカットワークが、フレキシビリティや、外から定義されないつかみどころの無さを思わせる。温かみのあるカラーパレットカラーパレットは、ベージュやアイボリーなど、温かみのある色彩がメイン。アイボリーのコーデュロイジャケットは、ざっくり開く襟やたっぷりと生地を使った袖がコンフォートなエレガンスを見せる。タイトなフィットの構築的なニットウェアや、裏仕立てのワンピースも、静かな雰囲気を放ちつつ目を引く。緩やかなベージュのロングコートは、前から見ると直線的なシルエットに見えるが、バックには複数のタックを配置。ぎゅっと布を引き寄せたような、厚みのある質感が印象的だ。
2020年02月13日チョコレートアワードで優勝に輝いたパティシエ 川野圭一の優勝作品が味わえる新作「Art de Printemps」(限定5個、10800円)ほか焼菓子の詰め合わせなど、合計4商品のラインアップです。3月1日(日)~3月14日(土)は「ペストリーショップ」(LBF)にて店頭販売いたします。「ホワイトデーコレクション2020」は、チョコレートアワード日本大会優勝作品を味わえる限定5個の新作「Art de Printemps」をはじめとしたホテルならではの技術と本物の味わいが楽しめるスイーツギフトです。新作「Art de Printemps」はパティシエ 川野圭一が「第8回 ジャパン・ベルコラーデ・アワード2019」(※1)にて優勝した際のボンボンショコラ(※2)のレシピを再現。チョコレートとオレンジの王道の組み合わせに、和山椒とほうじ茶の香りで個性を加えた複雑で深みのある味に仕上げたボンボンショコラを、そのテイストから着想を得た、春の花々が開花したかのようなチョコレート製の工芸菓子の中に納めました。「スプリング アソート」は通年商品「セルリアン アソート」が春仕様になった焼菓子の詰め合わせです。「スプリング パウンド」は桜・チェリー・かのこ豆を混ぜ込んだ春色のパウンドケーキ。しっとりと柔らかく、ほのかに和の香りが感じられます。毎年好評をいただいているデザインチョコレート「セルリアン スイート ボックス」は、人気の高いピンク色をご用意いたします。バレンタインデーのお返しだけではなく、オフィスへの手土産やお祝いごとへのギフトにもおすすめのコレクションです。【新作】「Art de Printemps」 (アール ドゥ プランタン)10000円(10800円)※限定5個「Art de Printemps」※1名さま1点まで、電話および店頭でのみご予約を承ります。高さ:約40cm 幅:約25cm「第8回 ジャパン・ベルコラーデ・アワード2019」優勝時のレシピを再現したボンボンショコラ(※2) 16粒入り。1粒の中にオレンジ・和山椒・ほうじ茶の3つの味わいが表現されています。器となっている、花々の開花をイメージさせるアーティスティックな工芸菓子もすべてがチョコレート製です。チョコレートの味わい、精巧な見た目の華やかさ、いずれをとってもその名にふさわしい春の芸術(Art de Printemps)です。「スプリング アソート」1600円(1728円)スプリング アソート内容:(写真より)パート ド フリュイ、オランジェット、スプリング パウンド、マドレーヌ2種(抹茶・レモン)、クランベリーフィナンシェ計6種。通年商品「セルリアン アソート」の春季限定バージョンです。人気の焼菓子のラインアップはそのままに、味わいを春仕様にアレンジいたしました。パウンドケーキのスライスは今回からの新商品です。さまざまな味わいが入った詰め合わせは、オフィスやホームパーティーの手土産にもおススメです。「スプリング パウンド」1900円(2052円)スプリング パウンド桜のペースト、キルシュ漬けチェリー、かのこ豆を混ぜ込んで焼き上げたパウンドケーキ。ホテル住所の地名を冠したパウンドケーキ「桜丘」の春仕様です。しっとりと柔らかい生地に、桜とかのこ豆の風味が和のテイストを感じさせます。表面はラズベリーのコンフィチュール(※3)でコーティングし、かのこ豆と桜風味のホワイトチョコレートを飾り付けました。お好きな厚さに切り分けて、皆さまでお楽しみください。「セルリアン スイート ボックス」4000円 (4320円)ホワイトデー限定のスイート ボックスを、今年は人気の高いピンク色でご用意いたします。