東海旅客鉄道(JR東海)は12日、5月30日に公表された南海トラフ巨大地震に伴う津波浸水想定域図(愛知県)を踏まえ、同社の「津波危険予想地域」を7月末に見直すと発表した。新たに愛知県内の東海道線および武豊線の4区間約5キロメートルを追加する。今回追加される区間は、東海道線が逢妻~大府、大高~熱田の2区間約3キロメートル、武豊線が尾張森岡~緒川、乙川~半田の2区間約2キロメートル。これらの区間には「津波警標」を設置するとともに、「津波避難地図」を作成して乗務員に常時携帯させる。なお、東海道新幹線に対する津波危険予想地域の指定はない。同社はこれまで、自治体によるハザードマップを基に津波到達が予想される地域を津波危険予想地域に指定。現在の津波危険予想地域は、静岡県内の東海道本線が吉原付近や由比付近など約23キロメートル、三重県内の関西本線が弥富~河原田約17キロメートル、参宮線が宮川~鳥羽約15キロメートル、紀勢本線が下庄~徳和、梅ケ谷~新宮約91キロメートル、名松線が松阪~伊勢八太約5キロメートルの合計約151キロメートルとなっている。津波警報発令時には、同地域内に新たに列車を侵入させないようにするほか、指令による指示または乗務員の自主判断により乗客を誘導するよう指導。また、地震等により停車した際には、運転士の安全確認により、津波の恐れのないところまで迅速に列車を移動させることを明確にしている。同地域内の線路には、約100メートルごとに避難場所までの方向を示した「津波警標」を設置。地域内を乗務する全ての乗務員に避難場所やルートを示した「津波避難地図」を常時持たせているほか、全編成に「発電機能付き携帯ラジオ」を搭載している。現在は全編成に「避難橋子」の備え付けを進めている途中で、津波避難に対応した「避難場所案内図」も地域内の全駅に掲示する予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月13日内閣府は18日、マグニチュード(M)9クラスの南海トラフ巨大地震が発生した場合の被害想定(第二次報告)を発表した。それによると、全国の被害総額は最大で約220兆円3,000億円に上る恐れがあることがわかった。被災地における建物などの資産やインフラ損壊の直接的な被害総額は約169兆5,000億円。これは東日本大震災の被害総額の約10倍に当たる。内訳は、民間部門が約148兆4,000億円、準公共部門(電気・ガス・通信・鉄道)が約9,000億円、公共部門が約20兆2,000億円。企業が被災するなどして、生産・サービスが低下したことによる全国の経済被害は約44兆7,000億円、道路、鉄道の寸断による全国の経済被害は約6兆1,000億円と試算している。なお、防災・減災対策を推進することで、資産等の被害額は約80兆円に半減するほか、津波避難の迅速化などを行うことにより、生産・サービス低下による被害額は約32兆円に減少すると推計している。ライフラインについて見ると、地震発生直後には東海、近畿、山陽、四国、九州などの各地方で約2,710万軒が停電し、1週間後でも88万軒で停電が続くと予測。断水の影響は、地震発生直後で約3,440万人、1カ月後で約460万人に上る。都市ガスについては、地震発生直後で約180万戸が停止すると見られる。避難者は断水の影響を受けて1週間後で約950万人、避難所への避難者は1週間後で約500万人に上ると予測。また、平日の12時に地震が発生し、公共交通機関が全域的に停止した場合に一時的に外出先にとどまる人は、中京都市圏で約400万人、京阪神都市圏で約660万人。当日中に帰宅が困難となる人(帰宅困難者)は、中京都市圏で約100万人~約110万人、京阪神都市圏で約220万人~約270万人と推計している。地震発生後3日間における食料の不足量は約3,200万食、飲料水の不足量は約4,800万リットル、毛布の不足数は約520万枚と予測。被災都府県で対応が難しくなる患者数は、入院が約15万人、外来が約14万人と想定している。固定電話・携帯電話は、輻輳により1割程度しか通話できなくなる(90%規制)。インターネットへの接続は、固定電話回線の被災などにより利用できないエリアが発生する見込み。路面損傷や沈下などの道路施設被害は約4万~4万1,000カ所、線路変状などの鉄道施設被害は約1万9,000カ所、港湾施設被害は約5,000カ所と想定。また、中部国際空港・関西国際空港・高知空港・大分空港・宮崎空港で津波浸水が発生し、このうち、高知空港と宮崎空港では空港の半分以上が浸水すると予想している。なお、いずれの数値も被害が最大となるケースのものを記している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月19日『オズ はじまりの戦い』のオズツリー点灯式イベントに、“戦う”緑の魔女となって登場した「南海キャンディーズ」山崎静代。『オズ はじまりの戦い』は2013年3月8日(金)より全国にて公開。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved.
