深田恭子主演、横浜流星、永山絢斗、中村倫也らの共演でおくる「初めて恋をした日に読む話」第3話が1月29日にオンエア。永山さんの“バックハグ”はもちろん、横浜さん、中村さんそれぞれの魅力に視聴者から様々な反応が寄せられている。「クッキー」(集英社)連載中の持田あきによる同名コミックをドラマ化した本作。親の言いなりで“ガリ勉”青春を送るも東大受験に失敗、その後は仕事も恋も上手くいかないまま32歳になってしまった鈍感アラサー女子・春見順子を深田さんが演じる。塾講師のバイトをしている順子だが、たまたま出会ったピンク髪の不良高校生・由利匡平を受け持つことに。匡平の志望校はなんと東大、誰もが不可能と笑うなか順子は本気で匡平のために頑張ろうと決意。そんな順子を匡平は好きになっていく。匡平役を横浜さんが、順子の同級生でこちらは東大卒で現在エリート商社マンの八雲雅志を永山さん、学生時代順子に告白したことがあり、現在は匡平の担任を務める元不良の高校教師・山下一真を中村さんが演じ、順子とタイプの違う3人の男性の恋の物語が展開する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“普通の子じゃない”匡平には普通じゃない勉強法が合うのでは?と模索する順子は、親友の美和(安達祐実)に相談、すると美和は仕事も大事だけど婚活もすべきと“昔からの知り合い男子はどうか”と順子に提案。その帰り道、順子は山下と遭遇、2人で飲みに行く。“昔からの知り合い男子”であり山下を意識してしまうのだが、山下は結婚していたことが発覚。順子が山下と2人で飲んでいた事を知った匡平は嫉妬、さらに子ども扱いされいら立ち、授業中に教室から出て行ってしまう。匡平がこのまま授業に来なかったらどうしようと嘆く順子のもとに匡平から電話が。過労で倒れた雅志を偶然発見したのだ。雅志の代わりに車を運転し荷物を運ぶ順子と、それに付き添う匡平。翌朝、海辺で休んでいると雅志が順子をバックハグ、それを見た匡平は…というのが3話のストーリー。視聴者からは「雅志は、かわいいし、ゆりゆりには、キュンキュンさせられちゃうし、山下くんには、ドキドキしちゃう」「横浜流星も中村倫也も永山絢斗も最高すぎる」など、3人それぞれの魅力を讃えるコメントが現在も続々投稿されている。特にラストの永山さんによる“バックハグ”には「たまらん」「寝起きにバックハグなんて反則」「永山絢斗にバックハグされる人生が良かった」などの声が多数寄せられている。(笠緒)
2019年01月30日●土砂降りにあって、CMのように海に飛び込んだ2007年の俳優デビュー以来、様々な作品で活躍を見せる俳優・永山絢斗。どこか文学的な佇まいで存在感を発揮している。NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、繊細で几帳面なヒロインの夫を演じ、幅広い層に支持された。そんな永山が出演する最新映画『海辺の生と死』(7月29日公開)は、映画化もされた島尾敏雄の私小説『死の棘』に、その妻・島尾ミホの小説『海辺の生と死』、俊雄の短編『島の果て』などの内容を織り交ぜて描かれた作品。第二次世界大戦中の奄美群島・カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)に駐屯してきた海軍特攻艇の朔中尉(永山)と、国民学校教員の大平トエ(満島ひかり)が出会い、愛を育んでいく。『死の棘』では、夫の浮気をきっかけに究極に追い詰められている夫婦の姿が描かれたが、同作では2人の出会いとも言える島の青春と恋が、奄美という場所で繰り広げられる。実在の人物をモデルに、やがて追い詰められることがわかっている恋人たちを、永山はどのような気持ちで演じたのだろうか。○予定より早く坊主に――原作や台本を読んでの最初の印象はいかがでしたか?台本を先に読んで、その後、島尾ミホさんが書かれた『海辺の生と死』を読み返しました。台本もすごく文学的に書かれていて、気持ちの良いような悪いような……せつない恋愛の話だと思いました。今まで見たり演じたりしたことのある戦争映画とは違っているとも思いました。台本には、歌や、細かい自然への描写なんかも書いてありましたけど、そこは想像しかできないので、奄美という島に行ってしまうのが早いのではないかと思って、予定よりも早く坊主にして奄美に入りました。――やっぱり行くと違いましたか?違いましたね。石垣や西表など南の島には行ったことはありますが、どの場所ともどこか色が違うなと思いました。「なんだろうこの島は」と思って、初日か2日目に、島尾敏雄顕彰会の方とスタッフさんと、加計呂麻島の実際の学校にいって、その後、ひとりで帰ろうとフェリー乗り場で待ってたんです。そしたら急に土砂降りになって、かと思ったらまたぱっかーんと晴れて。それを見て何を思ったか、服を脱いで防波堤を走って、海に飛び込みたくなってしまったんですよ。なんかCMみたいだなとは思いながら(笑)。実際に飛び込んだら、海から陸に上がるまでにけっこう距離があって怖くなって。結局、びしょびしょでフェリーを待ち、その後バスに乗ってホテルまで戻りました。それが、奄美での始まりだったんです。――その後はどんな風に過ごしたんですか?島を探索しましたね。加計呂麻島には、島尾敏雄さんとミホさんのお墓があって、そこをよく掃除しに行ったりしました。あとは、島の古本屋で島尾敏雄さんの本の初版を持ってるのに欲しくなって買ったり、詩集を買って海辺で読んだり。――実際に生きていた人を演じるわけですけど、そういう小説や詩集を読んだことは、演じる上で生かされましたか?景色とか虫とかブランコだったり、かわいらしい言葉遊びだったりが書いてある一方で、ものすごく破滅的な怖い部分もあって、そういう言葉選びをする人なのだということは考えたりはしていました。図書館の中に、島尾敏雄記念室があって、そこに畳と実際に書いていた机が置いてあったので、「演じさせていただきます」という気持ちで見たりしていました。でも、プレッシャーはなかったです。実は、初めて実在する人物を演じるので、いままでとはちょっと違う感覚でした。●どんどん顔が変わっていった、満島ひかり○「なんという顔をするんだ」と思いながら――島尾ミホさんをモデルにしたトエさんの人となりを、どう感じられました?最初お話いただいたときに、『死の棘』の、あんな激しい2人のお話をやるのかって思ったんですけど、詳しく聞いたら、2人が出会ったところから戦争が終わるところの、キラキラした部分の話だということで。もし続編があるなら、そういうことも考えて演じると思いますが、今回は『死の棘』のような世界がその後に待っていることは、あまり意識せずに演じました。それに、この作品を撮り終えるまでは『死の棘』を観返さないようにしようと思いました。――撮影中で覚えていることはありますか?現場でやってたことに真実味があって、それをカメラで撮られてただけという感覚はあります。僕が演じる朔が外に出て煙草を吸っていて、トエさん(満島)が少しずつ精神的に追い込まれ、僕を押さえつけるシーンがあるんですけど、そこはこの映画の中に描かれる、唯一の『死の棘』であり、「『死の棘』の始まりを描くシーンだから」と監督から言われて、みんな興奮しながら撮影してましたね。それと、僕の目を通してみた画が本当に素敵だったなと思っていて。トエさんはなんという顔をするんだと思いながら見てました。トエさんの涙が僕の顔に落ちてくるくらい、真に迫っていて。ほかにも、島の夕暮れのシーンで、日が暮れるのを待っていたときにも、スタッフさんが、機材や荷物を、演じる僕らの目に入らないようにそっとどかしてくださったり。そういうことをしているうちに、だんだん演じる僕らもスタッフさんたちも島の空気になじんできて。○島に許されているという感覚――いつもはなぜか撮影をしようと思っても、いろんなことが起こって撮影ができない場所でも、すんなり撮影ができたりということもあったそうですよね。なにか急にトラブルが起こったら、「今は撮らないほうがいいのかもね」と言って、ちょっと待ってみたりしていました。そんな風にしていたら、ほかの撮影の時には毎回、何かが起こって撮影ができなかった家での撮影もできて、島の人から「あそこで撮影できたってすごいね」と言われたり。