TOGA(トーガ) 2020年秋冬コレクションがイギリス・ロンドンで発表された。キーワードは、“LIGHT(光),PROTECTION(自己防衛),INSTABILITY(不安定さ)”。“パラシュート”着想のクラシカルなピース現代に渦巻く不安感。そんな私たちの生きる不安定な時代から“身を守る”かのように、今季はクラシカルなピースをベースにしながら、身体をすっぽりと覆うようなデザインが目立つ。例えば、“パラシュート”に着想を得たというビジネススーツやシャツは、アームの上に共布で出来たマントをオン。またトレンチコートのバックには、キャノピー(※)がしぼんだかのような大きなフードがあしらわれているのが印象的だ。※キャノピー…パラシュートの本体の布で出来ている部分。プロテクション機能を備えたダウンコート秋冬の味方“ダウン素材”のアイテムは、防寒はもちろん、身体を優しく包み込んでくれるプロテクション機能を感じさせる。超ボリューミーなロングダウンコートがその好例で、実際にどこでも寝られるように作られた“寝袋”のような機能を持つと同時に、外部からのあらゆる攻撃を跳ね返してくれそうな、弾力のある表情に仕上がっている。また足元もダウン製のブーツでかためることで、その丸み帯びたユニークなフォルムを助長させているのも面白い。洋服に漂うタフなムード切りっぱなしにされた布帛のコートやニットウェア。どこかタフなムードをもたらすピースと共に、エッジをきかせたディテールも散見された。ニットやロングドレスの上に繰り返し登場したのは、ボディの一部を繰り抜いたかのようなカッティング。その周りには無数のビーズや銀糸をあしらい、不安定な表情の中にも女性らしいデコレーションを加えている。主役級のビッグバッグも主役級のアクセサリーとして登場したのは、ビッグサイズのナイロンバッグ。そのフロントにあしらわれた取り外し可能な4つのポーチ型バッグは、それぞれ異なる機能とデザインを持っているため、シーンごとに分けて使用することも可能。またショルダー部分となるストラップにも、収納機能が付随したハイスペックな一品となっている。
2020年04月02日ミヤオ(MIYAO) 2020年秋冬コレクションが発表された。ピュアな花々を散りばめて「甘いテイストを意識した」と語るデザイナー 宮尾史郎の言葉通り、今シーズンは洋服の随所にロマンティックなムードが感じられる。その象徴となるのは、刺繍やプリント、ブレードとして登場した様々なフラワーモチーフ。中でも小花で縁どったチュール素材のアイテムは、まるでウェディングドレスの“ベール”のような、ピュアな表情が印象的だ。トレンチコートやブラウスといったクラシカルなピースに、アウターとして重ねることでドレッシーなムードへと導いてる。柔らかなシルエットふんわりと丸み帯びた、柔らかなシルエットも散見された。ライダース風のディテールが目を惹くジャケットは、キュッとウエストマークしたパンツと合わせることで、豊かなドレープを描く。また空気を孕んだように膨らむバルーン型のジャケットは、同色のスカートと合わせることで、ひとつのドレスのようなビジュアルに仕上げている。“甘さ”に加わる、エッジーなムードリボンやフリル。こうしたフェミニンなディテールもまた、今季のコレクションに甘いスパイスをもたらしていく。しかし同時に、どこかエッジーなムードが漂っている点も忘れてはならない。デザイナーの宮尾が取り組んだのは、生地に立体感をもたらす“ダーツ”をディテールとして取り入れたあと、あえて“くり抜くこ”という作業。こうして出来上がったスリットのような大胆なカッティングが、デコラティブなスカートやズボンにモードな表情をプラスしているのだ。パレットカラーは、生成色とブラックを中心に、淡いピンクをほんのりと加えて。プレーンカラーを主軸にする中、ダークカラーのフラワープリントがひと際ミステリアスなムードを纏って登場している。
2020年04月01日『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ』は、2020年3月~5月にかけ、2020春夏コレクション「Solar Healthy Glow」を新発売(一部限定発売)。シチリアでの休暇にインスパイアされた太陽の輝きのような、光り輝く美しい肌を演出するラインナップで、健康的なつやから温かみのある輝きまで、多彩なヘルシールックを楽しんで。『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ』2020SSテーマ「Solar Healthy Glow」撮影:byBirth2019年秋より日本にて本格展開を開始した「ドルチェ&ガッバーナ」のメイクアップコレクションは、2020年2月現在、5つの百貨店(大丸札幌店・伊勢丹 新宿店・銀座三越・JR名古屋タカシマヤ・大阪高島屋)にて販売中。2020年春にはさらに店舗を拡大し、ルミネ横浜(3月4日)、岩田屋本店(3月27日)、ウィズ原宿(4月25日)に随時オープン、8店舗へと広がります。そのタイミングに合わせ登場する春夏コレクション「Solar Healthy Glow」では、まるで自然光を浴びたかのような美しい肌を演出するベースメイクが多数登場。「Solar Healthy Glow」ラインナップ撮影:byBirthシークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマーSPF50・PA++++/1種30mL7,700円肌を明るくきれいに見せてくれるピーチベージュの液が「見えない膜」を張り、気になる毛穴をなめらかに整えてくれるプライマー。たっぷりの保湿効果で、付けた瞬間肌へとうるおいを届け、メイクオフ後もみずみずしい肌が持続します。SPF50・PA++++の高いUVカット効果と、チリやホコリ・外気などからシールドする効果を持ち合わせ、日中の肌をしっかりプロテクト。加えて1日中くすみやテカリを気にすることなく使用できる、パーフェクトな下地です。プレシャスキン パーフェクトフィニッシュ クッションファンデーションSPF30・PA+++/4色各12g各8,500円(内蔵パフ1枚)/レフィル 各5,000円(内蔵パフ1枚)『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ』待望のクッションファンデーションは、ネットの下に水分60%のジェリーベースファンデーションが入ったフレッシュなタッチがポイント。撮影:byBirth3本の指をパフにのせ、指1本1本へ均等に力を入れるようにジェリーを取り、その後、通常のクッションファンデーションのようにトントンするのではなく、顔の中心からきゅっきゅっと肌へ密着させるように塗布することで、気になる部分をカバーしながら、肌の内側から輝くような仕上がりに。優雅なブラックレース柄のケースは、メイクする度あなたの気分を高揚させてくれるはず。カラーPORCELAIN100NUDE120CREAM210SAND220ソーラーグロウ イルミネーティングパウダー デュオ4色各10g各7,300円撮影:byBirthハイライトカラーとチーク・シェードカラーが入った2-in-1のフェイスパウダー。肌の上へのせると繊細なパールが輝き、ツヤを出しながら肌を美しく見せてくれます。さっとひとはけするだけで、ベースメイクのアップデートが完成。肌のアラを目立たせることなく自然になじむので、どなたでも使いやすいはず。カラーSweet Pink 01Peach Blossom 02Golden Sand 03Bronze Feeling 04ソーラーグロウ ユニバーサル イルミネーティングドロップス1色15mL5,800円撮影:byBirth乳液・化粧下地・ファンデーション…どれに混ぜても美しいピンク色のハイライター。お顔のみでなくボディにも塗布可能。水分70%のみずみずしい使用感のため、メイク直しの際に光が欲しいパーツへ重ねても良いでしょう。まるで美容液のように肌へとなじみ、トーンアップを叶えます。ラブコレクター ユニバーサル ハイライティングパウダー1色12g6,300円(限定)撮影:byBirth世界5か国〈ロシア・韓国・パリ(フランス)・東京(日本)・タイ〉にて、どんな肌の色にも、どんな肌のタイプにもマッチし、一年中どんなときでも使用できるハイライターが限定発売。レオパードにバラが描かれた優美なデザインのパッケージには、都市名or国名がエングレービングされプレミア感を演出。