2012年12月06日南海電鉄は、「鉄道の日」(10月14日)にあわせた記念行事「南海電車まつり2012」を10月27日、南海電鉄千代田工場にて開催する。開催時間は10:00~16:00(入場は15:30まで)。当日は工場内見学を実施し、整備中の電車や車両部品などが間近に見られるほか、特急「ラピート」の車内公開、車掌になった気分で車内放送などを体験してもらう「子ども車掌体験」などの各種催しが予定されている。物販ブースでは南海電鉄オリジナルグッズをはじめ、各種鉄道グッズを販売するほか、飲食ブースでは毎年好評の駅弁がさらに充実して登場するという。高野山開創大法会イメージキャラクター「こうやくん」と、南海電鉄のキャラクター「ラピートくん」も場内に登場。一緒に記念撮影もできる。同社ではこのイベントに先立ち、南海電鉄の歴史を彩った各種車両を描いて毎年好評を博している「鉄道の日記念コンパスカード」を今年も発売する。今年の図柄は、1962(昭和37)年に登場し、現在も高野線で活躍する6000系。10月1日より、南海電鉄の各駅窓口にて限定1万枚が販売され、価格は1枚1,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日堺東まちなか”逸品バル”実行委員会事務局は、第2回「堺東まちなか”逸品バル”」を開催する。堺東で毎年恒例となっている夏まつりの時期に合わせての開催となる。同イベントは、地元のまちづくり組織である「そや堺ええ街つくり隊」が中心となり、地元の商店組織である「堺東商店街連合会」と連携して、堺東のにぎわいづくりのため取り組んでいるもの。スペイン風居酒屋”バル”をイメージした「飲み物+逸品」のセットを楽しむイベントだ。昭和の面影が残る立ち飲み屋や小粋な日本料理店、おしゃれなバーなど、地元の個性豊かで魅力ある飲食店が、各店自慢の逸品を提供。各店舗はチケット1枚(約500円)で利用できる。今回は51店舗が参加。そのうち19店舗が堺の農産物「堺のめぐみ」を使用したバルメニューを提供するほか、堺産野菜や自家製プリンなどをチケットと交換できる「おみやげバル」3店舗が初登場する。なお、最終日(8月4日)には、堺市役所前市民交流広場で「そや堺ええ街つくり隊」主催の夏まつりが開催されるとのこと。■堺東まちなか”逸品バル”詳細・開催期間:8月2日から4日(開催時間は各店舗で異なる)・参加店舗:51店舗・チケット代:1冊4枚綴り(前売り:2,000円、当日:2,400円)・チケット販売:前売り(各店舗で8月1日・18:00まで、特設売場で7月30日から8月1日・12:00から18:00まで)・チケット販売:当日券(特設売場で8月2日から8月4日・10:00から21:00まで)詳しくは同イベントウェブサイトから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日南海電鉄は9月29日、特急「サザン」に使用される12000系の運行開始1周年を記念したツアー「斉藤雪乃さんと行く和歌山の鉄道満喫の旅」を実施する。同ツアーは鉄道アイドルの斉藤雪乃さんが同行する日帰りツアーで、特急「サザン」に使用される新旧車両(往路は10000系、復路は12000系)で難波~和歌山市間を往復。和歌山県御坊市を走る紀州鉄道の車庫見学と撮影会、有田川町鉄道交流館入館と保存車両の体験乗車、さらに道成寺への参拝などが楽しめる。参加者には現在発売中の鉄道雑誌「南海だいすきスペシャルブック」を斉藤雪乃さんの直筆サイン入りでプレゼント。旅行代金は1万3,500円(難波~和歌山市間の運賃・特急料金、昼食料金、紀州鉄道運賃、貸切バス料金などを含む)で、募集人数は40人(先着順)、最少催行人数は20人。8月15日より南海電鉄ぶらりたび受付ダイヤルにて受付開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日大阪府、泉大津市、南海電気鉄道は11日、南海本線北助松~忠岡間の下り線(約2.4km)が高架化されることを発表した。