春の草原を思わせるチョコレートボックスを開けるとバラのブーケをイメージした中蓋が現れ、その中にはカラフルなマカロンと恋心を表す「ハート」と「心の鍵」を表すチョコレートが現れる手の込んだ一品です。・外蓋、中蓋をはじめ、デコレーションであしらった花や蝶、中蓋のバラの花もすべてチョコレート製・マカロン3種類(ピスタチオ、フランボワーズ、レモン)・チョコレート3種(ハート型:フランボワーズ鍵:ホワイトチョコレート緑色丸形:ベルガモット)■ホワイトデーコレクション2020商品概要※1第8回 ジャパン・ベルコラーデ・アワード2019 = ピュラトスジャパン株式会社が主催するパティシエ、ショコラティエに技術向上の機会を提供することを目的に柔軟な発想でチョコレートの新しいおいしさや技術、独創性、芸術性を表現するアワード。審査員長を務めるステファン・ルルー(ピュラトス本社、M.O.F.)をはじめ日本代表クラスのシェフによる味覚、技術、芸術性審査の上、各賞を決定。※2ボンボンショコラ(Bonbon Chocolat・仏語)= ガナッシュやプラリネなどをチョコレートでコーティングしたひと口サイズのチョコレート。※3コンフィチュール(Confiture・仏語)=果実の砂糖漬け。ジャム。
2020年02月13日3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)が2020年フォールコレクションを発表。
2020年02月12日チノ(CINOH)の2020-21年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションが、2020年2月7日(金)、ワールド 北青山ビルにて発表された。“自分らしい着こなし”をデザインへ“compatible(=調和・両立している)”をテーマに掲げた今季のチノ。しかしその調和は、均整とは異なるかもしれない。たとえば小柄な人が、いささか大きな衣服の袖を少しまくることで、自分らしい着こなしを楽しむ。そのように「衣服を自分に合わせていく」という要素を、ディテールへと落としこんだウェアを披露した。レイヤード風デザインで豊かな表情を特徴的なのは、レイヤード風のデザインだ。落ち着いたネイビーカラーのジャケットは、ややボックス型のクラシカルなシルエット。その左面には、レッドが目を惹く裏地風のパーツを重ねている。また、ダブルブレストで仕上げたウィメンズのチェスターコートやメンズのジャケットも同様に、片側の前身を二重に仕上げて豊かな表情を生みだした。左右のバランスを崩してレイヤードとともに、左右非対称もキーワードの1つだ。ウィメンズのケーブルニットは、右肩から同色・同素材でロングカーディガン風のパーツをオン。ウエストのベルトを絞ることで、着る人が自分の身体に合わせて自由に着こなせるよう工夫している。ツナギでつくるセットアップスタイルメンズでは、ジャケットのセットアップにひと工夫。一見、ゆったりとしたパンツに合わせたテーラードジャケットのルックに思えるものの、ジャケット自体はノーカラー、そして襟の部分はスラックスとツナギ状に作られている。カラーは落ち着いたグレーに、そして素材は上品な生地1種に統一することで、独特の構造を際立たせた。重なりを楽しむ着こなし着こなしでもレイヤードを強調。上品さの漂うグレージャケットのセットアップには、同色のタートルネックニットを合わせるとともに、袖口や裾からホワイトのブラウスをちらりとのぞかせた。リラックス感あるシルエットのスラックスも軽くロールアップし、裏地のネイビーで彩りを添えている。また、ネイビーのMA-1をベースにしたロングコートには、中にヴィヴィッドなオレンジカラーのトレンチコートとパンツをレイヤード。鮮やかなカラーコントラストを楽しんでいる。繊細な柄を挿しこんで用いた生地はデザインの引き立つ無地が中心であったものの、光沢感のあるベージュにネイビーのラインを引いたメンズのMA-1やシャツには、ペイズリー柄を控えめなトーンで載せた。また、ノーカラーブラウス型のロングワンピースには、レッドとブラックのチェッカーボード風パターンを採用。シースルーの生地に異なるサイズの長方形を組み合わせ、表情に変化をつけている。