この機会にぜひ手に入れたい一品です。上記の他にも、マスカラ・クッションチークカラー・フレグランスが発売予定撮影:byBirth上記の他、2020年4月1日より繊細にグラマラスな目もとを演出するマスカラが、地中海の自然にインスパイアされた4色で発売予定。また、ルミネ横浜(3月4日)、岩田屋本店(3月27日)では、オープンを記念しクッションタイプのチークカラーも限定登場。さらに、可憐なフローラルの香りが魅力の「ドルチェ」シリーズより「サニー フルーティ フローラル」の香りも3月4日に仲間入り。独創的で華やかなパッケージと、独自の美しい仕上がりを両立するブランド『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ』は、2020年さらなる注目を浴びる予感。あなたらしさを表現してくれるお気に入りのコスメを見つけ、新たな魅力を引き出しましょう。『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ』新製品一覧撮影:byBirth2020年3月4日伊勢丹 新宿店先行発売/3月11日全国発売ドルチェ&ガッバーナ ビューティシークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマー1種30mL7,700円ドルチェ&ガッバーナ ビューティプレシャスキン パーフェクトフィニッシュ クッションファンデーション4色各12g各8,500円(内蔵パフ1枚)/レフィル 各5,000円(内蔵パフ1枚)2020年3月4日発売ドルチェ シャイン オードパルファム30mL/7,800円50mL/10,600円75mL/14,000円2020年3月4日ルミネ横浜限定発売/3月27日岩田屋限定発売ドルチェ&ガッバーナ ビューティブラッシュタッチ クッションチークカラー3色各4mL各4,600円2020年4月1日発売ドルチェ&ガッバーナ ビューティパッションアイズ インテンスボリュームマスカラ4色各7.5mL各5,000円2020年4月25日東京地区先行発売/5月20日全国発売ドルチェ&ガッバーナ ビューティラブコレクター ユニバーサル ハイライティングパウダー限定1色12g6,300円2020年5月1日新発売ドルチェ&ガッバーナ ビューティソーラーグロウ イルミネーティングパウダー デュオ4色各10g各7,300円ドルチェ&ガッバーナ ビューティソーラーグロウ ユニバーサル イルミネーティングドロップス1色15mL5,800円※すべて税抜き表記です。
2020年04月01日自然派コスメLaline(ラリン)より、WildRoses(ワイルドローズ)限定コレクションが、2020年4月17日(金)に登場。昨年限定発売した大人気フレグランス「ローズ」が、情熱的な赤い薔薇を連想させる鮮やかなパッケージで、“WildRoses(ワイルドローズ)”として新登場。~Smellslikefallinginlove~たくさんの花びらに包まれたような、うっとりする香りは、あなたを一瞬でとりこに。“WildRoses(ワイルドローズ)”のフレグランスは、ピーチ、アプリコット、ムスクを、ほんのりと忍ばせ、心ときめく熱い想いを表現。華やかでエレガントな香りで、女性本来の魅力をより一層引き立てます。今回登場するのは、肌も心も美しく磨き上げる「ボディスクラブ」などの定番アイテムに加え、薔薇の花びら型のきめ細かな泡が優しく肌を包み込む「フラッフィーボディクリーム」や、板チョコをイメージしたキュートな「ワイルドローズフレグランスセラミック」などの豊富なラインナップ。誰もが恋に落ちそうなワイルドローズの香りを身にまとえば、新しい世界へ一歩前に踏み出す自信のヴェールも手に入れられそう。肌も心も潤うようなひとときを通して、あなたの魅力を華やかに開花させてみませんか?【商品概要】*全て税抜金額表記*無くなり次第終了*一部変更になる場合がありますワイルドローズバス&ボディバブル¥2,600(500mL)華やかな香りと豊かな泡立ちで、素肌に自信を与えるボディソープ。死海のミネラル、ホホバオイル、アロエベラ・オタネニンジンエキスなどの天然保湿成分配合。心地よい香りに包まれながら、やさしく洗い上げ、みずみずしい肌に導きます。バブルバスとしてもお楽しみいただけます。パラベン/SLSフリーワイルドローズボディスクラブ¥3,600(500g)薔薇の花びらのように柔らかく美しい肌に導く、ボディスクラブ。死海のミネラルソルトにエモリエント成分である、ヒマワリシードオイル、グレープシードオイル、アボカドオイルがブレンドされ、マッサージしながら使用することで、くすみ*の原因となる余分な古い角質をやわらげて優しく取り除き、なめらかな透明感のある肌に。*余分な古い角質によりくすんで見えることパラベン/SLS/SLESフリーワイルドローズボディミスト¥2,900(100ml)いつでもシュッと香りをまとえる、ミストタイプのボディ用化粧水。お風呂上りに、出掛ける前に、さっぱりとした軽い質感と、薔薇の花びらに包まれたような華やかな香りを楽しみながら、肌に適度な潤いを与えます。パラベンフリーワイルドローズハンドクリーム¥1,800(100g)ふんわりと手元から香り、潤いを保ちながら、さらりとした付け心地のハンドクリーム。死海のミネラルや植物オイルが含まれ、カレンデュラやアロエベラのエキスが、荒れた肌をしっとり柔らかに整えます。べたつかず、スマートフォンなどの操作も快適に。パラベンフリーワイルドローズフラッフィーボディクリーム¥3,400(150ml)気分が上がるフラワーデザインのボトルから、薔薇の花びら型のきめ細かな泡が出る、ムースタイプのボディクリーム。アロエベラとカモミールのエキスを配合したホイップ状のボディクリームが、肌を優しく包み込みます。パラベンフリーワイルドローズボディソフレ¥3,600(350g)華やかなワイルドローズが香る、シルクのような手触りの高保湿ボディクリーム。肌をしっとり柔らかく整えるホホバオイル、潤い成分のビーワックス、またアロエベラ・カレンデュラなどの天然由来成分を丁寧にブレンド。潤いと心地の良い香りがほんのり持続します。パラベンフリーワイルドローズフレグランスディフューザー¥3,000(100ml)リビングや玄関で、優しい香りがいつもの生活に彩りを与え、特別なひとときを演出。ベッドサイドやデスクなどに置いても、身のまわりにふんわりと、ワイルドローズの芳香が漂います。ワイルドローズフレグランスセラミック¥1,400クローゼット、車などに。あらゆる空間を、気分が華やぐワイルドローズの香りで満たしながらリフレッシュ。まるで板チョコみたいな見た目のプレートを、使う分だけ割って、好きな場所に置いておけば、いつでも素敵な香りに出会えます。ワイルドローズセンティッドキャンドル¥2,700(360g)揺らめく炎とともにほんのりワイルドローズが香り、リラックスした時間を演出します。ギフトにもぴったり。ワイルドローズバスローブ¥6,900フカフカ優しい肌触りのパイル地に、全身をゆだねるという極上の幸せ。しかもカラーは心ときめく淡いピンク。たくさんの薔薇の花びらに包まれているような、夢のひとときをお楽しみいただけます。■その他Laline(ラリン)商品詳細はこちら【AboutLaline(ラリン)】Lalineのはじまりは、1999年。死海のミネラルで有名なイスラエルで、手作りのハンドソープやアロマオイル、ルームフレグランスを扱うお店として誕生しました。そして今、Lalineはグローバルライフスタイルブランドとして、ヨーロッパやアメリカをはじめ世界に約200店舗以上を展開し、世界のセレブリティが愛用していることでも有名です。LalineJAPANは2011年2月6日、アジア第1号店として表参道に旗艦店をオープンし、2018年現在、全国に約30店舗、ハワイに2店舗を展開。本国同様、真っ白な店内にはLalineのアイテムをフレグランス毎に並べ、チェリーブロッサムなどのフラワー系、オーシャンなどのリフレッシュ系などのレギュラーフレグランスの他、限定フレグランスもご用意しております。商品ラインナップは人気のボディスクラブやソープ、ボディクリームなどのボディケアコスメのほかフェイシャルラインやルームフレグランスなどのライフスタイル雑貨。また、トレンドを意識した限定商品やシーズン毎に目を楽しませてくれるプロモーションの数々をご提供いたします。