供用開始は8月4日の始発列車からとなる。同区間では13年前より「南海本線(泉大津市内)連続立体交差事業」がスタートしており、2008年6月に上り線が高架化された。今回、下り線の高架化工事が完成することで、泉大津市内の踏切8カ所が除去され、交通渋滞や踏切事故の解消、さらに鉄道により分断された地域の一体化が図られる。工事の完成を受けて、泉大津駅と松ノ浜駅では下り線側にエレベーターと波形手すり「クネット」を設置。今年設置された他目トイレと合わせ、バリアフリー設備の充実を図る。泉大津駅ではその他にも、雨水利用システムや自己発電機能付き節水型自動水栓、節水型トイレなども設置されており、「環境に配慮した駅」をめざすとしている。なお、連続立体交差事業の進捗により、高架駅となる松ノ浜駅が現在位置より和歌山市方面に約86m移動するため、難波駅起点の営業キロ程が現行の19.4kmから19.5kmに変更される。これを受けて旅客運賃が変更となる区間が発生。松ノ浜~多奈川間が現行の620円から580円(40円減)に、松ノ浜~我孫子前間が現行の370円から430円(60円増)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日南海電鉄は新世界・通天閣の開業100周年を記念して、人気漫画『キン肉マン』の作者、ゆでたまご氏ゆかりの地を巡る「キン肉マンスタンプラリー」を開始した。「ゆでたまご」は嶋田隆司氏と中井義則氏の共同ペンネームで、2人はともに大阪出身。中井氏は新世界近くで生まれ育ったことが縁となり、新世界・通天閣100周年の公式キャラクターにキン肉マンが採用された。スタンプラリーでは、通天閣、住吉大社、阪堺電車恵美須町電停、粉浜駅、浜寺公園駅の5カ所をめぐる。5カ所すべてのスタンプを集めると、もれなくオリジナルグッズが、さらにゆでたまご氏直筆のサイン入り色紙が10人に当たる抽選への応募用紙がもらえる。スタンプを集める際、「堺・住吉まん福チケット」を使用していると、南海電鉄クリアファイルも同時にもらえるとのこと。スタンプラリーの実施機関は11月30日までで、8月31日までを1期、9月1日以降を2期と設定している。各ポイントに設置されるキン肉マンの人気超人たちを描いたスタンプは全10種類で、1期と2期それぞれに5種類ずつを使用する。全スタンプを制覇するともらえるオリジナルグッズも1期と2期で異なり、1期はキン肉マンオリジナルうちわ、2期はキン肉マンオリジナルメモ帳となっている。これに合わせて29日より、南海線と高野線の列車(一般車両・各1編成)において、『キン肉マン』のキャラクターをデザインしたヘッドマークを掲出して運行する。オリジナルヘッドマークは全4種類で、掲出期間は8月31日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日阪堺電気軌道と南海電鉄は10日より、共同キャンペーン「のってや~ちん電キャンペーン」を実施する。阪堺電車の沿線住民や全国の路面電車ファンに、大阪で唯一のチンチン電車を再認識してもらうとともに、ファンの拡大と利用の促進を目的として行うもの。キャンペーンではオリジナルのTシャツやうちわなどを製作。Tシャツは10日に実施する阪堺路面電車まつりにてスタッフが着用し、お披露目となる予定だ。Tシャツやうちわについては、阪堺縦断ウルトラクイズいちびり検定(6月30日開催)、通天閣・新世界100周年イベント(7月3日開催)、なにわの日関連イベント(7月28~29日)などの参加者にプレゼントするとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日南海電鉄は、紀ノ川駅から加太駅までを結ぶ加太線が16日に開業100周年を迎えることを記念し、記念ヘッドマークを掲出した列車の運行や、記念入場券と記念グッズの発売、オリジナルカードのプレゼントなどの記念企画を実施する。加太線は1912(明治45)年6月16日に、当時の加太軽便鉄道が紀ノ川西岸の和歌山口駅から加太駅までの路線を開業したのが始まり。加太線開業100周年記念ヘッドマーク掲出列車の運行は6月16日から9月2日まで。ヘッドマークには、「100年前と変わらぬ加太の美しい景観と夕日」をモチーフにしたという加太駅100周年記念事業のロゴマークをあしらっている。記念入場券は開業100周年を迎える中松江駅、八幡前駅、二里ヶ浜駅、磯ノ浦駅、加太駅の5駅の硬式入場券に、加太軽便鉄道時代の写真と加太線の年表、および加太軽便鉄道開業当時の路線図をデザインしたパンフレットを同封した。