公式サイトがお正月仕様になったり、1月4日には第13話が放送されたりと、新年早々話題がつきないTVアニメ『おそ松さん』だが、6つ子も黙る驚愕ニュースが到着。「侍ジャパン」こと野球日本代表チームと『おそ松さん』のコラボレーションが決定した。本コラボでは、3月に行われるチャイニーズ・タイペイ戦2試合の一部観戦席を「おそ松さんシート」として販売。試合日程は、3月5日(土)のナゴヤドームと3月6日(日)京セラドーム大阪で、いずれも「3塁側S指定席」が各300席限定で販売される。価格は4,000円(税込)で、このチケットを購入すれば、「ベースボールカード(9種すべて)」「カードホルダー」「ミニポスター」といったオリジナルグッズもプレゼントされる(絵柄は後日発表予定)。チケットの発売は1月中旬予定。そのほか詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。ここでは、野球好きの十四松から届いたコメントをあわせて紹介しておこう。■十四松からのコメントボエーッ! どうもー! どもどもどもどもどうもー! 野球が大っ好きな松野家五男の十四松でーっすぅー! テレビアニメ『おそ松さん』がなーっんとー! とぅとぅとぅとぅーっ! 『侍ジャパン』とコラボしちゃボエーッ! コラボしちゃうよー! みんな僕と一緒に応援しボエーッ! 応ボエーッ! 応援しようねー! 日本の野球って強いよね! ふっかツーシーム! ありが盗塁王! おはよんっ、ろくっ、さんの~、ボエーッ! 侍ジャパンを家宝にすっぺぇ~~!また、1月4日のオンエアで解禁された通り、第2クールのEDは、イヤミからトト子へとバトンタッチ。原作同様、計算高くてたくましいところがある彼女だが、この曲にもそんな性格が表れている。6つ子による求愛も必聴! 今回も各話ごとにバージョンが異なるので、じっくりと聴きこんでみよう。『SIX SHAME FACES~今夜も最高!!!!!!~』(VOICE by トト子 feat. おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松)は、2016年3月16日(水)の発売予定で、価格は1,500円(税込)。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月06日2016年1月4日より、TVアニメ第2クールを放送する『おそ松さん』より、「クッションクリーナーストラップ」が2016年3月に発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は1BOX4,212円(税込)。クッションクリーナーストラップは、TVアニメ第1期OPでもおなじみの、6つ子が“だるま落とし”の姿になっているシーンを、それぞれの表情を新たに描きおろして商品化。線の入った柔らかい円柱型のミニクッションは、ボールチェーン付きなので、カバンなどにお手軽に付けることができる。さらに、底面はクリーナー素材となっているため、スマホなどの液晶画面の汚れを取り除くことも可能。ラインナップは、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の全6種。1BOXで全6種をコンプリート可能。商品価格は、1BOX4,212円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発送および発売は、2016年3月を予定している。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月06日コスプレショップACOS(アコス)から、『おそ松さん』のTシャツ&トートバッグのカラーバリエーションVer.が登場する。全国のACOS・アニメイト各店にて2016年2月11日頃の発売予定となっている。新たに追加された「松野兄弟トートバッグ」は、おそ松color、カラ松color、チョロ松color、一松color、十四松color、トド松colorの全6種で、価格は各1,750円(税別)。一方、「松野兄弟Tシャツ」には"ブラック"を追加。価格は2,800円(税別)となっている。各商品の詳細はACOS公式サイトをチェックしてほしい。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2015年12月25日豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のTVアニメ『おそ松さん』。放送開始とともに数多くのグッズが発売されているが、グルーヴガレージからは、「普段使いできるアニメコラボデイパック」をデザインコンセプトとした「おそ松さん×OUTDOOR PRODUCTS デイパック」が発売される。同社では、これまでに多くのアニメ作品のOUTDOOR PRODUCTS デイパックを手掛けているが、今回リリースされる「おそ松さん×OUTDOOR PRODUCTS デイパック」は白と黒の2色がラインナップされ、価格は各9,000円(税別)となっている。。こちらの商品は、キャラアニの特設サイト、カドカワストア、およびグルーヴガレージのAmazon店で2015年12月24日(木)より先行予約販売が開始される。発送は2016年3月下旬の予定。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会※商品画像は開発中のものです。黒は完成イメージです。
2015年12月24日豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のTVアニメ『おそ松さん』。放送開始とともに大きな話題を呼ぶ本作から、「おそ松さん【こけしとらっぷ】トレーディングマスコット全7種」がグルーヴガレージより発売される。【こけしとらっぷ】は、同社のオリジナルブランドで、ユニークなこけし型の可愛いストラップ。第一弾として『ハロー!! きんいろモザイク』の5キャラクターが単品で発売されているが、今回は、初の男性キャラでの造形となるために、顔の原型を新たに作り、さらには巷で評判の聖澤庄之助を加えた全7種がラインナップされている。発売は4月下旬~5月上旬の予定で、店頭での販売方法はプラインド方式。価格(税別)は1,200円(単品)/8,400円(1BOX)となる。すでにネット通販やアニメショップにて予約販売が開始しているので、早速チェックしてみよう。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2015年12月17日ギャグ漫画『おそ松くん』の6つ子たちが大人になった姿を描いた、話題のテレビアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)。マイペースに生きるおそ松たちだが、女性たちは彼らを見て「結婚したい」と思うのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち「『おそ松さん』を見ている」という女性150人に、6つ子の中で最も「結婚したい」と思うキャラクターを聞いてみた。Q.『おそ松さん』に登場する松野家の6つ子の中で最も「結婚したい」と思うのは誰ですか?1位 チョロ松 43.0%2位 おそ松 29.0%3位 カラ松 9.5%4位 トド松 9.0%5位 十四松 5.5%6位 一松 4.0%Q.それはどうしてですか?○チョロ松・「まともな人と結婚したい(笑)」(24歳女性/東京都/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「しっかりしていて頼もしい」(39歳女性/東京都/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「安定した家庭を築けそう」(37歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「苦労してそうなところがかわいい」(22歳女性/静岡県/学校・教育関連/事務系専門職)・「結婚したら一応まじめに仕事を探してくれそうだから」(25歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「毎日一緒に生活するならやっぱり常識人が安心できるから」(31歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「ツッコミが最高。唯一、普通ぽいところがある。働けるとしたら、チョロ松しかいない」(34歳女性/広島県/学校・教育関連/その他)・「バカとは友達ではいたいが、常識人でないと続かないと思うので」(24歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○おそ松・「付き合いやすいと思うから」(37歳女性/三重県/医療・福祉/専門職)・「おバカキャラが憎めないから」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「なんだかんだうまくいきそう」(24歳女性/神奈川県/生保・損保/事務系専門職)・「いい夫になりそう」(47歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「親に紹介しても大丈夫そう」(33歳女性/兵庫県/建設・土木/事務系専門職)・「弟たちをいじったりイジられたりするけど、長男だけあって各弟の個性を理解しているから」(25歳女性/東京都/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「髪型が一番まとも」(30歳女性/神奈川県/通信/事務系専門職)○カラ松・「クールで、尊敬できる面があるから」(29歳女性/鳥取県/学校・教育関連/専門職)・「計画的な生活ができそう」(47歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「一発儲けそう」(25歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「次男が無難」(23歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「頭がよくてよいと思うからです」(23歳女性/愛知県/その他/専門職)・「夫として父親としてよいと思うから」(34歳女性/千葉県/商社・卸/事務系専門職)○トド松・「かわいいから」(35歳女性/広島県/小売店/販売職・サービス系)・「世渡り上手なところがいい」