今の時期は絶対出てこないという夜光虫が光っていたり、不思議なことがいっぱいありましたね。――それは、島に許されたみたいな感じなんですかね?許されたかどうかはわかんないですけど、でもちゃんと島尾敏雄さんとミホさんという2人のことを撮っていいんだよ、と言われてる感じがしました。2人だけでなく、島が主役になった作品だと思います。島の子供たちを始め、地元の方々にも出ていただいて、島がちゃんと映っている作品になっていると思います。――今まで、永山さんは満島さんとの共演は何度かありましたが、満島さんは、奄美にルーツもあるということで、この作品では何か違う部分がありましたか?初日に奄美に入って、ホテルのロビーでスタッフさんたちとしゃべってたときに、満島さんもやって来たんですけど、島にいる鳥の鳴き声の話なんかをしていました。満島さんは、製作のスタッフさんと一緒に島をまわって、いろんなことを聞いていたんですね。そのときに、今まで共演してたときとは顔が違うなと思いました。撮影に入ってからもどんどん顔が変わっていって。僕自身の顔もポスターのビジュアルを今見てみると、ぜんぜん違っているなと思いますからね。――この作品は、演技をする上で何かターニングポイントになったのかと思いますが。すごくいい経験をさせてもらったなという感じがあります。なにか、演技をするときに大事にしないといけないものがわかった現場だったなというか。――それって、何だと思われますか?これはもう感情的なもので、たぶん口で説明しても伝わらないものなんだろうなという感じなんです。――私も聞いておいてなんですが、そういう答えでよかったと思いました。みんなに足りないものはこれだよとか、これがあったらいいですよというものでもない感じですからね。人からしたらくだらないことかもしれないし、何も響かないかもしれないけど、俺がそこで感じたことだからって。そういうの、みんなにもあるんじゃないかと。それがたまたま、このタイミングで、僕にはあったという。この作品に対しても、こうだから観てくださいってはっきりとは言えないんですけど、見てもらったら、何かが残っていく作品にはなってるんじゃないかと思います。<著者プロフィール>西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。(C)2017 島尾ミホ / 島尾敏雄 / 株式会社ユマニテ
2017年07月26日『居酒屋ふじ』は実在する居酒屋を描いた、永山絢斗さん、大森南朋さん主演のドラマ。出演する飯豊まりえさんに、作品について聞きました。物語の舞台は東京・中目黒に実在する伝説の居酒屋『ふじ』。永山絢斗さん扮する若手俳優の西尾が、本人役で登場する大森南朋さんをはじめ、常連客の著名人たちに叱咤激励されながら夢を追い続ける姿を描く。「原作小説は前から面白そうだなって思っていたんですけど、まさかふじが実在のお店だとは知らなくて。撮影最終日に連れていっていただいたのですが、本当に美味しくてびっくりしちゃいました!劇中には実際にふじの常連客だった方々が本人役で多数ゲスト出演されるので、そこも見どころのひとつです!」飯豊まりえさんの役どころは、西尾がインスタグラムで一目惚れをする“くじらちゃん”こと鯨井麻衣。「くじらちゃんは私と同じ典型的な現代っ子なので、とても演じやすかったです。劇中に登場するくじらちゃんのインスタには、本物の私のインスタの写真が交ざってるんですよ。これ、裏話なんですけど(笑)」二人は西尾がインスタグラムに書き込んだコメントをきっかけにふじで出会い、徐々に距離を縮めていく。「西尾さんのように、一生懸命だけどどこか決まってない感じの人って、私自身もすごく好きです(笑)。実は絢斗さんには勝手に怖いイメージを抱いていたんですけど、実際はとても優しくて、こういうお兄ちゃんがいたらいいのになぁって思ったほど。でも、一緒の撮影2日目の朝イチから肌を密着させて踊るチークダンスのシーンがあって、それはなかなか強烈な経験でした(笑)」物語を彩るのは、お笑い芸人の鉄拳さんがイラストに描き起こした、今は亡き名物店主“おやじ”の豪快すぎるエピソードの数々。「おやじさんの昭和のエピソードに登場するものは、駅の伝言板とかラジカセとか、平成生まれの私には使い方すらわからないものが多くて。もしかしてこれがジェネレーションギャップってやつ!?って思うことが撮影中に何度もありました(笑)。でも、どれもこれも心に響くお話ばかり。きっと西尾さんのように夢を追いかけてる人は、経験豊富なおやじさんや常連客の方々の言葉に励まされるはずです」いいとよ・まりえ1998年1月5日生まれ、千葉県出身。女優。TBS系ドラマ『マジで航海してます。』W主演(MBSは毎週月曜24時50分~、TBSは火曜25時28分~)、dTV『パパ活』に出演中。ビジューブラウス¥53,000ダメージデニム¥35,000(共にMSGM p.m./アオイTEL:03・3239・0341)リング¥32,000(ALANDALA/ALANDALATEL:03・5708・5747)『居酒屋ふじ』昭和が息づく小さな居酒屋に集う人々の物語。原作は栗山圭介の同名小説。主演は永山絢斗、大森南朋。篠原涼子、大杉漣、水川あさみほか、本人役で登場するゲストにも注目。毎週土曜24時20分~、テレビ東京系にて放送中。※『anan』2017年7月19日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年07月16日女優の満島ひかり、俳優の永山絢斗が27日、都内で行われた映画『海辺の生と死』(7月29日公開)完成披露舞台あいさつに出席。約1年前に一部で熱愛が報じられた2人が、公の場で初めての2ショットを披露した。同映画は、「死の棘」などで知られる小説家・島尾敏雄と、その妻で同じく作家の島尾ミホの出会いを描いた恋物語。敏雄の作品「島の果て」と、ミホの「海辺の生と死」を主に原作とし、奄美大島・加計呂麻島で撮影を敢行した。ミホがモデルとなったヒロイン・大平トエを演じており、満島にとって『夏の終わり』以来、4年ぶりの単独主演作となった。永山は、トエの恋人で敏雄をモデルとした海軍特攻艇隊の隊長・朔(さく)中尉役を担当。私生活と役柄ともに"恋人役"となっている。「満島家は奄美の出身」という満島は、"故郷"での撮影を「ちょっと不思議でしたね。方言も歌も耳なじみがあった。私は13歳に上京したのですが、13歳からの生活をやり直しているようでした」と懐かしげに回想。また、ミホという役柄は「愛に生きた方だと思う」と分析し、「ずっと彼女の居場所は愛だけだったんじゃないか。私自身が同じようなところがあるので、近いなぁと思ったり」と語った。実在する人物を初めて演じたという永山は「なかなかもう少し深い所にいける努力ができるものだな」といい、「島のどこにでも敏雄さんの名前があって、ピースがたくさん落ちていたので助かりましたね」と振り返った。舞台あいさつ終了後、一部で破局危機が報じられていた永山と満島に交際についての質問が飛んだ。2人ともそれぞれ立ち止まり、永山は無言で笑顔。満島は手で"OKサイン"のような形を作り、永山と同じく笑顔を浮かべていた。そのほか井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種、越川道夫監督も登壇した。