2020年02月10日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)の新作コレクション「ラベンダー ランド(Lavender land)」が、2020年3月20日(金)より、数量限定で発売予定。“イングリッシュ ラベンダー”を着想源に英国をテーマにした「ブリットコレクション」の新作「ラベンダー ランド」は、イングリッシュラベンダーの香りに着想を得たコレクション。洗練されたラベンダーを基調にした、3つの香りを取り揃える。ウィステリア & ラベンダー コロン「ウィステリア & ラベンダー コロン」は、イングリッシュ ラベンダーの柔らかなフローラルノートに、甘い藤の花とパウダリーなヘリオトロープを合わせた香水だ。 クリーンで繊細なムスクが広がる、アロマティックな香りに仕上げている。シルバー バーチ & ラベンダー コロン「シルバー バーチ & ラベンダー コロン」は、凛としたイングリッシュ ラベンダーと落ち着きのあるシルバー バーチが主体。さらに爽やかなグレープフルーツを加え、ウッディな香りに新鮮さを添えた。ラベンダー & コリアンダー コロン「ラベンダー & コリアンダー コロン」は、ラベンダーのなかにコリアンダーが顔を出すフローラルな香水。ウッディなセージによりラベンダーの深みを引き出すとともに、クリーミーなトンカビーンを合わせることで柔らかな香りに仕上げた。ルームディフューザー&ピローミストも3種の香水に加えて、アロマティックなイングリッシュ ラベンダーがムスクと溶けあうルームディフューザーや、ブランド初となるピローミストを取り揃える。詳細ラベンダー ランド コレクション〈数量限定〉発売予定日:2020年3月20日(金)展開アイテム例:・ウィステリア & ラベンダー コロン 30mL 9,240円・シルバー バーチ & ラベンダー コロン 30mL 9,240円・ラベンダー & コリアンダー コロン 30mL 9,240円・ラベンダー & ムスク ピロー ミスト 45mL 4,620円・ラベンダー & ムスク セントサラウンド ディフューザー 165mL 13,860円※価格はいずれも税込【問い合わせ先】ジョー マローン ロンドン お客様相談室TEL:0570-003-770
2020年02月08日ナイキ(NIKE)のジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)新コレクション「NBA オールスター 2020」より新作シューズが登場する。エア ジョーダン 34「エア ジョーダン 34」からは、「エア ジョーダン 34 PF」と「エア ジョーダン 34 SE PF」の2種が登場。「エア ジョーダン 34 PF」は、7色に光る素材をヒールなどに散りばめ、かかとのタブには、2020年のNBAのオールスターゲームが開催されるシカゴの交通機関から着想したカラーを取り入れた。もう一方の「エア ジョーダン 34 SE PF」は、「エア ジョーダン 34」のアッパーにシューレースカバーを配置。通常モデルとは一線を画すスペシャルなディテールをプラスした。ジョーダン ホワイ ノット? Zer0.3 PFヒューストン・ロケッツに所属するバスケットボール選手、ラッセル・ウェストブルックを着想源にした「ジョーダン ホワイ ノット? (JORDAN Why Not?)Zer0.3 PF」は、2パターンのカラーで展開。90年代のテイストを反映した鮮やかな色使いのモデルと、彼のバスケットボールに対する信念からインスピレーションを得たカラーリングのモデルをラインナップする。エア ジョーダン 3 レトロ SEエア ジョーダンのシューズシリーズの中でも高い人気を誇る「エア ジョーダン 3」をリモデルした「エア ジョーダン 3 レトロ SE」。今回登場するフラッドレッドカラーのモデルには、2020年のNBAのオールスターゲームが開催されるシカゴに地にちなみ、“Nike Air”の代わりに“Nike CHI”の文字を刻んだ。ウィメンズ エア ジョーダン 1 ハイ OG新作の「エア ジョーダン 1 ハイ OG」が、ウィメンズサイズで登場。マイケルジョーダンが過去に所属したバスケットボールチームの、ノースカロライナ大学とシカゴ・ブルズのそれぞれのチームカラーであるブルーとレッドを組み合わせた。原宿B-SIDEで限定ストア原宿のB-SIDEでは、ジョーダンブランドのコレクションを先行販売する限定ストア「UNITE - NBA All-Star 2020」を実施。