堺環濠町づくり推進協議会(環濠茶論)※ は、環濠エリアで開催するイベントと周辺の店舗や施設、歴史スポットを周遊できるよう「橋渡し」する『環濠-CAN GO-橋わたしフェス』を令和6年5月26日(日)に開催します。同フェスでは、さかい利晶の杜で行うマルシェや、参加店舗による期間限定特典などを区内の各地で実施。古い町並みや文化施設・史跡が集積する「環濠エリア」を楽しんで歩く一日です。※環濠エリアの有する歴史文化の継承と合わせて新たな魅力を創出し、生活する人も訪れる人も愛着が持てる活気ある堺の実現に向けた公民連携による取組を推進することを目的に、地域のNPO団体を中心に設立した協議会。環濠-CAN GO-橋わたしフェス ポスター1 イベント名・概要第3回環濠-CAN GO-橋わたしフェスさかい利晶の杜で開催する「橋わたしマルシェ」をメイン会場とし、ここを拠点に環濠エリア内の店舗や施設、歴史スポットを周遊し、中世の堺商人の町「環濠エリア」を知り、感じてもらうイベントです。2 日時令和6年5月26日(日)午前11時~午後4時 【本部設置時間(さかい利晶の杜正面入口横)】3 橋わたしマルシェ(1) 会場 さかい利晶の杜(2) 内容環濠エリアの店舗を中心としたマルシェを開催します。環濠エリアの魅力ある店舗のほか、凸凹キッズマルシェ※ が出店します。また、絵本「えんとつ町のプペル」の光る絵本展が楽しめる「プペルバス」も登場。※凸凹キッズマルシェとはダウン症や自閉症の子どもたちが物作りや販売の楽しさ・大変さを実体験を通じて学ぶマルシェであり、実際に子どもたちが販売員として参加。プペルバス4 参加店舗による期間限定特典(1) 内容フェス開催期間中、参加店舗や施設で配布している環濠-CAN GO-橋わたしフェスのマップ提示で、ワンドリンクサービス等の期間限定特典をご用意しています。(2) 期間限定特典付与店舗8店舗で期間限定特典をご用意しています。詳細については以下の『環濠-CAN GO-橋わたしフェス』ホームページをご参照ください。(随時更新予定)5 同日開催イベント環濠エリア内の4店舗にて、ハンドメイドマルシェやペーパーフリマなどのイベントが店内で開催されます。詳細については以下の『環濠-CAN GO-橋わたしフェス』ホームページをご参照ください。(随時更新予定)6 『環濠-CAN GO-橋わたしフェス』ホームページURL: 7 その他・当日の天候等により、中止、もしくは内容変更になる場合があります。詳細については、『環濠-CAN GO-橋わたしフェス』ホームページ( )でお知らせします。・内容については、予告なく変更する場合があります。■イベントフライヤー環濠-CAN GO-橋わたしフェス フライヤー表環濠-CAN GO-橋わたしフェス フライヤー裏■お問い合わせ先堺環濠町づくり推進協議会<通称:環濠茶論>(建築都市局 都心未来創造部 堺駅エリア整備担当内)担当者:河野、辻(内線:5650,5651)TEL :072-340-0368FAX :072-228-8034 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月16日お笑いコンビ・スクールゾーンの橋本稜(32)が、15日までに自身のインスタグラムを更新し、第2子女児誕生を報告した。橋本は「先日女の子が産まれました。息子がお兄ちゃんになりました」とつづり「家族4人で力を合わせて暮らしていきますので、暖かく見守って頂けたらと思います」とコメントしている。スクールゾーンは橋本と俵山峻により2011年4月に結成。YouTubeのスクールゾーンChannelは登録者数20万人。主に韓国あるあるネタの動画を投稿している。フジテレビ系『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』などに出演し、幅広く活躍している。
2024年05月15日舞台『千と千尋の神隠し』が、プレビュー公演を経て、現地時間5月7日(火)、英ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムで開幕した。本作は2022年に東宝創立90周年記念公演として、宮﨑駿の名作映画を、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け初の舞台化。映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げた。2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru での上演が決定している全国ツアー公演と並行して、4月から8月にかけて初の海外公演を上演する。ロンドン公演では、冒頭、引っ越し先の風景に千尋が「ベー」と舌を出す映画を思い出させる演技や、湯婆婆の部屋のカーテンから登場する頭(かしら)の動きやパペットひとつひとつに観客から嬉しそうな反応があり、神さま達が油屋を訪れる場面では、グランドサークル(客席内)に設置された提灯が点灯し、場内全体が不思議な街となり、ロンドン公演ならではの光景も。また、カオナシが登場すると、観客から「わあ!」と感嘆の声が上がり、千尋とハクがおにぎりを食べる場面では、観客はその演技に集中し、静かに見入っていたという。(撮影:Johan Persson)(撮影:Johan Persson)(撮影:Johan Persson)カーテンコールではスタンディングオベーションが起き、割れんばかりの拍手と歓声、指笛で歓喜に包まれた初日を終え、この日千尋役を務めた橋本環奈、上白石萌音からも「あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当に嬉しいなと思いました」(橋本)、「しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました」(上白石)と喜びのコメントが届いた。舞台『千と千尋の神隠し』5月7日昼の部カーテンコールより舞台『千と千尋の神隠し』5月7日夜の部カーテンコールより舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演は、8月24日(土) まで同劇場で上演される。橋本環奈・上白石萌音 ロンドンでの生活は?【橋本環奈コメント】――日本人俳優として、ロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ち、スタンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?今日が初日なので、初日の反応であったりとか、どういうふうな感じになるんだろうという、ワクワクが大きいんですけどプレビューの段階でも日本人のお客様と全然違って、いろんなところで笑いが起こったり、ロンドンの方たちのジブリ好(ず)きな気持ちであったり、お酒を飲みながら観ていたり、ポップコーン食べたり、鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当に素敵だなと思っています。土曜日とかは小さなお子さんもいらっしゃいました。そういう方々が見てくださっていることも嬉しいですし、カーテンコールのあの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました。もちろん日本人の方々の、声には出さないけど、すごく楽しんでくれてる気持ちって、舞台に立っていてすごく伝わるんですね。(ロンドンでも)あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当に嬉しいなと思いました。(撮影:Johan Persson)――カンパニーの皆さんとの生活はいかがですか?初演の2年前の時からずっと一緒にいるカンパニーの皆が本当に大好きで、ロンドンに来させて頂いてからも、部屋で皆で集まってご飯を食べながら、しゃべったり、本当に仲良くなれて一緒に舞台に立っているキャストもそうですが、演出家のジョン(・ケアード)であったり(今井)麻緒子(共同翻案)さんであったり、トビー(・オリエ パペットデザイン・ディレクション)、サラ(・ライト アソシエイト・パペットディレクター)、ブラッド(・ハーク 音楽スーパーヴァイザー・編曲)達ともたわいもない会話をしたりとか仲間という言葉が本当に適切な表現につながると思えるくらい、心から信頼できる皆とロンドンの舞台に立てて本当に嬉しく思います。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思いますか?作品の強さはもちろんですが、ジブリがこれだけ世界に愛されている理由は、本当に様々あると思うんですよね。でもその中の一つを挙げるとしたら雑巾がけのシーンとかも日本ならではだな、という話をしているんですけど、ごめんなさい、と千尋がすごく謝っているような日本人らしいところを、ロンドンでも、日本でやっていた公演から本当に変えていなくて日本の良さやリアルを伝えられる部分はこの演劇ならではだと思いますし、ロンドンの方々から観ても楽しんで受け入れて頂けているのではないかなと思っています。(撮影:Johan Persson)――ロンドン生活での楽しさ、発見は?もうすでにロンドンが大好きです。イギリス自体初めて来るので「どういう街なんだろう」と思っていましたが、来てみて、本当に最高だなと……。街並みもそうですし、つたない英語でも聞いてくれたり、質問を返してくれたりとか、受け入れるという、文化や歴史の背景があると思うんですけどロンドンの方々が優しくてあたたかいんです。劇場で見てくださっている方々の反応であったりを見ていても受け入れてくれる人柄や街並み、全て素敵だな、というふうに感じました。何をとっても良いところしか思い浮かばなくて、絶対また旅行で来るだろうと思うくらい大好きな街になりました。(撮影:Johan Persson)【上白石萌音コメント】――日本人俳優としてロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ってスタンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました。お客様達がとても喜んでくださったのが伝わって来て嬉しかったです。カーテンコールの最後に千尋がオンマイクで「ありがとうございました」と言うのですが、その瞬間に、私は日本人で、私たちは日本から来て日本語で作品を届けたんだなという実感がせりあがって来てグッときました。毎回そこで感じるものがあります。(撮影:Johan Persson)――日本とロンドンのお客さんの反応の違いはありますか?思ったことをそのまま出力してくださる感じがします。すごく楽しみに来てくださっているんだな、というのが伝わってきてうれしいです。客席でお酒を飲んだりポップコーンを食べたりなさっているので、全体の空気感が堅苦しくなくてリラックスしています。同時にすごく演劇へのリスペクトがある、素敵な空間だなと思います。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思いますか?日本人がすごく日本人をやっているというところが大きいんじゃないかと思います。日本らしさを前面に出したシーンや動きがしっかり受け入れられているのを感じるので、これは私たちだから出来ることなのかな、と思っています。セリフにもたくさん反応があります。母国語ではない言葉で作品を観るのはお客様もエネルギーを使うことだと思いますが、ちゃんと言葉が伝わっているんだな、というのを感じて凄く嬉しいです。この作品には言葉のないシーンも沢山ありますが、そこでは日本で感じるのと同じような集中力や言葉のいらない一体感が共通してあって、「ああ一緒に作っているな」という感じがします。(撮影:Johan Persson)――カンパニーの皆さんとのロンドンのお稽古はいかがでしたか?色々なことが起きましたが、皆で励まし合って、緊張感を高めながらの稽古でした。知らない土地で長く暮らすとなると寂しさを感じるのかなと思っていましたが、このカンパニーにちゃんと属しているというか、居場所があるのがとても心強いです。あとは、現地スタッフの皆さんとも沢山話をして、お互いに言葉を教え合っています。(ロンドンでも)日本のスタッフの皆さんと変わらない作品への愛を注いでくださって、国も言葉も関係なくワンチームになっているな、と感じながらお稽古していました。