2017年06月28日「交際発覚から1年が経ちますが、満島さんと永山さんの関係に“危機”が訪れているそうなんです……」(芸能関係者) 7月29日公開の映画『海辺の生と死』で共演している満島ひかり(31)と永山絢斗(28)。共演をきっかけに交際へと発展した2人。そんな思い出深い映画の公開を目前に、冒頭のような“不穏な声”が聞こえてきている。 「最近、『永山さんが荒れているみたい』という声を聞くんです。あるときは永山さんが『俺はもうダメだ』と言っていたという話、またあるときは彼がふさぎ込んでいたという話。もともと彼には役柄に入り込むストイックなところがあるのですが、後で『満島さんとの関係がうまくいっていないらしい』との噂を聞いて妙に納得しました」(前出・芸能関係者) 熱愛が発覚したのは、昨年5月。満島のマンションに永山がお泊りする様子を、『FLASH』が報じた。昨年1月に満島は映画監督の石井裕也氏(34)と離婚。つらい時期を支えたのが、3歳年下の永山だったという。だが家族公認状態だった2人は、昨年7月から“遠距離生活”に。永山がNHK朝ドラ『べっぴんさん』撮影のため、大阪で暮らし始めたのだ。 「それでも2人は東京と大阪を頻繁に行き来して愛を育んでいたそうです。しかし昨年10月から『べっぴんさん』のオンエアが始まり、永山さんは撮影に没頭。満島さんも舞台『かもめ』の稽古が始まったため、会える時間が少なくなっていきました」(テレビ関係者) そうして会えない時間が続くなか、2人の間に亀裂が生じる“半年前のある事件”が――。 「昨年12月上旬、満島さんと永山さんが大ゲンカしたんです。お互い何とか時間を作って、ようやく会う約束をしていた。なのに永山さんがそのデートを大遅刻してしまったのです。永山さんは前日も夜遅くまで撮影だったらしく、寝坊してしまうのも仕方ないのかもしれません。しかし満島さんは『やっと会える』と、朝から楽しみにしていました。そのため『もう待つ女は嫌!』とばかりに怒りを爆発させてしまったそうです」(前出・芸能関係者) 2人の関係が“微妙”な状態のまま、満島はドラマ『カルテット』(TBS系)に出演することに。永山も『べっぴんさん』は2月にクランクアップしたが、3月からNHKドラマ『みをつくし料理帖』に出演している。やきもきしながらの “すれ違いの日々”が続いた。 「このときも“復縁”のため、今年4月ごろに旅行へ出かける計画を立てたと聞きました。しかし2人の仕事が切れ目なく続き、計画も中止になってしまったそうなんです。結局2人の“亀裂”は埋まらず、すでに破局してしまったとも聞きました」(前出・芸能関係者) 永山が荒れていたというのは、ちょうどこのころ。だが2人を知る関係者はこう明かす。 「6月上旬に永山さんと会ったのですが、『最近も食事をした』と嬉しそうに話していました。2人とも超多忙なので、物理的に会える時間は多くないかもしれません。ただそれでも今までどおりお互いをリスペクトし合う関係を続けています。今も破局はしていませんよ」 11月で32歳を迎える満島は永山との思い出の映画『海辺の生と死』について「人生観を揺るがすような作品」と語っていた。その公開が、2人の絆を再び固くしてくれるのだろうか。
2017年06月27日先のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロイン(芳根京子)の夫役を好演した注目の若手俳優・永山絢斗と、『アウトレイジ 最終章』への参戦も発表された実力派俳優・大森南朋がW主演を務める土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」が、7月にスタート。放送1週間前からAmazonプライム・ビデオにて独占先行配信されることになった。若手俳優の西尾栄一(永山さん)は、死体役しかまわって来ない現状に苦しんでいた。うさ晴らしに飲んで帰ろうと中目黒をさまよっていると、最近気になっている“kujira”という女の子のインスタグラムに、見覚えのある「居酒屋ふじ」の写真がアップされる。向かってみると昭和風情の渋い佇まい。だが店内に入ると、外観からは想像もつかないほど有名人のサイン色紙で壁と天井が埋め尽くされていた。しかも、客の中には、俳優の大森南朋(本人役)の姿が…。本作は、東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」に引き寄せられた、イマイチ人生がパッとしない売れない若手俳優・西尾栄一が、大森南朋をはじめ、実名で登場する常連客の著名人から語られる言葉や、「ふじ」の“おやじ”が残した豪快な逸話に刺激を受け、泣き、笑い、挫折を感じながらも、ふたたび夢を追い始める姿を描いた人情味溢れるヒューマンドラマ。フィクションとリアリティーが融合し、大森さん以外にも数々の著名人が本人役で登場するという。ドラマの原作となるのは、「居酒屋ふじ」の店主で、2014年に惜しまれながらもこの世を去った “おやじ” の半生を描いた同名小説(講談社刊)。劇中のセットは、「ふじ」の店内を本物そっくりに再現しており、ドラマに登場する料理の数々は、実際に常連たちが舌鼓を打った店で出している名物メニューとなるという。W主演を務める永山さんと大森さんは、民放連続ドラマでの主演は初めて。また、2人は「親父がくれた秘密―下荒井5兄弟の帰郷」(’12年/テレビ東京)以来、5年ぶりの共演となった。永山さん演じる売れない俳優の西尾を、「かつての自分を見ているようだ」と可愛がる本人役の大森さん。ドラマのエンディングテーマは、大森さんがボーカル&ギターをつとめるバンド「月に吠える。」の「夜の雲」に決定!思わず夜の雲を見上げたくなるようなゆったりとした大人のバラードが、ドラマの情感をいっそう深めてくれそうだ。倉地雄大(テレビ東京 編成局ドラマ制作部)プロデューサーは、「居酒屋ふじ」について「10人も入ればぎゅうぎゅう詰めのこぢんまりとした店内に、四方八方びっしりと貼られた有名人のサイン。ふと店に入ると、お母さんの作る美味しくてどこか懐かしい家庭料理と酒、“酔わせてくれる”雰囲気に、ついつい時間を忘れてしまう…」そんな空間であると説明。西尾を演じる永山さんを、「喜怒哀楽の表情が抜群に素晴らしいです。彼の真剣で真っ直ぐな目には、『売れてやろう!』と必死に東京でもがく西尾の“芯の強さ”が表れています。そうかと思えば、ニコッと笑ったときの屈託のない笑顔は、誰が見てもたまらなく可愛い」と語り、その魅力に太鼓判。また、大森さんは「実際の『ふじ』に通う常連客!」だそうで、「大森さんの思い出も、物語に散りばめさせて頂きながら、『バイプレイヤーズ』に続き、本人役でのご出演です。30年以上多くの人に愛され続けているこの店に、見ている人も一緒になって杯を重ねているような感覚になってもらうために、今回はお店を忠実に再現しました」とアピールした。永山さんは、「豪華なゲストの方々に毎話出演していただいたり、 オーディションやワークショップなど、普段見せることのないシーンが台本に溢れているので、よく辱しめを受けたり(笑)、日々刺激的な撮影をしております」と気になるコメント、「どうか『気楽』をみなさんに届けられますように」と語る。大森さんは、「僕は『ふじ』に通っていましたが、現場のセットがお店をすごく忠実に再現されていて。観ている方は実際のお店で 撮影していると思うんじゃないですかね」とコメント。「最近 テレビ東京さんで流行っている、大森南朋役の大森南朋という本人役ということなので、佇まいは、普段っぽい感じが出せればいいな」と話し、「バイプレイヤーズ」に続くフィクションとリアリティーが融合した人情ドラマに期待を込めている。土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」は7月、毎週土曜 深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月02日満島ひかりが『夏の終り』以来4年ぶりの単独主演を果たす映画『海辺の生と死』に、永山絢斗が追加キャストとして出演することが決定。併せて、本作が7月29日(土)に公開されることが明らかになった。昭和19年(1944年)12月、奄美カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)。国民学校教員として働く大平トエは、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長 朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合い、互いに好意を抱き合う。島の子どもたちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれていく。やがて、トエは朔と逢瀬を重ねるようになる。しかし、時の経過と共に敵襲は激しくなり、沖縄は陥落、広島に新型爆弾が落とされる。そして、ついに朔が出撃する日がやってきた。母の遺品の喪服を着て短刀を胸に抱いたトエは家を飛び出し、いつもの浜辺へと無我夢中で駆けるのだった――。本作は「死の棘」の作家・島尾敏雄と妻・ミホが、それぞれに出会いのエピソードを綴った小説「島の果て」と随筆集「海辺の生と死」が原作。