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「守ってあげたい感じ、いやされる」(27歳女性/茨城県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「甘え上手で得をしそうだから」(28歳女性/千葉県/ソフトウェア/技術職)・「働けそう」(27歳女性/群馬県/学校・教育関連/専門職)・「年収が高そうです」(30歳女性/千葉県/運輸・倉庫/技術職)○十四松・「かわいい」(28歳女性/熊本県/学校・教育関連/技術職)・「元気をもらえそう」(27歳女性/愛知県/金融・証券/営業職)・「明るい人が好きだから」(23歳女性/三重県/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)・「明るいから元気がもらえそう」(24歳女性/京都府/不動産/秘書・アシスタント職)・「ボケにくそうだ」(49歳女性/北海道/食品・飲料/営業職)○一松・「落ち着きがある」(44歳女性/兵庫県/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「優しそう」(26歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「気楽」(27歳女性/富山県/小売店/販売職・サービス系)・「しっかりしている」(27歳女性/大阪府/医療・福祉/専門職)・「しいていえば、自分も猫派だから」(34歳女性/山口県/小売店/販売職・サービス系)「最も好きな人」を聞いたアンケートでは長男・おそ松が圧倒的に人気だったが、今回も「付き合いたい人」に引き続き、三男・チョロ松が1位に輝いた。理由は「まともな人と結婚したい(笑)」「まじめに仕事を探してくれそう」「常識人でないと続かない」などがあった。結婚相手には常識人であることを求める人が多いようだ。2位はおそ松で、「なんだかんだうまくいきそう」「親に紹介しても大丈夫そう」「良い夫になりそう」と将来に期待する回答が並んだ。3位の次男・カラ松には「頭がいい」「クールで尊敬できる」、4位の末っ子・トド松には「かわいい」「守ってあげたい」という声のほか「働けそう」「年収が高そう」なんて声も。5位の五男・十四松は「元気をもらえそう」「明るい人が好き」などの回答、6位の四男・一松へは「自分も猫派だから」と猫好き女性からのラブコールが見られた。調査時期: 2015年11月9日~17日調査対象: マイナビニュース会員(アニメ『おそ松さん』を見ている女性限定)調査数: 150人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月17日赤塚不二夫原作の「おそ松くん」。六つ子が繰り広げるコメディが人気の作品がこのたび「おそ松さん」としてアニメ放映している。六つ子がニートの大人になったという設定で始まった「おそ松さん」は現在インターネットと中心に大人気。この作品にあやかり、マイナビニュース会員300名に「一緒に働きたい"おそ松さん"キャラクター」についてのアンケートをとり、227名からの有効回答を得た。Q. 一緒に働きたい「おそ松さん」キャラクターを教えて下さい1位 おそ松 59.5%2位 チョロ松 18.9%3位 トド松 7.0%4位 一松 6.6%5位 十四松 4.4%6位 カラ松 3.5%■おそ松・「頼りになりそうなので」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「楽しく仕事ができそう」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「一番上同士、わかり合えそうなので」(32歳女性/学校・教育関連/技術職)・「何だかんだでしっかりしてそうだから」(39歳男性/情報・IT/技術職)・「職場を明るくしてくれそうだから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「職場に明るさと笑いをもたらしてくれそう。でも責任ある仕事は任せてもらえなさそう」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「真面目なところもあるので、楽しく無難に働けそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「なんとなく憎めないキャラがいいから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「やっぱり一番しっかりしている」(33歳女性/建設・土木/事務系専門職)■チョロ松・「つっこみが上手だから」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一番しっかりしていそうだから。きちんと仕事ができそう」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「かわいいところあるから」(35歳女性/医療・福祉/専門職)・「この中では一番まともなので」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「この中で一番常識ありそうだから」(26歳女性/その他/秘書・アシスタント職)・「頭がいい」(27歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ユーモアのある職場になりそうだから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「唯一話が通じる」(39歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「扱いやすそうだから」(28歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ほかはクズすぎる」(28歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「一緒にいて和んで楽しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)■トド松・「女性へのサポートが的確そうだから」(32歳女性/不動産/専門職)・「一番まともに仕事が出来そうだし、取引先とのトラブルの解決も上手そうだから」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「かわいいから」(50歳以上/女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「憎めないキャラで、楽な気分になれる」(50歳以上/男性/電機/技術職)・「かわいい」(26歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「面倒を見てあげたいから」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「一番コミュニケーションが取れそう」(23歳女性/その他/その他)■一松・「六つ子のなかで一番冷静で常識人だから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「ブラックな所」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「真面目で意思も強いから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「おとなしい」(33歳男性/金融・証券/専門職)・「面白そうだから」(41歳男性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■十四松・「やかましく楽しそうだから」(27歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「職場が明るくなって、楽しく仕事ができそうだから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「かわいい」(28歳女性/学校・教育関連/技術職)・「元気がある」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)■カラ松・「やる気がありそうだから」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「たしか一番まとも?」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「楽しく仕事ができそう」(23歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)■総評六つ子は全員ニートという設定だが、一緒に働きたいメンバーで一番人気だったのは長男である「おそ松」だった。やはり長男ということで、「頼りになりそう」「しっかりしている」という意見が多かった。ツッコミ役を務めることの多い「チョロ松」も人気。常識人という点が一緒に働きたいポイントとなった。少し変わっているのが「トド松」で、こちらは「面倒を見てあげたい」「コミュニケーションがとれそう」と、末っ子ならではの理由。ブラックな「一松」、明るい「十四松」、やる気だけはある「カラ松」も、それぞれの個性をふまえた回答が集まった。ちなみに「黄松くん。私にわかるのはせいぜい音松君くらい」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)といった意見もあったが、音松くんはSMAPが1992年に演じていたコントのキャラクター。黄松を演じていたのは草なぎ剛だった。調査時期: 2015年11月20日~11月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性109名 女性118名 合計227名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像はイメージであり、本文とは関係ありません