800セット限定で6月16日から8月19日まで販売される(売切れ次第終了)。価格は750円。上記の駅のほか、紀ノ川駅、東松江駅、和歌山市駅の各駅と、公式オンラインストアにて購入できる。記念グッズは中松江駅、八幡前駅、二里ヶ浜駅、磯ノ浦駅、加太駅の駅名板をそれぞれデザインしたLEDライト。各100個の限定品で、16日より上記の駅にてそれぞれの駅名のものを発売する。価格は500円。したことがわかるものを提示すると各駅をデザインしたカードがもらえ、5駅すべてを集めると加太駅で「レアカード」がもらえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日JR西日本はこのほど、東海・東南海・南海地震に備えた地震・津波対策について発表した。対策費用の概算は総額1,000億円。耐震補強対策を進めるとともに津波対策も行う。とくに紀勢本線(きのくに線)の津波対策に力を入れ、迅速な避難が可能な環境を充実させるとのこと。同社は阪神淡路大震災(1995年)以降、高架橋柱や橋脚、トンネル、鉄道駅の耐震補強対策、列車の線路からの逸脱防止対策、地震計の観測体制強化などを進めてきた。しかし東日本大震災で鉄道構造物などに被害が生じ、津波発生時の早期避難も必要なことから、現在施工中の対策の継続に加え、今後発生が予想される三連動地震に備えた耐震補強対策と津波対策に取り組むことに。新幹線においては、曲げ破壊先行型の高架橋柱約2,500本、盛土約1km、鋼製橋脚約20基、駅舎など約20カ所において耐震補強対策を実施。在来線(アーバンエリア)でも、曲げ破壊先行型の高架橋柱約4,600本、駅舎など約150カ所、その他にも鉄筋コンクリート造の橋脚、無筋コンクリート・レンガ積・石積造の橋脚、鋼製橋脚で耐震補強対策を行う。対策実施期間は自社で整備できるところで5年程度、高架下を利用する関係者との協議が必要な場所ではおおむね10年を見込んでいる。紀勢本線は三連動地震が発生した場合など、非常に短い時間での津波の進来が予想されることから、迅速に避難できる環境を整える。駅への緊急地震速報および津波警報の自動放送、指令からの遠隔自動放送、地域の防災無線の整備のほか、階段や昇降設備などの避難誘導設備も整備。これらの津波対策をおおむね2年で完了したいとしている。同路線ではせん断破壊先行型の高架橋柱約420本、橋脚約150基、駅舎など約10カ所の耐震補強対策にも取り組む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日南海電気鉄道と阪神電気鉄道は25日、神戸方面からの関西国際空港利用者に向けた割引乗車券「神戸アクセスきっぷ」「関空アクセスきっぷ(阪神版)」を発売する。南海線関西空港駅と、阪神電車の各駅(神戸高速線を除く)との間を片道1,100円で利用できる商品で、通常運賃より最大15%安くなるという。発売期間は2013年3月31日まで。「神戸アクセスきっぷ」は、南海線の関西空港~難波間と、阪神電車の大阪難波駅から各駅(神戸高速線を除く)との間が対象となり、発売当日限り有効。「関空アクセスきっぷ(阪神版)」では、阪神電車の各駅(神戸高速線を除く)から大阪難波駅までの間と、南海線の難波~関西空港間が対象となる。有効期間は発売月の翌月末まで任意の1日。各乗車券とも逆方向の利用はできない。「神戸アクセスきっぷ」は、関西空港駅の「南海ツーリストサポートセンター」で発売。「関空アクセスきっぷ(阪神版)」は梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅、三宮駅の各駅長室で発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日和歌山市や南海電鉄などで構成される加太駅100周年記念事業実行委員会は、加太線の利用促進に向けたアイデアの公募を開始した。南海電鉄の紀ノ川駅から加太駅までを結ぶ加太線の開業100年を記念する「加太駅100周年記念事業」の一環。観光振興や地域の魅力向上や交流人口の拡大を目指して、加太線各駅の利用者増加と沿線活性化につながるアイデアを広く求めるもの。同委員会が例示しているアイデアは、「定期的な鉄道利用の促進を図るための運動や取組みについて」「便利に安心して鉄道を利用するための駅や車両等に関する環境整備について」「地域内外からの利用者の増加につながるイベント等の案」「加太線や加太駅に関連したグッズの開発等の案」など。