2人が出会い、永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描いた「死の棘」へと続く愛の物語。島尾ミホさんをモデルとしたヒロイン・大平トエを満島さんが演じ、彼女が加計呂麻島で過ごした青春期と人生を決定づけることになった恋を、その真っ直ぐな存在感で体現している。満島さんは、「島に棲む、人間の姿をした狗神のような女が、内地から特攻艇に乗るため、島へやってきた男と鮮烈に出会いました。女は自然を愛する男に狂うほどの恋をし、男はその女の海ほど深い愛にのみこまれてゆきます。この作品は、『愛vs戦争』の話だと思います。自然の愛おしさと恐さ、現実のぬるさと心地よさ。みた人が何かに“気づく”映画、かな」と本作をふり返る。そして新たに発表された永山さんが演じるのは、トエの恋人で島尾敏雄さんをモデルとした朔中尉。連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインの夫役を演じ、お茶の間の好感を得ている永山さんが、本作では文学三昧の生活から突然特攻艇隊隊長に任ぜられた、一人の青年の生きる姿を演じる。永山さんは、「どの島とも異なる、独特な雰囲気を持つ奄美大島加計呂麻島で送った撮影の日々に、監督・共演者・スタッフ・出会うことの出来た全ての皆さん、海に・砂浜に・動物たちに・たくさんの緑に、そして島尾敏雄さん島尾ミホさんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と撮影をふり返り、「朔という一人の男の胸の内の葛藤に、僕自身も苦しみ、心が同じように高鳴って、幸せを感じることが不思議なまでに出来ました」と撮影中は完全に役に入りきっていた様子。また「僕の中で朔という男は、いまでも軍服を着たままの姿で、壁一枚隔てたすぐ向こう側にいるように感じるのです」とコメントしている。そのほか、島で慈父(うんじゅ)と慕われるトエの父親役に大ベテランの津嘉山正種、朔中尉の部下・大坪役には『帝一の國』『あゝ、荒野』の公開が控える期待の俳優・井之脇海、自分より若い上官に鬱屈した表情を見せる兵士に『ローリング』の川瀬陽太と実力派の参加も決定した。『海辺の生と死』は7月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年03月29日俳優の永山絢斗が、篠原涼子主演の映画『アンフェア the end』(9月5日公開)に出演することが、このほど発表された。永山は、実兄で俳優の瑛太がTVドラマシリーズで篠原演じる主人公の刑事・雪平夏見の相棒を演じていたこともあり、その役どころに注目が集まる。そのほか、EXILEのAKIRA、俳優の吉田鋼太郎らが追加キャストとして発表された。2006年1月期に連続ドラマとしてスタートした『アンフェア』。予測不可能なストーリー展開と、篠原をはじめとする個性的なキャストが作り出す世界観が視聴者に支持され、2本の劇場版も製作された。『アンフェア the end』は、興行収入23.4億円を記録した前作『アンフェア the answer』の4年後を描いたもので、10年に及ぶシリーズの完結編となる。永山が演じるのは、雪平の協力者となって国家の謀略者を暴こうとするシステムエンジニアの津島直紀。ドラマ放送時は高校生だったという永山は、「まさか自分が関わることになるとは思っていなかったのでびっくりしています」と出演を喜び、共演した篠原について、「現場で初めてロングコートを着て、話している姿が僕も知っているカッコいい雪平さんだったので、なんだかうれしかったです」と話す。「現場を離れて普段お話しするときにはすごく優しい方で、まるで子供のように扱われてます(笑)」とチームワークのよさを明かした。TVドラマシリーズで雪平の相棒・安藤一之を演じていた俳優・瑛太に続く兄弟でのキャスティングに、製作サイドは「10年前の瑛太さんとの因縁を感じるが、今の永山さんにしか表現できないナイーブな役を魅力的に演じてくれている」と、その演技を絶賛している。EXILEのダンサーとして活躍する一方、初の主演映画『ちゃんと伝える』で第19回日本映画批評家大賞新人賞を受賞するなど俳優としても評価を高めているAKIRAは、本作で重要な鍵を握る人物、最高検察庁監察指導部の武部将臣役。『アンフェア』のことは、「何よりも一人ひとりのキャラクターが濃くて素晴らしい」と評する。最高検のエリートという今までにない役柄について、「作品同様にとても振り幅のある役になっていると思いますので楽しみにしていただければ幸いです」と意気込んでいる。さらに、犯人探しに執念を燃やす検察庁の特捜部長役を、昨年は7本ものTVドラマに出演するなどブレークを果たした吉田鋼太郎が務める。NHK連続テレビ小説「花子とアン」では、粗暴で不器用だが実は情に深い実業家を演じ、視聴者に強いインパクトを残した。今回はその怪演で、雪平と津島を追い詰める。ネイルガン殺人事件(「the answer」)から4年が経過。国家を裏で操る権力組織の機密データを手に入れた雪平は、反撃の機会を探っていた。そんな中、ある転落死体が発見された。死体は、前作の黒幕・村上克明検事(山田孝之)だったことが判明する。雪平が現場で見つけた栞には「アンフェアなのは誰か?」の文字が。それは、10年前から始まる一連の事件で使用されたものと同じくメッセージだった。さらには、その犯人たちを結びつけていた闇サイトも復活。そのサイトの最後の一文には「雪平の復讐が始まる」と書かれていた。
2015年02月20日俳優の永山絢斗、高橋一生、女優のハマカワフミエが14日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW『モザイクジャパン』の記者会見に出席した。坂元裕二脚本、水田伸生演出による同ドラマは、セックス産業で潤う田舎町を描く社会派エンタテインメント作品。東京の証券会社をリストラされた理市(永山)は帰郷して、新鋭企業・GALAXYZに再就職する。しかし、アダルトビデオを手がける会社だったため、オフィス内やトイレなどいたるところで"絡み"の撮影が行われ――というストーリーで、ドラマは18日23時から毎週日曜放送(全5回)。撮影が楽しかったと言う主演の永山は、「凝り固まった世の中をすり抜けて、爆弾を投下するような作品。(演じるのは)怖かったけど、自分の中でも冒険だったし、新しい向き合い方ができた」と満足げな笑みを見せ、ヒロインの座を射止めたAV女優役のハマカワは、「終始楽しくやらせていただきました。難しい題材だったけど、スタッフも役者も何とか良い作品にしようと一体感のある現場でした」とにっこり。会見には、演出の水田監督も出席したが、「中身を知らないで引き受けたけど、脚本を読んで『しまった!』と。本当に難しかった。もう嫌だ」とこぼしつつ、「いつもより一生懸命やってしまった。みんなで心を合わせて作った」と胸を張った。ドラマの中では様々なセックスシーンが描かれるが、永山は"男体盛り"に挑戦しており、「マグロの頭が冷たいし、両手両足には手錠が掛けられてて。お腹を壊したけど、良い経験になりました」と苦笑いで振り返り、モザイクをかけたいシーンを聞かれると「何個もあるけど……、ハメ撮りシーンは照れくさい。ハメ撮りはやったことが無いから、練習も出来ないし」と赤裸々に語る場面も。そんな過激シーン連続の撮影について、GALAXYZ社長役の高橋も「宮地真緒さんにシャンパンを口移しするシーンで、勢い余って絢斗くんにキスしちゃった。すごく嫌そうな顔してたので、申し訳無い」とエピソードを明かして謝罪すると、永山は「おいしいシャンパンでした」と苦労を共にした同志を労っていた。