――ロンドン生活での楽しさ、発見は?アプリでパッとチケットを取って、演劇を観に行けるのが最高に幸せです。稽古が早く終わった日は当日券を押さえて一人で劇場に行って楽しみました。演劇でアウトプットをして演劇でインプットするという純度の高い生活を送っています。夢のようです。(撮影:Johan Persson)<公演情報>舞台『千と千尋の神隠し』原作:宮﨑駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子出演:千尋:橋本環奈 / 上白石萌音 / 川栄李奈/ 福地桃子ハク:醍醐虎汰朗 / 三浦宏規 / 増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次 / 小㞍健太 / 山野光 / 中川賢リン/千尋の母:妃海風 / 華優希 / 実咲凜音釜爺:田口トモロヲ / 橋本さとし / 宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ / 朴璐美 / 羽野晶紀 / 春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也 / 堀部圭亮父役:吉村直 / 伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん / 元木聖也頭:五十嵐ゆうや / 奥山ばらば坊:武者真由 / 坂口杏奈他【ロンドン公演】日程:2024年4月30日(火)~8月24日(土)会場:ロンドン・コロシアム【福岡公演】日程:2024年4月27日(土)~5月19日(日)会場:博多座【大阪公演】日程:2024年5月27日(月)~6月6日(木)会場:梅田芸術劇場メインホール【北海道公演】日程:2024年6月15日(土)~20日(木)会場:札幌文化芸術劇場 hitaruチケット情報:()日本公演公式サイト:海外公演公式サイト:
2024年05月09日英ロンドンの劇場地区ウェストエンドで最大規模の劇場「ロンドン・コロシアム」で現地時間7日、舞台『千と千尋の神隠し』が4月30日からのプレビューを経て本公演の初日を迎えた。千尋役の橋本環奈と上白石萌音のコメントが到着。さらに、日本人キャストによる日本語での上演を鑑賞した現地の観客の声を紹介する。舞台『千と千尋の神隠し』は、10歳の少女・千尋が、神々の世界に迷い込み豚の姿に変えられてしまった両親を救うために懸命に働き、生きる力を呼び醒ます姿を描いた宮崎駿監督(※崎=たつさき)による大ヒットアニメーション映画をもとに、2022年に東宝創立90周年記念公演として初の舞台化がなされた作品。23年名古屋御園座での再演を経て、24年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでの上演が決定している全国ツアー公演と並行して、カンパニーが渡英し、初の海外公演がスタートした。日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝主催公演としても史上初の試みとなった今回のロンドン公演。会場となったロンドン・コロシアムは、ウェストエンド最大級となる約2300席の客席数の劇場。イングリッシュ・ナショナル・オペラの本拠地でもあり、規模と歴史は、日本の帝国劇場(1911年開場、約1900席)と重なる。今回の4ヶ月にわたる135公演(予定)の観客動員は、約30万人を見込んでいる。初日の千尋役は、午後2時からの公演では橋本が、午後6時からの公演では上白石が務めた。ロンドンの観客も映画で本作のストーリーやキャラクターを知っているようで、1幕の冒頭、引っ越し先の風景に千尋が「ベー」と舌を出す映画を思い出させる演技に観客はうれしそうな反応を示した。どのパペットも出てくるだけで歓迎され、観客の心をつかんでいた様子。神さまたちが油屋を訪れる場面では、グランドサークル(客席内)に設置された提灯が点灯し、場内全体が不思議な街となり、ロンドン公演ならではの光景が見られた。2幕のクライマックス、ハクの名前を思い出す、大きなハク竜と千尋のシーンは、映画同様のシーンに、劇場中の観客が見入っていた。この日の2公演とも、カーテンコールになるとすぐスタンディングオベーションが起こり、割れんばかりの拍手と歓声、指笛で盛り上がった。上演後、現地スタッフが観客にインタビューを敢行。地元の観客たちから「号泣しました。魔法のようでした。何もかもが素晴らしかったです。また泣きそう。ハクが竜にから元に戻った時、最高でした。千尋が背中に乗って飛んだ時、良く出来ていると思いました」「宮崎さん、あなたは天才です」「人生で初めて見た世界でした。日本語で見れたのが何より良かったです。日本の文化のエッセンスを感じました」と絶賛されたという。また、橋本について「千尋を演じる子に才能を感じました。彼女を見にもう一度行きたい。湯婆婆が大きくなったところが怖かった」。上白石について「完璧、可愛い、演技上手い!」「映画の千尋そのままだった!」といった声も。さらに、夏木マリが演じる湯婆婆について「映画と同じ人で見られるなんて信じられない」「2日前に映画を見直したばかりだったんで、そのままで感動」「メイクがすごい」「湯婆婆がうちのお母さんにそっくり(笑)」と大好評だった。■橋本環奈(千尋役)のコメント――日本人俳優として、ロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ち、ステンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?【橋本】今日が初日なので、初日の反応であったりとか、どういうふうな感じになるんだろうという、ワクワクが大きいんですけど プレビューの段階でも日本人のお客様と全然違って、いろんなところで笑いが起こったり、ロンドンの方たちのジブリ好きな気持ちであったり、お酒を飲みながら観ていたり、ポップコーン食べたり、鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当に素敵だなと思っています。土曜日は小さなお子さんもいらっしゃいました。そういう方々が見てくださっていることもうれしいですし、カーテンコールのあの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました。もちろん日本人の方々の、声には出さないけど、すごく楽しんでくれてる気持ちって、舞台に立っていてすごく伝わるんですね。(ロンドンでも)あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当にうれしいなと思いました。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思う?【橋本】 作品の強さはもちろんですが、ジブリがこれだけ世界に愛されている理由は本当にさまざまあると思うんですよね。でもその中の一つを挙げるとしたら、雑巾がけのシーンも日本ならではだな、という話をしているんですけど、「ごめんなさい」と千尋がすごく謝っているような日本人らしいところを、ロンドンでも、日本でやっていた公演から本当に変えていなくて、日本の良さやリアルを伝えられる部分はこの演劇ならではだと思いますし、ロンドンの方々から観ても楽しんで受け入れていただけているのではないかなと思っています。■上白石萌音(千尋役)コメント――日本人俳優としてロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ってスタンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?【上白石】浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました。 お客様たちがとても喜んでくださったのが伝わって来てうれしかったです。カーテンコールの最後に千尋がオンマイクで「ありがとうございました」と言うのですが、その瞬間に、私は日本人で、私たちは日本から来て日本語で作品を届けたんだなという実感が せりあがって来てグッときました。 毎回そこで感じるものがあります。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思いますか?【上白石】日本人がすごく日本人をやっているというところが大きいんじゃないかと思います。日本らしさを前面に出したシーンや動きがしっかり受け入れられているのを感じるので、これは私たちだからできることなのかな、と思っています。台詞にもたくさん反応があります。母国語ではない言葉で作品を観るのはお客様もエネルギーを使うことだと思いますが、ちゃんと言葉が伝わっているんだな、というのを感じてすごくうれしいです。この作品には言葉のないシーンもたくさんありますが、そこでは日本で感じるのと同じような集中力や言葉のいらない一体感が共通してあって、「ああ一緒に作っているな」という感じがします。
2024年05月09日女優の橋本環奈が、イギリス・ロンドン ウェストエンドのロンドン・コロシアムにて現地時間7日に舞台『千と千尋の神隠し』の本初日を迎えた。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○■舞台『千と千尋の神隠し』千尋役の橋本環奈橋本は「今日が初日なので、初日の反応であったりとか、どういうふうな感じになるんだろうという、ワクワクが大きいんですけどプレビューの段階でも日本人のお客様と全然違って、いろんなところで笑いが起こったり、ロンドンの方たちのジブリ好きな気持ちであったり、お酒を飲みながら観ていたり、ポップコーン食べたり、鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当に素敵だなと思っています」と印象を明かす。「土曜日とかは小さなお子さんもいらっしゃいました。そういう方々が見てくださっていることも嬉しいですし、カーテンコールのあの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました。もちろん日本人の方々の、声には出さないけど、すごく楽しんでくれてる気持ちって、舞台に立っていてすごく伝わるんですね。(ロンドンでも)あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当に嬉しいなと思いました」と客席の違いについて語った。カンパニーとロンドン生活を送っている橋本。「初演の2年前の時からずっと一緒にいるカンパニーの皆が本当に大好きで、ロンドンに来させて頂いてからも、部屋で皆で集まってご飯を食べながら、しゃべったり、本当に仲良くなれて。一緒に舞台に立っているキャストもそうですが演出家のジョン(・ケアード)であったり(今井)麻緒子(共同翻案)さんであったり、トビー(・オリエパペットデザイン・ディレクション)、サラ(・ライトアソシエイト・パペットディレクター)、ブラッド(・ハーク音楽スーパーヴァイザー・編曲)達ともたわいもない会話をしたりとか仲間という言葉が本当に適切な表現につながると思えるくらい、心から信頼できる皆とロンドンの舞台に立てて本当に嬉しく思います」と、さまざまにコミュニケーションを楽しんでいる様子。「舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたか」と問われると、「作品の強さはもちろんですが、ジブリがこれだけ世界に愛されている理由は、本当に様々あると思うんですよね。雑巾がけのシーンとかも日本ならではだなと。千尋が『ごめんなさい』と謝っているような日本人らしいところを、日本でやっていた公演からロンドンでも変えていなくて、日本の良さやリアルを伝えられる部分はこの演劇ならではだと思いますし、ロンドンの方々から観ても楽しんで受け入れて頂けているのではないかなと思っています」と”日本らしさ”が理由になっているのではないかと分析する。ロンドン生活については「もうすでにロンドンが大好きです。イギリス自体初めて来るので「どういう街なんだろう」と思っていましたが、来てみて、本当に最高だなと……。街並みもそうですし、つたない英語でも聞いてくれたり、質問を返してくれたりとか、受け入れるという、文化や歴史の背景があると思うんですけどロンドンの方々が優しくてあたたかいんです」と満喫。「劇場で見てくださっている方々の反応であったりを見ていても受け入れてくれる人柄や街並み、全て素敵だな、というふうに感じました。何をとっても良いところしか思い浮かばなくて、絶対また旅行で来るだろうと思うくらい大好きな街になりました」と語っている。