2015年11月30日ナムコは12月4日~2016年1月31日、テレビアニメ放送中の『おそ松さん』とのコラボイベント「おそ松さん in ナンジャタウン」をテーマパーク「ナンジャタウン」(東京都・池袋)で開催する。期間中は、おそ松さんのキャラクターをモチーフにしたフードやデザート全13種が楽しめる。また、1品購入ごとにオリジナルブロマイドが1枚プレゼントされる。メニューは「松野家長男☆おそ松兄さん餃子」(830円)、「カラ松ガールズに捧ぐ☆カラ松の肉食系・肉! 餃子」(880円)、「にゃーちゃん萌え☆チョロ松のグリーンカレー餃子」(780円)、「ニャンコが友達☆寂しがり屋の一松クレープ」(750円)、「ウオラァァァァァァァ! 全力で泳ぐ☆十四松ちらし餃子」(750円)、「僕とデートしない? キュートな末っ子☆トド松パフェ」(780円)など。また、おみくじ屋台「井矢見(いやみ)神社おみくじルーレット」もオープン。イヤミのボイスで接客する屋台で、破魔矢がモチーフになったルーレットを回し、出た目の景品がハズレなしでもらえる。1回400円。営業時間は平日13時~20時、土日祝及び12月4日、12月26日~2016年1月11日10時~20時を予定。ねこ耳姿のイケメンver.イラストを含む、イベント限定の描き下ろしイラストを使用したグッズの販売も行われる。さらに、パネル展示やフォトスポット、クレーン機、フォトシール機も登場。イベント用に録り下ろしたキャラクターボイスが流れるという。○大阪、名古屋でサテライトイベントも「namco 大阪日本橋店」(大阪府大阪市)で12月4日~2016年1月31日、「namco名古屋駅前店」で12月4日~2016年1月11日、「おそ松さん in ナンジャタウンサテライト」も同時開催。両店では、オリジナルグッズの販売、ミニゲーム屋台、クレーン機が用意される。○「井矢見神社おみくじルーレット」景品○フォトシール機○描き下ろしイラスト※価格はすべて税込(C)赤塚不二夫/おそ松さん制作委員会(C)2015 NAMCO All rights reserve
2015年11月20日ギャグ漫画『おそ松くん』の6つ子たちが成長した姿を描いた、話題のテレビアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)。今回はマイナビニュース会員のうち「『おそ松さん』を見ている」という女性150人に、6つ子の中で最も好きなキャラクターを聞いてみた。Q.『おそ松さんに』登場する松野家の6つ子の中で最も好きなのは誰ですか?1位 おそ松 39.3%2位 チョロ松 24.7%3位 トド松 16.7%4位 カラ松 8.0%5位 一松 6.0%6位 十四松 5.3%Q.それはどうしてですか?○おそ松・「人気者だから」(30歳女性/神奈川県/通信/事務系専門職)・「主人公だし、一番共感できるから」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/事務系専門)・「一番目立っているから」(32歳女性/兵庫県/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「憎めなくていいキャラクターだから」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「あほはかわいい」(42歳女性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「素直だから」(37歳女性/三重県/医療・福祉/専門職)・「予想外のことを考える」(47歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「あそこまで成長しないとはお見事です」(31歳女性/滋賀県/その他/その他)・「奇跡のバカとか最高のほめ言葉だと思うので」(24歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「長男だから」(29歳女性/奈良県/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)○チョロ松・「つっこみが面白いので」(29歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)・「言うことが正しい」(35歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「いつも頑張っている感じがする」(32歳女性/千葉県/その他/事務系専門職)・「常識人なのに振り回されてしまっているのがかわいいから」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「一番セリフが多くて印象に残るから」(31歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「声優が神谷浩史さんだから」(33歳女性/広島県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○トド松・「にゃんこ口がかわいいから」(25歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「かわいらしさが母性をくすぐる」(27歳女性/茨城県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「あざとかわいいから」(23歳女性/広島県/その他/その他)・「なんでも許せるかわいさ」(25歳女性/東京都/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「世渡り上手だから」(26歳女性/愛知県/その他/秘書・アシスタント職)・「まさに末っ子ってこうだなあって思ってた」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)○カラ松・「見た目がかわいい、好きだから」(29歳女性/神奈川県/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「空回りっぷりがおもしろかった」(26歳女性/石川県/生保・損保/事務系専門職)・「クールなところが好き」(20歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「クール最高」(33歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「頭よさそう」(25歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)○一松・「ネコ好きで気が合いそうだから」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「何となくほっとけない感じがするから」(32歳女性/千葉県/不動産/専門職)・「自分にだけは甘えてほしい」(24歳女性/神奈川県/生保・損保/事務系専門職)・「闇を抱えてそうなキャラクターが好きなので」(27歳女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)・「なんとなく自分に似ている気がして親近感がある」(25歳女性/神奈川県/農林・水産/専門職)○十四松・「異常にバカなところ」(32歳女性/東京都/その他/その他)・「バカ過ぎていい」(28歳女性/愛知県/小売店/秘書・アシスタント職)・「狂った感じが愛くるしい優しいし、みんなから愛されている」(23歳女性/東京都/通信/事務系専門職)・「見ていて楽しい気分になれる」(39歳女性/東京都/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「明るい性格が好き」(23歳女性/三重県/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)6つ子それぞれに「かわいい」「声が好き」のコメントが目立った今回のアンケート。最も人気を集めたのは、長男のおそ松だった。「小学校6年生のメンタルのまま成長してしまった奇跡のバカ」(公式サイトより)というところに惹かれている人も多く、「あそこまで成長しないとはお見事です」「奇跡のバカとか最高のほめ言葉だと思うので」「あほはかわいい」などのコメントが寄せられた。「メジャー」「主人公だから」「中心人物」「長男だから」といった声も。次いで三男のチョロ松は、常識人でつっこみ役であるところに人気が集中。「言うことが正しい」「常識がある」「つっこみがおもしろい」「いないとまとまらない」「まとも」などの意見があった。末っ子のトド松への声には、「母性本能をくすぐる」「あざとかわいい」「なんでも許せるかわいさ」など、特に「かわいい」というものが多く並んだ。次男のカラ松には、「クール」という声多数。「しっかりしてそう」「落ち着きがある」「賢い」「頭がよさそう」などのコメントも。四男の一松に寄せられたのは、「何となくほっとけない」「闇を抱えてそう」「自分にだけは甘えてほしい」の声。ネコ好きなところもポイントが高いようだ。五男の十四松には、「狂った感じが愛くるしい優しいし、みんなから愛されている」「見ていて楽しい気分になれる」などのコメントがあった。調査時期: 2015年11月9日~17日調査対象: マイナビニュース会員(アニメ『おそ松さん』を見ている女性限定)調査数: 150人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年11月18日マキタスポーツと池松壮亮がW主演を務める映画『この世で俺/僕だけ』が1月31日(土)に公開を迎え、都内劇場でマキタさんと池松さん、月川翔監督の3人が舞台挨拶を行なった。サエない中年男と悪になりきれない不良高校生が偶然の出会いを経てある事件に巻き込まれ、やがて思うがままに暴走するに至るまでを描くエンタテインメント作品。「LOUIS VUITTON Journeys Awards 2009」で審査員を務めたウォン・カーウァイ、ソフィア・コッポラらから激賞された月川監督がメガホンをとり、異色の2人組のせめぎ合いを描き出す。マキタさんは撮影中の苦労を問われると「全然、なかったですね」とすました顔で答えたが、その後、すぐに「ありました。全編が苦労と言えば苦労でした」と訂正。「2年前の今頃の撮影で寒かったです。月川さんはモニターを見ながら『ククク』って意地悪な顔で笑ってた…」と恨み節も。劇中、何度も何度も池松さんに投げ飛ばされるシーンもある。月川監督は「マキタさんの必死な姿が見たくてイジメ抜いた」とドSな笑みを浮かべて充実感をにじませるが、マキタさんは「受け身をとりますけど、おじさんなので。この業界、労災とかないんでね…」とボヤいていた。池松さんは先日、発表された「第57回ブルーリボン賞」で助演男優賞を受賞した。司会者がこの件に言及し、客席からは祝福の拍手がわき起こったが、なぜかここでマキタさんが「ありがとうございます」と感謝。