2014年05月15日永山絢斗を主演にAV業界の裏側を描く、WOWOWの連続ドラマW「モザイクジャパン」。このほど“AVは、天国も地獄も見せてくれる。”というキャッチコピーに相応しく、嬉し苦しいといった表情で永山さんが女性7人のセクシーな美脚に埋もれる、本作のポスター・ビジュアルが公開された。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)は、地元に帰郷。両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ「(株)GALAXYZ」への再就職を果たした。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、何とアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業。職場には短すぎるスカートの制服を着た美女があちこちに…。理市はその中で一際純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは実は全員AV女優で、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで“絡み”の撮影が行なわれていた。理市は、このセックス産業で潤う田舎町で、破滅・成功・絶望・快楽のすべてを経験していくことに――。今回のポスター撮影は、都内スタジオで7人の女性モデルを起用して行われた。14本の女性たちの手や脚が絡まり合う中に永山絢斗さんが埋まったところを、真上から撮影するという一発撮り形式で行われ、完成した絵はまさに“欲望の渦”に飲み込まれていくかのような仕上がりとなっている。アートディレクションを担当したのは、連続ドラマW「私という運命について」やNHKの連続ドラマ小説「あまちゃん」のポスターデザインなども手がけた吉良進太郎氏(GINYU FORCE)。撮影を担当したのは、広告やファッション写真界の第1人者・下村一喜氏だ。今回の撮影について、永山さんは「クランクインをする前のポスター撮りでした。当日現場に行って女性たちが裸にガウンを着ているのをみて、『いよいよドラマが始まるんだな』と緊張で胃の奥のほうがキュッとなりました。でもそのおかげでいいスタートをきれた気がしています」と当時をふり返っている。また、本作の“AV女優”役には新鋭女優・ハマカワフミエや『白ゆき姫殺人事件』にも出演中の実力派・宮地真緒らが出演しており、女優たちの体当たりの演技にも注目だ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)より毎週日曜23:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年05月09日永山絢斗・主演、「Woman」「Mother」の坂元裕二・脚本&水田伸生・演出でAV業界に乗っ取られた田舎町を舞台に贈る問題作、連続ドラマW「モザイクジャパン」から、5月18日(日)より放送の第1話の場面写真が到着。また、本作でAV女優役に抜擢された新鋭・ハマカワフミエと、『白ゆき姫殺人事件』にも出演中の実力派・宮地真緒からコメントが到着した。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)は、地元に帰郷。両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ「(株)GALAXYZ」への再就職を果たした。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、何とアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業。職場には短すぎるスカートの制服を着た美女があちこちに…。理市はその中で一際純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは実は全員AV女優で、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで“絡み”の撮影が行なわれていた。理市は、このセックス産業で潤う田舎町で、破滅・成功・絶望・快楽のすべてを経験していくことに――。これまで一切の本編映像が公開されることのなかった本作だが、今回解禁されたのは、3枚の劇中ビジュアル。困惑の表情を魅せる永山さんの背後では、もしや“絡み”の撮影真っ最中!?そんな永山さん演じる主人公・理市が思いを寄せる桃子役ハマカワさんも、妖しげな表情で何者かを見上げている。また、高橋一生演じる若き社長・九井とNO.1AV女優役を務める宮地さんもただならぬ雰囲気の様子で、R15+指定相当ドラマとあって、禁断のシーンばかりだ。さらに、本作でオーディションを勝ち抜いた新鋭女優・ハマカワさんは、「悩みました。AV女優という、あまりに遠く離れたところで生きている桃子という役を私が生きられるのか、不安でした」と、ヒロインに決定直後の気持ちを語る。「ですが、脚本を頂いて考えが変わりました。桃子が、面白い。台詞も言動もとんちきながら、最後まで読み終わったころにはもう、桃子をどこか遠くの人と感じなくなっていました。一筋縄では行かない物語と、なんだかちぐはぐな理市との行く末、見守って頂けたら幸いです」とコメントした。また、九井社長の愛人でNo.1女優・美織を演じた宮地さんは、「この作品の台本を読んだ時、『絶対にやりたい!』と思いました。刺激的で、ブラックで、カオス。こんなに面白い台本に出会えるなんて!美織さんという役で、色んな意味で一皮も二皮も剥けてしまうような、そんな素敵な感覚の中でお芝居できていることを、とても嬉しく思います」と、体当たりで挑む本作への意気込みを語っている。さらに、特設サイトでは、劇中の映像を使用した予告編が本日4月27日(日)深夜0:15から解禁となる。田舎町を乗っ取った不気味なAV企業の内部を覗いてみて。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)23:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月27日「Woman」「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二が、永山絢斗を主演に迎え、WOWOW連続ドラマWに初参戦。“AV業界”の裏側に踏み込んだ、社会派エンターテインメント「モザイクジャパン」を手がけることが明らかとなった。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)。仕方なく帰郷すると、なぜか、故郷の町全体が明らかに色めき立っていた。理市は両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ(株)GALAXYZへの再就職を果たす。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、実はアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業だった!職場には短すぎるスカートの制服を着た美女ばかり。理市は、その中でひときわ純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは、全員AV女優。就業中もオフィス内やトイレなど、いたるところで絡みの撮影が行なわれていた。理市はこのセックス産業で潤う田舎町に巻き込まれ、破滅、成功、絶望、快楽のすべてを経験していくことに――。リアルで心の痛いところを突き刺すセリフや緻密な物語展開で知られる、脚本家・坂元裕二が、R指定の本作で手がけるのは、セックス産業で潤う田舎の街を舞台にあぶり出す、“モザイク”にかかったAV業界、ひいては深い人間心理や日本社会の暗部だ。主演は、映画『クローズEXPLODE』『ふがいない僕は空を見た』などで知られる若手実力派俳優・永山絢斗。さらに、連続ドラマW「ヒトリシズカ」などに出演した高橋一生ら、魅力的なキャストが斬新なテーマに臨む。オーディションを勝ち抜き、AV女優役として体当たりの演技に挑む新人女優たちにも注目だ。主人公・常末理市を演じる永山さんは、「帰郷し親しかった人々の変化に感じる葛藤や、AV業界で仕事をしていく上で生まれる失望感、恋愛を交えて出る向上心などを誠実に演じたいと思っています」と意気込む。そして、「素晴らしい脚本に色を付け、自分で自分にかけてしまっているモザイクを取り除くことが出来たら、僕も少し成長出来るかもしれません」と、本作のテーマに斬り込む深いコメントを寄せてくれた。