2024年05月09日俳優の橋本環奈が2日、自身の公式Xを更新し、英・ロンドンでの主演舞台『千と千尋の神隠し』を休演していたことを明かした。ロンドン公演は橋本、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子の4人が交代で主演を務める。同公演の公式Xは1日、橋本が予定していた公演に上白石が出演すると発表していた。橋本は「皆様ご心配をおかけしました。日本から観に来られたり、昨日の観劇を楽しみにして頂いた方、申し訳ありません」と謝罪。「舞台 千と千尋の神隠し ロンドン公演私にとっては本日初日になります!無事に千穐楽まで走り抜けたいと思います!よろしくお願いします!」と呼びかけた。3日の投稿では「稽古終わり19:30~の公演に備えて早めにご飯食べます写真なかったんで今撮りました。笑」とし、現地での写真を添え元気な様子を見せた。
2024年05月03日《皆様ご心配をおかけしました。日本から観に来られたり、昨日の観劇を楽しみにして頂いた方、申し訳ありません。舞台 千と千尋の神隠し ロンドン公演私にとっては本日初日になります!無事に千穐楽まで走り抜けたいと思います!よろしくお願いします!》5月2日、女優の橋本環奈(25)がXを更新し、主演舞台「千と千尋の神隠し」のロンドン公演を休演していたことを謝罪した。同公演の千尋役はクアトロキャストで橋本、上白石萌音(26)、川栄李奈(29)、福地桃子(26)の4人が演じている。橋本は5月1日(現地時間)の公演に千尋役として出演予定だったが、上白石が代役を務めたという。休演の理由は明らかにされていないが、ファンからは橋本の体調を心配する声があがっている。《休演した理由も報告なし。たぶん朝ドラ撮影も抱え(今は舞台で中断)ぶっ続けで異国の地で体調崩したのかなと》《忙しすぎるんじゃないですか?他の仕事のせいでこちらの仕事が出来なかったと言えば角が立ちますし。体調不良でなければいいんですけどね》《人気者は大変だな。無理なスケジュールで体調を崩してメンタルまで不調になったら本当に大変な事になる》舞台「千と千尋の神隠し」は22年の初演で橋本と上白石がダブルキャストで主演を務め、大きな話題となった。今回の再演は3月に東京で始まり、愛知、福岡、大阪、北海道とロンドン公演が並行して行われる。「橋本さんは4月18日にXで《福岡から東京に帰って来たと思ったらすぐロンドンに》と報告していました。おそらく直前まで福岡で今秋放送予定の朝ドラ『おむすび』のロケに臨んでいたのでしょう。ロンドン公演は5月上旬までは橋本さんと上白石さんがダブルキャストのような形で演じますが、それ以降、5月末までは橋本さんが一人で千尋役を務めます。まだ先も長いですし、ここで無理をすると後に響く可能性があるので、大事をとって休んだのかもしれません」(芸能関係者)ハードスケジュールは人気者の宿命とはいえ、体調には十分に気をつけてほしいというのがファンの願いだろう。
2024年05月03日芸能界にひしめき合う女性タレントたち。その中でも“あざとかわいい系”は近年、群雄割拠な状態となっている。小悪魔的な言動で人の気を惹くのが上手。そして、かわいらしい。そんなあざとかわいい女性といえば、かつては石原さとみ(37)を例に挙げることが多かったが、今やフリーアナウンサーの台頭もあり様々なニューカマーが登場。戦況は変わってきている。’20年10月からはバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のレギュラー放送がスタートし、“あざとかわいい”に対して肯定的な意見も急増中。とはいえ、真に「あざとかわいい」女性が彼氏の周囲にいると、不安になる……という女性も多いだろう。そこで今回、本誌は20、30代の女性500人を対象に「彼氏や夫の友達にいて欲しくない」女性タレントについて調査を行った。女性も嫉妬してしまう魅力たっぷりな女性タレントは、一体誰だろうか。まず第3位に選ばれたのは森香澄(28)。’19年4月にテレビ東京に入社し、アナウンサーとして活躍した森。’23年3月に退社するとバラエティ番組への露出が増え、人気はうなぎのぼり。今年2月には初めての写真集『すのかすみ。』(幻冬舎)も発売している。そんな森に対して、アンケートでは《笑顔が可愛く、男性からしたら守ってあげたくなる感じかな?と思うから。声がかわいいのも、自分は声にコンプレックスがあるので嫌かな》とビジュアルだけでなく、元アナウンサー特有の“声の良さ”を指摘する声が。また《かわいいし面白くてすべて完璧そう》という声や、《あざといから》と一刀両断する声もあった。3月25日に放送された『ハイティーン・バイブル』(ABEMA)に出演した森は、番組内ドラマの「大学生の女性が気になる先輩から借りた服を返す」というシーンを見た際、「ちゃんと香水つけた?」と発言。さらに「貸した洋服返ってきた時に、その子の匂いするなとか思ったらキュンとしません?」「匂いって唯一、五感の中で脳と繋がってるんですよ。だから、本能に語りかけるの」と語ったものの、SNSでは《森香澄にやられたら好きになる》派と《普通に洗って返せや》派の賛否両論状態に。”あざとテクニック”が効くかどうかについては、人を選ぶようだ。続いて、第2位に選ばれたのは橋本環奈(25)。福岡時代の’13年、アイドルグループ「Rev. from DVL」のメンバーとしてステージに立っていた写真が「奇跡の一枚」として、SNS上で大きな注目を集めることになった橋本。人気が全国区になり’17年に上京すると快進撃を続け、’22年と’23年に2年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会を務めた。さらに今年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』ではヒロインを務める。幅広い層から支持され、国民的な人気を誇る橋本。今回のアンケートでは《容姿端麗で男女共に人気のある人だから》《男女問わず好きになってしまうから》とその人気ぶりから警戒する声が。さらに《誰でも惚れる》《可愛いから》と直球な声も寄せられた。’21年8月に放送された『あざとくて何が悪いの?』で「あざとい女子が大好きなんです」と語っていた橋本。自身も“あざとかわいさ”で多くの人を魅了しているようだ。そして、1位は田中みな実(37)だ。’09年にTBSのアナウンサーになった田中は’14年9月にフリーアナウンサーに転身。’19年の1st写真集『Sincerely yours…』が爆発的にヒットした後、事務所を移籍した。そして現在は俳優として活躍しており、放映中のドラマ『Destiny』では石原さとみ演じる主人公の友人役に抜擢。さらに今年7月期のドラマ『ギークス/GEEKS(仮)』(フジテレビ系)では松岡茉優(29)や滝沢カレン(31)とともに主要キャストに選ばれている。『あざとくて何が悪いの?』のMCを務めていたこともある田中。アンケートでは《顔が可愛くてスタイルがいいし、あざとい感じに騙されてしまいそうだから》《美人で愛嬌もあってほどよいあざとさもあるため、彼氏が簡単に目移りしそうだから》と“あざとさ”を指摘する声が続々と寄せられることに。さらに《男の人に甘えるのが得意そう。女の人から見ても可愛らしいので》という声や、《きれいでいい女感があって男は騙されそうだから嫌だ》と鋭い視点のコメントもあった。田中は自覚的に“あざとかわいい”を実践しているようで、’20年8月に「with online」で公開されたインタビューでは「やっぱり他人を蹴落とすことなく、自分を含めた全員の幸せを目指した“計算高さ”を発揮することが理想です。その境地に達すれば、きっと怖いものがなくなって堂々と生きられます(笑)」と“あざとさ”について語っている。女性も警戒する、真の“あざとかわいい”の玉座はまだまだ田中のもののようだ。
2024年04月28日吉沢亮主演、呉美保監督9年ぶりの長編映画となる『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が9月、公開決定。併せて新キャストとともにティザーポスタービジュアル、WEB限定超特報が解禁された。本作は、コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子どもという意味)という生い立ちを踏まえ、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイスト、五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を基に映画化。原作本「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)吉沢さん演じる五十嵐大のろう者の両親役として、母・明子役に忍足(おしだり)亜希子、父・陽介役に今井彰人が決定。ろう者俳優として活躍する2人が溢れんばかりの息子への思いを表現する。忍足さんは「私は五十嵐大さんの家庭とは逆の境遇で、私は生まれつき きこえない子供で、きこえる親から生まれ、きこえる世界で育ちました。自分は何者なのか孤独感や苦悩と葛藤しながらも、きこえる世界ときこえない世界を行き来するという、同じ立場だからこそ、とても共感しました」とコメント、「コーダの世界をひとりでも多く知ってもらえる良い機会になれば見方も変わると思います」と明かす。さらに、ユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでんなど個性豊かな俳優陣が脇を固める。併せて解禁となったティザーポスタービジュアルは、主人公・五十嵐大(吉沢さん)が故郷である宮城県から東京に向かう電車の中のひと幕を切り取ったもの。車窓をまっすぐに見つめる瞳には故郷への思い、そして未来への期待が込められている。この撮影をしたのは写真家・文筆家の齋藤陽道。五十嵐さんの原作の表紙も撮影しており、本作のポスター写真撮影も担当することとなった。さらに本作のWEB限定の超特報では、橋梁を走る列車の車窓、駅のプラットフォームには、故郷・宮城から上京するための列車を待つ五十嵐大(吉沢さん)が。きこえる世界の彼が見つめているのは、きこえない世界の母の後ろ姿。そして大を乗せた列車が新緑のトンネルをぬけ、これから経験していくであろう“ふたつの世界”をつなぐかのように進んでいく映像となっている。バリアフリー字幕版原作者・五十嵐さんは、「ふたつの世界に挟まれ、まるで揺蕩(たゆた)うように生きるコーダについて説明するのは、いつだって難しい。だからこそ、理解してもらうことを諦めていた時期もありました。でも、社会は少しずつ前進していて、ようやく、コーダが抱える葛藤にも目が向けられるようになりました」と胸の内を明かす。「子どもの頃の自分がいまの状況を目にしたら、『世の中は捨てたもんじゃないな』と思うかもしれません。完成した映画は、想像を遥かに超えるものでした。コーダの苦しみが描かれつつも、そこにあるのは普遍的な親子の愛情です。きこえない母ときこえる息子がどんな愛情を紡いでいくのか、ひとりでも多くの方に観ていただけることを願っています」と作品について語っている。なお、原作本は「ぼくが生きてる、ふたつの世界」に改題され、幻冬舎文庫より近日発売予定。『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は9月、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくが生きてる、ふたつの世界 2024年9月、全国にて公開予定©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2024年04月23日俳優の吉沢亮が主演を務める、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024年9月公開)のティザーポスタービジュアル、WEB限定 超特報が23日に公開された。同作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大氏の実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)の実写化作。