LalineJAPANHP:企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月30日GUERLAINのジュエリーのような贅沢なリップスティック「ルージュ ジェ 」から、この春誕生の新コレクション、「スタニング ジェム コレクション」を動画でご紹介!新テクスチャーのシアーシャインと、これまでのテクスチャーとの質感の比較も要チェックです。・・・◆Item#Guerlain<2020年4月1日(水)新色発売>*ルージュ ジェ レフィル新14色/各3,800円(税抜)・*スタニング ジェム コレクション ケース〈ストラス〉新4種/各4,300円(税抜)〈ファセット〉新4種/各2,700円(税抜)・このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2020年03月30日ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)の2020年秋冬コレクションから注目ルックを紹介。テーマは「霧の帝国」今シーズンは「霧の帝国(Misty Empire)」をテーマに掲げたジョウタロウ サイトウ。霧の中から現れる、強く、魅惑的な女性像を思い浮かべながら、街中でも個性を主張し、自信を持って闊歩できるような着物を作り上げた。花柄をグラフィカルな表情でいつにも増してフラワーモチーフの存在感が強い今季。古くから着物の柄として用いられてきた花柄を、あえて工芸的な意匠ではなく、現代的なプリント風のパターンで表現したり、幾何学的な模様と組み合わせたりすることによって、モダンな佇まいに昇華している。たとえばベビーピンクの着物にはモノトーンの花々と共に、縞模様の牡丹を大胆にあしらい、グラフィカルな表情に。優雅な薔薇の花を描いたレッドの着物には、ブルーのドット柄を散りばめてエッジィな要素を加えている。グレーのフラワーレリーフをベースにした着物には、青や黄色、紫のグラデーションが美しい花柄を配して。裏地にアクセントとして挿した鮮やかなイエローが、纏う人が歩き、布が揺れ動くたびに姿を現し、華やかなムードをもたらす。帯や半襟でエッジィに着物とコーディネートする帯などの小物類も、モダンな着こなしを演出してくれるものばかり。ジオメトリックなチェック格子紋様やカラフルなストライプ柄などをあしらった帯が、遊び心溢れるムードへと導いてくれる。ラメ糸を用いたり、メタルスタッズ風のパターンを配したりした半襟も、メタリックな輝きで個性的なスタイルを叶える。メンズは“ロウコート”やオロビアンコのコラボバッグもメンズには、木の枝のシルエットと共に薔薇を描いた着物や、チェッカー模様をバックスタイルとフロント、裏地に走らせてアクセントを効かせたものなどが登場。レース状のフラワーモチーフをあしらった着物も、ダークグリーンと鮮やかなブルーを組み合わせたカラーパレットで、男性的な力強さと上品さを備えたアイテムに仕上げた。ジョウタロウ サイトウが新しい和装アイテムとして提案しているコートジャケット「ロウコート」は、一見すると無地のシックなスタイル。しかし裏地はブランドロゴをあしらったマルチカラーで仕上げており、アヴァンギャルドな印象に導いている。また、オロビアンコ(Orobianco)とコラボレーションしたクラッチバッグも目を惹いた。
2020年03月27日気分を上げる新コレクションコスメブランド「AINOKI(アイノキ)」より、2020年春夏の新コレクションが登場。2020年4月1日(水)、ひとりひとりの個性を引き出し印象をチェンジさせる新作アイテム3種が発売される。ベースとカラーで無敵の唇に春夏の新コレクションとして登場するのは、リップスティック、アイライナー、ラッシュアップマスカラの3種類。まずは8種の美容保湿成分を配合し、唇をしっとり潤す「アイノキ クリーム リップスティック」(税抜1,600円)。唇にナチュラルな血色を与え、リップカラーの仕上がりを引き立たせる多機能ベース1色と、オイル配合でとろける唇を作るリップカラー5色が登場する。ベースとカラーを重ねることで、高いラスティング効果を発揮。朝つけた時の美しい発色を長時間キープしてくれる。アイメイクも高機能アイメイクからはリキッドアイライナーとマスカラが登場。フィルムタイプで摩擦や目周りの動きに強い「アイノキ フォルムデザイン リキッドアイライナー」(2色/税抜1,300円)は、よれにくく初心者でも簡単に美ラインを描くことができる。またマスカラは、まつげをしっかりカールさせ360度ボリュームを与える「アイノキ ラッシュアップ パワーマスカラ」(税抜1,500円)と、短いまつげも逃さずキャッチして長く伸ばす「アイノキ ラッシュアップ エレガントマスカラ」(税抜1,500)の2タイプだ。(画像は「AINOKI」公式サイトより)【参考】※「AINOKI」公式サイト
2020年03月26日NARS 2020夏新作『クール クラッシュ』コレクションが、2020年4月10日(金)より一部の店舗とオンラインにて数量限定で発売されます。「アイシャドーパレット」や「ホットフィックス チークパレット」、リキッドルージュ「ローデッド リップラッカー」が登場します。また、3月25日(水)より数量限定で発売する「オーガズムファンタジートリオキット」もご紹介します。NARS 2020夏新作『クールクラッシュ』〈数量限定〉トレンドの輝きあふれるメイクが叶う2020春新作『アフターグロー コレクション』や新アイカラー「パワークローム ルースアイピグメント」(公式サイト・伊勢丹新宿店・meeco・数量限定)が発売中のグローバルコスメブランドNARS。早くも次の新作コレクション情報が到着しています。4月10日(金)より一部の店舗とオンラインにて、数量限定で発売される2020夏新作『クール クラッシュ』コレクションは、熱帯のジャングルや赤土といった大自然を想わせる、大胆なアースカラーやワイルドなヌードカラーが印象的。上品な輝きやリッチな質感で、シックな仕上がりに昇華されています。新「クールクラッシュ アイシャドーパレット」この投稿をInstagramで見るNARS Cosmetics(@narsissist)がシェアした投稿 – 2020年 2月月6日午前5時30分PST写真中央:フェミニンなヌーディーピンクのブランドロゴをあしらった、「アフターグロー アイシャドーパレット」と同じメタル調のシルバーコンパクトに12色をセット。マット・シマー・サテン・メタリックの質感でクリアに発色します。ブルーグリーンやレッドブラウンをアクセントに、ヌーディーなニュートラルカラーを配した、魅力溢れるカラーレンジです。キラめく豊富なヌーディー系でナチュラルメイクに。ブラウンを太いアイラインのように入れると、目もとが締まってスタイリッシュかつトレンディ。ブルーグリーンを差し色にすれば、クールで大胆な魅惑の眼差しが完成します。この投稿をInstagramで見るNARS Cosmetics(@narsissist)がシェアした投稿 – 2020年 1月月20日午前6時02分PST新「ホットフィックス チークパレット」写真左:「クールクラッシュ アイシャドーパレット」と同じデザインのシルバーコンパクトに、チークカラー3色とハイライター1色をセット。1つあればとても便利なパレットです。神秘的でほんのり熱っぽい頬が陽射しに映えそう。新「ローデッド リップラッカー」全4色写真下:パレットとマッチしたパッケージのリキッドルージュです。ヒアルロン酸をブレンドした、シルクのようにしっとりなめらかなリッチテクスチャーが、口紅のような明るい発色・バームの軽やかな付け心地・グロスのツヤやかな輝きの全てを叶えます。カラーバリエは濃淡の絶妙なニュアンスヌード4色。抜け感あるセンシュアルなリップに仕上がり、ナチュラルメイクに、またはアイメインのメイクにお役立ちです。2596‥クリームヌード2597‥ピンクベージュ2598‥テラコッタ2599‥チェスナッツ限定「オーガズムファンタジートリオキット」この投稿をInstagramで見るNARS Cosmetics(@narsissist)がシェアした投稿 – 2019年 7月月1日午前6時33分PDT2019秋に限定発売された「オーガズムファンタジートリオ」(写真)に、「ラディアント クリーミー コンシーラー」(全てミニサイズ)をプラスした限定キットです。