アイデアは1人何件でも応募することができ、同委員会による審査の結果、優れたアイデアと認められたものの中から最優秀賞(1名)・優秀賞・佳作(いずれも若干名)を選出し、副賞を贈る。6月8日必着。受賞したアイデアは同委員会が発行する刊行物およびウェブサイト等にて公表し、活用するとのこと。応募用紙は和歌山市公式サイトよりダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日“現代版ロビンソン・クルーソー”と評される椎名誠の小説を、阿部サダヲ主演で映画化した『ぱいかじ南海作戦』が、7月14日(土)より公開されることが決定し、主題歌を担当することになった星野源からコメントが届いた。その他の写真本作は、同時にやってきたリストラと離婚に失望した佐々木(阿部)が、気分転換に訪れた南の島で繰り広げるサバイバル生活や、島で出会った仲間たちとの結束をコミカルに描く。昨年11月から約1か月間、西表島でのオールロケを敢行し、いよいよ7月に公開が決定。主演の阿部のほか、旅先で出会う仲間たちを永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希が演じ、それぞれ悩みを抱えながらも、タイトルにある“作戦”を遂行すべく力を合わせて奮闘する姿を体現している。そして今回、阿部サダヲが所属する人気劇団・大人計画の俳優であり、シンガーソングライターでもある星野源が、細川徹監督から直々にオファーを受け、本作のために書き下ろした新曲『パロディ』が主題歌に。沖縄料理屋で4年間働いた経験を持つという星野は、「お店では、沖縄の素晴らしさや日々を笑い飛ばすことの大切さを学びました。だから今回、主題歌のオファーをいただけてすごく嬉しい。ずっとやりたかったおっちゃんのリズム。チャンキー・ミュージック。日々の中にあるパロディについての歌ができたと思います」とコメントを寄せている。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年04月18日南海電気鉄道は3月1日、Peach Aviation(以下Peach)と共同で、「Peach・なんばきっぷ」を発売する。同日より就航するPeach便の機内で客室乗務員が販売するもので、日本で唯一、国内線定期便の旅客機内で購入できる鉄道の割引乗車券となる。Peachは日本初の本格的LCC(ローコストキャリア)で、3月に関西国際空港から福岡、札幌(新千歳)、長崎への3路線を開設する。その後も鹿児島線、ソウル(仁川)線、香港線と台北(桃園)線が開設される予定で、7月以降の関空~沖縄線開設も計画されている。福岡線と長崎線がともに3,780円から、札幌線が4,780円から(ともにアラカルト運賃「ハッピーピーチ」の場合)とリーズナブルな価格設定も特徴。これまでにも、片道運賃250円とする就航記念キャンペーンなどが話題を集めた。Peach便の機内で販売される「Peach・なんばきっぷ」は、Peach便利用者の利便性向上と、関西国際空港から大阪市内への旅客誘致・鉄道利用促進が目的。関西空港駅から難波駅までの割引片道乗車券となっており、乗車券のみと特急券付きの2種類が発売される。特急券付きでは、特急「ラピート」のレギュラーシートに乗車可能。Peach便の機内で客室乗務員から引換券を購入し、関西空港駅の窓口で乗車券・特急券に引き換えることで、南海線に乗車できる。「Peach・なんばきっぷ」の発売期間は2012年3月1日~2013年3月31日。引換券は関空行のすべてのPeach便にて、客室乗務員が販売する。引換券の発売当日限り有効で、価格は乗車券のみが800円(通常890円)、特急券付きが1,250円(通常1,390円)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月29日2004年に刊行され“現代版ロビンソン・クルーソー”と評された椎名誠の小説「ぱいかじ南海作戦」が、このほど主演に阿部サダヲ、さらに永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希ら若手人気キャスト陣を迎えて映画化することが決定した。リストラと離婚を機に唐突に南の果ての西表島に飛んだ主人公・佐々木が、そこで4人組のホームレスに全財産と全荷物を盗まれてしまったのをきっかけにして、島にやってきた3人の若い男女と奇妙な海浜生活をしていく姿をユーモアたっぷりに描く冒険活劇。