耳のきこえない母と、きこえる息子・五十嵐大(吉沢亮)の物語を点描のように繊細に紡いでいく。○■映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』キャスト明らかに五十嵐大(吉沢)のろう者の両親として、母・明子役に忍足亜希子、父・陽介役に今井彰人が決定。ろう者俳優として活躍する2人が息子への思いを表現している。さらにユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでんなど個性豊かな俳優陣が脇を固める。あわせて公開されたティザーポスタービジュアルは、主人公・五十嵐大が故郷である宮城県から東京に向かう電車の中の一幕を切り取ったもの。車窓をまっすぐに見つめる瞳には故郷への思い、そして未来への期待が込められている。撮影をしたのは写真家・文筆家の齋藤陽道で、原作『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』の表紙も撮影しており、本作のポスター写真撮影も担当することとなった。WEB限定超特報では、橋梁を走る列車の車窓、駅のプラットフォームに故郷・宮城から上京するための列車を待つ五十嵐大(吉沢亮)が。きこえる世界の彼は、きこえない世界の母の後ろ姿を見つめる。そして大を乗せた列車が新緑のトンネルをぬけ、これから経験していくで“ふたつの世界”をつなぐかのように進んでいく。母のことを思いながら、未来への思いを馳せる大の表情から本作の物語を伝える映像となっている。○■忍足亜希子 コメントきこえない親から生まれ育ったコーダの五十嵐大さんの人生、撮影を通して私も親の気持ちで成長させていただきました。 私は五十嵐大さんの家庭とは逆の境遇で、私は生まれつきこえない子供で、きこえる親から生まれ、きこえる世界で育ちました。 自分は何者なのか孤独感や苦悩と葛藤しながらもきこえる世界ときこえない世界を行き来するという、同じ立場だからこそ、とても共感しました。 コーダの世界をひとりでも多く知ってもらえる良い機会になれば見方も変わると思います。 呉美保監督をはじめ吉沢亮さんと共に五十嵐大さんの人生を歩みながら、沢山のことを学ばせていただきました。○■五十嵐大 コメントふたつの世界に挟まれ、まるで揺蕩うように生きるコーダについて説明するのは、いつだって難しい。だからこそ、理解してもらうことを諦めていた時期もありました。でも、社会は少しずつ前進していて、ようやく、コーダが抱える葛藤にも目が向けられるようになりました。子どもの頃の自分がいまの状況を目にしたら、「世の中は捨てたもんじゃないな」と思うかもしれません。完成した映画は、想像を遥かに超えるものでした。コーダの苦しみが描かれつつも、そこにあるのは普遍的な親子の愛情です。きこえない母ときこえる息子がどんな愛情を紡いでいくのか、ひとりでも多くの方に観ていただけることを願っています。【編集部MEMO】『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』 を原作にした映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、時には母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出す。(C)五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
2024年04月23日「東京ばな奈」の姉妹品『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』が登場。2024年4月15日(月)より、発売される。生地をアップデートした「東京ばな奈カステラ」が復活これまでに限定商品として登場し、本格的な味わいと“東京ばな奈型”にくりぬかれたキュートな見た目から人気を集めてきた『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』が、アップデートして復活。生地をほんのりバナナ風味にすることで、よりバナナを感じられる、東京ばな奈ならではの1品に仕上げた。ほんのりバナナ香るザラメも加えてふんわりしっとりなカステラ生地には、バナナがほのかに香るざらめ糖をトッピング。口に入れると、生地とザラメの両方によるバナナの風味を堪能できる。4個入と8個入がラインナップするので、家族や友人へのおみやげはもちろん、自分へのご褒美にもぴったりだ。詳細『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』発売日:2024年4月15日(月)販売店舗:東京ばな奈s、羽田空港第1ターミナル 特選洋菓子館、羽田空港第2ターミナル 東京食賓館 時計台3番前ほか※その他の東京ばな奈店舗や不定期の催事にて販売する場合がある価格:4個入 734円、8個入 1,296円
2024年04月14日俳優・吉沢亮の写真集「Profile」(プロファイル)の発売が決定。予約がスタートした。2009年に15歳でデビューし、連続テレビ小説「なつぞら」、大河ドラマ「青天を衝け」、『銀魂』『キングダム』『東京リベンジャーズ』シリーズなど様々な作品に出演してきた吉沢さん。デビュー15周年企画の第1弾として今回、写真集が発売となる。2月発売の「吉沢亮 2024.4→2025.3 カレンダー」から多くの未使用カットを収録。撮影段階からスタッフ一同が「カレンダーだけではもったいない!」と、おさめられなかったカットの数々を届けるべく、この度の写真集発売に至ったという。2023年、20代最後の1年を通して、北海道・京都・関東近郊にて四季折々の景色ともに、また格式高い建築物を撮影地として選定。カメラマン荒井俊哉こだわりのモノクローム写真・ポートレート写真などがたくさんおさめられており、29歳の吉沢さんを存分に堪能できる内容となっている。また写真集タイトルにちなんで、誕生からデビューまで、デビュー以降の出演作品をふり返るページに加え、撮影メイキングや撮影当時の思い出と30代の抱負を語ったインタビュー映像が収録されたDVDも封入している。本作は予約がスタートしており、アミューズ公式オンラインショップ「A!SMART」では初回限定版となるスペシャルBOX版も発売。写真集に掲載されたカットの中から1枚を厳選した15周年記念の「フォトTシャツ」、30歳の誕生日に撮影したカットを使用したチェキ風カードが付属されている。写真集商品情報・吉沢亮 写真集「Profile」【発売日】2024年6月14日(金)【発売元】株式会社アミューズ【価格】4,000円(税込)【仕様】ソフトカバー/A4版(本文112ページ)+DVD・【アスマート限定】吉沢亮 写真集『Profile』スペシャルBOX版【価格】9,800円(税込)【仕様】オリジナルBOX仕様でのお届け■写真集ソフトカバー/A4版(本文112ページ)+DVD■15周年記念フォトTシャツ■チェキ風カード1枚※スペシャルBOX版 受付対象期間:2024年4月25日(木)23:59までの注文分※【アスマート限定】吉沢亮 写真集『Profile』スペシャルBOX版は数量限定、受付期間内でも規定枚数に達した場合は受付終了(シネマカフェ編集部)
2024年04月13日吉沢亮主演ドラマ「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」より、連続ドラマでは描けなかった、吉沢さん演じる志子田武四郎のドクタージェット搭乗シーンの場面写真が到着した。本作は、2022年10月期に放送された月9ドラマの続編。北海道の丘珠病院PICUを舞台に、しこちゃん先生こと駆け出しの小児科医・武四郎が、医師として、人間として成長していく姿を描いていく。先日行われた完成披露舞台挨拶では、医療監修を務める小児科医・植田育也より寄せられた手紙にて、今年4月より現実世界でもドクタージェットを運行できるようになったことが明らかになった。これとリンクするように、本作でもドクタージェットの運用が可能に。子どもたちの命をつなぐドクタージェットの搭乗シーンに注目だ。「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」は4月13日(土)21時~フジテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日吉沢亮主演「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」の新たなPR映像が公開された。本作は、月9枠で放送された「PICU 小児集中治療室」のスペシャルドラマ。北海道のPICUを舞台に、駆け出しの小児科医“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢さん)が、幼い命を救うために奮闘するメディカル・ヒューマンドラマとして、2022年10月期に放送された。オール新作となるスペシャルドラマは、あれから1年が経ったある日、命の危機にさらされた幼い子が運び込まれてくるところから展開。吉沢さんのほか、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、生田絵梨花、中尾明慶らレギュラーメンバーも再集結する。今回公開された映像では、ドクタージェットの姿や、患者が運ばれてくる緊迫のシーンなどが登場。視聴者からは「早く見たい」、「もう涙腺が、、、」、「伝わる熱量に今から胸がいっぱです」、「しこちゃん先生と子どもたちの闘いをしかと見届けさせていただきます」、「この予告だけで胸が熱くなるわぁ」、「あーもうこれ絶対泣くやつやん、、」などと期待の声が寄せられている。ストーリー志子田武四郎(吉沢亮)がPICUに配属されて1年後の丘珠病院。後期臨床研修でやってきた2人の研修医の指導を見ることになった武四郎。先輩らしい姿を見せたいところだが、研修医の2人は頼りない武四郎のことを小ばかにし、そっけない態度を取る。ある日、生後間もない女の子が搬送されてくる。公園に捨てられていたところを通行人によって発見されたのだが、へその緒を雑に切られたことが原因で皮膚が傷つき蜂窩織炎を発症していた。患部は赤黒く腫れ、高熱も続いていたため、受け入れ後すぐにオペを決行。術後管理を武四郎、綿貫りさ(木村文乃)が担当することになるが、予断を許さない状況が続く。そんな矢先、利尻島で起きた事故で重傷を負った姉弟が搬送される。10歳の姉、8歳の弟共に重症で緊急オペが必要だが、オペ室は1室しか空いていない。そこで武四郎は、PICUへの搬送を指示するが…。「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」は4月13日(土)21時~フジテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月10日横浜流星が2025年公開の映画『国宝』に出演することが発表された。『国宝』は、2017年から朝日新聞で連載された吉田修一による同名長編小説が原作で、歌舞伎界を舞台にした作品。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・立花喜久雄が、その命を賭けてなお見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。横浜が今回挑むのは、名門の跡取り息子として幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役。吉沢亮演じる喜久雄の親友であり、ライバルとなる役柄だ。横浜もまた、吉沢同様にこれまで踊りの経験がなかったため、他の仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励んでいるという。横浜は「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います」と熱いコメントを寄せている。なお本作のメガホンをとった李相日監督と横浜は、2022年に公開された映画『流浪の月』以来のタッグとなる。■横浜流星 コメント李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力をひとりでも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。■李相日監督 コメントひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。<作品情報>『国宝』2025年公開