さらに司会者が池松さんに、マキタさんとの共演の感想を尋ねると、なぜかここでもマキタさんが「そうですねぇ…」と強引に割り込み、このマキタさんのハイテンションに池松さんは「マキタさん、今日すごいですね」と若干、引き気味…?改めて池松さんはマキタさんについて「普通の役者さんと向き合うより怖い。“生身”なので怖いです」とマキタさんと対峙して感じた普通とは違う“感覚”に言及する。本作は、一昨年に撮影され、2年を経てようやく公開を迎えたが、池松さんは「2年もかかったのは申し訳ない気もしています」と語りつつも、感慨深げ。「一昨年撮影した作品で公開されていないのがこれだけだったので、こうして公開されてひとつ、何かが終わった感じです。またここからもう1回、頑張ろうと思います」と晴れ晴れとした表情で語った。『この世で俺/僕だけ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区では、若手デザイナーらが自らの世界観をニット製品に具現化して販売するイベント「編む。@TOKYO解放区」を開催している。当イベントでは五つの新進ブランドにフォーカスし、その作品を展示販売。1月13日まで。蓮沼千紘が手掛ける「アン エディ(an/eddy)」からは、デコレーショントレーナー(2万5,000円、4万円)、トップス(6万5,000円)、ワンピース(9万5,000円)まで、色鮮やかで明るい雰囲気ながらも繊細なニット作品を紹介。同氏は自らのニットについて、「ブランド名は小さな渦という意味。一度に多く巻き込めなくても、私や私のニットに触れる人達を巻き込んでいきたい」とコメント。同氏は2008年に文化服装学院ニットデザイン科を卒業(学院長賞受賞)し、11年から学生時より活動していた同ブランドを本格始動させている。1月11日には同店での店頭アピアランスを予定している。「マラミュート(malamute)」は、小高真理が12年に立ち上げ、ストールや小物アイテムを中心に展開しているブランド。会場では同ブランドで人気が高いというローズ柄をペンダントに落とし込んだタペストリーペンダント(1万550円)、ローズニット(3万4,580円)、ジャカードのスカート(3万800円)を始め、同店限定色となるネイビーのトートバッグ(2万円)も販売している。同氏は「ニットは人間の共通言語の一つ。誰でも編み方や糸、編み針の太さに変化をつけることで記号や、おしゃれ・想いを編み込んでいくことができる」とニットへの想いを語る。「モトヒロ タンジ(MOTOHIRO TANJI)」は、丹治基浩が2013年に立ち上げ、ウエアから小物までニットをトータルで提案しているブランド。会場ではトップス(2万8,000円)、スカート(3万9,000円)、ワンピース(4万3,000円)まで、ニットのうねる立体感や編地の柄が美しく表現された作品が紹介されている。村上亮太と村上千明の母子がデュオデザイナーを務める「リョウタ ムラカミ(RYOTA MURAKAMI)」は、どこかノスタルジックを感じさせる温もり感あるポップなデザインと色合いのニットアイテムが特徴。同店限定商品として、ミトン(1万5,000円)、トートバッグ(1万5,000円)、ストール(3万円)が販売されている。梅田大樹が2011年に立ち上げたニットファクトリーブランド「ラッピンノット(WRAPINKNOT)」は、2人のアーティストとコラボレーションする。イラストレーターの「とんだ林蘭」とコラボして誕生させたのは、肉が描かれたプルオーバー(1万9,000円)。双子のイラストレーター「ヒップ ボーン ツイン(hip born twin)」とのコラボでは、箱の中から人物が顔を覗かせているプルオーバー(1万9,000円)など、異次元との組み合わせにより、革新的な作品を生み出している。
2015年01月06日女優の松たか子が、第1子を妊娠したことを公式HP上で11月27日(木)に発表した。直筆で書かれた文面を「ご報告」と題してアップした松さん。「私事ですが、ご報告があります。」と前置きし、「このたび、新たな命を授かることができました。私達夫婦は今、深いよろこびでいっぱいです。」と夫・佐橋佳幸(音楽プロデューサー)と喜びを噛みしめている様子。さらに「出産は来春を予定しております。仕事に関しましては、出来る限りのベストを尽くすつもりでおりますので、どうぞ、静かに見守っていただければ幸いです。」とし、「最後になりましたが、ご理解 ご協力いただいている関係者の皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。」と結んでいる。今年、大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版を担当したことで、改めて歌唱力の高さが注目された松さん。今年のNHK紅白歌合戦に出場か?と一部で報道されていたが、実現には至らなかった。今回の発表で「合点がいった!」という人も多いのではないだろうか。松さんの今後の出演作としては、木村拓哉・主演の人気ドラマの映画化『HERO』(公開:2015年7月18日)で雨宮舞子役としてスペシャルゲストで、さらに松尾スズキが監督を務める松田龍平・主演作『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(公開:2015年春)などがすでに発表されている。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日今年30歳を迎える松田龍平が石井裕也監督との初タッグで主演を務めた『舟を編む』が先週公開になった。本屋大賞を受賞した三浦しをんの人気同名小説を原作に、15年もの歳月を費やして辞書を編纂する人々のドラマを描き出す本作。『まほろ駅前多田便利軒』に続く三浦作品出演となった松田と初めて小説の映画化に挑戦した石井監督。ふたりに話を聞いた。その他の写真本作のオファーについて「すでに松田さんの主演は決まっていたので『ふたりでやってみろ』というお題を与えられたものだと解釈しました」と語る石井監督。その言葉通り、時に激論を交わしながら二人三脚で主人公の馬締(マジメ)を作り上げていった。これまで演じてきたどの役ともタイプが違う馬締という男について松田は「熱い思いを持っているけど伝え方が分からない。エンジンはかかっているのにアクセルの踏み方が分からなくて、下宿先のタケばあさんに背中を押してもらったら、今度は急発進したりする(笑)」と分析する。松田にとって同い年の監督との現場は初めて。「石井監督は本当は他の俳優さんに言いたいのに言えなくて、僕にダメ出しをしてくることもありました。『馬締のせいでやりづらかったですか?』とか言ったりして(笑)」と冗談交じりに語るが、ふたりで試行錯誤を重ねながらキャラクターを作り上げていく作業を楽しんだよう。石井監督は「誤解ですよ」と苦笑しつつも「もちろん、お友達ではないので仲が良いと言っても踏み入っちゃいけない距離感もある。でも一緒に戦うという気持ちと方向性は共有できてたし、それで十分だった」と手応えをうかがわせる。馬締たちが1冊の辞書作りに費やした時間は15年。松田がデビューしてからこれまでの時間よりもさらに長いことになる。松田は馬締らの生き方に「『これだ』と言い切る強さ、かっこよさを感じるけれど、自分にそれができるかと言われたら難しい。僕自身は“好きな言葉”や“映画ベスト3”でさえも選べないので(笑)」と憧憬をにじませる。だからこそ「辞書作りは人間が人間である希望だと思う」とも。「人と繋がりたい気持ちや他人を知りたいという気持ちからこれだけ多くの言葉が生まれたと思うと、人間は希望にあふれているなと感じる。YESかNO、好きか嫌いで済むはずなのに、そうではなくて『限りなく好きだけど少し嫌い』みたいな思いを伝えるためにまた新しい言葉が生まれる。そういうことを考えた現場でした」。デビューからこれまでの時間を「ここまでの十数年があったのでいま、ここにいるというのを改めて感じますね。これまで出会った人との繋がりというのを意識するようになりましたし、ひとりでは戦うことはできない。一緒に戦ってくれる人たちがいることの喜びを感じます」と振り返り、いまを見つめる。「小さい頃は30歳には悟りを開いていると思っていましたが、大して変わっていない(笑)。このまま行くのかな? と感じつつ、このまま行ってなるものかという思いで生きていきたい」と静かにうなずいた。『舟を編む』公開中
2013年04月16日三浦しをん氏のベストセラーを映画化した『舟を編む』が13日、全国で封切られ、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで主演の松田龍平をはじめ、共演する宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、伊佐山ひろ子、小林薫、メガホンを執った石井裕也監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真映画は松田演じる言葉への熱い思いを秘める主人公・馬締(まじめ)をはじめ、個性的な面々が15年もの歳月を費やして、新たな辞書「大渡海」の完成を目指す姿を描き出す。あいさつに立った松田は「初日に足を運んでいただき、感謝の“言葉”しかないです。すごくうれしいです」と感激した様子。「観れば観るほど、味が出る映画」だと本作をアピールした。言葉がテーマの本作にちなみ、松田は「楽しむ」を好きな言葉に挙げ、「僕は結構、緊張しがちな性格なので、何でも楽しくやりたいなと。今日は映画を観てくれた方との舞台あいさつなので、楽しいです」。一方、馬締が一目ぼれする板前・香具矢を演じた宮崎は「“おもてなし”という言葉が好きですね。やり過ぎるのもいけないし、バランスが難しいので、その分楽しいです」と板前という役柄にぴったりの言葉をチョイスしていた。また、オダギリは「今日はジャッキー・チェンさんの映画( 『ライジング・ドラゴン』)も公開されるというのに、こちらを選んでいただき、ありがとうございます」と冗談まじりにあいさつし、松田と宮崎も思わず苦笑。個性豊かなキャストがそろった現場を、石井監督は「皆さん個性的な役者さんで、言い方を変えれば“変わっている”。でも変わっているからこそ魅力的だし、瞬間的に皆さんの演技が同じ方向に向かう瞬間が、そばにいる監督として楽しかった」と振り返っていた。『舟を編む』公開中