あらゆる肌色に合い、健康的な血色感をもたらす「オーガズム」カラーのリップ2種とチークのトリオは、出会いの多い季節に好感度を上げてくれる頼もしいセット。トラベル用やNARSのスターターとしてもおすすめで、プレゼントにもピッタリです。コンシーラーがあれば、隙のない肌で自信が持てそう。「アフターグロー リップバーム」3420写真左:『アフターグロー コレクション』では新6色が登場している、人気のリップバームです。3420はシアーピーチーピンク&ゴールデンシマーで、ほんのり染まったうるみリップに。「オイルインフューズド リップティント」1154この投稿をInstagramで見るNARS Cosmetics(@narsissist)がシェアした投稿 – 2019年 7月月1日午後2時29分PDT潤いのあるサラッとしたテクスチャーで、色づきながら美しいツヤをもたらすリップティントです。1154は桜の花びらのようなシアーなピンク。「ブラッシュデュオ」1179NARSのアイコン「ブラッシュ」の4013Nと「ハイライティング ブラッシュパウダー」をイン。「ブラッシュ」はパッと顔が明るくなるキラめきと高発色で、自然になじみ、キープ力やコスパの良さにも定評があります。「ハイライティング ブラッシュパウダー」との併せ使いで、自然な血色感あるツヤ肌へ。「ラディアントクリーミー コンシーラー」1242この投稿をInstagramで見るNARS Cosmetics(@narsissist)がシェアした投稿 – 2019年 7月月14日午後12時07分PDTカバー力が高いのにナチュラルに仕上がる、と評判のコンシーラーです(写真下がミニサイズ)。1242はピンクがかったピーチで、肌をトーンアップ。今回ご紹介したアイテムの詳細NARS3月25日(水)@cosme SHOPPING(3月24日(火)まで先行予約受付)、NARS POPUP STORE(@cosme TOKYO ポップアップスペース)にて先行発売4月1日(水)公式サイトにて限定発売オーガズムファンタジートリオキット/4,800円(税抜)4月10日(金)公式サイト・伊勢丹新宿店・銀座三越店・meeco・阪急うめだ本店・阪急オンライン・数量限定発売クールクラッシュ アイシャドーパレット/7,600円(税抜)ホットフィックス チークパレット/5,900円(税抜)ローデッド リップラッカー全4色/各3,700円(税抜)
2020年03月25日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)2020年夏コレクションが発表された。“都会のピクニック”に似合うサマードレス“都会のピクニック”を1つのテーマに据えた今季のコレクションは、一枚で“キマる”パーフェクトなサマードレスが主役。手書き風のフラワーモチーフ、ギンガムチェック、大ぶりなボーダー模様、ポップなチェリー柄…といった、夏にぴったりな爽やかなモチーフが、カラフルな色彩と交じり合い、開放的なシーズンの訪れを祝福する。MYスタイルを楽しんで夏の風にふわりとひらめくラッフルに、たっぷりのプリーツ、ウエストをキュッと絞るスモッキング。こうしたフェミニンなディテールが、サマードレスをよりロマンティックな表情へと導いていく。それでいてどこかエフォートレスな佇まいを感じさせるのは、夏らしい軽やかな素材とリラクシングなシルエットを組み合わせているから。足元にスポーツサンダルをさしこめば、草原でピクニックを満喫できるアウトドアスタイルの完成。一方ジャケットをレイヤードすれば、“きれいめ”のパーティースタイルを楽しめてしまうのだ。楽し気なカラーブロッキングレモンをモチーフにした2ピースのルックは、鮮やかなブルー、ピンク、グリーンのカラーブロックをきかせた楽し気な表情が印象的。足元には、その3色の中で最も割合の大きいブルーを差し込むことで、カラフルながらも統一感のあるコーディネートを完成させている。アクセサリーもポップに手元には、ピクニック気分を盛り上げるリンゴ、パイナップル、チェリーのバッグを合わせて。またクリエイティブディレクター、二コラ・グラスの名を冠した私たちのアイコンバッグ「二コラ」には、涼し気なラフィア素材でアップデートした新作が仲間入りする。
2020年03月24日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、2020年秋冬プレコレクションのアイテムを3月20日より発売する。ルイ・ヴィトンでのディレクションを通してメンズ・ワードローブの探求を続けるメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー。今シーズンは、メンズウエアにおいての核とも言える“伝統”がクリエーションの出発点となっている。ローンチ第1弾として発売されるのは、モノグラム・フラワーをあしらった「マルチカラー・モノグラム」。20世紀初頭のモダンアート運動に着想を得て、円、正方形、線、長方形といった幾何学模様をカラーでペイントし、シグネチャーであるモノグラム・フラワーと組み合わせたグラフィカルなアイテムがラインアップする。6月にはカモフラージュをあしらったアイテムが登場する。カウンターカルチャーのシンボルであるカモフラージュにモノグラム・モチーフを融合させ、ウインドブレーカーやパーカといったカジュアルなアイテムから、ダブルフェイスのアウターまで様々なアイテムに展開。今秋にはテーラリングが登場予定。フィット感のあるシルエット、伝統的なストライプスーツをベースに、ミッドレイヤーを合わせたスタイルや、カモフラージュ・モチーフを施したボンバージャケットタイプのイブニングジャケットなど、伝統に現代のエッセンスを融合させたアイテムがそろう。Photographer : Norbert Schoerner
2020年03月18日バレンシアガ(BALENCIAGA)が、2020年フォールコレクションのルックを公開した。Courtesy of BALENCIAGACourtesy of BALENCIAGA
2020年03月16日2020年3月12日(木)からマーキュリーデュオ(MERCURYDUO)の全店で販売されるマーキュリーデュオ 2020年夏コレクション。今回は、新ビジュアルで公開したフリーアナウンサー・田中みな実が着こなすスタイルから新作をピックアップして紹介する。田中みな実を起用したビジュアルは、マーキュリーデュオの公式通販サイト「ランウェイ チャンネル」内WEBマガジンとして公開されており、これが第2弾となる。休日を垣間見るように横たわってリラックスしたポーズや、やわらかな表情を見せる田中が、背中や肩をさりげなく露出するトップス、女性らしいシルエットのニットワンピースなどを着こなした。スタイルアップ効果も!レイヤードが楽しめるリブニットワンピースワイドリブに少し広めに開いたネック、セパレートのシフォンスカートとのレイヤードで、トレンド感満載のキレイめスタイルが楽しめる、ウエストサッシュプリーツドッキングリブニットワンピース。ウエストに付いた太めのリボンを結べば、スタイルアップ効果もばっちり。さらに、ニットワンピースとスカートは別々でも着用が可能なので着こなしの幅も広がりそう。ライトグレーのほか、オレンジ、ラベンダー、ベージュを展開する。ドキッとする後ろ姿で女子力向上、カシュクールリブニットドキッとするセクシーな後ろ姿が魅力のバックオープンカシュクールリブニット。バッグはリボンになっているので、仕草の余韻まで“フェミニン”を楽しめる。ベルト付のワイドパンツと合わせれば程よくマニッシュなスタイルの完成。“華奢みせコーデ”の強い味方、ハンドニットカーディガン身頃と袖の大きなケーブルと、手編み風のふわっとしたボリュームで、愛され“華奢みせコーデ”の強い味方になってくれそうなコットンモールハンドニットカーディガンもおすすめの1枚だ。着丈は短めなので、重たくなりすぎず、ワンピースなどとの相性もいい。カラーは、オフホワイトとキャメルを用意している。トレンド感&着回し力抜群のジャンスカトレンドのジャンスカを、デニムとリネンで再現。上半身はすっきりと、ウエストから裾にかけてはたっぷりとボリュームをもたせた。肩ひものバッグルや何重にも巻いた細いウエストリボン、カラーステッチなどこだわりも随所に散りばめた。1枚で着こなしてシャツを羽織るのもOK、下にレイヤードして着るのもOKなのが嬉しい。足元はサンダルでリゾート感を出すのもいいが、スニーカーで思い切りカジュアルに遊ぶのも楽しいかも。【詳細】マーキュリーデュオ 2020年夏コレクション発売日:2020年3月12日(木)取り扱い:全国のマーキュリーデュオ店舗、公式通販サイト「ランウェイ チャンネル」【問い合わせ先】マーキュリーデュオTEL:03-5447-6533