2024年04月10日俳優の横浜流星が、吉沢亮主演の映画『国宝』(2025年公開)に出演することが10日、明らかになった。同作は吉田修一氏による同名小説の実写化作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきた喜久雄(吉沢亮)が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語を描いている。○■映画『国宝』に横浜流星出演この度、主人公の親友でライバルとなる歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役に横浜流星が決定。来年2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜は、『新聞記者』(22年/Netflix)、『アキラとあきら』『線は、僕を描く』(22年)など数々の話題作に出演し、2022年『流浪の月』では第47回報知映画賞助演男優賞を受賞。昨年2023年、『ヴィレッジ』『春に散る』での演技が高く評価され、第48回報知映画賞主演男優賞を受賞し、2年連続の快挙を成し遂げている。『春に散る』のボクサー役を演じるにあたっては、実際にプロテストに挑戦し、見事合格した。今回挑むのは、名門の跡取り息子として、幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介。任侠の一門に生まれた主人公・喜久雄と、喜久雄が引き取られた家の跡取り息子である俊介が親友となり、共に芸を磨いてスターダムを駆け上がる。名門の血を引く俊介と、芸でのしあがる喜久雄のライバル関係もまた、今作の大きなみどころとなる。NHK大河の主演をつとめた吉沢と、これからつとめる横浜共演することになる。今回同作のメガホンをとる李相日監督とは、2022年『流浪の月』以来のタッグとなり、横浜は「俳優人生の転機となった」と語っているほど。吉沢同様、横浜もこれまで踊りの経験がなかったため、昨年3月より「まっすぐ歩くこと」から稽古を始めたが、元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげまたという。先に稽古を始めていた吉沢に追いつけ追いこせと、他の仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさず、歌舞伎の家に生まれた役者に見えるように全身全霊を捧げて役に挑む。初めて吉沢と2人で踊ったのは昨年12月で、スタッフ全員が驚くほど息のあった舞踊を見せたが、撮影中のいまも空き時間を見つけては稽古に励んでいる。○■横浜流星 コメント李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。○■李相日監督 コメントひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。【編集部MEMO】映画『国宝』ストーリー…任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄(吉沢亮)。歌舞伎の名門に生まれ、跡取り息子として生まれながらに将来を約束された俊介(横浜流星)。正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる2人はライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。運命に翻弄され、もがき苦しみ舞台に立ち続ける2人。「歌舞伎」という鮮やな世界の秘められた裏側で、激動の人生を歩みながら、ただひたすらに芸の道を極めてゆく。
2024年04月10日吉田修一の原作を映画化した吉沢亮主演『国宝』に横浜流星が出演することが決定した。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした吉田修一の同名小説を映画化した本作。この度、吉沢亮演じる主人公・喜久雄の親友でライバルとなる、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役を横浜流星が務めることが分かった。名門の跡取り息子として、幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介。任侠の一門に生まれた主人公・喜久雄と、喜久雄が引き取られた家の跡取り息子である俊介が、親友となり共に芸を磨いてスターダムを駆け上がっていく。名門の血を引く俊介と、芸でのしあがる喜久雄、そのライバル関係もまた、この映画の大きなみどころとなる。NHK大河の主演を務めた吉沢さんと、これから務める横浜さん。ともに、国民的俳優となる2人の共演に期待が高まる。踊りの経験がなかった横浜さんは、昨年3月よりまず、まっすぐ歩くことから稽古を始めたという。元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげ、先に稽古を始めていた吉沢さんに追いつけ追いこせと、ほかの仕事の合間を縫って休むことなく日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさず、歌舞伎の家に生まれた役者に見えるようにと、全身全霊を捧げて本作の役に挑んだ。初めて吉沢さんと2人で踊った昨年12月、スタッフ全員が驚くほど息のあった舞踊を見せた。撮影中のいまも空き時間を見つけては稽古に励んでいる。本作の監督を務める李相日とは、横浜さんが「俳優人生の転機となった」と語った2022年の『流浪の月』以来の再タッグ。李監督は「難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません」と語っている。横浜さんは「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います」と熱いコメントを寄せた。コメント■横浜流星李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。■李相日(監督)ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。『国宝』は2025年公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:国宝 2025年公開予定©吉田修一『国宝』(上 青春篇/下 花道篇)朝日文庫
2024年04月10日2022年10月期に放送された吉沢亮主演の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」のスピンオフドラマ「PICU~小児集中治療室~スピンオフ」が4月1日(月)20時より、FODにて配信されることが決定した。「PICU 小児集中治療室」は、しこちゃん先生こと駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が幼い命を救うために奮闘しながら、医師として、人間として成長していく姿を描いたメディカル・ヒューマンドラマ。4月13日(土)21時よりスペシャルドラマ「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」が放送される。スペシャルドラマの放送に先駆けて配信されるのは、PICUの中でいつも周りに気配りし、仕事も完ぺきにこなす河本舞(菅野莉央)にスポットを当てたスピンオフドラマ。彼女がいつもモチベーション高くいられる北海道のグルメを紹介しながら、志子田と河本の友情、そしてちょっぴりラブストーリーを描く。吉沢さんのほか、安田顕、高杉真宙、高梨臨、生田絵梨花、甲本雅裕など、レギュラー陣とともに、PICUのある日常が描かれる内容となっている。河本が長く診察している小児外科の患者として近藤華の出演も決定し、彼女との心の交流も描かれる。【コメント】プロデュース・金城綾香(フジテレビドラマ・映画制作センター)「ドラマPICUの中で、いつも陰で吉沢亮さん演じる主人公・志子田武四郎を支えたり、医療スタッフやそこで病と戦う子どもたちに懸命に力を尽くしてきた、幼なじみ“しこやのももまい”のひとりである河本舞。河本が、日々どんな風に過ごしているのか、いつもとは少し目線を変えて、PICUの世界をご紹介しています。自分で自分の機嫌を取れる大人な女性である河本を、連続ドラマ時代から大切に演じてくださっている菅野莉央さんの、等身大で飾らない生き生きとしたお芝居は、きっと悩み多い生活を送りがちな現代人の背中を優しく元気づけてくださると思います。武四郎も、このスピンオフだから見れる友達想いな表情も。とっても可愛い2人の友情譚をぜひご覧いただければ、4月13日土曜よる9時のスペシャルドラマをより楽しんでいただけるのと間違いなしです」「PICU~小児集中治療室~スピンオフ」は4月1日(月)20時よりFODにて配信開始。「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」は4月13日(土)21時よりフジテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月01日「ロンドン公演、地方公演がたくさんある中で、体に気をつけてけがなく、最後まで千尋として走り抜けたいと思っております」初日の舞台を終え、満員の観客に向けてこう語ったのは橋本環奈(25)。橋本は3月11日に開幕した舞台『千と千尋の神隠し』で主役の千尋を演じている。「宮﨑駿監督の不朽の名作を舞台化した作品です。’22年の初演では橋本さんと上白石萌音さん(26)がダブルキャストで主演を務め、大きな話題となりました。今回の再演は全国5カ所で行われ、4月末からはロンドンでも4カ月にわたって上演されます。ハードなスケジュールのため、新たに千尋役を2人追加し、計4人が交互に出演します」(制作関係者)橋本は上白石と舞台上で共演することはないが、彼女のことを強く意識しているという。「前回の舞台以前は、ほとんど面識がありませんでしたが、2カ月半ずっと2人で稽古したことで、競争心に火がついたようです。同じ役を演じるので比較されることも多かったのでしょう。初めての舞台で戸惑いを見せる橋本さんに比べ、上白石さんは舞台経験が豊富で顔なじみの役者さんも多く、すぐに適応して圧巻の演技を見せていたとか。橋本さんは『圧倒されて、ついていけていない』と珍しく弱音を吐いていたそうです」(前出・制作関係者)舞台初挑戦を決めたのは、女優として成長するためだったという。「演技に苦手意識があり、小栗旬さんや長澤まさみさんに相談したところ、舞台に出て視野を広げるべきだと勧められたそうです。橋本さんも舞台挑戦が『自分にとって大きな節目になる』と話していました」(前出・制作関係者)そんな橋本が演技力向上のために続けている習慣がある。「女優で上を目指すと決めた数年前から、現場で感じたことはすぐメモするようにしているそうです。内容は監督からのアドバイス、共演者の演じ方などで、いいところを吸収して自分の演技に取り入れているのだとか。『千と千尋』の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組では、橋本さんが上白石さんの通し稽古を最前で見ながら、すごい勢いでペンを走らせる様子が映っていました。彼女はシンプルな無地の手帳にメモをとっています。一つの作品でもかなりの書き込み量で、1カ月で数冊を使うこともあるとか。すでに50冊は超えているようです」(前出・制作関係者)地道な努力の成果はしっかり出ているという。「手帳のおかげで演技の引き出しが増え、NGをほとんど出さなくなったと聞いています。上白石さんは『台詞を飛ばしたことがない』と話すほど完璧主義です。彼女に負けないため、橋本さんは『NGは罪』という自戒を込めて演技に臨んでいるのです」(前出・制作関係者)手帳パワーで1年前よりはるかに成長した橋本の逆襲が始まる。