2013年04月15日声優として参加した『おおかみこどもの雨と雪』に続き、今回の『舟を編む』でも共演した宮崎あおいは彼女のことを「真面目だけど毒がある」と評した。残念ながらこのインタビューで彼女がその内に秘めた(?)“毒”を吐き出すことはなかったが、“華(はる)”という名前そのままのどこかフワりと柔らかい空気の中から、時折、ほとばしるような芝居への熱い思いを覗かせる。二十歳のときに演劇界の天才・野田秀樹のワークショップに参加し、オーディションを経て舞台デビューしたのが3年前。続いて出演した野田作品では三人芝居で野田さんと中村勘三郎の娘役を射止め、一気に注目を浴びた。その後、映像の世界にも進出し、先ごろ放送が終了したNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演でお茶の間での認知度も一気に増した。まもなく公開となる映画『舟を編む』では、ファッション誌の担当から辞書編集部へと配属される編集者・みどりを演じている。松田龍平演じる主人公・馬締(まじめ)を中心に、たった1冊の辞書を編纂(へんさん)していく人々の15年におよぶドラマを描いた本作にあって、みどりが登場するのは辞書作りが佳境を迎えた終盤の数年のみ。しかも辞書作りの先輩として共演陣に名を連ねるのは松田さんを始め、小林薫、オダギリジョー、加藤剛ら錚々たる面々。「あの編集部に途中からどう入っていけばいいんだろう?という不安はありました…」と偽らざる本心を明かすが、その心配は杞憂に終わった。「みなさんが優しかったのもありますが、現場で強く感じたのは“個”として存在していて大丈夫な場所なんだなという空気。全体としてまとまっているんだけど、それはいい意味でみなさんが自分の時間を持っているから――。バラバラなのに何故かまとまっている不思議な現場で(笑)、スッとその空気に馴染んで楽に居られました」。花形のファッション誌から地味な辞書編集部に異動となり、当初は不満タラタラのみどりだったが、少しずつ辞書作りの面白さに惹かれ成長していく。残念ながら原作にあるみどりのエピソードの中には今回の映画ではカットされてしまった部分もあるが「変更されている部分は結構あるんですけど、テイストや方向性は変わらない。何より物語全体を通じて品を感じました」と物語の魅力を語る。「映画オリジナルの部分に関しても、原作を読んで笑ったのと同じ感覚で笑えるんです。あとはやっぱり登場するキャラクターが全員、魅力的ですね。個人的には馬締さんと香具矢(宮崎あおい)さんの関係を羨ましく思いました。馬締さんは見ていて面白いけど、コミュニケーションを取るのは大変そう(笑)。だからこそ、そんな彼をしっかりと理解できる香具矢さんてすごいなって憧れました」。“右”というたった一語をどう説明すべきかに、言葉のスペシャリストたちが頭を悩ませる。俳優にとっても言葉というのは大切な商売道具。“言葉の魔術師”とも言えるほど多彩な言葉を操る野田秀樹の薫陶を受けただけあって、以前からセリフの一つ一つの言葉に高い意識を持ってはいたが、本作で辞書の編纂に触れたことで、それをさらに高めることになったという。「野田さんは本当に言葉を大切にされる方で、意味はもちろんですが、どういう風に発せられるかまですごく重視します。今回のみどりは、そういうことをあまり考えてないので(笑)、平気で“ら”抜き言葉も使うんですが…。この作品以降、脚本を読むときにちゃんと辞書を引いてみるようになりましたね。この映画に出て、辞書というのがこんな途方もない作業でできていたのか?と驚きましたが、その言葉を使いこなすというのも果てしないことなんだなと感じてます」。まさにその言葉通り、こちらの質問に対しても一つ一つ、自分の中にある言葉を慎重に探しながら答えを紡いでいく。性格によるところも大きいのだろう。「そもそも人前で話をするのは苦手なんですが…(苦笑)」と、何とも申し訳なさそうに答える彼女がなぜ人前で演技することを生業に選んだのか?「人と何かをするというのが好きなんですね、きっと。高校で演劇をやっていた頃は、ただ漠然と好きでやっていたんです。大学を決めるときにどうしようかと考える時間があったんですが、そこで家族が『自分の好きなことをやればいいよ』と言ってくれたんです。それでお芝居を勉強するための大学に入ったんですが、そのときもまだ女優になれるなんてことは思ってなくて…。やっぱり大きかったのは野田さんのワークショップに行って、プロの現場を初めて見たことですね。どうやっていくのか?というのを漠然とではなくリアルに感じることができたので」。ごく近しい人間の目にも、役に入ったときの彼女は“豹変”しているように映るらしい。「よく言われます(笑)。初めて野田さんと勘三郎さんと一緒に記者会見に出たときも緊張して何も話せなかったんですが(苦笑)、不思議と役を通して何かを伝えたいっていうときはできるんです。自分の中ではスイッチを入れているような感覚はないんですが、見ている人からは『全然違うね』って。それはすごく嬉しいことで、自分ではない何かになって、それが誰かに伝わるってすごいことだなと感じてます」。本作の後には初めて主演を務めた『シャニダールの花』の公開も控えるなど、これからますます彼女を目にする機会が増えるのは間違いない。スクリーンや画面を通じて、ぜひとも宮崎さんが言った“毒”の部分も拝ませてもらいたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2013年04月12日2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの同名小説を映画化する『舟を編む』のポスター画像が公開された。主人公を演じる松田龍平や宮崎あおいのほか、オダギリ ジョー、池脇千鶴、八千草薫、加藤剛ら豪華キャストが映し出された華やかなものとなっている。その他の画像本作は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”の製作に奮闘する編集者たちの姿を描いた人間ドラマ。辞書“大渡海”の見出し語は24万語、完成までに15年という歳月をかけて、編集者たちは言葉の海で、“辞書=舟”を“編集する=編む”という果てしない作業に取り組んでいく。このほど公開されたポスター画像には、言葉に対する天才的なセンスを見出され、編集部に異動してくる変わり者の主人公・馬締光也(まじめみつや)を演じた松田と、彼が出会う運命の女性、林香具矢(はやしかぐや)を演じた宮崎を中心に、主人公の名前にかけた「マジメって面白い」というキャッチコピーが書かれている。主人公の馬締は、不器用ながらも何事にもマジメに取り組んでいく人物で、「“真面目に頑張る”ことが“格好悪い”と捉えられがちな現代において、それこそが本作の魅力」と配給会社の担当者はコメントしている。なお、本ポスターと同じビジュアルの映画チラシは、現在、全国の上映予定劇場にて掲出・設置されている。『舟を編む』4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国公開
2013年01月23日「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞し、いま最も人気のある作家のひとり、三浦しをんの同名小説を原作に映画化した『舟を編む』。主演の松田龍平を始め、宮崎あおいやオダギリジョーら豪華キャストが出演する本作の予告編がついに解禁となった。辞書「大渡海(だいとかい)」の変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやり取りを描き出す。言葉の海を渡るための舟(=辞書)を編む(=編集する)人々の、言葉と人への愛を謳う感動エンタテインメントとなる本作。原作は現在発行56万部を突破した三浦さんの小説が原作とあって、今回お披露目となった予告編でもゆる~い雰囲気ながらも、ふわりと切ない思いが浮かび上がる独特の仕上がりとなっている。さらに、松田さん演じる“真面目”な主人公・馬締(まじめ)の不器用ながらも苦悩し、力いっぱいにヒロイン・香具矢に告白するシーンは胸キュン必至!また、いつも奇抜なヘアスタイルでスクリーンに姿を現すオダギリさんが、西岡役で出演となった本作ではかなりノーマルなスタイルになっているのにも要注目だ。そのほかにも、先日出演が明らかとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹がチラリと登場したり、小林薫演じる疲れた雰囲気をまとう編集者っぷりがオジ専の心に刺さりそう!と、豪華で個性的なキャスト陣をしっかりと楽しめる映像となっている。まずはこちらの映像から、本作の愛すべき変わり者たちをとくとご覧あれ。『舟を編む』は、2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。© 2013「舟を編む」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2012年12月26日56万部を突破した三浦しをん氏の同名小説を松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎えて映画化する『舟を編む』に、ピースの又吉直樹、麻生久美子らが出演することが発表された。その他の写真本作は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”の製作に奮闘する編集者たちの姿を描いた作品。又吉と麻生は、松田演じる変わり者の編集者・馬締光也を中心とした個性豊かな編集部のメンバーと関わる、辞書の装丁デザイナー上田役(又吉)と、『大渡海』をPRする役割を担う女優役(麻生)を演じる。さらに、編集部と共に辞書を作り上げていく登場人物として、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹の名前も発表された。読書家として知られ、執筆活動も行っている又吉は、「辞書を読むのは好きですね。家に国語辞典だけで4、5冊あります」と、広辞苑など多数の辞書を愛用する無類の本好きだという。「今のコンビ名“ピース”も、なかなか思い浮かばなかったので、カタカナ語辞典で適当に開いて指さした単語にしようと思ったら“スカベンジャー”って出て。でも意味を見たら“ウジ虫”って書いてあって、『絶対あかんやん』ってやめたんですけど」と明かす。「日常的に辞書は引いてきました」という又吉は、「辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごい面白いなと思いました。辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな、言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と語っていた。