また脚本を手がける坂元さんは、「テレビ番組作りの原点とは、誰もが興味を持っているけど、誰も知らないことを、誰でも見れる場所にさらけ出すことと考え、アダルトビデオの世界で取材を重ねました。結果、150分中、140分はWOWOWでしかできないであろうドラマとなりました」と語っている。「幾重にも重ねられたモザイクを消しながら私たちが見つけたものは、この国の社会システムそのものでもあります。モザイクとは何か、モザイクの向こうには何があるのか。ないのか、そんなことをこの物語の中で考えていただければと思います。『モザイクジャパン』というタイトルですが、内容にはモザイクをかけていません」。そんな坂元さんの意欲作を演出するのは、映画『なくもんか』『謝罪の王様』などを手がけ、坂元さんとはドラマ「Mother」「Woman」などでもタッグを組んできた水田伸生。「坂元さんの着眼点に驚かされ、感服している。今回は感服を超えて、驚愕だわ…。こりゃ、民放地上波ではできないわ…。やると決めたWOWOWも凄いわ…。私は、坂元裕二さんとWOWOWに鍛えられている」とコメント。「空飛ぶタイヤ」では自動車業界を、「パンドラ」では製薬業界を、「震える牛」では食肉偽装問題など、民放では扱えない様々なテーマに果敢に挑んできたドラマW。今回も、一筋縄ではいかない社会派ドラマとなりそうだ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)夜11:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月03日建築家・永山祐子の展覧会「建築から始まる未来-豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ-」が、東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催されている。11月24日まで。入場無料。本展では、今夏永山が手掛けた瀬戸内海周辺での二つのアートプロジェクトを、映像や写真、建築模型を用いて紹介。建築やアートのエネルギーによる地域再生を目指し、新たなコミュニティーを創造する取り組みとして話題となったプロジェクトのビジョンを提示する。一つ目の「豊島横尾館」は、現代美術家の横尾忠則の絵画作品「原始宇宙」の平面作品11点と、円塔の中や庭園でのインスタレーション作品、建築と一体となった美術館。もう一つの「AT ART UWAJIMA 2013」からは、作家の司馬遼太郎らが滞在したことでも知られる1911年創業の宇和島の老舗の「木屋旅館」をリノベーションするというアートプロジェクトを紹介。畳の一部をアクリル板にし、欄間(らんま)や壁、天井などに漫画家・ほしよりこが書く小説に基づき現代美術家の束芋が制作した映像が映し出された。他にも、宇和島のアーケードにある文具店をリノベーションしたプロジェクトや、 理想の街をつくる観客参加型の展示も登場する。会期中の11月17日には、永山と束芋によるトークショー「建築×アートの可能性」も開催。司会は、アートダイナミクスの生駒芳子が担当する。また関連商品の販売も実施。「AT ART UWAJIMA 2013」のために書かれた、ほしよりこの小説「そういう事がずっと続く」(700円)、束芋デザインの「宇和島Tシャツ」(2,500円)、宝飾品にならない真珠を蘇らせた「リパール」で作った、ほしよりこ、束芋、永山祐子監修のオリジナル限定商品などがそろう。
2013年11月08日暴力にまみれた男たちの日常を描いた『ハードロマンチッカー』が11月26日(土)、公開初日を迎え、東京・丸の内TOEIにて主演の松田翔太を始め、永山絢斗、柄本時生、遠藤要らキャスト陣に加え、グ・スーヨン監督が舞台挨拶に登壇した。山口県・下関市を舞台に、在日韓国人2世の主人公・グー(松田さん)が、後輩が起こした殺人事件をきっかけに暴力団の抗争や暴走族、不良たちの暴力の連鎖に巻き込まれていくさまを激しい暴力と痛みと共に描き出す。松田さんは開口一番「お気持ち、お察しします」と、強烈なインパクトが残る本作を鑑賞し終えた客席に語りかけ、笑いを誘った。本作に出演した感想を問われると、「監督やスタッフの方々が自分たちの美学を追及しようという人たちだったので、参加できてすごく面白かった」と述懐。さらに演じたグーについて「自由に映画の中でちゃんと生きられた」と満足そうな表情を浮かべた。一方、本作でこれまでの爽やかなイメージとは異なる役に挑戦した永山さんは「いままであまり体験したことがないような、男っぽい現場でした。完成した作品も僕が好きな男らしい作品でした。参加できてうれしかったです」と真摯な表情でふり返った。松田さんとは普段から交遊がある間柄だそうだが、今回の共演を通して「集中力の高め方とか、撮影までの(気持ちの)持っていき方とかいろいろ勉強になりました。翔太くんとはこの世界に入る前から仲良くさせてもらっているのですが、でも現場ではまるで別人で、“鬼”のようで…」と“俳優”松田翔太のプロ意識に圧倒されたことを明かし、会場を沸かせた。グ―に憧れる後輩役を演じた柄本さんは、現場で脚本を急きょ変更されたそうで、「最後は最悪な奴になってた」と苦言を呈したが、これに対して「最初はいい人だと思ってたんだけど、(柄本さんが)実際そうではなかった」(スーヨン監督)、「僕らも『やっぱりな』と納得でした」(松田さん)と逆襲を受ける羽目に。また、本作の一番の見どころとなる喧嘩シーンでグ―と壮絶な殴り合いをした遠藤さんは「10秒くらいしかないシーンを撮るために3分間も殴り続ける演技をしてたんですが、実際に翔太くんの顔を何発か殴ってしまって…」、さらには「リアル(な喧嘩シーン)を求めすぎて、壊してはいけない物を壊してしまって、美術スタッフさんに本気で怒られました(笑)」と勢い余ったエピソードを明かし、観客を驚かせた。最後に、松田さんは「こういう方向からの映画というのもアリかと思っていただいて、日本映画がもっと自由でたくさんの表現が生まれるように、みなさんも一緒に盛り上げてください」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。『ハードロマンチッカー』は全国にて公開中。■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会■関連記事:『ハードロマンチッカー』永山絢斗インタビュー“暴力”の渦の中で感じた自らの変化喧嘩で生きていく男たちの物語『ハードロマンチッカー』試写会に10組20名様をご招待【TIFFレポート】松田翔太、主演作上映前に「良くなかったら出てっていいです」金髪&傷だらけの松田翔太!『ハードロマンチッカー』衝撃的ポスターが到着
2011年11月28日永山絢斗と撲殺。何だか似合わない組み合わせだが、この男が暴力に次ぐ暴力の連鎖の口火を切る。目的はガールフレンドをボコボコにした不良への復讐。しかもターゲットは本人ではなく仇相手の祖母である。「あっという間に人の命を奪えるし、奪われちゃうものなんだなと思った」というのが“一線を越えた”永山さんの感想。決して出演シーンは多くないが、映画『ハードロマンチッカー』で永山さんは確実にこれまでとは違った新たな一面をさらけ出している。退廃の香りが漂う町で、暴力の果てに永山さんは何を見たのか?永山さん演じる辰による殺害シーンで幕を開ける本作。この事件が松田翔太演じる主人公・グーを始め、チョー高(朝鮮高校)の不良や暴走族、ヤクザや警察を巻き込んだ大騒動の引き金となる。だが当の辰は警察にしょっ引かれてもケロリとした様子。決して開き直っているわけではない。人ひとり殺したということの重大性を全く分かってないのだ。この一連のシーンにどのように臨んだのか?永山さんの“供述”を聞いてみよう。「そういうヤツっているじゃないですか?何となく(周りと)繋がっていて、そこでギリギリの生活を送っているヤツ。監督からは『辰は何も考えないで時間だけがどんどん過ぎて、気づいたらこうなってた男。自分が何をやっていたのかも全然分かってない』と言われました。警官に見つかったときに『ヤバッ』って言うんですが、最初にやってみたら監督が『そんな真面目にならないで軽い感じで』って。やることはやってるけど(笑)、どこかポップなんですよね。