2024年03月22日今から50年以上も前、大阪で開催された万国博覧会。月の石や“未来”の家電に心を躍らせたあの時代が、ドラマでよみがえる!昨今ブームの昭和のなかでももっとも“ワクワク”に満ちていた高度成長時代、橋本環奈が見せてくれる女性像って?「私が演じる今日子は、猪突猛進で、いろんなことを自分で切り開いていく力があって、とても魅力的な女のコです。自分自身の夢をかなえるために突き進んでいくところがカッコいいなあと思いました」3月24日放送のスペシャルドラマ『万博の太陽』で主演を務める橋本環奈(25)。彼女が演じるヒロインの朝野今日子は、’70年に大阪で開催された日本万国博覧会でコンパニオンとして働き、世界中の人々と交流するという夢を持っていた。居候先の大阪の親戚に励まされながら大きく成長していく姿が描かれるが、伯父役の唐沢寿明と激しく口論する場面も。「私自身、自分が思ったことを素直に口に出すほうなので、今日子のそういうところは似ていると思いました。唐沢さんとは初共演でしたが、本当に裏表のない性格の方で、とてもやりやすかったです。私と唐沢さんの驚くようなシーンがあるのですが、私への気遣いで『気にしなくていいから』と言っているというよりも、本当に心から思っているんだろうなあという印象で、言葉に真実味がありました」昭和ファッションは、「とても新鮮だった」と橋本。万博で働く女性の制服に身を包み、人間洗濯機など当時の最新技術にも初めて触れた。「コンパニオンや私が着た衣装は、当時の写真で見たデザインがそのまま再現されていて、とてもかわいかったです。大阪万博で人間洗濯機がとても注目されたことも初めて知りましたが、リアリティを出すために相当、スタッフのみなさんがこだわったと聞きました。日本の高度成長期は、いろいろなことが大きく変わって、古いものと新しいものが混在していた時代だったんだなあと改めて感じました」テレビ朝日開局65周年記念番組の主演という大役を担ったことについてはどのように思っているのだろうか。「中園ミホさん脚本の素敵な作品に巡り合えたことはとてもうれしかったです。でも、主演だからと言ってあまり気負わず、ふだんどおりやれることをやることだけを考えて、今日子という人間味があふれるキャラクターを丁寧に、繊細に演じたいと思いました」とにかく大忙しの橋本だが、エネルギーの源は「食べることと寝ること」。「どんなに忙しくても、ちゃんとご飯を食べることはいつも意識しています。基本は食べたいものを食べるようにしていますが、そのとき食べたいものというのは体が欲しているものだと思うので、それでいいのかなあって(笑)。時間がなくて睡眠が取れないときは、3時間とか1時間半刻みで、ちゃんと計算して寝るようにしています。しっかり食べて、よく寝て、心も体も健康を保つことを心がけたいですね」【INFORMATION】テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』テレビ朝日系、3月24日21時~’70年にアジアで初めて開催された日本万国博覧会を舞台に、万博で働くことを夢見るヒロイン・朝野今日子(橋本環奈)の青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げる(ヘアメーク:森本淳子・GON./スタイリング:鈴江英夫・H)
2024年03月16日橋本環奈主演で贈る開局65周年記念ドラマプレミアム「万博の太陽」の予告編が公開された。本作は、万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を、「ハケンの品格」「ドクターX~外科医・大門未知子~」の脚本家・中園ミホが心温まるタッチで描き上げる。橋本さんが、好奇心旺盛で猪突猛進、その明るさで周囲をやさしく照らす太陽のような主人公・朝野今日子を演じるほか、今日子を迎え入れる万田家の長女・千夏役で飯豊まりえ、千夏の見合い相手・倉本鉄平役で木戸大聖、千夏の弟・博士役で番家天嵩、万田家の母・和世役で江口のりこ、今日子の伯父・昭太朗役で唐沢寿明らが出演する。昭太朗のちゃぶ台返しや、そんな昭太朗に今日子がビンタをするシーンなどが登場する今回の予告編。視聴者も「ついに予告映像が楽しみ」、「絶対観る!」、「どんな展開になるのか気になる~」、「ちゃぶ台を返す唐沢寿明…最高」、「予告映像見てめっちゃ面白そう」、「昭和だぁ~」などと放送に期待を寄せている。ストーリー1968年、東京の下町で育った朝野今日子(橋本環奈)は高校卒業後、家業の畳店を手伝っていた。早世した父にかわって畳店を切り盛りする母・陽子のために少しでもいい結婚をして安心させてあげたいと思ってはいるものの、好奇心旺盛で猪突猛進な性格が災いして断られてばかり。今日子の最近の頭の中は再来年、大阪で開催される万国博覧会のことでいっぱい。東京オリンピック(1964年)に感動した日々を忘れられず、大阪万博への期待に胸を高鳴らせていたのだ。その日も見合いの席で「私の夢は万国博覧会で世界中の人たちとつながることです!」と熱弁をふるって惨敗してしまう。しょんぼりする今日子のもとに舞い込んだのは、大阪行きの話だった。陽子の兄、つまり今日子の伯父・万田昭太朗(唐沢寿明)の工場が人手不足で困っているというのだ。しかも、工場は万博会場のすぐ近く。今日子は建設中の万博会場を見てみたい一心で、大阪に旅立つ。今日子が暮らすことになった万田家は地元の大手電機メーカーの下請け工場を営んでおり、昭太朗の妻・和世(江口のりこ)と、従妹にあたる女子大生の千夏(飯豊まりえ)、小学生の博士(番家天嵩)の4人暮らしだった。千夏は地元の女子大学で学んでいたが、女性の幸せは早く結婚して子どもを生むことだと信じる昭太朗は娘のために取引先の重役に頼み込んで見合い話を持ち帰ってくる。相手は、世界的建築家の設計事務所に勤める倉本鉄平(木戸大聖)だった。エリートだが、まったく気取ったところのない鉄平に、千夏は好感を抱いた様子。そんなとき、千夏は大学の教授から万博のパビリオンで働くコンパニオンに推薦される。しかし、頭の固い昭太朗はもちろん大反対。「女は世界なんか知らなくていい。早く結婚して子どもを生め」と頭ごなしに否定する昭太朗に、今日子は「なんで伯父さんが千夏の生き方を決めるの!?」と爆発。やがて東京に戻ることを決意した今日子。すると、千夏がどうせ帰るなら記念に挑戦してみようと、コンパニオンの応募書類をもらってくるが、コンパニオンは関西の女子大生を中心に推薦で決まってしまうことが多かった――。開局65周年記念ドラマプレミアム「万博の太陽」は3月24日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』が3月3日(日) よりWOWOWで放送・配信されている。このたび、橋本良亮(A.B.C-Z)の撮影現場に七五三掛龍也(Travis Japan)が新入社員として潜入するサプライズ企画の模様を収めた動画が公開された。原作は、映像化不可能とも言われる衝撃作が多いことで知られる真梨幸子による小説『坂の上の赤い屋根』。物語は、新人作家が18年前の「女子高生両親殺害事件」をモチーフにした小説企画を、出版社の編集者に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく……。公開された動画では、橋本の撮影日に極秘で訪れ、ポスター撮影中の橋本に「現場見学に来た新入社員の鈴木君」として接触するというサプライズを実施。またふたりによるトークも収められている。なお3月10日(日) 午後10時からは第2話「元愛人からの忠告」が放送される。編集者の橋本涼(桐谷健太)と新人作家・小椋沙奈(倉科カナ)は、事件の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行(橋本)のかつての愛人で、出版社の編集長代理・市川聖子(斉藤由貴)のもとを訪れる。美人のキャリアウーマンであった聖子がなぜ大渕に入れ込み、なぜ破滅したのか。そして大渕は再審請求をすべく、獄中結婚した法廷画家・礼子(蓮佛美沙子)を洗脳していく――。『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』サプライズ企画動画<作品情報>『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』WOWOWで放送・配信中公式サイト:
2024年03月09日映画『国宝』が2025年に公開される。主演は吉沢亮、共演は横浜流星。吉田修一の長編小説「国宝」が実写映画化「国宝」は、吉田修一による長編小説。歌舞伎界を舞台とし、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、吉田修一の最高傑作と言われる作品だ。2019年には、第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した。吉田修一が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を活かして書き上げた「国宝」が、2025年についに実写映画化。名もなき青年が国の宝になるまで任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきた喜久雄。一方、名門に生まれ、将来が約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合う。命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主人公・喜久雄に吉沢亮、ライバル・大垣俊介に横浜流星主演は、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など話題作への出演が絶えない吉沢亮。主人公で歌舞伎の世界に飛び込む喜久雄を演じるにあたり、まずは真っ直ぐ歩くことから練習し、次にすり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を学んだ。撮影本番のギリギリまで歌舞伎の稽古に時間を割いたという。喜久雄…吉沢亮任侠の家に生まれ、歌舞伎役者の家に引き取られる。名もなき青年だったが、歌舞伎役者としての才能を開花。女形の歌舞伎役者として脚光を浴びていく。数奇な運命と激動の人生を歩みながら、国の宝 へ上り詰めてゆく。大垣俊介...横浜流星歌舞伎の名門、梨園の御曹司。主人公・喜久雄が引き取られた家の跡取り息子。生まれながら将来を約束され、芸の世界に生き、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。喜久雄の親友でありライバルで、正反対の血筋を受け継ぐ彼らの関係が見所となる。横浜流星コメント「歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。」監督は李相日監督を務めるのは、李相日。『悪人』にて初めて吉田修一作品の映画監督に挑み、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞するなど、国内のあらゆる映画賞を総なめにした。脚本は、相米慎二が監督を務めた『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』で脚本を務めた奥寺佐渡子が担当する。映画『国宝』あらすじ舞台は戦後から高度経済成長期の日本。任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄。一方、歌舞伎の名門に生まれ、幼い頃から将来を約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。運命に翻弄され、もがき苦しみ舞台に立ち続ける二人。「歌舞伎」という鮮やな世界の秘められた裏側で、激動の人生を歩みながら、ただひたすらに芸の道を極めてゆく。【作品詳細】映画『国宝』公開時期:2025年監督:李相日脚本:奥寺佐渡子原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)主演:吉沢亮、横浜流星配給:東宝