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年12月19日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。このたび本作に、無類の本好きとして知られる「ピース」の又吉直樹さんがデザイナー役で出演することが明らかになった。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から注目を集める石井裕也監督がメガホンを握る本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。松田龍平と宮﨑あおいを主演に迎え、オダギリ ジョー、黒木華、さらに渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫、加藤剛などの豪華演技派キャストが集結している。今回、発表されたのは辞書「大渡海」に関わっていくことになる新たな6名のキャストたち。さらに「大渡海」のPRの一翼を担う女優を麻生久美子が演じることも決定。そして今回、辞書の装丁デザイナー・上田に抜擢されたのは、お笑い界随一の読書家として知られ、自身も執筆活動も行っているピースの又吉さん!「家に国語辞典だけで4、5冊あります。ほかに類語辞典、地名辞典とかカタカナ語辞典とか」という無類の本好きな又吉さんは、本編では「大渡海」のデザインを担当し、馬締と西岡と共同して辞書を創り上げていく役柄に挑戦している。辞書の命とも言われる紙を製作するあけぼの製紙の社員・宮本に宇野祥平、馬締たちが働く玄武書房社員の編集者に『探偵はBARにいる』などの個性的なキャラクターで人気を博している波岡一喜。「大渡海」の編纂作業でアルバイトたちの中心的役割を果たす江川、小林には、数々の映画祭に出品された『ニュータウンの青春』で脚本・監督を務めた森岡龍、そして新進気鋭の俳優・斎藤嘉樹が扮する。撮影を終えた又吉さんは「辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発で分かるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と、さらなる“本”への愛情が深まったよう。そしてテレビ東京では本作の公開を記念して、「来たれ!辞書部」の放送が決定。番組では映画と同様に辞書好きの又吉さんが出演し、ほかの共演者たちと世界に一つしかない辞書を製作していく。同番組の初回にはスペシャルゲストして松田さんも登場するのだとか。映画、テレビ放送共にそれぞれどのような辞書が完成するのか?公開が待ち遠しい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「来たれ!辞書部」テレビ東京にて1月13日(日)より毎週日曜 深夜2:15~2:25にて放送※初回スペシャルは1月1日(火)深夜1:05~1:45に放送。■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年12月19日松たか子主演のミュージカル『ジェーン・エア』が10月6日、東京・日生劇場で開幕した。シャーロット・ブロンテの傑作小説を舞台化した本作は2000年に演出家ジョン・ケアードの手によりブロードウェイで初演。2009年にはケアード自ら新演出に挑み、日本初演され、今年3年ぶりに再演される。初日前日の10月5日、公開稽古が行われ、松と共演の橋本さとしが会見に応じた。ミュージカル『ジェーン・エア』チケット情報会見で松は「再演ですけれど新たな要素も入っていますので、倍エネルギーを使う稽古でした」と振り返り、「(演出・ケアードの)リクエストに応えられたらいいなという思いで、稽古を積み重ねてきました。変わったということで身構える余裕はないです。再演だから楽しいだけではいけないですね」と気を引き締めていた。緊張した様子の松だが、3年前と変わったところを訊かれると「3歳くらい歳を取ったところ」と笑いを取る場面も。それを受けて橋本は「僕はウエストが3年前に比べて大きくなりましたね。脂身たっぷりの脂の乗ったいい感じでお届けできれば」とさらに笑わせていた。『ジェーン・エア』は孤児ジェーンが辛い日々に耐え、家庭教師として雇われた屋敷の主人ロチェスターと、紆余曲折の末に結ばれる純粋な愛の物語。舞台ではウエディングドレス姿も披露する松だが「(劇中)ほとんど黒い衣裳なので白いドレスは恥ずかしい」とはにかむ。ラブシーンについてふたりは「ラブラブした感じじゃないんですよね。僕は個人的にやってみたいんですけど(笑)。美しいラブシーンになれば」(橋本)、「ふたりで寄り添ったり、向き合ったりというシーンは少ないんですけど、やっと心が打ち解けて愛し合ったときの、静かなんだけれどそれまで抱えていた(ロチェスターへの)想いを想像しながら観て欲しい」(松)とそれぞれ語った。公演は東京・日生劇場で10月28日(日)まで。その後、福岡・博多座で11月2日(金)から18日(日)まで上演される。チケットは発売中。
2012年10月09日2012年本屋大賞第1位に輝いた、三浦しをんのベストセラー小説を、松田龍平と宮崎あおいで映画化する『舟を編む』に、注目を集める若手女優、黒木華(くろきはる)が出演することが発表された。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、23万語におよぶ言葉の海で奮闘する編集者たちの姿を描いた物語。本作で黒木は、変わり者だが言葉を捉える才能に長けている馬締光也(松田)の部下として、辞書の編集に携わる岸辺みどりを演じる。黒木は、野田秀樹が手がける舞台で役者デビューし、2010年に上演されたNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』では、オーディションで抜擢され、中村勘三郎と野田秀樹とともに舞台に立つなど、演劇界、映画界からの注目を集める実力派若手女優だ。最近では『おおかみこどもの雨と雪』で、少女期の雪の声を務めており、宮崎とは二度目の共演となる。本作のプロデューサーを務める孫家邦氏は「岸辺みどりは物語の中で“新しい時代の女性”を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました。黒木さんが出演した舞台でどんな人の心にもすっと寄りそってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とキャスティングの理由を語る。黒木は「岸辺みどりは自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性です。徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化をみていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せており、黒木が本作でどのような女性像を演じるのか注目だ。『舟を編む』2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月06日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。先日、オダギリジョーが“チャラ男”役として出演することが明らかとなった本作に、いま注目を集めている新進女優・黒木華が出演することが決定した。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から一目置かれる石井裕也監督、主演に松田龍平と宮﨑あおいを迎えて映画化される本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。野田秀樹率いるNODA MAPの番外公演「表に出ろいっ!」で、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居で見事ヒロイン役に抜擢され、芸能界へと足を踏み入れた黒木さん。その後、『東京オアシス』でスクリーンデビューを飾り、現在公開中の『おおかみこどもの雨と雪』の雪(少女期)役で声優に初挑戦、10月1日(月)より放送開始となるNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演、さらには『BUNGO~ささやかな欲望~』の公開を控えるなど話題作への出演が続く、いまノリに乗っている女優のひとりである。そんな彼女が今回演じるのは、松田龍平演じる馬締の部下として辞書の編集に携わる岸辺みどり。女性誌の編集部から異動となり、部下として配属されるやいなや馬締のつけた言葉の語釈に意見する少し気の強い女性で、若い世代の視点から現代に適応した語釈作りに一役買うこととなる。自身の役を「自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性」と分析する黒木さんは「徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化を見ていただけたら嬉しいです」と見どころを明かす。一方、「岸辺みどりは物語の中で新しい時代の女性を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました」と話すプロデューサーの孫家邦さんは、「黒木さんが出演した舞台を見てどんな人の心にもすっと寄り添ってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とその演技力にかなりの期待を寄せているようだ。松田さん、宮﨑さん、オダギリさんに続いてのキャスト発表。人気・実力共に兼ね備えた俳優陣の中で、彼女がどんな輝きを放ってくれるのか期待したい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会BUNGO~ささやかな欲望~ 2012年9月29日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年09月06日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、現在発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。現在、撮影真っ只中の本作にオダギリジョーが“チャラ男”役として出演することが明らかとなった。