そんな奇妙な共同生活の最中、佐々木は全財産を盗んだホームレスのうわさを聞き、リベンジをするべく“ぱいかじ南海作戦”に挑む!本作のタイトルにある「ぱいかじ」とは、沖縄地方の方言で“南から吹く風”という意味。原作を忠実に再現するため、約1か月にわたりオール西表島ロケが敢行され、透き通る海と突き抜ける青い空をもつ“現代のパラダイス”とも言える西表島の自然をスクリーンいっぱいに表現する。大自然でのロケとあって、撮影中には幾度にもわたる地震やスコールのような雨の連続に見舞われ、まさに“サバイバル”な撮影となったが、強風で何度テントが飛ばされても、くじけることなく組み立てなおしては撮影を敢行し、11月末に無事クランクアップした。仕事も妻も失い、全てをリセットするために南の島へと旅立つ男、佐々木を演じるのは『舞妓Haaaan!!!』、『なくもんか』などでコメディアンの才覚を発揮し、今年は主演ドラマ「マルモのおきて」の高視聴率も記憶に新しい、阿部サダヲ。「本当の自然がたくさん残っている素敵な島です。そこで自然と戦いながら楽しく撮影しています」と西表島での撮影を楽しんだ様子。また、佐々木と海浜生活を共にする世間知らずな若者・オッコチを演じるのは、NHK連続テレビ小説「おひさま」や先日公開された『ハードロマンチッカー』と幅広い役に挑戦する永山絢斗。そんな男2人となぜか一緒にサバイバル生活を送ることになる女子、アパ役とキミ役には貫地谷しほり、佐々木希といういまをときめく女優が抜擢された。撮影については、「現地の方々も良い人ばかりで、行きつけの飲み屋さんでは顔見知りになりました。区長さんのお宅でのバーベキューにお邪魔したのも楽しかったです」(永山さん)、「美しい海と砂浜という最高ロケーションの中で、阿部さんを始めとする最高のキャストのみなさんとワイワイ楽しく撮影できて、本当に幸せです」(貫地谷さん)、「ロケ中は天候の変化が激しく大変でしたが、みんなでヤドカリと遊んだりクイズをしたり、撮影合間も楽しく撮影していました」(佐々木さん)と、それぞれ南の島ならではののびのびとした空間を楽しんだ様子。そして、椎名誠の傑作小説の映画化を託されたのは、本作が長編映画監督デビューとなる細川徹。コントユニット「男子はだまってなさいよ!」の主宰であり、シティボーイズ・ライブの作・演出などを手がける新進気鋭の実力派が、どんな息を吹き込むのかが期待されるところ。阿部さんも細川さんの監督・脚本というのが出演の大きな決め手になったそうで、「本を読んでみて、全く知らない世界の面白い話だったので、気合いが入りました!!」と話す。原作者の椎名さんからも「これは原作よりもはるかに痛快、面白映画になりそうだ」とのお墨付きを得ている本作。南の楽園で出会う個性あふれる男女が力を合わせて“作戦”を遂行する姿が、観る者に元気と癒しを与えてくれそうだ。『ぱいかじ南海作戦』は2012年夏、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ぱいかじ南海作戦 2012年夏、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
2011年12月01日タレントの安めぐみとの結婚が報じられる“東MAX”ことお笑い芸人の東貴博が11月8日(火)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた3D超大作『インモータルズ神々の戦い』のプレミア試写会に“縁結びの神”として出席。同作の日本語吹き替え版で“知の女神”アテナの声を演じた優木まおみから「幸せそうで、ご利益ありそう。あやかりたいので、後で触らせてください」とおだてられ、ご満悦だった。優木さんは「演じたのが神様なので、言葉づかいがどっしりしていて、普段と全然違うから大変でしたね」と女神役に悪戦苦闘。それでも「アテナは頭がいいし美しい。それに強くて優しいっていう完璧な女性」とアテナ像にほれぼれした様子だ。頭が良くて美しい…という点は優木さんと共通しているかも!?ギリシア神話の時代を舞台に、神々の戦いをダイナミックな映像美で描いた作品にちなんで、この日のプレミア試写会には優木さん、東さんのほかに“料理の神”川越達也、“ニートの神”杉村太蔵、“戦いの神”魔裟斗、なでしこJAPANのメンバーである“サッカーの女神”近賀ゆかりが出席した。メガホンを取ったのが『ザ・セル』、『落下の王国』といった映像美あふれる世界観でファンを獲得するターセム・シン監督とあって、「圧倒的な映像美。映画館で観るべき映画ですね」(東さん)、「映像がきれいで、料理の盛り付けの参考にしたい」(川越さん)。