復讐のために緊張感持って忍び込んだけど、フッと緊張が切れた瞬間に相手に掴み掛られて、慌てて叩き落す、そして無我夢中で殴ってしまう。電気が点いたら我に返って『あれっ?』って感じで…。正直、(役柄と同じ)そのままの気持ちでそこにいられましたね。次どうしなきゃって考えずに自然にできました」。NHKの連続テレビ小説「おひさま」で井上真央演じる主人公の次兄を好演した永山さんだが、本作の撮影は「おひさま」出演の合間を縫って行われた。しかも、悪友の“共犯者”マサル役の柄本時生は「おひさま」でも共演した仲である。「『おひさま』の最中にこの作品に出られたというのは自分でもすごく楽しかったです。NHKで時生とも『明日から(映画の撮影)よろしくね』とか話してて、同じ便で向こうに行って残虐な暴力シーンを撮影して帰る…なんか変な感じでしたね(笑)」。実は、松田翔太とは「この仕事する以前から仲良くしてもらっている」という仲。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』に続いての“兄貴分”との共演は?「普段よく一緒に遊んだりしてる分、なおさら現場入ったときの緊張感、翔太くんの本番までの持っていき方とかは勉強になりました。正直、恐ろしくて視界に入れられなかったです(笑)。(視界に)入ってるけど見られないというレベルを超えてて…ワンシーンしか絡むシーンがなかったけど『すごいな』と。男でも好きになる、人としてすごいです」。「煮えきらないで暴力に走る10代の感じは、誰もが持っているものだと思う」と永山さん。クールな印象とは裏腹に、スクリーンの中を疾走する男たちの魂への共感を語る。「台本を読んだときからこの男クサさやギラギラ感をそのまま映画にしたらすごいことになるなと感じていました。男がヤワいって言われるいまの時代に、なかなかパンチのある男っぽい作品ができたなと。やっぱり男には男らしくいてほしい…まぁ、この男たちが男らしいかって言うとまた別ですが(苦笑)。男らしさ?うーん、何でしょう…。それが分かればおれも少しは男らしくなれるんでしょうけどね(笑)」。映画デビュー作『フレフレ少女』、初主演作『ソフトボーイ』など爽やかな好青年のイメージが強い。昨年公開された『悪人』では、どちらかと言うと観客の目線に近い位置、悪意を外側に立って眺めていた。今回、暴力の渦の中心に入り、改めて「命の“脆さ”“危うさ”を感じた」とふり返る。役柄を通じて自らに生じた内面の変化についても言及する。「映画をやると、やっぱりそこに引っ張られるところはありますね。毎回、役が自分に少しずつ足されて、積み重なっていく感じです。元の自分がどうだったかというのをあまり考えず、それが楽しいですね」。デビューから4年。こうしたインタビュー取材について「いまだに全然、慣れないです」と苦笑を浮かべつつ、今回の映画、そしてNHKの朝ドラを経て、この先の俳優としての自身の在り方についてこんな言葉も…。「今回、同世代の共演者も多かったんですが、俳優という仕事は『本番!』という声がかかれば芸歴とか関係ない世界。どんどん上の世代の人たちの背中を蹴っていきたいというか、『ちくしょう』と思わせるような芝居を見せていけたらいいなと思います」。内に秘めた熱い思いを垣間見せる22歳。「暴力」ではなく「表現力」を武器に歩み続ける。(photo/text:Naoki Kurozu)Hairmake:MiwakoTohyama(THYMON)/Stylist:Kikuchi Yohnosuke■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会■関連記事:喧嘩で生きていく男たちの物語『ハードロマンチッカー』試写会に10組20名様をご招待【TIFFレポート】松田翔太、主演作上映前に「良くなかったら出てっていいです」金髪&傷だらけの松田翔太!『ハードロマンチッカー』衝撃的ポスターが到着
2011年11月22日映画『マザーウォーター』(松本佳奈監督)の初日舞台挨拶が10月30日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、永山絢斗、もたいまさこらが出席した。ウイスキーしか置かないバーを営むセツコ(小林さん)、コーヒーカフェを開いたタカコ(小泉さん)ら京都に暮らす7人の男女の生活を見つめた群像劇。映画『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』といったシンプルなドラマを製作してきたプロジェクトシリーズの最新作。同シリーズを通じて美味しい食べ物を登場させてきたフードスタイリストの飯島奈美さんが本作でも腕をふるった魅惑のメニューに話題が集中。小泉さんは「グラタンを作る役で食べたんですけど、もたいさん(演じるマコト)の家の朝ごはんに呼ばれたいな、と思いました。今度、飯島さんの本が出たんですよね!」。本作までの4作に登場した料理レシピをまとめた「飯島風」(マガジンハウス刊)が先日発売されたばかりで、『めがね』からのシリーズの常連で今回、劇中でビーフカツサンドを食べる加瀬さんは「飯島さんの料理はホントに美味しくて、みなさんにも味わってもらいたいと思っていたので、本が出たといま、聞きましていいことだなと思います」と太鼓判。『めがね』に続いての出演となった光石研は、自身の撮影がない日でも「永山(絢斗)くんとビーフカツサンドをいただきに行きました。ひとりだと心細いしホントに食べに来ただけみたいになっちゃうので、いかにも現場を見る風にして…。ホントに美味しいんですよ」と告白。もたいさんから「かきあげの日(マコトの朝食)にも来ていましたよね!」と暴露され、「はい…」と頭を掻いていた。一方、この日は台風14号が関東地方に接近中とあって強い雨風に見舞われるあいにくの空模様。冒頭の挨拶で満場の観客に向かい、小泉さんが「あたしだったら絶対、家から出ない」と口火を切ると、市川実日子も「私だったら来ないんじゃないかな」、永山さんも「こんな雨の中、僕だったら外に出ない」と引きこもり派。一方、光石さんは「僕だったら傘を差して来たでしょう」、もたいさんは「槍が降ってもきます」と笑わせていた。『マザーウォーター』はシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開©プール商会マザーウォーター 2010年10月30日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010パセリ商会■関連記事:加瀬亮×永山絢斗×光石研インタビュー『マザーウォーター』ほのぼのメンズトーク小泉今日子『かもめ食堂』のシリーズに「ヘルシンキからいたような顔で」参戦市川実日子インタビュー京都で心地よく演じた“豆腐のような人”人気フードスタイリスト飯島奈美が『マザーウォーター』クッキーを初プロデュース!『かもめ食堂』チームに小泉今日子、永山絢斗が参戦今度の舞台は“京都”
2010年10月30日永山絢斗と北京五輪女子ソフトボール金メダリストの上野由岐子が6月19日(土)、東京・新宿バルト9で行われた映画『ソフトボーイ』の初日舞台挨拶で、開催中のFIFAワールドカップでオランダ戦を控えるサッカー日本代表にエールを送った。本作は、不純な動機でソフトボールの全国大会出場を目指した男子高校生たちの高校最後の夏を描く青春ストーリー。上野さんは永山さんや共演の賀来賢人、加治将樹ら男子ソフトボール部をビビらせる剛腕ピッチャーとして本人役で特別出演している。スポーツ繋がりと、数時間後に国内注目の試合を控えるとあってワールドカップの話題に。上野さんは「優勝候補と戦うわけですから、勝敗より、相手に気持ちで勝つ。というか、日本は絆で勝負するチームだと思うので、そういう試合をしてほしい」と世界舞台経験者ならではの重みのあるメッセージ。賀来さんらは「さすが、言うことが違う!」と唸った。『ソフトボーイ』キャスト陣からは代表して永山さんが「(初戦の)試合、見ました。勝ちましたね。嬉しかったです。みんな、勇気をもらえたりしたと思うので、今日も頑張ってもらいたいです。頑張ってください」と素朴な言葉ながら熱くエールを送った。一方で、上野さんは永山さんらのソフトボール選手ぶりに「練習を見させてもらったのは最初の頃だったと思いますが、正直、これでソフトボールの試合、できるのかな?と心配になりました。でも素晴らしい作品が出来上がってて、みなさんの努力を感じました」と太鼓判。永山さんらは「ありがとうございます!」と高校球児ばりにキリリと頭を下げ、さわやかな空気を醸した。ホラー畑で知られ、今回、青春モノの本格初挑戦した豊島圭介監督は「一定期間、本気になって過ごすって素敵じゃないですか?って映画を作ったつもりです」と仕上がりに自信をのぞかせていた。『ソフトボーイ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗インタビュー「“分かってることなんて何ひとつない”って感じですね」永山絢斗高校時代は「胸キュンばっかしていた」永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授