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から注目を集める石井裕也監督、主演に松田龍平と宮﨑あおいを迎えて映画化されることが発表されたばかりの本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとするもどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。本作でオダギリさんが演じるのは、松田さん演じる馬締の同僚で、共に辞書の編集に携わる西岡正志。変人・奇人揃いの編集部の中でも一際浮いている“チャラ男”だ。始めは辞書編集部に配属になったことに違和感を感じている西岡だが、「大渡海」(彼らの編む辞書)は俗語や若者言葉など新しい現代語も積極的に掲載する辞書とあって、「ダサい」などの現代語の“生きた”語釈で力を発揮しながら次第に辞書作りに愛情を持ち始めていく。オファーを受けてから台本を読み「“古き良き日本映画”の雰囲気を感じ、率直に良い本だなと感じました」と明かすオダギリさん。これまでも『メゾン・ド・ヒミコ』でのゲイ役を始め、ドラマ「時効警察」でのとぼけたキャラ、近年では『マイウェイ 12,000キロの真実』など、幅広いジャンルの役柄に挑戦してきたが、今回の役柄については「“かすかな笑い”、“静かな笑い”を担う役どころで、いろいろな演じ方ができる幅のある役だと思いますが、石井監督と相談しながら作っていってます」と新鮮さを楽しんでいるようだ。本作のプロデューサーからは「西岡は調子のいい男だが、キーになる役。オダギリさんは重みも軽さも持ち合わせた、最上級の俳優」とベタ褒めの言葉も。奇人変人の編集部の中で、オダギリさんはどんな男を編み上げるのか?早くも公開が待ち遠しい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年08月18日妻が企て、夫が女を騙す!松たか子×阿部サダヲが、夫婦で結婚詐欺。 衝撃の≪ラブストーリー≫、『夢売るふたり』。今回、キャストの松たか子、阿部サダオ、監督の西川美和に行った試写会の模様をお届けする。舞台上の紐を引くと、松、阿部、監督がそれぞれ「男とは」「女とは」「愛とは」について考えた内容が登場する垂れ幕トークも実施した。●松さん、阿部さんをキャスティングしたきっかけは?監督:映画賞か何かに(作品が)かかった時に初めてご挨拶させていただいたのですが。そこでは女優さんたちがキラキラしている中で、松さんはひっそりと座っていらっしゃって。その時、こういう言い方するの失礼かもしれないんですが、“あ、この人普通だなぁ”と思って。完全なサラブレッドなのに、普通、って、女優さんでは珍しいなと思って。今回は“普通の人”、市井の人を描きたくて、松さんがそういう役を演じられるのかなと。あとは、内容がグロテスクな話なので、これを演じてもらう女優さんには、“品”というものが絶対必要だな、そうでないとグチャグチャになっちゃうな、と思っていたので。今回は松さんにお願いしようと思いました。阿部さんは、ずっと一緒にお仕事をさせていただきたいな、何かきっかけさえあれば…と思って狙ってたんです(笑)。お二人の組み合わせを、私も見たことないし、どういう雰囲気になるのかイメージがつかない部分もあったので。そこが化学反応を起こしてくれるとおもしろいなと思いました。お二人とも好きな役者さんだったので、このたびキャスティングしたという次第です。●松さんと阿部さんの初共演について松:とても楽しかったです。お芝居をしていることを“楽しい”と思えるのは幸せだな、と思えましたので、好きな俳優さん(が共演)でよかったなと。自分の目が確かだったな(笑)、狂いはなかったと思いました。阿部:共演する前の松さんのイメージは、ほんと完璧な人、欠点の無い人、という女優さんで。監督が「OK!」って言ったら「うん、わかってる」「そうでしょ」みたいな(笑)。そういう人かなと思っていたのですが、お会いしたら全然そんなことはなくて。監督からOK がかかっても「今ので良いでしょうか」と。普通…というか、さっきも入場時に転びかけてたり。普通より…下でもいいぐらい?(笑)でも芝居は本当に素晴らしい女優さんです。●『ゆれる』『ディア・ドクター』は男性目線の映画でしたが。今回女性目線で描きたかったものは?監督:女性のみっともないところ。誰も見たことのないというか、厳密にはそんなことないんだろうけど、なかなかスポットを当てられない、女の、同性からもスポットライトを当ててもらえないような、都会の片隅で一人、自分の生きる道を模索している女性というのを描いてみたいなと思いました。女の人の生活ってどんどん多様になっている、それだけに悩みも複雑で。30 代とかになってくると、色んな複雑な思いを抱き、あがきながら、歩んで行くしかない、っていう。そういう、大人の女性の“生きづらさ”を描いてみようかなというのが今回ありました。●撮影中、印象に残っているエピソード松:最初のシーンの撮影が夜のパートだったので、撮影は夜になってから明るくなるまでの勝負だったんです。普通の人が寝静まった頃に働き出して、普通の人が働き出す頃に終わる、みたいな。こう、昼夜逆転みたいな生活をしてみて、夜のお仕事の人たちの生活が少しわかった気がしました。●本当にたくさんの女優さんとの絡みがありましたが。阿部:絡み…(笑)。それぞれの個性がおもしろかったですね。みなさんそれぞれ、(劇中では)職業がバラバラで、松さん(里子)が見つけてきた人もいれば、僕(貫也)が見つけてきた人もいるんですけれど、その人たちの役への入り方がすばらしいと思いました。上映前なのでどこまで言っていいかわからなかったので、また今度…(笑)。監督:阿部さんはどの女の人と一緒にいても楽しそうでした。松さんは―…なんだろう、この人(笑)。阿部:たぶん、間違いなく言えるのは“お蕎麦が好き”なことですね。監督:何人ものスタッフが「松さんと蕎麦に行った」と自慢していましたね。しかも蕎麦、食べるの早いんですよ。阿部:蕎麦食べる以外も、現場入りも、着替えも、何でも早かった。歌舞伎の早着替えかっていうくらい(笑)。松:好きです、ええ。浅草など下町がロケ地だったので、蕎麦屋を見つけては一人で入ったりしていました。(ここで、「男とは」「女とは」「愛とは」のそれぞれの回答を書いた垂れ幕が下がる)松:【男とは。と聞かれても答えに困るものである】本当に思いつかなくて…。あまりにも困っていたら夫が考えてくれたんですが、その内容が「(男とは)歌舞伎の家の娘に聞くな」っていうもので、ちょっと波紋を呼びそうだったので(笑)。本当にわからなくて、白旗を上げてしまいました!すみません!阿部:【女とは。うちのネコみたいである】僕も松さんみたいに書きたかった。その勇気がなかった。いいなぁ…。そのとおりだと思う。だから、こんな答えになってしまったんですが(笑)。わかんない、ってことです。飼ってるんだか飼っていないんだか、なついているんだかいないんだかもわからない。なついていると思ったら、急にいなくなるし、なんだかよくわからないけど怒ってるっぽいときもあるし…。女の人っぽいなと思って。まぁうちのネコ、オスなんだけど。(会場笑い)監督:【愛とは。と、語るやつほど、我愛(いと)しなり】まぁ、そんなもんです。むつかしいというか、色んな愛の形のひとつです、この二人が演じたのは。こういうつながり方でも、夫婦ってあるんだな、と。●これから観るみなさんへ一言ずつ監督:お二人いつもゆったりと、全然緊張していないような雰囲気で現場にもいらしていたんですけれども。お芝居は…完璧でしたね。もう何も言うことがないぐらい、二人とも素晴らしいお芝居をしてくださって。それ(芝居)に対しての心構えも、しっかり準備されてきたなぁと感じました。全力で役に対して向き合ってくれて、非常に血の通った作品になったと思いました。是非楽しんでいってください。阿部:自分がこれまで役者をやってきて、今までやったことがない役、やったことがない表情を引き出していただいたと思います。初めてなんです、こういう役。観終わった後に話したいんですが、観た後に色んな意見があっていいというか、一人一人全員違うんじゃないかっていうぐらいで。本当におもしろいですよね。今日、一緒に観に来た人と、三夜ぐらい話し合っていただけるんじゃないかっていうぐらい(笑)不思議な映画だと思います。また二、三回観て意見が変わってもいいなとも思います。松:色んな見方ができる作品だと思います。自分以外の人の意見に寛容な気持ちで物語を楽しんでいってください。作品情報『夢売るふたり』R-15作品 公式サイト 主演:松たか子、阿部サダヲ監督:西川美和配給:アスミック・エース(C)2012「夢売るふたり」製作委員会9月8日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月18日2004年の設立以来、1作を除きすべて映画化され、大ヒットを記録してきました「本屋大賞」。この度、2012年本屋大賞 第1位に輝く「舟を編む」の映画化が決まった。出演は、社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部の中心を担うことになる馬締光也に、『まほろ駅前多田便利軒』『探偵はBARにいる』の松田龍平。彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘・板前見習いの林香具矢に、『わが母の記』『天地明察』の宮﨑あおい。その他にも、一癖もふた癖もあるキャラクターたちが、言葉の海に乗り出していく。監督は、2010年『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞、国内外から注目を集める若き俊英石井裕也がつとめる。今回、映画化に向けていただいたキャストコメントをお届けする。●松田龍平(馬締 光也 役)「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」●宮崎あおい(林 香具矢 役)「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」●三浦しをん(原作)「信頼のおけるスタッフ・キャストのかたに『舟を編む』を映画化していただけることになり、とてもうれしいです。辞書の世界がどう映像化されるのか、楽しみにしております」●石井裕也(監督)「十五年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間達の姿に感動しました。一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。素晴らしいキャストとベテランのスタッフの方々が集まり少し緊張していますが、同い年の松田龍平さんと共に闘えるのはとても心強く、また楽しみでもあります。登場人物達の静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」作品情報『舟を編む』 公式サイト 出演:松田龍平 宮崎あおい監督:石井裕也配給:松竹、アスミック・エース2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C)2013「舟を編む」製作委員会