2020年03月15日イザベル マラン(ISABEL MARANT)2020年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。80年代ライクのパワーショルダー再び2019年秋冬コレクションに続き、イザベルマランは今季も80年代のタイムレスなファッションスタイルを追求しているようだ。ランウェイに登場したウィメンズのピースは、ブラウス、ニット、ジャケット問わず一貫してパワーショルダーが基本。丈はウエスト位置で短くカットし、モダンなムードを添えているのが特徴だ。アイテムごとに異なるそのシルエットへのアプローチも興味深い。柔らかなニットはボディ×アームを立体的につなぎ合わせることで、軽やかなブラウスは構築的なベストとのレイヤードスタイルによって、その独特なフォルムを再現。またツンと上を向く、3Dのエッジィなショルダーラインを組み合わせたワンショルダードレスも観客の目を誘った。逆三角形を強調散見されたのは、太めのベルトでウエストマークした“逆三角形”のスタイリング。またコレクション全体に共通することだが、足元はややマニッシュなショートブーツで統一されている。堂々と闊歩するモデル達の姿から映し出されるのは、力強く自信に満ちた女性像。同時に展開されたメンズコレクションの、比較的なだらかなシルエットと対比することで、よりそのパワフルな表情がランウェイに映し出される。パレットカラーは、アイボリーをはじめ、ブラックやグレーを多用したややマニュッシュな印象。時折現れたシックな花柄によって、静かなフェミニティを感じさせる。また衣服やアクセサリーの装飾には、シルバーのシルバーのスタッズやビーズを取り入れることで、マットな世界に繊細な煌めきを投じていた。
2020年03月14日フィルメランジェ(FilMelange)の2020年春夏コレクションが発表された。海の情景を想起させるムード今シーズンのフィルメランジェには、海の情景を想起させるムードが漂っている。今季のシグネチャーであるダブルジャガードアロハは、50年代のクラシカルなアロハカーディガンをベースに編み立てたオリジナル柄。サマーニットのトップスやタンクトップの上にのり、爽やかな雰囲気を醸し出している。リラクシングなタイダイ柄のロングワンピースやTシャツは、浜辺にふさわしい鮮やかなカラーリングで。オリジナルのボーダーピッチを採用したライトベージュ&ブルーのTシャツも、マリンルックを完成させるのに欠かせないアイテムだ。スキッパーポロシャツはゆったりとしたシルエットで、リゾート感を演出してくれる。どこか懐かしい雰囲気コレクション全体にどこか懐かしい印象をもたらしているのは、ヴィンテージのベースボールウェアからインスピレーションを得たアイテムなど。程よいムラ感があり、着れば着るほど味が出る表情豊かな生地を用いたベースボールシャツは、ベージュ×オレンジといったブランドらしいポップな配色で仕上げている。アイランドスリッパとコラボ足元を彩るのは、ハワイのビーチサンダルブランド・アイランドスリッパ(Island Slipper)とのコラボレーションサンダル。日本の草履を着想源にしたハンドメイドのサンダルは、心からリラックスできる快適な履き心地。アイランドスリッパの中でも最もアイコニックなモデルであるPT203をベースにしたコラボレーションサンダルには、フィルメランジェのオリジナルアロハ柄をプリントしている。
2020年03月13日ネヘラ(NEHERA) 2020年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。1940年代をミックス今シーズンは、40年代の洗練されたスタイルを閉じ込めた、現代の機能的なワードローブを提案。過去と現在の出会いによって、新旧交えたシルエットと、モダンなファブリックでアップデートしたコレクションを展開する。モダンにブラッシュアップどこか懐かしい、ゆったりとしたシルエットが目を惹くコレクションだが、“古くささ”を感じさせないのは、斬新なアプローチによるモダンな要素が同居しているから。例えば温かみのあるニットウェアは、ウエスト丈で大胆にカッティング。また緩やかなテーラードパンツも踝丈にブラッシュアップし、レースアップのレザーブーツをさしこんで、さり気ないエッジをきかせている。ドレスに浮かび上がるパターンクラシカルなドレスやブラウスに浮かび上がるのは、木や煙をモチーフにした、地元職人による“焼絵”をデジタルプリントさせたもの。まるで抽象画のような、アーティスティックな表情が印象的だ。ハイネックのワンピースは、しっとりとした落ち感も相まって、エレガントな表情へと導いている。前シーズンの布を集めてサステナブルな取り組みに力を注いだ今季は、古くなった布地を使用したワード―ローブも登場。そのシンボルとなるのは、パッチワーク風に仕上げたユニークなシアリングコート。前シーズンのファブリックを繋ぎ合わせることで生まれたこの一着は、クラフト感溢れる温かみのある表情が魅力で、冬の寒さからもしっかりと守ってくれる。パレットカラーは、ベージュ、黄土色、ペールグレー、ホワイトといったニュートラルカラーを基調に。クラシカルな表情のバケットハットを取り入れたルックでは、ジャケットのインナーとハットをホワイトの同一色にすることで、統一感のあるモダンなムードへと引き寄せていた。
2020年03月12日・2020年3月13日(金)に発売される、ロンドンを拠点に活躍するアーティスト『モラグ マイヤーズコフ』とのコラボで、遊び心のあるグラフィックやジオメトリックなデザインが特徴的なBOBBI BROWNの限定コレクションをご紹介。・・・◆スウォッチ3枚目:プレイ ドリーム ラブ アイ パレット・4枚目:ハイライティング パウダー・5枚目:クラッシュド リップ カラーL01 ピーチパッション(ナチュラルピンク)L02 ロージードリーム(リッチモーヴ)・・・◆Item#BOBBIBROWN・*プレイ ドリーム ラブ アイ パレット限定1種/8,000円(税抜)・*ハイライティング パウダー限定1種/5,800円(税抜)・*クラッシュド リップ カラー限定2⾊/3,700円(税抜)・このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2020年03月12日ロシャス(ROCHAS) 2020年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。アレッサンドロ・デラクアのラストコレクションクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・デラクアが手掛けるラストコレクションとなる今季。ランウェイの上には、2013年より自身がメゾンでデザインした代表的なアイテムを復刻させた、タイムレスなコレクションが姿を現した。アーカイブとのドッキング“過去と未来”の対話の中にデラクアが求めたのは、年月と季節を超え愛されるファッション。今季のコレクションの中には、ゴールドの刺繍がほどこされたシャツや、フリンジのグリッタースカート、ブロケードのゴージャスなドレス、コウモリの様な形状をもつバット・サングラス、そして彼のシグネチャーであるプラットフォームサンダルが合わさり、モダンな表情へとアップデートされていく。流行の入れ代わりが激しいファッション界で、彼の作り上げたタイムレスな美しさは、“時間の概念”を取り払うと同時に、均衡のとれたハーモニーをランウェイの上で奏でている。マスキュリン×フェミニンクチュールメゾンとして誕生したブランドのDNAを受け継ぐドレススタイルと共に、今季はマスキュリン×フェミニンの相反する要素をドッキングしたスタイリングも目を惹く。ウールの肉厚なボーイシャツには、軽やかに舞うパテントレザーのプリーツスカートを組み合わせ。またクチュリエの繊細なテクニックを感じさせるフェザー付きの華やかな生地は、オーバサイズで仕上げた3ピースのジャケットスタイルへと姿を変えている。メンズモデルによる着こなしもさらに今季は男性モデルを起用したウィメンズルックも登場。ブロケードのブラウス×スカート、フリンジのように煌めく装飾をあしらったブラックドレスなどを、凛とした佇まいで闊歩する彼らの姿が観客の目を誘った。カラーパレットカラーは、ベーシックな色合いに、スパークリング・バイオレッ トやブライト・ターコイズといった鮮やかな色彩を織り交ぜて。単色で3ピース以上を組み合わせているのも特徴で、スパークリング・バイオレッ トを主役にした着こなしには、丈と濃淡の異なるジャケットのレイヤードによって、柔らかなグラデーションを生み出していた。