一方、魔裟斗さんは「アクションはもちろん、神々の体つきがすごい。観終わった後は思わず感化されてしまい、筋トレにも気合いが入りました」とさすがのコメントだ。作品のイメージカラーでもある“ゴールド”にちなみ、近賀選手は女子サッカーW杯で手にした金メダルを持参。来年はロンドン五輪出場も決定しており「また、同じ色のメダルを持ち帰りたい」と抱負を語った。不死の存在である神々(=インモータルズ)の頂点に立つオリンポスの主神・ゼウスによって、真の勇者に鍛え上げられた人間・テセウスが封印された闇の神・タイタン族の復活を目論む邪悪な王に戦いを挑む。主人公・テセウスを演じるのは、“新スーパーマン”映画『Man of Steel』(原題)の主演に抜擢されたヘンリー・カヴィル。ミッキー・ローク、ジョン・ハートら名優が顔を揃える。『インモータルズ神々の戦い』は11月11日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:Man of Steel (原題) 2013年、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reservedインモータルズ神々の戦い 2011年11月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?ヒゲ面に薄汚れたエプロンのスーパーマン画像が到着!アラスカの秘密基地の撮影か?新スーパーマンのビジュアルがお披露目!73年の歴史を変える立体的コスチュームに
2011年11月08日映画『東のエデン』の新ビジュアルを使用した新たなポスターが完成!あわせて、11月28日(土)より公開される『東のエデン劇場版IThe King of Eden』の主題歌がTVシリーズ版のエンディングも担当したschool food punishmentの歌う「light prayer」に決定した。TVシリーズで人気を博し、その続編という形で『東のエデン劇場版IThe King of Eden』、『東のエデン劇場版IIParadise Lost』と2章に分けて公開される本作。これに先駆け、先日よりTVシリーズの再編集版として『東のエデン 総集編Air Communication』が限定上映され、初日には立ち見客が出るほどの異例のヒットを記録している。このたび発表されたポスターには「滝沢朗とは何者なのか?」という文字が躍り、「はちみつとクローバー」などでおなじみの羽海野チカのデザインによる滝沢が微笑みかける。ズバリ、この滝沢の失踪の秘密こそが今度の劇場版の大きなテーマのひとつ。TV版の最終回で再び記憶を消し、姿を消した滝沢はどこへ向かったのか?「俺はずっと、君と一緒に旅した場所にいます」というメッセージの意味は?少女・咲は滝沢を探しにニューヨークへ。そして、日本を救う新たな戦いがいま、幕を開ける――。TV版のエンディングテーマに続いて、神山健治監督直々の指名を受けて『劇場版I』の主題歌を担当することになったschool food punishmentは本作の脚本を読んで、「light prayer」を書き下ろした。ボーカル&ギターの内村友美は「“何が待ち受けていても、目の前で起こることに立ち向かう、その先にしか未来はないし、どんな理不尽な世界でも、それを受け止めた先に、自分にとっての楽園はある”という思いを込めて『light prayer』という曲を作りました。私が感じたイメージが、映画の世界観を少しでも広げることが出来たら嬉しいです」と曲に込めた思いを明かす。「light prayer」は11月25日(水)に発売される。また今後、物語にも登場した“聖地”豊洲の劇場、ユナイテッド・シネマ豊洲では“東のエデン Cafe”が、さらに吉祥寺パルコでは“PARCO CITY×東のエデン プレミアムショップ”がオープン(近日詳細を発表予定)するなど、公開までまだまだ話題を集めそう!『東のエデン劇場版IThe King of Eden』は11月28日(土)より、『東のエデン劇場版IIParadise Lost』は2010年1月9日(土)よりテアトル新宿テアトルダイヤほか全国にて順次公開。■関連作品:東のエデン劇場版IThe King of Eden 2009年11月28日よりテアトル新宿、テアトルダイヤほか全国にて順次公開東のエデン劇場版IIParadise Lost 2010年1月9日よりテアトル新宿、テアトルダイヤほか全国にて順次公開
2009年10月14日