2024年03月08日俳優の吉沢亮が、映画『国宝』(2025年公開予定)で主演を務めることが、わかった。同作は、2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一氏による同名長編小説の実写化作。歌舞伎界を舞台にした原作は、連載時から大きな話題となり、2019年に「第69回芸術選奨文部科学大臣賞」、「第14回中央公論文芸賞」をダブル受賞した。吉田氏自身が3年間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験をもとに書き上げた渾身の作品となっており、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語を描いている。主演を務めるのは、映画『キングダム』(19)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・エイ政の二役を見事に演じ分け、「第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞」、「第62回ブルーリボン賞助演男優賞」を受賞した吉沢。30歳となった節目の年に、芸の道に人生を捧げ、やがて国の宝となる稀代の女方歌舞伎役者・喜久雄に挑む。これまで踊りの経験がなった吉沢は、まずはまっすぐ歩くことから始め、すり足で歩く、正座の仕方、扇子の持ち方・取り方など基本動作からスタート。稽古初日はまっすぐ歩くことだけで終わり、撮影時にきちんと踊ることができるのか不安もあるなか、他の仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行なった。また、今作のメガホンを取るのは『悪人』(10)『怒り』(16)と、これまでも吉田修一作品を手掛けてきた李相日監督。脚本は、『八日目の蝉』(11)『コーヒーが冷めないうちに』(18)の奥寺佐渡子氏が担当する。コメントは以下の通り。○■吉沢亮吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何もできなかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。○■李相日監督芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。○■原作者・吉田修一氏『悪人』『怒り』、そして『国宝』へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。『国宝』執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。【編集部MEMO】吉沢亮は、1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年に「アミューズ全国オーディション」で審査員特別賞を受賞しデビュー。映画『キングダム』(19)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2021年にNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務めた。近年の主な出演作は、映画『キングダム』シリーズ(19・22・23)、『東京リベンジャーズ』シリーズ(21・23)、『ブラックナイトパレード』(22)、『ファミリア』(23)、ドラマ『PICU 小児集中治療室』(22)など。(C)吉田修一『国宝』(上 青春篇/下 花道篇)朝日文庫
2024年03月06日橋本環奈主演の連続テレビ小説「おむすび」に、佐野勇斗、菅生新樹、松本怜生、中村守里、みりちゃむ、谷藤海咲、岡本夏美、田村芽実が出演することが分かった。本作は、「正直不動産」の根本ノンジが、平成時代を大胆かつユーモア盛りだくさんで描く、平成青春グラフィティ。ギャル文化と出会った主人公が、やがて栄養士となり、目には見えない大切なもの(縁・時代・人)を次々と結んでいく。主人公・米田結(橋本さん)が、福岡で青春を謳歌する高校時代からスタートする本作。結に大きな影響を与えるのが、高校生の仲間とギャル軍団の存在。結と同じ糸島で暮らす高校球児役として、“福西のヨン様”こと四ツ木翔也を佐野さん、結の幼なじみ・古賀陽太を菅生さん。結の書道部の先輩で、実は高校野球オタクの風見亮介を松本さん。結のクラスメイトであり、高校での友達第1号となる宮崎恵美を中村さんが演じる。結と青春を共にする“高校生キャスト”4人は、今回が連続テレビ小説初出演。佐野さんは「様々な所で朝ドラに出演したいと言ってきました。応援してくださる皆様のおかげで、また一つ夢が叶いました。すごく嬉しいです」と喜び、「毎朝皆さんに、今日も楽しく頑張ろう!と思ってもらえる作品に仕上がると思います。楽しみにしていてください!!」とメッセージ。菅生さんは「撮影の準備が進むにつれて、素敵なキャストのみなさまとの顔合わせが待ち遠しいです。そして『あーー早くクランクインしたい!』と毎日思っております」と心境を明かす。菅生新樹松本さんは「このご縁を大切に、皆様に明るい朝をお届け出来るよう頑張ります」と意気込み、中村さんも「さまざまなことが初めてですが、このご縁に感謝して沢山のことを吸収出来るよう、役と共に成長していけたらと思います」とコメント。松本怜生中村守里そして、結に大きな影響を与える“ギャル軍団”メンバーとして、博多ギャル連合総代表・真島瑠梨(ルーリー)役でみりちゃむさん、メンバーとして、佐藤珠子(タマッチ)役で谷藤さん、田中鈴音(スズリン)役で岡本さん、クラスメイトでもある柚木理沙(リサポン)役で田村さんが出演。今回、朝ドラならではのフレッシュで魅力的な若手俳優たちを発掘するため、過去最大規模の若手オーディションを開催。女性1,864件、男性391件もの応募の中から、5か月にわたる選考の結果、6人の出演が決定。菅生さん、中村さんに加え、ギャル軍団役の4人はオーディションによる選出となった。みりちゃむさんは「私たち令和ギャルが憧れていた平成ギャルを演じさせてもらえることが、とても嬉しいです」と出演を喜び、谷藤さんは「【こんな朝ドラ初めて観た】と驚きと感動をお届けできるよう、全身全霊頑張ります」とコメント。みりちゃむ岡本さんは「夢だった連続テレビ小説の出演に、心が躍る思いです!軽やかに、そして力強く、楽しく生きていく愛おしいギャルを演じられる事がとても楽しみです」とワクワクしている様子。「らんまん」に出演した田村さんは「平成ギャルとして誇りを持って演じさせていただきます」と語っている。連続テレビ小説「おむすび」は2024年度後期放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日2024年度後期に放送される連続テレビ小説『おむすび』の第3弾キャストが発表された。本作は、まだ身近で少し懐かしい“平成時代”を、『正直不動産』の脚本家・根本ノンジが大胆かつユーモア盛りだくさんで描く平成青春グラフィティ。物語は、橋本環奈演じる主人公・米田結が、福岡で青春をおう歌する高校時代からスタートする。このたび新キャストとして、結と同じ糸島で暮らす高校球児・四ツ木翔也役で、連続テレビ小説初出演となる佐野勇斗、結が入る書道部の先輩・風見亮介役として、同じく連続テレビ小説初出演となる松本怜生の出演が決定。さらに、“朝ドラ”ならではのフレッシュで魅力的な若手俳優たちを発掘するため、過去最大規模の「若手オーディション」を開催。女性1,864件、男性391件もの応募の中から、5カ月にわたる選考の結果、結の幼なじみ・古賀陽太役で菅生新樹、結のクラスメイト・宮崎恵美役で中村守里、博多ギャル連合総代表・真島瑠梨(ルーリー)役でみりちゃむ、博多ギャル連合メンバー・佐藤珠子(タマッチ)役で谷藤海咲、同じく博多ギャル連合メンバー・田中鈴音(スズリン)役で岡本夏美、博多ギャル連合で結のクラスメイトである柚木理沙(リサポン)役で田村芽実が選出された。■佐野勇斗 コメントこの度、四ツ木翔也役を演じさせていただくことになりました。佐野勇斗です。デビューして約10年になりますが、様々な所で朝ドラに出演したいと言ってきました。応援してくださる皆様のおかげで、またひとつ夢が叶いました。すごく嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!まだクランクインはしていないのですが、ヒロインの橋本環奈さんをはじめ、すごく豪華なキャスト、スタッフの皆さんと、1年をかけて素晴らしい作品に携われることが楽しみで仕方ありません。毎朝皆さんに、今日も楽しく頑張ろう!と思ってもらえる作品に仕上がると思います。楽しみにしていてください!!■菅生新樹 コメント絶対にいつか入りたいと思っていた朝ドラの世界に自分が入れるとなって、いまだに興奮冷めやらずです。撮影の準備が進むにつれて、素敵なキャストのみなさまとの顔合わせが待ち遠しいです。そして「あーー早くクランクインしたい!」と毎日思っております。僕の演じる古賀陽太は親しみやすく、純粋で真っ直ぐな、側に居続けてほしいと思う最高な幼なじみです。約1年間にもわたる長期の撮影は初めてなので、自分が役と共にどういう感情になっていくのか楽しみながら、陽太としてしっかり生きていきたいと思います!!秋からの放送、半年間宜しくお願いします。■松本怜生 コメント「朝ドラに出たい!」今年の正月、両親との会話で僕が言った言葉です。運命的なタイミングで出演のお話をいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。平成に生まれ、高校生活と共に終えた、思い入れのある「平成」を風見亮介として歩めることが本当に楽しみです。このご縁を大切に、皆様に明るい朝をお届け出来るよう頑張ります。■中村守里 コメントいつか朝ドラに出演し、九州にいる祖父母に恩返ししたいという想いがありました。宮崎恵美という人物を演じることが決まりとても光栄に思います。恵美は主人公の結の親友であり、 そして書道ガールです。今は福岡ことばと書道の練習に励んでいます。さまざまなことが初めてですが、このご縁に感謝して沢山のことを吸収出来るよう、役と共に成長していけたらと思います。よろしくお願いします。■みりちゃむ コメント今回こんな大きな役を頂けて、嬉しい半面めっちゃビビってます(笑)。私たち令和ギャルが憧れていた平成ギャルを演じさせてもらえることが、とても嬉しいです。私も元からギャルなのでとても演じやすい役なのですが、母親が元ギャルでコギャル世代だったため、母親に聞きながら役づくりをしています(笑)。令和ギャルと言われている私たちですが、平成ギャルとはやっぱり何か見た目やマインドなど多少異なる部分があり、この役を通して新しい発見や刺激をもらっています。親世代の方は懐かしいなぁこんなのあったなぁって懐かしみながら、楽しく見ていただけたらと思います。演技経験もまだまだ未熟で、周りのキャストさんやスタッフさんに助けられながら精一杯演じさせていただきますので、たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです!■谷藤海咲 コメント出演が決まった時、喜びと同時に「え?私が朝ドラに?」と、正直不安も大きかったです。しかし脚本を読み、その不安はあっという間にワクワクに変わり、このおむすびの世界で生きたい!と一瞬で心を掴まれました。私が演じる「タマッチ」は曲がった事が嫌いで、情熱と芯をしっかり持った女の子です。なによりギャルマインドを1番大切に、お茶の間の皆様に【こんな朝ドラ初めて観た】と驚きと感動をお届けできるよう、全身全霊頑張ります。よろしくお願いします!■岡本夏美 コメント夢だった連続テレビ小説の出演に、心が躍る思いです!軽やかに、そして力強く、楽しく生きていく愛おしいギャルを演じられる事がとても楽しみです。沢山の愛をギャル魂に込めて、チャレンジングな作品をワクワクしながらお届けできればと思います!こんな朝ドラ観たことない!とお茶の間の皆さんを驚かせたいです!■田村芽実 コメント子どもの頃から大好きな朝ドラにまた出演させていただけること、大変嬉しく思っています。台本を掘り下げると、とてもシンプルだけれどつい忘れてしまう、大切なことに気付かされました。橋本環奈さん演じる主人公の米田結とハギャレンのメンバーは、常に「今」を生きることを楽しんでいます。暗いニュースに心を持っていかれることも多い昨今。まだ見ぬ未来のことばかり考え、不安になったり心配になったりしている私に、台本の中の結とハギャレンのみんなが、今この瞬間をしっかりと味わって心から楽しむことが何より大切だと教えてくれました。撮影にも、ハギャレンみんなと一緒に一瞬一瞬を逃さずに心から楽しんで挑めたらと思います。そして、その楽しい瞬間を、お茶の間の皆様にもお届けできるように頑張ります。また今回尊敬する素敵な俳優の大先輩方とお芝居ができること、光栄に思っています。平成ギャルとして誇りを持って演じさせていただきます。■制作統括・宇佐川隆史 コメント“朝ドラ”でオーディションと言えば、主人公ひとりを決める「ヒロインオーディション」が有名ですが、今回は“俳優の登竜門”という伝統はそのままに、「最高の若手を人数関係なく発掘したい!」と思い、従来にも負けない規模でオーディションを行いました。その結果、男性・女性合わせて2,255件ものご応募を頂きました。本当にありがとうございました。有名無名は一切関係なし。5カ月間かけ、“リアルガチ状態”で選んだキャストが、まずは6名(みりちゃむさん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さん、中村守里さん、菅生新樹さん)。そして「この役は、ぜひこの方に」とオファーさせて頂いた、佐野勇斗さん、松本怜生さんを含め、総勢8名の若手出演者がそろいました。自信をもって言えるのは、一人ひとりが、全く違う方向の輝きと魅力に満ちているということ。主人公の橋本環奈さんと、どんな化学反応を起こすのか――“燃え尽きるほどヒート”する高校時代編、どうぞお楽しみに!<番組情報>連続テレビ小説『おむすび』NHK総合ほかで2024年度後期に放送予定