2020年03月12日クロエ(Chloé) 2020年秋冬コレクションが、フランス・パリにて発表された。3人の女性アーティストとコラボレーションナターシャ・ラムゼイ=レヴィが今季描き出すのは、様々なフェミニニティの概念が交差する中で、固定概念から脱却しようとする女性たちの複雑な心の情景。そのクリエーションの一助を担ったのは、異なる国で活躍する3人の女性アーティストたちの存在だ。マリオン・ヴァーブームによる豊満なトーテムが飾られた会場に流れるのは、マリアンヌ・フェイスフルのクラシックな詩の朗読。視覚のみならず、聴覚にも働きかける神秘的な演出で始まったショーには、リタ・アッカーマンが描く精霊のような少女のイラストレーションがレディ・トゥ・ウェアやアクセサリーに登場し、現代のフェミニティの意味合いをあらゆる角度から問いかけていく。マニッシュなピースに交わる、フェミニンな要素メンズライクなシャツドレスや、ハンティングジャケット、ワイドデニム、オーバーサイズのフレアスーツといった、マスキュリンなピースには、手作業で施された繊細なディテールで、フェミニンな要素を交えていく。真珠のように輝く立体的なペイズリーや襟にあしらわれたビーズ、イギリス刺繍などが、コレクションにさり気ないロマンスをもたらしているのだ。ウエストマークのスタイリングまたマニッシュなジャケットスタイルは、レザーベルトでウエストマーク。パワフルな装いの中にも、女性らしい柔らかなシルエットを描きだしているのが特徴だ。芸術的なモチーフもカラーは、ヘザーやドゥーン、オークル、チェスナット、ダスティーブルーなどを基調に。落ち着いたな表情のパレットの中、ペイズリープリントのパッチワークや水玉柄といったモチーフがコレクションにリズムをもたらしていく。ショーの終盤には、これらのモチーフの代わりに、芸術的なペタルビーズを施した妖精のようなイブニングドレスが登場。足元は、レースアップブーツを差し込んで、力強く闊歩しているのが印象的だった。新作アクセサリー今季のコレクションに登場したアクセサリーには、アンティークなムード漂うアゲートビーズの首飾り、ハンマーメタルのリーフをモチーフにしたイヤリングやバングル、カフスがラインナップ。またモデルの手元には、モノグラムが特徴的な大容量のトートバッグ「fredy」やマイクロクロスボディの「franne」をはじめ、クロコダイルの型押しを施したミニサイズの「daria」など、新作バッグが多数散見された。
2020年03月12日アシードンクラウド(ASEEDONCLOUD)は、2020年春夏コレクションを発表。花から生まれた種をまく「採種発」ブランド設立10周年の節目に当たる前シーズン“雲上花”で雲の上に咲いた花。今季はその花から生まれた種をまき、今後を見据える“採種発”=再出発をテーマに掲げる。物語の主人公は、前シーズンにも登場した、花を育てる双子たちだ。野草など約120種の押し花プリント象徴的なのは、ぺんぺん草やオオバコ、シロツメクサといった道草や種、草の根など約120種類の植物を押し花にしたプリントワンピースやブラウス。地面にまかれた種から発芽し、のびのびと生きる野草や野花から着想を得た、自然の中に存在する多様な美しさが表現されている。京都の染色工場でプリントを施した、綿シルク生地はふわりとしなやかな質感が魅力。穏やかな色味と繊細なタッチで、生き生きとした植物の世界が表現されている。ツユクサの刺繍土のようなブラウンのニットベストに重ねたブラウスには、1日花のツユクサを刺繍。裾に咲く花の青い色彩が、軽やかな生成りの生地にささやかな華やかさをもたらしている。裾をロールアップして履いた、分量感のあるデニムワイドパンツが活動的な印象を添える。作業着から着想のオーバーオールやジャケット園芸や農作業をする際に身に着ける、作業着から発想したウェアも散見された。身体を丸ごと包み込んでカバーするオーバーオールは、ゆったりとしたジャケットとセットアップで着用。シンプルなデザインながら、程よくラフなシルエットとイノセントな表情が印象的だ。その他、ベストやスモック、カーキのパンツにもそれぞれ大き目のポケットを配し、ワークウェア仕様に仕上げている。天気や気温から身を守るコートやスカーフドレスシワ感のあるリネンのグレンチェック地で仕立てたケープ付きのコートや、ざっくりとしたドロップショルダーのコートといったアウターは、雨や気温などの天候の変化から身を守るように、しっかりと身体を覆ってくれる。セーラーカラーを採用したノースリーブのドレスは、環境の変化に対応できるスカーフ付き。風を通すような広がりのあるフォルムは、背面に施されたギャザーによって、横からでもきれいなシルエットに見えるのが魅力だ。
2020年03月11日・2020年3月13日(金)より、一部数量限定で発売される、NARSの“輝きメイク”を叶える20年春コスメ「アフターグロー コレクション」をスウォッチでご紹介。・・・◆Item#NARS・*アフターグロー アイシャドーパレット7,600円(税抜)<数量限定>・*オーバーラスト チークパレット7,600円(税抜)<数量限定>・*アフターグロー リップバーム新6色/各3,500円(税抜)・このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2020年03月10日セオリー(Theory)が、2020年サマー&プレフォールコレクションを発表した。
2020年03月10日セオリー(Theory)が、2020年フォールコレクションを発表。テーマは“NIGHTFALL”。
2020年03月10日ハルノブ ムラタ(Harunobu Murata)の2020年秋冬コレクションが、イタリア・ミラノで発表された。ブランドのデビューから1年、2度目のミラノ・ファッションウィークへの参加となる。陶藝家・瀬川辰馬の器から着想今シーズンのインスピレーション源になったのは、陶藝家・瀬川辰馬の作品。瀬川が生み出すモダンな器の静謐なフォルムや質感、色彩をコレクションに落とし込むことで、気品あふれる女性像を描き出す。プレゼンテーションに登場したモデルのウエストには、瀬川がこのために特別に製作した作品がアクセサリーとしても用いられている。陶器の佇まいを彷彿とさせる洗練されたシルエットアイテムはロングコートやテーラードジャケット、ワイドパンツなど様々だが、共通するのは瀬川の陶器を彷彿とさせる洗練された佇まいだ。ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が手掛けるジル サンダー(JIL SANDER)などで経験を積んだデザイナー村田晴信が得意とする、クリーンでシンプルなカットが存分に生かされている。一見するとミニマルだが、ロング丈のシャツやワンピースには深いスリットが入っていたり、ワイドパンツは布が優美にたゆたうようにボリュームが設計されていたり。今シーズン初登場したダウンジャケットは、クチュールシェイプを意識したシルエットで、羽織る人の姿勢を美しく見せてくれる。デザイナー村田が「ポケットに手を入れて佇んでいる女性をイメージしながら、女性の姿勢や仕草、今季は特に佇まいを意識してデザインした」と語るように、この美しいシルエットは洋服を纏う人がいてこそ本領を発揮する。陶器の風合いを反映したテキスタイルテキスタイル選びにも、今季のテーマを反映。光沢感とシワ感を備えたサテン風ファブリックや、レザーのような質感のボンディングしたウールビスコースなど、様々な表情を織り交ぜることで、陶器が持つ独特の風合いを表現している。またクラフトマンシップを感じさせるディテールとして、生地の糸を抜いたり、ほつれさせたりして、温かみのある手仕事の痕跡を残した。ニュアンスのあるブルーをアクセントにカラーパレットは、陶器をつくるプロセスからインスピレーションを得たブラウンをメインに。グレーやホワイトも色調を絶妙に調整し“土っぽい”ニュアンスが出るように設計している。瀬川が得意とする美しいブルーの色合いは、アクセントカラーとして投入した。“置く”こともデザインした自立するバッグスタイリングのアクセントとして取り入れられた構築的なフォルムのバッグは、自立するデザインがポイント。携えるときだけでなく“置いた”時にも美しいバッグをデザインしようという発想を起点に、メタリックなオリジナルの金属パーツを施したスクエア型のバッグを完成させた。ストラップを駆使することでショルダーバッグやクロスボディバッグとして使うことができ、実用性にも優れている。