2012年07月13日2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説『舟を編む』が松田龍平、宮崎あおい出演で映画化され、来年の4月13日(土)に公開されることが決定した。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社を舞台に、ベテラン編集者、老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男ら様々な人々が辞書の編集に励む姿を描いた物語。小説はすでに発行50万部を突破。『川の底からこんにちは』の石井裕也監督がメガホンを執り、このほど映画化される。社内では変人扱いされているが、人とは異なる視点で言葉を扱う才能をもつ編集部員・馬締光也を演じる松田は「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」と言い、馬締の下宿の大家さんの孫娘で、板前の卵として修行に励む女性・林香具矢を演じる宮崎は「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」と意気込みを語っている。また石井監督は「十五年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間達の姿に感動しました。一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています」とコメントしている。撮影は今月下旬から開始され、今年末に完成。来年4月13日(土)より松竹とアスミック・エースの配給で全国公開される。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月13日「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した三浦しをんの2012年本屋大賞第1位に輝いたベストセラー小説「舟を編む」(光文社刊)が、『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など人々の悲喜こもごもをユーモラスに描く俊英、石井裕也監督指揮のもと実写映画化されることが決定!その主要キャストに松田龍平、宮﨑あおいの実力派コンビが抜擢されたことが明らかとなった。いま最も新刊が望まれる作家のひとり、三浦しをんのベストセラー小説を原作にもつ本作は、辞書という“舟”を編集する=“編む”ある出版社の編集部を題材にした物語。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たちの姿、そして馬締が下宿の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部を率いることになる主人公・馬締を演じるのは、『まほろ駅前多田便利軒』に続いての三浦しをん作品出演となる松田龍平。その彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢を宮﨑あおいが演じる。宮﨑さんは石井組初参加となるが、「とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることができるよう頑張ります!」と気合十分。松田さんも「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役がいまから楽しみです」とこれから始まる撮影に向けて期待に胸膨らませる。「15年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間たちの姿に感動しました」と語る石井監督は、主演の松田さんと同い年の若き俊英。「一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか?答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。登場人物たちの静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」と作品への意気込みを口にしている。人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの――「辞書」。果たして本作で描かれる「辞書の世界」は、どのように映像化され、そしてどんな物語を“編む”のだろうか?さらなる続報を待ちたい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会
2012年07月13日松たか子主演のミュージカル『ジェーン・エア』の制作発表会見が7月5日に行われ、松と共演の橋本さとしが登壇した。『ジェーン・エア』チケット情報本公演は、シャーロット・ブロンテが書いた傑作ロマンスを2000年に英国人演出家のジョン・ケアードがブロードウェイでミュージカル化し、2009年に日本で初演された舞台の再演。19世紀のイギリスを舞台に、ひとりの女性が様々な困難を乗り越え、時代に立ち向かいながら強く逞しく、愛に生きた姿を描く。主人公のジェーン・エア役は松、ジェーンが家庭教師として住み込んだ家の主人で、やがて愛し合うようになるロチェスター役は橋本と、初演と変わらぬふたりが務める。作品の魅力について松は「ジェーンという女性は、はじめから完璧な人ではなくて、悔いや迷いを感じながら生きて、恋愛をして、自分の気持ちが揺らぎながらも一生懸命に生きようとする人。自分の足で立とうとする姿は、時代を超えて訴えかけるものがあると思います」とコメント。橋本は「シンプルで美しく、無駄なものがない舞台です。絵画のような美しさの中に入って浸っていただきたい」とアピールしていた。3年ぶりの再演について松は「初演の時は楽しかったんですけど、ほんとに必至で。最後のほうは這ってゴールにたどり着いたという記憶があって。今回再演のチャンスをいただけたので、楽しんで演じ、歌えるようになりたい」と抱負を述べた。また演じる役どころと自身との共通点を訊かれると「家庭教師にはなれません。人に教える仕事は一生無理」と松が答えると、橋本は「愛とかそういうものに抵抗を持っている男なんですけど、僕自身は愛がないと生きていけない“愛依存症”です」とそれぞれ語った。演出のジョン・ケアードから再演に際し、「この偉大なラブストーリーを松さん、橋本さんと一緒に創作した時間は、日本での演劇経験の中でもっとも幸せな記憶として心に刻まれています」とふたりを絶賛するコメントが届いた。これを受けて橋本は「世界で一番一緒に仕事をしたいと思っていた演出家」と言いながらも、英語が話せないため稽古場以外では「近づいてきたら逃げちゃう」と話し、前回、稽古場から偶然ジョンを車で送ることになった時、車内で一言も話さず気まずかったというエピソードを披露、記者の笑いを誘っていた。共演は初演メンバーの寿ひずる、旺なつき、山崎直子、小西遼生、福井貴一 、壤晴彦に、新たに阿知波悟美、辛島小恵が加わる。公演は10月6日(土)から28日(日)まで東京・日生劇場のほか、福岡・博多座でも上演される。東京公演のチケットは7月29日(日)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは7月8日(日)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。
2012年07月06日松たか子が6月5日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇PLEX2で行われた主演映画『告白』の初日舞台挨拶で、観客の作品に対する好反応とサプライズのバースデイ祝いに、感極まって涙した。同作で松さんは、3歳の娘・愛美を殺した13歳の教え子2人に復讐を仕掛ける女教師・森口を熱演。衝撃的な内容に、公開前からインターネットのポータルサイトの映画コーナーなどで試写を観た人の賛否が分かれるなど物議を醸している。この日も上映後の舞台挨拶とあって観客に作品への賛否を問うアンケートを実施したところ、ほぼ全員が「よかった」を示す告白ミニボードを掲げる好反応。松さんは「ゾワッとしました。嬉しいです!」と驚きながら喜びの声を上げた。続いて配給元の東宝から、ハリウッドのメジャーを含む映画会社3社からリメイクのオファーが来たことが発表に。実現した際の、中島哲也監督が考える希望のキャスティングとその理由も発表され、松さんの役は「ニコール・キッドマン。ってことは松さんは日本のニコール・キッドマンってこと」の文字がスクリーンに映し出されると、松さんは思わず「誰にも言われないし、いま初めて言われましたし、何でこんな嘘つくんですか!」と猛抗議。中島監督は「こんな大々的に発表されると思わなくて、飲み屋で適当に答えたんですけど…」と頭を掻いた。ちなみに木村佳乃さん演じる犯人の少年2人のうちのひとり、の過保護過ぎる母親役にはサラ・ジェシカ・パーカー、岡田将生演じる森口の同僚の熱血体育教師にはダニエル・ラドクリフという希望だった。さらに今月10日に迎える33歳の誕生日を祝うバースデーケーキがサプライズで登場。木村さん、岡田さんから大きな花束を手渡され、会場からの「おめでとう!」の声を浴びた松さんは、「『告白』が完成してこの日が迎えられて本当に嬉しい。本当に大変な撮影だったので。松なんかどうでもいいって方もいらっしゃると思うんですけど(誕生日を)祝っていただいて恐縮しています。ホント、完成してよかった。みんなに感謝します」と涙声で話し、瞳を潤ませていた。東宝によると、同作が海外5か国(アメリカ、カナダ、スウェーデン、スペイン、韓国)7映画祭から正式招待されたこと、世界配給(アイルランド、台湾、香港)も決定。また、この日の14時時点での動員数が、最終興収23.6億円を記録した同監督作『パコと魔法の絵本』の対比109%を記録。「20億円越えは確実」と言い、同監督作品では過去最高のヒットを見込んでいる。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?
2010年06月06日