2024年03月05日『パレード』で山本周五郎賞、『パークライフ』で芥川賞を受賞した吉田修一による小説『国宝』が、吉沢亮主演で映画化されることが決定した。『国宝』は、2017年から朝日新聞にて連載された同名長編小説で、歌舞伎界を舞台にした作品。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主演を務めるのは、『キングダム』(2019) で信の親友・漂と玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。これまで踊りの経験がなかった吉沢は、まずはまっすぐ歩くことから始め、すり足で歩く、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を勉強。ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、稀代の歌舞伎役者・喜久雄を演じる。メガホンをとるのは、『フラガール』(2006) で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。吉田修一作品に挑むのは、『悪人』『怒り』に続き3度目。脚本は、『八日目の蝉』などのヒット作を手掛け、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』などで東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を受賞した奥寺佐渡子が手掛ける。撮影は、今月3月からスタートし、6月クランクアップ予定。公開は来年2025年を予定している。左より)吉田修一(原作)、李相日監督■吉田修一(原作)コメント『悪人』『怒り』、そして『国宝』へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもうひとつ、夢が叶う。『国宝』執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。<作品情報>『国宝』2025年公開
2024年03月05日吉沢亮を主演に迎え、「悪人」「怒り」に続き作家・吉田修一と監督・李相日が3度目のタッグを組む映画『国宝』が2025年に公開決定。吉沢さんは激動の時代を生き抜いた、稀代の女方歌舞伎役者に挑む。原作は、2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞。2007年「悪人」では毎日出版文化賞など数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作と呼び声の高い「国宝」。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は連載時から大きな話題となり、2018年に単行本化。芸道小説の金字塔にして、吉田さんの最高傑作と言われている。2019年・第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田さん自身が3年の間、歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の1作。作家生活20周年記念作品として、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作となり、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・喜久雄がその命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語。主演、吉沢亮は歌舞伎の稽古を行い全身全霊で挑む芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄に挑むのは、吉沢亮。『キングダム』(2019)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年・第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、第62回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『東京リベンジャーズ』シリーズでは、圧倒的なカリスマ性を持った「無敵のマイキー」こと佐野万次郎を演じ、2021年の興行収入実写作品ナンバーワンの記録に貢献。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演し、13歳から91歳までの渋沢栄一を演じ切り、第30回橋田賞新人賞を受賞した。吉田修一原作、李相日監督の前作『怒り』(2016)ではオーディションに参加していた吉沢さんが、今回は成長し進化した姿で主演を務めあげる。物語の舞台は、戦後から高度経済成長期の日本。任侠の家に生まれた喜久雄は、数奇な運命をたどり歌舞伎役者の家に引きとられる。激動の人生の中で、やがて歌舞伎役者としての才能を開花させていくのだが――というストーリー。吉沢さんは、まずはまっすぐに歩くことから始め、すり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作からの稽古を開始。稽古初日は、まっすぐ歩くことだけで終わったという中、ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、不遇の青年が国の宝になるまで、稀代の歌舞伎役者・喜久雄に近づけるよう全身全霊で挑んでいるという。メガホンをとるのは、監督・李相日初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010)は、第34回日本アカデミー賞13部門で15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞(深津絵里)を受賞するなど、海外でも高い評価を得た。2013年『許されざる者』ではヴェネチア国際映画祭に招待、再び吉田修一原作に挑んだ『怒り』では第64回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に唯一の邦画作品をして出品され、大きな話題を呼んだ。さらに脚本は、第46回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品、相米慎二監督の『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、『コーヒーが冷めないうちに』や、細田守監督の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を3度受賞の奥寺佐渡子が手掛ける。主演&原作&監督よりコメント到着■吉田修一(原作)「夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて」「悪人」「怒り」、そして「国宝」へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。「国宝」執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)「機が熟した宿命の出会い」芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮「途方もない挑戦」吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。撮影は3月からスタートしており、6月クランクアップ予定。『国宝』は2025年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日橋本環奈主演の開局65周年記念ドラマプレミアム「万博の太陽」より、万博コンパニオン集合写真と場面写真が公開された。1970年、日本万国博覧会(大阪万博 EXPO'70)で働くことを夢見たヒロインの青春と家族の物語を描く本作。橋本さん演じる主人公・朝野今日子は、“世界とつながる場所”である万博への憧れを募らせ、大阪へ。居候先の伯父一家に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、やがて万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていく。今回のコンパニオンの集合写真は、太陽の塔をバックに、コンパニオンたちが華やかなユニフォームに身を包み、笑顔で写る、タイムスリップしたかのような一枚。また、ポニーテールで気合いを入れ、緊張しながらもコンパニオンの面接に挑む姿や、見合いの席で披露した振袖姿、コンパニオンの筆記試験で一心不乱に鉛筆を走らせる様子、自分の夢が見つかったことを母に電話で報告する様子、念願のエキスポシスター制服を身にまとった姿など、元気いっぱいに突き進むヒロインのひたむきな表情がとらえられた。さらに、今日子の従妹で女子大生の万田千夏(飯豊まりえ)、千夏の見合い相手で建築家の卵・倉本鉄平(木戸大聖)、千夏の弟・博士(番家天嵩)、千夏と博士の母・和世(江口のりこ)、父・昭太朗(唐沢寿明)の場面写真も公開された。開局65周年記念ドラマプレミアム「万博の太陽」は3月24日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月03日「ネスレ ミロ」と東京ばな奈(TOKYO BANANA)がコラボレーション。限定シェイク「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ(Made with MILO)」を、2024年3月6日(水)から6月末頃まで、東京駅一番街「東京ばな奈s」にて提供する。「ネスレ ミロ」と東京ばな奈のコラボシェイク3月6日“ミロの日”を記念した今回のコラボレーション。「ネスレ ミロ」の楽しみ方の一つとして親しまれるバナナから着想し、「東京ばな奈s」でしか味わえないユニークなドリンクが誕生した。「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ」は、カルシウムや鉄、6種のビタミンなど高い栄養価値を誇る「ネスレ ミロ」がベース。そこに、東京ばな奈のバナナカスタードを加えてミックスした。まろやかで優しい「ネスレ ミロ」と、甘くてコクのあるバナナカスタードの組み合わせが絶妙な1杯に仕上がっている。【詳細】「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ」450円販売期間:2024年3月6日(水)~6月末頃まで販売場所:東京ばな奈s住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1営業時間:9:00~21:00【問い合わせ先】ネスレお客様相談室 フリーダイヤルTEL:0120-00-5916(受付時間:9:00~18:00)
2024年03月02日