2020年03月07日プラン シー(Plan C)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。スポーティー&ミリタリーでエフォートレスな装いにおもちゃやインテリアで影を作った遊び心溢れる空間を舞台に、プレゼンテーション形式で初披露となった最新コレクション。今シーズンも、スポーツウェアやワークウェアといったエフォートレスな取り入れることで、プランシー流のアーバンユニフォームを作り上げている。スポーティーなムードを醸し出しているのは、カラーブロックのジップカーディガンやキルトのパフジャケットなど。ミリタリー感漂うアースカラーのフェルトウールを用いたジャケットやワンピースもある。プレイフルなカラー&プリントプランシーが得意とするプレイフルなプリントは今季もふんだんで、ポルカドットのプリーツスカートや、流れるようなシルエットのフラワープリントドレス、クリーンなストライプシャツなどがコレクションを彩る。クリエイティブ・ディレクターのカロリーナ・カスティリオーニの娘マルガリータが描いたブランドのシグネチャー“ビアンカ”は、ベルテッドジャケットの胸元に飾って。マルガリータが映画館で3D眼鏡をかけているイラストは、Tシャツに大胆に配した。レイヤードで遊び心をコレクションにより一層の遊び心をもたらしているのが、ミックス&マッチなレイヤードスタイル。ストライプのニットケープはテーラリングの要素を加えたダブルブレストコートの上に重ねて。チェック柄のプリーツスカートは、裾に向かってわずかに広がるスリムパンツと組み合わせて、意外性のあるルックへと導いている。シューズ&バッグをアクセントに足元には、チャンキーソールのブーツやマニッシュなダービーシューズ、グラフィカルなヒールを組み合わせたメタルバックル付きパンプスなど、存在感溢れるシューズを合わせて。ブランドを象徴するコーティング加工を施したキャンバス地のプリントバッグには、新色イエローが加わった。
2020年03月07日ラコステ(LACOSTE) 2020年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションが、2020年3月3日(火)にフランス・パリ市内で発表された。モダンに楽しむスポーツウェアスポーツを起源に持つラコステが今季会場に選んだのは、パリの老舗テニスクラブ・ド・パリ。今季は、ブランドのヘリテージに敬意を示しながらも、様々な要素をプラスすることでモダンにブラッシュアップ。ニットウェアに変身したポロシャツや、モヘアニットで温かみのある表情に仕上げたテニスセーター、膝下丈まで伸ばしたプリーツスカートがコレクションの中で交わっていく。レイヤードスタイルが主流スタイリングは、タートルネックを差し込んだレイヤードスタイルが主流。秋冬のアウターと合わせるときは、オーセンティックなロングコートを選ぶことで、現代的なスポーツミックスの着こなしを創り上げている。またウィメンズでは、ウエスト周りをベルトでキュッと絞った女性らしいアプローチも見て取れた。ポップなカラーパレットパレットは、グリーン、ピンク、オレンジ、ミント、イエローといった鮮やかな色彩に加え、様々なチェック柄&ボーダー柄が登場。2カラー以上を組み合わせるのが基本で、ポップで楽し気なムードを演出している。またこれらのパレット1つにドッキングさせたカラーブロックのポロシャツもランウェイに。モヘアニットなど、異素材もミックスすることで、面白みのある表情を作り上げている。“ワニ”柄シャツ×テーラリング美しいテーラリングの表情が印象的な細身のスーツスタイルは、ボタンを開けてラフに着こなすのが気分。差し込まれたYシャツは、アイコニックな“ワニ”柄を散りばめて、ブランドらしい遊び心をプラスしていた。
2020年03月07日アンプリチュード(Amplitude)から、2020年夏のコレクション「Aquarelle Summer Color」が5月27日より発売される。2020年夏のコレクション「Aquarelle Summer Color」は、水彩画の世界から着想を得て誕生。軽やかなニュアンスを湛えたカラーと、水面の輝きのようなパールの煌めきや揺らめきを宿した、“透き通る感”をキーワードにしたクリアで涼やかなアイテムがそろう。リキッドアイシャドウ「Amplitude コンスピキュアス リキッドアイズ」「Amplitude コンスピキュアス リキッドアイズ」(各3,800円・全6色)ニューアイテムの「Amplitude コンスピキュアス リキッドアイズ」は、みずみずしくのび広がり、さらっとしたテクスチャーへと変化するウォーターベースのリキッドアイシャドウ。色の濃淡によって乾くスピードが計算されているので、まぶたを染めるように均一に一体化。濁りのないシアーな発色と濡れたような上質な煌めきをもたらし、目元に“透き通る感”と涼しげな奥行きを演出する。抜群の密着力で時間が経ってもよれにくく、汗や皮脂にも強いので、メイクしたての仕上がりが持続する。クリームチーク「Amplitude コンスピキュアス クリームチークス」「Amplitude コンスピキュアス クリームチークス」(各4,000円・新色3色)肌に乗せた瞬間パウダーへと変化し、溶け込むようにふんわりと広がる新触感のクリームチークには、夏の肌を引き立てるような新色が仲間入り。カラーバリエーションは、ピュアでキュートな中にもセクシーさを秘めた「06 ベビーピンク」、肌にナチュラルに馴染みフレッシュな印象をつくる「07 クリアオレンジ」、肌の奥から滲み出るような血色感の「08 チェリーレッド」の3色。肌に生き生きとした血色感と光沢感を与え、骨格の美しさを際立たせてくれる。リップグロス「Amplitude コンスピキュアス リップグロス」「Amplitude コンスピキュアス リップグロス」(各4,100円・全6色)限定アイテムとして発売され大人気だったリップグロスが、発色のよさと滲みにくさ、美しい光沢にこだわりブラッシュアップされ、定番品となって登場。唇にぴたっと密着し、透き通るような鮮やかさと艶やかさを表現。ぷっくりとした立体感と潤い感を与えながら魅惑的な唇を演出してくれる。クッションのような厚みのある使い心地ながら、重さやベタつきは感じず、クリアな発色が長時間続く。ネイルカラー「Amplitude コンスピキュアス ネイルカラー」「Amplitude コンスピキュアス ネイルカラー」(各3,500円・限定3色)美しい艶感と持ちの良さが特徴のネイルカラーには、鮮やかなクリアベースにシマーなガラスパールをふんだんに配合した限定カラーが登場。ヘルシーでフレッシュな印象の「23 シマリングオレンジ」、可愛らしさも感じるセンシュアルな「24 シマリングパープル」、快活で爽やかな「25 シマリンググリーン」といった遊び心溢れるカラーがラインアップし、どれもクリアな発色と奥行きのある輝きで指先に彩りを添えてくれる。一度塗りでも重ね塗りでも綺麗に発色するので、気分に合わせて様々な表情を楽しむことができる。