店内では、新作販売のほか、限定のアパレルカスタマイズや、NBAとジョーダングッズのコレクション販売も行う。【詳細】NBA オールスター 2020 コレクション販売店舗:NIKE/JORDAN販売店舗およびNIKE.COM価格:エア ジョーダン 34 PF 20,900円(税込)エア ジョーダン 34 SE PF 20,900円(税込)ジョーダン ホワイ ノット? Zer0.3 PF 各17,050円(税込)エア ジョーダン 3 レトロ SE 23,100円(税込)ウィメンズ エア ジョーダン 1 ハイ OG 17,600円(税込)※エア ジョーダン 34 PFおよびジョーダン ホワイ ノット? Zer0.3 PFのビビッドでない方のモデルは発売中。その他のモデルは2月13日(木)より順次発売。■限定ストア「UNITE - NBA All-Star 2020」開催日:東京都渋谷区神宮前5−11−1 B-SIDE営業時間:15:00~20:00【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2020年02月06日パルファム ジバンシイ(Parfums Givenchy)は、20年春の限定コレクション「クチュール コレクション 2020」を、2020年3月1日(日)に、全国の有名百貨店化粧品コーナー ジバンシイ カウンターにて発売する。“ブラックレース柄”の限定コレクション「ジバンシイ クチュール コレクション」は、クチュール生まれのジバンシイが提案する、ファッションとしてのメイクアップ&フレグランスコレクション。今季は、「プリズム·リーブル No.1」と、リップスティック「ルージュ·ジバンシイ No.306」、フレグランス「ランテルディ オーデパルファム クチュール エディション」を、繊細なブラックレースでおめかし。まるでランウェイを彩るドレスのような、美しい佇まいが魅力的だ。クリアな肌へ導く「プリズム·リーブル」「プリズム·リーブル」は、計算された異なる4色が混ざり合うことで、単色では表すことのできない絶妙な仕上がりをもたらすロングセラーのルース パウダー。今回発売される“No.1”は、ブルー、ホワイト、パープル、グリーンがハーモニーを奏でる人気カラー。専用のパフで馴染ませるだけで、肌に“絹のシフォン”をまとったかのような透明感をもたらしてくれる。また繊細なブラックレースをプリントした限定パッケージには、メゾンの創設者ユーベル·ド·ジバンシィの筆跡を刻んだ特別なサインもあしらった。本命の赤リップ「ルージュ·ジバンシイ No.306」“すべての女性を美人にする”と定評のある究極のリップスティック「ルージュ·ジバンシイ」。その仕上がりはまるで花びらのようにやわらかく、鮮やかで繊細な色彩を放つ。ブラックレースの限定パッケージに包まれるのは、肌色を透き通るように美しく魅せるピュア·レッド“NO.306”。一塗でハッと目を惹く、魅惑的な唇へと変身させてくれるので、“本命の赤リップ”を探している人には特にオススメしたい一本だ。“禁断の香り”の人気フレグランスラストは、メゾンを代表する人気フレグランス「ランテルディ オーデパルファム クチュール エディション」。オレンジフラワーやジャスミンなどをブレンドした優雅なホワイトフラワー ノートと、ベチバー、パチョリによるダークで荒削りなアンダーグラウンド ノートの“禁断のコンビネーション”によるハーモニーを楽しむことができる。限定デザインは、ボトル全体にブラックレースをあしらって、優雅な雰囲気にドレスアップ。バッグにも忍ばせやすい50mLで展開される。詳細「クチュール コレクション 2020」発売日:2020年3月1日(日)取り扱い店舗:全国の有名百貨店化粧品コーナージバンシイ カウンター、百貨店オンラインショップ(一部)、アットコスメショッピング価格:・プリズム·リーブル No.1 限定1品 3g×4 7,700円+税・ルージュ·ジバンシイ No.306 限定1品 3.4g 4,600円+税・ランテルディ オーデパルファム クチュール エディション 限定1品 50mL 11,000円+税【問い合わせ先】パルファム ジバンシイ [LVMHフレグランスブランズ]お客様窓口TEL:03-3264-3941
2020年02月04日