2010年06月19日永山絢斗が6月13日(日)、東京・銀座の東映本社で行われた主演映画『ソフトボーイ』公開直前トークイベントに、豊島圭介監督と出席。南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、翌14日(月)に初戦のカメルーン戦を迎える本代表にエールを送った。永山さん自身も小学校のときに「サッカーをやっていました」。ワールドカップの話題になると、「見ています」と話し、日本代表には「本当に頑張ってほしいですね」とエール。豊島監督も「作戦が決まらないとかいろいろ言われていますけど、(ミラクルが起こる)この映画みたいに、やってみないと分からない。結果は出てほしいですけど、外野の言っていることは気にせず、真剣に勝負してほしい」と言葉に力を込めた。本作は、佐賀県の高校であった実話の映画化で、“県内に男子ソフト部がないため部を作れば全国大会出場”という不純な動機でソフトボールを始めた男子高生たちの高校生活最後の夏を描いた青春ストーリー。この日は、現役女子高生40人が同作を鑑賞した。内容に引っ掛けて自身の高校時代の胸キュンエピソードを司会者から聞かれ、永山さんは「胸キュンですか?胸キュンって何ですか?」と照れつつ、「胸キュンばっか、していたんでしょうけど、思い出せない…手をつないだりとか」と甘酸っぱい思い出の一端を吐露。客席からは「可愛い〜」などの声が上がった。一方で質疑コーナーが設けられ、撮影中に一番印象に残ったエピソードを聞く質問に、「賀来(賢人)くんと加治(将樹)くんと3人で銭湯に行ったら、10分くらいで賀来くんが出て、すぐ僕が出て、加治くんもすぐ出た。結局3人とも長湯できないタイプだったっていう」と話し、会場の笑いを誘っていた。退場時には歌手、木村カエラと今夏、結婚することを発表した兄の瑛太についてコメントを求められ、祝福の言葉を口にしていた。『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?永山絢斗主演『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の人気曲に決定!
2010年06月13日永山絢斗&賀来賢人という人気若手イケメンコンビを迎えて贈る青春映画『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の「chance for you」に決定した。実話に基づいて作られた本作。高校最後の夏を迎え、自らの進路に思い悩むオニツカ(永山さん)と幼なじみのノグチ(賀来さん)は、県内に男子ソフトボール部を持つ学校が一校もないことをいいことに、創部、すなわち全国大会出場、イコール“ヒーロー&モテモテ”という不純かつ安易な動機で男子ソフトボール部の部員をかき集める。当初はキャッチボールすらまともに出来ない素人集団だったヘナチョコ男子たち。だが、徐々に本気でソフトボールに打ち込むようになっていき…。今回、主題歌に決まった「chance for you」は倉木さんの「みんなと一緒に歌える曲が作りたい」という思いから制作され、2005年にリリースされた6thアルバム「FUSE OF LOVE」に収録されている。親しみやすいメロディと「最初の一歩 踏みだしてみよう」、「傷つくことを 恐れず今は 勇気を持って」など、シンプルで優しく包み込まれるような歌詞が聴く者の心を掴み、ファンの間でも高い支持を集めている楽曲。今回、映画での使用が決まったのち、倉木さんは映画の完成前の映像を鑑賞、その後、映画のイメージに合わせてより爽快感を増したサウンドとしてレコーディングされた。倉木さんは、今回の主題歌決定に際し「『傷つくことを恐れず今は 勇気をもって』このフレーズは、『chance for you』という曲で、一番伝えたかったメッセージです。大事なときに支えてくれる仲間がいることの大切さ、ちょっと無謀だと思ってもやると決めた以上は信じて突き進む勇気、かっこ悪いくらい一生懸命頑張ることのかっこよさを、この映画が改めて教えてくれました。たくさん泣いて、たくさん笑って、二度と戻らないこのときを悔いのないように生きるって素晴らしいことですよね。この映画と主題歌『chance for you』が、新しいことにチャレンジするみなさんの、背中をそっと押す存在になれたら嬉しいです」と曲に込めた思いを語ってくれた。永山さんも「映画を初めて観たときに、エンドロールで倉木麻衣さんの曲『chance for you』を聴いて、この作品にぴったり合っているなと思い、とても感動しました。それに僕自身、この曲を聴いて元気をもらい、勇気づけられました。あとはこの作品がたくさんの人の心に届くことを祈ってます」とコメントを寄せている。1999年に17歳でシングル「Love, Day After Tomorrow」でデビューし、昨年12月にデビュー10周年を迎えた倉木さんが、自身のデビュー当時と同年代の10代の若者たちに熱いエール!『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!永山絢斗、金メダリストの剛速球に感動!初主演作『ソフトボーイ』撮影現場公開
2010年03月15日ソフトボールに燃える男子の姿を描いた青春ムービー『ソフトボーイ』の撮影現場が15日(火)、報道陣に公開され、永山絢斗に賀来賢人、そして本作で映画デビューを果たした北京オリンピックの金メダリストの上野由岐子らのコメントが到着した。“瑛太の弟”という枕詞はもはや必要なし!永山さんは、『フレフレ少女』、『罪とか罰とか』に続いての映画出演であり、初主演作となる本作では、真面目な学生生活を送るオニツカを演じる。上野さんとの共演に、永山さんは「上野投手を見て、単純に感動しました。こういう機会は2度とない経験だし、初めて見た球は強くて速かったです」と興奮気味に語った。初主演のプレッシャーについては「撮影前は、凄い緊張で、練習もソフトボー合宿をしたりと頑張りました」と語る一方、「オニツカ役は自分と重なる部分が多く、楽しんでやっています」と笑顔も見せた。男子ソフトボール部創設に燃え、周囲を巻き込んでいくノグチ役の賀来さんも、上野さんの投球を目の当たりにして「自分がいかにヘナチョコか思い知りました。僕らも頑張って、上手くならなきゃと思いました」とコメント。自身の役柄については「常にハイテンションな役なので、本番以外は、静かに過ごしています」とのこと。上野さんは、練習中のオニツカやノグチを剛速球でビビらせる豪腕ピッチャー役として登場する。この日はそのシーンの撮影が行われたが、「凄く緊張したし、笑いを耐えるのにも必死でした。今日の経験をソフトボールに例えると、新人一年生が初めてマウンドに立ったような心境です。ソフトは9人全員で行うものですが、今日は出演者、みなさんが支えてくれたと思います」とふり返った。そして「ソフトボールを映画として取り上げてもらって嬉しいです。これをきっかけにソフトボールブームを作りたい」とも。このメンバーのほかに、部のマネージャーを務めるヒロイン役に、現在公開中の『女の子ものがたり』にも出演している波瑠、さらにソフト部監督には大倉孝二と、フレッシュな顔触れとクセのある個性派俳優陣が顔を揃えている。映画は2010年の初夏、公開を予定。■関連作品:ソフトボーイ 2010年初夏、全国にて公開
2009年09月16日