2020年03月06日ビューティフルピープル(beautiful people) 2020年秋冬コレクションが、2020年3月2日(日)フランス・パリで発表された。メンズラインが初めて加わったショー開催となる。見えないモノへと目を向けて会場一体の柱を“断熱材”で包み込む演出が施された今季のビューティフルピープル。本来“建物の外側と室内の間”に配置されるその建築資材は、誰の目にも触れることがないが重要な役割を担うものだ。そしてこの“見えないもの”に着目し、2019年春夏コレクションよりブランドが取り組んでいるのが、「サイド C」という新たな衣服へのアプローチ。通常の洋服には無い“間”を作ることによって、複数のアレンジを楽しめるコレクションが、今季もランウェイの上へと姿を現した。“何かが違う”リアルクローズニットウェア、アウター、プリーツスカート、カーゴパンツ…。日常で楽しめる秋冬のリアルクローズに目を向けた今季は、特別な装飾を加えないミニマルな着こなしが目立つ。しかしながら、「サイド C」というアイディアのもと、解体と再構築を繰り返した一連のワードローブは、どこか日常とはかけ離れた“違和感”があるのも事実。一部の生地がねじ曲がっていたり、どこからともなく生地が切り替わっていたり、まるで服を二重にしてきているように見えたり…。クラシカルなアイテムに変革をこうした手法が、オーセンティックなアイテムと掛け合わせることで、本来あるはずのないユニークな表情を生み出しているのが印象的だった。例えばカジュアルなニットウェアに首から掛けられたドレスは、おそらく本来はダブル仕立てのロングジャケットとなるもの。モデルが後ろを振り返ると、まるでエプロンのように背中がぱっくりと空いており、首とボディの間に本来はあるはずのない“間”が存在することに気付かされるのだ。また美しいカッティングが伺える優雅なケープには、フロントから設けられた段差によって、全く表情の異なるグラフィックが顔を出す。ここから一体どんな姿へと変えるのか…?種明かしのない演出ではあるものの、観客たちあらゆる“可能性”に想像力を膨らまし、ワクワクと心を躍らせるのである。ジェンダーレスなカラーパレットパレットは、落ち着いたブラック、グレー、カーキを基調に、鮮やかなオレンジ、レッド、ブルーといったカラーをアクセントに加えて。今季会場を“飾った”断熱材が着想となる透け感のあるプリントは、メンズ・ウィメンズ共に展開されたダウンジャケットの上へと登場。こちらはプレーンな表情も持つ片面と共に、リバーシブルで楽しむことができる。新作バッグも登場メンズ・ウィメンズ共に手にしていたのは、“種明かし”付きのバッグ。上下両方にクチがあるその不思議なバッグは、トートバッグと巾着タイプを上下にドッキングさせ両方の機能を備えていることを示唆しており、そのカラーもそれぞれ異なる。1つのアイテムから複数の使い方を見出すことができるユニークなアイテムは、私たちに“自由”を与えると同時に、エシカルな方法でファッションを楽しめる大切なキーも握っている。
2020年03月06日ニナ リッチ(NINA RICCI)2020年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。レイヤードで生み出すフェミニンなムード今季のニナ リッチは、レイヤードによって作り出す秋冬のフェミニンな装いを提案。本来マニッシュなムードをもたらすジャケットスタイルには、大きな襟付きのドレッシーなブラウスやワンピースをインサート。その特徴的な襟はラペルの上へと重ねるだけでなく、スリーブや裾もアウターよりもほんの少し丈を長くすることで、ドレッシーな表情を加速させる。シルエットに変化球をまた秋冬のアウターの“形そのもの”に変化球を加える斬新なアプローチも行われた。本来ビッグシルエットのチェック柄のジャケットスタイルは、アーム&胸下を大胆にカットすることで、レーシーなインナーを主役に見せるような装いに。また、もとよりフェミニンなアイテムであるケープコートは、ギャザーをたっぷりとよせて膝丈まで伸ばすことで、ふんわりと柔らかな表情をプラスしてくれる。足元にはブラックレザーのショートブーツを合わせた、“甘すぎない”大人の女性の為の着こなしが提案された。流れるようなフラワーモチーフ淡い色彩やアースカラーなど、プレーンなパレットが並ぶ中、ラストに掛けては黒地に鮮やかな花が咲くフラワーモチーフが登場。オーセンティックなチェック柄ジャケットと組み合わせた花柄のスカートは、軽やかなテキスタイルで仕立てたことで、ふわりと流れるエレガントな表情をプラス。頭には、真っ赤なバケットハットを組み合わせて、モダンなアクセントを加えていた。
2020年03月05日sacai (サカイ)2020年秋冬コレクションが、2020年3月2日(月)フランス・パリ市内で発表された。3次元のフォルムを超えて視覚的な4次元のシルエットを探求するため、対称的な“重さ”のファブリック同士を組み合わせるアプローチを行った今季のsacai。動きが加わることで、異なるシルエットへと変化する、意外性に富んだエフェクトを持っているのが特徴だ。ドレッシーな表情へと導くマニッシュなアイテム例えば静止しているとジャンプスーツに見えるピースは、軽やかな素材でアレンジを加えることで、歩き始める流れるようなドレスへとチェンジ。また本来マニッシュな要素を持つピースには、クチュールライクなアプローチを加えてドレッシーな表情へと昇華させる。ジャケットとドキングさせた、MA-1ベースのドレスは、艶めくサテン生地を使用することで、女性らしさをぐっと引き立てているのが印象的だ。カラーにも一捻りまたカラーにアレンジを加えたアプローチも。ミリタリー風のニットウェア×スカートは、ピュアなオールホワイトで統一することで、本来ミリタリーの持つタフなムードをそぎ落としている。ジャケットスタイルを再解釈ジャケットスタイルに取り入れられる、本来“セット”となるアイテムを、1つのピースでドレッシーに再解釈している点も興味深かった。白シャツのドレスは、テーラリングパンツを再構築した“フロントなし”のスカートと組み合わせ。またスーツ地で使用されるマニッシュなボーダー柄はロングドレスへと姿を変え、ジャケットとのセットアップで提案されている。異なる姿に変わりながらも、私たちにとって既視感のある組み合わせは、一種の“安心感”をもたらしてくれるのだ。NASAの宇宙のイメージプリントもブラックやホワイト、ブラウン、ネイビーとプレーンなパレットが目立つ今季は、グラフィカルプリントが、コレクションにリズムをもたらしていく。“4次元”の概念を伝える、 NASAの宇宙のイメージプリントや、Alexander Girardとコラボレーションしたロング丈のドレスの上に登場。アシンメトリーなカッティングによってより動きをもたらし、躍動感の溢れる表情に仕上がっていた。
2020年03月05日セリーヌ(CELINE) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月28日(金)にフランス・パリで発表された。会場に漂うクラシカルなムード今季で4度目のショー開催を迎える、エディ・スリマン率いるセリーヌ。今シーズンは、セカンドシーズン以降提案している、ブルジョワスタイルのムードを引き続き踏襲。クラシックでありながらデイリーウェアとしても着用できる、現代女性の為のワードローブがランウェイへと登場した。クラシカルな装飾の襟元カジュアルなデニムパンツとのスタイリングが提案された前シーズンとは異なり、今季はよりクラシカルなムードを強めているように感じられる。その上質な質感が伝わるブラックやブラウン、ネイビーと色味を抑えた細身のジャケットスタイルは、大き目の襟やたっぷりのフリル、スカーフカラー、蝶ネクタイなど、首元にポイントをおいたシックなブラウスをインサート。しかしながら、膝丈上に設定した短めのスカートと、フロントをラフに開けたジャケットの着こなしによって、モダンな要素をプラスするのも忘れてはいない。パイソン柄×クラシカルの融合本来出会うはずのない要素も1つのピースの中でミックス。大きな白襟をつけたクラシカルなワンピースは、エッジのきいたパイソン柄と融合することで、現代に引き寄せたエレガンスを作り上げる。細身のレザーベルトでウエストはキュッと絞りながら、Vネックの襟元のカッティングは深めに入れることで、バランスのとれた抜け感を演出している。デニムパンツのルック再び今季のデニムパンツを使用したルックは、ロングブーツを組み合わせた、すっきりとしたシルエットでクリーンな印象に。また古典的なラッフルカラーの白トップスは、ニットで仕立てることで秋冬にぴったりな温もり溢れる表情へと導いている。繊細に煌めくドレスもショーのラストには、スパンコールやビーズの刺繍をあしらった、エディらしい煌びやかな装飾のドレススタイルが登場。しかしながら“華美”という印象よりも、1つ1つの繊細なクチュールテクニックを感じられるものばかりだ。足元には、レザーのロングブーツでエッジをきかせて。またコレクションの中には、フランスを代表する彫刻家、現代美術家のセザール・バルダッチーニとコラボレーションした特別なゴールドのネックレスもアクセントとして加えられていた。
2020年03月05日